クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』より、冒頭シーンが公開された。公開されたのは映画冒頭3分間のシーン。LAにあるダイナーの円卓に集った6人の犯罪プロフェッショナル。各々Mr.ホワイト、Mr.オレンジなどと本名ではなく色の名前で呼び合っており、銀行強盗計画でも始めるような只ならぬ雰囲気だ。しかし展開されるのはマドンナの名曲「Like a Virgin」に関する各々の解釈論だった。「歌全部が巨根の暗示だ」と言い張るMr.ブラウンに対して「いや、違う。傷つきやすい女の歌だ」と反論するMr.ブロンド。物語の本筋とは全く関係が無い約7分間の会話シーンは、公開当時、大胆かつ斬新な演出だとして観客を驚愕させた。そのほか、突如始まる凄まじいアクション&バイオレンスシーンなど、タランティーノのトレードマークとも言えるオリジナリティはこの時すでに完成されている。因みに、マドンナは「あの歌は巨根の話ではなく、純粋な愛の歌よ」というメッセージを書いたアルバムをタランティーノに贈ったと言われる。併せて、オダギリジョー、津田健次郎、阪元裕吾ら著名人からのコメントも到着。俳優・オダギリジョーは「いまさら何も言う事はない。今はただ、これをスクリーンで観られる幸せを喜ぶだけ」。声優の枠に留まらずエンターテインメントの最前線で活躍する津田健次郎は「タランティーノが放った最初の矢が時を超えて劇場で観られる。なんという幸福」と30年ぶりの劇場公開への花向けのコメントも。映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督は「思春期真っ只中のボクはわかりやすくハマり、高校生の時に入った演劇部で「高校生版レザボア・ドッグスもどき」のような脚本を書いて顧問や当時の部長に酷評されたという苦い思い出がある作品です」、13人組アイドルグループ「GANG PARADE」のメンバー・テラシマユウカは「無駄話に詰め込まれたロマンと、短時間に濃縮されたセンス。聞き飽きることのない好きな言葉の掛け合いに永遠と浸っていたいと願いながらも、既に完成されているタランティーノの"色"に、嫉妬した記憶さえある」と作品との衝撃の出会いを振り返っている。さらに、Mr.ホワイト、Mr.ブロンド、Mr.オレンジ、Mr.ピンク、Mr.ブルー、Mr.ブラウン、6名のそれぞれの色に染まったキャラクタービジュアルも公開された。<コメント全文>■オダギリジョー(俳優)いまさら何も言う事はない。今はただ、これをスクリーンで観られる幸せを喜ぶだけ。■津田健次郎(声優・俳優)ある日突然映画に新しい言語が現れた。その衝撃。『レザボア・ドッグス』がデジタルリマスターで劇場で蘇る。タランティーノが放った最初の矢が時を超えて劇場で観られる。なんという幸福。■阪元裕吾(映画監督)『レザボア・ドッグス』を初めて観たのは中学3年生。思春期真っ只中のボクはわかりやすくハマり、高校生の時に入った演劇部で「高校生版レザボア・ドッグスもどき」のような脚本を書いて顧問や当時の部長に酷評されたという苦い思い出がある作品です。それ以来見る機会はなかったのですが久々に見返したらやっぱり大好きな作品!映画に出てくる男と言えば、暴力と破滅!今の人が見てもは全くわけがわからん固有名詞ネタ会話劇も、逆にキャラクターの刹那性を高めてますね!ぜひ劇場で見てください!■テラシマユウカ(GANG PARADE)無駄話に詰め込まれたロマンと、短時間に濃縮されたセンス。聞き飽きることのない好きな言葉の掛け合いに永遠と浸っていたいと願いながらも、既に完成されているタランティーノの"色"に、嫉妬した記憶さえある。初めて映画館で聴くオープニングの音の輪郭の気持ちよさに血が滾る気配がした。『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』冒頭シーン<作品情報>『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』2024年1月5日(金) 公開公式HP: Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
2023年12月14日『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る最新作『スラムドッグス』の監督ジョシュ・グリーンバウムが、主人公のレジーを演じた子犬を家族として迎えていたことが判明。製作陣もワンちゃん愛たっぷり、とにかく“ドッグ・ファースト”な撮影現場を収めた特別映像が解禁となった。犬が主役の映画といえば、感動的なストーリーが王道。しかし、本作は飼い主に捨てられたワンちゃんたちが<仁義なき復讐>を果たすまでのドタバタ珍道中を爽快に描くペットコメディ。『コカイン・ベア』や、『スパイダーマン:スパイダーバース』『LEGO®ムービー』シリーズのフィル・ロード&クリストファー・ミラーがプロデューサーを手掛けている。今回解禁されたのは、字幕版で主人公レジー役の吹き替えを務めるウィル・フェレルが「とんでもないR指定(アメリカのレイティング)映画だ」と話す場面から始まる特別映像。レジーの復讐仲間で野良犬界のカリスマ、バグ役のジェイミー・フォックス、毛並みがキレイで上品なマギー役のアイラ・フィッシャー、気弱で優しい大型犬ハンター役のランドール・パークなど出演キャストはもちろん、監督のジョシュ・グリーンバウムやプロデューサー、アニマル・トレーナーらが総出演し、本作に登場して見事な演技を見せる犬たちとともに過ごす撮影時のメイキングが収められている。劇中、身勝手な理由でレジーを遠くの町へ捨てるクズ飼い主ダグ役のウィル・フォーテが「犬のうまい訓練士が付いてくれた」と言い、フェレルが「すごい演技をさせてその瞬間を捉えている」と絶賛するように、本作には優秀なベテランアニマル・トレーナーのマーク・フォーブスによる訓練の成果が随所に活かされている。また、プロデューサーを務めたルイ・ルテリエが「犬の心地よさを考えて犬中心の環境を作り上げた。“ドッグ・ファースト”さ。人間は二の次」と断言するほどに犬たちを第一に考えて撮影された現場の様子もうかがえる。さらに、劇中で幼いレジーを演じた2匹の子犬のうち1匹を監督が実際に引き取っており、家族に迎え入れた日に監督の娘たちが満面の笑みで駆け寄って「レジー!」と愛おしそうに頭を撫でる場面も。撮影中に犬たちをあやしていた監督は「僕が抱かないとダメなんだ」と居心地良さそうに抱っこされるレジーにすっかりメロメロとなっている姿も収められている。『スラムドッグス』は11月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スラムドッグス 11月17日(金)全国公開
2023年11月12日『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る最新作『スラムドッグス』が11月17日(金) に公開される。犬が主役の映画といえば感動的なストーリーが王道だが、本作ではクソ飼い主に捨てられたワンちゃんたちが闇堕ちし、飼い主に“仁義なき復讐”を果たすまでのドタバタ珍道中が爽快に描かれる。主人公レジーをはじめとするワンちゃんたちのボイスキャストには、『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞俳優であり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『アントマン』シリーズのランドール・パークらが務める。プロデューサーを担当するのは、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』をはじめ、『21ジャンプストリート』『LEGOムービー』など様々なジャンルで数々のヒット作を生み出してきたフィル・ロード&クリストファー・ミラーのふたり。短編アニメーションの制作に勤しんでいたふたりの出会いは大学時代。在学中に校内新聞に掲載されたミラーのプロフィールがウォルト・ディズニー・カンパニー関係者の目に留まることになる。ミーティングを提案されたミラーはロードを連れてくることを条件に出席し、その後彼らはディズニー・テレビジョン・アニメーションからオファーを受け、華々しい映画制作のキャリアをスタートさせることに。そして、次々にアニメと実写の両方で大胆かつ独創的な作品を世に送り出し、ハリウッドの主力勢となっている。本作で製作を務めたエリック・フェイグは、「ロードとミラーはコメディ・ジャンルを扱う天才で、コメディの限界を上手に超えていくんだ。彼らは常に自分たちが取り組むもの全てに感情を込めて、観客が登場人物に関心を寄せ、物語に共感できるようにしている。観る者を爆笑させたと思えば、その後感動させて泣かせるという作品はなかなか珍しい。だが、彼らはそういう作品を立て続けに作り出しているようだ」と彼らの仕事ぶりを絶賛。ミラーは、脚本家のダン・ペローが本作を売り込みに来た当初、馬鹿げたジョークや度を超えた悪ふざけが盛りだくさんの面白いアイデアだと思ったそうだが、脚本を読むにつれ、「深く感じ入る素敵な物語だということに驚いた。私たちが聞き入ってしまうような人間関係について多くのことを語っていて、観る者の心を強く揺さぶる物語だ。特別な作品に参加したということを悟ったよ」と本作の魅力を語っている。製作を進めていく中で、ロードとミラーは酷い飼い主のダグに対するレジーの復讐計画について懸念を示した。「フィルと私は意地悪な人間ではないし、卑劣なユーモアを好まない」とミラーは言う。そのため、「犬が飼い主の急所を食いちぎることを応援する映画を作るというコンセプトを検討する必要があった。観客がレジーの心が浄化されることを応援し、本当に楽しいと感じてくれたら、私たちチームが一丸となって素晴らしいことを成し遂げたということだ」と観客の心を掴む秘訣を明かした。<作品情報>『スラムドッグス』11月17日(金) 公開公式サイト: STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年11月03日映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』の場面写真10枚が公開された。30年ぶりに劇場公開される『レザボア・ドッグス』は、クエンティン・タランティーノの初監督作にして、全世界の度肝を抜いた鮮烈なバイオレンス作品。公開された場面写真では、本作の色あせることのないクール&バイオレンスな名シーンの数々が切り取られている。映画史に衝撃を与えた「ライク・ア・ヴァージン」について無駄話に華を咲かせるシーン、代名詞ともいえる6人が揃い踏みするシーン、そして隠れ家での裏切り、拷問、決裂。クールな表情でも消すことのできない暴力の香りが漂うドッグスの面々、そして血で血を洗う惨劇へとひたすら突き進む彼らの生き様が映し出されている。また、本作のオリジナル・サウンドトラックが12月20日(水) に発売されることが決定。解説・歌詞・対訳付の日本盤がリリースされるのは10年ぶりで、初公開当時、全世界で100万枚以上のセールスを記録。ジョージ・ベイカー「リトル・グリーン・バッグ」、ブルー・スウェード「フックト・オン・ア・フィーリング」、スティーラーズ・ホイール「スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー」など、劇中に登場するラジオ番組から聞こえてくる1970年代の楽曲に加え、ラジオDJの声やセリフの抜粋も収録。70年代のポップスを中心に選曲されたサウンドトラックのユニークな使い方は、映画音楽に新しい方向性を示し、それ以降タランティーノ監督のトレードマークの一部となっている。<作品情報>映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』2024年1月5日(金) 公開公式サイト:<リリース情報>『レザボア・ドッグス(オリジナル・サウンドトラック)』12月20日(水) 発売価格:1,760円(税込)『レザボア・ドッグス(オリジナル・サウンドトラック)』ジャケット【収録内容】1. アンド・ナウ・リトル・グリーン・バッグ...