松田龍平が主演を務める最新作『ぼくのおじさん』。この度、本作の特報映像がついに到着。併せてペアルックに身を包んだ“ぼく”と“おじさん”2人の場面写真も解禁された。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時にはぼくをダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある大人。雪男は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ!だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが、奇跡が訪れ、ハワイに行けることに。おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきて――!?原作は「夜と霧の隅で」「揄家の人びと」など、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズといった児童エッセイ・小説などで絶大な人気を誇った北杜夫のユーモアセンスを遺憾なく発揮し、和田誠のイラストと共にいまもなお幅広い世代に愛され続ける同名作。監督は、『天然コケッコー』で「報知映画賞」最優秀監督賞を最年少で受賞して以降、『苦役列車』など話題作を手掛け、独特な作風で映画ファンを魅了してきた山下敦弘が務めている。そしてキャストには、親戚の家に居候し万年床で暮らすおじさん役の松田さんをはじめ、おじさんと同居し見守る甥っ子・小学4年生の雪男役には、度重なる選考を見事勝ち抜いた大西利空。おじさんが一目惚れするヒロインに真木よう子が好演。さらに、戸田恵梨香、宮藤官九郎、寺島しのぶ、戸次重幸、キムラ緑子、銀粉蝶ら、実力派豪華キャストが脇を固めている。このほど完成したのは、一目惚れしたエリー会いに行くために、ハワイに飛んだおじさんとぼくが描かれる特報映像。映像では、普段万年床で過ごすおじさんが初の海外にどうしてよいかわからずに戸惑い、“おかけになった電話番号は…”と話す電話口に「また同じ女の人にかかっちゃった」と勘違いし電話も出来ず。そして、現地の人に声をかけるも相手にされず…そんなあたふたする姿を原作のユーモアを取り入れながら小気味よい音楽と共に独特の山下タッチで描かれている。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日松田龍平を主演に迎え、『もらとりあむタマ子』『味園ユニバース』の山下敦弘監督が“21世紀版の寅さん”を描く『ぼくのおじさん』。このほど、松田さんに一目惚れされる“マドンナ役”に、真木よう子が決定。明るく、カラッとした性格のハワイ在住日系四世の女性を演じることになった。「自分のまわりにいる大人について」というテーマで、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。公務員の父と専業主婦の母では面白いものが書けそうにない。そこで、家に居候している、ぼくの“おじさん”(松田龍平)を題材にすることに。おじさんは、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある人だった。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がる。最初は乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーにひと目惚れ!だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが、奇跡が訪れ、ハワイに行けることになったおじさん。おじさんとぼくはエリーを追いかけ、ハワイへと向かうが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木もやってきて…。原作は、「どくとるマンボウ」シリーズなどで知られる北杜夫の同名小説。北氏のユーモアセンスが遺憾なく発揮され、和田誠のイラストも併せて、いまなお幅広い世代に愛され続ける名作だ。おじさん役を務めるのは、先日、主演作『モヒカン故郷に帰る』がイタリア・ウディネ映画祭で2冠を達成した松田さん。また、おじさんを見守る甥っ子・雪男役には、度重なる選考を見事勝ち抜いた大西利空。監督を、『天然コケッコー』や『苦役列車』など、話題作を次々手掛け、独特な作風でファンを魅了してきた山下敦弘が務め、優しさや寛容さ、そして温かい心を伝える21世紀版『男はつらいよ』を目指していく。そんな本作では、松田さん演じる“おじさん”のロマンスも重要となるが、今回、明るく太陽のようなマドンナ・稲葉エリー役を、『海よりもまだ深く』の公開も控える真木さんが演じることになった。山下監督とは、ドラマ「週刊真木よう子」(’08)以来、8年ぶりのタッグとなる。