マーティン・スコセッシ監督最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の特別映像と場面写真が公開された。本作は、デイヴィッド・グランによる同名小説を原作とする、真実の愛と残酷な裏切りが交錯するサスペンス。1920年代のオクラホマ州、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にしたアメリカ先住民族・オセージ族。すぐにその財産に目をつけたのが白人たちで、すでに町に入り込んでいた彼らはオセージ族を巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて殺人に手を染めていく。実際に起きた残酷な連続殺人事件を、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)とオセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描かれる。そんなアーネストとモリー夫婦を利用しようと企むのが、ロバート・デ・ニーロ演じるウィリアム・“キング”・ヘイル。今回公開された特別映像では、スコセッシ監督や主演ディカプリオらがヘイルという“悪”について語っている。スコセッシ監督はヘイルについて「ウィリアム・“キング”・ヘイルは並外れた人物。表の顔は優しいが残忍さを隠し持つ」と話す。アーネストをオセージ族の町に迎え入れたヘイルは、すでにオセージ族の人々との関係性を築いていた。アーネストと結婚することになるモリーともすでに家族ぐるみで交流があり、ヘイルは事あるごとにモリーの母や姉妹らの病気や生活を心配するなど、人々から信頼を得ていた。しかし、アーネストとモリーが結婚すると、ヘイルのもう一つの顔が見え始める。映像では、ディカプリオがヘイルという人物について話しており、「実際、ヘイルは悪の典型だった」という。「彼はオセージの富と領土を奪い取ろうとする。彼らを利用し操る」とヘイルの表の顔に隠された恐ろしい企みについて語っている。そんな2つの顔を持つヘイルについて、スコセッシ監督は「とても複雑。彼はまるで預言者。彼ら(白人)の時代が来たと信じている。“彼ら(オセージ族)を助けよう。ゆっくりと死に向かわせよう。楽にそうさせてやろう。文明は行き来するものだ”」とコメント。映像にはヘイルの「オセージはこの世で最も素晴らしい人々だ」という台詞があるが、スコセッシ監督は「肝心なのは、ヘイルは彼らのことが確かに好きだったということ」とし、スコセッシ監督が知るところでは、実際のヘイルの葬式には数名のオセージ族が参列しており、「だから、悪役とヒーローという単純な話ではない」と2つの顔を持つヘイルの複雑な人間性を明かしてる。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』特別映像<作品情報>Apple Original Films『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』10月20日(金) 公開『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ポスタービジュアル公式サイト:画像・映像提供:Apple
2023年10月16日イギリスのプログレッシヴ・ロックバンド、エマーソン、レイク&パーマー(以下、EL&P)が、27年ぶり4度目の来日公演『ザ・リターン・オブ・ エマーソン、レイク&パーマー』を12月に開催する。EL&Pは、キーボードのキース・エマーソン、ベースのグレッグ・レイク、ドラムのカール・パーマーからなるキーボードトリオ。キースとグレッグはともに2016年に逝去しており、現存するメンバーはカールひとりとなっている。本公演では、3面の巨大なLEDスクリーンを使い1992年のロイヤル・アルバートホールでのキースとグレッグ、そして現在のカールが映し出され、カールの実演との時空を超えたEL&Pの共演が実現する。このデジタル&フィジカルが融合したツアーは『WELCOME BACK MY FRIENDS“THE RETURN OF EMERSON, LAKE & PALMER”』として、2022年11月から北米でスタート。2023年秋に始まる今年2度目の北米ツアーを経て、12月12日(火)・13日(水) に日本にやって来る。昨秋の全米ツアーでは、主に1stアルバム『エマーソン、レイク&パーマー』収録の「ラッキー・マン」「ナイフ・エッジ」、2ndアルバム『タルカス』収録の「タルカス」、『トリロジー/1972』収録の「フロム・ザ・ビギニング」、『ブラック・ムーン』収録の「ペーパー・ブラッド」等が演奏された。本ツアーでは「悪の教典#9 第1印象(『恐怖の頭脳改革』から)」や『展覧会の絵』の中からの楽曲の演奏も予定されている。<公演情報>『ザ・リターン・オブ・ エマーソン、レイク&パーマー』『ザ・リターン・オブ・ エマーソン、レイク&パーマー』ビジュアル12月12日(火)・13日(水)会場:東京・EXシアター六本木OPEN 18:00 / START 19:00■来日メンバーCarl Palmer (drums and percussion)Paul Bielatowicz (guitar, vocals)Simon Fitzpatrick (bass, chapman stick)■チケット料金全席指定(前売):15,000円(税込)※6歳以上有料、6歳未満入場不可。※入場の際にドリンク代600円が別途必要となります。チケットはこちら:公演特設ページ:
2023年10月11日10月20日(金) から上映される映画『キラーズ・ オブ・ザ・フラワームーン』より、主演のレオナルド・ディカプリオらのコメント含む特別映像が公開された。本作は、デイヴィッド・グランによる同名小説を原作とするサスペンス。1920年代のオクラホマ州で、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にしたアメリカ先住民族・オセージ族。その財産に目をつけた白人たちが、オセージ族を脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて殺人に手を染めていく。実際に起きた残酷な連続殺人事件を、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)とオセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描かれる。監督を務めるのは、主演のディカプリオと6度目のタッグとなるマーティン・スコセッシ。そして、ディカプリオとは27年ぶり、スコセッシ監督作品では初共演となるロバート・デ・ニーロが脇を固めるというトリプルタッグが初めて実現した。そのほか、共演には『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞ノミネート経験のあるジェシー・プレモンスや、『ザ・ホエール』で昨年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーなど、豪華キャストが集まった。特別映像は、列車に乗りオクラホマへとやって来たアーネストが、叔父であるウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)の家に迎え入れられるシーンから始まる。これから始まる悲劇の物語を、スコセッシ監督は「語られてこなかった悲劇を伝えたいと思った」と語る。アメリカの暗部に勇気をもって光を当て描いたという本作で重要なのは、「友情や愛に生きる人々の身に搾取や殺人が起きたことだ」という。主演を務めるディカプリオも「彼らの歴史は語るべきテーマだ」と話し、監督との撮影を「誠実に描くことを監督は常に意識していた」と振り返る。さらに映像では、物語の軸となる2人、アーネストが町で見かけたオセージ族の女性モリーに運転手を買って出るという出会いのシーンも。アーネストは持ち前のユーモアのセンスで出会ったばかりの冷静で物静かなモリーを笑わせ、2人の出会いは平和かと思われた。しかし、そんな2人の出会いに目を付けたのがアーネストの叔父ヘイル。結婚を勧めるヘイルだが、彼のもくろみを「石油の受益権のため」と監督は言い切る。すぐに夫婦となった2人だが、アーネストの側には、地元の有力者である叔父ヘイルの存在が。そして、夫婦のすぐ近くで不可解な連続殺人事件が起き始める。最後には、オセージ族の人々に起きた悲劇を「彼らを正当に描くことで壮絶さを伝えたかった」というスコセッシ監督や、「監督は使命感を抱いてこの物語を真摯に描いた」と語るディカプリオの姿も映し出され、スコセッシ監督が本当に描きたかったことが伝わる映像となっている。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』特別映像 語られざる悲劇篇<作品情報>『キラーズ・ オブ・ザ・フラワームーン』10月20日(金) 公開『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』日本版ポスター監督:マーティン・スコセッシ脚本:エリック・ロス、マーティン・スコセッシ出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーン ほか公式サイト:
2023年10月06日アネット・ベニングとジョディ・フォスター共演のNetflix映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』がNetflix独占配信に先駆け、10月20日(金)より一部劇場にて公開。全国の公開劇場と劇場公開日入りポスターが解禁された。マラソンスイマーを引退して30年、スポーツジャーナリストとして輝かしいキャリアを築いていたダイアナ(アネット・ベニング)だったが、60歳にしてこれまで手の届かなかった夢を叶えたいという思いが膨らむ。それは、“水泳界のエベレスト"ともいわれる、キューバからフロリダまでの約180キロに及ぶ海峡を泳破すること。サメよけのケージを使わずに泳ぎ切るという史上初の快挙を成し遂げるため、ダイアナは親友にしてコーチでもあるボニー・ストール(ジョディ・フォスター)と、献身的なセーリングチームと共に、4年におよぶ波乱に満ちた旅路を歩み出す――。実在のマラソンスイマー、ダイアナ・ナイアドの脅威の挑戦を描いた本作。流れが激しく、サメや猛毒クラゲら危険な生き物たちが生息する危険な海峡泳破に64歳で挑み、世界中に驚きを与えたナイアド。彼女は命をかけてまで泳ぐことを決意したのは、なぜなのか。不屈の闘志に隠された壮絶な人生、そして彼女の決意を支え続けた熱い友情が明かされる。主人公ナイアドを演じるのは、アカデミー賞に4度のノミネート歴を誇るアネット・ベニング(『アメリカン・ビューティー』『20センチュリー・ウーマン』)。アネット・ベニングそして、ナイアドの親友でコーチを務めたボニーには、2度のアカデミー賞受賞を誇るジョディ・フォスター(『タクシードライバー』『羊たちの沈黙』)が扮する。ジョディ・フォスター監督は、本作が初の劇映画となる、アカデミー賞受賞ドキュメンタリー作家コンビ、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン(『フリーソロ』『THE RESCUE奇跡を起こした者たち』)が監督を務める。Netflix映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』は10月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、キネカ大森、kino cinéma 横浜みなとみらいほか一部劇場にて公開、11月3日(金)よりNetflixにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月02日ABEMAにて配信中の「The Debut: Dream Academy」(ザ デビュー ドリーム アカデミー)より、オーディション内での3つのミッション、出場者20人のプロフィール映像が公開された。「The Debut: Dream Academy」は、「LE SSERAFIM」「NewJeans」が所属するHYBEとGeffen Recordsが手掛ける最大規模のグローバルガールグループ誕生のオーディション番組。オーディションは9月2日から11月18日まで12週間に渡って配信、3つのミッションラウンドと生放送「ライブフィナーレ」で構成。出場者たちは、ラウンドごとにミッションを遂行し、視聴者投票と審査員評価を総合した結果をもとに、次のラウンドへの進出可否が決定。最終デビューメンバーは、11月18日(土)の生中継「ライブフィナーレ」で決定する。また新たな取り組みとして、2分から3分程度の100本以上の短尺動画を各SNS上で続々と公開していく形となっており、「ABEMA」でも全てのエピソードを配信する。そして今回、ミッション発表の映像が公開。MISSION1は、「グローバルポップガールグループとしての実力を高めよ」というテーマでショーケースを行う。ダンスチーム2つ、ボーカルチーム2つの計4チームが組まれ、MISSION1終了後には、2人が脱落することに。MISSION2は、「韓国を訪れ、芸術的表現力と個人の基礎能力以上のチームワークを向上させよ」というテーマのチームミッション。最後のMISSION3は、「芸術性」となっている。本作の出演者は、韓国、アメリカ、日本、タイ、オーストラリアなど12の地域から、14歳~21歳までの20人。日本からは、最年少の14歳・ヒナリをはじめ、15歳・ウア、17歳・メイがオーディションに挑戦。ヒナリウアメイまた、3人を含む全20人の映像も公開された。●ウア・レクシー・サマラ・エズレラ・ソフィア●ララ・エミリー・セレステ・アデラ・カーリー●メイ・マノン・イリヤ・ダニエラ・ユンチェ●ヒナリ・メーガン・ナヨン・マーキー・ブルックリン「The Debut: Dream Academy」はABEMAにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日マーベル・スタジオの最新作であり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの“ラストバトル”を描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』がMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売中。この度、劇中には惜しくも採用されなかった貴重な未公開シーン2本が、ボーナス・コンテンツから一部解禁となった。まず、1本目は、かっこいいのか悪いのか…ピーターが活躍する未公開シーン:手を貸す。ガーディアンズがカウンター・アースに着陸した際の騒動で、そこに住む女性がけがをしてしまうシーンでは、ピーターがハンカチを差し出しながら「仲間を救いたいんだ」と語るが…。それを見ていたマンティスに「さっきあれで鼻水を拭いてた」と突っ込まれてしまう、ガーディアンズならではのコミカルなシーンとなっている。2本目は、本当はもっともっと長かった、未公開シーン:ドラックスの特技。ドラックスがマンティスにアドバイスを受けてピーターを比喩で励ますシーンにも未公開部分が。「ガモーラの頭と葉」や「池と大気と水と汗と人生」など、ドラックスがさらなる特技(?)を披露するシーンが収められている。MovieNEXには、今回一部解禁となった貴重な「未公開シーン」のほか、今作の主役ともいえるロケットの過去に迫る「“ロケット・ラクーン”になるまで」、最強の“落ちこぼれ”チーム「ガーディアンズ」が家族になるまでをふり返る「不完全で完璧な家族」や、キャストが楽しんで撮影をしている様子に思わず笑みがこぼれる「NGシーン集」など、見ごたえのあるボーナス・コンテンツが収録されている。●ピーターとドラックスの関係は現実世界でも同じ!?ドラックスを演じるデイヴ・バウティスタは、ピーター・クイルを演じるクリス・プラットと再び仕事をすることの喜びを語る。「私たちの演技スタイルや性格は、完全に陰と陽の関係だ」というデイヴ。「彼(クリス)はエネルギーにあふれ、ウィットに富み、皮肉が効く人だから、とても楽に感じるんだ。私はとても単調で、口数も少ないけど、何か発言するときは、かなり考えて発言している。たとえ、それが最もスマートなものでなくても、良い意図がある。これはドラックスも私も同じなんだ。クリス・プラットほど、一緒にいて楽しい俳優は他にいないだろう。彼の高いエネルギーに対して、僕は完璧なストレートマンなんだ」と語っている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』MovieNEXは発売中。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』MovieNEX4,950円(税込)4K UHD MovieNEX6,930円(税込)MovieNEX 発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)© 2023 MARVEL(シネマカフェ編集部)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2023年08月27日トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』がこのほど累計興行収入45.4億円を突破、昨年の『トップガン マーヴェリック』に続いて2023年公開の実写映画興行収入No.1に。これを記念して、ローマ市街地でのカースタントをトムと監督がふり返る新特別映像も解禁された。2023年に日本で公開された実写映画で初の週末興収10億円超という大ヒットスタートから約1か月。公開から5週連続での週末興収ランキング洋画No.1に輝いた本作が、公開32日目の8月21日までの累計で動員:299万4,739人興行収入:45億4,307万6,628円となり、2023年公開の実写映画興行収入No.1に躍り出た(※興行通信社調べ)。これを記念し、劇中でも1、2を争う人気を誇るアクションシーン、ローマ市街地でのカースタントについてトムとクリストファー・マッカリー監督がふり返る新特別映像も解禁に。車に乗り込むイーサン(トム・クルーズ)とグレース(ヘイリー・アトウェル)が手錠で繋がれたままハンドルを豪快に切り続ける、ユニークな演出と危険すぎるシチュエーションが紙一重の、かつて見たことのなかったカーアクションが展開されるこの撮影を語り合っている。さらに、大好評で品切れ続出となった入場者プレゼントのステッカーが装い新たに登場。第2弾「ミッション【トムのハイライト】ステッカー」の配布が9月1日(金)より決定している(一部劇場を除く。20万枚限定)。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年08月23日マーベル・スタジオの最新作として、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの“ラストバトル”を描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』から、にぎやかな撮影現場でのNGシーン集が解禁された。本作のMovieNEX発売を記念し、ボーナス・コンテンツから解禁された豪華キャストのNGシーン集には、ピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットがドラックス役のデイヴ・バウティスタと一緒に撮影中にジョークを言い合う様子などが収められている。マンティス役のポム・クレメンティエフはセリフを言い間違えたり、ネビュラ役のカレン・ギランと言い争うシーンでは熱が入りすぎて思わず笑い出してしまう場面も。和やかな撮影現場で、チームが一丸となって作品を作り上げた様子が分かる貴重なNGシーン集となっている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』にまつわるトリビアとは?●ロケのセットはサッカー場4面分以上!?撮影は2021年11月8日、ジョージア州アトランタで開始された。内部ステージは、Trilith Studios(ジョージア州フェイエットビル)とOFS Studio Complex(ジョージア州ノークロス)の両方で建設され、20万平方フィート以上(サッカー場4面分以上の実用セット)を占めた。●宇宙犬コスモのため、実際のゴールデンレトリーバーを起用コスモはとても楽しいキャラクターで、フェッチで遊んだり、おやつをもらったりと、犬がすること全てが大好き、賢くてバランスのとれた犬でもある。ゴールデンレトリーバーのようなタイプの犬がいいとの話になり、撮影現場には、スレートという名のゴールデンレトリーバーが招集された。コスモはCGで、ほとんどがフレームストアーによる素晴らしい仕上がりなので、残念ながら映画の中でスレートが登場することはないものの、スレートは撮影現場で一緒にいて本当に楽しい犬だったという。●特殊メイク数で世界記録を更新!特殊メイクに関しては、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、1つの作品で作られたメイク道具の数で世界記録を更新した(これまでの記録は、映画『いじわるグリンチのクリスマス』だという)。ショーン・ガン監督は「この映画には、映画史上のどの映画よりも多くの実用品が登場する。