季節に合わせて、こまめに入れ替えられるコンビニの商品。『新商品』や『NEW』と書かれたポップがあると目を引きますよね。春っぽさはあるけれど?店舗によっては2月から、春らしい商品を展開。あるコンビニには、『季節のどらやき 桜』のポップが新たに登場していました。陳列されている商品のパッケージもピンク色で、とても春らしいのですが…。「これ、イチゴ味では…?」一瞬、雰囲気にダマされそうになるものの、パッケージには『苺(イチゴ)』の文字が!入れ替え時期でありながら、まだイチゴ味が売り切れていなかったため、このような混乱が起きた可能性があります。桜味だと思って食べると、思っていた以上にフルーティーでビックリするでしょう。しかし、1月から3月あたりまで旬が続くイチゴは、人によっては春らしさを感じるフレーバー。春の新商品と認識して、間違って買う人がいても「許容範囲」と思ってくれる…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年02月25日「共にいる」心理サポートスペースは、心理カウンセラーのよろずつよし初の電子書籍『「マインドフルネスで効果を感じない人」が読む本』(税込900円)を2021年11月3日にAmazonのKindleストアにて発売しました。発売後、11月9日には、Amazon Kindleストアの売れ筋ランキング(他Kindle本、人文・思想及び心理学の各部門の売れ筋ランキング)無料トップ100で1位を獲得しました。この書籍では、今この瞬間と共にいて自分を受容する独自の方法を25年以上続けた著者が、自身の苦難を乗り越えてきた体験を基に、今この瞬間と共にいる方法により、自分の人生を受け容れ、楽しく自分らしい人生を生きる方法を解説しています。マインドフルネスであまり効果を感じていない方へ、今この瞬間にいるということの大切さのメッセージとなっています。Kindle本表紙画像【本書をすすめる理由】本書は、今この瞬間と共にいるということを、日々の生活の中で実践するために書かれたものです。マインドフルネスという言葉が、昨今、多くのメディア等で取り上げられています。Googleやインテルなど、欧米の有名企業が能力向上のトレーニングとしても取り入れています。マインドフルネスの意味は、「今、この瞬間を判断せずに、あるがままにいること」ということです。しかしながら、やってみても今一つよくわからない、効果を感じないという人がいるかもしれません。そんな方々のために、本書では、今この瞬間にいるための方法、今この瞬間にいるということはどういうことなのかを探求しています。現在は、新型コロナウイルスや温暖化による異常気象、地震など環境的なことにおいても、或いは日々の生活での人間関係の問題など社会活動においても、自分を苦しめるような出来事が、いつどこで起こるかわからない時代です。そのような状況下において、自分を自分らしく保っていられる方法の一つとしてマインドフルネスがあります。にもかかわらず、いざ実践してみて、マインドフルネスに効果を感じられない人の理由は、次にあげられることかもしれません。・そもそも今この瞬間にいるということはどのようなことなのか?よくわからない・マインドフルネスを頭で効果があるか判断してしまう・マインドフルネスのワークを、しなければならないという義務で行っている・現れている自分の体験に対して、もっと良い体験ができたのでは?と現状を受け容れることができない本書では、マインドフルネスという言葉に固執せず、「今この瞬間と共にいるということ」の大切さを解説しています。今この瞬間を生きることは、過去の記憶や未来への不安、心配に煩わされずに、毎日の生活をシンプルに心穏やかに生きることです。マインドフルネスに関心がある人だけでなく、すべての人が心穏やかに日々を生きるために、その方法を著者自身の体験を通して解説しています。