スマートフットウェア「オルフェ(Orphe)」は、アンリアレイジ(ANREALAGE)とのコラボレーションモデルを発表。伊勢丹新宿店「TOKYO解放区」とパルコのショップ「ミツカルストア(MEETSCAL STORE)」で開催される「2037年トーキョーcollection - TOKYO 解放区×PARCO -」にて展示・予約販売の受付を行う。「オルフェ(Orphe)」は、日常を表現にするをコンセプトに誕生した新しいスマートフットウェア。シューズ内にLED、モーションセンサー、無線通信機能を備え、リアルタイムに足の動きを解析し、その動きを光や音へと変換させる。今回は、アンリアレイジオリジナルのレザーパッチワークをアッパーに組み合わせ、コラボレーションモデルを制作。パッチワークは職人が手作業で仕上げたもののため、一点一点表情が異なるのが魅力だ。テクノロジーや新技術に積極的なアンリアレイジとのコラボレーションは、抜群の相性。ぜひ店頭で新感覚フットウェアをチェックして欲しい。【アイテム詳細】オルフェ×アンリアレイジ 138,000円+税※予約販売のみ、2017年10月以降の提供。取り扱い店舗:・伊勢丹新宿店「TOKYO解放区」期間:2017年4月5日(水)〜4月18日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1・PARCO「ミツカルストア」住所:東京都港区南青山5-2-15期間:2017年4月7日(金)〜4月19日(水)・PARCO「ミツカルストア」オンライン期間:017年4月7日(金)〜4月30日(日)【問い合わせ先】 press@no-new-folk.com
2017年04月09日森永邦彦によるアンリアレイジ(ANREALAGE)は、ホテル・ウェスティン パリのボールルームを会場に2月28日、2017-18年秋冬コレクションを発表。「ROLL」をテーマに掲げ、洋服の始まりである布のロール(反物)に着目。メインピースとなる冒頭の2体は、名和晃平 | SANDWICHとのコラボレーションによるもので、平面の布を裁断するのではなく、300メートルものデニム生地をロールのままドリルを装着したロボットアームで3次元切削し、彫刻のように1着の服を削り出している。切削の痕跡は年輪のような風合いを醸し出し、年月を重ねるイメージで布を重ね、それがコレクション全体のモチーフにもなっていた。リボンテープを幾重にも巻いたドレスや手編みのニットで年輪を描いたドレス、年輪を思わせるジオメトリックなジャカード素材のワンピースなど、30年代風のヘアと相まってエレガントな仕上がりを見せる。スパイラル状にバイアスに布を繋いだワンピースも、デニム素材をあしらったり、ジップで繋ぐなど、それぞれのアイデアが生かされた作り。ロックミシンをかけたリボン状の布を年輪のように重ねたドレス、そしてフェルト素材を等高線のように重ねたドレスが登場し、圧倒的な造形美を見せた。アンリアレイジの新局面を示したコレクションとなった。
2017年03月07日アンリアレイジ(ANREALAGE)は、2017-18年秋冬ウィメンズコレクションをパリ・ファッション・ウィーク初日の2017年2月28日(火)に発表した。周り続け転換の多いファッションの世界。その姿を木の年輪に例えた今シーズンのテーマは「Roll」。コレクションの真髄を象徴的に切り取ったのは、彫刻家・名和晃平 / SANDWICHとの協業による2体である。本来、洋服はロール状に巻かれた布を引っ張り出し裁断して作るものだが、今回はこの発想からは脱し、ロール状態のままの布から洋服の形を作り出した。巻かれたデニムは300メートルにも及び、これをドリルを装着したロボットアームによって削り出す。3D技術を取り入れながら逆転の発想で生まれたドレスは、彫刻のように硬質でありながらも波のような流れるラインが描かれている。テクスチャーは重層的で、同時に歳月の重なりを語りかけてくる木々のような温かみがある。この2ピースの登場から始まったショー。会場中央には、このデニムドレス制作時に出た切削屑で作られた青い海が広がっていた。この海を囲むようにランウェイを歩くモデルたち。続くのは、オーガンザリボンテープが幾重にも巻かれ、木の幹のような円柱型をしたフェミニンなドレスであった。その後は、ここ数シーズンとは異なり、シティに馴染むパンツやドレスといった‟着られる=Ready to wear”が並んだ。年輪柄のニットドレス、レーザー加工で年輪模様を焼き付けたデニムワイドパンツ、1本のテープ状の布をジップやボタンで巻き付け作り出したドレス。ユニークなのは、フェルト地を99枚も重ねたグレーのドレス。ロール状にしたフェルトをドレープの陰影が出るように作り上げたもので、3D技術によって仕上げた、技術力の塊のようなピースである。
2017年03月04日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー森永邦彦が、ラーメン屋「一風堂」の新ユニフォームのデザインを手掛ける。常識に囚われない服づくりを追求するデザイナー森永が着目したのは、店内で常に変化する人と人の距離。来店したとき、カウンターに座ったとき……。常に変化する人と人の距離を遠近で見え方が変化する特殊なプログラムを用いて、テキスタイルの上で形にした。特殊プログラムによるプリントにより、近づくと“風”の模様が、遠ざかると一風堂の理念「KEEP CHANGING TO REMAIN UNCHANGED(変わらないために変わり続ける)」が浮かび上がる仕組みに。このデザインには、人と人が距離を感じ合うことで、店内に新しい風が生まれることを願う、という想いが込められている。アルバイトも社員も共通で着用するエプロンは、来店者と対面するときに一番最初に目に入るもの。森永は、首から掛けることも、腰で巻くこともできる2WAY仕様のエプロンを制作。さらに、社員とアルバイトリーダーは長袖シャツ、店長はマネージャージャケットというように役割による違いも体系化した。帽子はハット、キャスケット、ワークキャップ、ベースボールキャップの4種を用意し、選択可能にしたことで、統一感はありながらも、スタッフがそれぞれ“自分らしい着こなし”ができるよう配慮されている。 なお、新ユニフォーム生産全体のプロジェクトコーディネートは国内初の衣服生産プラットフォーム「シタテル(sitateru)」が手がけた。
