日本を代表する巨匠、山田洋次の10年ぶりの現代家族ドラマ『おとうと』。間もなく公開を迎える本作に出演している加瀬亮から動画メッセージがシネマカフェに到着した。本作で加瀬さんが演じるのは、主人公・吟子(吉永小百合)の娘・小春(蒼井優)の幼なじみで大工の亨。結婚の失敗で傷心した小春と、彼女を一途に見守る亨の恋愛も本作の見どころ。2人の恋愛について「感覚が分かる」と共感を示していた加瀬さん。果たして、そのゆくえは…?まずは、加瀬さんの心温まるメッセージをチェック!『おとうと』は1月30日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『おとうと』加瀬亮インタビューシネマライブ!『おとうと』川柳コンテスト■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:山田洋次、ベルリン入りに「よくぞ選んでくれた!」浅草寺で『おとうと』大ヒット祈願加瀬亮『おとうと』インタビュー「変化していく自分の感覚を、受け入れていきたい」山田洋次監督『おとうと』がベルリン国際映画祭クロージング・フィルムに決定!五・七・五から見える“家族”の形思わず唸る『おとうと』川柳コンテスト大賞発表!笑いと感動を贈る“家族”の姿『おとうと』オリジナル一筆箋を5名様にプレゼント
2010年01月27日時代を通して、日本の家族の風景を切り取ってきた巨匠、山田洋次監督の10年ぶりとなる現代劇『おとうと』。2月に行われるベルリン国際映画祭でのクロージング上映という名誉も授かった本作だが、その大ヒットを祈願して、1月24日(日)、山田監督、主人公の姉弟役を演じた吉永小百合と笑福亭鶴瓶の3人が揃って浅草寺に駆けつけた。大混雑の日曜日の浅草寺の門をくぐり、香炉で体を清め法要を終えた3人は、境内の特設ステージに集まったおよそ1,500名の観客に直々に甘酒を振舞い、日本中の家族の幸せを祈念して乾杯!山田監督はこの大盛況に驚きを見せつつ「浅草寺で報告できるのが嬉しく、名誉なことだと思います」と喜びの挨拶。映画で描いた家族像について、「とんでもない弟がいて、お姉さんは泣いたり怒ったりしていて、でこぼことした家族なんですが、決して不幸ではないんですよね。そういった家族の姿を通して、観客のみなさんに家族について考えてもらえたら」と語った。吉永さんは、ストールに隠し持っていた、弟役の鶴瓶さんのお面を被り、「今日はかわいい弟と一緒に来ました(笑)」とお茶目に挨拶。MCから観客に「生の吉永さんはどうですか?」と促されると、会場のあちこちから「きれーい!」という歓声が沸いた。鶴瓶さんとの共演をふり返り、「『おとうと』に出演してから、『あのおくり方で良かっただろうか?』と、既に亡くなった父と母のことや、妹のことをよく考えるようになりました。ただ、映画のような弟が本当にいたら大変だとは思います(笑)」と話す吉永さんだが、これに当の鶴瓶さんは「役柄ですから!」と抗議し、会場を沸かせた。そんな鶴瓶さんは、吉永さんとの共演について「こんなに幸せなことないですよ!」と大満足の様子。さらに、「映画ではどうしようもない落ち着きのない弟役でしたが、本当は私と吉永さんが正反対だったので、今後『本当の吉永さんはこういう人だ』と世間に知らしめたいと思ってます(笑)」と親しい仲ならではの冗談を飛ばした。ところで、ベルリン映画祭のクロージングに日本映画が選ばれるのは初の快挙だが、山田監督は、「よくぞ選んでくれたという気持ちです。ベルリンの市民のみなさんが映画をどう捉えてくれるか楽しみです」とコメント。吉永さんも「温かい拍手をいただけるのではないかと思ってます」と現地入りに向けて期待に胸膨らませた。残念ながら現地入りできない鶴瓶さんは、「ドイツ人の方から見たら『この2人は姉弟じゃないやろ!』と見えるんでしょうね。でも、最後まで映画を観てもらうと分かりますが、最後は本当の姉弟に見えるんですよね」と訴えた。最後に、吉永さんは「日活に入った頃、浅草日活という劇場に挨拶に伺ったことがありました。みなさんに映画をもっともっと観ていただいて、あの頃のように、映画館が人であふれるようになってほしいなと思います」と呼びかけると、大勢の観客から温かい拍手が送られた。『おとうと』は1月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:加瀬亮『おとうと』インタビュー「変化していく自分の感覚を、受け入れていきたい」山田洋次監督『おとうと』がベルリン国際映画祭クロージング・フィルムに決定!五・七・五から見える“家族”の形思わず唸る『おとうと』川柳コンテスト大賞発表!笑いと感動を贈る“家族”の姿『おとうと』オリジナル一筆箋を5名様にプレゼント現在とこれからの日本の家族の姿を描く『おとうと』試写会に合計65組130名様ご招待
