チームラボ(teamLab)が、イタリア・ミラノで開催中の「2015ミラノ国際博覧会」にインスタレーション「お絵かき NATURE LAND~モリコロと一緒に遊ぼう!~」を出展。8月18日から19日までミラノ市商工会議所で、8月19日から22日まで日本館イベント広場で展示される。紙にクレヨンで描いた人や動物、魚、植物が目の前のスクリーンの中で動き出す「お絵かき NATURE LAND~モリコロと一緒に遊ぼう!~」。山や海が広がるスクリーンの中で、人や動物たちが互いにコミュニケーションを取ったり、仕事をしたりする。今回の博覧会のテーマである“食”に合わせて同作では、人や動物のみならず、花や木々などのすべての生き物に命が宿っており、それぞれが多様に存在しながらも関わりを持って生きていること表現。生き物同士の繋がりについて、05年に愛知県で開催された「愛・地球博」のマスコットキャラクターである、モリゾーとキッコロとともに楽しく学ぶことが出来る作品となっている。
2015年08月19日ウルトラテクノロジスト集団・チームラボ(teamLab)が、都市が都市のままアートになる「Digitized City Art」プロジェクトと、自然が自然のままアートになる「Digitized Nature Art」プロジェクトを始動した。日本には、素晴らしい地理的特性を持つ場所、歴史背景を持つ場所、特異な文化を残す場所が多数ある。同プロジェクトでは、その場所の特性を生かし、新たな価値を付加することで、街の中にアートがあるのではなく、街の一部をそのままアート作品にしてしまうという試みを行っていくもの。8月31日までは佐賀県・武雄市にある50万平米もの広さを誇る御船山楽園に、「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」が出現。国登録記念物の名勝地でもある大庭園の水面に、泳ぎまわる無数の鯉の姿がプロジェクションによって映し出された。鯉たちは、池に浮かぶ小舟が止まると周りに集まり、動き出すと避けていくなど、インタラクティブに反応しながら泳いでいく。また、12月25日までは神奈川県の新江ノ島水族館に、「花と魚 - 相模湾大水槽」、「呼応する小さな海」が登場。相模湾大水槽のあたり一面に花々が咲き誇る「花と魚 - 相模湾大水槽」では、魚たちの動きに影響を受けながら花々が永遠と変容し続ける。一方、人が水槽のガラス面に近づくと、光の色を変化させる「呼応する小さな海」では、近くの水槽が呼応し、同じ光に変化しながら同じ音色を響かせる。また、長崎県のハウステンボスでは、「呼応する木々」を常設。光る木々は人が近づくことで色を変化させ、その色特有の音色を響かせる。両隣の木とその対岸の木が呼応し、色や光を変化させていく。反応する、感応するチームラボのアート作品は、次第にその場に“溶け込む”ものに変化してきたようだ。今後、さらなる注目が集まりそうだ。
2015年08月07日チームラボは、カブトムシの写真をぐるぐると回転させて観察できる、NHK for SchoolのWebコンテンツ「ものすごい図鑑 カブトムシ」のサイト構築およびデザインを手がけたことを発表した。「ものすごい図鑑 カブトムシ」は、全天球撮影された高画質なカブトムシの写真をぐるぐると回転させたり、ズームさせたりしながら観察できる、NHK for SchoolのWebコンテンツ。カブトムシの部位に表示されているポイントをクリックすると、その部位についての詳しい説明や、NHK for Schoolのカブトムシ動画クリップが表示され、昆虫の体のつくりや生態などについての知識を楽しく体感的に得ることができる。また、読み進めると「バッジ」が集められ、一度見た説明は「Myバッジ コレクション」からいつでも参照できるということだ。同サイトはパソコンとスマートフォンの両方に対応し、学校現場などでのニーズに合わせて機能を一部縮小したInternet Explorer 8版も制作されている。なお、7月29日 朝9:00からは、同サイトを使用しながら森を探検する番組「ものすごい図鑑をもって、さあ森へ! カブトムシ探検隊」がNHK Eテレで放送予定となっている。
2015年07月27日"K5 is a better idea !!(K5のほうが優秀なアーキテクチャだ!!)"。1995年夏、AMDのCEO Jerry Sandersは、ハワイのワイキキビーチにあるヒルトン・ハワイアンビレッジに世界各国から集結した600人の営業、マーケティング、技術サポート部隊を前に檄を飛ばしていた。その声は、時差ボケと、前の晩の遅くまでの(あるいは徹夜の)どんちゃん騒ぎですっかりエネルギーを使い果たし、うとうとしそうになっていた営業員の耳をつんざくような咆哮であった。AMD恒例のハワイでの4日間のSales Conferenceの最終アジェンダはAMDの総帥Jerry Sandersの30分以上にわたるスピーチで終わる。しかし、いつもは"いくぞーっ!!"、"やるぞーっ!!"といった雄叫びでエンディングを迎えるはずのCEOのスピーチに対し、今年のイベントに限り、多くの営業の連中の間には、お互い目配せを交わしながら"ほんとかよ…"といった一種白けた雰囲気が漂っていた。それも無理はない。その時のAMDを取り巻く状況は以下の通りである。マイクロソフトがWindows 3.1を発表(1992年4月)、いよいよPCがエレクトロニクス市場の中心に据えられ、マイクロソフト、Intelの独占体制が明確になる。Am386/486でカムバックを果たしたAMDであったが、そのAMDを振り切るようにIntelは第五世代CPU「Pentium」を発表(1994年3月)。巨額のマーケティング資金の投下によって、 "Intelが入ってなければPCではありませんよ"と言う強力なブランドマーケティングでPC市場をIntel一色に塗り替えようとする。巨大なPCのCPU市場に割って入ろうと、CyrixなどのIntel互換CPUメーカーが相次いで参入し(Cyrix Cx486SLCは1992年3月発表)、AMDのメインビジネスを脅かしてくる。AMDはこれらの状況に対抗すべく、いよいよ完全オリジナルのマイクロアーキテクチャに基づく高性能CPU、K5の開発を開始(1993年)するが、2年たったこの時点でも製品リリースがされていない。AMDの業績はみるみる下がっていった (1995年のマイクロプロセッサ事業部の売り上げは前年の半分に激減した)。前年までは、Am486製品でPCの顧客をサポートしてきたが、いよいよCPUの主流が第5世代のPentium(ソケット7)に移り、AMDの次期製品への顧客の期待はいよいよ高まる。顧客には386・486で経験したIntelの独占の時代がまた訪れることへの危機感がにじみ出ていた。AMDが巨額を投じて建設したテキサス州Austinの最先端プロセッサ工場Fab.25はK5の設計が遅れる中、Am486の需要が急減し稼働率が極端に下がり、AMDの全体の財務に大きな減価償却費がのしかかってきている。世界中のAMDの営業がPentium対抗製品を待ち望み、満を持して臨んだSales Conferenceであったが、毎日登壇するVP連中の誰からも製品リリースの話がない。そんな状況におかれた中でのSales Conferenceに臨んだ世界中の営業を相手にしたAMDの総帥Jerryの最終メッセージである。根っからの営業マンであるSandersには、そんな営業連中の気持ちが痛いほどわかっていたはずである。しかし、その時はK5のメッセージを繰り返さざるを得なかったJerryの頭に去来していたことを知っていたのはAMDでもごく限られた者であったはずだ。(次回は7月27日に掲載予定です)著者プロフィール吉川明日論(よしかわあすろん)1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Device)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。現在も半導体業界で勤務。
