娘が1歳半くらいのころ、バスで移動していた時の話です。私が静止しても娘の動きたい欲が強く、信号待ちで停車するわずかな時間もじっとできず手を焼いていたら、隣に座っていた高齢の女性が声をかけきたのです―。 グズグズの娘に焦る私座るように注意してもすぐに立ち上がりグズグズする娘。エスカレートしていくグズグズに疲弊し、周りに迷惑もかけてしまうことから、途中で降りることも頭によぎっていました。すると……。 お隣に座った高齢の女性から「かわいい時期ね」と話しかけられたのです。「騒がしくてすみません」とお礼を言いつつ謝ったところ、「もし良かったら」とバッグについてたキューピーちゃんのキーホルダーを渡してくれました……。 申し訳なくてすぐに返そうと思っていたのですが、「良かったらもらって」と言ってくださったので、娘に渡してみるとキューピーちゃんに興味津々!娘はようやく私の膝の上に座ってくれました。その後バスに乗っている15分の間、おとなしくしてくれて、とても助かり、私はお隣の女性に感謝の気持ちでいっぱいに。 今後、女性を見習って、子どもの対応に困っているママたちを見かけたら私も声をかけたり助け船を出したりと、行動できるようになりたいなと思った出来事でした。 イラスト/ふくふく著者:阿部陽菜
2024年01月28日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「近所の女の子をじっと見つめていた夫が警察に連行された結果」を紹介します。夫の譲司と2人で暮らす美弥子。譲司は近所に住む4歳の少女、沙里が気になるようで……!? 夫は不審者…?近所に住む佳世と久々に話をした美弥子。以前は仲良くしていたものの、佳世の離婚をきっかけに、2人は疎遠になっていました。さらに、佳世は美弥子の夫・譲司に不信感を抱いているようでした。 「あの男気持ち悪いのよ。うちの娘をチラ見してたとかじゃないわよ、立ち止まってじ~っと見つめてたの」 美弥子は人違いではないかと言いますが、佳世はヒートアップするばかり。「きっと怪しい性癖を持ってるに違いないわ!こんなことして、通報されても文句言えないわよ?」 美弥子は佳世に謝るしかなく、譲司に話を聞くのでした。しかし、美弥子が注意しても、譲司は出かけるたびに沙里のことをじっと見つめています。 「子どもに話しかけただけで通報される時代なのよ、じっと見つめるなんて行為、怪しすぎる。もう沙里ちゃんに関わるのは禁止だからね」 美弥子が口を酸っぱくして言っても「子どもがひとりでベランダにいるなんて危なくない?」と、譲司はなんだか腑に落ちない様子。 しかし、美弥子に「だから、その不審者だと思われてるのが譲司なんでしょ」と言い返され、譲司はようやく反省するのでした。 ついに警察沙汰に…1週間後――。 昼に散歩に出てから一向に戻ってこない譲司を心配し、連絡をとる美弥子。 「不審者情報があったんだけど、あなたじゃないよね?」「今警察」「え」 美弥子との約束を破り、譲司はまた沙里のことを見つめていたのでした。 「もうやめてって言ったよね!?」「もしかして譲司、子どもを見るのがやめられないとか……?」「だとしたら完全に病気だよ……」 さんざん忠告を繰り返してきた美弥子は、譲司に裏切られたことに失望を隠せませんでした。 少女のSOS呆然としている美弥子に対し、譲司は沙里を見ていたのには理由があったと続けます。 譲司の話によると、譲司が沙里を見つめるよりも先に、沙里が譲司を見つめていたとのこと。そして、沙里は譲司に口パクで何かを伝えようとしていたため、譲司はじっと沙里を見つめていたのでした。 「今日ようやくわかったんだ。沙里ちゃんはずっと、助けてって言ってたんだ」 譲司から沙里の状況を聞いた美弥子。それから15分後、激昂した佳世が現れます。 「うちの子が不審者に襲われそうになって、ベランダから保護されたって警察から連絡来たのよ!異常者の夫を連れて、とっととこの町から出て行きなさい」 怒鳴り散らす佳世に対し、美弥子は淡々と返します。 「夫が娘さんを見ていたのには理由があるの。夫が逮捕されることはないわ、すぐに釈放されたそうよ」 美弥子は、沙里が譲司に助けを求めたと警察に証言したことを告げました。さらに、佳世が仕事に行くと言って男と遊んでいたこと、沙里に十分な食事を与えていなかったこと、沙里に身体的な虐待の痕が見られたことが警察の捜査によりわかったと続けたのです。 それでもなおごねる佳世に対し、美弥子は譲司、沙里以外の証言者がいることも話します。「でっちあげだ」「全員許さない」とわめく佳世。しかし、美弥子は勇気を振り絞って助けを求めた沙里ちゃんのサインを見逃さなかった夫を誇りに思うのでした。 