『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の世界興収が10億ドルを突破した。これまでに作られてきた『スパイダーマン』映画で、この大台を超えたのはこれが初めてだ。内訳は、北米が3億3,333万ドル、北米外が6億7,200万ドル。海外での売り上げ順位は、中国、韓国、イギリス、メキシコ、日本の順だ。この世界興収はソニー・ピクチャーズの作品でも、『007/スカイフォール』に次ぐ史上2番目だが、北米ではまだ2位に君臨する堅調ぶりで、首位を獲得するのも時間の問題と思われる。主演はトム・ホランド、監督はジョン・ワッツだ。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』全国公開中文=猿渡由紀
2019年07月26日トム・ホランドが主演する『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、公開から13日目(7月10日)で早くも興収20億円超え、観客動員137万を突破。累計世界興収はすでに6億ドルを超える特大ヒットとなっている。ピーター・パーカー/スパイダーマンが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の喪失感を抱えるファンの期待と想像をはるかに上回る形でヒーローとして成長を遂げるだけでなく、高校生らしい“夏休みへの思い”もあり、青春映画としても最高の出来映え。今回は、その人気の秘密に迫った。※以下、本作と『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレを含みますので、ご注意ください。『エンドゲーム』後の世界に戸惑う“指パッチン組”これほどの盛り上がりは、今作が「スパイダーマン」最新作というだけでなく、 “マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)フェーズ3のラストを飾る作品として、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』の直後の物語であることが大きい。“タイム泥棒”作戦でインフィニティ・ストーンを改めて集めたアベンジャーズは、まずは“指パッチン”によって5年前に失われた半分の命を元に戻し、最後はアイアンマンの“指パッチン”によって世界を救った。そのことが実生活にどういう影響を与えたのかが、今作の冒頭では明らかにされており、アイアンマンや姿を消したキャプテン・アメリカらへの追悼も泣かせる形で描かれている。ピーターはじめネッド、MJ、ベディ、フラッシュらは復活組なので高校生活をやり直している最中で、サノスの“指パッチン”で消えなかった人たちは、例えばアントマンの娘キャシーのように5年分の歳を重ねている。初々しい恋に、まさかの新カップル誕生!?さらにピーターは、アイアンマン/トニー・スタークの死から少しも立ち直れていない。だからこそ、現実逃避するかのように夏休みのヨーロッパ旅行を目いっぱい楽しもうとする。ニック・フューリーからの電話を無視したり、わざとスパイダースーツを忘れていったりするのもその現れ。また、この年頃には5年の年月は長く、旅行中にMJに告白したいピーターの前に、泣き虫少年から立派なイケメンへと成長したブラッドという強力なライバルも立ちはだかる。嫉妬と焦りのあまり、トニーから譲り受けた超ハイテク眼鏡“イーディス”でブラッドに仕返ししようとするなど、やりすぎてしまうピーターが可愛い。そんな中、飛行機の座席が隣同士になったことから親友ネッドとベティがカップルに。“エレメンタルズ”と呼ばれる新たな脅威の出現もあり、MJのためにあれこれと立てた計画がことごとく崩れていくピーター。プラハでは2人の距離がグッと縮まる起死回生のチャンスが訪れるも、手を繋ぎたいけれど繋げない…というシーンのもどかしさはまさに青春映画。MJもツンデレで、素直じゃない一面があり、「スーパーヒーロー映画史上、かつてなかったタイプの恋愛関係」とトムホも断言している(公式プログラムより)。ヒーローと恋の間で葛藤…トム・ホランドの確かな演技力前作ではアイアンマンことトニーに何とか認めてもらいたくて、アベンジャーズの一員になりたくて、背伸びばかりしていたピーター。しかし、今回は、強敵が現れても“僕は「親愛なる隣人」なので、ホントのスーパーヒーロー(ソーとかキャプテン・マーベル)にお任せしたい”のが本音。とはいえ、そうはいかないのがヒーローの宿命だ。その重圧に押しつぶされそうになるピーターを結果的に救ったのは、いまは亡きトニーであり、彼をよく知るハッピー・ホーガンであったことは感涙ポイント。ハッピーが見守る中、赤黒のスーツを新調するシーンでは、アイアンマンではお馴染みの「AC/DC」が流れ、“やっぱり君が継ぐ者だよね!”と確信させる演出が心憎い。その辺りの父親代わりの師を失った悲嘆や、ヒーローとしての葛藤などを、トムホは実に繊細に演じており、彼が身体能力の高さだけでスパイダーマンに選ばれたわけではないことがよく分かる。トニーにスカウトされる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から、その演技を改めてふり返ってみたくなるだろう。怪優ジェイク・ギレンホールがハマリ役カウボーイや映像パパラッチなど、様々な作品でカメレオンぶりを発揮してきたジェイクの出演が発表されたとき、これは強力な、かなりクセのあるヴィランになりそうと誰もが思ったはず。とはいえ、公開前に解禁された情報は、コミックと同じミステリオ/クエンティン・ベックではあるものの、別次元の地球からやってきたヒーローとしてトニー亡き後のピーターを導く、というものだった。だが、その事前情報も、マルチバースも、エレメンタルズも実は全てがフェイク!ミステリオはまさかの自作自演ヒーローだった。サングラスをかけると、どことなくトニーを思わせる雰囲気もあり(ロバート・ダウニー・Jrとは『ゾディアック』で共演)、ピーターも私たちも、フューリーまでもコロッと騙されてしまった。ミステリオことベックは、『シビル・ウォー』に登場したAR技術「BARF」の開発者でありながら、そのサイコぶりからトニーに解雇され、逆恨みしていたのだ。ピーターの若さと優しさにつけ込んでトニーの形見“イーディス”まで手に入れ、狡猾で卑怯なイリュージョンでさらに彼を苦しめていく。サム・ライミ監督の『スパイダーマン』のとき、トビー・マグワイアの代役候補として名前が上がったジェイクだが、結果的に今回のマッドなヴィランを演じてくれて大正解。ハリウッド映画のメイキングでよく目にするパフォーマンスキャプチャーのスーツ姿で、「人は信じたいものを信じる」と真顔で言い放つ彼は観る者にも大きな問いを投げかける。MCUはこうした現実世界の問題を盛り込んでくるのが、特にうまい。物事のリアリティと“遠く離れてしまった”世界の生き方が、次のフェーズのテーマの1つになるのかもしれない。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年07月12日全米では初登場第1位、日本では動員100万人を突破する大ヒットとなっている『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から、新映像を独占入手。オペラハウスを舞台に、高校生のなんとも初々しい恋模様が伺えるシーンで、ゼンデイヤ演じるMJを見つめる瞳に名残惜しさを感じさせる“ピーター・パーカー”トム・ホランドの姿にキュンとなる映像となっている。本作では、ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)たちが夏休みを利用してヨーロッパ旅行に訪れる。チェコのプラハを訪れた際、オペラの席が取れたことでテンションが高い引率の先生と、対照的にオペラ鑑賞に少し不満げな生徒の様子から本映像はスタート。