私は第1子を無痛分娩で出産しました。計画通りほぼ無痛で大満足のお産だったので、第2子も同様に計画無痛分娩を予定していました。出産前日に入院するまでは順調だったのですが、まさか……。私の第2子出産時の体験談をご紹介します。 前日に入院して子宮口を広げる処置をする妊娠38週の妊婦健診で子宮口がだいぶや軟らかくなっていることがわかり、4日後に出産することが決定。前日の夕方に入院し、翌日から硬膜外麻酔と陣痛促進剤を使用して出産するという計画ででした。 前日に入院して内診したところ、子宮口の開きは4日前と変わらず1.5cm。そこでダイラパンというスティック状の器具を使い、さらに子宮口を広げる処置をしました。 処置が終わり、助産師さんから「明日に備えて今夜はゆっくり休んでね」と言われ、病室に戻りました。 前駆陣痛? と様子をみていたら突然破水!部屋に戻ってしばらくすると、不規則な軽いおなかの痛みが始まりました。経産婦とはいえ、第1子のときは陣痛もほとんど経験することなく出産しています。この痛みが陣痛なのか前駆陣痛なのか、ダイラパンを挿入した影響なのか、自分ではまったくわかりませんでした。 間隔を測ってもバラバラなので、とりあえず寝ようとベッドに入ったところ、突然はっきりとわかるくらいの破水が! ナースコールで連絡し、すぐに分娩室へ移動することになりました。 破水から1時間のスピード出産!破水して一気におなかの痛みが強くなりました。この産院は、夜間に麻酔の処置ができないことは事前に聞いていましたが、「前回通り、きっと無痛で産めるだろう」と、私はこの段階でもまだ楽観的に考えていました。 でも、心構えができていないうちに激痛が絶え間なくやってきます。呼吸法もちゃんと把握しておらず、とにかくいきまないよう気を付けながら陣痛に耐えました。 しばらく耐えましたが、あまりに痛いので助産師さんを呼んだところ、あっという間に子宮口全開! 数回いきんで無事、元気な女の子が生まれました。 あまりのスピードに私も家族もびっくり。予定していた無痛分娩ができなかったうえに付き添いなしの出産になってしまいましたが、振り返ると安産で、とても恵まれていたと思います。無痛分娩でも普通分娩でも、わが子の愛おしさは変わりません。元気に生まれてきてくれたことに感謝し、たくさんの愛情を注いであげようと思います。著者:貫井ゆか一男一女の母。妊娠・出産・育児に関する記事の執筆を中心にライターとして活動中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月02日出産の際の、入院の目安のひとつに「破水」があります。とはいえ、実際に体験しないとどのようなものなのか、わかりにくいですよね。今回は、破水とは何か、破水の分類、破水の症状や見分け方、破水時の対処方法などについてご紹介します。 破水とは?どのように起こる?おなかの中の赤ちゃんは卵膜という袋の中に羊水と一緒に存在します。子宮口が開いてくると卵膜と子宮の壁にズレが生じ、卵膜がはがれていきます。すると、羊水が下に流れ込んで卵膜が膨らみ、「胎胞」を作り出します。 そして陣痛によって子宮内圧が高くなると、赤ちゃんの頭も下がっていき、胎胞にも圧力がかかっていきます。この圧力に耐えられなくなることで胎胞が破れ、羊水が流れ出ることを「破水」といいます。 これは、「低位破水」「完全破水」といわれますが、別の場所の卵膜が破れた場合を「高位破水」といいます。 破水の分類について破水はどの時期に起こるかによって以下のように分類されています。 前期破水(PROM)「前期破水」とは、陣痛が来る前に破水した状態をいいます。前期破水の原因には、絨毛膜羊膜炎などの子宮内感染や羊水過多などによる子宮壁の過伸展、頸管無力症などがあげられます。 前期破水は、妊娠37週以降に発症する前期破水と妊娠37週未満に発症する前期破水とに分けられ、特に妊娠34週以前の前期破水では赤ちゃんに合併症が起こりやすくなります。 妊娠37週以前に起こる前期破水では以下のような合併症がみられるため、注意が必要です。・絨毛膜羊膜炎などの子宮内感染の恐れがある・臍帯脱出(臍帯が子宮口から出てきてしまう状態)や臍帯圧迫により、おなかの中の赤ちゃんに苦しいサインが出てきてしまう・破水によって子宮内の羊水量がへり、おなかの中の赤ちゃんが圧迫されてしまい、肺の成長が妨げられたり、手足が変形したり、関節がかたくなってしまう・子宮内の羊水量が減り子宮内圧が低下することで、常位胎盤早期剥離を発症する恐れがある 早期破水「早期破水」とは、陣痛が来てから子宮口が全開大(10cm)になるまでの間に破水したものをいいます。 適時破水「適時破水」は、子宮口全開大の頃に破水したものをいいます。 破水かどうかの見分け方は?臭い、色、量について破水の状況は人それぞれで、破水した瞬間にわかることもありますし、尿漏れと区別がつかない場合もあります。ここでは、破水かどうか判断するときの方法を解説しますが、自分で判断できない場合は、産院に連絡して指示を仰ぎましょう。 破水した場合、安静にしていても羊水が流れ出てきます。尿の場合はお腹に力を入れると止めることができます。羊水の臭いは全く臭いがしないか生臭い場合があります。色は透明もしくは淡黄色ですが、出血して血液の色が混ざっている場合もあります。量も状況によりさまざまで、下着がびっしょり濡れて羊水が流れ出てくる場合もあったり、ごく少量の場合もあります。 破水したときの対処方法破水と思ったら、安静にしてかかりつけの産院に連絡し、指示を仰ぎましょう。その際には、自分の名前、診察券番号、出産予定日、現在の状態、妊婦健診で医師から説明があった内容、産院への到着予定時刻などを伝えます。 症状などを伝えると、対処方法を教えてもらえます。体を動かすと羊水がさらに流れ出る恐れがありますので、清潔な大きめのナプキンをつけ、腰にバスタオルを巻くなどしておきましょう。破水後は、子宮内感染のおそれが高まりますので、入浴やシャワーはNGです。 産院からの指示があった場合は別ですが、産院へは家族が運転する自家用車やタクシーなどでの移動しましょう。最近では、「陣痛タクシー」の利用を呼び掛けているタクシー会社も多くあるようですので、事前に登録しておくと安心です。移動の際は、腰を高くした姿勢で横になりましょう。 まとめ産院に到着したら破水かどうかの診察・検査をおこないます。破水と診断された場合、妊娠週数やママやおなかの中の赤ちゃんの状態によって方針が決まります。破水はいつ起きるかわかりにくく、自分では破水かどうかの判断も難しい場合もあるので、気になる症状がある場合は、産院に相談し指示を仰ぐようにしましょう。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年05月01日昔と比べて帝王切開で出産する人が増えてきたと言われています。筆者もその1人で、予定日を2週間過ぎても陣痛が起こらず陣痛促進剤も効かなかったために、帝王切開で産むことになりました。立ち会い出産を望んでいた夫は、手術も立ち会うことになりました。 夫は手術室の入り口から帝王切開に立ち会えるかどうかは、産院の判断で異なるそうです。筆者が出産した産婦人科は、パパ限定ではありますが、手術室に立ち入ることはできませんが、入り口から様子を見守ることはOKでした。 初めての出産&初めての手術に極度に緊張していた筆者は、夫が見守ってくれていることがとてもありがたかったのですが、すぐに後悔することになります……。なぜなら、手術台の上にすっぽんぽんで横たわっていなければならなかったから……! 手術が始まるまでは丸裸!部屋から1枚だけ羽織っていった手術着を脱いで、丸裸で手術台の上に横たわりました。そのときは恥ずかしいどころでなく緊張していたので、まったく抵抗がなかったのですが、後から夫が入口に現れたときに、ホッとしたのと同時に状況を客観的に捉えたところ恥ずかしさにおそわれ、「やっぱり外で待っていてもらえばよかった」と思いました。のちのち夫は「正直ギョッとした」と笑いながら言っていました。「パパだけならOK」という意味はこれか……!と納得もしました。 唯一無二の思い出に入口に立っている夫に看護師さんが椅子をもってきてくれ、夫がお礼を言っているのが聞こえてきます。すると看護師さんは「時々貧血で倒れるパパがいるので、危ないから座っていてくださいね」と笑いながら答えていました。 それを聞いて心配でしたが、夫の場合は終始笑顔で、立ち会えるのがとてもうれしかったようです。