(スティーヴン・ライト)And Now Little Green Bag... / Steven Wright2. リトル・グリーン・バッグ(ジョージ・ベイカー・セレクション)Little Green Bag / George Baker Selection3. ロック・フロック・オブ・ファイヴ(スティーヴン・ライト)Rock Flock Of Five / Steven Wright4. フックト・オン・ア・フィーリング(ブルー・スウェード)Hooked On A Feeling / Blue Swede5. ボヘミアス(スティーヴン・ライト)Bohemiath / Steven Wright6. アイ・ガッチャ(ジョー・テックス)I Gotcha / Joe Tex7. マジック・カーペット・ライド(ベドラム)Magic Carpet Ride / Bedlam8. マドンナ・スピーチ(クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、エディ・バンカー)Madonna Speech / Quentin Tarantino, Harvey Keitel, Steve Buscemi, Lawrence Tierney and Eddie Bunker9. フール・フォー・ラヴ(サンディ・ロジャーズ)Fool For Love / Sandy Rogers10. スーパー・サウンズ(スティーヴン・ライト)Super Sounds / Steven Wright11. スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー(スティーラーズ・ホイール)Stuck In The Middle With You / Stealers Wheel12. ハーヴェスト・ムーン(ベドラム)Harvest Moon / Bedlam13. レッツ・ゲット・ア・タコ(ハーヴェイ・カイテル&ティム・ロス)Let’s Get A Taco / Harvey Keitel and Tim Roth14. キープ・オン・トラッキン(スティーヴン・ライト)Keep On Truckin’ / Steven Wright15. ココナッツ(ハリー・ニルソン)Coconut / Harry Nilsson16. ホーム・オブ・ロック(スティーヴン・ライト)Home Of Rock / Steven Wright※1,3,5,8,10,13,14,16:映画のセリフ抜粋予約リンク: Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
2023年11月03日30年ぶりに劇場公開される映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』の予告編とメインビジュアルが公開された。日本で1993年に公開された『レザボア・ドッグス』は、クエンティン・タランティーノの初監督作にして、過去に類を見ない斬新な構成と過激なバイオレンス描写が注目を浴びた作品。公開された予告編は、明らかに強盗計画が失敗し警察に追いかけられ、激しい銃撃戦を繰り広げるMr.ピンク(スティーヴ・ブシェミ)のシーンから始まる。「ダイヤの問屋を狙う」というジョー(ローレンス・ティアニー)に集められた、素性も名前も知らない6人は、お互いを色で呼び合うことになる。Mr.ホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、Mr.ブロンド(マイケル・マドセン)、Mr.オレンジ(ティム・ロス)、Mr.ピンク、Mr.ブルー(エディ・バンカー)、Mr.ブラウン(クエンティン・タランティーノ)は白昼堂々警察と激しい銃撃戦を起こし、数名は命からがらアジトに逃げ帰ってきたものの、Mr.オレンジは不幸にも撃たれてしまう。彼らは徐々に疑心暗鬼に陥っていき、やがて予想だにしなかった結末へと向かっていく――。併せて公開となったメインビジュアルは、強盗のために集められたお馴染みの6人が並び歩く有名なシーンが印象的な1枚となっている。映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』予告編<作品情報>映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』2024年1月5日(金) 公開公式サイト: Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
2023年10月27日クエンティン・タランティーノの映画『レザボア・ドッグス』が、約30年ぶりに劇場公開。映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』として、2024年1月5日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開される。クライム・バイオレンスの名作映画『レザボア・ドッグス』映画『レザボア・ドッグス』は、当時若干28歳だったクエンティン・タランティーノのデビュー作であり、クライム・バイオレンスの名作映画。日本では、1993年4月24日に初公開された。物語で描かれるのは、宝石強盗のために集められた、互いの素性を知らずコードネームで呼び合う6人の犯罪プロフェッショナル。完璧な犯罪計画のはずだったが、強盗は失敗。大勢の警官が待ち伏せており、警察との激しい銃撃戦となったことから生き残った者たちは“誰かにはめられた”と疑心暗鬼に駆られていく。登場人物ジョー…ローレンス・ティアニー裏社会の大物。互いの素性を知らずコードネームとして「色」を使って互いを呼び合う6人の犯罪プロフェッショナルを集め、宝飾店強盗計画を企てる。エディ…クリス・ペンジョーの息子。Mr.ホワイト…ハーヴェイ・カイテルジョーの古い友人。犯罪プロフェッショナルの一人。Mr.ブロンド…マイケル・マドセン出所したばかりのサイコ男。Mr.オレンジ…ティム・ロス肝の座った泥棒。警察との激しい銃撃戦の末、撃たれてしまう。Mr.ピンク…スティーブ・ブシェミ独特な信念を持った男。Mr.ブルー…エディ・バンカー無口な男。Mr.ブラウン…クエンティン・タランティーノ饒舌な男。デジタルリマスターを経て劇場再公開へそんな『レザボア・ドッグス』が、デジタルリマスター版で待望の劇場再公開へ。血で血を洗う惨劇へと発展していくストーリーラインはもちろん、黒スーツに身を包んだ“ヤバい連中”が並び歩くオープニングシーンや、主題歌であるジョージ・ベイカーの「リトル・グリーン・バッグ」にも注目だ。タランティーノのデビュー作にして傑作に『レザボア・ドッグス』は、クエンティン・タランティーノのデビュー作でありながら、タランティーノならではのオリジナリティを随所に感じられるのもポイント。時間軸を超えた展開や、ストーリーとは関係のない長回しの会話など、タランティーノ映画独自の手法がすでに完成されていることが見て取れる。尚、クエンティン・タランティーノは、『レザボア・ドッグス』制作当時はまだ無名であり、数本の脚本を執筆したことがあるだけに過ぎなかった。しかし、のちの盟友ローレンス・ベンダーと、『断絶』で知られる巨匠モンテ・ヘルマンが『レザボア・ドッグス』の凄まじい脚本に感銘を受けたことから、製作に名乗りを挙げる。また、主演のハーヴェイ・カイテルは出演のみならず、資金面やキャスティングを援助し、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミといった個性派俳優たちが集結することとなった。斬新な構成、過激なバイオレンス描写が話題に1992年サンダンス映画祭で初めて上映されると、過去に類を見ない斬新な構成と過激なバイオレンス描写が話題に。絶賛の声は衝撃と共に世界中に広まり、カナダのトロント、スウェーデンのストックホルム、スペインのシチェスと数々の映画祭に出品され、世界各国で最優秀賞やグランプリなど受賞を果たした。特に、フランスのカンヌ国際映画祭では、上映前からポスターやチケットで「心臓の弱い方はご遠慮ください」というステッカーが注目を集め、いざ上映が始まると途中退場の観客が続出したという。【作品詳細】映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』公開日:2024年1月5日(金)新宿ピカデリーほか全国公開監督・脚本:クエンティン・タランティーノプロデューサー:ローレンス・ベンダー製作総指揮:リチャード・N・グラッドスタイン、ロンナ・B・ウォーレス、モンテ・ヘルマン共同プロデューサー:ハーヴェイ・カイテル出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、クリストファー・ペン、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、カーク・バルツ、エディ・バンカー、クエンティン・タランティーノ原題:RESERVOIR DOGS配給:鈴正、フラッグ
2023年08月28日世界に衝撃を与え、映画史を変えたクエンティン・タランティーノ監督のデビュー作『レザボア・ドッグス』のデジタルリマスター版が、2024年1月5日(金)より30年ぶりの正式公開決定。特報映像が解禁された。『レザボア・ドッグス』は、1992年サンダンス映画祭で初めて上映され、過去に類を見ない斬新な構成と過激なバイオレンス描写が注目の的となり圧倒的な絶賛を受けた。その後、絶賛の声は衝撃と共に世界中に広まり、カナダのトロント、スウェーデンのストックホルム、スペインのシチェスと映画祭に出品される度に注目を浴び、世界各国で最優秀賞やグランプリなど数々の賞を受賞。なかでもフランスのカンヌ国際映画祭では、上映前からポスターやチケットに貼られた「心臓の弱い方はご遠慮ください」というステッカーが否応なしに目を引き、いざ上映されると途中退場の観客が続出すると同時に、最大の話題をさらった。クエンティン・タランティーノ監督本作の監督はクエンティン・タランティーノ。いまでは誰もが知るアカデミー賞受賞監督となった彼だが、本作製作時は28歳、脚本を数本執筆しただけ、全く監督への道筋は見えていなかった時期。しかし、『レザボア・ドッグス』はその状況を一変させる。本作の凄まじい脚本に感銘を受けた、のちの盟友ローレンス・ベンダーと『断絶』で知られる巨匠モンテ・ヘルマンが製作に名乗りを挙げ、主演のハーヴェイ・カイテルは出演のみならず、資金面やキャスティングを援助。結果、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミら強烈な個性派俳優たちが出演を快諾し、あっと言う間に“掃き溜めの犬たち”が結成されることとなった。そして無名だったタランティーノの念願のデビュー作には、監督の全てが込められている。時間軸を超えた展開、ストーリーとは関係のない長回しの会話など、タランティーノ映画と謳われる唯一無二のオリジナリティはこの時すでに完成されている。宝石強盗のために集められた、互いの素性を知らずコードネームで呼び合う6人の犯罪プロフェッショナル。完璧な計画のはずだったが、大勢の警官が待ち伏せていた。仲間の中に裏切り者がいるのか?それは誰?生き残った者たちは疑心暗鬼に駆られ、やがて血で血を洗う惨劇へと突き進んでいく。今回解禁された特報では、その代名詞ともいえるオープニングシーンを公開。黒スーツに身を包み、ヤバい連中が並び歩く。また背後に流れるジョージ・ベイカーの「リトル・グリーン・バッグ」は、本作を知らない人でも一度は必ず耳にしたことがあるはずだ。本作の日本初公開は1993年4月24日。