神秘的な街・ニューヨークを舞台に、100年以上にもおよぶ運命的な愛の物語を描いた映画『ニューヨーク 冬物語』(原題:WINTER’S TALE)が、5月16日から日本で公開スタートすることが決定し、予告編とポスターが公開とされた。物語の舞台は2014年冬のニューヨーク。記憶をなくしたピーターは、時が止まったかのような若い姿のままで100年にわたり生かされ続けていた。「俺は、なぜまだ生きている?」と理解できずにいたが、ある出会いにより記憶がよみがえった。余命わずかの令嬢・ベバリーとの運命的な恋と、はかなく散った命…それは1916年の記憶だった。なぜピーターは100年もの間生かされ続けたのか? 彼に与えられた使命とは?原作は1983年に出版されて以来、世界各国で愛されている大ベストセラー、マーク・ヘルプリンの『ウィンターズ・テイル』。この現代アメリカ文学の最高傑作が、『ビューフティフル・マインド』でアカデミー賞脚本賞を受賞したアキバ・ゴールズマン監督・脚本により映画化が実現した。主人公のピーターを演じるのは『トータル・リコール』のコリン・ファレル。ヒロインのベバリーには、『ダウントン・アビー』でブレイクしたジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。さらに、『レ・ミゼラブル』のラッセル・クロウや、『ビューティフル・マインド』のジェニファー・コネリー、『A.I.』のウィリアム・ハートと、アカデミー賞に輝く演技派が出演する。主演のコリン・ファレルは、「冬のニューヨークという設定、泥棒として盗みに入った家で女性に恋に落ちる展開といった要素が複雑に絡まっていて魔法のような魅力に満ちた壮大な作品だと感じた。不思議な力に導かれた人々の人生という、ものすごく大きなスケールと、親密な物語が共存しているところが魅力的だ」と、作品のテーマと脚本にほれ込んだことを出演のきっかけに挙げている。なお、同映画では、"奇跡が起こる街、ニューヨークへのラブレター"と評される原作そのままに、冬のセントラルパーク、ブルックリン橋、グランド・セントラル駅など、数々の名所が描かれるのも見どころの一つとなっている。(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2014年02月20日コム デ ギャルソンは12月21日、米・ニューヨークに「ドーバー ストリート マーケット ニューヨーク(Dover Street Market New York)」(160 Lexington Avenue New York, NY 10016)をオープンした。ロンドン、北京、銀座に続く4店舗目。店舗コンセプト&ディレクションを手掛けたのは川久保玲。マンハッタンの住宅街キップス・ベイ地区に位置するニューヨーク女子美術工芸大学をリノベーションした。この地区は飲食店などがまばらにある程度で、いわゆるファッションエリアではない。ショップは総面積1,674平方メートルで地上7階を占める。川久保氏が「私は様々なバックグラウンドを持つクリエーター達が、“美しいカオス”のコンセプトのもとで集い、新たな価値を創造するようなマーケットを作りたい」とコメントを発しているように、店内は様々なコンテンツで埋め尽くされる。1階からそびえる3本のアートタワーが、銀座店の名和晃平のアート作品のようにカオスの中でも全体の統一感を均衡。エレベーター手前のロンドン フィールドワークス(London Fieldworks)によるウッドパネルを施した「Spontaneous City NY」とマグダ サイエグ(Magda Sayeg)によるカラフルな「Everlasting Gobstopper (Alcohol inducing)」が6階まで貫き、レオ スーエル(Leo Sewell)による様々なマテリアルで装飾された「Rap Wrap」は7階まで届く。階段周りにはアラカワ&ギンズ(Arakawa&Gins)によるアートトンネル、視覚だけでなく聴覚にも訴えるためサウンドアーティストのカルクス・ヴァイヴ(Calx Vive)の音響作品が至る所にあるオブジェから放たれる。その中で扱われるのはコム デ ギャルソン社の各ブランドの他、「アライア(Alaia)」「ダニエラ・グレジス(Daniela Gregis)」「ジル・サンダー(Jil Sander)」「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)」「パコ ラバンヌ(Paco Rabanne)」「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」「サカイ(sacai)」「サンローラン(Saint Laurent)」「シモーネ ロシャ(Simone Rocha)」「トム ブラウン(THOM BROWNE.)」「ビズビム(visvim)」などだ。また今回、ドーバー初取り扱いとなる「プラダ(PRADA)」の売り場が最上階に設けられた。プラダはアップデートしたアーカイブコレクションを特別に製作。更にルイ・ヴィトンが1階イベントスペースに3ヶ月間の期間限定店舗を出店中。その他、4階にはヤングデザイナーのコーナーが設けられインキュベーションの機能も持つ。もちろんロンドン、銀座にも出店しているオーガニックカフェ「ローズベーカリー(Rose Bakery)」も出店。1階と中2階を占める。コム デ ギャルソンブランドのスペースでメインに用いられた内装材はウッド。そこには世界に先駆けて2014年春夏の商品が並ぶ。オープンを記念し、「シュプリーム(Supreme)」のTシャツ、「マスターマインド×ブラック・コム デ ギャルソン×ドーバー ストリート マーケット ニューヨーク」のスウェット、パーカ、Tシャツなどをエクスクルーシブで発売。当日にはショップ周囲にぐるりと長蛇の列ができた。今後の同地区の変貌に注目が集まる。
2013年12月24日三宅デザイン事務所のリアリティ・ラボがデザインを手掛けた照明器具「陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE(インエイ・イッセイミヤケ)」が「2013年度グッドデザイン金賞」を受賞。「プリーツ・プリーズ・イッセイ・ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE、以下プリーツ・プリーズ)」が、同「ロングライフデザイン特別賞」を受賞した。グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催。さまざまな事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することで、私達のくらしや産業、そして社会全体をより豊かなものへと導くことを目的としたデザイン推奨運動である。陰翳IN-EI ISSEY MIYAKEは、帝人フロンティアのペットボトル再生繊維「エコペットペーパー」をシェードに利用。和紙のような風合いのシェードは手で簡単に組み立て、形を変えることができ、コンパクトに収納できる。プリーツ・プリーズは、1988年に「イッセイ・ミヤケ」のコレクションとして発表された、プリーツの服がシーズン毎に発展し、1993年にブランドとして本格的にスタートしたもの。「暮らしの中で生きてこそ、デザインの存在価値がある」という三宅一生の考えを実現するべく、プリーツという伝統的な加工素材を最新技術を用いてより軽く、着やすく、扱いやすい機能的な現代の服を追求している。衣服として特別賞を受賞したのは、プリーツ・プリーズが初。「身体・人間」「生活」「産業」「社会・環境」などの分野において、同ブランドが提供するデザイン価値が評価された。今回のグッドデザイン金賞には、深澤直人がデザインした株式会社マルニ木工の椅子や、佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社による図書館など20のデザインが選ばれ、ロングライフデザイン賞には株式会社パイロットの油性ボールペンや住友スリーエム株式会社のポスト・イットノートなどが選ばれた。グッドデザイン賞の大賞は「該当なし」となった。
