日本ジャズ界の大御所・菊地成孔の作品に数多く参加してきた実力派シンガーソングライター・市川愛が、今年4月に、彼のプロデュースで初のメジャーアルバムを発表した。8つの収録曲には、アーバンとカントリー、大人と子供、恋ともうひとつの恋、愛と演技といった相反する要素が美しく同居。菊地もライナーの中で「ポップスの救世主たり得る」と絶賛するみごとな仕上がりだ。【チケット情報はこちら】「30代に入った頃から、ジャズではなく、私自身の歌を歌いたいと思うようになって。今回の収録曲でもある『あこがれ』『青い涙』『水で薄めた恋』のデモを菊地さんに送ったところ「是非プロデュースさせてください」と言っていただきデビューに繋がりました。私のジャンル?そうですね、正直よくわかりませんが、アーバン・ポップス?ちょっとジャジーみたいな(笑)。自分が女子から女性に変化していると感じる今だからこそ、同世代や少し年上の女性に向けて歌いたい、そんな願いを込めたアルバムです」タイトルの『My Love,with My Short Hair』は、菊地が作詞作曲した収録曲にちなんだものだという。「それまでの私は腰まであるロング・ヘアがトレードマークだったのですが、今回のアルバム制作では、菊地さんからまずは髪をショートにしてくださいと言われて(笑)。今までやってきたキャリアを一新する、それが髪を切る演出にも、歌自体にも、いい形で作用したと思います」ほかにも、全編英語歌詞の『Play for keeps』、ギリシャ留学中に歌詞を書いたという『青い涙』、市川が得意のヴァイオリンの腕も披露している『水で薄めた恋』など、聴きどころが満載の当盤。だが、今回1番の聴きどころは、彼女が長年敬愛する浜田真理子から贈られた『あこがれ』だろう。「私は小さな頃から歌手になることを心に決めていたのですが、大学生の時デビュー前に大きな壁にぶち当たって。ちょうどその頃、TBSの『情熱大陸』で、島根でOLをしながら歌手活動をする彼女が特集されていて、“音楽は自分の最も大切なものだから、自分のペースで育てたい”と語っていた。その言葉と歌に心から感動した私は翌週、彼女のライヴを聴きに松江へ飛んで行ったんです。以来、ずっと浜田真理子教の信者で、初めてお会いしたのが約3年前。そんな“あこがれ”の方にいただいたこの曲は、終世宝物のように歌い続けていくつもりです」7月20日(金)には、duo MUSIC EXCHANGE渋谷で当盤の発売記念ライヴを開催。アルバムの制作に大きく関わった“あの人”もスペシャルゲストで出演予定なので、これは聴き逃せない!!取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年07月17日タレントの菊地亜美(27)が3月22日に放送のフジテレビ系バラエティ番組『VS嵐』に出演。嵐のメンバーに結婚したことを報告した。 2月1日に一般男性と結婚した菊地。嵐との共演経験が多く、嵐のメンバーから冷たい対応をされており、中でも二宮和也(34)とのやり取りは度々話題になっていた。 結婚後初となる嵐との共演。番組冒頭で嵐のメンバーに結婚を報告した菊地は「嵐の皆さんに報告せずに結婚しちゃったから、ずっと心残りで…」と伝えたが、嵐のメンバーは終始真顔。コメントもすることなく聞き流した。 また夫婦のルールについてニヤニヤしながら話している菊地に対し、二宮は「毎回言ってるけどさ 別にさ、お前の私生活何の興味もないわけよ」と鋭いツッコミを入れ場面もあった。 これに対しファンは、「嵐とからんでる菊地亜美がうらやましすぎてサイコウ~~」「嵐のみんなの菊地亜美対する冷たい態度 面白いからすき爆笑」「菊地亜美の話に興味が無い嵐さんの表情好き」「菊地亜美にだけ当たりの酷い二宮さん ウケる!」などの反応を見せている。
2018年03月23日タレントの菊地亜美が6日、東京・銀座のcommon ginzaで行われた「genie Flower Beauty Salon」オープニングセレモニーに出席した。「genie Flower Beauty Salon」オープニングセレモニーに出席した菊地亜美結婚発表後、初めての芸能イベントに登場した菊地亜美。MCから夫となる相手がどんな男性かを聞かれて「友だちや両親、家族全員に愛情深い人で、情が深いというか、くだらない話もマジメな話も親身になって聞いてくれるので、頑張ってくれる人なんだな~という感じです」と説明し、結婚の決め手として「のろけとかじゃないんですけど、こんなに私のことを大好きって言ってくれる人はいないな~と。彼も『こんなに俺のことを好きな女性とは出会えない』と言ってくれたので、結婚という話になりました」とのろけた。今年1月に夫から購入してもらったという結婚指輪も披露して「結婚願望がなかったので、薬指に指輪をはめるとは思ってもいませんでした。薬指にしてみて結婚したんだなという実感が湧きますね」と幸せオーラ。また、「私はこれ以上太ったら画面に映らなくなるので、今は妊娠できないです(笑)」と妊娠は否定して「授かりものですからね。子どもが大好きなのでいつ出来てもうれしいんですが、結婚式もまだ決まってないし、式は子どもがいない状態でドレスを着たいので、結婚式や新婚旅行が終わったら考えたいです。式は年内中かな」とプランを明かしていた。テレビショッピング研究所は、アメリカ発の1秒に1枚の販売実績を誇るジニエブラのPop-Up Shop「genie Flower Beauty Salon」をオープン。そのオープニングセレモニーに登場した菊地は「素敵ですよね。銀座のど真ん中でお花って見られないじゃないですか。すごい素敵だと思ったし、さっきインスタ用の写真を撮っちゃいました」とすっかり気に入った様子。この日着用していた同社のブラジャーについては「こういうノンワイヤーのブラって、バストがちゃんとなるのか心配でしたが、繊細なレースがふんだんに使われていて素敵だなと思いました。下から穿くタイプで、バストやいろんなところを持ち上げるけど、疲れないんですよ。一日つけていても全然つけている感覚がないので、オススメですね」とアピールしていた。
2018年03月06日2月25日まで東京・赤坂サカスにて開催している冬季限定イベント「ホワイトサカス」(平日 12:00~21:00、土日祝 11:00~21:00)。2月14日には、会場の目玉でもあるスケートリンク「ネスカフェ キットカット アイスリンク」で、バレンタインデーのスペシャルイベント「ネスカフェ キットカット アイスリンク presents Ayasa バレンタインLIVE with 小塚崇彦」が開催された。ヴァイオリニストのAyasa(左)と小塚崇彦同イベントには、ヴァイオリニストのAyasaとプロスケーターの小塚崇彦が登場。Ayasaがミニライブを行ったほか、Ayasaの生演奏に合わせて小塚崇彦がデモンストレーションを披露するなど、聖なる夜に会場を訪れた一般客を楽しませた。ホワイトサカスの公式テーマソング「告白の夜」が収録されているミニアルバム『CHRONICLE V』を1月にリリースしたばかりのヴァイオリニスト・Ayasa。夜空に輝くイルミネーションが幻想的な赤坂サカスのスケート場「ネスカフェ キットカット アイスリンク」のステージに、ロックを意識した衣装姿で登場した。MCを務めた笹川友里TBSアナウンサーからバレンタインデーの質問を振られたAyasaは「今日の明け方にクッキーを作って、スタッフさんに渡しました。見た目はよろしくありませんが、味は良かったと思いますよ。100点中68点(笑)」と辛めの自己採点。そしていよいよミニライブの時間となり、オープニング曲にはAyasaのオリジナル楽曲「告白の夜」をしんみりと聴かせた。続く2曲目には葉加瀬太郎の「情熱大陸」を、3曲目にはロック調の「千本の矢」を立て続けに熱演。アップダウンの激しい曲調とあって、会場を大いに盛り上げた。そして、この日のメーンイベントでもあるAyasaと小塚の夢のコラボレーション。小塚がAyasaのベストアルバム『BEST Ⅰ』から選んだという「chronicle」をAyasaが演奏すると、途中から「ネスカフェ キットカット アイスリンク」に小塚が登場。Ayasaの激しいヴァイオリンの生演奏に合わせ、小塚の華麗なスケーティングを披露し、観客からは同イベント最大の拍手が送られた。演奏後に感想を求められたAyasaは「こんなに間近で小塚さんのパフォーマンスを見ることが出来て幸せでした。小塚さんのスケートは選手時代からずっと見ていて、私がコンクールで演奏する曲を小塚さんがプログラムで使われていて、私はそれを見て勇気づけられて練習を頑張った時期がありました。今日コラボレーションさせていただいて本当にありがとうございました」と小塚に感謝の言葉。一方の小塚は「すごく緊張したんですが、バレンタインということで最初にハートのマークを書きました。もしよろしければ、氷の上に立ってみてください!」と粋な計らいで観客を喜ばせていた。
