東京都渋谷区の代々木公園ケヤキ並木で、タイで1年の節目として旧正月を祝うお祭りを日本に紹介する「第5回 ソンクランフェスティバル2015」が行われる。開催日時は、4月25日と26日の2日間、10時から19時まで。入場無料。○タイ伝統パレード"クロンヤーウ"も披露同イベントでは、タイ伝統舞踏やバリ伝統舞踏、インドネシア伝統舞踏、視聴者参加型ダンスステージなどが行われる。タイ映画の上映やタイ音楽ワークショップなども開催。毎年、3万人以上の来客でにぎわいを見せる。また、今年は初めてタイの旧正月の行われる、タイ伝統パレード(クロンヤーウ)を披露。そのほか、タイ人シェフによるタイ料理ブース、タイの山岳民族雑貨ブースや、タイ製オリジナル雑貨ブースなど、約30店舗が出店する予定。
2015年04月24日シンコ・デ・マヨ・ジャパン実行委員会は5月3日・4日、代々木公園(東京都渋谷区)にて「第3回 シンコ・デ・マヨ・フェスティバル 2015」を開催する。「Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)」はスペイン語で"5月5日"を意味しており、メキシコのプエブラ州で「プエブラの会戦」の戦勝記念として祝われている日でもある。今回開催するイベントは、アメリカ大陸全土のカルチャーを伝える祭りとして昨年から開催されている。第1回、第2回とも来場者は10万人を超えたとのこと。期間中は、サンバやマリネラ、パラグアイアン・ダンスなど各国の伝統的な踊りやブラジルの格闘技であるカポエイラ、ニューオーリンズスタイルのブラスバンドや民族的な音楽などをステージにて紹介する。また、ペルーの歌手やベネズエラ音楽団、ラテンバンドも登場するという。会場では、メキシコ・アメリカ・ペルー・ブラジル・チリ・アルゼンチン・パラグアイ・キューバの料理店など全40店舗が出店。タコスやブリトーのほか、エンパナダス(ミートパイ)、アサド(バーベキュー)、アルボンディガ(肉団子)、ブラジルソーセージなど現地の味も楽しめる。また、ラム酒やテキーラ、ビールなどの提供も予定している。さらに、子供向けイベントとして、色とりどりのくす玉を棒でたたいて割るメキシコの遊び・ピニャータや、フェイスペインティング、バルーンアート、風船プレゼントなども開催する予定。そのほかにも、南米アマゾンの先住民族による手工芸品、南米の天然石や種、ガラス、魚のうろこなどを使った手作りアクセサリー、伝統織物を使った靴やかばん、楽器などの販売も行う。また、今年からは、会場でリストバンドを購入するとPRブースでさまざまな特典を受けられる"リストバンド制"を導入するとのこと。なお、同イベントの開催日時は5月3日10時~20時および5月4日10時~17時30分。入場は無料(広場内の飲食および物販は有料)となる。※画像は前回のイベントの様子
2015年04月20日東京都渋谷区の代々木公園、イベント広場・ケヤキ並木で、地球のことを考えて行動するイベント「アースデイ東京2015」が行われる。日時は4月18日、19日、10時~18時まで。○イベントを通して地球を考える同イベントは地球のことを考えて行動する日「アースデイ」に、リサイクルなどのアクションやトーク、ライブ、コンサート、出店などを通して地球のことを考えていくもの。"地球と人を想う"をテーマにした50の企画を実施し、200を超えるNPO、団体、企業が参加する。期間中、自分の食器やコップを持って「アースデイキッチン」で食事をすると、リユース食器代(100円)がかからず、さらに、大盛りなどのサービスも受けることができる「アースデイ フードアクション」を実施する。また、ボランティアスタッフの協力で廃棄物の削減を目指すと同時に、資源をほぼ100%をリサイクルに回す「ごみゼロステーション」、使用済み天ぷら油回収して廃食油リサイクル燃料にする「アースデイ エネルギーアクション」なども行われる。ほかにも、環境やエコロジーなどをテーマにした各種トークイベントも開催。18日13時から行われる「アースデイ大学×ソラトニワ アースデイトーク」では、"なでしこ地球女子会2015"と題して歌手の加藤登紀子さんが登場。17時10分からの「NEXTジェネレーション1 Think globally, Act locallyな暮らしを考える」では、同イベントの実行委員長であるC.W.ニコルさんが学生たちを交えてトークを行う。ライブイベントでは、民族音楽の新しい側面を開拓しているケルトブルースバンド「ハモニカクリームズ」の演奏や、加藤登紀子さんとYaeさんをボーカルに迎えたユニット「LOVE FARMERS-愛を耕すものたちよ」、復興支援オムニバス『歌をおくろう』のCDを無料で被災地に送り届けている「THE CHESS」など、さまざまなゲストが会場を盛り上げる。
2015年04月16日緑々と茂る木が枝を伸ばし、気がついたら木のトンネルに。時にはそこに花も咲き誇り、ちょっとしたおとぎ話のワンシーンになっていることも。その中を柔らかい風に吹かれながら歩く……想像しただけでも楽しくなってきそう! そんな、ひたすら何も考えずにとどまっていたくなる、花や木に囲まれた道を世界中から集めてみた。米国サイト「Bored Panda」よりお届けしよう。○レスボス島/ギリシャ穏やかな地中海性気候のレスボス島はオリーブの産地として知られる島だ。多くの動物が住み、花は鮮やかに咲くという。この写真の人々のように、どこかに座って仲間と語らうのもいいかもしれない。Jay21310○バレンシア/スペインスペインの首都マドリードから約90分の列車の旅でたどり着く街・バレンシア。街には世界遺産に登録されているラ・ロンハ・デ・ラ・セダなど、歴史的な建築群が残る。この花のトンネルはそれらに彩りを加えているようだ。visitheworld.tumblr.com○スペッロ/イタリアイタリアのスペッロでは、年に一度「花祭り」が行われる。この時期になると、通りは花で埋めつくされるという。Nicoletta○ポルト・アレグレ/ブラジル2014年にFIFAワールドカップが行われたことで知られる街。そんなにぎわいの片隅には、巨木が埋め尽くす並木道が住宅街のど真ん中にあったのだ。まるでジャングルのようだが、冬場は氷点下になるという。Stephen Messenger○カリナン/南アフリカ共和国カリナンは1902年よりダイヤモンドの産地として知られている街。しかし、この街の魅力はそれだけではないようだ。Elizabeth Kendall○ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ/スペイン壁に沿うように幹が育ち、白と茶と緑だけで彩られた道がひたすら続く。通りひとつをとっても、ここが歴史的な芸術で知られる街だと分かるようだ。Aidan McRae Thomson○白河区/台湾通りを覆うのは赤いカポックの花。白河区は蓮の産地としても有名で、6月~9月の「蓮の花フェスティバル」ではあたり一面に花を咲かせるという。Sue Hsu鮮やかに咲く花や木々の緑は、気持ちを大きくしたり癒やしを与えてくれたりする。植物には人の心に作用する不思議な力があるのだろう。このほかの「花と木で埋めつくされた、世界の幻想的な道」はオリジナルサイトを参照。※写真/記事提供: Bored Panda○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年04月14日代々木公園わんわんカーニバル実行委員会は4月11日・12日、都心最大規模のワンちゃんイベント「代々木公園わんわんカーニバル2015」を、東京都渋谷区の代々木公園で開催している。同イベントは、代々木公園ドッグラン誕生8周年を記念して行われるもの。会場では、ペットの食事に関することや病気のこと、しつけやマナー、コミュニケーションについてなど、多彩なテーマのイベントを実施。グッズなどを販売するブースも並ぶ。4月12日には、参加者の飼い主と愛犬が、"おすわり"記録に挑戦する「ザ☆スーパーシット」を行う(参加料1,000円)。その他、飼い主の"待て"にどこまで待てるかを競う「マテ王選手権」や、愛犬たちの早食いを競う「早食い王選手権」なども開催される。愛犬との暮らしに役立つ情報を出題する「クイズ大会」では、参加者全員にお土産がプレゼントされるとのこと。会場には愛犬家向けのグッズを販売する店舗が全国から集結する「ショッピングモール」も登場。そのほか、プロのカメラマンによる「愛犬撮影コーナー」や、「愛犬のお悩み相談コーナー」、愛犬と一緒に食事ができる「ドッグカフェ」も展開する。会場は、代々木公園イベント広場およびケヤキ並木。入場は無料。時間は10:00~17:00。