2013年11月12日2月14日(木)公開の映画『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の公開を記念して、アメリカ発祥のラグジュアリーな時計ブランド「Hamilton(ハミルトン)」から、劇中でジョン・マクレーンが着用した、タフさと知性を兼ね備えた大人のドレスウォッチ、ジャズマスター ビューマチック 「ダイ・ハード/ラスト・デイ」 限定発売が登場となる。ハミルトンは、過去60年以上にわたって、400作品以上のハリウッド映画に登場。耐久性の高さとダイナミックなデザインで、アクション映画には欠かせない存在として支持されてきた。史上最強のアクション映画”として絶大な人気を誇っている映画『ダイ・ハード』シリーズは、ご存じブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンが着用したシャツが、アメリカのスミソニアン博物館に寄贈されたほか、前作『ダイ・ハード 4.0』では、日本でもハミルトンの時計が完売になるなど、主人公ジョン・マクレーンのスタイリングは、タフなヒーローの象徴として世界中の注目を集める。最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』にも、父と息子の2人のタフ・ガイにふさわしい時計として、再びハミルトンの時計が登場。大人の知性を感じさせるドレス・ウォッチと、精悍でスポーティーな航空時計。精悍なデザインとタフなスピリットが息づくハミルトンの時計は、“タフ・ガイ”に欠かせないアイコン・ウォッチだ。大人のタフ・ガイに映える「ジャズマスター ビューマチック」は、ブラックのシックな文字盤に配されたシャープな楔型インデックス、ポリッシュとヘアラインを巧みに組み合わせた立体的なケース仕上げなど、ディティールの美しさが特徴的。映画公開を記念した日本限定キットでは、シックなカーフストラップに加えて、ハードな印象をプラスするステンレススチールのブレスレットも付属している。一方、「カーキ X-パトロール」は、クロノグラフを配したスポーティーなデザインの本格航空時計。度量衡換算機能やクロノグラフ機能、さらにパワーリザーブ最大60時間を備え、世界を相手に巨大な陰謀と戦うのにふさわしいハイスペックが特徴。機能美を備え、大人の男にこそふさわしい逸品に仕上がっている。映画と併せて、ぜひチェックしてみて欲しい。「ジャズマスター ビューマチック 『ダイ・ハード/ラスト・デイ』公開記念 限定発売」価格:92,400 円(税込)日本限定200 キット発売:2013 年2月「カーキ X-パトロール」価格:165,900 円(税込)ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン公式サイト:(text:Miwa Ogata)■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月14日より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013Twentieth Century Fox
2013年02月08日進化するマリエの、完璧な途中経過をきりとった本2011年秋から12年夏にかけて米ニューヨークへファッション留学していたマリエが、ニューヨークガイド付きプライベートブック「マリエ LOVE N.Y.(1400円)」を今月11日に発売している。本書は、マリエが暮らし学んだ「今のニューヨーク」が凝縮された一冊。ニューヨークで暮らしていた部屋のスナップや愛用のコスメ、ワードローブも公開。ロングインタビューも収録されており、これまで見せたことのなかったマリエのプライベートが垣間見えるだろう。アプリも要チェック以前雑誌のインタビュー(GLITTER12月号)では、ニューヨークでのファッション留学について、“誰にも負けないくらい本気で勉強した自信がある”と語っている。一皮向けたマリエの姿をみるチャンスだろう。尚、書籍の発売と同時に、書籍未掲載部分のインタビューが公開されているAndroidアプリ版「マリエ LOVE N.Y.」も無料配信。こちらも併せてチェックしてみよう。元の記事を読む
2013年01月14日ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ待望の最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の最新ポスターがこのほど公開された。これまで“場違い”な状況に放り込まれた主人公ジョン・マクレーンが、孤独な戦いを展開してきた本シリーズだが、最新ポスターにはなぜかふたりの男が。彼は一体、誰なのだろうか?その他の画像行くところで必ず事件に巻き込まれ、痛いメに遭わされ、周囲に迷惑をかけ、不機嫌顔で文句とグチばかり言っているのに絶対にくたばらない男ジョン・マクレーンが最新作で向かうのは、ロシアの首都モスクワ。詳細な物語はいまだに明らかになっていないが、そこでジョンは疎遠になっていた息子のジャックとまたもや災難に巻き込まれ、どうもソリの合わない息子とシリーズ最大の危機に立ち向かう。これまで、協力者や行動を共にする仲間はいたが、基本的に孤独で、自分以外の全員から敵にされていた可哀想なジョン・マクレーン。しかし、本作のポスターではジョンの後ろに息子ジャックが登場! シリーズ1作目では何とも愛らしい坊やとして写真にうつっていたジャックも現在では立派に成長。父と同じくマシンガンを手にした姿は何とも勇ましいが、ポスターには“運の悪さは、遺伝する”という何とも残念なコピーが。ちなみに本作でのジョンは、自身の運の悪さは一向に改善しない上に、同じぐらい運の悪い息子と行動するハメになり、さらに親子仲はイマイチ……と、シリーズ最大の危機を迎えるという。世界で最もタフな男、ジョン・マクレーンの息子ジャックはアクション映画界に訪れたニューヒーローなのか? それともシリーズ最大級の足でまといなのか? ジョンだけでなく、息子ジャックにも注目したいところだ。また、本作の公開を記念して約6年ぶりに主演のブルース・ウィリスが来日することが決定した。1月下旬に開催される来日イベントは“爆発”がテーマとなるそうで、資料には「“世界で最もツイてない男”が、爆発を呼び、プレミア会場のセットは大崩壊、燃え上がる炎の中、ブルース・ウィリスが登場の予定」と書かれている。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』2013年2月 TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年12月25日「ニューヨーク・タイムズ」紙の人気ファッション・コラム“On the Street”と社交コラム“Evening Hours”を担当する名物フォトグラファー、ビル・カニンガム。ストリートファッション・スナップの元祖的存在でもある彼だが、親しい業界人でさえ彼のプライベートを知る人は少ない。そんな彼に密着した映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』が来年5月より日本にて公開となる。そしてこのたび本作のキュートかつポップなポスター・ビジュアルがひと足早くシネマカフェで解禁に!雨の日も風の日も青い作業着に身を包み、50年以上暮らしているカーネギー・ホールの上のスタジオアパートの部屋は、いままで撮影した全ネガフィルムが入ったキャビネットに占領され簡易ベッドが置いてあるだけ。キッチンもクローゼットもない。仕事以外のことには全く無頓着で、頭の中はいつもファッションのことだけでいっぱいのビル。リチャード・プレス監督が8年がかりで撮影交渉し、撮影と編集に2年、通年10年の製作期間を経て完成した本作は、自分の仕事をこよなく愛し、そしてニューヨーカーたちに愛され続けるビル・カニンガムという希有な人物を通して、人生の普遍的なテーマを追いかけたドキュメンタリー映画だ。ニューヨークのストリートに自転車で繰り出しては、ファッション・スナップを撮り続けること数十年。その鋭いセンスと独自の着眼点が、米「ヴォーグ」誌編集長アナ・ウィンターを始め世界中のファッション・ピープルから注目され、84歳の現在でも現役ファッション・フォトグラファーとして影響を与え続けている存在であるビル。今回、公開となったポスターには、アナ・ウィンターらセレブを始めとするビルが撮影したストリートでのファッション・スナップが満載。見ているだけで元気をもらえるビビッドなカラーで埋め尽くされたビジュアルが特徴の本ポスターのチラシには、写真界の大御所“アラーキー”こと荒木経惟やファッション界の大御所・コシノヒロコがビルに対する賛辞を寄せ、話題を呼んでいる。ニューヨークでたった1館の映画館で公開であったが、口コミで人気に火がつき、全米で異例の大ヒットを記録した本作。世界中の映画祭で観客賞を受賞し、アメリカの映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも脅威の満足度99%を記録。コシノヒロコも「まさにファッション界の生き証人」と称賛を贈るビルと彼の周りの愛すべきキャラクターの人物たち、そしてファッションと街に生きる人々の様子はきっと心地よい刺激を与えてくれるはず。『ビル・カニンガム&ニューヨーク』は2013年5月、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2012年12月21日本田技研工業はこのほど、軽乗用車「N BOX」と「N BOX +」が、2012年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)を受賞したと発表した。グッドデザイン金賞は、グッドデザイン賞全受賞対象の中でも総合的に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」の中から、22日に東京ビッグサイトで開催された特別賞審査会にて選出された。N BOX(エヌ ボックス)は、新設計のプラットフォームとパワープラントの採用により軽乗用車最大級(同社調べ)という室内空間を実現し、N BOX +(エヌ ボックス プラス)は”新しい可能性をプラスする”をコンセプトとした「N」シリーズ第二弾となる軽乗用車。