『ラッシュ/プライドと友情』のロン・ハワードが製作を、リース・ウィザースプーンが主演を務めた感動作『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』の漫画ポスターが映画館に掲出される。映画のストーリーをコミックのようにまとめた5種類のポスターだ。その他の写真映画は、内戦によって孤児になり、危険な状況を何とか生き抜いて成長し、米国各地に難民として移住してきた“ロストボーイズ”と呼ばれるスーダンの若者たちと、彼らに職業を紹介するウィザースプーン演じる女性キャリーの交流を描いた作品。ポスターは全5種類で、ロストボーイズたちがアメリカに行くまでを描いた“スーダン編”にはじまり、キャリーに出会う“出発編”、アメリカでの生活に圧倒される“新生活編”、就職活動の顛末を描いた“就活編”、巨大スーパーで働く“初めてのお仕事編”が登場した。いずれもストーリーの流れに沿って劇中の画像を使いながら物語やキャラクターをコミカルに紹介。右も左もわからない場所で迷いながら懸命に生き、家族を愛するロストボーイズたちの姿や背景がひと目でわかるようになっている。ポスターを制作した宣伝プロデューサーは「スーダンからきたロストボーイズ達と、彼らを受け入れるリース・ウィザースプーンが演じるキャリーのカルチャーギャップを、楽しくわかりやすく伝えたい、という気持ちで作りました。難民というと日本人にあまり接点がなくピンとこない方が多いと思いますが、同じ人間同士驚いたり笑ったりしながら紡がれる彼らのドラマを知ってもらうきっかけになれば」とコメント。ポスターが現在、東京のTOHOシネマズみゆき座に掲出されており、今後、掲出劇場は広がる予定。多くの映画ファンがロビーなどでロストボーイズたちの奮闘ぶりを目にすることになりそうだ。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』4月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年03月25日トーシンパートナーズはこのほど、2014年にグッドデザイン賞を受賞したマンションシリーズ「ZOOM」の最新物件「ZOOM目黒」の販売を開始した。○専有部は開放感のある空間に「ZOOM」は、「Safety」「Sense」「Practical」をコンセプトにしたマンションシリーズ。「ZOOM池尻大橋」は2014年にグッドデザイン賞を受賞している。物件の所在地は、「2015年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」(リクルート住まいカンパニー)で、11位から4位に躍進した目黒。同エリアは、再開発による大規模マンションや超高層オフィスビルの建設が進んでいる他、個性的な店舗、カフェ、レストランなど飲食店も充実しており、注目が集まっているという。専有部は、多くの光と風が入るように窓を大きく設計。ロフト付の住戸では、洋室の天井高が3.5m以上と開放感のある空間を演出している。ナチュラルでスタイリッシュなエントランスや、コンクリート打ちっぱなしの外観は、周囲の環境にマッチするデザインを意識したもの。場所は東京都目黒区下目黒3-284-6。専有面積は25.790~57.242平方メートル。
2015年03月07日『ラッシュ/プライドと友情』のロン・ハワードが製作を、リース・ウィザースプーンが主演を務めた感動作『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』の予告編映像が公開になった。本作は、内戦によって家族を失い、故郷を追われてアメリカにやってきたスーダンの若者たちと、職業紹介所の女性の交流を、実話を基に描いたさわやかな感動作だ。予告編映像このほど公開された映像に登場するのは“ロストボーイズ”と呼ばれるスーダンの若者たち。彼らは内戦によって孤児になり、危険な状況を何とか生き抜いて成長し、米国各地に難民として移住してきた。彼らは当然のようにアメリカに知り合いはおらず、職もないが、それどころか彼らは電話を見ることすら初めてだ。そんな彼らに職業を紹介するのがウィザースプーン演じる女性キャリーだ。彼女は当初、ロストボーイズたちの存在を面倒に感じていたが、右も左もわからない場所で迷いながら懸命に生き、家族を愛する彼らと行動を共にする中で変化を遂げていく。予告編には初めてアメリカにやってきた彼らが、様々な“初めて”に出会い、右往左往する姿がコミカルに描かれる一方で、難民である彼らの真のさみしさに気づいてキャリーが変化していくさまも描かれる。ちなみにタイトルの“グッド・ライ”とは、物事をよくするために、自分ではなく誰かのことを想ってつく“よいウソ”のこと。劇中で彼らがどんな“よいウソ”をつき、人々が前向きになるのかも気になるところだ。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』4月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年02月13日フル・マインド』のロン・ハワードが製作を、リース・ウィザースプーンが主演を務めた感動作『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』が4月17日(土)から日本公開されることが決まり、ポスター画像が公開になった。その他の写真本作でウィザースプーン演じるキャリーは、カンザスシティーの職業紹介所の女性。彼女は内戦によって両親をなくし、住む家を奪われ、難民としてアメリカにやってきたスーダンの若者たちの面倒を見ることになる。しかし、彼らは電話を見るのも初めてで、自動車に乗れば一瞬で酔ってしまうなど、次々にトラブルを起こしてしまう。映画は、彼ら“ロストボーイズ”の成長と、その過程でキャリーが変化を遂げていく過程を描く。