2016年1月9日 17:00
【特別映像】トム・ハンクス、誠実な弁護士が家族のためにした決断とは…『ブリッジ・オブ・スパイ』
(Photo:cinemacafe.net)
トム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ監督と11年ぶり、4度目のタッグを組み、緊張の冷戦時代、ソ連のスパイを弁護することになったアメリカ人弁護士を演じる『ブリッジ・オブ・スパイ』。トムが演じた “実在の”弁護士は、誠実で「誰でも弁護される権利がある」という信念のもと自らの仕事を遂行するが、このほど、まるで「仕事と家族、どちらを選ぶ?」と妻に問いかけられているかのような本編映像が到着した。
主人公のジェームズ・ドノヴァンはアメリカ人弁護士。保険の分野で実直にキャリアを重ねてきた男だが、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことで周囲から非難され、家族にも危険が及ぶことに。やがて、そのソ連のスパイと、ソ連側にとらえられたアメリカ人パイロットの交換というミッションに孤立無援で挑むことになるが――。
到着した映像では、ドノヴァンと妻メアリーの家でのやり取りが描かれる。急な出張の荷造りをしている2人だが、会話の内容は、妻が「無事に戻って。釣りはウソでもいいから」と、どうも内心穏やかではない様子だ。
当時のことについて、実際のドノヴァンの息子は、「父はイギリスとスコットランドに行くと言っていた。