2012年度グッドデザイン賞の審査では、大きさに決まりがある軽自動車で、「メカは小さく、人のための空間は大きく」の思想に基づいたプラットフォームとパワープラントを新開発して広い室内空間を実現したことや、新開発のエンジンとトランスミッション、さらにアイドリングストップ機構とあいまって走行性能と燃費性能を両立した点が評価されたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ待望の最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の最新映像がこのほど解禁になり、撮影に78日間費やしたという壮絶なカー・スタントなど、怒涛のアクションの数々が公開された。新予告行くところで必ず事件に巻き込まれ、痛いメに遭わされ、周囲に迷惑をかけ、不機嫌顔で文句とグチばかり言っているのに絶対にくたばらない男ジョン・マクレーンが最新作で向かうのは、ロシアの首都モスクワ。詳細な物語はいまだに明らかになっていないが、そこでジョンは疎遠になっていた息子のジャックとまたもや災難に巻き込まれ、どうもソリの合わない息子とシリーズ最大の危機に立ち向かう。このほど公開された予告編は、シリーズおなじみのベートーヴェンの『交響曲/第9番』をBGMに、我らのヒーロー、ジョン・マクレーンが勇ましい姿…とは正反対に娘ルーシーから「お願いだから、騒ぎを起こさないでね」と説教される何とも情けない場面で幕をあける。苦手な飛行機でもくつろげず、疲れきって到着したモスクワでマクレーンはまたもやトラブルに巻き込まれ、息子のジョンには自動車で轢かれそうになる始末。とことん不運で、とことんツイてないマクレーンは本作でも健在だ。しかし、ひとたび戦いになれば、マクレーンは“絶対に死なない”タフさと戦闘能力、そしてどんな苦境でも活路を見出す機転をシリーズ最大限に発揮。おかげで予告編では、マクレーンが大暴れし、巨大なトラックが宙を舞いながら横転し、自動車は大破し、ガラスというガラスは砕け散り、建物は木っ端微塵に吹っ飛ぶ! 親子そろって運の悪いジョン&ジャック・マクレーンのコンビが、シリーズ最難の危機にどのように立ち向かうのか? 完全無欠ではないからこそ応援したくなるマクレーンの帰還が待ち遠しくなる予告編に仕上がっている。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』2013年2月 TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年10月30日kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)の東日本大震災の復興チャリティプロジェクト“SUPPORT JAPAN”によるチャリティブランチパーティーが、東京アメリカンクラブにて2012年11月17日(土)に開催される。SUPPORT JAPANプロジェクトでは、東日本大震災で被害を受けた地域で商品を製作し、売り上げの一部を復興支援金として寄付する活動を行っている。グラフィックが意味する“kate spade new york loves japan”のメッセージは変わらず、全て日本製・日本限定商品となっている。ケイト・スペード ニューヨーク青山店、丸の内店、六本木ヒルズ店で11月2日(金)までの期間中、TシャツやトートバッグなどのSUPPORT JAPAN商品¥5,000以上購入者の中から抽選で5組10名にパーティーの招待状がプレゼントされる。復興支援プロジェクト「トモノテ」代表 中川千鶴とモデル 市川紗椰がゲストとして出演予定だ。【kate spade new yorkチャリティガラパーティー】日時 : 2012年11月17(土)11:30~15:00会場 : デカンタ(東京アメリカンクラブ)応募期間 :2012年 9 月28日(金)~11月2日(金)実施店舗 : 青山店、 丸の内店、 六本木ヒルズ店kate spade new york公式サイト:元の記事を読む
2012年10月19日ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ待望の最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のファーストルック画像と、最新映像がこのほど到着し、世界で最も不運な男、ジョン・マクレーンの不機嫌顔と豪快な暴れっぷりが披露された。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』新映像別居中の妻に会いに行っただけなのになぜか巨大なテロ事件に巻き込まれ、空港を訪れたら数時間後にジェット機の羽根の上で格闘させられ、爆弾テロ犯に指名され街中を走らされたかと思えば、ハッカーの護衛についたはずが数時間後には最新鋭の戦闘機と生身で対決するハメに……行くところで必ず事件に巻き込まれ、痛いメに遭わされ、不機嫌顔で文句とグチばかり言っているのに、絶対にくたばらない男、それが本シリーズの主人公ジョン・マクレーンだ。全世界の映画ファンが待ちわびた最新作で彼が向かうのは、ロシアの首都モスクワ。詳細な物語はいまだに明らかになっていないがそこでジョンは疎遠になっていた息子のジャックとまたもや災難に巻き込まれ、どうもソリの合わない息子と行動を共にすることになるという。このほど公開されたファーストルック画像は、ジョンと息子のジャックがマシンガンを手にする勇ましい場面……のはずだが、なぜかふたりとも不機嫌顔で、どう見てもヤル気はゼロ。しかし、この画像だけで世界中のファンを魅了してきた“アンチ”ヒーロー、ジョン・マクレーンの帰還を強く印象づけられる。また公開された映像では、モスクワを舞台に暴れまくるマクレーン父子の姿が登場! 息もつかせぬほど次々とアクションが展開される予告編で、終盤にはジョンが「ニュージャージー州のジェームス・ボンドだ」とおなじみのオヤジギャグを飛ばすシーンも登場。6年ぶりにスクリーンに帰還したジョンが息子とどんな“不運”に見舞われるのか、期待が高まる内容に仕上がっている。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』2013年2月 TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年10月12日日本デザイン振興会は、2012年のグッドデザイン・ベスト100を発表した。このベスト100の中から、11月末に東京ビックサイトで開催される「グッドデザインエキシビジョン」開催期間中に、2012年特別賞各賞が決定する。ユニットバスが持つ高い防水機能・清掃性を備えつつ、壁材の選択や開口部のアレンジが自由にできるハーフバス。同製品は、センターポールやシャワーヘッドは使いやすい自然な位置に配置し、天井もディテールの美しさにこだわっている。社内の他、外部建築家とのコラボで、新しい提案を丁寧に実現している姿勢が評価された。キューブを回しながら読む木の絵本「おなはし木っこ」の「どれがどすた?」。この絵本では、誰が?、どこで?、なにを?、どうした?のパートに分けた4個の立方体を自由に組み合わせ、1,296通りもの「おはなし」を自由に作ることができる。大人と子供が木の絵本を楽しみながら、言葉によるコミュニケーションの文化を伝えてゆく点が評価された。起きる時刻をセットして枕元にセットすれば、寝返りなどを検知し、寝付くまでの時間と起きるまでの睡眠時間を計る「ねむり時間計」。ネットとの連動性で、客観的に自分の眠りを確認できることや、それらのサービスを通して、行動意識の改善につなげようとする姿勢が評価された。形態、グラフィック、手触りなどのデザインも高評価を得ている。同製品は、どんな凹凸にも反応し肌への負担をコントロールするインテリジェントフィッティング機構を搭載した使い捨てカミソリ。使い勝手のいいサイズとホールド感、樹脂量の削減を実現させたデザイン、日本製でありながら1本150円程度いう価格設定が、意欲的な取り組みであると評価された。同製品は家庭用のコンピューターミシン。ボタンを押すだけで好みの縫い模様を選べる機能や、視認性の高い液晶パネル、簡単な糸通しなど使い勝手の向上に積極的に取り組んでいる点が評価された。また、大型ボタンの採用で、直感的に使いやすさが伝わるデザインとなっており、ミシン初心者にもぴったりだ。同製品は視力補整が必要な人にとって、釣りシーンなどのアウトドアに重宝する「度付きの偏光サングラス」。新しいデザインの発想により、視力補正と偏光機能を1本で両立。従来までの経済性や持ち運びのコンパクトさに欠ける側面を補っている。機能性とデザイン性はもちろん、それらを低価格で実現させた点が評価されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日「グリーン・デイ」のボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングが薬物乱用を理由にリハビリ入院した。今月21日(現地時間)に参加したハートラジオ・ミュージック・フェスティバルの舞台上でギターを叩きつけて演奏を中断させてしまったビリーは、今回の事件を受けてリハビリ施設に入る決断をしたようだ。同イベント全体が25分オーバーしていたことで、主催者側が45分と予定されていたグリーン・デイの持ち時間を30分に短縮したことに激怒したビリーは、ステージ上で「オレはジャスティン・ビーバーじゃないんだ、このクソ野郎どもめ!冗談もほどほどにしろよ!」と禁止ワードを連発したという。同バンドの代理人はその後、謝罪声明を発表しており、演奏が中断されたのはプロモーター側のせいではないと強調しているという。この事件を受けて、グリーン・デイは26日(水)にも日本発売予定の最新アルバム「UNO!」のプロモーション活動を自省している。