カウンターアースにいるヒューアニマルと呼ばれる人たちを500人も作ってもらったんだ」と語っている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』はデジタル配信中(購入)、8月18日(金)よりMovieNEX発売。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2023年08月15日トム・クルーズ主演の超大作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が日本でも大ヒットを記録している。本作ではイーサンだけでなくシリーズおなじみの面々も顔を揃えており、ファンの間でも人気の高いベンジーもスクリーンに帰還。彼を演じるサイモン・ペッグも再びチームに戻ってきた。ペッグによると、毎回、観客を圧倒するアクションやスタントに挑み続けるトム・クルーズは、“ある時”にだけとてもソワソワして、子をもつ親のように心配性になるのだという。良い映画をつくるためならどんなチャレンジにも迷うことなく挑むトムをソワソワさせる状況とは?サイモン・ペッグ演じるベンジーは、イーサンたちが所属するIMF(Impossible Missions Force)の職員だったが、後にエージェントに転身した男で、ジョークや弱音で観客を笑わせつつ、毎回、ここぞという時にキメてくれる頼りになる人物だ。「ベンジーは5つのミッションに参加し、その経験が今の彼をつくっていると思う。これまでに彼は数回、世界を救っている。この経験が間違いなく現在のベンジー像に反映されているんだ。彼は年齢を重ねて、より賢くなってるよね」とペッグは分析する。ペッグは俳優であり、同時に『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』や『スター・トレック BEYOND』では自ら脚本を手がける才人だ。そんな彼から観ても本シリーズにおけるトムと脚本と監督を務めたクリストファー・マッカリーの創作は進化を続けているという。「クリストファー・マッカリーは『ゴースト・プロトコル』に脚本家として参加して以降、本シリーズを本シリーズたらしめるものを磨いてきたんだ。冒険、世界中を飛び回ること、楽しさ、アクション……その要素は様々だけど、彼はそのバランスを見極めて、完璧な『ミッション:インポッシブル』をつくる腕が向上していったと思う。当初、このシリーズは多様な監督たちが各作品でまったく異なるビジョンを持つという非常に興味深いアイデアを持っていた。最初の4作品は、ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウー、J・J・エイブラムス、ブラッド・バードが監督した。でも、クリストファー・マッカリーが監督するようになってから”有効な連続性”が生まれた。毎回、最初からやり直す必要がないからね。この映画はトムとマッカリー監督による“唯一無二”の『ミッション:インポッシブル』で、彼らは何が効果的で、どのように物語るべきかを熟知しているんだ」同じ脚本家、監督、キャストで続けることでシリーズへの理解はさらに深まり、アクションや演技はさらに進化していく。結果、シリーズはさらに大規模で困難の多いものになっているが、ペッグによるとトム・クルーズはどんな困難もプラスに変えてしまうという。「トムは危機をチャンスに変えてしまうキングなんだ(笑)。何か問題が起こるたびに、トムは必ずその状況を“映画がよくなる”ために活用する。『フォールアウト』の撮影中にトムが足を骨折した時は撮影がストップしたけど、結果的にそのことで映画のエンディングを完成させるための余裕が生まれた。ある意味ではすごく救われたんだ。本作の撮影中は世界的なパンデミックもあったし、あらゆることに翻弄され続けた。最初のロケ地になったノルウェーでは3週間滞在したけど天候が悪くて1コマも撮影できなかった。でも、その後に行ったヴェネチアでは街に人がいない状態で、その光景も撮影も素晴らしい状態だったんだ!」ペッグが語る通り、パンデミックによって街から観光客が消えたヴェネチアで撮影されたシーンは華麗で陰影に富んだビジュアルを堪能できる。歴史ある建物の間に張りめぐらされた水路を船が行き交い、細い路地と橋で見通しの悪い街でトムと仲間たちは極めて過酷な状況に追い込まれてしまう。ペッグはこのシーンを、ニコラス・ローグが監督した『赤い影』のようだと振り返る。「ヴェネチアは信じられないほど刺激的な街で、とても美しく、まるで生きている映画のセットみたいだったよ。ヴェネチアのシーンはある種の不気味さがあって、撮影監督を務めたフレイザー(タガート)の照明も見事だった。僕とグレッグ・ターザン・デイヴィスとヘイリー・アトウェルは同じホテルに泊まっていて、ある晩、みんなで『赤い影』を見たんだ。そして翌日、映画に出てくる橋やロケ地を探して回ったら、赤いレインコートの少女を見かけたんだ!」映画ファンは『赤い影』を観てから本シーンを見直すとさらに雰囲気が盛り上がるかもしれない。トムとマッカリーの技術と知恵は“別次元”にある本作でもトム・クルーズは数々の危険なスタントに挑んでいるが、共演者はそんなトムをどう思っているのだろうか?「トムは映画のことを第一に考えているから、仮に僕らが何かを言ったとしても聞かないだろうし、『じゃ、やめておくか』とはならないよ。彼の最優先事項は、観客に最も本格的で素晴らしい体験を提供することで、彼はそのために人生を捧げている。一方で、トムは僕らがアクションをするとなると、信じられないぐらいソワソワして、ぎこちなくて、心配性になるんだ(笑)。トムがやっているスタントと比較したらまったく問題ないようなことでも、彼はすごく心配する。『ローグ・ネイション』で僕が戦闘するシーンがあって、スタントマンが僕を壁に投げつけるんだけど、トムはモニターの周りでずっと『ちょっとやり過ぎだよ!』ってカリカリしてるんだ(笑)。トムは僕らが何かするとなると、すごく母性的で過保護になるんだよ。僕らが目にしなければならないトムのスタントのことを考えると……すごくおかしいんだけどね!」それでもトムをはじめ、キャスト全員が危険なスタントや豪快なアクションに挑み続ける。本作でもアッと驚くアクションがこれでもかと続けて登場する。そしてここがポイントだが、彼らはアクションやスタントを“優先度のトップ”に置いていない。「トムとマッカリーは、映画という言語を流暢に扱うことができて、その技術と知恵は別次元にあると思う。『トップガン マーヴェリック』はそのことをよく表していたけど、本作は“映画館で興奮するとはどういうことなのか?”という点で、さらにその上をいくものだと思う。一方で彼らは登場人物に感情移入できなければ、爆発やスタントはどうでもいいということも理解しているんだ。登場人物に深く感情移入できるからこそ、大規模なアクションやスタントがよりエキサイティングでスリリングに感じられるんだ」それはベンジーに対しても同じだ。スーパーヒーローではない彼が奔走し、必死に状況を切り抜けようとする場面に感情移入し、彼のファンになった観客は多い。本作でもベンジーは絶対絶命の危機に陥ることになる。「空港での素晴らしいシーンがあるんだ。詳しくは言えないけど、ベンジーとルーサーが再会してすぐに普通の映画だったらクライマックスになるような大騒動が起こるんだ。イーサンとベンジーとルーサーはそれぞれ別の場所にいて、それぞれが異なる危機に対処することになる。素晴らしい場面で、この作品のスケールの大きさ、複雑さ、面白さがよく出ていると思う。でも、このシーンがあるのはまだ映画の前半。氷山の一角に過ぎないんだ」普通の映画のクライマックスになるような場面が、映画の前半に登場する。ということは、その後はそれをさらに上回る展開が待っていることになる。そして、本作は『PART ONE』。チームのミッションはまだまだ継続中だ。「昨年から正式に次回作の撮影が始まったよ。南アフリカに行き、北極に行ったばかりで、これはまさに冒険だった! 気温マイナス35度、北極点から600マイル離れた場所で、ホッキョクグマのために止まって撮影したんだ」『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』公開中(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月28日トム・クルーズがIMFのエージェント、イーサン・ハントを演じる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』が、7月21日(金)より日本公開を迎え、週末興行ランキングで初登場No.1を獲得。興行収入10億円を突破し、2023年公開実写映画で最大のヒットとなったことを記念して、ローマの街を舞台にしたパトカー&白バイのカーチェイスシーンが解禁された。ひと足先に公開されていた全世界オープニング興収では、1億5500万ドルを稼ぎ出し、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最大のオープニング成績を記録していた本作。全国382館、874スクリーンで公開を迎えると、7月21日(金)~23日(日)までの週末3日間累計で動員:69万1,885人、興収:10億6,484万2,820円、先行上映込みの累計で動員:69万8,169人興収:10万8,737万7,420円を記録。2023年公開実写映画で最大のヒット、初の週末興収10億円突破の大ヒットスタートとなった(※興行通信社調べ)。これを記念して、トム・クルーズ&ヘイリー・アトウェルによるエキサイティングなカーチェイスの一部が特別解禁。ヘイリー演じるグレースがトム演じるイーサンのもとからある理由で逃れるため、警察の車を奪ってローマの街を疾走する本シーン。イーサンもすかさず警察のバイクを奪って追跡開始。実際のローマの街を舞台に、2人の追跡劇が展開され、イーサンが追いついたと思った次の瞬間、衝撃の展開が2人を待ち受けている…という映像だ。美しき歴史的建造物に囲まれたローマの街と、危険と隣り合わせながらもユーモラスなアイデアがハイブリッドに融合し、一瞬一瞬が予測不可能、本作を通しても際立つアクションシーンとなっており、「ローマでの壮絶カーチェイス、断崖ぶら下がり列車からの絶体絶命場面が特に凄い」「ローマのカーチェイスも、列車アクションもそしてバイクでダイブも、脳みそに呼吸させない迫力。スクリーンに羽交い絞め」「魅力的なキャラの大渋滞だったローマでのチェイス最高」と興奮の声が続出。さらに、本シーンには続きがあり、トム自身が利き手を封印された状態で実際にハンドルを握って運転し、神業ドリフトを披露する衝撃のカーアクションが続いている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月26日映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の特別映像が公開された。