『リトル・ダンサー』で映画デビューし、近年では『ジェーン・エア』や『崖っぷちの男』など話題作に出演している俳優のジェイミー・ベルが、官能作品『The Nymphomaniac』(原題)のキャストの仲間入りを果たした。ラース・フォン・トリアー監督の最新作となる同作は、シャルロット・ゲンズブール、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、シャイア・ラブーフ、ステラン・スカルスガルドら豪華共演陣だけではなく、ポルノスターの起用とビジュアル・エフェクトを駆使したリアルな濡れ場もあり、早くも話題となっている。同作では、シャルロット演じる自称・色情症の女・ジョーが打ちひしがれ道端に残されているところを、ステラン演じるひとりの男が見つけ、ジョーが自身のセックスに満ちた人生を紐解いていく、かなり濃厚な内容になるという。今回の新キャストには、ジェイミーだけではなく、ニコラス・ブロ、コニー・ニールセン、ジェンズ・アルビヌスらも名を連ねている。ジェイミーがどのような役柄を演じるのかは未定だが、本作は来年の公開を目指して28日(現地時間)からドイツで11週間の撮影を開始しており、ソフトコア版と性描写が激しいハードコア版の2バージョンで公開が予定されている。■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
2012年08月30日ニコール・キッドマンが、今秋開催される第50回ニューヨーク映画祭で表彰されることが決まった。女優として30年近いキャリアを誇るニコールは、10月3日(現地時間)に開催予定の同映画祭で表彰を受ける。映画祭のディレクターを務めるリチャード・ピーナ氏は「ニコール・キッドマンは現代映画界で最も優れた女優のひとりです。『誘う女』での驚くべき演技に始まり、ラース・フォン・トリアー監督の『ドッグヴィル』、スタンリー・キューブリック監督の遺作『アイズ ワイド シャット』、ヴァージニア・ウルフに扮してアカデミー主演女優賞を受賞した『めぐりあう時間たち』などなど、ニコールは多くの作品の中で複雑で大胆な難役ばかりをこなしてきました。我々としてもニューヨーク映画祭でニコールを表彰できるなんて本当に興奮しています」と賛辞を捧げた。さらに同映画祭では、ザック・エフロンやマシュー・マコノヒーらと共演したニコールの最新作『The Paperboy』(原題)が特別上映される予定。今年で45歳となるニコールは先述の作品以外にも『ムーラン・ルージュ』など数多くのヒット作に出演しており、アカデミー賞だけでなくゴールデン・グローブ賞でも3度の受賞に輝いている。■関連作品:The Paperboy (原題)
2012年08月24日株式会社ドリームキッドは8月24日、都内で会見を行い、ビバリーヒルズ映画祭(BHFF)と提携し、来年3月に日本で「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン(BHFF Japan)」を開催すると発表した。その他の写真世界市場を視野に、今後の映画界を支える人材の発掘とサポートを目的とし、今年で12回を数えるビバリーヒルズ映画祭。ショーケースとしても近年、注目度が高まる同映画祭の新たな日本部門として、「ビバリーヒルズ映画祭ジャパン(BHFF Japan)」の開催が決定した。会見にはBHFF JapanのCEOを務める大和田廣樹氏(株式会社ドリームキッドプロデューサー/代表取締役社長)、米BHFFの創設者でフェスティバル・ディレクターのニノ・シモーネ氏、ハリウッドで活躍するプロデューサーのフレデリコ・ラペンダ氏が出席した。大和田氏は国内外で映画プロデュースを行った実績から「映画祭の特徴は、日本とビバリーヒルズの2拠点で展開し、(日本映画を)アメリカに送り込むことを主眼にしている点」と説明。ハリウッドへの作品配給を継続的に行いたいと抱負を語った。また、シモーネ氏は「BHFF Japanがハリウッドと東京の橋渡しになれば」と期待を寄せた。BHFF Japanでは長編、アニメ長編、短編(アニメ含む)、ドキュメンタリーの4部門で作品を募集し、各部門5作品、計20作品をノミネート作品として選出し来年3月上旬に行う映画祭で上映。また、各部門でグランプリに輝いた4作品は、来年4月の“本家” BHFFでも上映され、そのうち1本をファイナルグランプリ作品として、BHFFの外国映画部門に出品することになっている。ラペンダ氏は過去に『Bad Guys』(原題/2008)というプロデュース作でBHFFの作品賞を受賞しており「土地柄、BHFFに出品されることで、作品が近隣にある多くのメジャースタジオの目に触れる機会を得ます。映画祭がある種のプラットホームとして、若い映画人の人生を大きく変えるのであれば幸い」と日本のクリエーターにエールをおくった。応募期間、条件など作品エントリーの詳細はBHFF Japan公式サイト(近日オープン)で発表される。
2012年08月24日前妻ケイティ・ホームズとの離婚騒動でマスコミに追われる日々が続くトム・クルーズだが、2番目の妻ニコール・キッドマンとの間の養子コナー・クルーズが初の大役を獲得したという吉報が入ってきた。2008年のウィル・スミス主演作『7つの贈り物』でウィルが演じた主人公の少年時代の役でスクリーンデビューを果たしたコナー。17歳になった彼が今回出演を決めたのは、1984年にチャーリー・シーンら当時の若手俳優が数多く出演した戦争映画『若き勇者たち』のリメイク作品。『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワースが主演を務めるほか、ジョシュ・ハッチャーソン、イザベル・ルーカスらと共演を果たしており、コナー自身は武装集団「ウルヴァリン」のメンバーのひとりを演じているという。オリジナルでは当時のソ連、キューバ、ニカラグアなどの共産圏連合軍に急襲されたアメリカの少年少女たちが武装し、徹底抗戦を繰り広げる姿が描かれたが、本作ではその敵陣の設定が一時中国軍に変更される報道があったものの、結果的には北朝鮮軍がアメリカのワシントン州の街を侵略するのを同国の若者たちが阻止しようとするという設定になったようで、現代の社会情勢が反映された内容になっている。本作の監督を務めるダン・ブラッドリーは、コナーの演技力に感嘆しながら「コナーは本当にクールな子供だよ。一般人とは違った彼の生い立ちを考えてみても分かるけど、彼は本当に円熟していて、地に足がついているだけでなく、とても知的でどんなスポーツもこなせるくらい身体的にも優れているんだ」とコメント。「コナーがどこからその能力を受け継いできたか分かるだろ?彼の父親さ。