ストレージクラフト テクノロジーは9月1日、イメージバックアップソフトウェア「StorageCraft ShadowProtect SPX Cross Platform」を発表した。日本語へのローカライズが完了しており、10月1日より、販売を開始する。同社は今年の5月18日、ShadowProtectに、Linuxサーバ対応版として、バックアップ、ディザスタリカバリー、データ保護、マネージドシステムの移行が可能なソフト「StorageCraft ShadowProtect SPX 日本語版(以下SPX)」を発表しているが、今回、そのWindows版がリリースされたことにより、Cross Platformとなった(ライセンスは別)。これにより、Windows版の画面からLinux、Linuxの画面からWindowsも管理できる。Linux同様、独自のジョブタイムライン機能を採用。バックアップの実行タイミングと成功/失敗を直線上にグラフィカルに表示し、それぞれのバックアップポイントをマウスで選択することで、そのバックアップの詳細を表示し、バックアップ内容の確認やリカバリー操作ができる。ストレージクラフト テクノロジー ジェネラル マネージャー 岡出明紀氏は、ShadowProtectがセキュリティの担保が必要なマイナンバーに有効だと強調。そして、「ShadowProtect SPX Cross PlatformはWindowsでもLinuxでも、仮想も物理も問わず同じUIで対応できるようになった。マイナンバーに対しては、事業継続性確保、セキュリティー確保、災害対応、データの破棄の4つの面で貢献できる。最短15分間隔の自動バックアップできるので、事業を継続しながらバックアップでき、万が一の際にデータ喪失を最小化できる」と語った。また今回、WindowsおよびLinux環境のクロスプラットフォームに対応したSPX Cross Platformに、ストレージクラフト独自の遠隔システム監視ソリューション「ShadowControl 3.0」(無料提供)を組み合わせることで、ウェブベースで単一のコンソールから、管理下にある異なるロケーション・異なるOS(Windows/Linux)で稼働する機器(物理・仮想サーバーからエンドポイントまで)のバックアップとリカバリーを設定・管理することができる。また、新しいShadowControlでは、VMware vCenterやMicrosoft System Centerなどの一般的なハイパーバイザー管理ツールを使用している場合でも、StorageCraftPlug-inを使用することで、直接ShadowControlを仮想環境に統合できるようになった。これにより、ハイパーバイザー管理コンソールから直接バックアップの管理と監視が可能となり、詳細な情報、レポート、特定のログへのアクセスが必要な場合でも、クリック1つでShadowControlのウェブコンソールへ移動ができるShadowControlではそのほか、バックアップ・ポリシーを作成し、複数のエンドポイントに1つの操作で適用したり、適用は単一マシンやマシングループに対しても適用できる。ストレージクラフト テクノロジー アジア地域担当営業事業本部 本部長 キルゴア健氏は、 コンプライアンス戦略の重要なポイントとして、事業継続とデータの有効性、コンピュータシステムのソリューション 、データのセキュリティと暗号化、データの複製と保持を挙げ、 ShadowProtectのメリットは簡単、柔軟性、高速、信頼性だと強調した。同社では9月1日から国内ではじめて開始する新しいパートナープログラムを作成し、これにより、中堅中小向けの販売網を強化し、2016年末までにパートナーを10社獲得するとした。そして同氏は「ShadowProtectの認知度を上げ、パートナーが売りやすい環境を整えたい。 企業は最悪の事態に備えることが大切で、それが最善の結果をもたらす。それをパートナーと一緒に出していきたい」と述べた。
2015年09月02日KDDIは8月31日、法人顧客向けクラウド基盤「KDDI クラウドプラットフォームサービス」の新機能として「オブジェクトストレージ」の提供を9月7日に開始すると発表した。分散ストレージ技術(Erasure Coding)を使うことで、データ容量を無制限に拡張できたという。また、データを国内データセンター3ヶ所に分散して保存するため、サーバの障害やデータセンター被災などの障害が発生した場合でもデータを復元できる。そのため堅牢性は99.999999999999%(14ナイン)を達成できたという。また、データを暗号化して保存することで、ハイレベルなセキュリティ環境を実現している。ほかに、Amazon S3と互換可能なAPIを利用しており、既存のサードパーティ製アプリケーションの利用やバケットやオブジェクトに対する各種操作も可能となっている。標準でイントラ回線との接続を提供するため、閉域環境での利用が可能。安全にデータ転送ができ、従来自社で管理していたデータを安心して預けて、管理・運用コストを削減する。利用料金は、一般的なクラウドサービスでは必要となるイントラネット回線との接続料金や、データ転送料金と初期費用は無料で、月額ストレージ利用料8000円/1TB(税別)での提供となる。9月7日より受付と提供を開始するが、同機能を契約のうえ、キャンペーンに申し込んだ先着50社に、バックアップソフトウェア「CloudBerry Backup/Server Backupエディション」1ライセンスを無償提供するキャンペーンを行う。
2015年09月01日IDC Japanが8月25日に発表した「国内非構造化データ向けストレージシステムのユーザー利用実態調査結果」によると、非構造化データ向けストレージ・システムの法人ユーザーは、半数近くが2年後に総容量が増えると見ているという。近年、非構造化データの大容量化や種類の多様化、個数の増加などにより、非構造化データ向けのストレージ容量が急激に増加している。特に、同社が提唱する「第3のプラットフォーム」に含まれるクラウドやモビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術の台頭によって急増しているデータやコンテンツは非構造化データが主体となっており、今後の非構造化データの増加を牽引する大きな要因になるとのことだ。同社の調査結果によると、回答者が所属する組織において保有・管理している非構造化データ向けストレージの総容量の2年後の増減見込みは、「変わらない」が32.0%で最多だったが、「10~30%増」が17.7%と2番目に多かった。また、31%以上の増加を見込む回答が合わせて17.0%に上り、従業員規模が大きいとその割合はさらに高くなっているという。同社ストレージシステムズ マーケットアナリストの宝出幸久氏は、「非構造化データ向けストレージにおいて、既存の投資パターンを踏襲した投資を継続することは投資や運用管理コストの増加に繋がるであろう。効率的かつ戦略的な非構造化データ向けストレージ投資の実現のためには、スケールアウト・アーキテクチャ、Software-Defined Storage、オブジェクト・ストレージ、ハイブリッド・クラウドといった新しいアーキテクチャを積極的に採用すると共に、横断的な分析ニーズにも対応可能なデータの一元管理プラットフォームを実現し、ビジネス価値の創出に直結するストレージ・インフラを構築することが重要である」と分析している。