30年経ったいまでも、映画史に燦然と輝き、熱狂的に支持され、新たなファンを生み出し続けているクライム・バイオレンスの最高傑作は、2022年に完成したばかりのデジタルリマスター版で劇場再公開される。『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』は2024年1月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月25日日本で1993年に公開された映画『レザボア・ドッグス』のデジタルリマスター版が、2024年1月5日(金) に公開されることが決定した。『レザボア・ドッグス』は、1992年のサンダンス映画祭で初めて上映され、過去に類を見ない斬新な構成と過激なバイオレンス描写が注目を浴びた作品。宝石強盗のために集められた、互いの素性を知らずコードネームで呼び合う6人の犯罪プロフェッショナル。完璧な計画のはずだったが、大勢の警官が待ち伏せていた。仲間の中に裏切り者がいるのかと生き残った者たちは疑心暗鬼に駆られ、やがて血で血を洗う惨劇へと突き進んでいく。監督・脚本を務めたクエンティン・タランティーノは、本作製作時は若干28歳、脚本を数本執筆しただけで監督への道筋はまったく見えていなかった。しかし、本作の脚本に感銘を受けた、のちの盟友ローレンス・ベンダーと、『断絶』で知られる巨匠モンテ・ヘルマンが製作に名乗りを挙げ、主演のハーヴェイ・カイテルは出演のみならず、資金面やキャスティングを援助。ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミら個性派俳優たちが出演しており、時間軸を超えた展開、ストーリーとは関係のない長回しの会話など、タランティーノ映画と謳われる唯一無二のオリジナリティが、監督デビュー作となるこの時からすでに表現されている。併せて、黒スーツに身を包み、ヤバい連中が並び歩くオープニングシーンを収めた特報映像が公開された。また映像のバックには、ジョージ・ベイカーの「リトル・グリーン・バッグ」が流れている。映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』特報映像<作品情報>映画『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』2024年1月5日(金) 公開公式サイト: Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
2023年08月25日ユニバーサル・スタジオの映画『スラムドッグス』が、2023年11月17日(金)に公開される。怒りに燃える“闇堕ちワンちゃん”たちの復讐劇映画『スラムドッグス』は、『テッド』を手掛けるユニバーサル・スタジオが贈る“犬”が主役のペットコメディ作品。犬が登場する映画と言えば感動的なストーリーが王道だが、『スラムドッグス』で描かれるのは、飼い主に捨てられてしまったことから怒りに燃える“闇堕ちワンちゃん”たちの復讐劇。檻に閉じ込められたり、木から落ちたり、空を飛んだりと、ハチャメチャなパニック珍道中を繰り広げながら、仁義なき復讐へと向かっていく。主人公となるワンちゃんたちのボイスキャストには、『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞俳優であり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『アントマン&ワスプ』のランドール・パークら、俳優たちが集結。復讐に向けて立ち上がる犬たちを演じる。主人公レジー…ウィル・フェレルボーダー・テリア。飼い主に捨てられてしまい、「許せない!」と怒りに燃え衝撃の方法で復讐することを決意する。バグ…ジェイミー・フォックスボストン・テリア。野良犬界のカリスマ。マギー…アイラ・フィッシャーオーストラリアン・シェパード。嗅覚抜群なバグの友人で、レジーの飼い主の最低エピソードを聞いて仲間に加わる。ハンター…ランドール・パーク心優しきグレート・デーン。プロデューサーはフィル・ロード&クリストファー・ミラー『スラムドッグス』を手掛けた敏“ワン”プロデューサーは、『スパイダーマン:スパイダーバース』のフィル・ロード&クリストファー・ミラー。監督はジョシュ・グリーンバウムが務める。映画『スラムドッグス』ストーリーある日、犬のレジーは、飼い主ダグに家から遠い場所に捨てられてしまう。ピュアなレジーは、投げられたボールを取りに行く、いつもの “取ってこいクソッタレ”ゲームだと信じていた。レジーが家を目指してさまよっている中、ノラ犬界のカリスマ・バグから飼い主に捨てられたのだと断言されてしまう。飼い主ダグが最低なヤツだと気付いたレジーは、まさかの方法で復讐することを決意。大胆なレジーの計画に賛同したバグの友達であるマギーとハンターも仲間に加わる。【作品詳細】映画『スラムドッグス』公開日:2023年11月17日(金)監督:ジョシュ・グリーンバウム出演:ウィル・フェレル、ジェイミー・フォックス、アイラ・フィッシャー、ランドール・パーク、ブレッド・ゲルマン、ウィル・フォーテ※出演者には声の出演も含む。吹替版:ロバート・秋山竜次、マギー、森久保祥太郎、津田健次郎、森川智之ほか脚本:ダン・ペロー製作総指揮:ニッキ・バイダ、ダグ・メリフィールド、ジェシカ・スウィッチ、ジュリア・ハマー製作:フィル・ロード p.g.a.、クリストファー・ミラー p.g.a、エリック・フェイグ p.g.a.、アディッティア・スード p.g.a、ルイ・ルテリエ、ダン・ペロー配給:東宝東和邦題:スラムドッグス原題:StraysUS公開:2023年8月18日予定国内レイティング:PG12
2023年07月24日『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る最新作『スラムドッグス』が、11月17日(金) に日本公開されることが決定した。本作の主人公となるワンちゃんたちのボイスキャストには、『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞俳優であり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『アントマン』シリーズのランドール・パークといった俳優たちが集結。プロデューサーは、『スパイダーマン:スパイダーバース』や『LEGO ムービー』シリーズのフィル・ロード&クリストファー・ミラーが務める。併せて、本作の特報映像が公開された。「世界一のご主人様」といつも“ボール取ってこいゲーム”を楽しむボーダー・テリアのレジー(VC:ウィル・フェレル)。しかし飼い主の口から飛び出したのはまさかの「Sayonara(サヨナラだ)」。捨てられたことに気づかないピュアなレジーは、野良犬界のカリスマでボストン・テリアのバグ(VC:ジェイミー・フォックス)と出会う。そこで突き付けられたのは、レジーが大好きなご主人様に捨てられたという事実。「許せない!」と怒りに燃えたレジーは「奴のチ〇コを食いちぎる」という衝撃の方法で復讐することを決意。バグの友人で嗅覚抜群なオーストラリアン・シェパードのマギー(VC:アイラ・フィッシャー)と巨大なイチモツを持つ心優しきグレート・デーンのハンター(VC:ランドール・パーク)も仲間に加わり、レジーの飼い主のチ〇コを目指して立ち上がった4匹は、檻に閉じ込められたり、木から落ちたり、空を飛んだりとハチャメチャなパニック珍道中を繰り広げる。映画『スラムドッグス』特報映像<作品情報>『スラムドッグス』11月17日(金) 公開『スラムドッグス』ロゴ公式サイト: STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年07月21日『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈る最新作で、飼い主に捨てられたワンちゃんたちの仁義なき復讐を描いた『Strays』(原題)が邦題『スラムドッグス』として、11月17日(金)より日本公開決定。特報映像が解禁された。犬が主役の映画といえば、感動的なストーリーが王道。だが、そんな定説を大きく裏切るペットコメディが日本に上陸。本作を手がけたプロデューサーには、『スパイダーマン:スパイダーバース』や『LEGO(R)ムービー』シリーズ、『コカイン・ベア』のフィル・ロード&クリストファー・ミラー。また、本作の主人公となるワンちゃんたちのボイスキャストには、『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞俳優であり『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『アントマン』シリーズのランドール・パークら、一流俳優たちが集結した。さらに特報映像では、「世界一のご主人様」と、いつも“ボール取ってこいゲーム”を楽しむボーダー・テリアのレジー(VC:ウィル・フェレル)。しかし飼い主の口から飛び出したのはまさかの「Sayonara(サヨナラだ)」。捨てられたことに気づかないピュアなレジーは、野良犬界のカリスマでボストン・テリアのバグ(VC:ジェイミー・フォックス)と出会う。そこで突き付けられたのは、レジーが大好きなご主人様に捨てられたという事実…。バグの友人で嗅覚抜群なオーストラリアン・シェパードのマギー(VC:アイラ・フィッシャー)と心優しきグレート・デーンのハンター(VC:ランドール・パーク)も仲間に加わり、飼い主への復讐を誓うレジー。檻に閉じ込められたり、木から落ちたり、空を飛んだり、ハチャメチャなパニック珍道中。怒りに燃えるワンちゃんたちの復讐劇が始まる!『スラムドッグス』は11月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月21日岡田准一主演映画『ヘルドッグス』のBlu-ray&DVDが、3月31日(金)にリリースされることが決定した。本作は、深町秋生による同名小説の映画化。岡田さんが『関ヶ原』と『燃えよ剣』に続き、原田眞人監督と3作目のタッグとなる今作では、闇落ちした元警官・兼高に扮し、坂口健太郎演じる“相性98%”のイカれた相棒と共に、秘められたミッションのために、組織を上り詰めていく。今回のリリースでは通常版に加え、豪華版も用意。このパッケージのために編集されたメイキングやイベント、未公開シーンなど特典映像が満載。さらに音声特典として、原田監督と岡田さん、坂口さんのオーディオコメンタリーも収録される。『ヘルドッグス』Blu-ray&DVDは3月31日(金)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2023年01月10日映画『ヘルドッグス』より中島亜梨沙、田中美央、原田眞人監督、原田遊人が登壇する“沼がたり”ティーチインイベントの第二弾が、10月5日渋谷TOEIにて実施された。会場内は“沼落ち”した観客で超満員。映画上映後、熱気あふれる会場内にやってきた中島亜梨沙、田中美央、原田監督、そして本編の編集を担当した原田遊人。それぞれ挨拶を行う中で田中は、今回解禁となった本編映像の壮絶なアクションシーンのバックで流れる革命曲“インターナショナル”を高らかに歌いあげ、会場の観客は大喜び。会場からの大きな拍手を浴びていた。一方、主人公・兼高との圧巻のアクションシーンで対峙する最恐女殺し屋・ルカ役の中島は、アクション経験ゼロから、およそ1年かけて、岡田と戦えるまでのアクション技術を身につけることとなった。「本当にそこは鬼軍曹の岡田さんに鍛えていただきました」と切り出した中島は、「最初に原田監督にアクションをやってみたかったんですとは言ってはみたんですけど、まさかこんなことになるなんて思ってもみなかったというくらい、壮絶なシーンを振り付けていただいた。しかも戦う相手が岡田准一さんという、日本でも屈指の武人ということで、それに匹敵する実力にならないといけないし、嘘があってはいけない。