コナーは僕と同じでアクション映画が大好きなんだ。爆発や銃撃シーンとかがあるとどんなときでも、僕と彼は撮影セットで大興奮していたんだよ。爆破シーンに対して僕と同じ熱意を持ってくれる俳優がいるっていうのは素晴らしいことだったね」。ブラッドリー監督は父トムの主演作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の助監督も務めており、父子共にタッグを組んだこととなる。同作は2009年に撮影されており、今年の11月21日(現地時間)に満を持して全米公開を予定している。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年08月15日シャイア・ラブーフ(『トランスフォーマー』)が、ラース・フォン・トリアー監督(『メランコリア』)が手がける官能作品『The Nymphomaniac』(原題)へ出演交渉中だという。女性のエロスを描いた同作での役柄は未定だが、既に出演が決定しているシャルロット・ゲンズブールやニコール・キッドマンと共演を果たすことになりそうだ。本作はステラン・スカルスガルド扮する一人の夫の視点で、シャルロット扮するヒロインの青春時代から50歳に至るまでの性の探求を描いたエロティック・ロマンス作品。2部構成で、そのうちの1つのパートでは激しい性描写がなされるという。ドイツのNRW社が資金調達を担当しており、9月に同国のノルトライン=ヴェストファーレン州でクランクイン予定。シャイアは、トム・ハーディと共演したジョン・ヒルコート監督の『Lawless』(原題)やロバート・レッドフォードが監督、主演を務める『The Company You Keep』(原題)など次々と新作の公開を控えており、先日、エヴァン・レイチェル・ウッドとの共演作『The Necessary Death of Charlie Countryman』(原題)の撮影が終了したばかりである。■関連作品:Lawless (2012/原題)
2012年08月10日9日(現地時間)にトム・クルーズと協議離婚が成立したケイティ・ホームズが、離婚を決意するまでの間、トムの元妻のニコール・キッドマンからアドバイスを受けていたと「UsMagazine.com」が報じている。「彼女たちは数週間ほど前から話し合っていました」と関係者が証言している。ニコールは1990年にトムと結婚し、2001年、ケイティと同じ33歳のときに離婚している。「ニコールは協力的でした。自分も同じ経験をしたから、ケイティも頑張るようにと励ましていました」。実はケイティとニコールは、ケイティが2006年にトムと結婚したときから、ニコールとトムの養子で現在19歳のイザベラと17歳のコナーを介してつき合いがあり、「(ニコールは)ずっとケイティの友人だったのです」と証言者は明かす。ケイティは使い捨て携帯電話を使用して、トムや彼の周囲の人々に気づかれないように離婚申請の準備を行っていたそうだが、同時にニコールとも連絡をとっていたようだ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年07月12日ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマンが出演する映画『ブレイクアウト』が公開中だが、本作で初共演を果たしたふたりのコメントが到着した。その他の写真本作は、ダイヤモンドディーラーのカイル(ケイジ)と美しい妻サラ(キッドマン)、愛娘のエイヴリーが暮らす豪邸に4人の強盗犯が押し入り、それぞれが秘密や思惑を抱えながら、命がけの駆け引きを展開する密室劇。『バットマン フォーエヴァー』、『オペラ座の怪人』などを手がけてきたジョエル・シューマカーが監督を務めている。ケイジは本作の設定について「誰もが恐れる悪夢だと思う」としながらも、家族を守るため果敢に立ち向かう夫カイルについて「彼は暴力的な男ではない。武器を扱う事もできなければ、武術に長けている訳でもない。けれど早いんだ。頭の回転が早く、口も上手い」と分析する。一方、美貌を武器に強盗団に立ち向かう妻を演じたキッドマンは「とにかく危険なものに挑戦したかったの。脚本がどんでん返しの連続だったのも魅力だったわ。そして長年の付き合いがあるジョエルも何か面白いことをやってくれそうだと感じていた」と振り返る。本作は強盗団の侵入をきっかけに、登場人物が決死の駆け引きを展開し、ついには信頼しあっていたはずの夫婦の秘密や嘘も次々と暴かれていく。ケイジは「この手の映画はジョエルのお家芸だね。彼はスリラーのマエストロだよ。スリラーは驚きの連続でなければならないんだ」と語る。『フォーン・ブース』『ヴェロニカ・ゲリン』など、スリラーやサスペンスものに定評のあるシューマカー監督が、ふたりのオスカー俳優とタッグを組んでどんな“驚き”を見せてくれるのか気になるところだ。『ブレイクアウト』公開中
2012年06月29日カンヌ映画祭もいよいよ終盤。コンペティション部門で『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督の『The Paperboy』(原題)が上映され、ニコール・キッドマン、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、メイシー・グレイ、ジョン・キューザックらが会見を行った。映画は、人種偏見の強い1969年の南部を舞台にしたミステリーで、殺人犯(ジョン・キューザック)の婚約者に扮するニコールと、彼女に恋してしまうザックの激しいラブシーンも話題を集めている。ニコールとの年の差を意識しないかと聞かれたザックは「そんなことは全く感じなかった。ニコールを始め、素晴らしい先輩たちと一緒に仕事ができて、本当に嬉しかった」と語った。また、刑務所の面会室で、ジョン・キューザックに言われるがまま、エロティックな行為をするシーンに関してニコールは「全く恥ずかしいとは思わなかった。どんなにひどい男であっても、彼を拒絶できない彼女の行為としては当然だから」と、さすがの女優魂を見せた。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票■関連作品:一枚のめぐり逢い 2012年6月16日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.The Paperboy (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール【カンヌレポート】ショーン・ペンら率いるハイチ支援オークションで高額落札続出【カンヌレポート】加瀬亮、イランの巨匠・キアロスタミ監督と共に喝采浴びる!
