新感覚のカステラ専門店「カステラボ イチハラ(CASTELABO ICHIHARA)」が2019年10月16日(水)、千葉県市原市五井にオープンする。「せんねんの木」がプロデュースする新感覚のカステラ専門店バウムクーヘン専門店「せんねんの木」がプロデュースする「カステラボ イチハラ」は、「新感覚のカステラ研究所」をコンセプトに掲げるカステラ専門店だ。1500年代から日本人に愛され、日本になくてはならないお菓子の一つとなっている洋菓子・カステラ。「カステラボ イチハラ」では、そのカステラの最高峰とされる「五三焼カステラ」の製法をベースに、更に美味しく、そして新しい食べ方を提案する。焼きたてを味わう“窯出し”カステラ看板メニューは、1日3回だけ、こだわりの南蛮窯から焼きたての「五三焼カステラ」を目の前でカットして提供する「KAMADASHI」。バター・メープルシロップ・生クリームの3種類のトッピングを熱々のカステラにかけていただく、店舗限定のメニューだ。この「KAMADASHI」とは対照的に、釜から出したカステラを一晩寝かせたのが「JUKUSEI」。その美味しさを更に熟成させたサイコロ状のキューブカステラで、手土産にも最適な一品となっている。ビスケット生地で巻いて焼く「メロンパンカステラ」また、これまでにない新感覚のカステラを提案するスペシャルシリーズ第1弾となる「メロンパンカステラ」も注目の一品。カスタードクリームが入ったロール状のカステラをメロンが香るビスケット生地でコーティングし、高温でサクサクに焼き上げた、文字通り新感覚のカステラだ。店舗情報「カステラボ イチハラ(CASTELABO ICHIHARA)」オープン日:2019年10月16日(水)住所:千葉県市原市五井東3-48-1アクセス:JR五井駅徒歩10分(店舗駐車場有)TEL:0436-24-2611営業時間:10:00~18:00定休日:月曜日
2019年10月11日俳優の市原隼人が9日、都内で行われた主演ドラマ『おいしい給食』(テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12)の記者会見に出席した。今作で初の教師役を務める市原は、給食がなによりも楽しみという異色な教師を演じることに、「まず食がおいしく喉を通るように5キロ以上落として、給食の前には食事を控えて挑んでました」とストイックな役作りを明かした。同作は、80年代のある中学校を舞台に、市原演じる給食マニアな教師・甘利田幸男が、生徒と“どちらがおいしく給食を食べるか”をかけた闘いを繰り広げるというコメディ。市原は、役作りのために減量した経緯を「役者としての見られ方を捨て、それよりも甘利田の在り方を重視しました」と明かし、「給食、青春、ドラマ、コメディ。ありそうでなかった、まったく新しい感情をお届けできるのが楽しみです。人と人とをつなぐ作品になることを心から願っています」と自信をのぞかせた。またイベントでは、ドラマの放送に先駆けて、本作の映画化が2020年初春に全国ロードショーされることが発表され、市原は「より世界観に入れる作品になっていますので、ぜひお楽しみください」とアピールしていた。会見にはそのほか、武田玲奈、佐藤大志、豊嶋花、辻本達規、酒向芳、綾部真弥監督も出席した。
2019年10月10日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、5日に放送されたラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送/毎週土曜13:00~)にて、大学で進めている「遺書」に関する研究の展望を語った。今年4月から慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の大学院生になった淳。現在、大学院生として「遺書」に関する研究を進めており、「死についていっぱい書籍を読むじゃない。もうなんか、死に向かって俺、動き始めているなって思っちゃうのよ。45歳だけど」と語った。また、9月29日には研究の一環として自身のTwitterにて「大切な人が亡くなったとして…あなたはその方から死後にメッセージが届く事を望みますか?望みませんか?」というアンケートを取ったところ、「いつものアンケートよりも参加する人が多かった」として、9万人超からの回答が得られたことを明かした。続けて淳は「望むが71%、望まないが29%」だったと振り返り、「71%っていう数字を見ると、ますます研究にやる気が出てきますよね」と意欲を見せ、「遺書を書いたことない人に集まってもらって、“初めての遺書”のワークショップみたいなことをやりたい」とも。そして「40代から遺書世代」との持論を明かし、「いつか死ぬわけだから、『死んだ後どうするか』という話をみんなでするのが、当たり前の世の中になっていってほしい」と話していた。
2019年10月09日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、28日に放送されたラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送/毎週土曜13:00~)で、体調不良を明かした。淳は「ちょっと声がガラガラなんですけど。申し訳ない」と切り出し、「この1週間、地獄のような日々だったんですよ。37度~38度の間を行ったり来たりで」と語った。そしてこの日の生放送でも熱が下がらず、"冷えピタ"をおでこに貼って放送に臨んでいることも告白した。体調不良にもかかわらず、「池の水抜くの(ロケ)で悪化して。で、喉が弱っているところで自分のビジュアル系バンドのライブがあって、喉が傷ついて弱っているところに入ったんじゃないですか」と分析し、「咽頭炎みたいな診断」と語った。さらにその後、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の収録があったというが、「まったく声が出ない状況で(笑)。ガサガサ声で仕切るというね。見苦しい『ロンドンハーツ』が1週だけあるんですけど。タイトルコールした瞬間に分かる」と予告していた。
2019年09月30日鈴木伸之、飯豊まりえ、市原隼人らが主演するオムニバス映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』から、テーマの“季節”感じる予告編が到着した。今回到着した予告編は、4つの物語がこの1分の映像に凝縮。まず、夏の物語『ナツヨゾラ』では、幼なじみの小杉亘(宮世琉弥)がゆみ(齊藤なぎさ)に「別に、俺がいなくなったところで何も変わらないだろ…」と言う、切ないストーリーを予感させるシーンが登場。秋の物語『時々もみじ色』では、鈴木さん演じる高校性・大和に「オリンピックでも目指さないか?」と安田(モロ師岡)が誘う。「こいつは、何か打ち込めることがあったほうがいいんだ…」と安田が大和のために何かを訴える様子も描かれる。また冬の物語『冬のふわふわ』では、飯豊さん演じる革工房を開いた菊池綾子が「デザインはいいんですけど…」と言われながらも必死にデッサンをする場面が。そして、春の物語『桜咲く頃に君と』では、余命幾ばくもない妻・真奈(平田薫)と小学校教師の尚也(市原隼人)が、残り少ない時間を噛みしめるように過ごしている様子が確認できる。さらに映像では物語とともに、みゆな「くちなしの言葉」、BENI「夢色日和」、「moumoon」の「One Time」、ハジ→「春夏秋冬。」と、4組のアーティストが書き下ろした主題歌も一部挿入されている。『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』は10月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風
2019年09月26日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、21日に放送されたラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送/毎週土曜13:00~14:55)で、台風被害を受けている千葉県勝浦市でイベントを開催することを明かした。毎年、千葉県勝浦市で廃校になった小学校を利用して、大勢の一般客を集めた「大人の運動会」をプライベート企画で実施している淳。今月発生した台風15号が千葉県を中心に大きな被害をもたしたことを受け、淳は「今回はちょっとできないかなと思っていた」と明かした。しかし、地元の人たちから「こういう時だから、集まって力をください」と言われたため、淳は「結局やることにはなった」とし、「なんか力になるようなことはしたい」と語った。淳は自身のツイッターでも、29日に「淳の休日 大人の運動会2019」を勝浦市で開催することを告知。「あの頃を思い出して心から楽しみましょう 今年のスローガン かっこ良く楽しくセクシーに!」とつづっている。