手術というすさまじい場面ではありましたが、赤ちゃんが取り上げられたときには私も夫も涙ぐみ、無事に生まれたことに感謝・感動しました。 急きょ帝王切開が決まり、心の準備ができないうちに手術が始まりました。「やっぱり立ち会いはしてもらわないほうがよかったかも」と途中で考えたりもしましたが、夫が話す出産の様子を、成長した子どもが喜んで聞いているのを見ると、手術でも立ち会い出産ができてラッキーだったなと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年04月28日私が妊活に行き詰ったとき、友人に頼んだ3つのことがあります。ジンクスなので、信じるかどうかはその人の気持ちによりますが、私には友人の気持ちがうれしく、心の支えになりました。そんな3つのジンクスをご紹介します。 1.陣痛中に赤富士の絵を描いてもらう「陣痛中の妊婦さんに赤富士を描いてもらい、それを飾っておくと子宝に恵まれる」と聞いて、私も妊娠中の友人に頼みました。陣痛中に、赤のペンで富士山と太陽を描いてもらいました。 陣痛中に絵を描くなんて、とても大変ですよね。そのお願いを受け入れてくれた友人に感謝です。もらった赤富士は、寝室に飾っておきました。その後、私が妊娠し、出産するときには、妊活中の友人にも赤富士を描いてプレゼントしましたよ。 2.妊婦さんにおにぎりを握ってもらう「妊婦さんにおにぎりを握ってもらって食べると妊娠する」というジンクスです。飲食店で働いている友人が妊娠したとき、すぐに頼みに行きました。ランチに行ったときに頼んだので、妊娠中の友人は握ったおにぎりを注文したランチに添えてくれました。 その後、そのときに一緒にランチを食べた友人が先に妊娠し、その友人も私におにぎりを作って持ってきてくれました。友人の気持ちが私にとってはとてもうれしかったです。 3.妊婦さんの上をまたぐ「妊婦さんを仰向けに寝かせて、その上をまたぐと妊娠する」というジンクス。このジンクスを実行するときは、さすがに勇気が必要でした。「やろうよ!」と言ってくれた友人がいたのですが、人をまたぐなんて……と、ちょっと気が引けました。 でも結局は、その場にいた妊活中の女性みんなでさせてもらうことに。列になって妊婦さんをまたいでいくのはちょっと滑稽でしたが、みんな笑顔になれて楽しかったです。「やろうよ!」と言ってくれた友人に感謝です。 妊活をしていて、なかなか赤ちゃんを授からないと落ち込むこともあります。そんなときはちょっと気分を変えて、ジンクスなどを試してみるといい気分転換になると思いますよ。気になる方はぜひ試してくださいね。著者:藤川智子結婚前は小学校教員、現在は幼児への音楽教育を指導している音楽ママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月27日3人の子どもを出産し、それぞれ異なる陣痛を経験しました。私は2人目が5年ぶり、3人目が7年ぶりと、それぞれ出産の間隔が空いていたせいもあるのかも知れません。ですが、やはり出産というのは毎回異なるものなのだと実感しました。 朝起きたらおなかがキューっと第一子のときの陣痛は、妊娠40週の朝に始まりました。前日まで何ともなかったのですが、朝起きると下したような痛みを感じました。「まさか?」と思っていると、徐々にキューっとおなかがしめつけられるような痛みに変わっていきました。 午前中は痛みが来るのが20分間隔になったり、10分間隔になったりと不規則でした。また、痛みも我慢できる程度でしたが夕方になると、10分ごと規則的に来るようになり、同時に会話もできないほどに。そのまま陣痛の間隔が狭くなり、夕方6時に病院へ行き、夜8時に出産となりました。 前駆陣痛が2週間もダラダラと第一子の出産から、5年ぶりの出産となった第二子の出産。第二子のときの陣痛は、妊娠38週の夜に始まりました。妊娠36週に入ると、毎晩のように前駆陣痛がありました。妊娠時から切迫早産の診断を受けていたため、おなかが張りやすいこともあったのかも知れません。 夜になると弱いおなかの張りがあり、20分間隔から15分間隔になるものの、眠気とともに遠のいてしまう日々が2週間も続きました。毎日の前駆陣痛がさすがに嫌になり、妊娠38週の夜に「今日産む!」と宣言し、前駆陣痛が始まった夜10時のタイミングでスクワットを開始して、夜中2時に本格的な陣痛に変わり病院へ。そのまま陣痛が進み、朝5時半に出産となりました。 前駆陣痛、微弱陣痛からの本格的な陣痛へ第二子の出産から、さらに7年空いた第三子の出産。第三子のときの陣痛は、妊娠39週の夜中に始まりました。2、3日前から夜に前駆陣痛があり、15分間隔にまでなるものの、遠のいてしまい朝を迎えていました。 そして出産当日の午前0時過ぎ、また前駆陣痛かと思っていたら、おなかの張りが10分間隔まで狭まり、「これは!」と思い病院へ連絡。病院へ着くとすぐ陣痛室へ入り、助産師さんたちがお産の準備をしてくれていました。ところが5分間隔にまでなったものの、張りが弱くなってしまい、一旦病室へ戻ることに。ベッドで弱い陣痛を感じながらもウトウトしていると、朝7時ごろに陣痛が強まりだしました。再度陣痛室へ移動し、そのまま出産となりました。 「出産は毎回違う」と耳にしたことがありましたが、実際に自分が経験してみて、本当にそうなのだと感じました。一度経験しているから……と思っていましたが、始まり方、痛みの感じ方、陣痛の時間など、すべてが異なっていたので驚きました。経産婦だと陣痛の痛みを知っているため、2回目、3回目の陣痛、出産には恐怖がありました。でも反対に、お産の流れや痛みへの覚悟があるため、心強い部分もありました。これから第四子の出産を控えていますが、また頑張りたいです。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年04月26日こんにちは! 助産師のREIKOです。お産のときの痛みといえば、「陣痛」を真っ先に思い浮べる方も多いのではないでしょうか? しかし、お産のときには陣痛以外の痛みもあるんです。そこで今回は、お産のときの「痛み」についてお話ししたいと思います。 まずは陣痛についておさらい!陣痛は、赤ちゃんがママの産道を通って生まれてくる「経腟分娩」に欠かせない要素の1つです。陣痛というのは自分の意思とは関係なく、繰り返し起こる子宮の収縮のことをいいます。陣痛は起こる時期によって、呼び方が変わります。 妊娠陣痛妊娠中に起こる不規則な弱いおなかの張りで、痛くないことが多いです。妊娠後期になるとよくみられます。 前駆陣痛出産が近付くころに生じる、不規則で軽い痛みを伴うことの多いおなかの張りです。もしかして陣痛!? と思われる方も多々いらっしゃいますが、おなかの張りの間隔が不規則であること、途中でなくなってしまうことが特徴です。 分娩陣痛俗にいう「本陣痛」のことですが、本陣痛というのは医学用語ではありません。分娩陣痛は、1時間に6回以上、あるいは10分おきに来る規則的なおなかの張りをいいます。お産が進むにつれ、間隔も痛みの強さも増していきます。 後陣痛出産後に起きる子宮収縮で、妊娠前の子宮に戻そうとする役割をしています。 陣痛以外の痛みって!?陣痛の痛みは、下腹部から腰の辺りが痛くなることが多く、陣痛が収まるとなくなります。しかし、陣痛以外にも子宮口が開くときの痛み、産道や会陰が圧迫されたり、伸びたりする痛みが生じます。これらの痛みをひっくるめて、「産痛(さんつう)」といいます。 痛みの感じ方というのは、人それぞれで、産痛を自覚しない方も、最初から痛みを訴える方もいらっしゃいます。産痛は、最初は下腹部から腰のあたり、そして下腹部から下半身、最後は会陰の周辺と痛む場所が移動していきます。これも、お産が順調に進んでいるかの判断材料となるんですよ。 その痛み、どうにかならないの?お産のときに、なるべく痛い思いをしたくないという方がほとんどなのではないでしょうか? 先ほどお話ししたように、痛みの感じ方は人それぞれ。でも、痛みを和らげることができたらいいですよね。 やはり、お産に対する不安や恐怖心が強いと、痛みが増すといわれています。まずはリラックス! ママが安心できる環境づくりが大切です。そのほかにも、薬剤を使う方法、呼吸法やマッサージ、痛みのある部分を温めるなど、痛みを和らげる方法はたくさんあります。 次回は、産痛を和らげる具体的な方法について、お話ししたいと思います。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月26日出産間近の妊婦さんが突然おなかの痛みを訴え、病院へ……。