飲み会、コンパ、食事会、異業種交流会。さまざまに呼び名を変えておこなわれる男女参加の合コンは貴重な出会いの場ですよね。でも、いい人と出会いたいという気持ちが先行しすぎると、知らないうちに男性陣をげんなりさせていることも……。このほど、調査で明らかになったのは男性陣の遭遇経験が多い「合コンあるある」。その内容とはいったいどんなものなのでしょうか。オレたちが遭遇した悲劇の「合コンあるある」Image by PR TIMES恋愛マッチングサービス「Omiai」が男性を対象におこなった調査によると、第1位となった合コンあるあるは「内輪ネタで盛り上がる(45.1%)」。第2位は「会った瞬間にテンションの下がり具合がわかる(40.5%)」、第3位は「会計時に財布を出すことすらしない(34.5%)」という結果となりました。「私、やっちゃってるなぁ」と感じる人はどのくらいいるでしょう。「私はそんなことしてない!」とキッパリ宣言できる女子は、案外少ないのではないでしょうか。個人的には「アルコールを飲まない」「食べ物をとりわけない」などは「こっちの自由だ!」と思いますが、「合コン中にメンバー全員でトイレに行く」は、あからさまな男性品評会に出向くようなもの。逆の立場だったらみんなが帰ってくるまで落ち着かないし、いい気分ではいられませんね。出会いの場を社交場へ。シフトチェンジの可能性を考慮!調査にあげられたような言動をとってしまうのは、もしかしたら合コンを「結果を残さなければいけない場所」と意識しすぎているのかもしれません。一般的に表情察知にうとい男性陣が「会った瞬間にテンションの下がり具合がわかる」と答えているということは、かなりあからさまなリアクションをしている女性陣が多いということですよね。もちろん、期待していったのにため息をつきたくなるような展開も少なくないはず……。そんなときは合コンを出会いの場でなく社交の場にシフトチェンジし、相手を男性として意識するのではなく、1人の人間として話に耳をかたむけてみるのはいかがでしょうか。その場合は「好きになれそうないい感じの人」よりも、「不思議だなと感じる人」「自分と正反対な性格をもっていそうな人」「独特の間合いをもつ人」などをターゲットにしてみましょう。「こんな人もいるんだ」「共感できないけど、なんかおもしろいかも」と新たな発見を得られ、合コンの別の楽しみ方が見つかるかもしれません。妄想・想像も楽しいけど、予知できないリアルもおもしろい!カフェで窓ガラス越しに外をながめながら、人間観察したことのある人は多いのではないでしょうか。左から右へ、右から左へ流れる人の歩く様子や表情をみて、人となりやこれからの予定を想像していると意外と時間を忘れてしまうことも。でも、それらはあくまで想像にしかすぎません。合コンはそこに一歩踏み込み、見ず知らずの人とのひとときを楽しむことができます。話してみると想像通りなこともあれば、180度印象が変わることもあるでしょう。そう考えれば合コンは、予想のつかない体験ができる貴重な場所ともいえるはずです。男性陣のラインナップに思わず落胆のため息が出そうになったときには、こんな視点があることをぜひ思い出してみてはいかがでしょうか。「恋愛」という狭い枠で考えるのはもったいない!合コンに参加するときは、人との出会いを違った目線で楽しんでみるといいかもしれませんね。
2017年08月31日*画像はイメージです:月22日、大手転職サイト「転職会議」に事実無根の投稿をされたとして、徳島市の企業が高松市のプロバイダー「STNet」に対し、投稿者の名前・住所などの開示を求めていた裁判が高松地裁で行われました。 ■発端は従業員を名乗る人物の書き込み事の発端は、「転職会議」のサイト上で、従業員を名乗る人物が徳島市の企業について「ワンマン社長」「管理職の能力が低い」などと投稿したこと。企業側はこの書き込みが「事実無根」「誤った投稿は採用活動の妨げになる」として、昨年10月、東京のサイト運営会社に対し投稿者のIPアドレスを開示するよう請求。主張が認められ、アドレスの開示を受けました。IPアドレスを解析した結果、投稿者が高松市のプロバイダー「STNet」を利用していることが判明。企業はより詳細な情報を求め、高松地裁に投稿者の住所や氏名などの情報を開示するよう請求します。「STNet」側は争う姿勢を見せましたが、高松地裁は企業側の主張を認め、「名誉が毀損されたことは明らか」として、「STNet」に情報を開示するよう命じました。 ■今後はどうなる?気になってくるのは、今後この事案がどうなるのか。インターネット問題に詳しい法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に、ご意見を伺いました。「プロバイダが控訴しなければ、情報が開示されることになります。その後は、当該企業が”話し合いたい”という趣旨のコメントをしているようなので、話し合いが行われることになるのではないでしょうか」(清水弁護士)控訴をした場合、判決は維持されるでしょうか。「判決を見ているわけではなく、あくまで報道を前提にすると、本件では判断が覆る可能性もあるのではないかと思います。名誉毀損となるためには社会的評価の低下が必要になります。“管理能力はない”という点については社会的評価の低下があり得るとしても、ワンマンであるということは必ずしもマイナス評価を受けるわけではなく、リーダーシップがあるといったプラスの意味で捉えられる余地もあり、必ずしも社会的評価の低下があるとは言えない、とされるのが一般的ではないかと思われます。また、仮に社会的評価の低下があるとしても、違法性阻却事由があれば名誉毀損にはなりません。本件のような意見論評型の名誉毀損の場合は、人身攻撃に及ぶなど意見・論評としての域を逸脱したものでないこと、が違法性阻却事由の一つとなりますが、”管理能力はない”という点は一般的な感想レベルといえるもので、人身攻撃に及んでいるということはできないからです」(清水弁護士) 今回高松地裁がプロバイダーに開示命令を出しているため、控訴がなければ情報を開示する必要がありますが、現在報道されている内容などを総合すると、今回の判決について、争う余地もあるようです。今後の展開が注目されますね。 *取材協力弁護士:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*Dmitry A / Shutterstock
2017年08月26日第21回:「転職の行先」(c)つめをぬるひと今回の作品は、「現状に満足はしているけれど、ライフステージを考えると迷ってしまう」と、転職に悩む女性からの投稿に寄せて。さて、私が今の「つめをぬるひと」という活動を始めたのは転職がきっかけだった。前職が食品を扱う職業だったため、ネイルは禁止されていた。というかそれ以前に、私は昔からネイルには全く興味がなかった。2年勤めた前職はかなり激務だったため、退職後の開放感といったら凄まじいものだった。とにかく行きたい場所に行ったり、やりたかったことをやってみたり、当時の行動力はインドアな自分でも引くほどだ。その中でなんとなく、本当になんとなく始めたのが「爪に色を塗ってみる」ということ。モデルのkanocoさんが、爪先にちょこんと色を乗せるその爪が可愛くて、なんとなく始めてみたのだ(「kanocoネイル」で画像検索すると出てくる)。そこから自分の好きな柄を描いているうちに、現在の職場の人から「つけ爪にして売ったらどうか」と言ってもらったり、他にもいろいろなことが重なって、今の活動に至る(ここはかなり端折っている。)ちなみに、その職場の人にこの話をすると「そうでしたっけ?」と言われるのだが、おそらくふんわりした感じでぽろっと仰って、それを私が真に受けてしまっただけなのかもしれない。でもその一言がなかったら、私は「つめをぬるひと」じゃなかったかもしれない。転職は仕事以外のことでも、面白い方向に進むきっかけになることがある。下手に転職をゴリ押しするような無責任なことは言えないけれど、私はやってみても良いんじゃないかと思う。今回はそんな、思いもよらない方向に進んでいく様子を描いた。Design&Text/つめをぬるひとこの連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。あなたのエピソードを添えて、送ってください。前回記事<出会い方は千差万別>もチェック!「多様な出会いの中での人との関わり」がテーマの爪です。
2017年08月21日5月11日(木)今夜放送の日本テレビ系バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」は、元「AKB48」で現在は女優として活躍する川栄李奈が女芸人・ブルゾンちえみ、石原良純らと共にゲストとして出演。番組は豪華企画2本立てでオンエアされる。「最強!“異業種カレー”を食べる会」ではカレー専門店ではないが“カレーめっちゃうまい!”という店を“異業種カレー”と名付け、異業種カレーの会メンバーとして岡村隆史と長野博、鈴木奈々、千鳥ノブが登場しプレゼンしながら紹介していく。ゲストの川栄さん、ブルゾンちえみさん、石原さんが一番最高だったと選ぶ異業種カレーは一体どんなカレーなのか。もう1つの企画である「クイズあの日のテレビ欄」では、石原さんのほか岡副麻希、柴田理恵、鈴木奈々、ヒロミ、三田寛子、羽鳥慎一らが回答者となって、ある年のテレビ欄の隠されている部分にどんな言葉が入るかを当てていく。今回異業種カレー企画にゲストで登場した川栄さんは、日本テレビ系にて放送されているドラマ「フランケンシュタインの恋」に出演中。綾野剛演じるある事件をきっかけに生み出され、120年もの間人間界から遠ざかっていた“怪物”が、二階堂ふみ演じるリケジョ・津軽継実に出会い恋に落ち、人間界と接点を持つようになるが、怪物にはある秘密があり、それが怪物を苦しめていく…という同作。川栄さんは怪物が住み込みで働くことになる稲庭工務店の大工職人・室園美琴を演じ、綾野さん、二階堂さん、川栄さんのほか3人と“四角関係”となる大学院生・稲庭聖哉役に柳楽優弥。斎藤工、新井浩文、光石研、柄本明らも出演している。「フランケンシュタインの恋」は毎週日曜日22時30分より日本テレビ系にて放送中。「ぐるぐるナインティナイン」は5月11日(木)19時56分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月11日明石家さんまが個性豊かな「転職者」たちにトークで迫る人気スペシャル番組第6弾「さんまの転職DE天職6」が、4月30日(日)今夜日本テレビ系でオンエア。俳優の菅田将暉や「ブルゾンちえみ with B」、「アンジャッシュ」の渡部建ら豪華ゲストが登場する。昨年転職した人の数は前年より8万人増加して306万人。そのうち転職で収入がアップした人は35%だという。今回の第6弾では「クレープ屋さんから人気芸人」「公務員からアイドル芸能プロ社長」「トラック運転手から力士」「チェキッ娘から人気スタイリスト」「プロレスラーからこけ玉職人」など色々な転職をした約20人が登場。その満足度や年収のアップダウンなどについて徹底調査。転職で“天職”に巡り合えたのかに迫る。そのほか「有名人家族の転職」や「有名会社社長たちの転職」など個性豊かな転職者たちも登場。さらに今回はさんまさんが象に踏まれそうになるなど大騒ぎのシーンも。3時間にわたり“第2の人生”について熱いトークが繰り広げられる。今回はゲストに主演最新作となる映画『帝一の國』が公開中、6月7日(水)にはシングル「見たこともない景色」でCDデビューも控える菅田さんをはじめ、今年上半期最大のブレイクとなった「ブルゾンちえみ with B」。先日女優でモデルの佐々木希との結婚を発表、人生の“転機”を迎えた「アンジャッシュ」の渡部さん、さらに後藤輝基、人気グループ「乃木坂46」から生駒里奈、齋藤飛鳥。原晋、「ハリセンボン」の近藤春菜、箕輪はるかといった面々を迎える。菅田さんが野心的な高校生・赤場帝一を演じる『帝一の國』は、古屋兎丸の人気コミックを原作に『ジャッジ!』『世界から猫が消えたなら』など話題作を手掛けてきたCM界の鬼才・永井聡がメガホンを取って映画化。日本一の名門・海帝高校でトップ=生徒会長をつとめたものは、将来の内閣入りが確約されている。4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。2年後の生徒会長の座を狙って、誰よりも早く動き始める帝一。