もちろん岡田さんにも教えていただきましたし、MMAという総合格闘技の方からも教えていただきました。肉体的にもリアルなものを出したかったので、一生懸命トレーニングしてから撮影に臨みました」と述懐。本作はコロナ禍で撮影延期を余儀なくされたものの、逆にその期間でトレーニングを重ねたからこそ迫力のシーンが生まれることとなり、そのことに感謝している様子の中島だった。中島亜梨沙そしてそのアクションシーンではバトルの音が外に漏れないように、クラブのママと必死になってカラオケで革命曲“インターナショナル”を歌い続けるという怪演を見せた関西ヤクザの神戸組西勘組組長・俵谷一房役の田中は「僕はいっさい戦わないんですが」と笑いながらも、「(このシーンは)リハーサルの時からものすごく迫力があって。リハーサルの時は代役の方がやってくださるんですけど、岡田さんはリハーサルでも本気でやるからねと言っていて。自分が怒られているようにドキドキしていました」と笑いながら撮影当時を振り返る。原田監督からは「でも最初に歌ってと言った時は戸惑っていなかった?」と尋ねられると、「そりゃ戸惑いますよ。目の前でパワーボムをしていたりするところで歌うわけですから。カオスな気持ちで、何やってるんだろうと思いながら……」と返答した田中だったが、編集の原田遊人は「でもものすごく気持ち良さそうに歌っていましたけどね」とちゃかした様子で付け加え、場内には笑いが。田中美央その後は“沼落ち”した観客からのディープな質問コーナーがスタート。「原田監督に。中島さんのアクションを活かした作品が見たいです」というリクエストに、「いちおう考えておきます。くノ一とかもできそうですしね」と返した原田監督。現在でもブラジリアン柔術のトレーニングを欠かさずに行っているという中島は「ぜひ!!」と前のめりな姿勢をみせ、原田遊人はというと「技を覚えると、普段から人にかけたくなるんじゃないんですか?岡田さんもそういう風な目線で見ているらしくて。(相手の)ここに隙があるから技をかけられそうだなとか考えてしまうそうですよ」と返すと、中島も「わたしもちょっとそっち寄りかもしれない。岡田門下に入ったので」と笑いながら付け加えた。その後も途切れることなく、音楽、カメラワーク、ロケ地、衣装の色に込めた意味、そして劇中に出てくるタトゥーの意味、会長の部屋にあった椅子の数など、“沼落ち”した観客ならではのディープな質問の数々に「よく観ているなぁ」と驚いた様子の登壇者たち。中には「岡田准一さんとはシリアスな作品が多いですが、コミカルな作品をやってみたくないですか?」という質問もあり、「ありますね。岡田さんはコミックのセンスがすばらしいんで、いつかはそういうのを活かせるものをやってみたい」と返した原田監督。「だいたい僕が岡田さんを意識したのが「木更津キャッツアイ」だったんで。あのコミカルな間はなんだ!?と思って。だからいつかはそこを活かすようなものをどこかに取り入れていきたいなと思っています」と未来の岡田准一出演作の構想を語るひと幕もあった。最後のメッセージを求められた原田遊人が「こちらも意図してなかったようなことまで深読みして観てくださっているのはすごくうれしかったです。深いところまで観てくださってありがとうございます」と語ると、田中も「撮影自体は1年ほど前なので、さすがに記憶が曖昧になっているところもあるので、今日皆さんが質問してくださったところに注意をしながら、もう一度観たいと思います」とコメント。さらに中島が「もっともっとドロのように『ヘルドッグス』沼にハマっていただいて、何度も観ていただけたらと思います。わたしにとっても、今までの人生で一番印象に残る撮影だったなと思っていて。きっとこれから一生忘れることはないだろうなと。こんなにシビれる、カッコいい映画があるよということをどんどん宣伝していただけたら」と続けると、原田監督も「(“沼がたり”ティーチインイベントは)これで終わりじゃないです。また来週もどこかでやります。皆さんから質問を受けて話していると、それがまた次の作品のインスピレーションになったりして。そういうものが刺激になるんで。これは双方向の面白さがあるものだと思います。ありがとうございました」と会場に呼びかけ、惜しまれつつ会場を後にした。新たな本編映像も公開あわせて解禁となった本編映像は、中島が岡田さんに1年半鍛え上げられたという華麗なアクションが堪能できる本編でも注目の1シーン。MIYAVI演じる十朱の護衛として、新人ホステスであるルカが作ったお酒に違和感を抱いた兼高。その鬼気迫る様子に、怯えた表情をみせて戸惑うばかりだったが、兼高の鋭い視線から逃れられないと悟った瞬間、その目つき、態度、立ち姿の様子が一変する。“最恐女殺し屋”たる堂々とした佇まいで、兼高×室岡の狂犬コンビに立ち向かい、激闘のアクションを繰り広げていく様は、アクション未経験とは思えないほどの素早いキレと大胆な動きで観る者を圧倒する名シーンに仕上がった。宴席の空気が一瞬で凍りつき、ホステスたちの悲鳴が響く中で、店内にその様子を悟られまいと、カラオケのボリュームを上げてあえて熱唱を響かせる俵谷も、関西ヤクザを取り仕切るさすがの機転と冷静さで場を収めており、原田監督作の『関ヶ原』『検察側の罪人』に続けて出演し、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でベネディクト・ウォンの吹替えを担当するなど幅広い活躍を見せる名優・田中美央の妙が光る一幕となっている。映画『ヘルドッグス』本編シーン特別映像<作品情報>『ヘルドッグス』上映中(c)2022「ヘルドッグス」製作委員会監督・脚本:原田眞人原作:深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(角川文庫 / KADOKAWA刊)【出演】岡田准一 / 坂口健太郎 / 松岡茉優 / MIYAVI / 北村一輝 / 大竹しのぶ / 金田 哲 / 木竜麻生 / 中島亜梨沙 / 杏子 / 大場泰正 / 吉原光夫 / 尾上右近 / 田中美央 / 村上 淳 / 酒向 芳公式HP:公式Twitter:公式Instagram:公式Facebook:公式TikTok:
2022年10月08日公開中の映画『ヘルドッグス』の『“沼がたり”ティーチインイベント』が、9月28日に渋谷TOEIで実施。三神國也役の金田哲(はんにゃ)、原田眞人監督、編集を担当した原田遊人が登壇した。原田眞人監督×岡田准一主演という、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて3度目のタッグが次に選んだのは、警察小説の概念を破壊した問題作『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(深町秋生著)を原作に映画化したクライムドラマ。トラウマを抱え正義も感情も捨てた元警官の兼高(岡田准一)は、関東最大のヤクザ組織〈東鞘会〉に潜入させられることになる。その潜入の糸口として警察が目をつけたのは、組織でも誰の手にも負えない、制御不能なサイコボーイ室岡(坂口健太郎)だった。警察の調査ではじき出された兼高と室岡の相性は98%。実際にふたりの相性は抜群で、気づけば互いの心の隙間を埋めるような必要不可欠な存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。しかし、「潜入捜査」という絶対に明かせない“真実”を抱えたまま、彼らは予測不能な展開に巻き込まれていく。『“沼がたり”ティーチインイベント』では、“沼落ち”した観客とのQ&Aも行われ、白熱した“沼がたりトーク”が繰り広げられた。上映後のイベントということもあり、興奮冷めやらぬ中、大きな拍手とともに迎えられた原田監督は「観て下さった方の熱気をすごく感じているので、こういう会をぜひ持ちたいと思っていました。今日は“沼がたり”なので、どんどん発言して下さい。よろしくお願いします」と挨拶しティーチインはスタート。冒頭、原田監督は「皆さんどういう話を聞きたいのかな?これまで役者の話は多かったですよね。音楽の話はあまり出てないね」と本作の音楽要素について話を始めた。「サントラ盤がいま出てますが、6曲目の『パートナー』という曲と、43曲目の『祈りのスパ』は実際に現場でも流してました。音楽を流して岡田さんが雰囲気を作ってリズムに合わせて歩いてたんです。音楽の要素はこの映画ではかなり重要なんです」とさっそく本作の裏話を披露した。また、本作にカメオ出演している尾上右近の話になると、金田は、原田監督の前作『燃えよ剣』で尾上演じる松平容保と岡田准一が演じる土方歳三が、150年の時を経て再び出会ったという、原田ワールドならではの“過去との因縁”が本作に隠されていることに触れた。また遊人は尾上が演じた役柄の個性的な衣装が全部私物だという裏話も披露。原田監督は「続編作るなら、絶対にあの役は濃い~い役にしたい。やっぱ殺し屋だろうな。岡田さんと殺し合いをするという。ケンケン(尾上の愛称)もそういうの好きだよね」とコメントし、続編の構想を語った。ここで、観客からの質問タイムに。観客は次々とマイクの前に立ち、長蛇の列が。熱心に監督たちに質問を投げかけた。Q:原作との違いで松岡茉優さん演じる恵美裏の存在が気になりました。彼女に込められた意味はなんですか?原田監督:男臭い話なので、自己主張する強い女性が出てくることで男たちも生きてくると思いました。兼高と対等の存在になるような女性が欲しかったんです。若くて張り合えるようなキャラクターに作り上げました。僕の作品には強い女性がよく出てくるんですけど、いつもカミさんの尻に敷かれているので、そうなっちゃうんですけど…リスペクトです(笑)。Q:兼高と恵美裏は恋愛関係にあったんでしょうか?原田監督:ふたりの恋はちゃんとした恋愛というより欲情。そのあたりは続編を作ることになれば、どうしてあのふたりが結びついたのか描けるかもしれません。Q:木竜麻生さん演じるおぜぜ(杏南)はどういう発想で出てきたんでしょうか?原田監督:室岡の素性をもうちょっと明らかにするために考えました。同じく幼少時に犯罪者の子供という特殊な環境で育った彼女が出てくることによって、本当はまっとうな青年に育っていたかもしれないという、多面性を映し出すための鏡としての存在ですね。Q:これまでの会見で、本作ではアドリブが多かったと言われてましたが、どうしても削らなければならなかったアドリブシーンはありましたか?遊人:室岡がおぜぜと喫茶店に行くシーン。監督が裏でこっそり、おぜぜに「その席は私の」って台本にないセリフを入れたんです。坂口さんの自然の反応を引き出す目的で。あと大貧民をやっているシーンですが、ここでは坂口さんにこっそり、「大貧民をやっている他のメンバーをどう殺すかという風に考えながらゲームに参加して」と耳打ちしてました。それで生まれたアドリブなんかもあります。原田監督:室岡はすごく魅力的で、(坂口)健太郎もすごく良かった。色んなシーンで仕掛けて、彼の反応を見るみたいな。東鞘会の事務所で、土岐がバーバーチェアに座ってるシーンもそう。曇りガラスに顔を付けてと伝えると、そこに行くまでの芝居、戻るときの芝居、彼が自分で考えてやってるんです。感性が良いプロのプロですね。Q:金田さんが演じたインテリチキンの三神役がすごいハマリ役でした!役作りで意識したところはどこですか?金田:筋肉を付けないことです!強そうに見えないように(笑)。凄んでるシーンでお尻をグッとされた時の、あの弱さったらないですよね。あれは坂口君にやられてしまいました。インテリっぽく見せなきゃいけなかったんですけど、インテリがいまいちピンと来てなくて…。僕の中のインテリを総動員して演じてみました。Q:十朱がシャンパンボトルを蹴って割った後、自分で破片を拾う所がクスっとしました。どうして自分で拾ったんですか?原田監督:バランスです。蹴ったままだとカッコよさを見せるだけになってしまうけど、それを自分で丹念に拾うっていうね。兼高がそれを見ることで「なんだこの男は?」と思わせる感じが欲しかった。人間の多面性が出て来れば良いなと。MIYAVIも楽しんでやってくれてました。Q:映画の予告編などを見ていて、もっと血とか出てグロい作品なのかと思っていましたが、映画を見たら思ってたよりも直接的なシーンは描かれてませんでした。これは監督の配慮だったんですか?原田監督:PG-12というのは最初から意識してました。僕自身がグロは好きじゃないので、残酷さを演技のぶつかり合いで見せたいという気持ちが強いです。質問が途切れることなく、予定されていた時間を大幅にオーバーしながらも、映画館の閉館時間が迫っていたため質問タイムはここで終了。質問者の中には、本作をすでに「5回観た」という人や「今日で9回目」というハイレベルな観客も多く、原田監督たちが驚く場面も。さらに、沼落ちした来場者の中には、直接、原田監督らに質問をぶつけられる場という状況に感極まって涙ぐむ姿も見られた。原田監督は「これで終わりじゃないです。(今回のティーチインが)即日完売だったので、関係者も喜んでおりまして(笑)。映画をもっともっと広げていきたいので、またやります!」と第2回を10月5日(水)に実施することを予告。原田監督とキャストが登壇する予定のイベント詳細は後日、映画公式サイトにて発表となる。イベントの最後は登壇者3人が自撮りスタイルで、集まった熱い観客と共に記念撮影を実施。さらにはイベント終了後には、会場に集まった一人ひとりと記念写真も長蛇の列ができるなど『ヘルドッグス沼』にハマった人たちとの濃密な時間を過ごした。『ヘルドッグス』公開中