テレビドラマなどでよく見る出産のシーンですが、実際はそうでもありません。妊娠後期になると自然とおなかが張るようになり、本陣痛が来る前に前駆陣痛が起こります。特に初産婦さんにとっては陣痛がどのようなものかわからないうえ、「前駆陣痛」と「陣痛」って陣痛にも種類があるの?と思うかもしれません。いざというときに慌てないためにも、今回は前駆陣痛について解説したいと思います。 前駆陣痛とは?陣痛との違いは?前駆陣痛とはどのような特徴があるのでしょうか?ここでは、前駆陣痛と陣痛との違いをお話しします。 ●前駆陣痛前駆陣痛は、妊娠後期に起こる不規則な子宮収縮で、お産の始まりに先駆けて起こる陣痛です。痛みの強さ、長さ、間隔が不規則で、痛みの感じ方には個人差があります。 【前駆陣痛の特徴】・生理痛や下痢の時の症状に似た感じの痛み・おなかの張りの強弱が不規則で一定しない・下腹部が突っ張ったような感覚・おなかを触ると固く張っているがすぐにやわらかくなる・圧迫感や不快感がある・腰痛・姿勢を変えることで痛みが治まる・全く症状がない人もいるなど 前駆陣痛は、お産の前兆として起こる不規則な子宮収縮です。前駆陣痛が起こらず本陣痛が来る場合もありますし、前駆陣痛が起きる時期もさまざまです。臨月に入ってからの前駆陣痛は、経過を見ていてもよいですが、妊娠37週未満での痛みを伴うおなかの張りは切迫早産の症状でもあるので、早めにかかりつけ医を受診しましょう。 ●陣痛「陣痛」というのは、「分娩陣痛」といわれるもので、1時間に6回以上、陣痛周期(おなかの張りはじめから次のおなかの張りはじめまでの時間)が10分以内の規則的な子宮収縮のことを指します。陣痛が起こることで子宮の入り口が柔らかくなり、子宮口が開いて、おなかの中の赤ちゃんが下降し、最終的に外の世界に押し出されます。 【本陣痛の特徴】・生理痛や下痢の時の症状に似た感じの痛みが徐々に強くなっていく・おなかの張りの強弱が規則的で間隔が徐々に短くなっていく・安静にしていても収まらないなど 陣痛も最初は前駆陣痛と症状が同じなので、判断がつかないことがあると思います。しかし、陣痛の場合は、徐々に痛みが強くなり、痛みの間隔が短くなります。陣痛間隔を計って記録しておきましょう。陣痛間隔をカウントできる無料のアプリもあるようなので、そちらを活用してもよいですね。 初産婦の場合は、陣痛の間隔が10分おき、経産婦の場合はおなかの張りが15分おきになったら産院に電話連絡するように言われることが多いです。そのときの様子で、産院より、もう少し自宅で様子を見ましょうとか、すぐに来院してくださいなど、その後の対応について指示が出るので、慌てないように準備をしておきましょう。 前駆陣痛が来たらどうする?前駆陣痛から陣痛が始まるまでの期間は個人差があります。前駆陣痛はしばらく安静にすると痛みがなくなりますが、忘れた頃に痛みが起こることもあります。前駆陣痛が来ると、陣痛になるのではないかと、時計とにらめっこ状態になることもあるでしょう。 夜間に前駆陣痛が来ると気になって寝付けず、睡眠不足になってしまうことも。前駆陣痛の段階で体力を消耗してしまうと、陣痛が来たときに微弱陣痛になってお産が長引いてしまう恐れもあります。休めるようであれば睡眠を優先し、お昼寝するなどして睡眠不足にならないようにしていきましょう。 また、痛みで食欲が低下し、食事の量が減ってしまうこともあります。こちらも睡眠同様、本番でエネルギー不足にならないよう、好きな食べ物や軽食、栄養補給ゼリーや水分などを摂取するようにしましょう。 音楽を聴いたり心と身体もリラックスするアロマを使用し、香りで気分を変えることもひとつの方法です。アロマセラピーを活用している産院もありますから、妊娠中のおすすめのアロマなど相談しておくのもよいでしょう。 まとめ前駆陣痛は、陣痛が始まる前の準備運動のようなものです。また、前駆陣痛が起こらず陣痛が来る人もいますので、自分の体の変化を日頃からチェックして記録する習慣を身につけることも必要です。 臨月に入ったら、入院準備をしっかりして、外出の際は、母子手帳、診察券、健康保健証、携帯電話、連絡先のメモなどを持ち歩くようにしましょう。前駆陣痛か本陣痛か判断に迷うときは、かかりつけ医に相談し、指示を仰ぎましょう。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月25日出産時に浣腸はするの? うんちが出ちゃうって本当? など、いざお産を迎える妊婦さんにとって、気になることの1つに「うんち事情」があると思います。今日は人にはちょっと聞きにくい、そんなおシモの体験談をお伝えします! 初めての陣痛は便意と同じ感覚!?1人目の出産時のこと。私が感じた“陣痛”は、完全に“便意”そのものでした。便秘だったこともあって、陣痛の波が来るたびに何度もトイレへ行きました。 「あれ、これって本当に便意?」と思ったときには1時間ほど経過していたと思います。そのことに気付かないほど、感覚が便意と酷似していたのです。そして、トイレに行くたびに少量ずつではありますがうんちもちゃんと出ていたので、なおさら気付きにくかったように思います。 お産の1時間前までトイレにこもる病院に到着したとき、すでに子宮口は8cmまで開いていましたが、「うんちが出る!」という気持ちで、ここでもトイレに行っていました。今思えば、完全にいきみたかっただけだと思いますが、初めての出産なので気付くことができません。しまいには、助産師さんからトイレから出てくるよう軽く怒られる始末です。 そして、そのまま分娩台へ。助産師さんに声をかけられる直前まで、少量ずつトイレでうんちが出ていたからか、出産時にはうんちが出ることなく出産しました。 吹っ切れた? 2人目のときは流れのままに!2人目の出産時は、「この便意がお産の始まりだ!」と知っていたので、冷静に対応できました。病院到着後、子宮口がほぼ全開だったため、そのまま分娩台へ。このとき、便意は感じていなかったにもかかわらず、何度かいきむうちにちょっと出てしまいました。出てしまったうんちは、助産師さんがしっかり回収してくれていましたよ。 また余談ですが、私はうんちだけでなく尿も細いチューブで出してもらいました。個人的には、うんちよりも尿のほうが恥ずかしかったことを覚えています。 出産時の「うんち事情」。意外となるようになります。よくあることだそうなので、出てしまっても気にしなくて大丈夫! どうしても気になるときは、事前に助産師さんなどに確認しておくと気が楽になりますね。 ◆関連動画 出産ドキュメンタリー(通常分娩)著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月24日第2子である次女の出生体重は、なんと4,268g! 生まれてびっくり!! とてもビッグな赤ちゃんでした。2度目の出産とはいえ、なかなか赤ちゃんが出てこなくて、分娩台の上でいろいろと悪戦苦闘! そのときのエピソードをご紹介したいと思います。 ほぼ予定日に陣痛がきて入院妊娠7カ月のときに微量の前期破水があり、子宮頚管を縛る手術をしていました。手術以降、医師より安静を言い渡されていたため、あまり動けなかったことが災いしてか、おなかの中の赤ちゃんの推定体重は今までにないほど増加の一途をたどりました。 それでも、なんとか臨月まで無事に持ち越して、陣痛も10分おきになったので、入院準備をして病院へ向かいました。ところがその後、陣痛は遠ざかってしまい、遅々としてお産は進みませんでした。 陣痛促進剤の点滴で陣痛を促す入院して翌日、陣痛はますます遠ざかってしまいました。「微弱陣痛」というそうで、このままでは母子ともに体力を消耗してしまうおそれがあり、点滴で陣痛を促すことになりました。 点滴をして陣痛は徐々に強まり、明け方にはいよいよ子宮口が全開大に。「2度目の出産で、陣痛の痛みには耐性があるから大丈夫」、そう自分を励ましながら分娩台に上がりました。 いよいよ出産! でも赤ちゃんが出てこない!ところが、分娩台に上がってからが大変でした。出産の最終段階で思いっきりいきんでみても、赤ちゃんがなかなか降りてこないのです。「息を止めないで! 赤ちゃんが苦しいよ!」。先生の言葉にハッとわれに返り、あわてて息を吸い込みますが、襲ってくる陣痛の痛みにまた息をのみ込んでしまいます。 「もしかして、帝王切開?」そんな不安が脳裏をかすめたとき、先生の指示で助産師さんが私のおなかの上に馬乗りに! そして、ようやく元気な産声が上がりました。 