エリーはハワイ在住の日系四世のため、真木さん自身、映画では初めてとなる英語での長セリフに挑戦。現地の俳優とも話せるように練習し、ハワイでの撮影に臨んだという。真木さんは、「ハワイに行く前はとても不安でしたが、最終日には帰りたくなくなってしまうほど満喫できました(笑)。ハワイの快晴続きの天気はもちろんですが、日本と違って空も広く、ただそこにいるだけで気持ちが朗らかになれました」と語っており、ハワイロケは充実したものとなった様子だ。また、「エリーは典型的な“ザ・マドンナ”」だそうで、「ハワイ育ちのカラッとした性格の彼女は演じていて楽しかったです」と言う。「山下監督は、こちらの集中力が切れていると直ぐに見破ってしまう怖い監督なんです(笑)。でもそれだけ熱心であり、その情熱が現場にも伝わるので、緊張感のある雰囲気のいい現場を作り上げてくださる方ですね。松田龍平さんの演じたおじさんは、すごく素直で、見ているだけで面白い人!おじさんの役にぴったりだなって思います(笑)」と、松田さんの“おじさん”ぶりに太鼓判を押した。また、山下監督も「ひと言で表すとエリーは、おじさんにとって“太陽”のような存在。そんなエリーを真木さんは全力で演じてくれました。芯があって明るい女性という“陽”の部分だけでなく、ハワイの日系四世であるという揺れ動くアイデンティティの“陰”の両方を真木さんは演じてくれて、僕も掴み取れていない複雑で繊細なエリーを見事に体現し、深みを増してくれました」と絶賛。エリーは原作には登場しないキャラクターではあるものの、脚本・企画の須藤泰司氏は、「彼女を通じて原作の大切な部分でもある、太平洋戦争が始まって苦労した日系人の人々、戦争の爪痕の描写を映画に入れようと思いました。原作同様、それが押しつけがましくならない範囲で、エリーから日系人がたどった歴史が見えるような、覚悟ある女性にしました」と、その役どころに込めた意味を明かしている。真木さん演じる“マドンナ”の登場で、“おじさんとぼく”の珍道中がどんなふうに変化していくのか、引き続き注目していて。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月03日Hey! Say! JUMPの中島裕翔が、瀬尾まいこの恋愛小説を実写化する『僕らのごはんは明日で待ってる』(略して『ぼくごは』)で主演を務めることが発表された。原作は、ちょっと難ありの性格のふたりが、ファーストフードで“恋”をして、ファミレスで“愛”に気づき、食卓を一緒に囲む家族になるまでの7年越しの想いを描くラブストーリー。本作は1月末からタイで撮影を開始し、2017年の新春に公開される。その他の情報中島は、他人に無関心な無口な主人公・葉山亮太を演じ、映画『風のたより』で主演を務めた新木優子が、明るくて思ったことをずけずけ言う頑固なヒロイン・上村小春を演じる。監督は、漫才グループ・髭男爵の元メンバーという異色の経歴を持つ映画監督の市井昌秀(『無防備』『箱入り息子の恋』など)。中島は「僕にとって初めてのラブストーリー出演ですが、脚本にある、きゅんとしてしまうようなシーンをちゃんと観客のみなさんにもきゅんとしてもらえるように演じたいと思っています」といい、映画について「とても温かいイメージの作品なのですが、7年間の間ではふたりをとりまく環境も変わって、けんかが起きたりもします。そんなマイナスなことすらも、生きていく過程のなかで大事に思えるようなふたりの時間やそれを経た関係性を見せられたら良いなと思います」と説明。新木は「“ごはん”が大きなキーワードになる作品で、衣食住という人間の生活の基本に“食”があるように、二人にとっても大事な“食”がふたりをつないでいるのでそこも大切に演じられたらと思っています」とコメント。市井監督は「糸が切れた凧のようにふわふわと生きている実感も無く生きている葉山亮太と、元気でガサツな上村小春。一見、なんの共通点も見当たらない二人だが、近しい人の不在を身を持って経験している。この男女をどこまでも重たい空気で描くことは可能だが、原作は軽妙なやりとりで軽やかに描いているからこそ、僕の心に強く響き、ぜひ映画化したいと思いました」と話し、「僕にとって原作の映画化は初めてです。原作者の想いと真摯に向き合い、きちんと映像に収めたい」と意気込みを語っている。原作者の瀬尾は「映画化されるとのこと、とてもうれしく思います。監督さんや役者さんも素敵な方ばかりで、お名前をお聞きした途端、作品のいろんな場面が頭に浮かび、わくわくしてきました。映画が出来上がるのが待ち遠しいです」とコメントを寄せている。『僕らのごはんは明日で待ってる』2017年新春 全国ロードショー