2012年09月25日リンジー・ローハンが19日未明(現地時間)、ニューヨーク市内でひき逃げの容疑で逮捕された。ゴシップサイト「People.com」によると、事故は19日未明にマンハッタンのチェルシー地区で発生したという。リンジーの運転していた黒のポルシェが、34歳のヒスパニック系の男性をはねた。直後に車から1人降り、車の損傷をチェックすると再び車内に戻り、車はそのままドリーム・ホテルへと向かったと警察は発表している。被害者の男性は病院に運ばれたが、怪我の程度は明らかにされていない。午前2時30分頃、リンジーはホテルから出て来たところを逮捕された。これまで何度も飲酒運転で逮捕歴のあるリンジーだが、「TMZ.com」によると、今回はアルコール絡みではなかったとのこと。また、リンジーは友人たちに、逮捕されるまで人をはねたことに気づかなかったと言い、事故直後に同乗者が車から降りたという事実もないと話している。被害男性に目立った外傷はないという報道もあり、リンジーは「ハメられた!」と友人たちに訴えているという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2012年09月20日ロバート・デ・ニーロが、2006年に監督を務めた『グッド・シェパード』のTVドラマ化を進めているようだ。マット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーが共演し、自身も出演した同作だが、今回デ・ニーロは米ケーブル局「Showtime」と提携して同作のTVシリーズの製作を進めているという。CIA諜報員の活躍を描いた同作で、脚本を執筆したエリック・ロスが今回のドラマシリーズでも脚本を担当する予定で、デ・ニーロ自身も同シリーズでTVドラマでの監督デビューを果たす見込みだ。デ・ニーロは2010年に、『グッド・シェパード』の続編2本の監督を務めたいとも話していた。■関連作品:グッド・シェパード 2007年10月20日より日劇1ほか全国にて公開
2012年09月10日1996年の大ヒット作品『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督と脚本/製作を務めたディーン・デヴリンが11年ぶりに再タッグを組み、同作の続編『Independence Day 2』(原題)の製作が遂に始動したようだ。デヴリン氏によれば、現在のところ制作は順調に進んでいるとのこと。エメリッヒ監督と共に「興奮している」と語っている。「どうなるかは言えないけど、11年ぶりにローランドと仕事を一緒にしているんだ。いろんなアイディアが行き来しているんだけど、それらが組み合わさるかどうかは分からないね。でもそうなってほしいよ。ローランドと第1作を作って以来初めてのことで興奮しているし、続編に適したアイディアがあるから、後は幸運を祈るだけだよ」。さらに、デヴリン氏は10年前に続編企画が持ち上がった際に“多額のギャラ”を受け取ったものの、実際に書き出してみたストーリーに納得しなかったため、そのギャラを返したという逸話を明かしつつ、今回の再始動の実現はエメリッヒ監督の説得があったおかげだと「Comingsoon.net」に語っている。「僕らにはすごいプレッシャーがあったんだ。何年もの間、みんなが続編のことを聞いてきたしね。でも続編に適したストーリーがなければ決して作るつもりはなかったんだ。実際、10年前に『Independence Day 2』の脚本執筆を依頼されて、多額のギャラを受け取ったんだ。でも書き終わった後、僕はギャラ全額を返して『そのスクリプトは読まないでくれ。脚本はまずまずだけど、「インデペンデンス・デイ」の続編としては相応しくないんだ』って言ったんだ。だからその当時、“今後は絶対に続編に手をつけるもんか”って誓ったんだよ。でもね、1年半前にローランドが僕に電話してきて『もう一回トライしてみようよ』って言ったんだ。それで僕らはパームスプリングスで心に決めたんだ。それで『本物の続編にするよ。作る意味のある続編にするんだ。ファンをがっかりさせないようなね。僕らがそもそも作りたかったものにするんだ』って言ったんだよ。だからぜひともそうしたいんだ。どう転ぶかは分からないけどね」。
2012年07月31日ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、イギリスで開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、Fタイプの開発プロトタイプを一般向けに初公開すると発表した。有名なグッドウッド・ヒルを、ジャガーのビークル・インテグリティ責任者、マイク・クロス氏の運転で駆け上がるという。Fタイプはまったく新しく開発されたスポーツカーで、コンセプトモデルとして発表されたC-X16の市販モデル。今年4月のニューヨーク・オートショーで正式に発売が発表された。2012年中に発表した後、2013年に発売するとしている。同車は2シーターのコンバーチブルで、アルミボディを採用し、軽量であることが特徴。C-X16は全長4,445mm、全幅2,048mmと堂々たるサイズで、380馬力を発生するスーパ―チャージャー付きの3.0リットルV型6気筒エンジンを搭載すると発表されている。こうしたスペックがそのままFタイプに採用されるかは不明。これまで発表されたFタイプの写真はカモフラージュが施されたもので、そのエクステリアさえ明らかにされていない。今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの発表で、Fタイプは初めてそのベールを脱ぐといえる。スペックなどがどの程度発表されるかは不明だが、実際にヒルクライムにチャレンジすると発表されていることから、大まかな動力性能は判明するものとみられる。同イベントはヒルクライムを中心としたモータースポーツイベントで、世界中からスポーツカーファンが集まることで知られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日第82回アカデミー賞3部門にノミネートされた『17歳の肖像』を手がけた女性監督、ロネ・シェルフィグの最新作『One Day』の邦題が『ワン・デイ 23年のラブストーリー』となり、2012年6月23日(土)に全国公開される。主演は『プラダを着た悪魔』のヒロイン役で一躍人気となり、先日婚約を発表した今最もホットでキュートな実力派女優、アン・ハサウェイ。共演は『アクロス・ザ・ユニバース』など演技派として活躍するジム・スタージェス。原作「ワン・デイ」はサンデー・タイムズ紙のベストセラーランキング1位に輝き、31ヵ国で翻訳されているヒット小説だ。この夏大注目の映画といえる。そんなこの夏大注目の映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』、監督のロネ・シェルフィグ氏にインタビューを行った。●主人公エマとデクスターが過ごした、“7月15日”だけを綴るという、独特の描き方をしている原作を映像化するうえで、難しかったことはありますか?デイヴィッド(原作者)のアイデアは、ある一日に焦点を当て、毎年彼らが何をしているのかを垣間見るという、珍しいものでした。あっさりと、流れるように時間が経過していく様は、ある種の優雅さを感じさせられ、そういう意味では小説よりも映画に向いている構成ではないかと思います。でもその中で垣間見ることができる日というのは、必ずしも人生の転換期になるような日ではありませんでした。例えば、デクスターの赤ちゃんが生まれる日は見ることができないけれど、初めてベビーシッターをする日は見ることができる、というように。必ずしもそのキャラクターの描きたい日を描けるわけではない、というところが、とてもいい挑戦になりましたね。●原作と映画とで、見せ方を変えた箇所はありますか?原作者のデイヴィッドは男性なのでエマの描き方が私よりも愛情がこもっていたと思います。原作はエマへの愛情が詰まっていて、映画は私のデクスターへの好奇心が詰まっていると思います。それが良いバランスで映画に現れていると嬉しいと思います。●エマを演じたアン・ハサウェイはいかがでしたか?エマは、女学生から一人の女性へと成長していくなかで、自分に自信が持てるようになり、人からも愛され、どんどんしっかりした女性になっていきます。アンはそれを体現するのがとても上手でした。彼女は自分の体に対して自信を持っており、そういう自信を役にもたらしてくれました。例えば歌が下手な真似をする時は、上手に歌えた方が下手に歌えますよね。アンもそれと同じで、最初は不安定な演技をしているけど、徐々に精神的にも肉体的にも成長して、最後は幸せを手に入れるエマを見事に演じていました。●エマ(アン・ハサウェイ)の成長を撮影するうえで視覚的に気を配ったことはありますか?