2012年05月27日サンプルがもらえる!高品質なコスメを世に送り出すトップブランド、GIVENCHY(ジバンシィ)。その最新リキッドファンデーション「エクラマティシム」をお得に試すことができるキャンペーンが実施中だ。このキャンペーンは4月25日から開始され、5月31日まで行われているもので、公式サイトにサンプルチケットが掲載されており、これをジバンシィのカウンターへ持参すると、もれなくサンプルがもらえ、無料で試すことができるというもの。気になっていた人にはとくに、またとないチャンスといえるだろう。はやめにチェックを!「エクラマティシム」は、アジア女性の肌を考えて開発されたジバンシィの最新作。肌本来の保湿力を高め、皮脂バランスを適切に整えてくれる皮脂コントロールシステムが採用されている。これにより、理想的な極上肌が実現できるというブランド自信のファンデーションだ。サンプルのプレゼントは1人1回のみで、パウダーファンデーションの「マティシム」とセットでもらえるという。なくなり次第終了となるので、はやめにチェックし、最寄りのカウンターへ急ごう。仕上がりの違いを自分の肌で体感してみて。元の記事を読む
2012年05月04日新発売リキッドファンデーションのキャンペーンサイトメイベリン ニューヨークは、1月21日新発売で人気の“薄膜”ミネラル リキッドファンデーション「ピュアミネラル バーチャルイレイサー」(全6色各20mL1,995円)のキャンペーンサイト“PURE MINERAL 実験ラボ”をOPENした。7つの実験で製品の実力検証“PURE MINERAL 実験ラボ”は、フルーツや電球、手相などを使った7つの実験で、「ピュアミネラル バーチャルイレイサー」のカバー力や薄膜、伸びのよさなどの実力を検証。クイズに回答して応募するプレゼントキャンペーンも実施中。応募の詳細などはキャンペーンサイトを参照のこと。元の記事を読む
2012年01月29日新リキッドファンデーションが発売に高品質なコスメをリーズナブルな価格で提供する、人気のブランド「MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン・ニューヨーク)」。そんなメイベリンから敏感肌でも使えるという、肌に優しいアプリケーター一体型の新ミネラルリキッドファンデーションが21日、新発売された。アイテム名は「ピュアミネラルバーチャルイレイサー」。日本人にも肌なじみのよいカラー展開で、全6色が発売されている。さっとつけるだけで、気になる毛穴や肌の色ムラも消し去って、極上の健康美肌へと導いてくれるという優れモノだ。なめらかな起毛が細かな凹凸にも対応内側からファンデーションの液がしみ出る、ブランド独自のアプリケーターを採用しており、ベルベットのようになめらかでこまかな起毛が、肌表面の細かな凹凸に入り込んでくれるから、絶妙なうす膜でキレイ肌へとカバー。厚塗り感のない自然な仕上がりで、テク要らずなところがうれしい。100%マイクロミネラルピグメント使用で、肌にごく優しく、さらっと軽い仕上がり。ナチュラルな美しさが長時間キープされる処方になっているので、メイク崩れも気になりにくいそうだ。肌の乾燥を防ぎながら保湿もしてくれる、天然由来のエモリエント成分も配合で、乾燥が気になる方にもおすすめだ。理想の健康美肌を目指し、ベストなファンデーションを探しているならぜひ一度チェックを。元の記事を読む
2012年01月22日深い深い悲しみの穴の先に見える、未知なる瞬間とは――。ある日突然、最愛の息子を失った一組の夫婦のやり場のない悲しみと喪失、それでも進む彼らの時間をとらえた珠玉の人間ドラマ『ラビット・ホール』がまもなく公開となる。本作で初めてプロデューサーを務め、またこれまでに見たことのない“母”の感情をあらわにし、入魂の演技で喝采を浴びた女優、ニコール・キッドマンがそのあふれる思いを口にした。デヴィッド・リンゼイ=アベアーの舞台劇を原作に、本人自らの脚本で映画化された本作。この戯曲に感銘を受けたニコールは自ら映画化に動き出し、初のプロデュース作品の公開に漕ぎつけた。「私はいつも、極限の題材を扱った映画に興味を抱くんです。人々が愛を渇望するとき、人々が愛を失うときに、その人々に興味を覚えるんです。子どもを失うということは、自分が行き着く中で最も恐ろしい場所。そして自分をクリエイティブに向かわせる場所とは、自分が恐れを抱く場所でもあるんです。今回、私は考えられないような重い悲劇にさらされながら、とても異なるリアクションをするこの夫婦に、本当に心を鷲づかみにされました。ベッカとハウイーの夫婦は、それぞれのやり方で悲しみに暮れながらも一緒に生活している。それがとても面白いと感じましたし、私自身がベッカ(舞台ではシンシア・ニクソンが演じていた)を演じてみたいと思いました」。ニューヨーク郊外の美しい住宅街。平穏に暮らしていた夫婦の間には、ひとり息子の突然の死をきっかけに、深い溝が生まれる。前に進もうと必死なベッカは感情を押さえ込もうとするあまりに反動で怒りに似た感情を周囲にぶつけてしまい、夫・ハウイーは亡き息子の面影から立ち去れないでいる。「生きたいという欲求を奪い去ってしまうような、このような大きなショックを受けたとき、どうやって人は生き続けられるのか?それは結婚に関することであり、家族に関することであり、そして究極的に生き続けることと希望に関する問題でもある。それは私がこの物語のとても素晴らしいと思う点であり、同時に驚くほど皆の痛みが感じられる、まるで地雷原のようなもの。人々は地雷原の中を歩いている。痛みを通じて私たちがひとつになる多くの時間が、この物語を通じて照らし出されるのだと考えました」。そして、この想いをニコールはジョン・キャメロン・ミッチェル監督へと継ぐ。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『ショートバス』で人の孤独と繋がりをセンセーショナルに描いた彼だが、今回彼を監督に迎えた理由は?「ジョンは自身でこの作品を見出し、私たちはそんな彼を見つけたのです。そう表現する方がずっとしっくり来ます。ジョンは粋な人で、とてもオープンな人。また、それと同じくらい、それが理にかなったことならば抑制も持ち合わせていた。この映画の題材自体がとても円熟した、生々しいものだったから、登場人物の感情の多くを抑える必要があったけど、ジョンは芝居がかった映画にならないよう、とても抑制を働かせていたました」。そして、本作でニコールと夫婦を演じ、静かな中に強く繋がれた絆を見せるのがアーロン・エッカート。「彼が(夫役として)一番の選択肢だった」というが、そのオファーから決定までのいきさつが何とも可愛らしい。「彼が脚本を読んで、そして脚本を気に入ったと聞いて、私たちは『やった!もしかするとアーロンはイエスと言うかもしれない』と思い、そして私が彼に電話をしたのです。でもかけるまでは、私は電話で話すのが得意ではないし、人間的にとてもシャイなので『彼に電話をするのは得策だろうか?』と考えてしまいました。でも彼にはいままでも何度か会っていたし、彼をとても高く評価していること、そしてスクリーンで素敵な夫を演じるのに素晴らしい男性だと感じていることを、ただ彼に伝えたくて電話をしたの。そんな経緯があってのち、アーロンは『イエス』と言ってくれました(笑)」。満を持しての入魂作となったニコールだが、自身も女優として本作で『めぐりあう時間たち』以来8年ぶりのアカデミー賞主演女優賞にノミネート。一人の母である彼女の内から発せられる深い慈愛、そして優しさから生まれるユーモアが物語を温かく包み込んでいる。「人生の中で、どんなにひどい苦痛に見舞われてもユーモアを失わない。それこそが人間の魅力だと思います。それがまた、このような物語を分かりやすくしているんだと思うんです。だって、もし誰かが苦しんでいたとしても、その人を笑わすことができれば、多少なりとも心を開かせることができるわけだから。ユーモアはいつだって存在するの。たとえ、それがダークな形をとっていたとしても。この映画の登場人物に対して、私たちは心を開くことができると思います。それは彼らがみな、正直で本物だからです。家族とはそういうものだし、映画を観た人たちは登場人物たちと一緒に、彼らの体験を分かち合えると思っています」。先の見えない孤独と苦しみ、それはやがて形を変えていく。“母”ニコールの慈愛にあふれた演技から、ぜひ感じ取ってほしい。■関連作品:ラビット・ホール 2011年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開© 2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.■関連記事:喪失と再生、夫婦の絆の物語『ラビット・ホール』試写会に15組30名様をご招待ニコール・キッドマン、8年ぶりのオスカー返り咲き『ラビット・ホール』が公開決定!コメディにスリラー、シリアスものまで…N・キッドマン 豪華俳優陣と共演
