エリザベス女王が総裁を務める最も権威ある“チェルシー・フラワーショー”に挑み、史上最年少で金メダルを獲得した実在の女性をモデルにした映画『フラワーショウ!』。このほど、悠大で緑豊かなアイルランドの自然が堪能できる本編映像の一部が解禁となった。アイルランドの田舎で育ったメアリーは、「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため有名なガーデンデザイナー、シャーロットのアシスタントに応募。晴れて採用されるも、高慢で貪欲な彼女にコキ使われた挙句、長年書き溜めていたデザインノートまで盗まれしまい、クビに…。どん底のメアリーがひらめいたのは、毎年世界中から注目される「チェルシー・フラワーショーで金メダルを獲る」こと。わずか8枠に殺到した2,000人の応募者の中から見事合格し、一路チェルシー・フラワーショーへ。しかし、ライバルはデザイン泥棒のシャーロットに、なんとチャールズ皇太子!?夢の金メダルを目指し、メアリーの挑戦が始まるーー。『タイピスト!』や『大統領の料理人』などを彷彿とさせる、ひとりの女性のサクセスストーリーを描く本作。世界最古の最高峰のガーデニングショーを舞台に、あえて華やかな花を使わず、雑草とサンザシの木だけという型破りなアプローチで挑み、権威主義がはびこるショーの歴史を塗り変えたランドスケープ・デザイナー、メアリー・レイノルズの真実の物語を描く。夢に突き進む主人公メアリー役を、海外ドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」などの新進女優エマ・グリーンウェルが好演。彼女に手を差し伸べる植物学者クリスティ役を、“もう1人のトムヒ”といわれる注目の英国美男トム・ヒューズが演じている。このたび解禁された本編映像では、本作の舞台でもある、豊かな緑と自然が魅力のアイルランドや、訳あって向かったエチオピアの絶景が堪能できる。実際のメアリー自身も、母国の大自然に魅せられ続けており、いまでもアイルランドで暮らしているとか。そんな奇跡の国に暮らすメアリーに日本の印象について聞いてみると、「日本は人と自然との繋がりが深いと感じますし、日本のガーデンも自然の美しさ、その土地がきちんと反映された素晴らしいものだと思います」とコメント。さらに日本庭園については、「日本の自然を感じさせてくれるようなそういう庭造りをされているし、そういう自然の美しさというものを感じているからこそ、つくられている庭であって、だからこそ日本の庭園は美しいのだと思います」と語り、西洋とは全く違った日本庭園にも強い関心を持っている様子だ。「この映画で、自然の美しさや大切さをしっかりと感じ取って欲しい」と、日本の観客に向け、熱い想いを語っていたメアリー。ひたむきに夢に向かう彼女を後押しした大自然を、こちらからご覧あれ。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日英国エリザベス女王が総裁を務める花の祭典“チェルシー・フラワーショー”に革命を巻き起こした、実在の女性を描くサクセス・エンターテインメント『フラワーショウ!』。本作に出演する英国男子の新星トム・ヒューズが、第2の“トムヒ”として人気急上昇中だ。本作は、『タイピスト!』や『大統領の料理人』などにも通じる、花の祭典を舞台にした1人の女性のサクセスストーリー。トム・ヒューズは、コネもお金も経験もないが、“ガーデニング界のオリンピック”で金メダルを目指すヒロイン、メアリーの心を揺さぶる植物学者・クリスティを熱演している。元祖の“トムヒ”といえば、J・G・バラードのSFミステリー小説を映画化した主演作『ハイ・ライズ』が待機し、日本でも大人気のトム・ヒドルストン。本国で公開を控える伝説的カントリー歌手ハンク・ウィリアムズの苦闘の半生を描いた『I Saw the light』(原題)の予告編解禁時には、本人そっくりと話題を呼び、次期ジェームズ・ボンドのうわさも消えない。ベネディクト・カンバーバッチ、ベン・ウィショーらと英国男子人気を盛り上げる1人で、紳士かつファニーなキャラクターで幅広く愛されている。そんな彼に続く“第2のトムヒ“と話題を呼んでいるのが、185cmの長身に、カンバーバッチを思わせる面長の甘いマスクのトム・ヒューズ。日本でもスマッシュヒットを記録した『アバウト・タイム愛おしい時間について』ではドーナル・グリーソンやレイチェル・マクアダムスと共演、2014年のBBC制作テレビドラマ「THE GAME」では、1970年代の冷戦下を舞台に謎多きスパイを演じて強烈な印象を残し、一躍、英国実力派俳優の仲間入りを果たした。今回出演する『フラワーショウ!』では、あることでケガをしてしまったメアリーを手当てする場面で、「なぜ優しくしてくれるの?」という彼女の問いに対し「これが僕だ」と、セクシーなルックスにぴったりな甘い台詞も披露。演技の幅広さを証明している。今後の公開待機作は、伝説のパンクロックバンド「ザ・クラッシュ」をモチーフにした映画『London Town』(原題)やスペインのSF作品『Realive』(原題)などがあり、その活躍に目が離せない。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日英国王立園芸協会が主催するガーデニング世界大会を舞台に、恋にも夢にも全力で挑む実在の女性を描いた『フラワーショウ!』(原題:Dare to be wild)が、7月2日(土)より日本公開されることが決定、可憐な花々に囲まれた場面写真が解禁となった。アイルランドの田舎で育ったメアリーは、「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため、著名なガーデンデザイナー、シャーロットのアシスタントに応募、晴れて採用される。だが、高慢で貪欲な彼女にコキ使われた挙句、長年書き溜めていたデザインノートまで盗まれ、クビに…。どん底のメアリーがひらめいたのは、毎年世界中から注目される“チェルシー・フラワーショー”で金メダルを獲ること!コネもお金も経験もないメアリーだが、ヒッピー風の庭師や密かに思いを寄せる植物学者のクリスティらで寄せ集めチームを結成し、一路、チェルシーフラワーショーを目指す。ライバルはデザイン泥棒シャーロットに、なんとチャールズ皇太子!?夢の金メダルを目指し、メアリーの挑戦がいま始まる!