“ドラキュラ”の起源を描くアクション・エンターテイメント超大作『ドラキュラZERO』が今週末、日本公開になる。本作は壮大なスケールで描かれるアクション大作だが、主人公ヴラドは実在の人物をモデルにしている。誰もが知るあの“ドラキュラ”のモデルになったとされるヴラド・ドラキュラだ。その他の写真ヴラド・ドラキュラは1431年にトランシルヴァニア(現在のルーマニアの中部・北西部にあたる)で、キリスト教騎士団の秘密組織であるドラゴン騎士団の一員ヴラド2世の子として生まれた。彼らはイスラム教を信仰するオスマン帝国と敵対しており、ヴラド3世も父の跡を継いで国を守るために戦った。彼は人を串刺しにして数日間、放置する拷問・処刑によってオスマン帝国から恐れられ、“残虐な君主”だと思われてきたが、近年では全力で祖国を守った英雄であるという評価も多い。ちなみに彼は“串刺し公”や“悪魔公”などの異名をもつが、日本では残虐な性格から彼を“西洋の織田信長”と称する人もいるという。映画は、そんなヴラド公をモデルに、彼が祖国と愛する妻子を守るために闇の勢力と契約を交わして“愛する者を守る力”を手に入れて、戦い姿が描かれる。百人力の強さと、獣たちを支配する力を得るが、悪にその身を捧げた彼は果たして“英雄”なのか? それともただの“悪”なのか?ヴラドを演じているのは、『タイタンの戦い』、『ワイルド・スピードEURO MISSION』などで注目を集めるルーク・エヴァンス。精悍なルックスと鍛え上げた身体、そして繊細な演技で“誰もが知らなかったヴラド・ドラキュラ”を演じており、ヴラドの歴史や、ドラキュラ伝説になじみのある人も、新たな解釈として映画を楽しむことができるのではないだろうか。『ドラキュラZERO』10月31日(金) 全国ロードショー
2014年10月28日タレントのローラがドラキュラに変身する、映画『ドラキュラZERO』(10月31日公開)のCM映像WEB特別版とメイキング映像が23日、公開された。本作は、15世紀に実在した一国の君主であり"ドラキュラ"の起源とされた男、ヴラド・ドラキュラの物語で、これまでのドラキュラのイメージを一新する作品。このたび公開された映像では、映画のテーマであるイメージチェンジをコンセプトに、穏やかな表情を見せていたローラが悪に染まるドラキュラに変身する。WEB特別版は、23日よりテレビで放送されるCMのフルバージョンで、WEB限定の映像となっている。映像の中でローラは、"カワイイ"から"セクシー&スタイリッシュ"なドラキュラへイメージチェンジ。はじめは、月が照らし、静かに風が流れる中、穏やかな表情でコウモリをなでているが、次の場面に切り替わると、黒いベールをまとったまったく異なるイメージのローラが現れる。そして、「愛だけでは、守りきれない。だから、悪を選んだ」という言葉と共にコウモリが翼を広げると、ヴラドのように、ローラもドラキュラに変身する。メイキング映像の中でローラは、「ドラキュラのメイクはしてみたいなと思ってたからすっごい楽しみ。みんなを怖がらせよう!」と初のドラキュラメイクにノリノリで、変身が完了すると「この映画を見てからだと、やったーって感じ。主人公の仲間になったって感じでいい気分!」と大満足。撮影も、「カメラをにらむようにやるんだけど、CMではやったことない感じだったからいい気分」とドラキュラになりきって楽しんだようだ。(C)Universal Pictures
2014年10月23日『タイタンの戦い』『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンスを主演に迎えたアクション・エンターテイメント『ドラキュラZERO』。TVスポットも開始され、公開日に近づき話題を呼んでいる中、本作のイメージキャラクターを務めるローラが出演する新CM映像が到着。普段の明るく元気なイメージを一新し、大人っぽくセクシーなドラキュラとなったコラボCMのWEB限定映像と、撮影メイキング映像が解禁となった。21世紀の今日まで恐怖と共に語られるドラキュラの起源となったヴラド・ドラキュラ(ルーク・エヴァンス)の驚愕の英雄伝説に迫る本作。15世紀、横暴なオスマン帝国の侵略から民衆、愛する妻と息子を守るため、闇の力との契約を交わしたヴラド。彼は、恐るべき悪と化しても、英雄でいられるのか…。「ドラキュラが持つ恐ろしいイメージから一変させる」という本作のテーマに合わせ、新たに発表された映像では、穏やかな表情でコウモリをなでる“カワイイ”ローラさんが一転、「愛だけでは、守りきれない。だから、悪を選んだ。」という言葉を合図に悪に身を染めた“セクシーでスタイリッシュ”なドラキュラ姿に変身。愛する者を苦渋の選択で悪の力で守ろうとするヴラドの姿を、愛らしい姿から一変して悪に染まるローラさんが見事に表現している。メイキング映像では、「CMではやったことがない」という鋭い眼差しを披露、クールなメイクや衣装に身を包んだ新たな一面や、撮影の合間の自然体な姿も伺える。“ローラ節”を存分にかましたインタビューでは、ドラキュラについて「十字架の館にいて、血を吸う怖いイメージ」と語っていたものの、主人公・ヴラドの心情や最新VFXの壮大なスケールで描かれるアクションシーンを体験してそのイメージが変わったと、ドラキュラに扮することも楽しんだそう。ローラさんが初めて見せたセクシードラキュラを、まずはこちらからご覧あれ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラキュラZERO 2014年10月31日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月23日バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、武内直子原作の人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』より、 『フィギュアーツZERO セーラージュピター』の予約受付がスタートしている。「フィギュアーツZERO」は、集めやすい価格とサイズの新スタンダードフィギュアシリーズ。無可動フィギュアならではの造形・彩色にこだわり、『美少女戦士セーラームーン』『ドラゴンボールZ』『ONE PIECE』『キングダム』『黒子のバスケ』といった大ヒット作品の人気キャラクターを数多くフィギュア化。幅広いラインナップで展開されている。『フィギュアーツZERO セーラージュピター』は同シリーズ5人目の立体化となり、これで5人のセーラー戦士が勢ぞろい。コスチュームは、パール塗装とシャドウを施して質感を高めている。特徴的なポニーテールは細かく造形され、髪や稲妻エフェクト、台座等にクリアパーツが使用。固定ポーズならではの緩やか造形で、「セーラージュピター」の決定版と言える仕上がりに。商品価格は9,504円(税込)で、予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年3月を予定している。なお、現在「プレミアムバンダイ」では、2015年2月発送予定『フィギュアーツZERO セーラーマーズ』(9,504円/税込)も予約受付中。(C)武内直子・PNP・東映アニメーション