2015年07月21日2015年7月よりTOKYO MXほかにて放送開始となったTVアニメ『がっこうぐらし!』。その放送直後に、水瀬いのり、小澤亜李、M・A・O「、高橋李依、茅野愛衣、加藤英美里といったキャスト陣6名が語ったメッセージが届いたので紹介しよう。○TVアニメ『がっこうぐらし!』放送直後キャストインタビュー――原作はみなさん、すでにお読みになっていたんでしょうか茅野愛衣「初めて原作に触れたのは、たぶん資料で抜粋を読んだんだと思います。『がっこうぐらし!』というタイトルで、絵柄もすごくかわいくて、『楽しそうな作品だな』と思って、パラパラとめくっていたら、『あれ? なんかちょっと不穏だぞ』と(笑)。その抜粋だけでも結構、惹きつけられるものがありましたね。しかも、ちゃんと原作を読んでみると、想像していた以上に衝撃的な展開が待っていて……。アフレコがすごく楽しみになりました」水瀬いのり「私が衝撃を受けたのはやっぱり、ゆきが見ている世界と、ほかの――くるみたちが見ている世界が違う。そのことがわかった瞬間ですよね。冒頭、ゆきが『音楽室はこんなところがいい!』とか、学校のいいところをいくつも挙げるんですけど、そのキラキラと輝いている世界が、じつは……という。くるみたちが見ている、世界の本当の姿がバッと絵で描かれた瞬間ですね。『ああ、ゆきは学園生活がキラキラしているって言ってたけど、実際はこんな状況なんだ』と。そのギャップがすごく大きくて、心をグッと掴まれました」小澤亜李「なんというか、いろいろ考えさせられる原作でしたね。状況から察するに、世界がタダ事ではないのは間違いないじゃないですか。こういうところで『彼女たちはいったいどんなことを考えてるんだろう?』と。さっきも少し『『がっこうぐらし!』は日常系だよね』って話をしていたんですが、これもまた、彼女たちの『日常』なのかなって。そこは面白かったですねM・A・O「原作を読みながら感じたのは、『本当に強い女の子たちなんだな』ということでした。いろいろと希望が見えてはくるんですけど、その光も見えたと思ったら、またすぐに消えそうになったりして……。でもそういうときでも、みんなで団結して支え合いながら、困難を乗り越えようとしていく。その絆の強さが、すごくステキだなって思いました。あとはやっぱり"かれら"ですよね。かわいらしい絵柄とのギャップが、すごくクセになる。今から第6巻が楽しみになってます!」高橋李依「私は第5巻の、とあるシーンで号泣したんですよ。これはほかシーンにも共通したことなんですけど、一見、すごく普通のことを言っているように見えるんですけど、彼女たちが言うからこそ、重みを感じる言葉というのがある。そういう言葉がそこここに散りばめられていて……。いや、本当に泣いちゃいましたね」加藤英美里「私は全然内容を知らなかったんです。なので、第1話のアフレコの前に台本を見ながら映像をチェックしてたんですけど、やっぱりあの最後の展開ですよね。『え、これはどういうことなの!?』って、すごくビックリして(一同笑)。そうですね、まったく前情報を入れてなかったので、本当に驚きました」茅野「太郎丸は、原作よりもアニメの方が出てきますよね」加藤「聞いたところによると、原作では数ページしか出てこないそうなんですけど、今回のアニメではキービジュアルにも出てきているし、その後で原作を読ませてもらったら『あっ、こういう展開が待ってるんだ』って……。いろいろとびっくりするような展開が多い作品だったので、どんどん読み進めてしまいました」水瀬「原作とアニメでは、同じようなストーリーでもそこまでの展開が全然違うんですよね。太郎丸もそうだし、あと最初からみーくんがいることもそうなんですけど、持って行き方が全然違う。だから、原作をすでに読んでいらっしゃる方でも、きっと新しい発見があるんじゃないかな、と思うんですよね」――みなさん、原作を読んで驚かれたようなのですが、なかでも一番ショッキングだった場面はどこでしょうか?水瀬「第1話がまさにそういう感じですけど、明るい場面が本当に明るく描かれているからこそ、そうじゃない場面が際立つ。だから最近は、台本を読んでいても、明るいシーンが続くと『次くらいで来そうだな』って、身構えるようになりました(笑)。そうかと思えば、今度はグッと胸が詰まるような回想シーンが入ってきたり……。最初の頃は結構、その振り幅に振り回されていたんですけど、今はもう、そのサイクルがすごく心地いいんですよ。可愛らしい部分と少しダークな部分――その配分は、今回のアニメでも上手く映像化されているんじゃないかなと思います」小澤「原作を読んでてもアニメを見てても、『これってまさか』と気付いたときに『うわーっ』ってなりますよね。なんというか、じわじわ来るところがある。『ああ、そういうことだったのか』と。しかも単純に『怖い』というだけじゃなくて、『かわいそうだな』とかいろんな感情に、じわじわと訴えてくるところがあるんですよね」M・A・O「私も、第1話の最後のゆきちゃんが衝撃的だったんですけど、もう一度、観直したときに、Aパートの終わりくらいに窓ガラスにヒビが入ってるところがあって。そこに気付いたときに『ハッ! ここから始まっていたのか!』という衝撃がありました。そこに気付き始めると、りーさんの動向を見ても『これは何かの伏線じゃないのかな?』って、気にするようになりましたね」高橋「私も伏線には驚かされましたね。気付いて遡っていくと『あ、これもそうだったのか!』となる瞬間が、一番怖い(笑)」茅野「明るいシーンほど怖いですよね。ゆきちゃんがにこにこ笑いながら授業を受けている場面でも『じつはこのシーンには誰もいないんだよな』とか『本当は、もっと学校はボロボロの状態で……』って考えて観ると、すごく怖く感じます。明るいシーンであればあるほど、切なくなるし、結構、ガツンと来るところがありますよね」――あと、水瀬さんたち4人はオープニングもやられていますよね。曲を最初に聴いたときの印象は?水瀬「すごく可愛い曲だな、と思いました。ただタイトルをゆっくり読むと『おお……』みたいな」加藤「どんなタイトルなんですか?」小澤「『ふ・れ・ん・ど・し・た・い』ってタイトルなんですけど」M・A・O「「イントネーションを間違えると、『し・た・い』が『死体』に聞こえるんです」茅野「ハッ、フレンド・死体!?(笑)」加藤「それってつまり"かれら"ってこと?水瀬「そうなんですよ。たぶん『し・た・い』と『死体』で、ダブルミーニングになってるんです」高橋「たしかに学校の友達は、みんな普通じゃないですもんね……」小澤「ちょっと狙ってるんじゃないかなっていう」水瀬「しかも歌詞も、何も知らない人だったらきっと『かわいらしい歌詞だなあ』で終わると思うんです。でも『がっこうぐらし!』の世界観がわかったうえで改めて読むと、いろいろと『ああ……』みたいな(笑)」茅野「そうだったんだ!」水瀬「リズムとかテンポがいい曲なので、明るくサラッと聴けるんですけど、歌詞にも注目してほしいなと思いますね」小澤「アニメの本編ともそこは共通していて、よく考えると『ああ!』っていう。そういうところが、いかにも『がっこうぐらし!』らしいなあって(笑)」M・A・O「今回、PVの収録もやらせていただいたんですけど『ポップな学園生活部の部室』というコンセプトだったんです。衣装もカラフルだし、小道具もみんなすごくかわいくて……。みなさん、驚いてくれればいいなと思いながら、収録しました(笑)」――ダンスは大変じゃなかったですか?M・A・O「頑張りました……(笑)」小澤「大変でした」高橋「ダンス、大変だったね……」加藤「公式サイトでPVが流れてたよね。頑張って踊ってたの、観たよ!」高橋「ありがとうございます!(笑) 結構、角度を変えて何度も録りなおしたんですけど、特にソロカット撮影はカメラの正面でひとりで踊るので『うわーっ、間違えられない!』って。すごく緊張しました」――もう人前では披露されました?高橋「つい先日『まんがタイムきららフェスタ』で披露しました!」小澤「みなさん、すごく盛り上がってくれて、うれしかったです。『ハイ!』とか合いの手も入れてくれて」高橋「なんかこう『かわいいオープニングが始まったぞ!』っていう気分になってもらえたらいいな、って」水瀬「『日常系の新作が始まるぞ!』みたいな(笑)」小澤「『やっぱり『きらら』だぜ~』っていうね」茅野・加藤「からの~? (一同笑)」加藤「でも、私もすっかり騙されたうちのひとりだからなぁ……(笑)」TVアニメ『がっこうぐらし!』は毎週木曜、TOKYO MXほかにて放送中。作品の詳細、最新情報などは、アニメ公式サイトや公式Twitterなどをチェックしてほしい。(C)Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