本作は、アイルランドから出てきたガーデニング大好き女子が、さながら“雑草の寄せ植え”チームで、ガーデニング界のオリンピックといわれる“チェルシー・フラワーショー”に挑んだ爽快サクセスエンターテインメント。チェルシー・フラワーショーとは、エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会が主催し、ロンドン・チェルシーで開催される100年以上の歴史を誇るガーデニング&フラワーショー。世界のガーデニングのトレンドを左右するともいわれ、著名な園芸家たちが競って最先端なデザインを出展、毎年15万人以上もの観客が訪れるという世界的祭典だ。その最高峰の豪華絢爛たるフラワーショーを舞台に、あえて華やかな花を使わず、雑草とサンザシの木などを使用し、できる限り自然に近い庭を作る、という型破りなアプローチで権威主義がはびこるフラワーショーの歴史を塗り変えたランドスケープ・デザイナー、メアリー・レイノルズの実話を基に描かれている。解禁された場面写真では、主人公のメアリー演じるエマ・グリーンウェルとクリスティ役の注目の英国美男トム・ヒューズが、フラワーショー会場の煌びやかで可憐な花の前で仲慎ましく会話している様子を切り取っている。上流階級の壁や資金繰りなど、次々と立ちはだかる困難に“雑草魂”で立ち向かった彼女が作り上げた、世界一美しい庭の完成をいまからも楽しみにしていて。『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は23日、東京・千代田区のホテルニューオータニにて、世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2016」の開催概要を発表した。東京ゲームショウは、1996年8月の第1回から続く国内最大規模を誇るコンピュータエンターテインメントの総合展示会。「東京ゲームショウ2016」も例年どおり千葉県・幕張メッセで行われ、9月15日~18日(15日・16日はビジネスデイ、17日・18日は一般公開)に開催され、来場者数は23万人(最低到達目標ライン)になることが予想されている。今年のテーマは「エンターテインメントが変わる。未来が変わる。」に決定し、これには、多様な楽しみ方や新しい技術で、国境や世代など多くの壁を越えて、ゲームが今まさにエンターテインメントの価値を変えようとしている、という思いが込められている。発表会に登壇したCESA会長・岡村秀樹氏は「昨年は過去最多の480の企業・団体が出展し、来場者数が歴代2位の27万人を記録。過去最高のにぎわいを見せました。その内247社は海外からの出展となり、世界指折りのゲームイベントショーになっています」と分析する。さらに20年目の節目となる「TGS2016」は、「ニコニコ動画」の特別配信で、来場しなくても参加できるような全世界に向けた情報発信も行っていきたいと展望を述べた。また、日経BPの代表取締役社長・長田公平氏は、ここ数年で「TGS」の国際化が飛躍的に進んでいることを実感していると述べ、「会場を回ると非常に多くの外国人の方が商談会や取材に来ていたのが印象的。今年も国際化を進めていくことが我々の使命」と宣言。また、昨年はインドネシアやシンガポールで商談会イベントを開催したが、今年は新たにベトナムやポーランド、インドでもイベントを開催する考えを明らかにした。「TGS 2016」では、近年関心が高まるVR(バーチャルリアリティ)関連の製品・タイトルを展示する「VRコーナー」や、人工知能関連の先端技術・サービスを持つ企業が出展する「AIコーナー」を新設。また、来場者からの要望が多かった「試遊」の機会を増やすべく、「VRコーナー」内には試遊専用エリア「VR体験ゾーン」を設置するほか、親子で楽しめる「ファミリーゲームパーク」は入場対象を中学生以下とその家族に広げ、タイトルラインナップを拡充する。そのほか、昨年同様、スマートフォンやタブレット向けゲームや携帯端末・PCブラウザで楽しめるゲームを紹介する「スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー」や、主に女性ユーザーをターゲットにした恋愛シミュレーションゲームなどを紹介する「ロマンスゲームコーナー」なども設けられる。■「東京ゲームショウ2016」開催概要主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)共催:日経BP社会期:ビジネスデイ 9月15日(木)・16日(金) 10:00~17:00一般公開日9月17日(土)・18日(日) 10:00~17:00※ビジネスデイは、ビジネス関係者およびプレス関係者のみの入場会場:「幕張メッセ」(千葉県千葉市美浜区)展示ホール1~11/イベントホール/国際会議場入場料:(一般公開日)一般(中学生以上)当日1,200円(前売券1,000円)、小学生以下:入場無料
2016年02月25日アニメーション制作会社・スタジオディーンは、アメコミの巨匠スタン・リー氏とアニメ『蟲師』の監督を務めた長濵博史氏の共同原作『THE REFLECTION (ザ・リフレクション)』を、スタン・リー氏が率いるPOW! ENTERTAINMENTとの共同企画として、30分のアニメーションシリーズを製作する。2015年10月30日(金)15:30(米国現地時間)、「COMIKAZE EXPO2015」(米国ロサンゼルス ロサンゼルスコンベンションセンター)のメインステージでのイベントにて、スタン・リー氏と長濵博史氏、池田愼一郎氏(イマ・グループ/スタジオディーンCEO)が登壇し、『THE REFLECTION』の製作発表を行った。さらにスタン・リー氏、自らのナレーションによる『THE REFLECTION』のPVが上映され、会場を大いにわかせた。世界が注目する「アメコミ×ジャパンアニメーション」のコラボレーションプロジェクト『THE REFLECTION』の詳細については、スタジオディーンの公式サイトなどで随時発表されるので、続報を楽しみに待ちたい。■『THE REFLECTION (ザ・リフレクション)』概要「リフレクション」により、世界中でスーパーパワーを持つ人間が生まれる。ある者はヒーローに、ある者はヴィランに。「リフレクション」はなぜ起こったのか? その目的は?