2022年09月29日映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が22日に都内で行われ、岡田准一、坂口健太郎、原田眞人監督が登場した。深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を実写化した本作は、闇に落ちた元警官・兼高昭吾(岡田)がヤクザ組織に潜入、組織内でも手がつけられない男・室岡秀喜(坂口健太郎)とバディを組み、正義も感情も捨て腕っぷし一つでのし上がっていくさまをハイテンションで描き出すクライムエンターテインメント。今回大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、オフィシャルレポートが届いた。○オフィシャルレポート映画公開から1週間が経ち、SNS上で話題沸騰中の本作。“今時の人はこんなのが好きなんでしょ?」ではなく「俺はこれが好きなんだ」という原田眞人ワールド全開の作品。ハマれば至福”といったコメントや、“今まで仕事の息抜きが映画だったけど、今は映画の息抜きが仕事なくらい日常がヘルドッグスに侵食されてる。仕事してる時はあの地獄を生きている犬たちのことを考えなくていいんだという謎の安堵。ヤバいよ! この映画”といった刺さりまくった感想がアツく投稿され、すでにリピーター&沼にハマる人続出中!岡田は、紹介されたSNS上のこのコメントに「間違ってもデートで来んじゃねーぞって事ですね(笑)本当に”ハマれば”至福」と冗談で場内の笑いを誘いながら、自身の周りでも公開後の反響は熱を帯びているとかで「いつも以上にたくさんの感想をいただいています。それほどクセが強い作品なんだなと。犬の映画やってるんだよね、と言われたり(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメント。坂口も「ぶっ飛んだ役柄を演じさせていただきましたが、エネルギーがすごいですよね。色んな方から熱量のこもった感想をいただいていて本当に嬉しく思っています。凄まじいものができたんだな、と浸透してきた気がします」と明かし、強烈で濃厚な作品の虜になる人物が多い本作の公開を実感している様子。原田監督にもその熱は届いていて「これまでで最高傑作という声も多いです」と笑顔を見せていた。さらに、SNS上で集めたコメントの中から、“「お前、寝技下手だな」って兼高に言われてた室岡が終盤のあのシーンで寝技キメてたのグッときた”といった冒頭のシーンについてのコメントが紹介されると、岡田は「あれは教えている感じを撮影する、と監督に言われていて。決めきった動きではないんです。現場で膨らませていった感じで。セッションのようでした」と当時を振り返り、坂口も「僕自身、本当に教わっている感じでした。その瞬間を撮ってもらっていたという感覚です」と、狂犬バディ二人のリアルな様子が映されたシーンだったと回想。続いて、“兼高と室岡と十朱の三角関係の目の会話に鷲掴かみにされた“というコメントが紹介されると「坂口くんからも、MIYAVIさんからも、僕は熱い視線を向けられていて。濃い現場でしたね」と語る岡田に対し、坂口は「室岡としては、兼高と十朱の目線のやりとりに嫉妬したり、目線ひとつで動きの意思を伝えたりと色んな意味があって。そこに気づいてくれて嬉しいですね」と、こだわりのポイントがしっかり伝わっていることに喜んでいる様子。原田監督も「眼力のある俳優さんたちだし、男のラブストーリーってどこを見てるか、だから。現場で「いい目線!!」と楽しみがら撮影していました」と本作ならではの撮影エピソードを明かしていた。場内に集まった来場者とのQ&Aでは、「女性キャラクターもとってもカッコ良くて素敵でした。お気に入りの女性キャラは?」といった質問が。原田監督は、原作にはないオリジナルキャラとして登場させた松岡茉優演じる恵美裏について「メッセージ性を持って君臨するキャラ」と触れ、岡田は「久しぶりに共演した大竹さんとの現場も楽しかったですし、ルカ役の中島亜梨沙さんは(アクションも)頑張ってくれましたね。宝塚歌劇団の娘役の方で、アクション未経験だったけど1年半くらい指導していて。本人も“戦ったことないです!”と言ってる中、いきなり僕と闘うって。監督の無茶ブリですよ(笑)」と冗談めかして明かしつつ「でも、頑張りきってくれました。満身創痍でボロボロの中、撮影が終わると現場で拍手が起きていました」と経験0から岡田と対峙する重要なアクションシーンを演じきった中島に太鼓判を押していた。坂口は、室岡の幼馴染役として登場した杏南役を演じた木竜麻生について触れ、「室岡の過去を知っているからか、お芝居もどんどんも入ってきてくれて。会話劇というか、生っぽいものが生まれたなと思っています」とアクションだけではない本作の魅力についてもコメント。続いて、「最後に明らかになる展開に驚きました。はじめてこの物語を聞いたときはどう思いましたか?」とラストに次々と明かされる驚愕の真実について、初めて知った時にどう思ったか聞かれると、岡田は「原田監督の台本は読み込んでいく中でこうなるのか!と分かってくる台本なんです。怒涛のラストには僕もびっくりしました」と主演でありながら、最後まで明かされない驚きの真実に驚愕した様子。これに対し坂口も、「(台本を読んだ時は)凄まじいものができそうだ」と映画完成への期待値が跳ね上がったそう。さらに、「相性98%の残りの2%はなんだと思いますか?」という質問が飛び出すと、岡田が「最後のシーンがあるから…」と映画のラストにその答えがあるかのような意味深な発言に留めると、坂口も「その2%を探す旅というか。足りないものを突き詰めるというか…」と続き、複雑な想いが絡み合う登場人物たちの人間ドラマと予測不能の展開が立て続けに起こるラストへの期待を、改めてアピールしていた。公開から1週間たっても熱量が上がり続ける本作の公開を経て行われた舞台挨拶。最後に原田監督から「俳優陣全員がはじけて楽しんでいる作品。こんな作品はめったにないです。ぜひ大画面で楽しんで!」とメッセージが贈られ、坂口は「どこか愛してしまう魅力的なキャラクターが出てきます。一人でも多くの方にこの熱量が届けば嬉しいです」とコメント。岡田は「個性が強いけど、その代わりすごくエネルギーもある作品です。眠る前に夢見ちゃうかも、と思うような映画になっているので、原田監督の生み出すハリケーンのような熱量を感じて、何度でも、何度でも劇場に観に来て欲しいです」とアピールし、大盛況の中舞台挨拶は幕を閉じた。
2022年09月22日主演・岡田准一、共演に坂口健太郎らを迎えた究極のノンストップ・クライム・エンターテインメント『ヘルドッグス』。この度、現場に潜入しているかのような臨場感たっぷりのメイキング特別映像が解禁となった。見たことのないジャンル、見たことのないダークヒーロー、バイオレンスの裏に隠されたピュアな心。そして、シリアスな緊張感のなかに、コミカルさが絶妙に絡み合う世界観。単なる潜入捜査映画とも、ヤクザ映画とも違う、両方の面白さを併せ持つような見たことのない新ジャンルの本作には「想像の遥か上を行く面白さ」「キャストのむせ返るほどの色気にノックアウト!」「中毒性がすご過ぎる」とハマる人が続出している。今回解禁されたメイキング映像は、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができる、圧巻の迫力があふれる映像集。あらゆる場所に設置、また様々な角度から撮影することによりLIVE感を堪能できるGoProでのメイキング映像も活用され、まるで撮影現場に潜入しているかのような感覚を楽しめる。本作の見どころの1つである、闇堕ちした元警官・兼高(岡田准一)の野性味溢れる取っ組み合いのアクションシーンの裏側では、生々しい唸り声を上げながら、ペンなど身の回りのもので相手を攻撃するなんでもありの兼高のアクションスタイルや、壁や床にぶつかりながら、死闘を繰り広げる姿がリアルに映し出されている。合間に映し出される完成した本編シーンと組み合わされた映像では、激しい戦闘に加え、1秒毎に優劣が変わるような緊迫感を感じることができる。また組織一のサイコボーイ・室岡(坂口健太郎)によるガンアクションや組織のインテリチキンこと三神(金田哲)を高所から突き落とす衝撃シーンは、本編の要にもなる肝いりシーンのひとつ。数多くのスタッフたちも臨戦態勢で、そんな熱気あふれる現場に坂口さんも「大変!」とはにかみながらも高揚している様子。若きトップ・十朱(MIYAVI)の命を狙う、最強の女殺し屋・ルカ(中島亜梨沙)と兼高&室岡のアクションシーンでは岡田さん自ら足による締め技を中島さんに教えるという姿が切り取られ、技闘デザイン(アクション振り付け)としても現場に立ち、レクチャーする岡田さんの一面も垣間見れる。撮影前から1年以上かけてアクション指導を受けた中島さんの活躍にも注目。そのほか、岡田さんと原田監督の濃密なディスカッションや坂口さん、MIYAVIさんのお茶目なオフショットも映し出されている。『ヘルドッグス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年09月22日公開中の映画『ヘルドッグス』より、岡田准一演じる闇落ちした元警官・兼高、坂口健太郎演じる制御不能のサイコボーイ・室岡、そしてMIYAVIが演じる「東鞘会」に君臨する若きトップ・十朱に焦点を当てた特別映像が公開された。本作は、主演の岡田と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む死刑囚の息子、という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口が演じた。公開された映像では、相性98%を誇る兼高と室岡、そして彼らが護衛に付く十朱が登場。ふたりに愛とも憎しみとも、執着とも呼べる複雑な想いを持つ十朱は、映像内でも「お前とは一生の付き合いだ」、「今度は俺を選んでくれ」、「お前がいるからここまで来れた」と3人のただならぬ関係性を感じさせる言葉を次々と投げかける。兼高は過去に愛する人を失ったトラウマを抱え、正義も感情も捨てて復讐することのみに生きる闇に墜ちた男。狂犬と化した兼高に目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要されるが、組織潜入の足がかりにした相手・室岡と数多くの死線を共にするなかで、ふたりは次第に強い信頼関係で結ばれていく。凶暴性と残虐性を持つ制御不能なサイコボーイ・室岡も兼高だけは“アニキ”と慕うほど。一方の十朱は、兼高が「東鞘会」に潜入した最大の目的となる重要人物で、兼高は十朱から“ある秘密ファイル”を奪取しなくてはならない。狂犬コンビとして兼高と室岡は猛スピードで組織を上り詰め、十朱の護衛任務に付くまでになるが、潜入捜査官として真の目的を持つ兼高に対し、十朱は疑惑とも、信頼とも言えるような、真意の見えない執着心を抱いていく。兼高を演じた岡田は、MIYAVIとの初共演や兼高と十朱の関係について「同世代で共演させてもらうのを楽しみにしていたし、ある意味、(兼高と十朱は)愛の関係なんですよね」とコメント。MIYAVIも「十朱が兼高を見る目線、兼高が十朱を見る目線。そこに2人の感情っていうのがすごく込められたのかなと思います」と、それぞれが演じたキャラクターたちが抱える特別な想いを語っている。さらに坂口も「兼高というひとりの男としての生き様がすごくセクシーで、室岡もどこかそこに羨望があるのかなと。そこに十朱だったり、関わってくる人たちがいて。その姿がとても色っぽいんです。すごくセクシーな映画だと思います」とヤクザ映画を覆した本作の世界観について明かしている。真実を隠し続け、誰よりも信頼を置くはずの室岡を欺く兼高、何も知らず、狂気と紙一重の純粋な想いで兼高を慕う室岡。信頼か、疑いか、兼高に執着して常に鋭い目線を向け続ける十朱。この3人の複雑な関係がどんなラストを迎えるのか、期待が高まる特別映像をぜひチェックしてほしい。『ヘルドッグス』公開中