2015年07月20日チームラボは7月1日より、ゲストと一緒につくる新しいかたちのウエディング「teamLabWedding」を、全国26カ所にあるFIVESTARWEDDINGの結婚式場に導入した。○「結婚式 × テクノロジー」で一生の思い出にteamLabWedding(チームラボウエディング)は、「チームラボカメラ」や「チームラボメモリーズ」といった最新のデジタルテクノロジーを使って、参加したすべての人と一緒にウエディングを作りあげるというもの。「チームラボカメラ」は、自動的に撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージで、サイネージの前で撮影ボタンを押すと自動的に撮影がスタート。さまざまな加工を施されて完成した写真は、各式場の特設Facebookページにアップロードされるので、自由にダウンロードやシェアすることができるという。「チームラボメモリーズ」は、スマートフォンを通してイベントの演出に参加できるアプリで、同アプリの「アルバム機能」を利用することで、イベント参加者がイベント内で撮影した写真を自動で簡単に共有し、参加者全員でひとつのアルバムを作ることができるというもの。新郎新婦の幸せな気持ちと参加した人たちからの祝福の気持ちを、リアルタイムにより多くの人と共有し分かち合うことで、新郎新婦、ご家族、ご友人、参加したすべての人と一緒に記念日をつくりだすことが可能だ。全国26カ所のFIVESTARWEDDINGに設置されている。
2015年07月06日チームラボは、同社が開発した「チームラボカメラ」や「チームラボメモリーズ」を使って幸せと感動をシェアできる、新しい体験型のウエディング「teamLabWedding(チームラボウエディング)」を、FIVESTARWEDDINGの結婚式場(全国26ヶ所)に導入したことを発表した。今回、FIVESTARWEDDINGの結婚式場に導入された「チームラボウエディング」は、チームラボが開発した最新のデジタルテクノロジーにより、ウエディングに参加したすべての人が演出の一部となったり、想い出をより楽しい形で残したりできる、新しい形のウエディング。「チームラボカメラ」と「チームラボメモリーズ」のふたつのプランが用意され、「チームラボカメラ」は、式の開始前や待ち時間などに参加者が気軽に写真撮影を楽しめる、Facebook連動型のデジタルサイネージ。サイネージの前に立ち、撮影ボタンを押すと自動的に撮影が始まる。その写真はさまざまな加工を施され、各式場の特設Facebookページにアップロードされるので、自由にダウンロードやシェアすることができる。一方の「チームラボメモリーズ」は、スマートフォンを通してイベントの演出に参加できるアプリ。結婚式の参加者によって撮影された写真は、ほかの参加者にも自動で共有されてひとつのアルバムが作られるほか、集まった写真をエンドロールなどの演出で使用することが可能となっている。なお、「チームラボウエディング」が導入された結婚式場については、FIVESTARWEDDINGのWebサイトを参照して欲しい。
2015年07月02日。NECは6月24日、フィリピン政府の市民防衛局(OCD: Office of Civil Defense)および国営放送(PTV: People’s Television)と共に、地上波デジタル放送で災害情報を提供可能な防災情報システムを構築し、実証を行ったと発表した。現在OCDでは、今回のような防災情報システムの導入に向けて検討を進めているとのこと。同システムは、NECがOCD内にクラウドを利用して構築した防災システムから、PTVの放送網を利用して関係機関に設置した約20カ所30台のテレビに対し、台風による被害の軽減を目的とした情報を配信するもの。また、待機状態にあるテレビやワンセグ受信機を緊急警報信号によって自動で電源をオンにし、テレビ映像や字幕と共に、連動するデータ放送で避難情報などを提供する。NECよれば、地上波デジタル放送におけるデータ放送と、受信機の自動電源オン機能を持つ緊急警報放送を連動するシステムを用いた、実際の放送波での実証は世界初の試みだという。さらに、日本無線(JRC)の協力により、PTVの放送網と連動したサイレン・スピーカー局を設置し、災害時に音声アナウンスやサイレンで地域住民へ情報伝達する手段も実現したという。フィリピンでは地上波デジタル・テレビ放送の技術方式として日本方式(ISDB-T)を採用し、現在、同国政府による国内制度整備や放送事業者による放送インフラ整備を積極的に進めている。日本方式には、緊急警報放送やデータ放送を利用して災害情報を迅速かつ広範囲に伝えることができる機能があり、2013年11月に台風30号(ヨランダ)による大規模な被害が発生したフィリピンでは、この機能を生かした防災ICTシステム(防災情報システム)の導入を期待しているとのこと。同国における防災情報システム実証のため、日本の総務省は2014年11月、OCDおよびPTVとの間で相互協力を実現するための覚書に署名した。今回実証したシステムは、同署名を受けて、PTVがマニラ中心部向けの試験放送を開始し、NECが防災情報を送信する実証を行ったもの。NECは、フィリピン火山・地震研究所向けに広域防災システムを納入することにより、火山・地震活動の常時モニタリングや、地震発生時等の関連省庁への迅速な情報伝達の支援を進めているという。
2015年06月25日チョ・インソン×コン・ヒョジンの2大トップスターの初共演や、いま最も勢いのある人気K-POPグループ「EXO」のD.Oが本作でドラマデビューを飾ったことで話題の大人のためのヒーリング・ラブコメ「大丈夫、愛だ」。8月5日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVDの特典には主要キャストのインタビュー映像を収録。さらにこの度、急遽D.Oの日本独占インタビュー映像が収録されることが決定した。チ・ヘス(コン・ヒョジン)は、さまざまな問題を抱えた患者と向き合う精神科医。男顔負けの手腕で慌ただしい日々を送りながら、自身も異性と関係を持つことを怖がる“恋愛恐怖症”を克服しようとしていた。ある日、テレビのトークショーに出演することになったヘスは、イケメン作家のチャン・ジェヨル(チョ・インソン)と出会う。精神科医をバカにした物言いに反感を覚えるヘスだったが、ジェヨルは素っ気ない態度のヘスに興味津々。彼女が住むシェアハウスに越してきて、積極的なアプローチを仕掛けてくる――。「その冬、風が吹く」の演出家キム・ギュテと脚本家ノ・ヒギョンの黄金コンビが贈る本作は、心の病というシリアスなテーマを取り上げながらも、軽快かつロマンティック、それでいて切なく心に沁みる物語が描かれ、“2014SBS演技大賞”ほか数々の授賞式で絶賛の嵐を獲得した。またキャスト陣には、主演2人に加え、「EXO」のD.Oが物語の鍵を握る高校生役でドラマ初出演し、チョ・インソンの兄役には『息もできない』の監督・俳優として世界の映画祭で脚光を浴びたヤン・イクチュンが出演するなど、豪華俳優陣の共演でも注目を集めた。そんな本作のBlu-ray&DVDの特典には、チョ・インソン、コン・ヒョジンら豪華主要キャストのインタビューを収録。さらに、急遽、D.Oの日本向けインタビューが実現!どのインタビューも日本のファンに向けた完全オリジナルムービーとなっており、ほかでは聞けない豪華な内容だ。今回のD.Oのインタビュー映像では、本作で「2014 APAN STAR AWARDS新人賞」を受賞した感想や演技に対する熱い想い、日本のファンに対するメッセージなどが語られるなど、超貴重なファン必見の映像に仕上がっている。D.Oの日本向けインタビュー映像は、9月2日(水)リリースのBlu-ray&DVD SET2に収録される予定だ。「大丈夫、愛だ」は8月5日(水)よりBlu-ray&DVD SET1、9月2日(水)よりBlu-ray&DVD SET2が発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日6月9日、シャープは東京都内で、4K液晶テレビ「AQUOS 4K」のプロモーションに関する記者発表会を開催した。