『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優が共演する『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』。この度、“ふたりの女王”を演じた二大最旬女優シアーシャとマーゴットのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。若くして、これまでに3度もアカデミー賞にノミネートされ、 本作ではメアリー女王を演じたシアーシャ。そして、これまでの彼女からは想像できないメイクアップでエリザベスI世を演じたマーゴット。今回解禁となるインタビューで、2人は劇中の印象的な“対面”シーンについて「マーゴットが演じるエリザベスを想像してた」(シアーシャ)、「大切な意味があった」(マーゴット)とふたりの女王の関係を明かすとともに、衣装・メイクと役作りなどについて語っている。本年度アカデミー賞にノミネートされた衣装について、シアーシャは「着替えだけで気分は変わる。毎朝、服を着替えるだけで45分もかかったけど、その間に気持ちを切り替えられた」という。一方、マーゴットは「窮屈で見た目だけでなく動きも変わった。おかげで、彼女は強く見せようとして苦しんでいたとわかった。袖は縫われてなくて後から結びつけたのよ!」と、衣装の苦労とその大きな功績に触れた。また、ふたりの女王の関係についてシアーシャは「メイ首相とスタージョン首相の関係と似ている」と現・首相たちの名前を出すとともに「メアリーは現代ならバーニー・サンダースに近いかも。人としてまともそうだし、政治家としても優秀だから」と、若者世代から支持を集めながらも2016年大統領選予備選ではヒラリー・クリントンに敗れた彼に触れ、「でも、残念なことにそういう人はなかなか勝ち残れないけどね」と現代にリンクする人物像について語っている。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』はTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの女王 メアリーとエリザベス 2019年3月15日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月18日映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』が、2019年3月15日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開される。運命に翻弄される2人の女王の物語『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、歴史学者ジョン・ガイによる原作「Queen of Scots: THE TRUE LIFE OF MARY STUART」をもとにした、激動の16世紀英国を生きる2人の女王の物語。メアリーとエリザベスの往復書簡から、2人の姉妹のような連帯感を見出して生み出されたストーリーだ。0歳でスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。しかし当時のスコットランドは、隣国イングランドの女王エリザベスⅠ世の強い影響下にあった。メアリーはイングランドの王位継承権を主張し、エリザベスの権力を脅かす。恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに対して複雑な想いを抱くエリザベス。2人は、お互い全く異なるタイプの性格。従姉妹でありながら恐れ合い、同時に惹かれていた。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦うのだった……。シアーシャ・ローナン×マーゴット・ロビーが2人の女王にメアリーを演じるのは『レディ・バード』や『ブルックリン』などに出演し、今までに3度のアカデミー賞ノミネートを誇るシアーシャ・ローナン。エリザベスは『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞にノミネートされたマーゴット・ロビーが演じる。その他、『ダンケルク』のジャック・ロウデンや、ジョー・アルウィン、ガイ・ピアースといったキャストが集結している。アカデミー賞2部門にノミネート監督を務めたのは、イギリス演劇界のトップ女性演出家ジョージー・ルーク。本作が長編映画監督デビュー作品となる。脚本はテレビドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」を手掛けたボー・ウィリモンだ。また、第91回アカデミー賞では、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネート。ヘアメイクを担当したのはケイト・ブランシェット主演『エリザベス』でアカデミー賞を獲得したジェニー・シャーコア。衣装デザインは、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』でアカデミー賞を受賞したアレクサンドラ・バーンが担当した。ストーリー《メアリー・スチュアートVSエリザベスI世》――女王は私ひとりだけ。生後すぐにスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。さらに、メアリーは隣国イングランドの王位継承権を主張、エリザベスI世の権力を脅かす。恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、従姉妹でありながら恐れ合い、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦うのだった......。詳細映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』公開日:2019年3月15日(金)出演:シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、ジョー・アルウィン、デヴィッド・テナント、ガイ・ピアース、ジェンマ・チャン、マーティン・コムストン、イスマエル・クルス・コルドバ、ブレンダン・コイル、イアン・ハート、エイドリアン・レスター、エイドリアン・レスター監督:ジョージー・ルーク脚本:ボー・ウィリモン製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワード原作:「Queen of Scots: THE TRUE LIFE OF MARY STUART」(ジョン・ガイ著)原題:Mary, Queen of Scots配給:ビターズ・エンド/パルコ
2019年03月11日シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーが共演で話題の『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』。本作でマーゴット演じるエリザベス1世の寵臣ロバート・ダドリーを演じ、現在公開中の『女王陛下のお気に入り』にも出演しているジョー・アルウィンのインタビュー動画がいち早くシネマカフェに到着した。16世紀の英国、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベス1世の波乱に満ちた人生を描く本作。今回公開された映像は、エマ・ストーンにベタ惚れする貴族役を演じた『女王陛下のお気に入り』(公開中)、ルーカス・ヘッジズ主演『ある少年の告白』(4月19日公開)と、話題作に相次いで出演しているジョー・アルウィンのインタビュー動画。エリザベス1世と親しい関係にあった寵臣ダドリーについて、エリザベス1世を演じたマーゴットの“大変身”ぶりなどについて真摯に語っている。名門演劇学校在学中にアン・リー監督に見いだされ『ビリー・リンの永遠の一日』で主演デビューしたジョーは、私生活ではテイラー・スウィフトの彼氏としての注目も集めている。先日2月10日にロサンゼルスで開催されたグラミー賞授賞式を欠席したテイラー。実は、ジョーが“恋人”エリザベス1世を演じたマーゴットと、『女王陛下のお気に入り』で“妻”アビゲイルを演じたエマ・ストーンが同時にノミネートされていた英国アカデミー賞(BAFTA)のアフターパーティに彼と出席、手繋ぎショットを披露していた。さらには会場で熱いハグをしていたとの目撃情報も。どうやら米ミュージック界の“女王”が全力で彼を応援し、至れり尽くせりの様子。そして、 本日2月21日はジョーの28歳の誕生日。ジョーにベタ惚れのテイラーと濃厚で熱~い1日を過ごしているのかも!?『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの女王 メアリーとエリザベス 2019年3月15日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年02月21日シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優ふたりが、激動の16世紀を生きた女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』。この度、その予告編映像が公開された。スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベス1世の波乱に満ちた人生を描く本作。メアリー・スチュアートのもって生まれた高潔さ、激情をシアーシャが鮮烈に演じ、エリザベス1世の気高さ、繊細さ、孤独をマーゴットが緊張感をもって体現。マーゴットは英国アカデミー賞にて助演女優賞にノミネートされている。