オリックス不動産が運営する京都水族館(京都市下京区)は12月21日、京都・宮津の海で捕れた「マダコ」の産卵、ふ化に成功したことを発表した。同館が「マダコ」のふ化を確認したのは12月16日。「マダコ」の産卵・ふ化は珍しくはないが、人工海水での飼育環境で、日本の水族館が産卵・ふ化に成功した事例は珍しく、同館においても「マダコ」の産卵・ふ化は今回が初めてだという。現在、ふ化・産卵した「マダコ」の赤ちゃん(仔ダコ)の飼育を試みているが、飼育方法が明確に確立されていないため、大人にまで成長させるのは非常に難しいと言われている。大人の「マダコ」にはアジやキビナゴなどの餌を与えているが、仔ダコには現在、エビやシラスをミンチにした餌や、アルテミア(動物プランクトンの一種)を与えている。仔ダコは現在、展示コーナーで一部を公開している。「無脊椎の世界」内の「マダコ」の水槽の中をよく観察すると、かわいらしい透明な姿の赤ちゃん(仔ダコ)が浮遊している姿を見ることができるとのこと。同館営業時間は9時~17時。休館日はなし。料金は大人2,000円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日伝統の中にも新しい発見を楽しみたい女心京都の旅の思い出はありますか?旅に出ると日ごろお世話になっている方へお土産を買いたくなるもの。もちろん自分への旅の思い出としてお土産を買う人もいますね。今回は514名のマイナビ会員の女性に京都のお土産で購入するなら選ぶと思うもののアンケートを行いました。どんな京都のお土産がランクインしているのでしょうか?京都へ行く予定の人が身近にいたら、ランキングのお土産をこっそり教えてあげると喜ばれるかもしれませんね。>>男性編も見るQ.京都のお土産で購入するなら選ぶと思うもの(複数回答)1位生八ツ橋67.1%2位阿闍梨餅12.1%3位千枚漬10.3%4位ちりめん山椒8.0%5位しば漬7.4%■生八ツ橋・「生八つ橋はあのもっちりした皮とニッキの味が大好きなので。またここ10年ほどは味のバリエーションもどんどん増えていて選ぶのが楽しい」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)・「抹茶の生八つ橋がたまらなく好きだから」(25歳/自動車関連/事務系専門職)・「京都といえばやっぱり生八つ橋!甘くておいしい!でも東京でもご当地お土産展などで販売してますね」(25歳/情報・IT/販売職・サービス系)・「最近、あんこ以外にもチョコなどのスイーツ系の味があるので、自分の分も含めて購入したい」(31歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■阿闍梨餅(あじゃりもち)・「上品でとても美味しい。世代を問わず喜ばれるんじゃないかな」(28歳/金融・証券/営業職)・「1個105円と安く、大人から子供まで好きそうな素朴な味で美味しいから。手土産などに持って行っても、すごく喜ばれる」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)・「阿闍梨餅はよそでは買えないことが多いので」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■千枚漬・「家族が千枚付けを好きなので」(26歳/生保・損保/事務系専門職)・「ご飯のお供がおいしい。帰ってからもおいしい思いをしたいから」(27歳/金融・証券/専門職)・「京都の千枚漬は本当に美味しいから」(25歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)■ちりめん山椒・「旅行に行ったとき、食事に添えられていたちりめん山椒があまりにおいしく、自分用のお土産に買ってきてしまったくらいだから」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「お茶漬けでもおいしい」(26歳/機械・精密機器/技術職)・「あったかいごはんと食べたい」(31歳/医療・福祉/専門職)■しば漬・「京都の漬物がおいしくて好きなので」(22歳/金融・証券/営業職)・「好きだから。親戚にも送ってもらう」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「漬物が好きだから」(23歳/金融・証券/営業職)■番外編:こんな京都のお土産も選ぶかも!・黒七味「黒七味は風味が美味しい」(26歳/医療・福祉/専門職)・みなとや幽霊子育て飴「素朴な味の飴だから」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・金平糖綺麗な色の金平糖を買ってみたい(29歳/ソフトウェア/事務系専門職)・双葉の豆大福「豆大福をもらったことがあるのですが、凄くおいしくて嬉しかったので」(29歳/商社・卸/事務系専門職)総評驚異の1位は、なんと67.1%を獲得した「生八ツ橋」でした。迷うのが面倒だからと定番を選ぶことが多い男性に対して、女性の場合は生八ツ橋をお土産にしようと決めていても、食感や味のバリエーションなど自分好みの店を選ぶことさえ楽しんでいるようです。2位には「阿闍梨餅」がランクイン。ちなみに男性編では上位にランクインしていません。女性はどのお土産が人気なのか下調べをして旅行に出るのかもしれませんね。関東ではあまり買うことができない阿闍梨餅は、希少価値があっておいしいのに1個105円というお得感。これもうれしいですね。3位から5位の「千枚漬」「ちりめん山椒」「しば漬」を選んだ人は、「京都は漬物がおいしいから」「ご飯のお供に」を理由にあげている人が多くみられました。自分のために買う人も多かったのですが、自分がおいしいと思うものをお土産にしたい、喜んでほしいとの思いもあるようです。京都のお土産は、伝統的なお菓子やお漬物が喜ばれるようですね。(文・OFFICE-SANGA寺本亜紀)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】おかわりしたくなるほど、ご飯と相性のいいメニューランキング【女性編】お正月料理に飽きたころに食べたくなるものランキング【女性編】異性の気を引くためについしてしまう行動ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月19日京ならではの土産も相手の年代で選ぶ気配り古き良き日本の文化に触れることができる京都。修学旅行や出張で訪れた人も多いのではないでしょうか。その土地の名物や名産品をお土産に買って帰ると職場や家族に喜ばれること間違いなし。そこで今回は、432名のマイナビ会員の男性に京都のお土産で購入するなら選ぶと思うものをアンケートしました。どんな京都のお土産がランクインしているのでしょう。今後の参考になるかもしれません。>>女性編も見るQ.京都のお土産で購入するなら選ぶと思うものを教えてください(複数回答)1位生八ツ橋67.6%2位千枚漬9.7%3位しば漬8.8%4位べったら漬7.9%5位はりはり漬5.3%■生八ツ橋・「八ツ橋を食べると、京都に行った気分になれる」(53歳/情報・IT/技術職)・「おいしいし喜ばれるから。いろいろな味があって楽しめるから。ガイドブックに割引券がついているので京都タワーでいつも購入する」(28歳/運輸・倉庫/技術職)・「あんこと皮のマッチングが絶妙。最近食べてないけど、種類も増えているようなので、ぜひ食べたい」(47歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)・「清水寺近くのおじいちゃんが"八ツ橋"を売っているが、そこのは最高にうまい」(40歳/建設・土木/事務系専門職)■千枚漬・「少し値が張るので渡した時の優越感に浸れるから」(30歳/ソフトウェア/技術職)・「昔もらった土産で一番おいしかった」(33歳/情報・IT/販売職・サービス系)・「年配の方には好評」(47歳/医療・福祉/専門職)■しば漬・「高校の近くのおらがむらはいい味だしている」(49歳/情報・IT/技術職)・「老舗のうまいものが嬉しい」(50歳/情報・IT/技術職)・「自分がもらって嬉しかったので」(24歳/情報・IT/技術職)■べったら漬・「最近全然食べてない。懐かしい」(35歳/医療・福祉/クリエイティブ職)・「京都は漬物がおいしいから」(29歳/ソフトウェア/技術職)・「漬物が好きなので」(39歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■はりはり漬・「以前テレビで拝見したとき、とてもおいしそうに紹介されていたから」(40歳/機械・精密機器/技術職)・「お菓子よりもご飯のお供が気に入っている」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「漬物は定番」(26歳/食品・飲料/技術職)■番外編:こんな京都のお土産も選ぶかも!・阿闍梨餅(あじゃりもち)「京都人のお勧めだから」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・双葉の豆大福「万人受けで喜ばれそうだから」(50歳/サービス業/クリエイティブ職)・智恵の餅「食べやすくておいしいから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)総評男女とも1位はダントツで「生八ツ橋」になりました。男性は特に京都タワーや清水寺の近くなどお気に入りの場所を決めて購入する人もいるようです。「定番だから間違いない」「選ぶのが面倒だから」と生八ツ橋を選ぶ人もいましたが、それでもちゃんとお土産を買って帰る男性はやはり優しいですね。2位から5位までなんとすべてお漬物がランクイン。京都といえばお漬物のイメージなのでしょうか。老舗が並ぶ京ならではのお土産ランキングになりました。2位の「千枚漬」は京都の冬を代表する漬物で、京都の三大漬物のひとつと言われています。また、冬季限定で販売する店も多いので旬を味わえる京土産として魅力ですね。3位の「しば漬」は昔ながらの老舗から新しい銘柄までお気に入りの味があるようです。4位の「べったら漬」と5位の「はりはり漬」は女性編ではランクインしていません。表面に甘酒の麹がついた「べったら漬」や干し大根を刻み三杯酢に漬けた「はりはり漬」は男性が好きなお漬物なのかもしれません。男性の回答の中には、「年配の方に喜ばれるので」と渡す相手の年代を考えてお土産を購入する人もいました。京都にしかない老舗の味をお土産として選ぶ、そんな男性の心遣いがうれしいですね。