6月26日より歌手・モデルのきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用したプロモーションを実施する。シャープは、4K液晶パネルで "8K解像度" を実現する「AQUOS 4K NEXT」をはじめとした新製品「AQUOS 4K」計7モデルの投入に合わせ、6月26日より歌手・モデルのきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用したプロモーションを実施する。今回は、きゃりーぱみゅぱみゅさんが出演するテレビCMの予告篇を、本人を招いてお披露目するとともに、プロモーションのコンセプトについての発表が行われた。まずはシャープ デジタル情報家電事業本部 国内営業統轄の戸祭正信氏から「AQUOS 4K」のプロモーション展開について説明があった。戸祭氏は、4Kテレビ市場が拡大基調にある動向に触れ、「めざしている映像は臨場感。そのために、本物感を醸し出す高解像度、実物感を生む光を表現する高コントラスト、自然の豊かな色を表現する広い色域を追求している」と語った。こうした映像へのこだわりを、シャープは「美は、細部に宿る。」というメッセージに込め、テレビCM、Web、交通広告、デジタルサイネージ、そして店頭を含めたトータルプロモーションとして展開。きゃりーぱみゅぱみゅさんが若い世代を中心に人気と共感を集め、クールジャパンのアイコンでもあることから、プロモーションに起用したと説明した。続いて、舞踏会のシーンを描いた新テレビCMの予告篇が放映。さらに新CM曲の「おしえてダンスフロア」が流れる中、CMでまとう和洋折衷の衣装に身を包んだきゃりーぱみゅぱみゅさんが登場した。きゃりーぱみゅぱみゅさんは衣装について「マリー・アントワネットのような気品のあるドレスを、和の素材をモチーフに作っていただきました。『美は、細部に宿る。』ということで、メイクも細部にこだわりました。ドレスもすごく繊細なので、いつものパステルカラーとはちがって、すごく大人っぽいと思います」と感想を述べ、「新CMの見どころは、いつもより大人っぽい私になっているので、楽しみにしてほしい」と語った。このあと会場では、4Kカメラによる"日本の美"を描いたデモムービーが放映された。きゃりーぱみゅぱみゅさんは、つつじの花びらの立体感や、和菓子の臨場感、毬の糸の繊細感、着物の中間色や黒い部分を表現した広色域で高コントラストな映像を見て、「きれい」「おいしそう」「鮮やか」と感動していた。さらには、前日に自動車運転免許を取ったばかりであることを公表。「さっそく新橋まで運転して、焼き鳥を食べて戻ってきました」「この夏は海とかいろんなところに運転していきたいですね」と語った。新テレビCMの全国放映は6月26日から。9日より同社のWebサイトにおいて予告篇が公開されている。なお、このプロモーションに合わせてキャッシュバックキャンペーンも実施。発売から8月15日までのキャンペーン期間中、対象の「AQUOS 4K」を購入すると、最大2万円がキャッシュバックされることも発表された。
2015年06月09日日本郵便は5月29日、現在一部の郵便局で取り扱っているアフラック(アメリカンファミリー生命保険)のがん保険について、7月1日から新たに10,064局で取り扱いを開始すると発表した。このたびの取扱開始により、全国2万局でがん保険を取り扱うこととなるとしている。○取扱開始時期及び取扱局数取扱開始時期:7月1日(水)取扱局数:20,076局(保険窓口の取り扱いがない郵便局及び簡易郵便局を除く全郵便局)。新たに10,064局で取り扱い今後も身近な郵便局を通じて、より多くの顧客のニーズに一層応えていくとしている。
2015年06月03日5月28日、スカパーJSAT(以下スカパー!)の東京メディアセンターで、4K放送に関するメディアセッションが開催された。スカパー!は2015年3月に4Kの実用放送「スカパー!4K総合チャンネル」と「スカパー!4K映画チャンネル」をスタート。4K総合チャンネルは無料放送で、4K映画チャンネルは有料放送だ。4K映画チャンネルでは6月よりハリウッドの映画作品を放送。今回のメディアセッションでは、4K放送の現状と今後の展開、4Kで放送されるコンテンツなどについての解説が行われた。○4K放送のスタートから今後の展開4K放送をめぐる動きが活発さを増している。われわれ一般ユーザーが4K放送を受信ことが可能となったのは、2014年6月、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が4K試験放送「Channel 4K」をスタートした時点だ。スカパー!の代表取締役執行役員社長 高田真治氏は、現在の状況を「4K時代の到来」とまとめている。2014年9月に総務省より「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合 中間報告」が公表されている。中間報告では、2013年6月に出されたロードマップに比べて、スケジュールが前倒しされており、2015年にCS、ケーブルテレビ、IPTVでの4K実用放送を開始、2016年にはBSで4K/8Kの試験放送を開始、2018年にはBSでの4K/8Kの実用放送を開始するとしている。スカパー!は、2012年にJリーグのパブリックビューイングで4K中継を実施し、技術的な面での4K放送の実現性を実証した。さらに、1996年からMPEG-2ベースでの放送サービスを提供していたが、2014年に18年間続いたサービスを終了。4K放送に使用できる帯域も確保した。高田氏によると、スカパー!では、次の衛星の調達にも取り掛かっているという。次の衛星では現在の右旋回だけでなく左旋回のトランスポーターも搭載する予定だ。これが実現すれば、より多くのチャンネルで4Kの放送を行うことが可能となる。ただし、左旋回のトランスポーターを使用するには受信側のアンテナの更新が必要であり、それが整うまでは、右旋回トランスポーターでのサイマル放送が行われる予定だ。高田氏は、「今は4K/8Kは衛星やIPでの伝送がメインだが、地上波も4K/8K化に進む。各放送局やスタジオはそのための設備投資が必要だ」と、放送局やコンテンツ制作サイドの4K/8K体制への早期の移行の必要性を訴えた。○4K放送の注目コンテンツ4Kでの最大の注目コンテンツはスポーツや音楽などのライブ中継だ。スカパー!の執行役員常務 放送事業本部長 小牧次郎氏は、「スカパー!はこれまで以上に4Kコンテンツの充実に努めていく」と、コンテンツ充実を目指す姿勢を表した。現在、スカパー!4K総合チャンネルでは、9:00~25:00のスケジュールで4K放送を行っている。6月~7月は注目のコンテンツがめじろ押しだ。6月4日には「Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION」ツアーファイナルを、4K総合とBSスカパー!で放送する。このコンサートでは埼玉スーパーアリーナに35台の4Kカメラを持ち込み、過去最大規模の中継を行う(そのうち28台がスカパー!が使用する4Kカメラ)。さらに、6月6日にベルリンで行われる「UEFAチャンピオンズリーグ決勝」を6月14日に放送する。この試合が生中継でないのは、欧州の4K規格が50pであるのに対して、日本での4K放送が60pであり、その変換に時間がかかるためとのことだ。7月11日には、4月28日に開催されたポール・マッカートニーの武道館ライブをスカパー!4K総合とBSスカパーで同時放送。7月26日には長淵剛の「MTV Unplugged」をスカパー!4K総合とNTVで同時放送する。7月26日には1959年(昭和36年)に行われた皇太子殿下と美智子妃殿下のご成婚パレードを放送。この放送は35mmフィルムから4Kにコンバートしたものだ。小牧氏によると、35mmフィルムには2K以上の情報量があり、過去の映画なども含めて、今後4K化を進めていきたいとのことだ。また、スカパー!4K映画チャンネルでは、6月5日に『スタートレック』、6月6日に『フォレスト・ガンプ一期一会』、6月7日に『G.I.ジョー バック2リベンジ』、7月27日に『アメイジング・スパイダーマン』、7月28日に『アメイジング・スパイダーマン2』などを放送する予定だ。映画チャンネルはPPD(ペー・パー・デイ)方式を採用しており、料金を支払った日のみ視聴できる。また、オリジナルの画質に非常に近いため、録画は不可能とする。
