2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の公演ビジュアルが公開された。劇団☆新感線の最新作となるいのうえ歌舞伎『バサラオ』は、「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる元・幕府の密偵の男、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、新感線は意識的に明るい作品を上演してきたが、久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークなトーンの作品となる。主演を務めるのは、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目、生誕39年を記念したサンキュー公演となる生田斗真。そして、2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也が、生田とバディを組む。また、新感線には2度目の参加となる西野七瀬、同じく新感線には3度目の出演となるりょうが、本作で果敢にアクションに挑み、生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・古田新太、そして粟根まことをはじめとする、平均年齢50代の劇団員も出演する。公開されたビジュアルでは、本作のキーモチーフでもある桜が乱れ散る中、登場人物それぞれの思惑が交差する様を美しくかつダークに描き出している。<公演情報>2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』作:中島かずき演出:いのうえひでのり【出演】生田斗真中村倫也/西野七瀬粟根まこと/りょう/古田新太右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ村木仁川原正嗣武田浩二藤家剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 寺田遥平 伊藤天馬米花剛史藤浦功一西岡寛修NaO大村真佑清水一光井上真由子松本未優樽谷笑里奈白瀧真由美さいとうえりな高森あゆな古見時夢【公演日程】福岡公演:2024年7月7日(日)~8月2日(金) 博多座東京公演:2024年8月12日(月・休)~9月26日(木) 明治座大阪公演:2024年10月5日(土)~10月17日(木) フェスティバルホール公式サイト:
2024年04月12日サンスター文具株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:吉松幸芳)は、さくらももこさん原作の『コジコジ』文具雑貨シリーズ(全15種 440円~2,640円 税10%込)を2024年3月上旬より順次発売いたします。ステーショナリーとランチグッズシリーズでの展開で、王道のコミック柄やおとな女性に向けたシンプル柄など『コジコジ』のかわいいデザインにも注目です。雑貨店・文具専門店などにて発売予定です。コジコジ文具雑貨シリーズ『コジコジ』商品ページ: 【『コジコジ』とは】コジコジさくらももこ原作の、メルヘンな世界観と大人もドキっとするような含蓄ある言葉やナンセンスなギャグが人気の「コジコジ」。アニメ放送から20年以上経った現在でも、その作品の奥深さが注目を集めています。公式Webサイト : 公式X : 公式YouTubeチャンネル: 【商品概要】シリーズ名 :『コジコジ』文具雑貨シリーズ希望小売価格:440円~2,640円(税10%込)アイテム :メモA6・8柄レターセット・セリフ付箋・ダイカットクリアファイル5P・レンチキュラーキーホルダー・プレート付ボールペン・貼ってはがせるステッカー・リバペン・レピア織ポーチ・リール付ぬいぐるみキーホルダー・ランチ巾着・抗菌4点ロックランチボックス・はし&スプーンセット・フードコンテナ2個セット・不織布ランチトートバッグ 全15種【ラインアップ】『メモA6』 全2柄 各495円(税込)『8柄レターセット』 全2柄 各660円(税込)ラインアップ1『セリフ付箋』 全4柄 各462円(税込)『ダイカットクリアファイル5P』 全2柄 各495円(税込)ラインアップ2『レンチキュラーキーホルダー』 全4柄 各792円(税込)『プレート付ボールペン』 全2柄 各715円(税込)ラインアップ3『貼ってはがせるステッカー』 全12柄 各440円(税込)『リバペン』 全2柄 各2,640(税込)ラインアップ4『レピア織ポーチ』 全2柄 各2,200円(税込)『リール付ぬいぐるみキーホルダー』 全3柄 各1,870円(税込)ラインアップ5『ランチ巾着』 全2柄 各990円(税込)『抗菌4点ロックランチボックス』 全2柄 各1,870円(税込)『はし&スプーンセット』 全2柄 各1,210円(税込)ラインアップ6『フードコンテナ2個セット』 全2柄 各1,430円(税込)『不織布ランチトートバッグ』 全2柄 各1,760円(税込)ラインアップ7【一般のお客様からのお問い合わせ先】サンスター文具株式会社〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー9階TEL:03-5835-0094※受付時間:月~金曜日(祝日を除く)の9:30~12:00、13:00~17:00※プレスリリース情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがありますのでご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月06日企画展「さくらももこ展」が、2024年10月5日(土)から2025年1月5日(日)まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて開催される。神奈川・横浜のそごう美術館などでも開催された巡回展だ。東京・六本木で企画展「さくらももこ展」が開催代表作『ちびまる子ちゃん』『COJI-COJI』など数々のヒット作を世に送り出してきたアーティスト・さくらももこ。全国巡回を経て東京で開催される企画展「さくらももこ展」では、さくらももこの代表作を含む約300点のカラー原画や直筆原稿などを、これまでにないボリュームで一堂に展示する。爆笑エピソードや名言の数々を綴った『もものかんづめ』で知られるエッセイストとしての活動をはじめ、作詞家、脚本家といった様々な顔を持ったさくらももこ。まんがを読むより前の子供たちに向けた絵物語『絵本まるコジ』を発表するなど、“描くこと”と“書くこと”を楽しみつくす一方、季節のうつろいや小さな日常をこよなく愛したさくらももこの魅力をあますことなく紹介する企画展となっている。詳細企画展「さくらももこ展」会期:2024年10月5日(土)~2025年1月5日(日)会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階※開場時間や入場料は2024年2月現在未定、順次公開予定。
2024年02月19日俳優の生田斗真が、2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の主演を務めることが15日、明らかになった。同作は劇団☆新感線の最新作であり、生田の誕生39年を記念してのサンキュー公演。さらに、新感線40周年であった2020年4月、新型コロナウイルスの影響で生田主演『偽義経冥界歌』の全公演を断念し、「必ず帰ってこよう!」と誓った博多座へのカムバック公演でもあり、エンターテインメントの殿堂・明治座への初進出公演でもあるという。そんな『バサラオ』は、ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指すクールで悪い男・ヒュウガ(生田)、幕府の密偵だったがヒュウガの参謀としてバディとなる謎多き男・カイリ(中村倫也)、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた新感線が、久しぶりにダークなトーンの作品を上演する。ショーの要素もふんだんに、歌って・踊ってショーアップしたエンターテインメントとなる。主演を務める生田は、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目の出演に。おのれの美貌を武器に天下取りという野望を持つ男・ヒュウガを演じ本領発揮となる。記念すべき公演に「僕を呼ばないわけないでしょう!」と名乗りを上げたのは、16年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也。プライベートでも親交が深い2人の息の合った競演に注目となる。さらに21年の『月影花之丞大逆転』では手練れの演者の中で新境地を開いた西野七瀬が、今作ではゴノミカドの守護役として、アクション満載の演技で新たな一面を披露。新感線には3度目の出演で、生田と同じく『偽義経~』で悔しい想いを共有したりょうは、男丈夫な姉御キャラ、アクションにも果敢に挑む女大名を演じる。生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・古田新太が、生田・中村の“TTコンビ”と対峙するゴノミカドを演じ、粟根まことをはじめとする平均年齢50代の劇団員も豪華ゲストを迎え撃つ。福岡公演は博多座にて7月7日~8月2日、東京公演は明治座にて8月12日~9月26日、大阪公演はフェスティバルホールにて10月5日~17日。○■作:中島かずき コメント「24年は生田斗真39(サンキュー)公演で中村倫也も参加、古田も出る。しかもリベンジ博多座、東京は明治座、大阪はフェス」とプロデューサーから聞いて、「だったら、歌あり踊りありの賑やかで楽しい演目がいいね」と、道中物で二人の盗っ人コンビはどうだろうと考えた。盗みのアイデアもある。共演者も決まり、いのうえとも「これでいこう」と合意してプロットにかかったのだが、なぜだかこれがどうにも進まない。本当にこれでいいのか、斗真君倫也君やりょうさん西野さん、そして古田君に納得のいく役が書けるのか。なんだか上っ面だけの芝居になりそうで躊躇してしまう。改めて、自分が今、斗真君に一番書きたい役はなんだろうと考え直した。そのときに浮かんだのが、「顔がいいだけで日本を支配しようとする冷酷な男」だった。小学生の時に読んだ『ジャパッシュ』というマンガが大好きで、こういうタイプの話をいつか書きたいとは思っていた。今こそそれにチャレンジしろということか。だったら他のキャラも悪い方がいい。己の野望欲望に忠実に生きそして死ぬ、互いに裏切り裏切られる。それなら時代設定は南北朝はどうだろう。思い切ってこちらに舵を切って考え直すと、あら不思議、倫也君も古田君もりょうさん西野さん、粟根君を初めとする劇団員も含めて、あれよあれよという間にキャラクターが見えてきた。動き出した。というわけで、今回はピカレスクロマンです。但し、度を越した人々がひしめき合って陽気に己が己がと主張します。歌って踊って戦います。ダークでシリアスもあるけれど、むしろ派手で絢爛で極彩色な人間の業の玉手箱のような舞台になるんじゃないかと思います。それがバサラなのかもしれません。ご期待下さい。○■主宰・演出:いのうえひでのり今回は、生田斗真ありきの公演としてスタートしました。2020年の博多座公演が残念で、博多座での上演を死守したかった。そこに「俺を呼ばないんですか!」と参加してきた中村倫也。『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』での初共演で馬が合い、友情を築いてきた二人。そして、ここ数年の新感線を支えてくれた二人が出演してくれることはとても嬉しいですね。この歌って踊れる二人がいるなら、その魅力をふんだんに魅せられるものにしたい。とはいえど、話のトーンはおチャラけてるわけではなく、シリアスさを持たせつつのダークかつスペクタクルなものを目指します。西野さんはアクションも頑張っていただくなど、今回かなりチャレンジングな役になりますが、ハマると思います。りょうさんは、男勝りな役はこれまでも演じてますし、本人の希望でアクションもたっぷりあるので、期待してください。そして、斗真が長年願ってきた、劇団公演での古田新太との共演が今回叶うことは、大きな見所ではありますね。ちなみに、倫也も新感線で古田とやるのはこれが初(過去に『ロッキー・ホラー・ショー』(2011)で共演経験あり)。歌って踊って“ザ・新感線型商業演劇”を初の明治座で上演するという点でもエポックな企画です。コロナ禍以降、意識的に暗い話の上演は避けてきたのですが、今回は、軽いばかりでない、ダークな匂いもする、今までとは違った新作になります。とはいえど、楽しい公演にしますので、お見逃し無いように!##■生田斗真 コメント前回出演させていただいた『偽義経冥界歌』は志半ばで公演が中止になってしまい、“あの時のリベンジを一緒にしよう!”という新感線の皆様からのラブコール。受けない訳には参りません。なにがなんでも成功させて、お客様に喜んでいただける公演にしたいと思います。そして、17歳の時初めて参加した新感線。いつもあの時の緊張感と、舞台に立てる喜びを改めて教えていただけます。しかも、生田斗真39(サンキュー)公演なる素敵な名称まで作っていただき、感謝に堪えません。ありがとうの気持ちを全て舞台にぶつけます。かつて中村倫也さんと共演した際、彼が音頭をとって、完璧なサプライズ、手の込んだ演出、愛のこもったプレゼントで私のお誕生日をお祝いしていただきました。「中村倫也恐るべし、、コイツぁとんでもない男や、、」と思いました。一生忘れられない素敵な日でした。あれ?ちょうど今回も公演中に私の誕生日がやってきますね…倫也きゅん何かしてくれるのかな、、ドキドキ…今回はとんでもない悪役です。極悪非道です。皆様に嫌われるかもしれません。こんなにいい人の私に、こんなに爽やかな私に、果たしてそんな役が務まるのでしょうか…心配でございます。新感線が描く悪には色気と妖しさが求められるので、新しい挑戦を目撃していただきたいです。○■中村倫也 コメントということで、色んな想いを乗せて走る本公演。前々回、斗真くんとご一緒した『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』ではキケンなヒメとして、前回『狐晴明九尾狩』(2021)では飄々とした座長として参加させていただきました。今回は少数精鋭の客演のひとりとして、クレバーに暴れ回りたいと思います!そして百戦錬磨の、水にも火にもなれる劇団員の皆様の個性が乱れ咲く作品になることでしょう。今年の夏秋は楽しみしかない!