【ママからのご相談】今2人目を妊娠中で、もうすぐ8か月になります。上の子は3歳です。出産のときは、上の子を私の実家に預ける予定になっていますが、夜に私と離れて過ごすのは子どもにとって初めての経験です。なんとか早く産んで上の子のもとに戻ってあげたいと思うのですが、1人目を産んだときは難産で、出産までにも数日かかったくらいでした。安産になるためにできることって何があるのでしょうか。●A. 動いたり、気持ちを落ち着かせたり。無理のない範囲で試してください。ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。「まずは生まれてくる赤ちゃんのことだけを考えて」と言われることも多いと思います。しかし、どうしても寂しい気持ちになっているであろう上の子のことを考えてしまいますよね。では安産のために、今からできることって何があるのでしょうか。●安産になるために私が実践していたこと3つそもそも、安産の定義は人によってさまざまです。“早く生まれること”に重きを置く人がいれば、“痛みが少ない”ことを重視する人も。もちろん陣痛から出産までの時間がそれほどかからず痛みが少なかったとしても、母子ともに健康でなければ安産とは言えない ですよね。上の子のためにと考えるのであれば、母子ともに健康で母体の回復が早く、なおかつ陣痛が始まってから早く生まれてくるというのが、安産の条件になるかと思います。妊娠後期の今からでも安産のためにできることをまとめてみました。●(1)会陰を伸ばす運動をする私が第一子を産んだときは会陰切開をしましたが、第二子出産のときは切らずにそのまま生まれてきました。切ってしまうと、産後の回復が遅くなってしまいますよね。トイレに行くたびに痛いし、立ったり座ったりするのも一苦労。上の子はすぐに抱っこをせがみますし、そのたびに会陰が痛む……。会陰を伸ばすために有効なのは、蹲踞(そんきょ)のポーズ。おすもうさんが土俵でシコを踏む前にしているあの体勢 です。お腹が大きくなっているので倒れそうになる場合はそのままお尻を床につけて、あぐらに似た形で左右の足の裏を合わせるのも有効です。●(2)骨盤体操を行う枚方市の鍼灸接骨院で“お産時間をできる限り少なくする方法”として紹介されているのが骨盤体操。方法は、以下の2通り。【足首回し】足を前に伸ばして座り、大きく円を描くように足首を動かします。ポイントは、足首だけではなく股関節から動いていると意識すること 。5周回したら次は反対に5周。【おしりふりふり体操】四つん這いの姿勢になり、息を吐きながらおしりを左右にふります。右にふっているときは右のおしりをのぞきこむように。左にふっているときは左のおしりをのぞきこむように。ゆっくりと左右5回ずつ行います。●(3)陣痛が来て病院に着いたらとにかく歩く第一子出産時は、陣痛から出産まで数十時間。でも第二子出産時は、陣痛から出産まで2時間。私の2回の出産経験で違ったのは、陣痛が来てから行った病院での運動量 です。2人目の出産のときは、陣痛の合間にベッドの周りをぐるぐる。陣痛が来て立っていられなくなったらベッドに寝込む。遠のいたらまたベッドの周りを歩く。我慢できなくなるまで続けていたら、すぐにお産でした。「陣痛の合間に動くと赤ちゃんが下に降りてくる」ということを聞くことがあると思いますが、これはかなり効果があったと実感しています。●みんなは安産のために何をしてる? ママたちが実践した安産のコツ上記は私が試していた方法ですが、他のママたちはどんな安産のための方法を試しているのでしょうか。ミキハウス子育て総研の調査によると、・塩分を控える、カロリーを控えるなどの食事制限・ウォーキング、エクササイズなどの運動・出産時のイメージトレーニングなどをはじめとして、・呼吸法の練習・クラシックやソフロロジーなどの気分が落ち着く音楽を聞く・拭き掃除などの家事をがんばった・草むしりやトイレ掃除などを行ったなど、気持ちを落ち着かせたり、いつもよりも家事の行動量を増やしたりといったことをしているようです。●2人目の出産は上の子の試練の時! 成長した顔が見られる一度経験していても、出産前はやっぱり怖いですよね。上の子のことも心配だし、今から生まれてくる赤ちゃんが元気に生まれてくるかどうかも心配。ママは気になることでいっぱいです。2人目の出産は、上の子にとっては初めての試練 です。きっとさみしいし戸惑うし、不安にもなるけど、それでも少したくましくなった姿を見ることができます。あまり無理はせず、できることからはじめてみてください。【参考リンク】・出産準備 | レディース鍼灸リブレ()●ライター/マフィー(ママライター)
2016年04月04日おしるし・破水・陣痛妊娠36~39週頃の臨月になると、ママの体では出産準備がはじまります。この時期には、赤ちゃんが産まれてくるための様々なサインが現れますが、個人差によるため必ず起こるとは限りません。・おしるし血の混じった状態のおりものを指します。出産に向け、赤ちゃんが産まれてくるための子宮口が開き始めた出産兆候です。子宮が収縮し、赤ちゃんを包んでいる卵膜が剥がれることで出た血液が、粘液と混じって出てくることで現れます。・破水赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が流出することを破水といいます。おしるし後や陣痛後、子宮口が全開する前後や分娩台の上など、出産につながる兆候として突然起こります。また破水がなく、陣痛を迎える場合もあります。・陣痛赤ちゃんをママの体外に押し出すために、子宮が収縮することです。個人差はありますが、次第に痛みが増し、間隔も狭まります。おしるしや破水がなくても陣痛は発生します。おしるし・破水・陣痛がある時期おしるし・陣痛・破水は、一般的には妊娠36~40週に発生します。すべてが必ず起こるものではなく、ママの体質や体調、妊娠状態により異なりますが、陣痛は必ず発生します。また破水に関しては、妊娠37週以降の破水は陣痛が始まりお産となりますが、24時間以内に陣痛が始まらない時は陣痛誘発剤を使うこともあります。37週未満で破水した場合は、赤ちゃんがお腹の中に留まって成長できるように入院し、安静状態でお産に備えます。おしるし・破水・陣痛の症状・おしるしの症状おしるしは個人差が大きく、出血の量や色味、粘り気の有無などで状態が異なります。回数も1回から1週間くらいかけて毎日など、差があることが特徴です。またおしるし自体がない場合もあります。・破水の症状羊水は匂いがやや生臭く、透明・黄緑・黄色味をもち、粘り気がないと言われます。自分の意思で止められないことも特徴です。一般的には、赤ちゃんを包んでいる卵膜の下部が破れ羊水が出ることを破水と呼びます。陣痛前に破水することを前期破水、子宮口が全開になる前に破水することを早期破水と呼びます。破水がなく子宮口が全開になった場合は、分娩台の上で分娩医が安全に破水させることもあります。いずれも羊水が勢いよく出る点が特徴です。また子宮卵膜の上部が破れたことによる破水を高位破水と呼び、少量の羊水が継続的に流れる点が特徴です。・陣痛の症状下腹部から膣を周辺に、子宮が強い収縮を繰り返すことで痛みが発生します。痛みは規則的な間隔で訪れることが多く、2~3時間程度の間隔から始まり、5~10分程度、3~4分程度と間隔を縮めて継続的に発生します。人によっては間隔が規則的ではないままお産を迎える場合もあります。また子宮の収縮に伴い、腹痛や腰痛、背中の痛みや突っ張りなどといった症状も同時に起こります。おしるし・破水・陣痛が起きたら?おしるしの場合は慌てずに様子を見て、妊婦健診時に健診医に伝えましょう。破水は、産道を経由して子宮内に雑菌が入り込みやすくなり、赤ちゃんが感染症を引き起こす可能性があります。「もしかして破水?」と思ったら、必ず分娩施設に連絡し、指示を仰ぎましょう。その際、シャワーや入浴は控えることも大切です。陣痛は、痛みや間隔が徐々に消えていくなら前駆陣痛ですが、継続的に続き、痛みが増していくなら本陣痛である可能性があります。痛みや発生する間隔をメモしておきましょう。おしるし・破水・陣痛の受診の目安おしるしは、健診施設や分娩施設での受診は特に必要ありませんが、水様性の場合は破水しているかもしれませんから、分娩施設に連絡を。また出血量が多い時やいつもと違う症状を伴う時は受診が必要です。破水は出産が始まるサインであることが多いため、赤ちゃんへの細菌感染を防ぐためにも、すぐに分娩施設へ連絡しましょう。陣痛は、初産婦の場合は痛みの間隔が5~10分間隔の時点で、分娩施設へ連絡しましょう。ただし経産婦の場合は陣痛開始から分娩へ進むスピードが速い場合があります。事前に主治医へ相談し、「○分間隔になったら連絡を」といった取り決めがあったほうが安心です。