この度解禁された予告編では、生後すぐにスコットランド女王、そして16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートが、18歳で未亡人となり、スコットランドに帰国するところから幕を開ける。その知らせに表情をこわばらせるエリザベス1世。冒頭から、隣り合う国に君臨する女王同士の、王位をめぐる並々ならぬ因縁の対決の予感がヒシヒシ。「友情か敵対か」「愛か憎しみか」というキャッチコピーが、ふたりの女王は互いに手を取り合うのか、それとも対決せざるを得ないのか――観客の想像をさらにかき立てる。結婚と出産を経験する、シアーシャ演じるスコットランド女王メアリー・スチュアートと、嫉妬にかられ泣き崩れる、マーゴット演じるイングランドに生涯を捧げた“処女王”エリザベス1世の姿からは、ふたりの女性のそれぞれの選択によってドラマが大きく展開していく様が垣間見える。美しきふたりの女王にかしづき、寄り添う家臣には『ダンケルク』のジャック・ロウデンや、『女王陛下のお気に入り』にも出演するジョー・アルウィン、『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャン、『メメント』『英国王のスピーチ』のガイ・ピアースらの姿も。映像の終盤ではメアリーがエリザベスに「殺せるものなら、殺してごらんなさい!」と凄む、鬼気迫るシーンも登場し、一筋縄ではいかない若き女王たちの壮大なドラマを映し出している。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの女王 メアリーとエリザベス 2019年3月15日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年01月22日シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビー、アカデミー賞ノミネート女優が16世紀英国の女王を演じた映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の公開日が、3月15日(金)に決定。新たな場面写真も到着した。スコットランド女王メアリー・スチュアートと、イングランド女王エリザベスI世の波乱に満ちた人生を描く本作。今回新たに到着した場面写真では、本作で要注目のイケメン俳優2人の姿がとらえられている。注目人物1人目は、メアリーの2人目の夫ダーンリー卿を演じるジャック・ロウデン。クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』に出演し、いま大注目を集めている俳優だ。メアリーを魅了するチョイ悪で奔放な青年を演じている彼だが、本作をきっかけにシアーシャとの距離がグッと縮まったとかなんとか…。本作のイベントや集まりがある際には、常に彼女の傍を離れず、トイレにまで付いていくほどのご執心ぶりだそう。劇中だけでなく、プライベートでの恋の展開も要注目?続いて2人目は、エリザベスI世の寵臣レスター伯を演じるジョー・アルウィン。ジョーは、『女王陛下のお気に入り』『ある少年の告白』と、2019年のアカデミ ー賞に絡むであろう注目作に立て続けに出演している期待の新星。ファッションブランド「プラダ(PRADA)」のコレクションイメージモデルも務め、ファッションアイコンとしても注目される彼は、私生活では米ミュージック界の”女王”テイラー・スウィフトの彼氏としても話題の人物。そんなジョーが今作で演じるロバート・ダドリー(レスター伯爵)は、エリザベスI世の即位前からの知り合いであり、誠心誠意彼女を守るナイト。エリザベスの心身の支えとなる役を演じている。シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーの共演で話題の本作だが、全く異なるタイプのイケメン2人に胸キュンすること間違いなし!?『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの女王 メアリーとエリザベス 2019年3月15日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年01月09日ともに演技派として名高いケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが、映画『Ammonite』(原題)でカップルを演じることになるようだ。「Variety」誌などが報じた。『Ammonite』(アンモナイト)は、実在した化石採集者で古生物学者のメアリー・アニングをテーマに描く作品。1840年代を舞台に、英仏海峡の崖で化石を発掘しているメアリーと、療養のため海沿いの街にやってきたロンドン出身の若き女性が出会い、恋に落ちるというストーリー。ケイトがメアリー、メアリーの恋の相手をシアーシャが演じるという。監督は昨年、イギリスの牧場で展開する2人の男性の恋物語『ゴッズ・オウン・カントリー』で高い評価を得たフランシス・リー。リー監督は15日、「しばらくの間、ツイッターから離れるね。映画を撮ることになったみたいだ。2年に渡って『ゴッズ・オウン・カントリー』とぼくを応援してくれたみんな、ありがとう。そろそろ、ほかの映画を作らないと。じゃあまたね…」とツイートしており、『Ammonite』の撮影準備に入ったとみられる。撮影は来年3月にスタートする。(Hiromi Kaku)
2018年12月17日『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優が、激動の時代を生きた“ふたりの女王”を演じる『Mary,Queen of Scots』の邦題が『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』に決定、2019年3月より日本公開されることになった。“因縁の関係”にあったスコットランド女王メアリー・スチュアートと、イングランド女王エリザベスI世の波乱に満ちた人生を描く本作。シアーシャがメアリー・スチュアートを、マーゴットがエリザベスI世を演じる。16歳でフランス王妃となり、18歳で未亡人となったメアリーは、スコットランドで再び王位につく。しかし当時のスコットランドは、女王エリザベスI世の支配下にあった。メアリーは自身のイングランド王位継承権を主張、エリザベスの権力を脅かす。恋愛、結婚を経験し、気高く美しいメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。それぞれの宮廷内部で起こる裏切り、反乱、陰謀がふたりの王位を危険にさらし、歴史の流れを変えてゆく。“従姉妹”同士ながらお互いを恐れ、同時に魅惑されていた若きふたりの女王たちは、男性社会の中で政治を司る女性として戦うのだったーー。メアリーのもって生まれた高潔さ、激情をシアーシャが鮮烈に演じ、エリザベスの気高さの影にある繊細さ、孤独をマーゴットが緊張感をもって体現。16世紀のイギリスを揺るがしたふたりの女王の熾烈な戦いは、海外ドラマ「クイーン・メアリー」や映画『エリザベス』など、これまでに語られてきたメアリーとエリザベスI世の常識を覆す新しい物語となる。本作で長編映画監督デビューを果たしたのは、舞台演出を数多く手がけてきたジョージー・ルーク。キャストには『ダンケルク』のジャック・ロウデン、『女王陛下のお気に入り』のジョー・アルウィン、『クレイジー・リッチ!』のジェマ・チャン、『アリス・クリードの失踪』などのマーティン・コムストンが名を連ねる。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は2019年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月22日ベストセラー作家イアン・マキューアンの小説「初夜」を、シアーシャ・ローナン主演で映画化した『追想』。本作のメイキング風景と、出演者とスタッフのコメントを収録した特別映像をシネマカフェが独占入手した。バイオリニストのフローレンスと歴史学者を目指すエドワードの若い夫婦の初夜に起きた悲しい出来事を描いた本作は、誰もが経験する“大人になる瞬間”の儚さと美しさを切り取った唯一無二のラブストーリー。『ブルックリン』や『レディ・バード』など話題作に立て続けに主演し、若手女優の筆頭として目覚ましい活躍を見せるシアーシャが、『つぐない』に続き、マキューアン原作の作品に主演することでも話題となっているが、原作者のマキューアン自らが脚本を手掛け、原作の物語にプラスして新たな解釈を加えていることにも注目が集まっている。この度公開された特別映像では、シアーシャをはじめマキューアンや監督らスタッフが映画の見どころを語っている。マキューアンは「映画の基本的なテーマは人間の持つ性格だ。性格はDNAだけではなく、生まれた時代にも影響される。映画の舞台となる時代では、セックスについて話すことが非常に難しかったんだよ。2人は引かれ合い、過去や家族について話すことでお互いを理解し合おうとする。そして絆も強めていくんだ。(社会階級が違うから)互いの話を喜んで聞き入れ、性的な理解より感情的な理解が進むんだ」と物語の重要なシーンについて言葉を残している。また、シアーシャについても「シアーシャは演技で人間の内面を上手に表現する。共演者のセリフを見事に受け取りつつね!」と演技力に信頼を置いているようだった。対するシアーシャも「10年ごとにイアンの書いた役を演じたい!」と公言しているほどのファンで、「物語がある瞬間に一変するの。その点に感銘を受けたわ。多くの人々の胸に響くと思う」と作品の魅力について語っている。『追想』は、8月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追想(2018) 2018年8月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© British Broadcasting Corporation/ Number 9 Films (Chesil) Limited 2017