2015年06月01日GMO TECHは、飲食店や美容院などへの集客を目的とした店舗アプリを作成できる、O2Oアプリ作成ASPサービス「GMO AppCapsule(アップカプセル)」において、「App Indexing」の連携が可能な「リンクリスト機能」をリリースした。「GMO AppCapsule」は、飲食店や美容院・ネイルサロン・宿泊施設・病院・歯科医院といったリアル店舗への集客を目的とした、オリジナルのO2Oアプリを作成できるASPサービス。スタンプカードやクーポン配信などの機能を備えており、PCの管理画面上でデザインや情報を選択していくだけでアプリが作成できる。リンクリスト機能(App Indexing対応)は、アプリで登録されたコンテンツをGoogleが提供するApp Indexing APIを利用することにより、Webページとアプリ内のコンテンツを自動的に接続することが可能となる機能。これにより、App Indexingに対応したアプリは、アプリインストールユーザーがモバイル端末でGoogle検索を行った際に、検索結果画面から直接アプリを起動することが可能になるほか、アプリをインストールしていないユーザーが、アプリと関連性の高いキーワードでGoogle検索を行った場合、アプリのインストールボタンが表示される可能性がある。また、App Indexingによりアプリと接続されたWebページは、Googleのモバイル検索結果上でより上位に表示される可能性がある。GMO AppCapsuleの利用料金は月額10,000円から。
2015年06月01日チームラボは25日、夏のインターンシップの募集を開始した。対象は2017年に学校を卒業する学生。○チームラボの実務体験ができる2週間今回のインターンシップでの募集職種は、エンジニア、WEBデザイナー、カタリストの3種類。内容としては、同社が実際に行う業務を体験できるプログラムとなっている。エンジニア(WEBアプリエンジニア・スマートフォンアプリエンジニア・インタラクティブ)は、実際に同社エンジニアチームの一員として、プロジェクト遂行や、実験的にアプリを制作し、スタッフと検証を行う。WEBデザイナーは、エンジニア同様にプロジェクトの一員として、PCサイトやスマフォアプリのデザインや、html/CSSコーディング等を行う。より良いデザインにするため、チームメンバーと意見を出し合いながらデザイナーの働き方を体験できる。またカタリスト(ディレクター&プランナー)は、課題を通じて、デジタル演出、アプリ開発、WEB制作、企画提案など、同社が実際に行う仕事を体験できるものとなっている。期間は2週間(実働週5日)の10時~19時。第1ターム(7月27日~8月7日)、第2ターム(8月17日~28日)、第3ターム(8月31日~9月11日)、第4ターム(9月14日~30日)の4タームから選べる。申し込み締切は、1次が6月12日11時、2次が7月3日11時まで。同社サイトから応募できる。
2015年05月26日シャープは5月21日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」シリーズから、4K(3,840×2,160ドット)表示に対応した80V型の「AQUOS 4K NEXT LC-80XU30」(以下、LC-80XU30)を発表した。発売は7月10日。価格はオープンで、推定市場価格は税別168万円前後だ。LC-80XU30は、1画素内を分割駆動することで輝度ピークを4点作って、8K相当の解像感を得られる4Kテレビ。通常、明暗を感じる輝度ピークが多いほど解像感が高まる。画像処理+液晶駆動エンジンには、新開発の「X8(クロスエイト)-Master Engine PRO」を採用した。ノイズの低減を図るとともに、映像に応じてコントラストや色を自動補正する。さらに、同エンジンは4K映像やハイビジョン映像を8K映像の情報量に変換する「超解像・8Kアップコンバート」回路を搭載。映像の輝度と色情報を高めたうえで、4K液晶パネルに再構成することで、なめらかな表示を実現する。液晶パネルの3原色(赤・緑・青)に黄色を加えて表示する「4原色技術」を搭載し、色の表現力を高めている。新たな蛍光体を採用したLEDバックライトシステムと、色復元回路による「高演色リッチカラーテクノロジー」を搭載するため、従来モデルと比較して約1.4倍の色再現範囲を実現した。2015年秋にサービス開始予定のVODサービス「NETFLIX」に対応するほか、「ひかりTV 4K」も利用可能だ。ただし、NETFLIXもひかりTV 4Kも、別途視聴契約が必要となる。主な仕様は、パネル解像度が水平3,840×垂直2,160画素、使用光源がLED(直下型)。スピーカー部はツィーター×2、ミッドレンジ×2、サブウーファー×2。音声実用最大出力は65W(15W+15W+35W)。外形寸法、重量、消費電力、年間消費電力量などは未定となっている。
2015年05月21日ペロリは5月11日、同社が運営する女性向けキュレーションプラットフォーム「MERY」にて、初のO2O施策となる、MERY記事タイアップメニューと連動した店頭POP・パネルなどの店頭販促ツールメニューの販売を開始したと発表した。同社は第一弾として、サンスターが展開するOra2(オーラツー)ブランドと共同で、店頭POP・店頭パネルを製作し、5月上旬より、全国の販売店にて期間限定で展開する。記事内のクリエイティブと連動した店頭POPや「MERYオススメ」文言の商品シールを店頭にて展開することで、オンライン上の認知を生かしつつ、店頭での購買促進を図るという。今後もMERYでは、記事タイアップメニューを中心にさまざまなO2O施策メニューを開発していく考えだ。
2015年05月11日BSスカパー!および4K専門チャンネルのスカパー!4K総合では今年4月28日に行われたポール・マッカートニーの日本武道館公演を7月11日、独占放送する。『OUT THERE JAPAN TOUR 2015』のプレミアム追加公演として行われた今回のステージは、ポールにとってザ・ビートルズとして来日した1966年以来49年ぶりの日本武道館となる。ビートルズ時代はもちろん、ウイングス時代、ソロ時代と彼の長いキャリアを網羅した名曲・ヒット曲の数々が会場を大いに沸かせ、観客をたっぷりと魅了。まさに歴史的公演と呼ぶにふさわしいステージが見れる、またとないチャンスであることは間違いない。『ポール・マッカートニー OUT THERE in 日本武道館 2015』はBSスカパー!およびスカパー!4K総合にて7月11日(土曜21:00~)放送。
2015年05月08日スターティアラボは4月28日、店舗向けO2O集客アプリの制作代行を支援するソフト「AppGoose(アップグース)」の販売を開始したと発表した。同サービスは大手チェーンではないネイルサロンや飲食店など小規模店舗の集客支援、小規模店舗を顧客に持つ印刷会社やWeb制作会社などのクリエイティブ企業の売上アップを支援する目的で開発されたもので、店舗向けにスマートフォンアプリの制作ソフトを提供するのではなく、店舗向けスマートフォンアプリの制作サービスを提供したい企業向けのサービス。専門知識がなくとも、同ソフトの活用により、クリック、ドラッグなどの基本操作で店舗アプリを自社サービスとして顧客に提供することが可能で、制作した店舗アプリをもとに自社独自に販売することもできる。同社は、アプリストアへの申請代行(英語による申請)や、他社成功事例を紹介するセミナーなどの営業支援も行うという。今後、店舗アプリだけではなくさまざまな企業内アプリなどへの展開も予定している。現在、サービス開始時のテスト価格として、パッケージ100万円、初期サーバー利用料金10万円、月額1万9,800円(すべて税抜)で提供しており、6月中を目処に価格が変更される予定となっている。