2018年02月15日2月1日、タレントの菊地亜美(27)が一般男性と結婚したことを発表。Yahoo!検索ランキング1位に「菊地亜美」がランクインするなどし、話題となっている中、ファンからは番組で共演する度に、菊地に冷たい態度をとる嵐の二宮和也(34)との次回の共演への期待の声も上がっている。 菊地は自身のInstagramに結婚を発表する直筆のコメントとともに、お相手との2ショットも投稿。コメントには「かねてよりお付き合いをさせていただいておりました一般男性の方と、本日2月1日に入籍致しましたことをご報告させて頂きます!」とし「彼は人間味の溢れる素敵な人です。二人でいる空間がとても居心地良く、この先の人生を考えた時にこの日と結婚したい!と思いました。」と明かした。 ファンから多くの祝福コメントが届いているが、中には以前フジテレビ系「VS嵐」に菊地が出演した際、共演者から「結婚とかしないの?」との質問に答えようとすると、二宮から「誰が興味あるんだよ おまえの結婚なんかに!」とキツイツッコミを入れられたという経験があり、何かと菊地に強く当たる二宮とのやりとりがファンの間で話題となっていた。それに伴いファンからは二宮との次回の共演を期待するコメントも相次いでいる。 「菊地亜美さん結婚か♪ おめでとうございます♪ 元アイドリングメンバー次々と結婚するな♪」「菊地亜美さん結婚にビックリ ドッキリのネタじゃないよね ご結婚おめでとうございます!!」「菊地亜美結婚!! VS嵐に出て、ぜひ二宮さんにご報告を!!」「菊地亜美、結婚 次のVS嵐が楽しみだ」「菊地亜美結婚したの!おめでとう(?) また二宮くんにいじられてる未来が見える羨ましい…(そこ)」「にのみやさーん、菊地亜美さん結婚しましたよ〜」「菊地亜美結婚!おめでとう結婚してもにのちゃんにはいじられ続けてね(笑)」などの反応をみせている。
2018年02月01日タレントの菊地亜美(27)が1日、自身のインスタグラムを更新し、かねてより交際していた一般男性と結婚したことを報告。お相手の顔をハートマークで隠した2ショット写真も公開した。菊地亜美菊地は、直筆メッセージを画像として投稿。「いつも応援していただいているファンの皆様、関係者の皆様へ」と書き出し、「私事で大変恐縮ではございますが、かねてよりお付き合いをさせていただいておりました一般男性の方と、本日2月1日に入籍致しましたことをご報告させて頂きます!」と報告した。そして、「彼は人間味の溢れる素敵な人です。二人でいる空間がとても居心地良く、この先の人生を考えた時にこの人と結婚したい!と思いました。彼の生き方と人柄が大好きです。ちなみにですが、顔も大好きです」とお相手への思いを告白し、「私の事をすごく大切にしてくれる彼をそれ以上に大切にする気持ちで、この先何があっても夫婦で手を取りながら、私達らしい家庭を築いていきたいと思います」と宣言。最後に「これからも私らしく、お茶の間の皆様と明るい時間を共有していけたらと思いますので、今後も温かく見守っていただけたら嬉しいです。引き続き、菊地亜美をよろしくお願いします!」と呼びかけた。
2018年02月01日タレントの菊地亜美が5日、都内で行われた動画サービス・Netflixのオリジナルドラマ『テラーハウス シーズン2』(12月9日より全世界オンラインストリーミング開始)ジャパンプレミアイベントに、子役の寺田心、米俳優のボブ・サゲット、デイブ・クーリエらとともに出席した。同作は、1987年から1995年にかけて8シーズン・全192話放映された大人気ファミリードラマ『フルハウス』のその後を描いたストーリー。物語は男3人から女3人の子育て奮闘記へとなり、『フルハウス』ファンなら誰もが待ち望んでいたオリジナルキャストが出演。そして舞台となるタナー宅はオリジナルで使われた家具を使用して完全復元され、ファンならずとも夢中になれる家族の成長物語が描かれる。ファンゲストの2人はサンタクロースの衣装姿で登場し、来日キャスト5名に日本風にアレンジしたリースをプレゼント。憧れのキャストに会った感想を聞かれると、寺田は「本当にすごく緊張しますね。僕、この場に立っていていいのでしょうか。僕こそ、一足早いクリスマスプレゼントをいただいたような気持ちでいっぱいです」と8歳とは思えないしっかりとしたコメントで会場を沸かせ、「僕のお母さんが小さいときに『フルハウス』を見ていて、最近は僕とお母さんと一緒に『フラーハウス』を見て、長く愛されるドラマに出ていらっしゃる皆さんにお会いできたことが本当にうれしいです」とニッコリ。その横で次にコメントをする菊地は「心君、そんな完璧に言われたら私どうしよう…。次大丈夫かな」と不安を抱きつつも、「小さいころから『フルハウス』を見ていたので、こういう風にお会いできるとは思っていなかったですし、先ほど打ち合わせのお部屋でご一緒させていただいたんですけど、『フラーハウス』そのまま出てきたような雰囲気で、気さくすぎて逆に緊張してしまうくらい、皆さん和気あいあいとされていて、すごくうれしかったです」と笑顔を見せた。そんな2人のコメントを聞いたボブは「2人ともこんなに愛してくれているなんて…。おりこうさんね」と寺田を抱きしめ、リースを受け取った感想を聞かれたデイブは「とても美しいと思いますし、このように帽子のように被ろうかとも思いますし、多用に使えますね。明日トロを食べに行くときに、このように被って行こうかな」とご満悦な表情を見せた。このほか、同イベントには米女優のキャンディス・キャメロン・ブレ、ジョディ・スウィーティン、アンドレア・バーバー、日本語吹替えを務めた声優の坂本千夏、大谷育江、伊藤美紀も出席した。
2016年12月06日身長185cm。撮影のために渋谷の路地を歩く青木崇高さんは、存在感があって色っぽく、思わず息を呑むほどかっこいい。飄々としていて、どこか掴みどころがない雰囲気が魅力的な36歳。――改めてですが、本当に身長が高い…というか、ガタイがいい方なんですね。青木:事務所に入った21~22歳の時は、もっとガリガリだったんです。正直、自分はそんなに大きい自覚はなかったんですけど、街を歩いてる時、前から大きい人が来ると、「でっかいなぁ。こんだけデカいと普段の生活も大変だろうなぁ」とか思うんですけど、すれ違うと俺のほうがデカかったりして、「うそやろ~?!」ってなることが結構あったんです(笑)。だったら、デカいってことを武器にするのもいいのかなと思って、20代後半の頃、体を大きくしようと鍛えたりしたんです。それまでの僕は、1つのイメージでカテゴライズされるのが本当にイヤで、あえていろんなタイプの役を意図的にやらせてもらってたんです。いろんなところに点を残し、それを繋げば広い面になる。そうすれば心に強く訴えられる…と思ってたんですけど、一つ一つの点にインパクトがなければ覚えてもらえないと思うんです。ならばとりあえずは近いところに点を集中させて、印象を残そうと。それで体を大きくしたっていうのはあります。そこから実際、強面、デカい、力強いみたいな役のオファーをいただいて、少しずつ仕事が増えてきた。なので、結果的には良かったです。――いつ頃から役者を目指していたのでしょうか?青木:上京して入学したグラフィックの専門学校を卒業して、ビデオ屋でバイトしてる頃ですね。正確にいうと、役者を目指していたっていうのは、ちょっと違うんですけど…。その頃の友達にモデルをやってる子がいて、ちょっといいなって思ってて。モデルとかって、モテそうじゃないですか(笑)。雑誌とか出てる男って、モテる感じがしたんです。で、俺も、と思って、今の事務所のオーディションを受けたんですよね。――それだけ身長が高ければ、モテそうなもんですが…。青木:モテませんでした。100%ないですね。たまに地元に帰って高校時代の友達に、「俺、雑誌とかで“モテますよね?”とか聞かれんねんで」とか言うと、全員死ぬほど笑いますから。「あの青木が、青木がそんなことあるわけないやんけ」って、爆笑ですよ。――告白とかは?青木:されたことないです。だから自分で告白するんですけど、振られ倒してましたからね。スポーツとか部活で活躍してて、なんかおしゃれな感じの男が、やっぱりモテるんですよ。女性はどちらかというと、そういう男が好きですからね。――そんな女の子たちに対して、どう思ってたんですか?青木:“見てろよ、いつか見返してやる!!”って、20代前半くらいまで思ってたんじゃないですかね…。改めて考えると、俺最低だな(笑)。違いますよ、自分が告白した女の子にくらいは、振り向いてほしかったってことです。――で、モテるために…というのは半分冗談にしても、モデルになりたいと思っていた、と。青木:いや、実は全然…。っていうか、ほとんど何にも考えてなかったんですよ。モデルになりたいとも、役者になりたいとも。映画は好きだったんですけど、“演技をしたい!”とかっていうわけじゃなく、“ちょっと出られたらいいなぁ”くらいのレベルで。だからオーディションの時、言い合いになっちゃって。「芝居やる気あんの?」「ないですよ」「関西弁だけどどうすんの?そんな作品ばっかりじゃないよ?」「その時になれば標準語しゃべります」みたいな(笑)。――恐ろしい…。若さゆえ、という言葉でも片付けられない生意気ぶりですね。36歳の青木さん的には、当時の自分に今、なんて言ってあげたいですか?青木:いいぞ!もっとやれ!(笑)――マジですか(笑)。青木:面倒くさい性格なんですよ。人から「こうでしょ?」って言われると、そう思ってても「違います」って言いたくなるし、疑り深いし。まあそういう“性格のクセ”があることが、少しは役者という仕事を続けられている理由になっている気がするから、そこはなくしたくないとは思いますけどね。