2015年11月02日●例年に比べ、露出度高めな傾向9月17日~20日、千葉県・幕張メッセで「東京ゲームショウ2015」が開催された。過去最多となる480の企業と団体(うち海外246)が参加した今年のゲームショウ。家庭用ゲーム、スマートフォン、PCなど、さまざまなプラットフォームに向けた幅広いジャンルの新作タイトルやサービスが発表され、ビジネスデイとなる9月17日には2万9,508人、18日2万9,557人、一般公開日となる19日には9万7,601人、20日11万2,230人の4日間合計26万8,446人の来場者でにぎわった。これは2013年の27万197人に次ぐ歴代2位の記録となる。今年の出展で特に注目を集めたのはVR関連のブース。昨年もOculusやSCEのモーフィアスといった製品が注目を集めたが、今回はOculus、SCEの2社に加えて、Production I.G.、グリー、セガなどの多くの企業が、VR関連ソフトの展示を行った。そんなゲームショウの会場を彩っていたのが、各社ブースのコンパニオンたち。今回は、会場で見かけたコンパニオンを紹介していこう。●『グラブル』ブースでは、コンパニオンの多さに圧倒年々規模を拡大してきたソーシャルゲーム関連のブースの中でも、特に勢いがあったのがCyGames。アニメ化を発表した人気タイトル『グランブルーファンタジー』の世界観を反映した洋館風のシアターや巨大な船などを建造し、ゲームキャラクターのコスプレに身を包んだ大勢のコンパニオンがブースを盛り上げた。
2015年09月23日既報の通り、リコーイメージングは9月17日、同日に千葉県・幕張メッセで開催の「東京ゲームショウ2015」にて、Oculusブースで全天球カメラ「RICOH THETA S」を展示。Oculus VRとサムスン電子が共同開発したゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」と連携させ、RICOH THETA Sで撮る全天球画像をバーチャル体験するデモンストレーションを行った。○RICOH THETA Sの体験整理券は争奪戦ということで初日、展示されているOculusブースに行くと、午前中の時点で整理券の配布が終了していた。そこでビジネスデイの二日目(9月18日)、開場後にOculusブースに行って整理券をもらったが、二日目も午前10時40分ごろに当日整理券は配布終了。大型新作ゲームの体験コーナーに匹敵する人気を見せていた。RICOH THETA Sは、9月初旬に独ベルリンで開催された家電関連展示会「IFA 2015」で発表された。本体の表裏についている二つの魚眼レンズを使用して、360度全天球イメージを撮影できるデバイスだ。現行製品「RICOH THETA m15」の改良モデルとなり、動画の記録時間が前モデルの5分から25分に拡大(動画サイズ4GBまで)。さらに撮像素子も有効1,200万画素の1/2.3型センサーとなり、Wi-Fi接続したスマートデバイスでのライブビューイングも可能となった。カラーはブラックのみとなっており(RICOH THETA m15は4色展開)、日本発売は10月下旬予定、推定市場価格は43,000円前後の見込みだ。整理券があっという間に配布終了になったことには、ワケがある。この体験はスタッフが一人専属で対応する上に、VRゴーグル(Gear VR)を使った360度体験を行うため、ある程度の広さが必要になるからだ。つまり体験可能な人数が少ない。デモは一人5分間で、あらかじめ用意されているコンテンツの視聴に加えて、RICOH THETA Sの実機を使って静止画を撮影。これを転送してすぐに確認するという内容だ。「片手に持ったRICOH THETA Sを高く掲げて撮影するように」という注意があり、少々戸惑ったものの、撮影した映像を見ると360度撮影なので周囲すべてが見えるだけでなく、下を見ると撮影している本人も映り込んでいるいう普段と違う不思議な映像体験だった。デモ画像は用意されていなかったので、体験者の視点「どのように見えているか」をお伝えできないのは残念だが、まったく別の場所と風景を360度ぐるっとバーチャル体験できるようになることには、大きな可能性を感じる。これまでRICOH THETAの全天球画像は、撮影してから後で確認することしかできなかったので、RICOH THETA Sとヘッドマウントディスプレイがもっと広まれば、一般の人にも全天球撮影の楽しさが理解されそうだ。
2015年09月19日○Twitch実況ライブを含めたステージプログラム東京ゲームショウに初出展となるアマゾンジャパンブースでは、同社傘下のゲーム動画配信サービス「Twitch」による実況デモを皮切りに、さまざまなステージイベントを行っていた。ビジネスデイ初日の17日は、Twitchデモ実況ということでウルトラストリートファイターIVをプロゲーマーがプレイ。実況にはアール氏を起用しており、MCとのやり取りではe-sportsとその実況に関して「ゲームを競技に見立てて、その競技実況に近いイメージで行っている」と説明する。日本ではまだe-sportsの盛り上がりは少ないものの、格闘ゲームに関してはプロゲーマーが10名ぐらいいることや、アスリートのように体調管理を行ったり、一日10時間を超える練習を行い、「世間一般のゲーマー」よりも多くのことを犠牲にして戦っていると紹介した。最後にはTwitchのJon Carnage氏も登壇。Twitchに関してこれからもいろいろなものを見せたいと語っていた。このほか、ブースではAmazonで販売するアプリの購入、アプリ内課金に利用できるAmazonコインのプロモーションとして、コイントスゲームに加えて、ストアの紹介なども行っていた。○基調講演ではゲームファンを増やす重要性とそのためのTwitch活用をアピール別会場で行われた基調講演第二部(第一部はレベルファイブの日野晃博社長の講演[])では「ゲームマーケティング新時代~動画配信プラットフォーム活用の新たな可能性~」と題し、TwitchのVictor Denchartphan氏とアマゾンジャパンのJonathan Nagao氏が講演した。まず「元プロゲーマー」のVictor氏がTwitchについて解説。Twitchがほかのサービスと大きく異なるのはゲームに特化しているということ。毎月150万のユーザーがゲーム動画を配信し、全体で1億回以上再生されている。また、1人あたりの視聴時間は106分/日と長く、ユーザーは多くの時間をTwitchで費やしているという。Twitchの誕生以前は、ゲームの内容を知るのにさまざまなメディアの記事やトレーラービデオを見ていたが、現在はTwitchに置き換わっているとする。この成功をアジア地域に広げ、東京ゲームショウに参加するゲームデベロッパーと共有したいとアピールする。次にNagao氏がファンを作る効果について説明。氏は空手をやっているということだが、アメリカでは空手はマイナースポーツであり、バスケットボールのような誰もが知る存在にはなっていないという。バスケットボールは多くのファンがいるため、バスケットチームの試合を見るだけでなく、Tシャツやレプリカコスチュームのようなグッズ販売によっても大きな収益を上げている。ゲーム業界でもプロスポーツのような「ファン」を増やすべきだとNagao氏は主張する。ゲームを楽しむだけの普通のプレイヤーを、まわりにゲームを勧めたり、グッズを購入するような「ファン」に変えるにはどうすればいいのか。Nagao氏によると、「ゲームに費やす時間を増やすのが第一歩」だという。そこで毎日106分も利用されているTwitchが、FackbookのようなSNSよりも効果的だというわけだ。また、プレイヤーをファンにするためのアプローチとして、コンテンツに参加しやすくすることの重要性を説いた。例えばLoL(League of Legends)では、ゲームプレイだけでなく、ファンアートの投稿なども行われている。調査会社によるとこのような取り組みを行うことで、ゲームに費やす時間が長くなるという。別の事例として、Trivia CrackとMinecraftの取り組みも紹介された。前者はクイズをプレイヤーに作らせ、配信可能にした。デベロッパーが問題を増やすためにはコストがかかるが、ファンが作った問題ならばコストをかけずに常に新しい問題を提供できる。加えて、プレイヤーのゲームに対する親しみを増すことにも成功した。Minecraftはプログラム教育にも貢献しているという。Nagao氏のお子さんはMinecraftが行う「JAVA for Minecraft」という体験プログラムに参加。JAVAの基本を一週間学び、武器やアーマーといったアイテムや、マップの作成ができるようになり、それを仲間と共有したという。以前は単なるプレイヤーだったお子さんがプログラムキャンプに参加することで、ファンへと進化し、ゲームに対してより情熱を持つようになったという。○ゲームプレイだけでなく、開発現場のストリーミング配信も人気また、開発の様子を見せることでファンを増やす取り組みも紹介。Vlambeerというゲーム開発会社が開発現場の様子をストリーミングで配信することで、発売前のゲームなのに多くのフォロワーを生まれる。また、フォロワーがフィードバックを行うことも可能で、ファンとの交流もうながしている。別の会社では、開発現場のストリーミング配信で、そのゲームのTシャツを販売し、ゲーム公開の際にはタダでゲームがもらえるといった取り組みも行っている。ゲームの発売前からグッズによる露出が増え、ファンが増える例だという。また、Twitchにはファンの拡大に大きな影響力を持ったユーザーも多く、トップデベロッパーは彼らを活用したプロモーションを展開している。その一例としてTwitchとAmazon storeを使ってコインを30%分キックバックするというキャンペーンを紹介していた。そしてゲーム以外の収益源として「実体のあるもの(グッズ)」を挙げた。グッズをゲームの外で販売するだけでなく、ゲームの中でアイテムを売る例も紹介。そして、何百万人というユーザーにアプローチできるAmazonというプラットフォームは強力な存在だ。最後にNagao氏は、Amazonは販売だけでなく、ゲームに対する投資も行っており、PCゲーム、モバイルゲーム、コンソールと幅広く提供できる環境を整えているので、われわれをより活用してほしいと結んだ。
2015年09月19日2015年9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2015」、ゲーム以外の注目はやはりコンパニオンのお姉さんたち。各ブースで笑顔を咲かせるお姉さんがたは、ときにゲームよりもっと魅力的に見えちゃったりすることもあるわけで。そんなコンパニオンのお姉さん写真、早速お届けしちゃいます!!