生徒会長になるためには、1年生のときにどう動くかが鍵となる。決してルートを見誤ってはならない。ライバルは、全国屈指の頭脳を持つ800人の超エリート高校生たち…ヤツらを蹴落として、勝ち残るためにはどうする!?野望への第一歩を踏み出した帝一を待受けていたのは、想像を超える罠と試練!いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける――という物語。菅田さんのほか、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大、永野芽郁、吉田鋼太郎といったキャストが共演する。映画『帝一の國』は現在公開中。「さんまの転職DE天職6」は4月30日(日)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年04月30日仕事をするも辞めるも、今までは自分の思いひとつで自由に選択できていたはず。けれど、子どもを持つと環境を替えたいと感じていても、いろいろな絡み合う事情により、一歩を踏み出せる人は多くはないようです。今、ママにとって大きなハードルとなっている「転職」。さまざまなケースのママたちの転職ストーリーを連載で紹介していきます。■吉田奈津美さんの「転職するとき」吉田奈津美さん プロフィール6歳、3歳の二児の母/株式会社メデラ 社員 産後何度かの転職を経て、メデラで働く知人から誘いを受け入社。母親であることはマイナスではなく、メリットと捉えてくれることに共感している。 【吉田奈津美さんの出産後の転職歴】▼1社目 映画配給会社 契約社員2010年5月第1子出産 → 2010年7月仕事復帰 → 2010年8月に退職▼2社目 派遣会社へ登録(派遣先は2社)2011年5月派遣社員として転職2012年4月第2子出産のため産休・育休へ → 2013年7月出産 → 2014年4月仕事復帰 → 2015年1月退職▼3社目 現在2015年2月株式会社メデラへ正社員として転職■産後2ヶ月で復帰→翌月退職が、理想の子育てを考えるきっかけに子どもを産む前から働いていた会社には、制度として産休はありましたが、育休はなかったんです。そこで2010年5月に出産した2か月後の7月には、仕事復帰をすることになりました。復帰早々、体調もまだ完全でない体で、真夏の強い日差しと気温の中での通勤が始まりました。私自身フラフラになりながら会社にたどり着く日々です。それだけでなく、生まれて間もない息子も預けてすぐに体調を崩してしまい、その月は保育園に2週間も行くことができませんでした。そのときに「これはちょっと違う」と感じ、復帰したばかりでしたが会社を辞めることを決めました。退職はしましたが、その会社から在宅でできる仕事を請け、少しの間はフリーランスのような形で仕事をしていました。けれどこの状態を長く続けるつもりはなく、新しい仕事と保育園を探して早く仕事に復帰しようと考えていました。でもそれと同時に前社を辞めたときのように、子どもに負担をかける仕事はしたくない、子どもとの時間をしっかり持ちたいと思うようになり、働き方を模索していました。■「自分を成長させたい」 派遣社員から正社員へ転職そうしているうちに認証保育園が先に決まり、入園の条件として翌月には働き始めなくてはいけなかったので、予め登録していた派遣会社に条件の合う仕事先を紹介してもらい、2011年5月から新たに働き始めました。そこで約2年働いた2013年5月、二人目の出産のため産休に入り、7月に長女を出産しました。派遣会社には育休制度もあったので、それを利用して翌年4月に復帰し、半年近くたった頃メデラに転職し、現在に至ります。一人目の子どもを再び認証保育園に預け、そこからメデラに転職するまでの2年半の間は、派遣会社から紹介される会社に勤めていました。ですが、実はその間もずっと一つの会社で働いていたわけでなく、いくつか仕事先を変えているんです。だから子どもが生まれてから会社が変わった回数で言うともっと多くて、実際はこの6年で4社になります。仕事先を変えるたびに出社時間や勤務形態も変わったりして、それに慣れるまで子どもにも少しは影響があったかもしれません。でも派遣会社から紹介されていたので、仕事をしながらの転職活動をしたわけでもなく、待遇など自分の条件を満たしたところに行くことができたので、精神的な負担で言うと、通常の転職とは違った、守られている感じはありました。小さな子どもを育てながら働くのは大変なことなので、産休育休制度もあり、時短などの条件を満たす会社をすぐに紹介してくれる派遣会社は、当時の自分には合っていて、助かると感じることも多かったです。けれど仕事をしていくうちに、もっと会社の一員として中に入って、責任のある仕事をしたい。自分自身も成長していきたいという思いが大きくなっていました。そんなとき、以前一緒に働いていた友人にメデラに来ることを誘われたんです。■「母でいること」がメリットだった!今までは子どもや家庭を守るため、時短や残業なしなどの条件を優先して仕事選びをしてきました。そうやって仕事と家庭を切り離して二つをうまく両立させるということばかり考えていましたが、そのとき友人に「メデラはママを探している」と言われたんです。子どもがいることは転職においてハンデになるとばかり思っていたのですが、そう言われたときに「そんな考え方、そんな仕事があるのか」というような気付きがあり、今の自分自身の環境を生かせるこの会社で働きたいと思うようになりました。それに、幸いなことに自宅から会社への距離は近くなり、通勤時間も短くなりました。たまに終わらない仕事を多少自宅に持ち帰ることもありますが、基本的には時短勤務で、自分の裁量で仕事にかかることができ、仕事をする上で最大の優先事項として決めた「家族との時間を守る」も以前よりクリアできています。今、メデラに入社してから2年が経ち、責任のある仕事も任されるようになりました。子どもたちも仕事に理解をしてくれて、大切なプレゼンの前日には「ママ、大きな声で言えば大丈夫だよ!」なんて勇気づけてくれたりするんです(笑)。自分のやりたいことと、子どもの成長を信じて、これだけはということだけは曲げずにやっていけば、今がどの場所にいたとしても納得のできるその先に繋がっていくと思っています。<ママの転職 Q&A>Q:転職活動中、「子どもがいること」をネガティブに感じたことは?A:転職期間が長引くと退園させられるとか、保育園のしがらみに転職を躊躇させられることはとても多いと思います。でも譲れないいくつかの条件だけは必ず守り、それ以外多少の妥協ができれば、子どもがいてもいい仕事には巡り合えると思います。Q:仕事を選ぶときの基準はなんですか?A:1)手作りの夕飯を用意できる余裕があるかどうか。魚を焼くだけ、野菜を切ってお皿に並べるだけでもいいので、普段の食事の準備をするところから子どもたちに見せてあげたいと考えています。 2)延長保育には入れない。子どもが友だちと一緒に「バイバイ」と言える時間のお迎えができるようにようにと考えていました。Q:もし1社目の会社を辞めなかったとしたら、どうしていたと思いますか?A:どんな選択をしても、後悔はしたくないので、きっとがんばってやりくりしたりして、その生活にある程度納得はしているとは思います。でも以前の会社は残業もバリバリするような職種で、ロールモデルになるような人もいなかったので、タイミングが違ったとしても転職していたと思います。Q:転職に対して、ご家族の理解はありましたか?A:メデラに転職することを夫に相談したら「行きなよ!」の一言でした。実は同じタイミングで夫も転職をすることになっていたので不安も多少あったのですが、その一言に後押しされました。夫も転職後は早く帰れるようになったので、家族にとって私の転職も夫の転職も、いい選択でしたね。Q:これから転職をしようとする人へ、アドバイスをお願いします!A:自分が大切にしたいことが守れることが前提で、あとは出会い! 不安はあるけれど出会ったら迷わずトライしてほしいですね。人によってそれぞれタイミングもあると思いますが、行けそうなときは「エイ!」と気負わず踏み出してみてもいいのかなと思います。子どもを自分の手で育てることを実感しながら、自分の成長も感じていきたいと新たな会社で正社員になることを選んだ吉田さん。母になるとつい自分のことが二の次になることが多いけれど、「子どもたちはきっと働いている母を誇りに思ってくれていると思う」と自分の成長に妥協しないたくましさは、子どもたちにとっての優しい母であることを支える力になっているようでした。
2017年04月10日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。間もなく年度末。お子さんの進学など環境の変化が多い時期です。そしてこの時期はその環境の変化に伴い転職を考えるママも多いようですね。そこで今回は求人情報サービス『an』の調査より、主婦の仕事探しで重視する点についての調査結果から、転職時に何を重視すべきか をご紹介したいと思います。●ワーママの仕事探しは“時間”が最優先!?『an』の調査によると、一番下のお子さんが小学校低学年以下の場合は、「時間の融通がきくこと 」(23%)を最も重視する傾向にあります。次いで多いのが、「勤務先が自宅から近いこと 」(19.9%)。これは急な発熱などで急遽迎えに行かなければならない場合もあることを考慮しなければならないワーママならではのポイントと言えるでしょう。しかし、一番下のお子さんが小学校高学年以上になると重視するポイントは変わらないものの、「勤務先が自宅から近いこと」(21.8%)の割合は少し増え、「時間の融通がきくこと」(18.8%)の割合は少し減っているようです。一方、子どもがいない主婦では、「時間の融通がきくこと」を重視する人が9.1%と低く、「仕事の内容が自分に合っていること」が12.2%、「給料が高いこと」が7.5%と子どものいる主婦に比べ高くなっています。この調査からも、お子さんの有無や成長とともに変化があることが分かります。●少ない選択肢にストレスを感じたときの対処法子どもができるまで自分の能力を生かせる仕事をしていた、もしくはやりがいのある仕事に就いていた人にとっては、モチベーションが下がってしまうかもしれません。そして、「勤務地が近く、時間の融通がきくこと」を優先すると、やりたい仕事を選べないことがストレスだと感じるかもしれません。しかし、子どもに手をかけられる時間はそんなに長くありません。キャリアのある女性であれば部下や後輩の成長を楽しんでいたように、子どもの成長を楽しむための時間作りだと考えてみるのもいいのではないでしょうか。「子どもがいるから仕事を変わらなければならない」と思って転職を考えるのと、「子どもとの時間を楽しむために仕事を変わる 」と思って転職を考えること。同じ選択肢でも、気分がずいぶん違ってくるのではないでしょうか。心理食育インストラクターとして直接子どもたちと接する機会の多い筆者ですが、どれだけ心理学を駆使して子どもに接しても、やはりママの笑顔にはかないません。どんなママでも子どもにとっては世界一大好きな存在なのですから、今は子ども優先の転職も愛情表現のひとつとして楽しんでくださいね。【参考リンク】・主婦の「仕事探しで重視する点」調査 | 株式会社インテリジェンス()●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年02月16日30代になると自分のキャリアについて再び考え直すことも多くなると思います。結婚や出産、職場での立ち位置も変わってきて転職を考えるようになったり。このまま今の会社で働き続けるのか、転職して新たなキャリアを築いていくのか。しかし30代の転職は年齢的なことを考えてなかなか踏み切れないという人もいると思います。実際に30代で転職をした女性は、どんなことをきっかけに転職を決意したのでしょうか?今回は、30代で転職を決意した3人の女性に話を聞いてみました。30代女性が転職する理由は?転職サイトDODAが行った、2014年の4月から9月の間に転職活動をした6200人を対象にした転職理由についてのアンケートによると、30代女性の転職理由で最も多かったのが「ほかにやりたい仕事がある」というもの。2位は「残業が多い/休日が少ない」、3位が「会社の将来性が不安」という結果に。4位は「給与に不満がある」、5位が「幅広い経験を積みたい/幅広い知識を得たい」となっています。6位以下は自分のキャリアアップに関する項目が目立ちます。