京都の京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 竹屋町」が、2020年9月4日(金)より京都・丸太町エリアにオープンします。一棟貸しの宿「京の温所」が京都・丸太町に「京の温所」は、京町家をベースに、ワコール(WACOAL)がプロデュースする一棟貸しの宿泊施設です。ミナ ペルホネン(minä perhonen) デザイナーの皆川明が手がけた「京の温所 西陣別邸」や「京の温所釜座二条」など、これまで京都府内に7軒の宿を展開しています。「パンとエスプレッソと」を手掛ける「日と々と」のベーカリー&カフェ併設今回オープンする「京の温所 竹屋町」最大の特徴は、宿に併設されるベーカリー&カフェ「本日の」。「パンとエスプレッソと」を展開する「日と々と」の新ブランドで、旬の食材を使ったサラダや、揚げたてで提供する牛カツサンドなど、季節ごとの旬の食材を使用したメニューを月替わりで提供されます。「京の温所 竹屋町」では、宿泊者限定メニュー「本日のmorningプレート」付きのプランなどを用意。季節ごとに作品を展示、“泊まれるギャラリー”としての機能もまた、「本日の」のカフェスペースと「京の温所 竹屋町」に、京都ゆかりのアーティストの作品を季節ごとに展示。作品はその場でオンライン購入できるなど、“泊まれるギャラリー”として宿泊を楽しめるのもポイントです。開業時には、京都を拠点に活躍する若手作家川上幸子の作品が、約8点展示。その後、約3か月ごとに作品は入れ替わります。“職住一体型”の町屋をイメージした内装築130年以上の2階建て京町家をリノベーションした内装は、“職住一体型”の町家をイメージ。1階は、京町家特有の坪庭を囲むようにベッドルーム、ライブラリー、お風呂を配置。ダイニングのある2階からは、大きな蔵の白い壁が見えるなど、町家の風情を感じることができます。シャンプーやボディウォッシュなどのアメニティは、日本生まれのブランド・THREE(スリー)のものを用意。さらに、京都の書店「誠光社」がセレクトした約40冊の書籍が並ぶライブラリーも設置。【詳細】京の温所 竹屋町オープン日:2020年9月4日(金)予約開始日:8月14日(金) ※「京の温所」公式サイトより受付。住所:京都市中京区竹屋町通西洞院東入指物屋町371延床面積:88平米定員:最大4名チェックイン:16:00~(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:11:00まで・間取り:1階 ライブラリー、 ベッドルーム、 坪庭、 お風呂、 洗面、 トイレ2階 ダイニング、 キッチン、 和室、 トイレ料金:1泊30,000円(税込)~ ※人数と時期により変動。■ベーカリー&カフェ「本日の」営業時間:9:00~19:00(ラストオーダー18:00)定休日:なし【問い合わせ先】ワコール お客様センターTEL:0120-307-056(平日9:30~17:00)
2020年08月22日中村倫也が主演を務め、ある町の謎に迫っていく新感覚のディストピア・ミステリー『人数の町』より、さらに謎が深まる予告編が到着した。今回公開された予告編では、舞台となる出入りは自由だが離れることができない“町”のヒントが断片的な映像として描かれる。借金で首が回らなくなった中村さん演じる蒼山が、意思が弱く世の中に居場所がないものたちが集められるその町に連れてこられるところから始まり、何かを打ち込まれるシーンや、妹を探しにやってきたという紅子(石橋静河)の姿も確認することができる。さらに予告編と一緒に、物憂げな表情でバスに乗る蒼山と紅子、選挙の投票所のような場所にいる2人を切り取った写真も到着した。なお、7月10日(金)からは本作のムビチケカードが販売スタートする。『人数の町』は9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月07日中村倫也主演、映画『人数の町』が、2020年9月4日(金)より全国公開。物語の舞台は、謎の“町”物語の舞台は、衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない謎の“町”。