(文・OFFICE-SANGA寺本亜紀)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性432名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】おかわりしたくなるほど、ご飯と相性のいいメニューランキング【男性編】お正月料理に飽きたころに食べたくなるものランキング【男性編】異性の気を引くためについしてしまう行動ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月19日映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の行定勲監督と主題歌を手がける「クレイジーケンバンド」の横山剣が12月8日(土)、東京・代官山の「蔦屋書店」にて行われたトークセッションに出席。“男の恋愛”について語り合った。井上荒野の小説「つやのよる」を阿部寛、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華キャストで実写化。自由奔放な妻・艶(つや)の最期に際し、夫の松生は彼女が過去に関係したと思われる男たちに連絡を取るが、そのことが彼らのそばで生きる女たちの人生に少しずつ影響を与えていくことに…。行定監督は「映画には幸運な主題歌と幸運じゃない主題歌があって、『何でこんな曲が?』というのもありますが、それは“政治”で決まったもの(笑)」といきなり不穏な発言。その上で言葉で説明するのが難しい“あいまいな”ラブストーリーである本作に関して、クレイジーケンバンドの主題歌起用の提案が意外にあっさりと通ったことを明かす。「剣さんの歌には男心を女に語らせたりする深いドメスティックな言葉がある。今回は映画に寄り添うというこれまでにない試みもやってもらった」と満足そうに語った。横山さんは映画のラスト近くで阿部さんが見せる表情を見て、「その瞬間にダーッとそれがトリガー(引き金)となって楽曲が押し出されてきて、歌詞も7割~8割できた」とふり返る。行定監督はこのシーンの撮影について「真夜中にクタクタの中で撮りました。阿部寛がこれまでにない顔をして『このためにオレは撮ってたんだ!』と思った」と述懐。横山さんが書き上げた楽曲「ま、いいや」についても、「普通は『ま、いいや』って歌詞は出てこない(笑)。松生(阿部さん)の気持ちに潜って書かれた愛し抜く男の歌詞。歌詞自体が映画の後日談のようで何故か爽快な気持ちになる」と絶賛した。ここから話題は男の恋、大人の愛をテーマに進行。横山さんは劇中に登場する女性キャラクターの中で、大竹さんが演じたかつて松生に捨てられた元妻の早千子が最も好みだと言明。自分を捨てた夫への思いをいまだに持ち続け、夫を奪った憎いはずの女・艶の病室に足を運ぶ早千子がとる驚きの行動について「男にはない、ちょっと理解できないような、理解できるような……涙が出てくるような不思議な体験でした」と語る。原作にはないこのシーンを取り入れた行定監督は「大竹さんの芝居が神秘的です」とうなずいた。また、横山さんは阿部さんが演じた松生について「最初は女に振り回されて情けない奴と思ってたけど、途中で価値観がひっくり返ってワイルドでタフな奴だと感じた」と共感を示す。これを受けて行定監督は「男は振り回されている方が、(付き合いが)長続きするものかもしれない。イニシアティブを取ったら飽きてしまうから」と分析。さらに「男はいろんな女性を愛したいもの。女性はずっと愛されたいでしょうが。男性の浮気に気づいてても黙っている女性がいますが、彼女がたまに(気づいているような)サインを送ると男は汗をかく(苦笑)。そういう“恐怖”を感じさせる女から男は逃れられずに長続きするんじゃないでしょうか?」とも。横山さんも「そんな気がしてきました」と同意していた。さらに“いい女”の要素について行定監督が「コンプレックスを持っている女が大好き」と告白。「巨乳よりも貧乳の女性。整形するということは決して良いことではない。みんな同じ顔になっていってしまう。芸術は10%の人しか分からないものが後になって価値が出たりするもの」と語ると、横山さんが激しく同意し「何で女の人はそこが分からないのかな…?」と不思議そう。いい男に関しても同様に横山さんは「フェチを含めて自分にしか分からない、自分の目盛りを持っている男がカッコいいと思う。人がどう思おうと、10%がカーッとなるような特化しているものがいい」と持論を展開し、会場につめかけたファンを沸かせていた。クレイジーケンバンドによる主題歌「ま、いいや」は2013年1月23日(水)発売、映画『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年12月09日主演・佐藤健×監督・大友啓史で、ロングラン大ヒットを記録した『るろうに剣心』が、12月7日(現地時間)より台湾にて劇場公開されることを受け、前日の6日(現地時間)、佐藤さんと大友監督が現地入り!佐藤さんが台湾の地を踏んだ途端、空港ロビーに詰め掛けた約250名ものファンからの熱烈な歓迎を浴びた。90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の発行部数累計5,700万部を超える人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、生き抜く姿を描く。この日、佐藤さんが降り立った台湾・松山空港には、台湾のメディアが20社以上駆け付け、報道のカメラとファンに囲まれ、すぐに身動きが取れない状況に。佐藤さんは車に乗り込むまでの約10分間、もみくちゃにされながらも笑顔でファンサービスを行い、彼が車に乗り込んだ後も、興奮したファンは「タケル~!」と叫び続け、佐藤さんの乗った車の後ろには、ファンが乗ったタクシーが10台以上も付いて来ていたのだとか。また、舞台挨拶前に行われた記者会見には、TV、雑誌、新聞など約50社以上、100名近くの現地メディアを前に、佐藤さんは中国語で「大家好!我是佐藤健、請多指教!(佐藤健です。今日は宜しくお願いします)」と挨拶。記者から「少林寺拳法とブレイクダンスを小さい頃からやっていたと聞いたのですが、いくつから始めたのですか?」という質問が出ると、佐藤は「そんなことを知ってもらっていることにビックリ!」と、自身の台湾での知名度に驚いていた。また大友監督には、「パート2の予定はないですか?」と問われた大友監督は、「チャンスがあればぜひやりたいですね!」と意欲を見せた。最後に、劇場にて舞台挨拶が行われたが、その回のチケットは15分で即完売。佐藤さんは台湾のファンに「台湾でもこんなにたくさんの方が僕の映画を観に来てくれて本当に嬉しい。請看我的電影(どうぞ映画を楽しんでください)」とメッセージを送り、大盛況のうちに幕を閉じた。『るろうに剣心』は今後、台湾に続き、スペインでの海外配給も決定。12月14日(現地時間)より、ロサンゼルスで開催される「LA Eiga Fest2012」のオープニング作品の上映も決定している。日本では、12月26日(水)よりブルーレイ&DVDがリリースされる。「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[ブルーレイ]価格:6,930円(税込)「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[DVD]価格:5,985円(税込)「るろうに剣心 通常版」[ブルーレイ]価格:3,990円(税込)「るろうに剣心 通常版」[DVD]価格:2,980円(税込)発売日:12月26日(水) ※レンタル&オンデマンドも同日開始発売/販売元:アミューズソフトレンタル&オンデマンド発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ© 和月伸宏/集英社 © 2012 「るろうに剣心」製作委員会■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年12月07日京都と聞くと、やはり「金閣寺」や「舞妓さん」といった、京都市内の観光スポットをイメージされる方が多いと思います。しかし、京都の魅力は京都市内だけにある訳ではありません!そこよりずっと北側、京都府の日本海側には知られざる観光スポットや名物が盛りだくさんなのです!今回は、京都府北部出身者がオススメする、京都の日本海側の観光スポットを紹介します!●田辺城資料館(舞鶴市)戦国時代の武将・細川幽斎が築城した田辺城跡地に建てられた資料館です。田辺城は有名な関ヶ原の戦いの前哨戦とも言える、『田辺城の戦い』が行われた知る人ぞ知るマニアックなスポット。歴史好きに特にオススメです。●五老スカイタワー(舞鶴市)舞鶴市のほぼ中央に位置する五老岳の頂上に立てられた展望タワーです。このスカイタワーからの眺めは「近畿百景」の第1位に選ばれるほど美しく、リアス式海岸として有名な舞鶴湾はしばらく眺めていても飽きません。昼でも夜でも景色が楽しめるスポットです。●自衛隊桟橋(舞鶴市)海上自衛隊の基地が置かれている舞鶴ならではの観光スポットと言えるのが、この自衛隊桟橋です。土・日・祝日は一般公開されており、間近で護衛艦などを見ることができます。●舞鶴港とれとれセンター(舞鶴市)魚介類が豊富に水揚げされる舞鶴で忘れてはならないのが、ここ。新鮮な魚をおみやげとして買って帰ることができます。季節によって旬の魚介類が変わるので、行くたびに楽しめます。その他、舞鶴市には『舞鶴かまぼこ』や『丹後とり貝』、さらには舞鶴発祥とされる『肉じゃが』など、食べ物でもさまざまな名物があります。●天橋立(宮津市)京都府北部で最も有名な観光スポットと言えるのが、この『天橋立』です。逆さに見ると砂浜が空に続いているように見えることから、天橋立と言われています。宮島、松島と並ぶ日本三景の1つなので、名前だけは聞いたことがあるかもしれませんね。がっかりスポットとも言われていますが、「超楽しい!」という観光地ではないので、海を眺めながら松の木陰をゆっくりと歩いたり、安らぎを感じることのできる場所なので、癒しを求めたい人にオススメです。●琴引浜(京丹後市)踏むと「キュッキュッ」と鳴いているように聞こえる「鳴き砂」が有名な景勝地です。日本の白砂青松100選などにも選ばれており、鳴き砂の音だけでなく、美しい砂浜の景色も楽しむことができます。●伊根の舟屋(伊根町)京都府のほぼ最北に位置する伊根町には、舟屋と呼ばれる、1階部分が船のガレージ、2階部分が住居スペースになっている建造物があります。約230もの舟屋が海際にズラっと立ち並んでいる景色はなかなか見られるものではありません。民宿として利用できる舟屋もあるので、一風変わった宿泊体験がしたいという人は、一泊してみるのもいいですね。これらの観光スポットはそこまでメジャーではない場所が多いので、観光シーズンでもメジャースポットと違ってゆっくりと観光することができます。また、一泊二日の車での旅行なら全部のスポットを回ることができる範囲ですよ。慌ただしいレジャーはちょっと……という人は、こういった少し外れにある観光スポットに足を伸ばしてみてはいかがですか?(貫井康徳@dcp)