【本書の特徴】(1)著者自身の体験により、今この瞬間と共にいる方法が示されている(2)マインドフルネスに効果を感じない人へ、そもそも今この瞬間と共にいることとは何かが示唆されている(3)従来の問題を解決するというやり方ではなく、問題と共にいることによって、人生の問題をシンプルに受け容れていく方法が示されている(4)自分の人生に現れてくる出来事を受け容れることにより、自分の人生の最高の専門家は、自分であるということを理解することが示されている【本の章立て】第一章 今この瞬間と共にいることの新たな発見・問題提起(社会活動上の問題に対して僕たちはどのように解決しているか?)・従来のアプローチとの違い(三次元的問題解決アプローチvs超時空的人生フローアプローチ)・いかにして今この瞬間にいるとわかるのか?(判断基準)・今ここと現れとは何か?第二章 今この瞬間と共にいる方法・純粋な気づきについて・人生フロー「今この瞬間と共にいる」ために欠かせない認識第三章 今この瞬間と共にいる方法の実践・気づきを実際の生活に取り入れる手順・著者自身の体験・真の問題解決とは?意識の二重構造で無意識のシーソー状態から抜け出す方法・たとえどんな事があっても、自分をみじめにさせない「共にいる自分観察アプローチ」の方法・「自分の人生の最高の専門家」の条件とは?【参照】「マインドフルネスで効果を感じない人」が読む本|よろずつよし|心理学|Kindleストア|Amazon 【著者プロフィール】よろずつよし 心理カウンセラー小学校から高校まで野球一筋。高校野球部の上下関係の厳しさ理不尽さに嫌気がさし、別の方向に進むが見つからず、自己探求のマーヤの中で迷う。気が弱く、言い返せず、周囲と馴染めず、厭世的になったが、大学生で、呼吸法に出会う。その後、サラリーマン生活となるが、ブラック企業等での理不尽な境遇やパニック症状を乗り越えた経験から、「しなければならないことは何もない。自分の人生の最高の専門家は自分自身」という考え方にたどり着く。様々な心理療法や精神世界の手法を学び、今この瞬間と共にいるというノンデュアル(非二元)の方法を基に独自のワークと、すべての出来事はOKであるという人生フローの考え方で心理サポートを行う。【本書に関する対談動画】 「マインドフルネスの効果的活用法 ~真に今この瞬間を生きるために~」行動心理コンサルタント 鶴田豊和氏ゲスト:心理カウンセラー よろずつよしFacebookライブ画像【お客様からのお問い合わせ先】「共にいる」心理サポートスペースURL : TEL : 090-9640-4263E-MAIL: tomoniiru153@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日蕎麦屋だからこそできる“親子丼専門店”厳選素材の旨味を生かす“だしの力”日本酒がすすむ、季節替わりの酒肴蕎麦屋だからこそできる親子丼専門店白壁に丸窓を配したシンプルな店構え。店内はカウンターのみ吹田市の閑静な住宅街・桃山台に、10年前に開店した【蕎麦屋 木田】。千葉の蕎麦屋で修業を積んだ店主・木田伸也さんが打つ、本格派の蕎麦がお値打ちで楽しめる、北摂の人気店です。節目の10年目を迎え、「これを機に、思い切って新しいことに挑戦したい」と木田さんが構えた2店目は、意外にも親子丼専門店。一見、思い切った試みに思えますが、「修業先のお店では、手打ちうどんや丼も作っていました。最近は出している店も少ないですが、だしがしっかり効いた丼ものも楽しんでもらいたい」と木田さん。当時の経験を生かした、蕎麦屋だからこその親子丼は、この2号店だけのために考案された一品です。厳選素材の旨味を生かす“だしの力”具材の下にさらに卵黄が。丼は持ち帰りもOK丼の蓋を開けると、湯気と共に立ち上る芳しい香り。産地まで赴いて吟味した「ひょうご味どり」の心地よい弾力と香ばしい肉汁に、とろりと玉子の風味が溶け合い、中に隠れた卵黄を絡めると、さらにまろやかさが増します。本店の蕎麦も一緒に楽しめる、贅沢な親子丼とせいろそばのセット何より、本枯節を中心に取った正調関東風のだしと、濃口醤油を使ったキリッと辛いかえしが醸し出す、濃密な旨味が蕎麦屋の丼の真骨頂。後を引く味わいに、つい「もう一口」とどんどん箸が進みます。「鶏肉や卵も大事ですが、この濃厚なダシが味の決め手。