2015年09月18日世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2015」が9月17日、千葉・幕張メッセで開幕した。4日間の会期中、前半2日間は関係者向けのビジネスデー。明日19日(土)より、いよいよ一般公開がスタートする。東京ゲームショウ2015 チケット情報映画『スターウォーズ』の世界観を完全再現するバトルアクション『Star Wars バトルフロント』、人気シリーズ最新作『モンスターハンタークロス』など発売前から話題のゲームが続々登場。『Star Wars~』は国内で初めてのプレイアブル出展だ。そのほか、バーチャルリアリティ空間(VR)で楽しめるゲームも注目。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2016年にVR専用端末を発売。同社のブースではソフトメーカーが開発した試作ソフトを数点用意する。また、YouTubeとAmazonが初めて出展することも話題だ。両社は人気YouTuberやゲームクリエイターを招いてステージイベントを展開。ゲームプレイの実況配信などを通じて、新しいゲームの楽しみ方を提案する。「東京ゲームショウ2015」には37の国と地域から過去最多となる480の企業と団体が出展。家庭用据置型、携帯型、PC、スマートフォンなど、様々なジャンルのゲームタイトルが一堂に会する。9月20日(日)まで開催。チケットの発売は本日9月18日(金) 23:59まで。
2015年09月18日9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2015」のロジクールブースでは、8月27日に発表したヘッドセット「ロジクール G633」(G633)および「ロジクール G933」(G933)の実機を国内初展示していた。G633とG933は40mmのスピーカードライバを搭載し、7.1chサラウンドを再生できるヘッドセット。同社のゲーミングデバイス「Logicool G」シリーズの最新モデルで、有線モデルG633は9月24日に発売する。一方のG933は発売日未定だが、担当者によると「11月くらいめど」とのこと。ヘッドバンド部は、ある程度カーブの効く柔軟かつしなやかな作り。イヤーパッド部も左右に大きくひねることができ、幅広いユーザーの頭にフィットしそうだ。実際にG933を手にしてみると、40mmドライバ内蔵のイヤーカップは手のひら大を超えるかという大きなサイズだったが、見た目より軽く感じられた。両モデルの違いは接続方式のみ。ワイヤレスのG933はイヤーパッドにUSBドングルを内蔵し、2.4GHzの無線接続となる。本体サイズはW180×D94×H190mm、重量は374g。カラーはブラック。対応OSおよび機器は、Windows 7 / 8 / 8.1、PlayStation 4、Xbox One。ロジクールブースでは、19日、20日の一般公開日で「League of Legends」アマチュアチーム日本一を決める国内トーナメント大会を開催する。e-Sportsに力を入れる同社ブースではこのほか、8月7日にオープンした「Logicool G」製品を体験・購入できる路面店「ロジクールGアリーナ」で展示しているような、e-Sports選手が使う製品セットも展示している。
2015年09月18日アジア圏最大級のコンピュータゲームコンベンション「東京ゲームショウ2015」が、9月17日より9月20日までの4日間の会期で、千葉県・幕張メッセで開幕した。例年通り、前半の2日間がビジネスデー、後半の2日間が一般公開日となる。今年で25回目となる「東京ゲームショウ」の出展社数は、昨年の421社を超える480社。出展タイトル数は、1,364タイトルから1,283タイトルと約80タイトルほど減少している。注目は、11月28日にカプコンより発売予定のニンテンドー3DS用ゲーム『モンスタハンタークロス』、2016年発売がアナウンスされたソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)の『PlayStation VR』、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー XIV』など。これらの試遊、体験コーナーも用意されている。また、2015年12月18日公開予定のシリーズ最新作で、全世界から熱視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、日本で初披露となったエレクトロニック・アーツの『スター・ウォーズ バトルフロント』(PS4/Xbox One/PC)、『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーションで話題の『World of Tank』、本格海戦シミューレーション『World of Warships』の2つのオンラインゲームを要するウォーゲーミングジャパンなど、国内ゲームのみならず、海外タイトルも多数出展されていた。近年成長傾向にあったスマートフォンを使ったソーシャルゲーム関連のブースでは、CyGamesが勢いを維持しつつ、DMMブースでは『艦隊これくしょん-艦これ-』や『刀剣乱舞-ONLINE-』のスマホ版を展示していたが、例年に比べるとおとなしめの印象。ソーシャルゲームに対して出展数が増加が見られたのはVR関連だった。昨年もOculusやSCEのモーフィアスといった製品が注目を集めたが、今年はOculus、SCEの2社に加えて、Production I.G.、グリー、セガなどの多くの企業が、VR関連ソフトの展示を行っていた。なお、一般公開日の入場料は、一般(中学生以上)当日1,200円(前売り1,000円)、小学生以下は無料となっている。
2015年09月18日9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2015」の東プレブースでは、COMPUTEX TAIPEI 2015で初展示した"アナログ入力モード"搭載の同社製キーボード「REALFORCE」や、RGB LED搭載で1,680万色カラー表示に対応した海外向けブランド「TYPE HEAVEN」が展示されていた。今回、COMPUTEXでは参考出展となっていた「TYPE HEAVEN」が、2016年に国内発売することが決定した。価格は約2万円ほどの見込みで、海外モデルである「TYPE HEAVEN」の国内投入は初となる。ちなみにアナログ入力モードのREALFORCEは「未定のまま」とのこと。投入予定のRGB LED搭載「TYPE HEAVEN」は、1,680万色のバックライト表示が可能な静電容量無接点方式のキーボード。他の「TYPE HEAVEN」と異なり、LED位置をキー中央へ配置。キーキャップは2色成形で、内部のレンズを介しLEDをキー表面に届かせている。配列は英語104キーだが、発売時には日本語配列も検討する。入力位置は1.5mm/2mm/2.5mm/3mmの4段階で調節可能。キーストロークは4mmで、インタフェースはUSB。ケーブル長は1.5m。本体サイズはW455×D155.9×H31.1mm、重量は1.5kg。キー荷重は全キー45g。○「REALFORCE」の本体デザインが変わる?「今回の展示はCOMPUTEXとあまり変わらないんですよ~」と紹介してくれた東プレスタッフの方(かた)だったが、ブース内をよく眺めると、"2016年2月発売"と銘打たれた2種類のキーボードが目に入った。ほぼ1年ぶりの新製品である。ひとつは「REALFORCE 108P-S」。PS/2インタフェースのみを備えた108配列キーボードだ。荷重は30g/45g/55gの変荷重で、ストロークは4mm。本体サイズはW456×D160×H39mm、重量は約1.4kg。PS/2はUSBと異なり基本的に同時押しキー数の上限がないNキーロールオーバーが可能なインタフェースで、「今でもかなり需要がある」という。もうひとつは「REALFORCE 91UG-S」。こちらは全キー30g荷重で91配列のテンキーレスキーボード。インタフェースはUSBで、ストロークは4mm。本体サイズは366×160×39mm、重量は1.2kg。上記の108-Sとともに静音タイプとなる。また、検討中ではあるが、2016年には「REALFORCE」のきょう体デザインの変更も考えているとのこと。慣れ親しんだ古き良き形状が変わってしまうのは残念でもあるが、実際に変更されるかどうかも含め、今後も注目していきたい。