2019年09月24日市原隼人が給食マニアの教師役で主演するドラマ「おいしい給食」から、ポスタービジュアルと予告編が到着した。本作は、市原さん演じる給食マニアの教師・甘利田幸男と給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが“給食をおいしく食べるか”という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちの様々な人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に展開する。甘利田の給食愛が炸裂する今回到着した予告編では、給食をおいしそうに食べまくる甘利田や、甘利田に闘いを挑む生徒・神野(佐藤さん)がほくそ笑む場面などが収録。神野は、そのままの給食を美味しく食べることに意義を見出している甘利田とは違い、給食をアレンジしてよりおいしく食べようとするタイプとあって、牛乳をシェイカーで振ったり、タルタルソースをトッピングしたり。そんな神野の行動に、甘利田は興奮のあまりメガネも吹っ飛ばすほどの衝撃を受けまくる!また、あわせて公開されたポスターには、スプーンを片手にキメ顔浮かべる甘利田と、その後ろには初の教師役を演じた武田玲奈や甘利田が担当する生徒たちが写し出されている。第1話あらすじ1984年夏。常節中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男(市原隼人)。甘利田には秘密が。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ(佐藤大志)。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな闘いがはじまろうとしていた。一方、御園ひとみ(武田玲奈)が3か月の臨時雇いで常節中学校に赴任してくる。彼女は甘利田が担任を務める1年1組の副担任を受け持つことになるが、赴任早々に給食費が無くなる事件が…。「おいしい給食」は10月16日より毎週水曜日21時~テレビ神奈川にて放送(全10話)。※ほかTOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送スタート(cinemacafe.net)
2019年09月23日映画『3人の信長』(9月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、相島一之、前田公輝、坂東希、渡辺啓監督が登場した。同作は、“織田信長”の新たな姿を描いた時代劇エンターテインメント。永禄13年。金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元今川軍の蒲原氏徳たちが、影武者を含めた3人の信長を捕らえてしまい、あの手この手で本物をあぶりだそうとするが、それぞれ信長に似通っている3人が今川軍を翻弄する。主演となったTAKAHIROは「誰もが知る戦国武将ということで、プレッシャーは感じたんですけど、お二人がいらっしゃるので、身を委ねながら楽しませていただきました」と振り返る。「テレビで見てる人たちという印象でしたし。衣装合わせで会った時にミーハー心が。『うわ、本物だ』と思った」と最初の印象を明かした。撮影では朝から晩まで一緒だったというが、「隼人くんに関しては、サウナでもよくご一緒させていただいた。サウナにパッと入ると、隼人くんが腕を組んであぐらをかいていて、胸筋がすごすぎて、女風呂と間違えたのかなってくらい巨乳」と驚きの発言。「プルプル、ピクピク。ボリュームがすごかった」と告白し、市原は「2歳からスポーツをやってるので」照れ笑いを浮かべていた。また前田は高嶋政宏、相島との撮影が多く「こんなに先輩お二人とずっと時間を一緒にすると、考えたこともなかった」としみじみし、相島からは「友達になったもんね」と肩を組まれる。最後には、信長が南蛮から伝えたとされることから530mmx485mmx55mmの巨大カステラが登場し、長崎出身のTAKAHIROは「長崎にいたときはカステラが主食みたいなものだったので」とジョークを飛ばしつつ喜んでいた。
2019年09月21日今回、ご紹介する作品は、『3人の信長』。TAKAHIROさん、市原隼人さん、岡田義徳さんがそれぞれ織田信長を熱演。「我こそが信長」と猛アピールする、オリジナルの時代劇エンタテインメントです。3人の信長を魅力たっぷりに演じたお三方にお話をうかがいました。写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・渡辺康裕(W/TAKAHIROさん)小野和美(ポストファウンデーション/市原隼人さん)吉田幸弘(岡田義徳さん) ヘアメイク・下川真矢(TAKAHIROさん)大森裕行(ヴァニテ/市原隼人さん)岩井マミ(岡田義徳さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 45タイプの違う織田信長を、魅力たっぷりに体現本作の舞台は、永禄13年。戦国史上もっとも有名な織田信長の撤退戦「金ヶ崎の戦い」をモチーフにしています。主君・今川義元を討たれて復讐心に燃える元今川軍の侍たちが、金ヶ崎の戦いに敗れて逃走中の織田信長を捕らえることに成功。ところが、彼らが捕らえた信長は3人!? 影武者の首を打ち取れば、今川家の恥となるだけに、元今川軍の侍たちは威信をかけ、あの手この手で本物をあぶりだそうとします。初の時代劇映画主演にして、初のまげ姿を披露するTAKAHIROさんは、3人の信長のなかでもっとも頭がキレるかぶき者の信長・甲を好演。市原隼人さんは天然キャラな信長・乙、岡田義徳さんは考えがまったく読めない信長・丙にふんしています。真の信長の命を敵から守るため、3人の信長は自分こそが本物だと主張。彼らが元今川軍の侍たちを相手に繰り広げる、命懸けのウソつき合戦が見どころとなっています。ーー本作はコメディや謎解きの要素を盛り込んだ、これまでにないタイプの時代劇だと思います。最初に脚本を読んだときの印象を教えてください。TAKAHIROさん 誰が味方で誰が敵なのかといった謎解きの要素がたくさんあり、個人的に楽しみながら脚本を読み進めました。市原隼人さん 脚本を初めて読んだ途端に引き込まれるほど、面白かったです。時代劇と聞いて構えてしまう方もいらっしゃると思いますが、この映画は全くそんなことがなくて。現代の言葉でセリフを話していますし、物語が進むにつれてどんどん点と点がつながっていき、誰が信長なんだというシンプルな結論へ導いていきます。早く撮影に入りたいという気持ちでいっぱいになりました。岡田義徳さん 脚本を読んだ段階ではわからないところだらけでした。文字だけでは画が思い浮かばなかったぶん、渡辺啓監督が撮りたいビジョンを見てみたいというワクワク感がありました。TAKAHIROさん 本読みで音を聞き、「こういうことなのか」と、納得するところもありました。市原隼人さん 3人で同じ役をやるというのはなかなかない機会ですので、本当に貴重な経験を楽しみました。ーー実際に撮影へ入って、新しい発見はありましたか?TAKAHIROさん 発見だらけでした。3人の信長が敵軍と同様に、映画を観る方の心もかきまわしていくので、一瞬一瞬を見逃さずに勘ぐりながら観ていただきたいです。すべてがつながっているので。市原隼人さん まず、衣装も髪型も同じという驚きがありました。撮影に入ると、自分がシーンを動かすときの芝居をおふたりが丁寧に受け止めてくださり、安心して演じることができました。岡田義徳さん みんなが面白いものを作ろうという意識を持ち、撮影に臨んでいました。だからこそ、良い緊張感と良い抜け感があり、有意義な時間を過ごさせていただきました。ーー3人で信長を演じることに難しさは? 演じるうえで意識したことがあれば、教えてください。TAKAHIROさん 僕ら自体が三人三様ですから、もともとの個性を活かして演じれば、あえて意識しなくても違った信長になると思いました。もちろん、難しさはありましたが、撮影中にたくさんコミュニケーションを取り、チームワークができあがっていたこともあいまって、出るところと引くところの空気感を感じながら、あうんの呼吸で演技ができました。市原隼人さん 土台はコメディなので、笑わせるよりも笑われることを意識して、何のためのシーンなのかということを把握して感情を動かそうと思いました。3人で演じるシーンでは自分も楽しみながら感情をぶつけ合い、自分の素性を話すシーンでは3人でする演技とは違った表現を心掛けました。岡田義徳さん 映画の前半は、ほとんど密室劇となっています。密室では緊張感や圧迫感が漂うものですが、そんななかで余裕を保つ、抜く演技をしようと思いました。そういう状況下で平然としていれば、底が見えない、変わった男に見えるかなと。ーー共演する前と共演する後で、お互いのイメージは変わりましたか?TAKAHIROさん 僕はおふたりをファンとして見ていたので、共演してよりイメージが強くなって、もっとファンになりました。一方で、元今川軍の蒲原を演じた高嶋政宏さんの下ネタがすごくて(笑)。自分の器ではまだまだ足りずに受け止めきれませんでしたが、意外と隼人くんが一番応戦できたことに驚きました(笑)。市原隼人さん 終始、聞き手でしたけれど(笑)。岡田義徳さん 聞く度量があるという(笑)。素晴らしい。TAKAHIROさん そこは意外でしたね(笑)。ーー世間一般のイメージでは、市原さんがもっとも顔を赤くして、戸惑いそうな印象ですが(笑)。TAKAHIROさん すべて任せました(笑)。市原隼人さん 何でも来いです(笑)。TAKAHIROさん 岡田さんは、真面目な顔をして冗談を言うんです。撮影の終盤では、どれがウソか本当かわからなくなり、戸惑いました(笑)。ーーまさにこの映画に登場する信長のようですね。具体的にはどのような冗談を?TAKAHIROさん 「次はこういうシーンらしいよ」「今日のケータリングはあれらしいよ」とか。岡田義徳さん ひどいですね(笑)。TAKAHIROさん ウソか本当か見抜けないうちに撮影が終わりました(笑)。とても楽しかったです。ーー最後に、この映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。TAKAHIROさん この映画には、たくさんのヒントが散りばめられています。敵軍の気持ちになってひとつも見逃さず、疑いながら観ていただければ、最高に楽しめると思います。市原隼人さん 舞好き、相撲好き、新しいもの好き、猫嫌い、変わり者……などと伝えられている、信長のイメージを思い浮かべながらご覧いただきたいです。