2018年08月06日シアーシャ・ローナン主演映画『追想』から、シネマカフェに新たな場面写真が到着!写真に写るのは、劇中でシアーシャの夫役を演じるビリー・ハウル。今回シネマカフェでは、シアーシャと本作で早くも2回目の共演を果たした新進英国俳優ビリーに注目してみた。誰もが経験する“大人になる瞬間”―― 唯一無二のラブストーリー『ブルックリン』や『レディ・バード』といった話題作に立て続けに主演し、24歳にしてアカデミー賞の常連といわれるシアーシャが、現代のイギリス文学が誇る新たな傑作として長年映画化が熱望されていたブッカー賞作家イアン・マキューアンの「初夜」に挑む本作。大ヒット作『つぐない』以来となるシアーシャ×イアンの組み合わせ、さらに今回は原作者自らが脚本を手掛け、新たな解釈を加えた展開もあるということで早くも期待高まる中、もう1つ注目なのが、シアーシャの相手役を務める新進気鋭のイギリス人俳優ビリー・ハウル。いま注目の英国男子ビリー・ハウルって…?1989年イギリス生まれ、現在28歳のビリーは、ダニエル・デイ=ルイスやナオミ・ハリスら名立たる俳優たちを輩出している名門校ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校で演技を学んだ後、舞台やTVドラマで俳優としてのキャリアをスタート。昨年、『ベロニカとの記憶』でジム・ブロードベント扮する主人公の青年時代を演じ映画デビューし、クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』にも出演。また、2016年の「プラダ(PRADA)」春夏メンズウェアのモデルにも起用されている。そんな彼が本作で演じるのは、シアーシャ扮する主人公のバイオリニスト、フローレンスの夫エドワード。歴史学者を目指す純朴な青年・エドワードは、小学校の教師を務める父親と脳に損傷を負った母親を持ち、片田舎の山小屋のような家で暮らす中で、裕福な家庭で育ったフローレンスとの身分の違いに戸惑いながらも、純愛を貫こうとする若者の姿を瑞々しく演じている。シアーシャと2回目の“恋人役”! 「気心が知れた仲」また、ビリーとシアーシャとの共演は、ロシアの劇作家チェーホフの「かもめ」を映画化した『The Seagull』(原題)と本作で2回目、さらにどちらも“恋人役”に抜擢されている。そんな幸運の持ち主であるビリーは、「シアーシャとの共演は2回目で、気心が知れた仲だし仕事はやりやすかったよ!いくら褒めても足りないくらい、すばらしい役者なんだ」とシアーシャについて語り、「撮影中もそれ以外の時間も彼女と楽しく過ごせたし、とてもいい人で現場ではいつも人気者だったよ」と共演をふり返っている。『追想』は8月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年07月22日シアーシャ・ローナンが出演した『つぐない』の原作者イアン・マキューアンの「初夜」を、再びシアーシャを迎えて実写化する『追想』。この度、作品の切なさを称えた最新予告と、ポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、恋人だった2人が将来の夢を語るシーンからスタート。運命の出会い、初デート、対照的に異なる家庭環境を乗り越えるシーンなど、2人の軌跡を追想する形で進んでいく。そしてついに結ばれ初夜を迎え、幸せな人生が始まるはずだったにも関わらず、運命の歯車が狂いだしてしまう。たった1日で終わってしまった2人の結婚の裏には何があったのか?映像内では、イギリス若者文化の“黄金時代”とも呼ばれた60年代「スウィンギング・ロンドン」直前の、保守的な社会の中での上品で文学的な雰囲気や、フローレンスのクラシカルなファッションも物語を彩る重要な要素として見逃せない。併せて公開されたポスタービジュアルでは、物語の舞台となるチェジル・ビーチが描かれており、“一生忘れられない恋だった”というキャッチコピーと、決して埋めることのできない距離を感じるシアーシャと夫役ビリー・ハウル2人の姿が。予告編でもドラマチックに映し出される浜辺のシーンを強く印象づけている。なぜ若い2人の結婚生活はたった1日で終わってしまったのか?究極のラブストーリーの真相をぜひチェックして。『追想』は8月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月13日ついに6月1日(金)本日、本年度ゴールデン・グローブ賞で作品賞を受賞作した『レディ・バード』が公開を迎えた。その監督を務めたのは、個性派女優として人気があり、次世代クリエイターとして期待がかかるグレタ・ガーウィグ。このたび、彼女の監督としての一面が明かされる特別映像が、シネマカフェにいち早く届いた。自身初の単独監督作でありながら、アカデミー賞監督賞、脚本賞にダブルでノミネートを果たしたグレタ。自伝的要素も織り交ぜながら手がけた脚本について「本作は実体験から着想を得てはいるけど、実際の出来事ではないの。実体験を書き始めても、すぐに物語がひとりでに回り始めるのよ」と、その成り立ちを説明。シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメという、いま最もノリに乗っている若手俳優たちから、本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツといった実力派俳優が揃ったが、「私の書いたセリフを読む俳優を見たとき、やりがいを感じたわ。俳優はひらめきの源だから自由に演技してほしい。全員に焦点を当てる時間は群像劇にはないから、インパクトが必要なの」と俳優たちへの想いを語り、彼らとのコラボを楽しんでいたようだ。そんなグレタの監督ぶりについて、特別映像の中でシアーシャとローリーは「グレタは映画製作のあらゆる過程に審美眼がある。彼女は俳優の元々の性格を役に組み込ませるのが本当に上手なの」(シアーシャ)、「初の単独監督作とは思えないわ!彼女は本当に仕事熱心。でも、クルーやキャストと冗談を言い合ったり、臨機応変にふざけることもできるのよ」(ローリー)と、どちらも大絶賛。グレタの人柄と才能に、ハートをがっちりと掴まれてしまったようだ。さらに、ティモシーとルーカス・ヘッジズもこう明かす。「俳優出身の監督ならではの恩恵と豪華さがあるよね。グレタ特有の色調があって、すごくリアルなんだけど笑いもある。彼女の初めて見る一面だったよ」(ティモシー)、「台本に書かれてたものより立体感のあるシーンにするために、カメラを回し続けたりもした」(ルーカス)。映像ではさらに、シアーシャとルーカスがじゃれあいながらキスをするシーンのメイキング映像も見ることができる。指示を出しながら笑いが止まらないグレタと、彼女に応えるようにテンションの高い演技を見せる2人。現場全体にエネルギーが満ち、それぞれの感性が刺激しあっている様子が見てとれる、こちらの映像にもぜひ注目を。『レディ・バード』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月1日より全国にて公開© Universal Pictures
2018年06月01日『ブルックリン』や『レディ・バード』といった話題作に主演し、24歳にしてアカデミー賞の常連といわれる女優、シアーシャ・ローナン主演の映画『追想』(原題:On Chesil Beach)が8月10日(金)より日本での公開が決定した。■あらすじ1962年、夏。世界を席巻した英国ポップカルチャー「スウィンギング・ロンドン」が本格的に始まる前のロンドンは、依然として保守的な空気が社会を包んでいた。そんななか、若きバイオリニストのフローレンスは歴史学者を目指すエドワードと恋に落ち、人生をともに歩むことを決意する。結婚式を無事に終えた 2 人が新婚旅行として向かったのは、美しい自然に囲まれたドーセット州のチェジル・ビーチ。しかし、ホテルで2人きりになると、初夜を迎える緊張と興奮から、雰囲気は気まずくなるばかり。ついに口論となり、フローレンスはホテルを飛び出してしまうのだった。家庭環境や生い立ちがまるで違う2人であっても深く愛し合っていたが、愛しているからこそ生じてしまった“ボタンの掛け違い”。それは、今後の2人の人生を大きく左右する分かれ道となってしまう。フローレンスとエドワードにとって、生涯忘れることのできない初夜。その一部始終が明かされる…。■あらすじ原作は数多くの話題作を生み出しているベストセラー作家イアン・マキューアンの小説「初夜」。シアーシャとイアンの組み合わせは、シアーシャがアカデミー賞に初ノミネートされた大ヒット作『つぐない』以来となる。さらに今回は原作者自らが脚本を手がけ、新たな解釈を加えた展開にも注目。監督は、BBCドラマ「嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」を手がけ、今作が長編映画初となる舞台演出家・脚本家のドミニク・クックが務める。初夜に起きたある出来事が原因で、運命が狂ってしまう男女の心情が、繊細かつ緊迫感を持って描かれている本作。美貌と才能に恵まれながらも、心に闇を抱えるバイオリニストのフローレンスをシアーシャが演じ、夫となる真面目な青年のエドワードに新進気鋭のイギリス人俳優ビリー・ハウルが抜擢。2016年の春夏コレクションモデルとしても起用され、『ダンケルク』『ベロニカとの記憶』に出演、シアーシャとはチェーホフの「かもめ」の映画化『The Seagull』(原題)でも共演している。誰もが経験する“大人になる瞬間”のはかなさと美しさを見事に切り取った、唯一無二のラブストーリーに引き続き注目していて。