2016年02月01日松田龍平が主演を務める山下敦弘監督の新作映画『ぼくのおじさん』が来秋に公開されることが決定した。原作は、幅広い世代に愛され続ける北杜夫の児童文学書で、配給の東映は「皆に長く愛される21世紀版の『寅さん』ならぬ『おじさん』でシリーズ化も狙っています!」と宣言。松田は「ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白い」とコメントを寄せている。その他の写真本作の企画・脚本を手がけたのは、『探偵はBARにいる』シリーズで松田と組んできた須藤泰司プロデューサー。「この話自体は凄くウェルメイドな話なので、そのまま演じてしまうと鼻につく芝居になってしまう危険性がある。自分の存在をすっと消してその場に溶け込むことが自然体で出来てしまう松田さんであれば、この作品をあるべき方向に持っていってくれると思った」と松田に“おじさん役”を切望し映画化にこぎつけた。映画では、昭和40年代をベースに書かれている原作を現代に置き換え、しっかりものの甥っ子目線から語られるダメ人間だけれども、どこか面白おかしい“おじさん”の物語が繰り広げられる。おじさんを、時に叱り、助け、絶妙なやりとりをしながら物語を大きく動かしていくしっかり者の雪男役は、子役の大西利空(おおにしりく)が演じる。松田は「“ぼく”の雪男は大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです」と明かす。劇中ではひと目ぼれした女性を追いかけておじさんがハワイへ旅立って行くという展開があり、「ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした。ぼくとおじさんの思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか、僕自身も楽しみです」とコメント。松田と初タッグを組んだ山下監督は「今回『ぼくのおじさん』を映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした」といい、「例えば“子供たちに観てもらえる映画にする!”とか“初の海外ロケ!”など至るところで様々な壁にぶつかる…はずだったんですが、肝心なその壁が柔らかく優しかったので心地よく現場を終えることが出来ました。たぶんそれは原作者・北杜夫さんの作品世界のおかげだと思っています」と語っている。撮影は10月5日に都内でクランクインし、10月23日まで日本で撮影を行い、10月30日からハワイのオアフ島とハワイ島で撮影を敢行し、11月15日にクランクアップをむかえている。『ぼくのおじさん』2016年 秋 全国公開
2015年12月01日マンボウシリーズ等の児童エッセイ・小説などで絶大な人気を誇った北杜夫の児童文学「ぼくのおじさん」。このたび主演に松田龍平を迎え、『苦役列車』の山下敦弘監督との初タッグで映画化されることが明らかとなった。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男。「自分のまわりにいる大人について」というテーマだが、至って普通な職業の両親では、面白いものが書けそうにない。そんな時思いついたのが居候しているぼくの“おじさん”。大人のくせにお小遣いはくれないし、勉強も教えてくれないし、スポーツはからっきしダメ。万年床に寝転がってマンガばかり読んでは、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともあるおじさん。雪夫は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにするのだ。ある日、智子おばさんが、お見合い話を持ってきた。乗り気でないおじさんを何とか連れて、お見合い相手と智子おばさんの待つパーティーに向かった雪男。お見合い相手は、ハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー。おじさんは一目ぼれ!だが、エリーは他界した祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、人とはちょっと違うあの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが、おじさんと雪男に奇跡が訪れる――。原作は、児童文学の金字塔、北杜夫の同名児童書。「夜と霧の隅で」、「揄家の人びと」など、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズ等の児童エッセイ・小説などで絶大な人気を誇った彼が、ユーモアセンスを遺憾なく発揮した作品だ。インテリボンクラで起伏の激しい個性的なキャラクターである“おじさん”は、自らをモデルに描かれ、雪男が暮らす春山家は、北さんの父である斎藤茂吉の一家を模したというエピソードがある作品であり、和田誠のイラストも併せて、幅広い世代に愛され続けている。本作で“おじさん”を演じるのは、『探偵はBARにいる』シリーズや、『舟を編む』、そして来年公開の『モヒカン故郷へ帰る』など、話題作品への出演が続き、強烈な個性を放つ松田さん。