今になって、修業時代の経験も生きていますね」という、まさに木田さん入魂の一杯です。日本酒がすすむ、季節替わりの酒肴低温で火を通し、しっとりと仕上げた『京鴨チャーシュー』半生の火入れが絶妙な『飯蛸柔らか煮』【おやこどん きだ】は夜のみの営業とあって、蕎麦屋でも提供する定番の酒肴に加え、この店限定の季節替わりの酒肴『ちょこっとおつまみ』も用意。じっくり低温で火を通し、肉の旨味を凝縮した京鴨のチャーシューや、新鮮な磯の風味を生かした飯蛸の柔らか煮など、手の込んだ一品が揃います。日本酒も、常時4~5種をラインナップ。だしの芳香が満ちるカウンターで杯を片手に、蕎麦前ならぬ“丼前”を楽しむ、この店ならではの趣向も存分に味わいたいですね。【おやこどんきだ】電話:06-6846-2234住所:大阪府豊中市中桜塚3-10-2 豊洋ビル1Fアクセス:阪急岡町駅から歩10分営業時間:17:00~21:00(L.O.)定休日:火曜・第4月曜日
2018年05月17日2003年、2014年に上演し好評を博した「コミックジャック」が、1月20日より東京・紀伊國屋サザンシアターで「コミックジャック-RETURN2016-」として再び幕を開けた。【チケット情報はこちら】漫画家・天辺麻人(木戸邑弥)が、現実と漫画の世界が交差する第3の世界に迷い込んでしまう物語。自身の連載『ゲートマン』の最終回を前に、編集者から「"アクション、バイオレンス、スペクタクル”が足りない」と指摘された麻人が迷い込んだのは、自分が連載してきた漫画の世界だった。そこでは、自分の描いたヒーロー・ジン(伊崎龍次郎)の評判はすこぶる悪く、ジン自身も「もう戦いたくない」と酒におぼれている。ショックを受ける麻人。なんとか最終回に向かうために、戦いたくないジンに剣を握らせたり、そんなつもりがない敵キャラに通りすがりの“(麻人曰く)ザコキャラ”を撃たせようとする。いかにもヒーロー然としたド派手な風貌のジンだが、無駄な殺生はしたくないし、戦うことで嫌われたくもない。さらに、恋までしてしまうジンに、「これは青春ストーリーでもラブコメでもない!」と引き裂こうとする麻人。麻人が「こんなの『ゲートマン』じゃないよ!」と、無理矢理、ジンに罪なき者を殺させようとしているのを見ていると、観客はだんだん誰がヒーローで誰が悪いのか分からなくなってくる。登場するキャラクターはひとりひとりがとても魅力的で、ただ殺されるだけのはずだった“ザコキャラ”も気付けばしっかりと観客の心に入り込み、いつのまにか重要な役を担っている。そのキャラクターたちは麻人が生み出したはずなのに、ストーリーとかみ合わないのはなぜ?麻人は、編集者の言うことを丸飲みし、自分の考えを手放してしまっている。わかりきったラストシーンを提示され、それを描く前から「読者が喜ぶ」と信じて一生懸命がんばる。それが本当に自分の描きたいものなのか、本当に読者が喜ぶラストなのか、自分の頭で考えることはなく、「これは自分のためだ」と信じて必死で取り組む。それは観ていてもどかしいがどこか身に覚えがあり、いつの間にか麻人の成長を願っている。脚色・演出を担当するきだつよしは、スーパー戦隊のステージショーなども手掛けており、アクションシーンは圧巻。さらに、普段はサンリオピューロランドでミュージカルを演じている“ねずみ男子”も登場する。舞台は終始賑やかで楽しく、終演後は自然と「私もがんばるか!」と元気に劇場をあとにできそうだ。「コミックジャック-RETURN2016-」は、東京・紀伊國屋サザンシアターで1月27日(水)まで上演中。取材・文:中川實穗