2011年11月04日傑作ロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル氏が監督を務めた映画『ラビット・ホール』が、今月5日(土)から公開になるのを前に、主演と製作を務めたニコール・キッドマンのインタビューが届いた。その他の情報「私が作る、(基本的に)ほとんどの映画のテーマは、さまざまな形で現れる愛。人々が愛を渇望するとき、愛を失うときに、私はその人々に興味を覚える。そして、子どもを失うということは、自分が行きつく中でもっとも恐ろしい場所」と語るキッドマンは、「主人公の夫婦が6歳の子どもを亡くしてから、8ヶ月。そのことに向き合いながら、どうやって生きていくのか? 生きたいという欲求を奪い去ってしまうような大きなショックを受けたとき、どうやって生き続けられるのか? それは結婚や家族に関することであり、究極的に、生き続けることと希望に関する問題でもある。そこがこの物語のとても素晴らしい点」と本作の魅力を分析。また、主人公のベッカを演じるにあたり、「自分の内面の奥深くにある、触ってほしくない恐ろしい場所に触れてしまったわ。精神的には決してたどり着きたくなかったけど、なぜかたどり着いてしまった。これが私の役作りなんだと思う」と語るキッドマンは、「この映画の登場人物に対して、私たちは心を開くことができると思う。それは彼らが皆、正直で本物だから。家族とはそういうものだし、映画を見た人たちは登場人物たちと一緒に、彼らの体験を分かち合えると思う」とPRした。本作は、ピューリッツァー賞に輝く同名の戯曲に魅せられたキッドマンが、主演と製作の2役を担当した人間ドラマ。幼い息子を事故で失ってしまった母親が、事故を起こした少年と交流することで希望を見出していく。『ラビット・ホール』11月5日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー(C)2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved
2011年11月02日コンパーテスショコラティエより、ニコール・キッドマンがもっとも好きな商品といわれている、ラブフルーツをご紹介。パイン、マンゴー、りんごなど、食べやすくカットされた7種のフルーツが、彩り鮮やかで可愛らしいチョコレートだ。 セミドライのフルーツディップは、ちょっぴり大人の味。シャンパンと一緒に少しずつ召し上がれ。商品名:ラブフルーツL価格:¥2,520※味は、パイン、マンゴー、いちご、キウイ、りんご、メロン、トマトの7種類。Lサイズのほか、コンパクトな「ラブフルーツ」(¥1,260)もある。お問い合わせ: コンパーテスショコラティエ公式サイト
2011年10月28日ジェームズ・フランコが今秋公演を予定していたニコール・キッドマン共演の舞台を降板したことを、彼のパブリシストが発表した。本作でジェームズはブロードウェイ・デビューを果たすはずだった。ジェームズが出演を予定していたのはテネシー・ウィリアムズ作の「青春の甘き小鳥」で、年齢を重ねた落ち目の女優・アレクサンドラが俳優志望の若いジゴロ・チャンスに翻弄される物語。1959年の初演ではジェラルディン・ペイジとポール・ニューマンが演じ、1962年の映画版『渇いた太陽』でも2人が主演を務めた。1975年から76年の再演ではクリストファー・ウォーケンがチャンスを演じている。35年ぶりの再演がニコールとジェームズの共演ということで、2011年〜12年のブロードウェイ上演作の中でも特に期待を集めていたが、ジェームズの降板によって今秋公演の予定は白紙となった。最新主演作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(写真)が全米で大ヒットを記録したジェームズは現在、サム・ライミ監督、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ共演の『Oz : The Great and Powerful』(原題)を撮影中、長寿TVシリーズ「General Hospital」にも出演している。さらに、イェール大学の博士課程で学ぶ身でもある。パブリシストは降板の理由を明らかにしなかったが、この忙しさでは、舞台稽古の時間をとるのもままならないはず。降板は必然だったと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:『猿の惑星』で研究者を演じるジェームズ・フランコは4つの大学に通う高学歴男!その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年09月01日新作リキッドファンデーションが到着!毎シーズンの美しいCMも印象的な資生堂マキアージュ。数々のトレンドで高品質なコスメアイテムで定評がある。そんなマキアージュから、新作リキッドファンデーションが発売されることが分かった。発売日は8月21日。この新作リキッドファンデは「エッセンスリッチホワイトリキッド UV」。光の効果を上手く利用したこのファンデーションは、塗るだけでくすみを均一にカバー。明るく透明感の高い肌を演出してくれる。なんと80%が美容液でできている!しかもこのファンデーション、80%は美容液でできているというから驚き。毎日つければスキンケア効果も望める。つけ心地はさらっとしていて、みずみずしく、適度な保湿感でしっとり。SPF26のPA++でUV効果もばっちり。紫外線によるしみや日焼けから肌を守ってくれる。配合された純白エッセンスで、より美しい白肌へ、うるおいのある素肌へも導かれるという。つけたての明るさをしっかりキープできるから、長時間なめらかで均一、透明感の高い肌でいられる点もうれしいところ。購入するとついてくる「キメならしスポンジ」もGood!むらなく簡単にメイクできるから、リキッドは難しそう…という方もご心配なく。新作ファンデとして要チェックだ。元の記事を読む
2011年08月14日『めぐりあう時間たち』以来8年ぶりに、ニコール・キッドマンがアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした渾身の一作『ラビット・ホール』が、このほど11月5日(土)に日本公開されることが決定した。原作はピュリツァー賞とトニー賞に輝いた、デヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。ニューヨーク郊外で何不自由なく暮らす主人公、ベッカとハウイー夫妻は、幼い息子を事故で亡くし、絶望の淵にいた。息子の面影から逃げようとする妻、息子との思い出に浸る夫、同じ悲しみを分かち合いながらも、2人の関係は少しずつほころび始める。そんな中、ベッカは息子の命を奪った車を運転していた少年と遭遇し…。この原作に惚れこんだニコールは自ら映画化に奔走し、自身初のプロデュース&主演の大役を担う。そして、ごく普通の妻、母であるベッカの複雑にして起伏に富んだ感情を、リアルに表現した彼女の演技は、全米で公開されるやいなや、絶賛を浴び、本年度ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)、さらに8年ぶりとなるアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした。監督を務めたのは、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(’01)で一躍その名を知らしめた、ジョン・キャメロン・ミッチェル。『ショートバス』以来4年ぶりの長編映画監督作となる。また、ベッカの夫・ハウイーを『ダークナイト』など数々の作品で存在感を際立たせる、アーロン・エッカート。息子の死をきっかけに、ほころび始める夫婦の関係、それでも決して断ち切られることのない彼らの絆が描かれていく。実は、ウディ・アレン監督作品を降板してまで本作への出演を渇望し、撮影に臨んだというニコール。ここ数年、日本でのヒット作に見放されていた感があるが、本作では彼女の女優としての新たなる開花が感じられそうだ。『ラビット・ホール』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。■関連作品:ラビット・ホール 2011年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開© 2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.■関連記事:コメディにスリラー、シリアスものまで…N・キッドマン 豪華俳優陣と共演