でも、たぶん当時は、狭いながらも自分の価値観を持ってて、その中で一生懸命になってたんじゃないですかね。学校とか会社とか、組織の中に入っちゃうと、知らない間に流されて、望まない場所にたどり着いちゃったりするじゃないですか。そうなりたくなくて、なんとか踏ん張ってたんじゃないかな。でも相手と戦うほどの理由やスキル、評価もないから、暴れるしかない、みたいな。なんか自信はあったんです。根拠のない自信ですけど。◇あおき・むねたか1980年生まれ、大阪府出身。‘02年、映画で俳優デビュー。‘07年にNHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』に出演し、注目を集める。その後も大河ドラマや、映画『るろうに剣心』などに出演。現在、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日テレ系)に出演中。◇スーツ¥110,000(ブリッラ ペルイル グスト/ビームスF 新宿TEL:03・5368・7305)ネクタイ¥16,000(フランコ バッシ/ビームスF新宿)シャツ¥23,000(アニエスベー/アニエスベーTEL:03・6229・5800)◇初長編単独主演映画『雨にゆれる女』が、11/19よりテアトル新宿にてレイトロードショー。本名を隠して暮らす健次(青木)の元に、ある夜突然同僚(岡山天音)がやってきて、謎の女・理美(大野いと)を預ける。次第に健次の生活が狂い始め…。パリを拠点に活躍する音楽家・半野喜弘の、初監督作品。bitters.co.jp/ameyure/index.html※『anan』2016年11月23日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・小泉美智子ヘア&メイク・NANA
2016年11月21日“面倒くさいヤツですよ”と笑う横顔から、少し繊細な内面が見え隠れする、青木崇高さん。初主演映画が公開され、私生活ではご結婚も。2016年は、記念すべき年になった模様です。――今回の、主演映画『雨にゆれる女』の監督である半野喜弘監督とは、若かりし頃に出会ったそうですね。青木:そうなんです。事務所に入ったばっかりの頃は、仕事なんて全然なくて、「1か月くらい、旅してきま~す」って出掛けて、ヨーロッパをフラフラしてたんです。安宿泊まって美術館見て、日本人がいたら声かけて…って。で、ある夜パリの街を歩いていたら、カフェで楽しそうに飲んでる日本人の集団がいて。「こんちはー。ちょっと旅してるんですけど、よかったら交ぜてもらえませんか?」ってお願いしたら、「いいよいいよ」と受け入れてくれて。その中に、半野監督がいたんです。半野さんはパリを拠点に音楽活動をされていて、その後も東京でイベントをやられる時に僕が顔を出したり…みたいに、緩く繋がってはいたんです。で、10年後、東京のお店でごはんを食べていたら、偶然隣の席に監督がいて!そこでいろんな話をして、「映画を撮りたいね」ってことになり、今回の作品になりました。――ある意味、まだ何者でもなかった青木さんを知っている人に、主役として映画を撮られるというご経験は、どうでした?青木:特殊ですよね。撮影中や、出来上がった映画を見ても、そういった感慨みたいなものは浮かんでこないんですよ、作品として見ちゃうから。でもこういう取材で話をしてたりすると、なんか、特殊な経験だったなぁと。たぶん今後も、ないと思うんです。人間っていう個体同士が衝突することで、何かが生まれると思うんですが、そういう意味では、パリを歩いている時に僕が半野さんに衝突したことで、この映画が生まれたわけですよね。声をかけてよかったと思う。人間関係を、疎かにしなくてよかったなって思います。でも、10歳年下の、「ちょっと役者、やろうと思ってます」みたいな男が声かけてきたら、ウザいじゃないですか。ホント半野さん、よく受け入れてくれたなぁ…。また今後も何かを一緒に作りたいですね。こういう規模の映画って、関わっているスタッフの熱が伝わりやすい現場なので、“作ってる”という実感が強く持てる。それがすごく楽しかった。もちろん、大作には大作の良さがあるんですが。――半野さんはミュージシャンでもありますが、歌ってくれと言われたら、歌います?青木:歌いますよ。役者ですから、求められたらやりたいと思う。たぶん半野さんは僕のことを理解しているから、理由があってのオファーだと思うし。――信頼している相手に身を委ねるというのは、役者という仕事の一つの特徴でもありますもんね。青木:そうですね。でも怖い時もありますけど。全部さらけ出すわけですから。「いい?俺さらけ出すよ、だからよろしくね?」って気分で、バンジージャンプをする感じ。そのロープを持っているのが監督で、信じてるからこそ、何mでも飛び降りられる。でもそうやって、まだ見ぬところに飛び降りるチャンスがあるっていうのは、ありがたいことなんですよ。挑戦する機会って、そんなに訪れるわけじゃないですから。トライできるなら、飛び降りる価値はあると思ってます。――ところで、せっかくなので、ご結婚のことも伺いたく…。青木:どうぞどうぞ(笑)。――今年めでたく入籍なさいましたが、結婚願望がもともと強いタイプだったんですか?青木:そういうわけでもなかったんです。一人で旅行とかひょいっと行っちゃうタイプだし、好きなタイミングでごはん食べて、時間を好きに使って…って暮らし方は、とても楽しかったんです。でも、楽しかったんだけど、ずーっとこのままだったら、いつか白けてきちゃうんじゃないかなって、なんかだんだん思うようになってきて。――正直、一人でいることに飽きてきていた?青木:うーん、一人で好き勝手にやる生活の限界を感じた、みたいなことですかね。何か変化を起こすとしたら、結婚なのかなぁって。正直、ずっと好きに生きてきたから、他者を受け入れて生活するのって、簡単なことじゃないと思うんですよ。この先大変なこともたくさんあると思う。でもそうなったとしても、たぶん僕は、“でもお前は、そこに行きたかったんだろう?”って自分に言って、乗り越えていけると思ってます。まあこんな話、結婚して長い方が聞いたら、「まだそんなこと言ってんのか、若輩者が!」って言われちゃうような話だと思いますけど。――でも、さっき「高校時代はモテなかった」と言ってましたけれど、そんな青木さんからしたら、今回の結婚は、相当すごい“モテ”ですよね。青木:ねぇ。不特定多数にモテなくてよかった(笑)。若い時モテなかったけど、最後の最後に素敵な人に出会えて、報われた感じがします。◇あおき・むねたか1980年生まれ、大阪府出身。‘02年、映画で俳優デビュー。‘07年にNHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』に出演し、注目を集める。その後も大河ドラマや、映画『るろうに剣心』などに出演。現在、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日テレ系)に出演中。◇スーツ¥110,000(ブリッラ ペルイル グスト/ビームスF 新宿TEL:03・5368・7305)ネクタイ¥16,000(フランコ バッシ/ビームスF新宿)シャツ¥23,000(アニエスベー/アニエスベーTEL:03・6229・5800)◇初長編単独主演映画『雨にゆれる女』が、11/19よりテアトル新宿にてレイトロードショー。本名を隠して暮らす健次(青木)の元に、ある夜突然同僚(岡山天音)がやってきて、謎の女・理美(大野いと)を預ける。次第に健次の生活が狂い始め…。パリを拠点に活躍する音楽家・半野喜弘の、初監督作品。bitters.co.jp/ameyure/index.html※『anan』2016年11月23日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・小泉美智子ヘア&メイク・NANA