2014年10月22日先日ロンドンで開催されたワールド・プレミアに素敵な笑顔で登場し、ファンを沸かせたルーク・エヴァンス主演の最新作『ドラキュラZERO』。全米でも初登場2位と好スタートを切り、日本公開が近づき期待が高まる中、3種類のTVスポット映像が到着した。世にあふれるドラキュラ物語のモデルとなった実在の男、ヴラド・ドラキュラ(ルーク・エヴァンス)。15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を襲った横暴な大国オスマン帝国の侵略から、家族と国を守るために、自らを犠牲にして“悪の力”を得た彼は、その力と引き換えに耐えがたい代償を払うことになっても、“英雄”であり続け、愛する者を守れるのか――。ブラム・ストーカーの古典小説「ドラキュラ」のモデルとされたヴラドが、いかにして21世紀の今日に至るまで恐怖と共に語り継がれる存在になったのか、本作ではこれまで描かれることがなかった驚愕の伝説を描き出していく。今回、その本作のTVスポット映像が3種類解禁。まず「アクション編」では、最新VFXで描かれたスタイリッシュで壮大なアクションシーンが存分に映し出され、短い映像でも見る者を引きつける。「ストーリー編」では、いままでのドラキュラのイメージを一新させるようなヴラドが抱える苦悩や葛藤を描き、ひとり戦い続けるドラマ性も本作の見どころだと分かる。そして、30秒の映像の最後で見せるヴラドが流したひと筋の涙が、ドラキュラに対しての大きく変えていく…。「悪は、悪で、倒す」という言葉通り、自らをも犠牲にしたダークヒーローの誕生を感じさせる本作。“悪”となった“英雄”の伝説の原点を描く物語を、まずはこの映像から覗いてみて。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日“ドラキュラ”の起源を描くアクション・エンターテイメント超大作『ドラキュラZERO』の予告編が公開された。本作で主人公ヴラドは大きな代償を支払わなければならないにも関わらず、“悪の力”を手にする。愛する者を守るためだ。『ドラキュラZERO』予告編本作は、誰もが知る伝説のキャラクター“ドラキュラ”のモデルになったトランシルヴァニアの領主ヴラド公が主人公。このほど公開された予告編では、彼が強大な闇の勢力に接触する場面から始まる。彼は、自国がオスマン帝国の脅威にさらされ、愛する妻と子、そして民を守るために闇の勢力と契約を交わして“愛する者を守る力”を手に入れる。英雄だったヴラドは百人力の強さと、獣たちを支配する力を得るが、悪にその身を捧げた彼は果たして“英雄”のままでいられるのだろうか?映像には主演のルーク・エヴァンスが精悍な表情を見せる場面や、闇の力を得て不敵な表情を見せるシーン、さらに愛する者を想って静かに涙を流す場面が登場。自己を犠牲にしても誰かを守りたいと願う男の複雑な心境を見事に表現している。そのほか、画面いっぱいに広がったオスマン帝国の軍勢をコウモリの大群が殲滅する場面や、息つまるソードバトルも登場。壮大なスケールで、これまで語られなかったドラキュラの秘話が描かれるようだ。『ドラキュラZERO』10月31日(金) 全国ロードショー
2014年10月07日15世紀に実在した“ドラキュラ”の起源となる男を描いた『ドラキュラZERO』から、新たな予告映像が解禁。いままで公開されてきた映像とは、またひと味異なり、ルーク・エヴァンス演じるヴラド・ドラキュラの愛と葛藤が克明に描かれていることが分かった。15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を治め、人々に愛されていた君主ヴラド・ドラキュラが、愛する家族と国を守るために自らを犠牲にしてまで得た悪の力。恐るべき悪と化してもなお、彼は英雄でいることができるのか――。本作は、今日に至るまで、常に恐怖と共に語られるドラキュラに隠された“英雄伝説”をスタイリッシュに描いたアクション・エンターテイメント。今回解禁された予告映像では、いままで発表されてきたものよりも、いっそう主人公・ヴラドの心情に近づくことができる。オスマン帝国侵略という国家存亡の危機から救うため決断したヴラドが、神妙な面持ちで闇の中へ進むシーンから映像は始まっている。闇に身を捧げたヴラドの赤く染まる目は、まさに“ドラキュラ”を連想させる姿だが、ラストにはヴラドが涙を流し、私たちが知っている“ドラキュラ”のイメージを根底から払拭させるような展開に。“ドラキュラ”が国の存亡をかけて闘う姿の裏には、国家の大黒柱としての苦悩や、愛する者からも恐れられるもどかしさが見え隠れしている。また、今回使用されている楽曲「Everybody Wants To Rule The World」を歌うのは、史上最年少17歳でグラミー賞「最優秀楽曲賞」を受賞したニュージーランド出身のLorde(ロード)。日本でも注目されている彼女の歌声が、最新VFXを駆使したアクションシーンをより壮大に、またどこか寂しく感じさせ、世界観に深みを生みだしている。見る者をより一層、その世界に引き込む映像を、まずはここからご覧あれ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日映画「クローズ」の最新作が現在公開中ですが、そのお客さんの多くは若い女性なのだそう。ガリ勉メガネ君の受験戦争よりそういう不良同士のテッペン抗争的な内容がウケるのは、なんやかんや女子は「ワルイ系」の男子にキャッキャしてしまうからではないでしょうか。今回はそんな不良系男子たちの魅力をちまたの女子たちに聞きました。■1.その眼光「目力がいいですね。反骨精神のかたまりで、意志が強そうな」(20歳/学生)ささいなことでは動じない意志の強さが目に表れているのだそう。彼らはとにかくトラブル慣れしているので、日常の小さなことは気になりません。何かあったら逃げ出してしまうような軟弱な彼より男らしいです。■2.おちつくナワバリ「身内はすっごい固い絆で結ばれていて、仲間想いです。私も一緒に居て心地いいのはそういう風に気を許してる雰囲気だからなのかも」(19歳/アパレル)彼らにとって身内=ファミリー、お前の敵は俺の敵です。その雰囲気は完全に心を許している同士の心地よい空間。「俺のオンナ」とファミリーに紹介され一員として認められれば、ここより楽しい場所はないはず。■3.たまに見せる優しさにキュン「ふだんは甘えたりしない周りにも厳しい不良男子が、たまに優しくしてくれたり弱っている姿にメロメロ。ギャップがたまらないです」(22歳/学生)幾度の死線をくぐりぬけ、疲れ切った彼が唯一甘えられる場所。そう、それはあなたの腕の中にほかありません。ふだんはみんなにおそれられる存在の彼が自分にだけ弱い部分を見せてくれるなんて、母性本能もたぎるってもんです。■4.守ってくれそう「やっぱり『強い男』ってかっこいいよね。何からでも守ってくれそうだし、頼りになって男らしい」(21歳/事務)不良界における絶対の力、それは「強さ」であることは間違いありません。そんなローマのコロッセオさながらの環境で戦ってきた彼らの持つ「強さ」はあなたをどんなときでも守ってくれるでしょう。■5.何にも縛られない「自分に自信がある人が多い気がする。いつでも自分らしくて、何にも縛られない自由奔放なところがいい」(23歳/運送)仮に付き合うことになったとしても、すべて自分の思い通りにはいかないのが不良男子。自由奔放な彼らを縛りつける手段など存在しないのです。そこがまた、恋心を燃え上がらせるガソリンでもあります。■おわりにいかがでしょうか。不良男子の魅力を集約すると「強くて仲間想いで自分を持っている」ことではないでしょうか。紡木たくさんの伝説的少女漫画「ホットロード」に出てくる暴走族の先輩・春山は主人公に対し「オレがいなきゃなんにもできねーよーな女んなるな。俺のことなんかいつでも捨てれる女んなれ。そんでも俺が追っかけてくよーな女になれ」と言っています。もし、あなたが不良男子の魅力にヤラレてしまったら、あまりにどっぷりつかりすぎず、不良男子にならって「自分を持つ」ということが大事ですね。(倉持あお/ハウコレ)
