ケンコー・トキナーは5月8日、フルサイズ対応の交換レンズ「AT-X 24-70 F2.8 PRO FX」を発表した。ニコン用を6月初旬に、キヤノン用を7月初旬に発売する。希望小売価格は150,000円(税別)。焦点距離24~70mmの全域でF2.8を実現した大口径標準ズームレンズ。ガラスモールド非球面レンズ3枚と超低分散ガラス3枚により、周辺部の解像度と周辺光量、ディストーションを補正しており、コントラストの高い描写を実現した。レンズ後群にG09 / G10 / G14の凸レンズ3枚と、超低分散ガラス(SDガラス)を配置したことで色収差も補正できる。SDM(超音波モーター)を採用したことで、AF駆動時のモーター音を抑えている。そのほか、フォーカスクラッチ機構によってAFとMFの切り替えをスムーズに行えるなど操作性を高めた。フロントインナーフォーカス方式を採用しているため、合焦の際も全長は変わらない。主な仕様は焦点距離が24~70mm、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が11群15枚、画角が84.2度~34.49度、絞り羽枚数は9枚、最短撮影距離が0.38m、マクロ最大倍率は1:4.73。フィルターサイズは82mm。本体サイズは最大径89.6mm×全長107.5mm、重量は1,010g。
2015年05月08日ケンコー・トキナーは1日、衝撃や汚れに強いレンズフィルターシリーズ「Zéta Quint」から、「Zéta Quint C-PL」を発売した。希望小売価格(税別)は、37mm口径の14,000円から82mm口径の33,500円まで。Zéta Quint C-PLは、高透過率偏光膜を採用したサーキュラーPLフィルター。透過光量は、通常のサーキュラーPLフィルターより約1EV明るい。露出倍数は1.7~2.2倍(約2/3絞り~1絞り分)。従来製品よりもレンズに固定する部分を広く取っており、フィルターの取り外しをしやすい構造となっている。Zéta Quintシリーズ共通の仕様として、材質には強化ガラスを使用する。フィルター枠には硬度の高いジュラルミンを採用。フィルターの被写体側にはダストフリーコートを施し、汚れが付いても簡単にふき取れる。レンズ取付面に施した反射防止コートは、ガラス面における反射率を片面0.6%以下にする。フィルターガラスの外周には黒塗り加工を行い、内面反射を防止する。フィルター口径は37mm / 39mm / 40.5mm / 43mm / 46mm / 49mm / 52mm / 55mm / 58mm / 62mm / 67mm / 72mm / 77mm / 82mmを用意。ポリカーボネート樹脂製の専用フィルターケースが付属する。
2015年05月07日ケンコー・トキナーは4月21日、クイックシューを備えた3Way雲台「SV-740」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は4,500円前後。脚部の段数が4段のスタンダードな三脚だ。脚部はロック式になっておりパイプ径は23.3mm。開脚角度の調整ができるステーストッパーを採用する。縮長は490mmとコンパクトだ。DIN規格のクイックシューを装備する3Way雲台を装備。ラック&ピニオン式エレベーターとパンハンドルで、構図の調整をすばやく行える。そのほか水準器を備え、専用ケースも付属。主な仕様は縮長が490mm、EV下げ全高が1,243mm、全高が1,465mm、重量が1.18kg。
2015年04月21日ケンコー・トキナーは3月18日、テレコンバーター「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」と「テレプラス HD 2X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」のファームウェアアップデートを受付開始した。無償でアップデートを行う。このたびのファームウェアアップデートは、「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」および「テレプラス HD 2X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」を装着した際に、キヤノンのSTMレンズ7本が正常に動作しない不具合を受けて提供されるもの。アップデートで動作可能になるのは、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」「EF100-400/4.5-5.6L IS II USM」の4本だ。ファームウェアアップデートを希望するユーザーは、製品を着払いでケンコー・トキナー宛に送付。その際、テレプラスHDのファームアップを希望する旨と氏名、返送先住所、連絡可能な電話番号を明記した紙を同梱する必要がある。ファームアップが完了した製品は2週間から3週間ほどで返却される。「テレプラス HD」は、2014年12月に発売されたテレコンバーター。新しい光学設計で、解像度が従来モデルの150%にアップした。