○■西野七瀬 コメント新感線の舞台は、観ていて躍動感や痛快さを味わえる印象です。しばらく運動をしていなかったので、躍動感を出せるように準備しておけたらと思います。そして、新感線の皆さんに再びお会いできることが嬉しく、前回出演させていただいた時とはまた違った雰囲気の作品になりそうなので、どんな自分に出会えるのか楽しみです。今の自分にできることを精一杯お届けできたらと思いますので、よろしくお願いいたします。○■粟根まこと コメント2024年、ただ一回の劇団☆新感線公演となる『バサラオ』。その代わりに公演期間が超弩級の長さになりそうなのですが、それに負けないほどゲストの皆様も超豪華です。17歳の時から新感線に出て下さっている生田斗真さんに、ニヒルな仮面の下に熱い心を秘めている中村倫也さん、真っ直ぐで芯の強い西野七瀬さん、そして妖艶なのに迫力も兼ね備えたりょうさん。そんな豪華なゲストの皆様を古田新太くんを始めとした我々劇団員たちが支えます。特に、古田くんを慕い続けている斗真さんと倫也さんが新感線の舞台上で古田くんと相まみえるのは初めてなのです。そりゃもう皆さんも楽しみでしょう。でもね、私はもっともっと楽しみにしているんですよ。長丁場の公演となりますが、最後まで無事に走り切りたいと思いますので、どうぞお楽しみに!○■りょう コメントあれから四年…待ってました! 劇団☆新感線!博多座へCOME BACK!そして明治座! フェスティバルホール!大暴れする準備はできています!どうぞ皆さま。よろしくお願い申し上げます。○■古田新太 コメント(今回の公演)斗真と倫也かー。面白そうじゃないか。ヨロシクたのむ!全力で楽しんでいただけるよう努力いたしますので、お楽しみに。なぁちゃん(西野七瀬)はカワイーぞ!【編集部MEMO】生田斗真は1984年10月7日生まれ、北海道出身。2011年には主演映画『人間失格』と『ハナミズキ』でジャニーズ初のキネマ旬報ベストテン新人男優賞とブルーリボン賞新人賞を受賞し、近年は映画『湯道』『渇水』(23年)などに出演。劇団☆新感線出演作品は『スサノオ〜神の剣の物語〜』(02年)、SHINKANSEN☆RX 「Vamp Bamboo burn〜ヴァン・バン・バーン〜」(16年)、『偽義経冥界歌』(19年)、2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』(20年 ※全公演中止)。2023年11月よりフリーランス俳優として活動している。
2024年02月15日株式会社BANDAI SPIRITS ロト・イノベーション事業部では、ハズレなしのキャラクターくじの最新作として、さくらももこさん原作漫画「コジコジ」より『一番くじ COJI-COJI』(メーカー希望小売価格1回680円(税10%込))を、ローソン、書店、ホビーショップ、一部のゲームセンター、一番くじ公式ショップ、一番くじONLINEなどで、2023年11月11日(土)より順次発売いたします。(発売元:株式会社BANDAI SPIRITS)商品紹介ページURL: 店舗検索URL : 一番くじ COJI-COJI■商品特長本商品は、さくらももこさん原作の、メルヘンな世界観と大人もドキっとするような含蓄ある言葉やナンセンスなギャグが人気の「コジコジ」の一番くじです。ぬいぐるみや、原画アート、コミックスのコマ絵を使用した実用アイテムを多数ラインナップしました。A賞は、ぽわっと色づいたほっぺも、後ろ姿も可愛らしい、やかん君の湯呑を持ったコジコジのぬいぐるみです。B賞には扉絵がデザインされた大判サイズのブランケットをご用意しました。ひざ掛けはもちろん、ケープ用のボタンが付いているので肩から羽織ることもできる2WAY仕様のアイテムです。C賞は、原画アートを大人っぽい雰囲気の総柄でデザインしたトートバッグ。A4サイズもすっぽり入る便利な大きさです。このほか、金色のロゴのアクセントが効いたコミックスのコマ絵風のデザイングラス、緻密で美しい扉絵がデザインされたビジュアルボード、コジコジとゆかいな仲間たちが大集合したカラフルなラバーコースター、コマ絵や原画アートを使用した綿100%のハンドタオルと、いずれも一番くじならではの特別なアイテムを取り揃えました。最後の1個を引くと手に入るラストワン賞には、「COJI-COJI 新装再編版 1巻」の表紙がデザインされたコミックス型のぬいぐるみをご用意しました。中面は開けてみてからのお楽しみですが、コミックスのコマ絵が盛りだくさんのスペシャルなデザインとなっています。■等級一覧・A賞:<コジコジ> ぬいぐるみ(全1種) 約28cm・B賞:ブランケット(全1種) 約120cm・C賞:トートバッグ(全1種) 約30cm・D賞:グラスコレクション(全4種) 約8.5cm・E賞:ビジュアルボード(全5種) 約17cm・F賞:ラバーコースター(全9種) 約10cm・G賞:ハンドタオル(全5種) 約25cm・ラストワン賞:<コジコジ> コミックス型ぬいぐるみ 約32cm・ダブルチャンスキャンペーン:<コジコジ> コミックス型ぬいぐるみ 合計30個※賞品とパッケージは、ラストワン賞と同仕様になります。■商品概要・商品名 : 一番くじ COJI-COJI( )・メーカー希望小売価格: 1回680円(税10%込)・種類数 : 全7等級26種+ラストワン賞・販売ルート : ローソン、書店、ホビーショップ、一部のゲームセンター、一番くじ公式ショップ、一番くじONLINEなど・店舗検索 : ・販売開始日 : 2023年11月11日(土)より順次発売予定・発売元 : 株式会社BANDAI SPIRITS※店舗によりお取り扱いのない場合や発売時期が異なる場合があります。なくなり次第終了となります。※画像と実際の商品とは異なる場合があります。※掲載されている内容は予告なく変更する場合があります。※「一番くじ」および「ラストワン」「ダブルチャンス」は登録商標です。(C)さくらももこ■「一番くじ」についてコンビニエンスストアやアミューズメント施設などで購入できる、BANDAI SPIRITSのキャラクターくじです。■「一番くじONLINE」についてハズレなしでオリジナルグッズが必ず当たる『一番くじ』がいつでも・どこでも気軽にネットで購入できる公式通販サイトです。■「コジコジ」についてさくらももこさん原作の、メルヘンな世界観と大人もドキっとするような含蓄ある言葉やナンセンスなギャグが人気の「コジコジ」。アニメ放送から20年以上経った現在でも、その作品の奥深さが注目を集めています。公式Webサイト : 公式X(旧Twitter) : 公式YouTubeチャンネル: 【一般のお客様からのお問い合わせ先】BANDAI SPIRITSお客様相談センター 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月03日9月14日(木)より、東京・THEATER MILANO-Zaにて、2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演、いのうえ歌舞伎『天號星』がいよいよ開幕する。劇団☆新感線は、かつて新宿・歌舞伎町のど真ん中、新宿コマ劇場の地下にあったシアターアプルで数多くの作品を上演し、2008年には商業演劇の殿堂・新宿コマ劇場にて『五右衛門ロック』を上演。今年新たに誕生したTHEATER MILANO-Zaにて15年ぶりに、ホームタウンである歌舞伎町に舞い戻る。最新作となる本作『天號星』は、座付き作家・中島かずきによる新作公演。江戸の町を舞台に、“あっ”と驚く<入れ替わり>の物語が繰り広げられる。裏稼業に生きる人々の人情劇と奇想天外な“かずき節”が唸る今作は、主宰・いのうえひでのりによる、ケレン味のある立ち回りたっぷりの王道「いのうえ歌舞伎」に、江戸情緒あふれる「池波正太郎風エッセンス」が加わる。主演を務めるのは劇団☆新感線の看板俳優・古田新太。世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す、引導屋の主人・藤壺屋半兵衛〈ふじつぼや はんべえ〉を演じる。2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より古田新太撮影:田中亜紀共演には、もはや準劇団員といっても過言ではない早乙女太一、早乙女友貴。半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次〈よいやみ ぎんじ〉を太一が、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り朝吉〈ひときり あさきち〉を友貴が演じる。古田×早乙女兄弟の奇想天外チャンバラ時代劇に、注目せざるを得ない。2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より早乙女太一撮影:田中亜紀2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より早乙女友貴撮影:田中亜紀さらに、主演舞台や大河ドラマへの出演で演技派として注目されるアイドルグループ乃木坂46の久保史緒里、幼少期から中国武術に親しみ数々の話題作で度肝を抜くアクションを披露する山本千尋、そして新感線最多の出演歴を誇る池田成志。高田聖子、粟根まことを始めとする平均年齢50代のお馴染み劇団員たちも揃い踏み、豪華キャストの結集となっている。2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より撮影:田中亜紀2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より撮影:田中亜紀2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より撮影:田中亜紀2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より撮影:田中亜紀疾風迅雷の如く繰り広げられるアクションと愉快痛快なストーリー。これまでの「いのうえ歌舞伎」とは一味違う新感線流時代活劇の誕生を、ぜひその身をもって体感していただきたい。【あらすじ】元禄、大江戸八百八町――。口入れ屋の藤壺屋主人・半兵衛(古田新太)は、裏で世のため人のため、悪党を始末する〝引導屋〟の元締めとして知られている。だが、実のところは顔の怖さを買われただけの、気弱で温厚、虫も殺せぬ置きもの。表も裏も、真の元締めは女房のお伊勢なのだった。あるとき、金さえ積めば誰彼かまわず斬り殺す〝狂犬〟こと、はぐれ殺し屋の宵闇銀次(早乙女太一)が現れる。引導屋を潰し、裏稼業の独占を目論む黒刃組に依頼され、半兵衛を待ち伏せして斬ろうとする銀次。だがその瞬間、天號星の災いか、激しい落雷の中、半兵衛と銀次の身体が入れ替わってしまう。そこへ銀次を追って上州から人斬り朝吉(早乙女友貴)がやってくる。朝吉は「銀次の首は自分がもらう」と言い始め、銀次の身体に入った半兵衛は、命からがら逃げ出すはめに。一方、半兵衛の身体に入ったものの、引導屋の主人とは名ばかりと知って失望する銀次。だが自らの野望を叶えるため、この身体を利用することを思いつく……。天號星に翻弄されながら、己を生きようとする二人。その運命が交差する先にあるのは果たして――!【作:中島かずきコメント】久しぶりに立ち回り満載の芝居が幕を開けます。早乙女兄弟に山本千尋さんを加えた最速の殺陣に、老獪古田新太がどういう手で立ち向かうか。久保史緒里さんの涼やかな存在がそこにどう絡むか。池田成志くんがどれだけ悪く振る舞ってくれるか。太一、古田の入れ替わり表現はどうなっているか。脇を固める劇団員がどれだけ胡散臭く、時にまっとうに江戸の人々を描き出すか。楽しみはつきません。新感線流江戸の闇稼業の物語、ご堪能下さい。【演出:いのうえひでのりコメント】今回は久しぶりにずっとチャンバラをやってます。ただ、昔と違うのは、やみくもに戦うのではなく、我々もキャリアを重ねてちゃんと意味のある立ち回りを作れていると思います。出演者に関しては、古田はいつも通り(笑)。太一は、これまで新感線で演じてきたクールで闇を背負った役とは違う、あまり見たことがないお芝居を観せれるのではないかと。友貴は脚本では殺人マシーンの役ですが、本人は愛嬌があって可愛らしいので、そこを活かした憎めない感じになっていますね。久保さんは、ゴシックメタル調の曲を歌うんだけど、彼女の持つアイドルの雰囲気が相まって凄く良いです。山本さんは、昨年の大河ドラマで披露したアクションで期待が膨らむと思いますが、そこにはバッチリ応えて誰よりも一番戦ってくれています。そして成志さんは、怪我がないように気を付けて欲しいです(笑)。この作品はテレビ時代劇へのオマージュ度が高く、いろんな要素がたくさん出てきます。そういった要素をこれまではネタものとしてやってきたので、その引力に引っ張られないように(笑)、時代劇のセオリーに則った芝居をきっちり届けたいです。そして、THEATER MILANO-Zaの特徴を活かして、シンプルなセットだけど背景をガンガン変えて、客席も多用してお客様に楽しんでいただく趣向を凝らしています。コンパクトで疾走感のあるスカッとするお芝居になっているので、ご期待ください!【古田新太コメント】いよいよ開幕しますが、怪我しないよう頑張ります。稽古場で、(久保)しーちゃんがキーホルダーとホヤのおつまみをくれたことが嬉しかったですね(笑)。とにかく今回の芝居ではチャンバラばっかりやっています。みんな頑張ってるので、大目に見てください!【共通質問:もし本当に誰かと入れ替わることが出来るなら、誰と入れ替わりたい?】古田のままでいいです。【早乙女太一コメント】今回の劇場は舞台との距離が近く、こんなに間近で新感線の舞台を感じれるのも滅多に無いと思います。色とりどりのアクションなど、とにかく楽しんで頂けるお芝居になっています。期待していてください。【共通質問】入れ替わるなら今回の友貴です。今回あいつは楽してます。化粧前が隣ですが、汗だくの僕の横に涼しげに友貴が座ってます。楽してます。入れ替わりたいです。【早乙女友貴コメント】いつも見ている新感線ファンの人達はたまらないんじゃないかなぁ。と思ってます。本格時代劇なのでカッコいいの要素はもちろんあるけども、ちゃんとふざけて遊んでる。その真剣さと軽妙さの絶妙なバランスが新感線の楽しいところ。しかも今回はいつもと殺陣色が違うというか。なので僕自身も稽古しながらワクワクしましたし、色んな種類の殺陣も観れるので新感線初めての人も時代劇見たことない人もワクワクするんじゃないかなと思います。あと、古田さんが思った以上に戦ってます、見どころです(笑)。新感線は、老若男女問わず、多くの人々に楽しんでもらえる舞台なので是非、直接感じて、僕たちがカッコつけてふざけてるのを是非お友達連れて見にきてください。【共通質問】間違いなく「孫悟空」ですね(笑)。強くてバカでカッコよくて、空も飛べて、一番は瞬間移動できるから(笑)。2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』は、東京公演が9月14日(木)から10月21日(土)までTHEATER MILANO-Zaにて、大阪公演が11月1日(水)から20日(月) までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。<公演情報>2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』作:中島かずき演出:いのうえひでのり【出演】古田新太早乙女太一早乙女友貴久保史緒里高田聖子粟根まこと山本千尋/池田成志右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ保坂エマ村木 仁川原正嗣武田浩二藤家 剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良藤田修平紀國谷亮輔寺田遥平伊藤天馬米花剛史武市悠資山崎朱菜本田桜子古見時夢【東京公演】9月14日(木) ~10月21日(土) THEATER MILANO-Za【大阪公演】11月1日(水) ~20日(月) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールチケット情報はこちら:公式サイト:
2023年09月14日直木賞作家西加奈子×監督ふくだももこ×うらじぬの×ファーストサマーウイカ、この4人の個性が掛け合わさって、すごい映画ができた。タイトルは原作と同じ『炎上する君』。8月4日(金) から、渋谷シネクイント他でロードショーされる。脇を固める役者も、あれ?この人は……と、ドラマ・演劇ツウなら活躍を知る俳優たちばかり。ちなみに、ファーストサマーウイカは来年のNHK大河ドラマ『光る君へ』でなんと清少納言役を演じるそうだ。上映時間は42分。そのわりに濃厚な作品。びんびん圧倒されます。『炎上する君』いきなり、ちょっと目のやりばのないシーンから始まる。場所は高円寺。昼間、高架下の一角で、なぞめいた覆面マスクの女性ふたりが、ぼうぼうの脇毛をみせびらかすように踊り狂う。それにファンとおぼしき若者たちが熱狂している──。なんじゃ、こ、これは。踊っているのは梨田(うらじぬの)と浜中(ファーストサマーウイカ)。唯一無二の親友だ。映画はふたりが、なぜ、こういうことになっちゃったのか、を描いていく。場面は高円寺の銭湯「なみのゆ」に転じる。一番風呂の湯船につかったふたり。彼らの至福の時間だ。おかっぱ頭の梨田、湯の中ですらメガネを外さないおさげ頭の浜中、ふたりは、たんたんと会話をしている。「梨田よ、昨夜の炎上をみたか」。「50代の男性と14歳の少女の真剣な恋愛は本当か、というあれか。笑止! だが、浜中よ……」。女性蔑視やLGBTQに対する偏見の現実を語る。特に外見至上主義、ルッキズムに対しては心を痛めている様子だ。会話は、昔風のいい方をすれば「バンカラ」を気取っている、硬派な大昔の学生風。大まじめにやられるとこれはギャグ。小劇場のお笑いコントをみてるようで、かなりおかしい。ふたりの最近の関心事は、高円寺のあちこちに出没する、足がぼうぼう燃えている男のことである。「足が炎上している男とは、どういうことなのだ。比喩か?」「神か?」「私たちと同様に傷つき、怒っているのか?」「これは、何としても会わなければ」。ふたりは、高円寺中を、探し回ることになる……。監督・脚本はふくだももこ。父親が突然女装し母親になる『おいしい家族』(2019)、30代女性の結婚を描く『ずっと独⾝でいるつもり?』(2021) とコンスタントに作品を発表する監督であり、2016年には小説 『えん』で第40回すばる文学賞を受賞した小説家でもある。ふくだ監督は、「世界中でわたしが一番撮りたいと思っている“うらじぬの”が最も魅力的に映る物語として、敬愛してやまない作家・⻄加奈子のこの作品を選んだ」という。ルッキズムに傷つく親友同士が、 ⾜が燃えている男の噂を聞きつけ探し始める、という⾻格はそのままに、キャラクターの背景やストーリーを大胆に改変している。ふたりのバンカラ言葉は原作と同じだ。梨田は人の機微に敏感だ。容姿をイジられているお笑い芸人、同性が好きなことをただの勘違いだと決めつけられているインディーズバンドの女性ボーカル、そして、炎上する君……、そんな抑圧を受ける人の気持ちを察し、「君たちは全然悪くない!」とエールを送り続けるのが、うらじぬの 演じる梨田だ。その梨田の一途な姿に共感して、君は真の友だ、と行動を共にする浜中。ふたりの、熱血友情シスターフッドムービー。いいねえ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)LesPros entertainment
2023年07月24日2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』の公演ビジュアルが公開された。いのうえ歌舞伎の最新作となる『天號星』は、作劇を中島かずき、演出をいのうえひでのりが担当。元禄の世を舞台にした“入れ替わり”本格バトル時代劇となっている。世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す、引導屋の主人・藤壺屋半兵衛役を古田新太、その半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう、冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次役を早乙女太一、そして、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り朝吉役を早乙女友貴が務める。そのほか、乃木坂46の久保史緒里、山本千尋、池田成志といった面々が出演者として名を連ねている。『天號星』は9月14日(木) から10月21日(土) に東京・THEATER MILANO-Za、11月1日(水) から20日(月) に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。■作:中島かずき コメント早乙女太一くんが斬って斬って斬りまくる芝居をやりたいと、以前から細川プロデューサーに訴えていた。そこに友貴くんが加わればいうことはない。新劇場のこけら落とし公演のキャスティングが、古田くんと早乙女兄弟がメインだと聞いて、これは自分の願いが叶ったと勝手に解釈した。だったら、いつかやろうと思っていた江戸の殺し屋たちの物語にしよう。必ず殺すあのシリーズへのオマージュをやろう。しょっちゅうオマージュしてる気もするが、今回は腰をすえてしっかり書こう。だったら、山本千尋さんにも出てもらおう。早乙女兄弟+山本千尋。最速の立ち回りがお見せ出来るぞ。若い人にしっかり動いてもらおう。久保史緒里さんには物語のキーパーソンをお願いしよう。成志くんにはうちのベテラン勢とともにドラマの脇を固めてもらおう。と、そこまで考えてもう一つ、何か足りないと思った。ドラマの芯がない。そうだ、古田くんと太一くんの人格が入れ替わるのはどうだろう。非情な殺し屋の太一くんが、顔はいかついが実は温厚で気弱な殺し屋の元締め古田くんを殺そうとした瞬間に入れ替わる。立場の逆転も含めてさてどうなるか。これなら、二人どちらも強気と弱気、両方の芝居が見せられる。周りとの関係もねじれるしドラマになる。というわけで、次の新感線新作は、池波正太郎風『君の名は。』という趣向。ご期待下さい。■演出:いのうえひでのり コメント前々から早乙女太一と友貴が兄弟揃って古田新太とガッツリ組む芝居を創りたいと思っていました。太一も友貴もそれぞれ16歳くらいから知っている。そんな二人が古田と同じレベルで芝居をするというのは、楽しみでもあるし、頑張ってほしいという二人への期待も高いです。久保(史緒里)さんは、昨年の『桜文』を観ていて、ほわっとした空気をまとった女優さんという印象で、今回のミステリアスだけど芯が強いという役にハマると思います。山本(千尋)さんは昨年の大河で魅せた、現役ではナンバーワンのアクション女優ではないかと。なかなかアクションを披露する機会は少ないと思うので、新感線は絶好の舞台になると自負してますし、発揮してほしいですね。(池田)成志はいつもの感じで、皆さんが悩んでるときに話を聞いてあげて、余計なことは言わずに、邪魔しない程度に存在しててください(笑)。この作品の見所はもちろんアクション。今回はガッツリチャンバラ新感線を創ります。そして、古田と太一が入れ替わることによって起きるドタバタの面白さやスリリングさ、芝居の演じ分けが作品の肝のひとつです。かずきさんとしては珍しい池波テイストで、今までのようにぶっ飛んだ設定ではなく、ファンタジーな要素はありつつも、江戸の市井を描いた等身大でリアルな延長線上の時代劇。個人的には大好きな世界観で楽しみですね。■古田新太 コメント(早乙女)太一も友貴も「古田さんとチャンバラするのが夢でした」みたいなことを言ってくれてた兄弟なので二人はこの作品を喜んでくれてると思うけど、オイラは彼らと戦うことを夢見ていたわけじゃない(笑)。オイラはただただバカバカしいお話で、下ネタミュージカル系が好きな人なので、いのうえ歌舞伎の主役となると戦ってカッコつけないといけない。オイラ自身は大変です……。太一とは『けむりの軍団』(2019年)で戦ったし、友貴とも『薔薇とサムライ2』(2022年)で戦ったから、もういいんじゃないか? 二人がかりでかかってくるのはナシでしょ!と思っているところです。『天號星』は歌が少ない、ということは踊りも少ないし、つまりひたすら戦うしかないのか!みたいなことですよ。でも太一や友貴と一緒に芝居がやれる楽しみといえばチャンバラだから、結局覚悟を決めて戦うしかないんだけど。もう終活をしようと思っているので、できれば楽しいことだけをやりたい!とにかく今回は、みなさんぜひとも早乙女兄弟の殺陣を中心に観に来てね!■早乙女太一 コメント『けむりの軍団』(2019年)以来4年ぶり、30代に入ってからは初めての劇団☆新感線です。今回は、僕の身体の中に古田さんが入ってくるということを想像するだけで、すごく……イヤです(笑)。男としてはいわゆる“入れ替わり”の設定だったら素敵な女の子と入れ替わることにロマンを感じるじゃないですか。その初体験の相手が古田さんなのか!と思うとショックが大きいです。でも古田さんとの共演は、僕は『けむりの軍団』が最後になるんじゃないかと思っていたんです。だってそんなに長生きするように見えないですから(笑)。なので、再びご一緒できることは嬉しいですし、前回の経験を踏まえて、今回はちょっと新しいこともできそうだなと想像しています。自分の劇団ではないんですが、それに近い感覚は抱いていて、「次に出る時は成長した姿を見せたい」と毎回思っていますし、今回はこれまでとは全然違う役どころをいただけたので存分に楽しみたいです。外部公演に兄弟で出させてもらうこともなかなかないことですし、とにかく僕たち二人からすると新感線は子供の頃からの憧れだったので、そこに二人掛かりで挑めることはやはり嬉しいです。そういう今までの新感線に対する僕なりの思いも、今回は古田さんの背中を借りながらバシバシぶつけていくつもりです。お話もすごく奇想天外で面白いので、みなさんぜひ観に来てください。■早乙女友貴 コメントいつか古田さんと早乙女兄弟とで一緒に作品を、とお願いしていて、長年の夢が叶ってすごく嬉しいです。更に昨年の『薔薇とサムライ2』の時は、昔から憧れてきた古田さんと直接戦えなかったんですが、今回はちゃんと刀を交えることができそうなので、そこも嬉しいですね。いのうえさんから「久々に本格的な時代物をやるよ」と聞いていたので、台本を読んでまず思ったのは「本当にそうだな」ということでした。また、今までとは違ったテイストを感じつつ、その中にやはり新感線ならではの部分もしっかり入っていて。まさに他では観られない時代劇がやれそうで、すごくワクワクしました。兄貴とは、劇団朱雀以外での共演は久々ですし、『天號星』の直前まで朱雀の公演もあって、今年はなんだか一年中一緒に過ごすことになってしまい、少しイヤだなという気もしています(笑)。年齢層問わず楽しめるのはもちろんなんですが、特に時代劇というと若い方にはそれほど馴染みがないじゃないですか。だけど、時代劇にしかない面白さってめちゃめちゃあるのでいいチャンスだと思うんですよ。新感線がやる本格的な時代劇なら、若い方も観やすいと思うし。派手な中にも時代劇の良さは必ず出てくるので、苦手意識を持たずに大勢の方に観ていただきたい。そのためには僕たちが身体をボロボロにして大変な思いをしつつ(笑)、でも絶対に面白いものを作りますのでこの機会にぜひ楽しんでほしいです!<公演情報>2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』作:中島かずき演出:いのうえひでのり【出演】古田新太早乙女太一早乙女友貴久保史緒里高田聖子粟根まこと山本千尋/池田成志右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ保坂エマ村木 仁川原正嗣武田浩二藤家 剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良藤田修平紀國谷亮輔寺田遥平伊藤天馬米花剛史武市悠資山崎朱菜本田桜子古見時夢【東京公演】9月14日(木) ~10月21日(土) THEATER MILANO-Za【大阪公演】11月1日(水) ~20日(月) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールチケット情報はこちら:公式サイト:
2023年06月16日逝去から今年で5年。いまもアニメ『ちびまる子ちゃん』など人気の衰えない漫画家の故・さくらももこさん(享年53)。神奈川・そごう美術館で「さくらももこ展」が開催中だが、さくらさんの作品に関する企画や著作権管理などを行う「株式会社さくらプロダクション」に新社長が就任していたことがわかった。生前はさくらさんが社長だった同社。逝去後は、さくらさんの息子である三浦陽一郎氏が代表取締役となったが、今年の1月1日付で名畑博夫氏が代表取締役に新たに就任し、二人社長体制となったのだ。「名畑さんはさくらさん原作のアニメ『GJ8マン』という作品を制作した株式会社ライトエアーの社長です。同作は、名畑氏の出身地である岐阜県の郡上市にある古い町並みが残るエリア『郡上八幡』を盛り上げるために、さくらさんが企画したもの。名畑さんはもともと郡上八幡が大好きだったというさくらさんと知人の紹介で出会ったそうです。さくらプロダクションは、さくらさんの生前は、ご両親が取締役に名を連ねるなど家族で経営してきましたが、新社長就任によってかじ取りが変わっていくかもしれませんね」(テレビ局関係者)新社長就任について同社に取材を申し込んだところ、《回答は見送りたい》とのことだった。「さくらももこ展」は今年から来年にかけて全国を巡回していく。新体制で、『ちびまる子ちゃん』や『コジコジ』に会える機会はさらに増えるのだろうか。