2012年11月28日ラッシュジャパンは、12月8日に、京都にラッシュ初となるコンセプトショップ『LUSH 京都四条通り店』をオープンする。同社では、これまで「GO! GREEN」と題し、環境問題解決に向けて、使用済み容器の回収や、固形商品の開発によるパッケージレスなどに取り組んできた。このほどオープンする京都四条通り店は「GO! GREEN」を体現した初のコンセプトショップになるという。具体的には、店内什器の80%に、奈良県吉野の間伐材など、森林環境や地域社会へ配慮した木材を使用。10%の什器は、ビルオーナーが以前使用していた家具をリサイクルしたものを使用する。さらに原材料となる野菜やハーブ等は、関西エリアのものを使用して、輸送にかかるCO2を軽減する。また、同店は通常店舗の約3倍の60坪の面積を誇り、日本最大規模のラッシュとなる。世界のラッシュ初の“キッチン”と呼ばれる工場を併設し、作りたてのフェイスパック、クレイ洗顔料等の量り売りを開始。店内奥には展示や勉強会を実施するためのワークショップスペースも設置する。同店は12月8日オープン。営業時間は、10時30分~20時30分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日12月にブルーレイ&DVDが発売される佐藤健主演の映画『るろうに剣心』より、TSUTAYA限定で販売される豪華版に収録されているプレミアム映像の一部が公開された。『るろうに剣心』動画本作は、“人斬り抜刀斎”と呼ばれた伝説の刺客、緋村剣心が様々な人との出会いを通じて自らの生き方を見出していく姿を描いた物語。8月に劇場公開され、興収30億円の大ヒットを記録。日本だけでなく世界64か国での上映が決定している。12月26日(水)にTSUTAYAで発売されるブルーレイ&DVDの豪華版“TSUTAYA限定『るろうに剣心』オリジナル・プレミアムディスク”には、新たに撮影された大友啓史監督、佐藤らによるビジュアルコメンタリー、未公開シーン集のほか、佐藤、武井咲、吉川晃司、蒼井優ら豪華キャストによるインタビュー映像が、メイキング映像を織り交ぜて収録される。このほど公開された映像は、佐藤が「原作を全部知った上で台本を読んで“これだったらいける”と思った」と話す姿や、武井、蒼井が自身の役柄について語る場面、吉川が「日本映画にはなかったアクションの形態、展開だと思う」とコメントするシーンが、撮影風景と合わせて収録された、短いながらも見応えのある内容となっている。また、アミューズ公式オンラインショップ“アスマート”でブルーレイ、またはDVDを予約購入すると、佐藤のスペシャル・インタビュー映像や、釜山映画祭密着映像(完全版)が収録された限定特典ディスクが先着でプレゼントされる。『るろうに剣心』Blu-ray豪華版(2枚組)6930円(税込)通常版(1枚組)3990円(税込)DVD豪華版(2枚組)5985円(税込)通常版(1枚組)2980円(税込)12月26日(水)発売発売・販売元:アミューズソフト
2012年11月12日天才科学者の逃亡を描きながら「DNA=人の心の謎」に鋭く迫った東野圭吾原作のベストセラー小説を、『るろうに剣心』の大友啓史監督の指揮の下、「嵐」の二宮和也と豊川悦司を迎え映画化する『プラチナデータ』。このたび、水原希子、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏の脇を固める豪華キャスト陣の参加が発表された。原作「プラチナデータ」は当初映画化を前提として執筆を開始したが、一旦は断念。その後、映画化と切り離して執筆され、2006年に「パピルス」(幻冬舎刊)にて連載開始、2010年に単行本化されるやいなや、大手映画会社やテレビ各局、制作会社など20社以上から映像化のオファーが殺到したというベストセラー小説だ。舞台は近い将来の日本。発達したDNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%の社会が到来しようとしていた。その裏づけは、水面下の国家政策として集められている国民のDNAデータ「プラチナデータ」だった。主人公・神楽龍平(二宮さん)はそのDNA捜査に携わる自信家の天才科学者だが、ある日、DNA捜査のシステム開発者である兄弟が殺害され、神楽は捜査する側から一転、容疑者として追われる羽目に…。一方、この事件の捜査を任された現場叩き上げの辣腕刑事・浅間玲司(豊川さん)は、執拗に神楽を追跡していく。今回、新たに発表された豪華キャスト陣。原作では男性の設定だった遺伝子学担当教授の水上教授は女性役へと変更となり、鈴木保奈美がキャストを務めることが決定。さらに特殊解析研究所・所長の志賀孝志役を生瀬勝久、特殊解析研究所の解析員・白鳥役には杏、天才数学者の蓼科早樹役を水原希子が演じることが明らかとなった。今回のキャスト追加発表に際し、本作のプロデューサー・澁澤氏は「鈴木保奈美さんは、ノーベル賞の山中教授よろしく遺伝子研究で世界的権威の医師を演じていますが、数々のドラマから直近の「江」、『のぼうの城』を観て、凛としながらも情が深く、知性と品格のある女性としてぴったりだと思いました。“DNAと愛”というテーマに即して原作から女性に設定変更しましたが先日、試写で映画を観た東野圭吾さんも大変満足されており、お墨付きをもらえたのではと思っています」とホッと胸をなで下ろしているようだ。日本のエンターテイメント界を牽引するスタッフ・キャストが集結した本作。ベストセラー作家・東野さんと豪華キャスト陣の“化学反応”に期待がかかる。『プラチナデータ』は2013年3月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:プラチナデータ 2013年、全国東宝系にて公開
2012年11月07日東急リバブルは11月5日より、「交通広告」と「特設webサイト」で展開する「あの街この街リバブろう」キャンペーンを実施している。同キャンペーンは、同社首都圏営業店舗の最寄り駅の「駅貼りポスター」、各店舗最寄り駅を結ぶ路線における電車内「交通ビジョン」、「特設webサイト」の3つのメディア・チャンネルで展開する。「駅貼りポスター」は、主に個人の顧客を対象に不動産仲介業を展開。同社首都圏87店舗から社内公募をした“その街ならではの魅力や、意外と知られていないトリビア、住み替えエピソード”などから、店舗ごとに1情報を厳選しポスターを制作する。ポスターは各店舗最寄り鉄道駅に1枚ずつ、11月5日から11月18日まで掲出する。また「交通ビジョン」では、東急電鉄・JR東日本・東京メトロをはじめとする19路線の電車内(ドア上)「交通ビジョン」にて実施。ポスターデザインと連動した「あの街この街 リバブろう」キャンペーンの動画を放映する。さらにこのほど新設した「特設webサイト」では、上記のポスター化した全87パターンを公開する。ポスターコピーの背景にある詳しい情報の他、その他の情報も加えて掲載。地域に根ざした営業活動を展開する同社ならではの街知識を知ることができるという。同サイトはパソコンおよびスマートフォンの2バージョンを用意。サイトの訪問者には、街知識を楽しみながら同社キャラクター「ブルちゃん」を探すゲームも展開する。「ブルちゃん」を見つけた場合は、同社からプレゼントが進呈される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日今年公開され、興行収入30億円という大ヒットを記録した『るろうに剣心』。主演の佐藤健を始めとする豪華なキャスト陣が繰り広げるハリウッド顔負けのアクションで、その人気は海を越え数多くの映画祭で上映され、いまなお世界中で熱狂を巻き起こしている。そんな熱気冷めやらぬ中、この冬、本作のブルーレイ&DVDがリリースされるのを記念して、剣心役に挑んだ佐藤さんから特別コメントが到着した。90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の発行部数累計5,700万部を超える人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、生き抜く姿を描く。男女問わず、さらに国境を越えて人気を誇るベストセラーコミックが原作とあって、佐藤さんはかなりの気合いで挑んだよう。監督を務めた大友啓史(NHK大河ドラマ「龍馬伝」)には、「アクションカッコ悪かったら、役者辞めます」とまで宣言していたのだとか。そんな気合い十分で臨んだ佐藤さん、しかし撮影は思いのほか過酷なものだったようで「ここまで本格的なアクションに初めて挑戦した作品」、「本当に役者生命を賭けて挑まさせていただきました」としじみじみふり返る。さらに今回リリースされる豪華版には、向かうところ敵なしの剣心にも引けをとらないファン垂涎の“最強”の特典がついてくるのだとか。その中でも、佐藤さんが初挑戦したという劇中映像を見ながら撮影当時をふり返るビジュアルコメンタリーは必見!2回目に劇場で観たとき「泣きそうになった。人を斬りたくないのに、斬っている剣心を観て、悲しくなった」と語り、壁を使った宙返りアクションのシーンをふり返りながら、このとき足の指にヒビが入っていながらも1発でOKを出したという裏話など、貴重な秘話が満載。これを見れば、本編134分間の全てに役者魂・職人魂が込められていることが感じられるはずだ!『るろうに剣心』ブルーレイ&DVDは12月26日(水)より発売。「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[ブルーレイ]価格:6,930円(税込)「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[DVD]価格:5,985円(税込)「るろうに剣心 通常版」[ブルーレイ]価格:3,990円(税込)「るろうに剣心 通常版」[DVD]価格:2,980円(税込)発売日:12月26日(水) ※レンタル&オンデマンドも同日開始発売/販売元:アミューズソフトレンタル&オンデマンド発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ© 和月伸宏/集英社 © 2012 「るろうに剣心」製作委員会■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年11月01日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』のブルーレイ&DVDが12月に発売されることが決定し、佐藤のコメント映像が公開された。佐藤健コメント動画本作は、“人斬り抜刀斎”と呼ばれた伝説の刺客、緋村剣心が様々な人との出会いを通じて自らの生き方を見出していく姿を描いた物語。8月に劇場公開され、興収30億円の大ヒットを記録。日本だけでなく世界64か国での上映が決定している。このほど発売されるブルーレイとDVDは、それぞれ“通常版”と“豪華版”をリリース。“豪華版”には本編ディスクだけでなく、未公開シーンやインタビュー、そして新たに収録されたビジュアルコメンタリーを収録した特典ディスクを、初回生産分には加えてブックレット、完成台本、特製ケースが同封される。特典ディスクのビジュアルコメンタリーは、大友啓史監督、佐藤、アクション監督を務めた谷垣健治、久保田修プロデューサーが本編を観賞しながら、撮影の裏側を語るもの。コメンタリーでは、アクション活劇の第一人者である谷垣が佐藤のアクションについて解説し、「漫画とアニメを見まくった」という佐藤が原作への熱い想いや撮影の裏話を披露。中でもアクションシーンの撮影は過酷だったようで佐藤は「(足の)親指をケガして、針を打ちにいって、1日松葉づえをついて撮影した。この映画では、他の現場と全然違った筋肉を使って芝居をやっていたから、たまに会話だけのシーンだと戸惑った」と回想。このほど公開されたコメント映像でも「役者生命をかけて全力で挑んだ」と語っており、ブルーレイとDVDは、佐藤やスタッフの本作にかける想いがクッキリと伝わるアイテムになっているようだ。『るろうに剣心』Blu-ray豪華版(2枚組)6930円(税込)通常版(1枚組)3990円(税込)DVD豪華版(2枚組)5985円(税込)通常版(1枚組)2980円(税込)12月26日(水)発売セル発売・販売元:アミューズソフト