そこで客席に現れたピーターとミシェル・“MJ”・ジョーンズ(ゼンデイヤ)。ピーターはこの旅行でMJと近づきたくてたまらないのだが、急遽割って入った“スパイダーマン活動”と恋敵により、思うように進まない。そんな中での貴重な2人の時間。思わずピーターは「キレイだね」と声を掛けるも「それが私の価値?」とツンデレなMJ。思わず動揺するピーターに「冗談」と言ってのけるMJも、どこかぎこちない。このやり取りだけでも高校生同士の初々しさが伝わるが、後ろからピーターの親友ネッド・リーズ(ジェイコブ・バタロン)と、この旅で仲良くなったクラスメイトのベティ(アンガーリー・ライス)がはしゃいでいる様子が。それを見てMJがピーターに「(オペラグラスを)一緒に使う?」と提案し、隣の席を獲得することとなったピーター。ここまでは順調なのだが、元S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)から突如としてイヤホンに交信が入ることで一気に暗雲が立ち込める。秘密裏に進行しているスパイダーマンとしての活動が急展開を見せ、気を取られるばかりに、MJとの会話に集中できなくなってしまうピーター。想い人との夢にまで見たドキドキする時間を過ごすのか、はたまたヒーロー活動に向かうのか…。彼の下した結論は、映像の最後に映る切なすぎるシーン。客席についたMJに視線を移して、名残惜しさいっぱいの表情を見せる。その切なすぎる姿は、本作を通して描かれる、高校生としての自分とヒーローとしての自分の葛藤の最高潮といえるだろう。あまりにリアルなトム・ホランドの表情に、目にした人は誰もがときめいてしまうに違いない!『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年07月10日独立記念日が木曜日で、多くのアメリカ人にとって4連休となったこの週末、北米で首位を飾ったのは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』だった。日本ではひと足先に公開された本作だが、アメリカ公開は2日。6日間の北米興収は1億8,600万ドルと、火曜日公開の作品としては史上最高記録となった。観客の評価はAで、今後ますます伸びることが期待される。2位は『トイ・ストーリー4』、3位は『Yesterday』、4位は『アナベル 死霊博物館』、5位は『アラジン』だった。来週末は、サム・ライミ製作のホラー『Crawl』、アクションコメディ『Stuber』などがデビューする。文=猿渡由紀『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公開中
2019年07月08日7月5日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、シリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開を記念して、2017年に公開された新シリーズ1作目となる『スパイダーマン:ホームカミング』を地上波初放送する。トビー・マグワイア主演による3部作、アンドリュー・ガーフィールド主演でリブートされた『アメイジング・スパイダーマン』2部作に続き、アイアンマンやキャプテン・アメリカと共に“マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)の一員として新たにスタートしたトム・ホランド主演による本作。本作のピーター・パーカー/スパイダーマンはヒーローとして戦う顔とともに、初恋や学業との両立に悩む15歳の高校生らしい一面も併せ持つ“等身大ヒーロー”として描かれており、シリーズ史上最も若いピーター・パーカーを演じるのは、本作で大抜擢され『アベンジャーズ』シリーズなどに出演、いま注目の若き実力派トム・ホランド。さらに「MCU」シリーズとなったことでアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴローなど“アベンジャーズ”の面々も登場するほか、『バットマン』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンが悪役・バルチャーとして出演。フレッシュな次世代ハリウッドスターと名優たちの競演も見どころ。さらに2.5次元俳優として人気の榎木淳弥をはじめ藤原啓治、大川透、中村悠一、美山加恋ら豪華吹き替えキャスト陣の声もしっかりチェックしたいところだ。憧れのトニー・スターク=アイアンマンにもらった特製スーツでスパイダーマンとして活躍する15歳の高校生ピーター・パーカー。N.Y.の街を華麗に飛び回り、悪を裁く…といきたいところだが、ヒーロー気分で街に繰り出してはビルの間や住宅街を飛び回るその姿はまだ初々しい。YouTubeで話題になっているものの親友にも正体がバレ、挙句の果てにはキャプテン・アメリカのシールドを盗んだと自慢話をする始末。そんな彼の目標は<ヒーロー>として認められることだった。大富豪・トニー・スタークに恨みを持つ不穏な影がN.Y.を危機に陥れると、ピーターはアベンジャーズに任せておけと言うスタークの忠告も聞かずに、ひとり敵を倒しに行こうとする。果たしてわずか15歳の新人ヒーローに世界を救うことはできるのか…というストーリー。なおシリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』も現在大ヒット公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム』とバトンタッチするように公開されたこともあり、大きな盛り上がりを見せる同作も是非チェックして。金曜ロードSHOW!『スパイダーマン:ホームカミング』は7月5日(金)今夜21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2019年07月05日マーベルの新作映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が先ごろから日本での公開をスタートし、大ヒットを記録している。本作は最凶の敵サノスとの戦いを描いた『アベンジャーズ/エンドゲーム』の“その後”を描く作品で、“スパイダーマン”ことピーター・パーカーも新しい脅威に立ち向かう。すべてはこれまでと同じようにはいかない。主演のトム・ホランドも「ピーターもスパイダーマンも次のレベルまで行く必要がある」と考えているようだ。マーベルには多くの人気キャラクターが登場するが、スパイダーマンは平凡な高校生で、悩みも行動範囲も多くの読者と同じ“ご近所”のヒーローであることが最大の特徴だ。だからこれまで映画化されてきた作品ではスパイダーマンは自分の暮らす街で戦い、ビルなどにスパイダーウェブを放って華麗に宙を舞った。しかし、ホランドが主演を務めるスパイダーマンのシリーズは、これまでのスパイダーマンの“そもそも”に鋭く切り込んでいる。前作で彼は映画の冒頭からスパイダーマンとして登場し、親友にすぐさま正体がバレ、あるシーンでは周囲にビルも家もないために宙を舞えないなど“お約束”を逆手にとったシーンで観客を驚かせた。また、ホランド演じるスパイダーマンはご近所だけでなく様々な場所で活躍している。『アベンジャーズ』シリーズではいつの間にか宇宙に旅立ち、本作『ファー・フロム・ホーム』では友達とヨーロッパ旅行に出かける。過去には恋人が引っ越すだけで右往左往しているスパイダーマンもいたのに! 「“親愛なる隣人”のスパイダーマンは今回の映画でヴェネツィア、プラハ、ロンドンにまで行くんだ」とホランドは説明する。「この映画の冒頭でピーターは休息を取ろうとしている。『…エンドゲーム』の結果、いろんなことに疲れてしまって、もうスパイダーマンになりたくないんだ。