山ぶどう博覧会実行委員会は11月9日、岩手県久慈市で、有名ソムリエの田崎真也氏を招き「全国山ぶどうサミット」を開催する。同イベントは、9月下旬から11月上旬まで開催中の「山ぶどう博覧会」の一環として行われるもの。博覧会は、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県沿岸部の野田村と久慈市をメイン会場として、岩手県が国内生産第1位を誇る山ぶどう「輝房(きぼう)」の魅力を伝えるために開催されている。11月9日開催の「全国山ぶどうサミット」は、県内の山ぶどう生産者はもちろん、全国から加工業者やレストランシェフなど関係者が集い、パネルディスカッションや全国の山ぶどうワイン・料理を供する交流会。当日は有名ソムリエの田崎真也氏の講演会も行われる。「日本における地産地消のあり方」と題した田崎真也氏の講演は、14時~17時、会場は、岩手県久慈市文化会館アンバーホール(岩手県久慈市川崎町17-1)で、定員300名。参加費は無料。交流会は、17時30分~19時、ロイヤルパークカワサキ(岩手県久慈市長内町27-27-1)にて。参加費は4,000円で、定員は200名。イベントの詳細は、公式ホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日スイーツマニアの間で話題沸騰中の北海道スイーツがある。その名は「生(レア)クッキー」である。北海道・長万部発、北海道産の小麦粉や道産バターを使い、さらには卵も地元産。塩はオホーツク海産と北海道食材にこだわり、しっとりやわらか食感に仕上げたクッキーだ。発売は2010年3月。実店舗を構えずインターネット販売を中心にファンを拡大。数多くの媒体で紹介され、お取り寄せグルメだけではなく、おもたせグルメとしての人気も高まっている。生クッキーは4種類で、「キャラメルカシューチャンク」「マカチョコチャンク」「クリーミーホワイトチャンク」「濃厚フレッシュ」(それぞれ4枚630円)を揃える。さらに、「ショートケーキクッキー」として「チョコレートケーキクッキー」「ショートケーキクッキー」(それぞれ3枚525円)を用意。こちらは、チョコレートケーキやショートケーキをクッキーで表現したもので、濃厚な味わいが楽しめる。これらの商品を販売するのはコーキーズインターナショナル。長万部出身の佐藤公紀氏が代表取締役を務める。特徴的なのは、商品の味わいだけではない。例えば生クッキーシリーズは白と黒の非常にシンプルなパッケージだが、ショートケーキクッキーシリーズは本物のショートケーキのような三角形の箱に入っている。7個揃えれば1ホール。おもたせとして人気が高いのも頷ける。さて、そんな同社が初のリアルショップ「COWKEY’S COOKIES 円山店」をオープンした。場所は北海道・札幌の円山公園近く。15席のカフェスペースを併設し、生クッキーを使ったパフェも用意する。佐藤氏は、「焼きたてのクッキーを提供するため、カフェは必須だと思っていた」と語る。店舗は牛小屋をイメージ。真っ白な天然漆喰壁で囲まれた店内からはガラス張りの工房が見える。商品ディスプレーには本物の牧草があしらわれ、なんともナチュラルな雰囲気。ドーム型の天井の所々にはミルククラウンがデザインされ、遊び心に溢れている。イートインメニューは、焼きたての生クッキーとコーヒーのセットが500円(コーヒーSサイズの場合)。他に、「生クッキーソフト」(380円)や「生クッキーパフェ」(780円)など、ここでしか食べられないメニューが揃う。ちなみにコーヒーは、札幌市内にある「杉屋珈琲」のコーヒー豆を使用。生クッキーに合わせてブレンドされたオリジナルブレンドを用意するこだわりようだ。9月23日のグランドオープンから約1カ月。地元客を中心に人気を集め、好調だという。さらには、10月24日~28日まで開催中の「サッポロデザインスイーツ2012」にも出店。同イベントは札幌のカフェやパティシエと北海道のクリエイターがコラボレーションするもので、期間中限定商品を販売する。「これからもこういったイベントには積極的に参加していきたい」(佐藤氏)とし、今後もコーキーズの人気は拡大していくことだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日恒例の「ぶどうEXPO2012」が山梨県笛吹市で9月1日からはじまった。