そして、どれが本物の信長なのかを見極めるために、ぜひ劇場にいらしてください。岡田義徳さん 良い意味で、時代劇のセオリーをぶっ壊した映画です。時代劇だからと構えずに観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話お三方に、最近のオフの過ごし方を聞くと、映画で演じた信長と同じく三者三様の答えが。「自宅の庭の手入れにハマっていて。無心で、芝を刈ったり、剪定したり、外壁を高圧洗浄機で掃除したりしています」(TAKAHIROさん)。「カメラが好きで(※プロとして写真展を行うほどの腕前)、撮影のためにニューヨークへ行きました」(市原隼人さん)。「いまは子育て中心で、子どもと妻の3人で過ごしています。家族と過ごす時間が、財産ですね」(岡田義徳さん)。プライベートの過ごし方も個性あふれるお三方でした!Information映画『3人の信長』9月20日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督・脚本:渡辺啓出演:TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳ほか配給:HIGH BROW CINEMA©2019「3人の信長」製作委員会TAKAHIROさん 衣裳協力:シャツ¥30,000(MINEDENIM×WACKO MARIA/MINED TEL:03・6721・0757) そのほかのアイテムは、スタイリスト私物市原隼人さん 衣裳協力:シャツ¥30,000(ボス/ヒューゴ ボス ジャパン TEL:03・5774・7670) ネックレスは、本人私物 パンツと靴は、スタイリスト私物岡田義徳さん 衣裳協力:カーキブルゾン¥33,000(NEXUSVII./V.E.L. TEL:03・5771・4774)パンツ¥16,000(TIGRE BROCANTE/TIGRE BROCANTE TEL:092・761・7666)ブーツ¥68,000(Rolling dub trio/THE BOOTS SHOP TEL:03・3843・0833) そのほかのアイテムは、スタイリスト私物
2019年09月19日ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が9月10日、自身がMCを務める『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演。番組で自身の代名詞ともいえる“イジり芸”に対する熱い想いを語ったが、これに対してネット上では共感の声が広がっている。番組では「深夜の家庭訪問」と題して、お笑いトリオ「我が家」坪倉由幸(42)の自宅に淳らが訪問。同メンバーの杉山裕之(42)が“ボケ”の坪倉に対して「僕のことを悪く言うボケをやるんですけど、何にもフォローをしてくれない。ただの悪になるんです」と不満を漏らしたが、それを聞いた淳は「悪じゃないんだよ」とすぐさま否定。「俺も亮に色々(イジるボケを)仕掛けてうまくいかなかった事もあるけど、俺のスタートは悪じゃ絶対にない!坪倉もただの悪意だけで人をイジルなんてしないよ」とイジる側の芸人の想いを強い口調で語った。続けて「このバラエティーの現場において何か仕掛けるときは『うまくいけ!面白くなれ!』っていう思いを込めたイジりしかないよ。うまくいかなかったから悪になるんじゃなくて、うまくいかなかったらそれは反省して次に生かすしかないよ」と杉山に熱く語りかけ、「それ(イジリ)は悪にはなんない」と念を押すようにつぶやいていた。その後に「俺はこんなこと(熱い芸人論を)言うために、ロンドンハーツをやってるわけじゃない」と照れながら語り笑いを誘った淳だったが、ネット上では淳の一連のコメントに称賛の声が上がっている。《田村淳かっこいいな、熱い男ですね》《ロンハー見てて、淳の言葉が響いた…》《今日のロンハーは芸人としての熱い話を聞けて やっぱりお笑い芸人って根っこの部分はクソ真面目っていいぐらい真面目な人が多いんだなって感じた》またこの熱い芸人論を語る中でも相方・田村亮(47)の名前を出していた淳。実際に『ロンドンハーツ』ではスタジオ収録の際などに“ポスト亮”という立ち位置を設け、若手芸人などをサブMCに起用。番組内では出演者全員があえてと言っていいほどその場にいない亮へのイジり局面を作っている。ネット上ではそんな淳の相方・亮に対する想いに共感する声や、亮の番組復帰を願う声も多数上がっていた。《グループの絆とかコンビ愛とか大好きなのでロンハーの淳の愛に泣きました(笑)》《亮さんにロンハー復活して欲しいなぁ》《ロンハー観てたら、淳さんから「亮に…」とか言ってる時にカットにもならないしテロップにも出るしロンハーという番組全体が亮さん含めてるのがすごいなぁ……亮さん観てくれてるかなぁ》
2019年09月12日「サラリーマン金太郎」「俺の空」の本宮ひろ志の同名傑作漫画を、市原隼人を主演に迎え映画化した『喝 風太郎!!』の公開が決定。併せて、板野友美、鶴田真由、近藤芳正、麿赤児ら追加キャストとポスタービジュアルが解禁となった。■ストーリー山奥の寺から長年の修行を終え、みすぼらしい袈裟に身を包み町へ降り立った僧・風太郎。大酒を食らい、大の女好き、破天荒で非常識、かつ自由勝手で横暴な風太郎に、出会う人はみな振り回されていく。カモを見つけては、幸運のお守りを売りつけ詐欺まがいのことをしている健司は、風太郎に取り入って金儲けを企むことに。家庭でも会社でも虐げられ居場所を失くしてしまった社畜サラリーマンの末吉は、家族と上司に復讐するために、風太郎にある将来の計画を聞いてもらう。ネット依存症の自称インフルエンサーの詩織は、風太郎の周りで起こる揉め事を撮影し、再生回数を稼いで自分の存在価値を高めようと企んでいる。最初はそれぞれの事情で、風太郎を利用しようとしていたが、思いのまま生きる彼といることで、心が解きほぐされていく。そんな中、風太郎たちは、ホームレスのためにボランティアで炊き出しの活動を熱心にする美しく心優しい麻季と出会う。だが、麻季には裏の顔があり、とんでもない事態に巻き込まれていく――。■「サラリーマン金太郎」「俺の空」の本宮ひろ志の傑作漫画を映画化!「サラリーマン金太郎」「俺の空」の本宮ひろ志の同名傑作漫画を映画化した本作は、悩み迷う人々に喝を入れる修行エンターテインメント。『カメラを止めるな!』を生み出したシネマプロジェクトの『あいが、そいで、こい』の柴田啓佑監督が劇場長編の1作目としてメガホンを取る。破天荒で非常識な僧侶・風太郎役で主演を務めるのは、骨太な人間ドラマからコミカルなエンタメ作品まで、幅広いキャラクターを演じることができる『空母いぶき』「リバース」の市原隼人。彼の口から飛び出す「生まれる者は必ず死ぬ也」といった僧侶ならではの説法から風太郎特有の金言や、「あんたの人生だ。生きるのは、あんただぞ」「したいようにすればいい」「お前は弱い。それを認めることがまず第一歩だ」というような、厳しくも暖かい真理をついた「喝」も見どころの1つだ。風太郎に取り入って金儲けを企む健司役には、モデル・俳優として活躍し、主演を務めた特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』などで人気の藤田富。自称インフルエンサーの詩織役を演じるのは、第12回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した工藤綾乃。麻季役を演じるのは、『64-ロクヨン-』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などに出演するベテラン実力派女優の鶴田真由。気弱なサラリーマン末吉役を演じるのは、「なつぞら」『紙の月』など、数々のドラマや映画に出演する名バイプレイヤー・近藤芳正。このほか、歌手・女優として活躍し、『Diner ダイナー』『プリズン13』などに出演する元AKB48のメンバー・板野友美や、圧倒的な存在感を放つ舞踊界の怪人麿赤児、独特の演技力を持ち監督としても活躍中の二ノ宮隆太郎らも出演する。この度解禁されたポスタービジュアルには、太文字のタイトルがでかでかと躍る一方で、市原さん演じる僧侶・風太郎が静かに手を合わせる姿が。「すべての迷える子羊たちへ」というコピーが添えられ、静けさの中に魂を揺さぶるビジュアルに仕上がっている。『喝 風太郎!!』は11月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月09日映画『3人の信長』(9月20日公開)の舞台挨拶付き完成披露上映会が20日に都内で行われ、TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、高嶋政宏、前田公輝、坂東希、渡辺啓監督が登場した。同作は、“織田信長”の新たな姿を描いた時代劇エンターテインメント。永禄13年。金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元今川軍の蒲原氏徳たちが、影武者を含めた3人の信長を捕らえてしまい、あの手この手で本物をあぶりだそうとするが、それぞれ信長に似通っている3人が今川軍を翻弄する。TAKAHIROは、高嶋について「ドキドキ通り越してムラムラするっておっしゃってたので、僕らは終始ヒヤヒヤしてます」と苦笑。「現場でも本当にすごかったので。高嶋さんは見たことないくらいジェントルマンなんですけど、淡々と下ネタをおっしゃるので」と説明すると、高嶋は「大人のセクシーなジョークね」と訂正。「今日も何をおっしゃるかヒヤヒヤ」とTAKAHIROが心境を吐露すると、「つい最近映画の会見でクレームきたことあるので、気をつけます」と明かした。