2016年11月21日沢村一樹が、期間限定で依頼主の“救世主”として活躍するドラマ「レンタル救世主」の第7話が11月20日(日)今夜放送する。タレントの菊地亜美がゲストで出演するほか、土曜ドラマ「ラストコップ」とのコラボレーションも本日の見どころだ。物語は沢村さん演じる主人公の明辺悠五が、莫大な借金を肩代わりさせられ会社もクビになり、それを家族にも言えないまま「レンタル救世主」に再就職。レンタル救世主とは期間限定で依頼者の“救世主”となり、どんな危険にも命がけで立ち向かうという仕事で、明辺は「ジャニーズWEST」藤井流星演じる葵伝二郎や、中村アン演じる秘書・秦野いろは、勝地涼演じるメカニック担当の紀伊ロイ、そして明辺たちに助けられた縁で救世主となった志田未来演じる百地零子、大杉漣演じる「レンタル救世主」社長の黒宇寛太らと共に、様々な依頼の解決に奔走するというもの。今回の第7話ではバラエティ番組を中心に大活躍中の菊地さんが、普段とは違った黒髪姿で大胆にイメチェンしゲスト出演する。菊池さんが演じるのは、いろはと高校時代にチアリーディング部「ラバーズ」のチームメイトだったが、いまは収賄疑惑をかけられている市議会議員の星子という役柄。星子は「バーガー村」という市の施設の移転問題で収賄疑惑をかけられ、世間から注目される存在。彼女の依頼は逮捕される前に「ラバーズ」のメンバー7人で会っておきたいというもの。早速ほかの5人に連絡して星子の願いを伝える明辺たちだがなぜか全員に断られてしまう。一方いろはは、明辺たちと別行動を始め連絡が取れなくなる。ラバーズの元メンバーの一人・愛乃(藤井美菜)によれば、星子は高校時代、ラバーズのキャプテンを務め優しくて友達思いで責任感が強く、反対に高校時代のいろははいまとは違い、度を越えた天真爛漫さでおかしな行動ばかりしていたのだという。ラバーズの7人はいつも一緒でとても仲が良かったが、ある日、星子が暴行事件を起こし、ラバーズの一人・香世子(村川絵梨)がケガを負い、それが原因でラバーズは廃部。メンバー同士の絆も断たれてしまった。卒業後、香世子は、すし職人の修行を積み現在は自分の店を持ったばかりなのだが、その店がある商店街が「バーガー村」の移転にともない、市から立ち退きを要求されていて、移転となると香世子の店も潰されてしまう。しかも市側の担当者は星子。愛乃はなぜ星子が香世子を苦しめるようなことばかりするのか、疑問を抱いていた…。さらにバーガー村の収賄疑惑にはどうやら裏があるようで、明辺たちは真実を明らかにしようと調査を始める…というストーリー。菊池さんのゲスト出演とともに、今夜のもう1つの見どころが、ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」とのコラボ。昨日19日の「THE LAST COP/ラストコップ」第7話では唐沢寿明演じる京極浩介らが尾行の途中に潜入したメイド喫茶の“レンタル店長”として明辺と、メイド店員としてハイジ(福原遥)が出演したが、今夜の放送では京極らが本作に登場する。どんな登場になるのかは放送を楽しみに待ちたい。「レンタル救世主」第7話は11月20日(日)今夜22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月20日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と、平成ノブシコブシの吉村崇が、きょう17日(21:00~22:54)に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』の2時間スペシャル(レギュラーは毎週木曜22:00~23:00)に出演し、同局系演芸番組『笑点』の独特の風習を暴露する。いずれも『笑点』にゲスト出演した経験のある2人。石田は「『笑点』に出るときは恥ずかしい。楽屋に『NON STYLE先生』って書いてあるんですよ」と、他の番組では「○様」と書いてある部分が意外な表記になっていることを説明する。また、吉村は「ケータリングは大体せんべい」と紹介。しかも、それが「硬い」「柔らかい」「濡れている」の3種類に分かれているそうだが、「硬いせんべいは残っていますね」と、年配の出演者が多い番組ならではの状況を暴露する。今夜の放送には、その『笑点』から、三遊亭好楽が初出演。5代目三遊亭圓楽から目をかけられ、『笑点』メンバー入りも後押ししてくれたくれたそうだが、「引っ張ってくれたから、すごく厳しかった」と秘話を語る。他にも、堺正章、ヒロミ、勝俣州和、泰葉、篠原信一、山本美憂、長谷川穂積、滝沢沙織、西山茉希、戸塚祥太、河合郁人、あばれる君、GENKING、菊地亜美、橋本環奈、祥子、宮本エリアナ、平野ノラ、ぺえが出演する。
2016年11月17日タレント・菊地亜美が、現在日本テレビにて放送中の沢村一樹主演ドラマ「レンタル救世主」に出演することが決定。11月20日(日)放送の第7話にて、髪の毛を黒く染め、普段の明るいイメージと違うシリアスな演技を披露しているという。様々なバラエティ番組で引っ張りだことなっている菊池さんが今回演じるのは、中村アン演じるいろはの高校時代の友人で市議会委員の星子。彼女は「バーガー村」という市の施設の移転問題で収賄疑惑をかけられ、世間から注目を集める女性という役柄だ。第7話の依頼人はその星子。彼女の依頼は、逮捕される前に高校時代に所属していたチアリーディング部「ラバーズ」のメンバー7人に会いたいということだった。星子の願いを叶えるために明辺(沢村一樹)たちが奔走するが、星子の疑惑の裏には高校時代のある事件と、彼女の秘めた思いが交錯していることが明らかになり…という展開へ。今回、菊地さんがドラマに出演するのは「容疑者は8人の人気芸人」に本人役として出演した以来、約1年半ぶり。イベントや番組で度々女優への憧れを口にしている菊地さんだが、今回のドラマ出演に対して、「いままで演技経験があまりないので少し不安でしたが、『レンタル救世主』は毎週観ていたので、そんなドラマに出られるのはすごく嬉しいです!」と喜び、「バラエティのイメージしかないと思いますが、真剣にやってますので、また違った菊地亜美を見てください!」とアピールした。番組プロデューサーは「シリアスな役どころなので、あえて普段のバラエティ番組などでは明るく愛されるキャラクターとして知られている菊地亜美さんに、ぜひ演じてもらいたいと思いました」と今回のオファー経緯を語り、また「見た目も気持ちも本気でお芝居に取り組んでくれて、その一生懸命な姿がとても良いです」と好評価のコメントを寄せている。「レンタル救世主」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月12日第29回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作『雪女』の記者会見が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、監督・主演の杉野希妃をはじめ、青木崇高、山口まゆ、佐野史郎が登壇した。同作は、小泉八雲原作『怪談』の一編である「雪女」を新たな解釈のもと、杉野希妃監督が映画化した作品。杉野監督自らタイトルロールの雪女=ユキを演じ、主人公の巳之吉を青木崇高が演じる。杉野監督は「クラシックな作品でありながら現代を意識したモダンな雰囲気も入れ、新しい雪女を作れたのではないかと自負しています」と自信。「私たちに見えてないものはたくさんあり、そういう目に見えないもの、つかみどころのないものを大切にしながらこの映画を作ったので、私が意図していないものがたくさん映っているんじゃないかと思います」と話した。そして、監督と主演の両立について、「演じているときはモニターは見られないので、カットをかけたあとにモニターまで走って確認する作業は、自分にとって一つの試練だった」と回顧。「現場では常に監督としていたんですが、私という他人・杉野希妃の演技を私が判断する…自分でダメ出しするのは、客観性が求められるものだった」と言い、「大変でしたし鍛えられた」と振り返った。一緒に演じている側も、監督が主演も務めていることで苦労する点があったようで、青木は笑いながら「受けている方も大変なんです」と告白。「カットがかかると、ユキだと思っていた人が監督に。そして戻ってきて、またユキだと思ってやらないといけない」と言い、「こっちも鍛えられるというか、集中力のいる現場だった」と明かした。さらに、「監督でありプロデューサーであり主演であり、そして映画祭にも貪欲に発表していく才能」と杉野監督を称え、「この人と仕事をやりたかったので、一緒にできてうれしく思います」と感慨深げに語った。同作が2作目の長編映画出演となった山口も、杉野監督について「人としてすごい尊敬でき、私が目指している女優としても尊敬できる」と話し、「とても勉強になった作品でした」としみじみ。10年ほど小泉八雲作品の朗読も行っているという佐野は、「『雪女』とは関わりが深い」と作品との強い結びつきを説明し、現場での監督とのやりとりを振り返りながら「濃密な時間を過ごさせていただきました」と語った。『雪女』は、2017年3月4日より全国順次公開。
2016年10月28日俳優・青木崇高が8日、都内で行われた主演舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 花 Produced by TBS」の製作発表記者会見に出席した。青木は6月に女優・タレントの優香と結婚した。結婚後初の舞台に関する意気込みを聞かれると、共演者たちはニコニコと青木を見守るムードに。青木は、「なんでしょうねえ、ロングランですから、しっかり体力精神力を培って、両方やっていきたいと思います」と苦笑しながら答えた。共演者陣も肩を震わせ、あたたかな笑いに包まれた。また、会見終了後、報道陣から「青木さんおめでとうございます!」と声がかかると、青木はピースで応えた。共演の成河も、後ろを振り向き拍手で祝福した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360度型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。製作発表には他に小栗旬、山本耕史、成河、りょう、清野菜名、近藤芳正、古田新太、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのりが登場した。