そして主人公となるのは、ひょんなことから、その町の住人となってしまった男・蒼山だ。映画では、そこで出会う人々との交流を通して、“町”に隠された奇妙な謎を明かしていくー。キャスト主演は中村倫也主演を務めるのは、映画『屍人荘の殺人』や『台風家族』での好演のほか、『水曜日が消えた』では1人で7役を演じるなど、その幅広い演技力にも注目が集まる中村倫也。今回中村が演じるのは、借金で首の回らなくなった、特別でも何でもない蒼山という男。借金取りから暴行を受けていた際に助けられた男の紹介によって、謎の“町”の住人となった蒼山は、何故かその男から“デュード”と呼ばれることになる。石橋静河ら個性派キャストそして主演の脇を固めるキャスト勢には、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務めた石橋静河をはじめ、本作が映画初出演となるモデルの立花恵理、『映像研には手を出すな!』に出演の山中聡など、フレッシュな個性派俳優陣が勢ぞろい。謎の町の住人役を務める彼らは、物語をどのように動かしていくのか?中村演じる蒼山との関係性にも注目だ。町の全貌が少しずつ明らかにプールが社交場?!謎のベールに包まれた町の様子を伺える場面写真も到着。住人たちが社交場と活用しているのは、なんと“プール”。健康のために運動するのはもちろん、住人同士が交流し、気になる相手にアピールする場となっているらしい。立花演じる緑は、この町のマドンナ的存在なのか、複数の男性を集めて、ピコピコハンマーで人間もぐらたたきに興じている。住人の仕事は“治験”?もう一方は、病院着の住人らが揃って“謎の錠剤”を飲んでいるシーン。病気ではなさそうな彼らは、いったい何の薬か知らされずに飲んでいるように見える。これは町の仕事の一部で、なにかの“治験”で実験台にされているのだろうか。一体だれが何のために行っているのか…徐々に明らかになってきた町の追加情報に期待したい。荒木伸二による初の長編映画なお、監督・脚本を務めるのは、松本人志が出演するCM「バイトするならタウンワーク」や、MVなどを多数手掛けてきた荒木伸二。本作は荒木にとって初の長編映画であり、河瀨直美監督を審査員に迎えた第1回木下グループ新人監督賞で、準グランプリにも選ばれている。【詳細】『人数の町』公開日:2020年9月4日(金)監督:荒木伸二脚本:荒木伸二音楽:渡邊琢磨出演:中村倫也、石橋静河、立花恵理、橋野純平、植村宏司、菅野莉央、松浦祐也、草野イニ、川村紗也、柳英里紗、山中聡
2020年06月21日大阪・弁天町の大阪ベイタワー・アトリウムにて開催予定だった「第2回 和酒フェス@大阪ベイタワー」が、開催中止。「和酒フェス」は「季節を感じながら、旬の和酒と食と日本文化を楽しむ」をコンセプトに、季節ごとのテーマに沿って旬の日本酒を厳選し、利き酒を楽しめる利き酒祭り。大阪では、2019年11月に開催された第1回に続いて、2回目だ。今回は「夏酒、スパークリング、生酒、プレミアム酒を楽しもう!」をテーマに、全国21酒蔵100種類以上の日本酒が集結。夏に飲むのにぴったりな「花雪」や「富士錦」、国内外での受賞歴ももつ「五橋」「龍力」、シュワシュワとしたスパークリング日本酒など、実力派の酒蔵が手がけたプレミアムな日本酒を存分に味わうことができる。フードゾーンでは、地元の飲食店や地方の郷土料理店が出店。日本酒に合う酒肴・酒器などをキャッシュオンで提供する。そのほか、津軽三味線による生演奏や、「日本酒と健康と美容セミナー」などのイベントも開催。日本酒とともに、日本文化の魅力も楽しむことができる。【開催中止】第2回 和酒フェス@大阪ベイタワー開催日時:2020年8月8日(土)※当初は2020年4月11日(土)を予定していたが延期第1部(試飲会) 12:30〜14:45(2時間15分) / 第2部(試飲会) 15:30〜17:45(2時間15分)※各部入替え制※開催中止に伴い、購入済みチケットは各プレイガイドを通して全額返金対応。返金時期はクレジットがカード会社ごとに異なるため、利用したクレジットカードの管理会社へ問い合わせ。定員:各部 500名(予定)場所:大阪ベイタワー・アトリウム(2F)住所:大阪府大阪市港区弁天1-2-4料金:3,000円+税(前売り制)