2012年11月01日今年で2回目の開催となるロサンゼルスの日本映画祭「LA EigaFest2012」。12月14日から16日(現地時間)にかけてハリウッド・エジプシャン・シアターにて開催される日本映画に特化したこの映画祭で、『るろうに剣心』が北米プレミアとしてオープニング上映されることが決定!「週刊少年ジャンプ」で連載されて以来、いまなお多くのファンを熱くさせる人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代に「不殺(ころさず)」を誓い、新しい世を生き抜く姿を描く。第17回釜山国際映画祭では、招待作品枠「オープンシネマ」で上映され、見事海外進出を果たした本作だが、今回上映が決定した「LA EigaFest2012」は一般アメリカ人に日本の映画や文化を浸透させ、日米の相互理解を深めることをミッションとしているNPO法人「Japan Film Society」が主催する最大のイベント。今回は大友啓史監督が同映画祭に出席し、記者会見、レッドカーペットイベント、オープニングセレモニーに登場、さらにファンの前に姿を現す予定となっている。日本でも大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』を始め、『ヘルタースケルター』、『桐島、部活やめるってよ』、『おおかみこどもの雨と雪』のほか、来月2日(金)に公開を迎える『のぼうの城』、2013年公開の『らくごえいが』など話題作の上映がすでに決定している本映画祭。「MANGA」などいくつもの日本語が特定の日本文化を意味する英語として使用されるようになっている昨今だが、「EIGA」が、“日本映画”を意味する世界共通語となる日も近いかもしれない。「LA EigaFest2012」開催期間:12月14日~16日(現地時間)公式サイト:■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年10月29日現在公開中の佐藤健主演の映画『るろうに剣心』が興行収入25億円を突破し、200万人をこえる動員を記録している。また、来月スペインで開催される第45回シッチェス・カタロニア国際映画祭での正式上映が決定した。その他の写真本作は、かつて“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。幅広い層からの支持と、人気コミックの実写化が話題となり、公開8日間で観客動員は100万人、興行収入も12億円をこえ2週連続で1位を獲得。公開4週目に入った現在も勢いはまだまだ衰えず、興行収入は25億円をこえ、観客動員も200万人をこえ大ヒットを記録している。また、10月4日(木)よりスペイン・バルセロナ近郊のリゾート地シッチェスで開催される第45回シッチェス・カタロニア国際映画祭のオフィシャル・ファンタスティック・コンペティション部門で本作の正式上映が決定。先日、世界64か国での上映が発表されたばかりだが、海外の映画祭のコンペティション部門で正式上映されるのは初となる。同映画祭は例年300本近い作品が上映され、コンペティション部門は世界各国から選出された35作品の中からグランプリ(最優秀作品賞)が決まる。『るろうに剣心』公開中
2012年09月21日佐藤健主演で和月伸宏の大ベストセラーコミックを実写映画化した『るろうに剣心』。夏休みが明けても勢い衰えず大ヒット記録更新中の本作が、このほど10月4日(木)より開幕する第17回釜山国際映画祭の招待作品枠「オープンシネマ」で上映されることが決定した。「週刊少年ジャンプ」で連載されて以来、いまなお多くのファンを熱くさせる人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、新しい世を生き抜く姿を描く。公開12日間(9月5日時点)で観客動員数132万4,560人、興行収入16億円超と、驚異的なスピードで快進撃を続けている本作。既に公開前からYouTubeにアップされた予告編が世界各国で話題を集め、64か国以上での公開も決定するなど、世界規模で熱狂の渦を巻き起こしている。その世界公開に先駆けて今回、アジア屈指の映画の祭典、第17回釜山国際映画祭から上映オファーがあり、5日(金)から始まるプログラム「オープンシネマ」での招待作品として、海外初のお披露目がなされる運びとなった。さらに、これに合わせて主演の佐藤さんと大友啓史監督の参戦も決定!4日のオープニングセレモニーでのレッドカーペット、5日に行われる上映会での舞台挨拶に出席する予定である。果たして、初の海外映画祭での反応やいかに?『るろうに剣心』は全国にて公開中。■関連作品:第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年09月06日現在公開中の映画『るろうに剣心』の大ヒット御礼舞台あいさつが2日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務める佐藤健とヒロイン役で共演する武井咲、メガホンを執った大友啓史監督が登壇した。8月25日に全国329スクリーンで封切り。公開8日間で観客動員は100万人を突破し、興行収入も12億円を超える(8月22日~24日の先行上映含む)大ヒットを記録しており、佐藤も「本当にうれしいこと。数字がすべてではないけど、自分自身も覚悟し、いつも以上に全力を注いだ作品なので報われました」と喜びを素直に表現していた。その他の写真さらに同日、世界64か国での公開も決定し、「すごいですね。撮影に入る前から『世界に行きたいですね』と監督と話していたので、夢がかなってうれしい」と佐藤。武井も「気恥ずかしい思いもありますが、海外でどんなリアクションがあるのかぜひ知りたい」とコメントした。大友監督は「今の時代にマッチしたヒーローを生み出そうと、いい役者が体を張って演じるエモーショナルとドラマ性がある作品を目指した。『るろうに剣心』は海を超える可能性がある題材。胸がいっぱいです」と感無量の面持ちだった。『週刊少年ジャンプ』に連載され、テレビアニメ化もされた大人気コミックを実写化した本作。かつては伝説の人斬りとして恐れられるも、維新後に“殺さずの誓い”を立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出す姿を華麗なアクションと共に描き出す。関係者によると「最終的には興行収入40億円以上を狙いたい」と鼻息も荒い。なお、佐藤と大友監督は8月31日に札幌、仙台、名古屋、そして9月1日に京都、大阪、広島、福岡で大ヒット御礼の“全国行脚”を敢行。東京・新宿でのゴールを無事に迎え、晴れ晴れとした表情を見せていた。『るろうに剣心』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年09月03日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが25日に新宿ピカデリーで行われ、佐藤、武井咲、蒼井優、青木崇高、江口洋介、香川照之、大友啓史監督らが登壇した。その他の写真本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていたが、明治維新後に“不殺(ころさず)”の誓いをたて流浪人として旅をする伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて自らの生き方を見出していく姿を描いた物語。観客からの熱烈な歓声を受けて登壇した佐藤は、「昨日は興奮して寝られなかったくらいこの日を待ち望んでいたので、本当にうれしい」と喜びの表情を浮かべ、役者生命をかけて挑んだ剣心役について聞かれると、「機会があれば是非またやらせていただきたい!」と続編への意欲を見せた。斎藤一役を演じた江口は、佐藤とのアクションシーンについて、「身体能力がすごく高くて、アスリートみたいだなと思っていました」と絶賛し、「観る者を楽しませるアクションシーンになっていると思います」と話した。最後に佐藤は、「みなさんがいてくれたからこそ今日まで頑張ることができました。この映画に関わってくれたすべての人に心から感謝しています。この映画を愛してください!」とメッセージを送った。『るろうに剣心』公開中
2012年08月27日世界各国で愛される和月伸宏の大ベストセラーコミックを、佐藤健始め豪華キャストで実写映画化した『るろうに剣心』が8月25日(土)、遂に公開初日を迎えた。大入り満員の熱気と歓声に包まれる中、佐藤さん、武井咲、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之、そして大友啓史監督が舞台挨拶に登壇し、ビッグプロジェクトの旅立ちを祝した。待ちに待った晴れの日を前に昨日は興奮して眠れなかったという佐藤さんは観客からの盛大な拍手を受け、「今日という日を無事に迎えられて心から嬉しいです」と感慨もひとしお。佐藤さん扮する主人公・緋村剣心と男たちの迫真のアクションが本作の最大の見どころであるが、「本当に暑苦しい現場でした(笑)。監督のアドレナリンがキャスト・スタッフに伝わって、一人ひとりの熱量が高かったと訂正させていただきます」とふり返った。一方、武井さんも違った意味で熱さを体感していたそうで、「着物が暑くて、長い待ち時間でいかに着物をキレイに保ちながら寝れるかやってました(笑)」とお茶目な素顔をのぞかせた。とにかく本作で描かれる戦いには、各々思い入れがあるそうで「撮影のときはアドレナリンの蛇口が開きぱなしでしたが、最近、須藤元気と戦っていたんだと改めて気づいた。最高の夏の思い出でした」(青木さん)、「こういう映画がもっと日本で観られる時代がくればいいなという思いで一生懸命やらせていただきました」(江口さん)とコメント。最年少の田中さんも「プライドが高いのは自分に似ている。自分も負けず嫌いなので」と“男の本気”を見せた。また、彼らとは一線を画す強烈な印象を放つのが香川さん扮する武田観柳。劇中では蒼井さんにも容赦なしの八つ当たりを見せるが、蒼井さんは「やっぱり武田観柳とのシーンはこの座組みだから許されるし、やったことかなと。