2015年04月12日代々木公園わんわんカーニバル実行委員会は4月11・12日、「代々木公園 イベント広場およびケヤキ並木」(東京都渋谷区)にてドッグイベント「代々木公園わんわんカーニバル2015」を開催する。同イベントは、代々木公園ドッグランの誕生8周年を記念して行われる。会場では、犬の「食にかんすること」「病気のこと」「しつけ&マナーのこと」「コミュニケーション」などのさまざまなイベントや、ブースの出店が行われるという。4月11日には、犬と飼い主によるパフォーマンスコンテスト「芸-わん! グランプリ」の歴代チャンピオンやファイナリストが集結し、パフォーマンスを披露する「芸-わん!グランプリ エキジビション」を行う。4月12日には、参加者の飼い主と愛犬全員で、"おすわり"の記録に挑戦する「ザ☆スーパーシット」(参加料1頭につき1,000円・税込)を開催。ほかにも、飼い主の"待て"に犬がどこまで待てるかを競う「マテ王選手権」(両日開催)なども実施する。なお、同イベントの開催時間は10:00~17:00。入場は無料となる。
2015年04月08日“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹が3月28日(土)、都内で行われた映画『暗殺教室』のヒット御礼舞台挨拶に出席。劣等生の殺(や)る気を引き出そうとする殺せんせーの“教育熱心”な姿に「ぜひ教育関係者に観てほしい。理想の教育論ね」と太鼓判を押した。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶には、尾木ママに加えて、本作が映画初主演となる人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、羽住英一郎監督が出席。公開6日間で観客動員71万人を突破する大ヒット中で、「これだけ多くの皆さんに観ていただいたのなら、もしかすると続編もあるかも。それは僕らの願いでもあり、意欲はあります!」(山田さん)、「僕もぜひ続きが観たい。前向きに検討したい」(羽住監督)と続編に意欲を燃やしていた。そんな2人の発言に対し、尾木ママは「監督にお願いがあるんだけど…続編があるなら、ぜひチョイ役で出たいなあって。こう見えても先生なので、先生役なら上手よお」と猛アピール。「映画を通して、生徒たちがグングン成長するでしょ。だから、その先も見てみたい」と教育者の立場から、続編に期待を寄せた。原作は2012年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計発行部数1,350万部を突破する人気漫画。進学校の落ちこぼれ生徒たちが、担任教師として突如現れたタコ型の超生物・殺せんせー(ころせんせー)の暗殺に奮闘するという異色アクションコメディで、殺せんせーの声優を「嵐」の二宮和也が担当していることでも話題を集めている。『暗殺教室』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗殺教室 2015年3月21日より全国東宝系にて公開(C) (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT(C) 松井優征/集英社
2015年03月29日古着で作られた“桜の木”による空中お花見イベント「空中花見」が3月20日から4月12日まで、ルミネ新宿1の屋上「エルテラス(L.TERRACE)」で開催されている。同イベントは3月15日まで開催されていた、「春物下取りキャンペーン」で下取りした古着の一部を用いたもの。“見たことないお花見をしよう”をテーマに、エルテラスにお花見会場が出現する。会場では、花びらに見立てて桜色に染め上げられた古着を用いた、桜の木のインスタレーションを展示。これは空間デザイナーや染色工場の職人の手によるもので、イベント期間中はLEDで華やかでライトアップされる。更に、期間中はお花見気分を盛り上げるフードやドリンクも提供される。ラインアップは、「大分中津唐揚げ」(600円)や「仙台厚切り牛タン串」(800円)、「富士宮やきそば」(500円)、「アメリカンロングポテト」(600円)に加え、ホットサングリアや生ビールなど。なお、現在ルミネ全館では、「LUMINEGO!GO!WEEK」を3月31日まで開催中。全国のルミネの対象ショップにて、スペシャルイベントやオリジナルノベルティ、Wポイントのプレゼントなどが行われている。これに伴いルミネ新宿2の「アダム エ ロぺ」では、「アニエスベー(agnes b.)」とのコラボレーションライン「アニエスベー プール アダム エ ロぺ(agnes b. pour adam et rope )」を展開。3 月27 日より提供されるコラボレーション第2弾では、カラフルなネックバインダーが印象的な「ボーダーH/S T シャツ」、agnes b.のロゴをあしらった「エンブロイダリーTシャツ」「ボーダーN/S T シャツ」などが販売される。更に、「アーバン リサーチ ドアーズ」では、ビルケンシュトックのアイコン的モデルである「アリゾナ」で、パテント素材のネイビーカラーによる別注サービスを実施する。【イベント情報】空中花見会場:エルテラス(L.TERRACE)住所:東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿1 屋上会期:3月20日から4月12日まで時間:17時から22時(土日祝日は14時から22時(ラストオーダーは21時30分))料金:無料
2015年03月24日東映の戦後70年記念作品として製作される『おかあさんの木』が先日、クランクアップを迎え、3月17日(火)に主演の鈴木京香を始め、志田未来、三浦貴大、奈良岡朋子、磯村一路監督が都内で記者会見を行い、本作への思いを語った。昭和52年より小学校の教科書にも掲載されている大川悦生の同名小説を『がんばっていきまっしょい』、『解夏』の磯村監督が自ら脚本を執筆し映画化。7人の息子たちを戦地に送り出すたびに無事の帰還を祈って木を植えた母親・ミツの姿を通じて残された者たちにとっての戦争を描き出す。撮影は1月下旬に始まり、ミツの家のシーンの撮影が行われた茨城県かすみがうら市を始め、長野県、静岡県、千葉県などで真冬の寒さの中で進められ、先日3月11日にクランクアップを迎えた。鈴木さんは「スタッフ、キャスト一丸となって優しい物語が完成しました」と充実の表情。最初に脚本を読んだときの印象について「最初に読んだのは短いお話で、脚本になってひとりひとりの息子を送り出す気持ちが描かれていました。漠然とした“息子たちを送り出すおかあさん”から“ミツ”という名前も付いて、ひとりずつを送り出していく――目で字を追っていても涙が出てきて『こんなつらく悲しい思いを7回もしないといけないのか』と難しい役だと実感しました」と明かす。