2017年02月24日コンバース(CONVERSE)がアンリアレイジ(ANREALAGE)とコラボレーションした新作シューズを、2017年2月下旬よりアンリアレイジ店舗、ホワイトアトリエ バイ コンバースにて販売する。オールスター(ALL STAR)の生誕100年を記念して制作された「オールスター 100」。これまでも星条旗カラーやミッキーマウスのモチーフなど、あらゆる形で発表されてきた。今回タッグを組むのは、“デジタルな洋服”を毎シーズン提案しているアンリアレイジ。コラボレーションモデルには、100周年を意味する100個のスターを、交通標識などに用いられるガラス質の再帰性反射材で表現している。また、左足のオールスター マーク、ヒールラベルにはリフレクトが施されており、カメラ、スマホのフラッシュなどの強い光を浴びると輝かしい星柄が浮かび上がる。キャンパス地のオーソドックスなハイカットモデルが、日常のふとした瞬間、光を受けて近未来的なシューズへと変わる。【詳細】コンバース×アンリアレイジ「ALL STAR 100 HI / AL」発売時期:2017年2月下旬※ANREALAGE ONLINE SHOPでは予約受付中。取り扱い店舗:アンリアレイジ店舗、ホワイトアトリエ バイ コンバース(White Atelier by CONVERSE)価格:15,000円+税サイズ:23.0~24.5、25.0~28.0、29.0【問い合わせ先】ANREALAGE TOKYOTEL:03-6447-1400
2017年02月18日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、2017年春夏コレクションの新作展示会に、400人限定で一般客を招待。2016年10月30日(日)に青山にて開催される。パリで発表された今コレクションのテーマは「サイレンス」。なかでも、サウンドやAR技術を駆使した実験的な試みは印象的だ。モノクロームで統一されたルックに合わせられた黒い帯のようなものを、iPhoneやiPadを通してみると、洋服の模様が浮かび上がるというユニークな演出は、観客に強いインパクトを与えた。展示会では、このARとサウンドの演出も用意。触覚だけでなく聴覚や様々な感覚を通して、服を感じる体験ができる。このユニークな機会にぜひ応募してみてはいかがだろうか。【開催概要】アンリアレイジ 2017年春夏 新作展示会日程:2016年10月30日(日)時間:開場 11:00 / 終了 19:00会場:青山スタジオ住所:東京都渋谷区神宮前3-3-9 青山スタジオビル■応募方法期間:2016年10月15日(土)12:00~10月22日(土)12:00応募ページ:※時間外の応募は不可※先着400名限定。※先着順にて各時間帯、指定人数に達し次第締め切り。※応募1回につき、1名まで入場可能。※複数回応募した場合は、そのうち最初の1回のみを有効とする。※招待状の発送はなし。予約確認メールをプリントアウトして持参すること。※尚、入場希望者多数の場合、入場を断る場合もあり。
2016年10月17日アンリアレイジ(ANREALAGE)が17SSコレクションで使用したARアプリ「ANREALAGE_AR3」を一般向けに無料でリリースした。全面に散りばめられた小さな絵柄や胸元などにプリントされた文字など、様々な箇所が黒く覆われた斬新なデザインのアイテムが豊富にそろった17SSコレクション。この度リリースされた専用アプリをかざすと、不思議な音とともにアイテムに施された黒の覆いが次々に消え、見えるはずのなかったモチーフが現れ出す。アプリは現物のアイテムだけではなく、モニター越しのルック画像や動画でも体験が可能だ。なお、同アプリを開発したのはAR三兄弟の川田十夢。聞こえてくる不思議な音のサウンドディレクションはサカナクションの山口一郎が担当した。
2016年10月06日オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)とアンリアレイジ(ANREALAGE)のコラボレーションスニーカー「MONTE Z」が登場。2017年6月17日(土)より、オニツカタイガーの直営店、オニツカタイガーマガジンオンラインストア、アンリアレイジ青山店、ANREALAGE ZOZOTOWNで発売する。アンリアレイジ 2017年春夏コレクションで披露された「MONTE Z」は、ミニマルで未来的なフォルムに仕上げた「モンテポカラ(MONTE POKHARA)」がベース。ベロとアッパーを一体化させた履きやすさいフォルムで、アッパーは着物の構造から着想を得ている。さらに甲部には、パンチングが施されたデザインだ。コレクションテーマに掲げた「SILENCE(サイレンス)」を表現する「MONTE Z」では、2タイプを展開。いずれも“服の声”を表現する2面性が兼ね備えられている。ひとつは、AR(拡張現実)技術によって、スマートフォンをかざすと、アンリアレイジのロゴが見えてくると同時に「サカナクション」の山口一郎によるARサウンドが聴こえる。また、もう一方には再帰性反射技術が用いられ、スニーカーをスマートフォンでフラッシュ撮影をすると、白のアッパーにボーダー柄が見える。なお、同シューズの発売に伴い、俳優・森山未來と映像作家・関根光才を起用したプロモーション映像を公開。「自由と制圧」をコンセプトとした映像では、CGを用いたバーチャルとリアルが混在する世界が繰り広げられる。【詳細】オニツカタイガー×アンリアレイジ「MONTE Z」発売時期:2017年6月17日(土)取り扱い:オニツカタイガーの直営店、オニツカタイガーマガジンオンラインストア、アンリアレイジ青山店、ANREALAGE ZOZOTOWN価格:15,000円+税カラー:ホワイト×ホワイト、ホワイト×ブラックサイズ:4.0インチ〜6.5インチ、7.5インチ〜10.0インチ、11.0インチ〜12.5インチ、14.0インチ※0.5インチ刻み。※サイズはすべて米国インチ。
2016年10月01日パリ・ファッション・ウィークが開幕。日本ブランド・アンリアレイジ(ANREALAGE)は、初日の2016年9月28日(水)に2017年春夏ウィメンズコレクションを発表した。テーマは「サイレンス」。そしてこの後には、「沈黙の中に声を探す、声なき服に耳をすませば」というメッセージが添えられていた。毎度実験的な取り組みを行っているアンリアレイジだが、今回はコレクション発表前に専用アプリを開設。アプリをダウンロードし、スマートフォンをかざすことで、AR(拡張現実)とサウンド演出が行われ、違った形でショーが楽しめるという。会場では、観客席の前にiPadが設置され、その画面を通じて最新ルックを確認することができた。昨シーズンに引き続き、サカナクションの山口一郎が手掛けたサウンドは、「サイレンス」という言葉からは想像できないほど大きな音が用いられていた。初まりは、ピーっという高音と地響きのような振動音が耳が痛くなるほど大音量で流され、ピタっと止まると同時にモデルがランウェイに登場した。白と黒のボーダーとストライプ模様で彩られたルック。線の太さやラメ加工の有無などの違いはあるが、ほとんど同じような色柄の羅列だ。シルエットは全体的にフレアで、マントやロングスカート、スリット入りのワイドパンツが並んだ。