2016年04月04日お産には陣痛が必要ですが、産前の子宮収縮によって、痛みが不規則に起こる前駆陣痛が発生します。実際のお産につながる本陣痛とは別物で、医学的には偽陣痛と呼ばれています。お産に備え、赤ちゃんが骨盤のほうに下がるため、その振動や子宮収縮でお腹の張りや痛みを覚えることが原因で起こります。個人差はありますが、腰痛や胎動も同時に感じる人が多いようです。本陣痛の予行練習と捉えると良いでしょう。痛みの程度でいえば張りの間隔が一定ではなかったり、感覚がそれほど強くなかったり、また痛みが徐々に収まったりする場合は前駆陣痛である可能性が高いといえます。一方で、弱くても痛みが続いたり徐々に痛みが強くなる場合は、微弱陣痛と呼ばれる陣痛の弱い本陣痛である可能性もあります。微弱陣痛は周期の長さや陣痛の強さが不足していることで、子宮口が上手に開かないと起こります。痛みが長く続いたり、痛みの間隔が一定であれば本陣痛というものではありません。発生した陣痛がどのようなものなのかは、子宮口の開きや痛みの強さ、周期を圧力計などで測定し、分娩医が総合的に判断するものです。気になる場合は早めに分娩施設に尋ね、助産師や分娩医の指示を仰ぎましょう。前駆陣痛が始まる時期前駆陣痛は妊娠36週頃に起きはじめ、お産直前まで続きます。いつお産を迎えてもよい時期であるため入院準備を済ませておくことをおすすめしますが、前駆陣痛が起こる時と実際のお産日は特に関係ありません。また「前駆陣痛が重いと、本陣痛も重く難産になる」という俗説を聞くことがありますが、医学的な根拠はありません。前駆陣痛の症状前駆陣痛の症状は赤ちゃんの動きにより引き起こされるものであるため、個人差があり、痛みの間隔や強弱も異なります。例えば次のような症状があげられるものの、人によっては生理痛のように感じたり、前駆陣痛に気付かないこともあるようです。・腹痛・下腹部痛・腰痛・下痢のときのような痛み・生理痛のような痛み・骨盤周辺の痛み・今までに強い痛みを感じたことがない部位に感じる痛み・一定間隔で痛みがあるが、徐々に収まる・不定期間隔で痛みがあり、徐々に収まる・お腹が強く張って固くなるが、徐々に収まる前駆陣痛はお産準備症状であるため、避ける必要は特にありません。起きた場合はなるべく安静にして、痛みの強さや周期を測ると本陣痛との差が分かり、安心につながります。痛み周期が規則的で徐々に狭まり、痛みも強くなるなど、計測内容によって本陣痛が予想される場合もありますので、自己判断せずに分娩施設へ問い合わせ、助産師や分娩医の判断を仰ぎましょう。 本陣痛との違い本陣痛との違いは、痛み周期の規則性があるかどうかだと言われます。本陣痛の目安として、初めに2~3時間程度だった痛みの間隔が、徐々に5~10分間隔に狭まり、赤ちゃんが産道付近まで下がりきると3~5分間隔と規則的に変化する場合が多いと言われます。とは言え、本陣痛でも痛み周期に規則性がなく、不規則のままお産するケースもあるようです。前駆陣痛?それとも? 受診の目安痛みやお腹の張りが伴うため不安を感じることもありますが、前駆陣痛はお産準備症状であり、基本的には異常を示すものではありません。とは言え、無事に赤ちゃんをお産するまで自己判断は危険です。以下のような症状がある場合、トラブルを伴っている可能性も考えられます。速やかに分娩施設に連絡し、助産師や分娩医の判断を仰ぎましょう。・規則的な痛みが続き、痛みが徐々に強くなる本陣痛の可能性があります。分娩施設を受診し、家族に連絡してお産準備を整えましょう。今まで感じたことがないような強い痛みが突然起きたり、激痛が止まないなど異常だと感じられる痛みが発生した場合は、赤ちゃんの健康が害されていたり、子宮内外で何らかの異変が起きたサインという可能性があります。・お腹の張りが規則的に訪れ、徐々に強くなる本陣痛の可能性があります。分娩施設を受診し、家族に連絡してお産準備を整えましょう。今まで感じたことがないようなお腹の張りや、異常だと感じられる固さがあったりする場合、赤ちゃんの健康が害されていたり、子宮内外で何らかの異変が起きたサインという可能性もあります。・おしるしがあったおしるし(血の混ざった、ピンク色のおりもの)があった場合は、子宮口が開き始めている証拠です。前駆陣痛だと思われる症状が発生した前後であれば、さらに本陣痛である可能性が高くなります。すぐに分娩施設を受診しましょう。・破水があった前駆陣痛だと思われる症状が発生した前後に破水が起きた場合は、羊膜が破れたことで空気中の雑菌が産道を介して赤ちゃんに到達しやすくなり、赤ちゃんが感染症にかかる可能性が高まります。場合によっては本陣痛の症状がなくても陣痛誘発剤などで早急にお産する必要があるため、すぐに分娩施設を受診しましょう。特に逆子といわれている場合は、救急車を呼び、直ちに受診しましょう。・赤ちゃんの動き(胎動)が感じられない胎動は分娩台の上に上がってからも続きます。赤ちゃんが動いている気配が感じられなくなった場合や、普段より動きが少ない時は、赤ちゃんの健康が害されたり、子宮内外で何らかの異変が起きたたサインという可能性があります。すぐに分娩施設を受診しましょう。分娩施設は24時間365日開いており、ママと赤ちゃんが健やかなお産ができるよう待機しています。症状が現れていなくても、不安な点があれば速やかに分娩施設に連絡し、相談をするように心がけましょう。
2016年04月04日妊娠経過の中で、妊婦さんは体のあちこちに痛みを感じることがあります。まず代表的なものは腹痛ですが、下腹部が締め付けられる、引っ張られる、キュッと感じる、といった痛みの場合は、子宮が大きくなるために、周囲を圧迫し、それで生じる痛みと考えられます。足のつけ根のあたりがひきつるように感じる、下腹部がつっぱるといった、つるような痛みの場合、子宮をささえている靱帯が、急激な伸びに悲鳴をあげている状態と考えられます。いずれも正常な妊娠経過の痛みですので、安静に過ごして様子を見ましょう。ただし、激痛や出血を伴う下腹部の痛みの場合は、危険信号。子宮外妊娠や絨毛膜下血腫といったトラブルを疑う必要があります。我慢せず医師の診断を受けましょう。また、おなかの上の方が痛いの場合、つわりによる胃炎という場合も。妊娠初期には、頭痛が起きることもあります。これは、ホルモンの変化による偏頭痛でつわりの一種と考えられます。頭痛持ちではなかったのに頭痛がでる人もいるし、逆に偏頭痛持ちだったのに、妊娠したら治ったということも。また、妊娠期には、鉄欠乏性貧血が原因で、頭痛が起こることもあります。また、腰痛も妊婦さんに起こりやすいマイナートラブル。