2011年08月08日アメリカを訪問中のイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃が9日、ロサンゼルスのベラスコ劇場で行われたガラ・パーティ「2011 BAFTA Brits To Watch」に出席、トム・ハンクスやニコール・キッドマンをはじめとするハリウッド・スターや映画関係者と交流した。ウィリアム王子はイギリス映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)の会長を務めていて、同国出身の才能ある若手の監督や俳優をハリウッドの映画関係者に紹介するのが本パーティの目的のひとつ。ウィリアム王子はスピーチで本年度オスカー受賞作『英国王のスピーチ』を話題に挙げて「まず始めにコリン・ファース(同作でウィリアム王子の曽祖父にあたる主役のジョージ6世を演じた)に感謝します」と語り、「彼のおかげで私のスピーチの第一声は完璧です。『私は声がある(I have a voice)』」とオスカー受賞作と自身の境遇を絡めた絶妙なスピーチで場内を湧かせた。会場にはジェニファー・ロペス、ジャック・ブラック、クリス・エヴァンス、ジェームズ・ガンドルフィーニなど多くのスターが集まり、レオナルド・ディカプリオとの恋がうわさされているブレイク・ライヴリーも出席。ちなみにレオはイタリアのカプリ島で母親と休暇中で会場に姿はなかった。ニコール・キッドマンやバーブラ・ストライザンド夫妻はパーティでウィリアム王子夫妻と同じテーブルについた。ニコールはウィリアム王子夫妻について「とても素敵なカップルで、お2人を見ているこちらが笑顔になるわ」と語った。(text:Yuki Tominaga)写真はガラ・パーティの様子。左はウィリアム王子、右はニコール・キッドマン。© KCS/AFLO■関連作品:英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:アカデミー協会が新会員候補に招待状を発送B・クーパー、『おくりびと』監督の名も好みに合った映画を探せるSNSサイト「Gacchi」で秋公開の新作の“極秘試写会”開催アンジェリーナ・ジョリーがクレオパトラ役に挑戦。相手役にふさわしい男優は誰?【ハリウッドより愛をこめて】ミシェル・ウィリアムズ、次作でマリリン・モンローに?『ナルニア』初登場1位!オスカー4冠『英国王のスピーチ』も異例の大ヒットスタート
2011年07月11日あこがれの透明感の高い美白肌に!資生堂は「マキアージュ」ブランドから、2011年8月21日、「マキアージュエッセンスリッチホワイトリキッドUV」を発売すると発表した。30ml入りのきらきらボトルが印象的で、カラーは7種だ。透明感のある明るい美白肌は、だれしもが求める理想肌。このリキッドファンデーションは、そんな今の理想肌を、あくまで厚塗り感なく、自然に、自分の素肌から明るくするという発想を大切につくられたという。毛穴の目立ちも少なく、つるんとした美肌に仕上がるところがうれしい。なんと8割が美容液!この「マキアージュエッセンスリッチホワイトリキッドUV」、“エッセンスリッチ”という名に恥じず、なんと80%が美容液でできている。だから、メイクで隠すのではなく、メイクで美しくなるファンデーションなのだ。肌につけたときから、落とした後まで、肌荒れを防ぎ、キメがふっくらと整った透明感の高い純白の肌をつくりだしてくれる。もちもよい。8時間はつけたてそのままの明るさが持続できるというから、化粧直しもごく少なくて済む。光を肌の中まで届け、その光を肌の外へ引きだすことで、毛穴などによる無駄な凹凸の影を消す「全方向発行パウダー」使用で、毛穴やくすみをしっかりカバーしてくれるところもすごい。ワンランク明るい肌になれそうだ。元の記事を読む
2011年07月10日ニコール・キッドマンが現在、文豪アーネスト・ヘミングウェイとその妻だったマーサ・ゲルホーンを描くHBOのTVドラマ「Hemingway & Gellhorn」(原題)を撮影中だ。ニコールが演じるマーサ・ゲルホーンは従軍記者をしていたときにヘミングウェイと出会い、彼の3番目の妻として1940年から5年間結婚していた女性。ヘミングウェイの代表作「誰がために鐘は鳴る」の着想を与えた存在でもある。ヘミングウェイをクライヴ・オーウェンが演じ、彼らの仲間でオランダ人のドキュメンタリー映画作家のヨリス・イヴェンスを「メタリカ」のドラマー、ラーズ・ウルリッヒが演じる。監督は『ツイステッド』以来7年ぶりにメガホンをとるフィリップ・カウフマン。激しくぶつかり合う作家同士のカップルの波乱の日々をドラマティックに描く作品になりそうだ。夫のキース・アーバンとの間に誕生した娘のサンデー・ローズちゃんは今年3歳。昨年12月に夫妻にとって2人目の娘、フェイス・マーガレットちゃんが代理出産で誕生し、ますます意欲的に女優の仕事に取り組み始めたニコール。2月にはジェニファー・アニストン、アダム・サンドラーと共演のコメディ『Just Go With It』(原題)が公開になり、「Hemingway & Gelhorn」の撮影後にはコリン・ファース、ミア・ワシコウスカが共演の『Stoker』(原題)のクランク・インが控える。「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが脚本、『オールド・ボーイ』、『渇き』の韓国のパク・チャヌク監督のハリウッド・デビュー作という話題性の高い作品だ。夏にはラッセ・ハルストレム監督、レイチェル・ワイズ共演で、1930年代に男性から女性に性転換したデンマーク人画家と妻の実話に基づく小説の映画化『The Danish Girl』(原題)を撮影予定。秋にはニコラス・ケイジ共演のスリラー『Trespass』(原題)が公開。シリアスなドラマからコメディ、スリラー、と幅広いジャンルで豪華な共演者、監督との顔合わせが実現し、どれも完成が待ち遠しい作品ばかりだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『Hemingway and Gelhorn』撮影中のニコール&クライヴ。© Splash/AFLO■関連作品:ラビット・ホール 2011年秋、TOHOシネマズ シャンテ ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開© 2010 OP EVE 2,LLC.All rights reserved.NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:ケイト・ハドソンが妊娠中であることを、母・ゴールディ・ホーンが認めるダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソンに代わってリンカーンに7月に極秘挙式したペネロペ・クルスが妊娠を発表!現在4か月半豪華キャストが集結した傑作ミュージカル『NINE』DVDを5名様プレゼントペネロペ・クルス、でき婚報道を否定
2011年03月30日往年のヒット作品をリメイクし、昨年劇場公開された『ベスト・キッド』のブルーレイ&DVDが先日より発売されているが、これにあわせて劇中、ジャッキー・チェンの唯一のアクションシーンをおさめた映像がシネマカフェ独占で到着した。1984年に発表されたオリジナル版は、主人公のいじめられっ子の少年が日系人の空手の達人に、空手を伝授してもらい大会に臨むという物語で、日本でも大ヒット。そのリメイクとなる本作は、ウィル・スミス夫妻がプロデューサーを務め、夫妻の息子で天才子役と名高いジェイデン・スミスが主人公の少年・ドレを演じる。母と共にデトロイトから移り住んだ北京になじめずにいじめっ子の標的となってしまったドレが、引越し先のマンションの管理人で、ジャッキー演じるハンに中国武術を学び、成長していく姿が描かれる。今回、ジャッキーが演じているハンは、どこか人生に疲れたような風貌で一見、カンフーの達人とは思えないがその腕は本物!“師匠役”ということもあって、劇中、ジャッキーの見せ場であるアクションシーンはほとんどないが、今回到着したのはその唯一といえるシーン。いつものようにいじめっ子に捕まり、暴行を受けるドレを助けるハン。いじめっ子たちはハンにも襲い掛かるが、彼は自ら攻撃を仕掛けることなく、相手の攻撃をかわしながらあっという間に6人を退治してしまう。ハンは“身を守るために使う”ということを条件にドレに武術を教えるが、まさにその教えを体現したシーンと言える。50代半ばに差し掛かっても、マンションの管理人であってもジャッキーはやっぱりジャッキー!貴重なアクションシーンをご堪能あれ!『ベスト・キッド』ブルーレイ&DVDは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ベスト・キッドブルーレイ&DVDセット』 [ブルーレイ]価格:3,990円(税込)『ベスト・キッド』 [DVD]価格:3,480円(税込)発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売中公式サイト:© 2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.■関連記事:ジャッキーファン必見!「成龍映画祭」ジャッキー最新作鑑賞券を20組40名様ご招待ジャッキーレッドカーペットをサプライズで“ハイタッチ周回”ウィル・スミス会見で公開キス&キスシーンレクチャーW・スミスの息子×ジャッキー『ベスト・キッド』試写会に10組20名様をご招待ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!