この作品は、彼女が長い時間をかけて、どう変化して成長していくかを描いているので、ただ年をとらせる、ということではなく、彼女の外見的な変化をわからないように描こうと思いました。目の前で変化は起こっているけれどもそれがストーリーを支配してはいけないと思ったのです。メイクさんが世界トップクラスの腕前でしたので、そういう仕上がりになっているのではないかと思います。終わりの方でようやく時間の経過というマジックに気付く、という構成にしたかったのです。そうなっているはずですが、もし5年後に見たら、そうなっていないことに気付くかもしれません(笑)。まだ撮影時の記憶が鮮明に残っていて、映画を客観的に観ることができません。楽しかった旅の記憶を思い出しているような感覚ですね。ロネ・シェルフィグ監督●見終わった後、どんな気持ちになれますか?(女性に向けて)脚本を読んだ時にすごく気に入ったのが、若い頃というものは不安定で、寄り道をたくさんすることで自信を持てるようになるということでした。多くの女性が自分に自信が持てないがゆえに、しなくていいようなこと、後悔するようなことをしてしまうのではないかと思います。これはとても良い視点だと思います。本を読んで自分の17歳の娘を想像した時、不安定な女性を描いてみたいと思いました。でも、私の心はデクスターに奪われてしまいました。彼がどんどんいい男になっていく様を描きたくなったのです。映画が進むにつれ、観客はいかに彼が良い友人であるか、実は色々な側面を持ち合わせているか、ということに気付いてもらうようにしました。この映画を観てくださる女性も、劇中のキャラクターを好きになってもらえれば嬉しいし、そういう男性の良い側面を見つけてみようと思ってくれるといいなと思います。作品情報『 ワン・デイ 23年のラブストーリー 』配給:アスミック・エース6月23日(土)TOHOシネマズ有楽座 他全国ロードショー(C) 2011 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2012年06月22日アン・ハサウェイとジム・スタージェスが共演する映画『ワン・デイ23年のラブストーリー』が23日(土)から日本公開される前に本作で主演を務めたハサウェイのインタビュー映像が届いた。『ワン・デイ』特別動画『ワン・デイ…』は、『17歳の肖像』が高い評価を得たロネ・シェルフィグ監督が、同名ベストセラー小説を映画化したラブ・ストーリー。正反対な性格をもつエマ(ハサウェイ)とデクスター(スタージェス)の23年にも渡る交流を、23回の“7月15日”だけを描くことで映し出す。予告編に続いて登場するインタビュー映像では、ハサウェイが本作の物語について説明した後、相手役を演じたスタージェスやシェルフィグ監督の印象についてコメントする。さらに、ひとりの人物の約20年を演じる際に考えたことや、時間経過を表現するためにメイクや衣装をどのように使ったかについて解説している。ハサウェイは、1982年生まれの米国人女優。『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』などの作品で人気の若手俳優として注目を集めてきたが、近年では本作や、難病をかかえた女性を演じた『ラブ&ドラッグ』、ミュージカル演技に挑んだ『レ・ミゼラブル』、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト・ライジング』などの作品に出演し、愛らしいルックスだけでなく“演技”でも観客の信頼を集めている。『ワン・デイ23年のラブストーリー』6月23日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2012年06月21日描かれているのは、“7月15日”だけ。映画『ワン・デイ23年のラブストーリー』は、運命のその日だけを切り取っていくことで、23年に及ぶある一組の男女、エマとデクスターの愛の軌跡を、独特かつ斬新な手法で描いた愛の物語です。出会い、喧嘩をし、すれ違い、相手への愛を思い知る。積み重なっていく何気ない日々が、どれも貴重な愛の証となっていくさまを、最高にロマンティックで、最高にドラマティックなラブストーリーとして仕上げたのは、ロネ・シェルフィグ監督。コペンハーゲン出身の国際派女流監督である彼女は、『幸せになるためのイタリア語講座』でベルリン国際映画祭銀熊賞、『17歳の肖像』でサンダンス映画祭観客賞を受賞しているほか、アカデミー賞にもノミネートされる実力派です。そこでシネマカフェでは、いま世界が注目するシェルフィグ監督とのインタビューを通して、作品、そして監督自身の魅力に迫りました。「脚本を読み終えた瞬間に泣いたのよ」「これはラブストーリーで、とても感情豊かなストーリーで、とても機知に飛んだ脚本なの。この数時間で、エマとデクスターが変化を遂げる20年のドラマを見られるわ。あってはならない悪い決断もあるけれど、2人が味わう幸せや楽しみも多いのよ」。作品についてこう語るシェルフィグ監督。個人的にもとても気に入っているというこの物語は世界中で賞賛されたデイヴィッド・ニコルズの同名小説が原作で、ニコルズ自身が小説を脚本化しています。映画製作が進むと、すぐに監督候補としてシェルフィグの名前が挙がったとか。オファーを受けた彼女自身も快諾したのだと言います。「初めて脚本を読んだとき、まだ知らない友達が書いたんじゃないかと思ったわ。すごくユーモアが伝わってきたし、エマとデクスターの愛や友情に簡単に感情移入できた。それにとても感動的な物語だから、脚本を読み終えた瞬間に泣いたのよ」。7月15日だけを23回切り取っていくというユニークな語り口についてはこんな風に捉えているそう。「主人公であるエマとデクスターは7月15日に大学を卒業する。その日の夜に出会い、関係を結びそうになる。それから同じ日の2人の人生模様を見ていくの。必ずしも毎年2人が一緒にいるわけではないけれど、20年間の同じ日の2人を通して、2人が成長し、それぞれの恋愛体験を通して、お互いに誰よりも愛している存在だと気づいていくのよ」。結ばれそうで結ばれない、愛しているのに気づかない。そんな2人にもどかしさを感じる人も多いはず。監督自身は、エマとデクスターの関係についてどこに共感したのでしょう。「答えになっているか分からないけど、私は2人がお互いにいいところを引き出しているところに共感したの。やはりエマはデクスターの自信を引き出したと思うし、デクスターはエマにとって父親以外でいつもそばにいる唯一の男性だった。エマのおかげでデクスターは“愛とは何か?”に気づくのよ。私はこの映画を撮るにあたって、何人かのジャーナリストに“男女の友情はあり得るのか?”と質問したのだけど、その答えは私の口からは言わないわ(笑)。ただ、私自身はそういう男女の友情はあると信じているわ。脚本の中で一番好きだったのが、2人がお互いのことをちゃんと想い合っているところだったの。デクスターはほかの女性と結婚したし、エマと一緒にいないときもあるけれど、この映画の中ではずっと2人の友情が唯一生き延びているの。それがこの映画の素晴らしさなの」。アン・ハサウェイの個性を通して輝く、ヒロイン・エマエマという人物は、まじめでしっかり者。自分の意見も情熱も持ち、倫理観も高く、仕事熱心。「弱点と言えば、大学で一番かっこいい男子学生のデクスターに惹かれているところ」と監督。ともすれば、地味で目立たない女性にも見えてしまうが、そんなエマに息を吹き込んだアン・ハサウェイについての印象とは?「彼女のこれまでの作品は知っているけど、他に類を見ない、信じられないほど才能豊かな女優で、彼女だからこの作品をうまくやれたと思っているわ。エマが体験する長い間の変化をよく理解している。それを見事に体現しているだけでなく、同じ年頃の女性が誰でも共感できるように演じているわ」。アンは、たまたま脚本を初期段階で読んでいて、シェルフィグ監督がメガホンを取ることになったと聞くと、すぐにコンタクトしてきたのだそう。「アンはロンドンまで飛んできて『どうしてこの役をくれないの?』と言ってきたの。アンにはエマのユーモアと強さがある。経験もあって、誰より役の温かさやか弱さを出せる女優よ」。アンがエマという役を、観る者が感情移入できる存在にしてくれたとシェルフィグ監督。「違う解釈はいくらでもあるでしょ。イギリスの小説は何度も映画化されるから、20年後にはまた違う解釈が生まれるでしょうね。でも彼女は情感がたっぷりで、温かくて、深みがあると同時に、重たくなくて、敏捷性もある。その両方を備えた彼女はまさに映画スターよ。彼女なしではこの作品は想像できない。もちろんキャストによってイメージされるものは違うわ。この手の作品は、違う俳優なら、また違う映画になったのでしょうけど、彼女はこの作品にとって素晴らしい贈り物だったと思う。彼女の経験や才能はもちろんだけど、何より彼女の個性がエマを通して輝いているわ」。一方、もう一人の主人公であるデクスターが、何かとエマに戻っていく関係についてはこう話しています。「シークエンスが変わるごとにデクスターは新しい恋人を連れているわ。とても人を楽しませる魅力的な男性で、一緒にいて気持ちのいい人。デクスターはみんなを楽しませるし、そんなに我が強くない。でも後年、彼は辛い体験を通して、自分というものを理解していくの。でもいつもみんなの期待に応える人ね。エマは彼のことを見抜いていると思う。