生産者、作り手、食べ手のシアワセな関係目の前で一からつくる新鮮なパスタ自家製ハムのバリエーションの凄さ生産者、作り手、食べ手のシアワセな関係【パルコフィエラ】とは公平な場所を意味するイタリア語だそうで、生産者、作り手、食べ手のバランスが公平なことを望んで修行先のおばあちゃんにつけてもらったそうです。「でもイタリアで1年しか修行していないから、イタリア料理を名乗っちゃいけないって思ってて」とシェフの中條大輔さんは笑います。ちょうど1年ぶりに来ました。当時よりハムや調味料が増えている印象です。中條さんは、北海道の食材を中心に生産者の顔が見える料理を、自家製の珍しい調味料と独自の技術で出してくれます。とくに後半の自家製ハム、サラミなどは、イタリアのバーケル社のスライサーで丁寧に1枚1枚スライスされ、そのバリエーションの多さも驚きのひとつなのです。シャンパーニュでまずは喉を潤します。窓が開け放たれているので函館本線の列車の音がかなりうるさい(笑)。なんか不思議な感じです。最初はツブ貝と桃の前菜です。アスパラのピュレに入る肉厚のツブ貝は香り高く火が入り、酢酸発酵した桃はとろける甘さ。食感のコントラストがすばらしい。乗せられたストラッチャテッラやじゅんさいが爽やかさを後押しします。合わせるワインは基本的にナチュールで、パルティーダ・クレウスの「ビネッロ ブランコ」。スペインの白ですが、オレンジのニュアンスです。次に出てきた茶わん蒸し風の料理は、鱧のだし。焼いた茄子、毛ガニが入っていて、イカのしょっつるが効いています。コーンやハマグリの粉が風味を添えて美味。ゆっくりと味わっている間にシェフはパスタをつくりはじめました。目の前で一からつくる新鮮なパスタ目の前で丁寧に一からつくられるパスタは、乳酸発酵させたフルーツトマトに濃厚な玉子がからんだもの。それにからすみ、3年熟成のパルメジャーノがかかっています。生トマトを齧っているようなフレッシュなパスタには、南アの白。それからブルゴーニュはセクスタンの赤。果実味を感じる2017のヴィンテージは、トマトを引き立ててくれます。カウンター6席のみのこじんまりとしたお店ですが、シェフひとりでワイングラスの上げ下げまですべてをこなすので、時間はかかります。その分、お酒は進みますね。メヌキのソテーです。メヌキは北海道の金目鯛とも言われる高級魚です。ブイヤベースソースには発酵レモンとバターが使われています。ヤングコーンは蒸して髭の部分だけ油をくぐらせていて、パクチーとケールの粉がかかっています。全体が炭火の香りにつつまれていて、香ばしい一皿です。シェフはけっこう詰めて研究するタイプの人で、最近何をしているのかと訊いたら、ナノ粒子の水を使った昆布水やシイタケだしなどを研究中らしく、精度があがると何も手を加えない魚料理が出せそうだと語ります。ラングドックの赤が出てきて、栗山町の菅野牧園のいちぼの炭火焼です。万願寺が添えられています。経産牛だといいますが、すっきりとした味わいのものです。オリジナルのガストリックソースが梅風味で、マスタードもいい感じ。結構お腹がいっぱいになったかと思ったらシェフが一言、「はい、では前菜はおしまいです(笑)」。これはお決まりのセリフでしょうかね。自家製ハムのバリエーションの凄さ後半は自家製ハムのバリエーションを愉しみます。エミリア・ロマーニャの赤、「カミッロ ドナーティが」出され、自家製ハムが並びます。ハムは1枚1枚丁寧にスライスされ、手渡しされたりします。まずは余市の豚を使ったモルタデッラ。軽やかで何枚でも行けそうな感じ。「鹿児島のふくどめ小牧場のと食べ比べてみてください」ともう1枚。いいものは土地のものだけじゃなく広く取り入れたいとのことでした。そしてグアンチャーレ。薫り高い脂が優しくとけていきます。カチッと冷えたヴェネトの白、「ビアンコ・クレスタン」。余市のキュウリのフリットにまかれたスペック(燻製生ハム)も出てきます。シェフが土鍋を見せます。「そのうちここでシャリ切りとかやらかしそうで」と笑います。ご飯と生ハムも何かやるのかと思いきや、シェフはそれでモッツァレラをつくり始め、今度はそこにプロシュートを乗っけました。