2022年09月21日岡田准一が9月17日、都内で行われた主演作『ヘルドッグス』の公開記念舞台挨拶に、共演する坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、原田眞人監督とともに出席。映画に対する反響が数多く寄せられていると明かし「本当にゼロか100か。好きかどうかが、激しく分かれるのがこの映画らしい。とても好きだという方が、とにかく熱く語っていただける映画になっている」とクセが強い分、ハマる要素が強い本作の魅力をアピールした。岡田准一原田眞人監督原作は深町秋生によるハードボイルド小説。トラウマを抱え“闇落ち”した元警官・兼高昭吾(岡田)と、心の奥底に深い闇を抱える“サイコパス”暴力団員の室岡秀喜(坂口)が、警察組織によって最強の“狂犬バディ”に仕立て上げられ、関東最大のヤクザ組織への潜入という危険なミッションに挑む。映画の封切り日だった昨日、岡田と坂口は食事に行ったといい、坂口は「スケジュールが押して、僕が大遅刻してしまって。それでも、岡田さんは優しく待っていてくださった」と感謝のコメント。そんな“バディ”のやりとりに、MIYAVIは「食事会のこと、聞いていないです」と苦笑し、「そういえば、今日のドレスコードも聞いていない(笑)。皆さん、黒なのに、僕だけ白で(笑)」と一人浮いてしまった状況に、照れ笑いだった。坂口健太郎MIYAVI松岡がアドリブで岡田に抱きつく劇中シーンに話題が及ぶと「そりゃ、ドギマギしますよ。僕はおじさんたちとしか共演していないので、若い女性は機会がなくて」(岡田)、「飛びついたら、屋久島の大木のような(笑)。ゴホンという感覚で、微塵も揺れなくて、キュンではなく『おおっ』ってなりました」(松岡)と、岡田の体幹のすごさがわかるエピソードが披露された。松岡茉優また、客席に視線を送った岡田は、「まだ、(名前入りのボードを)持ってきてくださるファンの方がいらっしゃる喜びとともに、“健”って書いてあるのが懐かしいなと。(坂口)健太郎くんのことだと思いますけど、違う健を思い出す」と盟友・三宅健を連想させるコメントで、ファンを喜ばせていた。取材・文・撮影=内田涼『ヘルドッグス』公開中
2022年09月17日映画『ヘルドッグス』の公開直前サプライズイベントが9月13日に行われ、岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫が登壇した。今回会場には、誰が来るか知らされていない中、岡田さんや坂口さんら、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」の超クセ強なキャラクターを演じているキャストらが登壇すると、場内は騒然となり、大きな拍手で迎えられた。岡田さんは「濃い人が出ている、香ってくるような映画です。映画を観てくれて幸せです」と上映後イベントへの登壇に対し喜びを明かし、坂口さんは「力強い、エネルギッシュな作品です」とアピール。それぞれ濃い役柄での現場をふり返りつつ、お気に入りのキャラについて明かすトークが始まると、岡田さんは「潜入捜査をしている役柄だったけど、思わぬところで男同士の絆とか愛とかが感じられるようになっていって。現場でも役柄的に表情とか隠さないといけない事が多かったので大変でした」と言いつつ、好きなキャラクターは吉原さん演じる熊沢と発表。MIYAVIさんも「僕も同じです。アドリブもどんどん膨らませてくるし、セッションしてるような現場で楽しかったです」と撮影秘話を披露。坂口さんはMIYAVIさんが演じた十朱がお気に入りだそうで、「カリスマ性とかスター性とかすごいカッコいいですよね」と語ると、岡田さんも「あんな様子は出せる人限られますよ」と大きく相槌を打っていた。そんなMIYAVIさんは、岡田さんや坂口さんとは役柄的にあまり密にコミュニケーションが取れなかったようで、「岡田さん、坂口さんが仲良く筋トレしてていいなぁと。僕はずっと手袋してるんだけど、それがムレムレだった事しか…」と言うと、「“すごいムレてるんだよね”と話しかけてくれたのが最初でしたよね(笑)」と岡田さんが茶目っ気満載なエピソードを披露した。金田さんは、直接対峙することの多かった兼高だそうで、「敵対してきたからこそ分かると思うんですけど、ピュアすぎだし、強すぎだし、日に日に色気が増していって…最後には彫り深すぎてもう黒かったです」と冗談交じりに兼高の魅力を熱弁すると、岡田さんも「いじってるじゃん!」と突っ込みつつ、「役的にも現場でずっと見られていて、時々目が合うと照れてたよね?」と裏話を暴露。金田さんは「もうなんかオスとしてドキドキしちゃって…(目があっても)何でもない!って言って走って逃げたりしちゃってました」と乙女のようなエピソードを明かした。吉原さんは赤間麻里子演じる佐代子を挙げ、「初めて会った時からリーゼントだったんですけど、その姿がすごく自然で。あんなにリーゼントとサングラスを自然に身につけられる人いないな、と。愛おしくなってしまいました」と妻を愛する劇中の熊沢のような姿を見せた。撮影時の思い出やエピソードトークが尽きず、次から次へと話が飛び出す内容に場内も大盛りあがり。濃厚キャラへの熱烈愛が止まらない状態となっていた。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年09月14日岡田准一主演、坂口健太郎とバディを組むことで話題の映画『ヘルドッグス』より、本作のアクションシーンを詰め込んた特別映像<地獄のアクションセレクション>が公開された。過激で強烈なアクションシーンが盛りだくさんな今回の映像。岡田さん演じるヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高や、坂口さん演じる制御不能な男・室岡らが、敵をなぎ倒すシーンが息つく暇もなく詰め込まれ、素手で相手を圧倒する基本の格闘術【ステゴロ】、使える物は何でも使う作法無用の戦闘スタイル【工具&文具】、お待ちかねの【ナイフ&ガンアクション】と様々な場面が登場。その中で、相性98%の狂犬バディ、兼高と室岡が訓練に励む仲睦まじい様子も映し出されている。技闘デザイン(アクション振り付け)指導としても本作に参加し、映画で描かれるアクションの数々を原田眞人監督にプレゼンしたという岡田さん。「原田監督はお芝居の延長線上でのアクションを強く求める監督。お芝居とアクションの境目なくキャラクターが立つような構成を考案することがテーマになります。本物の動きのなかに映像的なギミックを入れたり、キャラクターの個性やそのキャラクターの行動の狙いにあった動きを考えて提案しています」と明かしており、リアルなアクションにこだわった。原田監督は「岡田くんは、こういうアクションができます、こういうのもできますって、まるで死の商人が武器を売るように、次から次へとアクションをプレゼンテーションしてくれる」と岡田さんへの絶大な信頼を語っている。また映像で流れるのは、元劇団四季の劇団員・吉原光夫演じる熊沢が歌いあげる「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」(オペラ「ナブッコ」で歌われる合唱曲)。美しい名曲の調べは、強烈で研ぎ澄まされた本作のアクションシーンを引き立たせ、まるで歌にあわせてダンスでも踊っているかのような華麗さを感じさせる。ラストには、高級クラブのカラオケでその歌声を披露しているシーンまで描かれており、思わずナレーションでも鋭いツッコミが入り、コミカルさまで楽しめる。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年09月09日映画『ヘルドッグス』の記者会見が9月6日、東京・日本外国特派員協会で行われた。これに本作でヤクザ組織のトップ・十朱を演じたMIYAVIと原田眞人監督も登場し、海外記者からの質問には流暢な英語で作品をアピールした。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じた。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏。北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高と室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが、東鞘会・7代目会長・十朱義孝をMIYAVIが演じる。記者会見はまず原田監督とMIYAVIが英語で挨拶。原田監督は「新作を携えてまた皆様とお話できて光栄です」とし、MIYAVIは「以前UNHCR親善大使としてここで会見に参加したことがありますが、今回俳優としてここに来られたことを嬉しく思います。映画の中ではヤクザ組織のボスを演じていますが、本当のボスは隣にいる監督なので」とジョークを飛ばし、会場には笑い声が上がった。制作のいきさつについては、原田監督が「10歳頃に潜入捜査官が登場するTVシリーズが源体験になった」と語る。さらに潜入捜査を担うキャラクターが、周囲とどう関係性を作るかに興味があったという原田監督は「男たちのある種の愛情関係のような、三角関係のような要素も描きたくて、それを岡田さんや坂口さん、MIYAVIさんに演じて欲しいと思っていた」と映画の制作秘話を披露。当のMIYAVIは、原田監督からのオファーに光栄な気持ちとなったようだが「ただ、僕は顔に傷がある訳でもないし、(役柄的に)体重を増やさないとダメかな?とか不安もありました」と振り返る。だがその不安は監督と直接話してから消えた様だ。「国内のみのマーケットを意識してないというチャレンジ精神や、新しいタイプのヤクザ映画を作りたいという印象に共鳴して、イエスと返事をしていました」と経緯を明かした。記者からは『ブラック・レイン』や『パルプ・フィクション』といった数々の名作を想起したという声が多かった。作り込まれた美術や世界観、登場人物たちの完成されたキャラクター造形への質問も飛び交う。これに対して原田監督は「アメリカの監督が描くであろう、ヤクザ組織の世界を描いたつもりです」と返答。当初はフィリピンなどでのロケハンもしていたというがコロナでいったん中断に。それからは日本国内で、キャスティングと同じくらいかなり入念にロケハンをしたという。「地元の静岡でも撮影して新しい魅力を再発見したり。撮影もコロナで1年休止となってしまいましたが、その結果が功を奏しましたね」と制作裏を語った。MIYAVIは役作りのなかで「『地獄の黙示録』のカーツ大佐を意識してほしいと言われていました。