ネスレ日本は15日、「ネスカフェゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー」の新TVCM発表をネスカフェ原宿にて行った。当日には、フレンチの鉄人・坂井宏行シェフの手によるネスカフェの「コク深め」を使ったアイスカフェラテやデザートが、哀川翔さん、辰巳琢朗さん、青山有紀さんの美食家3人に振舞われた。○フレンチの鉄人・坂井宏行シェフも認めるコクネスレが発売する「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー」は、ネスレ独自の「厳鮮アロマキープ製法」により、上品な香りを閉じ込めることで「コク」と「香り」、「淹れたて感」をアップさせている商品で、2015年3月1日から発売されている。同社 飲料事業本部液体飲料ビジネス部長 島川基氏は、商品のポイントを「“ブランドが大切にしてきた淹れたて感のある上品な香り”と“氷を入れてもミルクを入れても負けないしっかりとしたコク”の2点にこだわった」と話す。本来フレンチのレストランにアイスコーヒーやアイスカフェラテを置くことはまずないそうだが、この「コク深め」は、あのフレンチの鉄人・坂井宏行シェフにも認められ、坂井シェフのレストラン「ラ・ロシェル」で4月1日から提供されているという。坂井シェフがそのおいしさと魅力を語る「コク深め」の新TVCMは、4月18日より放送される。また「コク深め」のおいしさを全国に広げるべく、インスタグラムを使ったキャンペーンをはじめ、「コク深隊」による全国のオフィス訪問や「ネスカフェ原宿/三宮」での「コク深ラテ」体験など、さまざまなキャンペーンを展開していくという。○その深いコクに美食家らも太鼓判!この日のイベントで坂井シェフが「コク深ラテ」を提供する相手は、哀川翔さん、青山有紀さん、辰巳琢郎さんという、芸能界きっての美食家3人。3人とも普段からアイスカフェラテが大好きだと話す。坂井シェフは「『コク深め』で作るアイスカフェラテでのコーヒーとミルクのバランスは、59:41がベスト。『コクよい』ですよ。グラスもよく冷やし、氷を入れてコーヒーを注ぎ、ミルクはゆっくりと氷にあてるようにして注ぎいれると、キレイなマーブル模様になります」と、おいしいカフェラテの作り方をレクチャーした。ノーマルタイプのカフェラテを振舞われた哀川さんは「ミルクが多いんじゃない?って思ったんだけど、ぜんぜんそんなことないね。コクがしっかり立ってる。すごく美味いよ。これは箱買いですね」と絶賛。続いて、パッションフルーツのリキッドをミックスしたカフェラテを飲んだ青山さんは「コーヒーのコクがパッションフルーツやミルクに負けていない。コーヒーにしっかりとした土台があるから、こういう遊びができる。コーヒーのコクや旨みのあとに、爽やかな風味がして、とても夏らしい。お風呂のあとにゴクゴク飲みたい」とコメントした。最後に、ジンジャーを効かせたカフェラテをサーブされた辰巳さんは「コーヒーのもともとの苦味やコクがうまい具合にジンジャーと合わさって、いいバランスでエッジが立っている。おもしろいですね。すごく華やかですし、いいですね」と満足げに話した。美食家たちの感想を聞いた坂井シェフは「実は最初、足が震えてたんですけど、帰りはステップを踏んで帰れそうです。ぜひ、みなさんで家庭でも本格的な味を楽しんでいただけたら」と笑顔を見せた。○夏の定番になりそうなアイスカフェラテまた。イベント後には試飲会も行なわれた。早速、パッションフルーツのカフェラテを飲んでみると、コクはしっかりとしているが、味のキレがよくスッキリ。ミルクのまろやかさのあとにパッションフルーツの爽やかな香りがほどよく立ち上がり、とても夏らしい趣のコーヒーに仕上がっていた。また、ワイングラスで飲むことでしっかりとコーヒーの香りを感じることができ、通常のグラスなどで飲むよりもより豊かな飲み口になっている印象だ。さらに今回特別に開発されたデザートも試食できた。こちらは「コク深め」を使ったコーヒーのジュレの上に冷たいアイスが乗せられたスイーツ。こちらも「コク深め」ならではのしっかりとしたコクや渋みが、アイスの甘みとマッチしていた。「コク深め」のうれしいところは、ここまで本格的な味わいやアレンジが家庭でも十分に楽しめるところ。ぜひ、あなたも家庭や職場でおいしいアイスカフェラテやデザートにも挑戦して、心地よいひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
2015年04月20日テックビューロは4月8日、同社が運営するビットコイン取引所「Zaif Exchange」が、3月5日のサービス開始より1カ月で1.3億円以上の取引額があったと発表した。そのうち、45.6%がスマートフォンなどのモバイル端末上の取引だったという。ビットコインは、中央管理者を有せず、P2P接続されたノード(コンピュータ)だけで構成されたネットワーク上で稼働する電子マネー決済システム。アドレス発行や、送金の承認などのあらゆるところで公開鍵暗号などの暗号技術が使用されており、電子通貨のように使用できるため、「暗号通貨」と呼ばれている。「Zaif Exchange」は、2014年4月に日本で初めて提供開始されたビットコイン取引所「etwings」を買収し、システムに大幅な改修を加えて、2015年3月5日に新たにサービスを開始した。旧「etwings」の2015年1月度の取引額は2079万円、2月度は3459万円だったが、買収後初月となる2015年3月度は1億3568万円の取引額となり、買収後、25日間で前月の4倍の成長率を達成した。また、同社は3月18日に日本円を介さない暗号通貨同士(MONA/BTC)の取引を正式に導入。同社によると、これは国内初。さらに、4月1日には、それまでは「無料」であった取引手数料を「マイナス0.1%」に引き下げ、通常は利用者から徴収するべき手数料を逆に利用者に支払う仕組みを導入している。
2015年04月09日キーサイト・テクノロジーは4月2日、同社のPCIe 12ビット高速デジタイザ・モジュール「U5303A」が、高速データ処理技術を持つスイスYellowSysとの共同開発により、掃引型光干渉断層法(Swept Source Optical Coherent Tomography:SS-OCT)に対応するオプション(オプションSSO)の提供を開始すると発表した。同オプションSSOは、SS-OCTを処理するFPGA IPコアおよびAPIプログラムから構成されており、信号収集は外部Kクロックではなく、リサンプリング方法を採用することで、サンプリング安定性の制限となる光源の影響を受けずに、より安定したデータ収集を可能としている。また、デジタイザ・モジュール内で信号をリアルタイムに直接処理するため、データを取りこぼし無く正確に取得し、ホストコンピュータの処理負荷を軽減することもできるという。