だた、iPadの前を通り過ぎても何も変化はなく、観客席からは少し不思議な表情が浮かぶ。せっかくのせたロゴやエンブレム、花模様にも打消し線のような黒い線が重ねられていて、洋服の顔がつかめない。その「?」を待ち望んでいたかのように、デザイナーの森永邦彦は仕掛けを投じる。森や海、花畑をモノクロで描き、不可思議な黒い帯状のものを合わせたワンピースをランウェイに送り込んだ。観客席前のiPadの前に立つと、静かにしてと言わんばかりに「しーっ」という声が流れる。数秒経つと、キラキラとした音とともに黒い帯状のものが画面上で変化し、洋服の模様を拡大して見せてくれた。続くのは、メッシュの白いワンピースを着たモデル集団。そして黒い帯状のものはパワーアップし、2~3本巻かれている。それぞれに何か文字が記されているが、序盤同様に打消し線が引かれていて判別はできない。先ほどと同様に、iPadの前に立つと今度は、帯状のものが消え去りロゴが浮かび上がる。と同時、ロゴの声が聴こえてくる。「NOISE」「SILENCE」「SOUND」「VOICE」といった具合に。森永のチャレンジは、ユニークで新しい可能性を秘めている。本来は視覚、そして着心地や手触りといった触覚で楽しむファッションを「聴覚」という観点でも喜ばせているからだ。将来自分のクローゼットから、こういった形で洋服の声が届く日が来るかもしれない。そんな淡い期待を抱かせてくれるものだった。
2016年10月01日アンリアレイジ(ANREALAGE)がパリコレクション開幕初日の9月27日、パレ・ド・トーキョーで17SSコレクションを発表した。ファッションショーという枠を超え、斬新なアイデアと独創的な演出で見る者に驚きと感動を与えるアンリアレイジのショーは、シーズンごとに進化を続けている。デザイナー森永邦彦にとって5回目となった今回のパリコレクションは、昨シーズンの「NOISE」とは対極の「SILENCE」がテーマ。招待状にはAR三兄弟が開発した専用アプリケーション「ANREALAGE_AR3」(一般向けには10月3日以降、iPhone/iOS8で無料インストール可能)をダウンロードするよう記載されていた。森永が呈示する「沈黙の中に声を探す。声なき服に耳をすませば。」の言葉の真意は、このアプリケーションに隠されている。サカナクションの山口一郎が手掛けるBGMに合わせてショーがスタート。自然の中の雑音を音楽にしたかのような胸を高鳴らせるサウンドは、時折無音となり、シャッター音だけが会場を包み込んでいた。白黒のモノクロームのみで構成したコレクションは、コクーンシェイプのボリュームのあるケープや、大胆なスリットが入ったパンツやジャケット、ドレープの美しいロングアンドリーンなドレスやスカートが登場した。アシックス(ASICS)とのコラボレーションで製作したスニーカーは、全体をモードに引き上げるキーアイテム。ショー終盤、森林や海がプリントされたドレスに、太い黒のブロックに肩を覆われたモデルが、会場内に設置されたiPadの前で足を止めた。専用アプリケーションをドレスにかざすと、森の中や海のさざなみなど、効果音が流れ出すと同時に隠れていたプリント部分が浮かび上がり、視覚と聴覚を使った体験型のショーに仕上げ、観客を楽しませた。ITと現実世界の境界線を取り払うような独特の世界観で、向上するIT技術によって、人間の感覚も拡張されていくことを呈示。初めて耳にした服の声は、どこか優しくどこか切なくも、確かに前進する森永を後押しするような力強さを持っていた。
2016年09月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、プレイステーション VR(PlayStation VR、PS VR)の新しい制服を手掛けることが決定。千葉・幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2016」のプレイステーションブースにて160名の男女アテンダントスタッフが着用する。一般公開日は、2016年9月17日(土)・18日(日)の2日間だ。プレイステーション VRは、プレイヤーの360度全方向を取り囲む、迫力のある3Dゲーム体験のできるバーチャルリアリティシステム。3Dオーディオ技術との連動によって生まれる圧倒的な臨場感で、プレイヤーをゲームの世界へといざなう。プレイステーション VRのコンセプトに合わせて制作したコスチュームは、“リアル”と“バーチャル”の世界を交錯させた1着。光の屈折の原理を巧みに操る「再帰性反射素材」を採用することでそれを実現させた。肉眼ではプレイステーションを象徴するホワイトブルーのカラーだが、カメラでフラッシュ撮影をすると、プレイステーションの象徴的な“△○×□”のアイコンが光と共に浮かび上がる仕組みだ。なお、東京ゲームショウ2016以降も同コスチュームは、プレイステーションのプロモーションイベントなどに活用される予定だ。【開催概要】「東京ゲームショウ2016」一般公開日: 2016年9月17日(土)・18日(日) 10:00〜17:00会場:幕張メッセ 展示ホール4住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
2016年09月18日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、9月18日まで千葉・幕張メッセで開催中のゲームフェスティバル「東京ゲームショウ2016」内でプレイステーションのイベントアテンダントが着用する特別なコスチュームの制作を担当した。160名の男女アテンダントスタッフが着用するこのコスチュームは、10月13日に発売される「PlayStation VR」をモチーフにデザインされた。「PlayStation VR」は、バーチャルリアリティ(VR)システムを搭載したゲーム機となっており、VRヘッドセットをかぶると、プレイヤーを360度取り囲むように迫力のある3D空間が出現。独自の3Dオーディオ技術との連動によって、ゲームの世界に本当に入り込んでいるかのような圧倒的な臨場感を楽しむことができる。今回アンリアレイジは、この「PlayStation VR」のコンセプトに合わせ、リアルとバーチャルの世界を交錯させたコスチュームを製作。再帰性反射素材を取り入れることで、現実(肉眼)ではプレイステーションを象徴するホワイトブルーの佇まいでありながら、カメラフラッシュ撮影をすることでプレイステーションの象徴的なアイコンである△○×□のモチーフが光とともに浮かび上がる仕組みになっている。「東京ゲームショウ2016」の一般公開日は9月17日と18日、いずれも10時から17時。なお、同コスチュームは、「東京ゲームショウ2016」以降もプレイステーションのプロモーションイベントなどで活用される予定だ。動画引用元: (アンリアレイジオフィシャルYouTube:
