おしゃれな「モルタル風インテリア」きめの細かいコンクリートのような硬質感のある「モルタル素材」。流行のインダストリアル系インテリアにぴったりのテクスチャーです。今回は100均アイテム3つを使って、モルタル風ウォールラック作りにチャレンジしてみようと思います。派手さのないクールな素材感が魅力のウォールラック派手さを抑えた無骨な風合いが人気の「モルタルインテリア」。コンクリートから砂利目を取り除いた滑らかな素材のモルタルですが、DIYの材料としてはもちろん、後付けリフォームの素材として使うことも難しいのが難点です。切ったり穴を開けたりといった自由に加工することが難しいモルタルですが、100均アイテムを使えば簡単にその素材感を表現することができるんです。今回は「リメイクシート」と呼ばれる100均グッズを使って、シックなモルタル風ウォールラック作りにチャレンジしてみようと思います。材料は100均アイテム3つでOK!材料として使ったのがこちらのアイテム。インテリア木製ウォールラック木板(45×9cm)リメイクシート(モルタルブロック柄)どれも100円ショップで揃えました。こちらの「リメイクシート」をうまく使うのが今回のリメイクポイントです。簡単100均リメイク!モルタル風ウォールラックの作り方木板の長辺両端にグレーのマスキングテープを貼り付けます。マスキングテープが手元にない場合は、材料のリメイクシートを少しカットして貼り合わせればOKです。次に「リメイクシート」を木板表面に貼り付けます。モルタルブロックの柄が印刷されたビニール地のシートですが、貼るだけで簡単にモルタルの素材感を表現できるというスグレモノアイテムです。シートはシールタイプになっているので簡単に貼ることができます。シートサイズも木板の幅も同じ45cmなので、そのままぐるりと一周巻き付けるようにして貼り合わせます。余った部分はカッターで切り落としておきましょう。これでモルタル風の棚板が完成しました。角を立ててキッチリと貼ることで、本物のモルタルのような硬質感と風合いを表現することができました。木製ウォールラックの吊り金具を取り外し、水性ステイン塗料でオールドブラウンにペイントします。使った塗料「オールドウッドワックス ウォーターベースコート(チーク・エボニー)」モルタル風に仕上げた棚板の裏面(シートの貼りしろがある面)に、木製ウォールラックを取り付けます。取り付けには「強力両面テープ」を使うと便利です。最後に木製ウォールラックから外しておいた吊り金具を、ブラケット部分にネジで固定します。これでシックな「モルタル風ウォールラック」の完成です。リメイクシートを使うことで、簡単にモルタルの素材感を表現することができました。オールドウッド調に仕上げた棚受けが小家具感を演出。クールでライトなモルタル風の棚板に、ほどよい重量感をプラスしてくれます。モルタルと木材という異色の組み合わせが、壁面レイアウトのアレンジ幅をグンと広げてくれます。材料として使うこと自体が難しいモルタル素材ですが、リメイクシートを使うことで手軽にDIYに取り入れることができました。さらにアレンジ!余ったシートでもう1点!余ったリメイクシートを使ってさらにアレンジしてみましょう。木材の切れ端にシートを貼るだけでご覧の通り。雑貨ディスプレイにぴったりなモルタルボードができあがりました。木箱の底面に貼るだけで、よりインダストリアルな雰囲気に。モルタル調のグレーカラーが、中に入れたものを明るく引き立ててくれます。インダストリアルスタイリングの完成度がグッと高まる、クリーンなアクセントカラーです。内側を明色に塗った木箱に貼れば、モルタル感が薄れたナチュラルな印象に。組み合わせる色や素材によってイメージがガラリと変わるリメイクシートです。色々なアイデアにのせて使ってみて下さい。リメイクシートでもっと楽しく今回はモルタルの素材感をシートで表現するリメイクアイデアをご紹介してみました。100円ショップにはモルタル柄だけでなく、まだまだ色々な素柄のリメイクシートが取り揃えられています。リメイクシートを使ったアイデア溢れるDIYを楽しんでみて下さい。
2022年09月05日