今年6月、50歳という若さでこの世を去ったスーパースター、マイケル・ジャクソンの幻と化した最後のステージ舞台裏に密着したドキュメンタリー『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』。4週間という短い上映期間で記録的ヒットとなった本作が早くもブルーレイとDVDとなって2010年1月27日(水)に発売される。このDVDと約130分の映像特典に日本未発売の特製Tシャツとブックレットがセットになった1万セット限定生産のメモリアルDVDボックス「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT DVD BOX」が何と、11月30日(月)の告知解禁後1日で予約完売となった。11月27日(金)までの全国320館での公開では、わずか4週間という期間で累計興行収入44億円を突破、数ある話題作を押しのけて、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『レッドクリフ PartII ―未来への最終決戦―』に続き、本年度日本国内興行成績(海外作品)で堂々の3位(11月26日時点)を獲得した本作。コンサート・フィルム/ドキュメンタリーというジャンルで洋画年間TOP3入りを果たすのは、日本の映画史上初となった。世界的に見ても、日米を含む世界25か国で初登場No.1を獲得、北米ではマドンナ、ローリング・ストーンズ、プリンスなどのコンサート・フィルムの成績を抜いて、コンサート・フィルムとして歴代1位(11月24日時点)を獲得し、改めて失った存在の大きさを世界中に知らしめる結果となった。ファン垂涎のDVD映像特典には、マイケルの「カムバックに賭ける想い」(2種)や「スタッフが語るマイケル・ジャクソン」など、劇場では観られなかった映像が満載。これに加え、ブルーレイには代表作「スリラー」や「スムーズ・クリミナル」のショートフィルムも付いてくる。今回の完売記録は、洋画はもちろん、ドキュメンタリー映画史上でも快挙であり、Amazon.co.jpDVDストア、楽天ブックスのランキングでは、第1位に「マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(DVD・2枚組)」がランクインしたほか、2位、4位にも同時発売されるブルーレイとDVD(コレクターズ・エディション)が並んだ。このたびシネマカフェに、こちらのDVD発売の予告編映像も到着。まだ劇場で観ていないという人もまずはこちらをチェック!※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「マイケル・ジャクソン THIS IS IT コレクターズ・エディション」(DVD・1枚組)価格:2,980円(税込)「マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション」(DVD・2枚組)価格:3,990円(税込)「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(Blu- ray)価格:4,980円(税込)「マイケル・ジャクソン THIS IS IT メモリアル DVD BOX」(完全限定10,000 セット)価格:9,975円(税込)※11月30日(月)完売「マイケル・ジャクソン IN ソウル・トレイン」(DVD)価格:3,990円(税込)発売日:2010年1月27日(水)発売/販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!【ハリウッドより愛をこめて】ジャクソン家には映画収益入らず?その真相は…『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』4日間で6億超の大ヒットで上映延長ライオネル・リッチーが甦ったマイケル(?)にサイン!マイケル映画全世界公開
2009年12月02日今年6月、世界中のファンに惜しまれながらこの世を去った“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの最後の雄姿を収めたドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』が、先週28日(水)、全世界で同時公開となった。日本では同日19時より全国324館で公開スタートし、31日(土)までの4日間で、全国興行収入6億4,663万6,400円、動員50万9,251人を記録する大ヒット!これに伴い、急遽本作の上映期間が見直され、延長可能な劇場において追加2週間の上映期間延長を決定した。元々、2週間限定の上映と告知されていた本作だが、前売り鑑賞券の販売枚数は最終的に24万枚に迫る異例の売れ行きを示し、これを受けて全国のファンと劇場から上映期間の延長を求める声が多く寄せられた。さらに、公開後の休日突入で、東京・新宿ピカデリーでは10月31日(土)に同館の動員記録である『崖の上のポニョ』を500名近く上回る4,023名(興行収入599万2,500円)を動員するなど、満席で鑑賞できない観客も続出。配給会社のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、米国本社ならびに興行部門を統括する松竹と検討の上、2週間の追加上映を決定するに至った。現在公開中の全国324館のうち、およそ7割の劇場が、上映期間を11月27日(金)まで延長できる見込み。なお、本作の上映に続くように、11月7日(土)からは1988年にマイケル・ジャクソン自らが主演・原案・製作総指揮を務めたミュージカル・ファンタジー『ムーンウォーカー』も全国にて公開されるが、こちらもファン垂涎の過去のマイケルの映像が大スクリーンで見られるとあって、こちらも大きな反響が見込まれる。音楽界のキングの超越した影響力は、映画界にも及んでいる。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は、丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開ムーンウォーカー 2009年11月7日より新宿ピカデリー、なんばパークスシネマほか全国にて公開© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連記事:ライオネル・リッチーが甦ったマイケル(?)にサイン!マイケル映画全世界公開【ハリウッドより愛をこめて】マイケルの最後の雄姿、その全貌を目撃!マイケル・ジャクソン映画、公開直前に本編映像が到着!あの名曲のリハーサルが…ブルーのジャケットで踊る、マイケル最後のリハーサル新画像が日本初公開!マイケル・ジャクソンの死因は致死量の麻酔薬。当局は「殺人」と見なす?