2016年09月15日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、Apple Watchバンド「Acrylic flower band for Apple watch」(1万3,000円)の予約受付をスタートした。今回発売されるのは、樹脂の中にドライフラワーを閉じ込めたバングルタイプのApple Watchバンド。真っ白のドライフラワーのみが入ったアンリアレイジ青山店限定モデルと、様々な色合いを持ったドライフラワーが入った通常モデルの2種類で展開される。マグネット式のバックルで開閉を行うタイプとなっており、38mmと42mmの2サイズが用意された。予約受付はアンリアレイジ青山店、ECサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、モバイルコマースアプリ「オリガミ(origami)」にて行われている。なお、納品は9月末を予定。
2016年09月08日アンリアレイジが、アップルウォッチ(Apple Watch)バンド「Acrylic flower band for Apple watch」を発表。2016年9月4日(日)より東京・青山の店舗にて先行予約をスタートする。価格は13,000円で、9月末より納品が始まる予定だ。バンドは、樹脂の中にドライフラワーを閉じ込めたバングルタイプで、その透明な樹脂は光を浴びるとジュエリーのように輝く。マグネット式のバックルで開閉が可能。デザインは2つ。白のドライフラワーだけが入った青山店限定モデルと、様々な色合いのドライフラワーが入った通常モデル。それぞれ、アップルウォッチの純正Lugを使用した38mmと41mmの2サイズで展開される。なお、2016年8月26日にオープンしたばかりの青山の新店舗「アンリアレイジ アオヤマ」は、アイテム、空間デザイン、サウンドなど、あらゆるところにユニークな視点を施した、“アンリアレイジ”を体感できるストア。シーズン毎のコレクションとは異なる、“青山店限定ライン”を展開していたり、サウンドコーディネートを、サカナクションの山口一郎が担当していたりする。【詳細】アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)場所:バイ パルコ 1F区画住所:東京都港区南青山5-2-15 1F営業時間:11:00〜20:00(木曜定休)TEL:03-6805-0510※ZOZOTOWN(9月5日より)、ORIGAMI(9月6日より)でも先行予約可
2016年09月06日アンリアレイジ(ANREALAGE)とアシックス(ASICS)とケイスケカンダ(keisuke kanda)の3社プロジェクトの全貌を明らかにするショートフィルムが公開される。同プロジェクトは、アンリアレイジが8月26日に東京・南青山に出店する新店舗「アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)」のオープンを記念して発表されるケイスケカンダとの共同プロジェクトの第1弾となるもの。第1弾ではアシックスと協業を行い、スポーツウエアでもなく、ビジネスウェアでもない、新たなアイテムが提案される。今回は、サラリーマンが着るスーツをアシックスのトレーニングウエアのデッドストックの生地で仕立てたスーツのようなジャージ「ジャージ・ミーツ・スーツ(Jersey meets suits)」と、1982年に誕生したロングセラー商品であるアシックスのバスケットシューズ「ファブレ ジャパンL」を黒一色の牛革で作り、ビジネス靴として再現した「ファブレ・フォー・サラリーマン(Fabre for salaryman)」がメインアイテムとして登場。その他、3社のロゴが入ったTシャツ、トートバッグ、シャツ、ネクタイ、ビジネスソックス、ブローチピンなど全10型が展開される。これらの商品のプロモーション映像の主演を務めたのは山田孝之。映像は4編あり、サラリーマンに扮した山田孝之が、オフィスを舞台としてスーツのようなジャージとビジネス靴のようなバスケットボールシューズの機能性を、サラリーマンの日常の生活の中で披露していく。映像監督はショウダユキヒロが手掛け、スポーツとファッションのユーモアが込められた商品を伝えるために、情熱と笑いがある編集に仕立てられた。なお、8月26日から10月23日までの間、アレイジ アオヤマ内にアシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジのポップアップストアをオープンし、同アイテムを販売。また、一部商品はWEBの特設サイト(keisukekandaanrealage.com)でも受注販売が行われる。動画引用元: (アシックスオフィシャルYouTube:
2016年08月26日アンリアレイジ(ANREALAGE)が8月26日、東京・南青山にあるパルコの新複合路面業態「バイ パルコ(BY PARCO)」の1階に新店舗「アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)」(東京都港区南青山5-2-15 1階)をオープンする。音楽や映像など異業種とファッションの取り組みを強め、商品流通に限らず情報発信の場としても強く打ち出される同店。BRANCH.Incの鈴木崇之が内装を担当し、日本の様式美とウムガラステクノロジーをあわせた空間を作り上げた。瞬間調光ガラス機能を持ち、透明・不透明が瞬時に切り替わるウムガラスは、透明時はショーウィンドウに、不透明時には店内を照らすライトボックスとなり店内の雰囲気を変える。床には玉砂利が敷き詰められた他、店内には季節とともに移ろいゆく「四季の間」と名付けられた内部屋を設置。この「四季の間」からは、日本の季節の移り変わりを音楽で伝えることをコンセプトに、春、夏、秋、冬とそれぞれの季節を感じる音楽が店内に向けて発信される。サウンドコーディネートはサカナクションの山口一郎が担当しており、楽曲はすべて山口一郎自身が実際に演奏を行ったものを採用。四季を感じる音を基礎としながら、アンビエントに展開される1時間のトラックが、季節ごとに3種類、1年間で12種類流される。なお、店内では青山店限定の商品のみを展開。パッチワークのオーダーメイドシリーズや、フォトクロミックや再帰性反射を用いたテクノロジーシリーズ、独自の造形を追求したオブジェクトシリーズなどが登場する。その他、Apple Watch用の樹脂バングルや、10年以上前の商品を新たに黒く染め替えたシリーズも展開。また隣接スペースでは、アシックスとケイスケカンダとのコラボレートによる「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」の限定アイテムも販売される。