2023年05月12日展覧会「さくらももこ展」が2023年4月22日(土)から5月28日(日)まで神奈川・横浜のそごう美術館にて開催。本展を記念した限定メニューやグッズがそごう横浜店にて展開される。「さくらももこ展」を記念した限定メニュー&グッズ展覧会「さくらももこ展」は、漫画『ちびまる子ちゃん』や『COJI-COJI』、エッセイ『もものかんづめ』などで知られているアーティスト・さくらももこにフィーチャーした展覧会。会場では、代表作から、約300点のカラー原画や直筆原稿を一堂に展示する。可愛らしい“キャラクターモチーフ”のメニューそんな「さくらももこ展」の開催を記念して、そごう横浜店では限定メニューやグッズを展開する。10階のレストラン「イー・エー・グラン」では、さくらももこが描くキャラクターをモチーフにしたメニューを用意。注目は、かわいらしいコジコジの顔を描いた「コジコジのフルーツケーキ」だ。スポンジやオレンジ、カスタードクリームをクレープ生地で包みこんでいる。「さくらももこの桃色ソーダ」は、さくらももこの名前にちなんだ、ピーチ味のクリームソーダ。上にはバニラアイスやカラフルなおいりを飾って、華やかな見た目に仕上げた。展覧会オリジナルグッズまた6階ミュージアムショップでは、展覧会オリジナルグッズを販売。さくらももこワールドに迫る図録をはじめ、キーチャームやステーショナリーグッズ、Tシャツなど、ファンにはたまらないアイテムを豊富に取り揃えている。【詳細】「さくらももこ展」限定メニュー&グッズ■限定メニュー提供期間:2023年4月22日(土)~5月28日(日)場所:そごう横浜店 10階「イー・エー・グラン」メニュー例:・コジコジのフルーツケーキ(約直径12.0cm※フルーツ、ホイップ部分を除く) 2,401円<各日限定30個>・さくらももこの桃色ソーダ 851円<各日限定30杯>※上記メニューを注文した人各日先着50名に「さくらももこ展 オリジナルクリアコースター」をプレゼント。■限定グッズ提供期間:2023年4月22日(土)~5月28日(日)場所:そごう横浜店 6階 ミュージアムショップグッズ例:・さくらももこ展 公式図録 3,500円・キーチャーム 各550円※画像はイメージ■「さくらももこ展」情報会期:2023年4月22日(土)~5月28日(日)開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)※そごう横浜店の営業時間に準じて、変更になる場合あり。会場:そごう美術館住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階休館日:会期中無休入館料:一般 1,400円(1,200円)、大学・高校生 1,200円(1,000円)、中学生以下無料※( )内は、前売りおよび、クラブ・オン / ミレニアムカード、クラブ・オン / ミレニアムアプリ提示者の料金。※前売券は4月21日(金)まで、そごう美術館、公式オンラインチケットまたはセブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにて取り扱い。※展覧会・イベントの中止や延期、一部内容が変更になる場合あり。最新情報は、そごう横浜店HP、そごう美術館HPを参照。【問い合わせ先】TEL:045-465-5515(美術館直通)
2023年04月24日『ちびまる子ちゃん』『COJI-COJI』などで知られるまんが家、さくらももこの全貌を振り返る全国巡回展『さくらももこ展』。2022年年末に高松市美術館での開催を終え、4月22日(土)〜5月28日(日)、横浜のそごう美術館にやってくる。1965年静岡県で生まれたさくらももこは、まんが家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持ち、新しいキャラクターやエッセイを次々と世に送り続けた稀代のアーティストであった。残念ながら2018年に53歳の若さで病に倒れてしまったが、さくらが遺した作品は今もなお幅広い世代に読み継がれ、人気を得ている。この展覧会は、そんな彼女の全仕事を約300点のカラー原画や直筆原稿でたどる内容となる。展覧会は複数コーナーに分かれ、大ヒットまんが『ちびまる子ちゃん』を改めて紹介する「ももことちびまる子ちゃん」、ベストセラーとなったエッセイ『もものかんづめ』などから思わず笑いがこぼれる名言を集めた「ももこのエッセイ」、絵日記や息子との日常を丁寧に綴った作品を紹介する「ももこのまいにち」、常識を超える発想の源に迫る「ももこのナンセンスワールド」、宇宙の子ども「コジコジ」の世界を紹介する「ももことコジコジ」で構成される。ちびまる子ちゃんとコジコジが夢の共演を果たした絵本『まる コジ』、詩画集『まるむし帳』や生きものとの思い出を綴った『いきもの図鑑』などに現れる大きな宇宙と小さな日常。シンプルでいて表情豊かな「絵」と、毒気もあるユーモア、その奥にある愛情にあふれた「言葉」の共演を楽しみたい。<開催情報>『さくらももこ展』会期:2023年4月22日(土)〜5月28日(日)※会期中無休会場:そごう美術館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)料金:一般1,400円、大高1,200円公式サイト:
2023年04月12日2022年劇団☆新感線42周年興行・春公演 いのうえ歌舞伎『神州無頼街(しんしゅうぶらいがい)』が2022年3月17日(木)から29日(火)まで大阪・オリックス劇場で上演され、その後、静岡公演、東京公演を行う。福士蒼汰、宮野真守らが出演する。いのうえ歌舞伎最新作、“幕末”舞台の伝奇時代劇劇団☆新感線の主宰・いのうえひでのりが、歌や踊りを取り入れて創り上げる同劇団の王道シリーズ“いのうえ歌舞伎”。その最新作となる『神州無頼街』は、劇団☆新感線の座付作家・中島かずきが“いのうえ歌舞伎”で取り上げることのなかった<幕末>や<侠客>といった題材を用いて創る伝奇時代劇だ。富士の裾野に広がる街を舞台に、2人の若い青年が悪に立ち向かう姿を描く。福士蒼汰&宮野真守が“バディ”にキャストには、劇団☆新感線らしい豪華な役者からお馴染みの劇団員たちまで個性豊かなメンバーが勢揃い。物語の主人公で博識の若き町医者、秋津永流(あきつながる)役には福士蒼汰を起用。陽気でお調子者の口出し屋、草臥(そうが)役は宮野真守が演じる。『髑髏城の七人』Season月〈上弦の月〉または〈下弦の月〉で主演を務めたふたりが、『神州無頼街』では助け合い、時には足も引っ張り合う“バディ”として舞台に立つ。さらに、松雪泰子、髙嶋政宏、木村了、清水葉月、粟根まことらも出演し、壮大な幕末伝奇活劇を届ける。公演概要作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演:福士蒼汰、松雪泰子、髙嶋政宏、粟根まこと、木村 了、清水葉月、宮野真守、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木 仁、川原正嗣、武田浩二、藤家 剛、川島弘之、工藤孝裕、菊地雄人、あきつ来野良、藤田修平、北川裕貴、下島一成、鈴木智久、山﨑翔太、米花剛史、渡部又吁、小板奈央美、後藤祐香、鈴木奈苗、森加織■大阪公演公演期間:2022年3月17日(木)~29日(火)会場:オリックス劇場住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15チケット料金:S席15,800円、A席7,800円、ヤングチケット2,200円チケット発売日:2022年1月30日(日)10:00~問い合わせ先:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888 (11:00~16:00/日・祝日は休業)■静岡公演公演期間:2022年4月9日(土)~12日(火)会場:富士市文化会館ロゼシアター 大ホール住所:静岡県富士市蓼原町1750チケット料金:S席14,800円、A席11,800円、ヤングチケット2,200円チケット発売日:2022年1月30日(日)10:00~問い合わせ先:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888 (11:00~16:00/日・祝日は休業)■東京公演公演期間:2022年4月26日(火)~5月28日(土)会場:東京建物Brillia HALL住所:東京都豊島区東池袋1-19-1チケット料金:S席14,800円、A席11,800円、B席9,000円、ヤングチケット2,200円チケット発売日:2022年3月5日(土)10:00~問い合わせ先:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337 (平日12:00~15:00)チケット取り扱い:・チケットぴあ:公式サイト、セブン-イレブン・イープラス:公式サイト、ファミリーマート(Famiポート)・ローソンチケット:公式サイト、ローソン/ミニストップ(Loppi)・としまチケットセンター:公式サイト、TEL 0570-056-777 (10:00~17:00/臨時休業あり)※としまチケットセンター窓口での販売はない。■『神州無頼街』あらすじ時は幕末、ところは駿河国の清水湊(しみずみなと)。清水湊にその人在りと噂された侠客・清水次郎長<しみずのじろちょう>の快気祝いのため、ある料亭に甲州駿河の名だたる博徒の親分衆が集まっていた。続々訪れる親分方を調子よく迎える男がいた。他人の事情に勝手に口を出しては銭にする“口出し屋“の草臥<そうが>(宮野真守)である。さっそく次郎長一家からも銭をせしめようと、幹部の小政の人探しを手伝うことに。次郎長が出入りで受けたひどい傷を直したという、評判の町医者・秋津永流<あきつながる>(福士蒼汰)だ。次郎長復帰の立役者を宴席に誘うため、探しにいく草臥と大政、小政。座敷では次郎長の快気を祝い、親分衆が膳を囲んでいた。そこへ、今売り出し中の侠客・身堂蛇蝎<みどうだかつ>(髙嶋政宏)が現れる。妻・麗波<うるは>(松雪泰子)、息子・凶介<きょうすけ>(木村了)、娘・揚羽<あげは>(清水葉月)を引き連れ、己の顔見せのために次郎長の宴席へと乗り込んだのだ。無作法な挨拶にいきり立つ親分衆だったが、突然もがき苦しみはじめた。首に痛みを感じた次郎長が掴んだのはなんと蠍(さそり)。当時のこの国では見かけない毒蟲を使い、親分衆を皆殺しにし、彼らのシマを貰うとうそぶくと姿を消す。そこに駆けつける永流。瀕死の次郎長だったが、永流は持っていた毒消しでかろうじて彼の命を救う。一方、辺りを調べに走った草臥は凶介に出会う。その顔は、昔なじみと瓜二つだった。だが、凶介は覚えがない。不審に思う草臥。日の本にはいない毒蟲を使う侠客。昔なじみにそっくりの男−−−。謎に満ちた身堂一家を探るため、永流と草臥は彼らの根城である富士の裾野の無頼(ぶらい)の宿(しゅく)を訪れる。蛇蝎と麗波が築き上げたその街は、喧騒と猥雑と絢爛と頽廃に満ちていた。豪胆にして無慈悲な蛇蝎が仕掛ける、人の命を金で買う大博打。その妖しき美貌と奇怪な術で人を惑わす麗波。草臥に刃を向ける凶介の正体は。揚羽と側近の風天千之介<ふうてんせんのすけ>(粟根まこと)らに秘められた過去とは。身堂一家が巻き起こす無頼の風に巻き込まれる永流と草臥。その果てに己自身の宿命と因縁が明らかになり、やがて、日の本の命運すら揺るがす策謀と立ち向かうことになることを彼らはまだ知らない。
2021年11月14日昨年コロナ禍により公演が叶わなかった、いのうえ歌舞伎『神州無頼街(しんしゅうぶらいがい)』が2022年3月より大阪・静岡・東京にて上演されることが決定した。2021年秋、 豪華キャストとアクション&アンサンブルチームと共に、満を持しての“フルスペック”新感線として再発進した劇団☆新感線。42周年を迎える22年春は、幕末を舞台に、歌と踊りと立ち回りで彩る伝奇時代劇『神州無頼街』を上演する。劇団☆新感線のこれまでの作品とは一味違う魅力に満ちたストーリーの本作。“幕末”や“侠客”という、これまで中島かずきがいのうえ歌舞伎では取り上げなかった題材を用いて、猥雑で妖しく、摩訶不思議な世界を見せる。物語の主人公で博識の若き町医者、秋津永流(あきつながる)を演じるのは福士蒼汰。テレビドラマ初主演作品の『仮面ライダーフォーゼ』で中島かずき脚本と出会い、記念すべき初舞台が2017年の『髑髏城の七人』Season月〈上弦の月〉だった。そして陽気でお調子者の口出し屋、草臥(そうが)を演じるのは宮野真守。福士と同様『髑髏城の七人』Season月〈下弦の月〉が劇団☆新感線初参加となったが、今回は中島による彼のキャラクターに合わせた“当て書き”を得て、さらにそのチャーミングな魅力が表現されるはず。このふたりは、今作で待望の共演を果たす。お互い助け合い、時には足も引っ張り合うふたりの"バディ"にも注目だ。さらに共演に、これが新感線5回目の出演となり、シリアスもコメディも自在な堂々たる“準劇団員”松雪泰子、その強烈な存在感と個性を活かしたクセの強い役を演じたら右に並ぶものはいない、劇団☆新感線初参加となる高嶋政宏。加えて、新感線には3回目の出演、幅広い作品で個性を放つ木村了、新感線には2回目の出演、舞台を中心に活躍し、近年は映画・ドラマと映像でも活躍目覚ましい清水葉月。この4人が、富士の裾野に“無頼の宿(ぶらいのしゅく)”を開く、ワイルドかつ謎に満ちた侠客・“身堂蛇蝎(みどうだかつ)一家”を演じる。そしてもちろん粟根まことのほか、お馴染みの劇団員たちも勢揃いし物語世界をしっかりと支える。華やかな俳優の魅力にカタルシスたっぷりのストーリー。そしてスペクタクル満載の演出を総動員してお送りする劇団☆新感線による渾身の最新舞台だ。すでに発表済みの大阪、東京公演に加え、今回は物語の舞台となる富士の裾野、新感線初の静岡公演も大決定。無頼の街をヤクザな猛者たちがおおいに暴れ回り、それぞれの過去の因縁に立ち向かっていく幕末伝奇活劇にぜひ期待してほしい。【劇団☆新感線主宰・演出:いのうえひでのりコメント】昨年の中止を受けて、これだけの短いスパンでほぼ同じキャスティングで改めて上演できるのは珍しいこと。