松任谷由実が11月20日より開催する全国ツアー「松任谷由実コンサートツアー 2013-2014“POP CLASSICO”」のマスコミ公開ゲネプロを、神奈川・よこすか芸術劇場で開催した。11月20日にリリースされたアルバム『POP CLASSICO』と同タイトルの今ツアー。コンサートのオープニングでは、アートディレクター森本千絵氏によるアルバムジャケットと同じ衣装でユーミンが登場。アルバムのオープニング曲である『Babies are popstars』を披露した。また日本テレビ系水曜ドラマ『ダンダリン・労働基準監督官』の主題歌に起用されている『今だけをきみだけを』や、東京メトロのキャンペーンソングとしてオンエアされている『Hey girl!近くても』などニューアルバムに収録された楽曲はもちろん、『NIGHT WALKER』『Hello,my friend』『Nobody Else』『青春のリグレット』など過去の楽曲も披露、アンコール含め全22曲を熱唱した。ニューアルバムは「ルーツと未来を融合させた今」というテーマで作られており、ライブのセットリストもアルバムのテーマと同じく、最新作と過去の名曲がそれぞれ演奏されている。同ツアーは、11月20日(水)神奈川・よこすか芸術劇場からはじまり、2014年7月18日(金)の東京国際フォーラムまで、全国35都市で64公演行われ、16万4,000人の動員を予定している。
2013年11月20日瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」。2013年に行われる第2回目の日程などがこのほど決定した。第1回「瀬戸内国際芸術祭」は2010年7月19日から10月31日までの105日間にわたって行われ、8つの国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加し、93万人の来場者があった。第2回目となる2013年は、4月28日(日)から9月23日(祝)までの期間を、「ART SETOUCHI 春(4月28日~5月6日)」「ART SETOUCHI 夏(7月14日~8月19日)」「ART SETOUCHI 秋(9月15日~9月23日)」の3つの期間に分けて開催。会期総計は108日間に及ぶ規模となる。会場も前回の会場となった高松港周辺、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、宇野港周辺に加え、中西讃の五つの島が新たに加わることになった。参加アーテイストもベテランから新進の作家まで、22カ国・地域の175組・プロジェクトが名乗りを上げている。美術家の横尾忠則氏は土庄町の豊島の民家を改修し、絵画などを展示する「豊島横尾館」を整備する。また、写真家の荒木経惟氏も、JR予讃線のラッピング車両を手掛け、来場者の足をアートで彩る計画だ。アーティスト日比野勝彦氏が参加するほか、俳優の南果歩氏が演劇などを計画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日東京都島しょ振興公社は11月17日・18日、東京都世田谷区経堂で神津(こうづ)島と三宅島の魅力を楽しめる「経堂しまフェス」を開催する。「経堂しまフェス」第1回目は10月に開催。世界自然遺産で有名な小笠原諸島と、青ヶ(あおが)島をテーマに盛り上がった。2回目となる今回のテーマは「神津島と三宅島」。テーマ食材は、「島地のり」・「赤イカの塩辛」(神津島)、「アシタバ」(三宅島)などで、経堂の飲食店10店でオリジナル料理を楽しめる。17日はイベント「草川幸雄の、おもしろいクラシック『島』せんか?」を19時30分から開催。クラシックつまみ付きで、1,500円。18日は三宅島名物・さばうどんを食べる「三宅島のさばうどんを食べよう!」を19時から実施。さばうどんは島で肉が手に入りづらく貴重品だった時代に、うどんの具材としてさばの水煮を使った料理だ。詳細は「経堂しまフェス」公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日the band apartが全国ツアー「SMOOTH LIKE BUTTER TOUR "Q and K"」の追加公演を行う事が決定した。【公演情報はこちら】今回のツアーは10月11日(火)札幌cube gardenよりスタート。全国8か所で行われるが、10月18日(木) 東京・新木場STUDIO COAST公演ソールドアウトのため、急遽追加公演が決まった。日程は11月14日(水)、会場は東京・Shibuya O-EAST。追加公演も人気が予想されるため、気になる方はご確認を。チケット一般発売は10月13日(火)より。なお現在、下記の関連リンクにて先行抽選プレリザーブの受付を実施中。受付期間は本日10日(水)午後6時まで。一般発売は、10月13日(土)午前10時より。■SMOOTH LIKE BUTTER TOUR 追加公演日時:11月14日 (水) 18:00/19:00会場: Shibuya O-EAST(東京都)料金:3,500円/3,800円
2012年10月10日「アクセス・ネットワーク」は10月27日~28日、新潟県佐渡市でツアー婚イベント「トキ舞うKONKATSU佐渡プレミアムツアー」を開催する。このイベントは、佐渡島以外に住む独身女性を全国から募集し、佐渡島の旅行を楽しんでもらいながら、独身男性との出会いを演出するというもの。1泊2日の日程で、佐渡金山、相川技能伝承展示館、相川郷土博物館、春日神社での佐渡おけさ体験などを島内男性たちと一緒に楽しみ、食事と合わせた交流パーティーで親睦を深めてもらうという。島外からの参加は25歳~45歳の女性限定。定員は男女とも15名。参加費用は男性1万7,000円(佐渡島在住者に限る)、女性1万1,000円。ツアーの詳細は「トキ舞うKONKATSU佐渡プレミアムツアー公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日ロマンチックな船上の合コン「船コン」が広島県江田島で開催される。テーマは「SunsetCruisinginEtajimaこの夏、江田島で恋をする」。江田島観光協会主催によるイベントで、開催日は9月22日(土)。「船コン」とは、近年全国的に開催されている地域ぐるみの大型合コン、いわゆる「街コン」の舞台を船上に移したもの。江田島という瀬戸内海に浮かぶ島という特性を生かし、海上をクルージングしながら風景を楽しみ、江田島の魅力に触れながら出会いの場を提供しようというイベントだ。イベントはクルージングシップ「銀河」をチャーターして行われる。瀬戸内海随一と言われる沖美町の夕日を見ながらクルージングし、「銀河」自慢のディナーを楽しむという、情緒豊かな状況のもとで出会いを求めることができる。スケジュールは16:30~宇品港にて受付、17:00宇品港を出航、17:40入鹿海岸沖到着、18:20中町港着、18:40中町港を出航し江田島湾、宮島沖を経て21:00宇品港に到着となる。参加資格は20歳以上で独身であること。免許証などによる年齢確認がある。居住地などの制限は無い。参加費用はオードブル、飲み物込みで男性8,500円、女性5,000円。募集人数は200名だが現在300名弱の応募があり、キャンセル待ちの状態だ。当日は雨天でも予定通り運行される。台風など明らかに開催できない状況でない限りスケジュール通りの開催となる。キャンセルは開催日の7日前までに連絡が必要。当日キャンセルはできないので注意。