30代女性の転職理由は、やりたい仕事やスキルアップを求める前向きな理由と給料や会社に対する不満からというものに分かれるようです。35歳「わたしのやる気スイッチはこれだ!」フリーランスから大手外資系企業へ大学卒業後は映画会社や雑誌編集部など、エンタメ業界でライティングや編集の仕事をしていたサツキさん。9年間複数の会社でライティングや編集スキルを身につけたあと、以前からフリーランスの働き方に興味があったためフリーランスのライターへと転身。その後、自由な環境を生かし、32歳のときにハワイへ半年の語学留学へ。ハワイを留学先に決めたのは昔からハワイが好きで一度は暮らしてみたいと思っていたから。帰国後は、ハワイ生活の経験も生かしフリーランスのライターとして情報サイトで旅行や観光情報についての記事を執筆していました。しかし、個人でする仕事の幅に限界を感じ始めたそう。そんなとき、会社で働いていた頃一人で仕事をするよりも、多くの人と協力して進めるプロジェクトの方が達成感を得られていたことを思い出しました。もともと人と関わるのが好きだったこともあり、実際にライターを専業としてみて書くだけよりは今までの経験も生かしながらプロジェクトなどにも関われるような仕事がしたいと、フリーランスであることに対してストレスも感じ始めました。仕事の幅はもとより、そもそも大勢で働くことが自分のやる気スイッチをいれることに気づき、35歳のときエディターとしてインターネットサービスの外資系大手企業に転職しました。サツキさんの場合、会社員、フリーランス、留学(無職)といろいろな経験をすることで、自分にとってどんな働き方が一番なのかがわかったようです。35歳「心も体も壊したくない!」エンジニアからエンジニアへアニメ動画やゲームなどの製作をしている会社でアニメーションの作成をするエンジニアとして働いていた真理子さん。エンジニアの仕事は楽しくやりがいも感じていたものの、直属の上司の態度がかなりのストレスになっていたそう。些細なミスでも大勢の前で怒鳴られたり、「お前はこの仕事に向いてないから辞めたほうがいい」と言われたことも。仕事は楽しいから辞めたくない、それにまだ働き始めて1年も経っていないのに辞めるということにも抵抗がある、となんとか続けようと思ったそうです。しかし蕁麻疹が出たり食欲がなくなったりと体に不調が現れるようになり、これ以上我慢したら体や心が壊れるんではないかと感じるように。いくら好きな仕事でも体を壊すような環境では働きたくないと思った真理子さんはすぐに転職活動を開始し、同じようなアニメーションの仕事ができる職場に転職をしました。条件よりも職場の雰囲気などを重視して転職先を探したこともあり、上司を含め人間関係は良好で、今では新しい職場でやりがいのある仕事に夢中な様子です。34歳「今後のキャリアがイメージできない!」大手企業からベンチャーへ人材サービスや広告などのサービスを手がける有名企業に勤務していた裕子さん、34歳。入社から3年間営業として働いたあと、キャリアの幅を広げようと人事部に異動します。営業職の経験も生かしつつ、人事での業務も順調でした。そんな裕子さんが転職を考えるようになったのは、結婚6年目となり出産など今後のライフイベントについて考え始めたのがきっかけでした。社内で産休・育休を経て職場復帰した女性の配属先は限られており、自分が働きたいと思える部署ではなかったそう。今後のキャリアをイメージしたとき「子供を産んだあとも、自分の好きな仕事でバリバリ働きたい!」と思うように。大手の分業体制が肌に合わず、社内の雰囲気にも違和感を感じていたという裕子さんは転職活動を開始します。転職先として決めたのは、学生の就職支援サービスをする成長著しいベンチャー企業での顧客管理の仕事。人事から顧客管理と職種は変わるものの、それぞれの働き方を尊重してくれる自由な社風のベンチャー企業でなら自分のライフスタイルに合わせて仕事も目一杯できると感じたのが決め手だったそうです。今の会社に残るべきか、転職するべきか悩むこともあると思います。今回話を聞いた3人の女性は、自分はどんな生き方、働き方がしたいのか?それがはっきりしているから転職に迷いがなかったんだろうと感じました。転職をするかしないかで悩んでいる方は、どこでどんな仕事でなら自分の思いが実現できるのかそれを考えてみるといいかもしれません。【参考サイト】:DODA(みんなが転職する理由は?転職理由ランキング<2016年4月~2016年9月>)、マイナビAGENT、DODA(働く女性のホンネ 転職理由ランキング~2014下半期~(職種別))
2016年12月29日転職したいけど、失敗したらどうしよう……。失敗が怖くてなかなか思い切れないでいる人も多いのではないでしょうか?しかし、失敗を恐れていてはチャンスをつかむこともできません。転職を成功させるにはブレない軸を持っておくことが大切です。失敗しない転職をするために考えておくべきこととはどんなことなのでしょうか。実際に転職に成功した女性のケースを参考に見てみましょう。1. 「何のために転職するのか」を明確にする外資系化粧品メーカーの事務として働いて5年目の美奈子さんは、33歳のときに転職を考えるように。残業することが当たり前で毎日帰宅が遅くなる状況にストレスを感じていたこと、さらに今のルーティーンワークがメインの事務の仕事よりも、もっと社外の人と関わったり変化のある仕事がしたいと思うようになり転職エージェント数社に登録します。専門知識を身につけたい、残業の多さに耐えられない、など転職する理由はさまざまです。「なんとなく今の仕事や会社に不満がある」というあいまいな感情だけで転職をすると、次の会社でも同じような不満が生じて転職を繰り返すことになります。まずは、なぜ転職したいのか、次の職場にはどんなことを求めるのかを明確にしましょう。仕事が面白くないなら、「なぜ面白いと感じられないのか」「どんな仕事なら自分は満足できるのか」というところまで深く掘り下げて転職の目的を具体的にしていきます。転職の目的をはっきりさせておくと、転職先を探し選ぶときにもスムーズにいきます。2. 絶対に譲れない条件を決めるまず最初に美奈子さんは、働くに際しての絶対に譲れない条件を明確にしました。美奈子さんの絶対に譲れない条件は、以下の3つ。「日々仕事の中で変化があること」「残業時間をある程度自分でコントロールできること」「自由な社風」仕事内容、給料、勤務地、全てが希望通りという仕事はなかなかありません。条件のうちのいくつかはマッチしても、諦めなければならない条件も当然出てきます。転職先の希望について、あれもこれもと欲張っているとなかなか転職先が絞れなくなってしまいます。希望条件は「これだけは絶対に譲れない」という条件と「あったらいいな」という程度の諦めてもいい条件に分けておくと、結果的に視野を広めることになりますよ。3. 時間をかけてじっくりと探す美奈子さんは転職活動を開始してから1年8か月後に、外資系の香水メーカーの企画職に転職しました。近い業界なのでこれまでの知識を活かしながら企画の立案や社外の人とも関わる機会の多い仕事にとてもやりがいを感じているそうです。プライベートを大事にしている社員が多く、残業をする人も少ないのでかなり残業時間も減ったとのこと。今の仕事や職場に不満があると、すぐに辞めたいと転職を急いでしまいがちですが焦りは禁物です。美奈子さんも転職を考え始めてから、満足いく転職先が見つかるまで1年以上かかっています。その間に応募した会社は30社以上。納得いく転職先を見つけるために、じっくりと腰を据えて転職活動に取り組んだことが勝因となったようですね。転職活動は部屋探しと似ているところがありますね。部屋探しもいろんな条件の物件の中から1つだけを選ばないといけません。絶対に譲れないポイントと諦めてもいいポイントを決めておくと部屋選びもスムーズにいきます。転職を考えるきっかけとなったことや転職で叶えたいこと、これを明確にしてブレない軸を作ることが失敗しない転職の鍵となります。転職活動を始める前に、一度時間をかけてじっくりと考えてみましょう。
2016年12月21日質問:子宮頸がん検診で「異形成」との診断。3カ月ごとの定期検診で経過観察と言われました。28歳の女性です。先日、子宮頸がんの検診に行ったところ、「異形成」だと診断されました。私にはパートナーがおり、1~2年後には結婚・出産を考えています。3カ月ごとに定期的に検診をして経過を追っていくように言われましたが、経過を追っていくうちに異形成が消失することもあるのでしょうか?また、もしがん化した場合にはどのような治療が必要になるのでしょうか?その後、赤ちゃんを産むことはできるのでしょうか?海外在住:neneanoneさん(28)回答:子宮頸部の「異形成」についてお答えします。――「異形成」と「がん」の違い子宮頸がん検診で異形成を指摘されたとのこと、ご心配ですね。ご相談者さまの人生において大きな問題ですし、異形成の程度など個々のケースにより、扱いが異なることがありますので、詳しいことは実際に診察をされている主治医の先生にお尋ねになることをおすすめしますが、私の方からは一般的なことについてのみお話しさせていただきますね。子宮頸部の異形成についてですが、これはがんとは異なるので、すぐに治療を行うことは少ないと思います。経過の中で異形成がどうなっていくか、あるいはどのタイプのヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかなどによって、全体を見て判断されます。子宮頸部の異形成が軽度であれば、9割以上が自然治癒するとされています。ご相談者さまが主治医に指示されたように、数カ月おきに細胞診(あるいは組織診やコルポ診と呼ばれるもの)を行って経過を見る方法が一般的です。多くは自身の免疫力によってHPVを自然に排除していくと考えられますので、異形成が軽度であれば、必要以上に心配せず、規則正しい生活や栄養バランス、適度な運動や休息を心がけて、定期的な受診を続けられるのがよいと思います。異形成が中等度と判断された場合、中等度の中でも異形成の程度や、HPVのタイプなどによって対応が異なりますが、多くは軽度異形成と同様に経過を見てから、必要に応じて治療を考慮することになります。高度異形成の場合、子宮頸がんの上皮内がんと呼ばれる、0期のがんを含むこともあるので、予防的に手術を行い、病理診断などを行うこともあります。<「異形成」と診断された後の妊娠・出産>子宮がん検診で認められたほとんどの異形成、および子宮頸がんの0期では子宮摘出の必要はなく、将来的な妊娠・出産は可能です。高度異形成および上皮内がんでは、円錐切除術といって、異常部分を円錐型に切り取る方法が広く行われていますが、その他にもレーザーを用いたり、電気伝導性のワイヤーを用いたりする治療も行われます。がん化した場合でも、1a期までであれば、大抵は将来の妊娠・出産に備えて子宮を残すことは可能ですが、医師の判断により残せないこともあるようです。今回は、きちんと検診を受けておられたということで、異形成の段階で見つかって本当に良かったと思います。このまましっかり経過を見ていけば、今後の妊娠・出産に影響が出る可能性は低いと思います。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日今の会社に不満がある。そろそろ転職したい。そうは思っていても、毎日仕事で忙しくてなかなか転職活動に手をつけられないでいるという方も多いのではないでしょうか?自分で転職先を探す余裕がないという方は、転職エージェントを利用するという選択肢もあります。転職エージェントとはどんなものなのか、そのメリットとデメリットについても解説します。転職エージェントとは?転職エージェントは、企業と求職者の間に入って求人のマッチングをします。求人を出している企業と求職者の間にエージェントが入ることで、企業側は応募条件にあった人だけ紹介してもらえるので、採用の手間やコストを削減できます。求職者も自分で探すことなく、希望にあった応募条件を満たしている仕事を紹介してもらえます。転職エージェントに登録をすると、担当者と希望条件などについて詳しく面談します。その後希望にあった求人を紹介してくれ、その後の面接や条件交渉などまでサポートをしてもらえます。求人を出している企業がお金を払うため、応募する側は無料で転職サポートのサービスを受けられます。転職エージェントのメリット転職エージェントを利用するとどんなメリットがあるのでしょうか?非公開の求人に応募できる新規事業の人材募集など、企業によっては求人を公開したくないというケースもあります。