2015年08月26日アミュレットは20日、2.5インチストレージを前面から交換できるA6サイズのファンレスPC「POWERSTEP RUGGED S」を発表した。21日に販売開始。基本構成価格は税込112,000円。2.5インチストレージの前面交換機構を搭載した小型ファンレスPC。ストレージは前面からワンタッチで交換でき、例えば遠隔地でディスクの故障が発生した場合でも、サーバを開閉することなく現地で交換対応が行える。屋外に近い環境での使用も想定されており、-20度から+70度までの温度、5%RH~95%RHの湿度での使用環境に対応する。本体は、B5サイズの約4分の1となる、A6サイズを実現。小型ながら前面には、PoE+ Gigabitイーサネット×2、USB 3.0×4、DVI-D×1、Isolated DIOポート×1、電源スイッチに加え、2.5インチSATA2×1も搭載する。なお、背面にはシリアルポート×4、電源コネクタを備える。基本構成の主な仕様は、CPUがIntel Atom E3845(1.91GHz)、メモリが4GB、ストレージが120GB SATA3 SSD+120GB mSATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphicsなど。光学ドライブは非搭載。消費電力は60W。OSはCentOS 6.6、CentOS 7、Ubuntu 15.04、Windows 10 Enterprise、Windows 8.1 Pro、Windows 7 Professional SP1、Windows Embeddedに対応する。本体サイズはW106×D150.4×H85.9mm、重量は約1.5kg。仕様のカスタマイズが可能で、リリース特典として500GB HDD/mSATAなしモデルを購入した場合は送料・税込みで99,900円の提供となる。
2015年08月20日NECは8月18日、SAPのインメモリデータベース「SAP HANA」を利用するためのストレージをユニファイドストレージ「iStorage Mシリーズ」5機種から選択可能にする「SAP HANA テーラード・データセンター統合ソリューション(iStorage)」を発売すると発表した。同ソリューションは、先行して販売している「SAP HANA TDIソリューション(EMC)」におけるEMC製ストレージの選択に加えて、NECのストレージ「iStorageシリーズ」の選択を可能にしたもの。選択可能なストレージは、SAPより「SAP HANA テーラード・データセンター統合」の「SAP HANA Enterprise Storage認定」を受けたもので、事前に動作検証や評価を実施している。そのため、同ソリューションを利用する際は、SAPが定める性能・可用性などの各種要件の基準値達成をユーザーが行うことなく、SAP HANA環境を構築可能で、従来に比べ導入期間を短縮することが可能。価格は、「iStorage M110 モデル」が2300万円から、「iStorage M310 モデル」が2800万円から、「iStorage M510 モデル」が3720万円から、「iStorage M710 モデル」が4660万円から、「iStorage M5000 モデル」が4900万円からとなっている(いずれも税別)。
2015年08月18日キヤノンマーケティングジャパンは、フォトストレージ「Connect Station CS100」の発売日を8月27日とすることを決定した。CS100は発表当初、6月発売の予定だったが、その後、9月発売に延期すると告知されていた。CS100は、1TBのハードディスクを内蔵するフォトストレージ。NFCやWi-Fi、USB、SDカードなどを介して、デジタルカメラなどの写真や動画データを保存する。Connect Station同士がネットでつながる「イメージシェア」機能も大きな特徴となっている。今回の発売日決定を受けて、CS100を1カ月間試せるモニターキャンペーンを実施する。募集人数は50名、詳細は8月28日に公開される。そのほか、CS100と対象のデジタルカメラ、デジタルビデオカメラを購入することで、最大22,000円がキャッシュバックされる「SETでGET! キャッシュバック キャンペーン」も実施中だ。
2015年08月18日○Office 365のオンラインストレージファイルを保存できるクラウドサービスをオンラインストレージと呼びます。DropboxやGoogle Drive、Evernoteなどが有名です。マイクロソフトでは、オンラインストレージとしてOneDriveを展開しています。ただし、OneDriveには2種類あるので注意してください。名前も似ていますし、見た目も似ていますが、全く異なるサービスです。(1)OneDrive個人向けのオンラインストレージサービス。マイクロソフトアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用できます。マイクロソフトアカウントも無料で取得できます。Windows 8.x、Windows 10、Windows RTには、クライアント同期ソフトがあらかじめ用意されています。あくまで個人向けサービスですので、複数のユーザーを組織的に管理することはできません。(2) OneDrive for BusinessOffice 365のサービスの一つです。技術的には、SharePoint Onlineによって実現されているファイル共有機能です。Office 365の一部ですので、テナントとして組織的にファイル共有などを管理できますし、Office 365の他のサービスとも高度に連携します。クライアント同期ソフトは、Office 365サイトからダウンロードしてインストールします。当記事では、OneDrive for Businessを取り上げます。なお、OneDrive、OneDrive for Businessは、以前のバージョンではSkyDriveという名称でした。○OneDrive for BusinessにアクセスOffice 365にサインインして、OneDrive for Businessページを開きます。(1)Office 365にサインインして、アプリメニューアイコンをクリックして、「OneDrive」をクリックします。(2)OneDrive for Businessの画面。Office 365のクラウド上に、ファイルやフォルダーを作成、保存できます。左サイドメニューにある「ドキュメント」をクリックすると、OneDrive for Businessの一番上位のフォルダーに戻ります。○フォルダーやファイルの作成直接、OneDrive for Businessのフォルダー内にOffice文書や新規フォルダーを作成できます(文書の作成の詳細な手順は、次回にて解説します)。新規作成メニューに表示されない種類のファイルについては、PCや携帯端末からアップロードします。(3)新しくファイルやフォルダーを作成するには、「新規作成」をクリックして、メニューから作成するアイテムの種類をクリックします。(4)PCからファイルをアップロードするには、OneDrive for Businessの上部メニューにある「アップロード」をクリックしてファイルを選択するか、デスクトップのファイルをOneDrive for Businessのフォルダーにドラッグ&ドロップします。※スマートフォンの場合は、アプリストアで「Office 365 OneDrive」で検索し、OneDrive for Businessの同期アプリをダウンロードして使用します。○同期アプリを使うOneDrive for Businessには同期アプリがあります。同期アプリは、ローカルコンピューターの特定のフォルダーとOneDrive for Businessのフォルダーを同期します。OneDrive for Businessに作成したファイルは自動的にローカルコンピューターのフォルダーにも複製されますし、ローカルコンピューターの同期フォルダーのファイルを変更すると、自動的にOneDrive for Businessのファイルも更新されます。WebブラウザでOneDrive for Businessのフォルダーにアップロード、ダウンロードするよりは、同期アプリを使った方が便利でしょう。なお、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10、Windows RTにはOneDriveの同期アプリが用意されています。ただし、これは個人ユーザー向けOneDrive用の同期アプリです。OneDrive for Business用の同期アプリに関しては、Office 365サイトからダウンロード、インストールする必要があります。同期アプリをインストールしていないPCで「同期」を実行すると、同期アプリをインストールします。(5)Office 365のOneDrive for Businessを開いて、「同期」をクリックします。(6)「今すぐ同期」をクリックします。(7)Internet Explorerのセキュリティの警告が表示されます。「許可」をクリックしてください。(8)Internet Explorerのアドオン警告で「許可」をクリックします。