江田島は広島市からは海上7.5キロメートル、呉市からは海上6キロメートルに位置し、音戸大橋、早瀬大橋によって、呉市とつながっている。歴史は古く、安徳天皇と平宗盛率いる軍勢が壇ノ浦に向かう途中にこの地に上陸したとされる。また、明治21年に築地から移転してきた旧海軍兵学校があり、現在は海上自衛隊第1術科学校として使われている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日石垣島出身の3ピースユニット、きいやま商店の全国ツアー追加公演が決定した。【公演情報はこちら】きいやま商店はメンバー3人が従兄弟同士のユニットで、自分たちを「エンタメユニット」と自称するように、ライブは音楽以外にもトークあり、ダンスあり、コントありと、多彩な構成となっている。8月15日に3rdアルバム『ドゥマンギテ』をリリースし、それに伴う全国ツアー「きいやま商店『ドゥマンギテ』TOUR 2012~全国をドゥミンガセ!~」を8月より行っている。今回、9月25日(火)に行われる東京公演がソールドアウトしたため、急遽10月27日(土)に東京・duo MUSIC EXCHANGEでの追加公演が決定した。チケットを入手できなかった方は、この機会に是非ご確認を。公式サイトでは9月17日(月・祝) 午後11時59分まで、オフィシャルHP先行を実施中。■きいやま商店『ドゥマンギテ』TOUR 2012~全国をドゥミンガセ!~8月3日(金)石垣市民会館大ホール(沖縄県)9月21日(金) イムズホール(福岡県)9月22日(土)楽座(広島県)9月25日(火)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)9月26日(水)Music Club JANUS(大阪府)9月27日(木)OZON(愛知県)10月5日(金)浦添市てだこホール(沖縄県)10月27日(土) duo MUSIC EXCHANGE(東京都)【追加公演】
2012年09月11日奄美大島に路線を持つ道の島交通主催によるイベント、「島バスの日」が開催される。開催日は9月15日(土)10:00~11:10までだが、バスとの記念撮影は15:00まで可能。開催場所場所はAiAiひろば。このイベントは9月20日がバスの日であることから、その前の土曜日9月15日を「島バスの日」として各種催しを開催するというもの。内容は保育園児が描いた「バスの絵」を審査し、表彰するイベントや、「濱田洋一郎と商工水産ズ」による奄美を応援する歌のライブ演奏、バスの乗り方講座が予定されている。また、道の島交通にあるさまざまなラッピングバスの記念撮影、見学なども楽しめる。道の島交通は名瀬市街地のみならず、奄美大島全市町村を結ぶ路線バスを運行しており、島民の足としての役割を果たしている。また、貸切バスも運営しており、利用すれば島内の観光名所を団体でめぐる事が出来る。奄美群島は、薩摩藩により沖縄と鹿児島を結ぶという意味で「道の島」と名付けられた。これが道の島交通の社名の由来だ。奄美大島には交易港であった津代と赤木名グスク(城)を結ぶ「道の島古道」があり、その周辺では市指定文化財の史跡、「アナバリトフル」など、奄美地方特有の古い墓を多数見ることができる。また、奄美大島は自然豊かで、サンゴ礁の海、熱帯さながらのマングローブの林、陸には原生林がある。国指定の特別天然記念物に指定されている「アマミノクロウサギ」の生息地でも知られる。その他、国指定天然記念物「ルリカケス」、「オーストンオオアカゲラ」、「オオトラツグミ」、「アカヒゲ」などの鳥類、「オカヤドカリ」や「ケナガネズミ」など絶滅危惧種を含む貴重な生物が生息している。バスの日である9月20日は、1903年に日本で最初にバスが運行された日。日本バス協会では、「バスのあるまち。ひとに、地球に、優しいまち。」をテーマに、「バスフェスタ2012」を展開する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日和歌山県有田川町のシンボルであり、日本の棚田百選にも選ばれた名勝「あらぎ島」やその周辺の史跡や文化にふれながら散歩を楽しめる「棚田ウォークinあらぎ島」が開催される。約7kmのウォーキングを楽しむイベントだ。開催日は9月23日(日)、清水行政局駐車場で10:00から受付、10:15スタートとなる。参加料は1人500円、先着30名まで。小学生未満は保護者同伴が必要。雨天の場合は中止(小雨決行)となる。ウォーキングのコースは清水行政局駐車場を出発し、弁天の那智さん、地蔵堂をめぐり、あらぎ島の開墾や地元の工芸である保田紙製造に力を尽くした笠松左太夫の碑に立ち寄る。昼食は小峠活性化センターで、名物の「芭蕉寿司」が用意される。その後、あらぎ島展望所、道の駅あらぎの里を経てあらぎ島周囲を一周し、スタート地点に戻る約5時間の行程だ。ウォーキングの後は「体験交流工房わらし」にて保田紙のうちわ作りが予定されている。なお、同工房では紙漉(かみすき)や、草履作りの見学、体験もできる。「あらぎ島」は海や湖に浮かぶ独立型の島とは違い、周囲に流れる有田川が長い年月を経て島の三方を侵食し形成された扇状の地形だ。このような地形はほかにも見られるが、島全体を棚田にして活用している例は珍しい。あらぎ島の水田の歴史は古く、江戸時代初期には存在しており、開墾以前は桜の名所だったと伝えられている。棚田は、山地が多い日本の国土を先人が知恵と工夫を凝らし水田にしたもの。高知県仁淀川町長者の棚田のように自然の地形に石垣を積みタイプの棚田もあれば、千葉県鴨川市大山千枚田のように畦(あぜ)を土で固めたタイプのものもある。また、栃木県茂木町岩ノ作棚田のように緩やかな谷底を開墾するなど、地域により様々だ。あらぎ島ではこのほか、あぜ道に1,700本もの竹灯籠(とうろう)にロウソクをともし、幻想的な風景を楽しめる「キャンドルライトイルミネーションinあらぎ島」と題されたイベントも開催される。日時は9月6日(月)18:30から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ジェイティービー(JTB)はこのほど、人気のスポーツカー「TOYOTA86」をレンタカーで利用する北海道のツアーの販売を国内パッケージツアー「エースJTB」にて開始した。TOYOTA86は、1980年代に人気のあった車種を新型モデルとして販売されたもので、今年4月に発売以来、納車に約5カ月以上待つほど人気だという。同ツアーは、かつてこの車種を所有していた、あるいは憧れていた40歳代から60歳代の男性をターゲットに、「車」という趣味・遊びに焦点をあてたものになっている。北海道を巡る1泊2日または2泊3日のパッケージツアーで、往復の航空券と宿泊、レンタカーをセットにしている。北海道の大自然の中でじっくり乗り心地を試すことができるという。出発日は9月1日~10月31日で、宿泊は、札幌、札幌近郊ホテル8軒から選択。旅行代金は、3万4,600円~7万3,600円(2日間、基本フライト利用・基本ホテル利用、3名1室利用の場合の大人1名あたりの料金)。すでにWebサイトで先行発売を開始しており、店頭では16日より展開されている。なお、先着30組にTOYOTA86発売記念限定グッズが付くとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日風が吹くたびに風紋や砂簾(されん)などが形を変える、まさに自然が生み出した芸術作品とも言える鳥取砂丘。その広さは東西約16㎞、南北約2㎞と日本一の大きさを誇る。ちなみに、ホームページや旅行雑誌などで紹介されているのは、砂丘の入り口に当たる中心部分だけであり、その広さは約550haだ。