高嶋はさらに「TAKAHIROさんからの、クレープ屋一件差し入れ! これは最高でした」と現場での対応を絶賛。TAKAHIROは「島根の方で撮影させていただいたんですけど、山奥だったのでお店もないですし、スケジュールもタイトな中撮影してたので、何か喜んでいただけるものを」と、理由を話す。毎朝3時45分出発だったというが、高嶋は「出雲のオープンセットがLDHさんの持ち物だったので、使い放題。何時までというのがないので、有意義に撮影ができたよね」と、語った。さらに前田が「TKAHIROさんのクレープは、クランクアップされた後もクレープ屋を差し入れてくださったんですよ。自分が終わったにも関わらず」と補足すると、高嶋は「ソツがないねえ! HiGH&LOW!!」と褒める。19日に行われた映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の最速プレミア試写会に触れられ、前田は「昨日のやつ!!」と、照れ笑いを浮かべた。渡辺監督も「最終日もいただいた気がします」と明かし、TAKAHIROは「そうでしたっけ? ちょっと太っ腹なんで覚えてないですね」と笑顔を浮かべた。渡辺監督はさらに「TAKAHIROくんの着物の中に蛾が入って、そのときにTAKAHIROくんが出した声を覚えていて、意外と高かった」と暴露すると、高嶋は「何、喘ぎ声を出した!?」と大喜び。また「市原くんと高嶋さんが重たいシーンを撮ってた時に、ものすごくみなさんを待たせてしまっていたら、現場を和ませようとTAKAHIROくんがちょんまげに裸と、ジャージで来たんですよ。笑うしかないですね」とエピソードを披露する。渡辺監督は「重いシーンだったんで、市原くんはどうだろうと思ったら、肉体美を見て『パンプアップしてる!』って喜んでた」と振り返り、市原は「そうですね、はい」と照れた様子を見せていた。
2019年08月20日市原隼人主演のドラマ「おいしい給食」が、10月よりテレビ神奈川、TOKYO MXほかにて順次放送決定。市原さんは、連続ドラマ初の教師役で“給食マニア”を演じる。80年代。ある中学校で給食マニアの教師と生徒が、静かな闘いを続けていた。それは、どちらが給食を「おいしく食べるか」――。本作は、教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウの“給食マニア”よる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、様々な人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。今回食ものコメディ初挑戦となった主演の市原さんが演じるのは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」な甘利田幸男。生徒の人気は極端に低い主人公だ。「台本がとにかく面白かった」と本作の印象を明かす市原さんは、「甘利田は、中学校の数学教師なのに、学校に行く一番の理由が給食を食べることなんです。その時点でもう、枠からはみ出ている(笑)。でも一方で、本音や確信を突くような言葉も吐ける。世の中、思っても言えないことがたくさんあると思いますが、そこをズバっと言ってくれるので気持ちいいです」と演じる役柄について明かし、「演じたことのないタイプの役で、表情も動きも、振り切った演技をしています。誰も見たことのない市原隼人を100%見れると思います」と期待高まるコメントを寄せる。さらに、食べるシーンについては「こんなに体力を使うとは思わなかったです(笑)。何回も何回も食べるので。それと、大勢の人に見られながら食事をすることは普段ないので、妙な緊張感があります」と実際にやってみて発見があったそう。そして「ドラマの概念をすべてひっくり返す、ぶっ飛んだ作品になっています!給食という食を通して、大人と子供、世の中に向けたメッセージも込められています。肩の力を抜きながら、笑いながら楽しんでいただけたら嬉しいです」と視聴者へメッセージを送っている。第1話あらすじ1984年夏。常盤中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男(市原隼人)。甘利田には秘密があった。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない、給食マニア教師・甘利田は、ただ心の奥底で給食を愛するだけ。教師が生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら、威厳が失墜するからだ。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな「闘い」がはじまろうとしていた。「おいしい給食」は10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送開始。(cinemacafe.net)
2019年08月14日国民的アニメ「サザエさん」でフグ田マスオ役の声優が、増岡弘から新たに田中秀幸に交代することが分かった。まもなく、放送開始から丸50年を迎える「サザエさん」。増岡さんは、1978年6月から40年以上もの長きにわたりマスオ役を好演。今回の交代は、本人より高齢による番組卒業の申し出があったことを受け、制作スタッフが相談の上、決定したという。そしてその後、オーディションを重ねた結果、新しいマスオ役は「キン肉マン」のテリーマン役や「シティーハンター」槇村秀幸役、「カードキャプターさくら」木之本藤隆役、また多くの海外作品の吹き替えなどを多く担当する田中さんに決定。田中さんは「このたび増岡弘さんから、フグ田マスオ役を引き継がせていただくことになりました。これまで同様、皆様に愛されるマスオでいられるよう、精一杯演じさせていただきます。よろしくお願いいたします」とコメントしている。先日都内で行われた8月18日(日)放送分のアフレコで、増岡さんによるマスオは最後となり、翌週の25日(日)から新たなマスオが登場する。なお、すでに「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさん役も交代が発表されている。「サザエさん」は毎週日曜日18時30分~フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年08月05日満島ひかりや坂口健太郎が出演し、熊林弘高が演出を手掛けるシェイクスピアの恋愛喜劇『お気に召すまま』が7月30日に開幕する。それに先がけフォトコール(マスコミ向け撮影会)が行われ、冒頭のシーンが公開された。【チケット情報はこちら】開幕を前に熊林は「僕が演出を考える前提には、“役者の肉体”が大きくあり、作品と役に正しくはまる役者があって初めてスタートが切れるんです。シェイクスピアを演出するのは初めてです。シェイクスピアは、プロテスタントの時代に、カトリックの生まれなうえ、ゲイだったという説もある、つまり仮面をかぶって生きていた人なんですよね。だからこそ、作中で幾度も「自分とは何者か」と登場人物たちに自問させる。シェイクスピアのどこまでも続く問いかけに、いまわれわれが何を感じ考えたかを提示し、あとは観て下さる方々に委ねるしかありません。お客様には存分に(舞台となっているアーデンの)森の混沌を味わっていただければと思います」とコメント。本作は、配役で男女や年齢が大胆にひねられていたり、アーデンの森が牧歌的なユートピアではなく性的欲望がうごめく暗闇になっていたり、一筋縄ではいかない世界観。『お気に召すまま』と聞いて自動的にイメージするものとのギャップは、おもしろくもあり、なにか気付かされるものでもあった。ヒロイン・ロザリンドを演じる満島は「劇中ではかなり明け透けに、性的なことや恋することが語られますが、見て聞いている方それぞれにもきっと、違ったどきどきがあると思います(どきっとして欲しい)」、オーランド役の坂口は「性差を超えてさまざまな愛のカタチが描かれる今作、混沌としたアーデンの森で、自分が持っている肉体を、性的に純粋に駆使しながら、オーランドとして生まれてくる感情を大切に演じています」とコメントを寄せた。フォトコールでは、物語の始まり、ロザリンドとオーランドが恋に落ちるまでのシーンを披露。シェイクスピア特有の膨大な長台詞が渦巻く中でも、ふと運命に触る言葉が告げられる瞬間や、ロザリンドとオーランドの視線が交わる瞬間には、劇場全体の空気がぐらりと揺れたのが印象的だった。思わぬ始まり方や、客席まではみ出した舞台、合わせ鏡のようなセット、美しい衣裳も楽しく、魅力的なキャストが揃う本作は7月30日から8月18日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演後、豊橋、新潟、兵庫、熊本、北九州を巡演する。取材・文:中川實穗