でも、スパイダーマンであることの責任は、そう簡単に辞めることはできないことを知らされるんだよ」そこで彼は欧州を転々としながら、改めて自分がスパイダーマンであることに向き合い、もうこの世に師であり父親的な存在だったトニー・スタークがいないことに向き合い、さらにはスパイダーマンとして戦うことと平凡な高校生でいたい気持ちのバランスにも向き合う。もう彼は“ご近所ヒーロー”ではいられないのだ。「ピーターもスパイダーマンも次のレベルまで行く必要がある。親愛なる隣人であるスパイダーマンではもう足りない。 彼は親愛なる“世界のスパイダーマン”になる必要があるんだよ」基本的にスパイダーマンは、キャプテン・アメリカやアイアンマンと違って、多くの人がその正体を知っているわけではないし、限られた場所で活躍するヒーローだった……これまでは。しかし本作でスパイダーマンは“新しいフェーズ”への扉を開けることになる。「ピーターは進化したいと思っているし、世界を変えたいと思っているんだ」ちなみに本シリーズの主演に抜擢されたホランドも瞬く間に世界中が注目する俳優になったが、本人は“ご近所”で暮らすことを愛し続けているようだ。「パパラッチに追われることもなく、派手なパーティーにも行かない。 僕がプレスツアーやレッドカーペットを歩いていない時は、本当に普通の生活を送っているんだ。それに誰もノーとは言ってこないからこそ、僕は自分の兄弟や家族に近くにいてもらうんだ。 僕がバカなことをしたら、彼らは僕にちゃんと言ってくれる。名声から自分を切り離すことは非常に重要だと思う。だからこそ僕はプレスツアーに参加していないときは、地元でゴルフをしているんだ。ツアーの時以外は新聞やタブロイド紙にのらないよ!」『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公開中
2019年07月05日「ぴあ」調査による2019年6月28日、29日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、マーベル最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が第1位になった。出口調査では、2017年に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』(満足度88.8点)を上回る94.4点を記録した。本作はトム・ホランドがスパイダーマンを演じるシリーズ第2弾で、世界各国で大ヒットした『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後の世界を舞台にした物語が展開する。アイアンマンを師と仰ぎ、真のヒーローを目指して奮闘する高校生ピーター・パーカーが、S.H.I.E.L.D.の司令官ニック・フューリーの下で新たな脅威に立ち向かうさまを描く。劇場には10代から70代までの観客が来場しており、友人同士グループで観に来ている若者の姿が目立った。出口調査では「サプライズがいっぱい用意してあって、ずっと圧倒されっぱなしだった!」「予告から想像していた内容と全然違って面白かった! 戦闘シーンのカメラアングルが上手いなと思った」「ジェイク・ギレンホールの存在感がすごかった」「敵の心理作戦が上手い!と思った。恋愛も含めて脚本がよかった」「現実で葛藤している人とか、前に進めない人に主人公の姿を観てほしい」などの声があがった。また、「あくまで主人公は高校生で、今までのスーパーヒーローものとは違う。普通の男子高生の生活だったり恋愛が描かれていて、映画を通して男の子の成長を観られるのもよかった」「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大きな波を引っ張って繋げてくれるような意味もある作品。日常パートのやり取りがコミカルで、今どきのものが出てきたりするので親近感が沸く。青春映画としても面白かった」と語る人もいた。(本ランキングは、6/28(金)、6/29(土)、に公開された新作映画15本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年07月01日トム・ホランド主演『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が6月28日(金)に日本で“世界最速”公開を迎え、土日と合わせた週末3日間で動員66万9,304人、興行収入10億994万9,700円を記録、興収10億円を超える大ヒットスタートを切ったことが分かった。7月2日の全米公開を前に、中国と並んで日本で世界最速公開となった本作。公開日の6月28日(金)は動員20万8,964人、興行収入3億1138万8,300円、29日(土)は動員23万4,929人、興行収入3億5834万8,900円、30日(日)は動員22万5,411人、興行収入3億4021万2,500円と好調をキープ。土日2日間の興収対比においては、前作『スパイダーマン:ホームカミング』の156%、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の104%(『アベンジャーズ/エンドゲーム』の73%)となり、最終興収40億円超えが確実視されるヒットスタートとなった。6月28日(金)の日付が変わる瞬間には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』から連続鑑賞できる連続上映カウントダウンイベントが行われ、開催劇場は深夜にも関わらず多くのファンたちで賑わい、大興奮と熱狂の中で公開初日を迎えた。オープニングの3日間はいち早く作品を鑑賞すべく、20代~30代を中心とした幅広い客層が劇場に集結し、早くもTwitterなどSNSには「最高すぎた!」「今までのスパイダーマン映画の中で最高!」「とにかく泣いた!」と大興奮のコメントが続々。「トム・ホランドをスパイダーマンに決めてくれた人達に9億点」といった声や、ミステリオ役のジェイク・ギレンホール、MJ役のゼンデイヤらキャスト陣にも絶賛の声が上がっている。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年07月01日マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の<フェーズ3>を締めくくる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が6月28日(金)、世界に先駆け、ここ日本で最速上映される。本稿ではネタバレなしで、いち早くレビューをお届けする。ピーターの葛藤に共感、物語に深みと重みがまず言えるのは、前作『スパイダーマン:ホームカミング』と比較し、完成度が飛躍的に向上したということ。物語に奥行きがあり、その積み重ねによって、訴えかけるメッセージにも深みと重みが増した。「スパイダーマンは、アイアンマンの遺志を継ぐに値する存在なのか?」。悲劇に見舞われた世界中の皆が、誰よりもピーター・パーカー本人が、この問いと向き合う姿が、本作の大きな柱になっている。考えてみれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前後では、世界のありようが全く変わってしまった。一方、以前はアベンジャーズの一員として認められようと躍起だったピーターも、いまは友達とヨーロッパ旅行をエンジョイしたいと思う若者だ。ただし、現実はそれを許してはくれない。人間はときとして、無理やり成長“させられる”存在なのだ。そう教えてくれる主人公の葛藤が非常に身近で、共感できるポイント。正直、ただ騒がしかっただけの前作とは、まるで違う。喪失はバネに立ちあがるピーターはもちろん、『エンドゲーム』以後のMCUを紡ぐ覚悟を決めたクリエイターたちが、背筋をピンと伸ばした結果、作品そのものがケタ違いの進化を遂げている。ひねりが効いたミステリオの存在、エンドゲーム後の“5年問題”は?