緊急性がない募集では公開せずに、応募条件にあった人にだけ会いたいという場合も。そのような非公開求人にも応募できるというのは、転職エージェントを利用する大きなメリットと言えます。時間が節約できる転職サイトなどで膨大な求人情報をチェックするのは、かなりの時間と労力が必要です。転職活動をしたいけど時間がないという方にとっては、自分で探さなくても希望にあった条件の仕事を探して紹介してくれるというのは助かりますね。事前にミスマッチを回避できる転職エージェントの担当者は、事前に人事担当者と会ったりして話を聞いているので、会社内の雰囲気をよく理解しています。自分で探しているとなかなかそこまでは事前に知ることができません。実際に面接に行ってみたらイメージと違ったというようなことも防げます。エージェントが相談に乗ってくれる初めての転職や転職について不安や悩みがある場合、転職事情に詳しいエージェントに相談しながら転職活動を進めていけます。 面接でのアピールポイントなどのアドバイスなどがもらえるのは心強いですね。また、待遇や報酬など自分では伝えにくいことも代わりに交渉してくれるのはありがたいです。転職エージェントのデメリット転職エージェントはほとんどが無料です。希望にあった仕事を紹介してくれてお金もかからないなんて、いたれりつくせりと感じるかもしれません。しかし転職エージェントを利用するデメリットもあることを理解しておきましょう。自分の希望通りの仕事を紹介してもらえるとは限らない転職エージェントは、マッチングをして採用を成立させるのが仕事です。応募者の希望条件はもちろん考慮してくれますが、より採用の可能性が高い求人の紹介が優先される傾向にあります。入りたい企業ややりたいことがはっきりしている場合は、自分で探す方が希望の仕事を見つけやすいかもしれません。担当者との相性が合わないこともある企業との間に入っていろいろと交渉してくれるエージェントですが、担当者と相性が合わなかったりするとなかなか活動もスムーズにいきません。ひとつのエージェントだけでなく、複数のエージェントに登録するなど対応策を考えておきましょう。選択肢のひとつとして転職エージェントにもメリットとデメリットがあります。希望にマッチした企業を紹介してくれるとはいっても、エージェントに任せきりだと逆に選択肢を狭めてしまうことにもなります。自分で仕事を探しながら、転職エージェントも利用するというのもいいと思います。あくまでも選択肢のひとつとして、エージェントの活用というのも覚えておくといいかもしれません。
2016年10月27日これから異業種で転職を考えている人にとっては、どんな業種が伸びていくのか気になりますよね。アメリカのビジネスニュースサイト『Business Insider』によると、アメリカ経済で最も成長している分野は「医療」と「テクノロジー」なのだとか。これらの産業に分類される職業のいくつかは、次の10年間も伸びていくことが予想されます。そんななか、米国労働統計局が職業別の2024年までの成長予測と平均年収を組み合わせたランキングを発表しました。2024年までに予想される新規ポジションが多いほど、成長が予想できる職業ということ。これらの職業はいずれ日本でも注目される可能性が非常に高いので、チェックしていきましょう!■10位:内科医&外科医(平均年収1,913万円)今後ますます高齢化が進むため、医療関係の仕事はニーズがさらに高まると予想されます。2024年度に予想される新規ポジション数は51,700となっています。■9位:コンピュータ及び情報システム管理者(平均年収1,304万円)コンピュータシステムの調整や計画、指示を行います。専門性が高い仕事なので理系の大学を卒業するのが一般的。2024年度に予想される新規ポジション数は53,700となっています。今後、様々なシステムがさらに複雑化している可能性が高く、高度な知識や経験を持つ人は高い報酬を得ることが期待できるでしょう。■8位:個人向け財務アドバイザー(平均年収828万円)金融や不動産の知識をもとに財務上のアドバイスを行う仕事です。クライアントの資産を守るためによりよいファイナンシャルプランを作ることが求められます。2024年度に予想される新規ポジション数は73,900となっています。■7位:マネジメント・アナリスト(平均年収826万円)会社が発展するための施策を作成したり、リサーチ、分析などを行ったりする仕事。2024年度に予想される新規ポジション数は103,400となっています。■6位:コンピュータ・システム・アナリシスト(平均年収845万円)クライアントの要望をもとに、開発者と協力してシステムを構築やデータ解析などを行います。日本では国家資格となっています。2024年度予想新規ポジション数は118,600となっています。■5位:事務職員を監督するスーパーバイザー(平均年収519万円)会社や行政で事務職員の管理や監督、調整を行います。2024年度に予想される新規ポジション数は121,200となっています。アメリカでは一般的に高卒以上が条件になっています。■4位:ソフトウェア・アプリケーション開発者 (平均年収976万円)コンピュータアプリケーションやプログラムの開発を行います。プログラミング言語をはじめ専門知識が必要です。しかし、専門学校などに通って未経験から転職する人もいます。2024年度予想新規ポジション数は135,300となっています。■3位:会計士&監査人(平均年収674万円)会計帳簿の調査や分析などを行います。日本では公認会計士の受験者数が年々減っており、人材不足が指摘されています。2024年度予想新規ポジション数は142,400となっていますが、日本ではさらに需要が見込めるかもしれません。■2位:組織のマネージャー職(平均年収943万円)組織で働く人たちをまとめたり、業務の計画や調整を行ったりします。短期間で仕事を辞める人が多いなか、同じ組織で働き続けることはマネージャーなどのポジションを得られるというメリットがあるでしょう。2024年度予想新規ポジション数は151,100です。■1位:登録看護師(平均年収681万円)アメリカでは州の試験に合格した看護師はRN(Registered Nurse)といわれています。これは日本の正看護師と同じです。日本の場合、看護師は離職率が高く、人手不足といわれてきましたが、看護学科を新設する大学が増えたため、将来的には人材が過剰になる恐れがあるという予想もあります。アメリカでは2024年度予想新規ポジション数は439,300となっています。*1位の「看護師」はアメリカと日本で少し事情が異なるかもしれませんが、医療の分野は今後ニーズが高まることは間違いないでしょう。またコンピュータ関連は、どれだけ高いスキルを持っているかが年収を左右することになるでしょう。子育て中の人は、お子さんの職業選びのひとつの参考にもなるのでは?(文/平野鞠) 【参考】※The 21 best jobs of the future-Business Insider
2016年09月16日みなさんは転職を考えたことがありますか?転職をするときには、同じ職種を選ぶ人もいれば、まったく違った職種にチャレンジする方もいますよね。ファッション・アパレル業界専門の転職サイト『iDA』が、女性20~40代の転職経験者300人を対象に行った調査では、転職の際に職種を「変えた」と「変えなかった」が、ちょうど半数という結果になりました。また20代では、「変えた」が62%と高くなっています。とはいえ、転職したあとに「前職の方がよかった」「失敗した」と後悔することは避けたいもの。そこで今回は、海外ニュースの『USA TODAY』が発表した「転職する価値がある急成長中の職業」をご紹介します。どれも、2015年の平均年収が800万円を超えていてオススメですよ。■5位:統計専門家(平均年収818万円)統計的手法を使ってデータの収集や分析を行い、問題を解決する仕事。ビジネスやエンジニアリング、政府、医療施設などさまざまな分野で活躍します。2024年までに34%の雇用成長が予測されています。2015年の平均年収は818万円で、通常は修士号が求められるそうです。■4位:理学療法士(平均年収858万円)続いては、医療に関わる仕事です。理学療法士の役割は、ケガや病気を抱える人たちに対して、基本的な動作能力が回復するようサポートすること。2024年までに34%の雇用増加が見込まれており、2015年の平均年収は858万円でした。この職に就くには、博士号か専門学位、そして専門資格が求められます。■3位:個人ファナンシャルアドバイザー(平均年収911万円)顧客に対して資金運用のアドバイスを行う、金融の専門家です。投資や老後の生活、税金、教育費など、顧客のニーズに合わせて情報提供や提案を行います。2024年までに30%の雇用増加が期待されており、2015年の平均年収は911万円でした。この職に就くには、一般的に学士号取得以上の学歴と、投資アドバイスのスキルや、ファイナンシャルプランナーに関する資格が求められるそうです。■2位:ナースプラクティショナー(平均年収1,000万円)ナースプラクティショナーとは、アメリカの上級看護職のこと。診療室または病院で働き、患者に一定範囲の診断や治療を行ったり、医師と相談したり、ときに薬剤を処方します。2024年までに35%の雇用増加が予測されていて、2015年の平均年収は1,000万円でした。ご存知のとおり、日本でも看護師は需要が高い仕事のひとつ。看護師になるには、看護学校に通い、看護師国家試験に合格することが必要になります。一度社会人を経験した後に看護学校に入り、看護師の道に進む人もいます。■1位:医師助手(平均年収1,003万円)海外ではPAと呼ばれる仕事で、医師の助手として、患者の診断、薬剤の処方、調査などを行います。プライマリーケア、手術、救急医療、精神科など専門の分野を選択して働きます。2015年の平均年収は1,003万円で、2024年までに30%の雇用成長が予測されています。やはり医療の現場で働く専門職は、需要が高いですね。*なかには専門資格が必須となる職業もありますが、今後需要が高まると予想される仕事であれば、将来における経済的な不安や、失業に関する不安も少なくなるはず。もし未経験の職種に転職を考えているのなら、仕事内容や待遇だけでなく将来性にも注目してみるといいかもしれませんよ。(文/椎名恵麻) 【参考】※5 fast-growing jobs worth a career change-USA TODAY※転職に関する調査-iDA
2016年08月30日狭い日本を飛びだして、新天地でのキャリアアップを目指すため、海外転職に憧れる人は多いもの。でもその先には、キビシイ現実が待ち受けているのも事実。そこで今回は、海外転職の先に待ち受ける現実にスポットライトを当ててみました。まだまだ試練があるようですよ。優越感も、最初の半年まで。異なる“常識”の板挟みになるA子(35)日本の某印刷系会社で長年働き、33才でかねてから希望していた憧れの海外赴任で、イギリスへやって来たA子。期待に胸を膨らませてスタートさせた海外生活ですが、ルンルン気分でいられたのも最初の半年まで。日本から派遣された駐在員という立場のA子は、日本とイギリスの価値観・カルチャーの板挟みになり、あちらからもこちらからも理不尽に責められる……というストレスフルな毎日を送るハメに。「日本の友人たちには“海外で働くなんてスゴイね!”と羨望のまなざしを向けられ、現地のローカルスタッフからは“日本からのゲスト”として特別扱い。いい気分ではじまった海外転職だったけど、よかったのは最初だけ。私の役割は、現地で働くローカルスタッフと日本の本社との間の調整役。現地スタッフの営業成績を管理して、日本の上司にレポートを提出しなくちゃいけないんだけど、現地スタッフには理解できない日本の常識・システムが多いから、その間をとり持つわけ!たとえばイギリスの営業は成績さえだしていれば、ちょっとぐらいランチの時間を長くとったって問題ないだろうって考えなんだけど、日本はきっちり就労時間に合わせるのが当たり前とか。もっと驚いたのは、海外のホスピタリティ精神の低さ。日本ではお客様=神様。お客様の言うことはいつでも絶対、っていう観念があるけれど、こっちではそれが全く通用しない。たとえば、印刷物の発注を受けたあと、お客様から納期の繰り上げを依頼されても、できるかどうかの確認もせず「ノー」で押し通してしまったり(笑)こういう文化の違いに振りまわされる毎日で、日本にいたときよりも余計な気苦労が増えたわ」外国人は差別される?