一般的に砂浜というと白くなだらかなビーチが続くイメージがあるが、スケールの大きい鳥取砂丘は、意外と場所によって高低差がある。例えば入り口近くにある「馬の背」と呼ばれる丘の高さは、何と最高で90mもあるのだ(入り口から馬の背まで歩いて20分ほどかかる)。こうした地形を生かして、砂丘でパラグライダーを楽しむ人も多くいる。また最近では、オーストラリアで考案された砂の斜面をボードで滑り降りるスノーボードとよく似た新しいスポーツ、「サンドボード」が体験できる(11月下旬まで。有料、事前予約)。その他、周辺には海水浴場もあるので、夏は大勢の人で賑(にぎ)わう。砂浜には基本的に、はだしでも靴を履いたままでも入ることができる。砂浜の駐車場には足洗い場も設けられているので、細かな砂を足裏で感じたい人にははだしがおすすだ。ただし、夏は砂の表面温度が50℃ほどにもなるため、やけどしないように必ず靴を履くことが必要だ。また、入り口から海まではゆっくり歩くと30分ほどかかるが、砂丘には自動販売機など設置されていないため、夏に行く場合は、熱中症にならないためにも飲み物を必ず持参してほしい。汗をかきながら日本海までたどり着いたら、できれば夕方まで待つといい。天気さえよければ、日本海に沈む美しい夕日が楽しめるからだ。砂丘に落ちる太陽の光が角度を変えるごとに、空と海の色合いが少しずつ変化していく。ここでしか楽しめない繊細な風景なので、ゆっくりと腰をおちつけてその目に美しい光景を焼きつけてみよう。また、秋になれば近郊の農園で鳥取名産のおいしい「梨狩り」ができるし、冬は冬で砂丘をイルミネーションで彩る「砂丘イリュージョン」を堪能できる。お土産を買いたいなら、「鳥取県発明くふう展」で鳥取県知事賞、「全国観光お土産品審査会」で日本観光協会会長賞を受賞した「砂たまご」がおすすめだ。砂丘がある鳥取市福部町の住民による、「温泉たまごがあるだケエ、砂たまごがあってもエエデないかい」という発想で生まれたもので、地元で放し飼いの健康自然卵を、同じく地元産の因州和紙でやさしく包み、砂丘の砂で熱した商品だ。ほんのりこげ目がついていて、黄身がイモや栗のような食感という不思議な感触を、ぜひ、確かめてみてほしい。また最近では、250℃に熱した砂丘の砂を使って焙煎(ばいせん)したコーヒーの販売もはじめた。この試みはもちろん、全国初のもの。芳醇(ほうじゅん)な香りとまろやかな味わいの「砂焙煎コーヒー」の不思議な味わいは、観光客もトリコにしている。さらにこの4月には、砂丘の魅力を存分に伝える新たな施設「砂の美術館」が入り口近くにオープンした。この博物館は2006年からほぼ1年ごとに、砂丘を舞台に展示していた砂の彫刻「砂像」を、天候に左右されずに見物できるようにという目的で造られた。砂像を展示する美術館としては世界初となる、風紋の意匠を取り入れた建物を整備してリニューアルオープンしたもの。美術館では1年周期でテーマを変えた展示が行われるという。今年度は第5期に当たり、ロンドンオリンピックが開催されたイギリスがテーマ。イギリスの有名な建物や偉人の「砂像」をいつでも観ることができる(一般600円、小中高校生300円)。砂像は砂と水だけで作られているため、いつかは崩れてしまうことが運命づけられている。そのはかなさと砂とは思えないような精緻な作りにぜひ出会っていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日風が吹くたびに風紋や砂簾(されん)などが形を変える、まさに自然が生み出した芸術作品とも言える鳥取砂丘。その広さは東西約16㎞、南北約2㎞と日本一の大きさを誇る。ちなみに、ホームページや旅行雑誌などで紹介されているのは、砂丘の入り口に当たる中心部分だけであり、その広さは約550haだ。一般的に砂浜というと白くなだらかなビーチが続くイメージがあるが、スケールの大きい鳥取砂丘は、意外と場所によって高低差がある。例えば入り口近くにある「馬の背」と呼ばれる丘の高さは、何と最高で90mもあるのだ(入り口から馬の背まで歩いて20分ほどかかる)。こうした地形を生かして、砂丘でパラグライダーを楽しむ人も多くいる。また最近では、オーストラリアで考案された砂の斜面をボードで滑り降りるスノーボードとよく似た新しいスポーツ、「サンドボード」が体験できる(11月下旬まで。有料、事前予約)。その他、周辺には海水浴場もあるので、夏は大勢の人で賑(にぎ)わう。砂浜には基本的に、はだしでも靴を履いたままでも入ることができる。砂浜の駐車場には足洗い場も設けられているので、細かな砂を足裏で感じたい人にははだしがおすすだ。ただし、夏は砂の表面温度が50℃ほどにもなるため、やけどしないように必ず靴を履くことが必要だ。また、入り口から海まではゆっくり歩くと30分ほどかかるが、砂丘には自動販売機など設置されていないため、夏に行く場合は、熱中症にならないためにも飲み物を必ず持参してほしい。汗をかきながら日本海までたどり着いたら、できれば夕方まで待つといい。天気さえよければ、日本海に沈む美しい夕日が楽しめるからだ。砂丘に落ちる太陽の光が角度を変えるごとに、空と海の色合いが少しずつ変化していく。ここでしか楽しめない繊細な風景なので、ゆっくりと腰をおちつけてその目に美しい光景を焼きつけてみよう。また、秋になれば近郊の農園で鳥取名産のおいしい「梨狩り」ができるし、冬は冬で砂丘をイルミネーションで彩る「砂丘イリュージョン」を堪能できる。お土産を買いたいなら、「鳥取県発明くふう展」で鳥取県知事賞、「全国観光お土産品審査会」で日本観光協会会長賞を受賞した「砂たまご」がおすすめだ。砂丘がある鳥取市福部町の住民による、「温泉たまごがあるだケエ、砂たまごがあってもエエデないかい」という発想で生まれたもので、地元で放し飼いの健康自然卵を、同じく地元産の因州和紙でやさしく包み、砂丘の砂で熱した商品だ。ほんのりこげ目がついていて、黄身がイモや栗のような食感という不思議な感触を、ぜひ、確かめてみてほしい。また最近では、250℃に熱した砂丘の砂を使って焙煎(ばいせん)したコーヒーの販売もはじめた。この試みはもちろん、全国初のもの。芳醇(ほうじゅん)な香りとまろやかな味わいの「砂焙煎コーヒー」の不思議な味わいは、観光客もトリコにしている。さらにこの4月には、砂丘の魅力を存分に伝える新たな施設「砂の美術館」が入り口近くにオープンした。この博物館は2006年からほぼ1年ごとに、砂丘を舞台に展示していた砂の彫刻「砂像」を、天候に左右されずに見物できるようにという目的で造られた。砂像を展示する美術館としては世界初となる、風紋の意匠を取り入れた建物を整備してリニューアルオープンしたもの。美術館では1年周期でテーマを変えた展示が行われるという。今年度は第5期に当たり、ロンドンオリンピックが開催されたイギリスがテーマ。イギリスの有名な建物や偉人の「砂像」をいつでも観ることができる(一般600円、小中高校生300円)。砂像は砂と水だけで作られているため、いつかは崩れてしまうことが運命づけられている。そのはかなさと砂とは思えないような精緻な作りにぜひ出会っていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日ジェイティービー(JTB)はこのほど、人気のスポーツカー「TOYOTA86」をレンタカーで利用する北海道のツアーの販売を国内パッケージツアー「エースJTB」にて開始した。TOYOTA86は、1980年代に人気のあった車種を新型モデルとして販売されたもので、今年4月に発売以来、納車に約5カ月以上待つほど人気だという。