2011年01月18日新居購入のニコール・キッドマンがリムジンと共に眠る?ご存知の通り、ハリウッドセレブの気ままで度が過ぎた行動は、しばしば話題になります。でも実際にどのくらい“度が過ぎて”いるのか、気になりますよね。先日、女優ニコール・キッドマンと夫で人気歌手のキース・アーバンはマンハッタンのペントハウスを1,000万ドルで購入しましたが、どんな家だと思いますか?何と夫妻は史上初の“車に乗ったまま入れるエレベーター”を設置し、それを使って夫妻の新しい住まいのある16階までリムジンで行けちゃうという話!3ベッドルームの新居は、合計3,248平方フィート(約990平方メートル)の広さを誇り、2つのテラスともちろん大きな主寝室があります。一体、ニコールとキースのリムジンはどの寝室で眠っているのでしょうか…?話は変わり、長寿番組「ザ・シンプソンズ」が遂に第22シーズンの準備段階に入ったというニュースが届きましたよ。そしてもちろん、このファミリーはいろいろなサプライズを企んでいます!新シーズンには「Glee」のキャストなど、エンターテイメント界の大物数名が登場するといううわさが…。「Glee」は昨年放送が始まった新番組で、いまではTV番組の中で、1、2位を争う人気番組です。同番組のキャストは、「Elementary School Musical」と題したシーズン初回の特別放送にゲスト出演するそうで、物語はシンプソン家の娘・リサがアートキャンプに行き、芸術家ぶったキャンプカウンセラーに出会うといった内容です。このほかにも新シーズンには錚々たるセレブたちが登場しますよ。ハル・ベリーに『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフ、元NBAスター、カリーム・アブドゥル=ジャバー、レイチェル・ワイズ、Facebookの創始者、マーク・ザッカーバーグとマーサ・スチュワートなどの顔ぶれが!名前を聞いただけで、これは面白くなること間違いなさそうですね。もう待ちきれません!(text:Lisle Wilkerson)写真はニコール・キッドマンとキース・アーバン。© AP/AFLO■関連作品:Gleeグリー [海外TVドラマ]■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】「Glee」レディー・ガガとあの人のエピソード制作?人気TVシリーズ「Glee」のクリエイター、米有力誌のボイコットを呼びかける【ハリウッドより愛をこめて】「Glee」放送カットにファン大激怒!シネマカフェ的海外ドラマvol.143もうすぐ新学期!オススメ学園ドラマ第2回
2010年08月24日映画『ベスト・キッド』のジャパン・プレミアが8月5日(木)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ジャッキー・チェンとプロデューサーを務めたウィル・スミス、主演したウィルの長男のジェイデン・スミスらが出席。ファン約2,000人を沸かせた。1984年公開の『ベスト・キッド』のリメイク版で、いじめられっ子の少年・ドレ(ジェイデン)がカンフーの達人・ハン(ジャッキー)の元で訓練を重ね、成長していく姿を描く物語。ウィルは同じくプロデューサーを務めた愛妻ジェイダ・ピンケット・スミス、長女のウィロウ・スミスを伴って登場。一家4人で日本の公式の場に登場するのは初めて。約100メートルのレッドカーペット上をジャッキーら5人は約40分かけて歩きながらファンサービス。中でもひときわ熱狂的な声援を浴びたジャッキーは、一旦レッドカーペットの終了地点まで来たところで大声援を浴び、困ったような笑顔を浮かべたと思いきや、レッドカーペットの起点位置から再度、駆け足でファンにハイタッチをしながら“一周”。ファンを感激させた。その後の舞台挨拶でも、ジャッキーは日本語で「みなさん、今日も暑いですね。いつもいつも僕の映画を応援、アリガトウ、僕、がんばります」と暑い中、長時間待ったファンを労いつつ挨拶。本作で挑んだ師匠の役どころに「今回はいつものジャッキーではありません。イメージを変えたい、違うジャッキーの側面を見せたいと思い、演じました。みなさん、映画観ました?It’s different Jackie!」とPR。また日本語で「同じジャッキー!」と言い間違えてしまったが、通訳の女性から教わって「違うジャッキー!」と叫び、ファンの大声援を浴びた。一方、ジェイデンは、自身にとって師匠とは?と司会者から聞かれると、「師匠はジャッキー」と即答。お父さんじゃないの?と突っ込まれると「ダディはダディ。師匠はジャッキー」と冷静な回答。9歳の長女・ウィロウちゃんは、劇中でジェイデンが挑んだ初キスシーンに「私が求めていたものとちょっと違うわ」とお兄ちゃんにダメ出し。会場の笑いを誘っていた。『ベスト・キッド』は8月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。7日(土)、8日(日)に先行上映を実施。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.■関連記事:ウィル・スミス会見で公開キス&キスシーンレクチャーW・スミスの息子×ジャッキー『ベスト・キッド』試写会に10組20名様をご招待ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!ジャッキー・チェン、ウィル・スミスの息子と『ベスト・キッド』のリメイクに挑戦!