2015年04月03日テックビューロー、取引手数料無/Userに手数料を支払うビットコイン取引所テックビューローが運営するビットコイン取引所「Zaif Exchange」は4月1日、「ゼロ」であった取引手数料を「マイナス0.1%」に引き下げ、利用者に取引手数料を支払うサービスを開始したと発表した。Zaif Exchangeは、2014年4月に開設された日本初のBitcoin取引所「etwings」を買収し、2015年3月に名称変更。その際に、セキュリティー対策改善とシステムの大幅な強化を実施し、取引手数料を無料にした上で、その後も日々サービスの改良を実施している。3月5日のサービス開始以来、同取引所は手数料ゼロのビットコイン取引所として、数多くの利用者に好評を得ていたが、昨今の競争激化から、先日主要なビットコイン取引所全てが手数料を横並びのゼロとしたため、日本のトレーダーにとっては非常に有利な環境となったものの、「取引手数料ゼロ」に対する利用者のメリットが希薄なものとなってしまっていた。そこで、その業界の動きと、ビットコイントレーダーの取引をさらに活性化するため、同取引所は取引手数料をゼロからマイナス0.1%に引き下げ、逆に利用者に手数料を支払うという前例のない(同社調べ)ビットコイン取引所とした。利用者は、Zaif Exchangeに注文を出し、他のユーザーがその注文を約定させると、注文者にはその額面の0.1%を加算する形で手数料(Maker手数料)を支払う。例えば、ビットコイン0.3BTC分を9000円で売りに出す場合、従来であればその注文が約定すると、そのままの額面である9000円が支払われていた。しかし、手数料改訂後では、9,000円にその0.1%に該当する9円がマイナス手数料(ボーナス)として上乗せされ、注文者には合計9,009円が支払われる。なお、この注文を約定させたユーザーにも同様に9円が支払われ、この場合は0.3BTCに加え9円が支払われる。その手数料合計18円は、ユーザーではなく、取引所であるZaif Exchangeが負担する。
2015年04月02日Infineon Technologiesは、32ビットマイクロコントローラファミリ「XMC1000/4000」向け開発プラットフォーム「DAVE(Digital Application Virtual Engineer)」の最新版を発表した。同最新版は、デバイスドライバレベル「XMC Lib」の導入などにより、「DAVE APPs」と呼ばれる、再利用可能なソフトウェアコンポーネントのさらなる強化が実現されたという。また、EclipseベースのIDE(統合開発環境)と、GNUコンパイラ/デバッガを内蔵したフラッシュローダによる、包括的な開発プラットフォームも提供され、サードパーティツールによる開発環境の拡張も容易に行うことが可能だという。さらに、生成されるコードは、Altium、ARM/Keil、Atollic、IAR Systems、Rowleyなどが提供する一般的なコンパイラIDEへ簡単にインポートすることも可能だという。なお、「XMC Lib」の最新版はすでに同社Webサイトから無償で入手可能なほか、「DAVE」のベータ版、「DAVE APPs」と「DAVE APPs」のソフトウェア開発キット「DAVE SDK」も無償でダウンロードすることが可能。「DAVE」の製品版については、2015年7月に提供が開始される予定だという。
2015年03月04日ネスレ日本株式会社(本社:神戸市、代表取締役兼CEO:高岡浩三)が運営する「カフェ ネスカフェ 原宿」が、2月28日に装いも新たにグランドオープンする。オープンにあたってのコンセプトは「五感で楽しむ体験型カフェ」。ネスカフェの新たな旗艦店として、味だけでなく、コーヒーを飲む時間そのものを楽しむ提案を行っていく。新店舗のこだわりにおけるベースである「五感」とは、「味わう」「聞く」「香る」「触れる」「見る」の5つ。これらの要素を通して、既存のカフェでは体験できない「ワクワク感」を得てもらうことを狙いとしている。昨今流行りのサードウェーブコーヒーは、豆や淹れ方へのこだわりも高い分、プロでなければおいしく淹れるのが難しい。ネスカフェのコーヒーマシンは手軽さが売りだ。グランドオープンに際してネスレ日本は、「ネスカフェのマシンを使えば誰もが簡単に、ボタンを押すだけでいつものコーヒーを楽しむことができる。計量の必要もなくメンテナンスも簡単なので、ここにきて気に入ったら、ぜひご自宅にも導入してほしい」とコメントしている。入店するとまず目に入るのが、店内中央に設置された「味わう」ための体験コーナーだ。こちらのコーナーには、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」と「ネスカフェ ドルチェ グスト」の2種類のコーヒーマシンを用意。客は「1day マグ」(926円)を注文すると、滞在中、何度でも利用することができる。味と淹れ方の組み合わせのバリエーションは約20種類で、同コーナーに常備のココアやチョコレートを使ってラテアートを楽しむこともできる。加えて、体験コーナー脇に常駐する感情認識パーソナルロボットPepperが常駐。ネスカフェに関する情報をさまざまに発信するのみならず、一人ひとりに合ったコーヒーを選ぶ。居心地のいい時間にふさわしい、美味しい料理も提供する。鉄鍋のココット×5種、ジャーサラダ×2種、パテ×8種からそれぞれ好きなものをチョイスする「デリ プレート」(1,250円)には、店内で捏ねるところから手掛けているフォカッチャ3枚、ドリンクがついてくる。スイーツの注目株は、素材にこだわった「マグケーキ」(352円)。「モカチョコチップ&バナナのマグケーキ」「バニラ&塩キャラメルのマグケーキ」などの全5種は、いずれもコーヒーとの相性にもこだわった仕様だ。店内はテラス席、ソファ席、カウンター席の他、階段型にデザインされた一角では、自宅リビングのように寝そべって過ごすこともできる。そのうちテーブル席には、「ネスカフェ」の品質を身近に感じてもらいたいとの想いから、店内でその日焙煎したばかりのコーヒー生豆を設置。また、店内には6色のクッションが常備されているので、好きな色の一枚を好きな席に運んで利用することができる。こうした施作についてネスレ日本は、「これまでのカフェはいわば“3rd place”で喫茶を楽しむものだったが、新しいカフェネスカフェではお客が思い思いの“My place”を自ら作り出すことができるのがポイント」と語る。好きな味を選び、好きな席を選び、自宅での時間以上にくつろいでほしいとの想いから、店内のインテリアはシンプルにして、めいめいが空間を自分色に染め上げられるようにした。
2015年02月27日bitFlyerは26日、米FBIが押収したビットコイン50,000BTC(約14億円)について、米連邦保安局(USMS)主催のオークションの共同入札を顧客向けにアレンジすると発表した。入札は3月5日(EST)に実施される予定で、2014年6月以降3度目の競売となる。bitFlyerへの手数料は2.0%(ビットコインにて支払い)。興味のある人はこちらより応募方法詳細を確認の上、応募する。