撮影でも「子どもたちがかわいく無邪気に遊んでいるのを見れば見るほどつらかった」と語るが「水っぽくならないよう、母として強くなくてはいけないと自分を律して臨みました」と語った。撮影を通じて自身の母に思いをはせることもあったようで「私自身は子を育てたことはないので、周りの人に『母親の優しさとはどういうものか?』と聞いたり『母ならどうしたのかな?』と何度か思ったりもしました。母を思い出して感謝することもありました」と語った。ミツの五男の五郎に想いを寄せるサユリを演じた志田さんは、戦地に行く人々だけではなく「残された人たちがこんなつらい中にいたのかと知りました」と本作がこれまでに学校や本で見聞きしてきた戦争とはまた違った視点で戦争を捉えるきっかけになったよう。「私も含め、戦争を経験したことのない世代が増えていく中で、日本に残していくべき作品に参加できたことが嬉しいです。いつの時代も母は子を思うものなんだと感じました」と語る。特に映画が完成したら「自分の母に観てもらいたい」とも。「面と向かって『ありがとう』と言ったことないけど、お母さんは子のことをこんなに思っているんだと思ったので、映画を観てもらって『ありがとう』と伝えたい」と語った。次男の二郎を演じた三浦さんも残された者の心情に言及。特に三浦さんは学生時代にライフセーバーとして海での救助活動に従事していた経験があり「助けることができなかった人の残された家族の子を間近で見てきました。人がいなくなるということ、残された人がどう生きるか?昔から考えていました。それを描く作品に携わることができて幸せです」と語った。奈良岡さんは現代を生きるサユリを演じ、語りも担当しているが、奈良岡さん自身も戦争体験者。本作について「いま、こういう映画を撮るべきとき」と強調。「戦争というものは残された人も被害者であるというのが実感としてあります。キナ臭い世の中になってきて、70年経って、この時期に見ていただきたい」と訴えた。『おかあさんの木』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日東京・代々木公園のイベント広場にて3月15日、「第2回アイラブアイルランド・フェスティバル2015」が開催される。同イベントは3月17日のアイルランド最大の祝日である「セント・パトリックス・デー」を記念して開催されるアイルランドの祭典。「セントパトリックデー」は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどアイルランド移民が多い国々でも、アイルランドの文化や伝統に祝杯をあげ、共に祝う日となっている。アイルランド文化に関心があってお祭り好きな人なら誰でも参加して楽しむことができる日で、この日は代々木公園がアイルランドのシンボルカラーであるグリーンに染まる。会場にはアイルランドの料理やドリンクを販売するブース立ち並び、メインステージではアイルランドゆかりのライブミュージックやダンスが披露される。今年は特に、NHK連続テレビ小説「マッサン」に楽曲提供している作曲家・富貴晴美さんや、「マッサン」の劇中音楽を担当するtricolor(トリコロール)などの出演も予定している。そのほか、アイルランドの工芸品や特産品などを扱うブースも出店し、アイルランドの雑貨などの買い物も楽しむことができる。さらに、会場内の「ガンボ&オイスターバー」のサテライト店舗では、産卵前に身入りがよくなったプリプリの真牡蠣である"春牡蠣"を提供。「オイスター・ロースト~殻つき牡蠣の蒸し焼き~」(5個入り1,200円/1個300円)や、「コンボ」(ドリンク+カキフライ2個+蒸し牡蠣1個、1,200円)、「カキフライタコス」(800円)などを用意するという。開催時間は10:00~18:00。入場無料で雨天決行となる。なお、同日の13:00からは原宿・表参道にて「第23回セント・パトリックス・デイ・パレード東京」も実施する。※価格は税込
2015年03月13日渋谷ヒカリエの「8/ART GALLERY/TOMIO KOYAMA GALLERY」で「菅木志雄 展」が開催される。期間は3月11日から30日まで。菅木志雄はものを見るということ、それをどう知覚するかを探求してきた作家で、“もの派”を代表する人物として知られている。過去には石や木、建材などを配置することで、空間を活性化させるインスタレーションなどを発表。その中で作品に用いた素材、つまりは“もの”が持つ力、成り立ち、個別性を可視化してきた。今回の展示では新作を中心に、菅木の作品を数多く展示される。なお、菅木は現在、東京都現代美術館とヴァンジ彫刻庭園美術館でも大規模な個展を開催中。これらの展示を巡回することで、ものが生き生きと見える姿と、その本質を知ることができるだろう。
2015年03月10日イデーショップ 日本橋店は3月6日~4月6日、アントニス・カーデュー「木の器」展を開催する。○パリからアントニス氏が来日、レセプションも開催同展は、フランス・パリ在住のクラフト工芸家Antonis Cardew(アントニス・カーデュー)氏の、木の器の展示会。イギリス出身のアントニス氏は、かの「バーナード・リーチSt.Ives工房」の陶芸家マイケル・カーデュ―氏を祖父に持ち、職人一家に育った。現在はパリで家具職人として日々の仕事をするかたわら、薄造りの木の器などを製作している。また、週末には家族で郊外に出かけ、林檎を搾ってシードルを作るなど、フランス的な余暇の時間を大切にした暮らしも実践しているという。同イベントは、質朴かつ繊細で気品漂うアントニス氏の木の器たちを、手に取って観覧する機会となる。開催期間は、3月6日~4月6日。開催店舗は、イデーショップ 日本橋店(東京都中央区日本橋室町1-5-5 コレド室町3 3F)。営業時間は、10時~21時。また同展に合わせ、パリからアントニス氏が来日、レセプションを開催する。当日は英語の通訳も同席し、作品に纏わるストーリーや日々の暮らしぶりなどを、直に話せる貴重な機会となる。開催日時は、3月6日 18時~20時。開催店舗は、イデーショップ 日本橋店。
2015年03月04日「古都」をテーマにした東京都・代々木上原のデリ&レストラン「9STORIES(ナインストーリーズ)」は、クリエイティブチーム・ネイキッドが手がける「古都」をテーマにしたデジタルアート作品による演出や、人気フレンチ料理人・丸山智博シェフによる季節限定メニューの提供を5月31日まで実施している。同店は、東京駅の3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」などを手がけたクリエイティブチーム「NAKED Inc.」(ネイキッド)代表の村松亮太郎が初プロデュースしたデリ&レストラン。5月31日までの期間中、店内は「古都」をテーマに、京都とパリのような歴史ある国を代表する古都に共通する情緒や空気感を表現したデジタルアートが展示されるのに加えて、同テーマよる季節限定メニューも提供される。また、展示されているデジタルアートは、アジアのイメージシンボルでもある「竹」を装飾のキーマテリアルとして、さまざまな色にカラーリングされた竹が西洋とアジアの融合した世界観を表現したというネイキッドの新作。KinectとUNITYを活用したインタラクティブなウェルカム演出や、日本とフランスとの共通した「伝統色」をテーマとした数名のクリエーター参加によるプロジェクションマッピング、そして人気フレンチ料理人・丸山智博シェフによるフレンチとアジア、和食が融合したシーズナル料理などのアプローチによって空間が演出されているという。なお、季節限定メニューには、「ジーマミー豆腐とイワシのなめろう 菜の花のピューレ」(980円)、「豚バラ肉のコンフィ リヨン風 蕗味噌添え」(1,260円)、「生湯葉のせフォー・ブン・フエ」(1,200円)、「ガトーバスク」(800円)、「桜のラテ」(680円)、「サクラ スリング/サクラリキュール+ジン」(780円)が用意されている(価格はすべて税別)。