本作は、トム・クルーズが主演を務める人気シリーズの最新作。究極のミッションを課せられたIMFエージェントのイーサン・ハント(トム)だが、今回のミッションはどんな犠牲を払っても絶対に達成しなければならないことを知る。その時守るのは、ミッションか、それとも仲間か。イーサンは重大な決断を迫られる――。本作の壮大な物語の舞台は、アブダビの砂漠、ローマの歴史的な街並み、ノルウェーの広大な山々など桁外れのスケールを持ち、それぞれの場所がまるで物語の独立したキャラクターのように作品の中で息づいている。なかでも、クリストファー・マッカリー監督とトムが「14年間もの間、撮影を切望していた」というロケーションが、迷路のような道と運河を持つ世界有数の観光地である水の都ベニスだ。このたび公開された特別映像では、夕暮れに美しく染まる運河、そして長い歴史を持つ美しい街並みのなか、その見惚れるような景色とは対照的に思い詰めるような表情のイーサンとルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)、そしてイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)が乗ったボートを、ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)が巧みに運転するシーンから始まる。ベニスでの最大の見どころは、妖しく、不気味で、美しく魅惑的な街で繰り広げられるアクションシーン。撮影は雰囲気が何倍も増す夜の時間帯に行われ、車を乗り入れることができないベニスでは、照明だけでも総勢55名の電気技師が20隻の荷船で機材を運び、昼夜を問わずベニスの運河を移動し、手作業でセットまで運んだという。その一部がメイキングシーンとして映し出され、ベニスという歴史ある街での撮影がいかに困難であったかということを垣間見ることができる。また、マッカリー監督が「ドゥカーレ宮殿に勝る撮影場所はない」と言わしめたゴシック様式の宮殿でのパーティーのシーンでは、デジタルプロジェクターを使用し、光と色を駆使して「まるで(建物が)生きているかのように」撮影された。その美しい宮殿の回廊をイーサンが疾走するシーンでは、幾数ものキャンドルが幻想的にゆらめき、イーサンを静かに照らしつづける。さらに、細い迷路のようなベニスの路地で死闘を繰り広げるアクションシーンでは、各役者が異なる戦法で戦い、一人ひとりの細かな所作も見どころのひとつとなっている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』特別映像<作品情報>『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』公開中公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月25日デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』の本編映像が公開された。『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など数々の受賞歴とともに物議を醸してきたクローネンバーグ。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、“人類の進化についての黙想”がテーマで、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されると退出者が続出した賛否両論の問題作だ。このたび公開されたのは、ヴィゴ・モーテンセン演じるソールの“新たな臓器”の内診の様子。“加速進化症候群”のアーティスト、ソールは、自身の内部に新たな臓器の誕生を感じ、パートナーのカプリース(レア・セドゥ)が診察することに。スコープを覗いてソールの内部を診察するカプリースは「まったく新しい臓器よ。見たことがない」と告げ、ふたりは新たな臓器の誕生を静かに喜ぶ。そして、臓器にタトゥーを施すという新たなショーのアイデアを思いつく――。痛みの感覚を失うように進化し、新たな臓器を生み出す“加速進化症候群”の人間まで現れた人類。そんな近未来を舞台に、クローネンバーグ監督は独特の世界観で人類の進化について描き、「技術の進歩は、人間の身体と意志の延長であるという考えを、常に多くの映画で表現してきました。テクノロジーは非人間的で、宇宙から来た刺激的なものと考える人もいましたが、私は棍棒にしろ弓矢にしろ斧にしろ銃にしろ核兵器にしろ、常に人間の身体や手から生まれたものだと考えています。電話だって人間の声があってこその技術です。テクノロジーは人間の延長線上にあり、さらには刺激的で破壊的で創造的な私たちを映し出す鏡です。本作では進化によって試される人間のあり方についても描いています」と人類の進化とテクノロジーの相関性を語り、本作のテーマのひとつであると語っている。映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』本編映像<作品情報>映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』8月18日(金) 公開公式サイト: SPF (CRIMES) PRODUCTIONS INC. AND ARGONAUTS CRIMES PRODUCTIONS S.A.(C)Serendipity Point Films 2021
2023年07月23日全世界待望のシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より特別映像が解禁された。全世界オープニング成績シリーズNo.1を記録し、「シリーズ最高傑作」との賞賛が相次ぐ本作。最新作の壮大な物語の舞台は、アブダビの砂漠、ローマの歴史的な街並み、ノルウェーの広大な山々など、桁外れのスケールだが、それぞれの場所がまるで物語の独立したキャラクターのように作品の中で息づいている。なかでも、マッカリー監督とトム・クルーズが「14年間もの間、撮影を切望していた」というロケーションが存在する。それは、迷路のような道と運河を持つ世界有数の観光地、水の都ベニスだ。この度解禁された特別映像では、夕暮れに美しく染まる運河、長い歴史を持つ美しい街並みのなか、その見惚れるような景色とは対照的に思い詰めるような表情のイーサン(トム・クルーズ)とルーサー(ヴィング・レイムス)、そしてイルサ(レベッカ・ファーガソン)の4人が乗ったボートを、ベンジー(サイモン・ペッグ)が巧みに運転するシーンから始まる。ベニスでの最大の見どころは、妖しく、不気味で、美しく魅惑的な街で繰り広げられるアクションシーンだろう。撮影は、雰囲気が何倍も増す夜の時間帯に行われたが、車を乗り入れることができないベニスでは、照明だけでも総勢55名の電気技師が、20隻の荷船で機材を運び、昼夜を問わずベニスの運河を移動し、手作業でセットまで運んだ。その一部がメイキングシーンとして映し出されており、ベニスという歴史ある街での撮影がいかに困難であったかということを垣間見ることができる。また、マッカリー監督が「ドゥカーレ宮殿に勝る撮影場所はない」と言わしめたゴシック様式の宮殿でのパーティーのシーンでは、デジタルプロジェクターを使用し、光と色を駆使して「まるで(建物が)生きているかのように」撮影された。その美しい宮殿の回廊をイーサンが疾走するシーンでは、幾数ものキャンドルが幻想的にゆらめき、イーサンを静かに照らしつづける。さらに、細い迷路のようなベニスの路地で死闘を繰り広げるアクションシーンでは、「各役者が異なる戦法」で戦っており、ひとりひとりの細かな所作まで注目してほしい。濃霧の怪しげな雰囲気と相まって、印象的なシーンとして観客の脳裏に刻み込まれるだろう。それぞれの正義と思惑が交錯し激しいバトルも展開されるベニスの場面は、本作でイーサンを待ち受ける運命とそれに関わる全てが凝縮されている。マッカリー監督が「ベニスへのラブレター」と語る、美しさと激しさを兼ね備えた珠玉のシーンの数々。シリーズきっての名シーンとなる予感に満ちた特別映像となっている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月23日7月21日(金)本日公開を迎えた、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の日本語吹き替え版キャストが発表された。今作でもイーサンの声を担当する森川智之は、「今回はシリーズ最大最強の敵にイーサンが立ち向かいます。喫緊の課題でもある世界の最先端技術とテクノロジーの問題が超リアルに描かれ、それを人間のイーサン・ハントがどう戦っていくのか。素晴らしい構成とアイデア、トムにしかできないアクションシーン。涙あり、笑いあり、感動あり、それに現代の私たちに向けたテーマもあったりと、一瞬の瞬きももったいないくらいに物語がスクリーン狭しと展開されていきます」と本作をアピール。加えて、ベンジー役の根本泰彦、ルーサー役の手塚秀彰、イルサ役の甲斐田裕子のオリジナルメンバーも集結。また、前作で初登場したホワイト・ウィドウは、広瀬アリスが続投。5年ぶりの出演に「声だけで表現することはやはり難しいですが、毎日台本を開いては書き込んでを繰り返し、収録に臨みました。みなさんに成長した姿をお見せできればと思っています」と話し、「みているだけでエネルギーをもらえる面白い作品になっています。ぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。さらに、1作目以来の登場となるキトリッジ役で江原正士が20年ぶりに再登板。新キャストのグレースは、ヘイリー・アトウェルを演じ続けている園崎未恵、シリーズ史上最も強大な敵・ガブリエルは津田健次郎が担当する。津田さんは「凄まじい迫力のアクション、スピード感溢れる物語、これぞエンターテインメント。イーサン・ハントの前に立ちはだかる悪役を演じる事は難しくも楽しかったです。吹き替えでも観て頂けますと幸いです。是非劇場へ!」と呼びかけた。現地時間7月12日に全米公開を迎えた本作は、Rotten Tomatoesで批評家スコアが脅威の96%、一般のレビューも94%というハイスコアを記録(7/18現在)。さらに、全世界で順次公開されており、週末の全米興行収入ランキングはNo.1を獲得、全世界のオープニング興収では1億5500万ドルを稼ぎ出し、全世界興収No.1、シリーズ最大のオープニング成績という華々しい大ヒットスタートを切った。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月21日トム・クルーズ主演の最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』がついに明日から日本で公開になる。