これまで腰痛がなかった人でも、妊娠すると子宮が大きくなることで、骨盤内の充血が起こるために、腰痛が起こりやすくなります。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期には、あちこちに痛みを生じることがあります。まずは腹痛ですが、下腹部が締め付けられる、引っ張られる、キュッとくる…という痛みの場合は、大きくなりはじめた子宮が、周囲を圧迫するために生じる痛みと考えられます。足のつけ根のあたりがつれる、下腹部がつれる…といった、つるような痛みの場合、子宮をささえている靱帯が、急激な伸びに悲鳴をあげている、けいれんを起こしていると考えられます。いずれも正常な妊娠経過の痛みですので、安静に過ごして様子を見ましょう。激痛や出血を伴う下腹部の痛みの場合は、危険信号。子宮外妊娠(異所性妊娠)や絨毛膜下血腫といった、なんらかのトラブルを疑う必要があります。また、おなかの上の方の痛みの場合、つわりによって生じた胃炎という場合があります。そして妊娠初期には頭痛が起きることもあり、これは、ホルモンの変化による偏頭痛が多く、頭痛持ちではなかったのに頭痛がでる人もいるし、逆に偏頭痛持ちだったのに、妊娠したら治ったという人もいて、個体差があります。更に妊娠初期には、鉄欠乏性貧血でも頭痛になることがあります。また、今まで腰痛がなかった人でも、妊娠初期には子宮が大きくなりはじめ、骨盤内の充血が起こるために、腰痛が起こりやすくなります。みんなどうだった? 妊娠初期の「痛み」の体験談・8週から19週頃まで頻繁にお腹の張りを感じました。お腹が張ってくると真っ直ぐに立てなくて、「く」の字に曲がった状態になるのです。無理に伸ばそうとすると、お腹が張り破けるような痛みがありました。・お腹がよく張っていたので、子宮全体がキューっと突っ張るような感じで弱い痛みがありました。・お腹と腰に鈍痛があり、生理痛のような、下痢のような痛みがありました。・お腹の右側が突っ張るような痛みがありました。・お腹の下の方に、鈍い痛みがありました。・お腹の下の方に、針で刺されるようなチクチクした痛みがありました。・お腹の真ん中がパンパンになって、はちきれそうで苦しい痛みでした。・お腹の中心(おへそのあたり)に、生理痛のような痛みがありました。・お腹の張りと、筋肉痛のような、便秘でお腹が痛い時のような痛みがありました。・お腹よりも背中や腰、お尻の辺りに痛みを感じることの方が多かったです。・お腹全体がゴロゴロして、下痢の痛みなのか妊娠によるものか区別がつきませんでした。・おへそのあたりに、お腹を壊したような痛みがありました。・おへそがキューッとするような痛みを感じました。・妊娠中におへその左側がひきつるような痛みが続いたことがありました。・おへその周りで引っ張られるような痛みがありました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に感じる痛みのうち、代表的なものは腹痛です。激痛がしたり、出血を伴う下腹部の痛みの場合は、常位胎盤早期剥離や切迫早産などのトラブルを疑う必要があります。健診のタイミングでなくても、至急、お医者さんにかかるようにしましょう。一方、以下のような腹痛は、正常な妊娠経過に伴って起こるものですので、あまり心配はいりません。まず、下腹部が締め付けられるように感じる、引っ張られて感じる、キュッという感じの痛みであれば、子宮が大きくなるために、周囲を圧迫して生じる痛みと考えられます。下腹部や足のつけ根のあたりがつるような痛みの場合、子宮をささえている靱帯が急に伸びたための痛みと考えられます。いずれも正常な妊娠経過に伴って起こる痛みだと考えられます。また、胃炎である場合にはお腹の上の方が痛くなります。妊娠中は消化器官の動きが悪くなるため、ムカムカしたり、胃酸の分泌異常をおこしたりして、胃が痛むケースが考えられます。みんなどうだった? 妊娠中期の「痛み」の体験談・6ヶ月くらいの頃、明け方にお腹がバスケットボールのようにカチカチになり、痛みと息苦しさがありました。・8週から19週頃まで頻繁にお腹の張りを感じました。お腹が張ってくると真っ直ぐに立てなくて、「く」の字に曲がった状態になるのです。無理に伸ばそうとすると、お腹が張り破けるような痛みがありました。・お腹がよく張っていたので、子宮全体がキューっと突っ張るような感じで弱い痛みがありました。・お腹と腰に鈍痛があり、生理痛のような、下痢のような痛みがありました。・お腹の右側が突っ張るような痛みがありました。・お腹の下の方に、鈍い痛みがありました。・お腹の下の方に、針で刺されるようなチクチクした痛みがありました。・お腹の真ん中がパンパンになって、はちきれそうで苦しい痛みでした。・お腹の中心(おへそのあたり)に、生理痛のような痛みがありました。・お腹の張りと、筋肉痛のような、便秘でお腹が痛い時のような痛みがありました。・お腹よりも背中や腰、お尻の辺りに痛みを感じることの方が多かったです。・お腹全体がゴロゴロして、下痢の痛みなのか妊娠によるものか区別がつきませんでした。・お腹全体が硬くなって、キューっとした痛みがありました。・おへそのあたりに、お腹を壊したような痛みがありました。・おへそがキューッとするような痛みを感じました。・おへそがチクチクして、つねられるような痛みがありました。・おへそのあたりが急に張って、はちきれそうな痛みを感じました。・おへそのまわりを、針でツンツンされているような痛みがたまにありました。・おへその下あたりがギュッと痛くなりました。軽い生理痛のような痛みでした。・おへその左右横に筋肉痛のような痛みがあり、おへその下にもチクチクとした痛みがありました。・妊娠中におへその左側がひきつるような痛みが続いたことがありました。・おへその周りで引っ張られるような痛みがありました。・産院で便秘薬を貰って便秘しない様にしました。それから、妊婦さんがよく言う股関節痛や恥骨痛、腰痛なども無縁でした。多分我が家はマンションの4階で、エレベーターもないので1日数回は新聞取りや郵便取り、買い物等4階までの階段往復をするので、足腰が強くなっているのかもしれません。あと、足がむくむので、着圧の靴下を履いたり、青竹ふみなんかもして軽減に努めました。・妊婦の時はむくみやすく、恥骨が痛くて、寝てる時よく足がつりました。(34歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日初めての出産。実際に赤ちゃんを産む女性だけでなく、それを支えるパートナー、つまり男性もうろたえてしまうことが少なくないでしょう。本を読んだり、先輩パパに聞いたりしていても、いざ出産の場面になると、思っていたとおりにはいかないものです。出産自体は奥さんと赤ちゃんにまかせるしかありませんが、パパにはその「サポートをする」という重要な役割があります。そこで、出産の際、パパができるサポートについてまとめました。 何はなくとも、ママのそばにいてあげようママのそばにいてあげる。まずはこれが一番です。「そばにいても何もできないし、やることがない」と考えるかもしれませんが、初めてのことで不安なとき、「とりあえず誰かそばにいてくれ」と思った経験はないですか? 初めての出産に向かうママも、それと同じ心境です。また、「そばにいるから」と言っても、ママそっちのけでスマホや読書に夢中になるのは、その場にいないのと一緒です。「そば」というのは物理的な距離だけでなく、心の距離のことでもあります。横にいて手を握るなどして、ママに安心感を与えてあげましょう。 水分補給やマッサージ…お産の間、パパはママの専属マネージャーと思おう陣痛から出産まではフルマラソンにたとえられるほど、肉体的にもハードです。