仙台市交通局はこのほど、2015年度の開業を予定している地下鉄東西線を走る車両のデザインを発表した。車両の呼称は2000系で、15編成60両(1編成4両)が製造される。地下鉄東西線は、動物公園駅(仙台市の八木山動物公園付近に設置)を起点に、仙台市の市街地やJR線・地下鉄南北線と接続する仙台駅を経て、荒井駅(仙台東部道路の仙台東IC付近に設置)までを結ぶ約13.9kmの路線。リニアモーター式の地下鉄で、2015年度の開業をめざしており、現在は全区間で土木工事が進められている。新型車両2000系は車輪式リニアモーター車両で、車体はアルミニウム合金製。デザインコンセプトは、「自然と調和し、伊達の歴史を未来へつなぐデザイン」。車両前面は伊達政宗の兜の前立てをイメージし、「調和」を示す円形ラインも取り入れられた。車両側面の上部には空・川・海を表す青のラインを施し、中央部には水を表す青、青葉を表す緑、街の活気や人のあたたかさを表す黄・オレンジによるスクエアドットを配した。車内は落ち着いた雰囲気の配色とし、座席は伊達の粋を感じさせる紺系でまとめている。乗降口は地下鉄南北線と同じ楕円形の扉窓を採用した。今年5月にメーカー(近畿車輛)と製造請負契約を締結しており、来年4月頃より順次製造に着手。2014年度に第1編成が荒井車庫へ搬入され、試運転を開始する予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日JR東日本は4日、新宿駅周辺を回遊性のある交流拠点へと整備すべく、新宿駅東西自由通路の工事に着手し、新南口駅舎跡地に「新宿駅新南口ビル(仮称)」を建設すると発表した。「新宿駅新南口ビル(仮称)」は新宿駅や新宿交通結節点(国土交通省が事業主体で、駅南側にて工事中。線路上空部に人工地盤を設置し、駅施設や高速路線バス関連施設などを配置する)と直結する複合施設で、新宿交通結節点と合わせて地域の交流拠点に。新宿の新しいランドマークとして、周辺地域や商業施設との回遊性向上もめざす。同ビルは高さ約170m、地上33階建てとなる予定で、地上6~33階は賃貸オフィス、地上1~5階はファッション店舗やレストランなどの商業施設、地下1~2階は駐車場として使用される。また、新宿交通結節点の上部(5~7階)では、文化交流施設として多目的ホールや屋外広場なども展開するとのこと。「新宿駅新南口ビル(仮称)」は2013年9月に本体工事を着工し、完成は2016年春を予定している。新宿駅東西自由通路については新宿区とともに検討され、このたび計画がまとまったことから工事に着手することに。現在、新宿駅の東口側と西口側をつなぐ改札内通路には北通路と中央通路があるが、このうち北通路を拡幅し、改札口の位置を変更して東西の自由な行き来が可能な通路(幅員約25m)とする。これにより、駅周辺の歩行者の回遊性を高めることで、魅力あるまちづくりや歩行者ネットワークの形成に貢献すると期待されている。改札内コンコースの拡幅とともに、階段の位置や向きの変更、ホームへ通じるエレベーターの新設など、混雑緩和とバリアフリー化も図られる。新宿駅東西自由通路は今月より工事に着手し、使用開始は2020年頃の予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日東京メトロは28日、東西線妙典駅に太陽光発電システムを導入すると発表した。発電能力は280kWを見込んでおり、今年7月の完成をめざすという。同社は環境に優しい地下鉄をめざして、「みんなでECO. 東京メトロ・エコプロジェクト」を展開している。環境配慮型車両として千代田線16000系や銀座線1000系を投入し、銀座線田原町駅を皮切りにLED照明の導入も実施。地上駅への太陽光発電システム導入も進められ、千代田線北綾瀬駅(発電能力20kW)、東西線南行徳駅(発電能力40kW)に続く3駅目として、妙典駅に導入されることに。妙典駅は東京メトロ東西線の高架区間(南砂町~西船橋間)にある駅で、開業は2000年と東西線の駅では最も新しい。2面4線のホームを有する同駅はホーム屋根の面積が広く、太陽光パネルを多く設置できることから高い発電能力を発揮すると予想される。発電開始後の年間発電電力料は約25万7,000kWhが見込まれ、これは南砂町~西船橋間で使用される消費電力の約2.8%に相当し、142トンのCO2削減につながるという。