2015年04月30日アイリッジは4月27日、同社が提供するスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」がApple Watchに対応したと発表した。同社によると、O2OソリューションのApple Watch対応は国内初の事例。これによって、iPhoneを取り出さなくてもApple Watch上で、便利な情報をいち早く見ることが可能となった。popinfoは2009年にサービスを開始して以降、O2Oのインフラサービスを提供し、小売・サービス・EC・金融など、さまざまな業種の企業の約200のアプリへ導入されており、ユーザー数は2,000万人を超えている。また、最近ではpopinfoプラットフォームとして新サービスの拡充を図り、エンターテイメント機能をパッケージ化した「popinfo モジュール」、スマホ簡単決済サービス「シーレス(C-less)」、従来のプッシュ通知の進化版としてSNS×位置情報に基づいたプッシュ通知が出来る「Social Beacon」などを順次展開していて、これらの機能も順次Apple Watchに対応する予定となっている。
2015年04月28日会社に入ると、若い人に必要以上につんけん接したり、周囲の些細な行動に難癖をつけるような、「お局様」気質の人に悩まされることも多いだろう。「お局様」は女性の問題だと思われがちだが、実際は同じような行動をしてしまう男性も多い。「お局様」が陥りやすい心理状態、そしてそうならないために注意すべきポイントについて、ゆうメンタルクリニック ゆうきゆう先生に伺った。ゆうきゆう精神科医・心理研究家。東京大学医学部卒業。『相手の心を絶対に離さない心理術』など心理学に関する著書は50冊にのぼる。人気漫画シリーズ『マンガで分かる心療内科』も発売中。「ゆうメンタルクリニック」総院長。ゆうメンタルクリニック/上野院(上野駅0分)、池袋院(池袋駅1分)、新宿院(新宿駅0分)、渋谷院(渋谷駅0分)○自分の地位を保つため高圧的に――いわゆる「お局様」といわれるような、若い人に必要以上につんけん接したり、周囲の些細な行動に難癖をつける人がいるのはなぜでしょうか?元々の性格もあるでしょうし、人は加齢によって自尊心が少なからず傷ついたり、不安感を抱くことがあります。自分が年齢を重ねる一方で若い社員がどんどん入ってくるというのは避けられないことなのですが、そのことで自分の立場が揺らぐのではないかという不安は、女性に限らず抱えやすいものです。また、年齢と共に性的な魅力が衰えていくと感じコンプレックスや恐怖心を抱いたり、新しく入社してくる人たちと比べて自尊心が傷ついたりもします。そういった不安感や恐怖心・コンプレックスなどを抱えていると、自分の地位を保つために周囲に対して高圧的になったり、嫉妬心をあらわにすることがあるのです。――「お局様」にならないためにはどうしたらいいでしょうか?自分に自信が持てないからこそ、周囲に自分を大きく見せようとしたりあたってしまうという行動になってしまうんですね。こういった行動を将来的にとらないようにするには、自分に自信を持つことがなによりも大切です。会社でのスキルやプライベートでの人間関係など、周囲と比べて卑屈になったり自己否定をしないことが所謂「お局様」にならない秘訣と言えるでしょう。※画像は本文とは関係ありません
2015年04月27日歌手・きゃりーぱみゅぱみゅが、NHKの8Kスーパーハイビジョンによるライブ撮影に臨んだ。NHK BSプレミアムで6月14日(23:00~23:50)に放送される。収録は4月4日、NHK放送センター101スタジオで、500人の観客を集めて行われた。パフやドレッサー、ドライヤーなどが巨大化されたパウダールームをデザインしたステージに、きゃりーが登場。きゃりーのデビュー時から衣装を手がけている飯嶋久美子氏が、今回初めてステージ演出も担当し、香水瓶やパフをイメージした衣装のダンサーたちが盛り立てる中、代表曲から最新作まで8曲を披露した。今回の撮影に使用した8Kカメラは、従来のハイビジョンカメラの16倍ものデータ量で撮影できるもの。これを4台使用し、スタジオ内を移動しながらの撮影や、クレーンカメラなどにより、躍動感ある映像が実現した。6月に放送する番組では、通常のハイビジョン画質での視聴となるが、今後、国内外で実施される放送機器展などのイベントや、2016年に始まる予定のスーパーハイビジョン試験放送では、8K画質で視聴可能。きゃりーは8Kの映像に「本当に目の前にいる感じがすごくする」と感想を語り「私たちのダンスもそうですけど、ドライヤーとか香水とかから出る風やミストを体感してもらいたいなと思います」と呼びかけた。番組では、ライブの模様に加えて、きゃりー独自の世界観を作り上げる演出スタッフの取り組みや、8Kスーパーハイビジョンでのスタジオライブ収録に挑む、技術スタッフが試行錯誤する模様などのメイキング映像も紹介する。
2015年04月24日4月23日(木)、秋より放送が決定しているNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主な出演者発表会見が、NHK大阪放送局にて行われた。朝ドラ初の江戸時代・幕末を舞台にした本作。激動の時代の大阪を舞台に、日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、「お金儲け」のためではなく「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のために生き抜いたヒロインの物語を描く。主演であるヒロイン・あさ役に抜擢された波留をはじめ、あさの夫・白岡新次郎役の玉木宏、あさの姉・今井はつ役の宮崎あおいほか、豪華出演キャストが会見に臨んだ。エグゼクティブ・プロデューサーの佐野元彦は、「京都の名門に生まれた二人の姉妹が、それぞれに大阪の立派な両替商(今の銀行)に嫁いで、その三つの家庭が、幕末から明治、大正でどういう風に流れていって、時代の激しい流れの中でどんな生き方をしていったかを、今までにない位、印象深く描けたらと思っています」と作品の方向性について語り、10年先でも忘れられないドラマにしたいと意気込みを語った。朝ドラの出演は、12年前の「こころ」以来となる玉木さんは「(当時は)この仕事を始めてちょうど5年経ったタイミングだった。夢を持って上京してこの仕事を始めたんですが、なかなかこの仕事1本では生活ができなくて、ずっとアルバイトを続けておりました。でもその朝ドラに出演するきっかけで、アルバイトを辞めて、この仕事で生きていけるようになりました。なので、この朝ドラの話をいただいた時には、初心に戻るような気持ちで臨みたい」と、当時の心境を思い返しながら意気込みについて語った。一方、「純情きらり」以来の9年ぶりの朝ドラ出演となる宮崎さんは、「こうしてキャストの方のお顔を見て『あぁ、いよいよ始まるんだな』という実感がやっと湧きました。NHKに来るとお世話になった、知っているスタッフの方がたくさんいるので、とても安心して仕事させていただけます。楽しんで、良い作品になるよう一生懸命がんばります」と語った。ヒロイン・あさ役の波留さんは、「一か月前、ここでひとり、ヒロイン発表のご挨拶をさせていただいた時は、嬉しいよりも不安よりも信じられない気持ちばっかりで、何が何だかわからないでいました。最近はことばとそろばんとお琴と所作とお稽古やっています。どんどん課題が出てきて不安になるときもあって、がんばらなきゃと毎日思っているんですけれど、今日こうして周りのキャストの皆さんに会えて、『ああ大丈夫だ、がんばろう』という気持ちになりました。改めてこの皆さんと一緒に、日本の朝を元気にできるようなドラマを作れればという気持ちが強くなりました」とコメントした。ほかにも、新次郎の父・白岡正吉役の近藤正臣、新次郎の母・白岡よの役に風吹ジュン、はつの夫・眉山惣兵衛役に柄本佑、ヒロインの祖父・今井忠政役の林与一、眉山惣兵衛の母・眉山菊役の萬田久子、はつの夫惣兵衛の父・眉山栄達役の辰巳琢郎、両替屋加野屋の中番頭亀助役の三宅弘城、両替屋加野屋の大番頭雁助役の山内圭哉、新次郎の三味線の師匠・美和役の野々すみ花が会見に登場した。「あさが来た」は2015年5月にクランクイン予定。2015年9月28日(月)~2016年4月2日(土)の間、全156回放送される。(text:cinemacafe.net)
