滋賀県犬上郡豊郷町の豊郷小学校旧校舎群で「全国アニメ聖地サミットin豊郷」が開催される。開催日時は11月23日の10時~17時まで。○アニメーション監督・岸誠二や声優・雪野五月が登場同イベントは、全国のアニメ聖地となった地方自治体から、アニメを活用したまちづくりや観光振興に取り組んでいる関係者が一堂に会し、取り組みや情報交換を行うもの。漫画家や声優、アニメ監督による講演なども開催される。オープニングセレモニーが行われた後は、北海道大学教授の山村高淑氏や、聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道氏による基調講演や「各地のアニメ聖地の取り組み紹介」、「アニメ聖地に関わる調査・研究報告」などを実施。また14時からは、『瀬戸の花嫁』、『天体戦士サンレッド』、『Angel Beats!』などを手掛けたアニメーション監督・岸誠二氏や、『囚人リク』、『畳の花道』などの作者・瀬口忍氏、『ラブひな』乙姫むつみ役、『ひぐらしのなく頃に』園崎魅音/園崎詩音役の声優・雪野五月氏が登壇し、「クリエイター響創塾」を実施。「豊郷から響かせるクリエイティブの今と未来」をテーマに、若手クリエイターの育成をテーマとした講演会を行う。そのほか、アニメ聖地の特産品を販売する物産展やクリエイター情報交換会(参加料3,000円)も開催する。なお、来場者には限定500枚で、豊郷小学校のシンボル「ウサギと亀」か、「古川鉄治郎像」の蒔絵シールをプレゼント。どちらも豊郷でしか手に入らない一品とのこと。
2014年11月21日叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)はこのほど、本社の滋賀県大津市の「寿長生の郷(すないのさと)」にて「秋の菓子まつりおおみたから」を開始した。会期は11月30日まで。イベント名にある「おおみたから」は、"「百姓」と書いて「おおみたから」と読む"という事柄から来ている。あらゆる仕事に携わる人々を、国の宝と讃(たた)える日本古来の美称であるという。「おおみたから(百姓)」の集団でありたいと願う同社では、寿長生の郷で撮影した写真展と秋の実りの菓子まつりを開催している。イベントは「おおみたから」にさまざまな形で触れることができる4つのテーマで展開する。「おおみたから写真展」では、同社の菓子作りに通ずる数々の取り組みを写真で紹介する。「工芸菓子の展示」は、同イベントに合わせて製作した職人手作りの菓子を展示する。11月23日には「書パフォーマンス」を開催。書家の川尾 朋子氏が登場し、「おおみたから」のイメージを3×6mのキャンバスに大胆に表現する。「音楽コンサート」は、地元滋賀県出身の演奏家が、和太鼓やマリンバの演奏などを披露する。開催日は11月16日、23日、30日。また、限定菓子の販売も行う。創業当時の菓子や柿、ゆず、くずなど、素材にこだわった限定商品を数多く用意する。菓子原料、自社農園野菜、山野草寄せ植え、ゆず酢、ゆずジュース、梅酒などの販売もあわせて行う。体験イベント「特・和菓子づくり教室」では、工芸菓子づくりの体験と職人による実演を見ることができる。茶席付で料金は5,400円(要予約)。自然の中で気軽に陶芸体験ができる「手ひねり陶芸教室」(2,000円/予約不要)や、土づくり、ゆず狩りなどを体験する「愉しい農体験」などの無料体験講座も用意する。その他、11月16日までの土日は、できたて和菓子を味わえる「菓子バイキング」(1,500円)も開催。屋台では、安納芋の焼き芋や団子などを販売する。囲炉裏(いろり)茶房では、近江 伊吹そばなど期間限定メニューも味わえる。時間は、10時~17時(各内容によって異なる)。入場料無料。JR石山駅から無料シャトルバスも運行している。11月は無休で営業する。※価格はすべて税込