その後、譲司は無事帰宅。一方、佳世は警察に逮捕され、沙里は父親に引き取られました。また、譲司は不審者としてではなく、育児放棄された子どものSOSに気付いた英雄として称賛を浴びることに。美弥子も疑ったことを謝りましたが、譲司は笑って許します。そんな譲司を見て、美弥子は「私は本当に素敵な人と結婚できたんだなぁ」と、あらためて実感するのでした。 自らが疑われてもなお、子どもの発するSOSのサインを無視しなかった夫。その行動が幼い少女の命を救ったのです。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年07月26日娘のおまめちゃん、息子のいっちゃんとの日常を描く、あんこママさんの育児マンガを紹介します。ある日、いっちゃんが、あんこママさんとおまめちゃんのやりとりをじっと見っていました。そしてその後、ゴソゴソし始めたのです。歩くのがじょうずになってきたいっちゃんは……!? 僕の気持ち おまめちゃんが、あんこママさんに「これね、作ったの。ママにあげる」と言いました。 笑顔で「わあ!うれしい!ありがとう」とあんこママさんが受け取りました。 じっとそのやりとりを見ていたいっちゃん。 何やらゴソゴソし始めました。そしておまめちゃんがあんこママさんに渡していたものと似たおもちゃを手にとると、よろよろと歩き始めました。 気が付いたあんこママさんは、食器を洗うのをやめて、手をふき、やってきたいっちゃんを抱き上げました。 すると、「だっだ!」と言いながらおもちゃを差し出すいっちゃん。 あんこママさんが「もってきてくれたんだ! うれしいなぁ。ありがとう!」と笑顔で言うと、いっちゃんもとびきりの笑顔に! その笑顔に思わず胸がズキュンとなったあんこママさん。いっちゃんも「ありがとう」が言われてみたかったことに気付いたのでした。 よちよち歩きのいっちゃん。おまめちゃんやあんこママさんを見ていろいろなことを感じているのですね。ママを笑顔にしたい気持ちが伝わってきます。あんこママさんの気持ちのこもった「ありがとう」も、いっちゃんのまんまるほっぺの笑顔もとても素敵で心が温まりますね♡ 著者:マンガ家・イラストレーター あんこママ2017年早生まれの女の子、2020年生まれの男の子のママをしています。忘れたくない子どもたちとの記録をイラストに残しています。
2023年01月19日末っ子のあおちゃん、何やらじっとお母さんの顔を見つめています。何かものを言いたげな、少し怪訝な表情です。長女ちゃんが見つめている理由はいったい……!?何か言いたげに見つめる0歳児 じっとお母さんを見つめるあおちゃん。一度見つめたものの、ふいっとしてしまいました。その理由はというと……、お母さんが顔パックをしていたから! 「お母さん? いや違うな……。いや、やっぱりお母さん?」 いつもと違うお母さんの様子に、不安をおぼえてしまった長女ちゃんなのでした。 ◇◇◇真っ白い顔……、赤ちゃんから見たらきっととても不思議ですよね。お母さんだと気付かず赤ちゃんに泣かれてしまったという方もいるのではないでしょうか!?著者:マンガ家・イラストレーター ツルリンゴスターマンガ・イラストレーター。長男出産後、SNSで何気ない日常のふとした出来事や気持ちを漫画やイラストで綴る。著書に『いってらっしゃいのその後で』『君の心に火がついて』(KADOKAWA)がある。挿絵やイラスト・マンガを執筆。関西在住。3人の子どもと夫、猫1匹、とかげ1匹と暮らす。
2022年07月23日今回は息子を通わせている英語の幼児教室の話です。■子どもの発表会は楽しみ? 不安?幼児教室は週2回4時間母子分離で、先生とお友だちとの時間を楽しんでもらっています。その幼児教室からお知らせが届きました。夫婦で楽しみにしつつも…。息子が発表会のお遊戯に参加できるのだろうか? と不安がよぎります。■「じっとしてられない子」の1年後は…思い返すと…幼児教室通いはじめたばかりの4月に行われた参観日では、じっとできなくてあちこち歩き回ろうとする息子を必死で止めていた記憶ばかり残っています。その後も、迎えのときになるとふざけるようになり、ロビーのスタッフにも迷惑をかける日々が2ヶ月くらい続きました。その頃の私は本当に先生がたに申し訳なくて、何度も息子が授業中も迷惑をかけているんじゃないかと確認してばかりいました。成長とともに息子の行動も落ち着いてきましたが、それでも発表会のお遊戯となると、楽しみよりも不安な気持ちが強くなってしまって…。■子どもの発表会。