絶対に上演する!という気持ちを、演劇の神様に「諦めずにやりなさい」と応援されたようで嬉しいです。(福士)蒼汰とマモ(宮野真守)は、元々の『神州無頼街』の期間に上演した『浦島さん』と『カチカチ山』でそれぞれと徹底的に芝居が出来たことがプラスになりましたし、他の様々な仕事で経験を重ねて大きくもなった彼らと改めて関われるのは楽しみです。松雪さんは今作では色っぽくもありつつ母性を感じさせる、大人の妖艶さを発揮してほしい。高嶋さんは“元祖ロック役者”という印象が強く、実は映画「ZIPANGジパング」(90)で高嶋さんが演じた地獄極楽丸は、『髑髏城の七人』の捨之介の造形に影響を与えていて、一方的にご縁を感じていたので、やっとご一緒出来るのが嬉しいです。(木村)了ちゃんは、作品を重ねるごとに結果を残して安定しているので、そこを改めて新感線でも証明してほしいですし、(清水)葉月は『髑髏城の七人』Season鳥(17)以来で、もっと早く一緒にやりたかったのですが、やっと実現します。今年の『狐晴明九尾狩』が少年漫画とすると、『神州無頼街』は青年漫画。猥雑で色っぽく、日本の闇も関わるような内容も出てくる。といっても新感線らしい、劇画タッチのザッツ中島かずきワールドになると思います。僕としては、音楽を多用したロックでお祭り騒ぎのような作品にしたい。この作品の上演の頃にはコロナが収束していて欲しいですね。そして打ち上げ花火になるような、思う存分みんなでワイワイ芝居を楽しめる公演に出来るよう、願いをこめて挑みたいと思っています。【作:中島かずきコメント】ようやく『神州無頼街』が再スタートです。一年半、間を置いたことで、キャスト・スタッフそれぞれが想いを凝縮して再始動に向かうはず。医者の永流を演じる福士蒼汰くん、口出し屋の草臥を演じる宮野真守くん、それぞれ、去年の『浦島さん』『カチカチ山』でいのうえ演出をみっちり味わった経験を踏まえて、より深く新感線ワールドを体現してくれると期待しています。一旦は決定稿になった脚本も、改めて見直して大幅な改訂を加えました。『狐晴明九尾狩』同様、3時間上演をめざして、可能な限りシェイプアップしました。でも、その分、ギュッと濃縮になった気がします。今回は、血煙と砂埃舞う富士の裾野を闊歩する無頼の輩の幕末伝奇時代劇。永流と草臥の好漢二人が自分の過去と対峙する、活劇青春譚でもあります。『狐晴明』とはまた一味違う、でもこれもまた新しいいのうえ歌舞伎がお見せ出来ると思っています。ご期待下さい。【福士蒼汰コメント】中止から2年越しの上演は、念願の!といった気持ちです。劇団☆新感線に参加させてもらうたびに新たな刺激があるので、思う存分吸収・解放できればと思います。なんといっても宮野真守さんとの共演は、今から楽しみすぎて、飛んでいってしまいそうです!飛びすぎないように、いのうえさんに足を掴んでいていただきながら頑張りたいと思います。そして宮野さんからは学ぶことが本当にたくさんあるので、同じ時間を過ごせることを楽しみにしていますし、宮野ファンの一員としても、思いっきり楽しんじゃいます!昨年残念ながら延期となってしまった分、今ステージではその無念を晴らしたいと思っています。たくさんの想いをぶつけられればと思いますので、ぜひお楽しみに!【宮野真守】劇団☆新感線への2度目の出演で、まさか当て書きに近い形で新作を書き下ろしていただけるなんて、夢のような出来事で光栄の至りでした。その作品が上演できなかった事は本当に本当に悔しくて。でも我々は希望を持って前を向き進み続け、上演にたどり着いたこと……感謝や感激では言い表せないほどの熱い想いが込み上げ、滾っています。当時、台本をもらった時から、「これは宮野の全力以上の全てを出さないといかんぞ…!」と、思うほどの役柄だったので、ドキドキしてる場合じゃないくらい気合が入っていました!今、2歳おじさんになって…(笑)むしろ、さらにパワーアップした宮野で臨めるよう、しっかり準備して、宮野の全てを捧げます(笑)そしてついに、福士くんと舞台に立てます。福士くん、大好きです。その僕の熱い想いも乗ってしまうかもしれない(笑)間違いなく最高に面白い作品です!そこに僕らの2年越しの熱い想いが乗っています…。絶対に、とんでもないエンターテインメントになるので、楽しみに待っていてください!【公演概要】2022年劇団☆新感線42周年興行・春公演いのうえ歌舞伎『神州無頼街』作:中島かずき / 演出:いのうえひでのり出演:福士蒼汰 / 松雪泰子高嶋政宏 / 粟根まこと木村 了清水葉月 / 宮野真守右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ保坂エマ村木 仁川原正嗣武田浩二藤家 剛川島弘之工藤孝裕菊地雄人あきつ来野良藤田修平北川裕貴下島一成鈴木智久山﨑翔太米花剛史渡部又吁小板奈央美後藤祐香鈴木奈苗森 加織※高嶋政宏の「高」ははしごだかが正式表記。企画・製作:ヴィレッヂ劇団☆新感線公式サイト: ■大阪公演公演期間:2022年3月17日(木)~29日(火)会場:オリックス劇場料金:S席15,800円 / A席7,800円 / ヤングチケット2,200円チケット発売日:2022年1月30日(日)10:00~主催:ABCテレビ / サンライズプロモーション大阪協力:ABCラジオ後援:FM802 / FM COCOLOお問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日・祝日は休業)■静岡公演公演期間:2022年4月9日(土)~12日(火)会場:富士市文化会館ロゼシアター大ホール料金:S席14,800円 / A席11,800円 / ヤングチケット2,200円チケット発売日:2022年1月30日(日) 10:00~主催:サンライズプロモーション大阪 / サンライズプロモーション北陸お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日・祝日は休業)■東京公演公演期間:2022年4月26日(火)~5月28日(土)会場:東京建物Brillia HALL料金:S席14,800円 / A席11,800円 / B席9,000円 / ヤングチケット2,200円チケット発売日:2022年3月5日(土) 10:00~主催:ヴィレッヂ制作協力:サンライズプロモーション東京お問い合わせ」サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2021年11月11日劇団☆新感線41周年興行秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』が2021年9月17日(金)からTBS赤坂ACTシアターほかで上演される。7月17日、オンラインで製作発表会見が行われ、出演者らが登壇した。中島かずき中島かずきが脚本、いのうえひでのりが演出。中村倫也、吉岡里帆、向井理ら総勢38名が出演。「狐の子」を名乗る陰陽師・晴明と、陰陽師に化けた九尾の狐との頭脳戦を、新感線らしくアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだ伝奇ファンタジーとして作り上げる。いのうえひでのり会見で、いのうえひでのりは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で『偽義経冥界歌』は東京公演の一部と博多公演が中止になったことを振り返り、「非常に悔しい思いをしていました」。立ち回りも多く、出演者数も多いいのうえ歌舞伎なので、「なかなかこういう状況の中で作品を作ることができなかったんですけど、満を持して、フルスペックで、全力でやることになりました」と気合いを込めた。安倍晴明が主人公ということで、演出も「ファンタジー色が強いものになる」。『阿修羅城の瞳』など、いのうえ歌舞伎の初期作品に近いテイストになりそうで、「いろいろ仕掛けがあったり、面白い舞台になっていると思う」という。中村倫也その安倍晴明を演じる中村倫也。晴明のイメージは「シュッとして、ミステリアスで、なんか、半端ない」といい、もし魔術が使えるのなら「式神を大量生産して、自分の王国を作る。自分はハンモックで寝ているだけという暮らしがしたいです」と独特な回答をしていた。会見前日に初めて行われたという脚本の読み合わせについては「いろいろな妖怪が出てきて嬉しかったですし、すごく楽しいものになるんじゃないかなと思っています」と感想を語る。それに対し、九尾の妖狐に身体を乗っ取られた陰陽師・賀茂利風を演じる向井理は「膨大なセリフ量で……」と本音を漏らしつつ、「でも、役者が苦労している作品こそ、お客様には楽しんでもらえると思います。その苦労を見ていただいて、こんな時代だからこそ楽しんでもらえる作品にしたいです」。向井理狐霊のタオを演じるのは吉岡里帆。劇団☆新感線は初参加だが、某CMで狐を長年演じてきたため「狐歴が結構長いんです」と笑う。会見で狐を演じる上でのポイントを問われると「人間じゃないんだよというアピール。それから絶対に人間の耳を見せないこと」となかなか通な答えをしていた。そして、「足手まといになりたくないと思いながら、なんとか皆さんにしがみつきながら、頑張りたいなと思っています」とコメントした。吉岡里帆その他の出演者は浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也、高田聖子、粟根まことら。東京公演は9月17日(金)から10月17日(日)まで。大阪公演は10月27日(水)〜11月11日(木)、オリックス劇場にて。いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』メインビジュアル取材・文:五月女菜穂撮影:田中亜紀
2021年07月19日2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』が、2021年9月に東京・TBS赤坂ACTシアターで、10月に大阪・オリックス劇場で上演される。主演は中村倫也が務め、吉岡里帆や向井理なども出演する。「劇団☆新感線 」とは?1980年に大阪で旗揚げされた「劇団☆新感線 」は、いのうえひでのりが主宰する劇団。映画やドラマでも活躍する古田新太や橋本じゅんをはじめ、個性豊かな役者が所属している。また、コンサートばりの照明・音響を駆使した“ド派手”な演出も見所の一つとなっている。“伝奇ファンタジー“『狐晴明九尾狩』劇団41周年となる2021年秋は、神話や史実などをモチーフにした同劇団の王道シリーズ“いのうえ歌舞伎”を上演。座付作家・中島かずき描き下ろしによる、アクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだ伝奇ファンタジー『狐晴明九尾狩』を届ける。陰陽師・安倍晴明にフォーカス『狐晴明九尾狩』でフォーカスするのは、小説や漫画、映画、ゲームと数多くの作品で取り上げられてきた平安時代の陰陽師・安倍晴明。本作品では「狐の子」を名乗る晴明と、陰陽師に化けた“九尾の狐“との頭脳戦を描く。中村倫也&吉岡里帆&向井理が共演主役の安倍晴明を演じるのは、『ファーストラヴ』『人数の町』などに出演し、作品ごとに様々な表情を魅せてきた中村倫也。“中村倫也が安倍晴明を演じたら“という発想から誕生した同作品で、どのような晴明を演じるのか期待が高まる。また、『見えない目撃者』『泣く子はいねぇが』など、数多くの話題作に出演してきた若手実力派女優・吉岡里帆が同劇団の作品に初参加し、九尾の狐と因縁のある狐霊を演じる。さらに、陰陽師に化け、日の本の支配を企てる九尾の狐役には、2017年に上演された同劇団の作品『髑髏城の七人』Season風以来2度目の参加となる向井理を起用。その他、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也や、劇団員の高田聖子、粟根まことらも参戦する。詳細2021年劇団☆新感線41周年興行秋公演いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演:中村倫也、吉岡里帆、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也、高田聖子、粟根まこと、向井理、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木 仁、川原正嗣、武田浩二、藤家剛、川島弘之、菊地雄人、あきつ来野良、藤田修平、北川裕貴、紀國谷亮輔、下島一成、鈴木智久、武市悠資、山﨑翔太、渡部又吁、小板奈央美、後藤祐香、鈴木奈苗、森加織■東京公演上演時期:2021年9月会場:TBS赤坂ACTシアター住所:東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス問い合わせ先:サンライズプロモーション東京TEL 0570-00-3337(平日12:00~15:00)■大阪公演上演時期:2021年10月会場:オリックス劇場住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15問い合わせ先:キョードーインフォメーションTEL 0570-200-888(11:00~16:00/日・祝日は休業)<あらすじ>ときは平安時代の中頃。貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都。そこで宮廷陰陽師として仕える安倍(あべの)晴(せい)明(めい)(中村倫也)。人並み外れた陰陽道の才能ゆえに「人と狐の間に生まれた」と噂され、“狐晴明”と呼ばれている。ある夜、九つの尾を持つ凶星が流れるのを見た彼は急いで参内する。それは唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。しかし、宮廷からうとましく思われている彼は退けられ、九尾の妖狐退治は、大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂(かもの)利風(としかぜ)(向井 理)に命じられる。だが、すでに九尾の妖狐は利風を倒し、その身体を乗っ取り内裏に侵入していた。それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒さんと動き出す。しかし妖狐も利風の記憶や術を利用して、晴明の息の根を止めようとする。晴明には大陸から妖狐を追ってきた狐霊のタオ(吉岡里帆)たちが加勢。だが、タオとの因縁を逆手に取った妖狐の策略に翻弄されてしまう。混沌とする戦いは逆転、また逆転の連続に……!狩られるのは妖狐か、それとも晴明か。術と頭脳、そして陰陽師の誇りを懸けた死闘が今、幕を開ける――!