『追想』は8月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月24日シアーシャ・ローナンがピンクの髪とガーリーなファッションで、痛々しくも愛すべきティーンエイジャーを熱演し、『20センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグがオリジナル脚本も手掛け念願の単独監督デビューを果たした『レディ・バード』。本作でシアーシャ演じるレディ・バードの“彼氏”を演じた、アカデミー賞ノミネート作品に引っ張りだこの若手実力派ルーカス・ヘッジズの本編シーンがシネマカフェに到着した。ティモシーとは真逆!? 完璧な好青年ダニーを演じたルーカス・ヘッジスこのたび到着したのは、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見る主人公クリスティンこと“レディ・バード”の初めてのボーイフレンド、ダニー役を演じるルーカス・ヘッジズが登場するシーン。高校最後の感謝祭の日を彼氏ダニー(ルーカス)の祖母の家で過ごすこととなったレディ・バード(シアーシャ)。“娘が家に連れてきてほしいボーイフレンド”として完璧な好青年のダニーは、レディ・バードの家族から温かく迎えられ幸せムードに溢れるが、話をするうちにレディ・バードが常日頃から自分の住む家をジョークで“スラム”と表現している事実を両親が知り、ショックを受けてしまう…という少々複雑なシーンだ。しかし、そんな両親の気持ちは露知らず、この日のために買ったレトロな古着のドレスに身を包み、精一杯のおめかしをするレディ・バードの愛らしさと無垢なダニーのカップルの可愛いやりとりに癒される映像となっている。「好きな役を選んでいい」グレタ監督念願のキャスティングが実現!ルーカスといえば、ケイシー・アフレック主演『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で注目を集め、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、若手実力派俳優として一躍その名を馳せた。父は『ギルバート・グレイプ』『アバウト・ア・ボーイ』などで知られる脚本家・監督のピーター・ヘッジズ。本年度アカデミー賞主演女優賞&助演男優賞を受賞した『スリー・ビルボード』では姉を亡くした上、母親も予想外の行動をとることで傷ついていく息子役を演じ、主演フランシス・マクドーマンドに負けず劣らずの堂々とした演技を見せたことでも記憶に新しい。監督のグレタ曰く、「ルーカス・ヘッジズの演技を観たのは、2016年のサンダンス映画祭で上映された『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。朝8時の回だったのに、それ以降、涙が止まらず、彼の見事な演技がずっと頭から離れなかった!彼に脚本を送って、ロサンゼルスで会い、“好きな役を選んでいい”と伝えたら、彼はダニー役を選び、私の期待通りだったわ」と、ルーカスに魅了され、念願のキャスティングだったことを明かしている。ルーカス扮するダニーは、一見ピュアで悩みのないお坊ちゃんキャラクターではあるが、実はある大きな秘密を抱えている複雑なキャラクター。ルーカスの演技力だからこそ表現できた役といえ、グレタの目は確かだったといえる完璧なキャスティングとなっている。『レディ・バード』は6月1日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年05月20日シアーシャ・ローナンが主演を務める『レディー・バード』。この度、単独監督デビュー&オリジナル脚本も手掛けたグレタ・ガーウィグのおしゃれでキュートな演出姿をとらえたメイキング写真がシネマカフェに到着した。“ネクスト”ソフィア・コッポラとの呼び声も高い次世代クリエイターであるグレタ・ガーウィグ。インディペンデント映画シーンのミューズとして活躍後、単独監督デビュー作にも関わらず、脚本賞を含む本年度アカデミー賞ダブル・ノミネートを果たし、賞レースを盛り上げていた。そして今回、グレタ・ガーウィグの演出姿をとらえた『レディ・バード』のメイキング写真が到着。ダンス・パーティの撮影をする際にはキャストと同じようにかわいいドレスを着用し、ふだんも仲の良い友達のように話す姿が印象的。グレタ・ガーウィグは今後も映画監督としての活動を続けていく予定と宣言。個性派女優としてはもちろん、次世代クリエイターとしても是非注目したい。『レディ・バード』は6月1日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年04月29日悩める17歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた、グレタ・ガーウィグの単独監督デビュー作『レディ・バード』。 本年度ゴールデン・グローブ賞、本年度アカデミー賞(R)をはじめ、各映画賞席巻の100部門受賞&191部門ノミネートした話題作から、この度予告編が解禁された。今回到着した予告編では、 シアーシャ・ローナン演じる主人公クリスティン(レディ・バード)が、友情に恋愛に、そして家庭や進学と、あらゆる青春の難問に正面からぶつかっていく姿が活き活きと描かれている。また、本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞(R)主演女優賞にもノミネートされたシアーシャ。観れば“近年最も魅力的なキャラクター”と絶賛された彼女の虜になってしまうかも。そして、多感な17歳の少女の成長物語を彩る音楽を手掛けるのは、『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』などポール・トーマス・アンダーソン監督作品で有名なジョン・ブライオン。さらに、「モンキーズ」の「As We Go Along」が、母と娘のグッとくるハートウォーミングなラストに優しく寄り添っており、物語を彩る音楽も本作の注目ポイントだ。『レディ・バード』は 6月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年03月30日『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンが主演し、本年度ゴールデン・グローブ賞で作品賞&主演女優賞2部門受賞、各映画賞席巻の累計83部門受賞&187部門ノミネートと、大注目の映画『レディ・バード』。この度、特報映像が到着した。到着した映像では、自分自身を“レディ・バード”と名乗るシアーシャ演じる17歳の女子高生クリスティンが、地元カリフォルニア州サクラメントを嫌い、「都会の大学に行く!」と宣言。それに対し母親が「地元の大学にして」と諭すも、それを無視して走行中の車から飛び降りるという衝撃のシーンが登場。また寄り添いあい、愛を叫ぶ姿も映し出され、痛々しいけど愛おしい…青春時代を思い出す、そんな映像となっている。『レディ・バード』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月22日映画『レディ・バード』が、2018年6月1日(金)に公開される。17歳の少女の揺れ動く心を描く舞台となるのは、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎に暮らすカトリック系女子高生のクリスティン(自称“レディ・バード”)の物語だ。高校生活最後の年に、 友人やボーイフレンドについて、家族について、そして自分の将来について、悩める17歳の少女の揺れ動く心を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた話題作となっている。2017年11月、全米4館での限定公開にも関わらず1館当たり約9万ドルを超えるスマッシュ・ヒットを飛ばした『レディ・バード』は、口コミで徐々に話題を呼び、全米1,557館で拡大公開され、2017年12月下旬時点で累計約 2,800万ドルを超えて5週連続トップ10入りを果たす。主演にシアーシャ・ローナン、本作でゴールデングローブ賞受賞主人公クリスティン(レディ・バード)役を演じるのは、『ブルックリン』や『つぐない』にも出演したシアーシャ・ローナン。本作『レディ・バード』にて、第75回ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)を初受賞した。その他、『トイ・ストーリー』シリーズのローリー・メトカーフが母親マリオン役、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツが父親ラリー役、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズが彼氏ダニー役、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが彼氏カイル役を演じる。監督とオリジナル脚本を手掛けたグレタ・ガーウィグは、『レディ・バード』が単独監督デビュー作。75回ゴールデン・グローブ賞作品賞(ミュージカル/コメディ部門)も受賞。第90回アカデミー賞のノミネーション発表では、主要5部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞)にてノミネートされた。【作品詳細】映画『レディ・バード』公開:2018年6月1日(金)監督・脚本:グレタ・ガーウィグ出演:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツ、ルーカス・ヘッジズ、ティモシー・シャラメ、ビーニー・フェルドスタイン、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ロイス・スミス原題:Lady Bird© 2017 InterActiveCorp Films, LLC.