2014年06月01日2013年6月11日(火)に、【「テンピュール®Zero-G」無重力の日イベント】が都内にて開催されました。会場には、ゲストとして同日に誕生日を迎えられた山口もえさんと、睡眠医学に詳しい早稲田大学スポーツ科学学術院助教の有竹清夏先生による「睡眠」をテーマにしたトークが行われました。また、会場内にはテンピュール社が打ち出す「無重力睡眠」体験で新型Zero-G 400をはじめ、Zero-G シリーズの体験コーナーが設けられていました。年々増加する睡眠障害テンピュール・ジャパンの吉永寛子セールス/マーケティングマネージャーによると、日本人の5人に1人は正常な睡眠を取れていないとのこと。(厚生労働省の調査/平成19年)また、海外においてもアメリカでは睡眠障害を抱える人が4千万人を越えるとされています。(フィスカル・タイムズ調べ)このような背景から、良質な睡眠への意識が高まりつつあります。無重力睡眠がもたらす効果とは?人間の体に対して圧力が掛からずにストレスを感じない状態というのは、母親のおなかにいる胎児の状態に近いとされています。また、スペースシャトル乗組員5人が協力した研究によると、地上では「平均いびき時間」が睡眠時間の16.5%を占めていたのに対し、宇宙空間の睡眠では0.5%にまで激減したというデータもあります。(『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine誌8月号より』)これをベッドの上で体感できるのが「テンピュール®Zero-Gベッドシステム」なのです。元々、ロケット打ち上げ時の強烈な重力を緩和するために開発されたテンピュール製マットレスと、内蔵されたモーターによる角度設定(頭部約15度&脚部約38度)で、体に掛かる負荷を限りなくゼロに近づける「Zero-Gポジション」との融合によって極上の睡眠が実現されます。スマホ連携も可能!様々なグレードアップもポイント!以前よりもさらに静音に徹したモーターを採用することで、睡眠を妨げない静かな動きを実現しており、待機電力もほぼゼロに近づけています。さらに、Zero-Gシリーズの上位モデルであれば、オプションでBluetooth通信アダプターを利用してスマホやタブレット端末上からリクライニングなどの「ベッド操作」が可能になります。このように、拡大していく市場の中で、Zero-Gシリーズは「極上の睡眠+α」の挑戦をし、新たな市場を開拓していくことでしょう。参考:Zero-Gシリーズ元の記事を読む
2013年06月14日大女優がグレン・クローズ製作・脚本・主演を務める1月18日公開の映画「アルバート氏の人生」。本年度(第84回)のアカデミー賞にも3部門にノミネートされる注目作だ。彼女が女優人生を賭けて実現させたかったこの映画の魅力、舞台裏についてグレン・クローズ本人にインタビューを行った。(C)Kaori Suzuki■脚本にも参加されていますが、舞台版と映画版との一番の違いは? もし大きな相違点があれば、そうするに到った動機や経緯なども具体的にお聞かせ下さい。舞台はとても質素なの。ホテルの回転ドアとアルバートの仕事場であるちょっとしたプラットフォームがあるだけだったわ。それと多分ベッド、ノミの(シーンのための)ベッドね。だから想像力にかなり頼らないといけなかったのよ。観客はホテルがどういうところかとか、すべてを想像力で埋めないといけないの。舞台では、虚構の世界だと知りながらも、本物だと信じ込んでしまう。すべてを(想像力で)埋めてね。でも映画は本当にそのままでしょ。舞台で想像力を働かせて埋めていたものを、本物として作らないといけない。だから、(舞台から映画への)移行は、とても難しいんだと思うわ。私は、舞台に戻ることはしなかった。舞台(の脚本)は使わないことにしたの。原作を使って、そこから脚色していったのよ。■あなたがこの作品で一番魅力に感じる部分はどこですか? (C)Kaori Suzuki私は彼女にとても感動させられたの。彼女はとても感動的なキャラクターだと思ったわ。基本的に、ものごとを知らず、自分を哀れんだりせず、夢を持っているキャラクターには、どこかとてもパワフルなものがあるわ。自分を不憫に思ったりせず、生き続けるための夢を持っているの。たとえ自分が成し遂げたいことをやるのに、ほんの少ししか手段を持っていなくてもね。そういうことにはどこかとても感動的なものがあるわ。そういった信念は、人々にとってとても感動的だと思うの。それとアルバートのようなストーリーには、きっと何かが起きる、というのが感じられる。それが何かは分からないけど、驚きのあるストーリーなの。常にこういうふうになるだろうと思うような展開にならない。それは、この題材のもう一つの素晴らしい点だと思うわ。■おっしゃるように、どういうふうに話が進むのか分かりませんでした。アルバート・ノッブスを演じた上で30年という時間の経過があなたに与えた影響は何でしょう? 30年間、自分の(演技の)技術を学んできたの。本当にそうよ。なぜなら、とても難しい役でしょ。クローズアップがいかにパワフルかということを30年間学んできた。30年間、映画において、いかに思考や沈黙や動きがパワフルかを学んだわ。私にとって、このキャラクターを演じるのにパーフェクトな時だったと思うの。私は、複雑なところにもっと気づくようになったわ。なぜなら年を取ってから彼女を演じたことで、もっと時間が経ち、彼女は、あのマスクにもっと深く隠れている。そして、そこから出てくることは、彼女にとってもっと難しいのよ。そういったことすべてがストーリーにさらなるパワーをもたらすことになったと思うわ。■リサーチのために、女性が男装している写真をナショナル・ジオグラフィック誌でご覧になったんですね。そうなの。アルバニアの一部に、、なんて呼ばれていたかしら…彼らがなんと呼んでいたか忘れてしまったけど、もし家族に男性の跡取りがいなければ、彼らは女性をノミネートし、その女性は男性として人生を送るの。これがそういった生き方をした女性の顔なのよ。驚くべきことよね。そういった人生が、彼女の顔にもたらしたものはね。