2019年07月30日女優の渡辺えりが、脚本・演出を務める新作舞台『私の恋人』を上演する。今年芥川賞を受賞した上田岳弘の三島由紀夫賞受賞作『私の恋人』を下敷きに、独自の恋物語を描き出す。共演に小日向文世、本作が初舞台となるのんを迎え、3人で30もの役を演じ分ける。約15曲の楽曲で綴るユニークな音楽劇だ。オフィス3○○「私の恋人」チケット情報主人公の“私”は、博愛の精神に満ちた「理想の恋人」に出会うまで、輪廻転生を繰り返し、10万年もの時空を生き続ける。クロマニヨン人からユダヤ人、そしてフリーターとして現世に生きる井上由祐に至るまで。恋人探しの一方で、浮き彫りになるのは無くならない戦争の歴史だ。SF的世界観から本質を炙り出す手法は、渡辺戯曲とも共通する。渡辺は、上田が描くテーマにも共感するという。「大きく言えば人類愛ですよね。なぜ人間は同じ過ちを繰り返すのか。いま断捨離が流行っていますが、忘れてはいけないような過去まで全部捨てるような時代になっている。合理化や分業化が進み、誰もが自分の保身に走ったり、日本人の良さである思いやりや情の部分が消えつつあるなと。そこを今回はお節介おばさんのように問い直したい。原作からは一部だけをお借りして、残りの9割は私の創作です(笑)」。原作通りにやれば「5時間は必要」な10万年の恋物語も歌やダンス、ユーモアを盛り込み、約1時間40分に凝縮する。情報量満載の展開だが「わけの分からなさを楽しんで」と渡辺。「だって、のんちゃんが主人公や彼が飼っている猫になったり、今お母さん役だった小日向さんが、次はお父さん役で出てくるわけですから。そこは笑って楽しんで。ピカソやマグリットも、パッと見は何の絵かは分からないけど、惹かれるから見るでしょ。それの演劇版です(笑)」。30年来の付き合いになる小日向は「段取りで芝居をしない信頼のおける役者」。一方、のんは天才肌の女優として一目置く。「一緒に映画や舞台を見に行っても視点が面白く、表現する言葉の選び方も天才的。センスだと思うんですけど。シュールでグロテスク、少しはみ出したものに惹かれる嗜好も似ていて、年齢差を感じさせない魅力がある」。のんは初舞台を目標に、以前から歌や踊り、英会話の特訓に勤しんでいるという。「猫背気味だった姿勢も直しましたから、努力家です。今は映像で流した方が楽だし儲かる時代だけど、一回しかない公演に命懸けてやる人もいる。色々と選択肢がないとつまらない。役者が目の前で汗を流しながら演じる、こんな贅沢は演劇だけですから。面白いと思いますよ」。公演は8月9日(金)、10日(土)兵庫県立芸術文化センター、8月28日(水)から9月8日(日)まで本多劇場にて上演。その他、地方公演あり。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月29日ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が7月27日、文化放送のラジオ番組「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」に生出演。吉本興業のお家騒動について語った。公正取引委員会は24日の定例記者会見で吉本興業が芸人と契約書を交わしていないことを問題視したが、淳は5年前から吉本に契約書の作成を主張していたという。さらに2年前からは労働基準監督署に相談したが、取り合ってもらえなかったことを告白。そのうえで「(公取委に)改善命令をもっと強めに行ってもらえたらガガガと動き出すでしょ。僕は公正取引委員会を全面的に支持します」と持論を展開した。いっぽう、吉本では所属芸人たちがギャラの割合についても議論が勃発している。岡本昭彦社長(52)は22日の会見で配分について「会社が『9対1』ではなく、平均で『5対5』か『6対4』」と話していたが、淳「この番組のギャラがどれくらい入って、自分にどれくらい入るのか、割合はここで必ず発表します」と宣言した。「淳さんは山本圭壱さん(51)率いる『軍団山本』の主力メンバー。かつて山本さんがクビになったことや自分の相方・田村亮(47)の闇営業に対する処分などで、吉本に不満を募らせているようです。もともと発言力がある淳さんがギャラ配分を暴露すれば、これまで以上にSNSで追随する芸人が出てきそうです」(芸能記者)淳の発言により、騒動の余波はさらに広がりを見せそうだ。
2019年07月28日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、20日放送の文化放送『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(毎週土曜 13:00~)で、相方の田村亮が同日午後に会見を開くことについて言及した。亮はツイッターを更新し、「私、ロンドンブーツ1号2号田村亮は、雨上がり決死隊宮迫博之と、本日午後3時から謝罪会見を開きます。これまで長い間、会見を開くことができずに、本当に申し訳ございませんでした」とつづっていた。番組冒頭、淳は「僕も昼間に聞いたんですよ」と言及。福岡からの飛行機の中で、「ちょっと話をしたい」という亮からのLINEに気がつき、到着後に電話したところ、亮から「会見をすることにした。淳に言わなかったのは申し訳ないけど、会見して世間の皆様に正直に話したい」と明かされたとのこと。淳は「正直に話すのは同意するけど、相談はしてほしかったよね。3時から会見するらしいんですけど、この段階で僕がしゃべれることはこのぐらいしかないので…」と言い、「困惑してますね。寝耳に水ですよ。驚いたし、相談はやっぱりしてほしかったなと思うしね、相方としても」と漏らした。しかし、「でも、正直に語りたいという亮の気持ちも尊重したいと思う」とも話していた。
2019年07月20日モデル・タレントのMattが11日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳との2ショットを公開した。Mattは「収録にて」と題してブログを更新。「お仕事で素敵な方々と出会うなにより、“会いたかった”と思われることは とっても嬉しいことなのです!」と書き出し、「やっと会えましたね、淳さん!」と田村との2ショットを掲載した。互いのInstagramをフォローし合う仲の2人。Mattは田村について「お会いしたことなかったけどなぜかフォローしてくださりとても嬉しかった」「淳さんのレギュラーラジオ番組でも“Matt来てくれるかなぁ”とおっしゃってたみたいで、それも周りの人から聞いて知りました」とつづり、「今回やっと番組で一緒になり会うことができました」と報告した。そして、「僕はもう昔から知ってますし 番組もよく見てました!でもまさか僕に 興味があるとは思わなかったのでとてもびっくりしましたし“やっと会えたー!”と 言ってくださったのもとっても嬉しかった」と喜び、「会いたいと思われる存在でい続ける為にこれからも頑張りたいと思います」と締めくくった。
2019年07月11日伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」で、7月10日から30日まで、安田昂弘による作品展「EMERGING」が開催される。EMERGING 01Takahiro Yasuda 20191985年生まれ、名古屋市出身の安田昂弘(やすだたかひろ)は、多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、2010年に株式会社ドラフトに入社、2015年同社より独立。現在は、CEKAI(世界株式会社)に所属し、アートディレクション、グラフィックデザイン、デジタル領域のデザインなど、様々なクリエイティブワークに携わっている。これまでに、ナイキ(NIKE)の広告やNITRO MICROPHONE UNDERGROUND、m-floなどのアートディレクションを手掛ける一方、国内外での自身の作品展示まで多岐に渡り活動の場を広げている。今回の作品展「EMERGING」では、2017年に中目黒のVOILLDで開催された3回目の個展「EMERGE」の手法や世界観を昇華させたもの。デジタルドローイングで作り出したモアレによる“曖昧さ”を表現した作品を展示・販売する。以下は、安田昂弘のステートメント。人間のあたまの中は実に曖昧だ。良いことも悪いことも、「強烈」な記憶は記録として脳内に丁寧に陳列されていて、いつでも取り出せるけれど、「なんでも無い」中で見たもの出会ったものはとことん覚えていない。思い出そうとするとすべてが低解像度どころじゃないぼやけた輪郭で形にできないものが浮かんでくる。どうでもいいトリガーによっていきなりに思い出すことはあるけど、それはどんなに頭をひねっても手を伸ばしても、意図的には引き出せないものである。僕の大好きな恩師も生前そんな文章を書いていた。その深い海のような世界のことを「無意識」と呼ぶのだと思う。と。ただ人はその曖昧なあたまを持っているからこそ、理想と思想が生まれ、仮定に基づく想像と実践に発展し、あらゆる学問は進化を遂げ、芸術は想像力を簡単に飛び越えてくる。曖昧でいることが嫌だから、再現性を求め最近のテレビは無駄に8Kとか16Kだとか言っている。きっと記憶が曖昧だから好きな人に会いたくなるのだろうし、その曖昧がねじれて戦争が起こるのかもしれない。きっとあたまの曖昧が大好きだから、なにかを作りたくなるんだと思う。人々の柔らかく曖昧なあたまから、なにかその人にしかない記憶を浮かび上がらせられたら、僕にとっての曖昧は誰かの強烈な記憶に変わるのかもしれない。(安田昂弘)鑑賞者の記憶を刺激するような体験を味わってほしい。イセタンメンズの公式メディア「IMn」では、安田昂弘のインタビュー()を公開中。EMERGING会期:7月10日〜30日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”時間:10:00〜20:00
2019年07月03日6月30日、俳優の市原隼人(32)がインスタグラムを更新。6月13日~19日まで銀座で開催された写真展が終了したことを報告し、来場者に感謝の気持ちをつづった。キャノン主催の写真展で、写真家・立木義浩氏(81)と共に出展。市原と立木氏のそれぞれのアングルで撮影したニューヨークの写真が披露された。今回は、東京と大阪限定の写真展。7月11日からは大阪でも開催される。そんななか、《地方でもやってほしいです》《沖縄でもやって下さい》《機会があったら福岡でもやってください》と地方ファンから熱望の声があがっている。市原といえば、映画やドラマで引っ張りだこの人気俳優。今年公開予定の映画「3人の信長」に出演し、「喝風太郎」では主演を務める。そうした多忙なスケジュールの合間を縫って、写真撮影のために1月にニューヨークへ渡っていたのだ。以前から「カメラが大好き」と公言していた市原。2014年には、“業界のプロ”が集うニューヨークの映画学校「ニューヨークフィルムアカデミー」で写真の授業まで受けていたという。2月15日に《これから僕の本格的な写真家としての人生が始まりました》と“写真家デビュー”をインスタで報告。今回の写真展は、“プロ”として初めての試み。そんな彼は《いつからか自分の中の夢の一つでした》と今回の展示をふりかえっていた。ファンからは《夢の一つが叶って、本当に良かったですね》《夢がまたひとつ叶った事が凄く凄く嬉しかったです》と祝福の声もよせられた。