2015年04月23日ソフトバンクモバイルは4月16日、アサヒビールが取り組むO2O分野において、ディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトと協同で支援すると発表した。アサヒビールは顧客の多様なニーズに応えるため、顧客情報を分析するデジタルマーケィングの強化を計画。ソフトバンクモバイルとディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトはオンライン広告やクーポン発券機を活用したサービスを提供し、リアルとネットを融合した市場の確立を目指す。アサヒビールは新規顧客開拓のため、オンライン・オフライン双方で効果的なプロモーションを計画しているという。顧客の多様なニーズを把握して最適なサービス・商品を提供するため、顧客情報を分析するデジタルマーケティングを強化していく考えだ。ソフトバンクモバイルとディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトは、こうしたデジタルマーケティングの強化を実現するため、ウェブと実店舗やイベントを連動させたプロモーションを支援する。ソフトバンクモバイルは既に、O2O分野で実績のあるオンライン広告とクーポン発券機「CouponGATE(クーポンゲート)」を活用したサービスを提供し、集客を図っている。さらに、ディー・フォー・ディー・アールと協力して、「CouponGATE」から収集したデータを分析。新たな取り組みに生かすことで、リアルとネットを融合したデジタルマーケティングの確立を目指している。アサヒビールは、プロモーションの第一弾として2015年4月からベルギービール認知度向上のためのフェアを実施。このフェアの中で、3社が提供したサービスを活用している。
2015年04月17日俳優の要潤が、今夏放送されるBS局・Dlifeの『スター・ウォーズ』特集番組で、米アナハイムで行われるファンイベントに潜入取材を行うことが16日、明らかになった。今年12月に、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開が控える中、今月、アナハイムで開催されるファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」に、自らスター・ウォーズファンを公言する要が、潜入取材を敢行。要は「日本ではなかなかコスプレをして街を歩けませんので、こういう場所だからこそできるコスプレを挑戦してみたいです」と、ファンならではの目標を熱く語る。このほかにも、知られざるストーリーや関係者のインタビューなどを交え、キャラクターやストーリーの魅力を探る。要は、R2-D2に会ってみたいと話しており「どういう風に動いているかとか、どういう風に撮影されたのか、少しでもヒントが得られればいいなと思います」と取材を楽しみにしている様子。さらに「チューイ(チューバッカ)は何だか他人の気がしない」と親近感を持っているようで「並んで写真を撮ってみたい」と、要の『スター・ウォーズ』への思いは止まらない。番組では、日本でのスター・ウォーズの美術展・グッズ・ファッション・イベントなどについても紹介。12月公開の最新作の情報も伝える。
2015年04月16日ソフトバンクモバイルと、ソフトバンクグループで企業のデジタルマーケティングを支援するジェネレイト、Origamiの3社は4月9日、O2Oおよびオムニチャネル領域において協業することで合意したと発表した。また、ソフトバンクグループは、Origamiが実施した総額16億円の第三者割当増資の一部を引き受け、リードインベスターとして出資した。Origamiは、現在800以上のショップが出店するソーシャルショッピングアプリ「Origami(オリガミ)」を提供している。ソフトバンクモバイルとジェネレイトは、オンライン広告と、ソフトバンクモバイルが全国の小売り・流通店舗ですでに4万台以上設置している「CouponGATE(クーポンゲート)」を活用したO2Oサービスの提供や、データドリブンなオウンドメディアの強化支援など、顧客企業のオムニチャネルの実現に取り組んでいる。今回の協業によりOrigamiは、「Origami」を通じ、ユーザーに対してキャンペーン情報を告知して応募を促し、来店時に受け取れるサンプル商品との引換券やクーポンを配布するなど、オフライン上でのサービスを拡充していく予定。配布されたクーポンなどを店頭の「CouponGATE」にかざすことで、ユーザーの来店認証が実現し、将来的にはOrigamiユーザーのデータを蓄積・分析することで、よりユーザーの趣味・趣向に合致した取り組みを共同で行っていくという。
2015年04月10日●光コラボレーションで月額料金を抑えるNTTぷららは3月9日、2015年度上期の事業説明会を開催し、国内初の4Kによる地上波テレビ番組の見逃し放送や先行配信を開始するとともに、4KのIP放送を12月に開始することを発表した。同社の板東浩二社長は、2016年3月末までに現在300万の会員数を315万まで拡大する目標を掲げ、それに向けて各種施策を打ち出していく意向を示した。NTTぷららが運営する映像サービスの「ひかりTV」は、08年のサービス開始以来、順調に会員数を拡大。開始から7年で300万会員を突破し、「大きなマーケットを開拓して成果を残せたのではないか」と板東社長は語る。ただ、100万会員から200万会員に増加したときは2年で達成したのに対し、200万から300万会員に達するまで3年かかって伸びが鈍化していることから、今後どこまで会員数を伸ばせるかが課題としている。4月からは提供している全98チャンネルのHD化が完了。ユーザーメリットに加えて、SDのプラットフォームを破棄できるため「効率が上がった」という。NTT東西が提供する「光コラボレーション」を活用し、光回線とISP料金(5,700円)にひかりTVを契約すると毎月8,200円(一例)かかっていたところ、光コラボレーションでぷらら光とのセットプランを提供することで同じサービスが5,700円に収まるようになり、「料金的には(他社サービスに対して)競争力がある」と板東社長。14年10月には日本初の4K映像のビデオ・オン・デマンド(VOD)を提供開始。開始時124本だった4Kコンテンツは、3月末までに276本へと拡大。シャープや東芝、ソニー、パナソニック、LGといったテレビメーカーが順次この4K-VODに対応しつつあり、視聴環境も拡大してきている。こうして「サービスでやれることは全部やってきた」という板東社長だが、会員数の拡大は鈍化しており、そもそも「マーケットも拡大しているわけではない」という状況。光コラボレーションによる効果も未知数で、当面は状況を見極めつつ、「最低でも315万会員」という年度末の目標を設定した。会員数拡大のために「販売チャネルの拡大」を重視する板東社長は、NTTドコモのショップでひかりTVを紹介するなどの施策も展開しているが、「相当知恵を出さないと、これ以上はなかなか会員数は増えない」という見通しを示す。●4Kで拡大を見込む、3つの施策こうした中、今年度は4K-IP放送の開始、4K-VODの提供作品拡大、4K映像制作の新たな仕組み作りという3つの施策を実施する。4K-IP放送はフレッツ光ネクスト回線を使ってマルチキャストで4K映像を配信するサービスで、従来の4K-VODに対していわばテレビ放送という位置づけ。現在は一部量販店の店頭などで試験放送をしているが、12月から本放送を開始する。利用には対応テレビが必要で、すでにシャープと東芝は開発を予定しており、パナソニックは対応を検討中。他のメーカーとも交渉を行っているという。また、同社の4K対応外付けチューナー(ST-4100)もファームウェアアップデートで対応する。ただし、現時点では提供チャンネル数や編成などは公表されず、後日明らかにされる。4K-VODでは、さらに配信作品を拡大。2016年3月末には700本まで拡大する予定で、テレビ東京のドラマ「不便な便利屋」をテレビ放送直後から、4Kで見逃し配信する。また「E-girlsをまじめに考える会議」では、テレビでの放送前に4K-VODとして先行配信を行う。いずれも日本初だという。NHKが7月から放映予定の「シャーロック ホームズ 4Kスピンオフ(仮)」でも、放送後の見逃し配信を実施。撮影はすべて4Kで行われ、テレビではフルHD放送だが、ひかりTVでは4Kで配信する。ほかにも、ぷららTVとしては初めてナショナル ジオグラフィック チャンネルと共同でドキュメンタリー番組を4Kで制作。