トニー亡きあと、ピーターに影響を与えるのが、新キャラクター(コミック版ではお馴染みの)ミステリオ。新たな師弟コンビは、ヨーロッパで大暴れする謎のクリーチャーたちと激闘を繰り広げる。アクション描写も、目を見張る進化だ。ジェイク・ギレンホール演じるミステリオのキャラ設定はひねりが効いており、スリリング。対照的にニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の安定感、映画『アイアンマン』の生みの親、ジョン・ファブローが演じるハッピー・ホーガンの包容力には心が和む。MCUの歴史の厚みがなせるワザだ。サノスの指パッチンによって、跡形もなく姿を消した人類半分(ピーター・パーカー含む)は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘の末、無事に現実世界に帰還。きっと誰もが気になっていた「行方不明だった5年の間に、年齢ってどうなったの?」という問題について、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では明確な答えを示される。また、夏休みが舞台になっているだけに、多感なティーンならではの恋や友情も、大きな進展が見られるので期待してほしい(『グレイテスト・ショーマン』を経てのMJ役、ゼンデイヤがすばらしい)。エバーグリーンな青春映画の魅力にあふれている。もちろん、MCUの醍醐味として、エンドロールが終わるまでは絶対に席を立たないで!スパイダーマン/ピーター・パーカーの“未来”に待ち受ける、まさかの展開が示唆されており、早くも<フェーズ4>への期待が高まること間違いなし。本作は次世代への力強い決意表明でもあるのだ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月27日俳優の伊藤健太郎が、日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6月28日公開)のアンバサダーに就任することがこのほど、明らかになった。さまざまな映画、ドラマ、舞台などで広く活躍し、注目度の高い若手俳優のひとりである伊藤健太郎。無類の映画好きとして知られ、『スパイダーマン』シリーズをこよなく愛していることから、今回の就任が決定した。伊藤は「映画シリーズはもちろん、アニメシリーズでも見ている大好きな『スパイダーマン』最新作の公開を、アンバサダーとして応援できることをとてもうれしく思います!」と喜び、「『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の続編とも言われているので、あの戦いの後の世界がどう描かれているか、ピーター・パーカーがどのようなヒーローに成長していくのかを見届けるのがとても楽しみです。アベンジャーズの中でも特にスパイダーマンが一番好き! 本作の魅力をしっかりとアピールするべく、アンバサダーとして頑張ります!」と意気込んでいる。アンバサダーの初ミッションとして、本日ロサンゼルスにて開催されるワールドプレミアに伊藤の参加が決定。このワールドプレミアには、主演スパイダーマンを演じるトム・ホランド、新ヒーロー“ミステリオ”役でMCU初参戦のジェイク・ギレンホール、『アベンジャーズ』シリーズに出演するニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンなど、作品の豪華キャストが大集結する。
2019年06月27日『アベンジャーズ/エンドゲーム』での出来事の後に永遠に変わってしまった世界で、新しい脅威との戦いに挑まなければならないスパイダーマンの姿を描いた『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、もうすぐ日本で世界最速公開。この度、最新作公開直前、新たにスパイダーマンが悩みを打ち明ける本編映像が到着した。高校生のスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)は、周囲からの“ネクスト・アイアンマン”と呼ばれる重責に悩んでいた…。今回到着した映像では、新たな“スーパーヒーロー”ミステリオ(ジェイク・ギレンホール)がピーターの悩みを聞き、アドバイスを送る様子が収められている。その姿は、まるで師・アイアンマンのよう!?今回、元S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、スーパーヒーローのこの2人を引き合わせ、戦いを通じ次第に友情を育んでいく。ジョン・ワッツ監督も「ミステリオの目に、チームメイトとして協力し合えそうな存在として映るのがピーターだ。でもそれと同時にミステリオは、ピーターが世界を救うよりも、夏休みの旅行を楽しみたいと思っているティーンエイジャーであることもわかっているんだ」と語っており、ミステリオの登場が本作に大きな影響を与えることを示唆している。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月25日ジェイク・ギレンホール演じるニューヒーロー“ミステリオ”の登場でも話題を呼ぶ、トム・ホランド主演『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。この度、「アベンジャーズ」のあの戦いが生んだ新たな脅威が明らかになる、期待高鳴る本編映像が公開された。今回解禁となる映像は、トム・ホランド演じるスパイダーマンことピーター・パーカーと、ニューヒーロー、ミステリオ(=クウェンティン・ベック)とのファーストコンタクト。ミステリオを演じるのは、カメレオン俳優として知られ、MCU作品初参戦となるジェイク・ギレンホール。元S.H.I.E.L.Dの長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、新たなる脅威と戦うためにスパイダーマンの力が必要だとピーターに告げている。それは、それぞれ風、水、火、土の四大元素のうちの一つを操る、“エレメンタルズ”と呼ばれる巨大なクリーチャーたち。この怪物たちは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』での出来事によって宇宙にできたブラックホールから、地球上に現れたのだ。別の地球からやってきたミステリオは、スパイダーマンと共闘し、このエレメンタルズという脅威に立ち向かおうとするが、「僕は“親愛なる隣人”ですよ」とピーター。前作『スパイダーマン:ホームカミング』から引き続きメガホンをとるジョン・ワッツ監督は、ミステリオについて、「コミックの中では魅力的なヴィランだった。だからヒーローとして描かれる彼は、今まで誰も見たことがないんだ。スパイダーマンとミステリオとニック・フューリーがチームとなって、全世界に対する脅威と戦うというアイデアがエキサイティングだ」と語る。映像冒頭、ミステリオが初めてスパイダーマンと向い合い、その活躍をねぎらうとき、ピーターの瞳はかつてアイアンマンに向けられていた尊敬の眼差しのようにも感じられる。自分のことを誰よりも信じてくれた人がいない世界で、ヒーローとして葛藤するスパイダーマンを前に、新たなヒーロー・ミステリオは共にエレメンタルズに立ち向かい、スパイダーマンを“親愛なる隣人”から“真のヒーロー”へと導くことはできるのだろうか?『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月24日6月28日(金)に日本で世界最速公開となるトム・ホランド主演のスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。文字通り「世界最速」のタイミングとなるべく、6月27日(木)に上映最終日を迎える『アベンジャーズ/エンドゲーム』と2作品連続上映カウントダウンイベントの実施が決定した。