ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)の人気アトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が、5月31日をもって運営終了することが31日、明らかになった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズをベースとしたライド・アトラクション。ゲストはドク・ブラウンのフューチャー・テクノロジー研究所で開発された8人乗りの新型デロリアンに乗って、悪漢ビフ・タネンを追って時空の旅へ。未来や過去にタイムスリップし、氷河の上を滑り落ちたり、火山の火口に落ちる寸前で恐竜に衝突したり、ダイナミックな体験ができる。同アトラクションは、かつてハリウッドとフロリダのユニバーサル・スタジオにもあったが、現在では世界で唯一ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのみに。2001年のパーク開業当時から現在までの総体験者数は約5,900万人にも上る。昨年10月21日16時29日、『バック・トゥ・ザ・フューチャーパート2』(1989)で主人公がデロリアンでタイムトラベルした30年後の未来にあたる時刻には、300人ものファンがアトラクション前に集結。"未来"到来を祝して歓声を上げ、記念撮影するなど盛り上がった。USJでは、運営終了に伴い「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド さよならキャンペーン」を実施。詳細は後日、公式サイトで発表される。なお、終了後は施設改修に入るという。
2016年03月31日『英国王のスピーチ』で作品賞、監督賞を含むアカデミー賞4部門を受賞し、『レ・ミゼラブル』では世界を涙で包んだトム・フーパー監督。新作『リリーのすべて』では、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話を題材にしている。トランスジェンダーという言葉はもちろん、その概念もない時代に、真の自分を追求した勇気ある女性の物語に、オスカー受賞監督が挑んだことが話題だが、彼を魅了したのは何だったのか。来日したフーパー監督と、『リリーのすべて』について語り合った。―素晴らしい物語ですが、映像もとても美しく、まるで動く絵画のようでもありました。「ありがとう。アーティストたちの映画だから、彼らが見たような世界を表現したいと思ったんだ。主人公のアイナー(のちにリリー)は、風景が持つ美とパワーをワイドショット、ワイドフレームで追求した風景画家だった。一方、妻のゲルダは、人の、特に女性の美しさをクローズアップで切り取ろうとしていた。だから、ワイドショットとクローズアップを組み合わせて、二人の創造性を象徴する映像にしたんだ。それに、絵画は静止画だから、ハンドカメラや動きのあるカメラワークはあまり使わず、固定カメラを使おうと思いついた。デンマーク人画家たち、特にヴィルヘルム・ハンマースホイにもインスパイアされた。白・黒・灰色を基調とした彼の作風は、アパート内部のセットをデザインする際にアイディアとして取り入れた。アイナーとゲルダの結婚生活は、順調ではあったけれど、何か違和感があるということを暗示するような、主人公たちの孤独感を表現するような雰囲気を出したかったから。何かが起こりそうなムードというものに気づいてもらうためにね」。―脚本を読んだとき、3回泣いたそうですね。「たぶん2回だったと思う。でも、PR担当が3回と公表しているね(笑)。それはともかく、まずは二人の愛の物語に打ちのめされたんだ。だから、この物語は観客に届くと感じた。結婚とは長期間にわたる人間関係の最たるもの。人間は変化する。その極端な例が、リリーへとトランジションしたアイナーだ。この変化に直面し、挑戦し、打ち勝つ愛や思いやりが二人の間には溢れている。それが美しいと感じたんだ。特に夫を失う立場にあるゲルダの愛は大きい。ゲルダは夫を愛しているけれど、リリーが彼女らしく生きるために何ができるかと考えサポートする。この物語は喪失と愛の物語なんだ」。―その一方で、ゲルダはリリーを描くことで、画家としての才能を花開かせ成功を手にしますね。「アーティストとしての野望と、女性としての喪失がないまぜになるという複雑な状況でもある。皮肉だよね。ゲルダの成功は、リリーにありのままに生きることを推奨したという現実の上に成り立っているんだ。女性としての幸せは妥協した形になった。この映画は、愛の力を映し出したものだけれど、もうひとつ、アートの力を浮かび上がらせたものでもあると思っている。偉大なアーティストとは、ありきたりではないということだ。夫の中に潜んでいた女性性を目の当たりにするうちに、アーティストとしてそこに惹かれていき、創作意欲をかきたてられる。リリーがゲルダのミューズになるんだ。そんな目を見張るようなアートの魅力、感受性を表現できるということも、この映画をとった理由のひとつだ」。―本作はひとりのトランスジェンダーの女性が自らのアイデンティティを追求するというのが大きなテーマのひとつになっています。リリーが生きたのは80年以上も昔のことですが、いまもデリケートなテーマであることには変わらないようですね。「確かにそうなんだ。この問題にまつわる進歩は、ほんの少しに過ぎない。実は2008年に映画を作ろうとしたとき、周囲からは“たぶんこのテーマでは映画会社や配給会社を見つけるのはとても難しいだろう、リスクが高すぎる”と言われたんだ。でも、『英国王のスピーチ』や『レ・ミゼラブル』の成功を経て、作りたい映画を撮れるようになった。作品ができると、次のリスクは、観客が劇場に足を運んでくれるかどうかだった。でも、杞憂だった。1月にUKで公開されたとき、『スターウォーズ/フォースの覚醒』に次いで2位を記録したんだ。観客たちが、先入観を持たずにこの物語を受け入れてくれ、リリーの旅路に寄り添ってくれたことをとても嬉しく思う。この作品はトランスジェンダーを描いた作品だけれど、一人の人間が本当の自分になろうと闘う物語だ。すべての人間が最高の自分、ありのままの自分になろうとして直面する課題を描いた万国共通のテーマを内包しているんだ。ところで、日本ではこういったテーマはどう受け止められるのだろう」。―日本は保守的でもありますが、歌舞伎のように、ジェンダーの壁を感じさせない伝統文化もあります。個人的な意見ではありますが、キリスト教文化が色濃い欧米諸国に比べて、日本は意外にオープンで、寛容なところがあるのかもしれません。「そうだね。ぜひ日本の観客にも受け入れて欲しいな。日本では過去の私の作品を愛してもらっていて、とても光栄に、そして幸運に感じているんだ。困難に直面した人が、それを乗り越えようとするという部分では、『リリーのすべて』も過去の作品と似た部分があるから、僕のことを信じて、リリーの旅に付き合ってもらえたら嬉しい」。―LGBTQ(※)を扱った作品には、社会から差別的な扱いや暴力を受ける描写が登場することも多いですが、本作にはとほんどそれがなく、同情ではなく共感によってリリーを深く知ることができますね。「リリーには良き理解者でオープンな心を持った友達、ハンスやウラがいた。当時としてはとてもリベラルな人々だ。ボヘミアンでアーティスティックで、彼らのコミュニティはとても先進的で寛容であり、偏見を持たない。リリーが本当の自分を追求できたのは、それもひとつの理由だったと思う」。※レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア/クエスチョニングのコミュニティのこと。―この作品では悲劇に焦点をあてず、自分を発見する喜びによりフォーカスしているところが素晴らしいと思います。「そう言ってもらえて嬉しいよ。そう感じてもらえるのは、とても意味のあることなんだ。実は、多くのインスピレーションを貰ったトランスジェンダーの女性がいる。『マトリックス』シリーズの監督であるラナ・ウォシャウスキーだ(※)。彼女はリリーのことを知っていた。そしてこう言ったんだ。“この物語を悲劇として描かないで。それはとても重要なことなの”と。“性別適合のプロセスは痛みを伴う旅であると同時に、喜びであると、多くの人にこの映画を通して理解してもらいたいから”とね。だから、必ずそうすると約束したんだ」。※ラナは元ラリー、彼女の妹リリーは元アンディ。姉妹揃って男性から性別移行し、いまではウォシャウスキー姉妹として認知されている。―それは、リリーが見せる喜びに満ちた表情が多くとらえられていることからも、見て取れますね。「たとえば、リリーがまだアイナーだったとき、妻のゲルダから、約束の時間に遅れているモデルのかわりにストッキングをはき、ドレスをあててみてくれと頼まれたシーン。エディ・レッドメインには、ここでは不安と、喜び、痛み、希望のバランスを上手く取ってほしいと伝えた。自分の中の女性性に気づいてしまったとき、妻や友人や社会は何と言うだろうかという不安は抑えられない。でも、大いなる可能性へと導くドアがそこで開くんだ。自分でも気づいていなかった本当の自分を見つけたら、それをしっかり捕まえなくてはならない。だから、喜びも重要なんだ」。―監督自身、リリーのように、思いもよらなかった自分を発見したという経験は?「映画づくり、がそうかもしれないな。初めて映画制作に漕ぎ着けたときは、水を得た魚のような気分だった。12歳ですでに映画監督になりたかったけれど、誰もそんな子供に映画制作を依頼したりしない(笑)。だから、長年かけて夢を叶えた。そして、監督業に就いたとき、ついに家を見つけたという気持ちになったよ」。―監督の作品といえば、困難に挑む人々の姿が印象的ですね。「最高の、そして真の自分であることを何らかの障害によって阻まれながらも、そこに立ち向かう人々にどうしようもなく惹かれるんだ。すべて自分で解決できる問題ばかりじゃないけれど、無償の愛を捧げてくれる人々の力によって、それを乗り越えられる。『英国王のスピーチ』では王とスピーチセラピスト、『レ・ミゼラブル』ではジャン・ヴァルジャンと彼を赦した神父が良い例だ。ジャン・ヴァルジャンはコゼットとの出逢いで、二度目の変化を迎える。本作では、ゲルダのリリーへの愛が、変化を可能にする。私は何かを変化させる力を持つ愛に、心を奪われていると言えるね」。―エディのキャスティングにはどのような経緯があったのですか?「2008年、最初に脚本を読んだ時から彼が第一候補だった。すでに、TVドラマ『エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~』でキャスティングしていて、そのときの繊細さと強さを併せ持つ演技が言葉にならないくらい素晴らしかった。だから、また一緒に仕事をしたいと思っていたところで、『レ・ミゼラブル』を撮ることに。バリケードのシーンを撮っている合間に、エディに脚本を手渡したんだ。すぐに読んでくれて、この物語に恋に落ちてくれた。僕と同じようにね。彼とは信頼関係で結ばれている。とても幸運だ。最初に組んでから、もう10年になる。親友と一緒にキャリアを重ねられるのはとても特別なこと。互いに良く知っているからストレスがないし、正直になれるし、その上でプロとして仕事ができる関係だ。互いに尊敬しているし、互いのアイディアを楽しんでもいるよ」。―理想のパートナーシップですね。「面白いのは、私の映画の多くがコラボレーションに関係しているということだ。本作はアイナーとゲルダの協力関係が土台だ。映画もスタッフ、俳優たちとのコラボレーションの産物。きっと無意識のうちに、自分が経験している素晴らしいコラボレーションの世界を表現したいと思っているんだろうね」。(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)