2015年09月18日アイ・オー・データ機器は、9月17日から東京・幕張メッセで開催しているゲーム展示会「東京ゲームショウ2015」に出展。4K解像度の40型液晶など、未発表となる開発中のディスプレイ4製品を展示した。今回参考展示された開発中のディスプレイは、23.8型ディスプレイ、27型ディスプレイ、28型ディスプレイ、40型ディスプレイの4種類。いずれも2015年10月頃に発売予定で、価格は未定なのだが、「だいたいの感覚だと……」という想定売価は、23.8型が45,000円前後、27型/28型が60,000円前後、40型が90,000円前後、とのこと。同社ブースの注目は、やはり4K(3,840×2,160ドット)解像度の40型液晶ディスプレイ「LCD-M4K401XVB」。同社初の40型ディスプレイで、4K60p対応/HDCP 2.2やMHL2.2対応のHDMI対応端子3基を搭載。加えてDisplayPortやD-Subといった豊富な入力端子が特徴だ。給電対応のUSB、6W+6Wスピーカーも備えている。機能面では、最大2画面のピクチャ・イン・ピクチャ(PIP、メイン画面の中にサブ画面を表示する機能)や、ピクチャ・オン・ピクチャ(POP、メイン画面の外にサブ画面を表示させる機能)も搭載し、専用のリモコンで操作可能。一方、4K解像度で28型サイズの液晶ディスプレイ「LCD-M4K282XB」は、インタフェースは40型と同等だが、画面方向を調節できるピボット機構を搭載していることが特徴。また、従来は段階的だった高さ調節が、この機種のみ無段階で行えるようになっている。これも同社のディスプレイで初の機能だ。
2015年09月17日リコーイメージングは、9月17日から20日まで開催される「東京ゲームショウ2015」のOculusブースにて、全天球カメラ「RICOH THETA S」の体験デモンストレーションを実施する。ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」と連携し、RICOH THETA Sで撮影した全天球画像を楽しめる。RICOH THETA Sは、ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラデバイスで、RICOH THETAシリーズの上位モデルにあたる。撮影した画像はメールやLINEでの送信、SNSへの投稿ができるほか、Android/iOS端末向けアプリ「Google ストリートビュー」を使い、Google マップに投稿することも可能だ。全天球動画の撮影にも対応する。Gear VRは、Oculus VRとサムスン電子が共同開発したゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ。360度3Dの仮想現実コンテンツを楽しめるのが特徴だ。幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2015」のOculusブース内にて、「RICOH THETA S」を展示する。RICOH THETA Sを遠隔操作して全天球イメージを撮影し、Gear VRから見ることができる。17日と18日はビジネスデイで、一般公開は19日と20日の2日間だ。
2015年09月17日世界最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2015」が9月17日に開幕した。ヘッドマウントディスプレイ「Oculus」を展開するOculus VR(Oculus)のブースでは、2016年Q1発売の製品版とみられる「Oculus Rift」が展示され、来場者がデモンストレーションを体験できた。○Oculus Rift多くの来場者が列をなしていたOculusの体験デモは、個室ブースで行われる。そこで椅子に座り、簡単な操作説明を係員から受けた後、Oculusを装着。7~8個ほどあるOculus Rift用のゲームをユーザーがで選び約4分程度試遊できた。実際の商品にはXbox Oneのワイヤレスコントローラーが付属する予定で、体験デモでもXbox Oneのコントローラーでプレイした。専用コントローラーは発売が遅れる見込みという。使用したOculusは2015年6月に開発が発表された「Oculus Rift」製品版とみられ、ブースでもプロモーション映像が表示されていた。ヘッドセットの解像度は1,080×1,200ドットの有機ELパネル×2、リフレッシュレートは90Hz。トラッキングはジャイロ、加速度、地磁気、マイク/ヘッドホンなど。価格などは未定という。推奨動作環境はIntel Core i5-4590またはこれ以上、GPU性能はNVIDIA Geforce GTX 970以上またはAMD Radeon R9 290以上。メモリが8GB、OSがWindows 7 SP1以降、USB 3.0ポート×2、HDMIポートなど。なお、今回ブース内に置かれた全8台のデモでは、未発売となるマウスコンピューター製の小型ゲーミングPC「LITTLEGEAR」が採用されているとのこと(残念ながら非公開)。○Gear VROculusブースでは、Samsung Electronics製の「Gear VR」の体験デモも展示していた。使用製品は、同社製スマートフォン「Galaxy S6」や「Galaxy S6 edge」を装着して使うモデル「Gear VR Innovator Edition for S6」。2015年4月に国内発表したモデルで、Oculusとの共同開発となる。いずれもパネルは解像度2,560×1,440ドットの有機EL。搭載センサーは加速度センサ、ジャイロセンサ、近接センサ。Gear VR用のアプリを起動させ、ゲームや映像コンテンツを視野角96度のVRで楽しめるものだ。○VR展示ブースは他にもある!ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースでは、かねてより開発・試作機が発表されていたVRシステム「PlayStation VR」を大々的に展示。15日に正式名称が発表された同機には、試遊を待つ来場者が長蛇の列を成していた。南海ソフトのブースでは、Oculus Riftとモーショントラッカー「Leapmotion」を組み合わせ、競技かるたゲーム「Miyabi VR」の試遊デモンストレーションを展示。体感型の坐禅ゲーム「Zazen」の紹介も行われていた。