2015年02月26日フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスは3月4日、新商品「クリスピーチキンバーガー」と「トマトクリスピーチキンバーガー」を、フレッシュネスバーガー店舗で発売する。期間限定で、一部店舗を除く全国で販売する予定。○ハニーマスタードとローストアーモンドの香ばしいアクセント両商品は、先日リニューアルを行った「新テリヤキチキン バーガー」「グリルドチキン」と同様、店内調理にこだわったホームメイドスタイルのハンバーガー。店内調理で下ごしらえから揚げ上がりまで1枚ずつ丁寧に手作りすることによって、鮮度とおいしさを追求した商品に仕上げたという。クリスピーチキンは肉厚でボリューム感のある鶏モモ肉を、店内で8種類のスパイスを使用した同社特製の衣をつけて揚げた。肉汁溢れるジューシーなうまみのあるチキンに、衣のサクサク感とカリッとしたローストアーモンドの2つの香ばしい食感を楽しめる味わいになっている。さらにハニーマスタードをトッピングし、ハチミツの甘みとマスタードの爽やかな酸味と新鮮なスライスオニオンとトマトのみずみずしさが、ハンバーガーの味わいをより一層引き立てているという。価格は、「クリスピーチキンバーガー」が単品360円(税別)。「トマトクリスピーチキンバーガー」は単品410円(税別)。
2015年02月25日ルネサス エレクトロニクスは2月20日、インスツルメントクラスタ向けに車載用32ビットマイコン「RH850/D1xシリーズ」7グループ22品種を発表した。同シリーズは、ボリュームゾーンであるエントリクラスやミッドレンジクラスに向けてゲージ制御、グラフィックス表示と機能安全を1チップで実現し、システムコストを低減しながら、高信頼度のカラー液晶搭載のインスツルメントクラスタシステムを提供する。具体的には、3.5MBの大容量RAMを搭載するとともに、RAM使用量を低減する独自のグラフィクス表示エンジンと組み合わせて使うことにより、外部DRAMなしで高精細な液晶表示機能を実現した。また、外部に高速DRAMを不要にすることにより、4層基板など安価な基板への実装を可能にした。さらに、ゲージ制御や車載通信といった基本機能と、表示する液晶パネルサイズの組み合わせにより7グループ22品種をラインアップした。ラインアップを通じて、ソフトウェアの流用性を高めることでインスツルメントクラスタシステムのプラットフォーム化を容易に行うことができ、ソフトウェアの開発期間を短縮し、開発コストとメンテナンスコストを低減できる。そして、高機能グラフィックス描画エンジンを内蔵し、ミッドレンジで必要とされる大型、高精細(WVGA)の液晶パネルにグラフィクスを描画する他、ヘッドアップディスプレイへの表現力、視認性を向上させた。このグラフィクス描画エンジンはOpenVG1.1に準拠しており、標準APIをサポートしているHMI(Human Machine Interface)開発ツールを導入することにより開発期間の短縮を可能にした。加えて、フロントガラスなどの曲面に合わせて、画像の遅延なしに自動的に任意の形に画像を変形・補正する機能を搭載し、インスツルメントクラスタにヘッドアップディスプレイ機能の追加を可能にした。この他、インスツルメントクラスタシステムの機能安全を実現するために、システムの誤動作を検出する機能や、ワーニングやギアポジションなどの重要な情報が正常に出力されていることを常に監視し、万が一異常が起こった場合にでも安全を確保できる表示機能を搭載した。なお、サンプル価格は「RH850/D1M2H」が1万円。2016年4月より量産を開始し、2018年4月には月産400万個体制を構築する計画としている。
2015年02月23日●業務提携ではなく「結婚」格安スマホのフリービットとTSUTAYAでおなじみのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)は19日、戦略的資本・業務提携したと発表し、都内で記者説明会を開催した。これによりCCCのブランド・顧客基盤とフリービットのスマホ事業を活かした、新たなスマートフォンサービスを提供していきたいという。また、説明会ではCCCの新業態も発表された。○フリービットの事業とCCCの販売・マーケティング力を活用記者説明会ではまず、フリービットの代表取締役会長の石田宏樹氏が登壇し、今回の戦略的資本・業務提携を「結婚」と評しつつ枠組みについて説明。今回の提携で、CCCはフリービットのコンシューマ向けスマートフォンキャリア事業である「freebit mobile」を採用するという。一方、フリービット本体はCCCから出資を受け、フリービットはCCCモバイルに対してフランチャイズプログラムのマスターライセンスを譲渡する。今回の提携に先駆け、CCCとフリービットは2014年11月3日から21日まで、北海道・函館市の函館蔦屋書店でスマートフォン販売の実験を行った。5坪というスペースで知名度ゼロという状況にもかかわらず、日に日にお客さんが口コミで増えて30日換算で172台販売が新規で販売されたという。石田会長は実験の結果を振り返り、「フリービットの資本力では限界があるマーケティングや販売といった方面やブランドとしての展開も、提携することで非常に分かりやすい形で行うことができる」とコメントした。●「フリービットモバイル」から「トーンモバイル」に○フリービットモバイルが「トーンモバイル」に商号変更提携において、freebit mobile事業はフリービットから連結子会社であるフリービットモバイルが引き継ぐが、3月1日付けで社名を「トーンモバイル」に変更し、CCCおよびCCCモバイルを割当先とする第三者割当増資を実施するという。トーンモバイルの取締役会長にはCCCの代表取締役社長兼CEOである増田宗昭氏が、代表取締役社長には石田氏が就任する予定だ。トーンモバイルでは、freebit mobileと、CCCグループの「TSUTAYA」、「Tカード」、エンターテインメントコンテンツなどを垂直統合した事業を展開。CCCモバイルがfreebit mobileの販売代理店を開拓し、フリービットはトーンモバイルへネットワークと端末の調達をはじめとするバックエンドを提供する形になる。○家電販売店「蔦屋家電」を二子玉川にオープン説明会では、フリービットの石田会長に続いてCCCの増田宗昭社長が登壇。CCCが本を提供することでライフスタイルを提案してきたと説明しつつ、「石田さんとやろうとしているのは“手のひらTSUTAYA”です。手のひらにライフスタイルを提案できるプラットフォームができるんじゃないか、そう直感的に思った」と今回の提携について語った。また増田社長は今後のCCCの展開として、家電の小売販売のプラットフォーム「蔦屋家電」を発表した。その一号店として、二子玉川ライズに4月下旬にオープン予定の商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」内に出店するという。増田社長によると、蔦屋家電は「世界に例をみない生活提案型の家電屋さん」とのこと。2,170坪という広い面積の売場に本と家電をシームレスに売り場をつなげ、ワクワクして家電を見に行くことができる場を目指しているという。