2014年11月05日滋賀県草津市では、市を代表する観光使節として、草津市の魅力を市内外にPRし、草津市の観光振興に努める、「平成25年度グッドウィルナー草津」の募集を12月3日から開始した。募集人数は2人で、任期は3月の選任式から1年間。応募の条件は、草津市内に在住・在学・在勤で、平成25年4月1日時点で18歳以上。性別は不問。ただし、高校在籍者は除くとのこと。さらに、平成25年度中に草津市観光物産協会が出動を依頼する各種の行事(年間出動約20回)に参加でき、グッドウィルナー草津の活動について、家族および勤務先、学校の理解と協力を得られこととしている。応募は、所定の応募用紙に必要事項を記入、写真貼付の上、平成25年1月11日(金)必着。直接持参しても郵送でもOK。自薦、他薦は問わない。選考会は2月2日(土)14時00分~17時00分の間で、1人約10分程度。選任者には、賞金10万円やコスチューム一式、記念品が贈呈される。なお、出勤が予定されているイベントは、「草津宿場まつり」「草津納涼まつり」「草津街あかり・華あかり・夢あかり」「県外観光PRキャラバン」ほか、同観光物産協会が行う観光PR行事及び参加する観光PR事業など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日滋賀県に路線を持つ信楽高原鉄道で、今年で15回目となる「サンタ列車」の運行が12月8日から開始された。期間は12月24日(月)まで。クリスマスの雰囲気たっぷりに列車内を装飾し、サンタクロースやトナカイ、タヌキなど楽しげな着ぐるみも乗車。子供たちにはプレゼントも用意される。運行は信楽駅から貴生川駅の往復ルート。料金は大人900円、小人460円。未就学児については、大人1人につき2名まで無賃。原則、往復乗車となる。イベント詳細は信楽高原鐡道で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日滋賀県甲賀市信楽町で11日に開催された「第三回全国狸の腹鼓(はらつづみ)大会」で、2連続優勝中の奥田勉さんが今年も優勝。殿堂入りを果たした。同イベントは、人間がタヌキになったかのように腹鼓を打って楽しみ、周りの人も化かされたかのように一緒になって腹を抱えて笑おうという、信楽狸の焼き物で広く知られる同町らしい催し。悪天候をおしての開催となり、出場者は9名と昨年の3分の1に止まったが、200人の観衆が笑顔で盛り上げる中、それぞれがタヌキの衣装をまとって腹鼓の音色、音量、立派さ、ユニークさ、タヌキらしい品格などを競った。3連覇の偉業をなし遂げ殿堂入りした、同町在住の奥田さんは、高らかな腹鼓の音を響かせて貫禄の優勝。準優勝には島根県の野田さんが、仮装大賞には熊本県の黄檗(きはだ)さんがそれぞれ選ばれた。次回から後進の指導役に回る奥田さんは、「三日三晩練習して来たかいがあった。優勝しかない、もっか敵なしとの意気込みで大会に臨んだ。出場者のパフォーマンスも大会ごとにレベルアップしてきていると肌で感じている。今後も何らかの形で参加したい」と意気込みを語っていた。同イベントの情報は「信楽町観光協会公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日今やフィギュアは、アニメファンじゃない人でも手にすることがあるだろう。食べ物や飲み物におまけとしてついてくる「食玩」が普及したからだ。その食玩を制作している海洋堂が運営するフィギュアのミュージアムが、滋賀県長浜市にある。早速取材してきた!豊臣秀吉が築いた滋賀県北東部(湖北地方)に位置する長浜市は、北国街道沿いに残る歴史的建造物を活かした「黒壁スクエア」で知られる観光都市である。「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁・龍遊館」も、名前の通り黒壁スクエアの一角に設けられている。それにしても、なぜフィギュアのミュージアムがこの地に作られたのだろうか?これについて、運営会社である龍遊館の安藤さんは、「“フィギュア=オタクの趣味”と思っている人が多いので、一般の方にもフィギュアの魅力を知っていただけるよう、観光客が多い長浜を選びました」と説明。ここの最大の特徴は、常に進化するミュージアムを目指している点。「日々、新しい展示物を作り続け、作品の入れ替え、企画展などを頻繁に行い、何度訪れても飽きないミュージアムを目指しています」(安藤さん)。「飽きないミュージアム作り」の工夫のひとつとして、単にフィギュアを並べるのではなく、ストーリー性のある展示をしていることが挙げられる。食玩やガレージキットを使ってジオラマBOXを作り、ひとつひとつの展示に世界観を持たせているのだ。館内には他にも至るところに趣向が凝らされている。ミュージアムの両サイドの入り口には、「北斗の拳」の主人公ケンシロウと、映画「大魔神」に出てくる大魔神が門番のように立っている。