2015年03月19日ケンコー・トキナーは3月1日より、写真コンテスト「国際フィルターフォトコンテスト2015」の作品募集を開催した。応募期間は2015年9月30日まで。コンテストのテーマは「フィルターを効果的に使用した写真」。使用するフィルターのメーカーは問わない。ただし、プロテクターなど、フィルターを使用した効果が認められない作品は対象外となる。作品の応募方法は、Webサイトの応募フォームからか、作品のデータを入れたCD-Rを郵送する。グランプリ1名には50万円相当のケンコー・トキナーグループ製品、審査員特別賞2名には同10万円相当の製品、PLフィルター作品賞、NDフィルター作品賞、ソフトフィルター作品賞、クロスフィルター作品賞、クローズアップレンズ作品賞の各1名には、同5万円相当の製品、入選30名には同2万円相当の製品、佳作50人には同1万円相当の製品が送られる。受賞者の発表は2016年2月に行われる「CP+ 2016」のケンコー・トキナーブースおよびケンコー・トキナーWebサイト上にて行われる予定だ。その他、詳しい応募要項は特設サイトを参照のこと。
2015年03月06日ケンコー・トキナーは、トキナーレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」の発売を記念し、「トキナーレンズ新製品発売スプリングキャンペーン」を実施している。2月20日から5月31日の期間中に対象となるトキナーレンズを購入し、製品同梱の応募ハガキを投函した人にもれなく、カメラバッグ 、テーブル三脚、双眼鏡のいずれか1点をプレゼントする。キャンペーン対象のレンズは「AT-X 11-20 PRO DX」、「AT-X 12-28 PRO DX」、「AT-X M100 PRO D」の3本。プレゼントされる製品は、カメラバッグ「aosta デコーロ(AOC-DC1SHL-BK)」、テーブル三脚「SLIK プロミニIII N」、双眼鏡「New Mirage 7×50」のいずれか。なお、同じレンズを複数購入しても、応募は1回のみ有効。対象購入期間は、2015年2月20日から同年5月31日まで。応募期間は、2015年2月20日から同年6月10日まで。詳細はキャンペーンWebサイトを参照のこと。
2015年02月26日ケンコー・トキナーは2月17日、カメラバッグ「aosta OEJメッセンジャー」と「aosta OEJボディバッグ」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格はaosta OEJメッセンジャーが6,900円前後、aosta OEJボディバッグが5,900円前後だ(いずれも税別)。シリーズ名の「OEJ」は「Outdoor」「Everyday use」「Journey」の頭文字に由来し、様々なシーンで使用できるカメラバッグだとする。○aosta OEJメッセンジャー「aosta OEJメッセンジャー」は、防水・防塵性に優れているターポリン生地とポリエステルを使用したメッセンジャーバッグ。巾着型のインナーケースには、ミラーレス一眼カメラもしくはエントリークラスの一眼レフカメラと、交換レンズ1本を収納できる。タブレット用のほか、多数のポケットを備えている。本体には夜道でも光る反射板を装備する。ショルダーパッドは取り外し可能で、バックルはニフコ製。外寸は約W460×D135×H290mmで、内寸は約W280×D75×H140mm。重量は約760g。カラーはレッド、ネイビー、イエロー。○aosta OEJボディバッグ「aosta OEJボディバッグ」は、aosta OEJメッセンジャーと同じターポリン生地とポリエステルを使用したボディバッグ。メイン収納部にはサイドジッパーからもアクセスでき、すばやく機材を取り出せる。巾着型のインナーケースにはaosta OEJメッセンジャーと同様の機材を収納可能だ。サイドポケットには500mlペットボトルや折りたたみ傘を収納できる。外寸は約W240×D105×H375mmで、内寸は約W210×D70×H145mm。重量は約620g。カラーはレッド、ネイビー、イエロー。