高輝度青色LEDの発明でノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏の密着ドキュメントを4K-VODで配信する。ハリウッド映画の『ANNIE』、ライブショーの「ウルトラマンヒーローズ THE LIVE アクロバトルクロニクル 4K」なども用意。幅広いコンテンツで利用者拡大を図る。4Kコンテンツ拡大に向け、新たな仕掛けも行う。これまで、映像制作はプロフェッショナルが集団で行うものだったが、YouTubeのように個人が撮影したものでも「結構いいものがある」(板東社長)。これに近い仕組みを作ろうというのが新たな取り組みだ。メーカーから4Kカメラや編集機材を借り、これを映像制作の専門学校生に提供して4Kコンテンツを制作してもらう。この映像をぷららや映像の専門家が評価して優秀作を集めたコンテストを実施。特に優れたクリエーターには「ひかりTVドリーム」と呼ばれるクラウドファンディングで映像制作の支援を行って、最終的にはひかりTVでの配信も行う。すでにHAL大阪・名古屋・東京と提携が決まっており、機材の調達を進めているところだという。同時に、映像の新技術「HDR」や音の新技術「MPEG-4 ALS」の導入も検討する。明部と暗部をより忠実に再現できるHDRでは、今後対応テレビとコンテンツの動向を見据えながら検討。MPEG-4 ALSは、これまで圧縮で捨てられていた高音域が再現できるようになり、よりリアルで臨場感のあるサウンドを提供できる。今年は、米映像配信大手Netflixが参入する予定で、板東社長は「脅威であることはまちがいない」と危機感を見せつつ、「映像だけで勝負するつもりはない」として、音楽や電子書籍の配信、ショッピングなどの総合サービスで対抗していく。また、米国のやり方が日本でも通じるかどうか、といった面もあり、動向を見守っていく。Netflixの参入で市場が活性化することも期待する。NTTぷららは、会社設立から今年で20年という節目の年にあたる。板東社長は「新たな形でいろんなものをリスタートしたい」と意欲を語り、さまざまな施策を打ち出して会員拡大を図っていきたい考えだ。
2015年04月09日EIZOのキャリブレーション対応液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズの4Kモデルである「CG318-4K」と「CG248-4K」は、映像制作市場向けの新機能「Rec.709色域外警告」を搭載している。IMAGICAが開発した3D-LUT(ルックアップテーブル)を液晶ディスプレイに組み込むことで実現した。2018年に本放送開始予定の8Kスーパーハイビジョン放送では、より豊かで鮮やかな色表現ができる「Rec.2020」と呼ばれる色域が基準となる。ただし現行のテレビ放送は、「Rec.709」という色域が基準で、Rec.2020よりも色の範囲が狭い。よって、Rec.709色域では、Rec.2020色域で撮影した映像コンテンツの色を表示できない場合がある。今回の「Rec.709色域外警告」は、Rec.2020色域の映像中、Rec.709色域では再現できない色をグレイで警告する機能。もしくは、Rec.709の色域内に収まるように変換して表示することも可能だ。これにより、現行のフルハイビジョン放送と将来のスーパーハイビジョン放送にて、違和感のない色表示ができるかどうかを効率的に確認することができるとしている。
2015年04月09日NTTぷららは4月9日、「ひかりTV」において、2015年12月より光回線を通じた4K映像のIP放送サービス(4K-IP放送)を提供すると発表した。放送するチャンネルや番組編成内容などの詳細は今後決定される。ひかりTVは、NTTぷららとアイキャストが運営しているスマートTVサービス。4K-IP放送については、2014年6月よりNTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」を通じて配信トライアルを行い、技術開発と検証を進めていた。ひかりTVの4K-IP放送は、現在提供中のひかりTV対応チューナー「ST-4100」のファームウェアをアップデートすることで利用可能となる。また、4K-IP放送チューナーを内蔵した4Kテレビでも視聴できる。4K-IP放送対応テレビについては現在、シャープと東芝ライフスタイルが対応予定、パナソニックが対応を検討している。4K-IP放送の技術仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、動画圧縮方式がH.265/HEVC、音声圧縮方式がAAC、配信速度が約30Mbps、フレームレートが60フレーム/秒。なお、4K-IP放送を視聴するにはNTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ・光プレミアム」「B フレッツ」の契約が必要だ。NTTぷららは同日、都内で記者発表会を開催。その詳細レポートを追って掲載する。
2015年04月09日日立国際電気と日本放送協会(NHK)は4月6日、スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラを開発したと発表した。同カメラシステムは、独自構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせでさまざまな運用形態が実現できるという特長をもつ。まず、レンズマウントはPL方式で、映画用レンズや4Kレンズなどの市販高精細レンズの取り付けが可能。カメラヘッドにはフランジバック調整機構があり、映画用単焦点レンズ搭載時にバックフォーカスの調整を容易に行うことができる。また、レンズ内の収差データを自動的に読み込み補正する収差補正機能を備えている。収録記録メディアは専用SSDスロット(2TB)で40分記録でき、収録ユニットと小型カメラアダプタ、CCUを接続することで収録データの現像作業が可能だ。さらに、光伝送ユニットとCCU間は、現行のハイビジョンカメラと同様の光複合ケーブルで接続可能で、タリーやインカムなどのコミュニケーション系信号の伝送も現行ハイビジョンカメラと同様に行うことができる。また、小型光伝送アダプタとの組み合わせにより軽量化を実現したことで、クレーンまたは汎用カメラスタビライザーへの搭載が容易となっている。CCUは8K出力以外に4K出力を備えており、4Kコンテンツ制作用カメラとしても使用可能。このほか、4Kモニター出力信号はドット・バイ・ドット信号の出力が可能なため、VEによるフォーカス調整が容易となっている。
2015年04月07日今年2月25日にイギリス・ロンドンのO2アリーナで行われた音楽の祭典「The BRIT Awards」の模様を、本日28日20:00よりMTVで放送する。1977年に初開催された「The BRIT Awards」は、"UK版グラミー賞"とも称されるイギリス最高峰の音楽の祭典。今年は、先立つグラミー賞を最多4冠で制したサム・スミスと、惜しくも無冠に終わったエド・シーランがそろって2冠に輝いた。また、グラミー賞に負けず劣らずの華やかなパフォーマンスも「The BRIT Awards」の魅力。今年も豪華なラインナップが集結し、オープニングのテイラー・スウィフトによる堂々のパフォーマンスから、まさかの衣装トラブルに見舞われながらも貫録のステージを見せたマドンナまで、多くのスターたちが祭典を盛り上げた。随所にイギリスらしいユーモアが効いた演出が見られるのも、このイベントならではの楽しみの一つだ。なお、マドンナのパフォーマンスには、独特な雰囲気のダンスや個性的なファッションで話題の日本人ダンサーカップル・AyaBambiが参加。昨年末のNHK紅白歌合戦で椎名林檎と共演を果たしたことでも注目を浴びた2人が、圧巻のパフォーマンスを披露した。MTV『The BRIT Awards 2015』放送スケジュール【初回放送】3月28日(土)20:00~22:00【再放送】4月5日(日)20:00~22:00、4月9日(木)21:00~23:00、4月15日(水)21:00~23:00、4月23日(木)15:00~17:00、4月28日(火)9:30~11:30(C) JM Enternational
2015年03月28日