2016年09月08日女優の優香(35)と俳優の青木崇高(36)が結婚することが13日、わかった。同日、所属事務所がファックスを通じて発表した。事務所によると、2人は昨年10月、共演したNHK時代劇『ちかえもん』の衣装合わせで出会い、年明けのクランクアップ後に交際に発展。その後、青木のプロポーズで結婚が決まった。2人はすでに同居しており、今後、良き日を選んで婚姻届を提出するが、入籍日は非公開とのこと。式・披露宴は未定。優香は妊娠しておらず、今後も仕事を続けるという。優香と青木は、連名で直筆コメントも発表。「ドラマの共演をきっかけに、今年に入って交際することになり、自然な心地の良い流れの中で、共に人生を歩んでいきたいと決心し、この度、結婚する運びとなりました」と報告し、「お互いを支え合い、ずっと笑っていられる家庭を築けるよう、努力していきます。今後とも、これからの二人を温かく見守ってくださるよう、よろしくお願い申し上げます!」と呼びかけている。そして、優香は「生命力にあふれ、思いやりのある彼との日々はとても穏やかで、幸せを感じながら過ごしています」、青木は「顔をクシャクシャにしながら笑う彼女の姿をずっと守っていきたいと思います」とお互いについてコメントしている。
2016年06月13日6月4日公開の映画『雨女』の完成披露試写会イベントが26日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の清野菜名、清水崇監督が出席した。大ヒットシリーズ『呪怨』を手掛けたジャパニーズホラーの旗手、清水崇監督がメガフォンを執った本作は、4DXのために作られた4DX限定の体験型ホラー作品。主演の清野菜名が、彼の浮気と雨の日に必ず見る悪夢に悩まされる理佳に扮し、理佳が"雨の夢"に翻弄される、というストーリーとなっている。この日の舞台あいさつは上映後に行われ、実際に清野が試写会で観客と一緒に4DX体験。上映中に4DXの席で受けた水により髪の毛や衣装を濡らしたまま登場した清野は「この作品は雨が凄いんです! ビックリしました」と4DX体験に驚いたようで「ストーリーに沿って座席が動いたり雨が降ったり"ドン!"と動いたりしたのがあったので、入り込んで見ちゃいました。ずっと怖いというよりは、"ゾクッ"としたり"ビクッ"とかする瞬間が多かったので、ポイントポイントで恐怖を感じました」と感想を。続けて「昔からホラー映画を見るのは自分の中ではイベントのような感じです。皆さんにもこの作品を見ていただいて、夏の思い出の一つにして濡れて帰って下さい!」とアピールしていた。今年2月に行われたロケは、寒い時期もあり過酷な撮影だったとか。中でも、プールでの撮影が一番苦労したという清野は「腰が痛くなったりしましたし、息も止められなくなっていきました。監督さんから水中で『もっとプクプクが欲しい』と言われた時は、息がもたないところからの"プクプク"だったので、『監督もやってみて下さい』って思いました」と清水監督の無茶ぶりに苦笑い。一方の清水監督は「温水を用意したんですが、撮影していく内に水温が下がっていって、3テイク目ぐらいから彼女が『監督、限界です……』と言ってくるんです。まだ午前中で昼も過ぎてないのに『やれよ女優なら』と思いましたね」と笑わせるも「途中から彼女の顔が青ざめてきて、気持ち悪がってました。相当頑張ってくれました」と清野の頑張りを認めていた。映画『雨女』は、6月4日より4DX限定公開。
2016年05月26日俳優の染谷将太(23)が7日、公式サイトを通じ、妻で女優・菊地凛子(35)が第1子を妊娠したことを発表した。2人は連名の直筆署名で、「この度私達夫婦は、新しい命を授かることができました」と報告。現在妊娠5カ月であることを明かし、「新たな家族が増えるという喜びと感動を大切に、また日々精進していきたいと思っております。これからも温かく見守って頂ければ幸いです」と思いをつづっている。染谷と菊地は、2015年1月1日に結婚を発表。今回と同じく公式サイトを通じて、「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います。そして周りの方々も幸せにできるような家族を2人で築きあげていきたいと思います」と伝えていた。
2016年05月07日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が22日、東京グローブ座で行われた主演舞台『歌喜劇/市場三郎~温泉宿の恋』公開フォトコールに登場し、共演の入山法子、演出の河原雅彦とともに会見に出席した。同作は濱田演じる主人公・市場三郎の会社の慰安旅行先である、温泉宿で繰り広げられる人間模様を描く人情喜劇。ステージは温泉街をイメージした内装となっており、アカペラの歌と踊りが繰り広げられ、随所に「温泉旅行あるある」や有名ミュージカルのパロディが盛り込まれている。初座長を務める濱田は「汗が止まらないんですけども」と緊張の面持ちで、河原が「濱ちゃんの汗がすごくてね。今もすごいでしょう」と気遣う場面も。濱田は、主人公の三郎像について語る時も「三郎はピュアなので、演じるだけでも、すごく汗が出ますね」と汗の話になるが、自分と似ているかと問われると「三郎はもっとピュアです。"自分らしく"というのは捨てました」と、演技についてのこだわりを見せた。タオル1枚で温泉に入るシーンもあるが、「恥ずかしさはないですよ。お風呂に入ってるつもりでやっているので」と断言。ジャニーズWESTのメンバーも見に来る予定で、「メンバーは奢って欲しい時に『座長!』と呼ぶので、ジュースを奢りました」とエピソードを明かした。恋人役の入山とは「のりちゃん」「はまちゃん」と呼び合う仲になるも、「のりちゃんと言う第一声は緊張しました」という濱田。もし本気になったら? という質問に対しては「ご結婚されてますので……」とかわしつつ、「なんてコメントしたらいいんでしょうね」と苦笑いを見せていた。
2016年04月22日ジャパニーズ・ホラーの名手・清水崇監督が、『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』の清野菜名を主演に迎えた映画『雨女』が初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。本作は、体験型上映システム“4DX”を最大限に駆使したホラー作品で、4DX限定で公開される。『雨女』特報映像4DXとは最新の映画上映システムで、映画のシーンに合わせてシートが動き、水、風、雷、香り、煙までも劇場内に再現することができる。臨場感たっぷりの特殊効果で、映画を目で観るだけではなく、体全体で感じる鑑賞へと転換させた上映方法だ。4DX専門の作品を製作するにあたり、徹底的に4DXシステムを研究したという清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます」と4DXの魅力を語り、「もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」とコメントを寄せた。初のホラー作品への出演となる清野は「4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。さらに「タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが、中でも水深5メートルプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返った。映画は、雨の日の夜、必ず同じ夢を見てしまう主人公・理佳(清野)が、恋人との関係に悩み、母の命日に地元に帰省するところから始まる。特報映像には、理佳がいつも見る夢が描かれる。雨が降る中、黒い服を着たビショ濡れの女が現れ、踏切に入っていく。その後、女は踏切の真ん中で男の子を抱き寄せ、次の瞬間、黄色いレインコートを着た少女の目の前で電車に轢かれてしまう衝撃的な内容だ。理佳が見る夢は何を意味しているのか?さらに、謎の親子、プールの中で誰かに頭をつかまれる理佳、シャワー中に見える何者かの足が次々と映し出され、映像全体を通して降り続く雨がさらなる恐怖を感じさせる。この恐怖が4DXではどのように表現されるのか、期待が高まる映像となっている。『雨女』2016年初夏、全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年04月08日ハリウッド大作に、人気子役の芦田愛菜や菊地凜子が出演したことで話題を呼び、さらに日本語吹き替え版声優にアニメ作品で活躍する杉田智和、林原めぐみらが起用されたことでも注目を集めた、鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が圧倒的スケールと迫力で描くSFアクション超大作『パシフィック・リム』が、3月5日(土)、フジテレビ土曜プレミアムにて地上波初登場!2013年、太平洋(パシフィック)の深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU”。それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる“ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく…。いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって1度はパイロットをやめた男と、実戦経験のない新人という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう――!『パンズ・ラビリンス』など世界中で熱狂的な支持を集めるギレルモ・デル・トロ監督がメガホンを握る本作。日本のマンガやアニメ、特撮映画をこよなく愛する大の“日本通”として知られる監督が、まるで日本アニメ作品のような“未知なる巨大生命体の襲撃に対し、人類が人型巨大兵器で対抗する”というストーリーを、2億ドルを超える驚愕の製作費をかけてハリウッド最先端の技術を駆使して映像化。主要キャストには芦田さん、菊池さんら日本人女優が配役され、公開当時大きな注目を集めた。アニメ・特撮ファン垂涎の本作が、いよいよ地上波にて初放送されることが決定。日本語吹き替え版には豪華声優陣が起用され、人型巨大兵器“イェーガー”に乗り込むチャーリー・ハナム演じる主人公ローリー・ベケット役を、人気アニメ「銀魂」の“銀さん”こと坂田銀時役を担当している実力派声優・杉田智和が担当。そして、菊池さん演じる新人・森マコ役を、「名探偵コナン」灰原哀役や「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役などで知られる超人気声優・林原めぐみが演じる。実力・人気ともに兼ね備えた杉田さんと林原さんの吹き替えに、公開当時も大きな関心が寄せられたが、TV放送となるこの機会に吹き替え版で見てみてほしい。『パシフィック・リム』は3月5日(土)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日●駅ビル単位で存在していたポイントを一本化東日本旅客鉄道(JR東日本)はアトレやボックスヒル取手といった駅ビルが各自で展開していたポイントサービスを統合し、新たに「JREポイント」を立ち上げた。同社グループには24種類ものポイントが存在していたが、それらを一本化する方向に舵を切った格好だ。共通ポイントへの集約が進むなか、あえて独自のポイント経済圏を形成しようとするJR東日本の狙いとは。○Suicaポイントも統合JR東日本は首都圏の駅ビルが個別に発行していたポイントを統合し、JREポイントとして運用を開始した。今後はJREポイントの加盟店を順次拡大していく。将来的にはSuicaを買い物で利用した際に溜まる「Suicaポイント」や、JR東日本子会社が発行するクレジットカード「ビューカード」の利用で溜まる「ビューサンクスポイント」といったポイントもJREポイントに統合する予定だ。加盟店で買い物する際にポイントカードを提示するとJREポイントが溜まる。付与率は100円(税抜き)の買い物につき1ポイント。既存ポイントは商品券に交換して使うのが主流で、実店舗での支払いには使用できなかったが、JREポイントは加盟店で買い物・飲食をする際に1ポイント=1円で使える。鉄道博物館入館券や東京ステーションホテル利用券といった特定の商品券に交換することも可能だ。ポイントがレジで使えるようになるのは便利だが、対象がJR東日本の駅ビルに限られるとすれば、使用シーンも限定的になる。JREポイントの加盟店がJR東日本グループの外に広がっていく可能性はあるのだろうか。●駅ビルのクロスユース促進効果も○あえて加盟店を限定JR東日本の執行役員で事業創造本部部長の松崎哲士郎氏によると、グループ外の企業からJREポイントに加盟したいとのオファーがあった場合は、そのつど検討するという。ポイントの利用は基本的に自社グループ内に限定し、顧客の囲い込みを図っていくのが同社の狙いだ。JR東日本のポイントサービスをサポートする野村総合研究所上級コンサルタントの安岡寛道氏は、自前のポイントサービスを展開して顧客の囲い込みを図るJR東日本の取り組みを「逆張り」という言葉で説明する。共通ポイントの拡がりで「数の争い」(安岡氏)の様相を呈するポイント業界において、自前のポイントを自社グループ内に絞って展開するのは確かに特徴的だ。共通ポイントに参加すればポイント経済圏は広がるが、参加企業が増えることで各社の囲い込む力は相対的に弱まる。JR東日本はポイントサービスを閉じる方向に決断を下した。○ビッグデータをどこまで利用するかは不明ポイントサービスの展開により取得できるビッグデータを、JR東日本はどのように活用するのだろうか。JREポイントの会員規約には市場調査や商品開発といった文言が並んでいる。Suicaの移動情報と駅ビルでのカード利用情報を組み合わせるなど、データの活用方法は広がっていきそうだが、現時点で具体策は聞こえてこない。JREポイントの加盟店が拡大していけば、JR東日本が取得できるデータ量は確実に増えていく見込み。駅ビル間でデータ共有が進めば、テナントや商品の選定にも影響が出てくる可能性がある。○囲い込み以外の狙いはビッグデータの利用については不明な部分も多いが、JR東日本がポイントを統合する狙いは他にもある。ポイントサービスの動向に詳しい「ポイ探」の菊地崇仁代表によると、JREポイントの登場により、JR東日本グループでは駅ビルのクロスユースが増える可能性があるという。例えば蒲田に住んでいる人が品川にJRで通勤しているケースを考えた場合、これまでは品川のアトレと蒲田のグランデュオで2種類のポイントカードが存在したのだが、今後はJREポイントのカード1枚で両駅の駅ビルをカバーできるようになる。JREポイントへの一本化により、加盟店の間では相互の送客効果が見込めるわけだ。複数の駅で共通のポイントが溜まる利便性により、JR東日本の駅ビル事業には一体感が生まれる。集客力にもプラスの効果が見込めそうだ。鉄道利用客にとってみれば、JREポイントは駅ビルを利用する動機付けの1つとなる。ただし、現時点で駅ビルを利用していない顧客が、わざわざカードを作ってまでJREポイントを溜めるようになるかどうかは未知数。あえて共通ポイントの流れに逆行するJR東日本の戦略が試されそうだ。
2016年02月24日映画『ブリッジ・オブ・スパイ』の試写会が1月5日(火)に開催され、主人公の職業である弁護士にちなんで、メディアでも活躍する弁護士の八代英輝、菊間千乃、菊地幸夫がトークセッションに出席し、弁護士ならではの視点で作品を解説した。主演トム・ハンクス、スティーヴン・スピルバーグ監督の4度目のタッグで、脚本にはコーエン兄弟も参加している本作。実話をベースに米ソ冷戦の時代に、「誰もが公平に裁判を受ける権利を有する」という己の信念に従い、ソ連のスパイの弁護を引き受け、さらに、ソ連に拘留された米のスパイとの交換という難題に挑む弁護士の姿を描く。八代さんはTBSの「ひるおび!」、菊地さんは日テレの「行列のできる法律相談所」などにレギュラー出演中で、菊間さんは元フジテレビのアナウンサーということで、メディアに露出の多い3人だが、実はこの日が初対面とのこと。壇上で、各局の代理戦争が勃発の予感…?八代さんは映画を見て、己の信念を曲げない主人公のドノヴァンの姿に「自分はこういう気持ちを持ち続けてたか?と我が身を振り返った」と語り「見て惚れる、男気のある弁護士です!」とドノヴァンを絶賛!菊間さんは「誰もが公平に裁判を受ける権利を有する」という言葉について「同じことをいま、私が所属する弁護士事務所のボスも言っていた」と明かす。実際、その上司はかつて、その信念の下、元日本赤軍の容疑者の弁護をした経験があり「その記事を読んで『かっこいいな』と思って、いまの事務所に入りました。ドノヴァンがボスと重なったし、同じ時代に生きていたら、こういう弁護士の下で働きたい」と語る。菊地さんは、弁護士を扱った数々の映画に触れ「専門家が見て『こういうことは言わない』というシーンがある」と断った上で、本作に関しては「これはあり得るなと思った」とそのリアリティを称賛した。もしも、同じような案件が自分の元に舞い込んだら?という問いには3者とも「弁護を引き受ける」と力強くうなずく。八代さんは「裁判官だったとき、暴力団の抗争で官舎に弾丸が撃ち込まれたり、カルト教団の裁判ではカメラに追い回されたこともあった」と明かしつつ「法律家はそういう状況で逆に燃えるもの」と闘志がかき立てられたと語り、ドノヴァンと自身を重ねつつ「映画から不条理への憤りが伝わってきました。どの弁護士でも拒む方はいないと思います」と熱弁をふるう。菊地さんは、自身が国選弁護士を務めた際の経験として「暴力団の事件を担当したとき、組の人間が『(被告が)何をしゃべったか教えろ』と言ってきて『それは言えない』と言ったら『ホームの端を歩かないようにしろよ』と脅された」と告白。こうした経験とドノヴァンの立場を重ね合わせつつ「誰かがこの役目をやらないといけない。日本に法があることを示さないといけない」と語り、3人の意見が一致した。一方、映画を見て弁護士ならではの「あるある!」と思ったポイントは?という問いに菊地さんは「法律家は、言葉の概念を正確に扱わないといけない」と前置きし「私はカミさんに『ティッシュ一枚とって』と言われたら、ティッシュを抜き取って2枚一組になっているのを分けて、1枚を渡す」と細かすぎる性格を明かしたが、これには菊間さん、八代さんから「そんなひと(菊地さん以外)いない!」