出会った瞬間に彼を分かっている。そして彼を愛する。デクスターも後でその気持ちに気づくけど、最初から彼女のことを愛しているからよ。演じたジム・スタージェスは一貫してデクスターに好意的だったわけじゃないけど、でもスクリーンの中ではデクスターは外見的にはとても上品で、魅力的だったのがよかったわ。ジムが演じてくれたおかげで、さらに楽しめるものになったんじゃないかしら」。物語や俳優たちの競演はもちろん、激動する時代の変化が楽しめるのも、本作の魅力の一つ。「マーガレット・サッチャーが首相だった時代や、アメリカではレーガンが大統領だった時代、ちょうどベルリンの壁が崩壊した89年あたりが中心。これがちょうど作品の始まる時期なので色々と事件はあるけれど、ラブストーリー自体はこういった時代背景との繋がりは意識しなかったの。というのも、時代の変化というものがこのストーリーを圧倒することは避けたかったから。衣裳や化粧、小道具など遊べる要素はあったし、ファッションもロンドンぽい感じにしているけど、感情をきちんと引き出すためにそういった要素は敢えて抑え気味にしたの。デクスターの方がエマより時代性と関連していたわね。車だったり、TV局に勤めていたり、音楽的なものだったり。ある意味で彼は時代の被害者というか、犠牲になった部分はあるわ。エマはどちらかというとクラシカルで、フィクショナルなキャラクターだった。彼女はいまの時代に比べて、自分が人生で何を求めているのかを見つけるのに苦労している気がするわ」。ラブストーリーを1日ずつ切り取る作業23年間のラブストーリーを切り取っていくというスタイルについて、面白かった点、苦労した点について聞いてみると、「これは本当にいろんなことが楽しめた映画で、フィルムメイキングのいろんな側面を引き出せた映画だったわ」と当時をふり返ります。「シーンによってはすごく生き生きしてエネルギーあふれるシーンもあれば、もう少しダークで感情深いシーンもあり、いろんな映画的な言語を引き出せたのではと思います。撮影においても、クレーンでダイナミックな雰囲気の中での生き生きしたシーンを撮ることもあれば、それとは対照的な人物のクローズアップのシーンなども撮ったわ。私の他の作品と比べると、色や音楽を多用しているから、いろいろな要素を一貫性のあるものにしなければならなかったの。いろいろな場所で撮影しなければならなかったし、いろいろな人が入れ替わり立ち変わり登場するし、グラフィックデザインにおいても多種多様なものを使用したので、観客が観たときに安心して観られるような、いい作り手が作っていると分かるような、統一感を見せるのに気を遣ったわ。そして、撮影自体は7月から9月まで及んだのだけれど、夏の雰囲気を出さなければならなかったので、順番も前後したしフランスにいる間にパリとブルターニュのシーンをまとめて撮ったりもしました。こういった撮影は役者に負担がかかるわね。時系列で撮影していくのは私の夢でもあって、以前にもやったことがあるのだけど、やってみたら意外とそんなにいいものでもなかったの。いずれにしても、映画の中で時系列の自然さが出ていたのならとても嬉しいわ」。(text:June Makiguchi)::アン・ハサウェイ interviewcoming soon!■関連作品:ワン・デイ23年のラブストーリー 2012年6月23日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© 2011 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2012年06月15日ジェイミー・フォックスが、『デイ・アフター・トゥモロー』や『紀元前1万年』で知られるローランド・エメリッヒ監督のアクション大作『White House Down』(原題)のキャストに加わるかもしれない。ジェイミーは、ホワイトハウスがテロ集団によって襲撃され、大統領を含めた全員が人質となるという極限状態で闘うシークレット・サービスを描いた同新作スリラー映画への出演を検討しているようだ。出演契約は完了していないものの、ジェイミーは大統領役に興味をそそられており、この役柄について代理人を通して製作者と接触しているという。また、チャニング・テイタムも大統領を救う使命をおびたエージェント役に関して出演交渉中だ。間もなく公開となる『アメイジング・スパイダーマン』も手がけたジェームズ・ヴァンダービルトが同作品の脚本を担当し、2013年に公開予定を目指して年内にクランクイン予定とのこと。本作は、ジェラルド・バトラーが出演予定の『Olympus Has Fallen』(原題)に続く、ホワイトハウスを題材にした2作目のアクション映画となる。そんなジェイミーは、セス・ゴードンが手がけたコメディー作品『モンスター上司』が最後のお目見えとなっていたが、レオナルド・ディカプリオが悪役を演じることでも話題のクエンティン・タランティーノ監督最新作『ジャンゴ繋がれざる者』が次回作として待機中だ。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年06月08日日産自動車は4日、米国ニューヨーク市イエローキャブの次世代モデルとなる”「NV200」次世代ニューヨーク市タクシー”をニューヨーク市内で開かれるイベントにて4日より公開すると発表した。今回のイベントは、6日から15日の期間に開催される『2012年ニューヨーク国際自動車ショー』に先駆けて行われるもので、イベント後は同自動車ショーにてニューヨーカーや世界中からの来場者に披露されるという。「NV200」は、タクシー・リムジン協会(TLC)により2年間に渡る非常に厳格な選考を経て、次世代ニューヨーク市タクシーとして2013年後半から導入される商用バン。車両の仕様設計に関しては、日産とTLCによる協議に、「クーパーハイアット国立デザイン美術館」と、「公共スペースとスマートデザインにおけるデザイントラスト」の2団体が参画している。同車の仕様・装備には、現地のタクシー運転手、タクシーオーナー、利用者らの声が反映されているほか、運転席・助手間パーティションを備え付けた上での安全認証試験を含む、安全面への様々な配慮が行われているとのこと。また、今後は100%電気自動車の「NV200タクシー」の導入も計画されおり、その一環として、ニューヨーク市および多くのタクシーオーナーと協力し、電気自動車タクシーの使用に関するパイロットプログラムを実施していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日パナソニック電工が展開する「スマートデザインシリーズ」は、Simple & Smartのコンセプトで建築との調和を目指した屋外用住宅設備商品シリーズ。この度「2011年度グッドデザイン賞」をシリーズトータルで受賞した。「屋外用住宅設備商品」とは、防水コンセントやセンサーなど住宅の屋外に取付けられる設備商品のこと。これまであまり目を向けられることが少なく、ばらばらになりがちだったこれらの設備を、とびきりモダンなデザインでトータルにコーディネイトしたことが評価され、受賞の運びとなった。整理されたカタチと建築部材に見劣りしない質感の高い仕上げは、外観に違和感なく溶け込み、住まいの顔を引き立ててくれる。これからのスタンダードとして外観設計に欠かせない存在だろう。 こちらのページでは 「家まるごと」のトータルコーディネートのイメージをご覧いただける。設置される場所それぞれに必要となる色がある。場所ごとにアレンジすることによって建築外観がまとまり調和の取れた外観演出ができるという。「家まるごと」外観をコーディネートするという発想のこのシリーズ、マイホーム購入やリフォームをご検討されている方は、チェックしてみてはいかがだろうか。<代表的な商品のご紹介> ▼防水コンセント 庭やガレージなど、屋外で電気製品を使用するときに ▼熱線センサ付自動スイッチ おかえりなさい、の気持ちを明かりで表現 ▼[電子]消灯タイマ付EEスイッチ 門灯や庭園灯に、うっかりの消し忘れをなくしてしっかり節電 ▼[EV・PHEV充電用]屋外コンセント 電気自動車の充電に ▼WHMボックス 電力メーターをおしゃれに収納 ▼スッキリポール 電力線や光ファイバーをスッキリ引き込み ▼ドアホン子器 カラーカメラで来客をワイドにキャッチプレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月08日瀬奈じゅん、橋本さとしらが出演する『ニューヨークに行きたい!!』。10月29日(土)に日本初演の幕を開けるこのミュージカルの稽古場を10月上旬、取材した。ミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』のチケット情報この作品は2007年にドイツで初演、約3年のロングランを果たし現在もシュツットガルト、ウィーンで上演中、“現在ヨーロッパでもっともチケットの取れないミュージカル”と呼ばれているもの。人気キャスターのリサ(瀬奈)のもとに、老人ホームで暮らす母マリアが駆け落ちをした、という知らせが入ることから始まるコメディで、豪華客船を舞台に、恋や親子愛がドタバタの中描かれていく。この日主に稽古が行われていたのは、物語の冒頭、リサが母親の駆け落ち相手の息子・アクセル(橋本)とともに母たちが乗った豪華客船を追いかけようとするシーン。バリバリのキャリアウーマンであるリサと、そんなリサの態度が鼻につくようでいちいちつっかかるアクセルの言い合いが、テンポ良く繰り広げられる。大澄賢也による振付もキュート。単なるダンスではなく、歌詞の意味を含んでいてユニークだ。ダンサーたちも汗びっしょりになりながらも笑い転げているのが印象的。また瀬奈には「ミュージカル!って感じで」という要求も大澄から飛ぶ。元宝塚トップスターの瀬奈、それに応えて大げさなくらいにバッチリ格好よく決めると、「最高です!」という賞賛が。ノリノリで踊り、笑う出演者たちの姿が、この“ハッピーなコメディ・ミュージカル”の成功を早くも予感させた。公演は10月29日(土)から11月20日(日)まで東京・帝国劇場、11月25日(金)から29日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットはともに発売中。