クリストファー・マッカリーは本シリーズ『ローグ・ネイション』『フォールアウト』に続いて脚本と監督を手がけたが、シリーズをつくる上で常に“あるルール”を設定しているという。(以下、公開を楽しみにしている人のために最新作の具体的な内容には触れていません)『ミッション:インポッシブル』シリーズは往年の人気ドラマ『スパイ大作戦』をベースに、1996年にトムが初めて製作も手がけて映画化。政府が表立って動けない作戦を遂行するエキスパート集団の活躍を描くアクション作品で、シリーズ化され、全作品が大ヒットを記録しているが、シリーズの“転換点”がふたつある。ひとつ目は2006年の『ミッション:インポッシブル3』だ。それまでは基本的な設定を残して新たな物語が語られたが、本作以降はすべてが同じ世界、同じ登場人物で物語が語られるようになった。さらに本作からアクションや作戦と同じか、それ以上にトムが演じる主人公イーサン・ハントの内面、生活、倫理観が深く描かれる。私たちはアクションや変装、スパイグッズなどを楽しみつつ、“なぜ、イーサンはここまで無謀なことをしても戦いを続けるのか?”に想いをはせるようになったのだ。シリーズ4作目『ゴースト・プロトコル』でノンクレジットながら脚本づくりに参加したマッカリーは、トムの熱烈なオファーを受けて『ローグ・ネイション』で監督と脚本を担当。各国のスパイで構成される組織“ローグ・ネイション”にイーサンと仲間たちが立ち向かう物語が描かれた。そして前作『フォールアウト』でふたつ目の転機が訪れる。前作公開時、マッカリ―監督は筆者のインタビューにこう答えている。「私はトムに言ったのです。『ローグ・ネイション』は、その前の映画『ゴースト・プロトコル』が作り上げた定型を踏襲しているけど、同じ型でもうひとつ映画を作ってしまったら、きっと観客は“パターン化”を感じてしまうだろう。もちろん、成功しているシリーズのうまくいってる部分を変えてしまうのだからリスクはある。でも、シリーズを成長させたいのであれば、破壊する必要があるのではないか? とね」彼らは『フォールアウト』で主要なスタッフをあえて変更し、映画のルック、語りのトーンを変えた。さらにこれまでは武器商人や元スパイなど明確に“倒すべき敵”がいたが、この映画から複数のプレイヤーの思惑が交差し、イーサンたちが誰かひとりを倒すか捕まえるだけでは終われない物語が描かれるようになった。世界を暗躍する武器仲介人、イーサンの動きをうとましく思う政府、世界に混沌をもたらそうとする勢力……イーサンが立ち向かうのは“悪いやつ”ではなく、悪が生まれてしまう、自分の思惑を真実だと思いこませたい者が生まれてしまう“世界の状況そのもの”だ。さらにマッカリー監督は、イーサンの“倫理(モラル)”にフォーカスをあてることになった。彼はシリーズ1作目でイーサンがラングレーにあるCIA本部に潜入する場面に着目した。イーサンはフランツ・クリーガー(ジャン・レノ)と本部に忍び込むが、クリーガーが警備員をナイフで殺そうとすると、イーサンは全力でそれを阻止する。「あのシーンでイーサンがクリーガーを制止して“Zero body count(日本語字幕では“殺すな”になっている)”と叫ぶのを見たとき、イーサンは大勢の命も、たったひとりの命も同じように扱っていると思ったんです。これこそがイーサン・ハントのモラル(倫理)で、新作では彼のモラルの問題を扱おうと思いました」(前作公開時のマッカリー監督の発言)たったひとりの敵を倒しても問題が解決しない世界。“片方の陣営”を壊滅させるだけでは平和が訪れない世界。悪人を捕まえると、そのことでパワーバランスが変化して別の悪が出現する世界。そこでイーサン・ハントと仲間たちは誰を信じ、何と戦うのか? そして、大勢の命も、たったひとりの命も等しく守ろうとするイーサンは、どこまでの犠牲を払えるのか?『フォールアウト』から始まったこれらのテーマはすべて『デッドレコニング PART ONE』に引き継がれている。最新作でイーサンたちは、それを手に入れれば世界の勢力図を塗り替え、真実のあり方を根本的に変えてしまうような“ある兵器”を破壊するべく、これまで以上に危険なミッションに挑むことになるが、目の前にいる敵やアイテムは“本質”ではない。最新作では前作からトムとマッカリー監督が追求しているテーマやキャラクター表現がさらに深く描かれる。最新作が2部作になった理由そのため、本作ではついにシリーズが2部作になった。「『フォールアウト』を製作するにあたり、『ローグ・ネイション』から学んだ教訓をもとに、キャラクターのダイナミクスやストーリーを構築しました。イーサンとイルサの関係は非常にうまくいき、アクションと同じくらい、キャラクターから掘り起こすべきものがあることを発見したのです。『フォールアウト』では、それを推し進めた結果、より長い映画になりました」とマッカリー監督は語る。「今回の映画では、“もしもう一度やるなら、さらにそれを押し広げたい。イーサンのキャラクターをもっと深く掘り下げたいし、彼の周りのキャラクターももっと深く掘り下げたい”と言いました。そうなれば、もっと大きなストーリーになることはわかっていました。だから、“2時間20分にすべてを詰め込もうとするのはやめよう。それでは、よりコンパクトな映画を作らなければならないというプレッシャーをいつも抱えることになる。もっと大きな映画を作り、それを半分にカットして、きちんとしたものを作るための余裕を持とう”ということになったのです」キャンバスが広がった。彼らはこれまで以上に大きなスケールでアクションやスタントを描き、キャラクターの内面に深く入り込み、前述したテーマを様々な角度から描いている。もちろん本作でも、複数のプレイヤーの思惑が交錯し、イーサンは大勢の命と、目の前のたったひとつの命を守るために極限状態に置かれる。そこで登場するのが、トム・クルーズの全身全霊をかけたアクション&スタントだ。毎作、彼は長い時間をかけて準備し、観客がアッと驚くスタントを披露するが、それらはすべて物語のテーマとリンクしている。その証拠に、近年の本シリーズの大規模なアクションはすべて“敵を倒すため”ではなく“大勢の命と、目の前のたったひとつの命を守る”物語を描くために登場する。そして、それらはすべて過去の映画におけるアクションやスタント、スクリーンで俳優が動くことの根源的な魅力と結びついている。単に“前作よりもさらに過激なものを”ではなく“映画の中で俳優が動くことの魅力”をさらに追及した結果なのだ。「基本的に、僕とトムはデヴィッド・リーン、バスター・キートン、ジョン・フランケンハイマーが大好きなんです。彼らはみな、ある段階で、ある種の壮大な列車事故を撮影している。私は、本シリーズで学んだすべてのことを、列車を壊すことに応用したかったのです」当然だが、彼らは過去の映画に敬意を払い、その輪に加わるが“その先”を行く。本作は劇中に列車のシーンが登場するが、マッカリー監督はこう宣言するのだ。「他の映画では、列車の大破がクライマックスのイベントになります。しかし本作では列車の大破は、クライマックスの“きっかけ”に過ぎないのです」ちなみに予告編に登場するイーサンがバイクで急斜面からダイブする場面は圧巻だが、これも“きっかけ”に過ぎない。「バイクに関しては崖っぷちでした。未知の部分が多すぎて、トムが斜面から飛び降りて何が起こるか予想がつかなかった。しかし、それはすべて相対的なものです。本編を観ればわかりますが、その後、トムとはもっと恐ろしい体験をしました」私たちが予告編や宣伝のために観た映像は“きっかけ”だ。映画館ではその先が描かれることになる。「この作品で私たちは本当に“世界の果て”まで行ったのです」なお、本作は過去作を観ていなくても楽しめるようになっている。それこそがマッカリー監督が本シリーズをつくる上で決めた“ルール”だ。「私たちは『ミッション:インポッシブル』で自分たちのために書いたルールを守るだけでした。それは、どの映画も独立した作品でなければならない、というものです。観客に、ひとつの映画から精神的に離れて、別の映画を思い出してもらうなんてできません。私たちにとって、それは魔法を解いてしまうことなのです。だから、パート1は、それだけで完結し、満足のいく結末を迎える映画でなければなりませんでした。もしパート2がなかったとしても、大丈夫なように終わらせる必要があったのです。同時に、その冒険の続きが欲しくなるような終わり方でなければならなかったのです。そして、パート2は、パート1を観たかどうかにかかわらず、単独で成立するものでなければなりませんでした。ふたつの映画では、彼らの世界が常に広がっていくのを感じることができ、シリーズで登場したことのない場所に行き、見たことのない世界の一部に行くことができます。映画の制作も、物語も本当に冒険の連続だったのです。この作品で私たちは本当に“世界の果て”まで行ったのです」トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督、そしてクルーたちはシリーズの“限界”を更新し続ける。常に前へ、もっと先へ。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月20日間もなく公開される『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より時別映像が解禁された。ついに現地時間7月12日に全米公開を迎えた本作。アメリカ最大の映画レビューサイト“Rotten Tomatoes”では、7/18現在、批評家スコアが脅威の96%を記録。さらに、一般のレビューも94%というハイスコアを記録しており、鑑賞したファンからはシリーズ最高との賞賛が相次いでいる。また、週末の全米興行収入ランキングにて堂々のNo.1を獲得、さらに全世界のオープニング興収では、1億5500万ドルを稼ぎ出し、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最大のオープニング成績という華々しい大ヒットスタートを切った。日本での公開も目前に控えるなか解禁されたのは、新たな特別映像<トレインアドベンチャーver>。劇中でもハイライトシーンとなっている列車アクションシーンの裏側を収めた映像となっている。列車アクションは本作の製作が決まってからトムが熱望したアクションのひとつで、本シーンについて監督は、“過去作で得た経験”を基に撮影に臨んだと明かしている。監督自身が、別次元の映像と語る本シーンは、実際に撮影のためだけに列車を制作。完成した車両はまさに本物と見間違うほどで、さらに今回はなんと、その車両を撮影のためだけに時速96.5キロで走らせ、車両の中だけでなく車両の上でのアクションも繰り広げられる。