2018年01月12日『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンが主演を務め、『20センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグが単独監督デビュー&オリジナル脚本も手掛けた『Lady Bird』(原題)が、『レディ・バード』の邦題で6月に日本公開が決定した。本作は、カリフォルニア州サクラメント、閉塞感溢れる片田舎に暮らすカトリック系女子高生のクリスティン(自称“レディ・バード”)を主人公に、高校生活最後の年、友人やボーイフレンドについて、家族について、そして自分の将来について、悩める17歳の少女の揺れ動く心を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた話題作。昨年11月、全米4館での限定公開にも関わらず、1館当たり約9万ドルを超えるスマッシュ・ヒットで年間記録更新し、口コミが話題を呼び全米1,557館で拡大公開され、12月下旬時点で累計約2,800万ドルを超えて5週連続トップ10入りを果たした本作。さらに、11月下旬時点で米映画レビューサイト「ロッテン・トマト」にて、映画批評家164人から100%の大絶賛と、『トイ・ストーリー2』を抜いて18年ぶりの新記録更新!また、ゴッサム・インディペンデント映画賞女優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞・助演女優賞など、各映画賞も多数受賞している本作。ゴールデン・グローブ賞は、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)・主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)・助演女優賞・脚本賞の4部門にノミネートされ、本年度アカデミー賞最有力の呼び声も高い超話題作だ。監督を務めるのは、主演兼共同脚本を務めた『フランシス・ハ』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネート、『20センチュリー・ウーマン』でも各映画賞で助演女優賞に多数ノミネートされるなど、次世代クリエイター&個性派女優として多彩な才能を発揮するガーウィグ監督。本作で念願の単独監督デビューを果たし、自伝的要素を織り込みながらオリジナル脚本も手掛けている。主人公クリスティン(レディ・バード)役を演じるのは、『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、『ブルックリン』でもアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、若干23歳にも関わらず演技派女優として活躍するシアーシャ。また、『トイ・ストーリー』シリーズのローリー・メトカーフが母マリオン、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツが父ラリー、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズが彼氏ダニー、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが彼氏カイルを演じている。『レディ・バード』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月05日本年度アカデミー賞にて作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネート、主演のシアーシャ・ローナンの新たな代表作となった『ブルックリン』が本日7月1日(金)より公開となった。そしてこの度、本作から特別映像が到着した。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。しかし、彼女の将来を案じる姉の勧めで、ニューヨークへ渡米することを決める。ところが、彼女を待ち受けたのは、小さな町とはあまりに違う生活だった。高級デパートでの仕事には慣れず、下宿先の同郷の女性たちはすでに洗練されて会話もままならない。激しいホームシックに陥るエイリシュだったが、イタリア系移民のトニー(エモリー・コーエン)との恋が彼女を変える。ニューヨーカーとしての生活を貪欲に吸収していくエイリシュ。ブルックリン大学で簿記を学び、週末にはコニーアイランドで最新の水着に身を包む彼女は、ユーモアとスイートな魅力にあふれ洗練されたニューヨーカーにしか見えなかった。そんなエイリシュに突然の悲報がもたされる。アイルランドに帰郷した彼女を待ち受けていたのは、運命的な再会、そしてもうひとつの幸せな人生だった…。このほど到着したのは、ニューヨークでホームシックになっていたエイリシュが、 本来の自分を初めて見せられる男性トニーに出会い恋に落ちる瞬間を切り取った本編映像。エイリシュが、ブルックリンで初めて繰り出したダンスパーティーで声を掛けられたのは、チャーミングで真っ直ぐなイタリア系移民のトニー。パーティを抜け出して彼女を送る帰り道での会話は、渡米後の寂しさと緊張の中で初めて彼女らしさが戻った瞬間でもあった。トニーはエイリシュに食事へ誘う一言を言うにも、まず「頼み事があるんだ」と回りくどく話し始める。ようやく「うちで俺の家族と食事をしないか?」と誘うと、エイリシュは「それだけ?」と拍子抜け。しかし「喜んで」と誘いをOKされるとトニーもほっと一息。エイリシュは持ち前のユーモアを彼の前で自然に披露し、そんな彼女にメロメロの様子は観ている方もはにかむほどだ。そしてこの後、突然の悲報によりエイリシュは故郷アイルランドへ戻り、ジム(ドーナル・グリーソン)と運命的な再会を果たすのだった…。『つぐない』で当時13歳にしてアカデミー賞助演女優賞候補となり、本作では主演女優賞にノミネートを果たしたシアーシャは、トニーを演じたエモリー・コーエンとの共演について「私たちには初めから不思議な結びつきがあった。2人の間ですぐに化学反応が起こったの」と話し始め、「役を演じていないときには、私のアイルランドジョークに彼が必死でついて来ようとするという、私が常に彼を試しているような関係だった。つまりエイリシュとトニーと同じように、冗談を言い合える仲なの。すぐにそんな関係になれたから、一緒のシーンを演じるときにはすでに役に入れる状態だった」とふり返る。一方、エモリーも「僕たちは完璧な組み合わせだったかもしれない。シアーシャはアイルランドの女王のようで、僕はニューヨークの廃品置き場の犬のようだからね」と語り、役さながらの関係だったと話していた。『ブルックリン』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年07月01日本年度のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演作『ブルックリン』の特別映像が公開になった。ジョン・クローリー監督と出演者のジュリー・ウォルターズが作品の背景やテーマについて語った観賞前の予習に最適な映像だ。公開された特別映像本作は、家族のいるアイルランドを離れ、ニューヨークのブルックリンで暮らしはじめたエイリシュが、今までとは違う文化や生活に戸惑いながらも、変わっていく様を描いたヒューマンドラマ。アメリカは夢を抱いてやってきた移民によって成長し、新たな世代を生み出してきた国で、劇中で主人公エイリッシュの暮らす寮の寮母を演じたウォルターズもアイルランド系イギリス人だ。新天地アメリカにやってきた人々を描いた作品はこれまでも数多く存在するが、本作は主人公を若い女性に設定し、その親世代の想いや、劇中で彼女がアメリカから一度、故郷に戻る展開などを入れることで、これまでにないドラマを描き出している。さらに映像で、監督とウォルターズは、移民の数だけ、アメリカを目指す動機があり、孤独があり、問題があるという。映画はひとりの女性が主人公だが、その背後には、制作者たちの移民たちへの敬意や誠実な想いがあるようだ。その一方で、映画は現代にも通ずる心情の変化やドラマを描いており、主人公が新しい環境の中で自分で未来を選択するドラマは、多くの共感を集めそうだ。クローリー監督は別のインタビューで「歴史のレッスンのようにはしたくなかったから、時代背景を決め込んだあとはそこまで気にしないで作ったが、20世紀のアメリカを築いた人々の話であると同時にひとりの少女の成長を観てほしい」と語っている。『ブルックリン』7月1日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