2015年02月18日2月12日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている「CP+2015」。ケンコー・トキナーは新しく発表されたレンズ(2製品)を展示し、カメラボディに付いた状態で手に取ることができた。ただし、まだ開発途中とのことで、自分のカメラに付けて試すことはできなかった。○久しぶりにリニューアルした「AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX」トキナーブランドとしては久しぶりにフルモデルチェンジとなった。大口径標準ズームの発表は、実に十数年ぶりだという。「AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX」は手ブレ補正などの機能は搭載せず、画作りに注力したとのこと。そのためか、トキナーらしく質量は約1kgと重めである。○11-20mmでF2.8の明るいレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」は、「AT-X 116 PRO DXII」の上位モデルだ。11-16mmのAT-X 116 PRO DXIIより少し望遠側を広げた11-20mmのズーム幅となっている。○映像用レンズも展示ケンコー・トキナーは最近、映像用機器のレンズも手がけるようになった。一眼レフ用レンズの工学系はそのままに、絞りやフォーカス、ズームをすべてレンズ側で調整できるようにしたものと考えてよい。基本的にはマニュアル操作だ。マニュアル調整リングを付けるために、内部の構造が一眼レフ用レンズより複雑になるという(最近の一眼レフ用レンズは電子制御が一般的で、マニュアル調整リングが少ない)。
2015年02月14日ケンコー・トキナーは2月3日、テレコンバーター製品の「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」および「テレプラス HD 2X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」において、キヤノンのSTM(ステッピングモーター)レンズ7本が正常に動作しない不具合を発表した。不具合が発生しているSTMレンズは以下の7本。EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMEF-S24mm F2.8 STMEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMEF40mm F2.8 STMEF24-105mm F3.5-5.6 IS STM現在、ファームウェアの開発を行っており、上記のうち以下の3本に関しては、アップデートにより動作が可能になる見込み。EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMファームウェアのアップデートはメーカー送付にて対応。製品の発送手順などに関しては、3月上旬頃に改めて告知を予定している。ただし、本製品を介してフルサイズカメラにEF-Sレンズを取り付けて使用した場合は、引き続き動作保証外。またアップデートを行っても、EOS Kiss X6シリーズ以前のEOS Kissシリーズと上記3本のレンズの組み合わせでは動作しない場合がある。以下のSTMレンズについては、ファームウェアのアップデート対応後も動作対象外。EF-S24mm F2.8 STMEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMEF40mm F2.8 STMEF24-105mm F3.5-5.6 IS STM「テレプラス HD」は、2014年12月発売。従来品に比べてレンズ性能が向上しており、以前はEFレンズのみ装着可能だったのがEF-Sレンズも使用できるようになった。光学系が新設計となっており、解像度は同社比で150%アップしている。
2015年02月05日ケンコー・トキナーは1月30日、レンズを傾けることで流れるようなボケが得られるレンズベビーシリーズから「レンズベビー コンポーザープロ システムキット」と「レンズベビー コンポーザープロ マクロパック」を発売した。○レンズベビー コンポーザープロ システムキット「レンズベビー コンポーザープロ システムキット」は、「コンポーザープロ スウィート35」「スウィート50オプティック」「エッジ80オプティック」「マクロコンバーター(8mm、16mm)」「レンズクリーニングクロス」「システムバッグ」がセットになったモデル。希望小売価格は123,000円(税別)。「レンズベビー コンポーザープロ スウィート35」は内部に焦点距離35mmの「スウィート35 オプティック」を標準装備する。焦点距離50mmの「スウィート50オプティック」と80mmの「エッジ80オプティック」も付属する。「マクロコンバーター」は、レンズベビー本体とレンズユニットの間に取り付けて、接写撮影を可能にするもの。8mmと16mmのマクロコンバーターがセットになっており、重ねて使用することで24mmのコンバーターとしても使用できる。