本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の戦い後の世界で、親愛なる隣人であるスパイダーマンことピーター・パーカーがヒーローの師匠であるアイアンマンの“鉄の意志”を継ぎ、“真のヒーロー”になるために新たな脅威に挑む、この夏最大の話題作。今回のイベントは、その世界最速公開日6月28日(金)に日付が変わる瞬間から上映がスタートされるだけではなく、前日6月27日(木)20時より『アベンジャーズ/エンドゲーム』を先に鑑賞し、MCUフェーズ3の流れを存分に堪能するイッキ見企画。開催場所であるTOHOシネマズ 新宿では計11スクリーンにて本イベントを実施。2D、3D、MAX(R)、MX4Dの各フォーマットにて上映が行われるため、お好のみのフォーマットで鑑賞が可能(※2作品とも同一フォーマットでの鑑賞)。なお、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の3D字幕版は、本イベントのみの限定上映となっている。“スパイダーマン”声優・榎木淳弥が登壇予定!2作品の上映の間には、トークイベントも開催。スパイダーマンことピーター・パーカーの声優を務める榎木淳弥(予定)をゲストに迎え、MCUフェーズ3を締めくくる歴史的瞬間を熱くトーク。さらには『アベンジャーズ/エンドゲーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のスペシャルフッテージの上映(予定)や、豪華プレゼントがあたる大抽選会も。そして来場者にはもれなく、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のUS版ビジュアルポスター(B2サイズ)、ホットトイズ社提供の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』特別グッズ、さらには『アベンジャーズ/エンドゲーム』特製ポストカードといった豪華特典が用意されている。チケットは本日6月19日(水)18時よりチケットぴあにて発売開始。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は6月27日(木)まで全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年06月19日スパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に登場する、新ヒーロー・“ミステリオ”。演じるのは、カウボーイや映像パパラッチ、ボクサーなど、実に様々な作品でカメレオンぶりを発揮してきた実力派俳優ジェイク・ギレンホール。そんな彼のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の加入は映画界のビッグニュースであり、ファン待望でもあった。本作ではスパイダーマンを“真のヒーロー”へと導く存在となるのか、ジェイクと彼が演じるミステリオに迫った。1980生まれのジェイクは、『デイ・アフター・トゥモロー』(’04)などで注目を集め、『ブロークバック・マウンテン』(’06)でカウボーイ同士の悲恋を熱演してアカデミー賞助演男優賞にノミネート。『ゾディアック』『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』『ミッション:8ミニッツ』『複製された男』など話題作に次々出演し、崖っぷちのパパラッチを演じた『ナイトクローラー』(’15)で14kg減量した後、ボクサー役で主演した『サウスポー』(’16)では21kg増量して鍛え上げられた肉体美を披露、徹底した役作りによるカメレオンぶりで演技派俳優としての地位を確立していった。今年は本作のほか、製作も兼ねたポール・ダノ初監督作『ワイルドライフ』、名匠ジャック・オディアール監督作『ゴールデン・リバー』が同日公開されるなど、出演作が続いている。実は原作本でのミステリオ(クエンティン・ベック)は、スパイダーマンを脅かす“ヴィラン役”として登場。しかし本作では一転、パラレルワールドの地球からやってきたヒーローであり、地、風、水、火の四大元素のうちの1つを操り地球を襲うエレメンタル・クリーチャーズとの戦いを熱望している。「やつらがこの地球にやってきたことは、自分の地球での出来事とつながっている、とベック(ミステリオ)は考えている。だから彼にとっては、エレメンタル・クリーチャーズを倒すことは自分の責務なんだ」とジェイクは言う。そのため、誰も観たことのないミステリオが本作では描かれており、ファンの期待がより高まっている。さらに本作では、アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)という存在を失ったスパイダーマン/ピーター・パーカー(トム・ホランド)が、“ティーンエイジャーである自分とヒーローとしての自分との間に苦悩する姿”が描かれる。戦いへの参加をためらうピーターにミステリオは理解を示しつつも、どのヒーローにも伴う感情であることを伝え、ひとりの友人として想う姿にいつしかピーターは心を開いていく。実際トム・ホランドは、いつか共演したい俳優リストにジェイク・ギレンホールを上げていたほどで、「今まで僕が共演した役者には必ずスイッチがあった。『アクション』と声がかかり、彼らが演技をしているというのはわかった。でもジェイクはそうじゃない。役に入る時、役から出る時の境目がないんだ。僕に話しかけているんだと思っていると、『しまった!もうシーンを演じてるんだ!』って気づくんだ」と熱く語り、若手俳優にとっても憧れの存在であることを打ち明けている。名優揃いのMCUについに加入したジェイクは、果たしてどんなミステリオを演じているのか?新たなヒーローの誕生、そしてスパイダーマンと力を合わせて強敵に挑む姿をぜひ映画館で確かめてみて。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月13日日本で世界最速公開となるトム・ホランド主演『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から、スパイダーマンの新しい“赤×黒スーツ”の製造シーンが明らかとなるTVスポット<最新鋭スーツ編>が解禁となった。本作初登場!赤×黒スーツ誕生の秘密が明らかに!?全4種類のスパイダースーツが登場するという本作。今回解禁となるTVスポット映像では、新しい配色の赤×黒スーツの製造シーンが描かれている。ヨーロッパ各地で突如現れた未知の敵と闘うために、「新しいスーツを!」と意気込むピーターことスパイダーマン。アイアンマンことトニー・スタークの運転手兼ボディーガードのハッピー・ホーガンが「任せろ」と快諾すると、ピーターの後ろの壁が開き…マシンの中から赤×黒スーツが出来上がっていく様子が映し出されている。スターク・インダストリーズの技術を引き継いで作られたと思われる新スーツ。その新機能について、先月バリで行われたファンイベントの記者会見でトム・ホランドが「ウェブシューターがスーツの中に組み込まれている」と公表!新スーツを着たスパイダーマンは一体どんな活躍を見せるのか?『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇場上映が6月27日(木)までと発表されている中、その後の物語を描くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェイズ3完結編となる本作に、期待が膨らむTVスポットとなっている。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月12日6月28日(金)に世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に主演するトム・ホランドと、6月14日(金)に日米同時公開となる『メン・イン・ブラック:インターナショナル』でエージェントH役を演じるクリス・ヘムズワースとのスペシャル対談が、バリ島で実現した。