パナソニックは、厚さ100マイクロメートルの断熱シート「NASBIS」を開発した。同シートを、スマートフォンやウェアラブルデバイスに組み込むことで、熱問題の解決が期待できる。6月中に量産を開始する。これまでの断熱材は、数mmから数cmの厚みのものが主流だったが、電子機器の小型・薄型化、高性能化に伴い、ヒートスポットへの対策や発熱部品からの煽り熱の問題が深刻化しており、薄く高性能な断熱材への要求が高まっていたという。同社は、断熱性能が極めて高いシリカエアロゲルと呼ばれるナノ多孔体を繊維シートを隙間に埋め込み、均質にシート化する独自の製造プロセスを開発。厚さ100マイクロメートルで、非真空断熱材として業界最薄(同社調べ)となる「NASBIS」の量産を実現した。「NASBIS」の特徴は、湿度や温度による劣化が少なく、長期間に渡って高い断熱性能を維持できる点。また、電子機器の筐体内部の狭小空間において押圧がかかるような使用環境でも、断熱性能の低下を大幅に抑制し、安定した熱対策が可能となる。同社は、スマートフォンやウェアラブルデバイス、車載機器、産業機器などへの採用を期待している。今後は、厚さ200/500/1,000マイクロメートルの「NASBIS」も順次ラインナップしていく。
2015年06月03日サーモスはこのほど、「サーモス製品を買って当てよう!キャンペーン」を開始した。同キャンペーンでは、「真空断熱スポーツボトル」「真空断熱ケータイマグ」「真空断熱ストローボトル」「真空断熱フードコンテナー」などといった同社製品(部品を除く)を購入し、応募した人の中から抽選で購入点数に応じた製品をプレゼントする。賞品は、お買い上げ1点コースは、「ソニッケアー 音波式電動歯ブラシヘルシーホワイト」(15名)、お買い上げ2点コースは、「ソニーフルハイビジョン アクションカムミニ」(15名)、お買い上げ3点コースは「ダイソンファンヒーター」(15名)。さらに、2点コース・3点コース応募者の先着2,000名にサーモス オリジナルミニトートバッグもプレゼントする。応募方法は、期間中に購入したサーモス製品の本体または化粧箱のバーコード部分を店頭備え付けの応募ハガキか郵便ハガキに貼り、必要事項を記入の上、郵送する。締め切りは、5月17日まで(当日消印有効)。
2015年03月02日住まいと暮らしの総合住生活企業であるLIXILは、“どこでも断熱”“気軽な断熱”“断熱でお得に!”といった内容を提案するスペシャルサイト「ほっとリフォーム」をオープンさせた。同サイトでは「脱衣所でブルッと…」「足下が冷えて水仕事がつらい…」「暖房で頭がボーッと…」「朝、部屋が冷え切っていて寒い…」など、冬の住宅でありがちな事例をシチュエーション別に紹介。家の中で寒さを感じてしまうことの原因とメカニズムについて触れ、断熱の重要性を解説している。さらに部屋間の温度差によりカラダに負担を与える「ヒートショック」対策や、仕事・学習の効率を高める部屋の温度設定などについても掲載。快適な暖房を実現するうえでのヒントとなる内容も掲載されている。なお、同社では壁や床の一部を断熱できる「ココエコ」、今ある窓にプラスするだけで断熱可能な「インプラス/インプラスウッド」、空気を整え快適な湿度を保つ「エコカラット」、“肩湯”や“サーモフロア”などあたたかくする工夫が施されたバスルーム「SPAGE」などの断熱製品を取り扱っている。
2014年11月26日東洋ゴム工業は8月1日、タイに硬質ウレタン断熱材の製造販売会社「TOYO SOFLAN WIZ(THAILAND)CO., LTD.(トーヨー・ソフランウイズ・タイランド)」を設立した。ダイバーテック事業セグメントにおけるウレタン事業のグローバル成長が目的。東洋ゴム工業は国内における硬質ウレタン事業を、ソフランウイズ通じ、技術開発から製造・販売まで一貫しておこなっている。硬質ウレタン原液は、防露・保温・保冷・凍結防止といったさまざまなニーズを満たす家庭用・業務用冷蔵庫や住宅用断熱建材、また超低温設備(LNG(液化天然ガス)貯蔵タンク、LNG運搬船)への用途として製造供給しており、その供給量は日本国内でトップシェアとなっている。トーヨー・ソフランウイズ・タイランドにおいては、日本国内で高い評価を得ている「硬質ウレタン断熱パネル」、および「硬質ウレタン原液」の製造・販売を行う。
2014年08月04日サーモスは1日、ファッション雑誌「sweet」のオフィシャルブロガーでありアートディレクターの鈴木淳子氏とコラボした「真空断熱ケータイマグpremium collection」4商品を数量限定で発売する。同商品は、サーモス史上最軽量モデルとうたう「真空断熱ケータイマグJNL-350/500」と鈴木氏がコラボした、オリジナルデザインのケータイマグ。同社によると、ケータイマグのメインユーザー層は30~40代女性だが、最近では20代女性でも学校や職場などにマイボトルを持参する人が増えており、カフェでコーヒーをオーダーする際にマイボトルを使用する人もいるという。20代女性をターゲットに「かわいい」「自分で使いたい」と思えるデザインを目指した。0.35Lモデルではピンクリボン、スイートホワイトの2色、0.5Lモデルではマリンリボン、ミスティパープルの2色、計4色を展開する。外箱も金箔文字を使うなど、プレミアム感のあるデザインを盛り込んだ。デザイン上のこだわりとして鈴木氏は「単純にかわいくって、女の子がずっと使えるデザインってなんだろう……って考えたら、花とボーダーの2種のプリントの4つのマグになりました。マグって毎日使うかもしれないし、ずっと使うかもしれないものだから、かわいいけど飽きない、さりげなく持ち歩きやすいバランスを目指しています。友達に、彼女に、娘に、お母さんに、ちゃんと使えるプレゼントとしても活躍してほしいです」とのコメントを発表している。価格は各オープン価格。参考価格は0.35Lモデルが3,150円、0.5Lモデルが3,675円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月01日サーモスは人気商品である「サーモス・真空断熱ケータイマグ」の新モデルを、全国の量販店にて発売開始した。このほど発売した真空断熱ケータイマグ「JNL-350/500」は、従来モデルをリニューアル。軽さとコンパクトさ、手入れのしやすさを追求し、デザイン性や質感を高めた。本体重量は、JNL-350(容量0.35L)が約170g、JNL-500(容量0.5L)が約210gと、従来品に比べ約20~30%の軽量化を実現。同容量帯で最高クラスの軽さとなった。同商品は高い温度・冷たさを保つ魔法びん構造。飲み口を外して洗えるシンプル構造で、お手入れも簡単にできる。飲み口はワンタッチで開き、飲みやすさにもこだわっている(ロックリング付き)。カラーはピーチ、ミント、バーガンディー、ディープパープル。価格は4,725円(JNL-350)、5,250円(JNL-500)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日