○レンズベビー コンポーザープロ マクロパック「レンズベビー コンポーザープロ マクロパック」は、「コンポーザープロ スウィート50」「ソフトフォーカスオプティック」「マクロコンバーター(8mm、16mm)」「レンズクリーニングクロス」「システムバッグ」がセットになったモデル。希望小売価格は68,000円(税別)。「レンズベビー コンポーザープロ スウィート50」は内部に焦点距離50mmの「スウィート50 オプティック」を標準装備。やわらかな描写が得られる「ソフトフォーカスオプティック」には、3種類のマグネット式マルチホール絞りディスクが付属する。マクロコンバーターについては、システムキットと同様だ。
2015年02月03日ケンコー・トキナーは1月30日、レンズを傾けることで流れるようなボケが得られるレンズベビーシリーズから「レンズベビー コンポーザープロ スウィート50」や「レンズベビー コンポーザープロ エッジ80」など4アイテムを発売した。○レンズベビー コンポーザープロ エッジ80「レンズベビー コンポーザープロ エッジ80」は、焦点距離が80mmで開放絞りF2.8の単焦点レンズ「エッジ80 オプティック」が標準装備されているティルトレンズ。キヤノンEF用、ニコンF用のマウント2種類に対応する。メタルボールデザインによりスムーズなティルト動作とピント調整が可能だ。レンズを傾けることで、任意の位置にピントを合わせる。12枚の絞り羽根を内蔵し、絞りリングを回すことでボケをコントロールする。主な仕様は、焦点距離が80mm、絞り値がF2.8~F22、レンズ構成が4群5枚(マルチコート)、フィルター径が46mm、最短撮影距離が約43cm。本体サイズはW66.68×D66.68×H92.36mm、重量は約275g(サイズと重量はキヤノンEFマウント用)。希望小売価格は70,000円(税別)。○レンズベビー コンポーザープロ スウィート50「レンズベビー コンポーザープロ スウィート50」は、焦点距離が50mmで開放絞りがF2.5の単焦点レンズ「スウィート50オプティック」が標準装備されているティルトレンズ。キヤノンEF用、ニコンF用、ソニーα用とE用、ペンタックスK用、マイクロフォーサーズ用のマウント6種類に対応する。焦点距離を除いた使い方や特徴は「レンズベビー コンポーザープロ エッジ80」とほぼ共通。主な仕様は、焦点距離が50mm、絞り値がF2.5~F22、レンズ構成が1群2枚(マルチコート)、フィルター径が46mm、最短撮影距離が約38cm。本体サイズはW66.68×D66.68×H74.84mm、重量は約181g(サイズと重量はキヤノンEFマウント用)。希望小売価格は50,000円(税別)。○レンズベビー スウィート50オプティック「レンズベビー スウィート50オプティック」は、焦点距離が50mmで開放絞りがF2.5のレンズユニット。「レンズベビー コンポーザープロ スウィート50」に付属するレンズユニットと同じもので、「コンポーザープロ」シリーズに取り付けて使用する。本体サイズはW49.28×D49.28×H48.14mm、重量は約51g。希望小売価格は21,000円(税別)。○レンズベビー クリエイティブアパーチャー オプティック「レンズベビー クリエイティブアパーチャー オプティック」は、星型やハート型など12種類のデザインのマグネット式絞り板が付属するレンズユニット。レンズベビーシステムの鏡筒(別売)に取り付けて使用する。背景のボケ部分にイルミネーションや木漏れ日、太陽の輝きの反射などを入れて撮影すると、ユニークなボケを表現できる。主な仕様は、焦点距離が50mm、絞り値がF2、フィルター径が37mm、最短撮影距離が約46cm。本体サイズはW49.16×D49.16×H33.85mm、重量は約40g。希望小売価格は10,000円(税別)。
2015年02月03日ケンコー・トキナーは、APS-Cサイズ用の超広角大口径ズームレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」を2月20日に発売する。2014年12月の発表当初において、2015年2月中旬とされていた発売予定時期がこのたび正式に決定した。希望小売価格は税別100,000円だ。AT-X 11-20 PRO DXは、焦点距離11~20mmの大口径広角ズームレンズ。マウントはキヤノン用とニコン用を用意する。主な仕様は、焦点距離が11-20mm、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が12群14枚、画角が104.34~72.42度(ニコンカメラ使用時)、絞り羽根枚数は9枚、最短撮影距離が0.28m、最大撮影倍率が1:8.62。フィルターサイズは82mm。本体サイズは最大径が89mm、全長が92mm、重量は560g。専用フードが付属する。