2010年08月05日映画『ベスト・キッド』の来日会見が8月5日(木)、東京・六本木のザ・リッツカールトン東京で行われ、主演のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェンらが出席。ジェイデンの父で、今回プロデューサーを務めたウィル・スミスが女優で愛妻のジェイダ・ピンケット・スミスとのキスを披露し、キスシーンのレクチャーを展開した。少年が空手を通じて成長する姿を描いた1984年公開の『ベスト・キッド』のリメイク版で、スミス夫妻は揃ってプロデューサーを務めた。主人公の少年をウィルの12歳の長男・ジェイデンが、カンフーを教える師匠をジャッキーが演じている。ジェイデンが、劇中で挑んだ映画での初キスシーンについて質問され「父からはひとつだけ、アドバイス…と言えるか分からないけど、『口を開けるな』って」と話すと、ウィルはジェイダをうながす眼差し。伏し目がちに顔を向けたジェイダにチュッとキスをして「いまのようにキスをすれば、口は小さく見える。でも映画のスクリーンには大きく映るし、口を開けるとクジラのようで、キスをしているというより相手を飲み込むように見えてしまう」とテンション高めにレクチャー。続けてジェイデンの方を向き、「だから、これからも口を開けるな」と再びアドバイスすると、ジェイデンは「サンクス」と納得した様子(?)。結婚12年目を迎えたハリウッドきってのおしどり夫婦ぶりとウィルのやんちゃぶりに、会場は何度も沸いた。スミスファミリーの揃っての公式来日は初めて。仲睦まじい様子に、ジャッキーは「リーダーは一見、ウィルに見えて、実はジェイダだよ」と明かしつつ「いろいろなアメリカ映画をやったけど、現場にプロデューサーがこんなに来てくれたことはなかった。この映画は世界的に成功しているけど、それはこの2人のお陰。『パート2』もよろしくね」と逆オファー。ウィルは「続編について、実はもう話しているけど、ここまで成功すると続編製作に大きな責任が付いてくる。オリジナルをリスペクトしつつ、どんな新しい要素を盛り込むか模索中なんだ」と裏事情を告白。「でも、映画製作は作ることより、作ったものに触れた人やその人の人生、世界をよりよくできるかが大事。だから、ひとつ宝物を見つけるまで続編を作る気はないよ」と真摯に話した。『ベスト・キッド』は8月14日(土)より、新宿ピカデリーほか全国にて公開。7日(土)、8日(日)に先行上映を実施。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.■関連記事:ジャッキーレッドカーペットをサプライズで“ハイタッチ周回”W・スミスの息子×ジャッキー『ベスト・キッド』試写会に10組20名様をご招待ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!ジャッキー・チェン、ウィル・スミスの息子と『ベスト・キッド』のリメイクに挑戦!
2010年08月05日『クローズ ZERO』シリーズを観て覚えている人も多いかもしれない。やんちゃな高校生の一人として、シリーズを通じて強い存在感を放った遠藤要。この『クローズ ZERO』が映画デビュー作と聞いて驚いたが、その後も次々と多様な作品へ出演。そんな彼が、初めて主演を張った映画が『イエローキッド』である。祖母と暮らすボクサー志望の青年であり、周囲の状況に流されながら、徐々に“変貌”していく主人公・田村を好演している。監督を務めたのは真利子哲也。これまで短編作品で名を馳せてきた彼が、ついに長編作品を世に送り出す。公開を前に遠藤さんと真利子監督に話を聞いた。実は、真利子監督が最初に遠藤さんに対して打診した役は田村ではなく、田村のボクシングジムの先輩で、彼を悪行へと誘い込む何とも嫌な男・榎本の役だったとか。監督もまた『クローズ ZERO』を観て遠藤さんに強烈な印象を受けたという。「あの映画で最初に遠藤さんが登場するシーン。屋上でボソボソ喋ってる場面があるんです。実は、あのキャラクターの人物像がその最初のワンカットで表現されていることがおいおい分かってくる。それを見て、この人すごいな、と思いました。それで、この映画で最初に声を掛けたのが遠藤さんだったんです。『クローズ ZERO』のイメージのまま、最初にお会いするまでは榎本役をお願いするつもりだったんですが、遠藤さんから田村役に対する熱意を伝えられて…」。監督の言葉を引き取り、その経緯を遠藤さんはこう説明する。「最初は榎本役のつもりで脚本を読んでたんですが、なぜか田村に感情移入してしまったんです。田村はセリフではなく表情で感情や気持ちを表現するキャラクター。それってすごいことだと思って挑戦したくなって…。監督に『田村役は誰が?』と聞いたらまだ決まってないということだったので『ぜひ、田村役をやらせてください』と」。こうした俳優陣からのリクエストや熱意に応えていく真利子監督。実際、撮影中も俳優の側から様々なアイディアが出され、それを実際に採用していったという。田村の人格が“変貌”する、という意味で非常に印象的なのが、ビルの屋上からお札をばら撒くシーン。そこでも遠藤さんからあるアイディアが…。監督は言う。「お札の撒き方。少しずつ、パラパラと撒くのは彼のアイディアです。遠藤さんはカメラが回る前に、考え込んで、それから田村という役に憑依するような感じ。だから、そうしたアイディアは、現場で直感的に浮かんだものなのかも。僕らは、それを受け入れられるように体制を整えて、準備して撮影に臨んでました」。遠藤さんにそのときのことをふり返ってもらうと、意外な答えが…。「発想といいますか、実はいま、思い返してもなんでそうしたのか分からない(苦笑)。間違いなく、あのときは“田村”だったんですね。田村としての自然な動きでそうしたんだと思います」。まさに憑依!天然の役者といった感じだが、先述したように映画デビューは800人以上のオーディションを勝ち抜いた『クローズZERO』で、本作が初主演作。だが、遠藤さんは言う。「子役からやってこられた方や、同世代で僕よりキャリアの長い俳優さんはたくさんいますが、背負っているものの重さ、『伝えたい』という気持ちでは負けていない」と。「僕は両親が離婚し、その後、母親が死んで20歳の手前まで土木作業員をしてたんです。『立ち止まるな。過去をふり返るな』って人生訓はよく聞きますが、僕はそのとき、あえて立ち止まって自分の人生をふり返って、自分の小ささや愚かさを噛みしめた。じゃあ何がやりたいのか?と考えても何も浮かばない…。そのとき、そんな自分と同じようなやつらに夢や希望を与えるようなことがしたいって考えて、仲間を集めて芝居をやったんです。人間は失ってから初めて大切な物を知る。僕自身が母親を亡くしてから初めてその偉大さを知った気持ちを芝居にしたんですが、老人ホームで上演したら、みんな涙流して喜んでくれた。その瞬間にゾクゾクッと来て、表現者として生きていきたいと思ったんです」。強い気持ちの込められた遠藤さんの演技の秘密がよく分かるエピソードだが、一方の真利子監督もまた、表現者として独特の道を歩み、ここまでたどり着いた人物。短編作品で実績を積み重ねたのち、東京藝術大学大学院の門を叩き、黒沢清監督に師事。修了作品として製作した本作は、独立系の映画館主のネットワーク「New Director/New Cinema 2010」での高評価を受けて劇場公開されることに。資金難などで映画製作が難しくなっていると言われるいま、新たな道筋を作ったと言える。「以前、石井聰互監督がHDV(ハイビジョンカメラ)の台頭で、プロとアマチュアの映像の差がなくなる、というお話をされていて、そこに自主制作映画の可能性を感じました。プロの映像と差のない作品、劇場で掛けられるような作品を撮りたい、と。そういう意味で、今回のような流れが新しい領域になれたらいいな、と思います。これからどんどん新しいものが出てくると思いますし、僕自身、決して悲観的に見てはいません。刺激し合いやっていけば手段はいくらでもあるはずだ、と信じてます」。それぞれに信念をもって映画に臨む2人。これからどのような道を歩んでゆくのか楽しみだ。■関連作品:イエローキッド 2010年1月30日よりユーロスペースほか全国にて順次公開■関連記事:現代の若者に贈る二焦点活劇『イエローキッド』劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント「本屋大賞」「映画館大賞」に続き、映画館主が新鋭監督を発掘するプロジェクトが発足