同ツアーは、かつてこの車種を所有していた、あるいは憧れていた40歳代から60歳代の男性をターゲットに、「車」という趣味・遊びに焦点をあてたものになっている。北海道を巡る1泊2日または2泊3日のパッケージツアーで、往復の航空券と宿泊、レンタカーをセットにしている。北海道の大自然の中でじっくり乗り心地を試すことができるという。出発日は9月1日~10月31日で、宿泊は、札幌、札幌近郊ホテル8軒から選択。旅行代金は、3万4,600円~7万3,600円(2日間、基本フライト利用・基本ホテル利用、3名1室利用の場合の大人1名あたりの料金)。すでにWebサイトで先行発売を開始しており、店頭では16日より展開されている。なお、先着30組にTOYOTA86発売記念限定グッズが付くとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日熊本県はこのほど、豪雨災害で中断していた「阿蘇カルデラツアー」の夏企画として、「満天星空ツアー」「阿蘇ジオパークを歩く」を再開した。同ツアーは、阿蘇温泉観光旅館協同組合に加盟している24軒と乙姫ペンション5軒の計29軒の宿泊客を対象に開催している。季節に合わせて内容が変わるので、四季折々の阿蘇を楽しめるという。満天星空ツアーは8月31日までの20時~22時に開催し、料金は大人2,100円、小学生500円、幼児100円。阿蘇ジオパークを歩くは9月30日までの10時30分~12時30分、料金は大人3,000円、小学生1,500円、幼児100円。もう1つの夏企画「月夜のホーストレッキング」は8月28日~9月3日、9月27日~9月30日の20時~22時に開催し、料金は1名につき6,000円。問い合わせはいずれも阿蘇インフォメーションセンターで受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日沖縄県石垣市川平の川平湾(かびらわん)石垣島の川平湾は、日本百景にも選ばれた沖縄の観光名所。湾内には小さな島々が点在し、海の色合いは潮の干満によってさまざまに変化するという。潮の流れが速いため、遊泳禁止区域ではあるが、船の底がガラス張りになっている「グラスボード」を利用することで、目に鮮やかな熱帯魚と、美しいサンゴ礁を楽しむことができる。グラスボードの利用料金は1,000円から。function addEvent(elm,listener,fn){ try{ elm.addEventListener(listener,fn,false); }catch(e){ elm.attachEvent(”on”+listener,fn); }}addEvent(window,”load”,function(){ var ymap = new Y.Map(”map”); ymap.addControl(new Y.CenterMarkControl({ visibleButton: true , visible : true})); ymap.addControl(new Y.SliderZoomControl()); ymap.drawMap(new Y.LatLng(24.340835, 124.158347), 8,Y.LayerSetId.NORMAL);}); 船底がガラス張りになったグラスボートで、海中に群生するサンゴを見るのは最高です。かわいらしい熱帯魚も多く、楽しめますよ。(えりさん・宮城県・30歳女性)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月05日リクルートの海外旅行領域の調査・研究部門である、エイビーロード・リサーチ・センターは、海外旅行検索・比較サイト「エイビーロード」に掲載されている、海外ツアーへのeメール問合せ実績を集計。2012年夏休み期間(2012年7月14日~9月30日が含まれる旅行、集計対象期間は、どの年も1月1日~6月20日受付け分を集計)の海外旅行マーケットの動向を「2012夏休み期間海外ツアー問合せ概況」として発表した。同調査よると、夏休み期間の海外ツアーへの問い合わせ数は、2011年比129%で、名古屋発が143%と活発。東京発の中でも、羽田出発確約ツアーに限ると前年比約157%で、問合せ数は1.5倍以上となった。人気渡航先は、3年連続ハワイ・オアフ島がシェア8.9%で1位、2位はシェア4.8%の韓国・ソウル、3位はシェア4.0%のフランス・パリ。方面としては南北アメリカが前年比216%、ハワイ前年比142%などが平均を超える伸び率で人気だった。このアメリカの人気は、円高にも起因しているのではと、同センターでは分析している。また、問い合わせ率では、1位が前年比372.4%でニューヨーク、2位に前年比313.2%のシンガポール、3~5位をペルーの都市が占め、なかでもマチュピチュは前年比268.0%と人気が急上昇した。さらに、夏休みツアーの日程では2010年、2011年とも6日間が最多だったが、今年は5日間が最多となっており、平均旅行期間は5.8日で2年連続の減少となった。希望する出発日は8月11日(土)に集中。お盆時期のニーズの高さ、出足の早さが目立った。逆に、2012年はカレンダーの祝日の並びが悪く、9月の問合せは出足が遅くなりそうだと同センターでは予測している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日石垣島出身の3ピースユニット、きいやま商店の全国ツアーが決定した。公演詳細はこちら「きいやま商店『ドゥマンギテ』TOUR 2012~全国をドゥミンガセ!~」と題された今回のツアーは、8月3日(金)地元の沖縄県石垣市民会館大ホールから、福岡、広島、東京、大阪、愛知を周るツアーで、10月5日(金)に行われるツアー最終公演は沖縄に戻り、浦添市てだこホールで行われる。きいやま商店はメンバー3人が従兄弟同士のユニットで、自分たちを「エンタメユニット」と自称するように、ライブは音楽以外にもトークあり、ダンスあり、コントありと、多彩な構成となっている。ちなみに、きいやま商店というユニット名の由来は、石垣島で3人の祖母が営む店の名前からだそう。今回のツアーは8月15日(水)に発売される3rdアルバム『ドゥマンギテ』のリリースツアーとなっているので、こちらをチェックしてから、ライブに足を運んでみてはいかがだろうか。なお、一般発売に先駆けて、7月8日(日)23:59までオフィシャルHP先行を受付中。こちらも合わせてご確認を。8月3日(金)石垣市民会館大ホール(沖縄県)9月21日(金) イムズホール(福岡県)9月22日(土)楽座(広島県)9月25日(火)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)9月26日(水)Music Club JANUS(大阪府)9月27日(木)OZON(愛知県)10月5日(金)浦添市てだこホール(沖縄県)※8月3日(金)石垣市民会館大ホール(沖縄県)公演はオフィシャルHP先行対象外となります。