2016年08月25日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、東京・南青山に新店舗「アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)」を出店する。オープン日は2016年8月26日(金)で、場所は2016年8月7日(日)に閉店した渋谷パルコが新しくつくる、テナント複合路面業態「バイ パルコ(BY PARCO)」の1階だ。また、隣接する「バイ パルコ ショップ&ギャラリー」内には、期間限定ストア「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」をオープン。記事の後半で限定アイテム&“スーツのようなジャージ”のPVについて紹介。アンリアレイジ アオヤマ「アンリアレイジ アオヤマ」は、アイテム展開、空間デザイン、サウンドなど、全てにブランド独自の視点が入っており、まさに“アンリアレイジ”を体感できるようなストアになっている。最大の特徴は、シーズン毎のコレクションラインとは異なる、“青山店限定ライン”を展開する点。これまでブランドが手掛けてきた、パッチワークのオーダーメイドのシリーズ、 光の照射で色が変わるフォトクロミックのテクノロジーを用いたシリーズ、独自の造形を追求したオブジェクトシリーズなど、実験的かつラグジュラリーな提案がラインナップする。そんな洋服が収められた店内に、一足踏み込むと、床に敷き詰められた砂利と鈴虫の鳴き声が耳をくすぐる。本店舗のサウンドコーディネートは、サカナクションの山口一郎が担当。彼はこれまで、同ブランドの2016年春夏コレクションショーにおける音源も務めてきた。青山店では、四季ごとに異なるトラックを数種類用意し、ショップ内に設けられた「四季の間」という内部屋から、音楽が流れ出す仕組みだ。これには、商品に加えて情報自体にも価値を見出し、音楽や映像とファッションとの取り組みを重視していこうとする新店舗の姿勢が表れている。ちなみに、「四季の間」には白い花が飾られている。これをフラッシュとともに撮影すると、部分的に光を反射し、カラフルに色づく様子をスマートフォンから見ることができる。この技術は、アンリアレイジ 2016年春夏コレクションの洋服にも用いられていたものだ。店内の内装には、透明・不透明が瞬時に切り替わるウムガラスを採用した。サウンドと同様、常に変化するショーウインドウを通して、時間の流れ、季節の移ろいを演出している。アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジさらに、隣接する「バイ パルコ ショップ&ギャラリー」内には、期間限定ストア「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」をオープン。なお、好評につき、期間が10月23日(日)まで延長されることが決定した。ロッカールームを想わせる店内で、スポーツとファッションが交わる3社共同のTシャツやジャケット、シューズなどの限定アイテム全10型が発売される。※一部商品はアシックスの特設サイトでも販売を行う。特徴的なアイテムは、“スーツのようなジャージ”と“バスケットボールシューズ”だ。スーツのようなジャージは、「ジャージ・ミーツ・スーツ(Jersey meets suits)」と名付けられ、サラリーマンが着るスーツをアシックスのトレーニングウェアのデッドストック生地で仕立ててある。他にも数種類展開されているので、ぜひ店舗で直接確かめてほしい。そして、1982年に誕生したロングセラー商品であるアシックスのバスケットシューズ「ファブレ ジャパンL」を黒一色の牛革で作って、ビジネス靴として再現させた「ファブレ・フォー・サラリーマン(Fabre for salaryman)」も登場。スポーツウェアでもなく、ビジネスウェアでもない、新たなアイテムを提案している。これら商品のプロモーション映像は、山田孝之が主演をつとめた。映像監督はショウダユキヒロが担当、スポーツとファッションのユーモアが込められた商品を伝えるために、ただクールでスタイリッシュなものを目指すファッションフィルムではなく、より多くの人が共感できるような、情熱と笑いがある編集に仕立てている。映像は全4編。サラリーマンに扮した山田孝之が表現する、ちょっと変わった会社員をぜひ動画でチェックしてみて。【詳細】アンリアレイジ アオヤマオープン日:2016年8月26日(金)場所:バイ パルコ 1F区画住所:東京都港区南青山5-2-15 1F営業時間:11:00〜20:00(木曜定休)TEL:03-6805-0510■期間限定ショップアシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ期間:8月26日(金)〜10月23日(日)
2016年08月11日アンリアレイジ(ANREALAGE)が8月26日、東京・南青山に新店舗「アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)」(東京都港区南青山5-2-15 1階)をオープンする。パルコが新しく作るテナント複合路面業態・バイ パルコ(BY PARCO)の1階にオープンする同店の店舗内装はBRANCH.Incの鈴木崇之が、店舗のサウンドコーディネートはサカナクションの山口一郎が担当した。店内では、シーズン毎のコレクションラインとは異なる青山店限定ラインを展開する予定だ。同店のオープンを記念して、ケイスケカンダとの共同プロジェクトも発表。プロジェクト第1弾では8月26日から10月23日まで、アシックスと協業による期間限定ストア「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」をオープンし、スポーツとファッションが交わる3社共同の限定アイテムを発売する。