そして、子供とは思えないしっかりもので、時におじさんを叱り、助け、絶妙なやりとりをしながら物語を大きく動かしていく重要な雪男役には、「なるようになるさ。」(TBS)に出演していた子役の大西利空が抜擢された。松田さんは、「“ぼく”が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白いと思いました」と原作について語り、また「雪男は大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです」と撮影現場でのエピソードも明かした。どこか面白おかしい“おじさん”の物語は、大人も子供も誰もが楽しめるあの名シリーズ『寅さん』を彷彿とさせる。松田さん演じる21世紀版“寅さん”の活躍に期待をしたい。『ぼくのおじさん』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月01日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts ウォーグレイモン『ぼくらのウォーゲーム!』」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送予定で、価格は5,616円(税込)。「ウォーグレイモン」は、細田守監督が手がけ、2000年に公開された劇場アニメ『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』に登場した竜人型デジモン。主人公・八神太一のパートナーであるアグモンの究極体で、劇中では「メタルガルルモン」とジョグレス(合体)して「オメガモン」に変身した。背中のブレイブシールドには、劇中に登場した勇気の紋章が刻まれている。「S.H.Figuarts ウォーグレイモン『ぼくらのウォーゲーム!』」は、ウォーグレイモンのフォルム、彩色イメージを再現したウォーグレイモンを完全新規造形で商品化。クロンデジゾイド製の鎧や両腕のドラモンキラーはもちろん、劇中シーンのイメージを再現できる太一プレートも付属している。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各1種、ドラモンキラー(左右)、太一プレート、プレート用台座一式。商品価格は5,616円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年5月を予定している。なお、最新作となる『デジモンアドベンチャーtri.』第1章「再会」は、2015年11月21日に公開が予定されている。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年10月19日ベルリン国際映画祭をはじめ、多くの映画祭で話題となった注目作『ぼくらの家路』。ドイツ版『母をたずねて三千里』とも言われている本作は、子供が大人になるかけがえのない瞬間を描き、忘れがたい作品だと絶賛された珠玉の感動作です。ドイツのベルリンに住む10歳のジャックは、6歳の弟と若いシングルマザーの母と暮らしていた。一緒にいるときは愛情を注いでくれるものの、母は子育てよりも恋人や夜遊びを優先しており、ジャックが家事や弟の面倒を一人で引き受けるようになっていた。ところが、ある事件をきっかけにジャックは弟や母と離ればなれの生活を余儀なくされる。なかなか新しい環境になじめないジャックは、夏休みに家族の元へ戻ることを何よりも楽しみにしていた。しかし、迎えが3日後になると母から突然連絡が入り、失望したジャックは施設を飛び出して、一人で母の元に戻ることを決意する。弟と共に家に戻ろうとするも、母の行方がまったくつかめず、幼い兄弟は手を取り合いながらベルリン中を走り回り、ひたすら母を探し続けることに。2人は再び母の元に戻ることはできるのか?そして、ジャックが“大人になった瞬間”に下した勇気ある決断とは……?今回ジャックを瑞々しく演じたイヴォ・ピッツカーは、驚くべきことに本作まで演技未経験だった普通の男の子。監督たちは6ヶ月間毎日ベルリン中の子供たちを探し回るも見つからず、最後のキャスティングで諦めかけたそのとき、まるで映画のように現れたとのこと。「彼を見るための映画」という高い評価を受けたのもうなずけるほど、自由奔放な母と天使のような弟の間で揺れるせつない気持ちや大人になるまでの微妙な表情を見事なまでに表現。ひたすらに母を求める懸命さと家族を想うがゆえの選択をするジャックに心を締めつけられ、ギュッと抱きしめてあげたくなります。どんな過酷な状況でも未来にむかって前に進んでいく大切さを教えてくれるジャックの姿には胸が熱くなり、思わず自分の子供時代に思いを馳せるかもしれません。あなたはどの瞬間に大人になりましたか?イベントデータ:『ぼくらの家路』公開表記:9月19日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー配給:ショウゲート© PORT-AU-PRINCE Film & Kultur Produktion GmbH