監督を務めるのは『ぼくたちのムッシュ・ラザール』でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたフィリップ・ファラルドーで、実話を基にして本作を作り上げた。ウィザースプーンは「私が演じたキャリーは都会によくいる独りで生きてきたタイプの人間なの。それが突然、ロストボーイズたちの面倒を見ることになる。当然最初は彼らを理解できないんだけど、次第に彼らの人生に引き込まれ、彼女の心は開かれていくの。これはふたつの異なる世界が出会う話なのよ。とれも豊かで実りのある経験になったわ」と撮影を振り返っている。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』4月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年01月30日トーシンパートナーズは11月末より、「ZOOM新宿南」を発売開始した。○グッドデザイン賞受賞「ZOOM」シリーズの10番目のマンション同社は、「SAFETY」「SENSE」「PRACTICAL」をコンセプトに、「ZOOM」マンションシリーズを展開。今年度は、「ZOOM池尻大橋」がグッドデザイン賞を受賞している。これまで販売された物件の賃貸も好調で、住まいとしてのマンションのみならず、投資物件としても高い評価を得ているという。同シリーズでは、女性が1人でも心から安心して住めること。一時期の流行を追うのではなく、普遍的な美しさが感じられるセンスのある住居であること。そして、「ほかのマンションにもあるから」といった理由ではなく、使いやすさを追求した機能美のある部屋を提供している。同物件は、2014年グッドデザイン賞を受賞した「ZOOM」シリーズの10番目となるマンション。1日360万人以上が利用する新宿駅が徒歩圏となる、都庁を中心とした副都心の高層ビル街と隣接したエリアに立地。都内のどこに出るにも利便性が高く、デパート・ブランドショップ・量販店などの旗艦店の数々が歩いて行ける距離となる。さらに、都会のオアシスとして名高い新宿御苑が眼前に広がるプレミアムな物件となっている。全国の不動産投資家、都心のシングル・コンパクトマンションの購入を検討する人に向けに、ステューディオから1LDKの間取りを用意した。また優れた立地条件だけでなく、吹き抜けのエントランスや、洋服をまとったようなファッション性の高い外観で、指名での賃貸申し込みも多く得ているという。所在地は、東京都渋谷区千駄ヶ谷5-31-2(ZOOM新宿南First)および5-30-1(ZOOM新宿南Second)。構造・規模は、鉄筋コンクリート造 地上13階建。建物竣工は11月25日(検査済証取得日)で、入居予定は、平成26年12月下旬。間取りは、ステューディオ・1LDK。価格帯は3,320万円(2戸)~6,060万円(1戸)で、最多価格帯は3,400万円台(27戸)となる。
2014年12月16日旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションし、2013年9月にオープンした商業施設「マーチエキュート神田万世橋」が、2014年度グッドデザイン特別賞の「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞した。日本デザイン振興会が11月4日に発表した。旧万世橋駅は1912(明治45)年に中央線のターミナル駅として開業。中央線が東京駅まで延伸した後、1943年に営業を休止したが、その後も赤レンガ高架橋や旧ホーム部、階段は残されたままとなっていた。「マーチエキュート神田万世橋」はこの遺構をできる限り残し、必要最低限の補修を加えるのみで駅開業当時の姿を再現。新たに設置する素材もシンプルで力強いものを使用し、全体の景観を損なわないように配慮したという。空調をはじめ、通常は天井に配置する設備も床置きとし、既存のアーチ曲線を引き立たせた空間としている。神田川に沿った北側の壁は全面ガラスサッシに替え、外部にデッキを設けることで、川との一体感を創出している。今回の受賞にあたり、グッドデザイン賞の担当審査員は、「長らく使われることなく放置されていた旧万世橋駅が、単なる改築にとどまることなく魅力的な商業施設として再生され、『サロン』が正に生み出されている点が素晴らしい。市民からも好感を持って受け入れられている点も高く評価したい」とのコメントを発表している。
2014年11月07日日本デザイン振興会が11月4日に発表した2014年度グッドデザイン特別賞にて、ゆりかもめの新型車両7300系が「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞した。同賞は、「来るべき社会の礎を築くデザイン」と認められたものに特別に授与される賞。ゆりかもめ新型車両7300系は、1995年の開業当時から活躍する7000系車両の代替車両として新造され、今年1月から営業運転を開始した。開発にあたり、鉄道などの大型輸送交通システムより下位に見られがちな新交通システムのチープなイメージを払拭し、東京オリンピックを見据えて国内外に向けて日本型新交通システムの地位牽引を果たしてほしいとの思いを込めたという。快適性の向上や輸送力増強、バリアフリーへの配慮などにも工夫を凝らし、シート形状改善による乗り心地の向上、新型台車の採用による車内幅の拡大、優先席と車いすスペースの拡張などを実施。先頭前面ガラスも大型化し、観光客向けに眺望性も高めた。こうした取組みについて、グッドデザイン賞の担当審査員は、「従前のゆりかもめのデザイン水準を大幅に引き上げる革新的な工夫がこらされている。オリンピック・パラリンピックを迎える東京臨海部の顔としての公共交通をリノベーションさせた素晴らしいデザインといえよう」と評価している。