パパは、そんなマラソンランナーであるママと並走している専属マネージャーだと考えると、おのずとサポートできることが見えてくるのでは?走っていると汗をかいて、のどが渇くので、飲み物を渡してあげたり、汗をふいてあげたり。体に痛みを訴えたときは、マッサージをしてほぐしたり。疲れがたまってつらいときは励ましたり。そうしたサポートがあると、ママも無事にゴール=出産にたどり着けるはずです。 乱暴な言葉遣いも「今だけ」と思って我慢を陣痛の長さや強さには個人差があり、強い痛みが短時間にくる人もいれば、それほど強くない痛みが長時間にわたってくる人もいます。しかし、どのようなタイプの陣痛でも、産む直前はかなりの痛みが襲ってきます。そうなると、周囲に気を配る余裕などなくなってしまうもの。ママは我を忘れて、パパに向かって乱暴な言葉づかいをしてしまうことがあるかもしれません。パパはそれを聞いてびっくりしたり、イラッとしたりもするでしょうが、それは決してママの本心ではないのです。余裕のなさゆえの発言だと広い心で受け止めてあげてください。ここまで読むと、「パパは我慢してばかりだなぁ」と思うかもしれませんね。残念ながら、実際のお産自体はママと赤ちゃんに任せるしかなく、パパができることは後方支援しかありません。けれども、お産のとき、パパが支えてくれたことは、ママの心にいつまでもしっかりと残るはず。産後すぐから始まる育児を、夫婦2人で支えあっておこなっていくためにも、そのスタートとなる出産を、夫婦一緒に乗り切っていきましょう。
2016年03月29日足が痛い!と思ったとき、あなたはどこへ行きますか? 骨にヒビが入っているかもしれないなら整形外科、タコや魚の目があるなら皮膚科でしょうか? 外反母趾があるなら…果たしてどこへ? 巻き爪の痛みなら…?そんな「足」の悩みやトラブルを総合的に診てもらえる医療機関があったらいいですよね? 日本ではまだ知られていませんが、アメリカではポダイアトリー(Podiatry:足病学)という学問があり、ポダイアトリスト(Podiatrist:足病外科医)という足だけの医師がいます。実は、日本でも足専門のクリニックがあります。それは東京・表参道にある「足のクリニック 表参道」。ここでは、日本初の足の痛みや変形に特化したクリニックで、くるぶしから下の「足」のトラブルなら何でも相談できる医療機関。「日本人は、いわゆる“靴”の歴史が短いので、昔は欧米諸国に比べて足のトラブルが圧倒的に少なかったこともあり、足の専門医学がとても遅れているのだと思います。アメリカには、目が悪いから眼科、歯が痛いから歯科、と同じように足のトラブルに対しては“足科”がある。アメリカ人が日本へ来て“足科がない”と知ると、驚くんですよ。アメリカではポダイアトリーといえばとてもメジャーなんですが、悲しいことに日本では知名度が低いんです。ドクターでさえ、その言葉を知らない方もいると思います」そう教えてくれるのは、「足のクリニック 表参道」院長の桑原靖先生です。確かに、日本の辞書には、ポダイアトリーはおろか足病学という項目もありません。あのウィキペディアにすらないのです。ポダイアトリー(足病学)とはそのままズバリ、人の足についての専門医学。診察に始まり、理学療法、生体力学、薬剤の処方、特別な靴やインソール処方、手術なども含めて足に起こるさまざまなトラブルを総合的に診る医学です。桑原 靖 先生 プロフィール「足のクリニック 表参道」院長。足病学、足病外科、形成外科など。日本には足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ち、2013年、足の痛みや変形に特化したクリニックをオープン。足に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぐ。「足のクリニック 表参道」 近年多くなった足のトラブル、医師はどう対応する?日本人が、欧米人と同じようにつま先を覆う靴を履くようになったのは明治時代以降。それまでは、下駄や草履を履き、しかも家ではそれも履かなかった日本人には、足に外反母趾などのりクスを抱えていてもそれに気づかなかったことでしょう。足を締めつける靴が、さまざまな足のトラブルを表面化させるようになりました。朝から寝る直前まで靴を履く習慣のある欧米諸国で、早くから足の専門医学が発展したのはうなづけます。「日本も今では、小学生の子供でも外反母趾が多い時代。親が気づいてあげないと、そのまま成長してしまいます。幼い頃から医学的な介入で予防してあげるなど、親への教育も大切だと思っています。そのためにもやはり足専門のホームドクターが必要なんです。アメリカでは足を診る専門の医師、足病外科医の数は17,000人近くいます。そのほとんどが足専門医として開業していると言われるほど。通常の医師と同じで4年間大学で勉強した後、さらに4年間、ポダイアトリーの専門教育を受けけ、その後3年間の研修期間。それでやっと国家資格がもらえるんです。これは一般の医師免許と区別された、ポダイアトリストという医師免許。ポダイアトリストは整形外科、形成外科、外科、皮膚科、血管外科などに通じて、足の病気やトラブルについて専門的に学んだ医師だけが得られる資格なんですよ。それに対して日本では、整形外科の教科書600ページのうち、足について書いてあるのはわずか20ページほど。この差は大きいですよね」(桑原先生)桑原先生の「足のクリニック 表参道」は、アメリカのポダイアトリーの知識を元に日本で治療を行うため、必要な診療科(整形外科、形成外科、皮膚科、内科、外科、血管外科など)と連携する複数の専門医が、同クリニックに勤務する体制をとっています。これだけの医師がいるのは、患者さんが抱えているトラブルや病気がバリエーション豊かだから。外反母趾やハンマートゥなどの足の変形、足底筋膜炎、ハイアーチ、モートン病、巻き爪…他にも多種多様です。「でも、その原因はと言えばほぼ一つだけ。それは足のアライメントの異常です。顔と同じように足の骨格やそれに伴うさまざまなリスクも親から遺伝し、生活習慣や歩き方、履いている靴などがそのトラブルの悪化を助長します。また原因は骨の変形だけとは限らず、皮膚や血管、靭帯や筋肉にも関係しているんですよ」(桑原先生)寝たきり高齢者や、糖尿病で足をなくす人を減らしたい!桑原先生は、もともと形成外科医。簡単に言うと形成外科は「外観や機能の再建を行なう科」で、中でも先生の専門は「創傷治癒学」です。交通事故などによる外傷ややけど、手術などでできた皮膚の傷を治すのも専門領域。実は、先生は主に糖尿病の患者さんの足の切断、いわゆる「下肢切断」を行っていました。日本国内では毎年2万本の足が、糖尿病が原因で切断されていること知っていますか? 糖尿病の方が足を切断するようになるのに、最初はただの靴ずれや巻き爪、タコなど、ささいなことが大半の原因を占めるのだそうです。「糖尿病が重症化すると合併症で神経に障害が起き、足の感覚がなくなっていくので、進行すると痛みに気づかない。靴ずれや巻き爪になっても気づかず、放っておくと、その傷から細菌が感染して潰瘍や壊疽(えそ)を起こす。聞いたことがあるでしょう? 治療が遅れると切断につながるのです。アメリカでは糖尿病患者の下肢切断率は日本ほど高くありません。そこまで重症化する人がいないからです。日本の内科では、糖尿病になった患者さんを眼科に紹介するのですが、アメリカでは眼科に加えて足科にも紹介するのが普通なんですよ」(桑原先生)足をなくす人を減らすには、もちろん、まずは糖尿病を減らすこと。でも、放っておくと治ると思われている足のトラブルを、糖尿病になる前から早い段階できちんと治療することがとても重要です。糖尿病に由来する潰瘍や壊疽を診るドクターはたくさんいます。ただ、その要因となったタコやウオノメ、巻き爪、靴ずれ、外反母趾、水虫、足底筋膜炎などのポピュラーな病気、それと重症化した潰瘍や腫瘍まで、足をトータルに診てくれるところは本当に少ないのが現状です。「もしも、ポダイアトリー(足病学)がもっと国内に広まったら、足の切断率は確実に減ると思います。また、健康で自分の足で歩ける寿命が長くなるでしょうね。そして、寝たきりの高齢者も少なくなるはず。なぜって、転倒が減るからです。寝たきりになるお年寄りの10%は、転倒が原因と言われています。転んで骨折したことがきかっけで寝たきりになってしまうわけです。今よりもっとみなさんが足の健康を保てるようになったら、それも確実に減りますよ! 小さな足のトラブルを放っておかない。ささいなトラブルでも気軽に診てもらえるクリニックが増えたら、それも叶いますね。そのためにも、みなさんにポダイアトリーというものについて、知っておいてほしいと思います」(桑原先生)