2021年06月04日Yellow/新感線『月影花之丞大逆転』の取材会が21日に都内で行われ、いのうえひでのり(演出)、古田新太が登場した。同作は劇団☆新感線の41周年春公演。2003年に上演された『花の紅天狗』(初演・1996年)のスピンオフ作品として、爆発的なテンションの月影花之丞(木野花)が再び登場し笑たっぷりの作品を届ける。コロナ禍で座組みもタイトに、古田新太、阿部サダヲ、浜中文一、西野七瀬、河野まさと、村木よし子、山本カナコ、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、木野花といった役者陣が揃った。もともと予定していた本公演は100人規模のキャスト・スタッフが動くことになるため、企画を練り直すことに。「できるだけタイトに、少人数のカンパニーで、なおかつ笑える面白いものができないかと、急遽立ち上げた」という。木野が演じる月影花之丞が活躍することになるが、古田は「マヤ的な人と亜弓さん的な人は出てきません。月影先生は『ガラかめ』でいうところの最大のスパイス、カレーにおけるクミン。ただ、今回クミンしか出てこない!」と訴える。木野については、2人とも「段取り芝居がとりあえず苦手」(いのうえ)、「袖にはけるとホッとするタイプの人なんですよ」(古田)と苦笑し、古田は「『は〜』って言ってるけど、袖から出なきゃいけない。それで俺が肩持って連れて行くと『どこへ連れて行くの~!』『今から出番だ馬鹿野郎!』って」と振り返る。一方で、いのうえは「異常なテンションはもう演劇界随一だと思うんで、木野さんの輝きを最大限に出せるように」と信頼も寄せた。久しぶりに阿部と共演することになる古田は「サダヲがもう全然売れてない頃からの付き合いで、その頃から下北界隈じゃ『ショーストッパー』と言われてた。全然売れてない時から、何にもしないでも客の目を引く。一緒にやっててすごく楽しいです。もっとも信頼する後輩の一人なので」と評価する。また、パロディネタについては、いのうえが「劇団がお芝居の稽古をしていきながら物語が進行して行くので、パロディを入れやすい。どういうパロディが入るかはお楽しみ」と期待を煽るが、古田は「中島(かずき)さん、いのうえさんを筆頭として、うちの劇団みんな60代50代なんですよ。パロディが古い! 20代にはわからないパロディの目白押しです」とツッコミ。いのうえは「公演が始まる前には、うっすらと『こういうのをやりますよ』と匂わせる」と笑わせた。古田は「劇団員は、歌のあるおポンチしかやりたくないんですよ。"いのうえ歌舞伎"に出たいと思ってる劇団員は1人もいないので、面白に対しては全力でぶつかって行くと思う」と予想。「演劇界で"面白"が得意な大気団、ナイロン100℃だったり大人計画だったり新感線だったりが、公演中止になった。そこから少しでも明るい気持ちになっていただきたいなという気持ちで演劇界全体がやっている」と真摯に語りつつ、「ただナイロンとか大人みたいなちょっといい話で面白い、じゃなくて、全然よくない話なので、『ああ、楽しかった。で、なんだっけ?』と言えるようなお話を作れたらいいなと思っています」と希望した。
2020年12月21日GU(ジーユー)は、さくらももこ原作の「ちびまる子ちゃん」と「コジコジ」とコラボレーションした「MOMOKO SAKURA」コレクションを、2021年1月1日(金)に全国のGU店舗にて発売する。さくらももこ「ちびまる子ちゃん」「コジコジ」とGUがコラボさくらももこの代表作漫画であり、2021年に原作35周年を迎える「ちびまる子ちゃん」と名作漫画「コジコジ」とGUがタッグ。キャラクターや漫画の表紙、コミックスならではのコマ割りデザイン、物語に登場する印象的な名言の数々など、さくらももこ作品の世界観を落とし込んだアイテムが勢揃い。ウィメンズのウエアを中心に、ルームウエアや愛らしいグッズまで幅広いラインナップを展開する。「ちびまる子ちゃん」プリントのスウェットやトートバッグなどスウェットシャツは、まる子をフロントに描いたデザインや、サイケデリックなバックデザインを採用したモデル、登場キャラクターをカラフルなプリントでポップに表現したデザインなどが登場。5分袖Tシャツには、愛らしいまる子のイラストや、コミカルな漫画のシーンをあしらった。また、コミックスの表紙をフィーチャーしたスマートフォンケースや、カラフルなキャラクターグラフィックを総柄で配したトートバッグ、ポーチといったグッズも充実。どこか懐かしくレトロな雰囲気の感じられるアイテムが揃う。「コジコジ」スマホケースやパーカー、ルームウエアも「コジコジ」とのコラボレーションでは、コジコジをワンポイントで配したパーカーや、印象的な台詞をフィーチャーしたロングスリーブTシャツなどがラインナップ。総柄のサテンパジャマは、柔らかな色彩の植物柄にコジコジをミックスして描いた華やかなデザインが魅力だ。両足に刺繍を配したチャーミングなルームシューズと組み合わせて使うのもおすすめ。スマートフォンケースは、コジコジをダイナミックにデザインしたアイキャッチな仕上がり。その他、イラストを配したポーチやトートバッグなども登場する。【詳細】GU「MOMOKO SAKURA」コレクション発売日:2021年1月1日(金)※1月1日(金)休業店舗は1月2日(土)~販売開始販売場所:全国のGU店舗、GU公式オンラインストアアイテム例:■ちびまる子ちゃん・スウェットプルオーバー 1,990円+税・ロングスリーブTシャツ 1,690円+税・グラフィックTシャツ 990円+税・ソックス 390円+税・トートバッグ 990円・モバイルケース 1,690円+税■コジコジ・スウェットプルパーカ 2,290円+税・ロングスリーブTシャツ 1,690円+税・グラフィックTシャツ 990円+税・サテンパジャマ 2,990円+税・ラウンジシューズ 990円+税・ポーチ 790円+税・モバイルケース 1,690円+税
2020年12月21日小説家・ふくだももこが自らメガホンをとる監督最新作『君が世界のはじまり』が、2020年夏に公開。松本穂香が主演作『おいしい家族』以来、ふくだ監督と二度目のタッグを組む。ふくださん自身が執筆し、デビュー作ながら「すばる」文学賞佳作(集英社)を受賞した小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を原作に、自ら監督を務めて映画化。脚本は、『リンダリンダリンダ』『聖の青春』『愚行録』など、数々の話題作を手掛ける向井康介が1つの物語に再編。ふくだ監督が描いた若者たちの危うい魅力はそのままにオリジナリティ溢れる物語へと昇華させ、青春映画の新たなマスターピースへと生まれ変わらせた。ふくだ“監督”としては、『父の結婚』(2016・監督&脚本)、『21世紀の女の子』内の「セフレとセックスレス」(2019・監督)、『おいしい家族』(2019・監督&脚本)に続き4作目。主演には、『おいしい家族』でもタッグを組んだ松本穂香。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で主人公の同僚・澄子役を演じて注目を浴びた松本さんだが、2019年以降、『わたしは光をにぎっている』(中川龍太郎監督)や『酔うと化け物になる父がつらい』(片桐健滋監督)といった主演作が続くほか、CM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズにも出演。若手最注目株の1人として活躍の幅を広げる彼女が、閉鎖された地方に生きる高校2年生の主人公・えんを演じる。デジタル技術が全盛のいま、あえてフィルムで撮影されたティザービジュアルと場面写真は、穏やかに差し込む光が、ティーンエイジャーならではの危うさと儚さを見事に表現。さらに、イメージクリップの映像では「自分だけ自由になりたいなんて、そんなんで人にやさしくなれるのかな」という少年の意味深な言葉とともに、松本さんが演じる少女・えんが、何かいいたげな表情で正面を見据えており、寂れゆく町で燻る高校生たちの危うく儚い青春を捉えている。主演:松本穂香コメント青春時代って、一瞬すぎるからなのか、どこか記憶がぼんやりしている。大切な瞬間が溢れてたはずなのに、記憶が抜け落ちてる。だけど、多分、その時感じた切なさやあたたかさは、ずっとずっと心の中に感触として残ってるんだと思う。恥ずかしいぐらいまっすぐだった私たち。過去があって、今がある。私たちはずっと、何かに向き合いながら、苦しみながら生きてきた。そんな当たり前のことに救われる気がする。だから大丈夫。私たちは大丈夫。ダサくても痛くてもいい。だから伝わるものがある。そんな気持ちでこの作品に挑みました。原作・監督:ふくだももこコメント「君が世界のはじまり」のもとになった小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」は、私にとって、どうしようもなく特別な物語だ。“青春”という箱の中に入れられるのを嫌悪していたあの頃の、胸を突き抜けて飛び出しそうなエネルギーが、すべての登場人物に詰まっている。この映画が、どこへも行けない、何にもなれない、そんな風に思っている誰かの、はじまりのきっかけになればいいと願っています。私が書いた、ゴツゴツトゲトゲした岩のような小説を切り取り、石にして世に出してくれた人がいて、手に持てるよう丁寧に削ってくれた向井康介さんの脚本があって、一緒に磨いてくれた素晴らしいスタッフと、松本穂香をはじめとする、才能ある俳優たちがいる。すべての人の力を合わせて「君が世界のはじまり」は、誰も見たことのない、燦然と輝くたったひとつの宝石になった。どうかこのきらめきが、あなたの心を照らしますように。脚本:向井康介コメント40歳を越えて、もう青春映画を書くことはないと決めていた矢先に、佐々木史朗さんとの出会いがあり、“ふくだももこ”という若い作家の短編小説を知りました。二十代の書く文章に自分はもうついていけないだろうと思っていたのに、驚くほど心の中に入ってくる。なぜなのだろう?そんな疑問から、僕の中でこの企画は始まりました。「ふくだ、君が晩年になって、人が作品を振り返ったときに『ふくだももこの初期の代表作と言ったらこれしかないよね』とみんなが肯くような映画にしよう」何度目かの打ち合わせのあと、居酒屋で僕はふくだにそう言ったのを覚えています。とても小さな物語だけれど、この映画が生まれる一助を担ったひとりとして、本当にそんなふうに語り継がれるような作品になってくれたら嬉しいです。『君が世界のはじまり』は夏、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月31日2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつね めいかいにうたう)』が2月から東京と福岡で上演される。その記者会見が行われ、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのり、主演の生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、早乙女友貴、山内圭哉、三宅弘城、橋本さとしが出席した。【チケット情報はこちら】本作は、偽物説や影武者説などさまざまなドラマティックな謎を抱えた“源義経”をモチーフに、中島が書き下ろした“いのうえ歌舞伎”の完全新作。昨年3月から4月までの大阪・金沢・松本公演を上演し、今回の東京・福岡公演にて旗揚げ39周年を記念した「39(サンキュー)興行」の締めくくりとする。まず中島が本作について「生田くんが高校生の頃に出会って以来ずっと書き下ろしでやりたいと思っていました。それで今回結局バカな役になってしまい、あいすまんと思いながら(笑)、でもとても魅力的な役です」と話し、昨年の上演を「想像以上に光に満ちた舞台になったなと思いました。役者が板の上に立つことでこういうカタチになるんだと改めて実感しました。不思議な舞台でした」と明かす。いのうえは「今回は気合いが入って詰め込み過ぎて、歴代の作品でも一番立ち回りが多い芝居になってしまいました…(笑)。若手にがんばってもらおうと、階段や八百屋舞台(手前に向かって斜面がついた舞台)でつくったら、2幕でことのほか、うちの“おじいさん”たちが走り回らなくてはならい展開になりまして(笑)。今回いろいろ削ったので、10分くらい短くなると思います」と、2020年版は新たな変化がありそうだ。いのうえが注目してほしいのは唯一の新キャスト三宅弘城。昨年橋本じゅんが演じた役を演じる。生田は本作について「いのうえさんがつくりたい劇団☆新感線であり、お客様が観たい劇団☆新感線のお芝居ができたと思っています。いのうえ歌舞伎でしか見られないスペクタクルです」と語り、りょうは座長・生田を「本当に頼りになります。バカとは言いませんが(笑)、とてもチャーミングな方。そこが大きな魅力です」と語る。劇団☆新感線初出演の中山は「最初はビビっていたのですが、稽古場で皆さんがゲラゲラ笑いながらつくっている姿を見て安心しました。稽古に行くのが楽しいです」と笑顔。本作が初舞台の藤原は「この作品は歌が鍵になっているのですが、今回は新しい曲が増えてますので、精一杯歌わせていただきます!」と意気込んだ。会見での笑顔の多さからカンパニーの雰囲気が垣間見えた本作は、2月15日(土)から3月24日(火)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて、4月4日(土)から28日(火)まで福岡・博多座にて。チケットぴあでは東京公演の立見券を販売中。取材・文:中川實穗