説明の中で増田社長は、「僕らが目指しているのは"家電美術館"、"家電博物館"。こういうことをやる時に核になるのがスマートフォンだな、と。僕たちがやってきたCDレンタルでも音楽の行き先は今やスマホだから」、と家電小売におけるスマートフォンの重要性についてコメントした。●ライフスタイルを変える鍵がスマートフォン○MVNO・MVNE事業、家電小売……CCCのこれからとは?また説明会の中で増田社長は、「情報だけではなく、モノよってライフスタイルを変えることができる、というのがスマートフォンにあるのではないかと。単にスマートフォンだけではなく、スマートフォン周辺のデジタルテクノロジーの変化、あるいはビッグデータの活用等々考えた時に、僕らが作ってきた知的資本や顧客基盤、加盟企業のネットワーク、いろいろなデータベース、そういうものが活きるのでは……と直感で感じていた時に石田さんと出会ってフリービットの計画を知り、だったら一緒にやりましょうということになりました」と語っている。電子書籍やビッグデータなど様々なデジタルビジネスに参入しているCCCだが、今回のフリービットとの提携で新たにMVNO・MVNE事業の基盤を持つことになる。加えて、同時に増田社長から発表された蔦屋家電。スマートフォン販売と家電小売という本以外のフィールドにおいて、新たにプラットフォームを持つことになったCCCの今後の展開が気になるところだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月19日セイコーエプソンは2月18日、1.2Vで動作する低消費電力16ビットフラッシュメモリ内蔵マイコン「S1C17W00」シリーズに小型パッケージの「S1C17W03/04」2品種を追加したと発表した。同シリーズは消費電力が特徴で、小型・小容量のコイン型電池などで駆動する携帯電子機器への組み込みに最適な製品であり、幅広いセンサへの対応も可能である。また、従来はデジタルウォッチやプライスタグ(電子棚札)などを主要ターゲットとし、その表示用途のために液晶ドライバ回路を内蔵していた。しかし近年では、産業分野や住宅設備に使われるガス警報機、人感センサ、電子鍵などのセンサ端末や、スマートフォンとの連携を前提としたウェアラブル機器向けに、表示機能を持たないシンプルで小型化された低消費電力マイコンのニーズが高まってきている。そこで今回、表示機能を割愛することで、従来品に比べ、表面積を削減した小型パッケージ品を同シリーズに追加した。具体的には、電源電圧1.2V~3.6Vの広範囲駆動で、ボタン型の酸化銀電池からリチウムイオンコイン電池まで、多種多様な電池に対応できるだけでなく、独自の低リークプロセスと電源回路技術により、待機時消費電流を電圧に関わりなく0.15μAに抑えている。さらに、12ビットA/D変換器と温湿度計測に最適化されたR/F変換器やUART、SPI、I2Cの各種シリアルインタフェースを内蔵しており、さまざまなセンサとの接続が可能であるため、センサノードコントローラとして幅広い分野に応用することができる。なお、パッケージは「S1C17W03」が32ピンSQFN5。また、パッケージだけでなくベアチップでの出荷も可能となっている。サンプル価格は「S1C17W03」が160円(税抜き)。両品種とも月産20万個を予定している。
2015年02月19日コレガは9日、ギガビット接続対応のスイッチングハブ「CG-SW05GTXU」を発表した。USB端子からの給電に対応している。2月上旬より直販サイト「コレガダイレクトショッピング」で限定発売する。直販サイトにおける価格は1,980円(税込)。CG-SW05GTXUは、全ポートすべてがギガビットイーサネット(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)に対応している。また、従来製品「CO-BSW05GTX」との容積比で約66.6%小型化、重量比で約44.5%軽量化を実現。また、未使用ポートへの電気出力を制限する「パワーコントロール機能」、接続したケーブルの長さを自動で感知して電気出力を制限する「ケーブル長感知パワーセーブ機能」などの省エネ機能を備えている。本体の大きさはW122×D76×H27mm。重さは255g。
2015年02月10日ネットギアジャパンは2月2日、VLAN、QoS機能を標準装備した、タップ型のギガビット8ポート クリックスイッチ 「GSS108E」と、ギガビット16ポート クリックスイッチ「GSS116E」を、2月9日より販売開始すると発表した。価格は「GSS108E」が16,200円、「GSS116E」が25,920円。ネットギアのクリックスイッチは、アンマネージプラス・スイッチに、柔軟な設置手段を追加した、タップ型のLANスイッチ製品。クリックスイッチ・シリーズは、VLAN、QoS、ポートミラーリング、ループ検知、ブロードキャスト制御、リンクアグリゲーション(リンクアグリゲーションはGSS116Eのみ対応)など、多くのオフィスネットワーク環境で最も利用される機能を追加している。また、クリックスイッチ・シリーズには、簡単な設定ユーティリティが用意されている。「GSS108E」、「GSS116E」は、ProSAFE Plusユーティリティを使用して、VLAN、QoS、ポートミラーリングなどの設定を行うことができ、さらに、IPアドレスの設定も行うことができるので、管理機能を持たないスイッチと置き換えることで死活監視を行える。そのほか、「GSS108E」には、USBポート2つ装備しており、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器の充電を行うことができる。
2015年02月03日STMicroelectronicsは1月30日、ARM Cortex-M0コアを搭載した32ビットマイコン「STM32F0」バリューラインに、USB接続機能と大容量フラッシュメモリのオプションを備えた6品種を追加したと発表した。同製品群が加わることで、8/16ビットマイコンを使用したアプリケーションのニーズに対応する32ビットマイコンの選択肢が拡張される。これにより、Cortex-Mコアベースの同じマイコンアーキテクチャを幅広いニーズに対して柔軟に使用できるため、製品開発の期間短縮ならびに効率化につながる。また、さまざまなARM Cortex-Mコアを搭載した600品種以上で構成される豊富な製品ポートフォリオと、充実した開発サポートへのアクセスが可能になる。6品種のうち「STM32F030CC/RC」は、256KBのフラッシュメモリを搭載しており、48/64ピンLQFPパッケージで提供される。さらに、6品種のうち4品種には、バッテリ充電検出機能(Battery Charger Detection v1.2)およびLink Power Managementに準拠したUSB 2.0 Full Speedインタフェースが搭載されており、電力効率の最適化とバッテリ寿命の長期化を実現する。また、6品種は、内蔵のセーフティ機能、高精度の内部発振器、複数のクロック源、およびストップ/スタンバイからの定期的なウェークアップおよびアラーム機能を備えたカレンダーリアルタイム・クロック(RTC)といったペリフェラルの活用が可能になる。そして、5チャネルのDMAコントローラや内蔵ボルテージレギュレータ、変換速度1.0μsの12ビットA/Dコンバータ(ADC)の他、シリアル通信インタフェース(I2C:2個、USART:6個、SPI:2個)なども搭載している。なお、32KBのフラッシュメモリを搭載し、USB対応の「STM32F070F6P6」はTSSOP20パッケージで提供され、参考サンプル価格は約0.57ドルとなっている。6品種は、現在サンプル出荷中で、2015年第1四半期に量産が開始される予定。