2015年09月17日マウスコンピューターは15日、「東京ゲームショウ2015」で9月20日に開催される「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメント後に、グラビアアイドルである倉持由香さんの来場者向けフォトセッションを行うことを発表した。「WARGAMING JAPAN」ブース内で14時10分~14時15分の間に実施する。「World of Tanks」は、戦車を操縦して、他のプレイヤーの戦車と対戦する多人数参加型オンラインゲーム。「World of Tanks」の運営元である「WARGAMING JAPAN」が東京ゲームショウ2015へ出展することを記念し、東京ゲームショウ2015の「WARGAMING JAPAN」ブースにて、9月20日に「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメントを開催する。マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」は、この大会へ参加を表明。グラビアアイドルの倉持由香さんをゲストに迎えて「Team G-Tune」を結成した。大会後には、倉持由香さんの衣装にハサミを入れる「入刀の儀式」を実施。入刀回数は「Team G-Tune」の勝利回数に応じて変わるという。入刀後は、同社カメラマンによるスペシャル撮影を行う。撮影した写真は後日、特設Webサイトで公開するとのこと。その後、来場者向けに倉持由香さんのフォトセッションを実施。「WARGAMING JAPAN」ブース内にある幻の超重戦車「オイ車」をバックに、倉持由香さんを撮影するチャンスとなっている。開催日時は、9月20日14時10分~14時15分。詳細は、G-Tuneの特設Webサイトを参照のこと。
2015年09月15日アイ・オー・データ機器は、千葉県・幕張メッセで9月17日(木)から開催される「東京ゲームショウ2015」に出展する。超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載のゲーミング液晶ディスプレイ「GigaCrysta」や、開発中の製品を一足早く公開する予定。なお同社の出展は、2015年9月17日(木)・18日(金)のビジネスデイ。参考出展として明らかになっているのは、現在開発中という超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載ワイド液晶ディスプレイの次期モデル。「フリッカーレス設計」や、ゲームがより快適になる「0.05フレーム」低遅延など、映像、動画、ゲーム、グラフィックといったエンターテインメントを楽しむための進化した次期モデルとしている。
2015年09月10日EIZO、エムエスアイコンピュータージャパン、SteelSeries APSは共同で、千葉県・幕張メッセで9月17日(木)から開催される「東京ゲームショウ2014」に出展する。会場内ホール8のゲームデバイスコーナーにおいて、PCゲーム体感型ブース「PCゲーム最前線!」を公開。同様の取り組みは2014年の東京ゲームショウでも行われており、2015年も継続する。ブースでは、EIZOの144Hz駆動ゲーミングモニター、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載したMSIのゲーミングPC、SteelSeriesのハイエンドゲーミングキーボードなどを展示。さらに、3社がスポンサードするプロゲームチーム「DeToNator」、および著名ゲームプレイヤーをゲストに招き、デモプレイ、来場者との対戦プレイ、ゲーム大会などを開催する。世界中にファンを持つコスプレイヤーのGiada Robin(ジャダ・ロビン)さんも訪れる予定。期間中のイベントスケジュールなどは、MSIのWebサイトを参照いただきたい。合わせて、キャンペーン「3つのミッション」を行う。各社のツイッターをフォローしたり、ブースで開催されるイベントに参加したりすると、EIZO、MSI、SteelSeriesのデバイスやオリジナルグッズがもらえる。
2015年09月10日コスパは、9月17日~20日の期間に千葉県・幕張メッセで開催される国内最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2015」で、「メガドライブ」と「ゲームギア」をモチーフにしたアイテムの先行販売を行うことを発表した。「メガドライブ」と「ゲームギア」は、かつてセガから発売された人気ハード。1988年に発売された「メガドライブ」は、1983年に任天堂から発売されていた「ファミリーコンピュータ」が搭載していた8ビットCPUの倍の16ビットCPUを備えた家庭用ゲーム機として登場し、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』など人気タイトルを世に送り出した。一方の「ゲームギア」は1990年に発売され、カラー液晶を搭載した携帯ゲーム機として話題を呼んだ。「メガドライブ」をイメージした「メガドライブ刺繍キャップ」(4,000円/税別)は、フロントの"16-BIT"を3Dの立体刺繍で表現し、ツバの内部にはコントローラパッドをプリントしている。また、「典型的メガドライブユーザーTシャツ S/M/L/XL」(2,900円/税別)は、「典型的なメガドライブユーザー」を意味する"TYPICAL MEGA DRIVE USER"の英文がプリントされた"メガドライブ愛"が前面に出た一枚に。「メガドライブ ワッペンベースワークシャツ M/L/XL」(6,400円/税別)は、フロントにメスのマジックテープが付き、コスパオリジナルの「脱着式ワッペン」や、市販のマジックテープがついたアイテムを簡単に取り付けることができる。さらに、「メガドライブ」のソフトである「カートリッジ」をモチーフにしたグッズも販売され、セガに保管されている「カートリッジ」を実際にセガで撮影して制作された「メガドライブカートリッジ フルグラフィックTシャツ S/M/L/XL」(6,000円/税別)のほか、「メガドライブカートリッジ クッションカバー」(2,500円/税別)も用意している。そして、「ゲームギア ペンポーチ RED」(1,100円/税別)は、1994年に発売された「ゲームギア」最後のカラーバリエーションであるレッドバージョンをモデルに商品化したもの。本機実寸サイズでポーチを作り、立体感を付けた「ゲームギア」表裏のデザインをそのままプリントしたため、懐かしい「ゲームギア」のサイズ感を楽しむことができる。(C)SEGA
2015年09月09日マウスコンピューターは、「東京ゲームショウ2015」で9月20日に開催される「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメントへの参戦を表明した。同社のゲーミングブランド「G-Tune」において、「Team G-Tune」を結成。大会参加とともに、練習の様子をニコニコ生放送を通じて配信する。「World of Tanks」は、戦車を操縦して、他のプレイヤーの戦車と対戦する多人数参加型オンラインゲーム。「World of Tanks」の運営元である「WARGAMING JAPAN」が東京ゲームショウ2015へ出展することを記念し、東京ゲームショウ2015の「WARGAMING JAPAN」ブースにて、「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメントを開催する。大会参加に伴い、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」では、「Team G-Tune」を結成。メンバーは、人気配信番組「顔TV!」の主催者である総師範 KSKさん、格闘ゲームプレイヤーのふり~ださん、グラビアアイドルの倉持由香さん、G-Tuneのプロダクト&マーケティングチーム室長の杉澤さん、G-Tuneのプロダクト&マーケティング担当の安田さんの5名。ちなみに、総師範 KSKさんと倉持さん以外は「World of Tanks」プレイ未経験者だ。G-Tuneは公約として、大会で「Team G-Tune」が優勝した場合、期間限定で「World of Tanks」推奨PCを3,000円割引で販売すると宣言。さらに、大会後には、倉持由香さんの衣装にハサミを入れる「入刀の儀式」を実施。入刀回数は「Team G-Tune」の勝利回数に応じて変わるという。入刀後には、カメラマンによるスペシャル撮影を行う。撮影した写真は後日、特設Webサイトで公開するとのこと。「World of Tanks」未経験者多数の状態で大会エントリーした「Team G-Tune」。大会当日までの間、総師範KSK氏の指導をあおぎ、緊急特別訓練を実施。その模様をニコニコ生放送にて配信する。第1回放送は9月7日19時30分から、第2回放送は9月14日19時30分からの配信を予定している。詳細は、G-Tuneの特設Webサイトを参照のこと。