2009年11月02日世界中を驚かせた突然の死から2か月。ロサンゼルス郡検視当局の毒物検査の結果、マイケル・ジャクソンの死因は強力な麻酔剤プロポフォールの過剰投与によるものであることが24日、明らかになった。テキサス州ヒューストンで公表された32ページにわたる捜査令状には、マーレイ医師が不眠症に悩むマイケルが亡くなるまでの6週間、毎晩プロポフォール50ミリグラムを点滴静注していたと供述したとある。依存症を避けるため、プロポフォール以外の薬も併せて投与することもあり、亡くなる当日の6月25日午前1時に精神安定剤10ミリグラム、午前2時と3時、5時、7時半に異なる催眠鎮静剤をそれぞれ2ミリグラムずつ投与した。それでもマイケルは眠りにつくことが出来ず、午前10時40分頃、マーレイ医師がマイケルからの度重なる要求に応じて、マイケルが「ミルク」と呼んでいた白い液体状のプロポフォール25ミリグラムを投与すると、ようやく眠った。マーレイ医師は10分ほどベッドサイドに付き添っていたが、トイレに行くため席を外し、2分足らずで戻るとマイケルの呼吸は停止していたという。AP通信によると、検視当局はマイケルの死を殺人とみなし、主治医のコンラッド・マーレイ氏を容疑者とする可能性もあるという。遺族の関係者は「当局や警察の捜査を全面的に信頼する。正義が果たされる日を待つ」と」と声明を発表した。死の前日まで、目前に控えたロンドン公演のリハーサルを精力的にこなしていたマイケル。その雄姿は映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』として10月28日(水)より世界同時公開される。(text:Yuki Tominaga)今年5月21日、ビバリーヒルズの医療センターを訪れた際の生前のマイケル。© Splash/AFLO■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】泥沼化するマイケル埋葬問題51歳の誕生日に決着?
2009年08月26日まず、マイケル・ジャクソンにまつわる新たな情報から…。たしか以前、マイケルが最終的に眠る場所が決まったとお伝えしたと思いますが、どうやらまだ彼の遺体は待機中みたい!これっておかしすぎませんか!?どうやらジャクソン一家は飽きもせずにまだ、どこに遺体を埋葬するか議論を交わしているのだとか。いまは家族の中で、唯一、兄のジャーメインだけがいまだにマイケルをネバーランドに埋葬することに固執しているようですよ。さらに先週末、父親のジョー・ジャクソンは報道陣に対して、息子の死から2か月以上を経て、8月29日に「Forest Lawn Cemetery」に埋葬することを明かしました。もしもマイケルが生きていたら、8月29日は彼の51歳の誕生日でした。埋葬は内々で行われるため、特別な式は行われません。とにかく、29日までは墓地の冷凍安置所に安置されたままのマイケル。この一連の出来事、どう考えてもおかしいと思いませんか?全く恐ろしいかぎりです。一方、ジャーメインは9月26日にウィーンで追悼コンサートを予定しています。もしこれが本当に実現したらおもしろいのですが…、元々は8月29日のマイケルの誕生日に行われる予定だったのです。しかし、企画段階で問題が浮上し、延期になってしまいました。おそらく、ライオネル・リッチーやアッシャー、マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、U2など豪華アーティストたちが駆けつけると思われるこのイベント。当初は、バラク・オバマ米大統領も出席するとも発表されていましたが、その発表後すぐ、ホワイトハウスは大統領は参加しないし、そんな話も全くないと発表しました。うーん、何だか胡散臭い話ではありますが、もしこのコンサートが実際にうまくいけば、世界中が見守ることになるでしょう。チケットは8月20日より発売されています。さて、51歳の誕生日と言えば、ポップの女王、マドンナがフィンランドで51歳の誕生日を迎え、ライヴ会場に集まったファンから歌で祝福されていました。公演後、マドンナは荷物をまとめ、子供と年下の彼・ジーザスと一緒にイタリアのポルトフィーノを訪れ、誕生日を祝いました。現地では、友人のドメニコ・ドルチェとステーファノ・ガッバーナと一緒に過ごし、さらに、イタリアの首相シルヴィオ・ベルルスコーニの家に滞在していたマドンナ。さすが、ずいぶんとハイクラスなお友達が多いですね!(text:Lisle Wilkerson)写真は、死の直前までロンドン公演に向けてリハーサルを繰り返していたマイケル。この模様は映画(『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』)として公開されることも決定した。© Reuters/AFLO■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より全国にて2週間限定公開
