北海道札幌市所在の株式会社オワゾブルー(代表取締役:山内 明光)は、2023年2月にエゾシカ6次産業化の推進策として、廃棄されるエゾシカ皮の利活用に、エゾシカレザーに拘ったブランド「AKAN LEATHER」を立ち上げ、この度国内実店舗第1号店が、北海道阿寒湖温泉街に2023年9月9日(土)、オープンいたします。また、このオープンに合わせ、新たにAINU OUTDOOR「SUNKU」(スンク)の商品開発も行ってきており、第1号店舗ではこの2つのブランド商品が展開されます。なお、この第1号店の開業に際しては、商圏人口を考慮して札幌市での出店も考えられましたが、雄大な阿寒の自然(森林)がエゾシカによる大きな森林被害を受けている実態と、エゾシカ6次産業化を考えてもらうこと、さらに新型コロナウイルス感染症のため観光産業に大きな打撃を受けた阿寒湖温泉街の観光復興に微力ながら貢献することを目的に、採算性よりブランドのフラグシップ店舗としての役割を担い当地での開店を決断しました。■「AKAN LEATHER」ブランドコンセプトAKAN LEATHER ポスター■ブランドコンセプト北海道に生息するエゾシカは、年々その頭数が増え、農林業、交通障害などに多くの問題を引き起こす害獣となっています。私たちが拠点を構える、ここ阿寒湖には太古から続く大自然豊かな森があります。しかし、その森にもエゾシカの被害が及んでおり森が枯死してきているのです。また、頭数制限のために狩猟されるエゾシカの皮の多くは産業廃棄物として廃棄されています。私たちは、阿寒湖に暮らすアイヌの教え「自然との共存」と共に、エゾシカの命に感謝をし、廃棄されてきたエゾシカの皮を用いたブランド「AKAN LEATHER」(阿寒レザー)を立ち上げました。縄文から現代へ、15,000年以上もの時をかけて脈々と続く日本のサステナビリティ「円環する命」の考え方を、世界の皆様に知っていただければと考えております。そして、「AKAN LEATHER」は、同時に15,000年の日本の奥行きを表現してまいります。鹿革は、日本でも1,300年以上前から使用されている伝統的な革です。東大寺の正倉院に収められている所蔵品の革製品のうち、約80%が鹿革で作られたものとなっています。また、その製品の多くが柔軟性を失っていないことからも鹿革が油分が抜けにくく、非常に耐久性の高い革であると言えます。相対的に鹿革の特徴として、油分が豊富な為、柔らかくしっとりとしていますが引っ張ると強度もあります。さらに、鹿革には湿気を吸収する性質があり、通気性が良い為、蒸れにくい革とされ「レザーの中のシルク」とも称されています。AKAN LEATHERの製品は、このような鹿革の特徴を最大限に活かした製品づくりを行っていき、何歳になっても一生着続けることができる製品づくりを目指してまいります。■取扱商品1. ALKレザージャケット2. ALレザージャケット3. ALレザーバッグ4. 鹿革/鹿角 小物・アクセサリー5. セレクトレザージャケット■AKAN LEATHERフラグシップモデル(AKAN LEATHER/KANSAI YAMAMOTO)AKAN LEATHERの主力商品であるALKレザージャケットは、日本を代表する世界的ファッションデザイナーである故山本寛斎氏の意思を継承する山本寛斎事務所(東京)が、AKAN LEATHERのブランドコンセプトに共感いただき、デザイン、プロデュースを担当。現在、ライダースジャケットを中心にALK001~003の3作品が完成しています。ALK001 ダブルライダースジャケットALK001 ダブルライダースジャケットALK002 シングルライダースジャケットALK002 シングルライダースジャケットSUNKU■AINU OUTDOOR SUNKU ブランドコンセプト阿寒湖温泉街には、アイヌ民族の集落であるアイヌコタンがあります。古来アイヌの人々の暮らしには現代に通じるたくさんの暮らしの知恵がありました。例えば、アイヌの人々は、狩猟で何日も家を離れ、山や川に入るとき、「クチャ」と呼ばれる寝床を松の枝葉でつくり、そこを仮小屋として寝床にして狩猟を続けていました。このクチャが現代のワンポールテントの原型ともいえるものです。また、小屋の資材に松の枝葉を使ったのは、暖をとるほか、蚊などの虫が松の葉の臭いを嫌うという習性をわかっていたからです。この松の葉から採取できるマツ精油は、現代のアロマ芳香剤や虫よけスプレーとして活用されています。