2016年08月08日伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内のアンリアレイジ(ANREALAGE)の期間限定ショップ「FLOWER SHOP」において、3月28日、シンガーソングライターの松任谷由実をスペシャルゲストに迎え、同ブランドデザイナー森永邦彦とファッションや音楽について語り合うトークイベントが開催された。同イベント開催に至った経緯として、森永は「このFLOWER SHOPのコンセプトは“目に見えない花”。光を当てることによって、“初めて見えてくる花”や“花が咲く”、といったイメージなのですが、これらのイメージで真っ先に浮かんだのが松任谷さんでした。恐れ多いとは思いつつもイベント出演のお願いをしてみたところ、ご承諾して下さりました」と説明。会場MCの「それでは、スペシャルシークレットゲスト松任谷由実さんの登場です」の声がかかると、会場には『春よ、来い』のメロディーがかかり会場は騒然、松任谷は大拍手で迎えられた。当日の松任谷の衣裳は、ゴールドをベースに胸や袖、背中に、トラやピンク色の花柄が刺繍された、パリで購入したという和柄のスカジャンと、その下には朱やうす紅、黄色など、春を思わせる花柄が描かれたシャツ。松任谷は「(今日のスタイリングについて)全く打ち合わせをしていませんでしたが、(同じくスカジャンの森永さんと)今日はスカジャン同志でかぶりましたね。もしかすると好みが近いのかも(笑)」と微笑んだ。一方、森永は「(自身が着用するブラックの刺繍のスカジャンを指しながら)これは自身のブランドのもので、リフレクト(反射)をテーマとして作りました。通常のデザインが反転されて作られていて、光が当たることで反射します」と説明した。松任谷よりファッション観について問われると、森永は「服作りの際は、一つのコンセプトを設定し、そのコンセプトから生まれる洋服を作るのが私の方法です。もちろん(洋服の)形の美しさは追求しますが、コンセプト自体が目に見えなかったり、それが今までにないものであったり、結果それが面白いかどうか等を重要にしてます。例えば、今シーズンのテーマ“リフレクト”という軸の場合は、そこから“形や素材を反射させてみよう”、“見せ方自体も反射させてみよう”といった、一つの言葉で全てのことに当てはめていくことで、形や素材、色を完成させていきます」と応えた。松任谷は「私も同感です。(曲を)サスティナブルにしていくには、自分自身の明確な方針があって初めて、感覚的なものに完成していくと思う」と語った。また、森永は洋服の制作について、「今、半年前のテーマで洋服を制作しようとしても他のものになると思う。自分がグッとくるポイントの瞬間があって、時間が経過すれば、自身の軸のとり方も変化してくる」と説明。松任谷も「時間とのかかわり方は、音楽にも当てはまると思う。歌を作り出すということは、時間をデザインしていくことなので、時間の経過によって、同じ歌でも違うように聴こえたり、思い出とリンクしたり、違う意味を持つようになる」と話した。ファッションと音楽との関係性について、森永は「洋服は曲のように、頭の中でリフレインするというのではなく、曖昧なものであると思う。洋服はその瞬間、瞬間で目に入った時点で、その都度イメージが形成されていくものだと思う」と語り、一方、松任谷は「ファッションにも“物語”は存在していると思う。その服を着た時のシチュエーションの思い出であったり、その服で誰に会ったりだとか。歌詞に描かれていない場合でも、その背景にはいろいろなデッサンが重ねられており、魂が込められていると聴き手にも届くと思う」と語った。このトークイベントは、事前に伊勢丹からは発表されていなかったにも関わらず、会場には約100名以上の客が集まり、来場者は電撃的に登場したスーパースターと、今をときめくデザイナー両名の世界観について聞き入っていた。
2016年04月02日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナーを務める森永邦彦と、作家としても活躍するお笑いコンビ・ピースの又吉直樹によるトークセッションが、3月22日の17時30分から18時30分まで伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内の期間限定ショップ「ANREALAGE FLOWER SHOP」にて開催される。文学が好きな森永邦彦とファッションが好きな又吉直樹は共に80年生まれと同世代。トークセッションでは、“文学”の魅力をデザイナーとして、作家として語り合う。ANREALAGE FLOWER SHOPでは、通常の花屋とは異なり、“花を贈る様に、花を着る”をコンセプトにファッションアイテムとして身につけることができる花々を展開している。ラインアップは、フラッシュで花が咲くTシャツや、リバティーと協業した再既成反射の花柄アイテム、フラッシュにより色づくコサージュなど。また、“バーチャルお花見”ができる桜の木も出現。肉眼では真っ白な桜が、スマートフォンでフラッシュ撮影することにより色鮮やかな花を咲かせる。なお、トークショーには22日に同ショップで商品を購入した人を先着で優先的に招待する予定だ。
2016年03月22日今月1日パリで披露した16-17AWのコレクション『NOISE』も記憶に新しいアンリアレイジ(ANREALAGE)が16日の伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区を皮切りに期間限定のFLOWER SHOPをオープンし、バーチャルな花見を開催する。このFLOWER SHOPのコンセプトは“見えない花”。同ショップには、バーチャルなお花見が出来る桜の樹が出現。肉眼では見えない真っ白な桜が、スマートフォンでフラッシュ撮影することで、画面上に鮮やかな花を咲かせるという。このFLOWER SHOPでは、“花を贈るように、花を着る”というメッセージで展開され、店頭に並ぶ花々は全てファッションアイテムとして見につけることが出来るという。展開アイテムは、フラッシュで花が咲くTシャツやリバティーと協業した再帰性反射の花柄アイテムの他、フラッシュにより色づくコサージュや、花をアクリル樹脂で固めたアイテムなどを予定している。ファッションに積極的にテクノロジーを掛け合わせ続けているアンリアレイジが咲かせるバーチャルな桜に期待したい。なお、3月16日から29日まで伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区での開催に続き、3月30日から4月5日まで三越銀座店3階=ル・プレイス、4月6日から12日までジェイアール京都伊勢丹5階=特設会場でもアンリアレイジによるFLOWER SHOPが展開される。
2016年03月18日森永邦彦によるアンリアレイジ(ANREALAGE)がパリコレクション開幕初日の3月1日、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)内のスペースYOYO(視聴覚ホール)で16-17AWコレクションのショーを開催した。見る者を唸らせ、驚きと発見を与え続ける創作姿勢は崩さず、回を追うごとに強めている印象。ランウェイ中央には、フィルムで覆われたトランスペアラントの箱を設置し、その中をモデルたちがウォーキング。コレクションテーマは「ノイズ」。テレビの砂嵐のようなモノクロのモチーフを様々な素材に乗せ、視覚から音を感じさせるルックで構成される。スクエアショルダーのツイードコートや、ふっくらした袖のヴィクトリアン風のジャケットなどには、同系色のパンツや膝丈スカートを合わせてフェミニンでエレガントな印象を見せた。ヘアスタイリスト・メイクアップアーティストの加茂克也によるフェルトをあしらったヘッドピースと、メタルヒールのパンプスがルック全体をフューチャリスティックに引き締める。ショー中盤からは透明のフィルターを重ねることでモチーフが浮かび上がるプリント素材のルックが登場。ランウェイに設置された透明フィルムにモデルが近付くと、市松やドット、花などが浮かび上がり、観客の目を楽しませた。終盤にはボーダープリントのPVC製ベストやハーネス、ケープをコーディネートしたルックも見られ、不思議な視覚効果を身近に楽しめるアイテムも提案された。