2015年03月04日K-1実行委員会が2月19日(木)都内にて「K-1 WORLD GP公開記者会見」を実施した。会見では、「K-1 WORLD GP 2015 ~-55kg初代王座決定トーナメント~」4月19日(日)国立代々木競技場第二体育館大会のスーパーファイトに出場予定のゲーオ・フェアテックス(K-1 WORLD GP -65kg初代王者/タイ)と、卜部功也(K-1 WORLD GP -60kg初代王者/日本)の対戦相手が以下の通り決定した。K-1 WORLD GP チケット情報-65kg級ゲーオ・フェアテックス(タイ/K-1 WORLD GP -65kg初代王者)vs.野杁正明(日本/元Krush -67kg級王者)-60kg級卜部功也(日本/K-1 WORLD GP -60kg王者)vs. ハビエル・エルナンデス(スペイン/第3代IT’S SHOWTIME -61kg級世界王者)会見に出席した日本人選手の野杁、卜部、両選手がそれぞれ以下の通りにコメントした。野杁「ずっと楽しみにしていた対戦が決まった。誰が見ても自分が圧勝したとわかるような形で終わらせたい。ゲーオは一ファンとしても穴の少ない選手だが、既にその穴を見つけていて、どう闘うかを考えている。K-1は今、-65Kgが一番盛り上がっているが、スターは遅れて登場するものだし、そのスターに自分はなりたい」卜部「エルナンデスは最高の相手、誰もが見たいカードだ。想像を超えた試合を見せて、誰もが認めるような勝ち方をしたい。K-1を引っ張っていきたい」また、本日会見に出席予定であったK-1公式サポーターの関根勤氏が急病(尿路結石)のため欠席。代理として関根氏の所属する株式会社浅井企画・第一バラエティー統括副部長の色摩茂雄氏がゲストとして登場した。色摩氏は、関根勤氏が公式サポーターとして参加しつつ、今後、浅井企画としてもK-1のPRをしていくと宣言。一般の方々に情報を発信するだけでなく、TVやラジオ局、タレントに発信し、SNS上でもK-1について発信してもらう予定であると発表した。また、K-1のアピールポイントは「選手の活きがいい点」とし、選手のスポーツマン精神が高いので、エンターテインメントとしてでなく、スポーツとしてやっている点をPRしたいとした。チケットは発売中。サークルK・サンクスでは、「K-1 WORLD GP特製ハンドタオル」付きチケットを限定発売中。
2015年02月19日商業施設と住居が一体となった複合施設「ノードウエハラ(node uehara)」が2015年春、小田急線の代々木上原駅前にオープンする。近年では食の街として話題となっている代々木上原。同施設はそんなエリアで生活する、食への関心が高く、日々の暮らしへのこだわりが強い人々に向けてオープンされる。1階と地下1階には、こだわりの食材を使用したグリルレストランやグロサリーショップ、カフェが開店する予定だ。プロジェクトを手掛けたのは、「代々木VILLAGE」を手がけたUDS。地上2階から4階までは、単身世帯やDINKS世帯、SOHOとしても利用可能な賃貸住宅がレイアウトされた。今後は定期的にイベントなどを行うことで、代々木上原の街の魅力を発信していく。なお、同施設は小田急電鉄が手掛けるライフスタイル提案型プロジェクトの第1弾。同プロジェクトでは、今後も小田急沿線の各地域における特色を活かしつつ、豊かで愛着のある住まいを提案していく。
2015年02月11日昭和52年より小学校5年生用の教科書に掲載され、5月には大人向け文庫としても発売が決定している大川悦生著「おかあさんの木」が、戦後70周年を迎える今年、映画化されることが決定。女優の鈴木京香が7人の子どもたちを戦争に奪われていく母親を熱演していることが分かった。突然はじまった戦争により、貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子どもたちを次々と兵隊にとられ、そのたびに子どもの数だけ桐の木を植え、世話をし、無事に生きて帰るのを待つ母親の物語。原作の映画化に挑むのは、『解夏』『がんばっていきまっしょい』など、様々な人々の心の深層を丁寧に描く監督・磯村一路。優しい母親・田村ミツを演じる鈴木さんの共演には、田村家の次男、二郎役に三浦貴大、ミツの夫の同僚で、夫の亡き後も田村家を見守り続ける昌平に田辺誠一、その娘サユリに志田未来らが名を連ね、“母と子の情愛”を描く。主演の鈴木さんは「原作を読ませていただいたとき、母親の思いと子どもの思いが寄りそった、悲しみの中にも人のぬくもりの温かさが残る優しい物語だと思いました。ミツは素朴で強い、まさに大地のイメージの女性です。賢明に家族を思うミツは私の中で当時必死に生きた日本の母親像とぴったりと重なりました」とコメント。今回公開されたビジュアルでも確認できるが、鈴木さんは割烹着姿で7児の母親を演じており、このことについて「割烹着姿の母親役をいつか演じてみたいと思っていましたし、割烹着に加えもんぺもパッチも快適で気に入りました。優しいミツにしっかりとついていきたいです」と明かし、「日本人の心の原風景ともいえるこの物語を、全ての世代の観客のみなさんの心にしっかりと届くよう、磯村監督のもとスタッフ・キャスト一丸となって励んでいきます」と意気込みを語った。磯村監督は「原作の『おかあさんの木』は“二度と戦争をしてはならない”と長く語り継がれてきた現代民話です。いまから70年程前、主人公のお母さんは7人の子どもを産み育て、そして兵士として戦地へ送り出しました。子ども達は悲惨な戦いで命を失いました。私はこの母親のつらい悲しみを、いまの時代、また次の世代へと伝えたいと思い、映画『おかあさんの木』をつくります。この映画も民話のように、いつまでも観て貰えればと願って」とメッセージを寄せている。『おかあさんの木』の撮影は3月上旬まで、茨城県・静岡県・長野県を中心に行われ、6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で、アジアの音楽を楽しめる「ピーマイミュージックフェスティバル2015」が開催される。開催日時は1月24日~25日、10時~19時まで。入場無料。○新しい年への祈りを込める「ピーマイ」はタイ、ラオス語で「新年」を意味し、旧正月に続く神聖な仏教儀式として国全体で祝われているという。同イベントでは、この「ピーマイ」にちなんだイベントや音楽コンサートを開催。また、フリーマーケットも行われる予定とのこと。
2015年01月16日1月12日(月・祝)、俳優の妻夫木聡が、石井裕也監督と共に『バンクーバーの朝日』のティーチイン付き大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。サプライズゲストとして客席に紛れていた「ボストン・レッドソックス」の上原浩治選手から質問を受け、レッドソックスのユニフォームを贈られると、袖を通して上原さんと握手をし「なんか契約したみたい」と喜びを爆発させた。戦前に実在した日系カナダ移民たちによる野球チーム「バンクーバー朝日」の活躍と、彼らをとりまく差別の現実を描いた『バンクーバーの朝日』は、昨年12月20日の公開から今年1月10日までのおよそ3週間で、87万人の観客動員の大ヒットを記録。この日は、観客の質問に直接、登壇者が答えるティーチイン形式での舞台挨拶が行われた。このイベントのオファーを4日前に受け「野球の宣伝のためにもいいと思って快く受けた」という上原さんは、3人目の質問者として「そこのマスクをしている男性の方」と司会者から指名されると、「ボストンから来ました上原です」と自己紹介。「えっ!ビックリした!」