SUNKU(アイヌ語でまつぼっくり)は、このような古来アイヌの人々の暮らしの工夫やデザインを現代アウトドアシーンに再現させた商品づくりをコンセプトにしていますSUNKUTシャツSUNKU商品■店舗詳細店舗名 :AKAN LEATHERオープン日:2023年9月9日(土)所在地 :〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目4-10TEL :0154-64-1710FAX :0154-64-1713営業時間 :9:00-21:00定休日 :火曜日AKAN LEATHER 店舗AKANLAKE■お知らせ9月1日より3日まで、東京ビッグサイトで行われる「GOOD LIFE フェア 2023」にAKAN LEATHER及びSUNKUが出展いたします。北海道外にお住まいの方には、AKAN LEATHER及びSUNKU商品をご確認いただける機会となっておりますので、是非ご来場ください。イベント詳細: ■その他【運営】株式会社オワゾブルー代表取締役 山内 明光札幌市中央区南6条西11丁目1284-27 新生第1ビル202【オフィシャルWEBサイト】 【オフィシャルECサイト】 【オフィシャルInstagram】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月29日MAKAMI(マカミ)は、2023年5月20日に野生のエゾシカ革で作る重厚なのに軽い「エゾシカトートバッグ」をリニューアル販売します。2021年の初回販売では60個を完売しました。その後お客様からのお声を聞き、さらに使いやすさとデザインを改良しました。A4ファイルもしっかり入り、仕事とプライベートどちらでも使える◆「エゾシカトートバッグ」について2021年にアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を通じて初回生産60個を販売した“野生のエゾシカで作る重厚なのに軽いトートバッグ”は、購入者からの要望を受け、2023年にデザインをリニューアルし再登場します。A4ファイルもしっかり入るトートバッグの容量はそのままに、荷物が増えても安定して持てるよう持ち手を改良し、見た目の重厚感もUPしました。仕事とプライベートどちらでも使える従来の墨灰コンビカラー(黒×グレー)に加え、ジビエレザーならではの野生の風合いが一層楽しめる柿茶(かきちゃ)カラーが新色として登場します。<エゾシカトートバッグの特徴>特徴1) 鹿革の軽さ牛革よりも軽い鹿革はオールレザーにもかかわらずペットボトル約1本分ほどの軽さで初めてレザーバッグに挑戦する方にも安心です。特徴2) 原皮の調達から生産まで全て国産北海道にて捕獲されたエゾシカは、革どころとしても有名な兵庫県たつの市のタンナーにて革になめされ、東京・蔵前の工房にて職人たちの手により、一点一点丁寧に仕上げております。特徴3) 十分な収納力A4サイズのファイルや15インチのMacBookが余裕を持って収納できるサイズ感。マチ幅もあるのでペットボトルや折り畳みの傘などもすっきり収納することができます。◆新商品「エゾシカトートバッグ」概要発売開始日:2023年5月20日名称:エゾシカトートバッグ素材:ジビエ鹿革(エゾシカ)ヴィンテージワックス加工サイズ:縦34cm×横38cm×奥行11cm程度重量:約600~650gカラー:墨灰コンビ、柿茶販売価格:66,000円(消費税込)販売店:MAKAMI 公式サイト自店舗(東京都台東区蔵前)製造地:東京都台東区◆「エゾシカトートバッグ」の展示生きるを伝える野生の傷と、トートバッグを含めたMAKAMIの商品を実際に手に取っていただく場として、MAKAMIは初めてインテリア ライフスタイル2023に出展します。展示会:インテリア ライフスタイル2023会期:2023年6月14日(水)-16日(金)時間:10:00-18:00 (最終日は16:30まで)会場:東京ビッグサイト 西1・2ホール+アトリウム出展ゾーン:NEXT小間番号:W2-A011入場には来場事前登録(無料)が必要です。※商談見本市のため会場での展示品購入はできません。※18歳未満の方、及び一般の方の入場はできません。※ペットを連れての入場はできません。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年05月22日MAKAMI(マカミ)(本社:東京都台東区、代表:久津 真実、以下 MAKAMI)は、2023年5月20日に野生のエゾシカ革で作る重厚なのに軽い「エゾシカトートバッグ」をリニューアル販売します。2021年の初回販売では60個を完売しました。その後お客様からのお声を聞き、さらに使いやすさとデザインを改良しました。