また、OneDrive for Business同期アプリのウインドウが開いたら、Office 365アカウントを入力して、「次へ」をクリックします。(9)アカウントの種類を確認するウインドウが表示された時は、「職場アカウント」をクリックして選択してください。(10)Office 365アカウントのパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。(11)既定のフォルダー以外のフォルダーを同期フォルダーとして利用したい時は、「変更」をクリックして、別のフォルダーを選択します。同期アプリを開始するには「今すぐ同期」をクリックします。(12)同期フォルダーのパスを確認します。同期フォルダーをすぐに開くには「ファイルの表示」をクリックします。(13)同期フォルダーのウインドウを開いたところ。Windowsのフォルダーで、「お気に入り」の「OneDrive for Business」が同期フォルダーへのショートカットとなります。同期が完了しているフォルダーやファイルのアイコンには緑のチェックマークを、同期中のフォルダーやファイルのアイコンには回転矢印を表示します。なお、フォルダーウインドウの「お気に入り」に表示されている「OneDrive」は、Windowsにあらかじめ用意されている個人向けサービスのOneDrive用のものです。
2015年08月18日東日本電信電話(NTT東日本)は8月6日、中小・SOHO企業向けのオンライン・ストレージ・サービスである「フレッツ・あずけ~るPROプラン」において、オンライン上に保管しているデータへのアクセス・ログ管理機能を追加した。マイナンバー制度は10月1日からマイナンバーの通知が始まり2016年1月1日から施行開始予定だが、企業は従業員のマイナンバーの安全な管理・運用が義務付けられており、情報漏洩や不正提供、盗用には罰則規定がある。新機能は、こうした動きに対応するもの。同サービスは、クラウド利用で懸念されるID・パスワード流出による情報漏洩対策として、フレッツ光の物理回線認証により、契約回線以外からはID・パスワードが合っていてもログインできない仕組みや、端末認証により予め認証した端末以外からはログインできない仕組み、認証済み端末の盗難・紛失時に遠隔でアクセスロックする機能を備えており、重要なマイナンバー情報の保管・管理に適しているという。これらの既存機能に加えてアクセス・ログ管理機能を追加したことで、同サービスのユーザーは、いつ・誰が・どのマイナンバー関連ファイルにアクセスし、何をしたのかを自動で管理可能になると共に、容易に閲覧・検索できるとのこと。これにより、中小・SOHO企業のユーザーは、マイナンバー情報を扱う度に紙の管理簿などで管理する必要が無く、マイナンバーガイドラインに準拠する管理・運用を効率的に行えるとしている。同機能では、利用者ごとにログインIDを追加料金不要で最大999個まで発酵可能であり、ログインIDごとの操作履歴を自動収集し、管理者が検索・閲覧・管理可能。またオンライン・ストレージに保存したファイルごとに、いつ・誰が・どのマイナンバー関連ファイルにアクセスし、何をしたのかを自動収集し、管理者が容易に検索・閲覧・管理できるという。これらの内容および、システム側で自動的に行った自動バックアップ履歴などの動作のログも含め、クラウド上に蓄積しているユーザーに関する全てのログを自動収集し、CSV形式で出力できるとのこと。なお、アクセス・ログは過去1年間分をクラウド・サーバに自動収集する。
2015年08月07日Windows Vistaから備わったBitLockerドライブ暗号化は、TPM(Trusted Platform Module)チップを用いてストレージを暗号化する機能だ。主にビジネス向けPCの中には、SSD(もしくはeMMC)に対してBitLockerドライブ暗号化を標準で有効にしている製品もあるのだが、対する暗号化を解除することでストレージ性能が向上するという話を聞く。本当かどうか検証してみよう。○BitLockerドライブ暗号化とはBitLockerドライブ暗号化は、PCの盗難や紛失に備えてストレージ全体を暗号化し、情報漏えいを未然に防ぐセキュリティ機能の1つだ。だが、Microsoftも「暗号化されたボリュームは、ストレージパフォーマンスが3~5%ほど低くなる可能性がある」と説明している。基本的に、セキュリティ強化と利便性(または性能)はトレードオフであるため、ある程度のパフォーマンス低下はしかたない。では、BitLockerドライブ暗号化のボリューム暗号化を解除すると、ストレージのパフォーマンスは本当に改善するのだろうか。ちょうど筆者の手元には、出荷状態からBitLockerドライブ暗号化が有効になったWindows 8.1タブレットがあるため、こちらを使ってボリューム暗号化解除前・解除後のパフォーマンスを測定することにした。テスト機のスペックは、Intel Atom Z3740(1.33GHz)、2GBのメモリ、32GB eMMC(Samsung MBG4GC)という構成である。Windows 8.1は32ビット版だ。○ボリュームの暗号化を解除するWindows 8.1の場合、ボリュームの暗号化はコントロールパネルなどから呼び出す「BitLockerドライブ暗号化」ではなく「デバイスの暗号化」に置き換わる。そのため、ボリュームの暗号化解除は「PC設定の変更」から行う。「PC情報」を開くと「デバイスの暗号化」カテゴリが用意されており、こちらの「オフにする」ボタンを押すだけでよい。ただし、ボリュームの暗号化解除は結構な時間を要し、筆者が試したデバイスでは30分ほどかかっている。解除中もタブレットを使うことはできるものの、可能であれば自宅など落ち着いて操作できる場所で、時間的に余裕あるときに実行してほしい。○暗号化解除の結果は?今回はhiyohiyo氏の「CrystalDiskMark 4.1.0」を使用し、ボリュームの暗号化解除前と解除後の速度を測定してみた。まずは結果をご覧いただきたい。上図のように、シーケンシャルリード・ライト以外は大きな変化はなかった。すべての端末に当てはまるとは言えないが、ボリュームの暗号化解除は必ずしも利点につながるわけではなさそうだ。セキュリティポリシーを踏まえながら、ボリュームの暗号化を選択するのが賢い判断だろう。阿久津良和(Cactus)
2015年07月24日Jiransoft Japanは、同社の法人向けオンラインストレージサービス「DirectCloud-BOX(ダイレクトクラウド・ボックス)」を、7月15日にバージョンアップすると発表した。新バージョンでは、パスワードポリシーやホワイトリスト方式のデバイス認証機能に加え、文書の専用ビューア機能を追加し、よりセキュリティを強化。例えば、管理者が許可したモバイル機器からのみアクセスさせるホワイトリスト方式のデバイス認証が利用でき、パスワードポリシーを設定して、弱いパスワードを禁止したりパスワードに期限をつけたり、といったことができるようになる。また、モバイル機器でオフィス文書を開いた際、デスクトップやモバイル機器に直接ダウンロードすることなくアプリケーションで閲覧できるようになる。具体的には、Microsoft Office の専用ビューアを実装することにより、 Word 、Excel、PowerPoint形式の文書をDirectCloud-BOXのWEB版およびモバイルアプリケーションで開いた際に、ファイルをローカル環境にダウンロードすることなくオンライン上で文書をプレビューする機能を提供する。これにより、ブラウザやスマートフォンにキャッシュデータを残さずに済み、情報漏洩リスクを回避することができる。さらに、Word 、Excel、PowerPoint形式の文書を相手に送信する際に、「閲覧」、「ダウンロードの許可」、「ファイルの送信」の3つの選択肢の中から使用権限を指定することが可能になる。そのほか、今回、DirectCloud-BOXのWEB版を提供開始することにより、PCに専用アプリケーションをインストールしなくてもブラウザだけでクラウドストレージへのアクセスが可能になる。WEB版では、デスクトップから複数のファイルをドラッグ&ドロップ操作でオンラインストレージにアップロードすることができ、大容量ファイルを相手に送信する際にダウンロード時の有効期限、パスワード、ダウンロード回数制限など細な設定ができる。また、誤ってファイルを削除した場合に元に戻す「ゴミ箱」機能や、ファイルの更新履歴の確認・元に戻すことができる「バージョン履歴」機能も追加した。