2019年07月01日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、29日に放送された文化放送『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(毎週土曜 13:00~)に出演し、詐欺グループのイベントに事務所を通さずに仕事をした“闇営業”問題で、謹慎処分となった相方・田村亮らについて、言及した。淳は番組冒頭、「ウチの相方・田村亮さんのことで、世間をお騒がせし、ファンの方やスタッフの方には心配をお掛けして、本当に申し訳ないなと思っております」と謝罪した。「いろんなところから『お前はあんまりしゃべるな』って言われている」と明かしたが、「ただ、こういう番組をやっていて、自分のことに関してしゃべらないっていうのはいかがなものかと思うから。僕なりに今、亮の相方として、闇営業問題について僕が思っていることをちょっと話したいなって思う」とした。「反社会勢力のパーティーに行っていた人たちの謝罪文を見て、僕がちょっと感じたことなんですけど」と切り出し、「どこに対して謝っているのかっていうのが、僕はまだきちんと見えてなくて。反社会勢力が悪いことをして稼いだお金から、ギャラが支払われていて、そこには被害者の方がいるわけじゃないですか。その被害者の方に対して、謝罪がないっていうことに、僕はすごい違和感を覚えて。それがないのに、何をもって反省なんだろう?」と話した。続けて、「反社会勢力から支払われたギャラをもらったにも関わらず、保身のために『もらってない』ってウソをついたことを、謝罪しないといけないわけじゃないですか。それがきちんとされてないから、なんか腑に落ちないなって思ったんですよ」と心境を語った。また淳は、「ウソを発信したのは、宮迫(博之)さんと亮だけ」と言い、「『ギャラもらってない』ってウソをついてる人と、何にも言ってない人を分けてあげないと、同じ裁きを受けていることが、なんかこう腑に落ちない」と持論を述べた。「もらったことを認めたわけですから、お金をどういうふうに返金するとか。また、もらったままだとしたら、税処理はどうしているのかっていうのをまだ明言されてないんで。僕はまだ、『反省する、反省する』とは言っているけど、反省のスタートラインにも立ってないなっていう印象ですね」と指摘した。そして、「『相方なんだから、亮のことを守れよ』ってすごい言われるんですけど、僕は守りたいからこそちゃんと正直に全部言って欲しいなって思うし、ちゃんと反省するって文書で書いてるんだったら、反省して欲しいから。反省するってことは、何をどう反省するかっていうのをきちんとお伝えしないと、世間の皆様は納得してくれないなと思う」と思いを語っていた。
2019年06月30日映画『3人の信長』が、2019年9月20日(金)に全国公開。EXILE・TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳主演。信長が3人⁈前代未聞の時代劇エンターテインメント映画『3人の信長』は、「我こそが信⻑」と主張する3⼈の信⻑と、元今川軍の侍たちとの攻防を描いた前代未聞の時代劇エンターテインメント。物語の舞台となるのは、永禄13年。⾦ヶ崎の戦いにより敗⾛中の織⽥信⻑の⾸を狙って、元今川軍の蒲原氏徳たちは廃村に潜んでいた。主への復讐心に燃える中、元今川軍は遂に信長を捕獲!…しかし、彼らの前に現れたのは、なんと“3人の信長”だったのだ。2人は影武者に違いなく、一族のプライドをかけて本物をあぶりだそうとする元今川軍。対する信長勢は、真の信長を守るために、“我こそが信長だ!”と猛アピールを開始する。いずれも噂にきいた信長とそれぞれに通っている為、今川軍はしまいに混乱に陥ってしまう…。果たして本当の信長は誰なのか?!互いの誇りをかけた笑いと人情の謀略合戦が幕を開ける!!メインキャスト物語の個性的なキャラクターを演じるキャスト勢にも注目。初の⻑編単独主演『僕に、会いたかった』に続き、主人公を務めるEXILE・TAKAHIROをはじめ、市原隼人や岡田義徳といった豪華な顔ぶれが揃う。<3人の信長>信⻑・甲(EXILE・TAKAHIRO):3人の中で最も頭が切れるかぶき者。信長・乙(市原隼⼈):噂通りの貫禄はあるが、ときどき天然。信長・丙(岡⽥義徳):噂通りのうつけ者だが、まったく読めない。<敵>蒲原⽒徳(髙嶋政宏):3人の信長に翻弄される今川軍残党。半兵衛(前⽥公輝):蒲原の家来。瀬名信輝(相島⼀之):今川義元の元家⾂。朽⽊ハル(E-girls/Flower坂東希):織⽥信⻑への恨みを抱く、戦国⼤名の妻。監督・脚本に渡辺啓監督・脚本を担当するのは、渡辺啓。TVドラマ『タンブリング』や映画『HiGH&LOW』シリーズなど、数々の人気作品を手掛けてきた人物だ。MAN WITH A MISSIONの楽曲が主題歌にオオカミロックバンドMAN WITH A MISSIOの「86 Missed Calls feat. Patrick Stump」が主題歌に決定。MAN WITH A MISSIOは「『3人の信長』は、笑いあり、大ドンデン返しありで、最後には涙が出てしまう素晴らしい作品となってます。映画とともに私たちの楽曲も楽しんで頂ければ幸いです。」とコメントしている。【詳細】映画『3人の信長』公開日:2019年9月20日(金)監督・脚本:渡辺啓出演:TAKAHIRO、市原隼⼈、岡⽥義徳、相島⼀之、前⽥公輝、奥野瑛太、坂東希、 髙嶋政宏配給:HIGH BROW CINEMA
2019年04月18日これまで数々の映画・ドラマの題材となった“織田信長”を、初の時代劇映画主演となる「EXILE」TAKAHIRO、さらに市原隼人、岡田義徳の3人で演じる『3人の信長』が9月20日(金)より全国公開されることが決まった。本作は、「我こそが信長」と主張する3人の信長と、主を討たれ復讐心に燃える元・今川軍の侍たちとの攻防を描いた前代未聞の時代劇エンターテインメント。ときは永禄13年。金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元・今川軍の蒲原氏徳たち。復讐心に燃えた元・今川軍がついに捕らえたのは、なんと3人の信長!?万が一、影武者の首を打ち取ってしまっては、今川家はいい笑いものになってしまう。3人のうち2人は影武者に違いないが、今川家の威信にかけて、蒲原たちはあの手この手で本物をあぶりだそうとする。しかし、真の信長を守るため、3人の信長たちも「我こそが信長」と猛アピール!うわさに聞いた信長にそれぞれ似通っている3人が今川軍を翻弄する。互いの誇りを賭けた笑いと人情の謀略合戦が幕を開ける!主人公の信長・甲を演じるのは、初の長編単独主演映画『僕に、会いたかった』に続き、主演を務める「EXILE」のTAKAHIRO。初の時代劇映画主演にして、ちょんまげ姿を披露するTAKAHIROは3人の中で最も“頭がキレるかぶき者”の信長・甲に扮する。“うわさ通りの貫禄はあるが、ときどき天然”な信長・乙を演じるのはNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の傑山役にて、貫禄ある肉体を披露し話題となった市原隼人。そして“うわさ通りのうつけ者だが、まったく読めない”信長・丙を演じるのは、映画、ドラマ、舞台と多岐にわたって独特の存在感を出している岡田義徳。そして、3人の信長たちに翻弄される今川軍残党の蒲原氏徳を、『キングダム』『空母いぶき』など話題作に立て続けに出演している高嶋政宏が豪快に演じる。今川義元の元家臣・瀬名信輝には相島一之、蒲原の家来・半兵衛には前田公輝。そして織田信長への恨みを抱く、戦国大名の妻・朽木ハルを「E-girls/Flower」坂東希が演じる。監督は、NHK「ラストマネー -愛の値段-」、TBS「タンブリング」、映画『HiGH&LOW』シリーズなど数々の脚本を手掛けてきた渡辺啓。3人の信長と今川軍との攻防を喜劇的に描き、滑稽な姿を見せる新たな信長像を生み出した。『3人の信長』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月15日三宅弘城(51)が大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合)に出演すると3月19日に発表された。麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたピエール瀧容疑者(51)の代役を務めるという。瀧容疑者は「いだてん」で、中村勘九郎(37)演じる主人公・金栗四三とともに競技用の靴開発に取り組む足袋職人・黒坂辛作を演じていた。各メディアによると重要な役柄であったため、NHK側はやむをえず代役を立てることになったという。「三宅さんは『いだてん』の脚本家・宮藤官九郎さん(48)と同じ『大人計画』に所属しています。また15年の連続テレビ小説『あさが来た』やEテレの幼児向け番組『みいつけた!』、さらにグループ魂のドラマー・石鹸として05年の紅白歌合戦に出演するなどNHKとも縁が深い。それだけでなく三宅さんは、10年に上演された劇団☆新感線の舞台で主演俳優の代役を急遽務めたことが大きな話題に。10日ほどの稽古のみで演じ切り、見事にピンチを救いました。その実力や信頼感は業界でもトップクラスです」(劇団関係者)そんな“代役請負人”の起用が発表されると、Twitterでは「三宅弘城」「クドカンファミリー俳優」といった関連ワードがトレンド入りするほどの大反響が。また、喜ぶ声も上がっている。《信頼感があってとてもよい。奮え~!奮え~!三宅弘城!!》《ピエールももちろんよかったけど、それ以上に笑える芝居に期待してしまう》《なんだこの安心感。ますます面白くなりそうな予感しかしないけれども!》また三宅は瀧容疑者と“意外な関係”があった。宮藤が脚本を務めた02年のドラマ「木更津キャッツアイ」(TBS系)で共演しており、瀧容疑者演じるチンピラ・シガニー小池を逮捕する警察官役を務めたのだ。そのため《木更津キャッツアイでシガニー小池(ピエール瀧)を逮捕した警察官(三宅弘城)が いだてん 播磨屋の代役ってマジ?転んでもただでは起きないクドカンすき》《ピエール瀧の代役が三宅弘城って……木更津キャッツアイ的にもう笑うやん!こんなん笑うやん! 》《さてはクドカン、わざとやったな??》と、そのキャスティングを絶賛する声も上がっている。多くの期待を集め、代役を務める三宅。低迷する「いだてん」の救世主となるのだろうか。