2020年01月27日現在投票受付中のWOWOW「勝手に演劇大賞」。第10回目を記念して開催されるスペシャルトークイベントのゲストに、いのうえひでのり(劇団☆新感線 主宰・演出家)が出演することが決定した。「勝手に演劇大賞」は、を演劇ファンからのWEB投票によって選出された作品・演出家・俳優を表彰する賞。11月1日から投票が開始され、12月31日まで行われている。「作品賞(ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門)」 「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」に分けられ、結果は2020年2月下旬、勝手に演劇大賞特設サイトにて発表される。10回目の開催を記念して開催されるトークイベントには、フリーアナウンサーの中井美穂と演劇ジャーナリストの徳永京子の登壇が決定していたが、このたび新たにいのうえの出演が明らかとなった。いのうえは1980年に劇団☆新感線を旗揚げ。以降、ドラマ性に富んだ外連味たっぷりの時代活劇“いのうえ歌舞伎”、生バンドが舞台上で演奏する音楽を前面に出した“Rシリーズ”、作・演出を手がける笑いをふんだんに盛り込んだ“ネタもの”など、エンタテインメント性にあふれた多彩な作品群で“新感線”という新たなジャンルを確立させてきた。来年は、2月に東京、4月に福岡で『偽義経冥界歌』の公演が控えている。いのうえは、「勝手に演劇大賞」で2012年と2018年の2回、演出家賞を受賞。今回のトークイベントでは、舞台演出の裏話やいのうえならではの観劇ポイントなど、ここでしか聞くことができない演劇コアトークを楽しむことができそうだ。本イベントの参加は「勝手に演劇大賞」の特設サイトで11月29日まで受け付けられる。対象はWOWOW加入者で、定員は25組50名。●いのうえひでのり(2018年受賞時のコメント※一部抜粋)今後やりたいコトはたくさんあります。どれもハードルが 高いですけど、オリジナルの音楽を使った本格ミュージカルや、楽しいネタモノもの、僕らの年齢に合った渋い“いのうえ歌舞伎”も創ってみたいですね。ゲキ×シネやWOWOWの放送をきっかけに、芝居に興 味を持って頂けたら、劇場へ挑戦してみて頂きたい。劇場という空間には、生でしか味わえないものがあります。・勝手に演劇大賞2019投票期間:11月1日(金)〜12月31日(火)対象作品:2019年に国内で上演された全ての作品投票方法:勝手に演劇大賞特設サイトにて ※WOWOWのWEB会員登録が必要となります(登録無料)投票各賞:「作品賞(ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門)」「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」結果発表:2020年2月下旬 勝手に演劇大賞特設サイトにてプレゼント:カブキグラス 1名様 ※投票いただいた方の中から抽選でお送りいたします。勝手に演劇大賞特設サイト: ・勝手に演劇大賞2019 第10回記念スペシャルトークイベント日付:12月8日(日)開場:13:30 開始:14:00 終了16:00(予定)会場:都内某所(当選された方にのみお知らせします)人数:25組50名様(お一人でのご応募も可能です)登壇者:中井美穂、徳永京子ほか(予定)応募期間:11月1日(金)〜11月29日(金)
2019年11月08日ジェラート ピケ(gelato pique)とさくらももこによるルームウェアが登場。2019年3月15日(金)より発売される。ジェラート ピケと『ちびまる子ちゃん』などで知られる漫画家・さくらももこのスペシャルコレクションでは、さくらももこの原画をプリントしたTシャツ、ドレス、カーディガン、ブランケット、ハンドタオルなどを展開。真っ白なTシャツには、輝く星空を舞うまる子と、星、魚たちをプリント。パステルイエローのカーディガンには同様のプリントをタグにのせている。ペールピンクのドレスには、大木の下で物語の1ページ目を開いたまる子とコジコジの姿を配して。どこか不思議で温かみのある原画が、柔らかなカラーのルームウェアに溶け込んでいる。1991年発行のベストセラーエッセイ『もものかんづめ』の表紙イラストを具現化した、「もものかんづめハンドタオル」も登場。缶の中には桃をイメージしたピンク色の今治タオルを詰め込んだ。©さくらプロダクション【詳細】ジェラート ピケ さくらももこ スペシャルコレクション~Memorial Contents by GELATO PIQUE~発売日:2019年3月15日(金)アイテム例:・プリントTシャツ 4,400円+税・プリントドレス 5,000円+税・カーディガン 6,400円+税・ブランケット 4,800円+税・もものかんづめハンドタオル 1,800円+税【問い合わせ先】ジェラート ピケ ルミネエスト新宿店(東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿/B2F)TEL:03-6457-8217ジェラート ピケ 阪急うめだ本店(大阪府大阪市北区角田街8-7 阪急うめだ本店/3F)TEL:06-6313-0375
2019年03月17日9月15日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」では、先日逝去した漫画家のさくらももこさんを追悼して『映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年』をノーカット地上波初放送する。8月15日に乳がんのため53歳で亡くなったさくらももこさん。彼女が自身の幼少期を反映させて描いた代表作「ちびまる子ちゃん」は1990年にテレビアニメ化。瞬く間に超高視聴率番組となり、主題歌「おどるポンポコリン」も大ヒットを記録。現在まで放送が続く長寿番組となった。そんな「ちびまる子ちゃん」の23年ぶりとなる劇場版となった本作。世界の5か国からやってきた子どもたち。花輪くんのお願いで、みんなの家に外国の子どもたちがホームステイすることになったからさあ大変!まる子の家にはイタリアからやって来たアンドレアが来ることに。学校での授業に参加したり、週末には清水の町を飛び出して、みんなで大阪や京都へと出かけたりと楽しい日々を過ごすまる子たち。一緒に行ったお祭りでは「また会えますように」とそれぞれお願い事をする2人。そんな楽しい日々にもいよいよお別れのときが――というストーリー。原作・脚本をさくらももこさん自ら担当、まる子役のTARAKOはじめ、おじいちゃん役の島田敏、お父さん役の屋良有作、お母さん役の一龍斎貞友、おばあちゃん役の佐々木優子、ナレーションのキートン山田らお馴染みの声優陣と、2016年にさくらさんと同じ乳がんで亡くなった水谷優子さんがお姉ちゃん役を演じている。またゲスト声優として「花晴れ」『虹色デイズ』などヒット作を連発、『覚悟はいいかそこの女子。』の公開も控える中川大志をはじめ、大河ドラマ「西郷どん」などの劇団ひとり、振付師のほか連続テレビ小説 「半分、青い。」などに出演もしているパパイヤ鈴木、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』もヒット中の渡辺直美、『バイオハザードザ・ファイナル』のローラなども顔を揃えている。またテレビ版の主題歌だった「おどるポンポコリン」を映画スペシャルバージョンとして大原櫻子が担当。大原さんは挿入歌「キミを忘れないよ」も手掛けている。普段の「ちびまる子ちゃん」では見られない映画ならではの笑って泣けるストーリー「土曜プレミアム」『映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年』は9月15日(土)21:00~フジテレビ系でノーカット地上波初放送。(笠緒)■関連作品:映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年 2015年12月23日より全国にて公開© 2015さくらプロダクション/フジテレビジョン日本アニメーション東宝博報堂DYメディアパートナーズFNS27社
2018年09月15日9月2日に放映されたアニメ『ちびまる子ちゃん』の視聴率は14.3%を記録したという(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。漫画家・さくらももこさん(享年53)の逝去を受けて内容を変更し、番組の最後には追悼メッセージも放送された。さくらさんは7年前から乳がん闘病をしていたというが、公表はせず、ごくごく親しい知人にしか知らせていなかった。出版社『ヒカルランド』社長の石井健資さん(63)もその1人だ。さくらさんと石井さんの交流は18年にも及ぶ。’00年当時、徳間書店に勤務していた石井さんが手がけたチリの小説『アミ小さな宇宙人』をさくらさんが絶賛し、なんと「表紙を私が描いてあげる」という申し出があったのだ。石井さんは言う。「さくらさんは宇宙や精神世界、そして死後の世界に関する、たくさんの本を読んでいて、知識も豊富でした。私の会社でもスピリチュアル分野の本を出版していますが、私なんかよりずっと詳しいのです。自宅ではパワーの集まるというピラミッド形の帽子を見せていただいたこともあります」’10年3月に石井さんが徳間書店を退社し、自分で会社を立ち上げることを打ち明けると、すぐに会社のロゴも描いてくれたのだ。「まるちゃんのお父さんのヒロシさんも酒好きキャラとして描かれていますが、さくら先生ご本人もお酒が大好きな方でした。特に出身地の静岡県の日本酒がお好みで、ご自宅にはたくさんの銘柄がそろっていたのです」“何事にも真摯で丁寧”というのが、さくらさん流だった。「たとえばサインを描くのも、まるちゃんやコジコジなどキャラクターを入れて、1枚に20分とか30分とか、納得できるまで、丁寧に時間をかけるのです。『納得できないことはしたくない』というのは先生の性分だったと思います。だから乳がんという病気についても、ものすごく調べていらっしゃいました。『私は、いつ死んでもいいの』なんて冗談めかして言っていましたが、治療についても自分で責任を持たれたかったのでしょう」さくらさんは、病院や医師についても丁寧なリサーチの後に選んでいたという。石井さんが続ける。「治療法についても姿勢は同様で、切除手術は受けても、抗がん剤は使わないとご自分で決めていらしたのです。その代わり、民間療法や自然療法でも良いものがあると聞けば、全国各地に飛んでいきました。四国での治療には私も何度か同行したこともあります。『バイオレゾナンス』というドイツ発祥の治療法です」バイオレゾナンスとは、専門の機械により、症状にあわせた周波数の波動を受けることで、自然治癒力や生命力を高めるという治療法だ。「治療で地方に行くといっても、さくら先生の場合、悲壮感はありませんでした。その土地土地で、温泉や食事を楽しんでいたのです。もともとお料理は得意ですが、食事療法も詳しかったですね。そういった努力の成果で、私も先生が、がんを克服されたと聞いていましたので、今回の訃報に接したときには、とても残念に思いました……」最後まで自分流を貫き通したさくらさん。その分身である“まるちゃん”は、これからもみんなに愛され続ける。
2018年09月04日フジテレビ系アニメ『ちびまる子ちゃん』の原作者として知られる漫画家・さくらももこさんが15日に亡くなったことを受け、さくらさんがかつてパーソナリティーを務めていたニッポン放送のラジオ番組『さくらももこのオールナイトニッポン』の番組音声が28日、『長谷川幸洋のOK!Cozy up!』(毎週月~金6:00~8:00)内で放送された。同番組は、ラジオ配信サービス・radikoのタイムフリー機能で放送1週間後まで聴くことができる。さくらさんは1991年10月から1992年9月末までの1年間、『オールナイトニッポン』でのレギュラーパーソナリティーを毎週月曜深夜1時から3時までの2時間担当していた。突然の訃報に、ニッポン放送は社内に残るアーカイブより1992年9月7日分を放送。なお、この日の『OK!Cozy up!』はレギュラーパーソナリティの飯田浩司アナウンサーが夏休みのため、ジャーナリストの長谷川幸洋氏が担当した。放送されたのは、「番組オープニングのタイトルコール」と「次週の放送に向けた番組告知」。タイトルコールでは、「さくらももこのオールナイトニッポン!」という掛け声と共におなじみのテーマソング「ビタースウィートサンバ」が流れた。一方の番組告知は、「自分に似た人」というテーマでリスナーからの投稿を呼び掛けたもの。さくらさんが「自分に似た人」として歌手のイルカを挙げ、「私はイルカさんに似ていて驚いた」というエピソードを披露した。この音声が放送されて以降、ニッポン放送の各番組にはリスナーからの悲しみの声やメール、FAXが続々と寄せられているという。続いての生放送『垣花正あなたとハッピー!』(月~金8:00~11:30)でも早すぎる死を惜しむ声が紹介された。
2018年08月28日漫画「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさんが乳がんにより、8月15日に亡くなっていたと報じられた。53歳だった。「漫画家になりたい!」とずっと夢見ていたというさくらさん。高校3年生の夏に書いた作文が評価されたことで、エッセイのような漫画を描こうと決意したという。「84年に漫画家デビューして以降、漫画以外の分野でも大活躍。『もものかんづめ』に代表されるエッセイ集3部作は、すべてミリオンセラーとなりました。さらに自身で作詞を手がけた『ちびまる子ちゃん』のテーマソング『おどるポンポコリン』は、160万枚以上の大ヒット。さくらさんはまさに、平成という時代の寵児となりました」(出版関係者)そんなさくらさんは、一人息子・さくらめろんを溺愛していたという。めろんは、94年に誕生。8歳のときにさくらさんとの共著「おばけの手」を出版しており、ファンにとっても馴染み深い存在だ。「さくらさんはエッセイのなかで、めろんさんの独特な感性についてたびたび綴っていました。またブログでもめろんさんの誕生日や、社会人記念をお祝いする様子を報告。その親子愛をファンは微笑ましく見守っていたんです。それだけに若くしてさくらさんを亡くしためろんさんの気持ちを考えると苦しくなります。ファンの間でも心配の声があがっています……」(さくらさんのファン)母を亡くした傷心は計り知れないーー。