11月30日までの開催期間中、市内各所でさまざまな関連イベントが行われる。イベントのひとつが”ウェルカムフルーツ”だ。JR石和温泉駅改札で11月3日(土)までの土曜、日曜、祝日の15時00分と16時00分、特急停車時間に合わせて、山梨県産の旬のぶどうやぶどう100%ジュースが観光客に無料でふるまわれる。9月のイベントとしては、JAZZの生演奏をワインとともに楽しむ「ザ・いさわJAZZ」が9月22日(土)13時00分から、20時00分のラストステージまで石和温泉で行われる。ミュージックチャージ&入場料は500円で、ワイン(1杯300円)やフランクフルトソーセージ、焼きそば、焼き鳥、カレーなどの屋台が出店される。ライブのタイムスケジュールは、13時00分からBBBビッグバンド、15時00分からSwing-Bird-JAZZオーケストラ、19時00分から大坂昌彦クインテット1st、20時00分から大坂昌彦クインテット2nd。一流のジャズプレイヤーの生演奏がワンコインで楽しめる。また、9月30日(日)まで、宿泊券・ぶどうが当たる抽選会を開催。御坂町観光協会フルーツ部会加盟の各観光農園で、ぶどう、ワインなどを購入した人が対象だ。10月中旬には当選者に賞品が発送されるという。秋のワインと言えばヌーボー。ボージョレ・ヌーボーは11月第3木曜日解禁だが、山梨県産ワインの新酒「やまなしヌーボー」の解禁日は11月の第1土曜日。11月2日(金)22時から翌日3日(祝)1時00分まで「ヌーボーde乾杯!カウントダウン」が行われる。0時00分の解禁に合わせてカウントダウンを行い、参加者全員で「やまなしヌーボー」で乾杯するというもの。会場は、「石和源泉足湯ひろば」。地元笛吹市産のワインが多数用意されるほか、ワイン足湯、郷土料理、ステージイベントなどお楽しみが盛りだくさん。入場は無料だが、飲食コーナーは有料となる。晩秋の山梨を彩るイベントとして首都圏のワイン愛好家の間で人気の高い、ワイナリーの周遊イベント「ワインツーリズムやまなし2012」は、11月17日(土)、18日(日)8時30分~17時30分に開催が決定。これは、エリア内を巡回するバスをうまく利用して、お目当てのワイナリーを訪ねるというもの。ワイン好きにはたまらないイベントだ。ルートは17日が”一宮ルート”、”勝沼ルート”、”塩山ルート”で18日が”石和・御坂・八代ルート”、”甲府ルート”の予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日日本は果物のクオリティーの高い国です。外国人も日本の果物には驚きます(価格にも驚きますが)。岡山県にびっくりするほど美味しいぶどうがあるのをご存じでしょうか? 桃太郎ぶどうです。■皮ごと食べられる驚きの食感!「桃太郎ぶどう」はとても変わったぶどうです。実はしっかりと直径の大きな粒で、見た目は桃のように縦に割れています。透き通ったキレイな黄緑色の皮はとても薄く、そしてて種がありません。そのため桃太郎ぶどうは皮をむくことなくそのまま食べられます。皮ごと食べられるぶどうはほかにもありますが、桃太郎ぶどうはその「食感」がまったく違っています。普通、ぶどうの実を口に入れると「ぐにゅ」という、むにゅむにゅした物を食べる食感ですね。ところが、桃太郎ぶどうは皮ごとかめるほどしっかりした、いわば「さくさく」という食感なのです。■深みを感じさせる味「さくさく感」も非常にいいですが、実がとても甘いのです。皮ごと食べることで、皮の少しの渋み、糖度の高い実の甘さが口内調合され、深い味わいをもたらします。ぶどうというよりも、むしろ「桃太郎ぶどう」という別の果物のようです。本当に変わっている桃太郎ぶどうですが、これは呼称で「桃太郎ぶどう生産組合」の会員が作っているものを桃太郎ぶどうと呼ぶそうです。■入手はインターネットで一度食べたら「こんなに美味しいなんて!」となること請け合いですが、普通に近所のスーパーで売ってはいません。以前は入手困難な幻のぶどうでした。最近ではインターネットのおかげで購入しやすくなりましたが、すぐに完売するので早めに注文するのがおススメです! 価格は1房4,500円ぐらいからです。1kgを超える大房、特大房になるとお値段はさらに上がります。高価ですが、この「味力」にやられたリピーターが増えているのです。(高橋モータース@dcp)『桃太郎ぶどう』を販売している『岡山果物カタログ』