また、中に入ってすぐのエントランスホールには、実物大のティラノザウルスの首が設置されている。館内に展示されているフィギュアは、人気アニメのキャラクターから歴史的有名人、古代の恐竜などバラエティーに富む。展示の背景にももちろんこだわっているので、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ることもしばしばだ。さらに、地球に暮らす多様な生き物が並ぶ「命の歴史連続ジオラマ」など、深いテーマの展示を行っている点も興味深い。「様々な角度から、来館されるお客さまにアプローチできたらと思っています」(安藤さん)。また、入館チケットに付いてくるコインを使って、1回ガチャポンできるのもうれしい。何が出てくるかはトライしてのお楽しみ。入館の記念フィギュアとして保存しておくのもいいし、友だちへのお土産にするのもいいだろう。「年配の方など生まれて初めてガチャポンを回すというお客さまも多いので、楽しんでもらっています。また、こちらを訪れたことがきっかけで、オマケもフィギュアの一種だということを初めて知ったという声を聞くことも」と安藤さん。ここでの体験がやみつきになって、フィギュアの世界にどっぷりはまってしまっているという人も、意外と多いのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日滋賀銀行は19日、滋賀県高島市勝野に高島支店を新築オープンした。旧店舗は1964年6月18日に建築をし、48年の長きにわたり営業していたが、店舗の老朽化によりこのたび建て替えを行った。滋賀県高島市勝野1411に新築オープンした高島支店は、歴史と文化に育まれた城下町の面影が残る伝統的な景観に配慮するため、勾配屋根の連なる商家の佇まいをイメージするとともに、屋上に太陽光パネルを設置し、自然エネルギーを有効活用する「太陽光発電」や日中に蓄電した電力で夜間保安灯を点灯(2基)する「ソーラー外灯」を採用するなど、「クリーンバンクしがぎん」としての環境設備の充実を図ったという。同行は今後とも店舗機能をより一層充実し、顧客の利便性向上を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日タクシーなどの乗用旅客運送事業を行っているエムケイは、同社が運営する滋賀MKで11月21日から、タクシー運賃の値上げを実施すると発表した。滋賀MKは10月5日、近畿運輸局の行政指導により、運賃値上げとなる査定通知を受けた。値上げに反対して司法に救済を求める場合、仮処分(運賃認可の仮の義務付け)には数カ月を要することや、同社の現行運賃の認可期限が10月末までとなっており、期限が過ぎれば無運賃状態として営業を続けられない状況に陥ることから、今回の運賃値上げに踏み切ったという。大津エリアでは、中型運賃(初乗り1.8㎞)510円が550円、小型運賃(初乗り1.8㎞)500円が540円。湖南エリアでは、中型運賃(初乗り1.5㎞)510円が550円になる。なお、同社では運賃値上げ後も「地域最安値」を維持。一般的なタクシーと比べて11%(大津エリア小型タクシー、湖南エリア)から13%(大津エリア中型タクシー)安価な運賃で運行するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日滋賀県草津市の秋の風物詩イベント「第9回草津街あかり華あかり夢あかり」が11月2日(金)、3日(土・祝)、草津駅東側商店街通りで開催される。市民参加型の照明・灯りのイベントで、利き酒や組香の香遊びなどの体験型イベントやコンサートなども用意されている。開催時間は両日とも18時00分~21時00分。「草津街あかり華あかり夢あかり」では、JR草津駅から旧中山道を中心に立木神社から伊砂神社までの約1.5キロにわたり、街中をライトアップ。また、自然遺産・旧草津川での1万灯の明かりを灯す「あかり銀河」や史跡・草津宿本陣のライトアップなど、草津の街の魅力にスポットライトを当てる。昨年は3万人が訪れたイベントだ。メイン企画である「あかり銀河」は、全国的にも有名な天井川(砂などが堆積(たいせき)して、周辺の平面地よりも川底が高くなたった川)だった旧草津川河川敷を使っての、ダイナミックな演出が見もの。幅20メートル、全長約200メートルに、1つ1つボランティアの手で準備、点灯された灯り。