一つの間違いで命に危険が及んでしまいそうなこの撮影は、トム・クルーズと長年タッグを組んでいるクリストファー・マッカリー監督さえ、「二度とない」と語るほど困難を極めた。実際にトムとのアクションに挑んだ、イーサイ・モラレスは、この撮影がトムの希望であったと明かしている。そして、驚くべきことに破壊された橋から走る列車が落下するシーンも実際に車両を谷底へ落として撮影。徹底的にこだわり抜いたリアルさとカメラアングルにより、圧巻の臨場感が生み出された。トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督「主演トム・クルーズ」でしか撮影しえない、シリーズの真骨頂ともいえる迫力のシーンが連続する本作。その全貌をぜひ劇場で確かめてほしい。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月19日7月21日(金) に日本公開となる映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より、新たな特別映像が公開された。本作は、トム・クルーズが主演を務める人気シリーズの最新作。究極のミッションを課せられたIMFエージェントのイーサン・ハントだが、今回のミッションはどんな犠牲を払っても絶対に達成しなければならないことを知る。その時守るのは、ミッションか、それとも仲間か。イーサンは重大な決断を迫られる。全米では7月12日に公開を迎え、週末の全米興行収入ランキングにて堂々のNo.1を獲得。さらに全世界のオープニング興収では、1億5500万ドルを稼ぎ出し、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最大のオープニング成績を記録した。公開されたのは、劇中でハイライトシーンとなっている列車アクションシーンを収めた〈トレインアドベンチャーver.〉の映像。列車アクションは本作の製作が決まってからトムが熱望したアクションのひとつで、本シーンについてクリストファー・マッカリー監督は、“過去作で得た経験”を基に撮影に臨んだと明かしている。監督自身が、別次元の映像と語る本シーンは、実際に撮影のためだけに列車を制作。さらに、その車両を撮影のためだけに時速96.5キロで走らせ、車両の中だけでなく車両の上でのアクションも繰り広げられた。一つの間違いで命に危険が及んでしまいそうなこの撮影は、トムと長年タッグを組んでいるマッカリー監督さえ、“二度とない”と語るほど困難を極めた。実際にトムとのアクションに挑んだ、イーサイ・モラレスは、この撮影がトムの希望であったと明かしている。そして、破壊した橋から列車が落下するシーンも実際に車両を谷底へ落として撮影。徹底的にこだわり抜いたリアルとカメラアングルにより、圧巻の映像となっている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』特別映像"列車アクションの裏側"<作品情報>『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月19日7月14日から16日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』だった。12日(水)公開からの5日間の売り上げは8,000万ドルで、シリーズ最高記録。これまでの5日間デビュー記録は『M:I-2』の7,880万ドル。観客評価はAと非常に高く、今後もクチコミで数字を伸ばすことが期待される。2位は、ジム・カヴィーゼル主演のインディーズ映画『Sound of Freedom』。3位は『Insidious: The Red Door』。4位は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』、5位はピクサーの『マイ・エレメント』だった。次の週末はマーゴット・ロビー主演の『バービー』とクリストファー・ノーラン監督の『Oppenheimer』が北米公開される。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.文=猿渡由紀
2023年07月18日7月21日(金)公開の映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の来日キャンペーン中止が決定した。米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)が、7月14日午前0時(太平洋夏時間)よりストライキの実施決定に伴い、撮影や宣伝活動を行うことができなくなった組合員。これに伴い、本作の日本ツアーが中止に。7月17日(月)に予定していたレッドカーペット・イベント、ジャパンプレミア舞台挨拶付上映の舞台挨拶、7月18日(火)に予定していた記者会見は中止。一方、ジャパンプレミア試写、ジャパンプレミア全国IMAX一斉上映は、予定通り行われるという。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月14日髪を補修、しなやかさを与えるベジタブルプロテインサロンクオリティのナチュラルコスメを展開する株式会社オブ・コスメティックスが、「ソープオブヘア・1-M」をリニューアルして、7月中旬から全国で販売を開始した。「ソープオブヘア・1-M」には髪を補修し、しなやかさを与えるベジタブルプロテイン(大豆プロテイン・エンドウ豆プロテイン・セラキュート-V・アルギニン誘導体)のほか、フケやカユミを抑えて健やかな頭皮環境に導くアロエベラ液汁、などといった天然植物保湿エキスも配合している。清涼感を楽しめるクール系シャンプーで、新たな処方となって7月中旬からリニューアル発売された。天然由来成分でさわやかなペパーミントの香り「ソープオブヘア・1-M」は、アミノ酸や植物由来の生分解性の良い洗浄成分から作られており、色は葉緑素のあざやかなグリーンで、さわやかなペパーミントの香り(パーミント油)。いずれも天然由来成分で作られている。極上のふんわり感と、なめらかな指通り、スキャルプケアが同時にかなうぜい沢なシャンプーだ。同シャンプーの携帯用の容量は60mlで税込み価格990円、スタンダードの容量が265mlで税込み価格4,180円、エコサイズの容量が1,000mlで税込み価格13,398円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※ソープオブヘア・1-M
2023年07月14日12日に北米公開される『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が、シリーズで最高のデビューとなるかどうかが注目されている。現在の予測で、公開初週末3日間の成績は最低でも6,000万ドルとされる。現在最高記録を誇る『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は6,100万ドルだったので、予測通りであれば新記録達成は十分可能だ。公開日の水曜から日曜までの5日間の成績は8,500万ドルから9,500万ドルあたりと見られる。『デッドレコニング PART ONE』は批評家の受けもよく、Rottentomatoes.comによれば98パーセントの批評家が褒めている。これは『トップガン マーヴェリック』の96パーセントより上。トム・クルーズがまた映画館を救うことになるか。日本公開は21日(金)。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.文=猿渡由紀
2023年07月12日全世界を席巻中の『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が、全米興行収入で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を抜いて今年第2位に浮上。日本でも前作の累計興行収入を超える大ヒットとなったことを記念し、新たな海外版ポスターが解禁となった。本作の全米累計興収は3億5764万ドル(約510億円)を突破し、今年第2位の数字に。さらに全世界累計興行収入は累計6億4224万ドル(約915億円)に達している(※7月10日現在Box Office Mojo調べ、1ドル=142.49円換算)。また、日本でも、4週連続で週末ランキングTOP10にランクイン。累計動員は64万人超え、早くも前作の累計興行収入を超えるヒットとなっている。そんな本作から新たなに解禁となったのは、アニメーション業界に革命を起こし、新たなアニメーションスタイルを確立した本作らしい、まるで絵巻物を思わせる斬新な世界観で描かれた海外版ポスターの特別ビジュアル。中央の<マイルス/スパイダーマン>を、<ミゲル/スパイダーマン2099>、<グウェン/スパイダー・グウェン>、<ピーター・B・パーカー/スパイダーマン>、<ホービー/スパイダー・パンク>、<ジェシカ/スパイダーウーマン>、<パヴィトル/スパイダーマン・インディア>が取り囲んでいる。さらにその周りには、240種以上劇中に登場するともいわれている無数のスパイダーマンたちが配され、強烈なインパクトを放っている。なお、今回解禁された海外版ポスターのオリジナルアートカードが、<最終>の入場者プレゼントとして7月14日(金)より配布が決定した(なくなり次第終了)。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年07月11日『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』と『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』のコラボビジュアルとスペシャルコラボ映像が公開された。トム・クルーズが主演を務める人気シリーズの最新作となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。IMFエージェント、イーサン・ハントに課せられた究極のミッションは、全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。イーサンは、今回のミッションはどんな犠牲を払っても絶対に達成しなければならないことを知る。その時守るのは、ミッションか、それとも仲間か。イーサンに史上最大の決断が迫る。そして、原作者の遠藤達哉が監修・キャラクターデザイン原案を務める『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』では、完全オリジナルストーリーが描かれる。初めてのフォージャー家揃っての家族旅行の途中、アーニャが列車内で怪しげなトランクケースにしまわれたチョコレートを発見。