先日、パリ島で行われた『スパイダーマン』最新作と『メン・イン・ブラック』最新作のファン・イベント。その場で、スパイダーマンことピーター・パーカーを演じるトムと、マーベル映画のソーとしてもお馴染みのクリスのヒーロー対談が実現!向かい合って席に着いたトムとクリスは、これまで何度も会っているにも関わらず初対面かのような挨拶。「トム…ヒドルストン?」とのソーの弟・ロキを演じた“トム違い”の名前で揺さぶりをかけるクリスの先制パンチに「そうだよ」と動揺の色を隠せないトム。すでに戦いは始まっていたのだ。いっきに勝負に出るクリスが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に「なぜ、ソーは出てこなかった?」と問いかけると、「アベンジャーズの中心人物のキャラクターしか出られないんだ。ロバート・ダウニー・Jrの代わりになる人しか」と、ソーを暗にディスる(?)まさかの返答でカウンターパンチをお見舞い!?徐々に自分のペースを戻しつつあるトムは、ここぞとばかりに『アベンジャーズ/エンドゲーム』のソーの“体型”について言及するが、クリスは「オスカーを意識してガタイを大きくしていたよ」と余裕(?)の返しも。しかし、「世界中で1番好きな役者は誰?」との問いかけに、トムから「リアム・ヘムズワース」と弟の名を言われて、思わず吹き出したクリス。「ヘムズワース家からは他にいる?」と食い下がるも、「ルーク・ヘムズワース」(兄)「インディア・ヘムズワース」(娘)と、決して“お目当て”の名前を出さないトムが畳みかけていく。そんなやりとりを披露する仲睦まじい2人は、2016年に公開された『白鯨との闘い』で初共演を果たしており、その後、世界中で社会現象を巻き起こした『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』で再会。スパイダーマンと、雷のパワーを操る破天荒な神様ソーとして、地球を襲う脅威にともに立ち向かった。さらにクリスが自身のInstagramで、スパイダーマンのフィギュアを「彼は子どもだから、ころんじゃうね」と指で小突き倒した動画を掲載した際には、トムも動画で反撃。ソーのフィギュアを小さなハンマーで弾き飛ばすなど、SNSを通じてじゃれ合う2人の姿も大きな話題となっている。また、6月1日(土)に23歳の誕生日を迎えたトムに対し、クリスは「お誕生日おめでとう。ビッグレジェンド」とメッセージを送っており、「アベンジャーズ」シリーズの撮影が終了しても、彼ら深い絆が生まれていることがよく分かる。そんな彼らの仲の良さが伝わってくる、爆笑必至のやり取りを展開するスペシャル対談映像を、ぜひここからチェックしてみて。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は6月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定メン・イン・ブラック:インターナショナル 2019年6月14日より全国にて公開
2019年06月11日MCU“フェーズ3”完結作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の日本語吹き替え版声優が決定。スパイダーマン役の榎木淳弥、ニック・フューリー役の竹中直人が続投する。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を描く本作。スパイダーマンこと、ピーター・パーカー役の続投が決定した榎木さんは「エンドゲーム後の世界で、スパイダーマンの新たな戦いが始まります。ピーターが、スパイダーマンが、ヒーローとしてどのように成長していくのか僕自身も楽しみです。ご期待下さい!」とメッセージ。また『アベンジャーズ』をはじめ、長年に渡りニック・フューリーの吹き替えを担当する竹中さんは「とうとうこの日がやって来た…!!そう!!あのニック・フューリーが《ファー・フロム・ホーム》に登場するその時がっ!!スパイダーマンとニック・フューリーの夢の共演!!!」と喜び、「再びニック・フューリーの声優を務めさせて頂くとはっ!我が心臓が音を立てて軋みだす!わたくし竹中直人、全勢力をかけて挑みたい!」と熱く語っている。さらに今回、迫りくる新たな脅威にスパイダーマンと共に立ち向かう新ヒーロー、ミステリオ/ベック役を、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の城之内克也役、「テニスの王子様」の菊丸英二役の高橋広樹が演じることが決定。演じるジェイク・ギレンホール同様、MCU作品初参戦を果たす。「また、新しいジェイクに会えて嬉しい」と喜んだ高橋さんは、「彼は、出演する映画毎に役作りがとても深いので、楽しみです」と期待している。そのほか、これまでトニー・スタークのサポートを行い、本作ではピーターを支えるハッピー・ホーガン役(ジョン・ファヴロー)の大西健晴。ピーターが密かに恋心を寄せるMJ役(ゼンデイヤ)の真壁かずみ。ピーターの同級生・ネッド役(ジェイコブ・バタロン)の吉田ウーロン太。ミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティー、ベティ役(アンガーリー・ライス)の水瀬いのり。そして、ピーターの叔母・メイおばさん役(マリサ・トメイ)の安藤麻吹が今作でも続投する。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月01日全米公開よりも早い、日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から、キャラクターポスター4種が公開された。MCUフェイズ3完結作であることも明らかとなった本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の物語が展開される。今回到着したキャラクタービジュアルに写るのは、トム・ホランド扮するスパイダーマン(ピーター・パーカー)をはじめ、ピーターにミッションを与える元S.H.I.E.L.D.の長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)。アベンジャーズの最後の戦いを経て、新たに迫る脅威に共に立ち向かう異次元から来たというジェイク・ギレンホール演じるミステリオ(ベック)。そして、ピーターたちと夏休み旅行へ出かけるミシェル・“MJ”・ジョーンズ(ゼンデイヤ)と、主要キャラクターの4人だ。ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない中、どう戦うのか!?公開まであと1か月。どんな戦いが待っているのかワクワクが止まらない。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年05月23日フジテレビの動画配信サービス・FODでは、6月28日に公開される映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のワールドプレミア試写会に参加できる3泊5日ロサンゼルス旅行のプレゼントキャンペーンを開始した。FODでは、『スパイダーマン』シリーズをはじめ、『アイアンマン』『バイオハザード』シリーズ、『トータル・リコール』などの映画や、『ハンニバル』『マスターズ・オブ・セックス』といったドラマなど、海外作品を数多く配信。そこで、1組2名を『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のワールドプレミア試写会に招待する。応募方法は、きょう20日から31日までにFODの公式Twitter(@fujitvplus)をフォローし、プレゼント募集ツイートをリツイート、またはFODで配信中の作品から好きな番組名と「#FODは動画も雑誌も見放題」をつけてツイート。抽選の上、6月5日に当選者へ直接ダイレクトメッセージで連絡される。応募資格は、21歳以上(2019年5月現在)で、日本国内在住。同伴者も21歳以上に限られる。(C)2019 CTMG, Inc. All rights reserved. Courtesy of Sony Pictures