2012年09月08日「生(レア)クッキー」で知られる北海道の菓子メーカー、コーキーズインターナショナルはこのほど、新商品「ミルキューブクッキー」(各525円)を発売した。「ミルキューブクッキー」は、口の中でとろける生チョコ感覚のクッキー。ホワイトチョコレートのクッキー生地を焼いて作られており、生チョコ感覚にもかかわらず、常温でも溶けることはない。風味は「レモンチーズ&ミルク」「ストロベリー&ミルク」「ブルーベリー&ミルク」の3種。爽やかなフルーツの香りで、すっきりとした後味の、独特のテイストとなっている。また同商品には、紫外線による老化とメラニン色素の沈着を軽減すると言われる、植物由来の西洋ハーブ(薬草・薬樹)のエキスを配合。同社によれば、「日差しに負けないハーブエキス」が入った”ビューティー・クッキー”でもあるという。購入は、コーキーズの通販サイト及び、全国で開催中の催事場にて。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日しっとりとした食感の「生(レア)クッキー」で知られる北海道の菓子メーカー、コーキーズインターナショナルは、「生クッキー」シリーズの最新のテイストとして、「CHOCOLATE CAKE COOKIES(チョコレートケーキクッキー)」を新発売した。これは2011年12月14日に発売して話題となった「生クッキー」のイチゴ味「SHORT CAKE COOKIES(ショートケーキクッキー)」に次ぐ新作となる。「チョコレートケーキクッキー」は濃厚なチョコレート味。生クリームとふんわりとした“イタリアンメレンゲ”を使用することで、「生クッキー」シリーズらしく、しっとりした食感のチョコレート生地となった。ほんのり甘酸っぱいフランボワース(ラズベリー)も練り込まれており、フルーティーな香りとプチプチとした食感を楽しめる。クッキーの表面には、繊細な技が光るロールチョコをトッピング。味も見た目もクッキーなのに、まるでショートケーキを味わったような深い世界観。パッケージもショートケーキのように三角形で、キュートに。前回の「ショートケーキクッキー」の姉妹品としてデザインしたという。価格は、1箱(3枚入り)525円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日東京駅に隣接するシャングリ・ラ ホテル 東京は、28階の「ザ・ロビーラウンジ」からの新しい眺めをモチーフにした「アフタヌーンティー ビュー クッキー」の販売を、4月28日(土)より開始した。1枚のクッキーにラインで描かれているのは、アフタヌーンティーの3段のトレーとティーセット、そしてその向こうには東京の新しいランドマーク、東京スカイツリー(R)から東京ベイサイドにかけて広がる景色。白いアイシングにはブラウンのチョコレート、薄いブルーのアイシングにはホワイトチョコレートのラインが使われた、見た目にも楽しいこの2種類のクッキーは、アールグレイのフレーバーで、ロゴ入りの赤い箱で展開。新たな東京のギフトアイテムとしてぜひご利用あれ。お問い合わせ:ザ・ロビーラウンジ tel.03-6739-7877
2012年04月29日ヨックモックより、春夏向けスイーツとして、さくさくの軽い食感がやみつきになるスティックショコラクッキーが登場。全国の有名百貨店及びオンラインショップで、現在販売中だ。ほろ苦い薄焼きショコラクッキーに、食べごたえのある口どけの良い板状のホワイトショコラ、ストロベリーショコラをサンド。女性が片手で持つことが出来て食べやすいスティックタイプを採用。オフィスでのおやつや読書のお供など、リラックスタイムにおすすめ。また、期間限定で「ちょっとお味見サイズ」も登場。さりげないギフトにもぴったりだし、自分も楽しみたい、贈る前に味見したいという食いしん坊の希望もかなえてくれる。こちらは4本入り(各2本)、490円で4月中旬まで発売予定だ。お問い合わせ:ヨックモック お客様相談窓口 tel.0120-033-340