と驚く妻夫木さんに「野球はほぼ素人だと聞きましたが、映画の中ですごく上手でした。どのような練習をしたのですか?」、興奮を隠せない石井監督には「ヤンキースとボストン、どちらが好きですか?」と質問し、会場を驚きに包んだ。これに妻夫木さんは「指導の先生に教えてもらいました。ボコボコした石垣にボールを投げると、どこに返ってくるか分からないので、それを捕るという自主練もしていました」と回答。それに対し、「ちゃんと野球の形になっていたので、もしかしたら僕も活かせるんじゃないかと思って聞いたんですが、実際にやっている人が多い練習方法でした。僕らは(凸凹の壁じゃなく)凸凹のボールを使うんです」と上原さん。そして、ヤンキースでもボストンでもなく「上原さんが好きです!」と答えた石井監督は、「2013年のポストシーズンでマウンドに向かう時の上原さんの表情が大好き。あの時の気持ちは?」と通な質問を返し、「『ここを抑えたら目立つかな』という気持ちでマウンドに上がる時って結構あるんですよ。それで抑えたら『あ、次の日の新聞ちょっと買おうかな』と思うんですけど、それで載ってなかったら結構ショックですね」という上原さんの答えに一同爆笑となった。さらに、妻夫木さんが「生涯メジャーで?日本に帰ってくる気は?」「監督をいずれやってみたい?」「野球は楽しい?」と次々と質問を投げかけると、上原さんは「声がかかれば考えるけど、今のところはメジャーで」「アマチュアを教えてみたいという気持ちはあるので、高校や大学の監督はやってみたいけど、プロは教えることがないから」「楽しいですね。年をとればとるほど、すごく今、楽しくなってきている」と回答。その言葉の一つ一つを嬉しそうに聞いていた妻夫木さんから最後に「僕も役者はすごく楽しくて天職だと思っているけど、年をとればとるほど、悩むことも多くなった。そういうことはないですか?」と質問を受けると、「20代後半や30代前半に僕も危ない時期があった。役者の方はこれから何十年とまだまだあるけど、僕らの世界では、正直僕も先が見えているので、だから逆に楽しいと思えるのかもしれないですね」と答え、深い感銘を与えていた。『バンクーバーの朝日』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2015年01月13日"日本一遅く始まる、日本一お得な"をテーマにしたラフォーレ原宿の『2015年冬 LAFORET GRAND BAZAR』 が2015年1月22日(木)から26日(月)まで開催される。お得な割引チケットの「朝チケ」や、数量限定で特にお得なアイテムを販売する「限定特価」、"@Laforet_SALE"のつぶやきをリツートすると対象店舗でさらに10%OFFになる「SNS割」、「タイムセール企画」など、毎年恒例のものから、新しいものまで多数のセール企画が用意されている。【グランバザール概要】2015年冬『LAFORET GRAND BAZAR』開催場所:ラフォーレ原宿店開催期間:2015年1月22日(木)~1月26日(月)営業時間:1月22日 9:00~21:00 /1月23日~26日 11:00~21:00<2015年 冬 LAFORET GRAND BAZAR 企画内容>【期間中全日開催のセール企画】■朝チケ開館前にお並びいただいた方、ラフォーレカード会員の方などに、対象店舗で午後2時までセール価格からさらに10%OFFになる「朝チケ」プレゼント。■正面玄関限定「エントランスワゴン」ラフォーレ原宿正面玄関では、毎日日替わりでエントランスワゴンが登場!ワゴンでしか手に入らない商品など、掘り出し物も多数ご用意。■ここが底値「ここが底値」のPOPが付いているラックやアイテムはグランバザール終了までお値段据え置きをお約束。■Laforetだけラフォーレだけのレアアイテムやラフォーレだけの驚きプライスなど「ラフォーレだけ」を集めたスペシャルセール。■【新企画】限定特価数量限定で、特にお得なアイテムを販売。『限定特価』の目印に注目。■【新企画】SNS割twitterアカウント:@Laforet_SALEの【SNS】と書かれたショップ情報のつぶやきをリツイートして、特設カウンターでリツイート画面を提示すると、そのショップで夜7時以降10%OFFになるチケットプレゼント!【タイムセール企画】■セット割・開催日:2015年1月22日(木)17:00~商品量が豊富な初日にまとめて買っていただけるセットでお得なタイムセール企画。1点でも安いのに、2点・3点とまとめて買うと更にお買い得。■サンプル大放出・開催日:2015年1月23日(金)17:00~普段店頭では並ばない限定のサンプル品を大放出するタイムセール企画。一点ものやサンプル品など、通常店頭には並ばないようなアイテムが揃います。■アウター祭・開催日:2015年1月24日(土)15:00~冬の主役のアウターがセール価格からさらにお得に。■ザ・均一/レコMEN’S・開催日:2015年1月24日(土)17:00~分かりやすさを重視した、均一価格のタイムセール企画。あの商品が均一価格でお目見え。定番からレアアイテムまで各ショップおすすめ・一押しのメンズアイテムが登場。■帰ってきたタイムセール・開催日:2015年1月25日(日)15:00~各ショップが選んだタイムセールが時間限定で再登場。■まとめ買い・開催日:2015年1月25日(日)17:00~セット割をさらに強化!複数点購入でオフ率がどんどんUPするタイムセール企画。■爆発タイム!!・開催日:2015年1月26日(月)15:00~最終日は「爆発タイム!!」を開催。見逃せない最終スペシャルタイムセール!!【その他】▼タイムセールなう各店のタイムセール情報などお得な情報をLAFORET GRAND BAZAR公式twitterでつぶやきます。アカウントは@Laforet_SALE。▼パスポート割外国人旅行客向けサービス。2015年1月26日まで対象店舗でパスポート提示で対象商品が10%OFF※日本のパスポートは対象外元の記事を読む
2014年12月24日映画『バンクーバーの朝日』が12月20日(土)に公開され、舞台挨拶に登壇した主演の妻夫木聡が、壇上で感極まって涙を見せた。戦前のカナダ・バンクーバーを舞台に、差別や貧しさの中で日本人社会の希望の星となった日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」の活躍を描き出す。この日は妻夫木さんに加え、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、佐藤浩市、石井裕也監督も登壇。上映直後の劇場の客席の間を通って妻夫木さんらが登壇すると会場は拍手と歓声に包まれた。妻夫木さんは「ようやくスタートです。昨日は眠れずに12時頃に監督とメールをしてました(笑)」と明かし、「全身全霊を尽くして、みんなで思いを込めて作った作品です」と力強く語った。朝日軍のエースを演じた亀梨さんも「この作品に参加させていただいたことを誇りに思います。同じ日本人としてこの映画を通じて歴史を感じ、『生きる』ということを感じていただければ」と呼びかける。妻夫木さんの父親役を演じた佐藤さんは「最初に話が来たとき、打って投げて走る気満々だったんですが…」とチームの一員として出演するものと思っていたそうだが、父親役ということで「そういうシーンは一切なく…」と残念そう。グラウンドで躍動する妻夫木さんらの姿を見て、体がうずくこともあったようで「フィールドの中でみんな、苦労していて、妻夫木さんが『もう1回お願いします!』と言ってたりして『なぜオレはあの中にいないんだ!』と思い、それだけは悔いが残ってます」と悔しそうだった。実際、野球未経験だった妻夫木さんは、硬球での、しかも当時の薄い革のグローブでのプレイで「中指にヒビが入った」ことも。