「草津街あかり」の2日間だけ出現する光の川を堤防の上から見下ろすという、ほかのどの地域でも体験できない芸術作品となる。デザインを専門とする学生や、アーティスト・クリエイターをめざす人の新鮮な感覚がひと際光る注目企画が「あかりART展」だ。今年は、草津の歴史ある神社仏閣を舞台に、「灯かり」を使い、「慈愛の光による微笑のあかり空間の演出」をテーマとして、独自のインスタレーションを発表。空間そのものを1つの作品としてデザインし、来場者が作品全体に包まれてARTを体験できる展示イベントだ。今年は、小汐井神社で大阪教育大学チームの作品「ワタルヒ」と関西大学建築環境デザイン研究室トームの作品「おへそ」、養専寺で広島女学院大学大学院チームの作品「地上の星」、光明寺では工学院大学チームの作品「竹通物語」、そして、正定寺で京都工芸繊維大学チームの作品「草津まど灯り」が、それぞれ展示される予定となっている。さらに、旧草津川「あかり銀河」の一画では市民の作品を展示。「草津街あかり華あかり夢あかり」の中でも最も多くの人が訪れる会場で、保育園や幼稚園の園児や、小・中・高の生徒、個人や団体有志が、自由な発想で作る灯かり作品を鑑賞できる。また、江戸時代の姿を残す草津宿本陣を、光と影で演出。貴重な「本陣の夜の風情」を楽しめる。開催期間中(18時00分~21時00分)は入館無料となっている。これらの灯りのほかにも、神社・仏閣で行われるコンサートや、アートのワークショップなど見どころが盛りだくさんだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日BBC。そう聞いた誰もがイギリスの英国放送協会を想像するのではないだろうか。しかし、一部の人々だけは日本国内の放送局のひとつだと主張する。それは滋賀県民だ。彼らによると「BBC=びわ湖放送」、早速「びわ湖放送」に電話をかけてみると「アミンチュテレビBBCびわ湖放送です」との応答。滋賀県民の主張は本当だったのだ!「BBCと聞くと他府県の皆さんは英国放送協会を思い浮かべるかもしれませんが、滋賀県民はこぞって“びわ湖放送”を思い浮かべるはずです」。快く答えてくださったのはびわ湖放送の吉田さんだ。BBCの正式名称は「Biwako Broadcasting Co」。狙ってBBCにしたという訳ではなく、略したら偶然そうなったのだという。ちなみに現在、びわ湖放送がイベント企画などを行うアーティストグループ「藤井組」とともに取り組んでいる町おこしプロジェクト「アミンチュプロジェクト」のテーマソングでは、「世界のニュースのBBCもびわ湖放送と思ってた~♪」と歌われている。今やこの偶然の一致は、局としても公認ネタになっている模様。ちなみに「アミンチュ」は漢字(当て字)で書くと「淡海人」。「淡海(おうみ)」とは琵琶湖およびその周辺一帯の昔の呼称。つまり、淡海人とは「淡海の国に住む人=滋賀県民」という意味だ。「アミンチュプロジェクト」では、琵琶湖に生息するカイツブリという野鳥をモデルにしたマスコットキャラクター「知ったかぶりカイツブリ」をはじめとしたヒーローが活躍。イベントを開催する度に、たくさんの客を集めているという。ところでこうした話を聞く内、吉田さんの滑舌がすばらしいことが気になりはじめた。ついつい質問をぶつけてみると、「実はアナウンサーも兼任しているんです」との答えが返ってきた。兼任!?一体どういうことなのか。通常どの放送局でも専門職のアナウンサーがいて、アナウンサー部を設置しているものである。しかし、びわ湖放送には社が正式に認知するアナウンサーはいない。ほとんどの社員は基本的に総合職として採用され、適性があると判断された人がアナウンサーを兼任するという斬新なシステムを採用しているのだそうだ。つまり、通常業務はディレクターでたまにアナウンサーもやるということになる。専門外のことで、さぞかし大変なのでは思いきや、皆さん結構楽しんでやっているらしい。BBCの謎も解けたところで、アナウンサーを兼任するチームに滋賀のオススメスポットを聞いてみた。「やっぱり外せないのは国宝の彦根城!」と教えてくれたのは大のゆるキャラ好きという坂田さん。彦根城ではほぼ毎週「ひこにゃん」に会える。歴女(れきじょ)のみならず、大人から子どもまで楽しめる名城なのでぜひ行ってみてほしいとのこと。続いて、幸運が訪れる(?)スポットを紹介してくれたのは松永さん。淡水の生き物に力を入れているという「滋賀県立琵琶湖博物館」では、ビワコオオナマズが飼育されている。