成長を感じるより先に思ったこと舞台袖から登場する息子をドキドキしながら見つめました。小さな体で、先生の後をついて歩いたり、歌ったり踊ったり。がんばっている姿がそこにはありました。「ちゃんとお遊戯に参加できてるね」これが夫と2人の一番初めの感想。本当に、ほっとしました。発表会といえば、晴れの舞台。息子の成長をみて、ウルウルする…と思いきや、心配性の私はその後も飽きてしまった息子が逃走するんじゃないかとずっとヒヤヒヤしっぱなしだったのです。■子どもの成長…親の実感はあとからやってくるその分、家に帰ってから「小さな体で一生懸命がんばってて、かわいいなぁ」とニヤニヤしながら何度も動画を見てしまいました。通いはじめたばかりの4月は興味ある方に動いてしまい、じっとすることが苦手だった息子。そんな子どもが、いすに座り続けたり、お遊戯に参加したりする姿に、ようやく成長を実感したのです。もしかしたら、母子分離の幼児教室の習い事ひとつだけでは、息子の集団場面における行動の成長をあまり実感できなかったかもしれません。息子は、外では私と手をつないで歩くし、そばからいなくなることもなく、私との日常生活においては、とくに困ることはありません。でもプレ幼稚園のような習い事の場になると、好奇心が全面に出てしまう傾向があり、母子同伴の習い事で息子の問題点を目の当たりにしてからは悩み続ける日々でした。だからこそ感動ひとしおでした。初めての育児で頼りない母の私ですが、これからも幼児教室や幼稚園の力を借りつつ子供と成長していきたいです。■プレ幼稚園ってどんなところ?プレ幼稚園での息子の行動、私がとった対応についてはコチラをお読みください。
2020年05月14日【イベント】じっとしていなくてOK!身体を動かして音楽を楽しめる『スタジオそらコンサート』(東京都)Upload By 発達ナビニューススタジオそらが毎年開催している、『親子のためのそらコンサート』が今年も開催されます。『おんがくえほん&クラシック〜とんねるをぬけると編〜』をテーマに、音楽活動ユニット『こっころ』によるフルート・オーボエ・うた・ピアノの演奏を楽しむことができます。プログラムは、『とんねるをぬけると(片山健作・絵、福音館書店)』という音楽絵本、あそびうた、童謡、クラシックなどさまざまな種類の音楽が用意されており、リズムにのって楽しめる参加型のコンサートです。コンサートというと、静かに座って演奏を聴く必要がある場合が多いですが、スタジオそらのコンサートは、はしゃいでも寝ても泣いてもOK!座席もお子さんが動きやすいマット席や、椅子、車椅子、ベビーカーなどそれぞれにあわせたスタイルで楽しむことができ、軽飲食も可能。また、お子さんにはマラカスのプレゼントもあります。親子で音楽を楽しむ機会として、足を運んでみてはいかがでしょうか。【日時】2019年10月6日(日)10:15〜11:00【場所】三茶しゃれなあどホール(東京都世田谷区太子堂2-16-75階)【料金】大人1000円、子ども無料【申込】WEB予約フォームより事前申込が必要(備考欄に大人・子どもの参加人数を記入の上、予約する)【イベント】学習やコミュニケーションなど、子ども向けの福祉機器の展示も!『国際福祉機器展』(東京都)Upload By 発達ナビニュース国際福祉機器展は、ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボット・福祉車両まで、世界の福祉機器を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会です。1974年から毎年開催されており、昨年度の来場者は約12万人と、大規模なイベントとなっています。イベントでは移動機器、ベッド用品、入浴用品などの福祉機器の展示の他に、「スマホやタブレットのアクセシビリティ」「学校や職場における障害のあるひとの支援とテクノロジー利用」といった、テクノロジーを活用した支援をテーマにしたセミナーも開催されます。さらに、「子ども広場~子どもの福祉機器と相談コーナー」では、子ども向け福祉機器の開発・普及を目的に、子ども向けの福祉機器が展示されます。車いす、入浴やトイレ用具・家具、学習・訓練機器、コミュニケーション機器などが展示され、時間ごとに担当者から展示製品の説明を聞けるコーナーも用意されています。また福祉機器の利用や療育、住まいについての相談コーナーも開設されるので、支援や普段の生活に活用できる新しい発見があるかもしれません。