2016年03月27日台湾の人気俳優、胡宇威(ジョージ・フー)さんが主演ドラマ「Love Cheque~恋の小切手~」のDVD-BOX発売にあわせて来日した。インタビューに応じてくれたのは、ファンとバレンタインイベントを過ごした翌日。「皆さんとても温かい。初めて来日した時に比べて、段々とファンの方が増えてきていることも嬉しいよ」と笑顔を見せる。日本のファンの印象は「恥ずかしがり屋」だそう。「たぶん生で僕を見たのが初めてだからだと思うんだけど(笑)、握手する時の手が震えてるんだ。礼儀正しくて、頭をぶつけてしまうほどお辞儀しちゃうところなんかも可愛い」。朝一番のインタビューにも朗らかな笑顔で現れたジョージさん。「Love Cheque」では何でも3分で解決しようとする効率重視のクールなエリート・何不凡(ホー・ブーファン)を演じているが、本人とのギャップが大きい。「僕も効率よく行動するほうだけど、3分は早すぎるよね(笑)。普通の人間はついて行けなくて離れていってしまう。でも、彼の人に対して閉じた部分は理解できるんだ。僕にも自分の気持ちがうまく処理できなくて、閉じこもってしまうことが過去にあったから。ブーファンのクールな部分は、そんな自分の経験を投影して演じたよ。むしろ難しかったのは、彼が変わっていってからの芝居を、今まで演じてきた役と同じにならないようにすること。さもないと視聴者に飽きられてしまうから」。クールなブーファンを変えていくのは、ヒロイン・曼曼(マンマン)の存在。ピュアで優しい女性だが、かなりのおっちょこちょいだ。ジョージさん自身、マンマンのような女性をどう思うか聞いてみると、「あそこまでルーズだとちょっとついていけない」と笑う。「後先考えずに突っ走ってしまうところがキビシイかな。僕はまずちゃんと考えてから行動する方だから。もちろん、場合によっては臨機応変に対応するけどね」。ドラマでは、マンマンの元恋人が守護天使として登場したり、運命の赤い糸が重要な役割を果たす。私生活で摩訶不思議な体験をしたことはないか尋ねると、「浴室で髪を乾かしていたら、何かに指でお尻を撫でられた」とビックリ体験を語ってくれた。「スーッと触れられた感覚があって、あれ?ちょっと変だぞ…って。お尻の筋肉がつった場合、あんな感触はしないから(笑)。何でもないと自分に言い聞かせて髪を乾かし続けたけど、その晩に浴室のガラスが割れたんだ。証拠写真も撮ってあるよ」。霊的な存在は信じても、「運命の赤い糸はあり得ない」ときっぱり。「運命は自分で決めるものだからね。愛は自分で探すもの。見つからないなら、それは自分の問題だよ。仕事だって同じことで、自分で探して、道を敷く。不平不満を口にしたって、それを選んだのは自分なんだから」。生まれ育った米国から台湾に移り、キャリアをスタートさせてから約10年。着実に活躍の場を広げている。昨年の東京国際映画祭に出品された台湾映画界の巨匠・王童(ワン・トン)監督の新作『風の中の家族』で映画初出演も果たした。「監督は先生のような存在で、今までと違う演技の方法を学べたことは大きかった」と振り返るジョージさん。憔悴した表情に無精ひげ姿で、大陸から逃れて台湾に移住した国民党兵士を熱演。王子様的な役柄が多かったこれまでとは違う、粗野な一面を見せた。「最初は監督からもキレイなだけのアイドルだと思われて、『ちょっと違う』と言われてたんだけど、チャンスをもらうことができた。いざ撮影が始まると、『…うん』(と、うなずく監督のマネをしてみせるジョージさん)とだけ言って僕の芝居を認めてくれたんだ。すごく努力した。いつまでもアイドルだと見なされていたくないし、もっと色んな表現をしていきたいと思ってるからね」。昨年秋、撮影のためのバイクの練習中に転倒し、助骨4本を折る重傷を負った。「もう9割治った」そうで、3月からはテレビドラマの撮影で本格的に仕事復帰する。バイクはもうこりごりかと思いきや、「ますます乗りたくなったよ!」と即答。甘いマスクとは裏腹に、なかなか度胸の据わった人だ。(text:Rie Nitta/photo:Nahoko Suzuki)
2016年02月24日第88回アカデミー賞で4部門にノミネートされている映画『リリーのすべて』(3月18日)のプロモーションのため、主演俳優エディ・レッドメインとトム・フーパー監督が3月に来日することがこのほど、明らかになった。2人にとって今回は、初タッグを組んだ『レ・ミゼラブル』のプロモーション以来の来日。昨年の『博士と彼女のセオリー』に続き、2年連続のオスカー獲得にも期待がかかっているレッドメインは、2013年4月以来約2年11カ月ぶり、トム・フーパー監督は、12年12月以来約3年3カ月ぶりの来日となる。2人は3月9日に都内で開催されるジャパン・プレミアに参加する予定。レッドメインが日本のファンと直接交流する場に登場するのは、今回が初となる。また、「エディ・レッドメイン来日記念!エディに聞いてみたいことを投稿しよう!キャンペーン」と題し、ツイッターでレッドメインへの質問も募集。その中からいくつかを本人に直撃し、そのQ&A映像を後日SNSや公式サイトにアップする予定で、参加者には抽選で賞品もプレゼントするという(応募期間は2月22日~3月6日23:59)。1926年のデンマークを舞台とする本作は、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなすドラマを描く。(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
2016年02月22日中国のドラマの女王ヤン・ミーと、アジアの若手スターを代表する元「EXO」のルハンが共演する『見えない目撃者』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。3年前の事故で弟と自身の視覚を失った元警察官候補生のルー・シャオシン(ヤン・ミー)は、乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じる。タクシーは逃げ去り、彼女はひき逃げ事件であると警察に証言する。最初は、目の見えない証言を相手にしなかった警察も、この事件と世間を騒がせている女子大生失踪事件が関連していることをつかみ、捜査を開始する。さらに、この事件を偶然にも目撃した若者リン・チョン(ルハン)が新たな証言者として加わり、警察が徐々に犯人へと迫る一方、二人の目撃者は犯人に狙われるようになる…。韓国でR18指定ながらも236万人もの観客動員を記録した映画『ブラインド』(’11)の監督アン・サンフンが再びメガホンをとり、リメイクした本作。オリジナルの物語構成を全体的に見直し、登場人物の関係や動き、心理描写に重きを置くなど、さらなるエッセンスを加え、昨年10月に中国で公開されるやいなや、興行収入43億の大ヒットとなった。主演には「宮 パレス~時をかける宮女~」などドラマを中心に活躍する中国のトップスターのヤン・ミーと、マット・デイモン主演で贈る巨匠チャン・イーモウ監督最新作『長城』(「The Great Wall(原題)」)の公開も控えるルハンが抜擢され、ひき逃げ事件に遭遇した盲目の女性・ルーと、それを目撃した青年・リンを好演している。そのほか『オルドス警察日記』で第26回東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞したワン・ジンチュン、『二重生活』のチュー・ヤーウェンら演技派俳優が脇を固め、命を狙われる2人の目撃者、事件の核心に迫る刑事、追いつめられていく猟奇的犯人たちをドラマティックに演じている。今回解禁された予告編は、ある引き逃げ事件を「目撃」した主人公2人が、交錯する証言をきっかけに、「女子大生連続失踪事件」に隠された戦慄の事実へと迫っていく。その一方、犯人に命を狙われ、事件に巻き込まれていく二人の様子が、緊張感あふれる映像で展開されている。聴こえた真実とは一体何なのか、本編への期待が高まる手に汗握るそんな映像となっている。さらに今回同時に解禁されたポスタービジュアルは、不穏な表情の主人公たちをメインに、中央には、雨の中道路に倒れる人を見つめる男の姿が写し出されている。二人の先に映るものとは一体…。また「一つの事件に交錯する二つの証言」というコピーが映画の予想を掻き立てるようだ。『見えない目撃者』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月10日スティーヴン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスが4度目のタッグを組み、東西冷戦下の実話を基に描くエンターテイメント大作『ブリッジ・オブ・スパイ』。先日発表されたように、第88回アカデミー賞では「作品賞」を含む6部門にノミネート、英国アカデミー賞でも最多9部門にノミネートを果たした本作から、特別映像が到着。すでに全米映画批評家協会賞など8つの「助演男優賞」を獲得し、現在、アカデミー賞をはじめ5つの映画賞にノミネートもされているソ連のスパイ役マーク・ライランスと、主演のトム・ハンクスが魅せる“友情”が明らかになった。本作の舞台は、アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950年~60年代。主人公のジェームズ・ドノヴァンは“実在の”アメリカ人弁護士。保険が専門だったごく普通の弁護士ドノヴァンに与えられたミッションは、自身が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換を成し遂げることだった。交渉の場は、敵地の東ベルリン。緊迫した状況のもと、ドノヴァンの孤立無援の闘いが始まる…。本作が公開されるや、SNSでは「毎度ながら、トム・ハンクスの人間性の表現の仕方は本当にすごいと思わされる」「マーク・ライランスの存在感が凄かった」「ドノヴァンとアベルの2人の関係に泣かされた」と、ハンクスとライランスの演技と、そして2人が演じた“弁護士”ドノヴァンと“敵国のスパイ”アベルという関係にも関わらず、人間同士として信頼関係を築いていく様子に感銘を受けたという声が数多く挙がっている。その時代、敵国の人間を弁護することは、彼自身はおろか家族までもが世間の批判と軽蔑の対象になり、命の危険にさらされるかもしれないため、当初、アベルの弁護人になることをドノヴァンは躊躇する気持ちがあった。しかし、“弁護人”としてアベルに接し、公平な裁判を受けさせたいと戦略を練るうちに、また彼の達観したような人柄や芸術好きな一面に触れるうちに、2人の間には尊敬の気持ちが芽生え、立場を超えた絆が生まれていく。実際にドノバンの娘が「父に連れられて、何度か刑務所のアベルを訪ねた。