エゾシカトートバッグ(柿茶(1))◆「エゾシカトートバッグ」について2021年にアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を通じて初回生産60個を販売した“野生のエゾシカで作る重厚なのに軽いトートバッグ”は、購入者からの要望を受け、2023年にデザインをリニューアルし再登場します。A4ファイルもしっかり入るトートバッグの容量はそのままに、荷物が増えても安定して持てるよう持ち手を改良し、見た目の重厚感もUPしました。仕事とプライベートどちらでも使える従来の墨灰コンビカラー(黒×グレー)に加え、ジビエレザーならではの野生の風合いが一層楽しめる柿茶(かきちゃ)カラーが新色として登場します。<エゾシカトートバッグの特徴>特徴1) 鹿革の軽さ牛革よりも軽い鹿革はオールレザーにもかかわらずペットボトル約1本分ほどの軽さで初めてレザーバッグに挑戦する方にも安心です。特徴2) 原皮の調達から生産まで全て国産北海道にて捕獲されたエゾシカは、革どころとしても有名な兵庫県たつの市のタンナーにて革になめされ、東京・蔵前の工房にて職人たちの手により、一点一点丁寧に仕上げております。特徴3) 十分な収納力A4サイズのファイルや15インチのMacBookが余裕を持って収納できるサイズ感。マチ幅もあるのでペットボトルや折り畳みの傘などもすっきり収納することができます。◆新商品「エゾシカトートバッグ」概要発売開始日:2023年5月20日名称 :エゾシカトートバッグ素材 :ジビエ鹿革(エゾシカ)ヴィンテージワックス加工サイズ :縦34cm×横38cm×奥行11cm 程度重量 :約600~650gカラー :墨灰コンビ、柿茶販売価格 :66,000円(消費税込)販売店 :MAKAMI 公式サイト( )自店舗(東京都台東区蔵前)製造地 :東京都台東区◆ジビエレザーブランド「MAKAMI(マカミ)」『MAKAMI』とは真神。かつて日本に生息していたニホンオオカミが神格化した大口真神に由来します。「大口真神」はその昔、猪や鹿から農作物を守る者として崇拝されていました。人と自然・動物たちとのあり方について考え、作物を守護する神様より頂いた尊い命を無駄にせず、私たちの日常の中に取り入れる。古来より行っていた自然との共生を、ものづくりを通じて体現したいという想いから、2020年にジビエレザーブランド「MAKAMI(マカミ)」は生まれました。環境省の統計によれば、2021年度のニホンジカ、イノシシ、クマの捕獲頭数はおよそ126万頭。そのうちのほとんどが農作物などの被害防止のための駆除で、その大部分はそのまま遺棄されているという現実があります。MAKAMIは、野生動物の皮革を有効に活用し、生前についた傷や個体差による革の違いを楽しみ、一期一会の出会いをお客様に提供して参ります。使用イメージ◆「エゾシカトートバッグ」の展示生きるを伝える野生の傷と、トートバッグを含めたMAKAMIの商品を実際に手に取っていただく場として、MAKAMIは初めてインテリア ライフスタイル2023に出展します。展示会:インテリア ライフスタイル2023会期 :2023年6月14日(水)-16日(金)時間 :10:00-18:00 (最終日は16:30まで)会場 :東京ビッグサイト 西1・2ホール+アトリウム出展ゾーン:NEXT小間番号 :W2-A011入場には来場事前登録(無料)が必要です。※商談見本市のため会場での展示品購入はできません。※18歳未満の方、及び一般の方の入場はできません。※ペットを連れての入場はできません。◆MAKAMI 公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月17日おそらくあなたも結婚するとなれば、両家の顔合わせというものをすると思います(既婚の人はしたと思います)。顔合わせと結納を別々にするのか、顔合わせ=結納として食事会をするのかどっち?というのが、顔合わせとか結納の前段階において多くの人が迷っていることのようで、ネットには「どっちにした?(どっちにすべき?)」という記事が大量にありました。こういうのって、いくつもの記事を読んで、それらが全体的に物語っている雰囲気で判断するのが妥当だとぼくは考えているので、たくさんの「どっちにする記事」を読みましたが、まああれですね、コピペ的な記事を掲載して人のふんどしで飯を食っているように感じられるサイトって、まっさきに信用を失いますね。ぼくも気をつけよっと……。