■メイクをすることは、このキャラクターになる手助けをしてくれましたか? ええ、助けてくれたわ。私の鼻を変えるだけだったの。そんなにたくさんパンケーキを使ったメイクはしなかった。彼らは、私自身の肌の色にうまく合わせることが出来たの。目のメイクはまったく何もしなかった。眉毛も何もしなかったわ。ここにちょっとだけしたけど(歯を差しながら)。■歯にですか? 歯の上に被せるの。それと私の耳はとても小さいから、もう少し大きなものにしたわ。そして少し外に飛び出しているようにしたの。それはとても印象的なのよ。耳が飛び出しているというふうにすることは、とても重要だった。■念願の作品の映画化を実現できたわけですが、その道のりを振り返っていかがですか? (C)Kaori Suzukiとてもいい気分よ(笑)…5年前だったと思うけど、私の家にいた時のことを思い出すわ。私がボニー・カーティス(プロデューサー)に会った時、物事が変わったのよ。私たちは一緒に「The Chumscrubber」をやったの。それは、ボニーが初めて一人でプロデュースした作品だった。彼女にはどこか私がすぐに大好きになったところがあったの。それで、脚本を彼女に渡して、「死ぬ前にこの役を演じたいの」と言ったわ。彼女は素晴らしいコラボレーターなの。どこからお金を引っ張ってくるかということに関して、型にはまらない発想が出来るのよ。なぜって、私はそれまでにすべてのインディペンデント映画の会社に当っていたからよ。すべての人のところに話をしに行ったわ。最終的に製作費を集めることが出来たのは、ボニーの独創性と、時々のちょっとしたひらめきのおかげなのよ。私たちは素晴らしいチームだった。それからロドリゴ(・ガルシア監督)のプロデューサーのジュリー・リンが加わったわ。彼女はとても才能があるの。彼女たちは素晴らしいチームだった。私たち3人は素晴らしいチームで、エネルギーを持っていたわ。結局、製作費はハリウッドからはまったく出ていないのよ。私たちがやっていることに興味を持つ人たちがもっともっと出て来ていると思うわ。映画ビジネスをやってみたいという人たちからもっと資金を集められるようになっている。製作費を集めようとしている人たちにとってそれはいいことよ。でも、本当に難しいの。私は決してあきらめないと決心したのよ…まず、女優であることは、信じられないくらい難しいの。すごくたくさん拒絶されるの。いつも自分がやりたいと思うことをやれるわけじゃないわ。でも、私は、この題材を決して諦めない、というところまで来たのよ。今から2年経って、「ああ、あの映画が出来ていたら、ナイスだったでしょうね。とても素敵な映画になっていたでしょうに」なんて言いたくなかった。そんなことを言わずにすんでよかったわ。なぜなら、この映画を作ることは本当にすごく楽しかったからよ。一緒に仕事をした人々やチーム、クリエイティビティ、すべてがこうあって欲しいと願うものだったわ。すべてが私にとって最高だったのよ。■撮影中で一番チャレンジングだった事、また面白いエピソードがあれば具体的にお願いします。私たちにとって最大のチャレンジは、すごく短い時間でやらないといけなかったことよ。こういうことがあったわ。私たちはアート・ディレクターと彼女のチームを集めてプロダクション・ミーティングをしないといけなかった。「ダイニングルームの家具をクリスマス休暇の間、借り続けておくお金も予算もない」って。それで、私たちが撮影することになっていた部屋にある(別の?)家具を、撮影前にあきらめないといけなくなったの。それで、私は言ったわ。「オッケー、じゃあ、そのシーンをどこで撮れるかしら」って。そういうシーンの一つは、パーティーの後、医者がいるところにマリアがやって来て、彼が彼女のスカートをつかむところだったの。あれは、もともとダイニングルームで撮影する予定じゃなかったんだけど、その方が結果的にはより良くなったのよ。そういうのはとても楽しいわ。それに、この作品にはもっとマジック・リアリズムがあったわ。アルバートが心の中で見ているものが大事だったのよ。彼女が、ヒューバートとキャサリーンのベッドルームがどういうものかを考えてみるシークエンスがあったの。最初、二つのベッドがあるところが出てきて、それから、彼女たちが一つの大きなベッドにいるところが出てくるの。彼女が心の中で考えていることがわかるようにね。でも、そういうことをすべてやるお金がなかったわ。それが出来れば素晴らしかったと思うけど、出来なかったの。それから、彼女が小さなお店を覗き込んで、想像するシーンがあったわ。あそこにはチョコレートとかいろんなものが置いてあるはずだったの。そして、コンピューターで動くクレーンを使うはずだったけど、それをやるのに8万ポンド(約1000万円)もかかるから、出来なかったのよ。それで、ミーティングで私は言ったわ。「私の顔(の表情で)で見せるわ」って(笑)。実際、それは…古い壁紙を見て、彼女が想像しているというシーンになったの。そういう問題の解決法は大好きよ。多くの場合…たくさんの人たちがそう言うんだけど、潤沢なお金がない時、もっとクリエイティブになれるって。問題を解決しないといけなくて、多くの場合、より良いものになるのよ。■アイルランドで撮影中、30年振りの大雪だったそうですね。すべてが凍っていたけど、雪かきというものがなかったの。だから雪や氷が道に残っていたわ。人々は転んで、お尻や足を骨折したりしていた。本当にひどかったのよ。カベンティリー・ハウスに行く時に、人々が道の端に車を置き去りにしているのを見たけど、そこに1週間も置きっぱなしだったわ。信じられなかった。すごく寒かったのよ。■ミア・ワシコウスカやアーロン・ジョンソンら若手実力派の役者との共演はいかがでしたか?私たちは一緒にリハーサルしたんだけど、彼らを見るのは素晴らしかったわ。最初、ミアには内気なところがあったの。そして、アーロンは、もっと積極的だった。それで、彼は彼女をつかんで、キスしたわ。ミアはちょっと…。それから、彼らたちはお互いにレスリングすることになったの。彼らは素晴らしい関係を持てるようになったのよ。あのリハーサル期間は、とても、とても役立ったわ。なぜなら、私たちは同時に脚本の手直しをしていたからよ。彼らにはとても感心したわ。理想的な世界では、こういった難しい役を見事に演じることが出来るすごくいい役者で、まさにこれからビッグになるという二人の若い役者をキャストしたいものよ。でも、それはとても難しいの。なぜなら、普通、そういった立場にいる若い役者のエージェントは、「アルバート氏の人生」みたいな映画はやらせたくないものだからよ。彼らは、大抵、たくさんお金を払ってくれる映画をやらせたがるものなの。でも、ミアはロドリゴが大好きなのよ。ロドリゴが彼女を発掘したからよ。アーロンは、ただいい役者になりたいだけなの。彼は頭がいいわ。彼は、(この映画をやれば)どういう人たちと一緒に仕事をすることになるか知っていたの。すべての役者が、最高の役者たちだったのよ。彼らは二人ともこの映画をやるために、大作を断ったの。それは稀なことよ。でも、それは、彼らがどれほど演技力を磨くことに真剣かということを示しているわ。だから、私は彼らに対してとても尊敬の念を持っているし、彼らが仕事をしているのを見るのが大好きだった。