父は、彼と一緒にすごす時間を楽しんで、彼との友情を大切にしていたわ」と明かしていることからも、2人の関係が伺える。アベルを演じたライランスは、「スパイとして生きてきたアベルは、愛着や所属意識を持つことをずっと避けてきた。そんな彼がドノヴァンに興味を抱き始めるんだ」と自身の演じた役どころを分析するが、到着した映像ではまさに、ドノヴァンに興味を抱き始めてから、その思いが信頼へと変わっていく様子が描かれ、最大の尊敬を込めて「不屈の男」と呼ぶ姿が描かれている。平凡な人生を歩んできた弁護士と、孤独に生きてきたスパイとの、立場を超えた心の交流をこの映像からも確かめてみて。『ブリッジ・オブ・スパイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月19日トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグ監督がタッグを組んだ映画『ブリッジ・オブ・スパイ』が公開されている。本作は本年度アカデミー賞で作品賞をはじめ、脚本賞など6部門の候補になっており、助演男優賞候補になったマーク・ライランスの演技に高い評価が集まっている。その他の画像映画は、普通の弁護士ジェームズ・B・ドノヴァン(ハンクス)が、アメリカで逮捕されたソビエトのスパイと、ソ連領空で撃墜され逮捕されたアメリカのパイロットを秘密裏に“交換”するという誰も成し遂げた事が無いミッションに挑む姿を、実話を題材に描いた作品だ。本作でライランスが演じるのは、FBIに逮捕されたソビエト連邦のスパイ、ルドルフ・アベル。彼はFBIの厳しい尋問を受けるが、どんな時にも正義を貫こうとするドノヴァンが弁護人に選ばれたことで、彼との間の友情を築いていく。映画は実話を題材にしながら、心に響く人間ドラマと、スリリングな展開が待ち受けており、公開前に実施されたモニター試写会でも「トム・ハンクスとマーク・ライランスのやりとりが心に響いた」「単なる敵ではなく、それぞれのキャラクターのドラマが描かれていて見ごたえがあった」「盛り上げるべきを盛り上げつつ、しっかりストーリーを語る。さすがスピルバーグという感じ」「真面目な話かと思ったけど、ハラハラする場面が多くて最後までまったく飽きなかった」「取調べや交渉を通じて、キャラクターが心を通わせたり、駆け引きをしていく場面がよかった」などの感想が寄せられたという。本年度のアカデミー作品賞候補の多くはまだ日本では公開されておらず、ブルーレイ&DVDで観賞できる『マッドマックス怒りのデス・ロード』を除けば、いま映画館で楽しめるのは本作だけだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』公開中
2016年01月15日トム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ監督と11年ぶり、4度目のタッグを組み、緊張の冷戦時代、ソ連のスパイを弁護することになったアメリカ人弁護士を演じる『ブリッジ・オブ・スパイ』。トムが演じた “実在の”弁護士は、誠実で「誰でも弁護される権利がある」という信念のもと自らの仕事を遂行するが、このほど、まるで「仕事と家族、どちらを選ぶ?」と妻に問いかけられているかのような本編映像が到着した。主人公のジェームズ・ドノヴァンはアメリカ人弁護士。保険の分野で実直にキャリアを重ねてきた男だが、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことで周囲から非難され、家族にも危険が及ぶことに。やがて、そのソ連のスパイと、ソ連側にとらえられたアメリカ人パイロットの交換というミッションに孤立無援で挑むことになるが――。到着した映像では、ドノヴァンと妻メアリーの家でのやり取りが描かれる。急な出張の荷造りをしている2人だが、会話の内容は、妻が「無事に戻って。釣りはウソでもいいから」と、どうも内心穏やかではない様子だ。当時のことについて、実際のドノヴァンの息子は、「父はイギリスとスコットランドに行くと言っていた。私が学校でトラブルを起こしたときには『がっかりするな。万事うまくいくよ。力を抜いてくれ』と書かれた手紙が送られてきた。父がベルリンへ向かう直前のロンドンから来た手紙だった」と証言、まるで、これから人質交換へと臨む自分自身への激励ともとれるエピソードを明かしている。さらに、彼の娘も「私たちは何も知らなかったわ。母が眠っているときに(TVの)リポーターから電話が掛かってきて『ご主人のなさったことを、さぞご自慢に思っていらっしゃるでしょう』と言ったけど、母は何の話か全く分からなかった。それで『主人は(旅先で)ホールインワンでも出したのですか?』と聞いたのよ」とふり返る。今回の映像と実際の子どもたちが明かしたエピソードから、ドノヴァンは自身の信念を貫いた仕事をしつつも、家族を愛し、すべてを秘密にしていたことが伺える。また、妻・メアリーはそれを承知の上で、“家族を守りたい”という気持ちで夫ドノヴァンを支え、彼が未知の世界に足を踏み入れるために優しく後押ししていたようにも思わせる。そんなドノヴァンの勇気と情熱、そして誠実さが、信じがたいほどのスリリングな結末へと向かう本作に、まずはこちらの映像から思いを馳せてみて。『ブリッジ・オブ・スパイ』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月09日監督スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・ハンクスとアカデミー賞受賞スタッフ&キャストが贈る真実に基づく物語『ブリッジ・オブ・スパイ』が、いよいよ本日1月8日(金)に公開となる。このほど、実に4度目のタッグとなったスピルバーグ監督とトム・ハンクスの強力な信頼関係を裏づける特別映像が解禁となった。『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』など3つのアカデミー賞に輝くスピルバーグ監督のもと、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で同「主演男優賞」を2年連続受賞したトム・ハンクスが主演、さらに『ノー・カントリー』『ファーゴ』で4つのアカデミー賞を手にしたイーサン&ジョエル・コーエン兄弟と、マット・チャーマンが脚本を手がけた本作。到着した映像では、実話に基づいた感動作『プライベート・ライアン』、政府の姿勢を問うた『ターミナル』、執拗な追跡劇をコミカルに描いた『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』と、スピルバーグとトムがこれまでにタッグを組んだ毛色の違う3作をふり返りつつ、2人のコラボレーションの4作目となる本作にクローズアップしていく。スピルバーグ監督と長年に渡り仕事をしてきた、本作の製作クリスティ・マコスコ・クリーガーは、「お互いの長所を引き出している」と2人のコラボレーションを絶賛。「トムがいるだけで作品が豊かになるんだ」(スピルバーグ監督)、「スティーヴンになら安心してさらけ出せる。ボスは彼だが私の提案にとても寛容だ」(トム)と、互いに尊敬と称賛を送り合う様子だけでなく、映し出される撮影風景からも、彼らが信頼し合っていることが見て取れる。「ジェームズ・ドノヴァンはいわゆる誠実な男だ。“正義は皆に平等である”が彼の信条だ」とスピルバーグ監督が語るハンクス扮する主人公は、実在の弁護士。舞台はアメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった時代。いまにも戦争が勃発するかもしれない緊張が続く中、彼は勇敢にも敵の中に飛び込み、人質を救うために奔走するが、その本当の姿はヒーローとはほど遠い“普通の男”だ。クリーガーが「ドノヴァンは私の親友のお父さんみたいなごく普通の人。彼は自分の仕事をこなしていただけなのに、信じられないような国際的な話に巻き込まれた」と明かすことからも、良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた男が、本作では文字どおり孤立無援の闘いに挑んでいくことが分かる。相手が同胞でも、スパイでも、目の前の人間を大切にする彼の勇気と情熱、そして誠実さを体現したハンクスと、その奇跡の真実をとらえたスピルバーグ監督の強力なコラボを、この映像からも確かめてみて。『ブリッジ・オブ・スパイ』は1月8日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日トム・ハンクスの主演最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』が今週末から公開になる。監督を務めるのは、本作が4本目のタッグ作になるスティーヴン・スピルバーグ監督で、プロデューサーは両者は「互いの長所を引き出している」と分析する。監督とハンクスが語る特別映像が公開になった。『ブリッジ・オブ・スパイ』特別映像スピルバーグ監督は、アドベンチャー大作からオスカーを受賞した重厚なドラマまで幅広いジャンルの作品を手がけており、これまでに様々な俳優たちを起用している。中にはトム・クルーズやマット・デイモン、レオナルド・ディカプリオといったスターや、ダニエル・デイ=ルイスなどの演技派俳優、オードリー・ヘップバーンやフランソワ・トリュフォーなど映画界の伝説的な存在もいるが、主要キャストとして“常連”と呼べるのは『ジョーズ』や『未知との遭遇』のリチャード・ドレイファス、『インディ・ジョーンズ』シリーズで4度タッグを組んだハリソン・フォード、そしてトム・ハンクスだろう。ハンクスは映像の中で「スティーヴンと作った映画は、4本とも毛色が違う」と分析し、『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』について語り、新作の『ブリッジ…』は「脚本を読んで、大成功するとすぐわかった」と振り返る。本作で彼が演じるのは、普通の弁護士ジェームズ・B・ドノヴァンで、監督曰く「誠実な男」だ。ドノヴァンは保険の分野で活躍し、穏やかに暮らしていたが、アメリカで逮捕されたソビエトのスパイと、ソ連領空で撃墜され逮捕されたアメリカのパイロットを秘密裏に“交換”するという誰も成し遂げた事が無いミッションに巻き込まれてしまう。本作は冷戦下の1950年代を舞台にしており、シリアスな場面も登場するが、映像にはスリルのあるシーンや緊迫感あふれる場面など、ドキドキする瞬間が次々に登場。スピルバーグ監督が「トムがいるだけで作品が豊かになるんだ」と語る通り、誠実さだけを武器に危険な取引きに挑む男を演じるハンクスは、観客が思わず引き込まれてしまうほど豊かな表情を見せる。命を狙われ、ウソと駆け引きが行き交うスパイの世界に放り込まれた男はどうやって“スパイ交換”を成立させるのか? 監督とハンクスがアイデアを出し合って完成させた新作の公開が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』1月8日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co. LLC. Not for sale or duplication.