2012年04月05日カルビーから女性にうれしいクッキー新味登場カルビーが雑穀とフルーツがぎっしり詰まった栄養バランスクッキー「ひとくち美膳」シリーズの「ひとくち美膳雑穀&いちご・ジャスミン」を4月23日から発売開始すると発表した。美容やダイエットを意識する女性におすすめのクッキーだという。東洋古来の知恵を元に、自然素材の雑穀と、フルーツのもつヘルシーパワーをうまく組み合わせて作られているのだとか。ちょっとした口寂しいときの、ながら食べでもOKなように、ぽろぽろとこぼれたりしにくい設計で、食べやすい一口サイズとなっている。雑穀にいちご、ジャスミンetcという組み合わせの意外さカルビー独自の製法で、フルーツのフレッシュな味わいはそのままに、しっとりと美味しいクッキーに仕上げたとのこと。果実、木の実、穀物などさまざまな素材が、目に見えるかたちでぎっしり詰まった栄養クッキーになっているそうだ。「ひとくち美膳雑穀&いちご・ジャスミン」では、春らしいいちごを中心に、ジャスミン、パイナップル、マンゴーとリフレッシュに効果ありとされる素材を中心に組み合わせたそうで、一見意外な組み合わせという印象だが、バランスのとれたさわやかな風味とフルーティな甘みが特長だという。1袋すべて食べても約100kcalと控えめ。さまざまな健康自然素材が含まれているので、ヘルシーな間食におすすめだ。まさに“美膳”たる、バランスクッキー。雑穀ビューティ初心者にも、これなら食べやすい。一度味わってみては。元の記事を読む
2012年03月20日スイーツ好きのココロをくすぐる、しっかりクッキーとバニラの風味の相性が抜群な、クリスピー・クリーム・ドーナツの人気ドーナツ「クッキー バニラ」が、クリーミーなフローズンドリンク「チラーズ」に変身しちゃった!「クッキー&クリーム チラーズ」は、ミルクにほろ苦いココアクッキーをミックスし、クリスピーのオリジナルのミルコパウダーとバニラシロップで、ミルキーなコクとやさしい甘さをプラス。仕上げはもちろん、ふんわりと軽いホイップクリームとチョコレートソースで。ビター&スイートなドリンク。これだけでももちろんデザート感がたっぷりだけれど、せっかくならやはりドーナツと一緒に食べて、最高に甘い時間を楽しんでほしい。お問い合わせ:クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン お客様サービス室tel.0570-00-1072
2012年03月15日恋に効くレシピシリーズ。恋といえば春、春といえば桜。誰もが浮き足立つこの季節にぴったり、淡い恋心を表現したかのスイーツ「桜のクッキーボール」をご紹介。薄力粉やクルミなど、いつものヘルシークッキーの材料に、特別ゲスト・桜の花の塩漬けを加えるだけで、こんなにキュートで、それでいて儚げなクッキーボールが完成。古風に緑茶と一緒にいただくもよし、カフェ風にコーヒーといただくもよし、器やマットなどにもこだわって、特別感のある演出で楽しんでほしいスイーツだ。「桜のクッキーボール」の材料と作り方は こちら
2012年03月10日北海道の菓子メーカー・コーキーズインターナショナルはこのほど、クッキーシリーズ「生(レア)クッキー」からイチゴ味の「ショートケーキクッキー(3枚入り)」(480円)を発売した。2011年秋より一部の催事場で限定販売したところ、即完売したほどの人気商品だ。現在は、同社、生産が追いつかなかったため、年明け2011年1月13日の正式発表となった。現在は同社オンラインショップでも購入できる。「ショートケーキクッキー」では、「生(レア)クッキー」本来のしっとりとした食感や、濃厚な味わいはそのままに、新たにイチゴの酸味をプラスした。まるでイチゴのショートケーキを食べたような満足感を得られることから「ショートケーキクッキー」と命名された。また、パッケージは、イチゴのショートケーキをイメージした三角形。この箱を7つ集めると1つのホールケーキになるデザインになっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月13日ヨックモック2012年のバレンタインは、「Dress Up」がテーマ。