素晴らしかったわ。彼らは素晴らしかった。■あなた自身が歌詞を書いたわけですが、曲についてはどのように思いましたか?大好きよ。本当に大好きなの。私は子守唄が大好き。子供の頃、子守唄が大好きだったわ。だから、子守唄にするのは、論理的なことに思えたの。映画の最後のイメージだし。アルバートはとても子供っぽいしね。それはほとんど、ヒューバートがアルバートに歌っているみたいね。それか、アルバートはヘレンに歌ってあげたかったでしょうし、ヘレンが彼女の赤ちゃんに歌うことも出来る。または、ヒューバートが、ヘレンと小さな赤ちゃんのアルバートに歌うことも出来るわ。だから、映画の最後にうまく合うのよ。それから、私はミュージカルをやることで、たくさん学んだわ。史上最高の作詞家のひとりはオスカー・ハマースタインよ。そして、歌うことも学んだわ。私はオスカーの曲を全部知っている。彼らは、母音をどこに置けば歌いやすくなるか知っているのよ。美しいメロディや素晴らしい歌詞を書くだけじゃなくて、技術的に音を出さないといけないの。ある声域で歌うのがとても難しい母音があるの。どこに母音を置くべきか、というのが重要なのよ。私は、シニード・オコナーがすごく気に入ってくれた時、本当にうれしかったわ。彼女は、それをずっと言い続けてくれているの。あの歌は歌いやすいの。それは、歌手がエモーションを自由に表現出来るようにしてくれるの。(曲の音程が)声域の変なところにあって、その音が出るか心配する必要がないのよ。言っていることわかるかしら?ある母音や子音を使うことでね。そういうことにも気をつけたのよ。■今後、女優、映画人としての新たな目標をお聞かせ下さい。自分が面白いと思う役といいストーリーを見つけ続けたいわ。そして何度も言い続けているけど、自分で書きたいの。もし本当に書きたければ、書くしかないわ(笑)。私はいつも「パーフェクトな瞬間を待たないといけない」って言っているの。でも、きっとやるわ。必ずね。でも演技の話がきたら、書くよりも演技をしてしまうのよ。■書くというのは、脚本のことですか? そうなの。自分で書きたい脚本があるのよ。■それはどんなものなんですか?小説を基にしたものですか?それは私が子供の時に聞いたストーリーを基にしたものなの。私の母は、おばあさんの書斎にあるとても古い本をよく私たちに読んで聞かせてくれたのよ。■特に日本の女性の観客へ向けてメッセージがあればお聞かせ下さい。これは女性と社会での彼らの立場についてのかなり意味深い映画だと思う。女性がなんの権利も持っていない時代を舞台にした作品なの。彼女たちは、夫か、彼女たちが仕えている家主の持ち物と考えられていた。(この映画は)生き残るためにどこまで人々がやるか、ということを描いているの。だから私は、ある意味、社会学的な考察のようなものだと考えている。なぜなら女性が男性として装うといったことについての本がいくつもあるし。当時は私たちが知っている以上にもっと多くの女性たちが、きっとそうしていたに違いないわ。そういったことは納得がいく。それが自分たちの自由を得るための、そして、なにか自分たちに期待されている以外のことをするための唯一の方法だったのよ。だから日本のすべての女性が「アルバート氏の人生」を見に行ってくれることを願っているわ(笑)。自分たちの夫を一緒に連れ出してね。作品情報『アルバート氏の人生』監督:ロドリゴ・ガルシア出演: グレン・クローズ / ミア・ワシコウスカ / アーロン・ジョンソン / ジャネット・マクティア ほか配給:トランスフォーマー2013年1月18日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー(C)Morrison Films
2013年01月17日Ralph Lauren(ラルフローレン)社から展開されているブランド「RUGBY(ラグビー)」が、2013年内に全ストアがクローズすることが決定した。ラルフローレン社は、既存ブランドの国際的な活躍と成長を見込んで、ブランド「RUGBY」の終了を決定した。それに伴い、14の店舗とウェブサイトの運営の終了を予定している。良質なキャンパスカジュアルの提案として2004年より登場した同ブランドは、プレッピーをベースにヴィンテージ感やスポーティさを重ね合わたキャンパスカジュアルラインとして、ラルフローレンより展開されていた。日本では、第1号店が2010年9月15日、東京・原宿に「RUGBY CATSTREET」がオープンしており、ラグビーのショップバッグを持った若者が表参道に増えたのも記憶に新しい。2号店となった「ラグビー 名古屋」は、世界初となる3階建ての構造で登場。ニューヨークの伝統的を感じさせられる石造りの外観に、18モニターからなる巨大スクリーンがセットされ、ラグビーの最新ムービーが映し出されるという、最新スタイルを導入したショップとして話題を呼んだ。ラルフローレンのフェイスブックによると、2013年2月2日には、ラグビーに関する全てのビジネスを終了するとのことだ。元の記事を読む
2012年11月05日極彩色の世界で美貌のヒロインがもがき、嘆き、それでも負けない強さで疾走する。しかし、その美しさが虚構の産物だとしたら?そもそも美しさとは何なのか…?岡崎京子のベストセラーコミックを沢尻エリカ主演で映画化した『ヘルタースケルター』では、全身整形を施したトップスター、りりこの心の旅が展開する。一見すると、狂気と絶望が目まぐるしく絡み合う不毛な旅。だが、そこには監督・蜷川実花の愛情と優しさがあった。「真ん中」に立っていることの自負と孤独美しさを讃えられながら、そのメンテナンスに神経を尖らせる主人公・りりこ。世界的フォトグラファーとしてファッション業界に身を置く蜷川監督にとって、彼女は「“こういう子っているよね”という存在」だという。「原作に描かれているりりこ自体、私にはちっともモンスターキャラクターに見えなかったんです。映画化にあたってはりりこが現在の彼女に至った背景を書き加えるプランもありましたが、それは拒否しました。何か大変な思いをしたからじゃなくたって、女性がりりこのようになり得る世界に私たちは生きている。試写の段階でファッション業界の友人にも作品を観てもらったんですけど、モデルの子の中には暗い顔をして帰っていく人もいました(笑)。人前に立って消費される者にとっては、ドキュメンタリーを観ている感覚すらあったようです」。とは言え、りりこが立っているのはまさに業界の頂点。美に翻弄される者としての普遍的な共感を呼ぶ反面、彼女にはトップスターの自負があり、“共感”などという生ぬるい感情を蹴散らす気迫すらある。「業種は違いますけど、矢面に立って最前線でやっているのは私自身も同じ。主演のエリカがあれだけの歓声と罵声を浴びながら何年も女優を続けていることに対し、共感できる思いを抱いたのも大きかったです。エリカの方がもちろん圧倒的に認知度は高いですけど、真ん中に立っている孤独さみたいなものは言葉にしなくても分かり合えるところがありました。だからこそ、そうある人間としての覚悟もきちんと描きたかったんです」。スターとして生きるりりこ、彼女に振り回される女性マネージャー、彼女の地位を脅かす新進モデル…。