2016年01月08日トム・ハンクスの主演最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』が来年1月8日(金)から公開になる。超大作から賞レースにからむ重厚な作品まで様々なジャンルで活躍しているハンクスは、俳優だけでなく、監督やプロデューサーとしても高い評価を集めている。そんな彼が出演が決まった際に「宝クジに当たったような気分」と評したのが、本作だ。『ブリッジ・オブ・スパイ』トム・ハンクス インタビュー映画は、普通の弁護士ジェームズ・B・ドノバン(ハンクス)が、アメリカで逮捕されたソビエトのスパイと、ソ連領空で撃墜され逮捕されたアメリカのパイロットを秘密裏に“交換”するという誰も成し遂げた事が無いミッションに挑む姿を、実話を題材に描いた作品だ。ハンクスほどの俳優になると、優れた脚本や企画が数え切れないほど集まってくる。さらに彼は自身でプロデューサーや監督も務めることもあるため、自身の中で納得のいかない作品に出ることはない。映像の中でハンクスは最初に脚本を読み「役者冥利につきると思った」という。「こんな素晴らしい作品の主演に、私を選んでくれただけでもうれしい。それもスティーヴン(・スピルバーグ)からの指名だなんて、宝クジに当たったような気分だよ」ハンクスはこれまでもスピルバーグ監督と繰り返しタッグを組んでおり、信頼は厚いが、ドノバンという役柄にも魅了されたようだ。「彼は確かな正義感があり、職務にも忠実だった。ただし彼はスパイの世界を知らなかった。ウソやハッタリがまかり通る世界なんだ」。本作の主人公ドノバンは強い信念を持ち、自分や家族に危険がおよぶ可能性があったとしても、公平に裁判が行われるために行動する“正義”の人だ。しかし、彼がスパイ交換のために乗り込んだベルリンでは、東西を隔てる高い壁があり、治安は悪く、判断を間違えれば拘束、あるいは殺されてもおかしくない状況だ。殺しのライセンスも、相手を丸め込む能力も、美女を落とすテクニックもなく、ただ公平と正義を貫きたい、誰かを守りたいと願った男は無事にミッションをやり遂げられるのだろうか?『ブリッジ・オブ・スパイ』2016年1月8日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2015年12月25日監督スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟で描く映画『ブリッジ・オブ・スパイ』(2016年1月8日公開)で、オリエンタルラジオの中田敦彦が本作をわかりやすく教える特別映像が22日、公開された。実話に基づく本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代の物語。ハンクスが演じる主人公のジェームズ・ドノヴァンは、実在のアメリカ人弁護士で、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことで国際交渉の世界に足を踏み入れる。ドノヴァンに与えられたミッションは、彼が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換を成し遂げること。交渉の場は、敵地の東ベルリンで、判断を誤れば即射殺という緊迫した状況のもと、両方を救うために孤立無援の闘いを繰り広げる。このたび、人を引き込むプレゼン力で話題を呼んでいるオリエンタルラジオの中田敦彦が、本作をわかりやすく教える特別映像が公開。映像の中で中田は、本作の主人公・ドノヴァンの武勇伝をプレゼンしており、「ドノヴァンはいったいどんな男だったのか? 何をしたのか?」「なぜ、普通の男が大きな戦争を止めるまでのことができたのか?」、そして、本作に関係する「"33"という数字が指すものとは?」を解説している。また、中田氏が本作を観て「男と男の友情の前に立場は関係なくなる瞬間がある。それが非常に胸を打つ」と明かす理由も、映像から垣間見ることができる。(C) Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
2015年12月22日主演トム・ハンクス、監督スティーヴン・スピルバーグ、そしてコーエン兄弟が脚本とハリウッド屈指のスタッフ&キャストが贈る、実話に基づく物語『ブリッジ・オブ・スパイ』。このほど、本作から、トムが熱演する、自らの信念のために家族を危険にさらした男にスポットを当てた特別映像が、いち早くシネマカフェに到着した。舞台は、アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950年~60年代。アメリカ人弁護士ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)は、保険の分野で実直にキャリアを重ねてきた男だが「誰にでも弁護される権利がある」という信念のもと、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、思いがけなく国際交渉の世界に足を踏み入れることになる。“ごく普通の弁護士”であり、家庭に帰れば“ごく普通の父親”ドノヴァンに与えられたミッション。それは、自身が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換。交渉の場は、敵地の東ベルリン。あの“ベルリンの壁”ができ上がったまさにそのころで、判断を誤れば即射殺という緊迫した状況のもと、ドノヴァンの孤立無援の闘いが始まる――。先のナショナル・ボード・オブ・レビューの作品トップ10をはじめ、数々の映画賞を受賞し、ソ連のスパイ役を演じたマーク・ライランスがゴールデン・グローブ賞にもノミネートされている本作。このたび到着した映像では、良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできたドノヴァンが、世界の平和を左右する重大な任務を、たった1人その身に委ねられ、全力で不可能に立ち向かっていく姿が描かれている。スピルバーグ監督は「ドノヴァンは立ち向かうタイプの人だ。自分が信じていることのため、彼の場合は、鉄のカーテンのどちら側にいようと関係なく、すべての人の正義のために立ち向かう」と分析し、ドノヴァンという実在した人物に何よりも魅力を感じたと明かす。とりわけ、家庭を大切にした男が、危険な任務につき、直感と正義の原則を信じてやり遂げるというストーリーに惹かれたという。映像中でも印象的なのは、家の中までも安全ではなくなってしまった家族の姿だ。当然ながら、“敵国”の人間を弁護すれば自身はおろか、愛する家族までもが世間の批判と軽蔑の対象となり、命の危険にさらされる。ドノヴァンを支える妻・メアリーを演じたオスカーノミネート経験のあるエイミー・ライアンは、実在のメアリーの孫と話し「メアリーは、夫のやっていることを誇りに思っていたけど、そのせいで家族が注目されるのは嫌だったし、子どもたちが危険な目に遭わないかと心配していた」と、信念を貫く夫を応援したい気持ちと母として家族を守りたいと思う気持ちの葛藤があったことを知ったという。実話であることが信じがたいほどスリリングな展開で、ヒーローとは程遠いごく普通の人間が、同胞のパイロットと敵国のスパイ、両方を救うために恐怖をかいくぐって奔走する姿を映し出す本作。彼の勇気と情熱、そして誠実さは、観る者の胸を打つに違いない。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月15日監督をスティーヴン・スピルバーグ、脚本をイーサン&ジョエル・コーエン兄弟が手がけ、トム・ハンクスが主演を務める『ブリッジ・オブ・スパイ』の特別映像が到着。スピルバーグ監督が、トム・ハンクスやマーク・ライランスとの撮影エピソードなどを語っていることが分かった。アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950年~60年代。主人公のジェームズ・ドノヴァンは実在のアメリカ人弁護士。保険の分野で実直にキャリアを重ねてきた男だが「誰でも弁護される権利がある」という信念のもとソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、思いがけなく国際交渉の世界に足を踏み入れることになる。時の大統領ジョン・F・ケネディがドノヴァンに与えたミッションは、ドノヴァンが弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換を成し遂げることだった。交渉の場は、敵地の東ベルリン。判断を誤れば即射殺という緊迫した状況のもと、ドノヴァンの孤立無援の闘いが始まる。アカデミー賞受賞スタッフとキャストが集結し、スピルバーグ監督とハンクスが4度目のタッグを組む本作。良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた弁護士が、米ソの戦争を食い止める重責を担い、命がけで敵の真っ只中に飛び込んでいく姿を感動的に描いている。このほど到着した特別映像では、父から聞かされたという冷戦下での“U2偵察機事件”や、意外にもスムーズだったという撮影について、スピルバーグ監督が語っている。映像では、スピルバーグ監督は「トムと私は長年の関係だから互いを知り尽くしているんだ」と、30年以上にわたってハリウッドのトップスターの座に座り続け、アカデミー賞の主演男優賞を2年連続で受賞したトム・ハンクスについてコメント。「ただでさえ、創造性が豊かなのにさらなる独自性を常に求め、彼の何にでも挑戦する姿勢が本当に素晴らしい。4度目のタッグともなるとあうんの呼吸で楽勝だったよ」と語り、長きにわたるトムとの友情を覗かせた。また、トム演じる弁護士ジェームズ・ドノヴァンが弁護を担当するソ連のスパイ、ルドルフ・アベル役を演じたマーク・ライランスについてはスピルバーグ監督は、「彼はトニー賞に3度も輝いた舞台俳優で、演技を一目見て非凡な才能の持ち主だと分かったよ。『十二夜』での演技を見てさらに確信したから声を掛けたんだ」と、先日発表されたニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を受賞し、アカデミー賞助演男優賞の最有力候補であるマークの才能を賞賛している。「ドイツ・アメリカ・ロシアから最高のキャストが揃った」とスピルバーグが自負する本作。アカデミー賞有力と呼び声が高い本作の公開を楽しみに待ちたい。『ブリッジ・オブ・スパイ』は、2016年1月16日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日監督をスティーヴン・スピルバーグ、主演にトム・ハンクス、脚本をイーサン&ジョエル・コーエン兄弟が手がける、ハリウッド最強のチームで贈る『ブリッジ・オブ・スパイ』。すでにアカデミー賞候補作ともうわさされる本作より、日本のファンへのメッセージが盛り込まれた日本独占映像が到着した。アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950年~60年代。主人公のジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)は、保険の分野で実直にキャリアを重ねてきた、ごく普通の弁護士でありながら、「誰でも弁護される権利がある」という信念のもと、ソ連のスパイの弁護を引き受ける。ドノヴァンに与えられたミッション――それは彼が弁護するソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換を成し遂げることだった。交渉の場は、敵地の東ベルリン。判断を誤れば即射殺という緊迫した状況のもと、ドノヴァンの孤立無援の闘いが始まる…。