このへんは定番でしょうか。ワインはボジョレの赤、「フィリップ・ジャンボン」。そのあとチョリソーが3種類。薄くスライスされたチョリソーは後を引きます。最後に出たチョリソーにはニセコとフランスの唐辛子が使われていて辛い後味で終了。最後のドルチェは、その辛さを優しく包んでまろやかに開放してくれるミルクのジェラート、というよりはこれから流行るとも言われているカッサータでしょうか。シチリアではドライフルーツなどが入っているアイスですが、ここでは余市のブドウが使われています。グラッパの香りがいいですね。料理ごとにワインを変えてくれましたが、あまり料理にワインを寄せる気はないというのがシェフの考えのようです。私もペアリングはいろんな出会いを愉しめばいいものと理解しています。1年前よりいろいろ進化している印象の【パルコフィエラ】。ここは定点観測的に訪れてみると面白いと思います。
2022年12月07日江別市大麻エリアって、どんなところ?大麻エリアは、江別市の中でも一番札幌に近い場所にある街です。JR大麻駅からJR札幌駅までの所要時間はJR函館本線の快速で約12分、快速電車も止まるので、周辺の街へのアクセスはなかなか良好。それでいながら、自然に溢れ、図書館や公民館、スポーツ施設などが住民の利用しやすい場所にあり、暮らしのイメージがとてもしやすい住環境の整ったエリアです。もちろん日々のお買い物が出来るスーパーやドラッグストアもあります。 今回、そんな江別市大麻エリアにある3つのUR賃貸住宅をご紹介いただくのは、UR都市機構の小川さんです。 東京から北海道へと赴任されたという小川さん。江別産小麦を使用したインスタントラーメンの美味しさに魅了され、こんなに美味しいものがあるなんてと、江別に惹かれていったそう。休日に昨年江別市内に出来た蔦屋書店に訪れるなど、江別で過ごす時間を楽しんでいるそう。 今回、そんな魅力たっぷりの江別市での暮らしを是非UR賃貸住宅から紹介したいそうなんです。「図書館や公園など充実した公共施設を利用しながら、豊かな自然の中で過ごすことが出来る点が、ここで暮らす魅力かなと思います。JR大麻駅とご紹介するUR賃貸住宅の間には、江別市情報図書館の分室や体育館、市役所の分室等、暮らしに嬉しい施設が充実しているんです。また、団地の周辺には大麻中央公園や大麻東公園等広々とした公園もあり、子どもたちが広い敷地で元気に遊びまわる姿を見かけます。また、市面積の約4割を農地が占める江別市は、農業もさかんな農業のマチ。朝採れたての野菜を買うことが出来る直売所が市内に点在してます。そんな土地の豊かさにも惹かれます」 駅の北側すぐにある「大麻中央公園」。ちょうど紅葉の季節で木々が美しく色づき、空気が澄んで美味しく感じられました。 公園の遊歩道。お隣に見えるのは、UR賃貸住宅「大麻中町団地」。自然に囲まれた住環境ですね。落ち着きがあります。 「大麻体育館」。3つの体育館に、トレーニングルーム、シャワー室も備えます。「トレーニングルームは1回200円で利用できちゃうんです。平日は21時まで使えるそうなので仕事帰りの利用も出来ますね」 駅の反対側には、レンガの建物が美しい北海道立図書館。 図書館の目の前にはとても広い芝生の公園が広がります。よく遠足で幼稚園や小学校の子どもたちも多く訪れるんだそう。 早速、そんな江別市大麻エリアに立地する3つのUR賃貸住宅をそれぞれの特徴とともにご紹介しましょう。 駅近!徒歩4分で到着の大麻中町ひとつめの「大麻中町団地」は、駅から近い!駅の北口を出て横断歩道を渡り、徒歩4分で到着です。駅前にはスーパーやドラッグストアもあるので、仕事帰りに買い物してすぐにお部屋へ。特に雪の日が多くなるこれからの季節、この便利さは何にも増して魅力かも。 綺麗な芝生の敷地に、可愛らしいボックス型の住棟が並びます 右手に写るのは、「えぽあホール」。図書館分室や公民館のほか、イベントホールもあり、市民団体による色んな催しが行われてます。 お部屋は、和室が3部屋の3DK。畳って、足元があったかいんですね。