2015年07月09日米Amazon.comがオンラインストレージサービスAmazon Cloud Drive用のファイル閲覧・共有用アプリ「Amazon Cloud Drive」(iOS、Android)をリリースした。Amazon Cloud Driveアプリは、スマートフォンやタブレットを使ってCloud Drive内のファイルにアクセスし、ブラウズするためのアプリだ。ドキュメント/スプレッドシート/プレゼンテーション、写真のプレビュー、音楽やビデオの再生が可能。またURLリンク、メール添付などによる共有を設定できる。オンラインストレージAmazon Cloud Driveは5GBまで無料で使用可能。日本国内では、20GBが年額800円、50GBが同2,000円、100GBが同4,000円となっている。米Amazonは米国において、容量無制限の写真ストレージサービスを年額11.99ドル(Primeメンバーは無料)、容量無制限のストレージサービスを年額59.99ドルで提供している。
2015年07月07日Alteraは7月1日(米国時間)、デュアルコア ARM CortexA9プロセッサ内蔵のSoC FPGA「Arria 10 SoC」ベースのストレージ・リファレンス・デザインを開発したと発表した。同デザインは、SoC FPGAにMobiveilのPCIeベースのSSDコントローラ、NVMduranceのNAND最適化ソフトウェアを実装した1チップソリューションで、ASICの設計に必要な長いデザイン・サイクルを要さずに、先端の3D NAND テクノロジを利用可能とする。また、NAND型フラッシュメモリの寿命を2倍に延長し、現在のNAND型フラッシュメモリ実装の最大7倍の書き込み/消去サイクル数を実現するとしている。なお、同デザインはすでに同社から入手することが可能となっている。
2015年07月02日富士通は、同社製ストレージの最上位機種にあたる「FUJITSU Storage ETERNUS DX8000 S3 series」(ETERNUS DX8000 S3 series)を7月1日より全世界で販売開始すると発表した。今回開始提供するのは、物理容量:最大288TB、ドライブ数:最大96の「ETERNUS DX8100 S3」(日本のみ販売)、物理容量:最大4,608TB、ドライブ数:最大1,536の「ETERNUS DX8700 S3」、物理容量:最大13,824TB、ドライブ数:最大4,608の「ETERNUS DX8900 S3」の3機種で、入出力スピードが従来機種と比べて約8倍性能向上し、新しい自動チューニング機能によるレスポンス性能の強化、仮想化環境におけるバックアップ運用やストレージ設定を容易にする連携機能の強化を図っている。最小構成販売価格(税別)は2,215万6,000円から。性能向上では、コントローラー性能の改善や最大コントローラー数の拡張により、約4百万IOPSを実現。最新フラッシュ技術を採用したコントローラー内蔵型SSDキャッシュ「Extreme Cache」を新規にサポートすることで、データ読み込み時のキャッシュヒット率を向上させ、「Extreme Cache」を追加した場合に約4倍の性能向上を実現したという。また、新しい自動チューニング機能によるレスポンスの向上を実現し、アクセス頻度に応じてデータの格納先をディスクからSSDに変更するなど、最適な格納先にデータを再配置するストレージ自動階層制御機能と、目標性能に応じてストレージ内部のリソース配分を自動調整するQoS機能とを新たに連携させ、レスポンス性能の向上を実現したという。運用面では、「VMware vSphere」のサーバ仮想化環境において、ストレージ運用を効率化する「VMware vSphere Virtual Volumes」を新規にサポート。従来は複数の仮想マシンを同一ストレージのボリュームに格納し、ボリューム単位で運用していたが、「VMware vSphere Virtual Volumes」の適用により、仮想マシンの管理GUI「vSphere Web Client」上で、バックアップやQoSなどの運用ポリシーを設定できるという。
2015年07月01日フォーカルポイントは26日、容量6,000mAhのストレージ内蔵バッテリー「mophie spacestation」を発売した。価格はオープンで、同社オンラインストアでの直販価格は32GBモデルが21,800円、64GBモデルが29,800円(いずれも税別)。iOS端末とPCに対応するストレージ内蔵バッテリー。ストレージが32GBのモデルと、64GBのモデルを用意する。スマートデバイスで専用アプリ「Space」をダウンロードすると、モバイルバッテリー内に保存したファイルをそのデバイスで管理できる。対応OSはiOS 7.0以降。PCとUSB接続した際には、mophie spacestationの充電と保存データの同期が行える。また、本体と接続したデバイスと同一ネットワーク内にいるPCから、内蔵ストレージにアクセスできる。本体サイズはW109.5×H57.4×D15.5mmで、重量は約164g。
2015年06月26日フォーカルポイントは26日、ストレージ内蔵のモバイルバッテリー「mophie spacestation」を発売した。価格はオープンで、同社オンラインストアでの直販価格は32GBモデルが21,800円、64GBモデルが29,800円(いずれも税別)。mophie spacestationはiPhone、iPad、MacやPCに接続して使うストレージ内蔵モバイルバッテリー。ストレージが32GBのモデルと、64GBのモデルを用意する。バッテリー容量はともに6,000mAh。スマートデバイスでiOS対応アプリ「Space」をダウンロードすると、モバイルバッテリー内に保存したファイルをそのデバイスで管理できる。対応OSはiOS 7.0以上。MacやPCとUSB接続した際には、mophie spacestationの充電と保存データの同期が行える。また、本体と接続したデバイスと同一ネットワーク内にいるPCから、内蔵ストレージにアクセスできる。本体サイズは約W109.5×H57.4×D15.5mmで、重量は約164g。
2015年06月26日EMCジャパンは6月22日、エンタープライズ向けハイエンドストレージ「EMC VMAX3」の機能強化を発表した。価格は個別見積、提供開始は2015年第2四半期より順次。新製品は、ソフトウェア・ベースのデータ・サービスと基盤になるハードウェアの分離により、ローカル・レプリケーション/リモート・レプリケーション/ストレージ階層化といった機能を同社の他のプラットフォームや他ベンダーのプラットフォームに拡張可能になるとしている。今回の機能強化は、FAST.Xの提供、「EMC ViPR Controller」ソフトウェアとVMAX3の統合、「EMC XtremIO」フラッシュ・ストレージへのストレージ自動階層化、クラウドへのストレージ自動階層化、VMAX3アクティブ/アクティブ・レプリケーションを柱とする。FAST.Xの提供により、データセンター全体およびデータセンターを越えた環境に自動階層化機能を拡張するという。エンタープライズ・データ・サービスを複数のプラットフォームに拡張すると共に、サービスレベル目標をVMAX3から他のストレージ・デバイスに広げることが可能になるとしている。VMAX3とViPR Controllerの統合では、ストレージ・サービスの提供を自動化できるとのこと。同社はSDDC(Software-Defined Data Center)におけるVMAX3ゲスト・コンテナで、ViPR Controllerの機能検証(PoC)を提供している。VMAX3とXtremIOの統合では、XtremIOによるデータ削減を実現できるという。また、VMAX3プラットフォームと「XtremIO X-Brick」を統合して提供するオプションも用意。これにより、低いレイテンシで圧縮したデータ層の容易な展開と管理が可能になるとのこと。クラウドへのストレージ自動階層化は、VMAX3と「EMC CloudArray」の統合による。アクティブなワークロードをコスト効率に優れたクラウド・ストレージへ移動するとし、これによりストレージ・コストを最大40%削減すると共に、拡張性に優れたバックアップ容量を確保できるとしている。VMAX3アクティブ/アクティブ レプリケーションは、2015年内に提供予定の「SRDF/Metro」機能の強化により実現。ノンストップのデータ・アクセスと最適なリソース・バランスを実現する、アクティブ/アクティブの高可用性環境を提供するという。提供開始時期は、FAST.Xが2015年第2四半期、SRDF/MetroとFAST.Xによる「CloudArray」およびサードパーティ・ストレージのサポートは2015年内の予定。