“クッキーを贈るバレンタイン”として、1月中旬より販売を開始する。カカオとストロベリー、それぞれの香りづけが印象的な、女性の想いをドレスアップする味わい深いコサージュ、「コフレ ド フルール」。8個(カカオ3個/ストロベリー5個)入り ¥1,050高級チョコレートメーカー「カレボー」のクーベルチュールをあしらった、ラングドシャークッキーの味わいが贅沢。上質で洗練された大人の男性に贈りたいプレミアムギフト、「ショコラ シガール」。「ショコラ シガール」5本入り ¥1,260/7本入り ¥1,890 「プティ ショコラ シガール」6本入り ¥840スイートチョコレート×マカダミアナッツのクッキーと、ホワイトチョコレートのクッキーの2種類の詰め合わせ、ハートのモチーフがかわいい「トロワ クール」。3個入り ¥525サクサクパイ生地には、2種類のチョコレートクリーム、プラリネクリーム、フランボワーズクリームをそれぞれサンド。スイート、ミルク、ストロベリー3種のチョコレートで包んだ、「ミルフィーユ」。3個入り ¥578/6個入り ¥998/12個入り ¥1,943ナッツ、洋酒、フルーツなどの素材で作られた、王道ボンボンショコラの詰め合わせ、「アソルティモン ドゥ ブーシェ」。8個入り ¥1,260/12個入り ¥2,100/20個入り ¥3,150ヨックモック伝統のラングドシャー生地をミルクチョコレートでコーティングした、定番のチョコレートクッキー、「ビエ オゥ ショコラオレ」。12枚入り ¥588バレンタインにふさわしい上品で煌びやかなギフトがそろう、2012年のヨックモックのギフト。彼のタイプに合わせて、どれを贈るかじっくり考えてみよう。お問い合わせ:ヨックモック お客様相談窓口 tel.0120-033-340 公式サイト
2012年01月04日南アルプス連峰、八ヶ岳、そして富士山を望む滞在型リゾート「リゾナーレ」がある甲州・山梨は日本でも有数のワインの産地だ。施設内でも地元に密着したワイン文化を堪能できるが、なかでも注目したいのが日本初のワイン用ぶどうを使ったスパ施設「VINO SPA®(ヴィノスパ)」だ。使うのは、いままではほとんどが廃棄されていた、ワインの醸造過程で発生するぶどうの皮や種。ポリフェノールなどの身体にうれしい成分が多いにも関わらず、活用されることが少なかった。今回この「ぶどう粕」を有効利用することで、環境維持にも貢献することができるという。また、身体に直接触れるため、スパに使うぶどう自体も厳選。「リゾナーレ」と提携している農業生産法人「レ・パ・デュ・シャ」(小淵沢町)のシャルドネ種、有機農法でぶどうを栽培する、日本ビオワインのパイオニア「金井醸造場」(山梨市)の甲州種を使って、地元ワイン文化にも貢献している。さて、施術内容はというと、まず、施術の前には季節ごとのハーブティを飲んで身体の内側からリラックス。贅沢な香りの赤ワインを使ったフットバスで温まったあとは、ぶどうの皮、種、軸、澱を使ったパウダーでスクラブパック。特殊技法を使い酵母が生きているため、ぶどうの成分が余分な皮脂を吸着すると同時に生きた成分が浸透して透明感のあるふっくらとした肌を作ってくれる。ボディには「金井醸造場」の甲州種のパウダー、フェイシャルには果皮の厚いメルロー種の澱と使い分け、それぞれに効率良く働きかけてくれそうだ。スクラブパックのあとは、グレープシードオイルを使ったトリートメント。ぶどうに含まれるポリフェノール、アミノ酸、フルーツ酸が生まれ変わった肌に浸透し、オリジナルオイルがそれを閉じ込める。朝のぶどう畑をイメージした爽やかな香りに包まれ、心も芯からリラックス。施術後はぶどうのリーフティを飲んでひと休み。滞在型リゾートには欠かせないスパトリートメントを、地元のぶどうで堪能できる幸せを享受したい。お問い合わせ:リゾナーレ 公式サイト Vino Completo ~葡萄の恵み フェイシャル&ボディ 140分/¥38,000Vino Lisciado ~葡萄の潤い フェイシャル中心 80分/¥23,000Vino Purificiano ~葡萄の輝き ボディ中心 80分/¥21,000取材/北條芽以
2011年09月30日