ということで、今日も元気にオリジナルな原稿を書きたいと思います(オリジナルなことを独自の文体で書く(書きたいと志して鍛錬する)というのって、文章を書いて飯を食う人の基本だと思うんですが、そうは思わない人もいるんですかね、まあいてもいいんですが)。さて、ということで、ネットで調べたりなんやかんやあって、けっきょく両家の顔合わせと結納をいっぺんに、食事会という形でやったわけですが、で、食事処のスタッフの方の細やかな配慮もあって、滞りなく食事会が終わったわけですが、食事会で親どうしが話をしているときに「親どうしって、このあとの(半年くらいあとの)結婚式が終わったら、きっとそう頻繁に話をすることもなければ、顔を合わすこともないんだろうなあ」と、ふと思いました。なにも仲が悪いとかそういうことでは全然なくて、たとえばあなたのお父さんとお母さんには、おじいちゃんとおばあちゃんがいますよね。両親がそろっていて、その両親それぞれの親がご健在であれば、祖父母は計4人いますね。この4人で集まって話をしたり食事をしたりしている光景を、あなたは見たことがありますか?ってこと。たぶん、ほとんどorまったくないでしょ?このあと毎日顔を突き合わせて生活をともにする息子と娘と、このあともしかしたら死ぬまで顔を合わせることがないかもしれない両親たちが、おなじ空間でおなじものを食べている不思議さ加減たるや、南国のカラフルな鳥たち(ぼくとヨメ)と、北国の寡黙なエゾシカたち(両親たち)が一堂に会しておなじものを食べているみたいな(見た目のたとえじゃなくて精神状態のたとえね)、それはそれはシュールな光景でした。これが結婚式だったら……結婚式って、新郎新婦の両親は別々の席に座るし、そもそもはじめましての親族だって多いから、なんというか心の準備みたいなものが最初からあって、そこまでの不思議さはないように思うんですよね。*という感じで、ぼくは子供のころから、ふと気がつくと周囲を客観的に見てしまうクセがあるわけですが、でも客観であろうと主観であろうとどうであれ、両方の親の間をうまくとりもつのは、言うまでもなく息子と娘(つまりぼくとぼくのヨメ)なわけで、こういうのってどうすればいいのだろうかと考えているうちに、食事会がお開きになりました。まあ、べつにどうもしなくていいのはわかっているんです。親は親で子供よりしっかりとした親の考えというものがあり、その考えにしたがって親としてちゃんとやるはずだから、子供があれこれ考える必要はなく、子供たちは新しい夫婦として謙虚にさわやかに愛しあって、無事に暮らしていればそれでいいのはわかっているんです。じゃあ、ヨメとぼくがどうすればそのように暮らせるのだろうかとふと思えば、これはもう、ぼくがヨメに反抗せず、ヨメになにかを言われたら「はい、おっしゃるとおりで」と言うことに尽きると思ったわけです(別名:下僕的思考とその実践)。なぜかふと、直感的に。これがぼくの性格ゆえにそう思ったことなのか、結納的な食事会といういわば儀式めいた雰囲気がぼくをしてそう思わしめたのかは定かではないのですが、でもふとそう感じたのでした。両家の顔合わせとか結納って、いくらお金をかけてやるのかとか、結納と顔合わせを一緒にするのかとか(別にするのかとか)、多くの人が抱くこういう迷いってつまり「どっちでもいいけど、とにかく旦那になる人が今後ヨメに逆らわず、おとなしく従わないとあかんと思わず決意してしまうような雰囲気が出ればそれでいい」ということだろうと思いました。あなたもきっと、南国のカラフルな鳥と、北国の寡黙なエゾシカの食事の光景を見たらこう感じるんじゃないかな。正直に告白するなら、ぼくは再婚でも(この光景を2回見ても)奇妙に感じたから、初婚の人なんて、それはもうですよほんとに。(ひとみしょう/文筆家)
2018年04月13日エゾシカと衝突4億円の保険金、北海道損害保険会社の業界団体である、社団法人日本損害保険協会北海道支部は、網走、十勝、釧路、根室の4地区を対象に、エゾシカと車との衝突事故に対する保険料支払い調査を行いました。2010年8~9月では、13社合計171件で6732万円の支払いとなっており、最小で6万円、最大で261万円、平均支払額は39万円となっています。日本損害保険協会によると2009年8月・9月におけるエゾシカが関係する交通事故発生件数(299件)の割合(16.3%)から1年間の車両保険金支払件数・支払額を試算すると、1,049件・4億1,300万円となります。となっており、1年間で4億円を超える保険の支払額となっています。該当地区ではエゾシカによる事故が増えており、今回の調査結果を、エゾシカ対策協議会、国土交通省北海道開発局、北海道大学等の研究機関に情報提供し、今後の事故対策に生かしたいとしています。
2010年12月07日