2018年08月28日国民的マンガ・アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが、8月15日に乳がんのため亡くなったことが明らかになった。享年53。さくらさんの公式ブログで「さくらプロダクション」が発表した。「ちびまる子ちゃん」は、「まるちゃん」の愛称で親しまれてきた主人公、さくらももこの物語。1990年のテレビ放送開始以来、まるちゃんの声を務めてきた声優のTARAKOさんは「『ご冥福を』とか言えないです。ただただ、頭の中がぐちゃぐちゃです、はい」と沈痛。「優子ちゃんに会ったらよろしくです」と、2016年に同じく乳がんで亡くなり、それまでまるちゃんのお姉ちゃん役を演じていた水谷優子さんについても触れた。今後も「今は、ただ先生の分身でもある小学3年生の子に、嘘のない命を吹き込み続けることしかできない」とまるちゃんのイメージを守り続けていくことを誓い、「ももこ先生は『ありがとう』しかない恩人です」と追悼文を締めくくった。日本のみならず、海外でも放送されてきた「ちびまる子ちゃん」の作者の死に、多くのファンが打ちひしがれている。さくらさんの訃報は、海外のアニメサイトや「Newsweek」誌などでも伝えられた。台湾で実写ドラマ化され、花輪クン役のジロー(汪東城)も「miss u」とインスタグラムに投稿。またツイッターでは「Marukoを見て育ってきたの。おじいちゃんの家にみんなで集まって、テレビを囲むっていう楽しいひとときを、これからも思い出させてくれると思うわ」、「遺した作品を通して彼女は永遠に生き続ける」、「安らかに眠ってください。ぼくは正直、乗り越えられるか分からない。大好きだったよ!」など、海外ファンからもさくらさんへの追悼ツイートがあふれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
2018年08月28日ロングセラーの定番スキンケアアイテムスキンケアクリーム『ニベアクリーム』は、日本での発売50周年を記念して、人気漫画家のさくらももこさんによるイラストを添えた限定デザイン品を発売する。ドイツで誕生した『ニベアクリーム』は日本でも1968年に発売され、「スキンケア」という言葉を広めるきっかけとなった。特に家族全員で使えるやさしい処方や、全身に使えるという使いやすさが高く評価され、日本での出荷個数は累積2億個を超える大ヒットアイテムに。最近では「誰にでも買える低価格なのに、顔のスキンケアにも効果が高い」と話題になったほか、青色に白いロゴが入った丸い缶のパッケージをアクセサリー入れなどに再利用する「青缶リメイク」が流行。若い世代からも支持される存在となっている。癒やし系デザインでお祝い毎年秋にはその年限定のデザイン品を発売している『ニベアクリーム』だが、日本発売50周年という今年は長年「家族」を描き世代を超えて愛されているさくらももこさんを抜擢。NIVEAブランドのキーワードである「まもりたい」を表現するような、独創的かつあたたかいイラストで、アニバーサリーイヤーに花を添える。さくらももこさんのデザイン品は、大缶(169g)・中缶(56g)・チューブ(50g)の3種類にて、9月8日より発売される。(画像はプレスリリースより)(C)M.S【参考】※プレスリリース
2018年08月05日●"回る"よりも、スクリーンが重要な感覚客席が360°回転する劇場として話題のIHIステージアラウンド東京。席に座ると、周りをスクリーンに覆われたステージに囲まれ、場面に合わせてそれぞれの箇所のスクリーンが開いていく。開いたスクリーンに合わせて客席が動いていくと、今までにない没入感が得られるのが、同劇場の特徴だ。業界内外から注目を受けるだけでなく、普段演劇を観に行かない層からも「行ってみたい」という声があがっている。3月からは、こけら落としとして劇団☆新感線の代表作である『髑髏城の七人』を、"花・鳥・風・月"と4つのシーズンに分け、それぞれ異なるキャスト・演出で1年3カ月にわたる長期公演として行っている。オランダの劇場を元に、日本初、どころかアジア初となる劇場に挑んだ演出家・いのうえひでのりは、実際にどのような感想を抱いたのだろうか。○タイムシミュレートが必要に――360°ステージという、今までに日本になかったステージに挑戦されたいのうえさんですが、実際にステージで演出されてみていかがでしたか?思ったより転換がスピーディーではないので、そこに工夫がいる感覚ですね。回ることより、スクリーンが閉じるということを、どう見せるのかが重要でした。お客さんも360°回ることに期待があると思いますが、実は回っていることにはあまり気が行かないんですよね。客席が回っている間に、役者も一緒に移動をしているわけですから。改めて使ってみて、シーンの並べ方が重要になってくるなと思いました。――稽古場では、俯瞰で見ることはできないんですか?稽古場では各シーンを切り取って稽古するので、シーンとシーンの間は頭の中で埋めていました。頭の中でシミュレートしていることが、どのくらいうまくいくか、試せるのは劇場の中に入ってみてからです。「このタイムでこのスクリーンが開くはずだから、その間に移動して……」みたいなことを、模型を使いながらシミュレートしていました。その開き方も、真ん中から開くのか、役者の動きを追いかけて開くのか、自由度はあるんだけど、事前にコンピュータに覚えこませなきゃいけないので、タイムシミュレートが一番難しいかな。――確かに拝見すると、スクリーンが開く時の開放感がすごかったり、自分が俳優さんや物語を追いかけながら移動している感覚が強かったです。そうなんですよ。だから、客席を本当に全部回転して見せるのは、特別な場面になりますよね。カーテンコールはネタバレしていいので、回せるんですけど、芝居中はなかなかね、難しい。このシーンとこのシーンが隣同士ってバレるから(笑)。カーテンコールで客席を回すと、映画のエンドロールみたいな効果があるんです。オランダでも同じような使い方をしていました。3月から"Season花"をやって、見え方や、できることできないこと、タイム感はわかりました。いっぱい頭の中で考えてても、実際の劇場に行かないと、わからない(笑)。無駄にデカかったり、意外と狭かったり、長所と短所みたいなことは随分わかりましたね。タイム感を把握したので、シーンの並べ方も変更して、なるべく映像でつなぐ場面を少なくしようとか、次にやろうと思っていることは沢山あります。●歌って踊る、エンタテインメント要素のある舞台に○見せ方を変えて行う4シーズン――6月12日まで小栗旬さん出演の"Season花"を上演されていましたが、6月27日からの阿部サダヲさん主演"Season鳥"では、かなりショーアップされるというお話でした。『髑髏城の七人』はキャスティングによって全然違う切り口、見せ方もできるので、アオドクロ(2004年、市川染五郎主演)のように、歌ったり踊ったりしている年もあるんですよ。"Season花"はもともとシンプルに、ワカドクロ(2011年、小栗旬主演)をブラッシュアップしたいという気持ちがあったから、次の"Season鳥"は逆にショーアップしよう、と決めていました。"Season鳥"が一番、歌や踊りががっつり入っているんじゃないでしょうか。――新感線さんは、歌って踊るエンタテインメント要素が入っている作品が多く、「演劇で歌うなんてけしからん」という感じがないところが魅力的だと思うのですが、いのうえさんはどういう感覚で演出をされているんですか?もともと音楽も好きだし、ミュージカルも好きだし、映画も好きだし、自分の中で「今回はこうしよう」という思いがあれば、全然あると思います。ただ個人的には「ミュージカル」というと、音楽で話が進むという明確なカテゴライズがあるので、自分がやっているのは音楽劇で、ミュージカルじゃないとは思っています。音楽が入ったPlay with musicという感覚です。○お客さんの感覚にハマる音楽劇――今回"Season鳥"には、星野源さんの"恋"ダンスの振り付けをしたMIKIKOさんが拘られているそうですが、歌って踊るという要素が求められてる時代だったりもするんでしょうか?やっぱり解放されるし、お客さんもいい芝居を観ている時にわっと暴れたくなるような瞬間もあるんだと思います。そういう時に、音楽劇はハマる。"Season鳥"は歌えるキャストも多いし、時代に応えるというより、もともとショーアップしたいという気持ちはありました。――新感線さんもそうですし、ミュージカル俳優の方が映像やストレートプレイに出たりとか、最近は俳優さんの間にも垣根がなくなってきたのかな、と感じます。新感線に出て下さる俳優さんは、ミュージカルに出ている方もいるし、新感線で初めて歌ったり踊ったりするという方もいる。ノンジャンルというか、「あの人、カラオケで歌っててうまかったよ」と聞いたら、「じゃあ歌おう」とお願いすることもあります(笑)。実際に歌ってもらったら、本当にうまかったりするんですよね。日本にはミュージカル俳優というジャンルがありますが、本当は"歌える俳優"や、"踊れる俳優"がいるだけなんじゃないかな? と思います。――それでは、最後に改めて今後の『髑髏城の七人』の見どころについても少し教えてください。「Season風」ではもともとやっていた、捨之介と天魔王が二役というバージョンもやります。また、思いっきり若い人にシフトした『髑髏城の七人』が出てくる可能性もありますよね。せっかく4シーズンあるので、手練手管、いろいろ見せ方を変えて頑張りますよ。○『髑髏城の七人』情報作・中島かずき、演出・いのうひでのりにより、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている劇団☆新感線の代表作。これまでに古田新太、市川染五郎、小栗旬が主演を務めている。天正18年、織田信長の死後「関東髑髏党」に支配されている関東を舞台に、浪人・捨之介は偶然知り合った仲間たちと共に、関東髑髏党の首領・天魔王と戦うことになる。IHIステージアラウンド東京で行われる"Season鳥"は阿部サダヲ主演にて、6月27日~9月1日に上演。さらに向井理主演"Season風"(9月15日~11月3日)、主演未発表の"Season月"(11月下旬~)公演を控える。
2017年06月25日新潟市新津美術館ではこのほど、「デビュー30周年記念 さくらももこの世界展」を開始した。10月18日まで開催する。さくらももこさんは昭和59年(1984)に「りぼん」誌上でデビューし、2014年にデビュー30周年を迎えた。「ちびまる子ちゃん」「COJI-COJI」など数多くの作品を生み出すほかエッセイスト、作詞家、脚本家、翻訳家と活躍の場を広げている。同展では、約130点の原画を中心に色彩のカラーイラストやアニメーション「ちびまる子ちゃん」の脚本原稿などを公開。また、さくらさんのデビューから現在に至る30年間の出来事や思い出を表した展示パネルやお宝コレクション、プライベートで作った作品なども公開する。会期中には「ようこそ私の世界へ!」と題した30周年記念展覧会オリジナルアニメーションで、様々なキャラクターたちが来館者を出迎える。「さくらももこ創作ギャラリー『いろいろやった30年!!』」では、「ちびまる子ちゃん」や「コジコジ」の表紙絵、4コマ漫画などの原画をはじめ、様々なジャンルの30年間の創作活動を"「さ」いしょ""「く」リエーティブ""「ら」ぶ""「も」のづくり""「も」っともっと""「こ」とば"という6つのキーワードに基づいて紹介する。「ももこサロン『もっと楽しもうね!』」では「写真撮影コーナー」や「ぬりえコーナー」、「まる子神社のおもしろおみくじ」などのコンテンツも展開。30周年記念の会場限定オリジナルグッズなどを販売する「ももこショップ」も設置する。開館時間は10時~17時(観覧券販売は16時30分まで)、休館日は月曜日(ただし9月7日、21日、10月12日は開館)。10月13日火曜は休館。観覧料は一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料(いずれも税込)。(C)MOMOKO SAKURA(C)SAKURAPRODUCTION
2015年09月02日さくらももこ原作のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』が、放送開始25周年を記念して映画化され、2015年12月23日に公開されることが明らかになった。1990年にTVアニメの放送がスタートした『ちびまる子ちゃん』の放送回数は1,100回を超え、視聴率においてはTVアニメ歴代1位となる39.9%(ビデオリサーチ調べ)を記録。また、原作は累計発行部数3,200万部(2015年7月現在)に達するなど、国民的マンガ、アニメとして幅広い世代から愛され続けている。本作の映画化は23年ぶり。同時に、映画ではさくらももこ自らが映画脚本を担当。さくらは「みなさまの温かいご声援に支えられ、『ちびまる子ちゃん』はアニメ25周年を迎えました。感謝の気持ちでいっぱいです。心を込めて映画の脚本を書きました」とコメントを寄せ、「笑いあり、涙あり、切なさありの25年目の『ちびまる子ちゃん』を楽しんでいただけたらうれしいです」と伝えている。監督は、『七つの海のティコ』の髙木淳氏が務める。物語は、清水市に世界五カ国から子供たちがやってきで、まる子の家にはイタリアから来た男の子が滞在。「ボクは、マルコが、スキです」と突然の告白に驚くまる子だが、さらにクラスメイトたちとともに清水市を飛び出し、大阪・京都を舞台にしたてんやわんやの珍道中が繰り広げられる。(C)2015さくらプロダクション/フジテレビジョン 日本アニメーション 東宝 博報堂DYメディアパートナーズFNS27社
2015年07月10日