2019年05月20日トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、6月28日(金)より日本で世界最速公開。この度、『アベンジャーズ/エンドゲーム』直後が舞台となる本作から新たな場面写真が解禁となった。今回、解禁となったのは、アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の壁画をバックにアイアン・スパイダー・アーマーに身を包んだピーター(トム・ホランド)が、葛藤しているかのような意味深な表情を浮かべる姿をとらえたもの。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でトニーにスカウトされ、『スパイダーマン:ホームカミング』ではヒーローとしては未熟ながら、自分が授かった力を世のために活かしたいと切望するピーターと、それを見守るトニーとの師弟関係にも焦点が当てられ、自分の力を過信して1人で躍起になるピーターに対してトニーが厳しく制する場面や、まさに“ヒーローとは何か”を諭す場面も描かれていた。そして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、ヒーローの師弟から一種の親子のような関係へと発展をみせ、もっと2人の物語を観てみたい、と思ったファンも多いに違いない。そんなピーターことスパイダーマンは師匠から“鉄の意志”を継ぎ、“親愛なる隣人”から世界を守る真のヒーローとなることができるのか。本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一区切り、フェイズ3の完結作としても注目を集めている。さらにもう1枚、スパイダーマンの新たなルックスの場面写真も解禁。今回のスパイダーマンは、象徴的な赤と青のスーツのほか、トムホが“ステルス・スーツ”と呼ぶゴーグルが着いた真っ黒なスーツを身に纏うようだ。トムホはこの“ステルス・スーツ”について「最高にクールだよ。スパイダーマンのスーツは赤と青。それを新しい方向にもっていくことに観客はきっとワクワクしてくれるはずだよ」とコメントを寄せている。本作では、ニック・フューリーがスパイダーマンに大きく関わることも予想され、このスーツにどんな意味を持ち、このスーツを着てどんなミッションに立ち向かうのか、いまから胸が高鳴るばかりだ。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より世界最速公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年05月16日スパイダーマン映画史上最高傑作との呼び声高く、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』のブルーレイ&DVDが、8月7日(水)にリリース。これに先駆け、監督のボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンと、製作を務めたクリストファー・ミラーにインタビューを敢行、日本のアニメから大きな影響を受けたことを明かしている。CGアニメーションと手描きの手法の融合により、革新的なビジュアルで誰も観たことのないスパイダーマンの世界を誕生させた本作は、劇場公開時から日本をはじめ世界中で大絶賛の声が続出。世界で最も有名なキャラクター“スパイダーマン”の世界で、主人公マイルス・モラレスの成長や仲間との絆の全く新しい物語が描かれる。大友克洋監督『AKIRA』の要素は絶対ある本作にはアメリカ発のアニメ、クレイアニメ、日本発のアニメなど様々な要素が取り入れられているが、監督のボブは「日本のたくさんの作品からインスピレーションを受けた」と断言する。「僕たちはみんな宮崎駿のファンだと思う。僕らの作品は彼にインスパイアされているんだ。彼の作品からは、全体的な映画のトーンとビジュアルが大きく反映されたね。彼は“詩人”なんだ。だから、たくさんの要素が詰まっている彼のストーリーテリングには、僕がこれまで手がけてきた作品は、影響を受けてきたと言えるね。だから、彼のDNAは本作にも継承されていると思うよ」と、宮崎駿が本作とボブ自身に与えた影響の大きさを語る。共同監督のピーターは「多大な影響を受けた作品は、大友克洋監督の『AKIRA』だね。『AKIRA』の要素は絶対あるし、彼のスタイルは演出におけるまさにナチュラリズムだね」と語っており、日本アニメの要素が盛り込まれているのが伺える。『パプリカ』今敏監督らも参考にさらに監督たちは、アニメ映画『東京ゴッドファーザーズ』や『パプリカ』を手がけた今敏をはじめ、従来のアニメ製作の手法の枠を突き破り、斬新な映像を作り上げてきた日本のクリエイターたちから影響を受けているという。ボブは「様々な手法で斬新な映像を作ることは日本ではずっと前からやってきたことだけど、僕たちは今、まさに追いつこうとしているんだ。僕たちが目指している楽しみなことの一つが、スパイダーマンの新しくて面白いストーリーを新しくて斬新な映像スタイルで見せていくことなんだ。そして、僕らが参考にしている芸術的なアプローチのほとんどが日本から来ているんだ」と、日本アニメの製作手法に多大な影響を受けたことを明かしている。ペニー・パーカーのアイデアは「セーラームーン」から続いて、登場キャラクターについて、日本のメディアやファンから注目を集めているペニー・パーカーの話題に。ペニーは日本の学生服を着た女の子でロボットを操縦して戦う姿が特徴的だが、「ペニーのアイデアは、『セーラームーン』をはじめ、本当に色々な漫画やアニメから影響を受けたよ」とピーターは語る。ロドニーも「ペニーの元のアイデアとなった色々なキャラクターから僕たちのスタイルで僕たちのバージョンのペニー・パーカーを作り上げようとしたんだ」と、ペニーの誕生秘話を明かしている。スタン・リーのカメオ登場シーンは多すぎて監督もわからず!?また、監督たちは、本作の見どころの1つでもある『スパイダーマン』の生みの親スタン・リーの登場シーンについても触れた。主人公マイルスがスパイダーマンのマスクとスーツを買う店(Stan’s Merch Shop)のオーナーとしてスタンが登場するシーンはすぐにわかるが、それだけでなく、数え切れないほどスタンが本編に登場していると監督たちは口を揃える。「スタンはあらゆるニューヨークのシーンに登場していて、突如現れたり、ほんの数秒だけだったり、映画全体を通してたくさんの場面に登場している。特に、電車のシーンに多く登場しているし、他にも、マイルスとピーター・パーカーが歩道を歩きながら、ピーターが“ありがとうニューヨーク”って言うときに横を通り過ぎるのもスタンなのさ!」と解説してくれた。実際に、スタンは目で確認できる数よりもかなり多く登場しているようで、監督たちもスタンを本編に何回登場させたのか正確には分からないという。最後に、続編やスピンオフの製作もささやかれている本作の今後の展開やアイデアについても、「この映画は、“Into the Spider-Verse”って内側にってサブタイトル(原題)が付いているけど、実際は外側の話だったよね(笑)。もし、もっとスパイダーマンの内面的な部分を描いていたら、クールだったかもしれない。まあ、今後どういう展開になるか期待していてよ。(スタン・リーがスパイダーマンになった)スパイダー・スタンが登場するかもしれないしね(笑)」とファンの期待を煽るコメントも残している。『スパイダーマン:スパイダーバース』ブルーレイ&DVDは8月7日(水)発売、レンタル開始。6月26日(水)よりデジタル先行配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:スパイダーバース 2019年3月8日より全国にて公開