とブーイングが…。言葉の正確さが求められるという点については、八代さんも「ひとつの文書で数字が全角と半角の混在が許せない」、菊間さんも「裁判官からできない弁護士だと思われてしまう」とその必要性は認めつつ、「ティッシュは2枚で一組だから」という、菊地さんの細かすぎる主張は弁護士全般の話ではないと強調し、会場は笑いに包まれた。『ブリッジ・オブ・スパイ』は1月8日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日2016年の年頭にあたり、伊藤忠テクノソリューションズの代表取締役社長を務める菊地哲氏は、以下の年頭所感を発表した。技術と着想で更なる存在感を示す年に新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。昨年CTCグループは、2017年度までの3ヶ年中期経営計画を策定し、サービス型ビジネスの拡大、グループ総合力の発揮、人・技術・事業への投資という「3つのシフト」に注力しました。2016年は中期経営計画の2年目として、引き続きそれぞれの施策に取り組み、3つのシフトを確実に推し進めます。クラウドを中心として高機能なITが利用しやすくなったことで、アイデア次第で大きなビジネスを生み出せるようになりました。ITで人やモノをリアルタイムにつなぎ、従来とは異なる仕組みで収益を上げていくdisruption(破壊)の動きがあらゆる産業で活発になっています。システムインテグレーション(SI)分野も例外ではなく、IT技術が汎用化することでSI企業の存在意義が問われるdisruptionが進行しています。CTCも新たな技術と着想を組み合わせ、存在感を示していかなければなりません。2016年CTCは、ITによる価値の創出を念頭に、クラウドやセキュリティを含めたサービス型ビジネスへのシフトを加速します。クラウドについては、未だ自社で保有・運用することが主流の基幹系システムに特化したクラウドサービス「CUVICmc2(キュービックエムシーツー)」の提供を4月から開始するとともに、セキュリティ機器の状況を24時間365日遠隔から監視するSOC(セキュリティ・オペレーション・センター)を活用しながら、お客様が多様化・高度化する脅威に対応できるようサービスを拡充します。既に科学・工学分野では、再生可能エネルギーに関連しAIやIoTの技術を実用化しており、この分野においてもビジネスの拡大と更なるイノベーションの創出に努めます。従来の朝型勤務の奨励施策や人事制度の改定に続き、働き方変革を継続推進し、サービス品質とお客様満足の向上につなげることで、夢のある豊かな社会の実現に貢献してまいります。
2016年01月04日菊地凛子が”アンドロイドの靴職人”を演じる短編映画『ハイヒール』が、8月にクランクアップ。16年の国内公開に向け、ポストプロダクションが進行中だ。同作は、日本を拠点に活動を行う若手映画監督のイ・インチョルが監督を務める短編映画。菊地演じる、性別不明のアンドロイドの靴職人・カイ(Kay)の衣装は、シャネル(CHANEL)が担当。カイの美しさやミステリアスさ、エレガントさをより一層引き立てている。また、本作の重要なアイテムであるハイヒールは、ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)の協力により製作されたものだ。脇を固めるキャストは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演中の小島藤子、映画『水の声を聞く』主演の玄理、グリコやメニコンのCMに出演する谷口蘭など。撮影は『るろうに剣心』3部作を手掛けた石坂拓郎、編集は日本アカデミー賞優秀編集賞8冠の上野聡一、特殊美術は『進撃の巨人』や『寄生獣』などにも参加した百武朋が担当するなど、スタッフも国内外の第一線で活躍するメンバーが揃う。ストーリーは、真剣に靴を作り続ける靴職人・カイのもとに、自分好みの靴を作りたいという客が現れるところから始まる。カイは、何度も何度も作り直してようやく完璧なハイヒールを完成させるが、客がハイヒールを履いてみると、片方のサイズがほんの少し合わない。カイは必ず解決すると客を説得し、再びハイヒールと向かい合う。なお本作は、16年にワールドプレミアも行われる予定だ。
2015年10月07日WOWOWの連続ドラマW「石の繭」で初めて刑事役に挑戦した木村文乃と共演の青木崇高、内片輝監督が8月5日(水)に製作発表記者会見に臨んだ。麻見和史の人気警察小説「警視庁殺人分析犯」シリーズの第1作の実写化。父の遺志を継いで刑事になり、捜査一課に配属となった塔子が、人間をセメントで塗り固めて殺すという猟奇殺人事件を追いかける。木村さんは初の刑事役について「初めてですが、塔子にとっても悲惨な現場に行くことになったり、銃を抜くことはいままでなかったので、初めての経験をうまくリンクさせることができればと思いました」と語る。前髪を切って撮影に臨んだことが大きな話題を呼んだが、それ以外にも「原作では小柄なので、華奢な感じを出そうと(小さめの)7号の上着を着続けました」と明かす。「いままでの私の役の中で、一番、女の子の役。感情の揺れを出さないといけなかった」と内面についても語った。青木さんは「僕も前髪をちょっとは切ったんですが」と陽気に語るが、演じた先輩刑事の鷹野は「クールで物事を俯瞰で見るタイプ。いままで演じてきた役と違った」と語る。青木さんのほか、捜査一課の面々には段田安則、渡辺いっけい、北見敏之、平岳大、小柳友らベテランから若手まで重厚な面々が居並ぶ。木村さんは「男性陣がみなさん、仲良くて、井戸端会議を始めたらいつまでも男の子なんだなと分かりました。ワイワイ楽しかったです」と和気あいあいとした現場の様子を明かす。昨日、クランクアップしたばかりで、酷暑の中をスーツで動き回らなくてはならず、さぞつらかったかと思いきや、木村さんは「(撮影が)始まった頃はまだ肌寒いくらいで、だんだん暑くなってきて、汗がいい演出になりました」と余裕の表情。これに青木さんが「それは彼女だけです!」と慌てて異議!「そういえば思い返すと(木村さんの)汗を見てないです。男連中は汗でビショビショでした(苦笑)。防弾チョッキを着るとさらに暑くて…」と述懐する。青木さんは水着姿で現場入りしたこともあったとか…。「アイスをちょくちょく差し入れしたり、昨日はスイカを差し入れしました。撮影中ですがせめて“夏感”を出せればと思って…」と笑顔で語っていた。作品について内片監督は「サイコサスペンスの傑作が原作ですが、WOWOWでこそ楽しめるエンターテイメントになってます」と猟奇殺人の描写なども含めて濃厚なドラマに自信をのぞかせる。木村さんは「ミステリは犯人が分かるまでが一般的ですが、この作品が普通じゃないのは(犯人が)分かってからも、なぜそうなったのか?人の心、根っこの部分が色濃く描かれているところです」と人間ドラマ、心理ドラマとしての見どころも強調した。ドラマW「石の繭」は8月13日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日“視覚と知覚の関係性”をテーマに作品を発表する写真家・鈴木崇の個展「Form-Philia」展が、5月29日から7月12日まで六本木のIMA CONCEPT STORE内のIMA galleryで開催される。今回の個展のタイトル「Form-Philia」とは、形を意味する“Form”と嗜好、偏愛などを意味する“Philia”を組み合わせた造語。期間中は代表作「BAU」や「ARCA」に加えて、新作を合わせた3つのシリーズが展示される。昨年、オランダで行われた写真フェア「Unseen」でも人気を博した「BAU」シリーズは、カラフルなスポンジを組み合わせて様々なフォルムを構築していく作品。黒い背景をバックに、様々な色や形のスポンジを多様なパターンで組み合わせることで、日用品であるスポンジが「BAU」が意味する“建物”や“構造”へと変容し、別の側面を浮かび上がらせる。今回は500点にも及ぶシリーズの中から、IMA galleryの空間に合わせたインスタレーションで展示する。「ARCA」は影を正面から写した作品。大判カメラで撮影し、大きく引き伸ばされたイメージは、輪郭やサイズなどの情報が奪われ、影本来の意味を超えた新しい構造物となって現れる。さらに同展では新シリーズとして、日本の混沌とした家々の写真をモンタージュしながら、建築物が重なることによって生まれる奇妙な風景を写し出した作品も出展される。また関連イベントとして、5月30日には批評家の布施英利と鈴木崇とのトークショー「写真とフォルムの関係性」を開催。被写体の形態を通じて何を撮ろうとしているのか、鈴木崇の写真史をたどりながらその作品の変遷と、写真とフォルムの関係性に迫る。6月21日には、美術ジャーナリスト・鈴木芳雄との対談によるトークショー「美術史で読み解く鈴木崇作品」も実施。鈴木崇がアメリカやドイツで学んだ写真の考え方やコンセプトの作り方から、アウトプットの仕方まで、現代作家と密接に関わる美術史について語られる。【イベント情報】「Form-Philia」会場:IMA gallery住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階IMA CONCEPT STORE内会期:5月29日~7月12日時間:12:00~22:00(土、日、祝日は11:00~20:00)入場無料