2016年01月22日演劇を中心とした東映の新ブランド「TOEI HERO NEXTステージ」の第1弾公演『俺たち賞金稼ぎ団』の公開ゲネプロが12月4日、都内・シアター1010で行われた。2014年に劇場公開された映画『俺たち賞金稼ぎ団』は、「スーパー戦隊」「仮面ライダー」シリーズ出身者による卒業映画企画「TOEI HERO NEXT」の最新作で、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のメインキャスト6人が再結集して作られたアクションコメディ作品として、多くのファンから好評を博した。この続編として舞台化されたのが、「TOEI HERO NEXTステージ」第1弾公演『俺たち賞金稼ぎ団』。ここでは、ゲネプロと合わせて行われたマスコミ会見の模様をお届けしよう。本作のあらすじは次の通り。金原寿朗(丸山敦史)が主催する「劇団バズーカ」は、友人である警察官・青木純蔵(金城大和)から持ち込まれた事件を解決して報奨金を獲得し、公演資金を捻出する「賞金稼ぎ団」でもあった。金原が書いた台本をもとに、劇団員それぞれが与えられた役をこなして事件を解決していく……のだが、乙女の心を持つ黒田賢(斉藤秀翼)、テンション高めなミュージカル志望の水野智(馬場良馬)、海外育ちでサムライかぶれの勇介・M・グリーン(清水一希)、BL好きの桃瀬仁依菜(森高愛)と、メンバーはそれぞれ一癖も二癖もある個性派ばかり。そんな彼らに、重大事件の主犯・BRAIN(細貝圭)の捜索という"仕事"が舞い込む。危なっかしいながらも事件を追う劇団員たちは、やがて驚くべき真相に迫っていく。脚本は映画版も手がけた酒井善史氏(ヨーロッパ企画)、演出はきだつよし氏、アクション監督は野口彰宏氏。映画で監督およびアクション監督を担当した坂本浩一氏は、今回アクション監修を務める。映画版から引き続き出演するメインキャストは『獣電戦隊キョウリュウジャー』の斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史の3人。今回の舞台版では新たに『烈車戦隊トッキュウジャー』から森高愛、『特命戦隊ゴーバスターズ』から馬場良馬、『海賊戦隊ゴーカイジャー』から清水一希、細貝圭、『侍戦隊シンケンジャー』から唐橋充、『炎神戦隊ゴーオンジャー』から及川奈央といった「戦隊」OB・OGが参加する。ほかにも、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』から平田裕香(声の出演)、『特捜戦隊デカレンジャー10YEARSAFTER』から秦瑞穂、『非公認戦隊アキバレンジャー』でアキバレッドのスーツアクターを務めた和田三四郎、そして物語の鍵を握る重要な役柄で『烈車戦隊トッキュウジャー』のオープニングテーマや『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のエンディングテーマを歌う歌手・俳優の伊勢大貴が出演し、本作の主題歌「WE ARE BOUNTY ACTORS!」も歌っている。メインキャストを務める斉藤は「僕たち以前からのメンバーと、今回新しく加わったメンバーとでお芝居ができるのが楽しみで、ワクワクしています」と、豪華キャストの共演に大きな期待をうかがわせ、「稽古期間はタイトでしたが、さすがみなさん大泉の東映撮影所に通っていた人たちだけに(笑)、『スーパー戦隊』の固い絆があり、いいペースで稽古が進み、モチベーションもいい状態で初日を迎えられました!」と、キャスト陣のチームワークのよさを強調した。馬場は「新生『劇団バズーカ』の一員として、新しい風、若い風を……!」と言ったところで、丸山や金城ら同世代のアラサー組から「若い?」と突っ込まれる場面も。しかし、負けじと「映画のメンバーも濃い人たちでしたけれど、舞台のほうも濃いメンバーで盛り上げていきたい」と、終始ハイテンションであいさつ。さらには「東映のヒーロー作品を愛してくれるファンたちに喜んでいただけるようなネタも、いろんな場面でやっていますので、チェックしてください」と、ファンサービスにも意欲を見せていた。細貝は「各々が違う『戦隊』から集まったメンバーで、どういう感じになるのかなと思ったら、まあワチャワチャと楽しく稽古させていただきました。やはり戦隊メンバーの結束力はすごいと思いました」と、作品が違っていても「スーパー戦隊」シリーズ出演者の結束の強さに感銘を受けた模様。一方の丸山は「僕は前回の映画作品から引き続きの参加ですけれど、新生『劇団バズーカ』のメンバー、そして悪役たち。