2016年06月29日アイルランドから自由と夢を求めて大都会ニューヨークに旅立った女性の2つの故郷への思いを、シアーシャ・ローナンが繊細に演じた『ブルックリン』が、7月1日(金)より公開される。このほど公開に先駆け、シアーシャ演じる主人公のエイリシュが2人の男性(ドーナル・グリーソン、エモリー・コーエン)の間で揺れ動く心情にフィーチャーした特別映像がシネマカフェに到着した。アイルランドの小さな町に住むエイリシュは、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。しかし、彼女の将来を案じる姉の勧めで、ニューヨークへ渡米することを決める。彼女を待ち受けていたのは、生まれ育った小さな町とはあまりに違う生活だった。激しいホームシックに陥りながらも、彼女を取り巻く人々との交流、そしてイタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。新生活にとまどいながらも、少しずつ自信を身につけ、驚くほど洗練された女性に変わっていく彼女が選ぶ未来とは――?新天地ブルックリンで出会ったチャーミングで真っ直ぐなイタリア系移民のトニー(エモリー・コーエン)と、故郷アイルランドで再会した包容力のある誠実な青年ジム(ドーナル・グリーソン)。2つの場所でエイリッシュが運命的に出会った愛は、1つはニューヨークでの新生活を体現する、白紙の未来そのものであり、もう1人は安定した生活が約束される裏側に、保守的な田舎町で暮らす束縛が垣間見えるもの。どちらと生きていくことを選ぶのかが、未来を選ぶことにもなる。今回、この2つの愛について語られた特別映像が到着。エイリシュを演じたシアーシャは、「2人の男性から愛を求められる。どちらも彼女を大切にしてくれるのよ。結局は彼女の選択にすべてがかかっているの」とふり返る。2つの愛の狭間で板挟みになり悩みながらも、前を向き、進み続けるエイリシュを全身で体現した彼女は、本年度アカデミー賞主演女優賞ノミネートされた。故郷で出会った若き紳士ジムを演じたのは、本作ほか『レヴェナント:蘇えりし者』『エクス・マキナ』など話題作が目白押しのドーナル・グリーソン。彼は、「ただの三角関係じゃない。“正しい答え”なんて存在しないんだ。こういう選択を重ね人は大人になる」と語る。また、ジョン・クローリー監督も「2人の男性どちらかを選ぶことによって、彼女の人生は大きく変わる。1つの道を選んだとき、それ以外の生き方は――すべて捨て去ることになる。それが人生だ」という。2人の男性に揺れる恋愛要素と同時に、自分の大切な故郷で描けたかもしれない人生と、新天地で開拓した新しい人生の両方を思い描き、迷いながら彼女が1つ1つの選択を通して大人になる過程は、誰しもが共感できる成長物語といえそうだ。『ブルックリン』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日『つぐない』でキーラ・ナイトレイの妹役を演じ、当時13歳にしてアカデミー賞助演女優賞候補となったシアーシャ・ローナンの新たな代表作となった『ブルックリン』。そして、トルコ出身の新鋭女性監督が手がけた5人姉妹の物語『裸足の季節』。この夏は、少女たちが自分らしい生き方や、“運命”を掴みとろうと揺れる気持ちと向き合い、少女から大人へと成長していく――。そんな瑞々しく、生命力にあふれた未来への“脱出系”ガールズムービーが2本立て続けに公開される。◆夢をくれた大都会と愛する故郷で揺れる…『ブルックリン』先の第88回アカデミー賞にて作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされ、注目を集めている本作。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。しかし、彼女の将来を案じる姉の勧めで、新天地ニューヨーク・ブルックリンへ。激しいホームシックに陥りながらも働き始め、イタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。やがて、新しい生活の刺激を貪欲に吸収し、ユーモアとスイートな魅力にあふれ洗練されたニューヨーカーと成長した彼女に、突然の悲報がもたされる。アイルランドに帰郷し、彼女を待ち受けていたのは、運命的な再会、そしてもうひとつの幸せな人生だった…。シアーシャ演じるエイリシュの表情、しぐさ、佇まいに、2つの故郷と2つの愛で“揺れる心情”があふれ、胸に迫る。故郷、家族、愛、人生の大切なものを迷いながらも選び、心を決めていく物語は、時代や国を超えて、あなたとも重なるかもしれない。◆美しき5人姉妹の自由への渇望…『裸足の季節』第88回アカデミー賞にて外国語映画賞にノミネートされるなど、同じく世界各国の映画祭・映画賞で絶賛された、トルコ出身の新鋭デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督デビュー作。山あいの小さな町を舞台にした、繊細に映し出された少女たちの反逆の物語。両親を亡くし、祖母・おじ夫婦と暮らしていた美しい5人姉妹。ある日、古い慣習と封建的な思想のもと一切の外出を禁じられる。彼女たちは奪われた自由を取り戻すため、不条理な運命に抗い、自ら未来を切り拓こうとするが、長女、次女と順に結婚させられていき…。思春期の少女たち特有の輝きとその儚さへの憂い、そして内に秘めた生命力がまぶしい一作だ。さまざまな出会いから本当に大切なものを決めることができたとき、輝き始める彼女たちの人生。たくさん迷いながらも、自分の選択を信じた2作品の彼女たちの真っ直ぐな眼差しは、いまちょっとだけ“変わりたい”“抜け出したい”女性たちにとって背中を押してくれるかもしれない。『ブルックリン』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日本年度のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされ注目を集めたシアーシャ・ローナン主演の映画『ブルックリン』の予告編映像が公開になった。『ブルックリン』/予告映像が公開本作は、家族のいるアイルランドを離れ、ニューヨークのブルックリンで暮らしはじめたエイリシュが、今までとは違う文化や生活に戸惑いながらも、変わっていく様を描いたヒューマンドラマ。エイリシュを演じるシアーシャ・ローナンは、両親がアイルランド人で、自身も子どもの頃に同国に移り住んだアイルランドを代表する女優。『つぐない』では13歳にしてアカデミー賞助演女優賞の候補になり、15歳のときに出演した主演作『ラブリーボーン』でも各国の映画祭でその演技力が高く評価された。予告編映像は、エイリシュが新天地ブルックリンで働き口を見つけ、誰も頼る人のいない日常の中、姉からの手紙を支えに、徐々に都会の生活に馴染んでいく様子と、運命の出会いが描かれる。だがそんなとき、家族の訃報が届く。帰郷した彼女を待ち受けていたのは、姉や親しい友人、そしてある人物との運命的な再会だった。本作の舞台は1950年代のアイルランドとブルックリン。インターネットはもちろんなく、電話もままならない時代で、エイリシュは家族と手紙でやり取りをし、それを支えに、気丈に貪欲にさまざまなことを吸収していく。そんな中で直面する、自分はどこで何をし、誰と生きていくのかという現実。エイリシュがまっすぐな眼差しで今を見つめ、本当に大切なものを選ぼうと苦悩し、決断する姿は、時代を超えて、現代を生きる観客に向けた人生賛歌になっている。『ブルックリン』7月1日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
2016年05月13日本年度アカデミー賞にて作品賞、主演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされ、主演を務めたシアーシャ・ローナンの新たな代表作となった『ブルックリン』。このほど、故郷アイルランドとニューヨーク・ブルックリンの2つの“故郷”と、2人の男性との間で揺れ動く女性を好演したシアーシャの姿がまぶしい、待望の予告編映像が解禁となった。1950年代。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。しかし、彼女の将来を案じる姉の勧めで、ニューヨークへ渡米することを決める。彼女を待ち受けていたのは、生まれ育った小さな町とはあまりに違う生活。激しいホームシックに陥りながらも、彼女を取り巻く人々との交流、そしてイタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。新生活にとまどいながらも自信を身につけ、驚くほど洗練された女性に変わっていく彼女が選んだ未来とは――。本作で主演を務めるのは、ジョー・ライト監督『つぐない』で13歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『ラブリーボーン』(ピーター・ジャクソン監督)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(ウェス・アンダーソン監督)、さらにライアン・ゴズリング初監督作『ロスト・リバー』など、さまざまな映像作家に気に入られ、幅広い作品に出演してきたシアーシャ。アイルランドを離れ、新天地ニューヨーク・ブルックリンで暮し始める主人公エイリシュは、ニューヨークで生まれ、アイルランドで育った自身とも重なる部分が多い、新たな代表作となった。予告編では、都会に馴染めずホームシックになりながらも、姉の手紙を支えにニューヨークの高級デパートで働きはじめ、やがてトニーと巡り会い、みるみる変わってゆく彼女の輝く表情が印象的。さらに、そんな彼女の姿をレトロシックで鮮やかなファッションが彩っている。だが、あることがきっかけで、決意を持って離れた故郷に再び戻ることになったエイリッシュ。懐かしい家族や友人の優しさと運命的な再会に彼女は揺れる。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』や海外ドラマ「SMASH/スマッシュ」のエモリー・コーエン演じるトニーと、『アバウト・タイム愛おしい時間について』から『レヴェナント:蘇えりし者』まで活躍著しいドーナル・グリーソン演じるジムとの、“2つの愛”にも悩む。「故郷も愛も2つはもてない――」自分の人生にとって、本当に大切なものを選ぶことに直面するエイリシュ。さまざまな出会いと運命に翻弄される彼女の成長が丁寧に描かれる中、彼女がたたえるまっすぐな眼差しは、現代を生きる女性の背中をそっと押してくれ、自分の未来を自身で選び掴みとる、新しくも普遍的なヒロインの姿となるはずだ。