2015年09月02日コンピュータエンターテインメント協会と日経BPは9月17日~20日、幕張メッセ(千葉県千葉市)にて「東京ゲームショウ2015」を開催する。「東京ゲームショウ」(以下、TGS)は、国内外からゲーム業界の関係者が多数参加するトレードショー。今回は7月1日現在で242社の出展を予定しており、昨年同時期の224社を上回る規模となっているという。また、出展小間数も同時点で1,891小間と、昨年最終小間数の1,715小間を上回る過去最大規模となっている。このため、TGSでは初めて、幕張メッセの全館(国際展示場1~11ホール、幕張イベントホール、国際会議場)の使用を決定したとのこと。展示ホールのレイアウトは9月上旬に公開予定。当日は、最新プラットフォーム向けの発売予定タイトルのほか、スマートフォン、PC、VR(仮想現実)デバイスなどあらゆるプラットフォームに向けたさまざまなジャンルのコンピューターエンターテインメントの最新情報が集結。また、スマートフォンゲーム/ソーシャルゲームコーナーやビジネスソリューションコーナーへの出展規模も拡大しているという。同イベントの会期は、9月17日・18日がビジネス関係者およびプレス関係者のみの入場となるビジネスデイ、9月19日・20日が一般公開となっている。開催時間はいずれも10:00~17:00(一般公開日のみ状況により9:30~)で、来場予定者数は22万人。なお、一般公開日の入場料金は、「前売券」で1,000円、「当日券」で1,200円(共に税込)、小学生以下無料となる。「前売券」は現在販売中で、先着順の提供。詳細は公式サイトにて。※画像は過去開催時のもの
2015年08月24日Amazon.co.jpは20日、9月17日から20日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2015」に、「Amazon&Twich」としてブースを出展することを発表した。ゲームだけでなく多くのアプリを揃える「Amazon Android アプリストア」の魅力を伝えるとともに、2014年米Amazonが買収した世界最大規模のゲーム実況専用動画配信サイト「Twich」についても紹介する。ブースでは、Amazonアプリストアの特長や開発者が得られるメリットを案内し、インディー開発者に対する取り組みや情報などを紹介する。また、「Amazon Android アプリストア」で利用できる、1,000/2,500/5,000/10,000のAmazonコインが500円引になるクーポンを、来場者に先着順でプレゼントする。ほか、コンパニオンとAmazonコインを使ったコイントス対決も実施し、勝者にはゲームショウでしか入手できないAmazonまたはTwichのオリジナルノベルティグッズをプレゼントする。加えて、17日には、アプリストアにおける人気アプリを表彰する、初のアワード授賞式を行なう予定。ブース内にはTwichステージも用意。ここではアプリ、PC、コンソールゲームの開発者や著名なゲームクリエイターを招待し、トークショーやゲーム実況のデモを行ない、ゲーム実況配信の楽しさを紹介していく。
2015年08月21日世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月28日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス準々決勝に出場。同4位のスタン・ワウリンカ選手(スイス)と対戦したが、セットカウント0-3(3-6、4-6、6-7)でストレート負けを喫した。昨年9月の全米オープン同様、ワウリンカ選手と再び準々決勝で相まみえることとなった錦織選手。全米では4時間超の戦いを制した後、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に勝利し、日本人初となる男子シングルスの準優勝に輝いた。そんな快進撃の"立役者"となったワウリンカ選手の前に、この日は日本テニス界のエースが崩れ去った。1-2で迎えた第1セットの第4ゲーム、錦織選手はミスからこのゲームでブレークを許す。得意のはずのストローク戦でもポイントを奪えず、ブレークバックができないまま3-6でこのセットを落とした。第2セットも、第5ゲームで先にブレークを許す苦しい立ち上がり。その後はお互いにゲームキープを続け、4-5で迎えた第10ゲームに錦織選手にチャンスが訪れる。ワウリンカ選手のサービスで一時は15-40とリードするも、2度のブレークチャンスを生かせず、結局このゲームを落として2セットダウンとなった。後がない状態で迎えた第3セット。第2ゲームでこの試合初となるブレークに成功するが、すぐさま第3ゲームでブレークバックされる。徐々にサーブの調子が上がってきた錦織選手は、ラブゲームで自身のサービスをキープする場面も度々見られたが、それはワウリンカ選手も同様。お互いに譲らないまま、タイブレークに突入した。4ポイント連続で先取され、万事休すかと思われた錦織選手だったが、そこから驚異の粘りを見せて6-6と追いつく。しかし、最後は勢いに乗るワウリンカ選手に押し切られ、6(6)-7(8)で力尽きた。大会公式ページによると、この日の錦織選手のファーストサーブ成功率は62%で、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は74%。この数字自体は、これまでの4試合とほぼ変わらない(1回戦から62%、74% / 66%、75% / 65%、74% / 55%、72%)。むしろ、直前に戦った世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)との試合よりも良い数字だった。決定的に違ったのは、レシーブでのポイントだ。1回戦から46%、39%、44%、49%ときていたのに対し、この日は26%にとどまった。この日、最速222キロをマークしたワウリンカ選手のサーブと強打の前に、ストローク戦で主導権を握れなかった。相手に触れさせずに得点を奪う「ウィナー」が46本もあった(錦織選手は23本)ことや、錦織選手の3倍以上の20本のサービスエースを決めたことからも、ワウリンカ選手がいかに好調だったかがわかる。惜しくも、自身初となる全豪4強に残ることはかなわなかった錦織選手。目標と掲げる4大大会での優勝を狙う次なるチャンスは、5月開幕の全仏オープンとなる。
2015年01月28日「ディオール(Dior)」は、写真家のマーク・ショウ(Mark Shaw)が同ブランドのオートクチュールを写した作品を集めた写真集「ディオールグラマー マーク・ショウ(Dior Glamour Mark Shaw)」をリッゾーリ(Rizzoli)社より発売した。1952年から62年の間、当時最も影響力があったと言われる『ライフ』誌に掲載された130の作品を白黒とカラーで収録。そのほとんどが初公開のもの。クリスチャン・ディオールのお気に入りモデルのルネを写した作品や、ディオール本社内のグランドサロンで開かれたショーでディオール3代目のデザイナー、マルク・ボアンがデザインしたウエデングドレスを着たモデルのコウカを写した作品などが収録されている。テキストは、パリを拠点としUK版ヴォーグ、ビジョネア、US版ヴァニティフェアなどに執筆をしているイギリス人ライターのナターシャ・フレーザー・カヴァソーニが担当している。ジャクリーン・ケネディの妹でファッションアイコンのリー・ラジウィルが序文を寄せている。フランス語版と英語版があり、価格は90ユーロ。ショウは、ニューヨークを拠点に、ファッションと広告の分野で活躍。『ハーパース・バザー』誌や『マドモワゼル』誌でキャリアをスタートし、その後『ライフ』誌で16年間撮影を担当。27の表紙、100を超える特集を手掛け、ケネディ家やエリザベス・テイラー、オードリー・ヘプバーン、パブロ・ピカソなど豪華なセレブリティのポートレートでも知られている。彼の作品は、パリのクチュールのエレガンスをアメリカ伝えた。1969年に逝去。