2015年02月02日ルネサス エレクトロニクスは1月26日、32ビットマイコン「RXファミリ」のフラグシップ製品で、CPU動作周波数が240MHzの「RX700シリーズ」の第1弾製品として、最大4MBのフラッシュメモリを内蔵した「RX71Mグループ」を発表した。同製品は、CPUの動作周波数を従来の2倍となる240MHzに向上させている他、パッケージの端子数は100~177ピン、内蔵フラッシュメモリサイズは2~4MBの計112品種がラインナップされており、IoT(Internet of Things)/M2M(Machine to Machine)化の進む産業機器のスケーラブルなプラットフォーム展開に最適なマイコンを同一アーキテクチャ、互換性を持つ「RXファミリ」から選択可能となり開発期間・開発費の削減に貢献する。また、産業機器のIoT化に伴う通信インタフェースの多様化、高機能化と、それに伴う開発のグローバル化により重要度の高まる開発段階からのコードデータ秘匿性の確保と不正コピー防止機能を拡充した。従来は内蔵フラッシュメモリに格納したコードを外部からの読み出しから保護する機能があり、開発完了後のコードを漏洩から保護することが可能だった。これに対し、同製品では、開発段階においても、重要なアルゴリズムを漏洩や不正コピーから保護する独自のTrusted Memory機能を搭載。内蔵フラッシュメモリなど、マイコン内部からも一部特定領域にあるコードの読み出し(コピー)を不可能とし、命令実行のみを可能とする。同機能により、海外開発拠点や他社との共同開発においてもコア技術となるソフトウェアを開示することなく開発が可能となる。さらに、最先端40nmフラッシュプロセスを用いた120MHz動作可能な高速フラッシュメモリと独自のキャッシュベースのメモリ制御技術であるAdvanced Fetch Unit(AFU)搭載により、240MHz動作時のノーウェイトアクセス相当の動作を可能とし、キャッシュミス時もわずか1サイクルのペナルティによりフラッシュメモリのみで高いリアルタイム性能を確保する。また、内蔵メモリはクラス最大の4MBのフラッシュメモリと、512KBのパリティチェック可能なユーザRAM、32KBの1bitエラー訂正2bit検知可能なECCRAMを内蔵しており、外部の高速SRAMを削減することが可能となる。そして、「RX71M」では、これら内蔵メモリを無駄なく有効活用することができ、最大45%のBOMコスト低減が図れる。なお、サンプル出荷がすでに開始されており、量産は2015年6月より開始する。その後、2016年5月には月産50万個体制の構築を計画している。
2015年01月26日フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスは30日、「テリヤキチキンバーガー」をリニューアルし全国のフレッシュネスバーガーで販売する。○鶏モモ肉の重量を、従来よりも15%増量定番商品「テリヤキチキンバーガー」は創業以来、男女問わず、子供から大人まで幅広い年代より好評を得ている人気メニューだという。鉄板でジューシーに焼き上げた肉厚で柔らかいチキン、甘辛いテリヤキソース、マヨネーズを栗かぼちゃを練り込んだパンプキンバンズでサンドし、シャキシャキのレタス、ミジンオニオンが程よい食感を演出しているとのこと。今回のリニューアルでは、鶏モモ肉を店内の鉄板でじっくりと丁寧に焼き上げることで、肉本来のうまみを引き出し、肉汁あふれるジューシーな味わいに仕上げた。また、鶏モモ肉の重量を従来よりも15%増量し、肉厚で食べ応え十分なボリューム感を実現。下味には、塩だけではなく隠し味として発酵調味料である「こうじ」を使用することで、うまみと柔らかい食感にこだわったという。鶏モモ肉はタイより輸入しているが、成体から加工まで原料を凍らせない工程により、冷凍回数を抑える「ワンフローズン製法」を採用することで鮮度が良く、鶏独特の臭みをなくした。さらに、テリヤキソースを新たに改良。醤油の原料である「もろみ」を加えることで、うまみとコクをさらに高め、肉との相性がよいオリジナルのテリヤキソースを開発した。販売価格は、単品360円(税別)。
2015年01月22日©Tourism Authority of Thailandタイ国政府観光庁(TAT)は全世界に向けた観光キャンペーン「2015 ディスカバー タイネス/2015Discover Thainess」のグランドオープンとして 1月14日バンコクを彩る壮大なパレードを開催。12 メートルの長さの「王室御座舟」をはじめ6つの山車が、ナショナルスタジアムからルンピニー公園までの全長3.5kmのに渡って壮大にパレードした。山車を通してタイの祭りや伝統、文化、歴史、生活を表現し、人々にタイネス(タイらしさ)を伝えた一夜となった。2015Discover Thainess
2015年01月14日フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスは2015年1月9日、冬季限定ドリンク「ラズベリーホワイトモカ」を発売する。○バレンタインデーやホワイトデーをイメージしたドリンク同商品は、バレンタインデーやホワイトデーをイメージし、赤と白の色づかいで作られた冬季限定ドリンク。カフェラテをベースに、甘酸っぱい香りのラズベリーシロップとまろやかな甘みのホワイトチョコレートソースを組み合わせた。トッピングにはホイップクリーム、ホワイトチョコレート、クラッシュアーモンド、ドライラズベリーを添え、食感にアクセントを加えた。ホットのほかアイスでも提供する。価格はTサイズ420円(税別)。2015年3月中旬までの期間限定販売。また、カフェタイムのセットとして同商品と「ポップオーバー」のセットを用意する。「ポップオーバー」は2008年から発売しているサイドメニューで、卵を使った生地を高温で焼き上げたシュー皮のようなパン。通常はホイップクリームを添えている商品だが、ドリンクにホイップクリームを使用しているため、セットではハチミツを添えて提供する。価格は590円(税別)。