しばらくプレイできなかったが「そのおかげで野球が好きだと気づけたのが最大の救いだった」とふり返る。亀梨さんはそんな妻夫木さんについて「背中で引っ張ってもらえた」と語る。「2人でのシーンもすごく印象的で、妻夫木さんの人柄を感じました。包容力がある」とそのリーダーシップへの惜しみない称賛と感謝の思いを口にした。「朝日軍」のメンバーが揃い、笑いに満ちた舞台挨拶だったが、最後に締めの挨拶のためにマイクを握った妻夫木さんは、胸の内の思いを語る中で感極まって言葉を詰まらせる。涙を見せまいと何度も後ろをふり返りながら「一生懸命頑張っている姿は、どんなに着飾っている姿よりもカッコいいと思います。観ていただいた方に少しでも希望を与えられたらと思っていました。いまの世の中、選択肢はいろいろあると思いますが、目の前にあることから逃げないでください!」と映画作りの過程と当時のバンクーバー朝日軍の面々の生き方を重ね合わせつつ、観客に向け、涙ながらにメッセージを送り、会場は温かい拍手に包まれた。『バンクーバーの朝日』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年12月20日三十代半ばに差しかかり、演技力に磨きがかかるだけでなく、頼れる存在として前に進み続けている俳優・妻夫木聡。最新主演作『バンクーバーの朝日』では、戦前のカナダ、バンクーバーに実在した野球チーム“バンクーバー朝日”の選手のひとり、レジー笠原を演じている。弱小チームが戦術を磨くことによって勝ち進んでいく物語を「石井監督も僕らも、ただの青春映画にはしたくなかったんですよね」と、この映画の核になるもの、もっと大切なものは別にあると言う。いつの時代でも人は悩み、自分が何者であるのかを問いかけ、そうやって生きる素晴らしさを実感していく。妻夫木さんはレジー笠原を“生きる”ことで、それを実感した。遡ること13年──初映画主演はご存知『ウォーターボーイズ』。その当時、仕事を始めたころは「作品ごとに変わる世界のそのすべてが新鮮で、刺激的で、監督やスタッフ、キャストとの出会いから日々多くのものを吸収してすごく楽しかった。楽しいだけで芝居ができていたんです。でも、いつの間にか芝居を“こなす”ようになっていったんですよね…。座長とか、ヒットさせなきゃとか、余計なことばっか考えていました」。そんな葛藤や苦悩から抜け出すきっかけとなったのが、日本アカデミー賞「最優秀主演男優賞」に輝いた『悪人』。2010年の出来事だ。「『悪人』が転機になったという話はもう散々言ってきたことなんですけど、あのときは、演じることだけ、役のことしか考えていなくて、ようやく開放されたなぁって思えた。今回の『バンクーバーの朝日』も、なんかその時の気持ちと同じものを感じたんですよね…」。真実の物語ではあるけれど、当時の詳しい資料はほとんど残っていなくて、答え合わせをすることができない役柄。できるのは「役を作るよりも、そこに“生きる”ことだった」と説明する。「僕らが実際に生きた世界でも時代でもないけれど、それを映画のなかで真実に変えなければならないんです。だから、そこに生きているということを意識していました。すごく寒かったんだろうなぁとか、食べるものもお金もなくて大変だっただろうなぁとか。そして、労働の間に野球をやることが楽しみだったんだなぁって。そういう小さなことを心にとめて演じていた気がします。演技をこうしよう、ああしようと頭のなかで考えるんじゃなく、毎日、這いつくばっていましたね」。撮影中に2度大雪が降って思うようにスケジュールが運ばなかったり、野球経験者が多いというプレッシャーのなか野球の技術を身につけたり、大変なことはほかにも多々あったそうだが、妻夫木さんがこれまでの役者人生で学び見出したのは「逃げないこと、自分自身に打ち勝つこと、自信がなくてもとにかくやってみること」。それはそのままバンクーバー朝日のスピリットに繋がる。石井監督は、主人公・レジーが劣勢のなかで己の弱点を受け止め、考え、全力を尽くすことに焦点を当てた。妻夫木さんを始め、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮たちはそのスピリットを受け止め、成長を見せていく。そこに観客は深く感動する。「…って言っても、僕自身は打たれ弱くて。褒められると伸びるタイプなんです(笑)」とはにかみながら自分の弱点を告白するが、打たれ弱いと知っているからこそ強くあろうとする。本当は強い人だ。そんなふうに妻夫木さんが強くいられたのは「一緒に戦ってくれる人、一緒に悩んでくれる人」と絶対的な信頼を寄せる石井裕也監督の存在も大きい。監督とは『ぼくたちの家族』に続いてのタッグとなる。「決め手はもちろん石井裕也監督でした。主演の話をもらった時はまだ台本がなくてプロットだけだったけれど、石井さんとならどんなことでも戦える、というのを『ぼくたちの家族』で知っていたので。クランクインする前から何度もご飯を食べに行って、いろいろ話しをしました。でも、レジーをこういうふうに演じてほしいとかは言われなかったんです。レジーって、明るい性格だとか暗いとか、日々悩んでいるとかそういうことじゃなくて、なんて言うか、全部をひっくるめた人間であると思うんですよね。日本人でありながらもカナダで生まれ育ち、なのに差別や迫害を受けながら生きている。カナダという国を嫌いになれなくて、好きでいたいけれど自分たちに対しての差別もある。そういう自分たちが何者なのか分からないなかで、野球をやっているんです。だから、野球の試合でカナダ人に勝ちたいとか、見返してやりたいとか、そういうことではないんじゃないかなって。そんなことをあれこれ考えながらやっていったら、ああいうレジーになったんです」。「役のことだけ考える」と言いながらも、さりげなく主演としてチームを引っぱっていくのも妻夫木さんのカッコいいところ。撮影前に「みんなで合宿がしたい」と提案。多忙なキャストたちのスケジュールを調整して、バンクーバー朝日のメンバーで一泊二日を過ごし撮影に臨んだ。5人の俳優のあの何とも自然なチーム感はそうやって出来上がっていった。また、同年代の俳優との共演だけでなく、レジーの父親役の佐藤浩市からはこれからの課題を受け取った。「嬉しいことに浩市さんとは何度か共演させてもらっているんですが、親子役は初めて。今回、一番甘えられたのかもしれない。過去の浩市さんとの共演ですごく嬉しかったことがあって…。『感染列島』でご一緒してご飯を食べに行ったときに『聡が出ている映画のオファーがあったら出るし、お前が面白いと思うことにも乗るよ』って。すごく嬉しかった。あれだけの大御所なのに同じ目線で考えてくれる、後輩想いですよね。と同時に、僕らがガツガツいかないと僕らの後が育たないぞ、という想いも込められている。そのためにもしっかり足跡を、結果を残せよって言われている気がしました」。確かに、佐藤さんの出番は決して多くはないけれど「一攫千金を夢見てカナダに渡った日系カナダ移民一世としての日本人の誇りを、浩市さんが体現してくださった。だから僕は安心してのびのびとレジーとしてあの場所に生きることができたんです」と言うように、佐藤さんはしっかりと足跡を残している。佐藤さんから受け継いだものを今度は妻夫木さんが後輩に渡す時期は近いのだろうか。「いや、オレはまだまだ無理です。ただ今回、浩市さんと一緒にいて思ったのは──浩市さんって、酔うと『相米(慎二監督)のおやじがよぉ…』って、すごく愛おしそうに昔話をするんですね、必ず。そういう姿を見るたびに、いつか自分も『石井裕也(監督)がよぉ…』って、話せる時が来たらいいなぁって(笑)」。そう語る妻夫木さんの眼差しも、もちろん愛に満ちていた。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年12月18日俳優の妻夫木聡が12月15日(月)、武蔵野美術大学で『バンクーバーの朝日』のティーチイン試写会にサプライズで出席。