2013年12月10日2013年春夏コレクション パスカルミレのショウが、マレの会場で行われた。シンプルなモダンさもあり軽やかでフェミニンなコレクション。コーディネートされたアイテムそれぞれのカッティングがシンプルでさりげない美しさがある。カラーは白からベージュ、黒、紺がメインカラー、ソワレにつけられたオーカー系が華やかさを添えていた。 ・パスカルミレのショー情報をもっと見る 【2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報】 ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【1】 PAULE KA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【2】 VALENTIN YUDASHKIN ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【3】 スワロフスキー ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【4】 TARA JARMON ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【5】 AMAYA ARZUGA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【6】 ニール・バレット ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【7】 バジル・ソーダ ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【8】 CLAUDINE IVARI
2012年10月08日2013年春夏コレクション CLAUDINE IVARIのショウがシャルルドゴールエトワールの会場で行われた。エレガントなソワレのラインナップ。今回はモダンなジオメトリックパターンを取り入れたり、カクテルドレスも充実、若々しいコレクションとなった。カラーはゴールド、シルバーベースと黒。素材使いでの刺繍やレースが美しく非常に豪華でエレガントなコレクション。 ・CLAUDINE IVARIのショーの情報をもっと見る 【2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報】 ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【1】 PAULE KA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【2】 VALENTIN YUDASHKIN ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【3】 スワロフスキー ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【4】 TARA JARMON ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【5】 AMAYA ARZUGA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【6】 ニール・バレット ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【7】 バジル・ソーダ
2012年10月08日住宅設備総合ショールーム「パナソニック リビング ショウルーム広島」では29日まで、ギャラリーコーナー「カフェギャラリー・N」で「 ~切り絵~繊細緻密な幽玄世界 中寅屋 敦臣作品展 」を開催している。同ショールームでは、平成2年に”暮らしを楽しむ”地元作家の作品を展示するスペース「カフェギャラリー・N」を開設。これまでに多くの作家を紹介し、さまざまな作品を展示・輩出してきた。今回は、山口県周南市で切り絵作家 敦臣(あつおみ)として活躍している中寅屋敦臣氏の切り絵作品を展示する。伝統の和紙を使いカッターナイフ1本で作り上げた、繊細で緻密な作品群を鑑賞できる。開館時間は10時~17時まで。入館無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日昨年、短期間の上演ながら口コミで大きな話題を呼び、早くも待望の再演となったミュージカル『サイド・ショウ』。『ドリーム・ガールズ』の作曲家、ヘンリー・クリーガーが楽曲を手がけ、1998年のトニー賞で4部門にノミネートされたブロードウェイ・ミュージカルである。映画『フリークス』(1932年)にも出演した実在の結合双生児、ヴァイオレットとデイジーの光と闇を描く本作。好奇の目で見られがちな物語を骨太な人間讃歌に仕上げたビル・ラッセルによる脚本の力はもとより、日本バージョンの成功は姉妹を熱演した貴城けいと樹里咲穂にあることは間違いない。本番を目前に控えた稽古場でふたりの胸中を聞いた。ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』出演者の写真穏やかな“普通の生活”を送りたいと願うヴァイオレット(貴城)と、陽気で前向き思考なデイジー(樹里)のヒルトン姉妹。初演では対照的な姉妹がひとつの身体に生まれ、それぞれに愛と人生を希求するところに妙味があった。だが今回は、より細やかな感情のひだをすくいとる表現へ進化し、稽古場でも初演とは異なる心の動きを感じているという。「全然違いますね。もちろん初演の時も最良のものをお届けしたつもりですが、1年半という時間を置いて役を掘り下げた結果、より痛くてより深く、そしてより前向きな物語になったと思います」(樹里)、「自分たちもいろんな経験を経て成長しているだろうし、新しいキャストの方と一からやりとりしたり、(演出の)板垣(恭一)さんから提示される新たな切り口もあって。1か所が変わるとパズルのように他の部分も変化していくから、初演を観た方も新しい気持ちでご覧になれると思います」(貴城)と充実した表情だ。「初演は作り込んでいったけど、今回はどんどん削ぎ落としている気持ち」(樹里)、「シンプルなんだけど、深い」(貴城)と語る通り、稽古場ではこんな体験もあった。「通し稽古をした時に、ふっと姉妹の気持ちを実感できた瞬間があったんです。ヴァイオレットとデイジーは対照的な性格だけど、底の底では本当にふたりでひとりなんだと。『これだ!』っと思って隣を見たら、貴城さんもボロボロ泣いていて(笑)」(樹里)、「樹里さんも泣いてましたよね(笑)。穏やかなヴァイオレットが怒るときはデイジーがなだめるし、明るいデイジーが落ち込むときはヴァイオレットが強気になるっていうのが意図せずに体感できた。『あっ!』と思った瞬間でした」(貴城)。人間は必ずしも一面ではない。普段は隠したくなるような何層にも重なるグラデーションを、真摯に描くからこそ本作は名作と呼ばれるのだろう。全身で役に取り組む貴城と樹里は同時に、宝塚出身ならではの実力で華やかなショー・シーンをも見せる。その絶妙なサジ加減は、日本版『サイド・ショウ』だけがもつ魅力。さらに進化したステージが見られるのは、もうすぐだ。ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』は、東京・THEATRE1010にて10月1日(土)から10日(月)、大阪・森ノ宮ピロティホールに10月15日(土)に上演される。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2011年09月27日