すばらしいキャストが集まった舞台をやらせていただき、これからみなさんにお見せするのが楽しみです」と、主宰らしいあいさつ。そして「もうこのまま、『劇団バズーカ』のメンバーで日曜の朝(現『スーパー戦隊』の放送枠)でもイケるんじゃないかと自負しておりますので、熱い応援をお願いします!」と、壮大な野望を打ち明けた。『仮面ライダーウィザード』のシナリオを手がけたこともある演出家のきだ氏は、「役者ごとのポテンシャルがとても高いので、演出家としては楽をさせていただきました」と、キャスト陣を絶賛。そして「各『戦隊』から集まったメンバーなのですが、とにかくみんなのチームワークがよくて、このメンバー自体が新しい『戦隊』のように思っています。ぜひ多くの方々にこのメンバーを応援してほしいです」と、ファンに向けて呼びかけた。公演は12月4日から9日までの6日間。全公演に日替わりゲスト(詳しくは公式サイトを参照)が登場し、出演者によるアフタートークも開催される。なお、舞台『俺たち賞金稼ぎ団』は2016年3月23日にDVD発売も予定されている。(C)2015 舞台俺たち賞金稼ぎ団
2015年12月05日ミュージカル『BLEACH』への脚本提供でも知られる奥村直義が原案を担当し、躍動感あふれる演出で幅広く活躍する、きだつよしが脚色と演出を手掛けて2003年に初演、大きな話題を集めた『コミックジャック』。待望の再演は、D-BOYSの若手メンバーで人気上昇中の阿久津愼太郎や、舞台活動のほかその身体能力の高さでNHK-BS「おとうさんといっしょ」にも出演中の聖也、さらに女優だけでなくアニメ『スマイルプリキュア』などで声優としても大活躍の田野アサミら、多彩なキャストたちがそろった。自身も大の漫画ファンという阿久津と、聖也、田野にも稽古中の心境を聞いた。舞台『コミックジャック』チケット情報新人漫画家の天辺麻人(阿久津)は、担当編集者からの内容に対する口出しに頭を悩ませながらも、最終話の締切に追われていた。そんなある日、麻人に「おまえの好きにはさせない」という謎の電話がかかってくる。その声に導かれて、いつのまにか自分の描いた漫画『ゲートマン』の世界に迷い込んだ麻人は、主人公のジン(聖也)やカスミ(田野)と出会う。ところがヒーローであるはずのジンは住民たちに嫌われており、戦う意欲もなくしている始末。このままでは最終話が迎えられないと焦る麻人に、カスミの「あなたは本当に描きたいマンガを描いているの?」という言葉が突き刺さり…。「麻人のように、世の中が求めているものを分かった上で自分はどうするかを常に考えるっていうのは、理解できる気がします。僕の中にも俳優をしているときの自分と、ひとりで絵を描いているのが一番落ち着く自分がいるので…。その分、無意識に動いて輝いている人には憧れますね」と阿久津。聖也が「子供の頃からなぜかクラスの中心にいたり、学芸会で王子役になることが多い」とジン役との共通点をあげると、阿久津が「無意識タイプじゃないですか!」と目を輝かせるひと幕も。それには聖也も笑いながら「ジンはヒーローキャラだけど、それだけではない普段の顔もあるわけで。僕なりに人間くさいジンを演じられたらいいですね」と話した。「カスミは漫画の中の子だけど、麻人を実際に引っ張っていく存在でもあって。私も普段はよく秘密主義だと言われるんですが、実は意外とグイグイいくタイプなので、そこは似ているかも」という田野も含め、三者三様の個性でチームワークを育んでいる様子がうかがえた。「演出のきださんも漫画好きな方なので、緊張がだいぶやわらぎました」と控えめに話す阿久津に、田野が「初めは稽古場が静かすぎてビックリしたもの。でも最近は話しかけちゃえ!って(笑)」と言うと、聖也が「そうなの?気が付かなかった~」と答えるなど、すでに役柄に入りかけたかのような会話を交わす3人。「劇場の端から端まで使って表わされる世界観に、お客様もどっぷり浸って下さい」という田野の言葉に、このキャスト陣で迎える本番への期待が高まった。11月13日(木)から24日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2014年10月24日