いつもは土管の中に隠れているが、見ることができたら幸せになれると言われているとか。狙い目は、ナマズの動きが活発になる2月頃だそう。料金は高校生以上は750円、小中学生は無料。さらに吉田さんは涼しいスポットを紹介してくれた。「びわ湖バレイ」には121人が乗れる最新の大型ロープウェイがある。山頂に登ると市街地よりも約7℃も気温が低くなるため、涼を求めて行ってみるのもいいだろう。ロープウェイの料金は、往復で大人は1,800円、小学生は900円、幼児は500円。また、同施設内にある、スリル満点のアトラクション「ジップラインアドベンチャー」も大盛況とのこと。ぜひ合わせて楽しみたい。ツアーコースは3000円、体験コースは1,200円で、11月4日まで営業している。楽しいスポットを回った後は、小西さんオススメの道の駅「湖北みずどりステーション」で名物の「うなぎのじゅんじゅん定食」(1,850円)やビワマスのお造り、押し寿司などをいただくのがオツ。ビワマスは天然ものなので、価格や提供状況は日によって異なる。ちなみに、「じゅんじゅん」とはすき焼きに似た郷土料理で、うなぎとの相性抜群だ。遊びにグルメに大注目の滋賀。アミンチュの優しさに触れながら、様々なスポットへ出掛けてほしい。もちろん、ホテルに宿泊する際には3チャンネルのBBCチェックを忘れずに!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日滋賀県守山市の佐川美術館の樂吉左衞門館(らくきちざえもんかん)では、『樂吉左衞門襲名30周年記念17歳の初造りから今日までの自選茶碗展~「僕はこの茶碗一つを作って、家を出た」』を開催中だ。期間は9月23日(日)まで。同展は、樂吉左衞門襲名30周年と『ちゃわんや』(淡交社刊)の出版を記念したもので、樂吉左衞門が17歳時の初造りから現在までの自選茶碗に、折々を語るエッセイや詩を添えて展示している。これまで明かされることのなかった作品誕生の秘話をはじめ、己に課した激しくきびしい日々や、茶の湯に向き合う姿勢がつづられたエッセイや詩から、樂吉左衞門氏の作品制作の道程を一望できる。今回展示される樂吉左衞門の樂茶碗は、17歳初造りの「赤樂茶碗」(1966年)・「皪釉(れきゆう)樂茶碗雪千片」(1987年)、「焼貫(やきぬき)黒樂茶碗白駱」(1986年)、「焼貫黒樂筒茶碗天阿」(1993年)、「焼貫黒樂茶碗篠舟」(2002年)など27点。時を追って樂吉左衞門の作風の変化を見ることができる内容だ。第十五代に当たる樂吉左衞門は、京都に1946年に生まれ、東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業。2年間のイタリア留学の後、1981年に第十五代樂吉左衞門を襲名。作品は、伝統に立脚しながらも安住することなく、常に斬新な感覚を示す造形美の世界を表現し続けている。1987年にプリンストン大学「ヴィジティングフェローシップ」を受け渡米。1997年には、ヨーロッパで「RAKUDynastyJapaneseCeramists」展を開催し、樂焼を初めて海外に紹介した。2000年にはフランス政府より「芸術文化勲章・シェバリエ」を受賞。世界的に高い評価を得ている陶芸作家である。国内では、「日本陶磁協会賞」はじめ数々を受賞。また、その作品は、京都の樂美術館、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館などに、永久コレクションされている。佐川美術館の樂吉左衞門館の開館時間は、9時30分~17時(入館は16時30分まで)で、月曜日(祝日の場合翌火曜日)が休館日。入館料は、一般1,000円(800円)、高大生600円(400円)、中学生以下無料(保護者の同伴が必要)。※()内は20名以上の団体割引料金。障がいがある方は「障害者手帳」の提示により付添者1名まで無料 なお、佐川美術館は、佐川急便の創業40周年記念事業の一環として、比叡・比良山地を仰ぐ、琵琶湖のほとりに1998年3月22日に開館した。「水に浮かぶ美術館」称されるぜいたくな空間の中に、日本画家の平山郁夫(1930年~2009年)、彫刻家の佐藤忠良(1912年~2011年)、陶芸家の樂吉左衞門の展示館が設けられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日滋賀県彦根城で光の祝祭、「ひこね夢灯路」が開催される。