2015年09月19日ドイツ・ベルリンを舞台に、突然消えた母親を捜し回る10歳と6歳の兄弟の成長と冒険を描いた『ぼくらの家路』が、ついに今週末、9月19日(土)より公開となる。このほど、行方知れずの母親に向けて10歳の少年が書いた置き手紙が胸を打つ本編映像が、シネマカフェにて解禁となった。本作は、現代のドイツを舞台に、行方の分からなくなった母親を探して幼い兄弟が街を昼夜奔走する3日間の物語。シリアスな現実を目の当たりにし、傷つきながらも少しずつ逞しくなってゆく少年の心の機微を丁寧に描き、ベルリン国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で絶賛。本作が俳優デビューながら、兄のジャックを演じたイヴォ・ピッツカーも大きな注目を集めた。不在がちの母親に代わって家事を一手に引き受けていたが、ある事件をきっかけに施設に預けられてしまったジャック。やがて、待ち望んだ夏休みが訪れる。しかし、迎えが数日遅れるという電話を最後に母親の行方が分からなくなり、ジャックは弟のマヌエルを連れて探し始める。今回届いたのは、そんな2人がバスに乗っているシーンから始まる本編映像。マヌエルが疲れて眠ってしまい、ジャックは自分のバッグを枕にしてあげ、兄としての優しさを垣間見せる。マヌエルを下に残し、家に戻ってきたジャックだが、いつもなら鍵や伝言をしまっている下駄箱には何もなく、中に入ることができない。ノックや呼びかけも、薄暗い通路にむなしく響くだけ…。ジャックは仕方なく「ママを捜してる」と伝言を残すが、よく見ると、施設を飛び出し、すでに一晩野宿をしているジャックの爪はひどく汚れている。それでも、彼は明日も訪ねるつもりなのだ。彼の痛切な想いは、母親に届くのだろうか?そしてラストにジャックの下した意外な決断とは?この映像で強い印象を与えるのが、主人公ジャックを演じるイヴォ・ピッツカーだ。エドワード・ベルガ―監督をはじめとするスタッフは、6か月間にわたってベルリン中で行われたオーディションで、ようやく彼にたどり着いたという。そのオーディションでは、こんなエピソードがあったと監督は明かす。“友人たちが外でサッカーをしているのに、自分だけ先生に宿題をさせられている”設定で即興を課せられたピッツカーは、サッカーが彼の人生でどれだけ重要なのか、なぜそんなに外にいる友人たちの元へ行かねばならないのかを、血管が浮き出るほど顔を真っ赤にさせ、監督に向かって叫び始めたというのだ。誰よりも早く大人にならなくてはならなかった少年の複雑な感情と、“母親捜し”の先にある成長を凛然と演じきった小さな主演俳優に、ぜひ注目してみて。『ぼくらの家路』は9月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくらの家路 2015年9月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) PORT-AU-PRINCE Film & Kultur Produktion GmbH
2015年09月17日突然消えた母親を捜して旅に出た、10歳と6歳の兄弟の成長と冒険の物語『ぼくらの家路』が、9月19日(土)より劇場公開される。このほど、幼い少年たちの緊迫感が伝わるメイキング画像とキュートなオフショット画像が、シネマカフェに到着した。10歳のジャックは、シングルマザーで不在がちな若い母親に代わり、6歳の弟マヌエルの世話と家事を一手に引き受けている。しかし、ある事件をきっかけに、ジャックは施設に預けられることに。やがて待望の夏休みを迎えるが、母親から迎えが3日後になると連絡が入り、彼はいてもたってもいられず施設を飛び出す。家に母親は不在でカギもなく、携帯は留守番電話。預け先までマヌエルを迎えに行ったジャックは、母を捜して仕事場、ナイトクラブ、昔の恋人の事務所まで、ベルリン中を駆け回る。そして、ジャックが最後に下した、意外な決断とは──?本作は、ドイツ・ベルリンを舞台に、幼い兄弟が行方の分からなくなった母親を探して街を昼夜奔走する3日間の物語。シリアスな現実を目の当たりにし、傷つきながらも少しずつ逞しくなってゆく少年の心の機微を繊細に描き、ベルリン国際映画祭を始め世界各国の映画祭で絶賛を受け、ドイツ映画賞2015でも「作品賞銀賞」を受賞した。映画は、母親を訪ね歩き、弟のマヌエルを常に気遣う兄・ジャックをただひたすら同じ目線で捉えていく。その表情がいつもどこか思い詰めているのに対して、マヌエルはいつでも欲求の赴くまま、無邪気にふるまっているのが印象的だ。この対照的な兄弟のペアリングを見るためのオーディションは、すぐにうまくいったという。