大変だったけれど、元気な赤ちゃんの顔を見た瞬間、すべての痛みも苦しみも吹っ飛んでしまいました。「案ずるよりも、産むがやすし」を心底実感する、そんなお産体験でした。著者:恋瀬たまこ一男二女の母。商業簿記、珠算、アマチュア無線技士の資格を持つ。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年04月22日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、子宮口9センチのところでまさかの緊急帝王切開が決定! しつこく予防接種をしろと言ったのに「かからないから平気」と、わけのわからない自信で回避し続け、結果これである。 泣きながら職場から「熱がある…帰らないほうがいい?」と電話がかかってきて、こちらも、「もうすぐ出産なのに、いますぐ陣痛が来たらどうなるの!?」と、不安と怒りで泣きながら「実家いけ!!!」と追い出した思い出。 回復が間に合って立ち会いできたからいいものの、インフルで立ち会い不可なうえこの状況だったら、もうパニックどころの騒ぎではなかったな。 ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪ 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年04月20日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。東京のすみっこでワーママをしております、ジェニィです。 最後は出産当日のお話です。陣痛が始まりましたが、あまり早く病院に行っても子宮口が3cm開くまでが長いと聞いていたので、ギリギリまで家で粘りました。 朝4時にギブアップしたのですが、なんと6cmまで開いていたそうです。(ちょっと頑張りすぎました) 人は寝不足になると仕事の効率が著しく落ちてしまうので、夫に徹夜させてしまうと夫の仕事が進まず、同じ職場の人に迷惑をかけるかもしれないからそれは避けねば!と思いながら痛みに耐えていました。 あとから冷静に考えると、仕事<<(越えられない壁)<<出産のはずだから、別に耐えなくてもよかったのでは?と思います。 ちなみに出産は朝の10時ごろだったのですが、一通り見届けてから夫はそそくさと仕事に行きました。 夫は私が入院中に自分の仕事の引継ぎを頑張ってくれたようで、退院当日から夫の育休が開始できるように調整してくれました。ありがたい話です。 夫が育休に入ってくれたおかげもあって、0歳の大変な時期を2人で協力して乗り切ることができました。 育休中は、各種申請・家事・育児でやらなければならないことを洗い出してTodoリストを作り、掃除などの定例タスクはスケジューラーに登録してこなすという生活をしていたため、育休はお休みというより一時的な転職だったなと感じています。 今は私も夫もフルタイム勤務で復職していますが、毎週日曜に夫と翌週のお迎え当番検討会議を開催しています。 仕事状況によっては週4でお迎え当番という週もありますが、忙しさに波があるのはお互いに承知しているので、「忙しいときはお互いさま」を合言葉に、お迎えの日に帰る分、働く日はがっつり働くことでなんとか両立しています。 ここまで読んでいただきましてありがとうございました。働くパパ・ママのみなさま、お互い頑張っていきましょう。監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ジェニィ2017年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。仕事が好きなわけではないはずなのに、なぜか仕事にまみれている仕事中毒の母。保育園のお迎えに間に合わせるために毎日必死!
2019年04月20日こんにちは! はたこと申します。2017年11月生まれの男の子を育児中のぐうたら主婦です。私の妊娠、出産での思い出を紹介する連載マンガ「はたこのニンプあるある日記」。 第5話はいよいよ陣痛との戦いのお話です。出産予定日の夜中、じょわ~っと何かが漏れる感覚が……。破水から、ついに私の陣痛が始まりました。 とにかく終わらせたい一心の私の脳裏によぎった叔母の言葉。 悶え苦しむなか、何度もその言葉を思い出し、「言うとおりにすれば早く終わる……!」と信じ忠実に助産師さんの指示に従いました。 そのおかげかどうかは定かではありませんが、予定より早く、破水から約6時間半後、無事に男の子を出産することができました。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター はたこ2017年11月生まれの男の子を育てるぐうたら主婦クリエーター。InstagramやTwitterで育児絵日記を気まぐれに更新中。LINEスタンプなどもちまちま制作。
2019年04月19日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 出産後、5日ぶりのシャワーを浴びることができました。 初めて会う助産師さんにも「大変だったわね……!」と労われ、いかに自分の叫び声が響きわたっていたのか思い知りました(笑)。 陣痛中ずっと励ましてくれていた助産師のアライさん。 「みーすけさんの赤ちゃんが生まれたらメールで教えて!」と交代の助産師さんにお願いしていたそうです。 すごい気にかけてくれてた……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年04月19日こんにちは! 助産師のREIKOです。産科特有の診察である内診。妊婦健診やお産のときにするけれど、あれって何を診ているのか気になったことはありませんか?今回は、お産のとき、助産師が内診で何を診ているのかをお話しします。 内診とは?そもそも内診とは、産婦人科の医師や助産師によっておこなわれる基本的な診察方法の1つで、指や専用の器具を腟に挿入して、腟内や子宮、卵巣の状態を診察することです。 助産師は、指の感覚のみで内診をして、お産の進み具合を判断しています。お産のときの内診のタイミングは、陣痛の強さ・間隔やママの表情・訴えなどから判断しておこなっています。 内診で何を診ているの?助産師は、内診のときに子宮口の開大度、子宮頸管の展退度、赤ちゃんの頭の位置、子宮頸管の硬さ、子宮口の位置を診ています。 子宮口の開大度お産が進むにつれて子宮口は開いてきます。最終的に10cmまで開くのですが、助産師は自分の指の太さや指の開き具合から、今どのくらい子宮口が開いているのか判断します。 子宮頸管の展退度子宮頸管の展退度(てんたいど)とは、子宮頸管の長さ・薄さを表しています。子宮頸管は陣痛が来る前、いわば「ちくわ」のような状態です。それが陣痛とともに徐々に短く薄くなっていきます。それを触れた感覚で判断していきます。 赤ちゃんの頭の位置赤ちゃんの頭がどのくらい下がってきているのか、恥骨や骨盤の触れ方で判断します。 子宮頸管の硬さ子宮頸管はお産が進むにつれて、小鼻、くちびる、そしてマシュマロ状と徐々にやわらかくなってきます。子宮頸管に触れた感覚で、今どのような状況なのか判断しています。 子宮口の位置子宮口はお産が進むにつれて前方に向いてきます。子宮口の触れ具合で今どの位置にあるのか判断します。 そのほかにも……それ以外にも、赤ちゃんがちゃんと正しい方向で降りてきているのか、産道の伸びはどうか、感染の兆候はないか……などなど、内診ではさまざまなことを診ています。 これらのことと陣痛の強さや間隔、ママの表情、訴え、赤ちゃんの心音など、総合的に診て、お産が順調に進んでいるのか、今後どうなるのか判断しているんですよ。 内診というと苦手な方が多いと思います。具体的にどんなことをしているかわかると、ちょっと苦手意識も薄れるのではないでしょうか? 内診をスムーズにおこなうにはリラックスが一番! ゆっくり息を吐くようにして内診に臨んでくださいね。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月16日夫と猫、2018年生まれの男の子を育てる、まるるさん。ブログ「よーさんと私と」の中から、無痛分娩の貴重なエピソードをお届けします! 最終回の今回は、無痛分娩による出産が無事に終わったまるるさんが「無痛分娩にして良かった」と思った理由とは? 無痛分娩、すごい陣痛が怖くてたまらなかった私。