「ひこね夢灯路」の開催日は9月1日~12月2日まで。時間は18:00~21:00となる。ライトアップは天守、内濠の石垣、佐和口多聞櫓など、黒門~いろは松~表門橋~大手門橋~京橋にかけての彦根城一帯で行われる。夜に浮かぶ彦根城とともに紅葉の時期にはイロハモミジやナナカマドの色付く姿も鑑賞できる。ライトアップは平等院、金閣寺、銀閣寺、高台寺、また、六本木ヒルズクリスマスイルミネーションなどのライティングデザインを手がけた内原智史氏のプロデュースによる。彦根城は1622年に徳川四天王の一人、井伊直政の嫡男、井伊直継が築城した。築城にあたっては江戸幕府からの命令で12大名もの手伝い普請で工事が行われ、1603年に築城開始、1622年にほぼすべての工事が完了したと言われている。幕末、安政の大獄や桜田門外の変で知られる井伊直弼も藩主になるまで彦根城で過ごしている。明治期に入り廃城令が施行されて全国の城が取り壊される中、彦根城は破壊を免れ、築城時の様子を今に伝える貴重な建築物となっている。天守と附櫓は国宝に指定されており、佐和口多聞櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓、馬屋、太鼓門櫓は国の重要文化財。また、楽々園、玄宮園は国指定名勝だ。回遊式大名庭園、玄宮園では「ひこね夢灯路」と開催を同じくして「玄宮園で虫の声を聞く会」も開催される。ライトアップされた彦根城を見ながら、名月や虫の声を楽しめる。また、邦楽の演奏、よし笛の演奏もあり、江戸時代の風情を感じることができるみやびやかなイベントだ。「玄宮園で虫の声を聞く会」の開催日時は9月1日(土)~9月30日(日)、18:30~21:00となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日三井不動産はこのほど、「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」の第2期開発計画に着手することを発表した。開業は2013年夏を予定している。同アウトレットパークは2010年7月に開業。「環境共生型アウトレットモール」を施設コンセプトとし、第1期部分においては太陽光発電パネルやLED照明等環境関連設備を積極的に導入してきた。竜王町の豊かな自然から生い茂る葉をイメージした「LEAVES」をモールのデザインモチーフとし、水と緑に囲まれた自然豊かな空間の中でショッピングを楽しめるよう演出されている。このほど発表した第2期開発部分においても、「FLOWERS」というデザインコンセプトのもと、第1期部分と同様に各種環境関連設備の導入を進めていくとのこと。同社によると第2期開発計画の増床により、店舗数は165店舗から約230店舗へと拡大。店舗数において近畿圏最大級のアウトレットモールになる。店舗構成としては国内外の有力ブランド、セレクトショップ、生活雑貨等をより一層充実させ、多様なニーズにさらに幅広く応えていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日NEXCO中日本はこのほど、滋賀県の名神高速道路EXPASA多賀(下り)にて、昨年に続き多賀神社の神事「万灯祭」にちなんだ催しを開催すると発表した。満天の星空の下、情緒あふれる夕涼みを楽しむことができる。「万灯祭」は多賀大社が毎年8月3~5日に行う神事で、先祖のみたま供養の祈りをこめて提灯(みあかし)を奉納する。この神事にちなんだEXPASA多賀(下り)での催しは昨年に続くもので、7月21日から8月5日までの日程で開催される。会場は中央館横大屋根下休憩スペースで、 一般道からも利用できる。この催しでは100灯を超す提灯飾りが風情あふれる景観を作り出すほか、各種のイベントも開催される。8月4~5日にはフリーマーケット、7月29日と8月5日には青空野菜市が行われ、バウムクーヘンの実演販売も毎日行われる。期間中の土曜・日曜には縁日風の特設販売として、ひこにゃんグッズやかき氷、唐揚げ、フランクフルトが販売される。NEXCO中日本では、「お招きとおもてなしの心でお客様に感動していただき、何度も訪れたくなるようなSAを想像して参ります」と発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日