交錯する人間模様を彩るのは、蜷川監督ならではの色づかいが視覚と脳を刺激するビジュアル世界だ。「ビジュアルが美しいのはマストだと思っていました。とは言え、前作の『さくらん』もそうだったんですけど、美術的なことは得意で自信がある分、意外と後回しにする傾向にありました。それよりもまず、“脚本だ!キャスティングだ!演出だ!”って。最終的には、それぞれの登場人物が使う携帯からりりこの部屋にある化粧品のメーカーまで、細かい部分まで結構うるさく言っていたんじゃないかな…。美術的なことに関しては、やっぱり自ら動いている部分も多い気がします。最初にスクラップブックみたいなものを作ってスタッフに渡すんですが、そういった画作りは難なく見えてきます。“夕飯はハンバーグにしようかな”なんて思いつくのと同じくらいの感覚で」。男性を撮るなら、女子向け『クローズZERO』に?タイトルの挙がった初監督作の『さくらん』でも、本作『ヘルタースケルター』でも、着目しているのは女性の世界。「“女性の世界を描きたい!”なんて頑なに思っているわけではないんですけど、その方がきっと得意なのかなとは思っています」と自己分析する。「女性キャストにはリアリティを求めますが、男性キャストには夢の男を演じてほしい癖(へき)があって、夢の男たちがいっぱい出てくる楽しいエンタメみたいな映画なら撮りたいんですけどね。楽しそうでしょう(笑)?でも、ちゃんと心情を描いていくとなると、やっぱり同性じゃないと分かりきれないものはある気はする。監督をしているうちにシンクロしていくものもどこかあって、主人公と同じような気分になったりもするんですよ。だから、男性が主人公の映画となると、ひたすらイイ男が出てくる女の子向け『クローズZERO』とか…。そういうのがいいですよね。それを観て、女の子たちはハフ~ッと喜ぶ。撮影現場も楽しそうだし(笑)」。“女の子向け『クローズZERO』”の何とも女性に優しく甘美な響き…。もちろん、りりこを見つめる眼差しを含め、女性に優しい蜷川監督のスタンスは『ヘルタースケルター』の中でも存分に感じられる。「(りりこの通う美容整形外科を調査する)検事役の大森南朋さんなんて、そもそも女性漫画から生まれたキャラクターである上に、私のこじれた乙女度を足してしまったので(笑)。さぞやりづらかったとは思うんですけど、役の背景云々よりも、この場でこう輝いてほしいというキャラクターを演じるために腹をくくってくれていました。でも、逆に考えると、ボンドガール然り、男性が主人公の映画にはそういったヒロインも多いですからね。今回はあくまでもりりこの物語なので、男性に対しては“カッコよくいてくれ!以上!”のスタンスでいました。その結果、南朋さんの台詞に痺れる女性が続出していました。かなり夢を乗っけましたので…。逆に、綾野剛くんが演じたキャラクター(りりこのマネージャーの恋人)には、ダメ男が好きな私の経験が反映されています(笑)。家でゲームをしている感じとか…。うん、ダメそうでいいですよね」。母・アーティストとしてのワークバランスプライベートでは一児の母。「4歳の息子に向かって、『今日はハンバーグにチーズ乗せる?』なんて言ってるお母さんが撮った映画に見えないかな?」と不敵に微笑む姿がたまらなく素敵だ。「普段は息子と遊んでばかりですね。息子のことが好き過ぎて超イチャイチャしているので、周りからはバカップルと言われています。子育てをして、仕事をして…、注ぎ込む対象は2つが限界かなと感じているので、オトコはいいやと思っています(笑)。ただ、子供がいるとすごく楽しいし、本当に幸せな反面、時間の全部を自分に使っていたときとはやっぱり勝手が違いますよね。そういった状況に対する少しのストレスみたいなものを上手く溜め込んで起爆剤にするのがいまの私のやり方。やっぱり満たされ過ぎていると、物を作る時にうまくいかなかったりするのも事実ではあるんです。『お母さんになって作品が柔らかくなったね』なんて言われるのも嫌ですし、今後も自分なりの方法を探りながら、バランスよく振り切っていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe)© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連作品:ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会
2012年07月13日おなじみの味を美味しくヘルシーに☆カルピスが「ビタミンカルピスZERO」(500mlペットボトル入り飲料)を10月11日から新発売することが分かった。おなじみの味が美味しくヘルシーに楽しめそうだ。近年のゼロ飲料志向、ゼロ食品志向に伴い、同社でも2003年には「アミノカルピスZERO」を発売して好評を得たとのこと。今回はそれに続く商品として、開発されたそうだ。カロリー、糖分、脂肪分ゼロでビタミン類は補給!カルピスならではのさわやかで甘酸っぱい美味しさはそのままに、カロリーだけでなく、糖分、脂肪分もすべてゼロ。カロリーなどを気にする人でも、気軽に摂取できる。余分なこれらはカットしつつ、一方で欲しい成分はギュッと配合。元気をサポートしてくれるビタミンB1、B6、ナイアシンを中心とした3種のビタミンに、ミネラル(ナトリウム、カリウム)、さらにはローヤルゼリーまで!すべての人に嬉しい現代型カルピスとなった。カルピスらしいさわやかな白に青のドット柄をベースに、赤い大きなゼロをあしらったパッケージも印象的。発売されたら、ぜひ手に取ってみたい。元の記事を読む
2011年10月05日俳優・高岡蒼甫の代表作を聞かれ、まず浮かんでくるのは『クローズZERO』や『ROOKIES−卒業−』といった男っぽい作品。けれど、新作の主演映画『さんかく』ではそのイメージをガラリと変え、中学生に本気で惚れてしまう30男を情けなくも愛おしく演じている。役者が前作のイメージを破りたいと思うことは当たり前。定着したイメージを変えたいという狙いがあったとしたら、本作を引き受けたことは彼にとって大成功と言えるだろう。しかし、高岡蒼甫はちょっと違った──「イメージチェンジは全然考えていなかった」。この言葉の先に、彼にとっての演じることの真意が隠されていた。「自分がどういうイメージで見られているかは正直分かっていないというか…。確かに(過去の作品のイメージなのか)初めて仕事をする人から“恐い人だと思っていました”って言われることはありますけど、そもそも初対面の人にメンチ切って“俺、高岡っていうんだけどっ”なんて言わないですからね(笑)。でも、だからこそ今回は百瀬っていう、おっちょこちょいで純粋に行動しすぎる男を演じるのは楽しかった」。そして、共感できるできないではなく、いかに自分を押し殺し、その人として生きることができるか、それが高岡さん流の役作りだと説明する。ちなみに、吉田監督は『ロリータ』のような少女に対する“本気”を描きたかったそうだが?「初めて台本を読んだとき、すごくリアルな日常を隠さずに出していると思ったんです。普通、映画だと守りに入って、いらない部分を削っていたりするけれど、この作品はそのいらない部分をあえて入れることでよりリアル感が出ている。