現地のネイティブ社員にはどう頑張ってもかなわないB美(34)日本では商社に勤めるOLだったB美。29才のときに一念発起して、オーストラリアの大学で会計を学ぶために留学し、見事卒業。その後、現地の大手会計事務所に就職し、会計監査としてのキャリアを積んでいるB美ですが、どんなに頑張っても埋まらないネイティブとの差を痛感しているのだそう。「大学在学中はかなり勉強して、成績がトップの生徒として表彰されたこともあったから、会社内でもどんどんキャリアアップしたいと思っていたの。でも勤務して3年、同期のローカルスタッフたちは皆、ポジションが上がっていっているのに、私は今も同じジュニアスタッフのまま。社内での重要なポジションには、英語が第二言語の外国人ではなく、皆ローカルのネイティブスタッフが就いているわ。どんなに会計の知識や経験があっても、ネイティブじゃないだけで、冷遇されることってあると思う。移民はオフィスの奥で難しい会計処理を担当して、表にでる華やかなポジションはネイティブの白人が担当する……っていうのが暗黙の了解みたいになっているの」狭い日本人社会。ネチネチした人間関係に悪戦苦闘するC子(35)オーストラリア人の彼氏との結婚がきっかけで、30才でシドニーに移住したC子。日本では、貿易関係の会社でOLをしていたC子は、事務経験をいかして、日系企業の受付のポジションに就職。待遇も悪くなく、現地のスタッフとも和気あいあいとしていい感じだったのですが、問題は勤務年数の長い日本人のお局様たち。すでにでき上がった年配のオバさんグループにうまく馴染むことができず、1年たらずで別の日系会社に転職。しかし、そこでも日本人のスタッフに根ほり葉ほりプライベートな質問をされてウンザリ……。「日本できちんとした社会経験があると、海外の日系会社で仕事を見つけるのはそんなに難しくないの。でも問題は、その会社で働いている日本人のスタッフ。もちろんいい人もいるけれど、クセのある人が多いのも事実。海外生活が長いことで変にプライドが高かったり、縄張り意識が強かったり(笑)新しく日本人が入ってくることで、自分たちの仕事がなくなるんじゃ……って思う人もいるみたい。某カード会社で働いていたときは、駐在員の上司が出張でいない間、お局様から“トイレに行く回数が多い”って注意されたり、一番下っ端のオバサンには“出社後クーラーをつけ忘れていた”ことをグチグチ言われたわ……。英語力がもっとあれば、ローカルのポジションにも応募してみたいけど、今のままじゃ日本語をメインで使う仕事しかできないのがツライところ」キラキラして見える憧れの海外転職も、現実はいいことばかりではありません。しっかりとした覚悟を持ってのぞまなければ、「こんなはずじゃなかった」と日本に逃げ帰りたくなってしまうかも……。ですが、新しい自分の可能性を試すことができ、日本では味わうことのできない醍醐味もたくさん!人生は一度きり。もし少しでも興味があるのなら、憧れるだけではなく、思い切ってトライしてみてはどうでしょう?関連記事【50万円は必要!?】憧れの海外転職、そのリアルな体験談を訊いてみた!
2016年07月28日周知の通り、海外は転職が当たり前の社会。日本のようにネガティブなイメージは一切なく、みな自分の思い描くキャリアのため、どんどん転職を繰り返しています。アラサー&アラフォーの、日本でキャリアを積んだ年代だからこそ、チャンスが増える憧れの海外転職。今回は、海外で転職のチャンスをつかんだ女性たちに、海外転職のリアルな現実を聞いてみました!海外では「3年で転職」は一般的アメリカのビジネス雑誌「Fast Company」によれば、就職してから数年で転職を繰り返すトレンドは、最近ますます一般化してきているのだとか。海外で、仕事の価値観の根本にある「会社はあくまで自分をスキルアップさせてくれる場所。自分のキャリアは自分が作る!」という考えがますます強まり、お金も含め、自分がハッピーになれる方向にベクトルを合わせて働こうとする人が増えているようです。また「Fast Company」は、同様に同じ会社に長年いると、ジョブマーケットから取り残され、ある意味「世間知らず」になってしまう可能性があることも指摘。日本でも終身雇用制度が崩れた今、一つの会社で生涯ずっと働ける保証はありません。アラサー・アラフォーになって一度も転職経験がないとなれば、いざと言うとき、すぐに仕事を見つけられない……という状況に陥ってしまう危険性も。海外への転職を成功させる秘訣は?日本から海外へフィールドを移し、見事海外転職を実現させたアラサー女子達。海外で成功した理由を詳しく聞いてみました!ベトナムで経験を積み、ニュージーランドで日本語講師になったE子(29)20代半ばで経験したニュージーランドのワーキングホリデーで、海外で働くことの魅力を知ったE子。ビザが切れるのと同時に日本へ帰国したものの、その情熱は覚めることなく、「早くもう一度ニュージーに戻りたい!」が毎日の口癖に。ビザのないE子が海外で働くには、ビジネスビザをスポンサーしてくれる職種・ポジションに応募することが必要不可欠。そこで、情報招集した結果、日本語教育が盛んなニュージーランドでは、日本語講師の募集が頻繁にあり、しかもビザのスポンサーになってくれる会社・団体が多いことが判明。「これなら自分にもできる」と確信したE子は、早速日本語講師の資格を取るべく、派遣社員で事務の仕事をしながら日本語養成講座へ。1年かけて無事講座を終え、その後ベトナムで短期日本語講師としての経験を積んだ後、正社員として無事ニュージーランドの教育系団体へ就職。2年越しで夢のニュージーランドへ里帰りを果たしました。「ワーキングホリデーで1年間生活したニュージーランドで、今度はきちんと社会人として長く生活してみたいと思い、当時需要が多く、ビジネスビザが発給されやすかった日本語講師になることを決めました。行きたい国で不足している職業を調べてみると、外国人に対してビザが出やすい仕事が何なのか分かるので、海外就職のチャンスに繋がりやすいかも。日本語講師として現地就職を狙おうと決めてから、かかった期間は2年とちょっと。まず日本語講師育成講座に通い、その後、経験を積むためにベトナムでのボランティアにも参加しました。それと同時に普段からニュージーランドの求人をチェックして、めぼしい求人に応募しました。数社応募して、州政府が経営する教育機関の日本語講師としてのポジションをゲット。長年の苦労がようやく報われて、本当にハッピー!」確実に自分の力で海外就職を成功させるには、それなりの時間と労力は避けて通れません。でも成し遂げた後の充実感は、格別!ドイツで服飾系会社の日本マーケティング部門で働くT子(36)日本の高校で英語の講師として働いていたT子は、35歳で結婚を機にドイツに移住。配偶者がいたため、ビザの面では何の問題もなかったT子ですが、不況の続くヨーロッパでの就職は、思ったほど簡単ではなかったよう。ローカル・日系企業を問わず、とにかく「日本人募集」の求人に積極的に応募するものの、オフィスワーク経験のないT子はいつも書類選考の段階でアウト。外国人に日本語を教えるアルバイトをしている最中、ようやく知り合いから、服飾系会社のポジションを紹介してもらい、念願の海外転職を果たしました。「海外ではこれまでの職歴がとても重要。日本語が話せるオフィスワークの求人は、日系会社の多いドイツではたくさん出ているけど、事務経験のない私は面接にさえ呼ばれなかったの。海外就職を目指すなら、少しでも日本で関連する職種に就いておいた方が有利。海外では、全くの未経験者を雇いたがる会社はほとんどなかったわ。それでも諦めずに周りに仕事を探していることをアピールしていたら、ある日知り合いから、今の会社が新しく日本マーケットを立ち上げるので人を探しているって話を聞いて、すぐ応募してみたの。マーケティングの経験はなかったけど、できたばかりの会社だったから、未経験の私でも採用してくれたみたい。海外転職はビザがあれば有利だけど、その分野でのキャリアや経験がなかったら採用されるのはすごく難しいと実感。すぐに仕事が見つかればラッキー。でもある程度長期戦で臨む必要があるから、半年ほど仕事をせずに暮らしていける貯金があるのが理想。私は現在の仕事に就くのに1年ほどかかったわ」日本である程度、関連する職種のキャリアや経験を積んでおかないと、海外転職は難しいようですね。また、半年分の生活費を準備してから臨むのが◎。イギリスで秘書として働くM子(30)イギリスの日系企業で秘書として働くM子。もともとは日本の英会話学校で、マネージャーとして働いていた経歴があるM子は、以前から挑戦してみたかった海外での就労を夢見て、イギリスにワーキングホリデーで渡英。特に知り合いや就職のつてがあったわけではなかったようですが、日本にいる間からイギリスの求人を細かくチェック。現地の派遣会社の紹介で、現在の日系会社で秘書としてのポジションをゲットできたのだそう。「日本である程度、就職先のめどをつけていたので現地到着後1ヶ月以内で今の仕事が決まったの。海外転職はタイミングもとても大事。たまたま以前勤めていた人が辞めて、急遽スタッフを探していたみたい。日本にいたときから英語環境では働いていたので、英語には特に支障はなかったけれど、ブラッシュアップのために、語彙を見直したり、英会話スクールで働く同僚の外国人スタッフに個人レッスンをしてもらったりしたわ。ネットで安いホステルを2週間分予約して、実際現地に着いてから物件を探したの。航空券や宿代、日常生活に必要なものなど、仕事を始める前に使ったお金はだいたい50万円くらいかな。イギリスは物価が高いので大変だったわ」原則30歳まで申請が可能なワーキングホリデー制度を使って、とりあえず現地に飛び込んで就活してみるのもアリかもしれませんね!オーストラリアで働くカリスマ美容師K子(36)東京の美容室激戦区で10年働いていた美容師のKは、オーストラリアで新らしくオープンした美容室のメインスタッフとして渡豪。美容技術の進む日本の美容師は、海外では引く手あまただそうで、今回の就職先は知り合いの紹介からすんなりと話が決まったのだそう。「海外で働くことに前から興味があったので、今回の話を受けて即OKしました。以前から美容師仲間でも海外に出店している人が増えていたので、ずっとチャンスがあれば……と思っていたんです。ただ、長期の海外留学経験もなく、英語にも自信がなかったので、現地到着後、夜間の語学学校に通いながら英語の勉強を続けています。ローカルのお客さんも多くて、英語での意思疎通は必須なので。住む場所は日系の情報サイトで見つけました」コネと人脈がものを言うことも多い海外就職。普段から周りに海外で働きたいことをアピールしておくことで、意外な所からチャンスが転がり込んでくることも。海外の転職活動を成功させる秘訣は、日本でその分野でのキャリアが十分あることが大切。後は求人の出ているタイミングですね。T子のように専門分野でのキャリアがなくても、粘り強く周りにも仕事を探しているとアピールすることで、意外な所から転職のチャンスがやって来ることもありますよ。「人脈」も海外転職には重要なポイントです。知り合いに、後押ししてくれそうな人がいないか見渡してみると、案外いるかもしれませんよ。