『ブルックリン』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日本日3月17日は、「セント・パトリックス・デー」。この日は、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日であり、同国のシンボルカラーである緑色を身に着け、パレードをしたり、世界各国で盛大に祝う風習がある。このほど、アカデミー賞にもノミネートされた映画『ブルックリン』から、アイルランドカラーを纏う主演のアイルランド女優シアーシャ・ローナンの劇中コーデショットが、シネマカフェに到着した。美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だったエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、ある日、アイルランドの小さな町からニューヨークへ旅立つことを決める。だが、大都会の高級デパートでの仕事には慣れず、下宿先の同郷の女性たちはすでに洗練されていて会話もままならない。激しいホームシックに陥るエイリシュだったが、イタリア系移民のトニー(エモリー・コーエン)との恋が彼女を変える。ニューヨーカーとしての生活を貪欲に吸収していくエイリシュ。ブルックリン大学で簿記を学び、週末にはコニーアイランドで最新の水着に身を包む彼女は、ユーモアとスイートな魅力にあふれ洗練されたニューヨーカーにしか見えなかった。だが、そんなエイリシュに突然の悲報がもたされる。アイルランドに帰郷した彼女を待ち受けていたのは、運命的な再会、そしてもう1つの幸せな人生だった…。故郷アイルランドから新天地アメリカ、大都会のニューヨークへ。内気な少女が洗練された女性へと変わっていく成長物語となる本作。「セント・パトリックス・デー」はそのニューヨークはもちろん、カナダなどでも毎年恒例の行事として盛大なパレードが行われている。近年は日本でも、ハロウィンに続く海外発のイベントとして、東京をはじめ12都市祝う催しが行われ、中でも最も歴史のある表参道でのパレードは今年で25周年を迎えるという。そこで、今回到着したのが、アイルランドカラー・緑がポイントとなるレトロシックなファッションと当時の街並みの場面写真。シアーシャ扮する主人公・エイリシュの衣装など劇中には、アイルランドカラーのキュートで色鮮やかな緑があちこちに登場し、故郷を想う彼女の心象をそのまま表している。衣装デザイナーのオディール・ディックス=ミローは「(ジョン・クローリー)監督から、ファッション誌を見ないようにと言われたの。彼はすべての面で自然でリアルな見かけを望んでいたの」と明かす。また、昨年ドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』が公開された伝説の写真家ヴィヴィアン・マイヤーや、日常のウィットやユーモアを切り取るニューヨークの写真家エリオット・アーウィットが捉えたスナップ写真からも発想を広げたと話す。舞台となったアイルランドとニューヨーク、2つの国を生まれながらに経験し、控えめだが強い感情表現が求められたシアーシャは、その高い演技力が評価され、本年度アカデミー賞「主演女優賞」などに多数ノミネート。間違いなく彼女の代表作となった。先日のアカデミー賞授賞式では、まさにアイルランドカラーの「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の深緑色のドレスを着用し、緑色の瞳でまっすぐ前を向く姿にも注目が集まっていた。生まれ育った故郷と成長させてくれた大都会で、エイリシュの自分らしく生きる姿が、1950年代の上品で愛らしい衣装の数々、ノスタルジックなカルチャーシーンと共に映し出された本作。いまを生きる女性にとっても、愛すべき映画の1本となりそうだ。『ブルックリン』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日『グランド・ブダペスト・ホテル』のキュートなパティシエ役も記憶に新しいシアーシャ・ローナンが、第88回アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされるなど各映画賞で話題を呼んでいる『ブルックリン』。7月に日本公開が決まった本作から、早くも特報映像とポスタービジュアルが到着した。1950年代。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。あるとき、彼女の将来を案じる姉の勧めで、“希望の街”ニューヨークへ渡ることを決める。ところが、彼女を待ち受けていたのは、小さな町とはあまりに違う生活。高級デパートでの仕事には慣れず、下宿先の同郷の女性たちはすでに洗練されており、会話もままならない。激しいホームシックに陥るエイリシュだったが、イタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。少しずつ新しい生活スタイルを貪欲に吸収していくエイリシュ。ブルックリン大学で簿記を学び、週末にはコニーアイランドで最新の水着に身を包む彼女は、ユーモアとスイートな魅力にあふれた“ニューヨーカー”にしか見えなかった…。新天地に身を置き、新生活の中で戸惑いながらも、驚くほど洗練された女性に変わっていくエイリッシュを演じるのは、キーラ・ナイトレイ主演『つぐない』で当時、史上最年少でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、本年度は「主演女優賞」にノミネートされているシアーシャ・ローナン。各国の観客や批評家たちから絶賛を受け、本作は彼女の新たなる代表作となった。共演には、『アバウト・タイム愛おしい時間について』『レヴェナント:蘇えりし者』のドーナル・グリーソン、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』やTVドラマ「SMASH/スマッシュ」のエモリー・コーエンに、『パディントン』のジム・ブロードベントやジュリー・ウォルターズと実力派が集結。監督は、アンドリュー・ガーフィールド主演『BOY A』のジョン・クローリー。コルム・トビーンによる原作を『17歳の肖像』のニック・ホーンビィが脚色し、アカデミー賞「作品賞」「脚色賞」にもノミネートされている。ポスタービジュアルでは、「愛が見えない街で、私は未来を探していた。」という主人公エイリシュの心の声がそのままコピーとなり、ブルックリンの街角で真っ直ぐに前を見つめる姿が印象的。また、特報では、50年代のレトロシックなファッションに身を包み、アイルランドの小さな町から希望を持ってブルックリンへと旅立ったエイリシュの、さまざまな表情が切り取られる。1人の女性が迷いながらも心を決めていく物語は、時代を超えた強いメッセージを放つ。故郷、家族、愛…人生で大切なものを選ぶ物語は、同世代の女性たちにもきっと響くはず。『ブルックリン』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日『つぐない』『ラブリー・ボーン』のシアーシャ・ローナンが主演を務める映画『ブルックリン』の特報映像とポスター画像が公開になった。本作は本年度のアカデミー賞で、作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされている。本作の主人公エイリッシュは、アイルランドの小さな町で暮らす平凡な女性。真面目で、おとなしく、能力を秘めていたが、職もなく、将来に希望が見えないでいた彼女はニューヨークに出て、新たな人生を歩むことを決める。彼女は、渡米し、大都会のデパートで働きはじめるが、大都会の暮らしは何もかもが故郷とは異なり、孤独な日々はつらく、故郷で暮らす愛する姉のことを想い激しいホームシックにかかってしまう。しかし、彼女は周囲の助けを得て、働きながら夢に向かって勉強をはじめ、やがて気になる男性とめぐり合う。エイリッシュは、新天地で少しずつ自身の人生を獲得し、自信をつけていくが、ある日、想像もしなかった“知らせ”がもたらされ……本作は、コルム・トビーンの原作を、作家としても活躍するニック・ホーンビィが脚色し、『BOY A』のジョン・クローリーが監督して実写化したもの。ひとりの女性が新たな土地で迷いながらも、自身の将来や共に歩いていく相手を見つけ出していくドラマは、1950年代を舞台にしながら、いつの時代にも通ずる魅力があるそうで、日本でも高評価を集めそうだ。『ブルックリン』7月、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
2016年02月10日2月28日(現地時間)に発表される第88回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされているシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)が、授賞式には母親と一緒に出席すると話している。1950年代のニューヨークにアイルランドから移り住んだ若い女性が主人公の『ブルックリン』に主演する21歳のシアーシャは、ヒロインと同じくアイルランド育ち。ニューヨーク近代美術館で行なわれた同作の試写会に出席した彼女は、ノミネートされた感想を聞かれて、「アウトレット・ショップに行かなくちゃ」と、ご褒美ショッピングに出かける計画を語った。引っ越したばかりで、「新しいアパート用に電気ケトルとクッションも必要だから、それも買わなきゃ」と堅実な一面をのぞかせるシアーシャは、来月28日(現地時間)にロサンゼルスのドルビー・シアターで行なわれるオスカー授賞式には母親を連れて行くと宣言。2008年、13歳にしてアカデミー賞助演女優賞候補(『つぐない』)になったこともある若き演技派女優は「ママを連れていかないことなんて、この先も絶対あり得ない。結婚してからも、一緒に行くのはママよ」と母親との仲良しぶりをアピールした。