今回到着した映像には、ハリウッドきってのヒットメーカーにしてアカデミー賞監督賞に二度輝くスピルバーグと、30年以上にわたってトップスターの座に君臨しアカデミー賞主演男優賞を2年連続で受賞したトムという“ドリームコンビ”がそろって登場。世界中の映画ファンから最も愛される監督と名優は、『プライベート・ライアン』で初めてコンビを組んで以来、3本の映画を世に送り出してきた。そして、2人の最高傑作の呼び声が高い4本目の作品が本作だ。まず、日本のファンに向け、トムが自身が演じるドノヴァンという役どころについて説明し、続いてスピルバーグ監督が本作へのゆるぎない自信を明かしている。続いて流れる予告映像は、緊張感みなぎる当時の政情と、特殊な状況に置かれながらも自らの信念を貫くドノヴァンの熱い想いが伝わってくる、見応えのたっぷり内容となっている。スピルバーグ監督は、別のインタビューでも実在の弁護士・ドノファンを演じるハンクスについて「彼は完璧な配役だった」と絶賛しており、ハリウッドの第一線で長年活躍を続ける2人の4度目のタッグには期待が高まるばかり。ヒーローとはほど遠い、ごく普通の人間が全力で不可能に立ち向かっていく姿を描き上げた、実話であることが信じがたいほどスリリングなドラマ。まずは、こちらの映像からその魅力を体感してみて。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日イケメンコンビによる華麗なるスパイ映画『コードネーム U.N.C.L.E』の試写会が11月10日(火)に開催。政治学者で世界のスパイ事情にも詳しく「CIA 失敗の研究」の著者でもある落合浩太郎を迎えてのトークイベントが開催された。『スナッチ』、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督による本作。1960年代の冷戦真っただ中、アメリカCIAの諜報員ナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とソ連のKGBのスパイ・イリヤ(アーミー・ハマー)が互いの立場、対立を乗り越えて、テロ組織撲滅のために協力して戦うさまを描く。今年は『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『キングスマン』とスパイ映画が続けて大ヒットを記録。今後も『007 スペクター』という歴史あるシリーズが公開を控えており、スパイ映画当たり年といえる。落合さんはこの状況について「今年、ヒットが多いのはたまたま」と前置きしつつ「いま、これだけスパイ映画が作られているのは、2001年の同時多発テロの影響が大きい。90年代に冷戦が終わり『もうスパイはいらないんじゃない?』という流れだったのが、あのテロで大きく変わった」と国際情勢がもたらした流れを指摘する。本作について「一番、リアルに感じたのはイリヤ!」と語り「ロシアのプーチン大統領は元KGBですが、能面のようで目が笑ってない感じですよね?あのままの感じです」とそのリアリティを称賛する。一方、アメリカ人スパイのソロがイケメン過ぎることについては「基本的には目立っちゃいけないので、CIAは美男美女はNG」としつつ、戦前の日本で起きた「ゾルゲ事件」で摘発されたゾルゲに触れ「彼はイケメンでプレイボーイで、自分の国にも日本にも妻がいたし、何人も彼女がいた。当時、バイクに乗っててメチャクチャ目立ってたし、みんな『こんな人、スパイのはずがない』と思ってたんでしょう」と語り、必ずしもイケメンのスパイがあり得ないわけではないとも語った。日本のスパイ事情に関しては「まず、日本は公式にはスパイを使っていない、例外的な国」と世界中で、公式の諜報機関を持っていないことは珍しいことだと説明。「ドラマで内閣情報調査室を“日本のCIA”と紹介することがありますが、きっと本人たちは恥ずかしいと思う。規模はCIAの2万人に対して200人だし、情報も外務省などからもらうだけで自分たちで海外にひとを派遣していない」と日本の情報戦への戦略には不安も…?一方、落合さんは日本は世界各国のスパイから狙われる立場にあるとも指摘。「ビジネスの世界では日本は技術を持った大きなターゲット」と断言。また日本の政治家も各国の諜報機関の情報戦のターゲットになっている可能誌があるそうで「小沢一郎が自民党にいて影響力が強かったころ、訪米した際には、泊まったホテルのトイレをCIAがあさったと言われてる。当時、心臓が悪いと言われており、その病状を知るため」という驚きの情報も明かした。また、諜報活動を支えるガジェットについても落合さんは「石ころに特殊な機械を入れて、情報を受け取ったり送ったりするものや、虫のような形の盗聴器、同じように虫くらいの大きさで、大使館などの建物に侵入できる機械もあると言われてる。映画より先を行ってるかもしれません」と最新機器についても明かした。アメリカではCIAのスタッフは公務員という立場のため「給料は低い」とのことで「割と簡単に転職してしまう」というのがいま、問題になっているとか。逆にCIAに入る人々も「警察や軍隊からの転職組が多い」というが、ナポレオン・ソロのように犯罪者がスカウトされるということに関しては「基本的に前科があるとNG。有能なハッカーがスカウトされることはあるけど、優秀な人は民間の方が稼げるので…」と現代スパイのリクルート問題(?)まで語り、これから映画を見る観客もなるほどと深くうなずいていた。『コードネーム U.N.C.L.E』は11月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2015年11月10日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使った栄養バランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立はこちら。今日の献立は「スパイシーシーフードライス」を含めた全4品。海鮮の旨味が詰まった炊き込みご飯がメインの洋食メニュー。オムレツはご飯にのせて食べてもいいですね! >>今日の献立はこちら スパイシーシーフードライス隠し味にスパイスをきかせたシーフードライス。魚介の香りが食欲をそそります。調理時間:1時間30分カロリー:402Kcal主材料:お米 エビ アサリ 酒 マッシュルーム バター 水 >>「スパイシーシーフードライス」のレシピを見る ルッコラオムレツルッコラのほろ苦さが卵とよく合います。パンを添えても楽しめます。調理時間:15分カロリー:260Kcal主材料:ルッコラ ソーセージ プチトマト 溶き卵 牛乳 バター 粉チーズ >>「ルッコラオムレツ」のレシピを見る チキントマトスープ下準備を済ませたら後は煮込むだけ。トマトピューレを使うことでコクのあるスープに仕上がります。調理時間:30分カロリー:101Kcal主材料:鶏もも肉 キャベツ 白ネギ ニンニク トマトピューレ 水 酒 ローリエ >>「チキントマトスープ」のレシピを見る 柿とグラノーラのデザートグラノーラの食感が楽しいサッパリとしたデザートです。朝食にもおすすめ。調理時間:20分カロリー:156Kcal主材料:柿 レーズン レモン汁 プレーンヨーグルト グラノ―ラ ミントの葉 >>「柿とグラノーラのデザート」のレシピを見る
2015年11月03日キム・ジェジュン(JYJ)が入隊直前の主演作として、エリート諜報員と家族思いの優しい息子という2つの顔を持つ青年を好演したドラマ「スパイ~愛を守るもの~」。このほど、元気に軍務中であることが伝えられているジェジュンのインタビューが、シネマカフェに到着。2年間ファンと離れる前に、「このドラマはやらないと!」と感じたという本作についてたっぷりと語ってもらった。ソヌ(キム・ジェジュン)は、家族にも内緒の国家情報院のエリート諜報員という顔を持っていた。ある日、中国での作戦を失敗したソヌは、対北朝鮮の分析チームに異動となる。そんな中、ソヌは恋人のユンジン(コ・ソンヒ)を家に招くが、母のへリム(ペ・ジョンオク)は彼女に何か引っかかるものを感じていた。実はヘリムは、元・北朝鮮の工作員。そして、ユンジンもまた、ソヌの身を案じながらも決して言えないある秘密を抱えていた…。日本での上野樹里主演「素直になれなくて」をはじめ、「Dr.JIN」「トライアングル」と立て続けに話題作に出演し、ドラマ界でもその存在感を見せつけたジェジュン。そんな彼が入隊直前に選んだのは、著名なイスラエルのドラマ「MICE」を原作にしたスパイミステリーにして、切ないラブストーリーだ。まず「ソヌはどんな役どころ?」との質問に、「どんな役ですかね。ドラマをチェックしてください(笑)」と、早速ジョークで切り返すジェジュン。出演オファーを受けた際は、「本当に本当に嬉しい気持ちで…、このドラマはやらないと、と思いました」という。「一番最初、台本を読んだとき、こういうドラマって、いままであったかな?スパイのテーマのドラマは昔にもあったけど、アクションが中心のドラマじゃなくて、家族が中心になっているストーリーじゃないですか。それが凄く新しいと思いました」と、本作の魅力に触れた。札付きのチンピラと愛に飢えた素朴な男の両面を演じた「トライアングル」に続き、今回のキム・ソヌも、「国の機関の中でスパイとして働いていて、普通の平凡な家族の中の優しい男の役でもあるので、2つの面がある1つのキャラクター」だ。しかも、母子はお互いが秘密(スパイだということ)を抱えており、ソヌは恋人のユンジンにも自分の気持ちを隠してつき合っていく、という複雑な役どころ。「1人1人の各キャラクターが何のために、何を守るために一生懸命戦ってるのか、相手を騙しているのか、というのを注目してほしいです」とジェジュンは言う。その母親へリム役を演じたペ・ジョンオクとの“母子ケミ”(※ケミ=演じる上での相性)、恋人ユンジン役コ・ソンヒとの“カップルケミ”も、本国で注目を浴びた。「うちのママは若いママですね。(笑)新しい感じの雰囲気で。撮影に入ってから聞いた話ですけど、『この2人ちょっと似てるんじゃない?』という話を何度か聞いたことがあります。よく見てみると『ちょっと似てるかも』と思っちゃいました。一緒に演じてるうちに似て来たのかもしれないし、偶然かもしれないけど、凄く良いことだと思います」。また、コ・ソンヒについても、「正直、最初のほうから“熱い関係”じゃないですか。そこがちょっと心配でしたけど、逆にとても自然で。周りからも『その2人、本当に付き合ってるんじゃないの』という話も聞いたんです。だから、(実際には)そうじゃないのに、そのような話を聞かれるのは、これもとても良いことだと思いました」と、その化学反応に手応えを覗かせる。劇中では、撮影中に突然ぼたん雪が降り始めたことから、「映画よりも美しい」といわれた“雪花キス”が実現し、大きな話題を呼んだ。「キスシーンをはじめようとした瞬間、雪が降ってきて…。これは運命だなと。(笑)冗談です。雰囲気的にとても良くて、絵がとても綺麗で、良いことだと思いました」とふり返る。さらにコ・ソンヒとは、愛する恋人でありながら激しいアクションシーンもあった。「現場がとても狭すぎて、動きの限界があって、ちょっとそこで大変でした。出来ない動きがあると、代わりにアクション習った人たちがやってくれるじゃないですかでも、そのシーンではそれが出来なくて、ちょっと苦労しました」。そのほかにも印象的だったシーンを聞くと、「2話で、夢から覚めて彼女が僕の目の前で電話をしてるところがあったんですよ。そこで僕が寝ている姿勢での目線だと、彼女が斜めになったんですね。画面が。それが良いなと思いました(笑)。アングルが良いなと思いました」。スパイであることを隠し続けていたソヌにとって、唯一心が安らぐことができる場所が、ユンジンとの関係だった。