2020年02月13日錦糸町南口の新商業施設「錦糸町駅前プラザビル」が、2020年4月24日(金)にオープン予定だ。錦糸町南口の商業ビルが「錦糸町駅前プラザビル」として一新1973年会社設立以来、40数年に渡って親しまれた錦糸町南口の商業ビルが装いも新たにリニューアル。主に飲食店が出店する錦糸町駅前の新ランドマーク「錦糸町駅前プラザビル」として、新たにオープンを迎える。ファミリー層から“おもてなし“まで、多様な飲食店が出店館内には、ファミリーレストランから高級店まで、シーンを問わずに利用出来るよう、多様性のあるショップ&レストランが出店。1F~3Fはファミリー層も気軽に利用出来る旧ビルからの人気飲食店、ファミリーレストラン、ファーストフード店、地元すみだクラフトビール&ビストロなどが並ぶ「カジュアルゾーン」、4F~6Fは居酒屋、カラオケ飲食店、炉端焼など多様なジャンルが揃う「ワイガヤゾーン」、そして7F~8Fはスカイツリーも見渡せる景観と個室を完備した和食、焼肉、中国料理などが入店予定の「プライムゾーン」と、フロアゾーンごとにコンセプトを定めたテナント構成となっている。施設情報商業施設「錦糸町駅前プラザビル」オープン予定日:2020年4月24日(金)※営業時間は店舗により異なる。住所:東京都墨田区江東橋3丁目8−7アクセス:JR総武中央線各駅停車・総武線横須賀線快速、東京メトロ半蔵門線(東武スカイツリーライン直通)、都バス「錦糸町」駅前 徒歩1分建物規模:地上8階建
2019年12月14日神戸の人気観光スポットのひとつ南京町で「南京町ランターンフェア」がスタートする。会期中は一帯に400個以上の中国提灯が吊るされ、あたたかい光が夜の南京町を優しく包む。中国提灯が吊るされるのは、南京町広場を中心とした一帯。クリスマス、お正月など冬のイベントが続き、「神戸ルミナリエ」をはじめ様々なイルミネーション・イベントも開催されるが、東洋の穏やかで情緒ある灯りを楽しめるのが本イベントの特徴だ。点灯は日没後の16時頃から開始。来年の1月15日(水)までの開催を予定している。南京町ランターンフェア12月5日(木)から2020年1月15日(水)点灯時間:16時頃(日没後)から22時頃まで※雨天実施(荒天中止の可能性あり)見物無料
2019年12月05日尾上菊五郎が「團菊祭五月大歌舞伎」の夜の部『弁天娘女男白浪』で、音羽屋のお家芸である弁天小僧菊之助を演じる。4月、菊五郎の取材会が開かれた。【チケット情報はこちら】「初めてやらせていただいたのが昭和40年、22歳の時。その後、(菊五郎)襲名もこの演目でやりましたし、節目節目に、様々な劇場でやらせていただきました」と、菊五郎は振り返る。弁天小僧菊之助といえば、婚礼間近の娘として登場し、男であることが発覚して片肌を脱ぐ“見あらわし”で有名。女方と立役の両方が求められるその芸を、菊五郎はメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手に引っ掛けて「今流行りの二刀流の究極」と評する。今では押しも押されもせぬ当たり役だが、演じながら悩んだ時期もあったという。「最初は、煙管や赤い鹿の子の布をどう出すか、お金をどこに入れるかといった手順、あとは捨て台詞も難しくて、つい現代語のようにペラペラペラペラと言ってしまい、あとで台詞がなくなって困ったこともあります(笑)。それでも怖いもの知らずで、30代までは勢いでやっていたけれど、40代に入り、あまりに何度もやらせていただくので、悩んでしまって。立役がよくなってくると女方が気になるし、女方を一生懸命やると今度立役が……となるんです。完成品ではありませんから、今回も、色々勉強することになるでしょう」「白浪五人男」の通称でも知られる本作。日本駄右衛門、弁天小僧菊之助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸の5人の盗賊が並ぶ「稲瀬川勢揃の場」も、本作の見どころのひとつだ。