「この日を楽しみにしてきた」という妻夫木さんは、予定の時間を40分も延長し、石井裕也監督と共に美大生たちの質問に応じ、熱いメッセージを送った。「大阪芸大出身の自分としては、武蔵美はオシャレで羨ましいと思っていた」という石井監督の紹介でサプライズ登場した妻夫木さんは、「今日は事務所に確認とって、写真撮っても大丈夫にしたので、ツイッターでもなんでも上げてください」と冒頭から大サービス。騒然となる教室で、「今回の映画で僕自身、一つの物事に一生懸命になるということを学ばせてもらったから、特に若い人に観てもらいたい」と笑顔で呼びかけた。そして、ティーチインでは「戦前の衣装を再現するにあたって意識したことや参考にしたものは?」「時間の移り変わりを表現するために気を付けたことは?」「バンクーバーの空と、撮影した栃木の空をどうやって合わせたのか?」「当時の関係者へのインタビューはどのぐらいしたのか?」といった細かい質問が続出。そんな中、自主制作をしているという映像学科の女子学生から「フィルムとデジタル、どちらで作っていくのがいいのか…」という悩みを相談されると、石井監督は「これは完全に私見だけど、人間を捉えるメディアとしては、フィルムが今のところ最高だと思う。予算や機動性の問題があるから『フィルムでやりたい』と言うと煙たがられるし、現実的ではなくなってきているけど、フィルムの良さは独特の抽象性。4Kだなんだと、映像をくっきり綺麗に撮ればいいということではないと思います」と持論を展開。妻夫木さんも「カメアシさんがフィルムを交換するロールチェンジを眺めながら、『ああ、自分は映画の現場にいさせてもらっているんだなあ』と噛みしめるのが好きだったんですよね。日本映画は、フィルムを無駄にしないために、段取りやテストを何回もやって、本番は1回で撮るのが基本。デジタルにはデジタルの素晴らしさがあると思うけど、本番のありがたみは薄れるのかな。僕にとっては残ってほしいと思う存在」と、衰退しつつあるフィルム撮影への想いを語った。さらに、「体調管理法を教えて」とリクエストされた妻夫木さんは、「本番前でスイッチを入れられる役者だったらいいけど、僕は不器用でそれができない。だから、いつも1か月以上前から仕事は入れないでもらって、役に没頭して身を捧げちゃう。それがいいかは分からないけど、私生活まで役に引きずられて、食べるものも顔つきも変わっちゃうタイプ。だから、体調管理はしてないです(笑)」と明かし、学生たちを驚かせていた。そんな2人は回答に熱が入るあまり、スタッフに「まだいける?時間延ばして」と度々ジェスチャーで伝えながら、予定の時間を40分も延長。最後に、妻夫木さんは「みんな目がキラキラしていて、これからの夢や希望に満ちあふれているんだなと本当に思いました。これからいろんなことがあると思うけど、信じることはすごく大事。失敗したっていいんですよ。僕なんか何百回と失敗してきたし、くじけそうになってきたけど、好きだから続けられることが絶対にある。そういう自分を信じてあげて、一生懸命ぶつかって、これからの可能性をどんどん広げていってほしい」と熱いメッセージを送り、「超楽しかった!もっとやりたい」と石井監督と笑いあっていた。映画『バンクーバーの朝日』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年12月16日俳優の妻夫木聡、映画監督の石井裕也が15日、東京・小平の武蔵野美術大学で行われた映画『バンクーバーの朝日』ティーチイン付き試写会に出席した。本作は、戦前のカナダ・バンクーバーを舞台に、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、白人社会からも絶賛と人気を得た日系人で構成された実在の野球チーム"バンクーバー朝日"を描いた作品。公開を間近に控えたこの日は、武蔵野美術大学で大学生を対象にした試写会が実施され、試写会後に特別野外授業として妻夫木と石井監督が学生からの質問に応じた。まずは石井監督が「僕は大阪芸大出身ですが、むさびはオシャレで羨ましいとずっと思ってました。だから今日来ることができてうれしいです」と笑顔を見せ、妻夫木は「この映画で目の前に一生懸命なるというか挑むことを学ばせてもらいました。この映画を見て、そういうことを感じてもらったらいいし、そういう熱い思いを誰かに届けて下さい」とアピール。質疑応答では、芸大ということで技術的なことなどの質問が集中する中、卒業制作を控える4年生から「オススメの体調管理は?」という質問に妻夫木は「僕は不器用なので、映画が始まる1カ月ぐらいからあまり仕事を入れません。本当に作品に没頭するタイプで、私生活まで役に引きづられます。食べるものや顔つきも変わり、だから体調管理をしていません(笑)。ご飯さえ食べれば大丈夫だと思うので、頑張って下さい」と回答した。質疑応答が終わった後、妻夫木は「目の前にあることにくじけず進んで下さい。僕なんか何百回も失敗しているので。好きだから続けられるというのもあるし、可能性を信じて下さいね」と学生たちにエール。また、学生の印象として「むさびのみんなの目はキラキラしていたよ」と語るなど、学生から刺激を受けた様子だった。映画『バンクーバーの朝日』は、12月20日より全国公開。
2014年12月16日東京都渋谷区の代々木公園ケヤキ並木で、タイの文化に触れる「タイ・ナショナルデー・フェスティバル」が開催される。開催日時は12月6日~7日、10時~19時まで。入場無料。○タイやバリの伝統舞踊の数々も披露同イベントは、現・タイ国王であるプミポン国王(ラーマ9世)の誕生日「ナショナルデー」をきっかけに、タイと日本の国際交流を深めるため開催される。期間中、「タイやきそば」や「バジルごはん」、「パッカパオ(ひき肉のオイスターソース炒め)」などを出品するタイフードの店舗が出店されるほか、タイを始めインドネシア、バリなどの伝統舞踊を披露するステージイベントを実施。さらにタイ映画、音楽のワークショップも行われるとのこと。
2014年12月05日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で、世界のグルメや音楽、文化に触れられるクリスマスイベント「ワールドクリスマスフェスティバル2014」が開催される。開催期間は12月20日~23日。入場無料。○音楽で世界のクリスマスの雰囲気を体験同イベントでは、世界各国のクリスマスにちなんだ音楽が披露されるほか、伝統料理などが出品される。開催時間は10時~19時まで。また、フリーマーケットも同時開催するとのこと。なお、詳細は決定次第、ワールドミュージックインターネット放送協会のホームページで公開される予定。
2014年12月05日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で12月27日、世界の音楽と芸術を楽しめる「ワールドミュージック&アートフェスティバル2014」が開催される。入場無料。○世界の伝統音楽と芸術にひたれる1日アセアン+3芸術家協会協会主催の同イベントでは、世界各国の音楽や舞踊を楽しめるとともに、芸術にも触れ合うことができる。開催時間は10時~19時まで。当日は、フリーマーケットも同時開催される予定とのこと。なお、詳細は決定次第、ワールドミュージックインターネット放送協会のホームページで公開される予定。