2015年06月23日キヤノンマーケティングジャパンは6月17日、フォトストレージ「Connect Station CS100」(以下、CS100)の発売を9月に延期すると発表した。それにともない、「SETでGET! キャッシュバック キャンペーン」の実施期間を延長する。2月に発表されたCS100は、1TBのハードディスクを内蔵するフォトストレージ。発表当初、6月の発売予定とされていたが、9月に延期する。「SETでGET! キャッシュバック キャンペーン」は、CS100と対象のデジタルカメラ、デジタルビデオカメラを購入することで、最大22,000円のキャッシュバックを受けられるというもの。CS100の発売延期にともない、対象期間と申し込み締め切りを変更した。対象期間は11月1日まで、申し込み締め切り日は11月18日まで。
2015年06月17日スターティアは6月16日、同社の法人向けオンライン・ストレージ・サービスである「セキュアSAMBA」において、マイナンバー利用向けの新プランである「マイナンバープラン」を提供開始した。料金は月額5,000円(税別)。同社は、法人向けオンライン・ストレージの利用で高いセキュリティを維持しつつ社外との情報共有が可能であり、マイナンバー制度の施行に伴い法人向けオンライン・ストレージの需要が増加すると見込んだことから、新プランの提供を決めたという。同プランは、従来のプランと比べてディスク容量を20GBから10GBに抑えたものの、マイナンバー制度の施行後に税理士や社会保険労務士(社労士)など外部の専門家との情報共有が増加すると予測し、従来は5ユーザーだった利用可能ユーザー数を10ユーザーまで増加した。ファイルをオンライン・ストレージ上で共有することで、メールを使わずにデータの受け渡しを行うことができ、またファイルを誰が閲覧・編集を行ったなどの履歴の取得が可能になるため、高いセキュリティを維持しながらマイナンバーの管理が可能になるとしている。
2015年06月17日シリコンパワージャパンは12日、MacBookのストレージ容量を簡単に拡張できるアダプタ「xDrive L12」と「xDrive L13」を発表した。容量は「xDrive L12」が64GB、「xDrive L13」が64GB / 128GBを用意する。7月上旬より発売し、価格はオープン。○xDrive L12「xDrive L12」は、MacBookのSDメモリーカードスロットに挿して使用する容量拡張用ストレージ。容量は64GB。本体が短いためMacBookのSDメモリーカードスロットに挿しても出っ張らない。転送速度はリード最大90MB/s、ライト最大60MB/s。本体サイズはW17.1×D28.4×H3.1mm、重量は約1.05g。対応機種は、13型MacBook Pro Retina 2012年モデル以降。○xDrive L13「xDrive L13」は、本体が大型のモデル。容量は64GBと128GBで、基本仕様はほぼ共通。本体サイズはW22.6×D28.4×H3.1mm、重量は約1.4g。対応機種は、13型MacBook Air 2008年モデル以降、15型MacBook Pro Retina 2012年モデル以降、13型MacBook Pro 2009年モデル以降、15型MacBook Pro 2009年モデル以降。
2015年06月12日iPhoneのストレージに余裕がないユーザーには朗報だ。今秋提供される「iOS 9」はOSアップグレードにあたって、iOS 8のときに比べ、必要な空き容量が大幅に減るという。iOS 9へのOSアップデートで必要なストレージの空き容量は1.3GB。iOS 8の際には4.58GBが必要だったことから3分の1以下に必要な容量が減る。iOS 8.1.3アップデート時にも空き容量の問題を解決する対策がとられてきたが、メジャーアップデートでこうしたアナウンスが行われるのは初とみられる。これまで、OSのアップデートがあるたびに、写真、動画、不要なアプリの削除をしてきた人も、容量不足に悩むことがなくなるかもしれない。
2015年06月09日レノボ・ジャパンは6月8日、新たなストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)接続用ストレージ製品Lenovo Storage S2200およびS3200を発表した。Lenovo Storage S2200およびS3200は、2Uサイズのラックマウント型で、12および24ドライブを内蔵する構成を2つまたは1つのストレージ・コントローラーで制御する。S2200は最大96ドライブに、S3200は最大192ドライブにそれぞれ対応する拡張性を備えており、また、S2200とS3200はFibreChannel、iSCSI、SASの接続に対応、さらにS3200はFibreChannelとiSCSIを同時に使用するマルチ・プロトコル接続に対応する柔軟性と拡張性を兼ね備えている。また、Lenovo Storage S2200とS3200は、頻繁にアクセスされるデータを5秒毎により性能の高いドライブへ自動的に移動し、ストレージ性能を著しく向上する革新的な「IntelligentReal-TimeTiering」を可能にする。HDDとSSDを組み合わせるハイブリッドな構成とIntelligent Real-Time Tieringにより、最大120000 IOPSの高いパフォーマンスを実現できるという。また、Lenovo Storage S2200とS3200は、直観的なGUIでストレージ・アレイを制御するためのインタフェースとして、Lenovo SAN Managerを標準装備している。
2015年06月09日米Googleは29日(日本時間)、開発者イベント「Google I/O 2015」にて、同社運営のストレージサービス「Google+ フォト」を容量無制限で使用可能にし、新サービス「Google フォト」として独立させることを発表した。サービスは同日より提供されている。今回発表されたGoogle フォトは、画像や動画を容量制限なしでアップロードできる無料ストレージサービス。ストレージにはPC、スマートフォン、タブレットからアクセスする。アップロード可能なファイルは、1,600万画素までの静止画と1,080pまでの動画に制限されており、それを超えるものはアップロードの際に自動でリサイズされる。主な新機能として、画像と動画のカテゴリ分けを自動で行う「ディープラーニング」と、ストレージ内での画像、動画をキーワード検索できる機能を搭載。写真のタグ付けをせずとも、必要な写真にアクセスできるようになった。新サービスへの移行は、Google フォトの設定画面で「高画質(容量制限なし、無料)」欄にチェックを入れると行える。スマートフォン、タブレット向け専用アプリの対応OSは、Android 4.0以上、iOS 8.0以降。