【日時】2019年9月25日(水)・26日(木)・27日(金) 10:00-17:30 ※27日(金)は16:00まで【会場】東京ビッグサイト 西・南展示ホール(東京都江東区有明3-11-1)【入場料】無料※事前または当日の入場登録が必要国際福祉機器展【映画】ダウン症の男の子が太宰治の息子役を熱演『人間失格太宰治と3人の女たち』(R15+)Upload By 発達ナビニュース写真家の蜷川実花さんが監督をつとめる映画『人間失格太宰治と3人の女たち』が9月13日(金)より公開されます。作家・太宰治が死の直前に完成させた小説『人間失格』。その小説の誕生の裏には、太宰と彼を愛した3人の女性達との関係がありました。本映画は太宰の遺作『人間失格』の誕生秘話を描いたものです。あまり知られていませんが、太宰治の長男・正樹はダウン症でした。今回の映画ではオーディションで選ばれた4歳になるダウン症の男の子コウちゃんが息子役として登場。キャスティングや撮影現場でのサポートには日本ダウン症協会が協力しています。映画のストーリーとあわせて、コウちゃんの演技にも注目です!また、本映画はバリアフリー音声ガイド、バリアフリー日本語字幕に対応しており、バリアフリー上映を実施予定。詳細は映画の公式ホームページからご確認ください。映画『人間失格太宰治と3人の女たち』(R15指定)【公開日】2019年9月13日(金)【映画館】公式ホームページよりご確認ください。※映画館によってはバリアフリー上映あり映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』公式ホームページ
2019年09月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは! ぴよととなつきです。幼稚園の振替休日に時間を持て余した私と子どもたち…。無謀な挑戦とは思いつつも映画を観に行くことにしました。子どもたちが飽きてウロウロしても迷惑のかからないよう、観客の少ない通路側の座席に座りました。 次男は映画を観に行ったというより、ポップコーンを食べに行ったと言う方が正しいかもしれない…。
2017年10月11日素晴らしい才能も時には…ADHDの長男はほっとけばいつも動いています。「多動」とは良く言ったもので、本当に動きが多い!外に遊びに行けば、4~5時間ぶっ通しで走る!登る!跳ぶ!その上、全く疲れを見せません。私は長男のそんな動きと体力を、素晴らしい才能だと思っています。しかし、これほど動く子にとって長時間じっとしていることは非常にハードルの高いもの。けれど社会に出れば、たくさんのそういう場面を避けては通れません。いよいよ始まった卒園式の練習ある日、幼稚園の担任の先生から…Upload By ラム*カナ「今週から卒園式の練習が始まりまして、じっとしていなきゃいけない時間が増えるので、きっと息子くんストレスがたまっちゃうと思うんです。もし、息子くんから『やりたくない』とか『つらい』という声があったら、教えてください。」と言われました。卒園式の練習内容は、卒園証書を受け取りに行く練習以外はほぼ「静かに座る練習」なんですよね。これは、長男がもっとも苦手とする練習でした。(笑)しかも、静かに座る時間は1時間以上。それを卒園式当日までの1ヶ月以上こなさねばならなかったのです。今までも、幼稚園で行なう「やりたくないこと(運動会の練習やお遊戯会の練習など)」はたくさんあったけど、それでも動きのあるものだったから、どうにかできていました。ですが、卒園式の練習ばかりは親の私も「うへ~」と思うほど辛そうなものでした。どんな気持ちか本人に聞いてみたその日の帰り道、長男に聞いてみました。Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナか、掛け算?!なんていい時間の潰し方を考えたんだ!息子の発想に私は感心してしまいました。3~4歳の頃、やりたくないことがあれば泣いたり逃げたりしていたこの子が、自分なりに「やりたくないことをやり過ごす方法」を考えたことに、純粋に感動したのです。現実逃避という荒業ではありますが。(笑)この時間潰しに掛け算をしていることは担任の先生に伝えました。「本人なりにじっとしている術を考えているみたいなので大目に見てくださると嬉しいです」ということも。ただ、好きなことに集中しすぎると立つタイミングなどを聞き逃すこともあるかも、と担任の先生は心配されていましたが「うまく声掛けしてみます」と言ってくださいました。これから社会に出て、大人になる過程にはたくさんの試練がまだまだたくさんあるでしょう。でも、今回のように自分なりに考えながらいろいろな場面で切り抜ける力を身に付けて欲しい。そう願う私なのでした。
2016年07月16日