2016年03月15日今月1日パリで披露した16-17AWのコレクション『NOISE』も記憶に新しいアンリアレイジ(ANREALAGE)が16日の伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区を皮切りに期間限定のFLOWER SHOPをオープンし、バーチャルな花見を開催する。このFLOWER SHOPのコンセプトは“見えない花”。「重要なものは目に見えない。花だっておなじなんだ」というメッセージが込められた同ショップには、バーチャルなお花見が出来る桜の樹が出現。肉眼では見えない真っ白な桜が、スマートフォンでフラッシュ撮影することで、画面上に鮮やかな花を咲かせるという。このFLOWER SHOPでは、“花を贈るように、花を着る”というメッセージで展開され、店頭に並ぶ花々は全てファッションアイテムとして見につけることが出来るという。展開アイテムは、フラッシュで花が咲くTシャツやリバティーと協業した再帰性反射の花柄アイテムの他、フラッシュにより色づくコサージュや、花をアクリル樹脂で固めたアイテムなどを予定している。ファッションに積極的にテクノロジーを掛け合わせ続けているアンリアレイジが咲かせるバーチャルな桜に期待したい。なお、3月16日から29日まで伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区での開催に続き、3月30日から4月5日まで三越銀座店3階=ル・プレイス、4月6日から12日までジェイアール京都伊勢丹5階=特設会場でもアンリアレイジによるFLOWER SHOPが展開される。
2016年03月14日結成25周年を迎えるデザイン集団Tomatoと、アンリアレイジ(ANREALAG)による限定アイテムが発売される。3月12日より東京・渋谷パルコでスタートするTomato結成25周年記念展「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」の開催に伴って今回販売されるアイテムには、これまで多くの人々に親しまれてきた五十嵐威暢による現在のPARCOロゴを、Tomatoがこの展覧会の為にアレンジし再構築を行ったタイポグラフィーが用いられている。ラインアップは、アンリアレイジの「A」と「Z」を重ねた“AZロゴ”をTomatoのタイポグラフィーで表したTシャツ(税込6,480円)や、「OOOO」の4文字から再帰性反射で新たに文字が浮かび上がるTシャツ(税込8,640円)の他、Tomatoのタイポグラフィーをドライフラワーの樹脂で表したキーホルダー(税込2,700円)と、円形のノート(税込864円)。なお、展覧会は4月3日までとなっている。【イベント情報】「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」会場:パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)会期:16年3月12日~4月3日入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料時間:10:00~21:00
2016年03月12日アメリカ綿の普及活動を行うCOTTON USAが女性ファッション誌『ヴォーグジャパン(VOGUE JAPAN)』協力の下、アンリアレイジ(ANREALAGE)とのコラボレーションにより革新的なワークウエアを製作した。同ワークウエアは、CCI国際綿花評議会が展開する「COTTON USA マーク・キャンペーン 2016」の新プロジェクト「パワー・オブ・コットン(POWER of COTTON)」の一環として製作されたもの。「パワー・オブ・コットン」プロジェクトは、後継者不足問題によって減少してしまっている日本の伝統工芸品や伝統技術の“キツイ、汚れる、厳しい”などというイメージを、世界的に評価されている上質なアメリカ綿を用いた革新的なワークウエアを製作することで刷新しようというもの。今回は、銅器着色の伝統的な技法にイノベーションを起こしてきた富山県高岡市にあるモメンタムファクトリー・Oriiのために、アンリアレイジのデザイナーである森永邦彦が特別なワークウエアをデザインした。同ワークウエアは、工房の床や壁、職人の衣服に偶発的についたシミをデザインに起こしたもの。一見真っ白なコットンのユニフォームだが、フラッシュや蛍光灯の光を反射するとまったく異なる模様が鮮やかに浮かび上がる革新的なアイテムとなっている。工房に積み重ねられてきた職人たちの“勲章”でもあるシミを光としてまとうことで、次世代に職人魂を継承してほしいという願いが表現された。
2016年03月04日アンリアレイジ(ANREALAGE)と、アートディレクターの吉田ユニとのコラボレーションによる「STAR WARS COLLECTION」が12月1日、そごう・西武限定で販売を開始した。同コレクションは、映画『スター・ウォーズ』のオープニングロールをイメージして製作されたもの。これまでの物語が文字で語られ、文字が宇宙に放たれていくかのように画面奥に流れて行く同作の象徴的なオープニングシーンを、シルエットやテキスタイル柄を変形させることでファッションに変換した。ラインアップは、遠近感のある独特な形と柄が印象的なTシャツ(2万2,000円)やスカート(4万8,000円)、シャツ(6万円)から、ネックレス(4万5,000円)など。平面の洋服に立体的なスケール感を与えることで、斬新かつ新しいファッションを作り上げた。取り扱いは西武 池袋本店、西武 渋谷店、そごう 横浜店となっている。
2015年12月01日アンリアレイジ(ANREALAGE)が11月1日、ポーター(PORTER)とのコラボレーションによる「ほぼ日手帳 2016」の手帳カバー「サークルケース」を発売した。9月1日より発売中の「ほぼ日手帳 2016」のカバーとなる同アイテムは、開いたときに円になる半月形の手帳カバー。1日や1年の円環、移り変わりなどの意味を込め半円形が採用された。製作はポーターが担当しており、機能性も充実。ジッパーで開閉するタイプのカバーとなっており、内側には透明のビニールポケットを含む4つの半円形のポケットと、4つのカードポケットが施された。手帳カバーだけでなくクラッチバッグやポーチとしても使用することが出来る。カラーはブラックとオリーブの2色展開。価格は、カバーと本体のセットで1万8,500円となっている。制作現場の映像(ANREALAGE 森永邦彦篇)