2015年01月30日ケンコー・トキナーは28日、画角が185度の全周魚眼レンズ「レンズベビー サーキュラー フィッシュアイ」を発表した。キヤノン「EF」、 ニコン「F」、ソニー「α」と「E」、ペンタックス「K」、マイクロフォーサーズという6種類のマウントに対応。1月30日から発売し、価格は各マウント対応モデルとも50,000円(税別)。APS-Cフォーマットに合わせて設計された全周魚眼レンズ。魚眼ならではの効果を活かした写真表現が可能となっている。フォーカスはマニュアルで、レンズ先端から約6mmの近接撮影が可能。まわりの景色を写し込んだクローズアップ撮影や、被写体に光源を入れて画像の外周にフレアの輪を写すこともできる。使用する際は、カメラの露出モードをマニュアルか絞り優先オートにする(一部のカメラはマニュアルモードのみ使用可能)。主な仕様は、焦点距離が5.8mm、絞り値がF3.5~F22、画角が185度、最短撮影距離が約6mmm(レンズ先端から)。本体サイズはW77.85×D77.85×H89.16mm、重量は約326g(サイズ、重量はキヤノン「EF」マウントのもの)。
2015年01月28日ケンコー・トキナーは12月24日、大口径広角ズームレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」を発表した。マウントはキヤノン用とニコン用を用意。2015年2月中旬に発売する。希望小売価格は100,000円(税別)。APS-Cフォーマット対応で、焦点距離11~20mmの大口径広角ズームレンズ。レンズ全長が延びないインターナルフォーカス方式を採用。P-MO非球面レンズを前群に配置し、後群に配置したガラスモールド非球面レンズと合わせてディストーションや各収差を補正する。また、SDガラス「FK01」と「FK03」が色収差も除去。ワンタッチフォーカスクラッチ機構により、マニュアルフォーカス時のフィーリングに適度なトルク感がもたらされ、精密なピント合わせを行いやすい点も特徴だ。主な仕様は、焦点距離が11-20mm、明るさがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が12群14枚画角が104.34~72.42度、絞り羽根枚数は9枚、最短撮影距離が0.28m、マクロ最大倍率が1:8.62。フィルターサイズは82mm。専用フードが付属し、本体サイズは最大径が89mm、全長が92mm、重量は560g。
2014年12月24日ケンコー・トキナーは19日、光学系を一新したテレコンバージョンレンズ「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」と「テレプラス HD 2X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」の2モデルを発表した。12月20日より発売する。希望小売価格(税別)は23,000円より。○テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」は、焦点距離を1.4倍に伸ばすキヤノン製一眼レフカメラ用レンズ対応のテレコンバージョンレンズ。希望小売価格は23,000円。従来品に比べてレンズ性能が向上しており、EFレンズのみ装着可能だったのがEF-Sレンズも使用できるようになった。光学系が新設計となっており、高画素のデジタル一眼レフカメラにマッチした性能に仕上がっている。解像度は同社比で150%アップ。主な仕様はレンズ構成が2群3枚、露出倍数が約2倍(1絞り分)。本体サイズは鏡胴の長さが18mm、鏡胴径が68mm、重量が111g。○テレプラス HD 2.0X DGX キヤノンEOS EF/EF-S「テレプラス HD 2.0X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」は、焦点距離を2.0倍に伸ばすモデル。希望小売価格は28,000円(税別)。主な仕様はレンズ構成が4群5枚、露出倍数が約4倍(2絞り分)。本体サイズは鏡胴の長さが35.9mm、鏡胴径が68mm、重量が168g。