撮影中は長いシーンを何度も撮り直すことも少なくなく、幼い子どもたちのモチベーションを保つのは簡単ではなかったというが、そんなとき、エドワード・ベルガー監督は、「彼らがもう同じ演技をしたくなくなったときの最後の手段として、次のテイクが最後になるかどうか賭けたりしたんだよ。もし僕が負ければ、彼らはドーナツ一箱をもらうことができた。そして、僕がついに『これだ、やったぞ!』と言った瞬間、彼らはサッカーの試合でゴールを決めて勝ったみたいだったね(笑)」と、演技初挑戦の子どもたちとの向き合い方について明かしている。ドイツ中で6か月もの間、毎日行われたオーディションでジャック役を勝ち取り、ベルリン国際映画祭ではその圧倒的な存在感を賞賛された天才肌イヴォ・ピッツカー。そして、日本のマスコミ試写で女性記者から圧倒的な人気を誇った天使キャラ、マヌエル役のゲオルグ・アームズ。この2人の少年が放つ魅力に、ぜひ注目してみて。『ぼくらの家路』は9月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン S タワー1階のギャラリーSにて、福田幸広氏による写真展「ぼくらはみんな生きている!」-動物たちの幸せの瞬間(とき)- を3月27日より開催する。入場は無料。開催日程:2015年3月27日~5月11日開館時間:10時~17時30分開催会場:キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリーS(住所:東京都港区港南2-16-6)福田幸広氏は東京都出身の動物写真家。本展は「ぼくらはみんな生きている!」-動物たちの幸せの瞬間(とき)- のタイトルのもと、世界中の動物たちの幸せを感じる瞬間をとらえた作品92点を展示する。なお、展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントされたものになっている。
2015年02月27日2014年度の米国アカデミー賞「最優秀外国語映画部門」の日本代表作品に選出された『舟を編む』を手がけた石井裕也監督の最新作『ぼくたちの家族』が来春公開となる。先日、妻夫木聡と池松壮亮が兄弟役で出演していることで話題となったが、このほどこの家族を取り巻く人々を、板谷由夏やユースケ・サンタマリアらが演じていることが明らかとなった。60歳を過ぎ、物忘れが激しくなった母・玲子。だが、そんなことは誰でもあるものと、兄・浩介も弟・俊平も父・克明も全く気にしていなかった。しかし、あることをきっかけに病院で検査を受け、結果は「脳腫瘍」と判明、余命わずか1週間。「家族がバラバラになるのは、あたし怖いよ」、その一言を最後に母はそれまでの母ではなくなってしまう…。いま出版業界が注目する新進作家・早見和真の原作を映画化した本作。小さな会社の社長だが、やがて多大な借金を抱えてしまった父親役に長塚京三、突然の脳腫瘍に襲われ、少女化していく母・玲子に原田美枝子。その母の病気に奔走する長男・浩介に妻夫木さん、家族なんて茶番だと決め付けている弟に池松さんが扮し、現代に生きる家族の形を描き出す。そして今回、新たなキャストが発表。浩介の事情を汲んで、優しくフォローする浩介の上司役を演じるユースケさんを始め、義母の病気による自分たちの家族への影響を心配しながらも、夫の支えになろうと務める浩介の妻役に黒川芽以。俊平が母の病気を治そうとまわった病院先で出会った医師役には鶴見辰吾と板谷由夏。俊平を励ます友人に市川実日子など、個性豊かなキャストが脇を固めている。多額のローンに、生活破綻、親への不信、子への依存。脳腫瘍を患った母が、包み隠さず本音をさらけ出し始めたことで、浮かび上がってきた家族の問題…。“がん”というテーマを明るく描き、現在の家族像を見事に浮かび上がらせている。今回、発表された追加キャストたちがこの問題山積の一家をどう支えていくのだろうか?『ぼくたちの家族』は2014年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくたちの家族 2014年、全国にて公開
2013年10月16日【「今夜ぼくと遊ばない?」というときのアブナイ英語】Do you want to play with me tonight?【こんな風に聞こえるかも】今夜、オレとヤらない?【ネイティブが使う英語】Let’s get together tonight.日本語では大人でもごくふつうに「遊ぼうよ」などと言いますが、大抵は「一緒に出かけよう」「食事をしよう」などの他愛もない意味でしょう。ところが英語ではplayは主に「子供が遊ぶ」という意味で、大人が使うと性行為を暗示する場合があります。「Let’s get together tonight.(今夜、一緒にすごそうよ)」などという方が無難でしょう。英会話スクール通いが難しい方へ24時間予約不要のオンライン英会話だから、続けられる。まずは無料体験。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月09日