2014年11月06日2014年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)の特別賞が4日に発表され、マツダ「デミオ」とダイハツ「コペン」がグッドデザイン金賞を受賞した。グッドデザイン賞は1957年に創設された日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。2014年度の特別賞は、「グッドデザイン・ベスト100」の中からグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)をはじめ、グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞(経済産業省商務情報政策局長賞)などが贈られた。マツダ「デミオ」は、新世代技術「SKYACTIV技術」と新デザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第4弾。国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとテクノロジーをリーズナブルな価格で実現したことが評価され、「2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。グッドデザイン金賞の受賞に際し、「疾走する猛獣を思わせる緊張感あふれる面の張り、スピード感あふれる線の動きは、5ナンバー枠内で構築したとは思えぬほど躍動的」「インテリアはクラスの水準を抜く質感の高さもさることながら、前輪の位置を従来より前に出すことで、サイズを忘れさせる自然な運転姿勢を実現。自動車の根源的な喜びを五感で堪能できる」と、審査委員も「デミオ」を評価している。今年6月に発表されたダイハツ「コペン」は、新骨格構造「D-Frame」や、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用により、「感動の走行性能」を提供し、「自分らしさを表現できるクルマ」に。「スポーツカーにふさわしい走行性能の高さと彫りの深い大胆な造形を両立。外板は着せ替え可能となり、ユーザーが自分好みのボディを選択することで個性を表現するという、新しい自動車との付き合い方を提案している」と審査委員から評価された。ダイハツは昨年度の「タント」に続き、2年連続のグッドデザイン金賞受賞となった。
2014年11月05日日本デザイン振興会は4日、2014年度グッドデザイン賞1,258件の中から選出する「グッドデザイン大賞」(内閣総理大臣賞)が、デンソー+デンソーウェーブの産業用ロボット「医療医薬用ロボット VS050 SII」に決定したと発表した。「医療医薬用ロボット VS050 SII」は、はクリーンルームなど滅菌環境下での作業を想定した、主に食品や医薬品、半導体などの製造工場で使用される産業用垂直多関節ロボット。 滅菌洗浄に耐性のある表面処理を施したことで、これまでは人間の手による作業が必要だった滅菌環境下での工程を一部代替可能で、生産工場の自動化・省力化に貢献するという。会見に出席したデンソーウェーブ・柵木充彦代表取締役社長は、「なめらかな表面の仕上げなど、このデザインを具体的な製品として仕上げるにはハードルがあったが、デンソーとデンソーウェーブで議論をしながら開発を進めて実現することができた」とコメント。また、デンソー・伊藤義人デザイン部長は、「ビス穴はコスト上露出させざるを得ないことが多い部分だが、穴には菌が溜まるため、それを隠すようデザインを行った。難しいテーマにチャレンジし、"本来のデザイン"を追求した結果で大賞をいただけたというのは本当に光栄です」と語った。そのほか、大賞の発表と共に、いわば「優秀賞」的な立ち位置の「グッドデザイン金賞」をはじめ、「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」、「グッドデザイン・ものづくりデザイン賞」、「グッドデザイン・地域づくりデザイン賞」といった特別賞の受賞内容も発表された。
2014年11月04日●「デザインの庭」がコンセプトの会場構成日本デザイン振興会主催による「グッドデザイン賞」の最新の受賞作品すべてが展示される「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)が、東京都・東京ミッドタウンにて11月4日まで開催されている。ここでは、同展の会場の様子をレポートする。グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」。50年以上の長きにわたり、デザインが優れた作品に送られている、日本で唯一の総合的デザイン評価・ 推奨の仕組みだ。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)では、当年度のグッドデザイン賞を受賞した1,258件すべてが展示されると共に一般投票が実施されている。この後、審査委員によって審査が行われたのち、11月4日に「グッドデザイン大賞」ほか特別賞各賞が選出・発表される流れとなっている。審査委員は、深澤直人、佐藤 卓、廣田尚子、渡辺弘明、山本秀夫、柴田文江、櫛勝彦、橋田規子、安次富隆、朝倉重徳、山田晃三、古谷誠章、安田幸一、永井一史、暦本純一、南雲勝志など、デザイナーのみならず建築家や学者、ジャーナリスト、企業経営者など、多様な分野の最前線で活躍する71名が務める。○「大賞候補」と「ベスト100」が勢ぞろいG展のメイン会場となる第1会場(東京ミッドタウン・ホール/ミッドタウン・イーストB1F)には、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて審査委員から特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」を展示。