だから監督のせいだと思います(笑)」と吐露。同役を「最高でした!」という当の香川さんは懲りずに(?)アドリブも披露したそうで、「この時代の武田なら2人(佐藤さん扮する剣心と青木さん扮する佐之助)を脱がしたいんじゃないかと思い、“脱げ!”と(笑)。健は完全にそれを受けて袴から脱ごうとしてましたね」と満足げにふり返った。どのシーンにあたるかは観てのお楽しみ。大友監督は、“佐藤健版”剣心をして「ヒーローは強いだけではダメ。中性的で女性的な彼がガラッと変わって強くなっていくのが剣心の同時代的なヒーロー像。新しいヒーローをぜひ育てていただきたい」と言葉に力をこめる。司会者から続編を期待する声をかけられると「まあね…」と照れ笑いを見せると、佐藤さんは「もし機会があったらぜひやらせていただきたいです」。これに負けじと香川さんも「生き残ってる人は出られるんですか!?生き残りさえすればいいんですよね!」と続編での出演への熱い意気込みを見せた。さらにこの日、本作のプロモーションとして、リアル“るろう人”として60日間にわたり全国47都道府県の劇場や縁の地を横断していた俳優の長尾卓也が、同舞台挨拶でゴールテープを切り「みなさんからたくさんのメッセージをいただきました。こうやって今日みなさんと初日を迎えられて嬉しい。ありがとうございます」と、誰よりも深い感慨に耽った。これには佐藤さんも「本当におつかれさまでした。映画に出てもないのに(笑)誰よりも映画を宣伝してくれて、本当にこの映画に素晴らしい大きな影響を与えてくれました」と労いの言葉をかけていた。『るろうの剣心』は全国にて公開中。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月26日「芝居しているときしか生きている実感がない」。そう言った後で自ら茶化すように「キザな言い方ですが…」と付け加えたが、それが心からの言葉であることはその眼を見れば、何より作品の中に生きる彼の姿を見れば分かる。NHKの連続テレビ小説「カーネーション」から“あの”話題作『ヘルタースケルター』まで文字通りジャンルを問わず幅広い活躍を見せる綾野剛。まもなく公開となる『るろうに剣心』でも主人公・剣心の前に立ちはだかる敵を演じながらも不思議な魅力で観る者の心を惹きつける。作り手、そして観客にとっていま最も気になる男はどのような思いで役柄に命を吹き込んでいったのか――?公開を前に話を聞いた。「負けてらんない!」と臨んだ『るろうに剣心』原作は90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され絶大な人気を誇った伝説的な漫画。連載終了から13年もの時を経ての実写化となったが、綾野さんは脚本を読んで「原作にとらわれることなく新しいものを生み出そう、“映画『るろうに剣心』”を作ろうとしているのを強く感じた」と明かす。綾野さんが演じた外印(げいん)は顔の半分を火傷の跡で覆われた金髪の護衛。その内面が深く説明されることはないが「彼岸花のような哀しい男」というのが綾野さんが彼に抱いた印象だった。「“かわいそう”ではなく“哀しい”男です。この哀しさというのが外印を演じる上での精神的な部分での支えになりましたね。映画で描かれることはなくても、彼の真意や火傷の意味というのを自分で持ってないといけない。僕の中で彼は、忘れてはいけない過去を背負い、変えなきゃいけない何かを追い続けている男。あの火傷はそれを忘れないために自分でやったものだと思っています。髪の毛に関しても、想像を絶するものを目の当たりにして色素が飛んでしまったというイメージで、衣裳合わせのときに『金髪でどうですか?』と提案したんです」。決して全ての作品で役柄のバックボーンを考えるわけではない。むしろ「ここまで追いかけたのは久々だった」という。大切なのは作品の中でそれがどう活きるか。「例えば『ヘルタースケルター』に関しては役の背景なんて一切考えなかったし、ただ深く堕ちていく“記号”のような存在でいいと思って演じていました。なぜならドラマは(主人公の)りりこにあって、奥村がドラマを欲しがる必要がないから。でも今回は剣心(佐藤健)の話が一番重要ではあるけど、彼の物語をより鮮明に彩るために外印もまたドラマを持たなくてはいけないと思ったんです」。これまで演じてきた役柄のイメージもあってかクールな印象がつきまとう。いや、実際に自らや周囲を見つめる視線は冷静そのものなのだが、その言葉の端々に時折、熱いものが混ざる。話題が本作の大友啓史監督の現場に及ぶと「最高でした」という言葉を噛みしめるように2度繰り返した。「たまらない現場でした。以前から素晴らしい監督だという話は聞いていましたが、その意味が分かりました。一言で言うと役者のことしか考えてない監督。どんなシーン、どんなカットも区切らずに必ず一連の流れで撮ってくれるんです。手の寄りのカットが必要だとしても、手だけを撮るようなことはせずそのためにそのシーンを全てもう一度やるんです。実はその方がちょっとずつ区切るよりも体力も奪われないし、何よりなぜその動作が必要かという感情、思想がしっかりとついてくるんです。とにかく監督は役者の芝居が好きなんでしょうね。こんなこと口にしたくないけど、監督の方が僕らよりも芝居が好きなんじゃないか?って思えるような瞬間があって、『いやいや負けてられない!』という気持ちで臨んでました」。自分を見つめ「自分を大切にしようって思える」時間今年公開される映画は本作を含めて6本。先に挙げたNHKの「カーネーション」のほかに各クールの連続ドラマ、そして7年ぶりとなる舞台も控えており、まさに刺激と喧騒の中で30代の最初の年を歩んでいる。「僕は毎分毎秒変化しているつもりだし、変容を恐れてもいないです」と自らについて語る一方で、周囲や環境、求められるものが変わっていくことについても「周囲に『こいつからもっと違うものを引き出してみよう』と思ってもらえるようになったことはすごく大きいし、これまでとは違うチャンスを与えられることに幸せを感じています」と落ち着いて受け止めている。特にここ数年、俳優の仕事に集中する中で「自分に対して優しくできるようになった」とも。冒頭の「生きている実感…」という言葉はこのやりとりの中で出てきた言葉である。その真意についてこう説明する。「俳優は自分で自分の仕事を評価することはできないし、作った過程を見てもらうこともできないし、結果で全てが評価される。とにかく役と向き合う時間、すなわち自分自身と向き合う時間が圧倒的に多いんです。自分の声と体を駆使して役を体現して、ひとりの人物の人生を2時間で描くって我ながら狂った作業だなと思います。でもそうやって自分を見つめる時間が増えると、その分、自分を大切にしようって思えるんです。それはもっと内面的、内省的な部分でね」。「そう思えるようになったということはある意味、角が取れてきたと言えるのかもしれない」と漏らす声には何とも言えぬ楽しさが感じられる。そんなこちらの指摘に「いや…」とかぶりを振り「やっぱり、愛してるんです」とイタズラっぽい笑みを浮かべる。「そうした変化も含めて演じるっていうことの全てをね。すごく苦しいし、役に取り込まれて殺されそうになることもあるけど、それも含めて全部愛してます。『あぁ難しい』って思いながら生きていけるってきっと幸せなことだし、そこまで好きなことを生業にさせてもらって、努力を惜しもうなんて思わないですね」。(photo/text:Naoki Kurozu)::『るろうに剣心』佐藤健インタビュー::『るろうに剣心』武井咲インタビュー■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月24日人気コミックを原作に、『龍馬伝』の大友啓史がメガホンを執った映画『るろうに剣心』。キャラクターやアクションなど、見どころに事欠かない本作だが、特出すべき主人公・緋村剣心を演じる佐藤健がインタビューに応じた。その他の写真剣心として、そして剣心を演じる役者として、スクリーンの中、色気を放つ佐藤。作品を語る言葉から、彼の男としての強さが伝わってくる。「剣心の一番の魅力は、強いところだと思う。その主人公の強さがあるから原作が大人気なんだと思います。僕も子供の頃は剣心が敵をやっつけるのに興奮して、真似して遊んだりしていたのを憶えています。その強さがあるから言葉にも説得力があるし、『おろっ』みたいなところも生きてくる。強さっていうのは魅力だと思います」。その強さを体現するために、クランクイン2カ月前からアクションの特訓を開始したという佐藤。「『るろうに剣心』をやるって時点でハードルが高いのは当然だし、アクションがカッコ悪かったらあり得ないと自分で覚悟していました。練習も受け身や素振りから始めて、徐々に人と絡んでやったり、壁を使ってジャンプして斬るっていう練習をしたり。最初にアクションチームの人たちがやっているイメージ動画を見せてもらったんですけど、それがまさに剣心だったんですよね。とにかくそこを目指していこう、と。燃えるタイプなので、やってやろうっていう感じでしたね。もちろん皆さんはアクションのプロだけれど、言っても同じ男の子なわけですから。あの人たちにできて、俺にできないわけがない! っていう。負けず嫌いっていうのは、あるかもしれないですね(笑)」。華奢な印象でも、内面は骨太。そうして自身で作り上げた剣心像に対しては、「うーん、まぁまぁです(笑)。いい線はいったかな。悪くない」。自分に厳しく、ストイックでもある。佐藤健の男らしさを剣心で体感せよ。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月23日(木)、24日(金) 先行上映取材・文:渡辺水央写真:平岩亨●衣装協力:Venom TEL:03-5728-4765The Letters TEL:03-3460-0089LAKIC TEL:03-6419-3042