「古い歌舞伎座で五人男をやった時、“10年後にやって、誰も抜けてないだろうなあ”と言ったら“そんなことないよ”と答えた夏雄ちゃん(市川團十郎)が一番先に逝き、それから寿(坂東三津五郎) も逝って、非常に寂しい思いをしました。今回、新しい歌舞伎座の五年祭にあたり、この辺りで一遍やろうかなと。(市川)左團次さんのようにずっと一緒にやってくださっている方もいる一方、(尾上)松緑も(尾上)菊之助も揃うし、(市川)海老蔵くんの日本駄右衛門も初めてだと思う。鳶頭も(故・尾上)松助がやっていたから(息子の尾上)松也にやらせます。(芸の継承を)意識して配役を決めました」若い世代に伝えたいことを問われると、「言葉の間(ま)と、歌舞伎の江戸っ子言葉。“ひゃく“と言わず“しゃく”と言うわけですが、あんまり“しゃくがにしゃくと……”と言われるとゾッとしちゃう。昔の江戸っ子はそう言ったかもしれないけど、歌舞伎としてお客さんの前でやる場合の発音はひゃとしゃの間くらいだと思います。若い人達には、映像だけではなく、一緒に演じることで、感じを覚えておいてほしいですね」今75歳。少年である弁天小僧を演じるにあたり、姿勢に気を使い、体重も落としていると語る。円熟味と若々しさが同居する珠玉の芸を味わいたい。團菊祭五月大歌舞伎は、5月2日(水)から26日(土)まで、歌舞伎座にて。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2018年05月02日山形県朝日町、電車の駅もなく決してアクセスが良いとは言えない場所がいま注目を集めています! 名産のりんご、ワイン、自然、民泊…、山形県朝日町の魅力の秘密に迫ります。自然溢れる、山形県朝日町「山形県朝日町」といわれてもピンと来る人は多くないかもしれません。山形県のほぼ中央にある人口およそ7400人の町。町の中心部を日本三大急流と言われる最上川が南北21kmにわたって流れ、また町の76%ほどが国立公園をはじめとする山林やブナ原生林などで占められいます。豊かな土壌と寒暖の激しい気候は、果樹や作物の栽培に適した土地だといわれ、特にりんごの栽培とワイン作りには定評があります。しかし海外から人を呼ぶという意味では東京からも遠く、あまり条件は良いとは言えません。そんな中、朝日町ではある試みが多角的に行われていました。1人の青年の体験が、世界への扉を開く今回はりんごの産地としても有名なフランスのノルマンディーからの視察団に同行取材をしました。そもそも朝日町とノルマンディーとのつながりは、一人のフランスの青年が偶然町で行われたイベントに参加したことにありました。その時の町ぐるみのおもてなしと自然の豊かさ、りんごの美味しさに感激した青年は、フランスのパリに帰り友人知人に話をしたところ、「行きたい! 」という人たちがあっという間に集まったことが発端でした。そこからは毎年公式行事としてノルマンディー地方を中心としたメンバーによるフランスとの国際文化交流行事が開始され、今年で3回目を迎えました。すべてのきっかけはたった一人の「話したくなるような感激」でした。ありのままの日本が知りたい今回のフランス視察団の心を最も打ったのは、朝日町の「飾らないおもてなし」でした。民泊(民家に宿泊すること)またはファームステイでのありのままの生活体験、手作りの歓迎、そして言葉が伝わる、伝わらないに関係なく笑顔で迎えてくれる気持ちが大きかったようです。一緒にりんご農家で民泊をした、パリ市観光計画企画室を定年退職して今回ツアーに参加したニコル・プボーさんによると 「私たちが知りたい日本のすべてがここにありました。ホテルや旅館といったよそ行きの空間ではなく、本当に人が生活する空間に入ることができました。今回私たちは京都、大阪、東京も見ました、ほかの地域で少し過剰なおもてなしも受けました。しかし、朝日町での体験や出会いに勝るものはありませんでした。このような温かなおもてなしは一生忘れないと思います。ここに来なければ見られない景色や出会えない人達がいます。あ、それと日本人女性は本当によく働くことにも驚きました! 例えば朝食の種類や手際は私たちフランス人には真似できないわね! 今回の体験はインターネットやガイドブックでは感じることはできません。