ひょんなことから誤ってチョコレートを飲み込んでしまうが、そのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた。公開された映像は、フォージャー家が“面白いスパイ映画”として『ミッション:インポッシブル』を家族そろって鑑賞しはじめるという内容。お馴染みのテーマ曲が鳴り響き、最新作『デッドレコニング PART ONE』で待ち受ける数々の絶対不可能なミッションに果敢に挑んでいくイーサンの姿を見ながら、実は自身も凄腕スパイであるロイドが、スパイに興味津々な娘・アーニャにも丁寧にわかりやすく、本シリーズの魅力を解説していく。トムが演じるイーサンのスーパーすぎるスパイ活動っぷりが次々に映し出されると、アーニャからスパイ好きの娘のために自身が扮した“ロイドマン”を引き合いに出されタジタジのロイドの姿や、ロイド同様に飛行機までも乗りこなすイーサンに感嘆するヨルなど、『SPY×FAMILY』ファンにもたまらない展開も用意されている。また、コラボビジュアルは、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のポスターとそっくりな構図で、『SPY×FAMILY』のキャラクターたちが凛々しく並び立ったスタイリッシュ&キュートな仕上がり。イーサンとロイドが鋭い表情を見せ、それぞれのファミリーとも言える仲間たちと幾ばくかの敵が顔を揃えている。さらに、トム自身“史上もっとも危険なスタント”とも豪語していたアクションシーンにアーニャが挑戦。落下寸前の列車の屋根を駆け上がるシャープな走り姿と、犬のボンドとともに大空へとダイブする衝撃の瞬間が描かれている。『ミッション:インポッシブル』×『SPY×FAMILY』コラボ映像<作品情報>『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』12月22日(金) 公開公式サイト:「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会(C)遠藤達哉/集英社
2023年07月10日デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』では、世界観を表すために古着が使用されているという。デザイナーが衣装へのこだわりについて語った。本作はデヴィッド・クローネンバーグ監督8年ぶりの最新作。これまでも独特の世界観と物議を醸す作風で問題作を次々に生み出してきた監督だが、本作では近未来を舞台に、自身の体から臓器を生み出すアーティストの物語を描く。ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワートといった豪華キャストの出演でも話題の本作だが、そんな豪華キャストらが身に纏う衣装にも注目したい。本作の衣装デザイナーのマユ・トリケリオティは、少し荒廃した未来の世界を舞台にしているということで「今回は大量の古着だけを使いました、なぜなら『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は生産することが停止した世界なので、新しいアイテムはなく、目に映るものは外れたボタンや折れたヒールなど、古びた中古の洋服ばかりなので」と劇中では古着のみを着用していることを明かす。そして、「日常的でなんの変哲もない洋服をどこかズレた感じにすることで、普通ですがそうではない、不穏な雰囲気が出るように工夫しました」とクローネンバーグ監督が創造する独特の世界観にあった衣装のポイントについて解説。また、特に目を引くレア・セドゥ演じるカプリースがパフォーマンスの際に着用する赤いドレスについては、何度も監督と議論を重ねて進められたと述べ、「色味をかなり抑えて、全体的に色褪せた印象を作ることで、色鮮やかなシーンが効果的になります」と、ほかの衣装とのメリハリをつけることで、より、赤いドレスが印象付けられていると語った。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月08日肌の悩みをピンポイントでカバーインターナショナルコスメティックス株式会社は、韓国コスメブランドの「ザ・セム(the SAEM)」から、『ザ・セム CPコンシーラーペンシル』(3色)を6月25日に発売した。容量は2.5g、販売価格は、各990円(税込み)。同社は、「ザ・セム」の日本における輸入販売元。同ブランドの『チップコンシーラー』は、優れたカバー力と密着力が支持されて、コスメサイトで殿堂入りしたロングセラーアイテムである。自然な仕上がりの涙袋を簡単に今回発売する『CPコンシーラーペンシル』は、シミ・ほくろ・目元のクマやくすみ等の肌悩みをピンポイントでカバーするペンシルタイプのコンシーラー。細芯でやわらかすぎず、スルスル塗れるテクスチャーなので、気になるシミ・ほくろ等の隠したいところを目立たなくできる。厚塗り感ができにくく、メイク直しの時も手軽にリタッチが可能。涙袋は、下まぶたに『CPコンシーラーペンシル』をのせてなじませると簡単に演出できる。細かいラインからやや太い幅のラインまで描きやすく、初心者でもテクニックいらずでリアルな涙袋が作れる。スポットメイクとして、眉毛の縁取りや唇の輪郭を整えることにも利用で可能で、いつものメイクがワンランクアップする。カラーは、3色展開。「1.0 クリアベージュ」は、透明感のある明るいベージュでハイライトに。「1.5 ナチュラルベージュ」は、やや明るい自然なベージュ。ニュートラルカラーで取り入れやすい。「SB サーモンベージュ」は、ほんのりピンクみがあるので肌なじみが良く、クマのカバーに効果的である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースインターナショナルコスメティックス株式会社※ICIコスメストアザ・セム CPコンシーラーペンシル
2023年07月07日マーベル・スタジオの劇場映画最新作として、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の“ラストバトル”を描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、本日7月7日(金)よりデジタル配信開始(購入)。8月18日(金)よりMovieNEXと4K UHDMovieNEX、デジタルレンタル配信開始。それに合わせて、物語が動き出す8分超えの本編プレビューが解禁された。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)にて、アベンジャーズの一員としてサノスとの戦いを終え、惑星ノーウェアへ戻ったガーディアンズ。しかし、ガモーラを失った悲しみから未だ立ち直れないピーター・クイルと彼を心配する仲間たちに新たな試練が襲い掛かる。正体不明の謎の<黄金の男>アダム・ウォーロックが突然ロケットを襲撃…。これを機に、ロケットの知られざる壮絶な過去が初めて明らかになり、ガーディアンズの面々は新たな戦いに巻き込まれていくことに。ジェームズ・ガン監督が「1作目は母、2作目は父、そして本作はロケットの物語」と語っている通り、ロケットを中心に大切な仲間を助けるべく再び彼らの物語が動きだす重要な冒頭シーンとなっている。惑星ノーウェアのフードにまつわるトリビア本作で、最も興味深い小道具のひとつが、惑星ノーウェアの屋台で売られているスナック菓子。俳優が実際に食べる必要があるため、複数のレシピがテストされ、複数の食物アレルギーに対応しグルテン、乳製品、砂糖を使用していないことも語られている。スタッフは、「これまで手がけたフードの中で最も難しいもののひとつ」であることを認めている。さらに、実際に俳優が食べて撮影する前に、スタッフが実際にそれらを食べてみてカメラを回し、監督が確認して気に入ったものを使用して撮影が行われたというこだわりのエピソードもあるそう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』はデジタル配信(購入)中。<『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』リリース情報>8月18日(金)デジタル配信(レンタル)開始MovieNEX・4K UHDMovieNEX発売発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2023年07月07日マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の公開日が10月6日から10月20日に変更され、新たな予告編も解禁となった。本作は実話を基に描く、真実の愛と残酷な裏切りが交錯する西部劇でありサスペンス超大作。劇場公開された後、Apple TV+にて配信される。さらに、IMAXでの上映も決定している。新予告編の映像は、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)がアメリカ先住民オセージ族のモーリー・カイル(リリー・グラッドストーン)と見つめ合って話すシーンから始まる。互いに惹かれ合う2人だが、「ここには金があふれている」とアーネストに語りかけるウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)の言葉で一転、アーネストの周囲には不穏な空気が流れる。石油が噴き出すほどに潤沢なオセージ族の土地で、列車に乗ってやってきた白人たちは拳銃を持ち、オセージ族は「我々は戦士だ」と宣言、町は暴力と金で溢れていく…。映像の最後には、トム・ホワイト(ジェシー・プレモンス)が「殺人の件でこちらに」とアーネストの家を訪ねる緊張感漂うシーンも。アーネストとリリーの真実の愛の行方はどうなるのか。そして残酷な裏切りとは一体…?一筋縄ではいかない、シリアスな展開を予感させる映像となっている。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は10月20日(金)より公開。劇場公開後、Apple TV+にて全世界配信。(シネマカフェ編集部)
2023年07月06日『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』の北米公開を控えるトム・クルーズが、まだまだシリーズを続けていく意欲を見せた。「Sydney Morning Herald」に対し、クルーズは、81歳のハリソン・フォードが『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に主演したことに刺激を受けたと発言。「僕もあの年齢まで『ミッション:インポッシブル』を作り続けたい」と述べた。クルーズは、今月3日に61歳の誕生日を迎えている。『…デッドレコニングPART ONE』は、12日北米公開。日本公開は21日。『PART TWO』は来年6月28日に北米で公開される。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.文=猿渡由紀