2015年01月05日フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスは2015年1月9日より、「サーモンエッグチーズバーガー」「サーモンエッグバーガー」を全国のフレッシュネスバーガー(一部店舗を除く)にて期間限定で販売する。○朝食メニューの「エッグベネディクト」をイメージしたハンバーガー「サーモンエッグチーズバーガー」は、2013年に発売し好評を得た「サーモンエッグバーガー」をリニューアルし、今回はチーズ入りで新登場。併せて復活メニューとして「サーモンエッグバーガー」を同時発売する。朝食メニューとして欧米のレストランでは定番の「エッグベネディクト」をイメージ。こんがりとソテーしたサーモンに目玉焼き、シャキシャキのレタスとオニオンスライス、クリーミーでコク深いオランデーズソースをトッピングした。さらにレッドチェダーチーズが加わり、うまみとコクがさらに広がる仕上がりになっているという。サーモンはチリ産のアトランティックサーモンを使用し、脂が乗っていて柔らかい食感が特徴。店内の鉄板でじっくりソテーすることで、うまみを引き出し、素材本来の味わいを生かしたとのこと。また、期間限定でスープとのセットも用意。ロブスタービスク、トマトクリームチャウダー、ポルチーニクリームスープ、ベジタブルスープの4種類から好きなスープを選べる。価格(税別)は、「サーモンエッグチーズバーガー」は、単品590円。スープセットは860円。「サーモンエッグバーガー」は、単品590円。スープセットは760円。
2014年12月24日ビット・トレード・ワンは19日、プロダクトブランド「ビットフェローズ」から、Nキーロールオーバーに対応したゲーミングキーボード「BFKB109UP1」を発表した。2015年1月23日に発売し、価格はオープン、店頭予想価格は4,780円前後。BFKB109UP1は、キースライダーにブランジャー構造のアクチュエータを搭載。斜めからキーが押されてもブレず、垂直に押下できる。各キーには、段差と傾斜の違いを持たせたシリンドリカルステップスカルプチャー方式を採用しており、ホームポジションからの移動が少ない打鍵や、キーボードの段を誤らない位置把握をサポートする。インタフェースをUSB 1.1(フルスピードモード)とすることで、複数キーの同時押しを実現する「フルNキーロールオーバー」に対応した。また、Windowsキーを無効化する「WINキーロック」機能を備えている。そのほか主な仕様は、キーレイアウトが日本語109キー(かな表示なし)、キースイッチがメンブレン式、ストロークが3.8mm±0.4mm、押下特性が60g±20g。本体サイズはW448×D148×H34mm(スタンド使用時はH43mm、キートップ含む高さはH38mm)、重量は約1,170g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。
2014年12月21日STMicroelectronicsは12月16日、ARM Cortex-M4を搭載し、最高動作周波数180MHzで動作する32ビットマイコン「STM32F446」を発表した。同製品は、強化された処理性能、256/512KBのコンパクトな内蔵フラッシュメモリ、128KBのRAM、メモリ拡張インタフェース、および強化された通信インタフェースを組み合わせており、新たな選択肢を提供する。具体的には、浮動小数点ユニットとDSP機能を持つARM Cortex-M4コアは、独自のフラッシュアクセラレータであるART Accelerator、スマートアーキテクチャおよび先進的な90nmフラッシュメモリ技術の活用により進化した。その結果、内蔵フラッシュメモリから180MHzで実行した場合、225DMIPSおよび608CoreMarkというARM Cortex-M4コア搭載デバイスの中で最高の性能を実現している。さらに、先進的なペリフェラルと、複数のインタフェースで効率的な同時通信をサポートする機能により、産業機器、医療機器およびIoT(Internet of Things)向けアプリケーションのスマート化やインタラクティブ化を加速させる。ペリフェラルには、カメラインタフェース、7個のI2Sオーディオインタフェース、CEC(Consumer Electronics Controller)、S/PDIFデジタルオーディオ接続、ディスプレイパラレルインタフェースなどが含まれている。そして、専用電源を持つUSBインタフェースは、コア全体の電源範囲が最小電圧1.7Vに低下しても連続動作が可能となっている。また、フレキシブルメモリコントローラ(FMC)とデュアルクアッドSPI(QSPI)インタフェースを搭載しており、外付けメモリを使用したシームレスなシステム拡張が可能。90MHzで動作するFMCは、内蔵コントローラにより、外付けのSRAM、SDRAM、NOR/NANDフラッシュメモリ、もしくはLCDの制御を簡略化するとともに、性能向上に向けたメモリリマッピングモードに対応する。デュアルQSPIは、FMCから独立して動作し、最大2個の外付けNORフラッシュメモリ(SPI)へのSDRまたはDDRでの直接接続、メモリマップ接続を可能にする。加えて、電圧をダイナミックにスケーリングする先進的な90nmプロセス技術から、広範なクロックゲーティングおよびSRAMを全て保持したままSTOPモードでの消費電流を50μAまで低減する柔軟な低電力モードなど、独自の低消費電力機能を搭載しており、消費電力が重要視される機器に適している。この他、「STM32F446」を使用することにより、広範な「STM32」開発エコシステム、ピン配置、ソフトウェア互換性を持つ600品種以上の「STM32」マイコンにアクセスすることができる。開発エコシステムは、使用しやすいオープンソフトウェアプラットフォーム「STM32Cube」、拡張可能な開発ボード「STM32 Nucleo」、評価ボード「STM32 Discovery」で構成され、IAR EWARM、Keil MDK-ARM、GCCベースのIDEなど、一般的な統合開発環境で利用可能となっている。なお、パッケージは、3.728mm×3.85mmサイズのWLCSP81から20mm角のLQFP144まで用意されている。現在、サンプル出荷中で、2015年第1四半期に量産を開始する予定。サンプル価格は、内蔵フラッシュメモリが256KB、SRAMが128KB、パッケージがLQFP64の「STM32F446RC」で約3.75ドルとなっている。