少しレトロな雰囲気を味わいつつ、和モダンなインテリアを選んで、楽しく暮らしてほしいお部屋です。(※ガラスの模様はお部屋によって異なります) この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*利便性と家賃のバランスがいい大麻宮町ふたつ目は、駅から徒歩7分と程よい距離の大麻宮町団地。周りには小中学校も立地し、大麻体育館、大麻中央公園も近いです。さらに北に少し行くと、ホームセンターや野菜直売所も。暮らしやすさと家賃のバランスがとれたエリアですね。 3団地を管理する管理事務所も立地。入居に関する各種手続きや、暮らしのご相談もこちらで。 可愛らしく、2色に塗り分けられた住棟です。敷地内にはプレイロットもありますよ。 お部屋は、和室が2部屋の2DK。やわらかい畳はお子さんが遊ぶときも安心です。料理など家事をしながら、目の届くところを遊び場にしてあげられそうですね。キッチン横のベランダから公園も覗けますよ。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*コスト最優先の方にオススメの大麻園町3つ目は、駅から徒歩15分と少し離れている大麻園町団地。その分、2DKのお部屋で家賃は3万円以下と、かなりお得に暮らせます。近くにはスーパー、ドラッグストアがあり、カフェや古本屋さんのある大麻銀座商店街も立地。駅まで出なくてもお買い物を済ませられます。目の前にあるバス停からお隣の野幌駅にもアクセス可能。野幌駅周辺には、江別エブリ(EBRI)やイオンタウン江別などさらに商業施設も充実しています。 プレイロットを囲むようにして住棟が並んでいます 地面に描かれた2つの林檎。可愛らしいですね。 お部屋は、大麻宮町と同じ2DK。間の襖は取りはずしてしまって、1LDKのように使うというのもアリですよ。 団地目の前にある大麻銀座商店街には、カフェや古本屋さん、コミュニティスペースなど、気になるお店が色々ありました。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*江別の魅力を堪能したい人に、ぜひ住んでほしい!取材後、バスで野幌へ。小川さんに教えてもらった「EBRI」という商業施設にやってきました。土管工場をリノベーションした建物で、2019年3月には国の登録有形文化財に登録されているそう。使用されている赤煉瓦はもちろん江別産。 中はとてもおしゃれな雰囲気。地元の名産品や野菜の販売所や、江別の食材を使った飲食店が並びます。 江別のレンガでできた窯で焼き上げたピザをいただきましたよ。もちろん生地は北海道産小麦100%です。 大麻の3つの団地を訪問して感じたのは、「暮らしの豊かさ」。駅についたらまず、スーッと深呼吸したくなるほど、ほっとする自然にあふれた街で、大地の恵みをたっぷり感じる美味しい小麦や野菜を堪能して。そんな風に、大麻で暮らしてみたいなぁと感じました。 *募集中のお部屋はこちら大麻中町 9号棟 401号室 (3DK/51.62㎡/家賃50,100円/共益費1,800円) このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見るこの団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*大麻宮町 13号棟 404号室 (2DK/40.91㎡/家賃32,200円/共益費1,800円) このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見る この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*大麻園町 2号棟 401号室 (2DK/40.91㎡/家賃28,400円/共益費1,800円) このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見る この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年12月19日