2016年02月16日お産が始まり、病院についてからすでに10時間が経過。初産にかかる時間の平均は12時間から15時間というから、もうすぐ出て来てほしい…、我が子よ…。しかしながら、わたしの場合は、この時点で子宮口が3センチ。そのまましばらく開かず、陣痛がきてもなかなかお産が進まない…。ああ、早く産ませてくれ…。陣痛のレベルはかなり強くなっていた。まるで拷問を受けているような感覚に変化している!!お腹に時限爆弾を何個も装備して、10分置きに爆破していくような痛みだ。こんなことを言ったら世の中の妊婦さんはびびってしまうだろうが、本当なのだから仕方ない。痛みから来る体調不良。病院に着いた直後に気合いをいれるために食べた、病院食”おいしいサバの味噌煮定食”を全てリバースしてしまった!もう笑う余裕すらなくなってしまい、夫はオロオロ。夫に声をかけられても、上手に反応できなくなってしまった。疲労しすぎて声を出すこともできない。夫は何度もナースコールを押して「妻がやばそうなんです…!」と助けを呼ぶ。陣痛がくるたびに「ぎゃあああああああああああああ、はががああああああ」終盤の陣痛の痛みに耐える様子はまるで地獄絵図。あぁ、こんな想いをするなら本気で人間やめたい。 以前、もうすでに母になっている友達にも、お産の話を聞いたことはあったけれど、みんなすっかり痛みを忘れてしまっているものだから、リアルな痛みの話は産んだ直後でないと聞けないものである。わたしは、知らなかった!!!!!!!聞いてないよ! こんな激痛なんて…! 北斗晶、信じてよかったのね!?!?気づいた時にはもうすでに遅し、わたしは陣痛をなめていた!「痛い」「もうだめだ」「腹切ってくれ」分娩室が壊れるくらい大きな叫び声をあげて、最後の陣痛を迎えた。子宮口は8cmを超えている!!!!「まだ全開じゃないので、息まないでください!」助産師さんはそういうけれど、もう耐えられない…お願い! もう産ませてくれ~。痛みはMAX。そうだな、この痛みを例えると…“5分に一回交通事故に遭う感じ”だな。そうだ、まさにこれが合っている!想像を絶する痛みにどうにか耐えようと、自ら自分の右手を左手で思いっきりつねってみたり、夫に抱きつき夫の襟元を噛んで歯を食いしばってみるも、痛い!!痛い!!!汗だくの中、時計をみると、もうすでに20時間を経過している。現在23時45分 あと15分すると日を越えてしまう。「あぁ!どうしてもこどもの日にっっっ…産んでやるうううううううう!」分娩室が壊れそうなほど絶叫するも、不思議だけれど、最後はどうにでもなれ! とたくましい自分が現れて、いきんで、いきんで、ようやく…頭が出てきた!!!!!ずるんっ!!!!!!23時58分、2905gの元気な男の子が産まれた!「おぎゃっ!」5月5日、こどもの日。わたしはお母さんになった。(Boojil)つづく
2015年09月17日いつか子どもが欲しいと思っている女性は多いと思います。みなさんはどこで子どもを産みたいですか?そんなの病院に決まってる?でもこれからは、病院で産みたくても産めなくなるかもしれません。【勤務が不規則でハードらしい】産科医が不足・・・病院で産めないとは極端な言い方になりましたが、近ごろ産科医不足が深刻な問題になっていることは事実です。出産はいつ始まるか予測がつかないので、勤務時間が不規則で負担が大きいことから、産科医を希望する人が少なくなっているそうです。そんな産科医不足の解決策として注目されているのが、助産師が主導して出産させる方法です。医師が立ち会わないと聞くと不安に思うかもしれませんが、実際の出産時には助産師の方々の力がとても頼りになるそうですよ。いつか産むときの選択肢として知っておきたい、助産師による出産についてご紹介します。助産師さんにはどれくらい頼れるの?助産師は、名前の通り、妊婦の出産を助けるのがお仕事です。出産前の妊婦検診なども助産師から指導を受ける機会は多く、まさに妊婦の味方です。なかでも助産師が本領を発揮するのが、陣痛から出産までの、妊婦にとっては長く辛い時間です。助産師は母体や赤ちゃんの状況を細かくチェックしながら、出産まで導いてくれます。出産を経験した方ならわかると思いますが、出産で辛いのは、生まれる瞬間の痛みよりも長く断続的に続く陣痛の痛みです。恐らくほとんどの女性が、これまで経験した痛みのワースト1と評すであろう、陣痛。陣痛の長い苦しみを乗り切るうえで、助産師の助けは大きな励みになります。そんな陣痛の痛みを軽減するのに有効とされるのが、妊婦自身が行う呼吸法と第三者の手によるマッサージですが、熟練の助産師によるマッサージは、神の手とすがりたくなるような存在です。しかし助産師はできることが限られているため、全ての出産に対応できるわけではありません。帝王切開などを行うことはできないので、出産中の緊急対応が難しいことも事実。高齢出産が増えている現在では、まずは安全に産むことが第一なので、自分の状況をしっかり見極めたうえでの選択が求められます。院内助産という産み方助産師主導というと、助産院や自宅での出産をイメージするかもしれませんが、病院で助産師主導で産ませる「院内助産」という産み方が増えているのだとか。施設は病院ですから、医療設備が充実していることや、いざというときには医師が対応してくれる点で安心感があります。出産は女性にとって、人生の節目ともいえるビッグイベント。喜びと同時に、不安も大きいものです。後悔しない出産をするためにも、産み方について選択肢が増えることはうれしいことだと思いますが、みなさんはどう感じますか。
2015年03月09日J1ベガルタ仙台の石川直樹選手(29)の妻でタレントの茜ゆりか(28)が19日、自身のブログで第1子となる男児を出産したことを報告。石川選手と赤ちゃんの2ショット写真も掲載し、母となった喜びを伝えている。『王様のブランチ』などに出演茜ゆりかのプロフィール「いつも応援してくださる皆様へご報告です!1月18日午後3時32分に3355gの元気な男の子を無事に出産致しました」と書き出した茜は、「おしるし~破水と始まり、病院についてから徐々に陣痛が始まる…というお産でした」と出産を振り返り、「へその緒が首に2周もしていたらしく、上手に回転できず、出口の方へ下りてこられなかった様なのですが、陣痛促進剤の力も借り、小さい体で一生懸命に産まれてきてくれました」と感動をつづった。家族3人の写真も掲載し、「16時間という安産で我が子の産声を聞き、胸に抱いた時は、なんとも言いようのない幸福感でいっぱいでした。本当に親孝行な子で、石川くんの始動前に生まれて来てくれました。ありがとう」と感謝。最後は「私を励まし支えてくれた主人。この子の母にしてくれた、主人には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!そして、みなさん3人家族となった石川家をこれからも、よろしくお願いします」と結んだ。二人は2013年8月に結婚。当時、石川選手は「仙台の地で入籍できたことを幸せに思います。共に支え合いながら、より一層サッカーに集中して取り組んでいきたいと思います」と喜びの報告をしていた。茜は09年からTBS系『王様のブランチ』にリポーターとして出演。06年~11年には、J1川崎フロンターレの応援番組『SUKI!SUKI!フロンターレ』でMCを務めている。
