いよいよ師走も半ばになりました。残り少ない2009年を、そしてこれから迎える2010年の年明けを、どう過ごすか決まりましたか?日頃、まとまったお休みがとりにくい人なら、この機会に国内外の旅行に出かけるのかもしれませんね。里帰りで親孝行という方もいることでしょう。でも、なかには私のように、ひたすら都内で過ごす…という人もいるはず。そんな人にぜひご紹介したい展覧会があります。世界屈指のジュエラーとして知られるヴァン クリーフ&アーペルの歴史的全貌を体験できる「ザ スピリット オブ ビューティー展〜時空を超える美の真髄」(六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで開催中)です。ヴァン クリーフ&アーペルとエステール・アーペルが、パリのヴァンドーム広場に最初のブティックをオープンしたのが1906年のこと。以来、100年以上にもわたり、世界中のセレブリティを魅了してきたことはご存知の通り。1992年に、パリで大規模な回顧展を開催してから約20年。ヴァン クリーフ&アーペルの全容とその輝かしい歴史、そして極めて高い芸術性を一度に体感できるとても興味深い展覧会が、世界に先駆けて、日本からスタートするこの展覧会なのです。この展覧会では、100年以上の歴史によって培われたおよそ300点のジュエリーや時計が一堂に会しています。展示品の総額は数百億円超え…。会場に一歩足を踏み入れれば、たちまちその世界観に魅了され、ため息が途絶えることがありません。展覧会場となっている3つのスペースは、4つのテーマで構成されています。「自然のスピリット」「エレガンスのスピリット」「冒険のスピリット」そして「インカネーション(美の化身)」。この展示を辿ることは、最高級ジュエラーの知られざる歴史や真髄に触れるようなもの。たとえ、ジュエリーを身につけることに興味はなくても、手が届かないからと諦めていても、美しいものが好きな人なら必ずや魅了されることでしょう。そんな展示会の守護神ともいえるのが、スピリット オブ ビューティー(トンボの妖精)のクリップ(1944年)です。身体はすべてラウンドのダイヤモンド。顔はルビーとローズカット ダイヤモンド。これは、億万長者のバーバラ・ハットンが購入した作品です。躍動感、官能、遊び心にあふれたこの作品は、夢とファンタジーのシンボルとして、時を超えて詩と夢と完成度を追求してきたヴァン クリーフ&アーペルの世界を象徴する存在なのです。いずれの展示もとても心躍るのですが、個人的に印象に残ったのが「自然のスピリット」と「インカネーション(美の化身)」でした。蝶や花、小鳥など、美しい自然の息づかい、生命の驚異を讃えている「自然のスピリット」では、自然から生まれた、いえ自然そのものである宝石たちに敬意を表しているのがよく分かります。また、生き方やファッションで、ひとつのスタイルを確立してきたセレブリティたちに捧げられているのが「インカネーション(美の化身)」。チャン・ツィイー、ユマ・サーマン、ジェシカ・アルバ、レネー・ゼルウィガー、ソフィア・コッポラ、キャメロン・ディアス、そしてマリア・カラスなど、ヴァン クリーフ&アーペルとゆかりのあるセレブに関する展示も。モナコのグレース王妃、マレーネ・ディートリッヒ、ジャクリーン・オナシスらの所有したジュエリーを展示したブースでは、カトリーヌ・ドヌーブが案内役をなって、人物紹介、ジュエリーとの関係を教えてくれ、注目のひとつとなっています。年末年始に、ちょっと一息つけたなら、煌くジュエリーの世界へ、旅に出てみてはいかがですか?(text:June Makiguchi)ヴァン クリーフ&アーペル「ザ スピリット オブ ビューティー展〜時空を超える美の真髄」会期:2010年1月17日(日)まで※会期中無休時間:10:00〜20:00※入館は閉館の30分前まで入場料:一般 1,200円高・大生 1,000円4歳〜中学生 500円主催:朝日新聞社、TBS特別協力:ヴァン クリーフ&アーペル問い合わせ:森アーツセンターギャラリーTEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)URL:展覧会公式サイト:
2009年12月14日クリスマス・シーズンの到来とともに、年末年始の映画公開ラッシュに向けた動きが徐々に見られるこの時期。全米ではその先陣を切って、ディケンズの不朽の名作を3D技術で蘇らせた『Disney’sクリスマス・キャロル』が11月6日(金)に3,683劇場という大規模で公開され、週末3日間の興行収入3,005万ドルを突破し、初登場1位に踊り出た。本作のメガホンを握るのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのメガヒット作品を手掛けてきたロバート・ゼメキス。俳優の表情をデジタルで取り込み映像化した“パフォーマンス・キャプチャー”なる技術を全編にわたって駆使して制作したことで話題を呼んでいるが、特筆すべきは、全興行収入のうち3Dが占める割合が75%にも上っているという点。中でもIMAX(※通常の10倍以上の巨大なフィルムサイズを採用することで大きな映写映像を作り、臨場感あふれる画像を体験できる新技術)での上映は、わずか181劇場の上映ながら450万ドルを稼ぎ出すという好調ぶりを示しており、日本では今年になってIMAX技術が導入されたばかりだが、すでにこの技術での本作の上映が決定している。ほかの作品では、先週公開された『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』は2位に転落。同日公開された作品の中では、ジョージ・クルーニー×ユアン・マクレガー共演の、米軍を題材にしたコメディ『THE MEN WHO STARE AT GOATS』(原題)が、2,443劇場公開で1,270万ドルを記録し第3位に、日本でも12月に公開されるミラ・ジョヴォヴィッチの最新主演作『THE 4TH KINDフォース・カインド』が僅差で4位につけた。さらに、12位にはサンダンス映画祭最高賞を受賞した注目作『PRECIOUS:BASED ON THE NOVEL “PUSH”BY SAPPHIRE』が初登場。わずか18館での封切りながら、着実に存在感を示している。本作は黒人少女を主人公に、辛い家庭環境ながらも前向きに生きる姿を描いた奮闘記。マライア・キャリーやレニー・クラヴィッツなどの豪華スターのカメオ出演も話題になっている。今後の全米快進撃、さらに世界進出にも注目である。日本での反響やいかに?『Disney’sクリスマス・キャロル』は11月14日(土)より日本公開。■関連作品:Disney’sクリスマス・キャロル 2009年11月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ショーン・ペンの息子が薬物所持で逮捕。離婚申請中の妻はハリウッドから移住を決意ジム・キャリーが点灯!『クリスマス・キャロル』プレミアでロンドンは聖夜モードに不朽の名作が3Dに『Disney’sクリスマス・キャロル』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待JUJUから一足早いクリスマス・プレゼント!「未来は変えられると信じてる」スカーレット・ヨハンソンに会える権利がチャリティ・オークションに出品
2009年11月11日年末年始の予定はお決まりですか。帰省される方、家族とのんびり過ごす方、友人と楽しい初詣の予定を立てている方など、過ごし方は人それぞれ。そんな年末年始のファッションでチェックしたいポイントというと、、、、・寒さ対策ができること・着心地ラクチン・義理実家もOKのほどよいキレイ見えなど、普段のファッションにプラスオンして活躍してくれるアイテムがあるとより楽しい年末年始を過ごせそうです。今回は、そんな理想の年末年始ファッションを叶えるアイテムをご紹介します。【理想1】リラックス感のある着心地を重視しつつ、どんな人の前でも着られるもの年末年始は家族だけでなく、大勢の親戚と集まるというご家庭も多いはず。いくら親戚とはいえ、くだけすぎた格好をするわけにはいきませんよね。誰が見ても違和感ないデザインだけど、実は着心地ラクチンでストレスフリーなアイテムがあれば、重宝しそうです。1.digniteフロントネジリ 帰省ワンピース 「digniteのフロントネジリ 帰省ワンピース」 は、前面に大きく入ったねじりデザインがアクセントになり、きれいめな印象を与えます。このワンピース最大の特徴は、伸縮率150%(アンジェスタッフ調べ)の驚異のストレッチ性!Iラインシルエットだから、だぼだぼ・ゆるゆるといった印象は与えず、窮屈感が全くない着心地。両サイドにポケット付き&裾に切り込みが入っているから足さばきも良く、動きやすさも◎。微細な起毛の滑らかな肌触りの生地も、とても気持ちよくリラックス感のある着心地を叶えてくれるワンピースです。