2012年07月02日沖縄本島から南西へ約350km、石垣島と西表島の間に位置する竹富島。サンゴ礁で覆われた手つかずの自然が息づくこの島に、6月1日、「星のや 竹富島」がいよいよオープン。島で初めての本格リゾートとあって、早くも注目を集めている。コンセプトは「離島の集落」。約2万坪の敷地には、島の伝統建築規定を踏襲して造られた48棟の集落が点在。琉球赤瓦の屋根には1体1体異なる表情のシーサーが鎮座し、グックと呼ばれるサンゴ石の手積み石垣に囲まれた庭を有する、なんとも贅沢な空間だ。部屋は全4タイプ。寝室が広く、大人3名でも宿泊可能な「ズーキ」や、部屋一面に琉球畳を敷き詰めた「ギャンギ」など、いずれもベッドルームとリビングルームを備え、広さは約53㎡~66㎡。庭を合わせた敷地面積260~300㎡と驚くほど広いので、暮らすような感覚でのんびりと過ごせそうだ。集落中央には24時間利用できる屋外プールを設置。川のない竹富島では、人々は湧水や井戸を中心に暮らしてきたという。そんな昔ながらの風習にならい、プールは井戸「カー」をイメージした円形。周りにはデッキチェアと日陰をつくる白いタープを配し、リゾート気分を盛り上げる。食事はダイニングルームまたはルームサービスにて。ダイニングルームではコース料理を、ルームサービスではアラカルトを提供。竹富島産車海老や石垣産もろみ豚、グルクンに島薬草といった沖縄・八重山の食材をふんだんに使い、琉球料理をベースに「星のや」ならではのアイディアとフランス料理の技法を凝らした、目にも鮮やかなメニューが並ぶ。事前に予約すれば、キッズメニューの用意も可能だ。目を見張るのがアクティビティの充実ぶり。朝は海を眺めながらのストレッチ、「よんなー深呼吸」で心身を目覚めさせ、午後は「シーサー作り」や「竹富ミンサー織」、「竹富民具 手業(てぃわざ)」などの伝統工芸に興じ、夜は海に出て「星空クルージング」を。観光客の少ない早朝、星のや宿泊者専用の水牛車でのんびりと島を巡ったり、“島時間”で観光するツアーなども設定。スノーケリングやダイビングなどに参加し、世界屈指のサンゴ礁を堪能するというのもおすすめだ。小さな島で、雄大な空と透き通った海に囲まれ、ゆったりと心の赴くままに過ごす休日。日頃がんばっている自分へのご褒美に、家族の大切な思い出を作りに……。他にはない、とっておきのリゾートスティがここにある。星のや 竹富島場所:沖縄県八重山郡竹富町竹富客室数:48室施設:屋外プール、スパ、レストラン、ラウンジ、ショップ料金:2名1室利用の場合1名あたり\27,000~(食事別、税・サービス料込)予約・お問い合わせ:TEL050-3786-0066 取材/村上早苗
2012年05月22日沖縄本島より約300㎞の南西に位置する小浜島。八重山諸島の中央にあり、西表石垣国立公園に属する南国の楽園だ。北半球最大といわれる色鮮やかな珊瑚礁が、沖縄一美しい海を彩る。そんな宝石のような島に佇む「リゾナーレ小浜島」は大人の女性のためのラグジュアリーリゾート。東京ドーム26個分もの広大さを誇る敷地内にはいくつもの施設が併設しており、満足度の高い贅沢ステイが楽しめる。まずは2つのレストランをご紹介。八重山諸島は美食の宝庫。コラーゲンたっぷりの琉球豚やミネラル豊富なあおさ、ゴーヤといった女性に嬉しい新鮮な食材であふれている。レストラン『ディープブルー』ではこれらの食材が美しく調和した「琉球スパ・キュイジーヌ」が堪能できる。もう一つはブッフェスタイルの『クラブハウス』。ビーチプールへと続くテラスは潮風に包まれて、ライトアップされた夜は幻想的な雰囲気を醸し出す。そしてリゾート滞在に欠かせないのが3つのプール。一つ目はクラブハウスに連なる開放的な屋外型プール。花と緑に包まれて、八重山諸島が一望できる。二つ目はラグーンエリアに佇む『ラグーンプール』。プライベート感あふれる白亜のプールは午睡にぴったりの空間を提供してくれる。プライベートビーチと溶け合う非日常感たっぷりのビーチプールも魅力的だ。遥か彼方に見渡すのは白い砂浜と美しい珊瑚礁。いずれを選ぶかはその日の気分と目的に合わせて。珊瑚礁の海を誇る小浜島にはほかにも“無人島上陸”や、マリンスポーツなどの魅力的なアクティビティが盛りだくさん。ダイバーに人気のマンタとの遭遇率も高い。アクティビティには専門のスタッフがついているので、この機会に離島でしか味わえないスリルを体感してみよう。身体を動かした後は併設のスパでリラックス。琉球ならではのトリートメントで身も心も癒しのひととき。トリートメントルームにはジャグジーゾーンもあるのでゴルフ帰りの利用にもおススメだ。ゲストルームはいずれもゆったりとした広さ。アンバサダースイートのラグーンに面したヴィラでは、夕暮れ時にヴィラの灯りが水面に映えて、なんとも幻想的な風景。プライベート感あふれるコテージタイプのスイートルームには天蓋つきのメインベッド。南風を感じるデイベッドでのまどろみはまたとない開放感で時を忘れてしまいそう。『リゾナーレ小浜島』はまさに碧い海と空が広がる地上の楽園。なにもないようで、まるですべてがそこにあるような、夢のヴィラステイが満喫できる。お問い合わせ: リゾナーレ小浜島
2012年04月08日日本に猫島は数あれど、猫を神様として祀るほど猫を大切にしている島はそうはないだろう。今回紹介するのは、猫の聖地ともいうべき宮城県石巻市の田代島。東日本大震災の影響を受けつつもノラ猫たちは元気に暮らしていた。猫好きの方ならご存知、田代島。石巻から船で1時間あまり。面積わずか約3平方キロメートルの小さな島には人口100人に対してノラ猫100匹がいるとも言われている。ただこの島が猫島と呼ばれるゆえんは、単に猫が多いからではない。猫を祀る猫神社があるからだ。昔から大網漁が盛んだったこの島では、猫の動作により天候や漁の具合を予測していたという。猫は漁師にとって良きパートナーだった。猫は”大漁をまねく”招き猫として島では大切にされてきた。ところが不幸な出来事が起きてしまう。網の錨に使う岩を取る作業をしていた際、崩れ落ちた岩が猫にぶつかり、瀕死の重傷を負わせてしまった。これに心を痛めた島民が、猫の安全と大漁を祈願し、小さな祠を設置。以来、猫を神様としてお供え物をするなどして信仰を深めていった。こうして世にも珍しい猫神社ができたのである。ちなみに猫を大切にするため、天敵である犬は島内持込禁止という徹底ぶりだ。この猫島も、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた。津波により、漁具や小屋などが流されたり破壊されたりしてしまった。船乗り場は地震による地盤沈下のため水没するなど、大きな被害を受けた。しかし幸いにして多くのノラ猫は無事だったという。震災後に田代島を訪れると、相変わらず猫が多く、島を縦横無尽に闊歩していた。港がガレキ置き場になっていて、震災被害の痛ましさを物語っているのだが、そんなガレキ置き場も猫にとっては遊び場。ガレキの山を駆け上ったりするなど、楽しげに暮らしているようだった。子猫も多く、猫の生命力の強さ、たくましさを目の当たりにした。全国の猫好きの方から猫のエサなどの救援物資も届き、今は十分足りているという。島には売店や食堂、トイレの施設がない状況だが、船は運航しているので猫が神様の島に行ってみてはいかがだろうか。かさこ1975年生まれ。執筆と撮影もこなすカメライター(カメラ+ライター)。トラベル系、金融分野を特意とする。25歳から編集・ライターの仕事をはじめ、27歳からカメラマンの仕事も担当。世界各国、日本各地を飛び回り、取材・撮影したストックを生かし、記事の提供、執筆、写真貸出などを行う。これまでの渡航回数は42回で渡航先は29カ国。合計滞在日数は455日に及ぶ(2011年2月現在)。著書は、写真集10冊、一般書籍5冊、合計15冊(2011年2月現在)。オフィシャルサイト「かさこワールド」も立ち上げている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日俳優の吉岡秀隆が2月5日(日)、東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で開催された『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の大ヒット御礼舞台挨拶に、共演する堀北真希、堤真一、山崎貴監督、阿部秀司プロデューサーと共に出席した。