2014年12月19日ケンコー・トキナーは、帆布を用いたカメラバッグ「aosta ミニトートバッグ」を22日に発売する。トートバッグとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても使用可能だ。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,700円前後。aosta ミニトートバッグは、強度・耐久性・通気性に優れるコットン帆布を使用したトート型のカメラバッグ。着脱可能なショルダーベルトが付属するため、トートバッグとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても使用可能だ。レンズ装着状態のエントリークラス一眼レフカメラ、あるいはミラーレス一眼カメラと、それぞれの交換レンズを収納できる。カメラを保護するインナーケースには仕切りが2枚付属。インナーケースを取り外せば通常のバッグとしても使用できる。前面にはウレタンクッション張りの大型ポケットを備えており、スマートフォンやクリーニングセットなどを入れておける。底部にはテントなどに用いられるターポリン素材を採用。水や汚れを拭き取りやすい。外寸はW300×D135×H245mm、インナーケースの内寸はW220×D75×H130mm。ショルダーベルトとインナーケースを含む重量は700g。カラーはブラックとブラウン。
2014年12月17日ケンコー・トキナーは一眼レフカメラ2台用の速写ストラップ「AQS-75HS」を12月12日に発売する。肩への負担を軽減するエアーセルクッションパッドを採用している。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,500円前後だ。AQS-75HSは、複数のカメラとレンズを使い分けるプロフェッショナル向けカメラストラップ。両肩にかけるタイプで、2台の一眼レフカメラを携行可能だ。凹凸状のクッションに空気を閉じ込めたエアーセルクッションパッドを採用し、肩にかかる圧力を分散させて負担を軽減する。カメラの三脚穴を利用してAQS-75HSのプレートに装着する。AQS-75HSのプレートの裏にも三脚穴を備えているので、カメラをAQS-75HSから取り外すことなく三脚に固定できる。ショルダーパッド幅は68mm、ストラップの最大長は1,300mm、重量は230g。対応機材の最大重量は3kg×2となっている。
2014年12月10日スリックおよびケンコー・トキナーは2015年1月21日から、スリック製の三脚、一脚ほかカメラアクセサリの価格を改定すると発表した。今回の価格改定は為替変動や原材料費の高騰、人件費の上昇などによる値上げ。価格改定の例として、自由雲台を搭載した中型三脚「プロ 500 BH-TI」(税別希望小売価格37,800円→42,000円)、カーボン三脚「カーボンスプリント 624 FA」(同46,800円→51,500円)などが挙げられている。詳細はWebページを参照のこと。
2014年12月08日ケンコー・トキナーは11月10日、LマウントレンズをライカMマウントボディに取り付けるためのアダプタ「ケンコー L-M変換リング」を発売した。レンズの焦点距離に合わせて35-135、50-75、28-90の3モデルが用意される。希望小売価格はいずれも8,600円(税別)。L39規格のマウントレンズをライカMマウントのボディに取り付けるための変換リング。真鍮削り出しとなっており、製造を日本で行っていることから品質や精度が高い。半欠きタイプとなっており、ロックレバー付きレンズにも使用できる。
2014年11月10日ケンコー・トキナーは11月6日、ケンコーブランドよりレンズ保護フィルター「Zeta Quint(ゼータ クイント)」を発表した(※)。発売は11月21日で、希望小売価格(税別)は6,200~14,500円となっている(いずれも税別)。「Zeta Quint」シリーズは、ケンコーの最上位レンズ保護フィルター「Zeta」(※)シリーズを進化させ、衝撃や汚れに対してさらに強くしたもの。特徴の1つは、光学ガラスに熱処理を加えることで通常のガラスの約3倍となる強度が実現されていることだ。同社の試験において、一定の高さから鉄球を自然落下させた際、通常ガラスでは3回割れるところ、この強化ガラスは10回耐えたという。また、万一破損した場合でも通常ガラスのように鋭利にならず、細かい粒子状になるため、使用者が怪我をしにくい点も利点に挙げられている。特徴の2つめは、カメラ用フィルターで初めて(2014年10月調べ)ジュラルミン枠が採用されていることだ。アルミに様々な元素を加えて熱処理されたジュラルミン枠は、一般的なアルミ枠より高い強度を誇る。衝撃が加わっても歪みにくいため、平面性を維持しやすい。また、本製品では可視光域で片面0.3%以下(C-PLは0.6%以下)という低反射特性を持つZRコートや、ダストフリーコートを採用。フィルター装着による画質低下を限りなく抑え、レンズ本来の描写力が楽しめるようになっている。ダストフリーコートにより水滴や指紋が付きにくい。※ 商品名「Zeta」の「e」の表記は、小文字「e」の上に点。