なので権威に失望した男、というのを意識して演じています」と演技のコンセプトを話す。さらに「歩き方も真似てほしいと言われていたので、家で練習していたら、娘から『なんでそんな歩き方なの』と言われてしまいました」とユーモア混じりにコメント。会見の最後は原田監督が「色々な作り手がフィルム・ノワールを作ろうと企画案を出しますが、往々にして頓挫してしまうんです。この作品は、フィルム・ノワールの歴史を担うフランス、アメリカの観客にも観てもらえるようにと思って作りました。“ジャパニーズ・フィルム・ノワールです”」と本作を世界へ向けてアピール。MIYAVIも「新たな世界に挑もうとする監督のチャレンジ精神に共鳴しました。ジャパニーズ・フィルム・ノワールであり、エンタメでもある、色んな要素が組み込まれた作品なので、これまでにない新しい体験ができると思います」と自身を覗かせ、記者会見は幕を閉じた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年09月07日9月16日(金)に公開される岡田准一主演『ヘルドッグス』。このたび、主演の岡田がイメージキャラクターを務める遊園地「ひらかたパーク」とのコラボビジュアルが完成した。本作は、主演の岡田と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じている。この度、兼高を演じた岡田が、2013年からイメージキャラクター“超(スーパー)ひらパー兄さん”“園長”を務める遊園地「ひらかたパーク」の恒例となっている主演映画のコラボビジュアルが完成し、公開された。これまでも徹底的にふざけたデザインとコピーで世間の話題をさらい、岡田の主演作が発表されるたびSNS上で「ひらパーとのコラボまだー?」「映画サイドが許可してるのが奇跡」と期待と称賛の声があがるコラボビジュアル。13作目となる今回は『ヘルドッグス』にちなんだ「人間ドックス」。兼高の睨むような目つきの『ヘルドッグス』のポスターはヴァイオレンスな世界感を体現しているが、そのヴァイオレンスさは、実は日々の健康管理あってのもの。そんな園長の心がけが伝わるのが、今回のコラボ。ポスターには超ひらパー兄さんが笑顔で人間ドックに臨む姿が描かれており、測定した肺活量は80%以上で思わず表情がほころんでいる超ひらパー兄さんの姿が可愛らしい。またポスターには映画のキャッチコピー”相性98%の狂犬コンビが組織をのし上がる”にかけ、”肺活量80%以上で健康カンリも坂道で息上がる”というコピーが添えられている。傾斜の多いひらパーは園内を回るだけで毎回、軽く息が上がるのだが、それもまたひらパーの楽しみのひとつ。園長の肺活量もひらパーで鍛えられているのかもしれない、と思わず考えてしまうコラボビジュアルとなっている。ひらかたパークの担当者は今回のコラボについて「今回は『人間ドックス』。健康意識が高い園長の一面をビジュアルにしました。というのも、ひらパーの園内は坂道が多くて、アトラクションからアトラクションへ園内を歩いて回るだけでけっこういい運動になります。園長はそのことをよく知ってるので、やはり、健康に気を使い、定期的な人間ドックは欠かさず、肺活量をキープしています。そんな、園長としてのプロフェッショナルな姿勢をポスターを見た人に感じてもらいつつ、実際ひらパーに来た時に、『これが園長ですら息があがる坂道か』と逆に楽しんでいただければという思いでこのポスターを作りました」と語っている。本ポスターは11月30日(水)までひらかたパーク公式WEBサイト、および園内などにて公開されている。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年09月01日俳優の岡田准一が主演を務める、映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)と、遊園地・ひらかたパークのコラボビジュアルが1日、公開された。同作は深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の実写化作。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(岡田)の姿を描き、原田眞人監督が脚本・監督を務める。岡田は2013年からる遊園地「ひらかたパーク」のイメージキャラクター“超(スーパー)ひらパー兄さん”“園長”を務めており、主演映画とのコラボビジュアルが恒例となっていた。これまでも徹底的にふざけたデザインとコピーで世間の話題をさらっていたが、13作目となる今回は『ヘルドッグス』にちなんだ「人間ドックス」。ポスターでは超ひらパー兄さんが笑顔で人間ドックに臨む姿が収められ、映画のキャッチコピー「相性98%の狂犬コンビが組織をのし上がる」にかけ、「肺活量80%以上で健康カンリも坂道で息上がる」というコピーが添えられている。ひらかたパークの担当者は今回のコラボについて「今回は『人間ドックス』。健康意識が高い園長の一面をビジュアルにしました。というのも、ひらパーの園内は坂道が多くて、アトラクションからアトラクションへ園内を歩いて回るだけでけっこういい運動になります。園長はそのことをよく知ってるので、やはり、健康に気を使い、定期的な人間ドックは欠かさず、肺活量をキープしてきます。そんな、園長としてのプロフェッショナルな姿勢をポスターを見た人に感じてもらいつつ、実際ひらパーに来た時に、『これが園長ですら息があがる坂道か』と逆に楽しんでいただければという思いでこのポスターを作りました」と語っている。本ポスターは11月30日までひらかたパーク公式WEBサイト、および園内などにて公開されている。(C)2022 『ヘルドッグス』製作委員会
2022年09月01日岡田准一と原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組んで作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント『ヘルドッグス』。今回は、猛者をもたしなめる極道の姉御役を演じた松岡茉優の新場面写真が解禁となった。解禁となったのは、東鞘会・神津組のボスであり、兼高(岡田准一)、室岡(坂口健太郎)の狂犬コンビの“オヤジ”でもある土岐(北村一輝)の愛人・恵美裏の姿を捉えた新場面写真。松岡さんが演じる恵美裏は、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」という男社会の中で生きる極道の女。土岐のことを“パパ”と呼び、愛嬌のある一面も覗かせながら、どんな鍵でも解錠できる“鍵師”の家系出身で、裏社会に独自のパイプを持つミステリアスな女性。背中には美しい鳳凰のタトゥーを持ち、時には東鞘会に与する屈強な猛者たちすら、ひと言で嗜める肝っ玉の座ったところがあり、公私ともに土岐の支えになっている。しかし一方で、欲望に忠実、刺激が大好きな彼女は土岐の部下である兼高とも、道ならぬ関係に。力強さと妖艶な魅力を併せ持つ魅力的なキャラクターとして、映画の世界を彩っている。到着した場面写真では、楽しそうにじゃれ合う土岐と恵美裏の姿や、共に現場にでて指揮をとる2人の姿が映し出されているほか、真っ黒な衣装に映えるグリーンヘアと真っ赤な口紅が印象的な恵美裏の美しい姿がとらえられている。松岡さんは恵美裏という役柄について「頭が良くて魅力的で、私も憧れてしまう」とコメントしており、共演シーンの多かった北村さんについて「初めて共演させていただいたのですが、とても優しくして下さって、たくさん助けていただきました」と撮影秘話を明かす。原田組は初参加となったが、実はクランクイン前に現場に見学に行っていたそう。「監督の真後ろで見学させていただきました。『このアングルはね、こう言うことなんだよ』とか『こうやって撮っていくよ』っていうのを細かく教えてくださったんです」とも明かしている。自身が恵美裏という役を演じることで「彼女の信念がチラリとみえたら嬉しいです」と、男社会の中においても信念を持った女性を見事に体現している。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年08月25日9月16日(金)公開となる『ヘルドッグス』より、極道の姉御役・松岡茉優が写る新場面写真が公開された。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口が演じた。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏。北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高と室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが、東鞘会・7代目会長・十朱義孝をアーティストであり俳優のMIYAVIが演じる。公開されたのは、東鞘会・神津組のボスであり、兼高、室岡の狂犬コンビの親父(オヤジ)でもある土岐の愛人・恵美裏(松岡)の姿を捉えた新場面写真だ。恵美裏は関東最大のヤクザ組織「東鞘会」という男社会で生きる極道の女。土岐(北村)のことを“パパ”と呼び、愛嬌のある一面も覗かせながら、どんな鍵でも解錠できる“鍵師”の家系出身で、裏社会に独自のパイプを持つミステリアスなキャラクターである。背中には美しい鳳凰のタトゥーを持ち、時には東鞘会に与する屈強な猛者たちすら一言で嗜める肝っ玉の座った姉御肌で、公私ともに土岐の支えだ。しかし一方で、欲望に忠実、刺激が大好きな彼女は土岐の部下である兼高とも、道ならぬ関係に。ヤクザという男社会の中で、決して守られるだけじゃない力強さと妖艶な魅力を併せ持つ魅力的なキャラクターとして、映画の世界を彩っている。場面写真では、楽しそうにじゃれ合う土岐と恵美裏の姿や、共に現場にでて指揮をとるふたりの姿が映し出されているほか、真っ黒な衣装に映えるグリーンヘアと真っ赤な口紅が印象的な恵美裏の美しい姿を捉えた場面写真が解禁に。松岡は恵美裏という役柄について「頭が良くて魅力的で、私も憧れてしまう」とコメントしており、共演シーンの多かった北村について「初めて共演させていただいたのですが、とても優しくして下さって、たくさん助けていただきました」と、裏社会を描いた本作のハードな撮影秘話を明かした。原田組初参加となった松岡は、実はクランクイン前に現場に見学に行っていたという。「監督の真後ろで見学させていただきました。『このアングルはね、こう言うことなんだよ』とか『こうやって撮っていくよ』っていうのを細かく教えてくださったんです」と明かしており、安心して撮影に臨めた様子。また自身が恵美裏という役を演じることで「彼女の信念がチラリとみえたら嬉しいです」とした。男社会の中においても、信念を持って守られるだけでない令和版極道の女を見事に体現した演技に注目だ。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月25日9月16日(金)公開となる『ヘルドッグス』より、MIYAVIが演じる東鞘会の若きトップ・十朱の場面写真が公開となった。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じている。MIYAVIが演じるのは兼高が潜入することになるヤクザ組織、東鞘会の七代目会長である十朱義孝。十朱はヤクザ社会では異例の人事で東鞘会会長の座に就任した、日本、アジアで勢力を伸ばすインテリヤクザであり、華奢に見えて高い戦闘力を持つ。美しく、知的でミステリアスな魅力を放つ十朱は、その見た目だけでなく生活スタイルも洗練されたもの。規則正しい毎日を過ごし、趣味は美術館めぐり。常にスタイリッシュなスーツを着こなし、指紋を残さないための手袋が欠かせない。まるで超一流のビジネスマンのような日々の中で、東鞘会に集う猛者どもを率いているのだ。兼高の潜入ミッションの目的は、十朱が持つ“ある秘密ファイル”を奪うこと。この危険な任務を成功させるためには、どうしても避けて通れない最重要人物だ。