2016年01月18日物語は14歳の少女が殺害されるというショッキングなシーンから始まり…と紹介すると、どれだけ残酷なシーンが…と観る前から眉をひそめる人もいるようだが、安心してほしい。『ラブリーボーン』は、連続殺人犯の手に掛かり、天国と現世のはざまにたどり着いた少女を主人公にしているが、いたずらに凄惨なシーンや残酷な描写はなく、どこか不思議な温かみすらもって物語が展開していく。それを可能にしたのは、ピーター・ジャクソン監督お得意の幻想的で美しい映像の力もあろうが、何より俳優陣たちの実力、特に主演のシアーシャ・ローナンの演技力によるところが大きい。シアーシャは、『つぐない』で13歳にしてオスカー候補に名を連ねるなど、その実力は折り紙つき。本作でも、悲しみややりきれなさを胸に秘めつつも、明るく、そして強い少女・スージーを見事に演じきった。“未来のオスカー女優”と誰もがその未来に明るい希望を彼女に託すが、15歳の天才少女の素顔は…?まさに“役柄になりきる”という表現がふさわしい。作品ごとに全く異なる人物としてスクリーンの中を生きるシアーシャ。無邪気な笑顔を浮かべるこの少女は一体どうやって“変身”するのか?「私にとってはカメラが回った瞬間にその人物になりきるというのはすごく自然なの。その人の頭で、その人の気持ちになって考えられるのよ。疑問が生じたら脚本に返って、もう一度読み込んだり、監督に聞いたり…。そう、最終的には監督にこれで合っているか確認しながら作っていく感じかな。だって、監督の作品だから、監督が望むものにしたいから。だから、理解できるまで監督とじっくり話をするわ。今回のピーター・ジャクソン監督は、ビジョンがすごくはっきりしてて、やりやすかった。彼と話をして、彼の下で演じるのってすごく安心できたの」。では、演じてみて一番難しかったのは?「この世のシーンと幻想的なあっちの世界と2つの世界を行き来するんだけど、意外かもしれないけど難しかったのはこの世のシーン。よく『泣く演技よりも笑う方が難しい』と言うけど、それと同じね。逆にこの世と天国の間のシーンでは、スッと役に入り込めたわ」。人の良さそうな隣人を装いつつ、甘い言葉で彼女を誘い込み、殺してしまう殺人鬼を演じたのはスタンリー・トゥッチ。実は、撮影現場でシアーシャは、彼とかなり親しくなったとか。そうしたことが演技に影響を与えてしまうようなことはなかったのだろうか?「そう、殺人者とその被害者の関係なのに、彼とは気心が知れて本当に仲良くなったの。でも、それが演技に悪影響を与えたことはなかったわ。むしろ、仲良くなったからこそ何でもできるようになったの。彼の前で必死になる場面も、ぎこちない態度を見せるシーンも、すごくやりやすかった」。ちなみに、2人が共にノミネーションを果たしたある映画賞の授賞式では、発表を待つ間、彼女はずっと彼の手を握っていたとか。冒頭にも述べたように、ショッキングな内容やジャクソン監督作品ということでその映像世界に注目が集まりがちだが、スージーや家族のドラマや時代背景といった部分が丁寧に描かれていることが、この不思議な物語にリアリティを与えている。物語の時代は1970年代。シアーシャにとっては生まれる20年も前の時代だが、この設定を彼女はことのほか気に入っているよう。「1970年代って大好き!この仕事してると、いろんな時代を行ったり来たりするものだけど、70年代のファッションや音楽、ヘアスタイルなんかもすごく面白いし、映画にとっても大事な部分だったわ。私の父親も母親も、家ではビートルズやイーグルス、トーキング・ヘッズとか、この時代の音楽をしょっちゅう聴いてて、私も大好きなの。映画の撮影の前にはこの時代の雑誌もいっぱい読んで、いろんなことを初めて知ったわ」。魅力的なその青い瞳は、10代半ばの少女らしく好奇心にあふれている。それにしても、役柄を通じてここまで様々な感情を見せられると、“女優”から離れた素の彼女は一体どんな女の子なのか?と考えてしまうが…。「“Who am I?(=私は誰)”ってことね(笑)。そうね、結構明るいタイプだと思うわ。冗談を言って場を和ませようとしたり。まあ…冗談が面白いかどうかは周りに聞いて!それから、アーティスティックなことや創作が好きで…あと、音楽は大大大好きよ。社交的ではあるけど、家にいて、犬がそばにいて、本を読んで、というシンプルな過ごし方も好きよ…とこんな感じかしら(笑)?」彼女が女優として、これからどんな道を歩んでいくのか?もちろん楽しみだが、少女と大人の境目を往き来する、彼女の“いま”しか見られない魅力を本作でたっぷりと感じてほしい。■関連作品:ラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved.つぐない 2008年4月12日より新宿テアトルタイムズスクエア、日比谷シャンテ シネほか全国にて順次公開©2007 Universal Studios. All Rights Reserved.■関連記事:J・ロウにレイチェル・ワイズハリウッドで活躍の英国スターが母国の演劇賞受賞『ラブリーボーン』15歳の天才女優シアーシャ・ローナンが笑顔で初来日!徐々にオスカー候補が見えてきた?英国アカデミー賞候補が発表に【どちらを観る?】奇才×ファンタジー『ラブリーボーン』&『Dr.パルナサスの鏡』メリルとサンドラ、主演女優賞受賞の2人がキス!第15回放送映画批評家協会賞
2010年01月29日『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督最新作『ラブリーボーン』に主演した、シアーシャ・ローナンが来日し、1月21日(木)に記者会見が行われた。特別ゲストとして元モーニング娘。の石川梨華も駆けつけ、15歳の名女優の初来日を祝った。13歳にして『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート。本作でも、連続殺人犯の手にかかり殺されてしまう主人公の少女を好演しているシアーシャ。原作小説では殺人シーンはかなり凄惨な描写がなされていることもあり、その映画化ということで出演をためらう気持ちはなかったか?と問われると「正直、躊躇する気持ちはありました。でも、映画の方の脚本を読んでみると、殺人の部分に関しての描写は原作のように激しくはなっておらず、物語は“(自分の身に)何が起こったのか?”を考えていくような形になってました。何より、ピーター・ジャクソン監督たちとお会いして、彼らに任せれば大丈夫、という安心感を持つことができました」とふり返った。シアーシャ曰く、ジャクソン監督は「地に足のついた素敵な人で、確固たるビジョンを持っている。子供っぽいところもあって、それが現場を楽しい雰囲気にしてくれた」とのこと。「彼と撮影で過ごした日々が恋しい」とも。シアーシャと同じ10代の観客に、映画を観て何を感じてほしいか?という質問には「10代は、きっとロマンスに興味があるでしょうね(笑)。だから、(シアーシャ演じる)スージーと(その初恋の相手)レイの2人の関係を感じてほしい。それから、普通の物語とはエンディングが違うけれど、希望や愛、そして再生できるということを感じてほしいです」と答えた。この後、本作を鑑賞して強く感動し、シアーシャの魅力にとり憑かれたという石川さんが大きな花束を抱えて登場。シアーシャは嬉しそうに花束を受け取った。石川さんは映画について「CGの部分も素晴らしかったし、何よりこんなに泣いてしまったのは久しぶりでした。一番泣いたシーンは、(失踪した)スージーの帽子を家族が受け取り、もしかしたらもう彼女は戻ってこないかもしれない、とお父さんとお母さんが泣く場面。ティッシュもタオルも持ってなかったので手で涙をぬぐいながら観てました」と興奮した様子で語った。そして、シアーシャと対面しての印象を尋ねると「映画を観て、目がきれいだな、という印象を持っていたのですが、実際に会うとムチャクチャかわいいですね!かわいいだけでなく、15歳と思えない大人の色気があります」とメロメロ。これにはシアーシャも「梨華さんこそ大人っぽいですよ。私には歌は歌えませんし…」と照れながら返した。これに気を良くしたのか?司会者からの「石川さんの周りでシアーシャと同じような雰囲気を持った人はいますか?」という質問に、「私ですかね?」とぬけぬけと答え、「シアーシャはピュアで演技も素晴らしい。そうなりたいという願望を込めて…頑張ります!」と笑顔を見せた。『ラブリーボーン』は1月29日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]ラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved.つぐない 2008年4月12日より新宿テアトルタイムズスクエア、日比谷シャンテ シネほか全国にて順次公開©2007 Universal Studios. All Rights Reserved.■関連記事:徐々にオスカー候補が見えてきた?英国アカデミー賞候補が発表に【どちらを観る?】奇才×ファンタジー『ラブリーボーン』&『Dr.パルナサスの鏡』【シネマモード】ゴールデン・グローブに見る、2010年注目の俳優&女優は?ゴールデン・グローブ賞発表!『アバター』が2冠メリルとサンドラ、主演女優賞受賞の2人がキス!第15回放送映画批評家協会賞
2010年01月22日