よく「陣痛を経験して二度と産みたくないと思った」という話を聞いていたのもあって無痛を選択したのですが、出産した直後に思ったのは「あ、無痛分娩ならもう1回余裕で出産できる」ということでした。陣痛のマックスが少し痛い生理痛ぐらいで、なんなら普段の生理通のほうがずっと痛かったし、この妊娠出産を通して一番痛かったのは確実に内診グリグリです。麻酔の力、すごい……。 高いだけの理由がある最初は高い高いと思っていた分娩費用(もろもろ込みで84万円)、いざ出産してみて思ったのは、もちろん高いんですけれど、そのぶん設備がすごいということ。想定外の事態が起きても対応できるだけの人と設備がそろっていて、それがこの金額に繋がっているんだなぁと思いました。細かい話、採血1つとっても全然違うんです。産後に町のお医者さんで採血されたときに、昔ながらの方法で血を吸い上げられてかなり痛かったのですが、そのとき初めて採血のときに使っている道具もおそらく病院によって違うんだなと思いました。今となってはあの金額、全然不満はないです。 おわりに無痛分娩は硬膜外腔に麻酔の管を入れるため、その部分を傷つけてしまうことで副作用がおきたり障害が出たり、やはりリスクがあり絶対安全とは言えません。が、それは無痛分娩に限らずすべてのお産に言えることじゃないかと私は思っています。大事なのはリスクを承知したうえで、妊婦さんが一番良いと思える方法で出産すること。 産後の体、無痛分娩であってもボロボロです。新生児の育児、やっぱりきついです。うちはおっぱいトラブルがすごくて、発熱したり痛かったりたくさん泣きました。そういうのはなかなかコントロールしようと思ってコントロールできるものではありません。それなら、出産くらいは少し苦しさを軽減してもいいんじゃないのかなぁと思います。いろいろな意見があるようですが、産むのは自分です。痛い思いをするのも、命の危機を迎えるかもしれないのも自分です。それなら出産方法も安全面を考慮したうえで、自分で決めていいんじゃないのかなと私は思います。 ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター まるる夫、2匹の猫とともに、2018年3月生まれの息子を育てるママ会社員。息子の育児絵日記や夫との日常などをブログに綴っています。実はものすごい長文を書くのも好き。ブログ:「よーさんと私と」
2019年04月15日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第8話です。 妊娠糖尿病で入院していたときは、毎日担当の医師が血糖値を見ながらインスリンの量(単位という言い方をします)を決めてくださっていました。 退院後は1週間に1度通院し、診察の際に自己管理ノートに記録していた1週間分の血糖値を見てもらって、次の1週間はこのインスリンの量にしてくださいということが決まります。 ただし、このインスリンの量は必ずしも一定ではなく、食前の血糖値がもし下がり過ぎていたら◯単位下げてくださいとも言われていたので、じょうずに血糖コントロールをするにはいつも血糖値を気にしていなければなりません。血糖値が低くなりすぎれば、低血糖を起こす恐れがあるからです。(もちろん、低血糖になったときにはどう対処するかという方法も入院中に指導を受けていました) 「あ~……毎日毎日食事のたびにインスリン……早くこの生活が終わればいいなぁ……早く陣痛来て……早く赤ちゃん出てきて……」 出産予定日が近づくころには、花粉症の息苦しさやいろいろなストレスでパニック発作を起こしたりして、本当に大変だったんです!インスリンだけがストレスだったのではなく、もうすぐ出産という不安や心配事が積み重なってのことだと思います。ストレスって怖いですね……。 パニック発作を起こすと「息が吸えない」と考えてしまって「呼吸の仕方がわからない」っていう感覚に陥るんですよ……。生きている心地がしません! すぐに同じ大学病院の精神科の先生を紹介していただいて受診。処方していただいた薬でどうにか症状を落ち着けていました。 それでもどうにか毎日やるべきこと(食べる、寝る、血糖値測定、インスリン投与)をこなし、はやく1日が過ぎ去ってほしいと思いながら過ごしていたある日。その日は自分の誕生日だったのですが、まったくハッピーな気分にはなれません。いつもどおり食事前にはインスリンを……。……と思っていたら、陣痛が! やっと来たか~! という思いもあり、初めてのことで陣痛の間隔がうまく測れないということもあり、一度病院に陣痛タクシーで向かったんですが……。 「う~ん……まだ子宮口が1cmくらいしか開いていません」ということでいったん帰らされるという、フライングをやってしまいました!!そしていったん家に帰ったのですが、すぐに陣痛の間隔が狭まってまた病院へとんぼ返り。 そんなこともありつつ、なんとか無事出産。やっと赤ちゃんに会うことができました! いざ出産となると不思議とパニック発作は出ませんでした。自分でも信じられないほど冷静。 妊娠糖尿病になると赤ちゃんが巨大児になって難産になることがあるそうですが、私の場合はもうすでに診断されたときに妊娠8カ月目に入っていたので、そこから急に巨大児になることもありませんでした。血糖コントロールもうまくいったので幸い難産になることもありませんでした。 さて次回は……。まだまだ産後の血糖値が正常であることがわかるまでは、妊娠糖尿病は終わりではないのです! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月15日立ち会い出産は、生命が誕生する瞬間を家族と共有できる機会ですよね。わが家のパパは、出産当日まで立ち会うかどうか迷っていました。そんな夫にビックリさせられた、立ち会い出産時のエピソードをご紹介します。 立ち会い出産、そんなにいいものなんだ!私の周りにいるママたちのほとんどが、夫立ち会いのもと出産をしています。「夫がいることで安心して出産に臨めた」と話すママが多く、立ち会い出産をすることで夫に出産の大変さをわかってもらえたという声もありました。 私は、立ち会い出産を経験したことがなかったので、「そんなにいいものなんだ!」と驚きました。一方で、「立ち会い出産を後悔した人もいる」という話も聞いたことがあります。実際に経験しないとわからないことなのでしょうね。 立ち会い出産の感じ方は人それぞれ立ち会い出産はいいものなんだ。そんな周りの声を聞いた私は、2人目妊娠時に立ち会い出産をしようか迷いました。夫に「立ち会い出産をしたい?」と聞いてみたところ、「どちらでもない」との返答が……。 「妻が苦しむ姿を見るのがつらい」など、立ち会い出産を後悔した人の声を聞いて悩んでいると言っていました。人によって感じ方が異なるのでしょう。出産当日まで立ち会うか、夫は迷っていました。 立ち会い出産をすると思いきや……!?夫から出産に立ち会うか答えを聞かないまま、陣痛がやってきました。1人目出産時は私ひとりで頑張りましたが、2人目のときは腰をさすってくれるなど、夫のやさしさに触れることができてよかったです。 陣痛の間隔が短くなり、そろそろ出産というとき、夫はこのまま立ち会い出産をすると私は思っていました。ところが……! なんと途中で夫が脱走! 私はあ然としてしまいました。夫は今まで見たことのない状況に耐えられなくなったのでしょう。ただ、このときは、そんな夫の行動が恥ずかしくてたまりませんでした。 ここまで一緒にいてくれるなら最後までいてくれたらよかったのに……。予想外の行動にあ然としてしまいましたが、今では出産のおもしろエピソードとなりました。今振り返ると、夫なりにできる限りのサポートをしてくれたことに感謝しています。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年04月14日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、担当医に「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」と言われ、翌朝子宮口9センチのところまできたけれど……?! 「ヤダー!」 「イヤダーーーー!」 「怖い!」 「イヤダーーーー!」 パニックで大騒ぎするマッマ。 一旦外へ出されてたパッパも合流し再度話を聞く。 パッパもさすがに慌てて 「どうしても? このまま頑張れない?」とか聞いてくれるも 「もう少し頑張ることはできるけど、どんどん羊水も濁っていっちゃうし危険だよ」と先生に言われる。 「今すぐしたほうがいい?」 