2012年08月23日佐藤健が国民的コミック・ヒーロー、緋村剣心を見事に演じ上げた映画『るろうに剣心』が8月25日(土)の全国公開に先駆けて、22日(水)より先行上映をスタート!同日、109シネマズ湘南、横浜ブルク13、109シネマズ川崎の3劇場にて、佐藤さんと大友啓史監督の2人が揃って舞台挨拶を実施した。同日より3日間にわたり行われる先行上映に際し、都内近郊の主要劇場全9劇場を2人で巡るという“ラストスパート”の舞台挨拶がスタートしたこの日。各劇場、チケットが即日完売となるほどの大盛況の中、佐藤さんは「恥ずかしいし、照れますね(笑)」と観客の反応に緊張を隠せない様子。劇中では、見事な殺陣を披露している佐藤さんだが、役作りにおいて何よりも「アクション」は妥協できなかったと明かし、「剣心という大好きなキャラクターを演じさせていただいているので、アクションが格好悪いのは論外だと思っていました。格好悪かったら恥ずかしくて人前に出れないな、役者を辞めるしかない…と。過酷な練習も楽しみながらさせていただきましたよ」と撮影をふり返った。そんな佐藤さんの演技について感想を聞かれた大友監督は、「役者生命まで賭けてくれるくらい、力を入れて演じてくれました。そんなことまでしてくれて、本当に監督冥利に尽きるし、彼のその想いでスタッフ共々、気合いが入りました。佐藤さん自身、いままでは繊細なイメージが強かったと思いますが、意外と男らしい一面もあって。ダイナミックなアクションも映える魅力的な俳優さんだと思いますし、本作が佐藤さんの代表作になればいいなと思っています」と最大限の賛辞を並べた。さらに、この先行上映行脚の中では、劇場をヒロインの薫(武井咲)のように明るく元気に切り盛りする女性スタッフを各劇場の“薫ちゃん(=劇場応援スタッフ)に公認するという取り組みも。109シネマズ川崎の薫ちゃんにも佐藤さんから“薫ちゃんタスキ”が進呈され、「心強いですね。贔屓めに応援してください(笑)」というラブコールが贈られた。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月22日10代とは思えぬ凛とした佇まいの中にある強い芯、同時に見せる可憐な繊細さ。武井咲が放つ、やまとなでしこの美しさはどこから来るものなのか――?その魅力を最大限に引き出したと言える映画『るろうに剣心』が間もなく公開となる。幕末から維新の時代へと移行する日本、“人を活かす剣”の誓いを守り抜き、“人を斬らずに人を守る”流浪の剣士・緋村剣心に共鳴していく女性師範代・神谷薫という役を通して、彼女が発する強さ、雅なる美しさとは?公開前に話を聞いた。「常に薫を感じながらお芝居をすることができた」佐藤健の剣心役に続いて決まった、薫役への抜擢。映画出演2作目にして、国内はもとより海を越えても愛される大人気漫画の世界に身を投じるのは、どんな気分だったのか?「時代ものに出演することが初めてだったので、所作をマスターしなければと思いましたし、キャストのみなさんの顔ぶれが凄すぎるので、この中に入って演技するのかと思うと緊張が押し寄せてきました。また、原作漫画がすごく愛されている作品なので、その映画化、しかも大作に出させてもらうのは嬉しかったです」。メガホンを握ったのは大河ドラマ「龍馬伝」でその類まれなる手腕を振るった大友啓史監督。何よりも「クランクイン前の役作り」に注力したという監督自身の言葉通り、撮影前の監督とキャストによる細やかな意見の共有がなされた上で、その後の役作りに関しては現場での役者の裁量に委ねられた。「大友さんからは『原作通りでなくていい』と言われていました。むしろチーム全体が『原作を超えてやろう!』という勢いがありました。なので原作をそのまま真似るということはなかったですね。大友さんは、具体的な演出というよりもちょっとした助言をくださる方で、その助言から私が感じたこと、気づけたことを表現するというスタイルでした。こうやってああやって動いてという細かい指示ではなく、『るろうに剣心』の世界の中で(私が)薫として生きたとしたらどう動くのか?それを『自由にやってみせてくれ』という監督でした。ある意味、試されている感じでもあります。そういう撮影方法だったので、常に薫を感じながらお芝居をすることができ、楽しかったです」。17歳という若さにして、父から受け継いだ神谷道場を守るべくして“人を活かす剣”という信念を貫き通す薫。一本筋の通ったその強さは、剣心の心を動かすだけでなく、現代に生きる女性にとってもお手本としたいもの。それは武井さんが演じるからこそ、原作以上に磨き上げられた部分でもある。「薫は真っ直ぐで、強くて、ひとりで道場を守っている。本当は寂しいんだけれど、それを隠して一生懸命頑張っている健気な女の子。そこが愛おしくもありました。どんどん剣心に想いを寄せていくんですが、そんな自分の気持ちの変化にも気づいていないというか(笑)。そういうところが可愛らしくて天真爛漫だなとも思いましたね。ひとりで道場を掃除しているところだったり、お父さんへの想いだったり、薫は人に対する愛情を素直に表現できる女の子なんです。その真っ直ぐさに惹かれました。あんなにも『良い人は良い!悪い人は悪い!』と言い切れる純粋さにも惹かれました。私もよく人を見る(観察する)性格なので、そこは似ているというか、共感できましたね」。「芯の強さや変わろうとしているところ」に惹かれる武井さん自身も魅了されたという薫の真っ直ぐさもそう、実は男たちの闘いだけでなく女性たちの闘い、魂のぶつかり合いもしっかりと描かれている本作。薫と対をなす、蒼井優扮するワケあり&妖艶な香を発する女医・高荷恵もその一人であるが、ライバルである薫としての気持ちは…?「自分に持っていないものを持っている女性ですよね。薫の立場としてはイヤな存在なんだけれど、それでも魅力的に見えてしまうというか…。女同士の嫉妬というものを、薫は自然と恵に対して持ってしまうんです、ごく自然に。そんな恵という新しい人種に出会ったことで、薫は剣心への想いに気づかされるんです(笑)。恵の大人っぽさが羨ましくもありました」。そんな恵との闘いのタネであるのが、佐藤さん扮する剣心。実に隙のないこの男、この“男の生き様”に周りの女性が虜になるのは仕方がないが、実際に本作を通して武井さんが感じた彼の魅力とは?「剣心の芯の強さや変わろうとしているところが、チラチラと垣間見えたとき、そこに惹かれていったんだと思います。単純に(見た目が)格好いいとかそういうことだけではなくて、変わりたいと努力している姿に惹かれていったんじゃないかなと。そこに愛が生まれて、いつの間にか気になる存在になっていったんだと思います。もちろん、見た目も格好いいですよ!現場のスタッフは常にメロメロでしたから(笑)。モニター前で何度も格好いいシーンを見返していたり、『格好いい!』って本人に直接言ったりもしていました。殺陣のシーンはめちゃめちゃ格好いいですからね。現場では佐藤さんが剣心にしか見えなかったです。こんなにも格好良く殺陣ができるなんて、気持ちいいんだろうなって思いましたし、この映画を観て、私も殺陣をやってみたくなりました(笑)」。::『るろうに剣心』佐藤健インタビュー::『るろうに剣心』綾野剛インタビューcoming soon!■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月21日「噛むとフニャンフニャン~」というフレーズでおなじみの、佐藤健が出演するロッテのガム「Fit’s」CMシリーズが、今月末より公開となる佐藤さん主演の映画『るろうに剣心』とまさかのコラボ!佐藤さんと共演の武井咲の実際の“噛んだ”NGシーンが披露される、クスっと笑えるコラボCM映像がTV放送を前にシネマカフェに到着した。90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の発行部数累計5,700万部を超える人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、生き抜く姿を描く。今回届いたのは佐藤さんとヒロイン・神谷薫役の武井さんが“噛む”NGシーンを、本人たちが劇場で観客として鑑賞するという何ともオカシな設定のCM映像。重要なシーンで真剣な表情でセリフを噛んでしまうという、ちょっと恥ずかしいシーンを目にして2人はいち観客として自らツッコミを入れる。当の佐藤さんと武井さんは、普段見ることができない貴重なNGシーンが映画公開前に全国にお披露目されることに抵抗があるかと思いきや、「噛んでるところがあるなんてビックリしました。自分のNGシーンを人に見てもらうのは新しいので、面白いCMになるのでは」(佐藤さん)、「NGシーンがCMになるとは思わなかったし、新しいですよね!」(武井さん)と2人共にこの出来栄えに大喜びの様子。こちらの『るろうに剣心』×ロッテ「Fit’s」のコラボCMは8月20日(月)夜から9月2日(日)までの2週間限定で放送。美男美女の魅せる、微笑ましい“噛む”映像をぜひ楽しんでみて。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月20日和月伸宏の大人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』と、映画に出演する佐藤健と武井咲がイメージキャラクターを務めるロッテのガム、Fit’sとフルーティオがコラボしたタイアップCMが完成し、CM映像が公開された。CM映像本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていたが、明治維新後に“不殺(ころさず)”の誓いをたてた伝説の刺客・緋村剣心(佐藤)が、神谷道場の師範代を務める薫(武井)や様々な人との出会いを通して自らの人生を切り開いていく姿を描いた物語。佐藤は以前より、ロッテが販売するガム、Fit’s(フィッツ)のCMに出演しており、武井も6月より同メーカーのガム、フルーティオのイメージキャラクターを務めている。奇しくも『るろうに剣心』のキャストふたりがガムのCMに出演していることもあり、このたび製品の新作発表と、映画公開に合わせてCMが制作された。CMでは、セリフを“噛む”とガムを“噛む”をかけ、なんと佐藤と武井が映画撮影中に噛んでしまったNGシーンを使用。ふたりがそれぞれ映画館で本作を鑑賞している設定で、自分のNGシーンを大画面で見た瞬間、「噛んだ!」と思わず声を上げてしまうというストーリーに仕上がっている。佐藤はCMについて、「噛んでるところがあるなんてビックリしました。自分のNGシーンを人に見てもらうのは新しいので、面白いCMになるのでは」と話しつつも、「映画で噛んでいないシーンも観てほしい」とアピール。CMはFit’sバージョンとフルーティオバージョンがあり、本日20日の夜より2週間限定で放映される。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月20日「運命」と「覚醒」――。いずれもこのインタビューの中で発せられた言葉だが、佐藤健と映画『るろうに剣心』を結びつける重要なキーワードと言える。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の累計発行部数5,700万部を誇る大人気漫画。“人斬り”という重い過去を背負ったまま新たな時代を生きることを選んだ主人公・緋村剣心を佐藤さんはどのような思いで演じたのか?先に挙げた2つのキーワードと佐藤さん自身の言葉を軸に本作を解き明かす!映画『るろうに剣心』に導かれた「運命」デビュー以来、ドラマから映画となり大ヒットを記録した「ROOKIES」や2シーズンにわたって放送された「ブラッディ・マンデイ」など話題の作品で存在感を示し、着実にキャリアを積み重ねてきた。そんな佐藤さんに最初の“目覚め”をもたらしたのが2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」。佐藤さんは実在の“人斬り”以蔵の悲哀を見事に表現し、自身のこれまでのイメージはおろか、数々の小説などでも描かれてきた以蔵像までも塗り替えるほど鮮烈に演じきった。この「龍馬伝」の演出を担当し、佐藤さんを新たなステージに導いた人物こそ、本作でメガホンを握っている大友啓史監督である。