2023年07月06日トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督の来日が控える『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で、トム演じるイーサン・ハントを翻弄するミステリアスなヴィランを演じているのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマンティス役でお馴染みのポム・クレメンティエフ。『ミッション:インポッシブル』シリーズ随一の妖しく手ごわいヴィランとして強烈な存在感を発揮しており、海外批評家によるアーリーレビューでは早くも絶賛の声が相次いでいる。マーベル映画の大人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ』シリーズで、触れた相手の心を読み感情を操ることができるマンティス役を演じてきたポム・クレメンティエフは、今回『ミッション:インポッシブル』シリーズに初参加。本作ではキュートでマイペースなマンティスとはまるで真逆、クールでミステリアスなヴィラン役で新境地を見せている。洗練されたアクションと安定感のある演技力で、いまハリウッドでも注目度を高めているポム。1986年にカナダ・ケベック州で生まれ、その後フランスに移住。幼少期には、父親の仕事の都合で2年間京都に住んでいたというエピソードを持つ。2007年にフランスで製作された『Apres lui』(原題)という作品で名女優カトリーヌ・ドヌーブの養女役で映画デビューした。韓国映画をリメイクしたスパイク・リー監督の『オールド・ボーイ』(2013)でアメリカ進出後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)から登場し、MCUの人気キャラとなったマンティス役によって世界中の観客に愛されるように。『ミッション:インポッシブル』シリーズには特別な思い入れを抱いていたそうで、「撮影は素晴らしいもので、トムやマッカリーのような映画監督と一緒に仕事ができるのは、とても刺激的でした。彼らのビジョンはとても美しく、映画的で、アクションシーンやロケーションも見事です。このシリーズに参加するのは、私の夢でした」と明かす。「この映画に出演が決まる前、私はトレーニングをして武術を学んでいました。カレンダーでトレーニングのスケジュールを書き込む時、『スタントトレーニング』や『マーシャルアーツクラス』と書き込む代わりに、『ミッション:インポッシブル』と書くこともありました。面白半分でやったことですが、自分がどのような映画に参加したいかを表明する方法でもありました」と、いつでも本シリーズへ出演できるように準備をしていたという。ジャン・レノやエマニュエル・ベアールを観て「もしかしたら私も出られるかもしれない」その夢にまで見た待望の出演について、「私はずっと大ファンだったんです。最初の『ミッション:インポッシブル』を見たのはかなり若い頃でした。古い白黒テレビで観たんです。テレビの調子が悪くても、アクションとイーサンがワイヤーにぶら下がる姿に魅了されたんです。ジャン・レノやエマニュエル・ベアールが出演していて、私の記憶の限りでは、フランス人俳優が出演しているのを見た初めてのハリウッド大作映画でした。フランス人俳優でもアメリカの大作映画に出られるということで、私の心の中に扉が開かれ、もしかしたら私も『ミッション:インポッシブル』のような映画に出られるかもしれないと思ったのです」という。「私は以前からアクション映画を作りたいと考えていました。それもあって、私は余暇に武術をやっているんです。『ミッション:インポッシブル』シリーズは、素晴らしいアクション映画のお手本です。それに、この映画に登場する女性たちは、とても強いキャラクターで、自分の意思を持っています。彼女たちはファイターであり、対等な存在です。救われるのを待つだけのガールフレンドではないのです」と、自身がアクション映画を目指し、本シリーズが憧れになった原点ともいえるきっかけと、シリーズへの愛とパッションを興奮たっぷりに語っている。さらに、トムとの共演については「トムは毎日、私にインスピレーションを与え、挑戦させてくれます。彼は仕事にとても一生懸命で、スクリーンの中でも外でも、とても寛大な人です。彼は、映画の主役である一方、とても協力的で、いつも他のキャラクターが輝く瞬間をもてるようにしてくれるんです」と、その仕事ぶりと人柄に直に触れて改めて感銘を受け、影響を受けながら撮影に挑んでいたことを明かす。こうして大きな夢を叶えたポムが、トム演じるイーサンにとって最も危険なライバルの1人としてその戦闘能力を存分に発揮している本作。いち早く鑑賞した海外の批評家によるアーリーレビューでも「最大の見どころは、素晴らしいストーリーのなかで妖しいヴィランを演じたポム・クレメンティエフ!ポムにとって最高の夏になる!」「ケタ外れのアクションシーン、常識を超えたスタント、さらに遊び心まで満載の1本。ポム・クレメンティエフも(このシリーズに)よく来てくれた!」と称賛の声が相次いで寄せられている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月04日7月21日(金) に公開される映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より、未公開写真と監督のクリストファー・マッカリー、キャストのサイモン・ペッグと今回初参戦となるヘイリー・アトウェルのコメントが到着した。本作は、トム・クルーズ扮する主人公イーサン・ハントとIMF最強チームが達成不可能なミッションに挑む『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾。トムをはじめ、サイモン、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに加え、前作から参加のホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーが出演。またシリーズ1作目以来の登場となるユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーがカムバックするほか、ヒロイン役でヘイリー、最強のヴィラン役でポム・クレメンティエフとイーサイ・モラレスが初参戦する。バイクでのスタントについて、トレーニングではスカイダイブを500回、モトクロスジャンプを1万3,000回行うという入念なトレーニングの上で挑んだというトム。緻密に準備と計算されたアクションを完成させたマッカリー監督は「未知の部分が多すぎた」と語る。「バイクに関しては、まさしく崖っぷちでした。未知の部分が多すぎてトムが斜面から飛び降りて何が起こるか予想がつかなかった」と不安があったことを明かす。その決死のスタントについて「うまくいった!と感じるのは、映画を作っている人たちが『これは本物だ』と思える時」だという。その例として『フォールアウト』の現場でのエピソードをあげ、「サイモンが話していたと思うけど、ヘリコプターの下の貨物に落ちるトムをレベッカと一緒に見ていたとき、2人はまだスタントが何なのかということを理解していなかったんだ。だから、ニュージーランドに来たばかりのレベッカはトムのスタントを見て、トムが実際に落下してしまった!と思って茫然としてしまったんだよ」と、当時を振り返り、現場をもハラハラさせるほどのリアリティを得てはじめて「スタントがうまくいっている」ということを感じられるということを説明した。最後に監督は、「本編を観ればわかりますが、その後、トムとはもっと恐ろしい体験をしましたよ」と、バイクジャンプを上回るアクションが準備されているということをこっそり付け加えた。イーサン・ハントの側近であり友人として、公私共に親密な関係を構築しているベンジーを演じるサイモン。トムが行うスタントについて反対をしたことがあるかどうかを聞かれると「彼は映画のことを第一に考えているから、それは言ってはいけないんです。彼は聞く耳をもたないし、突然『ああ、わかった、それはやらないよ』とはならないですから」と長年の信頼関係をうかがわせる。前述のマッカリー監督と同じシーンを挙げ、「僕とレベッカが『フォールアウト』の撮影でニュージーランドにいたとき、彼がヘリコプターのシーンの撮影に出かけたので、彼にバイバイしたのを覚えています。ちょっとだけ、『もしかしたら……』みたいな感じで別れを惜しんだような気がする(笑)」と冗談を交えながらも、常に危険と隣り合わせのスタントについて共演者としてだけではなく友人としての想いがあることを明かした。逆にトムは、共演者がスタントをすることに対して信じられないほど「ぎこちない」ようで「『ローグ・ネイション』の撮影の時、ロバートというスタントマンから、壁に投げつけられるという僕の戦闘シーンがありました。その最中、トムはモニターの周りで『ちょっとやりすぎだよ』って言いながら、カリカリしていましたね(笑)」と、トムが「僕たち全員にとても母性的」だということを笑いながら説明した。「彼はリングの隅にいるボクシングのコーチのようなもの」と語るのは、グレース役で『ミッション:インポッシブル』シリーズに初登場したヘイリー。本作では列車での戦闘シーン、ローマ市街地での20分にも渡るカーチェイスなどトムと共に激しいスタントに挑む。「私たちが何かをする前に、スタント部門が私たちの行うことを分析し、トムがハーネスをチェックしてくれるんです。彼はとんでもないことをやり抜くけれど、その準備の細かさは徹底している」とヘイリーからも、共演者にも気配りを忘れないトムらしいエピソードが飛び出した。「撮影するのが本当に大変だった」という列車のシーンについて「ケーブルに吊された状態で待機していた時、トムから『大丈夫かい』と声をかけられたんです。私は気を失いそうになりながら『分からない』と答えたんですが、彼は誰かを呼んで、30秒後には美しい小さな箱に入ったチョコレートが届きました」。その心使いとチョコレートのおかげで、撮影を乗り切ることが出来たと明かすヘイリーは「神経質だったり、無鉄砲だったりしたら、私の中に恐怖心が生まれてしまうかもしれない。でも、彼といると、安心できるんです。大きなリスクを背負っても大丈夫だと思えるんです」と、本作を牽引してきたトムへ、全幅の信頼を寄せた。<作品情報>『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』7月21日(金) 公開公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月04日