「それはそう」 「……する」 まさかの緊急帝王切開決定! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年04月13日私は長男、長女、次男の母です。次男の出産まで、あと3週間となったある日、なんと長女が入院することになってしまいました。家族総出で乗り切った次男出産までの体験談を紹介します。 育児、妊娠、家事、仕事を乗り切る!現在生後1カ月になった次男の妊娠が判明したのは1月のことでした。待望の3人目の妊娠でしたが、長男、長女はまだまだ手がかかる時期のため、育児と妊娠生活の両立に不安を感じることもありました。 家事や仕事とのバランスなども考慮する必要があったため、家族会議を開き、夫や祖母と話す機会を持ちました。第3子妊娠を機に家族での会話が増え、妊娠中の生活を乗り切っていました。 妊娠37週、長女の入院生活を乗り切る!妊娠37週に入り、産前休暇中になんと長女が入院することになりました。出産予定日まで少し期間があったので、私が付き添うことに。 「まだ生まれませんように…」と思いつつ入院して2日目、夜11時ごろにおなかが張りだし、10分おきに! すぐに夫へ電話をして付き添いを交代してもらい、祖母には自宅で3歳の長男を見てもらうことにしました。 家族それぞれが、いつでも連絡が取れるように意識していたとのことで、夜中にもかかわらずすぐに対応してくれ、安心して産院に向かうことができました。 出産・産褥期を乗り切る! 産院への無事移動し、産院の助産師さんを見た途端、すぐに陣痛がピークを迎え破水! その後、たった12分後に出産しました。怒涛の出産を終えた日は、 父(夫):長女の付き添い入院母(私):出産祖母:長男と初めて2人で留守番 という、家族総出の忘れられない出産となりました。そして、入院中や退院後の産後ケア中など、できることは家族全員で分担しておこない、家事や育児を乗り切りました。 出産という一大イベントを乗り越えられたのも、家族の協力があったからでした。特に今回は、長女の体調も関係し、本当に家族総出の出産となりました。今回のできごとは、より一層家族のつながりを深めてくれました。 ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪イラスト:sawawa著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、0歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2019年04月10日ベビーカレンダーは4月10日(水)、公式YouTubeチャンネルに「出産ドキュメンタリー動画」を公開しました。 この動画は、茨城県つくば市の産婦人科「なないろレディースクリニック」協力のもと、一人の妊婦さんとそのご家族に密着し、陣痛開始から出産、そして出産から1カ月半後の母子の様子までを追ったドキュメンタリー映像となっています。 新しい命が誕生する瞬間を記録した貴重な出産ドキュメンタリー とくに初産を控えている女性にとって、出産という未知の体験は、少なからず不安や恐怖を感じてしまうものではないでしょうか。出産の状況は人それぞれ、千差万別ではありますが、心の準備のひとつとして出産の流れを事前に知っておくことで、少しでも不安や恐怖を取り除き、自分らしく前向きに出産に臨んでほしい。そんなメッセージを込めて、「出産ドキュメンタリー動画」を制作しました。 「出産ドキュメンタリー動画」を通して、命が生まれることの尊さだけではなく、出産に命がけで臨む母親と、それを支える家族の姿、出産現場のリアルをお伝えします。 出産ドキュメンタリー(通常分娩)〜名前のない誕生日〜▲出産直後、赤ちゃんとの初対面 ▲無事に出産を終えたご夫婦の様子 出産を終え、率直な感想は「大変だった。家族の支えがなければここまで来られなかった」と答える妻の仁美さん。「(出産は)想像がつかなかったから不安だったけど、家族に立ち会ってもらってよかった。今は、ゆっくり休みたいという気持ちでいっぱい」と安堵の表情を浮かべます。 出産に立ち会った夫の昂太さんは「出産に対して、漠然と大変なイメージしかなくて、実際に立ち会ったら、やっぱり大変でした」とコメント。映像には陣痛に苦しむ仁美さんの腰をマッサージしたり、励ましたりと、懸命にサポートする姿も収められています。 院長先生&ベビーカレンダー編集長のコメント<なないろレディースクリニック 黒田院長>ご協力いただいた妊婦さんは初産でしたが、大変順調なお産でした。とてもリラックスなさっていて、呼吸やいきみ逃しも上手でしたし、陣痛に対しても非常にポジティブにとらえていらっしゃったようです。 妊婦さんにとって何が一番不安かというと、陣痛などお産の痛みが不安だとおっしゃる方が多いです。今回の妊婦さんが初産にもかかわらず順調にお産を進められたのは、「赤ちゃんに早く会いたいな」という気持ちや、「赤ちゃんと一緒に頑張っているんだ」というポジティブなイメージを持って臨まれたからではないでしょうか。 陣痛を“痛み”ではなく、“赤ちゃんに会うためのエネルギー”だと感じられると、上手に乗り切ることができるように思います。出産は赤ちゃんとお母さんの共同作業。これからお産を迎える方は、赤ちゃんもおなかの中で頑張っていますので、ぜひ前向きな気持ちで出産に臨んでください。 <ベビーカレンダー編集長 二階堂美和>今回、出産ドキュメンタリー動画の制作にあたり、ご家族の皆様と一緒に、陣痛から出産に至るまで立ち会わせていただきました。ひとつの命がこの世に生まれる奇跡、その命の誕生とともに、家族が生まれていく瞬間を感じることができました。この動画が、これから出産されるママの心の準備としてだけでなく、すでにお子様のいる方にとっても、家族とは何かを見つめ直し、より絆を深めるきっかけになればと思います。 また、悲しい事件も多い昨今、命の重さについて改めて考える契機となれたら、そして多くの女性が「赤ちゃんを生みたい!」と思える世の中になったら、そんな願いも込めています。 ぜひ、たくさんの方にご視聴いただけたら幸いです。 今後もベビーカレンダーでは、ママをはじめ、これからママになる女性たち、そしてそのご家族が不安に感じることを解消し、安心して出産に臨めること、育児を楽しめることを目指して、さまざまな情報を発信していきます。
2019年04月10日次男を出産した時の話です。陣痛が来たのは土曜日の早朝。夫は出勤日だったのですが、2時間で仕事を切り上げ、当時2歳の長男を実家へ預けることに。お昼頃から出産に立ち会うことになりました。■いよいよ立ち会い出産スタート夫が病院に到着した12時頃には私の陣痛も結構なツラさになってきており、唸り声を出して耐えている状態です。まさにそんな時、看護師さんが陣痛室へ入ってきました。陣痛中にお昼ご飯!?そういえば出産マニュアルでも書いてあったような気がするけど…前回の記事でも書きましたが、私は強いストレスを感じると、一気に食欲が失せるタイプです。ましてや陣痛中、痛みを誤魔化しながら食べたら100%吐く!マジで無理!嘘やろ!? 食えないっつーの!!この時の看護師さんの夫への声かけが、その後とんでもない展開になってしまいました。■介助を任命された夫は…夫は任命された通り、私に一口でも食べさせようと声をかけてきます。でも私は断固拒否。しかも、普通ならお尻を押してもらうとラクになる…というのも聞いたことがあるのですが、私の場合「誰にも触られたくない」という状況になってしまいました。そんな押し問答をしていても陣痛は容赦なくつづき…夫は何もすることがありません。でもこの場から離れることは許さん! 黙ってそこに座って見てろ! みたいな、我ながらなかなか理不尽な感じでした。そして波が去ってはまた、大きくなった波が押し寄せます…ん?? 夫??? 何をして…!?夫は何を思ったのか、唸り声をあげている瞬間に私の口元にスプーンを差し出すという謎の行動を繰り返したのでした。口が開いてるから突っ込めるチャンスとでも思ったのでしょうか。■夫の謎行動を前に無力な私…とにかく痛みと向き合うことだけで精一杯の私、抵抗も反論もできる状態ではありません。陣痛中の女の、なんと無力なことか…。夫の謎行動はしばらく続いたのですが、ご飯も冷めてきたころ(正確な時刻はわかりませんが)夫も諦め、食事は手をつけられないまま回収されました。夫は正直に看護師さんからの指示を守っていただけなんでしょうけどね。タイミングが酷すぎました。