では、ジェジュン自身がもっとも心安らぎ、弱みを見せられる場所は?というと、「最近、特にファンの方たちだと思います。特に今年は僕を愛してくれる人が本当に多いと、ファンの方々からお話を聞いて力が沸いてきますし、感謝しております。それと両親と僕らのメンバーたち。僕の全てを気軽に見せられる人たちじゃないかと思います」と明かす。では、ジェジュンは家族や大切な人たちに何か隠している“秘密”はないのだろうか?「いっぱいあります!(笑)。いっぱいありすぎて気まずいですね。意外と僕の親はあまり聞かないんですね。『ご飯は食べたの?』『よく寝れた?』『元気?』など普通の質問しかしないので、僕も余計に『昨日、こういうことがあってさ。それ、本当に内緒だけど言うね(笑)』とか言わないじゃないですか。1年で10回も会えないので、この仕事で…。でもこれからはちょっと親に素直にいろんな話をしようと思うので、がんばってみます」。ドラマでは、やがてソヌは愛する者を守るため、命懸けの危険な道を選ぶことになる。ジェジュンが命を懸けても守りたいと思うものとは…?「やっぱりメンバー、家族、ファンの皆さんたち。メンバーたちは僕の人生の全般で一緒にいました。時々、冷静に考えてみると、胸にじんとくるものがあります。そして家族とファンの方たちもまた、いつも横にいてくれる存在なので、考えるだけで気分が良くなります。僕は新しいことに挑戦することでその緊張感を楽しむ方ですが、そこから来る希望、そして皆と一緒にした思い出を守って行きたいです」。そんなふうに、いつでも家族やメンバー、ファンを大切にするジェジュン。最後に、「日本のファンの皆さん、『スパイ』、凄く良いドラマになってます。また新しいジェジュンの姿を楽しんでください。頑張りました。ぜひ見てね。ありがとう」と、日本のファンに向けてメッセージを贈ってくれた。(text:cinemacafe.net)
2015年10月31日『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』のヘンリー・カビルと、『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーが“あり得ない”スパイコンビに扮する『コードネーム U.N.C.L.E.』。このほど、スパイ漫画「エロイカより愛をこめて」を手がける漫画家・青池保子先生と本作のコラボレーションが実現。 “おしゃれでお茶目なスパイ”への愛にあふれた、青池先生描き下ろしのスペシャルイラストとコメントが到着した。『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を新たな視点で描く、新たなバディムービーにしてスパイ・サスペンス・エンターテイメントとなる本作。CIA(アメリカ中央情報局)で最も有能なエージェントであり、ダンディで美しい女性には目がないナポレオン・ソロ役にヘンリー・カビル、KGB(ソビエト国家保安委員会)に史上最年少で入った生真面目エリート・エージェント、イリヤ・クリヤキン役にアーミー・ハマーと、パッと見、イケメン同士でお似合いのようにも見えるが、実は全てが正反対の凸凹コンビでも話題となっている。今回コラボが実現した青池先生といえば、「プリンセスGOLD」(秋田書店刊)にて連載中の「エロイカより愛をこめて」ほか、「アルカサルー王城ー」「修道士ファルコ」「イブの息子たち」 など、綺羅星のごとき作品群で知られ、昨年漫画家生活50周年を迎えた日本の漫画界を牽引してきた一人。現在までに単行本が39巻まで刊行されている「エロイカより愛をこめて」は、資本主義社会と社会主義社会が真っ向から対立し、その影響でドイツやアメリカとソ連(現在のロシア)は常に冷戦状態という状況下、イギリス美術窃盗団のボスであるエロイカとNATO(北大西洋条約機構)に属するエーベルバッハ少佐、KGBの“小熊のミーシャ”などが、さまざまな事件や思惑の中で複雑に絡み合う、コメディ要素もたっぷり含んだスパイ活劇。まさにそれは、東西冷戦の真っただ中に、CIAとKGBの敏腕エージェントの2人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、一大テロ事件を阻止しようと壮大なストーリーが展開される本作とは、ストーリー設定やユーモアたっぷりの演出など共通点ばかり。さらに、青池先生が本作の土台となった「0011ナポレオン・ソロ」の大ファンであるという情報を入手したことからオファー、今回のコラボが実現することとなった。描き下ろされたイラストでは、スキンヘッドの小熊のミーシャが本作のストーリー設定が似ていると話しかけると、エーベルバッハ少佐が漫画同様の華麗なツッコミを入れ、その背後には、SIS(イギリス情報局秘密情報部)に属するジェームズ・ボンドを気取る楽天家なエージェントのチャールズ・ロレンスが、お約束のポーズでひょっこり顔を出すなど、漫画の世界観がそのままコミカルに描かれている。青池先生も「お懐かしや、ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンが21世紀のスクリーン上に華麗に登場しました。古い人も新しい人も、60年代風のおしゃれでお茶目なスパイ達の活躍を、理屈抜きで楽しめるでしょう」と、ノリノリでコメント。現代で活躍する禁断のコンビに、エールを送っている。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年秋、全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月14日監督スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・ハンクス、脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟で描く映画『ブリッジ・オブ・スパイ』が、2016年1月8日に日本公開されることが7日、明らかになった。実話に基づく本作は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が世界を二分して対立し、一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代の物語。世界が戦争勃発の恐怖におびえる中、トム・ハンクス演じる弁護士のジェームズ・ドノバンが、世界の平和を左右する重大なミッションに挑む。現地時間10月4日に行われたニューヨーク映画祭レッド・カーペットイベントに、本作のスタッフ&キャストが集結。ハリウッドきってのヒットメーカーであるスティーヴン・スピルバーグは「ニューヨークで撮影されたこの作品をニューヨーク映画祭で上映することができて光栄です」と喜び、「この作品は冷戦下で大国間の戦争を止める大役を突然任されることになった一人の普通の男を描いています。国境を越えて人間同士分かり合うという真理の大切さが伝わるとうれしいです」と呼びかけた。続けて、アカデミー賞の主演男優賞を2年連続で受賞したトム・ハンクスが「この作品は今を生きる人に自分が同じ立場でだったらどうするだろうかと問い掛けている」とコメント。スピルバーグ監督作品出演について、「楽しいけれど、怖いことでもあるんだ。失敗は許されない。この作品を僕の最後のスピルバーグ監督作品への出演にはしたくないからね」と冗談交じりに語った。上映後には、「息を呑むばかりのスピルバーグの素晴らしい職人技」(THE INDEPENDENT)、「主演のトム・ハンクスが力強い」(THE GUARDIAN)、「歴史的でありながら、同時に現代にも通じるテーマを持っている」(DEN OF GEEK)、「最後まで見る者に息もつかせないスピルバーグの素晴らしいプロット」(INDIEWIRE.COM)と、オンライン上で絶賛コメントが多数掲載され、「オスカー作品賞と監督賞のノミネート間違いなし」(NY POST)、「オスカー最有力候補」(DEADLINE.COM)などと"オスカー"の文字も見られた。(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication
2015年10月08日『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』のヘンリー・カビルと『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーが共演するスパイ・サスペンス『コードネーム U.N.C.L.E.』。このほど、東進ハイスクールの現代文講師である林修先生が、本作を解説する特別映像が公開となった。舞台は東西冷戦の真っただ中の1960年代前半。米中央情報局(CIA)エージェントのソロと、ソ連国家保安委員会(KGB)エージェントのクリヤキンは、長年の敵対感情をひとまず忘れ、謎の国際犯罪組織撲滅の合同任務に乗り出す。考え方もやり方も何もかも正反対の2人。果たして彼らは核爆弾大量生産の危機から世界を救えるのか…?『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチーが、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を新たな視点で描き出す本作。主演の2人をはじめとしたアクションはもちろん、ヒロインのアリシア・ヴィキャンデルや、エリザベス・デビッキら登場人物たちが着こなす60年代レトロファッションにも大きな注目を集めている。このほど公開された特別映像は、情報番組からバラエティ番組まで引っ張りだこの林先生が、本作を魅力を60秒で解説するもの。林先生がホワイトボードを使い、東進ハイスクールの授業さながらの分かりやすさで本作の“あり得ないスパイコンビ”について解説している。映像で林先生は、1960年代において、世界の覇権を争いいがみ合っていたロシアとアメリカの対立構造について解説。そして、本作で描かれる2人がスパイコンビを組むという“あり得なさ”を、“赤ずきん&オオカミ”や“桃太郎&鬼”、“ハブ&マングース”といった独自の例えとともに解説している。実はスパイ映画好きだという林先生は、今回のオファーを受けた際について「撮影中は、僕のせいで一人でもこの映画を観るのをやめようという人が現れる可能性もあるわけだから、責任が重いし、大丈夫かなと本当に不安でした」とふり返り、「この映像をみて、一人でも多くの人がこの映画を観たい!と思ってくれるように頑張ったつもりです」と、60秒解説への手応えを語っている。また、本作については「張り詰めた緊迫感だけでなく、人間関係も面白く、ラストは、あーやられた!といった感じで、非常に観やすく楽しめる!」と絶賛。「僕は、なんでここで車が吹っ飛ぶの?といったような無意味な破壊のある映画が好きなんです。この映画にはそういった要素もはいっていて、とってもよかったです!」と独特の好みを明かしつつも、十分に本作を楽しんだようだ。映像の最後は、おなじみの「今でしょ!!」をもじった「この映画いつ見るの?11月14日でしょ!」と映画のアピール。まずはこの映像から、“あり得ないスパイコンビ”について予習をしてみて。『コードネーム U.N.C.L.E.』は、11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年秋、全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月08日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使った栄養バランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立はこちら。今日の献立は「スパイシーグリルチキン」を含めた全4品。メインはスパイシーさがやみ付きになるおいしさ! 辛いもの好きにはたまらないメニューです。 >>今日の献立はこちら スパイシーグリルチキンコショウと七味唐辛子がピリリと辛い一品。ビールにもよく合います。調理時間:20分カロリー:251Kcal主材料:鶏もも肉 酒 大葉 キャベツ ブロッコリー プチトマト レモン >>「スパイシーグリルチキン」のレシピを見る ポテトパンプキンサラダジャガイモとカボチャの両方を使ったサラダです!調理時間:20分カロリー:268Kcal主材料:ジャガイモ カボチャ 玉ネギ ニンジン キュウリ ゆで卵 >>「ポテトパンプキンサラダ」のレシピを見る 青菜とマイタケのサッと煮サキイカをたっぷりと入れて味に深みを出しました。調理時間:15分カロリー:138Kcal主材料:青菜 マイタケ サキイカ だし汁 酒 >>「青菜とマイタケのサッと煮」のレシピを見る エノキと豆腐のみそ汁手に入りやすいエノキを使ったおみそ汁。調理時間:15分カロリー:62Kcal主材料:エノキ 豆腐 ネギ だし汁 >>「エノキと豆腐のみそ汁」のレシピを見る