2016年07月11日[Sponsored by Indeed]季節はいつの間にか春。オフィス見学に来た、入社予定の内定者たちを見かけて、かつての自分もあんな風に目を輝かせていたんだよなあ…と、ため息。そろそろわたしも入社5年目になり、世に言う「アラサー」だ。こんな風に、すっかりくたびれてしまったようになったのは、いつからだっただろう。■独身OLは全員バリキャリ志向?Webメディアの編集の仕事もすっかり慣れ、バリバリがんばっているつもりだけれど、ふと「なんのために働いているんだっけ?」なんて思ってしまう。将来はかわいいお嫁さん、なんてタイプではないことは分かってる。(でも、バリキャリっていうタイプでもないんだよね)転職サイトを何気なくひらく。地域を指定して、職種やスキルを指定して…いまと同じような条件の仕事が並ぶ。働く場所だけを変えても、何の意味があるのだろうと、画面を閉じた。(わたしにとって仕事って…なに?) ■転職条件は「圧倒的に尊敬できる人に囲まれること」!? そんな発想なかった!もやもやする気持ちはおしゃべりで吹き飛ばすのがいちばん。大学からの親友・ユイといつものカフェでランチすることに。前に会ったのは半年前。そういえば、ユイが転職中で不安だって落ち込んでいたっけ。約束の時間から10分経過。新しい職場は、忙しいのかな…。ユイ「チヒロごめん! 出かけにとった電話が長引いちゃって」息を弾ませ現れたユイは、疲れどころか、なんだかとても元気そう。顔から笑顔があふれている。「なんか職場、楽しそうだね。そういえばどんな仕事に就いたの?」ユイ「それがね。弁護士事務所で事務と秘書をやってるの」「ええー、すごい! でもユイ、法律なんて興味あったっけ」ユイ「ないない。(笑)ないというか難しくて分からないよ~」「じゃあ、どうして弁護士事務所?」ユイ「圧倒的に尊敬できる人と働きたくて」「え!?」ユイ「“この人はすごい”っていう人がやっぱり好きだなぁと思ってね。そういうひとたちに囲まれて働くのが、わたしの夢だったんだ」“尊敬できる人に囲まれて働きたい”さっき開いた転職サイトの検索画面を思い出す。そんな項目、なかったよね。ユイ「そういえば、チヒロ。なんか悩んでるんじゃなかったっけ?」「うん…ううん。いまヒントもらった。ありがと」もしかして、仕事ってもっと自由に探してもいいのかも知れない。そう思うと、なんだかわくわくしてきた。■「あらゆる仕事をまとめて探す」そんな都合のいいサービスがあったさっそく家に帰ったあと、求人サイトをのぞいてみる。いろいろな条件を設定して、検索結果を見てみると、似たような仕事がズラリ。職業という枠で考えると、仕事探しはとても窮屈だ。(条件じゃなくて、「やりたい」と思える仕事内容から探してみたい…。でも、そんなのどうやって探せばいいの…?)他の求人サイトでも探してみようと、検索サイトを開いてみた。『転職…仕事内容で検索…』 そんな願望をつぶやくように、検索サイトのエンターキーを叩く。検索結果をみていくと、「Indeed」というサイトが目に留まった。『転職・求人情報検索 | Indeed あらゆる仕事 まとめて検索』と書いてある。「…あった」 思わず笑ってしまった。■「文化祭」「一芸」「イケメン」こんなキーワードもOK! フリーワードで求人検索でも…わたしに『天職』なんてあるのだろうか。やりたいこと、好きなことってなんだったっけ。“圧倒的に尊敬できる人と働きたくて”そう話していたユイの笑顔が忘れられない。楽しい思い出といえば…学生の頃の文化祭だ。Indeedのフリーワードに『人前で話すのが好き』と打ち込み、条件で「正社員」をチェックする。シンプルな結果画面にずらっと並ぶ結果たち。(人事に、マーケティング会社か…いいかも。じゃあ、これは?)フリーワードに『文化祭』と打ち込むと、結果画面には映像制作会社やイベント企画運営会社が並んだ。なるほど、たしかに文化祭っぽい仕事だ。だんだんフリーワード検索が楽しくなってきた。『お笑い』『一芸』『イケメン』など、およそ仕事探しをしているとは思えないキーワードを、つぎつぎと打ち込んでいく。それでも、Indeedの検索結果画面にはマーケティング会社やタレントキャスティング会社が並んだ。いままで選択肢に入れてこなかった業界の求人が並ぶ度に、いまとはまったく違う未来が開ける気がして、気分が高揚する。今度はもっと絞り込んで、職種や勤務地、雇用形態を指定してキーワードを打ち込んでいく。いままで働いたことのない業界でも「未経験」だってOKな求人が見つかった。(世の中には、本当にたくさんの仕事があったんだなぁ) ■可能性が広がるだけでも未来は明るくなるIndeedの魅力は、検索の柔軟性だけじゃない。シンプルな画面デザインも重要だ。通勤中、スマホで検索するのはもちろん、職場でもこうやって検索できたりして。 ついつい熱中して、前屈みで求人情報を眺めていると、視線を感じた。ハッとしてパソコンから顔を上げると、斜め向かいの席の先輩が、笑顔でこちらを見ている。いつもチームを引っ張ってくれるムードメーカーの先輩だ。(ヤバい、バレた…?)先輩「最近、仕事に気合い入ってるじゃん! この前の資料も良かったよ」「あ、ありがとうございます!」(焦った…ホッ)じつのところ、最近また仕事が楽しくなってきた。Indeedで仕事探しばかりしているわたしだけれど、別にいまの仕事を辞めたいわけじゃない。ただ、Indeedでいままで考えたことがなかった職種の求人情報をみつけると、自分の未来が大きく開けたような気がする。可能性が広がるだけで、未来は明るく感じられるようになる。そうすると、不思議といまの仕事をもうすこしがんばってみようって思えるようになったりして。(よし! 今日も一日、がんばろう!)そう気合いを入れなおして、パソコンを資料作成画面に戻した。世界 No.1の求人検索サイトとして、月間2億人以上のユーザーが活用し、1,600万件以上の求人情報を掲載しているIndeed。業界や職種をまたいだ、仕事という「未来の可能性」は、アラサー女性の働き方を応援してくれる気がします。・ Indeed
2016年03月23日エン・ジャパンは3月15日、人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」上で転職コンサルタントを対象に実施した「円満退職」に関する調査結果を発表した。○企業からの強引な引き止めがトラブル要因にミドルが退職意向を伝えた際に、在籍企業から引き止めがあるケースとないケースではどちらが多いか尋ねたところ、「引き止めがあるケース」は43%に上り、「引き止めがないケース」は20%にとどまった。退職時・退職後にトラブルになる理由については、「企業からの強引な引き止め」が76%で最多。具体的には「引き止めを受け、円満退職をしたいと入社時期をずらしたことが原因で次の会社を辞退せざるをえなくなった」など、企業からの引き止めがトラブルにつながっている状況が浮き彫りになった。同社は「予想以上にきちんと事前の根回しをしておかないと、後々トラブルになりやすいということが明らかになった。ミドルの方というのは現職で活躍していてそれなりのポジションにある方々と認識しており、引き止めはある程度あるのではと想定していたが、結果はそれに近しいものではある」と話している。退職意向を伝えるのに適切なタイミングを聞くと、「退職希望日の1カ月前」が58%、「退職希望日の2~3カ月前」が51%。1カ月前と答えた人でも「1カ月では最低限の引き継ぎしかできない可能性がある」との意見が多く、「退職希望日の2~3カ月には企業に退職意向を伝えておくことが望ましい」(同社)としている。調査期間は2016年2月4~19日、有効回答は153人。
2016年03月16日そろそろ4月の転職を考え始める時期。目標に向かってステップアップする転職はいいけれど、逃避型の場合は「転職」が「転落」の始まりになるケースも。そこで今回は、不幸な転職を避けるためのセルフチェック法やワークを紹介します。■環境や人のせいにしていないか、自分が変わる気があるか将来のキャリアアップや夢への挑戦、自分の価値観や仕事観に合う職場に移るため、そんなポジティブな動機ならもちろんOK。しかし転職の理由を無理に後付けしているようなら、再考すべき。特に現実逃避での転職は危険です。自分はそのままで、周りを変えることで解決しようという考えは、転職ジプシーを生むパターン。転職先での抱負より現状への不満が多いなんてことはありませんか? 特に人間関係の問題やストレスを抱えている人の転職は対処療法になりがちです。自分自身に根本的なコミュニケーションの問題があるのに、それに気づかず周りのせいだと思い込んでいる場合があるので要注意です。■今の職場で得たもの、成し遂げたことは十分か?転職を考えるにあたり、自分自身がどのぐらいそこで成長できたかを振り返ってみましょう。今の会社で成長を実感できたと思う点そう思った背景、根拠となる出来事これをセットで書き出してみましょう。客観視してみて、その成長に納得できればOK。しかし学びが足りないと感じたり、そもそも書く手が止まってしまう場合は、まだそこで学ぶべきことがあるかもしれません。■仕事を通して達成したい事、得たいものが明確か?仕事観を考えるとき、何があれば満足できるのかを改めて見つめ直してみましょう。自分のワクワクを探すワーク「これまで自分が輝いていた時」を思い出してください。仕事や会社での思い出だけではなく、子供時代や学生時代のことでもOKです。いくつでも、思い出せる限り書き出してみてください。そして、その時に自分がどんなふうに輝いていたかどんなことをしたかどんな気持ちでいたか周りとの関係はどうだったかなどをブレークダウンして、どんどん書き出していきます。例えば、「高校の部活で、最後の試合に勝ったとき」という思い出があったとします。「補欠だったけど、レギュラーが力を発揮できるように練習方法を工夫した」「その提案が顧問に褒められて、皆も取り入れるようになってうれしかった」などと細かく分類していくイメージです。このようなワークを通して、「試合に出ることより、自分のアイデアが認められたことがうれしかった」という思い出から、「チームに影響を与えたり、結果を出すための工夫が好き・得意」といった価値観や自分の強みに気づくことができます。転職先でのアンマッチを避けるためにも、自分自身をしっかり把握することが大切です。ぴったり合う仕事や職場に出会えたら、きっとそれが幸せな転職につながるはず。どこへ行っても、完璧な環境や人間関係はないもの。最高の環境を望むなら、まずは自分を知り、自分自身が最高の人材にならなくては! 転職活動はその覚悟を自問することから始めましょう。
2016年02月07日異業種交流会などの出会いの場には、ねずみ講などのネットワークビジネスの勧誘目的で参加している人がいます。中には女性もいるので、同性同士だとつい油断しがちです。彼、彼女らの誘い方の特徴・手口を知って、身を守る方法について聞きました。■1.料理合コン「料理も習えて出会いもありそうなので参加しました。3人1組でビーフストロガノフを作ったのですが、私以外の2人がなんと別々のマルチ商法の人たちでした。男性からはタワーマンションで経営者が集まるパーティーがあるから来ないか、とか。女性からは、カリスマのように崇めている社長の映画の試写会に行こうとそれぞれ誘われました」(24歳/女性/保育士)“経営者”、“タワーマンションでのパーティー”は2大危険ワードです。あとは、料理合コン経由で料理パーティーに誘い、そこで鍋などを紹介して買わないか勧めてくることもあるようです。初めは大勢が参加するパーティー程度の比較的軽い誘いですが、これからどんどんと誘いがエスカレートしていきます。この段階でLINEなどはブロックして連絡が来ないようにしましょう。■2.婚活系の出会いパーティー「出会いがないので婚活パーティーに参加してみました。私は一人で参加したのですが、女子トイレで2人組みの女子に声をかけられて。『今度合コンするから誘うよ』と言われ、LINEを交換しました。数日後、そのうちの一人から『Aちゃん!女子会しよー』というLINEが。嫌ではなかったので参加することにしたのですが、来たのはその子一人で、彼女の行きつけのカフェに行きました。そこで、『Aちゃん、今幸せ?』とか、マルチの人が愛読していると言われている自己啓発の本をしきりに薦めてきたりして怪しいなーと思いました。“いろいろ教えてくれている経営者の人”の話が9割で、これのどこが女子会なのかと。会ったのは平日だったけど私はシフト休みだったので、ムダにされた時間を返してほしいなと思いました」(23歳/女性/サービス)会おうと提案されたのが平日夜で、場所が相手の行きつけのカフェは相当怪しいです。おそらくいつもそこで勧誘をしているのでしょう。女性同士だとつい警戒心が緩みがちなので注意です。マルチ仲間の男を連れてくる可能性があるので、こういった事があれば、次に合コンに誘われても参加しないのが正解でしょう。■3.読書会「クラスの友達に誘われて読書会に参加しました。キャリアウーマン風の女性が進行役で、『あなたの夢はなんですか?』と参加者一人ひとりに聞いてきました。宗教っぽくて薄気味悪かったので、具合が悪くなったと言って退席しました。その後もその友達から、開運メイク講座とかフットサルの誘いが来ましたが、全部断りました。後の噂で、彼女は有名なマルチ商法をやっていると聞きました」(22歳/女性/学生)読書会にかかわらず、「夢を聞き出す」というところがチェックポイントですね。夢を聞き出して、それを叶えるためにはお金が必要という話題に持っていきます。そこで、マルチ商法は理に適っているという流れにするのです。学校の友達の誘いだからといって、うかつに乗れないですね。疎遠にして、付き合うのは控えましょう。■4.