傍から見ると「龍馬伝」の成功に続く形で『るろうに剣心』が佐藤さん主演で動き出したかのように見えるが、実は、佐藤さんへの以蔵と剣心役という2つのオファーは、ほぼ同時期の全く別々のところから届けられたもの。『剣心』に関しては誰がメガホンを握るかもまだ決まっていなかった。そこには数奇としか言えないような運命的な交錯があった。「まず『剣心』の実写化をという話があって、ほぼ同時に『龍馬伝』のお話をいただいたんです。人斬り役のお話を同時期にいただいたということで、『これはやらなきゃ!』と特別な思いを感じました。結局、タイミングが合わずに『剣心』は先送りになってしまうんですが、何とか道を探っていく中で大友さんに行きついて『これなら行ける』ということで再び動き出したんです。人斬りの役が重なるだけでもすごいことですが、それを同じ監督でやれることになったんですから僕自身、強い運命を感じました」。“運命”というならば、そもそも「実写化不可能」と言われ続けてきたこの原作が、なぜ連載終了から13年が経過したいま映画化されたのか?ズバリ佐藤さんの存在こそがその答えである。スピーディでアクロバティックな剣戟を含む激しい格闘シーンこそが原作の大きな魅力であり、実写化における肝と言える部分。緋村剣心を演じうる俳優は誰か?久保田修プロデューサーを始めとする製作スタッフ、そして原作者の和月伸宏が揃って本作の映画化を可能にする唯一の俳優として名を挙げたのが佐藤さんだった。当の佐藤さんは、熱烈な原作ファンの存在も含め「正直、不安はあったし(剣心のイメージが)僕と合っているとも思わなかった」と照れくさそうに明かしつつ、剣心の内面を含めた役作りについてこう語る。「剣心はほぼ人間ではなく仙人のような完璧な人(笑)。僕にとっても『るろうに剣心』は小さい頃から読んでいた大好きな作品で、最初から自分の中に『剣心はこうあってほしい』、『剣心ならこうするはず』という理想の剣心像が明確にありました。常にその理想を目指してやっていきました」。現場で体感した「覚醒」そして、京都で行われた撮影の過程で佐藤さんを襲ったさらなる「覚醒」。それはこれまでにない新たな経験だった。「東京を離れて京都で集中して撮影するというのも初めてのことで、ものすごく贅沢にやらせてもらいましたが京都にいる間じゅう、ずっとアドレナリンが出ている状態で、夜になってもほとんど眠れなかったんです。自分でも色々考えちゃって、まさに覚醒し続けている感じでした。ものすごくハードルは高かったけどその分、終わったときにやりきった感はありましたし、そういうことも含めて初めての経験でした」。不安という言葉を自ら口にした割には全くと言っていいほどそれを感じさせず、どこか飄々としている。「考えるのは当たり前。でもジタバタと悩んだりは……してるのかな(笑)?悩んでるわけではないと思います」という口ぶりは小憎らしいほど落ち着いている。座右の銘は「臨機応変」――。「決めつけないでその場で考える。その場で出た答えを信じる。いつからだろう…?きっかけがあったわけではないと思います。気づいたらこうなってました」と浮かべる微笑みは天使のようにも悪魔のようにも見える。この春には「ロミオ&ジュリエット」のロミオ役で念願の初舞台も経験。今年は佐藤さんにとって転機と言える年になった。役者として今後、歩むべき道について尋ねると、自身の言葉を反芻し覚悟を決めるかのようにゆっくりと言葉を選びながらこんな思いを語ってくれた。「『剣心』も『ロミオ&ジュリエット』もそうなんですが、じっくりとひとつの大きなプロジェクトに集中して関わりたいですね。ジャンルは問わず、またアドレナリンが出続けるような(笑)」。覚醒の先にあるさらなる変貌を楽しみに待ちたい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月17日先日、東京で行われたプレミアイベントでの大熱狂が冷めやらぬ中、その翌日の8月16日(木)に福岡で映画『るろうに剣心』の舞台挨拶が開催され、主演の佐藤健と大友啓史監督が登壇。夜のスタートにも関わらず、猛暑の中、朝から並んでいたという熱狂的なファンたちの熱狂的な声援に応えた。幕末に“人斬り抜刀斎”として怖れられていた伝説の志士・緋村剣心。明治維新を境に「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をする彼は、神谷道場の師範代・薫らとの出会いを通して、自らの生きる道を見つめていく――。13日(月)の名古屋を皮切りに、大阪、東京と各地で行ってきたプロモーションの最終日となるこの日の舞台挨拶には、熱烈なファンおよそ600人が劇場に詰めかけた。劇場公開まであと9日、佐藤さんは「待ってました!という気分です」と興奮を抑えきれない様子。完成した作品について聞かれ、「大友監督って凄いんだなって改めて思いました。NHKを辞めてフリーになられての初めての作品なんですよね。だから“大友啓史”が日本映画界に殴り込みをしに来たわけです!」と監督を称えると、本人からは「言葉、悪いから(笑)!」とツッコまれていた。劇中では見事な殺陣アクションを披露している佐藤さん。相当ハードな訓練があったことが予想されるが、「野球の素振りを毎日やっている高校球児と一緒です。縦、横、斜め、それぞれの方向に剣を素振りする。そういう基本から始めました。あとはちょっとずつ、ちょっとずつ。今日は跳んでみたり、今日は転がってみたり、今日は避けてみたり、今日は壁を走ってみたりとか。そういった感じで本当に地道な作業でした」と謙虚にふり返った。一方で、実は佐藤さん、撮影前からアシスタントを立てることには断固反対だったそうで、「僕が剣心を演じさせてもらっているのに、ほかの方にアクションを任せるというのは絶対に成り立たないじゃないですか?それに同じ男だし、アクションのプロの方はもちろんいるけど、その人にできて俺にできないはずはない!とは思いましたよ」と男らしい一面を見せた。この言葉に対して、大友監督からは「(撮影当初に取材を受けた際に)『アクションかっこ悪かったら、役者辞めます』って言ったんですよ。僕は隣でドキドキしながら聞いてました(笑)」というエピソードが明かされ、観客を沸かせた。最後には「海の向こう側にも伝わる作品を作ったつもりです。何卒よろしくお願い致します!」と監督が話すと、佐藤さんも「特別な思い入れのある作品だし、本当に代表作と呼べるものができたんじゃないかなと思うので、たくさんの方に観ていただきたいです!」と最後まで熱い語り口でアピールしていた。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月17日大人気漫画の実写版として注目を集める『るろうに剣心』の完成披露試写会が15日に都内で行われ、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之、大友啓史監督ら主要メンバーが勢揃いした。さらにスペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのフェンシング男子のフルーレ団体戦で銀メダルに輝いた太田雄貴選手が来場し“剣士”の立場から本作を絶賛した。その他の写真本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”の異名をとり、新時代のために刀を振るった緋村剣心が、明治を迎えて過去の罪を胸に抱え、逆刃の刀を手に放浪を続けながら、大切な者たちを守るために戦う姿を描く。この日、会場に足を運び、真っ赤なポンポンと歓声で佐藤らを迎えた観客は約4千人。その数を聞いた佐藤は「マジすか?」と絶句。武井と蒼井の女優陣も会場の熱気に圧倒された様子で「こんな光景は見たことがないです。鳥肌が立ちます」と武井が言えば、蒼井も「こんなたくさんの人に興奮していただける作品の一部でいられることを誇りに思います」と感激した面持ちだった。大人気漫画の主人公を演じるプレッシャーについてたずねられた佐藤は「ヒットした漫画ということはもちろんですが、僕自身が大好きな漫画、キャラクターだったので自分の中でハードルが高かったです。自分で納得できる剣心に近づけるように努力しました」と自信をのぞかせ、佐藤と共に激しいアクションに挑んだ吉川も「日本映画の枠を超えていると思います」と語り、江口も「スケールを楽しんでほしい」と胸を張った。大友監督はキャスト陣の奮闘を絶賛。「不可能を可能にする素晴らしい俳優陣のおかげでできました」と感慨深げに話していた。太田選手は実際にオリンピックで使用したフルーレ(剣)を携えて登場。元々、原作の大ファンということで、映画の中での佐藤の剣さばきについて「観る前はファンとして、中途半端にやってほしくなかったけど、中途半端どころか剣心を上回るのではないかという動きで素晴らしかった」と太鼓判を押し、佐藤は満面の笑みを浮かべて太田選手から拝借したフルーレを振りかざし「青木さんが今回(元格闘家の)須藤元気さんと対戦してるので僕もぜひ!」と本作の続編での太田選手との対決を熱望した。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月15日映画『るろうに剣心』の完成披露試写会が8月15日(水)に東京国際フォーラム(東京・有楽町)で開催され、主演の佐藤健を始め、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之、大友啓史監督が舞台挨拶に登壇した。スペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのフェンシング(フルーレ団体戦)で銀メダルに輝いた太田雄貴選手も来場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。90年代に「週刊少年ジャンプ」に連載され、単行本の発行部数は累計5,700万部を超える人気漫画の待望の実写版。かつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男が、新たな明治の時代に「不殺(ころさず)」を誓いながら生きる姿を描く。この日、会場に集まった観客はおよそ4千人。大歓声に迎えられた佐藤さんは「僕たちも興奮しています!」と喜びを語った。武井さんも「こんな光景は見たことない。鳥肌が立ってます!」と興奮気味に語り、蒼井さんも「こんなにたくさんの人に興奮していただける映画の一部でいられることを誇りに思います」と喜びを噛みしめた。青木さんは、劇中で演じる破天荒な役柄そのままにマイクを使わず生の声で4千人に向かい「こんにちは!」と大絶叫。「こんなにたくさんの方が来てくださるのはまずないこと。人生最良の日と言い切っていいと思います」と熱く語った。最年少の田中くんは実力派の先輩俳優陣との共演について聞かれ、「初日は緊張しましたが、みなさん、仲良くしゃべったりしてくれました」と笑顔を見せた。“大人”組の俳優陣は「日本映画の枠を超えていると思う」(吉川さん)、「すごい熱気の中ですごい映画ができた」(江口さん)と自信をうかがわせるコメント。香川さんは「やせたり太ったりはもうやられているので、背を伸ばしてみましょう。不可能はありません」という監督から直接かけられたという言葉を紹介。