2014年12月18日STMicroelectronicsは12月12日、ARM Cortex-M0を搭載し、自由度の高いシステム構築を実現する32ビットマイコン「STM32F091」を発表した。同製品は、オーディオや3相電力メータなどの広範なアプリケーションにおいて、システム構成の自由度を向上させる最大8個のUSARTと大容量メモリを搭載し、コスト要求の厳しいアプリケーションにおけるリソースの制約に対応する。具体的には、Javaスタックの実装に十分な最大256KBのフラッシュメモリと32KBのSRAMを内蔵しており、従来はハイエンドのマイコンを実装した大型で高価なシステムでしか対応していなかったJavaプラットフォームベースの開発が、より小型・低コストのアプリケーション開発でも実現可能になる。さらに、低コストの48ピンパッケージも含め、全品種に6個以上のUSARTが搭載されている。このうち、3個はスマートカード、LIN、IrDA、Modbusの各モードに対応している。加えて、柔軟な電源アーキテクチャを持ち、12ビットA/Dコンバータ(ADC)や2チャネルの12ビットD/Aコンバータ(DAC)といったアナログ回路を最大3.6Vで動作させる一方、デジタル回路は内蔵レギュレータを使用して低電圧で動作させるため消費電力が最小限に抑えられる。また、I/Oを独立電源にできるため、レベルシフタを使用せずにアプリケーションプロセッサの低電圧コンパニオンチップに直接接続することが可能である。この他、CAN 2.0A/Bのサポート、内蔵タッチセンサコントローラや、リアルタイム制御を実現するSysTickタイマ、および時計・カレンダ機能に使用可能なリアルタイムクロックなど、コンシューマ機器から産業用機器まで広範なアプリケーションに対応する機能を集積している。なお、同製品は48/64/100ピンの各種パッケージで提供される。サンプル価格は、128KBのフラッシュメモリ、48ピンLQFPパッケージを採用した製品で約1.59ドル。
2014年12月15日フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスは12月5日、「サーロインステーキバーガー」を全国のフレッシュネスバーガー店舗で発売した。期間限定販売の予定。○EXILE TRIBEとの、最後のコラボレーション商品同商品は、"フレッシュネスバーガー×EXILE TRIBE"のラストコラボレーション商品。EXILE TRIBEとのコラボレーションは2014年1月から1年間にわたり、共同でオリジナルバーガーやドリンクなどを開発・販売。最後のコラボレーション商品は、EXILE考案のバーガーとなる。コラボレーションの締めくくりとして、"豪華でプレミアム感のある商品"をテーマに開発。食べ応えのあるオーストラリア産サーロインステーキにローレル、山椒、シナモンなどの数種類のスパイスをかけて香ばしく焼き上げ、グリルドオニオン、トマト、グリーンカールと共にサンドした。味の決め手となるソースには、ステーキソースの定番「シャリアピンソース」をイメージし、北海道産の玉ねぎをふんだんに使用した「オニオンソース」をトッピング。リッチな味わいのサーロインステーキは、店内の鉄板で焼成するため、ジューシーなおいしさを味わえる。玉ねぎの甘みが広がるオニオンソースと香ばしいスパイスが、ステーキのうまみをよりジューシーに引き立てるという。販売は12月5日より、無くなり次第終了。価格は、単品690円(税別)。また期間限定で、スープとのセットも用意。ロブスタービスク、トマトクリームチャウダー、ポルチーニクリームスープ、ベジタブルスープの4種類から好きなスープをセレクトできる。
2014年12月05日ルネサス エレクトロニクスは12月1日、ヘルスケア機器、家電製品、産業機器向けに高い耐ノイズ性と高感度を両立させたタッチセンサIPを搭載する32ビットマイコン「RX113グループ」を発表した。近年、ヘルスケア機器、家電製品、産業機器の操作部では、耐久性・デザイン性向上のため、機械式ボタンに代わりタッチキーの採用が増えてきている。また、さまざまな環境下において使用するため、さらなる操作性・機能性向上に向けて高いノイズ耐性や高感度を有するタッチキーシステムが求められている。例えば、汗をかいた状態で操作するウェアラブルなヘルスケア機器や、水回りで使用されるIHクッキングヒータなどの家電製品では、水滴が付着した場合でも誤検知なく動作することが求められている。加えて、これらの用途では、デザイン性向上のため、操作部表面のアクリルパネルを曲面にするニーズがある。一方、工場内で使用される産業機器では、手袋をしたまま操作するといったニーズも増えてきている。同製品に搭載される静電容量式タッチセンサIPでは、自己容量方式と相互容量方式の2種類の検知方式をサポートしている。自己容量方式は従来品の「R8C/3xT」に採用されたIPよりも耐ノイズ性と感度を大幅に改善した。また、相互容量方式は、手袋を装着したままでの操作や、水滴が付着していても誤検知しにくいユーザーインタフェースを実現できる。さらに、タッチキー開発用ワークベンチはGUI操作に対応する。システムに合わせたソースコードの生成や感度調整の自動化に対応しており開発期間を大幅に短縮できる。そして、厚さ10mmを超えるアクリルパネルにも対応し、曲面パネルなどフレキシブルなデザインを実現できる。しかも、感度は「R8C/3xT」に比べ約5倍改善しており、デザイン性と高感度なユーザーインタフェースを両立できるという。加えて、32ビットマイコンでは業界トップクラスの低消費電流を実現。動作時の消費電流は0.1mA/MHz(typ.)、低消費電力モード時(RAM保持あり、LCD消灯)ではわずか0.44uA、LCD点灯時でも1.6μA(内部昇圧方式、1/3バイアス)を達成している。また、高性能32ビットCISC CPU「RXv1(32MHz)」、最大512KBのフラッシュメモリ、64KBのSRAM、セグメントタイプのLCDコントローラ/ドライバ(8コモン×40セグメント(100ピン版))、USBインタフェース(Full/Low Speed対応)、8チャネルのシリアルインタフェース、1チャネルのリモコン受信用IrDA、17チャネルの12ビットA/Dコンバータ(ADC)、2チャネルの12ビットD/Aコンバータ(DAC)、および相互容量方式時で最大36チャネルの入力に対応するタッチキーセンサなどを搭載する他、家電機器やヘルスケア機器の表示・システム制御、キー入力や外部との通信を1チップで実現できる。なお、同グループはパッケージの端子数が64~100ピン、内蔵フラッシュメモリサイズが128~512KBで合計12品種がラインアップされている。2015年2月より量産を開始し、2016年1月には月産100万個体制にする計画としている。
2014年12月01日リーボック×樫木裕実の強力タッググローバルフィットネス ライフスタイルブランドのリーボックは、ボディメイクトレーナー・樫木裕実プロデュースのフィットネスアパレルライン「Reebok Kashiki Collection」を、2015年春夏シーズンよりスタートすると発表した。日常生活の中で楽しくカラダを動かせる「カーヴィーメソッド」で、アスリートだけでなく、モデルや有名人からも厚い信頼を寄せられる樫木裕美。「体を動かしやすく、着ている自分が楽しい気持ちになれるようなウェアがずっと作りたくて、今回のコラボレーションでようやくそれが実現しました」とコメントを寄せている。全身コーディネートも可能ブラトップ、スウェットセットアップ、Tシャツ、カーゴパンツという商品展開に加え、樫木裕実を象徴するアームカバーもラインナップされた。普段の生活でも着たくなるキュートな工夫や遊び心が、リボンやアシンメトリーなディテールデザインとなって施されている。ブラトップの両サイドに入ったステッチや、バスト部分のカッティング、新たに開発したブラパッド。ゆったりしたパンツのシルエットなど、女性らしいスタイルに見せるため細部にもこだわりが光った。日本全国各地でイベント展開の予定カーヴィーメソッド体験会など、コラボレーションを記念した関連イベントも続々と展開の予定。リーボックは樫木とのキャンペーンを通じて、多くの女性のフィットネスライフを応援する取り組みを行うとしている。予約受付開始は2014年12月1日(月)、12月10日(水)より一般販売が開始される。取扱店舗はリーボックオンラインショップ他、全国のリーボック直営店舗および取扱店舗。(画像はプレスリリースより)【参考】リーボックプレスリリース(PRTIMES)