2015年01月19日お産は女性にとってとても大切な一大行事。できるだけ、楽しく幸せなものにしたいですよね。医療の進歩で安全なお産ができるようになってきた一方で、計画分娩、麻酔(無痛)分娩のような管理されたお産が増え、救命措置としての帝王切開も増加しています。分娩の方針は施設によって違いがあり、大まかには「自然分娩を推進しているのか」「計画分娩・麻酔(無痛)分娩を推進しているのか」で分かれます。そのほか、よく聞くワードについて解説します。○自然分娩自然の陣痛が発来するのを待って分娩すること。子宮口が全開になり、赤ちゃんが誕生するまで(分娩第1期~2期)の陣痛が来ている間の医療サポートは施設によってさまざまです。出張助産師による自宅分娩や自然分娩推進のクリニックなどでは、陣痛時間はストレッチやウォーキングなどの運動をしたり、湯船につかったりしたりしながらリラックスできるように過ごします。フリースタイル分娩自然分娩において、陣痛の時間から分娩まで産婦さんが好きな体勢で過ごすこと。横を向いたままの側臥(そくが)位分娩やすわる格好の座産など、産婦さんの産みやすい体勢を探しながら分娩する方法です。水中出産自然分娩において、産婦さんがプールのような設備で、お湯につかった状態で赤ちゃんを産むこと。産婦さんの身体が緩んで産みやすいと言われていますが、衛生管理などが難しく、最近では行う施設が少なくなっています。ソフロロジー法やラマーズ法自然分娩において、以前は陣痛を乗り越えるための方法として流行していました。しかし、本質的には「リラックス」するための呼吸と精神的心構えを身につけることなので、現在では総じてリラックス法などと言われています。大切なのは深い呼吸をすることと、赤ちゃんの出てくる道である子宮と産道を広げてあげようとイメージする心構えです。最近、「ヒプノバーシング(催眠出産)」という方法も聞くことがありますが、これも、本質的には同じです。○計画分娩入院日を決めて陣痛促進剤を使って陣痛を誘発する分娩。麻酔(無痛)分娩は、計画分娩で行うことが多いです。○麻酔(無痛)分娩麻酔を使って痛みを緩和する分娩方法です。ほとんどが硬膜外という背骨の奥の場所に針を刺してチューブを入れ、麻酔薬を注入します。意識もあり、痛みが完全になくなるわけではありません。○LDR自然分娩・計画分娩に関係なく、陣痛(Labor)・分娩(Delivery)・産後の回復(Recovery)を、ひとつの部屋で行うお産のスタイル。一般的な分娩は分娩時に分娩室に移動しますが、LDRなら移動の必要がなく、比較的ストレスなく過ごせます。ただしこの設備を備えた病院は少ないのが現状です。過去の回でも解説してきたように、産婦さんには「産むチカラ」が備わっています。ホルモンで守られていることを理解し、お産が楽しかったと思えるようにしたいですね。産院の分娩方法を知っておき、よいイメージを持ってお産に臨みましょう。ただ命の誕生の場面では思いがけない事態が起こることも多く、医療介入が必要になって希望の分娩方法ができないこともあります。出産で大切なのは、母子ともに安全で、赤ちゃんが無事生まれてくること。理想のイメージにこだわりすぎず、それ以外の可能性に対しても柔軟に心の準備をしておくことが必要です。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月26日出産予定日が近くなると、いつ、どこで産気づいてしまうか分かりません。パパが傍にいる時ならよいのですが、急に破水や陣痛が来てしまったという時に、ママ1人だけだとアタフタしてしまうかもしれません。周りにサポートしてくれる人がいる場合もありますが、そうでない場合も当然あります。今回は、万が一の時にも安心できる、プレママのための役立つサービス「陣痛タクシー」について紹介しましょう! ■陣痛タクシーって何? 陣痛タクシーとは、プレママのためにタクシー会社が提供しているサービスで、24時間365日オペレーターが対応し、迅速にタクシーを配車してくれるサービスです。いつどこで陣痛が起こるか分からない不安はありますが、陣痛タクシーを利用できる環境が整っていれば、少しはそうした不安も軽減されるのではないでしょうか? ■陣痛タクシーを利用するには? 陣痛タクシーを利用するには、事前に登録が必要です。自宅(里帰り出産の場合は実家)周辺をサービス対象としているタクシー会社に、自分の情報を登録することで利用が可能になります。登録する情報は、名前や電話番号などの基本的な情報をはじめ、お迎え先の情報、出産予定の病院、担当医名、夜間利用予定の病院名など。それらを登録し、迎え先や目的地である産院に、すぐに向かってもらえるような環境を整えておきます。陣痛で痛みを我慢している時には、タクシーの乗務員に行き先を伝えるのも大変ですが、陣痛タクシーに登録をしておけば、そういう手間もなく病院に運んでもらうまで安静に過ごすことができます。■安心して利用できる理由とは? 陣痛タクシーを利用するメリットはたくさんありますが、座席のシートなどが汚れてしまった場合にもクリーニング費を請求されないこと、定期検診などの送迎にも利用できること、荷物の積み込みのお手伝いをしてくれること、特別な料金は加算されないことなどが挙げられます。もちろん登録は無料なので、この機会に住んでいる地域でサービスを提供しているタクシー会社があるかどうかをチェックして、陣痛タクシーの登録をしておきましょう。初めてのお産の場合は不安が大きいため、怖くなって救急車を呼んでしまうケースもあるようです。しかし、救急車の利用は最終手段。痛くても自分で動けるのであれば、パパや周りの助けを借りるか、タクシーで移動するかのどちらかを選択できるようにしておきましょう。判断が難しい場合は、病院に問い合わせた時に、救急車の利用が必要かどうかを確認してみたほうがよいかもしれませんね。プレママのためにできる限りのサポートをしてくれる陣痛タクシーは、たくさんの妊婦さんに利用されています。来るべき時に備えて、登録しておくとよいでしょう。