先月の全国公開以来、大ヒットを記録し、同日には観客動員150万人突破が確実となった本作。「本当にありがとうございます」と大喜びの吉岡さんだが、「先日、地元の友だちと飲んだんですけど、誰も観てないんですよ!どうせ(堀北さん演じる)六ちゃんが結婚する話だろって。それだけじゃないのに…」と嘆き節。気を取り直して「前2作は、このためにあったと言っても過言ではない。ぜひまた三丁目に遊びに来てください」と熱っぽくアピールした。日本中が東京オリンピックに沸き立つ中、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを最新VFXを用いてノスタルジックに描き出した本作。シリーズ初の3D公開だが、「企画を聞いたときは『えっ、三丁目が3Dかよ。3Dはねーだろ』ってプロデューサーにずっと文句を言っていた」という堤さん。それでも完成した本編を観るなり「もうオープニングから号泣した」そうで、当初の不安や戸惑いは一掃。「本当にごめんなさい」と見事な3D演出に白旗をあげていた。また、堀北さんは「いまだから謝りたいこと」として、前作『ALWAYS続・三丁目の夕日』(’07)の撮影秘話を告白。当時、高校卒業を間近に控え「とにかく勉強しなくちゃいけなかった」のだとか。撮影の合間には、セット裏に置いた机で勉強に勤しんでいたそうで、「撮影中も頭の半分はそっち(勉強)でいっぱいだった」と山崎監督らに平謝り。そんな堀北さん演じる六ちゃんも、本作ではすっかり大人の女性に成長し、ついに結婚!六ちゃんのウェディングドレス姿はもちろん、第二の故郷である「鈴木オート」を巣立つ感動のエピソードは大きな見どころだ。舞台挨拶後には、吉岡さんらキャスト陣がヒット御礼のくす玉割り。この日は会場に駆けつけた約640人のファンにも“ミニくす玉”が配られ、お祝いムード一色だった。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:堤真一、映画完成の喜びのあまり13万円分も痛飲!小雪から幸せいっぱいの手紙も吉岡秀隆「なでしこもいいけど、魔女も最高」本物の金メダルに大興奮!東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」
2012年02月06日「ぴあ」調査による1月21日公開の映画・満足度ランキングは、過去2作が大ヒットを記録したシリーズ第3弾『ALWAYS 三丁目の夕日’64』がトップに輝いた。2位に2大ヒーローが世紀を越えて激突する『海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』が、3位にローワン・アトキンソン主演のコメディ作品『ジョニー・イングリッシュ気休めの報酬』が入った。その他の写真1位の『ALWAYS…』は、シリーズ初となる3Dで、東京五輪が開催された昭和39年を舞台に夕日町三丁目の住人のその後を描いた人間ドラマ。出口調査では「笑いあり涙ありの感動作」「前2作を振り返る回想シーンが特に感動的で泣けた」「キャストが同じなので子どもたちの成長が観れてよかった」「若者が観ても、年配者が観ても楽しめる作品、日本映画史に残る1本」「この時代の雰囲気を今の日本に取り戻してほしいと思った」「家族っていいな、と実家に帰りたくなった」など、10代から80代までの世代を越えて高い満足度を獲得。また3D版を観た観客からは「東京タワーが立体的に観えて驚いた」「奥行きも感じさせるが、前に飛び出て来るような映像だった」と好評だった。2位の『海賊戦隊…』は、ゴーカイジャーが30年ぶりの復活となる宇宙刑事ギャバンと共演する最新作。アンケート調査では、「設定を120%活かした演出に満足。アナログでもデジタルでも心に響く作品は変わらない」「思い入れがあるので今の技術で作り直されたギャバンに興奮した」「大葉健二は昔と変わらず、カッコよくてアクションが見どころ」などの声が挙がり、ちびっこも40代も同じように熱くコメントする姿が見られた。(本ランキングは、2012年1月21日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年01月23日昨年11月より全国ツアーを敢行中のDATSUN320(ダットサン サンニイマル)。3月には、ツアーファイナルとして東京・渋谷STAR LOUNGE公演も決定した。公演情報DATSUN320は、ボーカルの川口カズヒロを中心に2007年に結成。独創的なメロディラインと、型にはまらない言葉で強いメッセージを吐き出す楽曲が特長の若手ロックバンドだ。昨年9月には、ガガガSP主催の野外ロックフェス『長田大行進曲』に出演、観客にその存在感を強くアピールした。また、11月には3rdミニアルバム『空心彩 ~空に心を彩れば~』もリリースしている。DATSUN320の全国ツアーファイナル公演は、3月31日(土)東京・渋谷STAR LOUNGEにて。チケットの一般発売は2月4日(土)10:00より。なお、一般発売に先がけて、現在オフィシャルHP先行を1月20日(金)22:00まで受付中。
2012年01月11日来たる2012年1月10日(火)、『ALWAYS 三丁目の夕日'64』の試写会が開催される。あれから5年――。三丁目の住民たちが、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」でもう一度スクリーンに帰ってくる!しかも、3D映画となって!『ALWAYS 三丁目の夕日'64』試写会日程:2012年1月10日(火)時間:18:00開場/18:30開映場所:ニッショーホールご招待数:20組40名様応募〆切は12月25日。吉岡秀隆、堤真一など、おなじみの“三丁目の人々”に加え、個性豊かな新メンバーも登場の『ALWAYS 三丁目の夕日'64』に、期待が高まる。『 ALWAYS 三丁目の夕日'64 』試写会に応募する
2011年12月13日演劇集団キャラメルボックスの『賢治島探検記』東北応援無料ツアーが10月7日、作品のタイトルにもなっている宮沢賢治の郷土・岩手県の花巻市交流会館で初日を迎えた。前夜には大雨警報が発令されるほど荒れた天候も、朝にはすっかり回復。どこまでも晴れ渡る空の下、平日の午後にもかかわらず、この日を待ち望んでいた200名近い観客が詰めかけた。宮沢賢治をこよなく愛する地元の人たちの心にもキャラメルボックスが放つ演劇のパワーはしっかりと受け止められたようで、会場は笑いと涙で包まれた。宮沢賢治を題材にした同劇団の代表作『ブリザード・ミュージック』にも楽曲を提供している音楽ユニット・ZABADAKの吉良知彦が応援に駆け付け、開演前にはミニライブが開催された。ツアー初日の期待が高まる中、「賢治島」を探しにやってきた大学の文学部のゼミの一行を率いる教授(坂口理恵)の第一声で観客は一気に物語の世界に引き込まれていく。作者ゆかりの地ということも俳優たちに影響したからだろうか、全員の演技に自ずと熱が入っていくのが手に取るようにわかる。劇中劇として演じられる『セロ弾きのゴーシュ』をもとにした『ゴーシュ弾かれのセロ』は、終始コミカルな雰囲気で展開され、この公演の発案者でもある坂口の演技力、いや“人間力”とも言うべき魅力にあふれていた。一転、『銀河鉄道の夜』をもとにした『光速銀河鉄道の夜』では、原作の世界観はそのままに、ジョバンニ(畑中智行)とカンパネルラ(岡内美喜子)による細やかな演技表現が日本語の持つ言葉の美しさに改めて気付かせてくれる。『銀河鉄道の夜』で波にのまれた人たちが天上に行く行(くだり)は、今年3月の震災による津波の被害とオーバーラップするところもあり、花巻の地でも未だに沿岸部からの避難生活を強いられている人がいる状況下でどのように受け止められるのか。天候や災害に憂慮した生涯を送った原作者だからこそ描くことのできた作品に敢えて取り組んだキャラメルボックスの想いは間違っていなかったということを、食い入るような目で舞台を見つめ、涙し、割れんばかりの拍手を送った観客が証明していた。キャラメルボックスが少しずつ、しかし着実に、東北に元気を届け始めている。東北応援無料ツアーは10月8日(土)岩手県の沿岸北部・田野畑村アズビィホールへ。その後、宮城県・気仙沼市、仙台市、塩竃市、南三陸町、福島県・いわき市まで続く。詳細は公式サイトにて。取材・文:本田裕一郎