2015年05月29日WOWOWの連続ドラマW「夢を与える」でW主演を務める小松菜奈と菊地凛子、犬童一心監督が5月14日(木)に行なわれた完成披露試写会に揃って出席した。原作は「蹴りたい背中」で2004年に芥川賞を受賞した綿矢りさの同名小説。華やかに芸能界で成功を収めつつも、周囲の欲望や思惑に巻き込まれて転落していく主人公、彼女に過剰な思い入れを持ち干渉してくる母親の姿を描き出す。主人公の夕子を演じた小松さんは、芸能界で生きる自らと役を重ね合わせつつ「私もモデルと女優の両方をやらせてもらっていて、(演じながら)小松菜奈なのかな?小松菜奈として答えているな…という部分があった。役が近くて難しいところはありました」と明かす。一方の菊地さんは元モデルのステージママを演じたが「32歳から48歳を演じて、こんな大きな娘がいるのも初めてでしたが、幅広い年齢をやらせてもらうのはいい経験で役者冥利につきました」とふり返った。また「息子ではなく娘というところで女性として母親として難しいテーマであり、やりがいのある役でした。“母と娘”という関係性はそれ以上のものになり得る、特質さ、いびつな関係にもなり得る。その深くに流れているのが“母性”だとも感じました」と同性であるがゆえの母と娘の難しさにも言及。この2人がどのような関係性になっていくのか今後の展開が楽しみだ。菊地さんは、菊池成孔のプロデュースにより主題歌も担当しているが、この曲について犬童監督は「悪夢を見た後に、いきなり本当に本当に夢を見るような曲が掛かるようにしたかったんですが、ほしかったものがいただけました」と絶賛する。タイトルにちなんでこれからの“夢”を尋ねると小松さんは「最近、思ったんですが、私はまだ19歳で、何でもできるし何にでもなれる。やりたいことをたくさんやっていきたい」とはつらつと語る。具体的なやりたいことについては「世界遺産を巡りたい」と語ったが、これには菊地さんから「『何にでもなれる』って言うから、『オリンピックに出る』とか出てくるかと思った(笑)」と娘の意外なスケールの小ささを心配する声も…。そんな菊地さんは「病気をしない。健康でありたい…」とさらに地味な夢を披露。「小さい頃、『鳥になりたい』と言ったら、両親から『鳥には絶対になれない』と言われました(笑)」とシュールな夢の顛末を語り、会場は笑いに包まれた。ドラマW「夢を与える」は5月16日(土)より放送開始(全4話/第1話無料)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日『渇き。』で鮮烈な映画デビューを果たした小松菜奈と、ハリウッドで活躍する菊地凛子を主演を迎え、芥川賞作家・綿矢りさ原作を映像化するWOWOWの連続ドラマW「夢を与える」。この度、菊地さんの音楽プロジェクト・Rinbjöが主題歌を務めることが明らかになった。13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。フランス人の父親・トーマと、日本人の母親・幹子(菊地凛子)、そして2人の娘である美しい少女・夕子。それは完全無欠な家族のよう。幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野に見いだされた夕子は芸能界入りする。数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松菜奈)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ…急速に人気が高まる中、夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった――。「連続ドラマW グーグーだって猫である」、映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』で知られる犬童一心監督が手掛ける本作。小松さん、菊地さんのほかに太田信吾、永岡佑、陰山泰、真剣佑、濱田龍臣、谷花音、田中泯、夏帆、浅野和之、オダギリジョーなど実力派俳優陣が集結している。今回、主題歌を担当するのはジャズ・ミュージシャンの菊地成孔がプロデュースによる菊地さんの音楽プロジェクト・Rinbjö (リンビョウ)。女優業とは違う形で面白いことをやりたいと思ったと語る菊地さん。「女性として成熟した女の人が、色々なことを吐露するみたいな、面白いアーティストっていうのを作り上げるという企画があり、それでアルバムを制作しました。 犬童(一心)監督に完成したものをお渡しして気に入って頂けたので、今回こういう形でRinbjöが主題歌をやらせていただくという運びになりました」と起用のきっかけを明かした。主題歌「dIS de rEAm」(ディスドリーム)は、本作のために書き下ろされた1曲。Rinbjöの楽曲が主題歌になるのは、映画・ドラマを含めて初となる。菊地さんは「今回初めて自分の楽曲と、他の作品とコラボレートをさせてもらいました。 自分が主演で演らせて頂く作品にRinbjöとして、菊地凛子とはまた別のアーティストとして楽曲を提供できるというのは嬉しい経験なので、本当に光栄です」「自分自身がこのような形で携わるのは、初めての試みですし、どういう風に皆様に伝わっていくのか楽しみです。 作品もそうですし、楽曲もそうですし、自分としては楽しみが増えていて期待しています」と喜びを語った。「連続ドラマW 夢を与える」は5月16日より毎週土曜22:00~WOWOWにて放送。(全4話※第1話無料放送)(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日5月16日にスタートする、小松菜奈と菊地凛子主演のWOWOW連続ドラマ『夢を与える』(毎週土曜22:00~)の主題歌が、菊地成孔プロデュースによる菊地凛子の音楽プロジェクト・Rinbjo(リンビョウ)の「dIS de rEAm」(ディスドリーム)に決定したことが8日、明らかになった。同作は、芥川賞作家・綿矢りさが原作。菊池演じる元モデルの母親が、小松演じる娘に夢を託し、芸能界デビューしてスターの座に上り詰めるが、やがて転落していく美しい娘が織りなす、スキャンダラスで悲しい物語を描くストーリーで、綿矢作品が初めて連続ドラマ化される。主演と主題歌をWで務めることになった菊地凛子は、楽曲について「"空虚"というか"虚構"というか、そういう雰囲気のある楽曲だと思います」と表現し、「とてもいい楽曲に仕上がっていますし、ドラマのテーマにも合っている」と太鼓判。ドラマの監督を務める犬童一心も気に入っているという。今回の主題歌「dIS de rEAm」は、『夢を与える』のために書き下ろされた1曲。Rinbjoの楽曲が主題歌になるのは、映画・ドラマを含めて初めてとなる。また、9日には、このレコーディングの様子を収めたメイキング映像が『夢を与える』特設サイトで公開される。Rinbjoは、菊地成孔が移動中、突然携帯に「菊地凛子です。音楽がやりたいんでプロデュースしてください」と電話がかかってきたことがきっかけでスタートした音楽プロジェクト。それだけに、菊地凛子は「自分が主演でやらせていただく作品にRinbjoとして、菊地凛子とはまた別のアーティストとして楽曲を提供できるというのはうれしい経験なので、本当に光栄です」と喜びを語っている。
2015年04月09日エコー・ジャパンはこのほど、4月1日付で北欧発・コンフォートシューズブランド『ECCO(エコー)』がフィギュアスケートの無良崇人選手と1年間のスポンサー契約を締結したことを明らかにした。ECCOは、1963年にデンマークで創業したブランド。ビジネスシーンからプライベート・スポーツまでオン&オフ問わずさまざまなシーンに適したコンフォートシューズを、全世界90カ国以上で展開している。無良選手は2014年の四大陸選手権で優勝し、同年のチャレンジカップ、スケートカナダでも優勝した。プライベートでは一児の父でもある。今回、選手という"オン"の世界も、家族や友人との"オフ"の時間も大切にするという同選手のライフスタイルにECCOが共感したことから、スポンサー契約を締結するに至った。ECCOは、「フィギュアスケート選手は世界遠征も多く、常に移動を要されている。本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、選手にとって要でもある『足』にプライベートシーンで最高の履き心地を提供することでサポートしていきたい」としている。契約の締結により、無良選手は取材時および練習時に同ブランドのロゴ付ジャージーを着用するほか、同社のPR活動への協力も行う予定。ECCOのシューズを日ごろから使用しているという無良選手は、今回のスポンサー契約について「応援いただけることに感謝とともに身の引き締まる思い」と喜びを語った。「ECCOの靴は疲れにくく足を守ってくれます。機能的でありながらデザイン性と品質の高いECCOの靴は、これからの自分のあるべき姿にも重なります」ともコメントした。
2015年04月03日