2014年09月29日鼻からスイカが出るような痛み、という例えで語られることも多い陣痛。初産の妊婦さんは来るべきその時を想像して、ドキドキしているのではないでしょうか。私は痛がりなので、陣痛がくるのがとてもこわくて、いろいろと痛みを軽くする方法を試してみました。するとその結果、なんと分娩の際も冗談が言えるくらいの余裕ができたのです。最後まで体力も残っていたのでしっかりいきむこともできて、初めてのお産とは思えないと助産師さんに褒められました。そこで今回は、私が試した陣痛を乗り越えるための方法をお伝えします。■陣痛の痛みを例えると?私が陣痛時に感じた痛みのイメージは、「ダンプカーで子宮をひかれて押しつぶされるー!」という感覚でした。冒頭の「鼻からスイカ」以外にも、人によっては「ひどい生理痛の50倍」「骨盤を両側から締め付けられる感じ」などの例えを聞きました。知人の医師は「歯を麻酔なしで全部抜歯するくらいのストレスが身体にかかるから、痛くないわけがない」と言っていました。その痛さをママは耐えられるわけですから、我ながらすごいことだと思わずにいられません。さて、痛みのイメージがなんとなくつかめたら、次はいよいよ具体的な対処法をご紹介します。■陣痛を乗り切る方法(1)お産のテーマや目標を決めるあらかじめお産のテーマや目標を決めておくと、陣痛で余裕がなくなった時にも冷静さを取り戻すことができます。たとえば、私は「出産の日は楽しくお祭りのような日にする」と決めていました。そのため、陣痛が来始めた時も、陣痛の合間で主人や助産師さんなどになるべくおもしろいことを言おう! と考えていて、そちらに意識を集中していると痛みばかりに気を取られずにすみました。また私の友人には「品良く産む、決して取り乱さない」という目標を立てた人がいました。彼女は「出産の痛みは、古代から女性が耐えて来た痛みだから静かに耐えよう」と決めた結果、叫んだりわめいたりせずに産めたそうです。おかげで体力も温存できて、安産でもあったようです。■陣痛を乗り切る方法(2)息を吐くことに集中する陣痛の痛みは、ずっと続いているわけではありません。痛い時があれば痛くない時もあります。そこで私は、痛みが強くなっている時は痛みに向き合うのではなく、とにかく呼吸に集中することで痛みをやり過ごすイメージを持ちました。どれだけ長く息が吐けるかチャレンジだ! と、息を吐きながら秒数を数えたりもしていました。痛みが強い時に力んでしまうと赤ちゃんも呼吸がしづらくなるので、しっかりと呼吸することを意識しましょう。■陣痛を乗り切る方法(3)テニスボールを当あてるよく言われている方法ですが、ちょうど良い場所に当てると本当にラクになります。私は痛みの波がきた時に、その波に合わせてテニスボールを肛門のところに押し付けてもらうと痛みを逃すことができました。タイミングと場所が大事なので、何度か試してみてください。■陣痛を乗り切る方法(4)周囲への言葉に気を使う陣痛で余裕がなくなると「◯◯してよ!」などと命令口調になったり、イライラしたりしがちです。しかし、言葉は自分に返ってきます。そこで、できるだけ優しい言葉を使ったり、笑顔をつくったりするように心がけてみましょう。「あー痛い! もういっそ切ってくれー! …って思いますよね」「違う…! そこじゃない! …んですよ、わがまま言ってすみません」など、余裕がなくなって乱暴な言葉使いになっても、最後に敬語をつけるなどしてみました。そうすると周りからも「頑張ってるね」「冷静でえらいね!」など、やさしい言葉を最後までかけてもらうことができ、やさしい雰囲気の中でお産を終えることができました。言葉の影響力は意外と大きいようです。こうしては陣痛の対処法についてまとめてみましたが、陣痛の痛みは本当に人それぞれで、中にはここに書いたような方法ではとてもじゃないけど我慢できないという痛みの方もいらっしゃると思います。でも、お産は女性だからこそ経験のできる貴重な体験。それを前にした時、ここに書いた技を思い出して、ちょっとでもラクで楽しいものにしてみてくださいね。
2014年09月14日35歳で初めての出産。いわゆる高齢出産に挑んだ筆者だったが、産前から妊娠糖尿病になりかけたり、体重コントロールに苦しんだりとそれなりに大変だった。そしていよいよやってきた出産予定日。計画出産だったので予定日の前日に入院し、次の日にはすこーんと産まれるものだと思っていた。○産後のことを考えて無痛分べんをここでこっそり告白するが、私は無痛分べんを選んだ。私たち夫婦の実家は遠方で、産後は継続的なサポートを期待できないので、産後の回復が早いといわれる無痛分べんを選んだ。入院してすぐに、背中から麻酔チューブが入れられる。「背中に麻酔!? あんなに肉がなくて痛そうなところに!?!? 」とビビる。麻酔ごときで怖がるなんて、これから出産を控えている者の発言とは思えないが。無事に麻酔チューブが入り、麻酔を効かせながら陣痛促進剤を打つ。陣痛は来ているらしいが、麻酔のおかげで全く痛みはない。この段階で、翌日の出産に何の疑いもなかったのだが、その日の夜になって「進行が遅いから、一旦麻酔を切ろう」と言われた。麻酔を切ったほうが進行が早くなるためだそうだ。○立ち合い出産で「妻を女性とみられない」麻酔が切れていくにしたがって、陣痛を感じ始める。下腹部を雑巾を絞るようにねじっているような激痛だ。初めは10分間隔だった陣痛が、夜には5分間隔になった。あまりの激痛に、「ギャー!!!」とか「ギギギ!!!」とか叫びたかった。でも妊娠中のある男性の一言が気になった。「妻の出産に立ち会ったんですけど、陣痛の時は獣かと思うようなうなり声、分べん室でもすごい叫んでいて、もう女性とは見られなくなりました」。それは困る。夫から「もう女性として見られない」なんて言われたらショックすぎて死んでしまいそうだ。なので、どんなに激痛が襲ってきても、夫に背中を向けて、歯を食いしばって声を上げずに我慢した。歯茎から出血し、口内は真っ赤になった。壁に爪を立てて必死で耐えていたので、爪が割れて指先からも出血した。夜中の出産はないとのことだったので、夫には帰宅してもらった。5分間隔でやってくる陣痛のせいで寝ることはできない。陣痛が収まって心細くなると、友達からの応援メールを見てやり過ごした。朝になり、医師の診察が始まる。あまりにグッタリしている私を見て、麻酔が再開された。あの激痛が嘘のように引いていく。しかしながら依然として進行は遅く、結果から言うと、結局予定日には産まれず、麻酔を入れたり切ったりしながら、予定日の翌日の夜に産まれた。無痛分べんを選んだのに、二晩も陣痛の激痛を味わう羽目になるとは想像もしていなかった。分べん時間は40時間越えだった。分べん室に入ってからは麻酔がマックスできいており、出産そのものは本当に無痛。出産費用は自然分べんの倍以上かかったが、産まれるその瞬間の痛みがなかっただけでもその金額を払う価値があると思った。そして出産直後は処置室に移され、産まれたばかりの我が子が運ばれてきた。なんだ、この子。無条件にかわいい。かわいい以外の言葉が浮かばないくらいにかわいい。夫と我が子を見ながら、至福の時を過ごした。しかし、徐々に麻酔が切れていく。自然分べんの方には申し訳ないが、「陣痛で痛いと言っていた私は何だったのか」と思うくらいの痛みのビッグウェーブに号泣した。痛すぎて体が震えた。看護師さんが母乳に影響しない痛み止めをくれたが、ラムネだったんじゃないの? って思うくらい意味がなかった。翌日の朝には若干痛みは治まり、病棟に移された。やっと寝られる……と思ったのもつかの間、看護師さんが「さぁ歩行訓練の時間です」とやってきた。肩をかしてもらって立ち上がるが、体中のあちこちが痛い。おまけに分べん時の出血量が多かったため、貧血でその場に倒れた。(続く)