軽乗用車「コペン」(ダイハツ)や普通乗用車「デミオ」(マツダ)といった自動車をはじめ、グランドピアノ「CX シリーズ」(ヤマハ)や無印良品のキッチン家電やミシン「OEKAKI 50」(アイシン精機)、電子体温計「MC-682」(オムロン)などが展示されているほか、映像作品「Sound of Honda - Ayrton Senna 1989」(本田技研)やデジタルものづくりサービス「rinkak(リンカク)」などの紹介がなされている。同会場内でひときわ注目を浴びていたのが、「グッドデザイン大賞」候補である9作品だ。デジタルカメラ「dp Quattroシリーズ」は、dp1 Quattroとdp2 Quattroに加えて、未発売の dp3 Quattroの実機が展示されるなど、来場者が実際に手にとって試すことが可能だ(ただし、展示機で撮影したデータの持ち帰りは不可)。また、「産業用ロボット/ 医療医薬用ロボット VS050 SII」(デンソーウェーブ)が実際に稼働する様子に、思わず足を止めた来場者も多かった。○"デザインの庭"を散策するように展示作品を鑑賞今年の「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)の会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけたもので、その空間コンセプトは"デザインの庭"。今回から新たに採用したオリジナルの展示什器と照明により会場全体を構成し、来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞できるようになっている。オリジナルの展示什器には、素材に環境負荷が少ない強化段ボールを採用。これは、宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさや耐久性、リサイクル性を考慮して制作されているということだ。また、この会場はホールAとホールBの2つのホールが使用され、その間のスペースに本年度、全受賞デザイン1,258点がまとめて紹介されている。さらに、同会場のエントランスにある総合受付の裏手には、来場者によるグッドデザイン大賞投票コーナーを設置。ホールに展示されている9つの大賞候補から支持するデザインに投票できる(期間中1回のみ)。その横には、受賞年鑑と赤いロゴが美しい大賞トロフィーも展示されている。グッドデザイン大賞が手にするトロフィーがどんなものなのか、興味のある人は投票コーナーに左側にある透明ケースの中に注目しよう。●家電からインタフェースまで、多様な「グッドデザイン」が集結○受賞対象のデザインを領域別に展示第2会場(東京ミッドタウン・カンファレンス/ミッドタウン・タワー4F)と第3会場(東京ミッドタウン・デザインハブ/ミッドタウン・タワー5F)は、受賞対象のデザインを領域別に展示するエリア。第2会場では日用品やキッチン用品、育児・介護用品、などの生活関連アイテムをはじめ、家電、音響機器、インテリア、住宅設備、活動といった生活のデザイン、個人・家庭向けの情報機器やメディアなどのデザイン、オフィスや流通、販売、教育、研究といった産業・公共のデザインが展示されている。デザインの美しいものはもちろんのこと、工夫やアイデアの詰まった製品が並ぶ。一方、第3会場ではサービスやシステム、インタフェースのデザインや、生活・産業・公共の空間や建築、土木、設備などのサービスやシステムなどを紹介するパネルがズラリと並ぶほか、2008年から始まったタイ王国商務省 貿易振興局主催による「デザインエクセレンスアワード2014」の紹介コーナーも設けられている。○企画展示PRブース「デザインコミュニケーション」第4会場(アトリウム/ガレリアB1F)と第5会場(キャノピースクエア/プラザ1F)は、デザインに力を入れた取り組みを展開する企業やデザイン系の大学、地域による展示PRエリア。来場者と出展者とが、直接コミュニケーションを図ることができる。第4会場では、フィリップスエレクトロニクスジャパンによる「フィリップス hue(ヒュー)とスマートフォンで簡単に部屋を模様替えしよう」や、大阪芸術大学の「デザイン+デザインプロデュースの実践」、三菱電機の「デザインの行き先は、人」など、出展者ごとにテーマを設けたブースを展開。第5会場では、ダイハツが2台の新型コペン(オープンカー)を、ヤマハとヤマハ発動機はオートマチックコミューター「トリシティ」、電子ピアノ「P-255」や「クラビノーバ CLP-500シリーズ」、電子オルガン「エレクトーン STAGEAバイタライズユニット」を展示し、生演奏も楽しめる。○特設会場では、優れたデザインの家具を展示また、特設会場(ガレリア3F、サントリー美術館横・渡り廊下)では、本年度のグッドデザイン賞からスタートした「日本の家具」を国内外にプロモーションするプロジェクトである「グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション2014」として、日本の家具メーカーまたは日本人デザイナーがデザインした家具で、グッドデザイン賞審査委員が優れているとして選出したデザインの家具15点が展示されている。なお、会場では館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー企画も展開。台紙となるエコバッグはB1F プラザインフォメーションにて11:00~19:00に配布されている(1日先着300名、なくなり次第終了)。会期は残りわずかとなったが、ぜひ自身の目で今、国内で認められた「よいデザイン」の物事に触れてみてほしい。