2015年05月29日ストレージクラフト テクノロジーは5月18日、同社のバックアップソフト「ShadowProtect」に、Linuxサーバ対応版として、バックアップ、ディザスタリカバリー、データ保護、マネージドシステムの移行が可能なソフト「StorageCraft ShadowProtect SPX 日本語版(以下SPX)」を追加し、7月1日より提供すると発表した。。価格は11万7,600円(税別)。ShadowProtectはこれまでWindows対応版のみであったが、今回初めてLinux版をリリースする。対応OSはCentOS 6(64-bit)、Red Hat Enterprise Linux 6(64-bit)、Ubunts 12.04(64-bit)。ストレージクラフトテクノロジー ジェネラルマネージャー 岡出明紀氏は、ShadowProtectの特徴を、スケジュールによる自動バックアップ、業務時間中のバックアップ、バックアップ状況の自動通知などの「簡単バックアップ」、ファイル単位リカバリー、異機種へのシステムリストア、仮想環境への高速フェイルオーバーなどの「目的の応じて選べるリカバリー手段」、特別チューニングしたVSS、バックアップイメージのベリファイ、Hardware Independent Restore(HIR)などの「信頼性の高さ」を挙げた。HIRは、異機種への復元の際にデバイスドライバーを自動調整する機能。また、StorageCraft VirtualBoot テクノロジーを使用して、SPXのバックアップ・イメージを仮想マシン(VM)として起動できる機能も備える。SPXは今回新しく開発されたユーザーインタフェースと、StorageCraft独自のジョブタイムライン機能を採用。ジョブタイムラインでは、バックアップの実行タイミングと成功/失敗を直線上にグラフィカルに表示し、それぞれのバックアップポイントをマウスで選択することで、そのバックアップの詳細を表示し、バックアップ内容の確認やリカバリー操作ができる。また、Windows版にはなかったカスタマイズ可能なスケジュール機能を搭載。必要に応じて複数の完全バックアップや増分バックアップのスケジュールを作成することができ、これらを組み合わせたバックアップジョブを作成できる。同社は今回の新製品を機に組織強化とビジネス本格化し、代理店のマーケティング活動サポート、販売パートナー向けトレーニングなど日本のビジネスを本格化させ、販売額を2018年までに10億円の売上を目指す。なお、SPXは同社のサイトから、体験版をダウンロードできる。
2015年05月20日5月14日、米HP エンタープライズグループ HPストレージ バーチャル デベロップメント部門 バイスプレジデント ビル・フィルビン氏が来日し、プレス向けにコンバージドシステムに向けたHPの保護戦略を説明。同社のHP Converged Storageの優位点をアピールした。ビル・フィルビン氏はHPにおいて、マネジメントシステムやデータ保護、データ保持、Software Defined Storageの責任者だ。同氏はまず、現状のデータ保護(バックアップ/リカバリー)市場における課題を、「HPは長年、データ保護の市場に製品を投入してきた。この市場に参入した理由は、お客様の課題解決をお手伝いしたいからだ。これまでデータは予測できるスピードで増大してきたが、ここ数年で、ツイッターやfacebookなどのビッグデータアプリケーションの登場によって、非構造データが非常に増え、多くのストレージが必要になっている。まさに、データの爆発が起こっている。さらに、現在のデータ保護のソリューションでは、顧客が求めるSLAを満たすことができなくなっている。これによって、コスト、複雑性などが増大している」と指摘した。こういった非構造データの増大に対し同社は、3PAR File Personaアーキテクチャにより、iSCSI、FC、FCoEなどの構造データに対するブロックベースのアクセスと、CIFSやNFSなどの非構造データ対するファイルベースのアクセス、およびオブジェクトアクセスを1台で実現する。そして同社は、これらユニファイドストレージ機能を提供する新「HP 3PAR StoreServ」システムを昨年の12月に発表している。さらに、HP StoreOnce Recovery Manager Central (RMC) ソフトウェアを利用すれば、別途、バックアップ用ソフトやサーバを利用することなく、HP 3PAR StoreServプライマリストレージのスナップショットを重複排除したのち、同社のバックアップアプラインス「HP StoreOnce」にバックアップデータをそのまま移行できる。ビル・フィルビン氏は、「RMCで3PARのスナップショップ機能を利用して取得したバックアップデータをStoreOnceに簡単に移動できる。それによって高い経済性を実現できる。別途バックアップソフトやサーバは必要なく、3PARとStoreOneceだけで実現できる。これが統合されたストレージ(Converged Storage)だ」と語った。同社では、RMCによるバックアップは従来のバックアップよりも17倍高速だと主張する。ビル・フィルビン氏によれば、高速化のポイントは差分バックアップと重複排除だという。RMCは、HP 3PAR StoreServ SnapDiffテクノロジーを活用しており、最初はフルバックアップが行われるが、2回目以降は変更されたブロックのみがStoreOnceに送信される。また、複数の仮想サーバをバックアップした場合、仮想サーバ間の重複データも削除されるため、より高速になるという。また、同氏によればバックアップをアプリケーション単位で行えるのも特徴だという。同氏は、「アプリケーション管理者によって実現される。通常、アプリの起動やシャットダウンはアプリケーション管理者によって決められる。バックアップをアプリケーション管理者が行うことにより、アプリケーションの一貫性を持ったバックアップを行うことができる。アプリケーションの管理者がデータ保護を設定したほうがコストメリットがある」と利点を強調した。
2015年05月15日デルは5月11日、小・中規模の組織におけるプライマリ・ストレージや、プロジェクト・ベースのストレージ向けとしてエントリー・クラスのストレージ・アレイ「Dell SCv2000シリーズ」3機種を提供開始した。3年保証サービス及び配送料込みの最小構成価格は159万9,000円(税別)から。新製品は、1TB(テラバイト)あたりのコストを抑えながら8万5,000IOPSのパフォーマンスを2Uエンクロージャで実現。さらに、データ保護機能や、容量の最適化を実現するRAID階層化機能、データ移行サービスやマルチ・プロトコル接続などのソフトウェア・オプションを提供することで、膨大なワークロードへのニーズに対応するという。ハイエンドなエンタープライズ・クラスの機能が必要となった場合にも、新たなSC製品群の追加及びSC製品ファミリーのハイエンド・モデルへのデータ移行も可能で、総所有コスト削減に貢献すると共に、組織の成長戦略に応じた投資を最適化する。同製品は、「Enterprise Manager」を用いた同一のインタフェース上で、SC製品全体を円滑に管理できるとのこと。Enterprise Managerにより、エントリー・レベルのSCv2000からエンタープライズレベルの「SC4020」や「SC8000シリーズ」までの一元的な管理と、ITリソースの最適化を1つの管理コンソールで実現するという。ウィザード・ベースのシンプルなツールによりシンプルな導入が可能であり、データの増加にも対応できるマルチ・プロトコル・オプションや、キャパシティ・ライセンスが不要な拡張など、柔軟性を備えている。データ保護に関しては、「Remote Instant Replay」「Local Instant Replays」「Replay Manager」など、オプションのデータ保護ソフトウェアが利用可能。マイクロソフトや VMwareなど一般的なアプリケーション環境との統合により、仮想データセンターのシンプル化を実現するとしている。これらのアプリケーションが提供するローカルとリモートのデータ保護機能を用いて、パフォーマンスを犠牲せず仮想マシンのスナップショットを継続的に作成できるという。今回発表した新製品のラインナップは以下の通り。Dell Storage SCv2000アレイ: 2U、3.5インチHDD×12、HDDは最大168台まで拡張可能、1GB iSCSI/10GB iSCSI/12GB SASまたは16GB FC、コントローラあたり16GBのキャッシュ、インテル4コアプロセッサ、動的な容量、仮想ポート、動的なコントローラ、Enterprise Manager。Dell Storage SCv2020アレイ: 2U、2.5インチHDD×24、HDDは最大168台まで拡張可能、1GB iSCSI/10GB iSCSI/12GB SASまたは16GB FC、コントローラあたり16GBのキャッシュ、インテル4コアプロセッサ、動的な容量、仮想ポート、動的なコントローラ、Enterprise Manager。Dell Storage SCv2080高密度アレイ: 5U、3.5インチHDD×84、HDDは最大168台まで拡張可能、1GB iSCSI/10GB iSCSI/12GB SASまたは16GB FC、コントローラあたり16GBのキャッシュ、インテル4コアプロセッサ、動的な容量、仮想ポート、動的なコントローラ、Enterprise Manager。