2019年03月19日市原悦子さんにとって原点といえる劇団で知り合い結婚した夫は、なくてはならない存在だった。2人を結婚前から知る、後輩女優が語る愛情秘話――。「えっちゃんとご主人は、どこにいてもふだんどおり、よそを気にしないご夫婦で、いつも2人でニコニコしていましたね。お互いを『てっちゃん』『えっちゃん』と呼び合って……」1月12日に心不全で亡くなった女優・市原悦子さん(享年82)と、演出家で’14年に80歳で先立っていた塩見哲さん夫婦をこう振り返るのは、女優の大方斐紗子さん(79)。大方さんは、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に、中村勘九郎演じる主人公・金栗四三の祖母・スマ役で出演中だ。俳優座養成所の4期後輩にあたる大方さんが、親しみを込めて「えっちゃん」と呼ぶ市原さんと夫・塩見さんとの「60年の親交」を語ってくれた。「私が養成所に入った1958年、すでにえっちゃんは俳優座の主役を務める“看板”俳優になっていました。稽古場での演技は、毎日、ずっと見つめていても飽きないほど天才的。でも、人柄は前にしゃしゃり出るわけでもなく、引っ込み思案でもない。『おはようございます』とフワッと現場に来て、自然体で演技して、ポンッと帰っていくんです」大女優への道を邁進する市原さんのそばにいたのが、塩見さんだ。「塩見さんはえっちゃんの同期で、当時、俳優座のスタッフでしたが、イメージでいうと“ボロボロのジーンズに上着を着ている人”(笑)。いつも仲よくしていて、その気取らない人格に引かれたのでしょう、’61年に2人は結婚しました」市原さんは著書『白髪のうた』(春秋社)のなかで、同期から夫婦へと信頼を深めていく2人の様子を、こう振り返っている。《役者と演出部のつながりが、じわじわでてきたわね。向こうは見守る、こっちは一生懸命やる……舞台に立つ者と裏を支える者の関係なの。守られているって感じかしら。あの安心感はだんだん積み重なっていったわね……》(以下《》のなかは同書より引用)また、市原さんは27歳のときと、35歳のとき、妊娠はしたが2度とも流産するというつらい経験をしている。《何回か一人で泣いた夜に、塩見に「昔だったら、もう完全に離縁ね」くらいのことは言ったかな》すると塩見さんは、「子どものいない人生だってあるよ」とボソッと言い、市原さんは、それにものすごく救われたのだという。そうして塩見さんは、女優業に精進する妻を見守ってきた。’12年1月に市原さんがS字結腸腫瘍手術で入院した際、「病院の指示に従って、食事を全部作って面倒を見ていた」(30年来の友人)というほど献身的に市原さんを支えてきた。しかし、市原さんの回復直後、塩見さんは肺がんを発症。’14年4月、帰らぬ人となる。最愛の夫に先立たれ、憔悴した市原さんは不眠に陥り、夫の遺骨を抱えて自宅に引きこもった。その後は、周囲の励ましもあり、仕事に復帰したものの、’16年11月に自己免疫性脊髄炎で入院した市原さん。一度は回復したが、’18年後半になると、歩行困難になり、11月には体調も悪化。1月5日に再入院し、8日には話しかけても反応がなくなった……。女優の後輩として、市原さんの背中を追い続けてきた大方さんは、最後にこう語る。「’15年に会ったときは、『なんか最近、病気ばっかりするのよ、ちょっと入院してみるわ』と、ぜんぜん深刻ぶらずに言っていました。塩見さんのことをずっと思っていたえっちゃんにとっては、彼が亡くなった後の日々は“終活”の4年間だったのかもしれない」
2019年01月28日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、東京・増上寺にてラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送/毎週土曜13:00~)の公開生放送を行った。12回目となる文化放送のイベント「浜松町グリーン・サウンドフェスタ -浜祭-」。同イベントに初めて出席した田村は、増上寺の大殿をバックに生放送をすることについて「こんな立派なところでラジオ出来るとは思ってもいなかったので、いつもより言葉を選んじゃいますよね」と笑顔で語った。番組冒頭には、同局の『伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛』(文化放送/毎週土曜15:00~)に出演する俳優の伊東四朗とタレントの吉田照美が登場。吉田から「伊東さんが淳さんが何でモテるのか不思議がっている」と指摘されると、田村は「僕、伊東さんみたいに変な趣味ないですから」と言い、踵の皮をビンに集める伊東の趣味をいじった。その後、タレントのはるな愛、同局の斉藤一美アナウンサーをゲストに加えて、特別企画「番組対抗リスナースカウトバトル」を実施。「ニュース原稿生読み対決」「年齢ピタリ当て対決」「大縄跳び対決」などが行われ、田村が客席まで訪れると、大きな歓声があがった。また同日には、田村が一口馬主として出資している馬・ウラカワノオトのデビュー戦が行われた。田村は10万円の単勝馬券を購入したものの、「見事、11頭中10番目という…デビュー戦惨敗しちゃったんですよね、ショックでした(笑)」と心境を明かしていた。
2018年11月04日毎週金曜夜にフジテレビ系で放送中の「ダウンタウンなう」。10月26日(金)今夜の放送はお馴染み人気企画「本音でハシゴ酒」に俳優の市原隼人、女優の倉科カナが登場。一同が驚愕した市原さんの“やりすぎ伝説”とは!?ダウンタウンと坂上忍さんの3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気の「本音でハシゴ酒」。ドラマ「ROOKIES」で人気となると「おんな城主 直虎」などのドラマから『無限の住人』などの映画まで幅広い役柄を演じる俳優として常に一線で活躍中の市原さん。市原さんはダウンタウンの2人もその礼儀正しさを絶賛するほど、仕事もプライベートもストイック。役作りのためにハイエナの補食動画を研究したり、蜂に刺されても演技を続けたり、壁を殴りながらせりふを覚えたりと数々の“やり過ぎ伝説”を告白。さらに役者仲間からも共演シーンで“胸ぐらをつかまれたら息が止まった”というタレコミが。実際にMCの「ダウンタウン」浜田雅功相手に実演したところとんでもない展開に…!またプライベートで見知らぬ人のケンカの仲裁に入った市原さんが取った行動に一同あ然。飲み仲間の山崎夕貴アナウンサーも思わず「面倒くさいですよ」と叫んだやり過ぎ朝ご飯エピソードも必見だ。もうひとりのゲスト、「カインとアベル」「奪い愛、冬」などで活躍する倉科さんは冒頭から“酒豪”を告白。そのお酒に関するエピソードが語られるほか、以前浜田さんとロケで共演した際、浜田さんが倉科さんの弟宛てにメッセージをくれるなど優しくしてもらったという意外な接点も明かされる。そこから家での超ズボラな部屋着姿が暴露され意外な一面が明らかに。また家で絵を描いたり写経を書いたりしているという倉科さん。12歳の弟からも「暗すぎる」と言われる倉科さんの絵とは!?倉科さんの独特の“間”とキュートな笑顔にも注目。倉科さんが主演、市原さんも共演する映画『あいあい傘』は現在絶賛公開中。25年前に姿を消した父を探す主人公・さつきを倉科さんが演じ、さつきと運命的に出会い恋をするテキ屋の清太郎を市原さんが、さつきの父・六郎に立川談春、六郎を支えながらお茶屋「恋園庵」を営む玉枝に原田知世、そのほか、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、永井大、トミーズ雅らが出演。逢いたいのにずっと逢えずにいた父と娘の愛にあふれた5日間の物語を描く。「ダウンタウンなう」は10月26日(金)今夜21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年10月26日モデルの高橋ユウ(27)が14日、自身のブログを更新し、K-1ファイターの卜部弘嵩選手(29)と結婚したことを報告した。高橋は「いつも応援して下さっている皆さま、いつも支えて下さっている皆様へ」と書き出し、「先日、婚約していたK-1選手の卜部弘嵩さんと入籍しました」と報告。「強くて優しくて、世界一かっこよくて不可能を可能にするいつも前向きな彼と過ごせる日々がとても幸せです」と喜びをつづった。そして、「人生は何が起こるか分からない。その中で今世で彼と出逢わせてくれたこの世に感謝です!」と記し、「彼と共にたくさん笑い合え、高め合える家庭を築いていきたいと思います。今後とも温かく見守っていただけたら幸いです」とメッセージ。2ショット写真もアップした。また、今夜放送の日本テレビ系バラエティバラエティ番組『行列のできる法律相談所SP』に、夫の卜部、姉で女優の高橋メアリージュンと共に出演することも告知。「彼も出演し夫婦になって初共演、姉も一緒なのである意味家族共演させていただきます!さんまさんと皆さんと楽しい時間でした」と伝えた。