2014年11月03日日本デザイン振興会は31日より、グッドデザイン賞の受賞展示イベント「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)を開催する。開催期間は11月4日まで、開場時間は11:00~20:00(11月4日は18:00まで)。会場は東京ミッドタウン・ホールほか同施設内各所。入場料は一般1,000円、中学生以下は無料。チケットは5日間有効。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)は、最新のグッドデザイン賞受賞デザイン全点の紹介を中心として展開されるイベント。今回は、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」の特別出展、企業や学校などのデザインの取り組みに着目した「デザインコミュニケーション」出展や、急速に発展するアジアのデザインの紹介などを予定している。また、今年度から新たにオリジナルの展示什器と照明を採用し、会場全体を構成。会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけており、空間コンセプトは「デザインの庭」。来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞することができるということだ。オリジナル展示ユニットには、環境負荷が少ない強化段ボールを採用。宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさ・耐久性やリサイクル性を考慮して制作したとのこと。なお、会場ではグッドデザイン大賞候補9点の出展および来場者による大賞投票コーナーを設置。館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー、子供向けのワークショップ(11月1日~3日に開催/事前申込制)など、来場者参加形の企画も用意されている。
2014年10月31日日本デザイン振興会は、2014年「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した賞品をはじめ、近年この賞を受賞した商品を紹介するイベント「ロングライフデザインエキシビション2014」(G展)を開催する。会期は10月31日~11月3日。開場時間は11:00~20:00。会場は東京都・渋谷ヒカリエ8階「8/」、および明治通り沿いShinQs1階入り口前イベントスペース。入場無料。「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は、10年以上にわたって生産と販売が続けられ、長い間人々から支持されているデザインに贈られる賞。このたび開催されるイベントでは、そうした身近にあって高い価値をもった「長く愛され続けるデザイン」の良さを広く知らせるべく、最新の2014年度に受賞した25点の商品と、主に2010年度以降に受賞した商品を中心に、日用品や文房具、趣味の道具などのべ90点以上が出展されるという。また、渋谷ヒカリエ 明治通り沿いShinQs1階入り口前イベントスペースでは、アメリカの人気アウトドアブランド・コールマンが、同賞を受賞したキャンプ用品などをセレクトし、デザインにこだわったキャンピングスタイルのプレゼンテーションが行われる。そのほか、10月31日、11月1日、11月3日の3日間は、渋谷ヒカリエ8階の「8/ 」内特設ステージにおいて、同賞を受賞した商品を手がけたデザイナーをゲストに招いたトークセッションを開催。ゲストや開催時刻などについては、「グッドデザインエキシビション2014(G展)」の公式WEBサイトで発表されるとのこと。なお、各回とも定員30人程度で、当日先着順となっている。
2014年10月17日工務店向け住宅フランチャイズを運営するロイヤルハウスはこのほど、同社が展開する戸建住宅「骨の見える家~住みつなぐ家~」が、2014年度グッドデザイン賞ベスト100に選出されたことを発表した。○中古流通を意識した企画デザインの戸建住宅同住宅は、中古流通を意識した企画デザインの戸建住宅。活性化する中古住宅市場に適応した、最初に住む家族だけではなく、その次の住み手、更にその次の住み手など、さまざまな家族に住みつなげ、それぞれの家族にとって末永く価値の高い家にする設計が特徴だという。住宅の市場価値は経年により減少し、戸建住宅の場合、築20年を経過すると価値はほぼゼロになると言われている。手放す側は住宅ローン残高が、購入する側は、構造など家の性能にかかわる部分への不安や、自分たちが住みやすいようにリフォームするために高い費用がかかるという課題がそれぞれある点を考慮し、最初の住み手にとっても次の住み手にとっても価値の高い住宅となるような工夫を採り入れた。「骨の見える化」では、2×4やプレハブなど大壁工法の普及とともに、給排水や電気設備などのインフラや構造体が隠され、家の構造が住まい手にはわからなくなっていることに着目。下地がどこにあるか、どのような構造になっているかがわかる透明性の高い家とした。「グリッド化」では、壁・天井・床などの改修で「ある面だけを補修したい」「一部だけを補修したい」という顧客からの要望があることから、壁・天井・床をグリッド(細分)化。部分的な補修が可能になり、線や面をそろえやすく、内装リフォームの際のデザインが整えやすい家とした。「シンプル化」では、間取りや外観を極力シンプルなデザインにすることで、将来のリフォームや中古流通に対する対応しやすい家とした。以上3つの工夫により、大工など職人の手ではなく、住まい手自身での改修やリフォームも行いやすくなり、DYIに関心のあるユーザーにも適した家になったという。