ただ、百瀬は特異なキャラクターなので演じるのは難しくて。変態にしちゃいけないしね(笑)。最初、クセとか声のトーンとか形から入ろうと思って、監督に百瀬のイメージを聞いたんですけど、好きなようにと言われて困っちゃって…。それで、彼がナルシストだっていうのはあの車を見れば分かる。だから、その辺は意識しなくてもいいなと。態度までナルシストさを出してしまうと、百瀬というキャラクターが成立しなくなると思ったんです」。監督は百瀬を気持ち悪いイメージだと言い、それを打破してくれる人を求め、高岡さんをキャスティングしたことによって功を成したというわけだ。※高岡蒼甫ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中シネマカフェSweet「旬の俳優が秘める熱いココロ特集」(photo:Ryusuke Suzuki/text:Rie Shintani)■関連作品:さんかく 2010年6月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2010「さんかく」製作委員会クローズZERO 2007年10月27日より全国東宝系にて公開© 2007高橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会クローズZERO II 2009年4月11日より全国東宝系にて公開© 2009高橋ヒロシ/「クローズZERO?」製作委員会ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会■関連記事:AKB48小野恵令奈らキャスト陣登壇!『さんかく』試写会に5組10名様ご招待AKB48小野恵令奈の小悪魔ぶりに加え友情出演であの人も!『さんかく』予告編到着【文豪を演る】インタビューvol.4 佐藤隆太 as 梶井基次郎 陰への意外な(?)共感AKB48小野の小悪魔っぷりに高岡蒼甫困惑?『さんかく』ポスター解禁!高岡蒼甫が“恋人の妹”AKB48の小野恵令奈に翻弄される?『さんかく』公開決定
2010年06月16日『クローズ ZERO』シリーズを観て覚えている人も多いかもしれない。やんちゃな高校生の一人として、シリーズを通じて強い存在感を放った遠藤要。この『クローズ ZERO』が映画デビュー作と聞いて驚いたが、その後も次々と多様な作品へ出演。そんな彼が、初めて主演を張った映画が『イエローキッド』である。祖母と暮らすボクサー志望の青年であり、周囲の状況に流されながら、徐々に“変貌”していく主人公・田村を好演している。監督を務めたのは真利子哲也。これまで短編作品で名を馳せてきた彼が、ついに長編作品を世に送り出す。公開を前に遠藤さんと真利子監督に話を聞いた。実は、真利子監督が最初に遠藤さんに対して打診した役は田村ではなく、田村のボクシングジムの先輩で、彼を悪行へと誘い込む何とも嫌な男・榎本の役だったとか。監督もまた『クローズ ZERO』を観て遠藤さんに強烈な印象を受けたという。「あの映画で最初に遠藤さんが登場するシーン。屋上でボソボソ喋ってる場面があるんです。実は、あのキャラクターの人物像がその最初のワンカットで表現されていることがおいおい分かってくる。それを見て、この人すごいな、と思いました。それで、この映画で最初に声を掛けたのが遠藤さんだったんです。『クローズ ZERO』のイメージのまま、最初にお会いするまでは榎本役をお願いするつもりだったんですが、遠藤さんから田村役に対する熱意を伝えられて…」。監督の言葉を引き取り、その経緯を遠藤さんはこう説明する。「最初は榎本役のつもりで脚本を読んでたんですが、なぜか田村に感情移入してしまったんです。田村はセリフではなく表情で感情や気持ちを表現するキャラクター。それってすごいことだと思って挑戦したくなって…。監督に『田村役は誰が?』と聞いたらまだ決まってないということだったので『ぜひ、田村役をやらせてください』と」。こうした俳優陣からのリクエストや熱意に応えていく真利子監督。実際、撮影中も俳優の側から様々なアイディアが出され、それを実際に採用していったという。田村の人格が“変貌”する、という意味で非常に印象的なのが、ビルの屋上からお札をばら撒くシーン。そこでも遠藤さんからあるアイディアが…。監督は言う。「お札の撒き方。少しずつ、パラパラと撒くのは彼のアイディアです。遠藤さんはカメラが回る前に、考え込んで、それから田村という役に憑依するような感じ。だから、そうしたアイディアは、現場で直感的に浮かんだものなのかも。僕らは、それを受け入れられるように体制を整えて、準備して撮影に臨んでました」。遠藤さんにそのときのことをふり返ってもらうと、意外な答えが…。「発想といいますか、実はいま、思い返してもなんでそうしたのか分からない(苦笑)。間違いなく、あのときは“田村”だったんですね。田村としての自然な動きでそうしたんだと思います」。まさに憑依!天然の役者といった感じだが、先述したように映画デビューは800人以上のオーディションを勝ち抜いた『クローズZERO』で、本作が初主演作。だが、遠藤さんは言う。「子役からやってこられた方や、同世代で僕よりキャリアの長い俳優さんはたくさんいますが、背負っているものの重さ、『伝えたい』という気持ちでは負けていない」と。「僕は両親が離婚し、その後、母親が死んで20歳の手前まで土木作業員をしてたんです。『立ち止まるな。過去をふり返るな』って人生訓はよく聞きますが、僕はそのとき、あえて立ち止まって自分の人生をふり返って、自分の小ささや愚かさを噛みしめた。じゃあ何がやりたいのか?と考えても何も浮かばない…。そのとき、そんな自分と同じようなやつらに夢や希望を与えるようなことがしたいって考えて、仲間を集めて芝居をやったんです。人間は失ってから初めて大切な物を知る。僕自身が母親を亡くしてから初めてその偉大さを知った気持ちを芝居にしたんですが、老人ホームで上演したら、みんな涙流して喜んでくれた。その瞬間にゾクゾクッと来て、表現者として生きていきたいと思ったんです」。強い気持ちの込められた遠藤さんの演技の秘密がよく分かるエピソードだが、一方の真利子監督もまた、表現者として独特の道を歩み、ここまでたどり着いた人物。短編作品で実績を積み重ねたのち、東京藝術大学大学院の門を叩き、黒沢清監督に師事。修了作品として製作した本作は、独立系の映画館主のネットワーク「New Director/New Cinema 2010」での高評価を受けて劇場公開されることに。資金難などで映画製作が難しくなっていると言われるいま、新たな道筋を作ったと言える。「以前、石井聰互監督がHDV(ハイビジョンカメラ)の台頭で、プロとアマチュアの映像の差がなくなる、というお話をされていて、そこに自主制作映画の可能性を感じました。プロの映像と差のない作品、劇場で掛けられるような作品を撮りたい、と。そういう意味で、今回のような流れが新しい領域になれたらいいな、と思います。これからどんどん新しいものが出てくると思いますし、僕自身、決して悲観的に見てはいません。刺激し合いやっていけば手段はいくらでもあるはずだ、と信じてます」。それぞれに信念をもって映画に臨む2人。これからどのような道を歩んでゆくのか楽しみだ。■関連作品:イエローキッド 2010年1月30日よりユーロスペースほか全国にて順次公開■関連記事:現代の若者に贈る二焦点活劇『イエローキッド』劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント「本屋大賞」「映画館大賞」に続き、映画館主が新鋭監督を発掘するプロジェクトが発足