2011年10月12日昨年から交際中だったダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが22日、ニューヨーク州で極秘挙式していたことをそれぞれのパブリシストが認めた。ニューヨーク州で執り行われた挙式の参列者はわずか4人。ダニエルが前妻との間にもうけた18歳の娘エラと、レイチェルが『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督との間にもうけた4歳の息子ヘンリー、結婚の立会人を務める友人2人だけだった。英国の大衆紙「The News Of The World」に情報を提供した人物は「ダニエルとレイチェルはこじんまりとした静かな式を望んでいました。お互いに夢中で、夫婦になるのが待ちきれない様子でしたが、騒ぎは最小限に抑えたかったのです」と語っている。ジム・シェリダン監督の『Dream House』(原題)で夫婦役を演じたのをきっかけに交際が始まった2人は、もともと長年友人同士だった。ダニエルには映画プロデューサーのサツキ・ミッチェルという5年来の婚約者がいて、レイチェルはアロノフスキー監督と事実婚状態。昨年11月に交際のうわさが流れたときは頑なに否定したが、クリスマス休暇を一緒に過ごしていた。『Dream House』は、かつて殺人事件が起きた家と知らずに新居に移った家族が、殺人鬼の次の標的にされるというサスペンス作。ナオミ・ワッツ共演で、今年9月に全米公開予定だ。(text:Yuki Tominaga)写真はダニエル・クレイグと電撃挙式をあげたレイチェル・ワイズ。© Splash/AFLO■関連作品:ラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved. カウボーイ&エイリアン 2011年10月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:9年愛に終止符。レイチェル・ワイズとダーレン・アロノフスキーが破局ジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期悩んだときに励まされる言葉第1位はあのバスケ漫画の名監督のひと言!『ラブリーボーン』シアーシャ・ローナン巨匠たちを唸らせる15歳の天才少女の素顔はJ・ロウにレイチェル・ワイズハリウッドで活躍の英国スターが母国の演劇賞受賞
2011年06月27日巨匠リドリー・スコットとトニー・スコット兄弟が手がける、全米人気沸騰中のリーガル・サスペンスシリーズ「グッド・ワイフ彼女の評決」。セックス・スキャンダルにより州検事の夫に裏切られた挙句、収監された夫に代わって家計を支えるべく弁護士に復帰する、という主人公・アリシアの設定がまず観る者の興味を引くが、実はこの波乱万丈のヒロイン、現実に起きたスキャンダルにインスパイアされて作られたキャラクターだという。今回、シネマカフェに到着した特別映像では、製作総指揮を務めたミシェル・キングら製作スタッフに、アリシア役のジュリアナ・マルグリーズが、アリシアをめぐるドラマと現実に起きた数々のスキャンダル報道との関連性を解説している。ドラマでは、夫・ピーターの釈明会見から幕を開けるが、その傍らには妻・アリシアの姿が。不倫で自分を裏切った夫の会見に同席するなんてとても信じられない、という女性の声が多く聞こえそうだが、実は3年前、同じ状況での会見が全米で非難の的となった。その人物とは、元ニューヨーク知事のエリオット・スピッツァー氏。このとき、売春スキャンダルの謝罪会見に同席した妻・シルダさんに対して、同情の声が全米中であがったが、そんな夫を支える妻の寛大さでいえば、元・米大統領ビル・クリントン氏をスキャンダル騒動中も支え、いまや米国務長官として活躍する、妻ヒラリー・クリントンも記憶に新しいところだろう。ミシェルが興味を持ったのは、その妻たちが弁護士であったという、偶然の共通点。そして、ドラマは“妻”がその一件をどう受け止め、乗り越えていくかを、アリシアを通して描いていく。ジュリアナはこれについてこう語る。「屈辱的な世間の目に耐え続けた末に、自分の人生を取り戻すのか、それとも事件から距離を置いてやり過ごすのか。ドラマを観ながら多くの人が自分に問うはず。“私ならどうする?”と」。果たして、アリシアはこの屈辱をどう乗り越え、そしてどんな決断を下すのか――?現実にも同じようなドラマが存在していたことを頭の片隅に置いてみると、またこのドラマが一味違って楽しめるかもしれない。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「グッド・ワイフ 彼女の評決シーズン1」(全11巻・全23話)TSUTAYA先行レンタル中TM © 2011 CBS Studios Inc. THE GOOD WIFE and all relatedmarks and logos are marks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.特集「グッド・ワイフ彼女の評決」■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]■関連記事:「グッド・ワイフ」ジュリアナ&クリスインタビュー!良き妻ながら複雑な役柄に苦戦?愛する人に裏切られても許す?「グッド・ワイフ彼女の評決」に見る、女性のホンネシネマカフェ的海外ドラマvol.193海外ドラマの“親子関係”いろいろ第1回真実と嘘、どちらを信じれば…「グッド・ワイフ」女性ブロガー限定試写会に40名様ご招待
2011年05月23日母・妻として家庭を守ってきた生活から一転、弁護士として奮闘するヒロインの姿を描いた、注目のリーガル・サスペンス「グッド・ワイフ彼女の評決」が5月20日(金)よりTSUTAYA先行でリリースされる。巨匠リドリー・スコットとトニー・スコット兄弟製作、「ER緊急救命室」でもおなじみのジュリアナ・マルグリーズ主演。州検事である夫の不倫スキャンダルを機に、13年ぶりに弁護士へと復帰した主人公・アリシアの“真実”をめぐるドラマがテンポよく描かれる。シネマカフェでは、このリリースに先駆けて女性読者を集めての試写会を開催し、ヒロイン・アリシアをめぐる様々なドラマについてアンケートを実施した。まず、第一のテーマは「アリシアのように、もし愛する人に裏切られたら許せるか?」。ドラマでは、真実のみを見つめる冷静沈着な目と夫への愛でもって、収監された夫を許し、支えていくアリシアだが、世の女性の目はもっと厳しいようで「いいえ」と答える人が過半数だった。では、「もしアリシアと同じ立場になったら、どうする?」と聞いたところ、「別れる」、「新しい人を見つける」、「会いに行かない」という厳しい意見が寄せられたが、中には「『ハイ』になるように努力はしてみるが、それでも一度は別れるかも…」という声も。その問題の夫・ピーターを演じているのが、女性からの絶大な人気を誇る「セックス・アンド・ザ・シティ」(「SATC」)で主人公キャリーの恋人、ミスター・ビッグ役で一躍有名となったクリス・ノース。「SATC」では、時にキャリーを傷つけたり、振り回すプレイボーイ役が印象強かったが、本作ではどんな男性像となっているのか?この日集まった女性ほぼ全員が「SATC」を鑑賞済みだったが、今回の役について尋ねると、「なんだか情けない男。『SATC』でも逃げるし、だらしない男のイメージが強い」、「女性の敵のような…」とビッグの“だめんず”像と重ねて見る女性が多かった。逆に、「女たらしでエリートなイメージは一緒だが、『SATC』より人間くさい」、「どれが本音なのか、疑いをどう晴らすのか、今後の展開がとても楽しみ。『SATC』と違って“イケてない”彼を見れたのも良かった」という、今後彼が見せていくギャップに期待する声も多数寄せられた。ピーター以外にも、アリシアが働く弁護士事務所の仲間や法廷に登場する面々の個性的なキャラクターが見どころの本作。今後、注目していきたい人物を聞いたところ、ヒロイン・アリシアと僅差で人気が上回ったのが、彼女の頼もしき相棒で調査スタッフのカリンダ(アーチー・パンジャビ)。全米でも高い人気を誇る彼女だが、「仕事のやり方がおもしろい。強気な彼女がとても魅力的でした。ずっとアリシアの味方でいてほしい」、「彼女の賢さ&鋭さはアリシアを正しい判断へと導いてくれそう。