2014年10月06日三宅デザイン事務所のリアリティ・ラボがデザインを手掛けた照明器具「陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE(インエイ・イッセイミヤケ)」が「2013年度グッドデザイン金賞」を受賞。「プリーツ・プリーズ・イッセイ・ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE、以下プリーツ・プリーズ)」が、同「ロングライフデザイン特別賞」を受賞した。グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催。さまざまな事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することで、私達のくらしや産業、そして社会全体をより豊かなものへと導くことを目的としたデザイン推奨運動である。陰翳IN-EI ISSEY MIYAKEは、帝人フロンティアのペットボトル再生繊維「エコペットペーパー」をシェードに利用。和紙のような風合いのシェードは手で簡単に組み立て、形を変えることができ、コンパクトに収納できる。プリーツ・プリーズは、1988年に「イッセイ・ミヤケ」のコレクションとして発表された、プリーツの服がシーズン毎に発展し、1993年にブランドとして本格的にスタートしたもの。「暮らしの中で生きてこそ、デザインの存在価値がある」という三宅一生の考えを実現するべく、プリーツという伝統的な加工素材を最新技術を用いてより軽く、着やすく、扱いやすい機能的な現代の服を追求している。衣服として特別賞を受賞したのは、プリーツ・プリーズが初。「身体・人間」「生活」「産業」「社会・環境」などの分野において、同ブランドが提供するデザイン価値が評価された。今回のグッドデザイン金賞には、深澤直人がデザインした株式会社マルニ木工の椅子や、佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社による図書館など20のデザインが選ばれ、ロングライフデザイン賞には株式会社パイロットの油性ボールペンや住友スリーエム株式会社のポスト・イットノートなどが選ばれた。グッドデザイン賞の大賞は「該当なし」となった。
2013年11月12日本田技研工業はこのほど、軽乗用車「N BOX」と「N BOX +」が、2012年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)を受賞したと発表した。グッドデザイン金賞は、グッドデザイン賞全受賞対象の中でも総合的に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」の中から、22日に東京ビッグサイトで開催された特別賞審査会にて選出された。N BOX(エヌ ボックス)は、新設計のプラットフォームとパワープラントの採用により軽乗用車最大級(同社調べ)という室内空間を実現し、N BOX +(エヌ ボックス プラス)は”新しい可能性をプラスする”をコンセプトとした「N」シリーズ第二弾となる軽乗用車。2012年度グッドデザイン賞の審査では、大きさに決まりがある軽自動車で、「メカは小さく、人のための空間は大きく」の思想に基づいたプラットフォームとパワープラントを新開発して広い室内空間を実現したことや、新開発のエンジンとトランスミッション、さらにアイドリングストップ機構とあいまって走行性能と燃費性能を両立した点が評価されたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日日本デザイン振興会は、2012年のグッドデザイン・ベスト100を発表した。このベスト100の中から、11月末に東京ビックサイトで開催される「グッドデザインエキシビジョン」開催期間中に、2012年特別賞各賞が決定する。ユニットバスが持つ高い防水機能・清掃性を備えつつ、壁材の選択や開口部のアレンジが自由にできるハーフバス。同製品は、センターポールやシャワーヘッドは使いやすい自然な位置に配置し、天井もディテールの美しさにこだわっている。社内の他、外部建築家とのコラボで、新しい提案を丁寧に実現している姿勢が評価された。キューブを回しながら読む木の絵本「おなはし木っこ」の「どれがどすた?」。この絵本では、誰が?、どこで?、なにを?、どうした?のパートに分けた4個の立方体を自由に組み合わせ、1,296通りもの「おはなし」を自由に作ることができる。大人と子供が木の絵本を楽しみながら、言葉によるコミュニケーションの文化を伝えてゆく点が評価された。起きる時刻をセットして枕元にセットすれば、寝返りなどを検知し、寝付くまでの時間と起きるまでの睡眠時間を計る「ねむり時間計」。ネットとの連動性で、客観的に自分の眠りを確認できることや、それらのサービスを通して、行動意識の改善につなげようとする姿勢が評価された。形態、グラフィック、手触りなどのデザインも高評価を得ている。同製品は、どんな凹凸にも反応し肌への負担をコントロールするインテリジェントフィッティング機構を搭載した使い捨てカミソリ。使い勝手のいいサイズとホールド感、樹脂量の削減を実現させたデザイン、日本製でありながら1本150円程度いう価格設定が、意欲的な取り組みであると評価された。同製品は家庭用のコンピューターミシン。ボタンを押すだけで好みの縫い模様を選べる機能や、視認性の高い液晶パネル、簡単な糸通しなど使い勝手の向上に積極的に取り組んでいる点が評価された。また、大型ボタンの採用で、直感的に使いやすさが伝わるデザインとなっており、ミシン初心者にもぴったりだ。同製品は視力補整が必要な人にとって、釣りシーンなどのアウトドアに重宝する「度付きの偏光サングラス」。新しいデザインの発想により、視力補正と偏光機能を1本で両立。従来までの経済性や持ち運びのコンパクトさに欠ける側面を補っている。機能性とデザイン性はもちろん、それらを低価格で実現させた点が評価されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日ロバート・デ・ニーロが、2006年に監督を務めた『グッド・シェパード』のTVドラマ化を進めているようだ。マット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーが共演し、自身も出演した同作だが、今回デ・ニーロは米ケーブル局「Showtime」と提携して同作のTVシリーズの製作を進めているという。CIA諜報員の活躍を描いた同作で、脚本を執筆したエリック・ロスが今回のドラマシリーズでも脚本を担当する予定で、デ・ニーロ自身も同シリーズでTVドラマでの監督デビューを果たす見込みだ。デ・ニーロは2010年に、『グッド・シェパード』の続編2本の監督を務めたいとも話していた。■関連作品:グッド・シェパード 2007年10月20日より日劇1ほか全国にて公開