2014年12月05日トカチプは11月23日~30日、東京都渋谷区・代々木上原駅前ほかにて、「トカチプマルシェ」を開催する。○十勝の食材を東京の街で共同購入するプロジェクト「トカチプ」は、十勝の食材を東京の街で共同購入するプロジェクト。共同購入することで"十勝の食材"と"東京"をつなげるうえで課題となる「輸送費」と、個別配送にかかる「生産者さんの手間」の問題を解決しながら、街に新しいコミュニケーションを生む、小さな流通を提案している。運営は、十勝にある帯広柏葉高校の卒業生が行っている。2013年6月、代々木上原周辺の飲食店、17店舗協力のもと開始された。4回目となる今回は、代々木上原・代々木八幡・富ヶ谷・参宮橋・松濤まで範囲を広げ、参加飲食店も32店舗に拡大、十勝食材が街をジャックする。期間中は、十勝から届く新鮮な野菜と、乳製品などの加工品を用意。各参加店では、じゃがいもに長芋、ごぼう、かぼちゃなど、共同購入した十勝食材を使って作ったトカチプメニューを楽しめる。また、初日のマルシェではジンギスカンを一皿500円で販売するほか、トカチプ参加店が十勝大正産のメークインを使って作ったオリジナルの「ポテトサラダ」を惣菜パックに入れ、1個200円で販売。その数は19種類にも及ぶという。開催期間は、11月23日~30日。会場は、東京都渋谷区・代々木上原、代々木八幡、富ヶ谷、参宮橋、松濤エリアの参加店32店舗。
2014年11月21日11月20日(木)、東京・港区にある増上寺・光摂殿において「木で、未来をつくろう2014」が開催された。会場にはさまざまな木材製品が展示され、新鮮な木の香につつまれた中でのシンポジウムとなった。最初に登壇したのは林野庁長官・今井敏氏。今井長官は日本がノルウェー、スウェーデンに続く世界第3位の森林大国であることをまず指摘した。そのうえで「木は、伐採した後に植林すれば、また利用できる再生可能な資源」と位置づけ、木を伐採することはネガティブなことではないと主張。消費者や企業が進んで木材を活用することを促した。○著名建築家・坂茂氏のトークセッション続いて、建築家の坂茂氏とTOKYO FM パーソナリティの高橋万里恵氏によるトークセッションが行われた。坂氏は被災者や難民などの仮設住宅に積極的に取り組むことで有名。また、紙管を利用した建築物を多数手がけたことでも知られている。トークセッションでは、主に坂氏が手がけた国内外の建築物を紹介。それぞれの建築時にまつわるエピソードを加えていった。宮城県・女川町多層仮設住宅の例では、坂氏の工夫により木材を多用。ほかの仮設住宅と同じ面積・予算ながら快適な空間を提供できたとした。期限が過ぎても住み続けることを希望する被災者までいたというエピソードも添えた。また、スイスの新聞社、タメディア新本社については「日本ではこれほど大規模な木造建築は法制上建てることはできない」とし、ヨーロッパにおける木造建築の先進性を訴えた。なお、このトークセッションは、12月7日(日)、12月14日(日)の7:30~7:55にTOKYO FMでオンエアされる予定だ。○キーマンによるパネルディスカッショントークセッションの次に、パネルディスカッションが行われた。More trees 事務局長・水谷伸吉氏を進行役に、林野庁林政部木材利用課長・吉田誠氏、NPO team Timeberize・内海彩氏、イトーキ Econifa開発推進室室長・末宗浩一氏、デザイナー・柴田文江氏が参加した。まず、吉田氏が日本の森林について解説した。吉田氏によると、世界全体でみると減少している森林だが、日本では森林面積は約70%にもおよび、豊かな資源としての可能性を秘めていると指摘。ただし手入れが追いつかず、樹木が密集しすぎて地面に日光が届かず不健康な状態の森林も多いという。適度に間引きすることで植生が豊富になり、豊かな生態系が作られるとした。そのためには林業を発展させることが不可欠。大型木造建築への対応や木質バイオマス発電などの事業を発展させること、各家庭においても木造家具や薪ストーブなどを導入してもらうことなどで木材の需要を高めたいとした。内海氏は、日本であまり例のみられない5層の木造建築の計画について紹介。耐火性をいかに確保するかといった課題の克服のためや、リーマンショックによる経済事情などで立ち後れていたが、計画立案から10年の時を経てようやく竣工したことを報告した。末宗氏はイトーキのオフィス家具についての取り組みを披露した。もともと同社はスチール製のオフィス家具が主流だったが、最近では木製オフィス家具の需要が高まってきたという。同社の京橋オフィスや三井物産本社の1Fフロアなど、木製オフィス家具を導入した事例を紹介し「木製家具が多いオフィスのほうが社員のやる気が高まる」とした。柴田氏は、デザイナーの観点から木造製品の魅力について語った。同氏は主にプラスチック成型による商品のデザインを手がけていたが、最近では木製商品のデザインに魅力を感じているという。特に木材と木材を接着剤でつなぎ合わせた「集成材」に着目。「無垢の木材は年輪などが目立ってしまい、どうしても和のテイストを意識したデザインになりがち。だが集成材ならば洋の東西を問わないユニバーサルなデザインにしやすい」と集成材を利用した作品を紹介した。こうして各参加者が木造製品に対する取り組みを会場に伝えたところで、シンポジウムは幕を降ろした。
2014年11月21日タレントの優木まおみが15日、東京・渋谷で「AQUA CLARA プチ断食」PRイベントに出席した。今年4月に長女となる第一子を出産した優木といえば、自身のブログでクビレの美ボディを披露したことが話題に。約半年前に出産したとは思えぬスタイルに称賛の声が上がると、「日々いっぱい、いっぱい。メイクをしてもらってちゃんとしていますが、大変さを感じていますね」と育児に格闘中の様子を伺わせながら「妊娠中は体重が13キロ増えて、産後戻るだろうと思ったら戻らず。お腹についた肉があってゾッとした」と知られざる苦労を明かした。育児休暇中は愛娘をバギーに乗せて散歩を日課にしていたそうで、「痩せる意味ではウォーキングが一番。汗ばむくらいの早歩きで、競歩の選手になったかのような気持ちで歩くのがいい」と世の産後ママにアピール。芸能界での仕事にも復帰しているが「体力が奪われることが多くて、9月に3回も風邪をひきました。子どもが産まれてから生活もがらりと変わって、自分のための時間が無くなった。1日8時間は眠りたいけれど、まあ眠れない」とぼやき節で「一人の時にあった時間がどれだけ大切か分かった。お風呂に入る時間を慈しんでくださいね」と独身女性に訴えていた。それでも今は愛娘の成長が最優先で「授乳もしていますから、痩せるよりも“食べて、運動”を心がけています」とママの表情で「親って凄いなと尊敬の気持ちが生まれましたし、ママさんたちの見方も変わりました」と人間としての成長を実感していた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月16日センチュリーは、小型キーボード向けのアクセサリとして、天然木を使用した「KBParadise 天然木パームレスト」を発売した。直販サイト「センチュリーダイレクト」にて販売する。KBParadise 天然木パームレストは、天然木材の持つやさしい、やわらかな風合いが特徴。使えば使うほど、木材の色や深みが増す。付属の滑り止めラバーを本体底面に貼り付けることで、デスク上でもしっかり固定できるようになる。ラインナップは3モデルで、タモ材の「KBP Wooden Palm Rest M - Ash」はテンキーレスのキーボードサイズ(Mサイズ)。本体サイズはW356×D82×H17mm、直販価格は3,480円。同じくタモ材の「KBP Wooden Palm Rest S - Ash」は、テンキーレスのキーボードよりさらに小さなミニキーボード向けのSサイズ。本体サイズはW291×D82×H17mm、直販価格は2,980円。クルミ材の「KBP Wooden Palm Rest S - Walnut」は、ミニキーボード向けのSサイズ。本体サイズはW291×D82×H17mm、直販価格は3,480円。
2014年11月06日