その後21時過ぎ、無事に出産することができたのですが丸一日、何も食べない・水も飲まないという状態だったため翌朝、脱水症状で動けなくなりました。せめて水の一滴くらい飲んでおけばよかったです。看護師さんのアドバイスはちゃんと聞かないとダメだな、と痛感した出産体験となりました。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年04月09日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、担当医に「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」と言われ、翌朝子宮口9cmのところまできたけれど……?! 「普通はね、頭のこのあたり(後頭部寄りの頂点)から出てくるんだけどこの子はおでこのほうが子宮口に向いちゃってるのね。ちょっと動いてくれればあるいは……って感じなんだけどもう破水して時間もたっちゃってるし、羊水が濁ってきちゃってるのね」 「え? え?」 「帝王切開だね」 「ヤダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年04月08日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、担当医に「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」と言われ、翌朝……?! 憔悴しきった状態で、それでも昼前にはようやく子宮口9cm。 再びパッパも来て(念のため今日も仕事を休んでいたのだ! GJ!)「そろそろだから、いきむ練習してみようか」なんて、数回「う~ん」とかやってみて、 「いよいよ出産だ、ああ……いよいよ終わる……!」なんて期待も出てたなか、ようやく担当医来たー!!! その担当医と助産師が、なんだか相談している。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年04月06日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、担当医に「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」と言われ、指示に従うことに。出された夕飯を一心不乱に食べるマッマ。昨晩の夕飯から何も食べずに約1日経っていたのもあり、おなかはめちゃくちゃ空いていたのだ。 しかし、助産師さんの「旦那さんもいっしょに食べちゃって」という謎の台詞。真意がわからず、「パッパの夕飯は出ないから、かわいそうだからかな?」と思い、一応食べるか聞いて、いらないというのでひとりでたいらげたマッマ。 おぼんをさげにきた看護師さんに「全部自分で食べられたの!? すごいね」と驚かれる。「みんなね、全部食べきれなくて、ほとんど旦那さんが食べるのよ」とのこと。 なるほどな! そういう意味か!こんな状況でも食欲旺盛なマッマは、見事に全部たいらげて、自分の生命力の強さを感心するのでした。 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年03月23日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、担当医に「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」と言われ、指示に従うことに。 頭が真っ白なまま分娩室から処置室へ運ばれたので、位置関係も何もわからず、自分がいったい今どこにいるのかわからないし、なんなら、何をしているのかすらわからなくなってくる……。 分娩室のすぐ横の処置室へ運ばれ、夕飯が配膳された。 どうしようもない絶望感を抱えながら、それを食べていると、最後のひとりの分娩が達成された。 朝集まった妊婦は、自分以外全員出産が終わったのだ。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年03月18日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近! 点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、担当医に「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」と言われ……?! 言っている意味がわからずポカーン……。 「このまま頑張ってもこの調子だと夜中のお産になる。18時過ぎると深夜料金が上乗せされるし、1日頑張って体力も落ちているから、今このまま続けて待つより一旦休んで、夜中自力でお産が始まったらそれはそれでいいけど、陣痛促進剤は朝また再開したほうがいいと思う」 と宣告されたのでした……。 えーーー!!!今日産まれないのーーー!? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年03月16日んぎまむさん、いよいよ無痛分娩にて出産間近!点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよかと思いきや?! そこからまた数時間が経ち、日も暮れて来たとき、数時間ごとの様子見と、いざお産のときにしか来ない担当医がやってきた。 「ん~、まだ8cmかぁ……」 そして、思ってもいなかったことを告げられました。 「いったん陣痛促進剤休んで、また明日朝からチャレンジする?」????? 医師の衝撃発言に、んぎまむさんは……!? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年03月11日一生に数回あるかという貴重なお産。自分にあった環境でなるべく穏やかに出産したいもの。最近は「どんなお産にしたいか?」という理想のお産を尋ねられ、なるべく意向に沿った出産をさせてくれるという産院が増えました。出産を控えたママさんたちが思うのは、どんな出産になるのか…ということ。今回は、わたしのバースプランについて、思い通りにできたこと&できなかったことを、お話します。バースプランってどんな内容?私の場合は、妊娠8〜9ヶ月頃に産院からアンケート用紙が配られ、バースプランを聞かれました。内容は・陣痛室、分娩室の雰囲気・立会や面会・出産への正直な気持ち・産後の授乳の方法や育児方針・その他要望など。回答を書く欄が大きかったので思ってることをしっかり伝えられました。このアンケートによって、出産を目前にして、一度しっかりと自分のお産について考えるように。このようなアンケートが事前にされない病院は、看護師さんなどに「バースプランを提出していいですか?」と相談してみるのもいいかも。どのようなお産ができるのか、自分がどんなお産を希望しているのかを、出産する産院と「擦り合わせ」するよい機会になりました。わたしの場合、こんなことを書きましたまず陣痛室、分娩室の雰囲気。私は陣痛中に好きな音楽が聞きたかったので、CDをかけたいと書くと、「プレーヤーはあるので、CDを持ってきてくれれば大丈夫です」とのこと。しかし実際は、陣痛が痛すぎて音楽すらすんなり入ってこずイライラ(笑)。かけてもらった音楽はすぐに消してもらいました。いくら好きな音楽とは言え、JPOPやロックでなく、気持ちが穏やかになれるヒーリングミュージックなどなら少しは聴けたかも…といまになって思います。初めてのお産で、なにもかも勝手がわからないということも伝えたら、出産の流れやどんなものを用意すると便利か、なども丁寧に教えてもらえました。痛みを軽減させるためのテニスボールは、病院で貸してもらえるなどの情報も!他にも、簡易ベッドやソファの有無など、設備面についても聞いておくといいと思います。実際の陣痛室や分娩室などを見せてもらえる産院もあるので、事前に見ておけば出産当日の想像がつきやすいと思います。次に立会や面会。余裕のない姿を見られたくなかったり、気を遣うから長居してほしくない…などという気持ちはおかしなことではありません。特に立会は、すごい格好で苦しんでる中、想定外の人に勝手に入ってこられたりしたらと思うとゾッとするので、事前に誰が入ってくるのか決めて伝えておくと◎。面会についても、産後すぐは身体のあちこちが痛く、疲れ切っている状態なので無理は禁物です。制限があるということにしたり看護師さんからも伝えてもらうようにすれば、角を立てずにコントロールできますので、立会や面会については事前によく考え、伝えておくことをオススメします。