2012年09月10日ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、イギリスで開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、Fタイプの開発プロトタイプを一般向けに初公開すると発表した。有名なグッドウッド・ヒルを、ジャガーのビークル・インテグリティ責任者、マイク・クロス氏の運転で駆け上がるという。Fタイプはまったく新しく開発されたスポーツカーで、コンセプトモデルとして発表されたC-X16の市販モデル。今年4月のニューヨーク・オートショーで正式に発売が発表された。2012年中に発表した後、2013年に発売するとしている。同車は2シーターのコンバーチブルで、アルミボディを採用し、軽量であることが特徴。C-X16は全長4,445mm、全幅2,048mmと堂々たるサイズで、380馬力を発生するスーパ―チャージャー付きの3.0リットルV型6気筒エンジンを搭載すると発表されている。こうしたスペックがそのままFタイプに採用されるかは不明。これまで発表されたFタイプの写真はカモフラージュが施されたもので、そのエクステリアさえ明らかにされていない。今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの発表で、Fタイプは初めてそのベールを脱ぐといえる。スペックなどがどの程度発表されるかは不明だが、実際にヒルクライムにチャレンジすると発表されていることから、大まかな動力性能は判明するものとみられる。同イベントはヒルクライムを中心としたモータースポーツイベントで、世界中からスポーツカーファンが集まることで知られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日パナソニック電工が展開する「スマートデザインシリーズ」は、Simple & Smartのコンセプトで建築との調和を目指した屋外用住宅設備商品シリーズ。この度「2011年度グッドデザイン賞」をシリーズトータルで受賞した。「屋外用住宅設備商品」とは、防水コンセントやセンサーなど住宅の屋外に取付けられる設備商品のこと。これまであまり目を向けられることが少なく、ばらばらになりがちだったこれらの設備を、とびきりモダンなデザインでトータルにコーディネイトしたことが評価され、受賞の運びとなった。整理されたカタチと建築部材に見劣りしない質感の高い仕上げは、外観に違和感なく溶け込み、住まいの顔を引き立ててくれる。これからのスタンダードとして外観設計に欠かせない存在だろう。 こちらのページでは 「家まるごと」のトータルコーディネートのイメージをご覧いただける。設置される場所それぞれに必要となる色がある。場所ごとにアレンジすることによって建築外観がまとまり調和の取れた外観演出ができるという。「家まるごと」外観をコーディネートするという発想のこのシリーズ、マイホーム購入やリフォームをご検討されている方は、チェックしてみてはいかがだろうか。<代表的な商品のご紹介> ▼防水コンセント 庭やガレージなど、屋外で電気製品を使用するときに ▼熱線センサ付自動スイッチ おかえりなさい、の気持ちを明かりで表現 ▼[電子]消灯タイマ付EEスイッチ 門灯や庭園灯に、うっかりの消し忘れをなくしてしっかり節電 ▼[EV・PHEV充電用]屋外コンセント 電気自動車の充電に ▼WHMボックス 電力メーターをおしゃれに収納 ▼スッキリポール 電力線や光ファイバーをスッキリ引き込み ▼ドアホン子器 カラーカメラで来客をワイドにキャッチプレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月08日巨匠リドリー・スコットとトニー・スコット兄弟が手がける、全米人気沸騰中のリーガル・サスペンスシリーズ「グッド・ワイフ彼女の評決」。セックス・スキャンダルにより州検事の夫に裏切られた挙句、収監された夫に代わって家計を支えるべく弁護士に復帰する、という主人公・アリシアの設定がまず観る者の興味を引くが、実はこの波乱万丈のヒロイン、現実に起きたスキャンダルにインスパイアされて作られたキャラクターだという。今回、シネマカフェに到着した特別映像では、製作総指揮を務めたミシェル・キングら製作スタッフに、アリシア役のジュリアナ・マルグリーズが、アリシアをめぐるドラマと現実に起きた数々のスキャンダル報道との関連性を解説している。ドラマでは、夫・ピーターの釈明会見から幕を開けるが、その傍らには妻・アリシアの姿が。不倫で自分を裏切った夫の会見に同席するなんてとても信じられない、という女性の声が多く聞こえそうだが、実は3年前、同じ状況での会見が全米で非難の的となった。その人物とは、元ニューヨーク知事のエリオット・スピッツァー氏。このとき、売春スキャンダルの謝罪会見に同席した妻・シルダさんに対して、同情の声が全米中であがったが、そんな夫を支える妻の寛大さでいえば、元・米大統領ビル・クリントン氏をスキャンダル騒動中も支え、いまや米国務長官として活躍する、妻ヒラリー・クリントンも記憶に新しいところだろう。ミシェルが興味を持ったのは、その妻たちが弁護士であったという、偶然の共通点。そして、ドラマは“妻”がその一件をどう受け止め、乗り越えていくかを、アリシアを通して描いていく。ジュリアナはこれについてこう語る。「屈辱的な世間の目に耐え続けた末に、自分の人生を取り戻すのか、それとも事件から距離を置いてやり過ごすのか。ドラマを観ながら多くの人が自分に問うはず。“私ならどうする?”と」。果たして、アリシアはこの屈辱をどう乗り越え、そしてどんな決断を下すのか――?