2014年11月30日ビットキャッシュは27日、インコム・ジャパンのPOSA技術を活用した自分で購入金額が選べる電子マネー「ビットキャッシュカードST、EX」を、全国のセブン-イレブンにて発売した。同カードは、オンラインゲーム、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、動画や音楽のダウンロードといったWebサービスにおいて、プリペイド形式で決済ができる電子マネー。従来はカード額面での購入のみ可能だったが、購入金額をユーザーが決定できる新しい仕組みを活用した「バリアブル」カードとして、セブン-イレブンにて先行発売する。購入方法は、店頭でビットキャッシュカードをレジまで持参し、店員に希望金額を伝える。その後、レジタッチパネルに表示される希望金額に間違いがなければ、確認ボタンをクリックして料金を支払う。チャージ金額は1,500円~5万円まで。バリアブルカードを導入することで、小額を希望する新規ユーザーから経験豊富なユーザーまで、1枚のカードでの対応が可能となったという。使用方法はこれまでのビットキャッシュと同様で、ビットキャッシュ加盟店のWebサイトの商品・サービス購入画面にて、カード裏面に記載されている「ひらがなID」を入力して、購入代金の支払いに利用する。
2014年11月27日ビットコイン取引所「Kraken(クラケン)」を運営する米ペイワードの日本法人Payward Japanは26日、2014年2月に経営破綻したMTGOX(マウントゴックス)の破産手続きを支援すると発表した。同社は26日に、東京地方裁判所の許可を得て、MTGOX破産管財人の小林信明弁護士と破産手続きの支援等に関する契約を締結した。これにより、同社(グループを含む)はMTGOXの支援企業に就任し、同社の破産手続きにおいて、破産財団および破産債権者のために、「紛失盗難した可能性があるとされるビットコインの調査への協力」「債権届出・調査システムの構築への協力」「ビットコインまたは現金による配当への協力」「ビットコインの換価が必要な場合の換価の協力等の支援」を実施する。なお、MTGOXの再生や事業継続は行わない。今後は破産管財人と協力の上、破産債権者がより適切な配当を受けられるよう支援業務を行っていく予定としている。ペイワードは、ビットコイン取引所「Kraken」の運営会社。本社は米国サンフランシスコで、CEOはJesse Powell(ジェシー・パウエル)氏。ユーザー口座数(2014年11月20日現在)は約10万人、BTC取引量(2014年11月20日現在)は1日当たり3,000BTC/EUR程度。2014年10月31日付にて日本市場向け円サービスを開始している。
2014年11月27日ビットコイン取引所を運営しているQUOINE(本社シンガポール)は25日、同社の子会社としてQUOINE JAPAN(同東京都)を設立する。これにより、ビットコイン取引所の日本国内における事業拡大を図る。QUOINEは、"安全かつ最先端"のビットコイン取引所を提供しているという。このたび、日本顧客の急増に伴い、QUOINE JAPANを設立し、日本市場への本格参入を決定。同社は、日本国内におけるビットコイン取引所運営業務支援全般を行っていく。代表取締役は福寄儀寛氏。QUOINEの最大の特徴は、堅牢かつ本格的な取引機能を提供できることといい、信用取引が可能な取引所となる。信用取引はビットコインの流動性と価格の安定を提供する重要な役割を担うとし、QUOINEでは最大レバレッジ25倍までの信用取引を行うことが可能。また、近日中にデリバティブ取引、アルゴリズム取引の提供を予定している。QUOINEの経営陣は、Merrill Lynch、Credit Suisse、Barclays、サイバーエージェントFXなどの金融機関で培ってきた技術を活かし、日本で"安全で操作性の高い次世代ビットコイン取引所"を提供していくとしている。
2014年11月18日ラピスセミコンダクタは11月17日、モータやコンプレッサ、ヒータなどノイズを発生する部品を搭載する家電、産業機器向けに、ノイズや高温環境に強い16ビット低消費電力マイコン「ML620100」シリーズから新たに「ML620150」ファミリを発表した。同ファミリは、9月発表された「ML620500」シリーズに続く16ビットの低消費電力マイコンである。独自の低消費電力設計技術に加え、ノイズ耐性回路により国際規格のIEC61000-4-2のノイズテストで最高レベルを達成している。また、マイコン自体がノイズに強いため、余分なノイズ対策を不要にする。さらに、動作温度範囲も-40℃~+105℃と幅広くカバーすることで、高温環境でも安心して用いることができる。そして、4チャネルの16ビットPWM出力により、パワー半導体のIGBTを制御できるため、大電力を必要とする炊飯器やホームベーカリー、IHヒータなどにも最適となっている。なお、パッケージは、7mm角で0.5mmピッチのP-TQFP48、10mm角で0.65mmピッチのP-TQFP52、14mm角で0.8mmピッチのP-QFP64、10mm角で0.5mmピッチのTQFP64。現在サンプル出荷中で、2015年3月より量産出荷を開始する予定。生産拠点はラピスセミコンダクタ宮城である。
2014年11月18日「電子書店パピレス」と「電子貸本Renta!」を運営するパピレスが7日より、電子マネー「ビットキャッシュ」の発行元であるビットキャッシュと協力し、全国のローソン・ミニストップ店舗に設置されているLoppiで「ビットキャッシュ」を購入すると電子書籍が読める「Renta!チケット」がもらえる「秋のWキャンペーン」を実施している。「秋のWキャンペーン」は11月27日17:59まで実施。期間中、マルチメディア端末「Loppi」で3,000円以上の「ビットキャッシュ」を購入すると、「電子貸本Renta!」で電子書籍が読める「Renta!チケット」3枚分(324円相当)のギフトコードがもらえる。さらに、同期間中に、「電子貸本Renta!」において、ビットキャッシュメンバーズに登録すると使える「マイビットキャッシュ」で、324円以上の「Renta!チケット」を購入すると、抽選で100人に「ビットキャッシュ1,080クレジット(1,080円相当)」が当たる。なお、対象端末はパソコン、スマートフォン、タブレットで、フィーチャーフォンは対象外となっている。
2014年11月14日