2018年10月14日プロレスラー、棚橋弘至さんは美しい。言葉を変えると、色気がある。鍛え上げられた肉体もそう感じさせる理由のひとつだが、艶っぽい表情にぐっとくるのは、私だけではないだろう。戦いの最中、相手の膝を集中攻撃するとき、棚橋さんは鬼になって、サディスティックな表情を浮かべる。相手の技を受け続けて、ボロボロになっているとき、棚橋さんの表情は切なくて、それでもなんとか希望をつかむんだといった、諦めない感情がにじみ出ている。一方、メディア出演で見せる、爽やかな笑顔。何十本もの取材対応後に行った『DRESS』での取材中にも、「ちょっと飴食べてもいいですか?血糖値を上げたくて(笑)」と、癒やし系の笑顔を見せてくれた。■棚橋弘至さん演じる悪役レスラー「ゴキブリマスク」あの独特のやわらかく、温かい微笑みは、棚橋さんがデビューして約20年、背負ってきたものや戦ってきたものの重さを現していると思う。幾多のつらい経験を乗り越え、自分自身と闘ってきた人の笑みなのだ。膝や肩、首、腕……棚橋さんは体中に爆弾を抱えている。年間150試合を超える戦いを20年近くも続けてくれば、満身創痍の状態になるのも無理はない。それでも戦い続け、夏の祭典「G1 CLIMAX 28」では今年、3度目の優勝を果たした。この戦いを見て涙した人は数多くいるだろう。優勝おめでとうございますと伝えると、「がんばったでしょ?」とにっこり微笑んだ棚橋さんは、9月21日公開の映画『パパはわるものチャンピオン』に主演する。演じるのは、10年前まで団体のトップレスラーだった大村孝志。彼は今、悪役レスラー「ゴキブリマスク」として戦っている。■「かつてのエース」に自分を重ねて「映画の仕事が来ました、と言われたときは『映画?マジすか!?』で1回目、『主演です』と言われて2回目、『パパはわるものチャンピオン』の主演ですと言われて3回目。3回びっくりしましたね」目を細めて優しく微笑んだ。お子さんの学校での読み聞かせ行事で、原作の絵本を読んだことがあり、そこで描かれている白タイツのコスチューム、金髪にメッシュ、筋骨隆々のプロレスラー、ドラゴン・ジョージは棚橋さんそのもの(※)だったことから、驚くのも無理はない。※岩崎書店の『パパはわるものチャンピオン』特設サイトでも、絵本の作者・板橋雅弘さんが「ドラゴン・ジョージは棚橋さんをイメージして描いた」と言及している。ただ、棚橋さんが演じたのは現在のエース、ドラゴン・ジョージ役ではなく、かつてのエースだった大村ことゴキブリマスク。オカダ・カズチカさんという強すぎる次世代の出現や度重なる怪我による欠場で、2015年頃から棚橋さんは自身が望むような結果を出せずにもがいていた。それは大村という、かつてのエースに重なる部分があったのではないか。■好きな仕事を理解してもらえない苦しみ「大村は僕に近かった、というのもあって、大村を演じる意識はあまりなかったです。むしろ、怪我の苦しみを誰よりもわかっているぶん、無理なく大村になれたというか。自分がエースだったという過去の栄光に引っ張られて、悪役のゴキブリマスクとして戦うことに誇りを持てない感覚は出せるかな、と感じていました」自分の役割を当の自分が受け入れられない、という状態はしんどい。正義のヒーローから悪役へという流れは、見る人によっては「落ちぶれた」と感じるかもしれないし、悪役の必要性を知らない子どもからすると、「正義のヒーローのほうがカッコいい」となるのも無理はない。実際、息子の祥太(寺田心)から「悪者のパパなんて大嫌いだ」「(悪者の)仕事なんてやめてほしい」など、純粋な気持ちをぶつけられるつらいシーンもある。プロレスが好きだから戦っていて、それを仕事にできているから、家族と生きていける。にもかかわらず、仕事を理解してもらえない苦悩を抱える大村の姿を見るのは悲しかった。■仕事に誇りを持ち始める……心境の変化も見てほしい「家を出る前に、家族から『危ないことしないでね』と言われることがあります。いやいや、これから危ないことしに行くんですよ、って思うんですけど(笑)、どんな試合をしてもいいけど、自分の脚で歩いて帰ってきてね、というメッセージだと捉えています」棚橋さんには、ふたりのお子さんがいる。彼らは幼いころから「お父さんはプロレスラー」だと理解していて、大きな試合はときどき見にきていたという。そんな棚橋家とは違い、大村家では祥太に自身がプロレスラーであること、加えて悪役をしていることを隠していたが、ひょんなことから大村=ゴキブリマスクだと、祥太にバレてしまう。劇中で、祥太から否定の言葉を投げかけられ、祥太の部屋の前に立ち尽くす大村の背中は、とても大きいはずなのに妙に小さく見えて、やりきれない気持ちになった。ただ、タッグパートナーのギンバエマスク(田口隆祐)や祥太、彼の友達とのやりとりのなかで、少しずつではあるけれど、大村は悪役の仕事に誇りを持ち始める。「(大村の)そんな心境の変化が伝わればいいなと思います」と話す棚橋さんに、どのシーンがそれを象徴しているのか尋ねると、少し間があった。棚橋さんは言葉を一つひとつ、丁寧に選ぶ。厳選した技を一つひとつ、見る者にわかりやすく繰り出す棚橋さんの態度は、リング外でもリング内でも変わらない。とても真摯な人なのだ。「あぁ、治療院でのシーンですね。担当医から『先のことを考えて』と言われたとき、食い気味に『先なんてない!』と返したら、監督からOKが出たんですよね。本当は静かな声で『先なんてない』でも良かったんですけど。アドリブだったので、やるじゃん、俺!って思いました」あははと朗らかに笑う。目尻にできる笑いジワが、やっぱり温かくて、太陽みたいで眩しい。■過去の栄光に引っ張られない先なんてない!は棚橋さんの心の奥底にある感情が、無意識に流れ出たものかもしれない。来年にはデビュー20周年、11月に42歳を迎える棚橋さんにとって、一つひとつの試合はもちろん、一瞬一瞬が貴重だ。プロレスが他の競技と比べて、“現役”でいられる期間が長いとはいえ、10年後もリングに立っていられるのか。ファンはデビュー30周年目の棚橋さんも見たいと望むけれど、未来のことは誰にもわからない。「20年近くプロレスをしてきて変わってきたのは、今の自分を受け入れるというか、今持っているハイフライフロー、ドラゴン・スクリューなどの得意技を活かしてどう戦うか、ということ。あれもこれもできたのに……という過去の自分に引っ張られるんじゃなくて、これだけ使えばいいとわかっていたら戦略を立てられる。G1もそういう感覚で戦ってきました」プロレスの話になると、表情がきりりと引き締まる。棚橋さんはプロレス界の今のトレンドを「足し算、掛け算みたいなプロレス」と表現する。たしかに、いろいろな技を繰り出し、「えっ、こんな技もあるの!?」と観客を沸かせるレスラーは少なくない。引き出しの多さに圧倒されることもある。■チャンピオンはみんなに“次”を見せる立場一方で、棚橋さんが目指すのは「引き算、割り算みたいなプロレス」だ。自身を「反骨心がすごい。それは昔から」と話す。時代に逆行したそのプロレスはシンプルで、わかりやすい。いろいろなものを削ぎ落とし、一つひとつ磨き抜かれ、高められた技を見せているとも言える。「G1でチャンピオンになった僕は、“次”を見せないといけない。周りはトップをとった後は何をしてくれるんだ?と期待していますから。一番になるのはゴールじゃなくてスタート。一番になった者はそこから波風を立てないといけないんです」取材中、『パパはわるものチャンピオン』の劇場が75館になった(2018年8月22日時点)と聞いて、「えーっ!そんなに増えたんですか!嬉しい!」と無邪気な表情を見せた棚橋さん。映画でも“トップ”をとったら、第二弾、第三弾を期待してもいいですか?編集後記棚橋さんは映画初主演について「日々、プレッシャーとの闘いでした」と振り返った。監督がOKと言うまで気が抜けないのは当然だが、自分のなかに「演技の正解」がなく、何が正解なのかわからない状態で演じるのは、暗い夜道を明かりなしで歩くようなものだろう。「めちゃくちゃ不安でしたよ」と強調した。それでも座長だからこそ、演技力では引っ張れなくても、現場を盛り上げて良い空気づくりに注力し、できることを全力でやりきったという。正解は見えてきましたかと問うと、「正解は見えてこなかったです。たぶん見つからない」。演技にもプロレスにも人生にも、正解なんてものはないのかもしれない。無我夢中で走っているとき、正解なんて見えてこないのかもしれない。それでも力を出し切って向き合うことで、自分がしてきたことを正解にしていけばいいのだ。そう思わせてくれたひとときでした。Text・Photo/池田園子■作品情報映画『パパはわるものチャンピオン』2018年9月21日(金)より全国公開出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、他原作:『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』(作:板橋雅弘、絵:吉田尚令)監督・脚本:藤村享平主題歌:高橋優『ありがとう』(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)配給:ショウゲート(C)2018『パパはわるものチャンピオン』製作委員会
2018年09月18日