2015年11月03日アンリアレイジ(ANREALAGE)が現地時間9月29日、16SSコレクションをパリのパレ・ド・トーキョーで発表した。今回で、パリを発表の地に披露するのは3シーズン目となる。コレクションのテーマは「REFLECT」。ロックバンド・サカナクションの山口一郎がショーのサウンドディレクションを手掛けた。
2015年10月01日アンリアレイジが、パリコレクションの初日となる9月30日0時(現地時間29日17時)より、フランス・パリにて16SSコレクションを発表する。タイトルは「REFLECT」、サウンドディレクションはロックバンド「サカナクション」の山口一郎が手掛ける。デザイナー・森永邦彦が手掛けるアンリアレイジは、東京からパリへと発表の拠点を移し、14年10月に初めてパリコレクションに参加。初回の15SSコレクションから公式スケジュール入りし、今回の16SSコレクションは3シーズン目となる。今回の16SSコレクションのタイトル「REFLECT」は、「光を跳ね返し、新しい光を放つ。現実を跳ね返し、新しい現実をつくる」という意味が込められたもの。アンリアレイジらしいアイテムやスタイルが登場することとなりそうだ。ショーは、パリ16区のパレ・ド・トーキョー、ギャラリー・オート(Palais de Tokyo, Galerie Haute)で開催され、演出はアンリアレイジのこれまでのショー演出すべてを担ってきた金子繁孝、ヘアメイクは加茂克也、スタイリストは山口壮大が担当する。また、サウンドディレクションを山口一郎が担当する他、音源制作は「サカナクション」の楽曲リミックスを手掛けるAOKI takamasaが務める。当日は、ファッションショーの従来の音楽の在り方とは異なるアプローチで、視覚と聴覚を融合した新たな表現に挑戦する。ショー空間を演出する為、AOKI takamasaが制作した音楽には、ヘッドホン・イヤホンでその音源を聴くと、普段、鼓膜で聞いている状態に近い環境で音源を再生でき、あたかもその音源の録音された場所に居合わせたような体験ができる“バイノーラル録音”で録音された音源が楽曲の一部に使用されるとのことだ。なお、同イベントは日本へのライブ配信も予定している。
2015年09月29日糸井重里が手掛ける「ほぼ日手帳」の16年度版が9月1日に発表される。新作の目玉はミナ ペルホネンやアンリアレイジとのコラボレーション商品だ。「ほぼ日手帳」は国内だけで15年度版が55万部を売り上げ、取り扱い店であるLoFt(ロフト)の手帳部門では11年連続で売り上げNo,1を誇る。発売に先駆け、東京・青山の「ほぼ日刊イトイ新聞」の店舗兼ギャラリー「TOBICHI」で行われた内覧会では16年度版の総ラインナップが披露され、糸井自らが新作の「ほぼ日手帳」について語った。16年度版のテーマは“This is my LIFE”。ラインナップとして、糸井が任天堂と共に製作した名作ゲーム「MOTHER2」をモチーフにしたものを始め、ミナ ペルホネンとのコラボ手帳、ビームスと吉田カバンによる共同レーベル「B印YOSHID」とポーターのコラボレーションにより製作されたPCケース、ブックデザイナーの祖父江慎がデザインした漫画家・岡崎京子とのコラボ手帳など、全82種類が並ぶ。この中で今年、糸井に衝撃を与えた1つの“作品”があるという。それが、「色が変わる服」「サイズが変わる服」など最新テクノロジーを駆使し、服の可能性を様々な角度から追求するブランド、アンリアレイジがデザインを手掛け、ポーターが製作した「サークルケース」(ブラック、オリーブの2色 各1万8,500円)。開いた時に真円が現れる、直径34cmの半月形のクラッチバックのような作品だ。糸井はこのサンプルがあがってきた当時を振り返り、「ビックリしたね(笑)。これまで一緒に作ってきた人たちに『もっと遊んでもいい』『もっと自由でいい』と言ってきたけど、アンリアレイジにはそう言ってた自分が(その自由さに)驚かされた。僕自身、『ほぼ日手帳』って、もっと“手帳”として使われるものだと思ってたんですよ。でも、『(作るのを)止めろ』とは言えなかった。それは作った人以上の魂や想いがないと説得できないから。僕にはきっとアンリアレイジの人たちの想いを越えられないと思ったので、これはもう受け入れようと。その上で、絶対喜んでくれる人がいると思ったのも確かなんです。もう最終的にはね、手帳だけ抜き出して(バッグとして)使ってくれても構わないんです(笑)。このコラボは、きっと今後の展開に一石を投じるものになるでしょうね」。この度量の深さこそが糸井重里であり、「ほぼ日手帳」なのだろう。糸井は続けて言う、「みんなが好き勝手に使ってくれるようになって、“自由さ”が見えてきましたね。たまに『手帳をうまく使いこなせません』という質問が来るんです。でも、スポーツカーを買った人が『うまく乗りこなせんが、どうしたらいいでしょうか?』とはあまり言わないですよね。もう、その人のモノになっているんだから、あとはその人がどう使うかなんですよ。最近になって“あんたが主役”感が、ようやく分かってもらえるようになったなと感じてます。手帳とはいっていますが、要は使う人にとっての“日々の入れ物”であって欲しい。何も書かない日があるなら、それはそういう日だった、でいいんです。手帳を通して振り返った時に、使う人の人生そのものになっていてくれたら嬉しいですね。そんな思いもあって、今年のテーマは“This is my LIFE”なんです」。「ほぼ日手帳」は、01年に「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして誕生し、16年度版で15周年を迎える「ほぼ日手帳」。文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の全4種で、世界82カ国で販売されている。また16年度版の発売を記念して、「ほぼ日手帳」を支える根幹として糸井が大切にしてきたという“ことば”を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を、9月1日~8日の期間で渋谷ロフトにて開催。初日となる1日には、作詞家の松本隆を迎え、糸井と“ことば”について語るトークイベントも行われる。【イベント詳細】「手帳のことば展 This is my LIFE.」場所:渋谷ロフト6F住所:東京都渋谷区宇田川町18-2日時:9月1日~9月8日時間:10:00~21:00入場:無料
2015年08月25日