⇒ 「digniteのフロントネジリ 帰省ワンピース」 2.dignite毛玉になりにくい ミラノリブニット セットアップ 「digniteのミラノリブ ニット セットアップ」 は、毛玉になりにくい素材でできているから、こまめな毛玉取りの必要がない、デイリー使いしやすいセットアップ。セットアップだからきちんと見えするのに、身体のラインを拾わないゆったり身頃やストレスフリーな総ゴムのウエストのおかげで、着心地は楽チン♪帰省や旅行のとき、少しでも荷物を減らしたいときも、セットアップは便利。トップス・ボトムスどちらもシンプルなデザインだから、単品使いも◎。セット使い&単品使いを組み合わせれば、着回し力も抜群です。⇒ 「毛玉になりにくい ミラノリブ ニット セットアップ」 【理想2】初詣も雪まつりも寒さ対策万全で楽しみたい年末年始の楽しみといえば、初詣や初売りセール、温泉やスキーなど盛り沢山。ただし、冬シーズンだからこそ頭を悩ませるのが、「寒さ」。外で長蛇の列に並ぶ時も、寒い地方への旅行先でも、防寒できるファッショングッズがあれば、寒さに負けず楽しめそうです。3.dignite履くダウン すらり防寒パンツ上着を着こめる上半身とは異なり、下半身の寒さ対策アイテムは限られてきますよね。厚手のタイツや中綿入りや裏起毛のあったかパンツでは、寒さ対策が物足りなかったり、もこもこと野暮ったく見えてしまったり、、、。 「digniteの履くダウン すらり防寒パンツ」 は、ダウン80%・フェザー20%と、本格派のダウンジャケットにも負けないほどダウンを高混率にすることで、防寒性だけでなく、柔らかさや軽さまで叶えた最強の防寒パンツ。さらにこだわったのは、シルエットデザイン。よくある中綿入りパンツは、アウトドアライクなデザインのものが多いですが、こちらはスラリとしたシルエットが叶うデザインに仕上げました。スニーカーなどのカジュアルなシューズしか合わなそうな印象を覆す、女性らしいシルエットだから、ヒールブーツに合わせても違和感なし。普段のファッションが綺麗めな方も取り入れやすいダウンパンツです。雪などに濡れても、おうちで手洗い可能なのでいつでも清潔を保つことができるのも、嬉しいポイントです◎⇒ 「digniteの履くダウン すらり防寒パンツ」 4.BELLHOODMADEフードウォーマー BELLHOODMADE 「 BELLHOODMADEのフードウォーマー 」 は、ストールやマフラーだけではかばいきれない、耳や頬などの顔周りを防寒してくれるアイテム。ベースとなるのは、ウィンタースポーツでよく使用される目出し帽と呼ばれる「バラクラバ」。パーカーのフード部分と、フェイスウォーマーが一体化していて、顔から首回りを包み込んでくれるんです。ストールやマフラーと同じ感覚で取り入れられる「フードウォーマー」。カジュアル派さんに特にぴったりのアイテムです。⇒ 「 BELLHOODMADEのフードウォーマー 」 【理想3】荷物は少なく!手ぶらで過ごしたい5.【アンジェ限定デザイン】タッセル付 牛革スマホポーチショルダー帰省のときは、お泊りグッズはもちろん、お子様がいればお子様分の衣類やおもちゃなど、荷物は大量!出来る限りにコンパクトにしたいですよね。 「 【アンジェ限定デザイン】タッセル付 牛革スマホポーチショルダー 」 は、マストアイテムのスマートフォンやカードをすっきり持ち運び可能。肩にかけられるから手ぶらな状態で、大切なものだけをコンパクトに身に着けられます。車や電車、飛行機での移動中は大きな荷物は全てトランクに入れたり預けたりすれば、手持ちはスマホショルダーだけでOK!狭い車内や機内での移動中も、快適に過ごすことができますよ。また、親戚が集まったときには、写真を撮る機会も多いのでは。鞄をガサゴソせずに、さっとスマートフォンを取り出せるから、重宝するんです。家族そろって近所の神社に初詣、帰省に飽きたお子様を連れて近くの公園まで遊びに行く時など、常に身に着けておきたくなるアイテムです。⇒ 「 【アンジェ限定デザイン】タッセル付 牛革スマホポーチショルダー 」 年末年始あるあるのお悩みを解決してくれる、ファッションアイテムを5つご紹介しました。忙しい方も、ゆっくりお休みできそうな方も、お悩みポイントにあわせたファッションアイテムを取り入れて、気持ちよく新年をお迎えする準備をしませんか。 ■ファッションのはなし 安住香奈アンジェ編集部。デニムもヒールも大好き!なりたい自分を叶えるファッションを日々探求中の欲深めアラサー。
2001年12月05日