2011年10月08日演劇集団キャラメルボックスによる『賢治島探検記』東北応援無料ツアーのスタートが、いよいよ10月7日(金)に迫った。また、それに先がけ、10月4日(火)・5日(水)には大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて、"壮行会"として、『賢治島~』東北バージョンが披露される。『賢治島~』は、阪神大震災の経験を踏まえ、キャラメルボックスが"路上でも上演できる芝居"を準備しておこうとの考えから作り上げたレパートリー。小さな空き地にやってきた大学の文学部のゼミの一行が、そこで宮沢賢治の童話を芝居として上演する、という劇中劇のフレームを持つ作品だ。その宮沢の故郷である岩手を含む東北地方が被害にあったということで、「この作品を東北に届けたい」という声が後押しとなり、今公演は実現する運びとなった。ツアーの費用には、"キャラメルボックスを東北に送ろう!!キャンペーン"で集まった資金と、大阪で行われる"壮行会"の売上げが充てられる。大がかりな美術や照明には一切頼らない。作品を支えるのは、俳優の表現力ひとつだ。劇中劇として今回は『セロ弾きのゴーシュ』をもとにした『ゴーシュ弾かれのセロ』と『銀河鉄道の夜』をもとにした『光速銀河鉄道の夜』を展開する。歌や生演奏を交えてハイスピードに駆け抜ける80分。観る者を元気にしてくれるエンターテインメント演劇の圧倒的なパワーを信じたい。東北応援無料ツアーの日程と公演地は次のとおり。10月7日(金)岩手県・花巻市交流会館、10月8日(土)岩手県・田野畑村 アズビィホール、10月9日(日)宮城県・気仙沼市 はまなすホール、10月10日(月)宮城県・仙台市 尚絅学院高等学校 礼拝堂、10月11日(火)宮城県・塩竃市遊ホール、10月12日(水)宮城県・南三陸町 南三陸ホテル観洋、10月13日(木)福島県・いわき市 小名浜市民会館。観劇の事前申し込みを受付中。詳細は公式サイトまで。
2011年10月03日世界中に約80もの施設を持つクラブメッド。石垣島でも有数の美しいビーチ、川平湾にほど近い「クラブメッド石垣島」は、日本が世界に誇るビーチリゾートのひとつだ。宿泊費以外に航空券、送迎、食事、リラクゼーションやアクティビティなども料金に含まれる「プレミアム オールインクルーシブ」を取り入れ、追加料金なく思いっきり遊ぶことができるシステムになっている。 しかも2011年はリノベーションの年。すでにレセプションとレセプションテラスが新しくなり、無料Wi-Fiエリアも拡大した。さらに年内には海の中を眺めながら乗れる「透明カヤック」のアクティビティ導入やスイートルーム、デラックスガーデンビュールームのリノベーションが完了する予定となっている。 楽しみな食事もこの冬リニューアル。レシピは90以上も揃い、アジア全体のトレンドを取り入れた構成に。もちろん、沖縄や石垣島のヘルシーな郷土料理、神戸牛のルーツでもある「石垣牛」のメニューも登場する。美味しさのほかにも、食文化やトレンド、健康管理も視野に入れたレストランとしてリニューアルしたといえる(※一部有料メニューあり)。また、バーもプレミアム オールインクルーシブで、いつでも飲み物と軽食をフリーで楽しむことが出来る。ビールは沖縄のオリオンビール、泡盛を使ったカクテルもあり、ここでも沖縄らしい味と空気を楽しめそうだ(※一部有料メニューあり)。この冬から取り入れるのは環境プロジェクト「クリーン アート プラネット」。クラブメッド全体のプロジェクトで、世界中で実施される。スタッフがビーチをきれいにした際に拾ったものを、子供たちと共に再利用して自然環境の大切さを学ぼう、という目的だ。拾ったものは分別して洗い、ミニクラブで子供たちが自由に作品を作る。作品は施設内のエキシビジョンに飾られるので、いい思い出作りにもなりそう。大人同士でも家族でも、誰もがとことん楽しめるのがクラブメッド。進化を遂げる南の島で、遊びまくりたい! お問い合わせ:クラブメッド石垣島(カビラ)tel.0088-21-7005 (フリーコール)
2011年09月13日2000年の三宅島大噴火を題材にした映画『ロック 〜わんこの島〜』公開を前に、東京都庁で「三宅島パネル展」が開幕。このオープニングイベントが7月1日(金)に開催され、主演の佐藤隆太が“三宅島一日観光大使”として来場。監督の中江功、三宅島の平野祐康村長らが出席したが、途中、石原慎太郎都知事が突如、登場し映画をPRするひと幕もあった。全島避難の中、飼い主一家と離ればなれになり、島に残った犬のロックと、飼い主一家の絆を描いた本作。実際に三宅島で40日間にわたって撮影が行われた。“一日大使”に任命された佐藤さんは、当初、20日間ほどの予定だった島での撮影が、悪天候などの影響で40日ほどに伸びたことを明かし「結果として長く滞在できて良かったと思っています。作品にとっても良かったし、経験としてもプラスだったと思います。自然の厳しさを知ると同時にその温かさや美しさを肌で感じることができました。島の人々は、自然の下で、全てを受け入れて生活しているんですね。映画の中に『島は生きている』というセリフがありますが人々が島と一緒に呼吸していることを実感しました」とふり返った。そして「島の人々と触れ合えたことは大切な経験になりました。自分にとっては忘れられない第二の故郷です」と島への強い思いを口にした。中江監督も厳しい条件の中での撮影を苦笑交じりにふり返りつつ「苦労はしましたが、結果的に現在の美しい島が映画に映っているのではないかと思います」と充実の表情。パネル展を主宰する三宅島の観光協会の代表・浅沼徹哉氏は、噴火以前に8万人だった観光客が、昨年で4万人と半減している現状を明かし、映画が復興の起爆剤となることを期待。当時を知る島民として「私たちの苦しみや悲しみ、苦労を細かく調査され、よく描かれています。あきらめなければ何とかなるという希望を与えてくれる映画」と感謝の気持ちと共に称賛を送った。都庁は全島避難当時、臨時の村役場となった場所であり、平野村長は4年5か月にわたった避難生活に思いをはせ、感慨深げな表情。改めて当時の支援に感謝すると共に、いま現在、避難所生活を強いられている東日本大震災の被災者への悲痛な思いを吐露。すでに村長は被災地を訪れ、当時の実体験を被災地の方々に伝えているそうで「大変な苦労はあるけれど、しっかりやれば必ず帰れる、ということを伝えたい」と語った。映画についても「目に見えないものを信じろ。どんなに離れてても繋がってる」というセリフを挙げ「当時を思い出して泣けました」としみじみと語った。そして、会場に石原都知事が到着!いまなお復興が続く三宅島の現状を訴え「本当に美しい島です。東北も大変ですが、こっちも頑張っているので友情を感じてください!映画がそのきっかけになれば嬉しい」と挨拶し、佐藤“大使”とガッチリと握手を交わした。突然の知事の来訪に佐藤さんも「びっくりしました」と目を丸くしていた。『ロック 〜わんこの島〜』は7月23日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ロック 〜わんこの島〜 2011年7月23日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン東宝FNS27社■関連記事:佐藤隆太×麻生久美子が新鮮な役に挑戦『ロック』親子試写会に10組30名様ご招待佐藤隆太、三宅島で倍賞美津子と真夜中のサシ飲み!麻生久美子は無念の熟睡