2010年01月27日ブロードウェイ・ミュージカルの名作を豪華キャストを迎えて映画化した『NINEナイン』のワールド・プレミアが12月3日(現地時間)にロンドンのレスタースクエアにて開催され、ダニエル・デイ=ルイス、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソンにロブ・マーシャル監督という豪華メンバーが一堂に会し、会場を熱狂の渦に包みこんだ。本作のキャストおよびスタッフ陣が、これまでのキャリアの中で受賞したオスカーの数はなんと合わせて15冠以上!本作もアカデミー賞の前哨戦となるサテライト賞で最多の10部門にノミネートされるなど、本年度のオスカーへの期待がかかる。まずは主演のダニエルがレッドカーペットに登場。この日もダンディに決めたダニエルは、終始笑顔で報道陣の質問に応じる。華やかな女優陣との共演について問われ「才能があふれていて、仕事熱心で、一緒にいて楽しい女優であれば、共演するのも楽しい。今回の女優はみなそうだったよ。ソフィア(・ローレン)は最高だね」と、この日は残念ながら欠席したイタリアの大女優に言及した。続いてジュディが姿を現し「ロブ・マーシャル監督だからやりたかったの」と出演を決めた理由を明かし、歌やダンスシーンについて「楽しかったわ!」と笑顔を見せた。マーシャル監督は、日本のファンに向けて「コンニチワ。日本は大好きですよ。前回『SAYURI』で、日本で仕事をさせていただきましたが、とても楽しかったです。『NINEナイン』を気に入っていただけると幸いです」とメッセージを贈ってくれた。ケイトが姿を現すと、歓声がわき起こる。ヴェルサーチのドレスに身を包んで登場したケイトは「リハーサルに2か月の期間を費やしたわ。歌と踊りの練習が本当にハードだった」と撮影をふり返り「ダニエルは見ているだけでも凄く勉強になったわ」と賛辞を贈った。ケイトとほぼ同時にニコールも到着し、ケイトの頬にキスをして談笑する一幕も!ファンの前で立ち止まりサインの要望に応えていた。そして、最後にペネロペが登場。背中の大きく開いたボリューム感たっぷりの水色のロングドレスにベージュのコートをまとい、集まった観客の大歓声を浴びていた。最後に全員で揃って写真撮影が行われたが、このメンバーが並び立つ光景は圧巻!大盛況の内にレッドカーペット・イベントは終了し、上映がスタートした。『NINEナイン』は2010年春、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。© Chris Jackson / ゲッティイメージズ■関連作品:NINEナイン 2010年春、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:ペネロペ・クルスに12月挙式説。ウェディング・ドレスはバレンシアガ担当か?ジョニー・デップ、超高額ギャラで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ続投か?ニコール・キッドマンがワシントンの公聴会に出席。女性に対する暴力根絶を訴える大女優のオーラにタジタジ?デイ=ルイス、ローマでソフィア・ローレンと共演ケイト・ハドソンが豪華スター共演のミュージカルに出演決定!
2009年12月04日国連における女性のための基金「ユニフェム(国連女性開発基金/United Nations Development Fund for Women)」親善大使を務めるニコール・キッドマンが21日、ワシントンD.C.のレイバーン下院議員会館で開催された女性に対する暴力の根絶を訴える公聴会「International Violence Against Women: Stories and Solutions」に出席、スピーチした。ニコールは、女性に対する暴力について「政治的にも社会的にも最優先事項だと思われていないから」と、社会の関心が薄いことを指摘。そんな現状を「私たちが変えられます。彼女たちは支援を必要としています。(ケガの手当てをする)バンドエイドの箱なんかではなくて、理解と豊富な資金をもって『女性の権利は人権なのだ』ということを知らしめることが必要なのです」と力説した。ユニフェムは、開発途上国の女性が経済的、技術的に自立するための活動に対する資金提供と技術的支援をする一方、女性に対する暴力の根絶も訴えている。2006年から親善大使を務めるニコールは、特にこの活動に力を入れている。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:NINEナイン 2010年春、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:大女優のオーラにタジタジ?デイ=ルイス、ローマでソフィア・ローレンと共演ケイト・ハドソンが豪華スター共演のミュージカルに出演決定!ロブ・マーシャルがオールスター・キャストのミュージカル映画を計画中
2009年10月23日ジャッキー・チェンがウィル・スミスの息子・ジェイデンとコンビを組み、80年代に大ヒットした『ベスト・キッド』のリメイク『Kung Fu Kid』(原題)に挑戦。11日より北京でクランク・インした。撮影開始に先立ち、中国映画界伝統の儀式が執り行われ、ジャッキーとジェイデン、ハラルド・ズワルト監督(『ピンクパンサー2』)、『Kung Fu Kid』のプロデューサーを務めるウィル・スミス、妻のジェイダと娘のウィロウも出席した。『ベスト・キッド』は内気なアメリカ人の少年が、日本の老人に空手を習い成長する物語で、シリーズ化されて4本製作されたヒット作。今回はアメリカと中国の合作となり、ジャッキーが演じるのは『ベスト・キッド』では日系二世のパット・モリタが演じた空手の達人・ミヤギにあたる役どころのミスター・ハン。彼のもとで修行を積む少年・ドレーをジェイデンが演じる。ジャッキーの公式サイト()内のブログによると、8日には既に北京入りしていたジェイデンの11回目の誕生会を開催したという。ブログでジャッキーは、撮影前に2か月ほど訓練したジェイデンの目を瞠る上達ぶりを絶賛、また、今回の企画は、ジャッキーとウィルが2年前に日本で同じレストランで会ったとき、ウィルから話を持ちかけられたものだと明かしている。映画の撮影は夏の北京で行われ、来年6月に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© China Foto Press/AFLO■関連作品:Kung Fu Kid (原題)
2009年07月14日ニコール・キッドマンの最新主演作『Rabbit Hole』(原題)の撮影が先週からニューヨークで始まり、屋外ロケの模様が伝わってきた。ニコールがプロデューサーも務めるこの作品は、幸せに暮らしていた夫婦が愛する我が子の突然の死をきっかけに不幸のどん底に突き落とされ、そこから再生していく過程を描く。デイヴィッド・リンゼイ・アベアの戯曲を映画化するもので、監督は『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『ショートバス』のジョン・キャメロン・ミッチェル。息子を亡くした夫婦をニコールと、『幸せのセラピー』が今週末から日本公開されるアーロン・エッカートが演じている。映画の公開は2010年を予定している。プライベートでは夫のキース・アーバンと来月7日に1歳の誕生日を迎える愛娘サンデー・ローズと幸せな日々を過ごしているニコール。先日オーストラリアの「New Idea」誌上で、ベトナムから男の子の赤ちゃんを養子に迎える予定と報じられたが、2日にオーストラリアで彼女のパブリシストがうわさについて「ニコールは『完全な作り話で、全く真実ではない』と話しています」とコメント。「ベトナムから養子を迎えるという話など、誰にもしたことはありません」と完全否定した。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:幸せのセラピー 2009年6月6日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2007 BILL HOLDINGS LLCAll Rights Reserved
2009年06月03日