社会人との合コン「合コンで知り合った年上の男性ですが、旅行ができてお得なバイトをやらないかとかしつこくって、LINEもブロックしていたのですが、ブロックしてもグループの招待って届くのですね。100人以上が招待されているネットワークビジネスのグループへの招待が届きました」(20歳/女性/学生)もちろん、グループの招待は拒否しておきましょう!無視するのが一番なので、TwitterやFacebookなどで友達申請が来ても拒否しましょう。向こうはなんとか繋がりを作ろうとするので、ひとつひとつブロックしていくことが必要です。■おわりにネットワークビジネス従事者は、カモとなる人を見つけるために常に新しい出会いを求めています。上記のようなワードがでてきたらほぼ間違いなくマルチの勧誘でしょう。断ることと、彼らからの連絡手段を断絶することが重要です。(有沢未紅/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月09日エン・ジャパンは5日、「年収アップ転職の実現」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイト「ミドルの転職」を利用する631名。期間は10月30日~11月30日。○転職経験者の50%が年収アップ転職経験のある人に対して、「転職を機に年収が上がったか」を聞いたところ、50%で「上がった」が最多となった。以降、「下がった」(29%)、「変わらない」(21%)と続いた。転職で年収が上がった人に対して、実際に上がった金額を質問すると、全体では「100万円~150万円未満」(26%)が最多だった。次いで、「50万円~100万円未満」(22%)、「50万円未満」(16%)となった。年収別にみると、年収500万円未満では「50万円未満」(34%)が1位に。さらに、年収500万円~750万円未満と年収750万円以上では、「100万円~150万円未満」(500万円~750万円未満37%、750万円以上25%)が最多となった。年収を上げるために転職時に意識したことを聞いたところ、全体では「スカウトオファーが来た企業への転職」(23%)が1位だった。次いで2位は「業績好調な業界への転職」(20%)、3位は「外資系企業への転職」(18%)と続いた。
2016年01月06日デューダは24日、「転職理由」に関する調査の結果を発表した。対象は2015年4月~2015年9月に同社サイトを登録したビジネスパーソンの4万名。○転職理由、「ほかのやりたい仕事がある」がトップに転職理由ランキングの結果、1位は「ほかにやりたい仕事がある」(12.2%)だった。次いで2位は「会社の将来性が不安」(9.2%)、3位は「給与に不満がある」(7.7%)と続いた。以降、4位は「残業が多い/休日が少ない」(6.3%)、5位は「専門知識・技術力を習得したい」(4.8%)と続き、10位までの項目は前回調査(2015年上半期)と同様となった。「IT/通信/インターネット」「金融」「メーカー」「メディカル」「メディア」「商社/流通」「小売/外食」「サービス」の8つの職種別に「転職理由」を聞いた。結果、「ほかにやりたい仕事がある」の項目が1位だったのは7職種となり、前回調査より1職種増加した。13.3%で「メーカー」のみが「会社の将来性が不安」が最多となった。「ほかにやりたい仕事がある」の項目での最多割合は15.7%で「メディカル」だった。
2015年11月26日セールスフォース・ドットコムは11月10日、業種別ソリューション開発推進のためのパートナーシッププログラム「Salesforce Fullforce」を発表した。アクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング、パソナテキーラ、プライスウォーターハウスクーパースの4社との協業が決定している。「Salesforce Fullforce」は、同社クラウド基盤を使った業種・業界に特化するソリューションを認定するプログラム。先行してプログラムを行っている米国では、すでに15社43ソリューションが認定されているが、日本では、まずは海外での実績があるソリューションから認定を行っていくようだ。同社アライアンス本部副本部長の手島主税氏は、急激に変化しているビジネス市場状況について、「市場変化をチャンスに変えるためには、いかに新規顧客との接点を作るか、その顧客接点で生まれる新しい経営戦略をいかに速いスピードで具現化できるか、スタートしたビジネスに対し、多くのユーザーからの声を収集して、ビジネスプランを継続的に改修・向上していくかが必要だ」と述べた。しかし、市場の要求に対して柔軟に対応するためには、プランニングに時間を取られ、おのずとIT戦略に掛ける時間が少なくなる。ジレンマを抱えている企業は少なくない。手島氏は「このジレンマを解消するなにかしらのソリューションを、パートナー企業を通じて提供するのが我々の役目」と述べ、上記の4社以外にも「近々、国内大手SIerとの協業もありうるだろう」と新たなパートナー企業の可能性も示唆した。
2015年11月11日結婚を考えている彼から、「じつは転職したいんだ…」と言われたらどうしますか? 20代後半から30歳ごろは、多くの人が転職を考える時期です。とはいえ、地方転勤になったら? 給料がいまより下がったら? 私との結婚はいつになるの? なんて、イヤな考えが頭をよぎってしまうかもしれません。今回は、彼から転職話を打ちあけられたときの対処方法を紹介します。■転職したい理由を聞いてみるまずは否定しないで、なぜ転職したいのかを聞いてみましょう。「スキルアップがしたい」といったポジティブな理由から、「残業が多い」「職場の雰囲気がイヤだ」「やりがいを感じられない」などネガティブな理由もあるでしょう。「考えが甘い!」と怒りたくなっても、ここはぐっと我慢。というのも、「転職したい」と口ではいっていても、腰が重く、なかなか行動に移さない人もいます。グチをこぼすことで、ストレスを発散しているのです。しばらく静観して、転職する様子がなければ、放っておけばいいでしょう。■転職を応援しつつも、退職にはちょっと待った!むかしとは変わって、転職も一般的になりました。転職自体は悪いことではありません。ただ、気をつけたいのは、新たな就職先を決めずに、勢いで退職してしまうこと。20代ならばすぐに次の仕事が決まるかもしれませんが、30代になってくるとすぐにというわけにはいきません。過去に転職経験がある人は、“今度も決まるはず”と、変に自信過剰になっている可能性も。「転職してもいいとは思うけど、会社を辞めるのは、次の仕事を決めてからのほうがいいよ」と、応援しつつもクギをさしておくことを、お忘れなく。■給料だけでよし悪しを判断しない「転職したら給料は下がるんじゃないの?」と不安になるのは当然ですが、あまり金額にとらわれるのはよくありません。たとえば、高収入の会社に転職したとしても、そのぶん仕事が忙しく、残業や休日出勤は当たり前になるケースもあります。仕事のストレスから散財してしまい、給料は上がったのに生活が苦しくなってしまう、なんてよくある話です。一方、給料は低いけれども週休2日制で、残業もほとんどない企業だったらどうでしょうか? ふたりで一緒に過ごす時間をもうけられ、仲よく暮らせるかもしれません(もちろん低収入なのに仕事量が多い業界もありますが…)。お金はあるに越したことはありませんが、給料が下がっても動揺せずにいたいですね。■結婚を考えているのかを確認しておくこの手の話でありがちなのは、女性側が結婚適齢期というケース。勝手に結婚するものだと思いこんでいた女性が「転職して落ちついてからとなると、私との結婚はいつになるの!?」と焦ってしまうパターンです。話をよく聞いてみると、“そもそも、男性側は結婚を考えていないのでは?”と疑問に思うこともあります。彼があなたとの結婚を考えているのかどうか、それとなく探っておきましょう。ただし!「結婚は転職してからじゃないと……」と、転職を理由に結婚を先延ばしにする彼には要注意です。そのままずるずる、転職も結婚もしない、なんてこともありえます。彼のお尻をたたいてその気にさせるよりも、ほかに交際相手を見つけたほうが、お互いのためかもしれません。20代~30代の貴重な時間を相手の転職を待って過ごすなんて、もったいなさすぎます! 彼以外との結婚を考えられないなら仕方ありませんが、見切りをつけることも、ときには必要です。大企業に勤めていたって、どうなるかわからないこのご時世。無事に転職ができたとしても、そのあと仕事がどうなるかは誰にもわかりません。楽な仕事がないのと同じように、ずっと順風満帆な人生もないんです。何かしら山あり谷あり…。筆者の場合は、結婚後に彼が転職し、給料は上がったものの、あえなく会社が倒産。数か月間失業状態というできごとがありました(苦笑)。彼との将来を考えているなら、彼の転職を不安に思うのは当然です。だけど、乗りこえていけるかどうかは、あなたの覚悟次第、かもしれませんね。
2015年11月02日エン・ジャパンは13日、「ミドルの転職後の年収」に関する調査の結果を発表した。対象は、同社サイトを利用する転職コンサルタント187名。期間は、9月4日~15日。○転職コンサルの65%、ミドル層は転職後に年収が「上がる方のほうが多い」と回答ミドル層の転職において、「転職後に現在よりも年収が上がる方と下がる方ではどちらが多いか」を聞いた。「上がる方のほうが多い」と回答した割合は、「どちらかというと上がるケースが多い」(49%)、「上がるケースが多い」(16%)の計65%だった。年収が上がる方は、どのような点を評価される傾向にあるかを質問したところ、1位は「専門スキル」(84%)だった。次いで、2位は「コミュニケーション能力」(41%)、3位は「リーダーシップ」(41%)となった。さらに、職種別に見ると、51%で「経営・経営企画・事業企画系」が最多となった。次いで、「営業・マーケティング系」(45%)、「技術系(IT・Web・通信)」(24%)が上位に挙がった。ミドル層の転職では、「どのようなケースにおいて転職後の年収が上がるースが多いか」を聞くと、1位は「日系企業から外資系企業への転職」(53%)だった。次いで、2位は「転職後に役職が上がる場合」(46%)、「業績好調な業界への転職の場合」(37%)と続いた。一方、「転職することで年収が下がるケース」を聞くと、最多は「大手企業での経験者が中小企業へ転職する場合」(72%)だった。次いで、「前職での役職者が下のポジションへ転職する場合」(46%)、「外資系企業から日系企業への転職の場合」(44%)が上位となった。
2015年10月14日マイナビは10月8日、同社が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」においてIT技術職の正社員および契約社員を対象に実施した「ITエンジニアの転職意識調査」の結果を発表した。同調査は、転職意向があり、IT技術職(エンジニア・プログラマーなど)に従事している全国の25歳・30歳・35歳の正社員および契約社員500人(25歳:100人、30歳:200人、35歳:200人1)を対象として、2015年8月20日~24日にインターネット調査によって行われたもの。対象者に「現在、仕事上で抱いている不満」について聞いたところ、「給与が低い」が45.2%で最多となった。特に、「テクニカルサポート・監視・運用・保守」は、57.8%が「給与が低い」と回答し、他職種と比較して高い結果となった。「システム開発(汎用機系)」は、「新しい技術がどんどん出てくるので勉強が大変(29.5%)」、「仕事が不規則で残業が多い(27.9%)」が高く、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「突発的なトラブル対応が発生する(32.7%)」が目立った。「関わりたいプロジェクトの条件」については、「技術者を軽視しない環境である」が39.0%で最多となった。次いで、「世の中に役立つものを開発できる(36.2%)」、「最先端の技術を学ぶチャンスがある(33.8%)」が続いた。「技術者を軽視しない環境である」の職種別の回答では、「プログラマー(WEB・オープン・モバイル系)」が50.7%、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」が50.0%で高い割合となり、これらの職種はともに現場志向が強く、技術に専念できる環境を重視する傾向が表れる結果となった。「今後のキャリアプラン」については、「安定した環境で働きたい(38.8%)」と「仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい(37.8%)」が約4割となり、ほかの項目を10pt以上上回った。特に女性は「安定した環境で働きたい」が半数を超えた(52.3%)。職種別の回答では、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「安定した環境で働きたい(57.7%)」、「技術スペシャリストとして現場で活躍し続けたい(34.6%)」が高く、専門分野でじっくりと開発スキルを磨いていけるキャリアを希望していることが推察できる。一方、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は「いずれは独立したい(25.9%)」、「海外で活躍したい(25.9%)」が他職種より高く、職種によりキャリアプランに差異が表れる結果となった。