2011年07月01日孤島に無人島に監獄島――。ここ最近、四方を海に囲まれた“島”というシチュエーションで描かれる映画および海外ドラマ作品が次々と世に送り出され、話題を呼んでいる。ひと口に“島”といっても、ごく普通に人間が暮らしていた島に、人々が流れ着いた無人島、囚人を隔離する監獄島などなどそのバリエーションは豊富。一体、島の何に人は魅せられるのか?島を舞台にした作品を大解剖!まず、この夏公開の邦画で製作発表当初から大きな話題を呼んでいるのが、桐野夏生による同名ベストセラーを木村多江主演で映画化した『東京島』。無人島に漂着した22人の男とたった1人の女の織りなす愛憎のドラマを描き出す。22人の男たちには、窪塚洋介に福士誠治、木村了、染谷将太など豪華俳優陣が集結。だがしかし!“無人島版イケメンパラダイス”などとのんきに思うなかれ!助けの来ない無人島という極限状態であぶり出される人間の本質に思わず冷や汗が…。続いて、DVDとして好評レンタル中の“島”作品といえば「ハーパーズ・アイランド」。舞台は7年前に6人が惨殺されるという事件が起きたシアトル沖に浮かぶハーパーズ島。平和を取り戻したかに見えるその島で、一組のカップルの結婚式が執り行われることになり、島を出ていた人々も久々に戻ってくるのだが、そこで再び惨劇が…。全13話からなるこちらの作品だが、各話ごとに必ず誰かが殺され、残された人々が“新たな容疑者”そして“次なる犠牲者”となっていくというめまぐるしい展開が特徴。逃げ道のない島ならではのサバイバルゲームにご注目!そして、レオナルド・ディカプリオが主演し、この4月に劇場公開された『シャッター アイランド』のDVDとブルーレイが早くも9月にリリースされる。物語の舞台となる島はボストン沖にあり、そこには精神を患った犯罪者が収容される病院がある。その“監獄島”の病院の、鍵のかかった病室からある女性患者が失踪。レオ扮する連邦保安官は、相棒と共に捜査のために島を訪れるが…。巨匠マーティン・スコセッシが仕掛ける深遠なる謎解きミステリー。残された暗号めいたメッセージに何かを隠すような人々…巧妙に仕組まれた“謎”の先にあるものは――。さらに、上記3作のほかにも、“元祖”島モノとして忘れてはいけない海外ドラマ「LOST」もいよいよファイナル・シーズンに突入!すでに放送はスタートし今後、DVDのレンタル&リリースも予定されており、こちらも要チェック!ジャンルも物語の展開も様々だが、そこには知らず知らずのうちに島の“魔力”に引き寄せられ、狂わされていく人々の姿が――。先述の『東京島』、「ハーパーズ・アイランド」、『シャッター アイランド』を一挙上映する“島フィルムフェスティバル”なるイベントが開催されるなど、やはりいま、島が熱い!?島で繰り広げられる、時に熱く、時に背筋の凍るような物語から目が離せない。夏休み特別企画 島フィルムフェスティバル■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.シャッター アイランド 2010年4月9日より全国にて公開© 2009 BY PARAMOUNT PICTURESハーパーズ・アイランド [海外TVドラマ]© TM & c 2010 CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, R & c by Paramount Pictures. All Rights Reserved.東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:話題の『東京島』も上映!「島フィルム・フェスティバル」に150組300名様ご招待真田広之が焼きゴテでグリグリ!「LOST」衝撃のファイナル予告編をお届けジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期木村多江が飛び出す!?本編は2Dの『東京島』の劇場予告編を3Dで上映!孤島の連続殺人事件、容疑者は25人ドラマ『ハーパーズ・アイランド』特別映像到着
2010年07月26日映画『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』のワールド・プレミアが、5月28日(金)の世界同時公開を前に、主演のジェイク・ギレンホール、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーらを招いてロンドンで開催され、劇中の“時間の砂”にちなんで、イベントの模様が日本を含む世界中の複数のタイムゾーンで衛星中継された。父王殺しの濡れ衣を着せられた王子ダスタンの、真実を暴くための冒険の旅路を描いた本作。物語の中で鍵となるアイテムが“時間の砂”で、これを手にした者は時間を巻き戻し、過去を自由に変える禁断の力を持つとされる。この日のイベントではジェイクらは、まず最もタイムゾーンの早い日本、オーストラリアのイベントに登場。続いて、時間に逆行するようにドイツ、イタリア、メキシコのプレミアに参加し、映画さながらに時間を巻き戻しながら世界中を旅する模様を計1万人以上のファンが見守った。日本の会場となったTOHOシネマズ六本木ではこの日、日本最速となる本作の試写会も行われ、約360名の招待客が衛星中継を通して熱い声援をスクリーンに向けて送っていた。プレミア・イベントでは、試写会募集の際に募った質問を基にジェイクたちへのインタビューも敢行された。劇中、ジェイクは見事な肉体美を披露しているが、その準備について「数か月にわたって、あらゆるトレーニングに挑戦し、パルクール(※特別な道具を使わず、あらゆる建物や障害物を跳び、登り、乗り越えてゆくというフランス生まれのエクストリーム・スポーツ)やマーシャルアーツ(格闘技)をこなし、あとはひたすら走っていたよ」とコメント。また、敏腕プロデューサー、ブラッカイマーは、ジェイクの起用の理由を尋ねられ「彼を見れば分かるだろう?いつか一緒にやりたいと思っていた。素晴らしい肉体を作り上げてくれたし、王子役としてパーフェクトさ!」と自信満々。イベントにはほかに、共演のジェマ・アータートン、ベン・キングスレー、マイク・ニューウェル監督らが出席した。『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』は5月28日(金)より全国にて公開。■関連作品:プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 2010年5月28日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc. All rights reserved.■関連記事:砂よ―時間を巻き戻せ!『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』試写会に10組20名様をご招待
2010年05月10日