太陽光発電システムの導入により、晴天時の昼間はエスカレーター、エレベーター、照明などの付帯電力を太陽光発電でまかなえるほか、発電量が多い場合、隣接する駅に融通しての利用も可能となる。なお、東京メトロは東西線地上駅の残る5駅(西葛西駅、葛西駅、浦安駅、行徳駅、原木中山駅)についても、本年度中に太陽光発電システムを順次導入する予定としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日日産自動車は10日、商用バン「AD」と「ADエキスパート」を一部改良して発売した。価格は、ADが129万5,700円から170万7,300円、ADエキスパートが153万4,050円から189万5,250円。今回の一部改良では、2012年7月以降の生産車に適用される安全法規に対応したほか、ADとADエキスパートの一部グレードで前席ハイバックシートのヘッドレスト上端を延長。また、全グレードで後席中央シートベルトのタングの形状を変更している。ADとADエキスパートの1.5L車は「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が減税されて75%の減税となり、1.5L車と1.6L車の全グレードがエコカー補助金の対象となる。エンジンは1.2Lから1.8LまでのCR12DE、HR15DE、HR16DE、MR18DE(すべてDOHC水冷直列4気筒)を搭載し、トランスミッションはE-ATx(フルレンジ電子制御4速オートマチック)を採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月11日東京メトロはこのほど、東西線南行徳駅(千葉県市川市)のリニューアル完了を発表した。ホームに膜屋根を採用し、太陽光発電システムを導入するなど、環境に配慮した駅となった。同駅は東西線の高架区間(南砂町~西船橋間)にあり、2010年度の1日平均乗降人員は4万9,759人。今年1月より駅改良工事が進められてきた。ホーム中央部には、自然光の透過性が高い膜屋根を設置。駅構内の案内看板(サインシステム)にLED内照式のものを採用し、コンコース、ホーム、待合室の照明にHfインバーター照明機器を導入するなど、消費電力の削減にも取り組んだ。2番線(中野方面)ホームの屋根上には、千代田線北綾瀬駅に続いての導入となる太陽光発電パネル(面積295.68平方メートル、発電能力40.3キロワット)を設置。供給された電力は駅のエレベーターやエスカレーターの動力などに使用されるという。今回のリニューアルにより、省エネルギーの環境保全効果を高めるとともにデザイン性も向上し、明るく快適な駅空間に生まれ変わった。東京メトロは今後も環境負荷を低減し、利用者に親しまれる駅づくりに努めるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日最高のメイク技術認定者がテクニックを披露シュウウエムラ(日本ロレアル株式会社シュウウエムラ事業部)は、2011年7月~10月までの間、「エキスパートビューティ スタイリストキャラバン」と称し、シュウウエムラが認定する、ビューティスタリスト(美容部員)の中の、最高のメイク技術認定者によるカラーカウンセリングと、メイクアップサービスを実施することを、シュウウエムラ公式サイトで告知している。シンプル&リッチひとりひとりの美しい個性を引き出す<モードメイクアップ>シュウウエムラ(植村秀)は、1960年代からいち早く"モード"に着目、芸術とメイクアップを融合を目指し、日本を代表するメイクアップアーティストのひとりとして活躍した。その考えや技術は、シュウウエムラ化粧品、「シュウ ウエムラ ビューティブティック」(表参道本店/全国のシュウウエムラコーナー)に引継がれる。今回参加のビューティスタリストは、シュウウエムラ認定の「エキスパートビューティ スタイリスト」で、2011年度合格者16名(各会場には内2名)。プロの創造性を感じさせるデザインやアイテム選びで、スキンケアから、メイクアップまで、顧客の肌状況や目的、特徴に合わせて、美しく仕上げるテクニックを持つ。■7月のスケジュール7/16(土)・17(日)池袋西武無料7/16(土)・18(月)神戸大丸無料7/16(土)・19(火)池袋東武無料元の記事を読む
2011年07月01日