現実にも同じようなドラマが存在していたことを頭の片隅に置いてみると、またこのドラマが一味違って楽しめるかもしれない。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「グッド・ワイフ 彼女の評決シーズン1」(全11巻・全23話)TSUTAYA先行レンタル中TM © 2011 CBS Studios Inc. THE GOOD WIFE and all relatedmarks and logos are marks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.特集「グッド・ワイフ彼女の評決」■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]■関連記事:「グッド・ワイフ」ジュリアナ&クリスインタビュー!良き妻ながら複雑な役柄に苦戦?愛する人に裏切られても許す?「グッド・ワイフ彼女の評決」に見る、女性のホンネシネマカフェ的海外ドラマvol.193海外ドラマの“親子関係”いろいろ第1回真実と嘘、どちらを信じれば…「グッド・ワイフ」女性ブロガー限定試写会に40名様ご招待
2011年05月23日母・妻として家庭を守ってきた生活から一転、弁護士として奮闘するヒロインの姿を描いた、注目のリーガル・サスペンス「グッド・ワイフ彼女の評決」が5月20日(金)よりTSUTAYA先行でリリースされる。巨匠リドリー・スコットとトニー・スコット兄弟製作、「ER緊急救命室」でもおなじみのジュリアナ・マルグリーズ主演。州検事である夫の不倫スキャンダルを機に、13年ぶりに弁護士へと復帰した主人公・アリシアの“真実”をめぐるドラマがテンポよく描かれる。シネマカフェでは、このリリースに先駆けて女性読者を集めての試写会を開催し、ヒロイン・アリシアをめぐる様々なドラマについてアンケートを実施した。まず、第一のテーマは「アリシアのように、もし愛する人に裏切られたら許せるか?」。ドラマでは、真実のみを見つめる冷静沈着な目と夫への愛でもって、収監された夫を許し、支えていくアリシアだが、世の女性の目はもっと厳しいようで「いいえ」と答える人が過半数だった。では、「もしアリシアと同じ立場になったら、どうする?」と聞いたところ、「別れる」、「新しい人を見つける」、「会いに行かない」という厳しい意見が寄せられたが、中には「『ハイ』になるように努力はしてみるが、それでも一度は別れるかも…」という声も。その問題の夫・ピーターを演じているのが、女性からの絶大な人気を誇る「セックス・アンド・ザ・シティ」(「SATC」)で主人公キャリーの恋人、ミスター・ビッグ役で一躍有名となったクリス・ノース。「SATC」では、時にキャリーを傷つけたり、振り回すプレイボーイ役が印象強かったが、本作ではどんな男性像となっているのか?この日集まった女性ほぼ全員が「SATC」を鑑賞済みだったが、今回の役について尋ねると、「なんだか情けない男。『SATC』でも逃げるし、だらしない男のイメージが強い」、「女性の敵のような…」とビッグの“だめんず”像と重ねて見る女性が多かった。逆に、「女たらしでエリートなイメージは一緒だが、『SATC』より人間くさい」、「どれが本音なのか、疑いをどう晴らすのか、今後の展開がとても楽しみ。『SATC』と違って“イケてない”彼を見れたのも良かった」という、今後彼が見せていくギャップに期待する声も多数寄せられた。ピーター以外にも、アリシアが働く弁護士事務所の仲間や法廷に登場する面々の個性的なキャラクターが見どころの本作。今後、注目していきたい人物を聞いたところ、ヒロイン・アリシアと僅差で人気が上回ったのが、彼女の頼もしき相棒で調査スタッフのカリンダ(アーチー・パンジャビ)。全米でも高い人気を誇る彼女だが、「仕事のやり方がおもしろい。強気な彼女がとても魅力的でした。ずっとアリシアの味方でいてほしい」、「彼女の賢さ&鋭さはアリシアを正しい判断へと導いてくれそう。どんな裏があるのかも楽しみ」と、“頼れる”同性として女性たちの心をとらえた。一方、アリシアに対しても「悲しみを知ってなお強く生きる姿がかっこいい」、「微妙な表情に出る心の中の複雑さに共感できた」という共感も多く集まった。法廷ドラマと聞くと、法律用語が多く難しそうなイメージを抱く方も多いかもしれないが、多くの女性が「テンポ良くストーリーが進んでいくので、あっという間に時間が経ちました」、「弁護士のやりとりがよかった」、「いろいろな質問やアプローチをかけたり、法廷の様子がすごい」と回答。中でも「女性の友人に薦めたい」という声が目立った。法廷ドラマは食わず嫌い…というあなたもきっと楽しめるはず。「グッド・ワイフ 彼女の評決シーズン1」(全11巻・全23話)5月20日(金)よりTSUTAYA先行レンタル開始TM & copy; 2011 CBS Studios Inc. THE GOOD WIFE and all relatedmarks and logos are marks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.特集「グッド・ワイフ彼女の評決」■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]SEX and the CITYセックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.193海外ドラマの“親子関係”いろいろ第1回シネマカフェ的海外ドラマvol.19230代独女に贈る「ビーイング・エリカ」最終回真実と嘘、どちらを信じれば…「グッド・ワイフ」女性ブロガー限定試写会に40名様ご招待「SATC」のキャリーと「ゴシップ・ガール」のヴァネッサがコメディ作で共演シャーロット&ミランダがぶっちゃけ子育てトーク!『SATC2』本編映像が到着
2011年05月12日