どんな裏があるのかも楽しみ」と、“頼れる”同性として女性たちの心をとらえた。一方、アリシアに対しても「悲しみを知ってなお強く生きる姿がかっこいい」、「微妙な表情に出る心の中の複雑さに共感できた」という共感も多く集まった。法廷ドラマと聞くと、法律用語が多く難しそうなイメージを抱く方も多いかもしれないが、多くの女性が「テンポ良くストーリーが進んでいくので、あっという間に時間が経ちました」、「弁護士のやりとりがよかった」、「いろいろな質問やアプローチをかけたり、法廷の様子がすごい」と回答。中でも「女性の友人に薦めたい」という声が目立った。法廷ドラマは食わず嫌い…というあなたもきっと楽しめるはず。「グッド・ワイフ 彼女の評決シーズン1」(全11巻・全23話)5月20日(金)よりTSUTAYA先行レンタル開始TM & copy; 2011 CBS Studios Inc. THE GOOD WIFE and all relatedmarks and logos are marks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.特集「グッド・ワイフ彼女の評決」■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]SEX and the CITYセックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.193海外ドラマの“親子関係”いろいろ第1回シネマカフェ的海外ドラマvol.19230代独女に贈る「ビーイング・エリカ」最終回真実と嘘、どちらを信じれば…「グッド・ワイフ」女性ブロガー限定試写会に40名様ご招待「SATC」のキャリーと「ゴシップ・ガール」のヴァネッサがコメディ作で共演シャーロット&ミランダがぶっちゃけ子育てトーク!『SATC2』本編映像が到着
2011年05月12日ダニエル・デイ=ルイスがスティーヴン・スピルバーグ監督によるエイブラハム・リンカーンの伝記映画の主演を務めることが、製作会社のドリームワークスより発表された。当初はスピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』に主演したリーアム・ニーソンがリンカーン役に決まっていたが、今年初めに降板が発表された。理由は公にされていないが、製作が遅々として進まない状況にニーソンが業を煮やしたという説もある。ドリス・カーンズ・グッドウィンの著書「Team of Rivals/The Political Genius Of Abraham Lincoln」を映画化する企画で、デイ=ルイスは早速リンカーンが政治家としてのキャリアをスタートさせたイリノイ州スプリングフィールドに赴き、リサーチを開始した。地元紙の「The State Journal-Register」によると、デイ=ルイスは19日にリンカーン大統領博物館やリンカーンの自宅、旧州会議事堂Old State Capitalなどを訪問したという。スピルバーグは「ダニエル・デイ=ルイスは無声映画、映画の黄金期、そして遠い未来からふり返ったとしても偉大な俳優のひとりに数えられることは間違いない。ついに『Lincoln』(原題)で我々の道が交差することを感謝し、刺激を受けた」とコメントしている。映画のクランクインは来年秋、公開は翌2012年を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:7月に極秘挙式したペネロペ・クルスが妊娠を発表!現在4か月半豪華キャストが集結した傑作ミュージカル『NINE』DVDを5名様プレゼントペネロペ・クルス、でき婚報道を否定【シネマモード】ソフィー・マルソー、木村多江らが示す映画とブランドの素敵な関係【シネマモード】アカデミー賞授賞式を見ているような『NINE』こんな気分にオススメ
2010年11月22日トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演の『ナイト&デイ』の特別映像が到着!2人のインタビューに世界各地で行われたロケの様子が収められている。空港で偶然出会った笑顔が素敵なロイ(トム)に心惹かれるジューン(キャメロン)だったが、実は彼は特殊な任務を負ったスパイ!これまでごく平凡に生きてきた彼女が、嵐のような大事件に巻き込まれていくさまが描かれ、目まぐるしいアクションが展開する。トムはインタビューで本作を「ロマンティック・コメディとアクションの融合」と表現し、キャメロンも「15年の女優人生でこんな作品は初めて」と本作への特別な思い入れを吐露している。ジャマイカのビーチではトムとキャメロンは熱烈に抱き合って転げ回る…と思いきや敵の飛行機の爆撃が!これらの爆破シーンもCGは一切なし。ボストンの高速道路での激しいカーチェイスのシーンでは、トムがあっちの車からこっちの車へ。キャメロンも負けじと(?)180度スピンを披露しているが、こちらでも、2人はスタントは使わずに果敢にアクションに挑戦している。ジェームズ・マンゴールド監督曰く「トムもキャメロンもスタントマンになれる!」。ザルツブルクでもトムは、ワイヤー1本を身につけて屋根の上でのスタントを見事にこなしている…というよりもはや楽しんでる?セビリヤでは、トムはキャメロンを後ろに乗せて、バイクで牛と共に疾走する。このシーンについてはトムが熱く解説!「キャメロンも乗ってるし必死だったよ!」とふり返る一方で、トムの背中にしがみついていたキャメロンは「最高に楽しかったわ」と満面の笑顔を見せている。そしてロンドンでは、グラミー賞3度受賞の人気グループ「ブラック・アイド・ピーズ」のワールドプレミアにトムが“乱入”。ライヴでの貴重な映像が収められている。激しいアクションシーンの舞台裏を見ると、映画がもっと楽しめるかも?まずはこちらの特別映像をチェック!『ナイト&デイ』は10月9日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY特集「恋と危険は隣り合わせ」■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:トム・クルーズ、滞在14時間来日も「次は『M:i:IV』でゆっくり来るよ」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第7回)映画で見てみたいカップルと言えば?危険で衝撃的でロマンティック!『ナイト&デイ』女性限定試写会に25組50名様ご招待トム&キャメロン来場!『ナイト&デイ』ジャパン・プレミアに15組30名様ご招待キャメロン・ディアス、38歳の誕生日はうわさのA・ロドリゲス選手と一緒にお祝い
2010年10月05日映画『ナイト&デイ』で共演しているトム・クルーズとキャメロン・ディアスが、映画の日本公開を前の9月下旬、揃って来日することが決定した。ごく平凡な人生を歩んできたジューン(キャメロン)と謎多き男・ロイ(トム)。空港での偶然の出会いにジューンが胸をときめかせたのも束の間、ロイが関わるある巨大な事件に彼女も否応なしに巻き込まれるハメに…。相次ぐ絶体絶命のピンチを豪快に切り抜けていくロイと、迷う間もなく彼の旅の道連れとなったジューンがアクション&ロマンスに満ちた冒険を繰り広げる。トムにとっては、『ワルキューレ』のプロモーションのため、妻のケイティ・ホームズと愛娘のスリちゃんを伴って来日して以来、約1年半ぶりの日本。一方のキャメロンは、『ベガスの恋に勝つルール』のプロモーションで共演のアシュトン・カッチャーと共に来日して以来、約2年ぶりとなる。トムといえば、熱心なファンサービスで知られ、来日時には常にファンを楽しませる様々なイベントを実施。貸切の新幹線や飛行機でファンとの交流を図ったり、モーターボートで東京湾を横断しての登場やヘリコプターでビルの屋上に着陸するなど、そのアライバルの方法も話題に。ちなみに、映画の撮影地でもあるスペインのセビーリャで開催されたワールドプレミアの際には、撮影でも使用されたバイクとスポーツカーに乗って、劇中のワンシーンを再現した大迫力のカーチェイスをナマで披露した。キャメロンと共に来日する今回は、どのような趣向で楽しませてくれるのか?さらに、少しでも早く日本のファンに作品を観てもらいたいというトムの要望で、トムからのプレゼントという形で、日本記念日協会が認定した10月6日の“トムの日”に、本作の先行上映を行うことも決定!上映される劇場のうち、デジタル上映館ではトムとキャメロンのスペシャルメッセージが上映される予定だという。ハリウッド2大スターが日本の地でどのようなトークを繰り広げるのか?映画同様、サプライズはあるのか?ケイティ&スリちゃんは?『ナイト&デイ』は10月9日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:トム・クルーズ、非公開のカウンセリングをサイエントロジーに隠し撮りされていた?47歳トム・クルーズ、頭上120メートルで貫禄アクション!次なる目的地は…?ブランジェリーナ家に対抗?ケイティ・ホームズも娘とアイスクリーム・ショップへトム・クルーズ&キャメロン・ディアス、急接近!『Wichita』現場写真が到着【ハリウッドより愛をこめて】トム・クルーズ&キャメロンがスパイ映画で再タッグ!
2010年08月27日