2015年09月14日現在、興収45億円を突破している『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』をはじめ、ここ日本でもスパイ映画が流行の兆し。そんななか、スパイ映画の伝統を重んじつつ、既成の概念をブチ壊す『キングスマン』が「面白すぎる」と話題を集めている。舞台はロンドンの高級テーラー「キングスマン」。その正体はどの国にも属さない最強スパイ機関だった。世界を股にかけて極秘任務を遂行する彼らの中でも、トップクラスに位置するエージェントのハリーは、殉職した仲間の息子で、いまは行き場を失った青年エグジーをリクルートし、一流のスパイに育て上げようとする。一方、各地でセレブの行方不明事件が続発。裏で糸を引く天才エンジニアにしてIT富豪ヴァレンタインの恐るべき計画とは?劇中のセリフで、映画『マイ・フェア・レディ』が引き合いに出されるように、本作のテーマは「教育と訓練を通して、エリートを育てる」という成長物語。いまも英国に根強い階級格差を背景に、家柄や血筋に関係なく、人間誰もが秘めている無限の可能性を追及する。『キック・アス』『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』といった“ヒーロー誕生”の瞬間を描き、本作では原案も手がけるマシュー・ヴォーン監督にとっては大好物のジャンルなのだ。スパイ映画の金字塔である「ジェームズ・ボンド」シリーズ第1弾『007/ドクター・ノオ』のテレンス・ヤング監督は、原作者さえ反対したショーン・コネリーを主演に起用し、彼に紳士としてのたしなみを徹底的に教え込んだという。ヴォーン監督もこのエピソードに、強く刺激を受けているのだとか。『キングスマン』とボンド映画の最新作『007 スペクター』が同じ年に公開され、スパイ映画ブームを牽引するのだから、不思議な縁を感じさせる(ちなみにヴォーン監督の長編デビュー作『レイヤー・ケーキ』に主演したのが、6代目ボンドのダニエル・クレイグ)。ハリーをオスカー俳優のコリン・ファースが、そしてスパイ候補生のエグジーを本作が映画初出演となる“新星”タロン・エガートンが演じるというキャスティングも絶妙。派手なアクションや小粋なスパイグッズの楽しさはもちろん、価値観の衝突が生み出すドラマに、ユーモアの要素を散りばめた演出も秀逸だ。異端にして本命。そんな『キングズマン』の魅力は劇場のスクリーンでこそ映えるはず。たまに日本でもスパイ映画が製作されるけど…(無言)。『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)
2015年09月11日現在兵役中のキム・ジェジュン(JYJ)の入隊前最後の主演ドラマ「スパイ~愛を守るもの~」。このほど、ジェジュンが流ちょうな日本語で話す、撮り下ろしインタビュー映像の一部が先行公開。日本のファンに向け、ユーモアたっぷりに本作について語ってくれた。平凡な公務員のソヌ(キム・ジェジュン)は、両親の愛情に包まれて暮らす心優しい息子。だが一方で、彼は家族にも内緒の国家情報院のエリート諜報員という顔を持っていた。ある日、中国での作戦を失敗したソヌは、対北朝鮮分析チームに異動となる。そんな中、ソヌは恋人のユンジン(コ・ソンヒ)を家に招くが、母のへリム(ペ・ジョンオク)は彼女に何か引っかかるものを感じて落ち着かない。さらに、ヘリムの前に、死んだと思っていたかつての上官ギチョル(ユ・オソン)が突然現れる。実は、ヘリムは元・北朝鮮工作員。息子を差し出せというギチョルの要求に動揺するヘリム。そうとも知らず、北朝鮮工作組織の不穏な動きに巻き込まれていくソヌ。そして、ユンジンは危険な仕事に関わるソヌの身を案じながらも、決して彼には言えないある秘密を抱えていた…。本作で、家族をこよなく愛する優しい息子と、国家情報院の冷静沈着なキレ者という二つの顔をもつ天才分析官ソヌを演じたキム・ジェジュン。「Dr.JIN」「トライアングル」など話題作に出演し、着実に役者の幅を広げた彼が入隊直前に選んだ本作は、スリルと退屈さを与えないスピード感を合わせ持つ完成度の高いストーリー展開と、切ない愛を描く胸しめつけられる究極のラブストーリーが楽しめる。今回、先行公開となったインタビュー映像は、ジェジュンの入隊直前に撮られた超貴重映像。日本ファンに向けたメッセージでは、流ちょうな日本語でジェジュンらしいユーモアも加えながら、「新しいジェジュンの姿を楽しんでください。がんばりました!」と語っている。なお、日本オリジナルインタビュー映像全編は、9月16日(水) よりシネマートショッピングにて先行発売の初回限定プレミアム版BOX2の特典映像として収録される。「スパイ~愛を守るもの~」は8月19日(水)よりシネマートショッピング先行発売&レンタルスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日スティーヴン・スピルバーグ監督が、トム・ハンクスを主演にイーサン&ジョエル・コーエン兄弟の脚本で、東西冷戦時代の実話を基に描く『ブリッジ・オブ・スパイ』。早くも2016年度のアカデミー賞に最も近いといわれる本作の日本オリジナル予告と、トム・ハンクスの真剣な眼差しが印象的な日本オリジナルポスターが解禁となった。舞台は、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が世界を二分して対立し、一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代。ジェームズ・ドノバンは、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士だった。だが、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界の平和を左右する重大な任務を委ねられる。それは、自分が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕えられたアメリカ人スパイの交換を成し遂げること。世界が再度の戦争勃発の恐怖に怯える中、平和の鍵を握っていたのは、ひとりの普通の男だった――。製作総指揮を務めた『ジュラシック・ワールド』が世界歴代興収第3位となる歴史的大ヒットとなっている、スピルバーグ監督。『シンドラーのリスト』でアカデミー賞「作品賞」「監督賞」を受賞し、『プライベート・ライアン』で「監督賞」を受賞した彼が、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で同「主演男優賞」を2年連続受賞したトム・ハンクスと4度目のタッグとなった本作で、脚本を手掛けるのは、『ファーゴ』(脚本賞)と『ノーカントリー』(作品賞・監督賞・脚色賞)で4つのオスカーを手にしたイーサン・コーエンとジョエル・コーエン兄弟。世界の映画ファンから最も愛される巨匠と、最も尊敬される名優、さらに稀代のストーリーテラーとして知られる脚本家兄弟という史上最高のドリーム・チームが集結し、早くも2016年度アカデミー賞有力候補の呼び声も上がっている。解禁となった日本版予告では、米ソ冷戦下に繰り広げられるスペクタクルな映像とスリルあふれる展開だけでなく、100%不可能に近い交渉を続けるうちに、家族まで命の危険にさらされてしまう、トム演じるドノバンの苦悩までも映し出していく。だが、良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた彼は、決して信念を曲げず、米ソの戦争を食い止めるために全力で立ち向かう。ベルリンの壁を越えようとした者たちの“現実”も目の当たりにする中、果たして、彼は最後の交渉の場となった東西ドイツを分かつ“グリーニカー橋”で、奇跡を起こすことができるのか…!?混迷の時代のいまだからこそ描かれる驚きとスリルに満ちた感動の実話を、まずはこの映像から確かめてみて。『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日オスカー俳優コリン・ファースが高級スーツでスパイアクションに挑む映画『キングスマン』。このほど、英国紳士たちのスパイ集団「キングスマン」の候補生としてスカウトされたエグジー役のタロン・エガートンが披露するキレッキレの“パルクール”映像と、このネクストブレイク必至の英国の新星について、監督、キャストらが語るインタビュー映像がシネマカフェに到着した。『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督がメガホンを取り、常識を覆す誰も見たことのない超過激スパイアクションとなる本作。高給テーラー「キングスマン」で働くハリー(コリン・ファース)の裏の顔である一流のスパイが、ストリートキッズのエグジーに可能性を見出し、新たなスパイ候補生として育て上げていく物語。「キングスマン」の候補生エグジーを演じるのが、本作で映画デビューを果たしたタロン・エガートンだ。到着した特別映像は、自宅アパートに帰るエグジーを待ち構えていたストリート育ちの若者たちを振り切る、キレッキレのパルクールを披露するシーン。追っ手をあざ笑うかのように華麗な身のこなしでその場を立ち去り、最後はVサインで決め、爽やかな笑顔をのぞかせるエグジーの姿を目にすることできる。さらに、インタビューでは、「監督の仕事の8割がキャスティングだと思っている」と語るヴォーン監督が、ギリギリまでキャスティングにこだわったエグジー役のオーディションに60人を越える人数をテストしたことが語られ、タロンがテストの部屋に入ってきて30秒もしない内に、ついにぴったりの「エグジーを見つけた!!」と感じたという、運命の出会いを明かす。2012年、名門のRADA(英国王立演劇学校)を卒業して間もなかったタロンは、作品タイトルすら知らされていないオーディションを、エージェントの紹介で受けたのが本作出演のきっかけだったという。彼は、共演者がコリン・ファース、マイケル・ケインということを知らされ、「心臓がバクバク音を立て始めた」と当時をふり返って語る。また、ヴォーン監督は「ジェニファー・ローレンスが『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でミスティーク役を演じたのは、まだ19歳のときだったが、カメラで彼女を撮影した瞬間、彼女には何か特別なものがあると分かった。タロンも同じだったよ」と語るように、タロンは持ち前の身体能力でキレッキレのアクションをこなし、映画初出演ながら、衝撃のインパクトを魅せつけている。今後はトム・ハーディと共演する『Legend』(原題)、ヒュー・ジャックマンと共演する『Eddie the Eagle』(原題)など、すでに次々と豪華俳優共演の待機作が決まっているタロン。「キングスマン」候補生から一流のスパイへ、無名の新人俳優からブレイク必至のハリウッドスターへ、劇中さながらに成長する超新星タロン・エガートンを、まずはこちらから確かめてみて。『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