2009年08月21日先週末はアメリカでは独立記念日を迎え、各地でたくさんの祝いの花火が打ち上げられる一方で、マイケル・ジャクソンへの哀悼は続いています。以前、私はMJの追悼式のことについて触れましたが、少し変更があったのでお伝えしますね。まず、最初は式が行われるステイプルズ・センターに入るのに25ドル要るとお伝えしましたが、後になって無料になりました。それでもチケットが発売されると、ものの1分で50万件のコールが殺到してしまいました!たった1分ですよ、信じられませんよね!もちろん、そのコールは世界中から集まりました。また、うわさではこのチケット、アメリカ国内の居住者でないと獲得できないと言われていましたが、先週、こちらも変わって全世界から買えるようになりました。なんとイギリスから100万人がL.A.に来るみたいですよ!ブリティッシュ航空によれば、追悼式のために飛行機のチケットを買う人が殺到したことを受け、この数日で売上が一気に増えたらしいですよ。アメリカ国内でも、残念ながら、L.A.への直行便チケットをゲットできなかったアンラッキーな人たちは、車を借りて現地に向かうようです。そのため、サンフランシスコのデンバーからヒースローまでの便は、この数日間はほぼ満席だそう。すごいですね!ご存知の通り、マイケル・ジャクソンは7月13日からロンドンでツアーを行う予定だったのですが、どうやらロサンゼルス市はロンドンから追悼式のために人がなだれ込むことを危惧しているようで、ロス市警はマスコミ陣に対してここ数日はこの街に来ないようにとアナウンスしました。当日は、ステイプルズ・センターをロス市警が包囲するそうですが、群集の多さによっては増員しなければなりませんよね。マイケルを取り囲む騒動は盛り上がるばかりですが、本当か否か、また新しいうわさが浮上してきました。以前、このコラムでマイケルの家族が追悼コンサートを行うとお伝えしましたが、どうやら、ジャクソン5のほかの4兄弟(ジャーメイン、ティト、マーロン、ジャッキー)がマイケルのホログラムを使ってツアーを行うみたいですよ。このうわさが本当であれば、ジャクソン家は“ザ・キング・オブ・ポップ”のホログラムを用意しなくてはいけませんね。どう思いますか?何だかおかしな話ですよね。(text:Lisle Wilkerson)1970年、NAACPイメージ・アワードを受賞した際のジャクソン5。左からマーロン、ジャーメイン、マイケル、ティト、ジャッキー。© Hulton/Getty Images/AFLO
2009年07月08日6月25日(現地時間)午後に50歳の若さで心不全のために急逝し、世界中に大きな衝撃を与えたマイケル・ジャクソン。司法解剖が行なわれたが、外傷などがないことから他殺の可能性は低いと判明したものの、毒物検視の結果を受けた最終的な結果が出るのは4〜6週間後になると発表された。マイケルの死因については薬物濫用の憶測が飛んでいて、心配停止状態になる直前、主治医から強度の鎮痛剤「デメロール」を注射されていたという。一方、マイケルの遺族は独自に再度の遺体解剖を依頼したことが、米の芸能情報サイト「TMZ.com」により明らかになった。マイケルの急逝は、エンターテイメント業界の各方面にも大打撃となっている。特に7月13日のロンドンを皮切りに予定されていた久々のコンサート・ツアーが不可能となったいま、企画・プロモーション会社、公演予定会場や周辺の宿泊施設、飲食店などが見込んでいた推定10億ドルとも言われる利益はゼロになり、経済への影響も甚大だ。また、サシャ・バロン・コーエン主演の『Bruno』(原題)も、マイケルの姉・ラトーヤの出演シーンをカットする憂き目にあったことがHollywood Reporter誌で報じられた。サシャ扮するゲイのファッション・ジャーナリスト、ブルーノがラトーヤにインタビューするシーンで、ブルーノがマイケルに似た立ち居振る舞いをする場面が、「ジャクソン・ファミリーに敬意を表す」という理由でカットされた。マイケルが亡くなった日の午前中にはファラ・フォーセットもガンと闘病の末、62歳の生涯を閉じた。70〜80年代に絶頂を極めたポップ・アイコン2人が奇しくも同じ日にこの世を去った。(text:Yuki Tominaga)写真は12年前のワールドツアーのもの。ウェンブリー・スタジアム(ロンドン)でのライヴ。再びロンドンで、その勇姿を拝むことは叶わなかった。© Mark Shenley/Camera Press/AFLO■関連作品:Bruno (原題)
2009年06月29日