くらし情報『『るろうに剣心』佐藤健インタビュー 「運命」を手にした男の「覚醒」』

2012年8月17日 18:57

『るろうに剣心』佐藤健インタビュー 「運命」を手にした男の「覚醒」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


「運命」と「覚醒」――。いずれもこのインタビューの中で発せられた言葉だが、佐藤健と映画『るろうに剣心』を結びつける重要なキーワードと言える。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の累計発行部数5,700万部を誇る大人気漫画。“人斬り”という重い過去を背負ったまま新たな時代を生きることを選んだ主人公・緋村剣心を佐藤さんはどのような思いで演じたのか?先に挙げた2つのキーワードと佐藤さん自身の言葉を軸に本作を解き明かす!

映画『るろうに剣心』に導かれた「運命」

デビュー以来、ドラマから映画となり大ヒットを記録した「ROOKIES」や2シーズンにわたって放送された「ブラッディ・マンデイ」など話題の作品で存在感を示し、着実にキャリアを積み重ねてきた。そんな佐藤さんに最初の“目覚め”をもたらしたのが2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」。佐藤さんは実在の“人斬り”以蔵の悲哀を見事に表現し、自身のこれまでのイメージはおろか、数々の小説などでも描かれてきた以蔵像までも塗り替えるほど鮮烈に演じきった。

この「龍馬伝」の演出を担当し、佐藤さんを新たなステージに導いた人物こそ、本作でメガホンを握っている大友啓史監督である。

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