2010年01月25日山田洋次監督の最新作『おとうと』が2月11日から21日まで開催される第60回ベルリン国際映画祭においてクロージング・フィルムとして上映されることが決定した。山田監督作品のベルリン映画祭参加は1989年の『ダウンタウンヒーローズ』でのコンペティション部門出品から数えて7回目。今年のベルリンへは、行定勲監督の『パレード』(パノラマ部門)や松田翔太×高良健吾主演による『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(フォーラム部門)などの出品が決まっているが、クロージング・フィルムとしての参加は稀なケースと言える。山田監督も「日本映画がクロージング・フィルムに選ばれるのは大変に珍しいと聞いています。とても名誉に思っています」と記念すべき60回目の映画祭のクロージングを飾る喜びを語っている。本作は、夫亡きあと女手ひとつで娘を育ててきた吟子を吉永小百合が、その弟で周囲に迷惑を掛けてばかりの男を笑福亭鶴瓶が演じ、家族の悲喜こもごもが描き出される。現時点で監督とキャスト陣の映画祭への参加は未定だが、山田監督の描く日本の“家族”の姿がどのように受け入れられるのか楽しみなところ。『おとうと』は2月20日(現地時間)に上映される予定。日本での劇場公開は1月30日(土)より全国にて。■関連作品:第60回ベルリン国際映画祭 [映画祭]おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:五・七・五から見える“家族”の形思わず唸る『おとうと』川柳コンテスト大賞発表!笑いと感動を贈る“家族”の姿『おとうと』オリジナル一筆箋を5名様にプレゼント林遣都がイカ天ソバをおごって藤原竜也を“イカ”呼ばわり?『パレード』Xmas試写松田翔太×高良健吾、国境の“壁”壊す!最新主演作がベルリン国際映画祭に出品現在とこれからの日本の家族の姿を描く『おとうと』試写会に合計65組130名様ご招待
2010年01月20日吉永小百合、笑福亭鶴瓶を姉弟役に迎えて贈る、山田洋次監督10年ぶりの現代ホームドラマ『おとうと』。家族ならではの悲喜こもごも、そして深い絆を描いた本作の公開を記念して、シネマカフェの映画体験型サイト「シネマライブ!」では、「家族へのメッセージ」をテーマにした『おとうと』“かぞく”川柳コンテストを開催、多数の投稿が寄せられた。五・七・五から見えてくる、各々の家族のかたちとは…?家族だから言えるユーモアを交えたものから、親から子へ、または子から親へ贈るちょっと切なくなるような想いまで、多様なメッセージが寄せられ、優秀賞に次の3本が選ばれた。「嘘泣きも妻に似てきたおしゃまな娘」(美桜パパさん)「血より濃いキャラが遺伝の我が家族」(ezomomo32さん)「彼女から妻になっても愛してる」(玉龍さん)家族同士で似ている部分というのは自分では意外と気づかないこともあれば、年をとってふと気づかされるものも。そんな微笑ましい様子が伝わってくる2本と、結婚を経ても変わらないストレートな思いを伝えた1本が入賞。そして、見事大賞に選ばれたのは「ありがとう言えずに今日も洗う皿」(ジョージさん)近すぎる存在ゆえにかえって「ありがとう」という一言が照れくさくて言えない、そんなもどかしさに共感する人も多いのでは?ほかにもたくさん寄せられたユニークな川柳を『おとうと』“かぞく”川柳コンテストページにて掲載中。ぜひチェックしてみては?『おとうと』は1月30日(土)より全国にて公開。『おとうと』“かぞく”川柳コンテストページ映画体験型サイトシネマライブ!■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:笑いと感動を贈る“家族”の姿『おとうと』オリジナル一筆箋を5名様にプレゼント現在とこれからの日本の家族の姿を描く『おとうと』試写会に合計65組130名様ご招待温泉宿泊券&山田洋次監督サイン入りプレスをプレゼント!『おとうと』“かぞく”川柳コンテスト開催首相登場に小林稔侍ガチガチに緊張するも、鶴瓶が石田ゆり子へのセクハラ疑惑を暴露山田洋次が描く日本の“家族”『おとうと』試写会に20組40名様ご招待
2010年01月18日