2015年08月11日『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督がメガホンをとるスパイアクション映画『キングスマン』が9月11日に公開される。俳優コリン・ファースが演じる主人公は、実体は世界最強のスパイ機関というロンドンの高級テーラー「キングスマン」に所属するエリートスパイのハリー。組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)のもと、地球規模のテロを企てるIT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)に立ち向かう。原作者のマーク・ミラーがグラフィック・ノベルとして作品にする前から、ストーリーの構成に関わっていたというマシュー・ヴォーン監督は「マーク・ミラーも私も最近のスパイものがやたらシリアスになっていることに不満だったんだ」と明かし、「われわれは『007』シリーズや『電撃フリント・アタック作戦』、TVシリーズ『おしゃれ(秘)探偵』などを見て育ってきた。どれも軽やかながらしっかり楽しめるスパイもので、とにかく楽しくて想像力あふれる作品だったんだ」とコメント。「そこで、『現代のスパイ劇を描くならどうするか』という話に発展し、古い世代と新しい世代がミックスるする展開も入れてはどうか、と。そうやって『キングスマン』が生まれたんだ」と明かした。さまざまなスパイ映画へのオマージュがちりばめられていることについては、「過去のあらゆるスパイ映画へのポストモダニズム的なラブレターだよ」と表現し、「だからといって模倣しただけではないんだ。スパイものの楽しい部分をさらに新しくし、現代の観客に楽しんでもらえるようなものを作っているよ」と説明。「取り上げているテーマはシリアスなのに、思いっきり楽しくしているところがこの映画の特徴だね」と本作の魅力をアピールする。そして、キングマンの組織をアーサー王の円卓の騎士になぞらえた理由について、「キングスマンが道義心や礼節の精神に根ざしたものだということを描くのに分かりやすい方法だったんだ」と返答。「円卓の騎士の伝説なら皆知っているし、伝説を現代化させ、新鮮に感じさせるのにいいモチーフだった」と語った。また、主人公のハリーについて「俳優のデヴィッド・ニーヴンをモデルにしている。当時はモダン紳士ともてはやされていた俳優だ」と語り、「粋だがタフで、チャーミングだがお高くとまっているわけではない。そういう要素が(この作品を作る上でも)大切だったんだ」と説明。敵役のヴァレンタインについても「実在のモデルは特にいないが、あえて挙げるならスティーブ・ジョブズかな」と名前を挙げ、「つまり億万長者で、そのブランドと技術が全世界に影響を与えるほどの力を持つ男だ。その男が仮に悪巧みをしようとしたら恐ろしい強敵になるだろう? そういった意味で、スティーブ・ジョブズが一番近い」と補足した。アカデミー賞主演男優賞を受賞した『英国王のスピーチ』などで知られ、アクション未経験のコリン・ファースを起用したことについては、「いつもと違う彼を見ることができたら楽しいに違いないと思ったからだ」とコメント。「彼は何カ月にも及ぶトレーニングに取り組んでくれたよ」と言い、「『この役をやるなら必ずトレーニングしなければならない』、そして『撮影に入る前にテストをする』とも言ったんだが、そのテストに見事に合格してくれたね」と明かす。さらに、本作のアクションシーンへの反響がいい理由は2つあるとし、「僕はアクションは見せるためだけではなく、そこに必然性がなければならないと思っている。仮に、この映画のアクションシーンをそっくりそのまま他の映画に応用したとしても、キャラクターに共感することもできないし、鬼気迫るものにはならないだろうから、飽きてくるよね」と1つ目の理由を説明。もう1つは「格闘シーンのコリオグラフィーとセカンド・ユニットの監督を務めるブラッドリー・ジェームス・アランが優秀なんだ」と分析し、「ジャッキー・チェンという天才のもとでトレーニングをした人だよ。カンフーなどの要素を入れつつ、西洋化させた振り付けになっている」と語った。(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
2015年08月09日リンクスインターナショナルは7日、英国のTVドラマ「ドクターフー」に登場するソニックスクリュードライバー形の学習リモコン「The Wand Company 10TH Doctor Who Sonic Screwdriver universal remote control」を発表した。8月8日から発売し、推定市場価格(税別)は19,800円前後。英国の人気SFドラマ「ドクターフー」(10代目)に登場するソニックスクリュードライバー形の学習リモコン。外観は劇中に登場したものを忠実に再現。素材には軽量な航空機用アルミニウムを使用して質感を高め、ディテールも細部まで細かく作り込まれている。TVなどのリモコン信号(赤外線)を記録する学習リモコンとして機能し、振る、回す、叩くといった動作に対して赤外線信号を割り当て可能。記録領域は3カ所用意されており、それぞれに13種類の信号を記録できる。電源オンやモードの切り替えなどを音声(英語)で知らせる機能を搭載。モードは4種類で、動作の練習ができる「プラクティスモード」、学習リモコンとして使える「コントロールモード」、効果音がないコントロールが可能な「クワイエットコントロールモード」、劇中の多彩な効果音が楽しめる「エフエックスモード」などを備える。本体にはリチウムポリマーバッテリーを内蔵。USB経由で充電し、充電時間は約2時間だ。本体サイズはW155×D20×H20mm、重量は約50g。金属製スタンドが付属する。
2015年08月07日Lookoutは7月22日、「Hacking Teamのスパイウェアに感染するのはジェイルブレイクしたiOSデバイスに限らない」という調査結果を明らかにした。これは、現在想定されている以上に、多くの利用者に被害が広がる恐れがあることを示唆している。Hacking TeamはSkype、メッセージ、ロケーション、ソーシャルメディア、画像等のデータをユーザーに気づかれずにキャプチャーするため、「ステルス」、「追跡不可能」としてプロモーションされているソフトウェアを販売している企業。同社がハッキングされたことにより、その顧客である世界各国の政府機関が、 iOSやAndroidなどのモバイル機器内に保存したデータや、モバイル機器がアクセスした膨大なデータを入手している可能性が明らかになった。最新の報告では、Hacking Teamのスパイウェアに感染するのはジェイルブレイクしたiOSデバイスに限定されているとされていた。しかし、今回Lookoutが調査を行った結果、これが事実ではないと判明した。そもそも、Appleは悪意あるソフトウェアからユーザーを保護するための取組みを行っている。しかし、iOSアプリは、「企業向け証明書」を利用することで、Appleの審査を経ずにApple Store以外でも配布できる。これを悪用した場合、Appleによるアプリのセキュリティ点検システムをすり抜け、悪意あるソフトウェアの配布が可能になるという。数日前にAppleが無効にするまで、Hacking TeamはAppleの企業向け証明書を所有し、その証明書によって、ジェイルブレイクしているか否かにかかわらずあらゆるiOSにアプリをインストールすることが可能だったことが明らかになった。Hacking TeamはNewsstandアプリの中にスパイウェアを仕込み、この証明書を利用して多くのiOSにアプリを配布していたとされる。これは、ウェブブラウザ(ドライブバイ・ダウンロード)、フィッシングメール、その他の遠隔手段でもHacking Teamのスパイウェアをインストールできる可能性があることを意味している。Hacking Team社のスパイウェアがデバイスに忍び込んでいるかは、iOS 設定上で名前が空欄になっているアプリがあるかどうか、または自分でインストールしたキーボードだけがデバイス上で設定されているかどうかを確認することで分かる。また、対策としては「スマートフォンにパスワードを設定する」「公式のアプリストア以外からは、アプリをダウンロードしない」「十分な知識なしにデバイスをジェイルブレイクしない」「攻撃を未然に防ぐことのできるセキュリティアプリを利用する」などが挙げられるという。
2015年07月23日シェラトン・マカオ コタイセントラルでは、9月30日までの夏休み限定で「カンフー・パンダ・アカデミー」を開催するなど、家族でのマカオステイを特別な時間にしてくれるプランを用意している。子供を対象にした「カンフー・パンダ・アカデミー」は、ドリームワークス アニメーション・シリーズ『カンフー・パンダ』をテーマに、5つのカルキュラムを通じて子どもを心身共に鍛えるプログラム。一人前のカンフー・マスターになるための準備に始まり、勇気、尊敬、集中、勤勉のゾーンを体験し、全ての挑戦が終わると卒業証書とともに、『カンフー・パンダ』をテーマにしたナップサック、水筒(ぬりえシート1枚付き)、ポーのうちわ、ヘッドバンドがプレゼントされる。また、最後にはポー、または、マスター・タイガーとのふれあい&撮影会も実施する。「カンフー・パンダ・アカデミー」は4~12歳を対象とした90分のプログラムで、1日2回実施する。子供ひとりにつき200香港ドル、子供に同伴するおとなはひとりなら入場無料、2人目からはひとり100香港ドルとなる。この「カンフー・パンダ・アカデミー」のほか、同ホテルのダイニングやエンターテイメントを満喫できるお得な「カンフー・パンダ・サマー・パッケージ」も、1泊1,498香港ドル(※)から用意している。同パッケージでは、子供は無料でサービスが受けられる。客室はデラックスキングルームまたはデラックスツインルーム(大人2人)で、モーニングまたはランチをセットにし、「カンフー・パンダ・アカデミー」チケット2枚(もしくはシャイン・スパ・フォー・シェラトン/レストランのクーポン券)、マカオ~香港/香港国際空港のフェリーチケット片道2枚(もしくはシャイン・スパ・フォー・シェラトン/レストランのクーポン券)が付いてくる。また、同ホテルではドリームワークス・アニメーションの世界を形にしたファミリースイートルームを展開している。33室限定で、それぞれの客室は『シュレック』『カンフー・パンダ』『マダガスカル』に登場するキャラクターたちをテーマにデザイン。このスイートルームに宿泊できる「ドリームワークス・ファミリー・スイート・パッケージ」も、1泊2,588香港ドル(※)から用意している。客室はファミリースイートルーム(大人2人、子供2人)で、モーニングまたはランチをセットにし、「カンフー・パンダ・アカデミー」チケット2枚、客室で自由にビデオ観賞ができる「ドリームワークス・エクスペリエンス・ウェルカムキット」、マカオ~香港/香港国際空港のフェリーチケット片道2枚(もしくはシャイン・スパ・フォー・シェラトン/レストランのクーポン券)が付いてくる。各パッケージの詳細や予約方法はホームページを参照。※別途、10%のサービス料と5%の政府税が必要
2015年07月22日