今回公開となった十朱の場面写真でも、どこか決意を秘めた眼差しで兼高と向き合う意味深な場面写真や、赤い光に包まれた空間で祈りを捧げる怪しげな儀式を行う様子、趣味である美術館巡りに興じている姿など、一般的なヤクザのイメージからはかけ離れた、ミステリアスな魅力が満載の様子が切り取られている。美しいだけではない、闇に秘めた何かを隠し持つ十朱という男の謎は深まるばかりだ。そんな十朱の護衛に抜擢された兼高は十朱からも少しずつ信頼されるようになっていくが、ふたりの間には、常に信頼と疑惑が渦巻き、真実と過去を探り合う「愛」とも「憎しみ」とも呼べる複雑な心情が絡み合う。十朱を演じたMIYAVIは本作の魅力を「映画のストーリーの中で色んな形の愛の美しさが存在していて、そこに僕はすごく惹かれたし、魅力を感じましたね」と話し、また十朱を演じる上で「実はずっとマニキュアしてます。(手袋で)見えないけど。首元にもワンポイントでタトゥーがあったり」と細かなこだわりが隠されていることを明かした。さらに原作はかなり描写が激しいといわれているが、「そこに原田監督の独特なアート的な視点が加わっていて、絵の切り取り方、色んなものの引用の仕方が独特ですごい。一緒にやらせてもらって色々と勉強になりましたし、とても面白かったです」と原田監督の手腕と充実していた撮影を振り返っていた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月24日「ドッグスポーツエクストリーム」の公式カメラマンを務めるSTUDIO FUNTAS(所在地:大阪府箕面市、代表者:木津川 哲三)は、秋に行われる各種ドッグイベントで愛犬を撮影するドッグラン撮影会「わんこイン30m走 with 撮影会 ~走るか・飛ぶか・歩くのか~」を各地で開催いたします。2022年秋総合■「わんこイン30m走 with 撮影会 ~走るか・飛ぶか・歩くのか~」についてイベント名:「わんこイン30m走 with 撮影会 ~走るか・飛ぶか・歩くのか~」本イベントは、全国のドッグイベントの会場で参加している犬を記念撮影するという内容です。撮影に関して、安価で撮影できることからご利用された方々からの反響も上々です。イベントにて賑やかし・目玉企画をお探しでしたらお気軽にお問い合わせください。▼お問い合わせ先: photo.30dogrun@gmail.com ■スケジュール・2022年8月27日(土)・28日(日)会場 : 静岡県裾野市今里127-4 ドッグラン M's(エムズ)ご予約: ・2022年9月10日(土)・11日(日)会場 : 大阪府茨木市東安威2-5-22 ドッグラン ぷらすわんご予約: ・2022年9月23日(祝)・24日(土)会場 : 滋賀県蒲生郡竜王町薬師砂山1178-694 三井アウトレットパーク滋賀竜王内ドッグランご予約: ・2022年10月1日(土)・2日(日)会場 : 神奈川県足柄上郡松田町寄5605 寄七つ星ドッグランご予約: ・2022年11月5日(土)・6日(日)会場 : 大阪府茨木市東安威2-5-22 ドッグラン ぷらすわんご予約: ・2022年12月3日(土)・4日(日)会場 : 神奈川県足柄上郡松田町寄5605 寄七つ星ドッグランご予約: ■概要・タイムトライアル走行 1走・撮影用走行(ご購入希望コマ数にもよりますが)は、最低2走、全コマ数ご購入希望の方は3走程度の走行をお願いします。・ドッグランでお遊びをする前にお越しください。・走行写真撮影後、家族写真の撮影もOK!・写真データは後日、ラインアルバム・ダウンロード・各種メディアにて納品致します(当日の参加コースによって異なります)。・当日ご参加いただいた愛犬の走行記録は後日SNS等で発表いたします。■参加費用・500円でひとコマ(会場によって異なります)から。※3,000円で当日撮影データ全コマがもらえます。※その日の愛犬の体調等によって変わりますが、1走あたり30コマ程度とお考えください。・別途ドッグラン利用料が必要です。・一見高額な費用がかかると思われるドッグラン撮影会も「わんこイン30m走with 撮影会」なら500円で参加できます。しかもタイムトライアル付きです。■注意事項・ご参加にあたっては各種ドッグランのご利用規定に従ってください。・本イベントは本格的なドッグスポーツや競技会ではございません。あくまでも飼い主さまと愛犬たちが一緒に楽しむことを目標に行っています。タイムトライアルは愛犬の走行能力の目安としてお考えください。・狂犬病予防接種証明書や各種ワクチン接種証明証等は必ずお持ちください。・他の参加者や出走犬に迷惑となるような行為は決して行わないでください。そのような行為があった場合は退場いただくこともございます。・新型コロナウイルス蔓延防止のためマスクの着用、大声で騒がない、他の参加者(犬)との間隔を空ける等の対策にご協力願います。・ご参加にあたっては全会場予約優先となります。どちらのイベントも人気のドッグランで開催致しますので必ずリンクからご予約へとお進みください。・その他の重要なお知らせや注意事項は下記にアクセスの上ご確認ください。■撮影者情報全会場の撮影は、ドッグスポーツエクストリームの公式カメラマンSTUDIO FUNTASの木津川 哲三が行います。各種SNSは以下のリンクからお進みください。Instagram: Facebook : Flickr : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月23日岡田准一が8月16日、都内で行われた主演作『ヘルドッグス』の完成披露イベントに、共演する共演する坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、原田眞人監督とともに出席した。岡田と原田監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3度目のタッグ。岡田は「僕の新しい人生の1ページを踏ませてもらえると感じた」と本作に込めた熱き思いを吐露していた。原作は深町秋生によるハードボイルド小説。トラウマを抱え“闇落ち”した元警官・兼高昭吾(岡田)と、心の奥底に深い闇を抱える“サイコパス”暴力団員の室岡秀喜(坂口)が、警察組織によって最強の“狂犬バディ”に仕立て上げられ、関東最大のヤクザ組織への潜入という危険なミッションに挑む。これまでにないダークな役どころの岡田は「挑戦的で挑発的」と力強くアピールし、「男同士がどこか触れちゃいけない場所を触れ合っているような、つながりを感じる映画。愛ですね、テーマは」と熱弁した。また、原田監督が本作を“ジャパニーズ・ノワール”として位置づけていたと明かし、「これまでのヤクザ映画とは違う、『ヤクザ映画をセクシーに撮りあげる』ということで、自分自身もセクシーって何だろうと考えた」と役作りを振り返る場面も。近年の出演作と同様に、「アクションの構築もやらせていただいた」そうで、原田監督は「今回も鬼軍曹的存在だった」と“師範”岡田の素顔を語った。死刑囚の息子という境遇ゆえに、ヤクザ組織内部でも手が付けられない制御不能な存在。そんな難役に挑んだ坂口は「すさまじいものができたなと。振り絞っていたら、終わっていた。そんな濃くて、いろんな感情が充満したエネルギーが炸裂している」と、怒涛の撮影を熱っぽく回想。自身がアクションに挑む撮影では、岡田がモニターチェックをしていたそうで、「岡田さんは『こうすれば、もっとキャラクターの強さや個性が見える』と教えてくださった」。さらに「兄貴と慕っていたので、『今のシーン、良かったよ』と言われると、グッときてしまう自分がいた」としみじみ語っていた。共演陣も「1秒も休ませてくれない」(松岡)、「世界に届けられる作品」(MIYAVI)、「僕の顔より濃い(笑)映画」(北村)と本作に圧倒された様子。初の原田組に参加した大竹は、「細やかな原田さんの演出についてきたスタッフ全員の力を感じました。集中力もすごく、久しぶりに映画らしい映画に参加できてうれしかった」と話していた。取材・文・写真=内田涼『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月16日岡田准一主演、究極のノンストップ・クライム・エンターテインメント『ヘルドッグス』より、坂口健太郎演じる室岡秀喜の場面写真が公開された。坂口さん演じる室岡は、東鞘会のヤクザの一人で、元警官・兼高(岡田さん)のバディ。2人は警察のデータ分析によると、相性は98%。死刑囚の息子で、心の奥底に深い闇を抱えている。幼い頃に親から虐待を受け、その影響で満腹中枢がイカれてしまい、常に空腹で何かを食べ、一度キレると感情を抑えられない、制御不能なサイコボーイ。警察は兼高へ、室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに東鞘会・神津組へ潜入するよう指示。相性抜群の2人は、お互いの心の隙間を埋めるように、なくてはならない存在になり、最強の狂犬コンビとして猛スピードで組織を上り詰めていく。坂口さん自身、室岡役を演じるにあたり「これまでの坂口健太郎のイメージからは想像しにくい役、イメージをがらりと変えてくれる役でした。僕自身、いい意味でイメージを裏切っていきたい気持ちがあるので、原田監督と話しをしながら、室岡をやりたい!という気持ちが湧き上がってきたのを覚えています」と明かしている通り、本作で新境地と言える役柄を見事に演じきった。「どうやって異質感を出すのか悩みました。室岡はサイコパスでもあるけれどサイコパスを出しすぎてしまうと浮いてしまうし、物語を邪魔してしまう。リハーサルの中でここまではやってOKだな、この先は邪魔になるなと、サイコパスのさじ加減は細かく考えました」と役作りの中で室岡というキャラクターを作り上げていったそう。公開された場面写真では、鋭い眼光とボサボサの髪、黒スーツで銃を操るシーンや、ぶっ飛んだ視線で鏡に映る自分を見つめたり、東鞘会のヤクザ・三神(金田哲)に対し、異常な迫力で睨みつけたり。尻もちをつく三神を冷酷な視線で見下ろす姿も公開され、室岡の凶暴性と残忍性が感じられる。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年08月12日9月16日(金)公開となる『ヘルドッグス』より坂口健太郎演じる室岡秀喜を捉えた場面写真が公開となった。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口が演じた。公開された室岡の場面写真には、鋭い眼光とボサボサの髪、黒いスーツでイカつい銃をぶっ放す瞬間や、ぶっ飛んだ視線で鏡に映る自分自身を見つめる姿、同じ東鞘会に所属するヤクザ・三神(金田哲)に対し、目を見開いて異常な迫力で睨みつける緊張感あふれるシーンが写し出されている。さらに、尻もちをつく三神を冷酷な視線で見下ろす姿もあり、室岡の、背筋がゾクリとするような凶暴性と残忍性を感じさせる1枚となっている。坂口自身も、室岡役を演じるにあたり「これまでの坂口健太郎のイメージからは想像しにくい役、イメージをがらりと変えてくれる役でした。僕自身、いい意味でイメージを裏切っていきたい気持ちがあるので、原田監督と話しをしながら、室岡をやりたい!という気持ちが湧き上がってきたのを覚えています」と明かしており、本作で坂口は、これまでのイメージを覆し、一皮向けた新境地といえる役柄を見事に演じきった。坂口は「どうやって異質感を出すのか悩みました。室岡はサイコパスでもあるけれどサイコパスを出しすぎてしまうと浮いてしまうし、物語を邪魔してしまう。リハーサルの中でここまではやってOKだな、この先は邪魔になるなと、サイコパスのさじ加減は細かく考えました」と役作りの中で室岡というキャラクターを作り上げていったそう。これまで、優しい笑顔と柔和な雰囲気で多くの人を虜にしてきた坂口が、危険な香りをまとった男の色気あふれる姿をスクリーンに刻み込んでいる。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月12日