2010年01月27日『クローズZERO』、『ROOKIES』など、喧嘩上等!なヤンチャな高校生モノが世を席捲している昨今、そのブームに真っ向から挑む(!?)青春映画が登場した。みうらじゅんの同名原作を、盟友・田口トモロヲ監督が再び映像化した本作『色即ぜねれいしょん』。主人公は喧嘩三昧なヤンキーたち…ではなく、そんなヤンキーたちに時にカツ上げされたりする側の(笑)、モテない文化系男子・純。そんな純を演じたのは、本作が映画初出演にして初主演という“超大穴”新人=渡辺大知。田口監督に「オンリーワンの存在感」と言わしめた渡辺さんと田口監督の、微笑ましい青春クロストークをお届けします。「渡辺くんはオンリーワン。ミラクルで、ロックなキャスティング!」――2,000人を超えるオーディションから純役を射止めたという渡辺さんですが、監督とお互い初対面時の印象はいかがだったのでしょうか。田口「オーディションの前に、映像で渡辺くんのことは見ていまして。黒猫チェルシー(※渡辺が現在、活動しているバンド名)の激しいライヴと、それから彼の私生活もその中で紹介していたんです。そのギャップがすごく印象的でした。つまり普段は礼儀正しくて、非常にシャイで純朴で。それをオーディションで確認できた感じでした」。渡辺「僕は最初、監督は怖い人なのかな?と。やられていた音楽も知っていたし、(俳優業を)映像で見たことももちろんあったんですけど、どれが本当なんやろう?って…」。田口「『プロジェクトX』でしょ!?やっぱり」。渡辺「あ、それが僕、田口さんが『プロジェクトX』のナレーションをやられていたって知らなかったんです。たぶん、あの番組が放送されていた頃って、僕、小3くらいですから。まだあの面白さが分からない年齢で(笑)」。田口「そうか〜(驚)!」渡辺「だから映像のイメージがすごく強かったんですけど、実際お会いしてみたら、すごく落ち着いてはる人で、なんか安心できたんです。全く緊張もしなかったし。ただ、僕が純に選ばれたって聞いて、『絶対ドッキリや』とは思いましたけど(笑)」。田口「あのオーディションは、本当にたくさんのいい出会いがあったんですよ。最終的に10人くらいまで絞り込みましたが、そこまで残った人たちにはみんな別の役で出演してもらっています。ただほかの俳優さんたちは、純以外の役もできると思ったけど、渡辺くんに関しては純しかできない。オンリーワンなんですよ。ミラクルで、ロックなキャスティングだったと思ってます!」――ただ渡辺さんは、演技自体が初体験ですよね。劇中では驚くほどナチュラルなお芝居を披露していて、まさに純そのものでしたが、正直、最初は相当苦労されたのでは…?渡辺「とにかく必死で…。監督は僕の地元(神戸)まで来てくれて、リハーサルをみっちりやってくれたのですが、それでも不安でした。むしろもっと、ほかの共演者の方ともリハーサルしたかったくらいです」。田口「見事にスケジュールが合わなくて。(ヒロイン・オリーブ役の)臼田あさ美さんとヤンキーたちしか合わなかったんです。だから演出部を相手に、彼は全シーンを練習しました」。渡辺「監督は基本的なことを教えてくれた上で、このセリフはどういう思いで言ってるのかってことは、改めて僕に考える時間をくれたんです。だからやりやすかった…はずなんですが、本番では思うようになかなかできませんでしたね〜!」田口「渡辺くんが普段のライヴで、ステージの上でやるような表現があるじゃないですか。それを芝居に置き換えるとき、『どうやればいいんだろう?』っていうのは、すごく悩んでたよね。そこが彼にとっても、一番の譲れないポイントだったと思うし。だからリハーサル時間をかけられたのは、とってもよかったです。あと、そんな短期間で変に(芝居が)上手くなられても困るんで(笑)。青くて硬くて、そしてリアルってところがこちらの狙いなので、器用になることは避けて、『“演じてる”って思わないで』っていうのはいつも言ってました。変にこなれた芝居されても、腹立つしね(笑)」。渡辺「でも僕は、監督がそう思われてるのは分かりつつも、『現場にもお芝居にも、早く“慣れなきゃ!”』 とは思ってました。できることなら、こなれたかったです…。でも、もちろん無理でしたけど(キッパリ)」。田口「実際撮影に入ると、時間との戦いですから。いろんなことがどんどんすごいスピードで進んでいくのが、不安だったと思う。でも、渡辺くんも表現者だからね!あえてそこで声をかけたり、優しく包み込むようなことはしませんでした(笑)。純を含めた、3人組(池山役=森岡龍&伊部役=森田直幸)の関係が非常に大事な映画なので、僕があれこれ言うよりも3人でなんとかしてくれるだろうと」。渡辺「実際、3人は仲良くなりました。撮影の合間にはカラオケにも行ったし 、カメラが回ってなくても、同じテンションでいられるような関係になれてよかったな〜と」。――ある意味普遍的で、とても素敵な“青春映画”だと思うのですが、それぞれの青春と重ね合わせつつ、本作の魅力を最後にお願いします!渡辺「純たちって一つの目標に向かってどこまでもまっすぐで、純粋じゃないですか。その目標がフリーセックス(※劇中、純たちが本気で信じ込む妄想!)ってとこが、アホっていえばアホなんですけど(笑)。でもそれを本気で信じ込む純粋さはかっこいいと思うし、憧れますね。いまの時代、こういう高校生はいないのかもしれないし、僕自身、たぶんフリーセックスなんて言われてもまず信じないと思う。疑うところから始めちゃうと思うんです。でも本気で信じるんや!みたいな(笑)。そんなところが素敵な映画です!」田口「(笑)。僕としては、いままで主人公にならなかったような、中途半端で内気な少年以上、青年以下の人をメインにしたってところが、これまでありそうでなかった青春映画になっている理由だと思います。いま、青春ど真ん中にいる人も、かつて青春を謳歌した大人にも、いろんな世代に見てほしい。必ず一歩…いや、半歩かな(笑)、前に進みたくなるような作品になっていると思います」。(Text:Kaoru Endo/Photo:Shinya Namiki)特集・色即ぜねれいしょん■関連作品:色即ぜねれいしょん 2009年8月15日よりシネセゾン渋谷、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009 色即ぜねれいしょんズ■関連記事:青春ノイローゼ、まっただ中!『色即ぜねれいしょん』特製トランプを3名様プレゼント悩める男子の強力な味方!臼田あさ美「文化系男子、バッチリOKです(笑)」くるり・岸田&銀杏BOYZ・峯田コラボ『色即ぜねれいしょん』主題歌PV到着!70年代色全開!『色即ぜねれいしょん』試写会に5組10名様をご招待リリー・フランキー暴露&田口トモロヲ悪ノリ!みうらじゅんも加わり話題はエロ一色
2009年08月12日