2013年12月05日女性にとって、人生最大の大仕事ともいえる「出産」。人それぞれに苦労話があって、中には爆笑してしまうようなエピソードも。ここでは、出産経験者に聞いた面白話を紹介していく。○意味不明の自作曲が恥ずかしすぎる「私はアルコールに弱い体質。病室は赤ちゃんを守るために手に噴射して使うアルコールが充満。産後4日間完全徹夜だったのと、このアルコール効果でおかしくなってしまったようで、看護師さんが何を言っても大笑い。退院のときは、夫と義父がのっているタクシーの中で『乳首が黒い~黒乳首~♪』と訳のわからない歌を歌っていました」(44歳主婦 5歳女児)。妊娠してから乳首が黒ずんできたという女性は多く、珍しくはないけれど……。同乗していた男性がどんな気持ちでいたかを想像すると、なおさらおかしくなってくる。「女性は産後がもっとも美しいと聞いたことがあったのですが、産後に自分の顔を見たら、おばけかと思って軽く叫んでしまいました。これまでにみたこともないシワが目じりや眉間にできていて、砂かけ婆のような顔でした」(38歳会社員 9歳男児)。陣痛の痛みに必死に耐え、さらには分べん台でも顔をくしゃくしゃにしながらいきんで……。そんな苦難の連続の後、どうしたら最も美しい状態でいられるのか逆に聞きたい!!○「まだ産まないで!」帝王切開が決まっていた女性からは次のような回答が。「陣痛が10分から5分間隔になっていたのが9時。『手術室が12時にならないと空かないからお昼まで我慢ね』と、陣痛室で待機するはめに。しかし、陣痛がピークに達し、自然といきみたい感覚が。すると『我慢、我慢! まだいきんじゃダメ! 』と看護師さんに止められた」(40歳パート 9歳男児・7歳女児)。病院都合で出産時間をコントロールしようとしても、我慢できないものはできないのよっ!! と言いたくなる。結局この後、自然分娩で出産したそうな。おめでとうございます。○無痛分娩のはずが……「無痛の計画分娩のはずが帝王切開に。手術室に旦那は入れなくて、子供を取り上げた時に握りしめていたのは麻酔科のおじさん先生の手でした……」(34歳主婦 6か月男児)。「計画無痛分娩のはずが陣痛がなかなか進まず、麻酔用の管をさしたままスクワット。吸引・切開・お腹を押すなどでやっとの出産も、その瞬間に麻酔はきいていなくて"無痛"の意味なし。しかもスクワットのおかげで両足筋肉痛!!! 」(40歳フリーランス 6歳女児)無痛分娩ということで通常より費用が高額になるケースが多いが、そうまでして痛みを回避するはずが……という話は意外によく耳にする。これだけ医学が進歩していても、お産を完全にコントロールすることはできないのだ。
2013年10月24日ベネッセコーポレーションは17日、同社の妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」が発行する月刊誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」において行われた、出産と子育てについてのアンケート結果を発表した。まず、7月に行われた0カ月から1歳5カ月の乳幼児を育てている女性501名へのアンケート調査によると、陣痛時と分娩時のちらかに夫が立ち会ったという回答が80%を超えた。陣痛時と分娩時の両方に立ち会った夫は65.6%だった。次に、同じく7月に行われた、0カ月から1歳4カ月の乳幼児を育てている女性298名への「ママが赤ちゃんを連れて、ママ方の実家に帰る頻度はどのくらいか」との別アンケートでは、月に1~2回以上帰ると答えたママが52%となった。週に1~2回以上実家に帰るママだけを見ても19%となった。続けて「正直”実家に頼りすぎているかも”と思うことはあるか」と聞いたところ、39%のママが「はい」と答えた。実家にどんなことを頼っているかとの問いには「離乳食やおむつ替えなど赤ちゃんの世話」「料理や洗濯など」「食材をもらう」「相談に乗ってもらう」などが挙がった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、「器質的な痛み」(物理的にそこに変化が起き感じる痛み)に関する調査を実施した。調査期間は8月6日~8月19日、有効回答数は2,690件。「『運動器疾患等において痛みを訴える患者さんの多くが器質的な痛みによるものという印象をもっている』というアンケート結果に対して、納得できますか?」と尋ねたところ、70%の医師が「やや納得できる」と回答した。「そもそも痛みは主観的なものであるので、当人にしか分からない」、「画像所見と疼痛(とうつう)の原因が必ずしも一致しない例も多い」といったコメントが見られる。「とても納得できる」と回答した人は15%。「実際臨床上の経験とほぼ合致する」、「非器質的疼痛は少ない」という声があがっている。「あまり納得できない」と回答した人は12%。「器質的変化が確認できてもそれが痛みの原因かは別」、「精神的な要因による疼痛も多く経験している」という意見がある一方、「もう少し器質的な原因が多いと感じる」という声もあった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日タクシー都内最大手の日本交通は、母の日である5月13日に「陣痛タクシー」と名付けた、妊婦を対象とした新しいタクシーサービスの提供を開始する。「陣痛タクシー」は、「お迎え場所・かかりつけ病院・出産予定日」などを事前に同社ホームページ上から登録することで、日頃の通院時はもとより、陣痛時も「慌てず・簡単に」タクシーを呼ぶことができるサービス。同サービスでは、助産師による「妊産婦搬送時の注意事項と対応」と題した講習会を全乗務員に実施。いざという時にも、陣痛・出産の基礎知識を持った乗務員が、慌てず焦らずに対応することができる。メーター料金の他にお迎え料金400円がかかること以外は、通常のタクシー料金で利用可能。5月8日より「陣痛タクシー登録サービス」ページを開設、ページ内に登録フォームや問い合わせフォームを用意している。登録は無料で、通院以外での利用も可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日腕や足に痛みを感じるようになり、痛みのある範囲を一生懸命さすってみたり、湿布を貼(は)ってみたりするものの、一向に改善されず、痛みが気になる日々が続くといったケースがあります。こうしたことは、決して少なくないのですが、慢性症状だからといって、我慢しながら様子をみている人も多いようです。なかなか回復しない原因のひとつに、痛い部位には原因が無いことが挙げられます。つまり、痛い部位に原因があると思いがちですが、実際に悪くなっているのは、痛い部位とは離れた部位であるため、痛みを感じるところに処置をしても、なかなか回復しないのです。これは、トリガーポイントと呼ばれ、筋肉の過度な緊張が続くことで、筋肉に硬いしこりのようなものができます。トリガーポイントは、動かずじっとしていても痛むもの、体を動かすと痛むもの、筋肉を押した時に痛みを出すものがあります。就寝時に痛むこともあり、そうなると安眠が妨げられてしまい、心身の疲労も解消されにくくなります。例えば、肩こりを感じやすい筋肉にトリガーポイントができた場合、頭痛や目、顔の痛みとして感じることがあります。トリガーポイントは、自覚のないまま、いつのまにかできていることが多く、パソコン作業などのデスクワークを毎日こなしているような、日々の負荷によって、生じることもあります。■トリガーポイントを誘発する要因は?1.筋肉に慢性的な負担がかかり続け、筋肉が疲労してしまう2.急激に筋肉に負担がかかった場合3.筋肉の血流が滞り冷えている状態4.スポーツ中のけがなど、外傷による場合5.精神的な緊張が強いトリガーポイントが1カ所だけではないケースでは、痛みを生じる範囲が広く感じ、原因がなかなか見つけ出せないと、痛みによるストレスが続くことになります。もし、痛みが続くようでしたら、ペインクリニックやトリガーポイントを扱う整形外科、施術院などに相談し、早めに対処してください。(文/檜垣 暁子)■著者プロフィール檜垣 暁子(ひがきあきこ)オールアバウト肩こり・腰痛ガイドカイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。【関連リンク】【コラム】肩こり、腰痛持ちの人は要注意。必要以上に休ませるのはNGの理由【コラム】肩こりでおでこにシワが増えるのは、なぜ?【コラム】危険がいっぱい!肩こり・腰痛の正しい対処法とは?
2012年01月01日