私の場合、私が直接アポをとった人以外がもしきたらお断りしてもらうよう伝えておきました。実際に出産後貧血になってしまい、誰かに会えるような気分ではなかったので正解でした。また出産への正直な気持ちとして、「痛みが怖い、不安」という面があることも伝えました。産院として万全な体制を整えていることを説明してもらい、少し気持ちが落ち着きました。ネットで怖い助産師さんの話を見て怖気づいていたので、「その時がきたら、なるべく優しく声掛けしてもらいたい」という要望も伝えておきました。産後のこともきちんと確認を産後の授乳の方法や育児方針についても、大切なことなのでどうしたいか考えておきたいですよね。授乳も完全母乳でいきたいのか、無理せずミルクも使いたいのか…など看護師さんと相談して共有しておきました。私の場合なるべく母乳を直接あげたかったけれど、息子がうまく直飲みできなかったので、搾乳して哺乳瓶であげるという形になりました。入院中に看護師さんと相談しながら自分や赤ちゃんに合った方法を考えていくのは一番良いことなのかもしれませんが、事前に伝えておいたことで、産後休んでる時に看護師さんがミルクをあげられたなども「え?」という事態が起こらずに済んで良かったと思います。こんなことも、リクエストしていいの?その他の項目では、「実際の胎盤が見てみたい!」と書いたら、産後に看護師さんがそれはそれは立派な胎盤を部屋まで持ってきてくれました。すごく、新鮮そうでびっくり。ここから息子に栄養を送っていたのかと思うと感慨深いものがあり、記念に写真を撮っておきました!医療行為もあり、すべての希望が通るかは別ですが、「へその緒を旦那さんに切らせたい」など希望する方もいるそう。出産が特別な思い出になるように、気になることはどんな小さなことでも伝えてみるのがよいと思います。また、私はバースプランでは書かなかったのですが、産後すぐにママのところに赤ちゃんを連れてきて授乳させるという「カンガルーケア」をやってくれました。母子の絆を深めたり、母乳育児に入りやすくする効果があるとか…。何より、生まれたての我が子を連れてきてくれたのはすごく嬉しかったです。絶対に希望するという方は先に伝えておいてくださいね。全て思い通りにいかなくても…、お産は素晴らしい体験!バースプランの希望は、病院の方針によっては通らないこともあります。私は出産中の写真を撮りたいと言ったのですが、医療行為中なのでNGとされてしまいました。真剣に仕事をしているお医者様や助産師さんの気が散らせてしまうかもしれないし、「赤ちゃんが出てきたらたくさん撮ろう」と思うことに。それに出産はママにとっても赤ちゃんにとっても命がけの行為。すべての希望が思い通りにいくなんてできませんよね。理想のお産でなくても、本当に感動する素晴らしいもの。なるべくママの理想に近づけてくれるよう、こちらからも産院と出産についての話を重ね、思い描くバースプランを話し合えれば後悔がないと思います。バースプランの内容はともかく、お医者さんや看護師さんを心から信頼し、その日を臨むのが一番大事なことなのかも。今妊娠中のママさんたちは、出産について色々考えたりリサーチしたり…。出産がどのように進むか、期待と不安でいっぱいな方は、ぜひ「バースプラン」を考えてみて。どんなお産であれ、子どもと出会えた喜びは変え難いもの。最高の時間を過ごせることを祈っています♪
2019年03月11日こんにちは!1歳の息子を育ててます、おもちです。初めての出産は本当〜に不安だらけですよね。今回は私の帝王切開での出産体験談をお話します。予定日過ぎても産まれる気配無し!?まずは錠剤の陣痛促進剤を飲み始め、強めの生理痛くらいの痛みが出始めました。3日目には10〜5分間隔になることも。…しかし本陣痛に繋がることはなく、モヤモヤとした時間が過ぎて行きました。促進剤による陣痛。そして決断!錠剤ではそれほど効果が出なかったので、点滴の陣痛促進剤にもチャレンジ。すると…信じられないレベルの痛みが!!!「早く陣痛来ーい!もっと痛くなれ〜!」とか思ってた時がもはや懐かしい…。拷問のような痛み(腰を砕かれ、お腹をねじり取られるような感じ!)にただただ耐えました。というか耐えられず絶叫しまくりでした。え?こんなに産まれないもん?これだけ耐えて耐えて、子宮口まだ4cmってどゆことーー!?(涙)痛みで食事もまともに取れず、眠れず、気力も体力も尽きていた私は帝王切開を選んだのでした。145cmの出産実は帝王切開を選んだのには他にも理由があります。以前から、下から産み始めたとしてももし骨盤を通らなければ緊急手術になると言われていました。予定日から時間も経っているし、赤ちゃんはさらに大きくなっているかも…ということもあり、先生からも「帝王切開にする」という選択肢も出されていました。帝王切開ってどんな感じ?でもでもでも!人生初めての手術…どんなことをするの?痛いの??さらに子供の命がかかっているとなれば不安は膨らむばかりですよね。実際、こんな流れでした!感想は一言で言うなら「あっと言う間」!術前のたくさんの不安は、我が子の顔をみた瞬間に吹き飛びました。不安も喜びも、全てが思い出。手術のリスク、術後の傷の痛みなどはもちろんありますが、不安になりすぎる必要はないと思います。できるだけリラックスして、お腹の赤ちゃんやご家族の皆さんと共に幸せな出産になりますように!ちなみに先生からは「思ったより赤ちゃん大きかったから、子宮口開いてても帝王切開になってたかもね!」と言われました(笑)終わり良ければすべて良し!☆●ライター/おもち
2019年01月22日こんにちは。こじめです。今回は未知なる陣痛や分娩の痛みに不安を抱えているプレママさん達に、私が救われた助産師さんの「ある言葉」を贈りたいと思います。初めての出産って本当に全てが未知ですから、どのくらい痛いのか想像もつかないんですよね。実際に鼻からスイカが出てこれる訳が無いけど、出産経験者はみんな「ああそうそう、まさにそんな感じ」と口を揃えて言いますし…。お腹が大きくなり胎動が激しくなってくると、今まで以上にお腹の赤ちゃんの存在を感じられて幸せですよね。それと同時に襲い来る不安、不安、超不安……そんな時参加した初産婦向けの母親学級で、助産師さんの言葉を聞いて愕然としました。助産師さんの言葉は以下のようなものでした。「皆さん出産を控えて、どれくらい痛いのかと不安に思われてると思います。でも言ってしまえば、お母さんが痛いのは子宮だけですよ。まぁ腰も痛みますけど、それだって人体のほんの数ヶ所痛いだけです。でも赤ちゃんは全身ですよ?想像してみてください、ご自分が全身余すところなくギュウギュウに締め付けられながら何時間も耐えて、出てくる時はものすごい力で押し出されるんです。それを皆さんのお腹の中に入るくらい小さな赤ちゃんが耐えながら、頑張って産まれてくるんですよ。痛いのはお母さんだけじゃないどころか、むしろ赤ちゃんの方が痛い思いをするんです。そう思えば、どんなに痛くて過酷な出産も乗り切れそうですよね?」モチベーションの維持は大事私自身の出産の時で言うと「赤ちゃんの方が痛い思いをしている」という情報は、モチベーションを保つ上でとても重要でした。その言葉があったからこそ、一緒に頑張っていると思えたからこそ、ほとんど取り乱さずに出産を終えることが出来ました!勿論赤ちゃん本人にインタビューした訳じゃないでしょうから、真否は不明ですが(笑)それでもその言葉が無ければ、暴れ回って泣き叫んでいたと思います。エール!!まぁそうはいっても、陣痛は本当に生理痛の100倍(当社比)でしたし、分娩は鼻からスイカだし毛穴からミカンでした。そして今回の記事に関しては、自然分娩予定のプレママさんに向けて書かせて頂きましたが……正直!自然分娩だろうが帝王切開だろうが無痛分娩だろうが、痛いものは痛いんです!特に私は手術をした経験が無いので、帝王切開が未知すぎて本当に怖くて仕方ありません。帝王切開を乗り越えたお母さん達、すごいと思う。それぞれ痛みを伴う出産方法ですが、しかし一度腹を括れば女は強いものです。陣痛が来ればもう産むしかなくて、「ちょっとしんどいから一旦やめて明日また頑張るわ……」なんて事は出来ません(笑)今は不安でも、その時になれば必ず乗り越えられます!それに痛みの先にある我が子との対面は、何物にも代えられない一生の思い出。プレママの皆様が無事に痛みを乗り越えて、可愛い可愛い赤ちゃんと感動のご対面が出来る事をお祈りしております!●イラストライター/こじめ
2019年01月18日