そして観光のあり方の参考にもなりました。フランスに戻ったらこの旅のことをたくさんの友達に話すわ! 」飾らない「おもてなし」とは何だったのか?朝日町で行われた二泊三日のおもてなしは、自然体で手作り。子供たちが受け継ぐ和合豊年和太鼓の演奏や地元のミュージシャンによる演奏。新しくできたばかりの道の駅では、りんごを食べて育った豚のポークバーガーやアイスクリーム。夜はそれぞれの民泊先で過ごす夕食と家族の時間。翌日はブナ林のトレッキング、りんごもぎ体験、芋煮会、りんご温泉、夜は朝日町の名産のワイン、焼きそばなど、B級グルメの数々で懇親会などなど。すべては和やかで温かい。もちろん準備はしっかりと行った上での「ありのままのおもてなし」。しかし、町で過ごす中、とてもポジティブな自信も感じられました。地域のブランディングの効果また朝日町は地元のブランディングにも力を入れている。人気のブランド戦略の専門家、村尾隆介氏には2年間のプロジェクトで朝日町に暮らしてもらい、「朝日町丸ごとブランド化」の目標の元、数々の新しいブランド戦略、無料の勉強会など町民のモチベーションを高めて来ていました。その結果、町民全員が「ポジティブな自信」を持ったプレイヤーになったのではないかと強く感じました。そして地元では当たり前のことが外国人には新鮮な驚きにつながります。フランス視察団はりんご農家でりんごもぎ体験のほか、その生産方法などにも自国との大きな違いを感じたようです。中でも最も驚いていたのが「玉まわし」というりんごを一個ずつ太陽に当たるように日陰になっている面を表に出す作業。りんご一つ一つにこれだけ根気良く手を掛けるということ、食べた時の瑞々しさ、バランスの良い甘さと酸味、そしてサクッとした歯ごたえに感激の声が上がっていました。駅もない、バスも少ない、観光客には不便な場所だけれども、その不便さを超えた温かさや心が通ったおもてなしがありました。これからも地方の挑戦から目が離せません。
2015年12月26日気軽に飲めるバルで、こだわりの詰まったピザを食べたい!そんな時にオススメなのが「人形町ピザバル」(東京都日本橋人形町)だ。同店は11月1日にオープンし、元フレンチシェフの田代周平オーナーが腕を振るっている。「より多くの方に、カジュアルにおいしいピザを楽しんでもらいたい」をコンセプトにした店内は、白と木目を基調としたシンプルな空間になっている。客から見えるところに設置されているまき窯は、日本橋の職人によって作られた特注窯。ピザが1枚1枚焼き上げられていく様子を見ながら、料理を待つのも興味深い。ピザは全部で10種類。フランスパン粉100%で作られた生地は、もちもちとした食感と焼き上がりのサクッとした軽さが特徴。「ハニー・ゴルゴンゾーラ」(1,500円)は、辛味のあるゴルゴンゾーラの上に、はちみつをかけて食べるというもの。味のコントラストが楽しく、癖になる一品だ。また、手作りトマトソースの「マルゲリータ」(900円)は、女性ひとりでも軽く1枚食べられる。また、バル使いも提案しており、「ブロッコリーとアンチョビのソテー」(500円)、「カポナータ」(500円)、「タコのマリネ」(600円)など、軽いつまみは9種類、前菜は12種類展開している。ピザに合うドリンクとして、イタリアワインのみを赤・白10種類をそろえている。中でも、日本では取り扱いが少ない銘柄もあるイタリアビールは、全て600円で提供されているのがうれしい。ランチタイムには、ピザ5種類(マリナーラ、ロマーナ、ハニーゴルゴンゾーラなど)から1枚に、ミニ前菜が付いて800~1,500円。また、ピザは全メニュー店内と同じ価格でテイクアウトもできる。●information営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)/17:30~23:00(L.O.22:30)定休日:日・祝席 数:20席アクセス:地下鉄日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A3出口より徒歩1分【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日