2015年05月11日デジタルコンテンツがリッチ化している現在、ビジネスにおいても動画や大量の写真をやり取りする機会が増加している。こうした状況において、日常的にオンラインストレージサービスを利用しているビジネスユーザーも多いだろう。ただし、ビジネスで利用する以上、セキュリティや信頼性が担保されているサービスを利用することが大前提だ。○DirectCloud-BOXを中心とした包括的ソリューションジランソフトが提供する「DirectCloud-BOX」は、企業ユーザーを対象とした、ユーザー数無制限のオンラインストレージである。ストレージ容量1TB(テラバイト)の「プレミアムプラン」なら、月額9万円で企業の社員全員が利用できる。顧客のセキュリティポリシーに則って、効率的に大容量ファイル転送/共有する機能が多数搭載されており、すでに多くの企業で活用されている。ジランソフト日本法人でダイレクトクラウド事業部事業統括取締役を務める安貞善氏は、「DirectCloud-BOXがほかのオンラインストレージサービスと一線を画すポイントは、企業がストレージ上に保有するデジタル資産を手軽に活用できることです」と説明する。同社は、「DirectCloud-BOX」を核に、オプションサービスとして「共有」「活用」「コミュニケーション」を実現するアプリケーションを提供している。中でも注目したいのが、セミナーや教育の現場で活用できるプレゼンテーションアプリの「DirectCloud-VIEW」と、ユーザーの反応をリアルタイムに集計できるアンケートアプリの「DirectCloud-SURVEY」、そしてIoT(Internet of Things)を活用したモバイル端末向け文書共有アプリの「DirectCloud-FOLDER」だ。「DirectCloud-VIEW」は、講演や社内外の会議などの際、DirectCloud-BOXに格納されているPDF形式のドキュメントを、参加者と共有できるものである。共有したいドキュメントが保存されているロケーション(URL)を、参加者に配布する。参加者が手持ちのモバイルデバイスから指定URLにアクセスすれば、Webブラウザ上で同じドキュメントを参照できる仕組みだ。参加者には共有ドキュメントの参照権限のみが提供されるため、ドキュメントの書き換えや、DirectCloud-BOX内のそのほかのドキュメントにアクセスすることはできない。DirectCloud-VIEWで特筆すべきは、講演者と参加者が同じ画面を同期できることである。ページをめくったりペンツールで書き込んだりした画面が、リアルタイムに参加者のモバイルデバイス画面に反映される。安氏は、「大ホールでの講演では、壇上のスクリーンが見えなかったり、会議では紙の資料がかさばったりすることが多いです。DirectCloud-VIEWがあれば、そうしたストレスから解放されるのです」と説明する。また、こうした講演やセミナーで、ユーザーの反応をリアルタイムに集計できるのが「DirectCloud-SURVEY」である。あらかじめ用意したアンケート画面のURLを参加者に配布し、回答してもらうことで、リアルタイムでの集計結果を、参加者と共有できる。さらに、Bluetoothセンサの「Beacon」機能を利用した、ファイル共有の「DirectCloud-FOLDER」は、今後、もっとも活用が期待されるサービスだ。これはアカウント作成や認証などをしなくても、Beaconの電波が受信できるエリアにいれば、「DirectCloud-BOX」に格納されている特定のフォルダにアクセスができるサービスである。例えば、「本会議に出席した人のみで資料を共有する」といった使い方が可能だ。安氏は、「個々のアプリだけを見れば、同じような機能を提供するサービスは存在します。しかし、ビジネスで利用するのであれば、セキュリティはもちろん、アプリどうしの連携も考慮しなければなりません。例えば、一般的な無償のIM(Instant Messaging)アプリは、セキュリティ機能が十分でなかったり、チャットログを記録する機能が備わっていなかったりします。一方、われわれが提供するIMアプリの『DirectCloud-TALK』は、こうした管理機能を包含しています。また、送受信はすべてSSL(Secure Sockets Layer)経由の暗号化通信で行われます。さらに、やり取りしたテキストデータをファイルに保存して議事録にしたり、DirectCloud-BOXで送信したりといった、他のアプリの連携もスムーズなのです」と説明する。○充実のセキュリティ機能企業のデジタル資産をセキュアにクラウド化してビジネスに活用する。それをいちばん具現化したサービスが、「DirectCloud-GATE」だろう。これは、社内にあるFTP/SAMBA/NASといったサーバに格納されているデジタル資産をクラウド化し、外部ネットワークからのセキュアなアクセスを実現するものだ。なお、「DirectCloud-BOX」では、社員個人が持ち込んだデバイスの利用を制限するデバイス制限、IPアドレス制限、ネットワーク制限などアクセス制御機能が標準装備されている。また、エンドポイントとサーバー間のデータ通信にSSLを採用(256ビット)し、サーバーにデータを保存する際には、「AES-256暗号化方式」を採用している。もう1つ、セキュリティ機能で特筆すべきは、管理者機能の充実である。「Control Center」では、ユーザーやデバイスの利用状況をひと目で把握するダッシュボードをはじめ、ユーザログイン/ファイル送信履歴のほか、ユーザーが作成したファイルリンク履歴を参照する機能を提供している。また、ユーザーの追加や管理者が特定ユーザーのアクセスを強制的に無効にする機能、さらにグループごとに「リンク作成(転送)」や「フォルダ作成」の権限を付与する権限管理機能なども備わっている。安氏は、「日本にクラウドサービスが広がって約10年になりますが、『セキュリティに対する懸念』などから多くの企業は財務・会計システムをはじめとするデジタル資産のクラウド環境への移行に二の足を踏んでいる。」ジランソフトは、セキュアなクラウド・プラットフォームでお客様のデータ資産を守ると同時に、これらの資産をビジネスユースに最適な形で、最大限活用できるアプリを提供します」と力説する。なお、ジランソフトは、5月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催される「第6回クラウドコンピューティングEXPO」で、「DirectCloud-BOX」を展示する。会場では、今回紹介した機能のデモンストレーションが行われる予定だ。DirectCloud-BOXには今回紹介した機能以外にも、便利な機能が多数搭載されている。ぜひ、この機会に直接体験してみてはいかがだろうか。