「映画の中では15センチ背の高い私がご覧いただけます」とニンマリと笑った。監督は香川さんの言葉に笑いつつ「不可能を可能にする素晴らしい俳優陣のおかげで出来ました」とキャスト陣を称賛。「アクションもここにいる俳優たちが体を張ってくれたし、アクションのない香川さんも顔でアクションしています!」と語り、笑いを誘った。太田選手は、実際に試合で使用した剣(フルーレ)を持って登場。佐藤さんが緊張した面持ちで太田選手からフルーレを受け取り、振りかざすと会場は大歓声に包まれた。同じ“剣士”の目から見た映画の中の佐藤さんについて太田選手は「(原作の)ファンとして中途半端なことはやってほしくないと思ってましたが、中途半端どころか剣心を上回るような素晴らしい動きでした」と大絶賛。大友監督は太田選手に早くも本作の続編への出演をオファー。佐藤さんも剣心のダイナミックな剣技とメダリストとの対決の実現に向け「ぜひ!」と言葉に力を込めた。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月15日90年代に絶大な人気を誇った同名コミックを佐藤健主演で実写化した映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが14日に大阪で行われ、佐藤、武井咲、青木崇高、大友啓史監督が登壇した。その他の写真本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていたが、明治維新後に“不殺(ころさず)”の誓いをたてた伝説の刺客・緋村剣心が、神谷道場の師範代を務める薫(武井)や様々な人との出会いを通して自らの人生を切り開いていく姿を描いた物語。原作が『週刊少年ジャンプ』連載、TVアニメでの放映など各方面で人気を得た作品なだけに、大友監督は「マンガの剣心は最強でしてね(笑)。“神速”とも言いますか。神の速さですから。まず乗り越えなきゃいけないのは、その辺をどういうふうに作っていくか、勝算がないといけないんですね」と、実写化実現の苦労を吐露するも、「キャラクターひとりひとり、すごくエッジがきいているし、そういう意味ではまず健くんが決まった。剣心は彼以外にいない」と佐藤を絶賛。一方、小さい頃から剣心の大ファンだったという佐藤は、「自分が剣心をやるなんてありえないし、やるんだったら原作ファンの方も自分も納得できる物をやらなければいけないと思った。実際、大友監督や皆さんと現場で作って、これは間違いなく代表作になるんだろうなとか、今までの作品と全然違う特別な作品になるんだなという実感がわいてきた」と、本作に対する思いを語った。また、本作には多くのアクション・シーンが登場するが、背中に“悪”一文字を書いた服がトレードマークの喧嘩屋・相楽左之助を演じる青木は、「戦う相手が元格闘家の方だったので、相当気合も入りました。やっていく中でアドレナリンが出るんですよ」と当時を振り返っており、武井はその撮影風景を「すごく格好よかったですね。実際現場でモニターを見る限りも、本当に同じ人間かと思うぐらいすごいアクションをされていて。私が見ていないアクション・シーンもいっぱいあったから、実際の映像を見た時は、こりゃ大変だっただろうにと思いました」と思わず本音を漏らしていた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月15日「週刊少年ジャンプ」連載時より、当時の少年誌にはあり得なかった女性からの熱い支持を受け、シリーズ累計5700万部を突破! TVアニメも大ヒットを記録した国民的コミック『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』。ついに初の実写映画が完成。このたび、緋村剣心役を演じる主演、佐藤健にインタビューを行った。●緋村剣心役のオファーをもらったときの感想を聞かせてください。正直信じられなかったですね。自分が剣心をやるやらないという以前に、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」を実写化することが、まず信じられなかったです。と言うのも、僕自身が小さい頃にアニメを見ていたし、漫画も読んでいたし、友だちと技をかけあったりして遊んでもいたので、まさかその剣心を自分が演じるとは思ってもいませんでした。嬉しいというよりも、えーっ!という驚きの方が大きかったです。●実際に剣心役をやると自覚したとき、その驚きはどう変化したのでしょう?最初は「無理でしょ?」っていうところから入ったんですよね。緋村剣心を実写化することは無理って。自分がやることは一旦忘れて、実写映画化したとしたらどんなふうになるんだろう……と考えましたね。ただ、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を実写映画化する(主演する)と聞いてから2年ほど期間があって。ある程度の月日を経てから大友監督やプロデューサーと会って。そこでどういう実写映画を目指しているのかとか、どういうアプローチなのかなど、物語全体やアクションのサンプルを見せてもらったんです。そういうディスカッションをしたときに、これはいけるかもしれないなと思いました。原作ファンにも納得してもらえる実写映画が作れるかもしれないと思った。そこからですね、頑張ろうって気持ちにスイッチが入ったのは。●佐藤健の演じる剣心像、どういう剣心を目指したのでしょう?僕の理想の剣心をやらせてもらいました。僕自身にとっても思い入れのある役柄なので、原作に忠実にということを大切にしつつ、僕のやりたい剣心というか、自分のなかの理想の剣心を目指しました。●具体的に、剣心のどういうところが理想ですか?まず、とにかく強いということですよね。ほぼ無敵。物語が進むにつれてどんどん強敵が増えていって、苦戦もするけれど、今回の映画に関してはほぼ無敵の強さ。いわば達人なので、ある意味人間っぽくないというか、人間なんだけれど無駄な動きがないというか。性格の面でもちょっとしたことで怒ったり動揺したりしない強い精神力の持ち主ですね。でも、普段からその完璧さをオーラとして出しているのではなく、普段はわりとおっとりしていて、優しさも持ち合わせている。それが僕の理想の剣心像です。そういう剣心を目指して演じました。●その理想の剣心像のなかには、緋村剣心と人斬り抜刀斎の二面性も組み込まれていると思います。二面性についてはどう捉えていますか?その二面性もこの漫画の根底に流れている大事な部分、核となる部分だと思っているので、2役を演じるんだという姿勢で挑みました。緋村剣心と抜刀斎、同じ人間ではあるんですが、1本の映画でその違いをわかりやすく見せるには、演技の差は大きい方がいいなと思ったんです。実際には、そのシーンに合った気持ち通りに演じることで、自然と緋村剣心と抜刀斎のそれぞれの気持ちになることができました。●また、無敵の強さの対極にある弱さ、弱さを知っているからこそ剣心は愛されるキャラクターなのではないかなと。弱さについての佐藤健さんの考えは?人間らしくないんだけれど、やっぱり人間だから人間っぽい部分も当然あるわけで、そういう部分が、緋村剣心の弱さだと思うんです。その弱さはこの映画のなかですごく大事なシーンになっていて……めっちゃ見どころです(笑)。●自分自身の強さと弱さを剣心に重ね合わせたりしましたか?それはなかったですね。自分がどうこうというのは今回の作品では考えなかったです。そもそも僕自身は、あんまり強くないですから。●緋村剣心を演じたということは、佐藤健さんのなかにも強さがあると思いますが……。演じることが好きで、ただ好きなことをしているだけ。そういう思いの強さはあります。●演じることにつながるのであれば、どんなことでも耐えられる?耐えられるし、楽しいですね。いいものを作りたいので、その為の努力はすすんでやりたい。『るろうに剣心』に関しては、もともと体を動かすことが好きなので、アクションの練習も楽しんでやることができました。ただ、アクションシーンに関しては常にアドレナリンが出ていた気がします。京都で撮影していたということも大きかったと思うんですけどね。寝起きも良かったし(笑)。いつもだと朝はつらくてなかなか起きられないけれど、この撮影中はパッと起きてスッて行動できた。つねに覚醒状態の現場は初めてでした(笑)。●先ほどの二面性に続く質問です。最強の暗殺者と恐れられた抜刀斎と不殺の誓いで決して命を奪わない剣心、演じながらどんな感情を抱いたのか? 剣心の心情をどう汲み取って演じたのでしょうか?抜刀斎としては、数々の罪を犯してきて、やっとそこから開放されたという気持ちが大きかったと思うんです。多分、人を斬っているときも解放されたいと思っていたんじゃないかなと。だから戦いが終わって解放された瞬間に刀を捨てた。逆刃刀を持ってはいるけれど、本当は逆刃刀さえも持たずに生きていきたかったと思うんです。その一方で、自分の罪に対する「償い」をしなくてはという気持ちもあって。このまま死ぬのも違う、何もせずに過去に背を向けて生きるのも違うと思ったときに、人のために生きたい──そう思ったんじゃないかな。そこでまた自分と向き合ったんだと思います。結果、緋村剣心には刀しかなかった。だから、逆刃刀という答えを持って誰かのために生きていくと決めたんだと思います。●誰かのために戦い生きる剣心は、必ず仲間のもとに帰ります。今回の映画でも「必ず帰る」という言葉がキーワードとなっていますが、佐藤健さんが心のよりどころ、支えにしているものは何ですか?剣心と一緒で仲間ですね。落ち込んだときやつらいときとかに一番最初に連絡しようと思うのは友だち。どんなに忙しくてもへこんでいる僕につきあってくれる。支えられているな、と思います。●佐藤健さんが思う、映画『るろうに剣心』の見どころは?『るろうに剣心』の世界観は、男の子目線からすると、うずくというかワクワクするんです。特に男の子にはアクションシーンを真似してくれたらいいなって思ったりしますね。僕たちが小学生の頃に「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」のアニメや漫画を見て、剣心たちの真似をして技をかけあったりしたように、この映画を観て真似してもらえたら……というのは、映画をつくるうえでの目標のひとつでした。もちろん、技やアクションについては、個人的に自信を持っているシーンです。あと、映像のクオリティが凄いんです。そのクオリティの高さと『るろうに剣心』の世界観がかなりはまっているので、そこも楽しんでもらえるんじゃないかな。共演者の方々の芝居の凄さも見どころですね。『るろうに剣心』に出ることができて本当に良かった、心から多くの人に観てほしい、そう思います。作品情報『るろうに剣心』監督:大友啓史出演:佐藤 健、武井 咲、吉川 晃司、蒼井 優、江口 洋介、香川 照之配給:ワーナー・ブラザース映画8月22日(水)、23日(木)、24日(金)先行上映決定8月25日(土)より全国公開(C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月15日