2015年10月08日人はパンのみにて生きるにあらず、ただパンのためだけに働くにあらず……。毎日働いている会社を離れて心機一転、転職しよう! と考えるのはどんな時なのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、転職を決意したことはあるか聞いてみた。Q.これまでに、転職を決意したことはありますか?はい 34.3%いいえ 65.7%Q.どのようなときに決意したのか教えてください■労働条件が悪い・「給料が上がらず、生活に困窮したとき」(35歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「給料が上がる見込みがないと思った時」(32歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「給料の安さを実感したとき」(35歳男性/通信/事務系専門職)・「配置転換で待遇が悪くなりやりがいもなくなった」(42歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)・「今、働いている職場よりも、条件の良いところを見つけた時」(24歳女性/食品・飲料/専門職)■身体は正直・「今の仕事に対してストレスを感じたとき」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)・「残業が多く、休日出勤などで体力が持たないと思ったとき」(28歳女性/情報・IT/営業職)・「精神的、肉体的につらいとき」(31歳男性/電機/技術職)・「毎日死ぬほど行きたくなくなった時」(32歳女性/不動産/専門職)・「サビ残を強制された時」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「大晦日の日に仕事していた時」(32歳男性/商社・卸/営業職)■仕事がつまらない・「つまらない仕事をしている時」(49歳男性/通信/事務系専門職)・「仕事が面白くないとき」(31歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「仕事内容がいやに思えたとき」(38歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「仕事内容に不満があるとき」(35歳女性/ソフトウェア/技術職)■評価されない・「すごく頑張っているのに給料が変わらないと分かったとき」(31歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「がんばって認められない時」(32歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「正当に成果を評価してもらえなかったとき……事前に伝えていた私自身のキャリアの意向を全く予告なしで産休明けの女子社員に業務を奪われた時」(32歳男性/通信/事務系専門職)■自分のためにならない・「この会社にいてもこれ以上自分が成長できないと感じた時」(33歳男性/電機/技術職)・「今の勤務先では、自分のやりたいことができないと分かった時」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「スキルアップが望めないから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「仕事を続けても先がないと思った」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「自分がこの会社でうかばれることがないとわかったので」(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分の為にならないとき」(47歳女性/医療・福祉/専門職)■ポジティブな動機も・「もっと意味のある生き方を見つけられたとき」(24歳女性/食品・飲料/営業職)・「よりキャリアアップしたくなった際等」(24歳女性/その他/事務系専門職)・「やりたいと思えることがあったためです」(35歳男性/その他/専門職)・「希望の仕事が見つかった」(30歳男性/農林・水産/技術職)・「限界を感じ、チャレンジしたくなったとき」(30歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)■つらい人間関係・「職場の人間関係、無理だと感じたとき」(28歳女性/その他/その他)・「上司に理不尽なことで嫌味を言われたとき」(22歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「上司のパワハラに耐えられなくなったとき」(29歳男性/不動産/その他)・「上司が嫌いなとき」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「お局さんに目を付けられたとき」(34歳女性/その他/その他)■会社がブラック・「ブラック企業で精神的に病み始めたとき」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「会社のやり方に耐え切れなくなったとき、売掛を社員に払わせるなど」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「会社の将来性に不安を感じたので」(50歳以上男性/その他/その他)・「業界に先がないと思ったとき」(31歳男性/その他/その他)・「あまりにも法や倫理の遵守が不徹底である会社である事を知った時(その会社は実際に辞め、後に倒産しました)」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)■総評転職を決意したことがある、と答えた人は34.3%、約3人に1人は転職を考えた瞬間があるようだ。人はどんなときに転職を決意するのか、回答に多く見られたのは、「給料が安い」「待遇が悪い」など、労働条件に関する不満だった。特に、サービス残業や休日出勤が続き、体力的に厳しくなってくると、「もう嫌だ」と思ってしまうようだ。「体を壊した」「ストレスで体重がどんどん減る」など、心身ともに不調が出た時には、自分を守るためにも転職を考えるのはよく分かる。やっている仕事が楽しくない、不満だ、ということが続くと、やはり転職を考える契機になるよう。がんばっても評価されない、という状況も、働く人の徒労感を生む。また「自分の成長」「キャリアアップ」が見込めないと仕事を続けていても仕方ないと考える人も多かった。「この会社にいても先がない」という感覚は、転職へと踏み切る大きなきっかけになるようだ。つらい状況を打破したい、というよりは、より積極的に未来を夢見て、「やりたいことがあった」「希望の仕事が見つかった」ために転職を考えた、という人もいた。会社の人間関係に嫌気がさして、というケースもあった。特に、上司との関係性を指摘する声が目立ち、「上司が嫌い」「パワハラに耐えられない」時には、部下の方が逃げるしかない。会社の方針ややり方に疑問を感じている場合も同様で、やはり社員はそっと立ち去るしかないのが現状のようだ。新天地で、今度は満足いくいい仕事ができるよう、お祈りする。調査時期: 2015年8月12日~8月15日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性155名 女性145名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年10月07日ワークポートは4日、「転職希者の意識調査」の結果を発表した。対象は、同社に来社した20~40代の男女416名。期間は、8月24日~29日。○転職に必要なもの、「決断力」がトップに「転職に必要なもの」を聞いたところ、1位は「決断力」(82票)だった。理由をみると、「転職の決意、採用面接など様々な場面で判断が必要になり、迅速な決断ができないと、せっかくの話もなくなる」「転職をしようと思っていてもなかなか行動に移せていなかった」などの声が寄せられた。2位は「覚悟」(42票)だった。「現在働いている会社で築いたものをリセットしてでも新たな挑戦をすることは『覚悟』にも繋がる」「違う道に進むためには、何かを犠牲にしても、周囲から厳しい目を向けられても、一切ぶれない気持ちが必要」などの声があがった。3位は「行動力」(37票)となった。理由としては、「自身の現状をより良い方向に変えたいのなら、自ら行動しなければ良い条件は見つからない」「誰かが仕事を持って来てくれるわけではないから」などの意見があった。このほか、「攻める気持ち」「ポジティブ精神」「情熱」などの回答があがった。
2015年09月09日ワークポートは17日、転職希望者の意識調査の結果を発表した。期間は、8月3日~8日。対象は20~40代の男女269名。○「転職活動」を表す漢字一文字、ポジティブなワードが上位にあなたにとっての転職活動を「漢字一文字」で表すと何かを聞いたところ、1位は19票で「新」となった。理由を尋ねると、「転職は新しい挑戦と考えるため」「新しい環境、新しい出会い、新しい自分に出会えるなど、様々な新しいものに直面するため」などの声が挙がった。続いて2位は「挑」(15票)となった。「未経験の業界・業種に挑戦するため」「もっと成長したいと思い、転職活動を始めたため」というコメントが寄せられた。さらに、3位は「生」(14票)となり、「仕事が楽しくないと人生も楽しくないと思うため」「自分の仕事観やプライベートでの生き方を考え直す期間だと思うため」などの意見があった。一方、「悩」、「苦」、「難」、「耐」など、ネガティブなイメージの漢字も挙がったが、少数となった。
2015年08月18日ワークポートは7日、転職希望者の意識調査の結果を発表した。対象は、同社に来社した20~40代の男女259名。期間は、7月27日~8月1日。○転職するリスク、最多は「年収の低下」転職にどのようなリスクがあると思うかを聞いたところ、1位は「年収の低下」(27%)となった。このことから、4人に1人は年収が下がるリスクを認識しつつ、転職活動を行っていることがわかった。また、2位に「環境の変化」(16%)、3位に「入社前のイメージと実情の不一致」(15%)がランクインした。以降、「人間関係」(13%)、「現場より労働条件が悪くなる」(7%)と続いた。
2015年08月12日インテリジェンスは3日、転職成功者の年齢調査の結果を発表した。期間は、2007年7月~2015年6月。対象は、同社を利用して転職したビジネスパーソン9万名。○2015年上期転職成功者、若手女性が増加2015年上期の転職者の平均年齢は、31.8歳となった。前回調査の2014年下期から0.2歳下がり、2010年上期からの上昇傾向が5年ぶりに止まった。男女別で見ると、男性は前回と同じく32.5歳であるのに対し、女性は0.2歳下がり、29.3歳となった。若手女性の転職者の増加が目立ち、女性の転職平均年齢が下がったことが、全体の転職成功者の若返りの要因といえる。転職成功者の年齢割合を見ると、25~29歳が1.4%、24歳以下が0.1%上昇した。一方、30~34歳は1.2%、35~39歳は0.3%下降し、40歳以上は前回と同率だった。
2015年08月04日