2014年11月06日ケンコー・トキナーが展開するカメラバッグブランド「aosta」から、「エクスチェンジ」シリーズ第2弾として、スリングタイプのカメラバッグが発売された。同商品は、かぶせ部分に防水性の高いターポリン素材を使用した薄型のスリングバッグで、フラップ部に反射材を使用することで周囲からの視認性を高めた。体にフィットするデザインのため、サイクリングやアウトドアなどに適するという。背面部には取り外し可能な蒸れにくい特殊素材(EVA)のクッションを採用し、クッションを外すと背面部をメッシュポケットとして使用できる。バッグ内ではミラーレス一眼や交換レンズを仕切った状態で収納することができ、タブレット収納スペースも装備している。「エクスチェンジスリングバッグ」の展開カラーはブラック・レッド・ブルーの3色。本体サイズは外寸法が幅455×高さ300×奥行き110mm、内寸法が幅390×高さ185×奥行き70mm、重さは650g。全国のカメラ店・量販店で販売される。
2014年10月22日ケンコー・トキナーは10月10日、メッセンジャータイプのカメラバッグ「aosta STRADA」を発表した。発売は10月16日で、価格はオープン。推定市場価格は税別4,600円前後。「aosta STRADA」はエントリークラスの一眼レフと交換レンズ1本、タブレットを収納できるメッセンジャータイプのカメラバッグ。ブラックと鮮やかな色合いのオレンジ、ブルーのバリエーションを用意している。フラップ部の素材には耐久性に優れたコーデュラナイロンを使用。体にフィットしやすいよう背面をソフトな扇状としたほか、クッション性の高いショルダーパッドを採用している。外寸は約W400×H250×D150mm、内寸は約W210×H200×D90mm、重量は約400gとなっている。
2014年10月10日ケンコー・トキナーは7日、光学5倍ズームレンズを搭載し、タイムラプス機能を備えた1,620万画素コンパクトデジタルカメラ「DSC1655Z」を発表した。発売は10月20日で、価格はオープン。推定市場価格は税別9,400円前後。DSC1655Zは、有効画素数1,620万画素の1/2.3型 CCDイメージセンサーを採用し、焦点距離26~130mm(35mm判換算)をカバーする。一定の間隔でインターバル撮影を行って、タイムラプス動画を作成する機能を搭載し、花が開く様子や昆虫の羽化などの撮影に活用できる。インターバル撮影の間隔は30秒 / 1分 / 5分 / 10分 / 30分 / 60分おきの設定が可能だ。撮影シーンに合わせて選べる31種類のモードを用意。選べるのは、オート / プログラム / ポートレート / 風景 / 夕日 / 逆光 / 夜景 / 花火 / 雪景色 / スポーツ / キャンドルライト / 夜景ポートレート / 肌色 / 流水 / 食べ物 / 建物 / 文字 / オークションなど。本体サイズは約W100.4×D21.5×H59mm、重量は約105g(付属品と電池含まず)。フラッシュを内蔵し、モニターは2.7型液晶、手ブレ補正機能は電子式。データ保存用に64MBのメモリを内蔵し、外部メディアはSDXCメモリーカードが使用できる(最大64GB)。1,280×720ドット / 30fpsの動画撮影機能も持つ。F値は3.2~6.4、ISO感度はISO100~3200、シャッター速度は1秒~1/2,000秒、露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)、撮影距離は標準W端で約0.05m~、T端で約0.6m~、スーパーマクロで約5cm(W)。
2014年10月07日ケンコー・トキナーはこのほど、手の届かない狭いところを撮影するためのスネイクカメラ「SNAKE-14」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は税込20,000円前後。5mと1mのフレキシブルチューブが付属する。SNAKE-14は、先端にLEDライトとレンズが付いたフレキシブルチューブにより、手の届かない狭い場所や離れた場所の静止画・動画を撮影できるカメラ。カメラ部の最大径は約Φ8.5mm、チューブ径は約Φ7mmで、防水仕様となっている(モニター部は非防水)。イメージセンサーは30万画素の1/9型CMOSで、レンズの明るさはF2.8。モニター部には2.4型のTFT液晶を搭載している。記録メディアにはmicroSD/microSDHCカードを使用し、最大32GBまで対応する。記録ファイル形式とサイズは、静止画がJPEGで640×480ドット、動画がモーションJPEG (AVI)で640×480ドット(30fps)。本体のサイズはW86×D150×H160mm、重量は約200g。電源は単3形アルカリ乾電池4本を使用する。USBによるPCとの接続、付属ケーブルによるテレビとの接続も可能だ。
2014年05月26日