2015年05月07日「Yahoo!ボックス」はYahoo! Japanの提供するオンラインストレージだ。ブラウザから利用するほか、PC向けのアプリとスマートフォン向けのアプリが用意されている辺りは、他のオンラインストレージサービスと共通している。特徴的なのは、Yahoo!および関連サービスに加入していると、利用できる容量が変化するなどの特典があることだろう。Yahoo!ボックス(2015年4月現在)Yahoo!ボックスは、さまざまなサービスを展開しているYahoo! Japanが提供しているだけあり、料金に関する特典が複雑なので整理しておこう。まず、Yahoo!の一般アカウントだと5GBの無料容量を利用でき、月額410円(税込)のYahoo!プレミアム会員なら無料容量が50GBと大幅に増える。さらに、同社のブロードバンドサービス利用者の場合は、Yahoo! BB「プレミアム」プラン会員なら100GB、Yahoo! BB「スタンダードプラン」会員なら50GBが無料で利用可能だ。加えて、スマートフォンを利用している場合、ワイモバイルの「スマホプラン」または「Pocket WiFiプラン」に加入していると30GBを無料で利用できる。また、ソフトバンクモバイルのスマートフォンを利用していて「とく放題」に加入していれば、会員特典として20GBの容量が他の無料容量に追加される。これに、スマートフォンアプリから利用できる特定のフォルダに対し、無制限の容量を開放してくれる「容量無制限オプション」が存在するが、現在のところ、新規の申し込みを停止している。この「無制限フォルダ」内のフォルダやファイルは共有や公開ができないなど、機能に制限がある。ただ、Yahoo!プレミアムの登録自体はオークションを利用している関係などですでにしているという人も多いだろう。また、自宅がYahoo! BBのサービスを利用しているケースなどと合わせると、実際には50GBを無料で利用できる人も多そうだ。○Yahoo!ユーザーに親しみやすいインタフェースブラウザでアクセスした時の見た目は、今風のデザインではなく、Yahoo!メールなどを使っている人にとっては親しみやすい雰囲気だ。あらかじめ「共有」、「写真」、「書類」、「連携サービス」といったフォルダが用意されているが、このほかに「移行データ(Yahoo! JAPAN)」というフォルダが存在することもある。Yahoo!は以前、オンラインストレージとして「Yahoo!ブリーフケース」を提供していた。さらに、画像に特化した「Yahoo!フォト」というサービスもあり、これらを統合したものが「Yahoo!ボックス」だ。そのため、過去にどちらかのサービスを利用していたアカウントでYahoo!ボックスを利用しようとすると、「移行データ(Yahoo! JAPAN)」というフォルダが作られている。中には。過去の写真などが保存されているから、チェックしておきたい。ファイルのアップロードは、ブラウザ画面へのドラッグ&ドロップではなく「アップロード」ボタンをクリックして出てきたダイアログから行う。「アップロードするファイルを選択」をクリックして、開かれた画面でファイルを1つ、または複数選択してアップロードする形式だ。アップロード中を示すバーが表示され、完全にアップロードできてからアイコンが表示されるなど、「Dropbox」などと比較すると少々もたつく感じはあるが、わかりやすい。昔からYahoo!のサービスを利用してきてインタフェースに慣れている人や、すでにYahoo!プレミアム会員であるという人にとって使いやすいのが特徴であるため、ゼロから使い始めるというよりは、すでに持っているアカウントでそのまま使いたいユーザーに向いているサービスと言えるだろう。
2015年05月01日日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月9日、中堅・中小企業向けのストレージ5製品を発売した。価格は、最も低価格の「HP StoreEasy 1450 Storage」が59万9,000円(税別)から。HP StoreEasy Storageの新製品は、「HP ProLiant Gen9」サーバを採用して60万円を切る価格から提供することにより、企業のファイル・ストレージの需要拡大を支援するとしている。生産性を高め業務遂行を保護するため、新製品は25倍高速のRAIDリビルドに対応するという。さらに、「StoreEasy Dashboard」の機能を強化してシステム容量が不足すると自動でアラートを発信し、ビジネスの成長に素早く対応できるよう支援する。価格は、HP StoreEasy 1450 Storageが59万9,000円から、同1650 Storageが84万円から、同1850 Storageが88万円から(いずれも税別)。HP StoreOnce Backupファミリーでは、主力製品「HP StoreOnce 6500 Backup」アプライアンスと同じ技術を元に設計したエントリー・レベルの新製品「HP StoreOnce 2900 Backup」を投入。同クラスの他社システムと比較し、2倍のバックアップ容量と30%優れたパフォーマンスを持つとしている。2Uラックスペースの省スペース型であり、小規模で導入して31.5TBまで使用可能な容量の拡大が可能。また「HP StoreOnce Recovery Manager Central」と互換性を備え、「HP 3PAR StoreServ Storage」アレイと連携し、ハイパーバイザー管理によるシンプルなデータ保護が可能とのこと。「HP StoreOnce Integrity Plus」セキュリティ機能やアプリケーション統合型バックアップ向けの「HP StoreOnce Catalyst」など、「HP StoreOnceファミリー」が提供するエンタープライズ・クラスのデータ・サービス全てをサポートするという。価格は260万円(税別)から。追加ハードウェアの購入が不要でソフトウェア定義型のバックアップ・アプライアンスである「HP StoreOnce Virtual Storage Appliance(VSA)」では、新たに50TBの大容量オプションとフル機能の1TB無償版の提供を開始する。同製品は、重複排除型ディスク・バックアップ機能に加え、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-V、Linux KVMを実行する仮想サーバ上でアプリケーション・ベースの仮想マシンに対応する。50TB版であるHP StoreOnce VSA 50TB LTU(3年間)の価格は210万円(税別)から。1TB無償版の提供は5月1日から。
2015年04月10日NECパーソナルコンピュータが運営するオンライン販売サイト「NEC Direct」は、NEC製PCの2015年春モデルを特別価格で販売する「スタートダッシュキャンペーン」を、2015年4月9日まで開催する。同時に、本体購入時に使用できるお得な割引クーポンを同サイト内にて4月2日15時まで配布する。「スタートダッシュキャンペーン」では、同社製PC「LaVie」シリーズが特別価格で購入できる。カスタマイズ時のメモリやストレージなどのアップグレードが通常価格から約2,000円~9,000円オフで選択できる(税別、以下同)。例として、スタンダードノートPC「LaVie Direct NS(e)」では、Celeron 3205UからPentium 3805Uへのアップグレードが3,000円オフの2,000円で、8GBメモリから16GBメモリのアップグレードが12,000円オフの12,000円(半額)で購入できる。最小構成価格は89,800円から。クーポンでさらに購入価格から21%オフとなる。「スタートダッシュキャンペーン」の対象商品は、、「LaVie Direct NS(H)」、「LaVie Direct NS(S)」、「LaVie Direct NS(e)」、「LaVie Direct HA」、「LaVie Direct HF」、「LaVie Direct HZ」、「LaVie Direct DA(S)」、「LaVie Direct DA(H)」、「LaVie Direct DT」。
2015年03月30日米Amazon.comは3月26日(現地時間)、クラウドストレージサービス「Amazon Cloud Drive」の新たなストレージプランとして、「Unlimited Photos Plan」と「Unlimited Everything Plan」を発表した。年会費は「Unlimited Photos Plan」が11.99ドル、「Unlimited Everything Plan」が59.99ドル。Unlimited Photos Planは、写真ファイルを容量無制限でCloud Driveに保存できるストレージプラン。写真以外の動画やドキュメントファイルを保存するためのストレージとして5GB用意する。Unlimited Everything Planは、写真だけでなく動画や音楽、映画も容量無制限でCloud Driveに保存できるストレージプラン。いずれのプランも3カ月の無料トライアル期間を設ける。Amazon.comは2014年11月、米国のAmazon Prime会員向けに容量無制限の写真ストレージサービス「Prime Photos」を無料で提供開始している。このたび発表されたUnlimited Photos PlanとUnlimited Everything Planは、Amazon Prime会員だけでなく一般会員も利用可能だ。
2015年03月27日