2019年05月14日トム・ホランドがスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じる最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から新予告と場面写真が到着!『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレがあることについて、トムホ自らが注意喚起して始まる本映像には新シーンが続々、さらに日本では6月28日(金)より世界最速公開されることが決定した。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台に…先日、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ3を締めくくる作品であることが発表された本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。師匠ともいうべきアイアンマンに導かれ、真のヒーローを目指してきたスパイダーマンこと高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)。『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経た彼は、次なる闘いに挑むことに――。ピーターは夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかし、そこでニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が突如現れ、ピーターにミッションを与える。目の前に立ちはだかる危機の大きさに、「僕はただの“隣人”だ」とピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。“鉄の意志”を引き継ぎ、僕は闘うヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、炎や水など自然の力を操るクリーチャーたち。世界に危機が迫る中、ベック(ジェイク・ギレンホール)と呼ばれる人物をニックはピーターに引き合わせる。“別の世界”から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。ベックは、マーベル・コミックでは「ミステリオ」として知られる人物。本作では味方となるのか、それとも…。映像でも見られるように、この戦いにソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。いま世界は、ピーター=スパイダーマンに託される!『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より世界最速公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年05月07日映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、6月28日に日本で世界最速公開されることが6日、明らかになった。あわせて、新予告と場面写真がお披露目された。この新予告には、公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれており、映像の冒頭でも注意を呼びかけている。映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編となる本作。スパイダーマンこと高校生のピーター・パーカーは、真のヒーローへと成長すべく、師匠とも言うべきアイアンマンに導かれてきた。そして今、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の戦いを経て、ピーターは次なる戦いに挑むことになる――。ピーター(トム・ホランド)は夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかしそこでニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が突如現れ、ピーターにミッションを与える。目の前に立ちはだかる危機の大きさに、「僕はただの“隣人”だ」とピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。
2019年05月07日2017年、新たにアベンジャーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に加わったトム・ホランドが演じるスパイダーマン。その最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から海外版ポスターが3種類到着した。この度解禁となった海外版ポスターは、ヴェネチア、ベルリン、ロンドンとヨーロッパの都市を舞台にした3種類。ヴェネチアでは観光スポット、リアルト橋を背景にイタリアのガイドブックを読みふけり…ベルリンでも名所のブランデンブルク門を背後に…そしてロンドンでは定番スポットの観覧車、ロンドン・アイの上から街を一望するスパイダーマンがそれぞれ描かれている。S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)との対面により、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちとの夏休み旅行が一転したピーターことスパイダーマン。これらヨーロッパの都市で、一体どんな試練が待ち受けるのか?また、今回のポスターで披露されている新スーツにも注目!お馴染みの「赤と青」から「赤と黒」の配色にアップグレードされた本作のスーツには、どんな新機能が搭載されているのか。続報にも期待していて。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年03月26日アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の公開を記念したコラボレーションカフェが、2019年3月8日(金)から3月21日(木)まで、名古屋パルコにて開催される。映画『スパイダーマン:スパイダーバース』をモチーフとしたメニューは、主人公・マイルスのスーツをイメージしたデザート「ブラックフォンダン」と、爽やかな「ブルックリンブルー・ウェブソーダ」などをラインナップ。コラボレーションメニューを注文すると、限定ステッカーがプレゼントされる。また、カフェ店内には、「マルチバース(異次元)」を再現したフォトパネルも展示。今作品の最大の魅力である“異次元より集まるスパイダーマン達”の世界の中にいるような臨場感を味わえる。【詳細】『スパイダーマン:スパイダーバース』コラボレーションカフェ開催期間:2019年3月8日(金)~3月21日(木)営業時間:10:00~21:00(L.O. 20:30)会場:カルロバブック&カフェbyリブロ住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ東館4Fメニュー:・ブラックフォンダン 1,080円(税込)・ブルックリンブルー・ウェブソーダ 700円(税込)※コラボレーションメニュー注文の方にステッカー(非売品)1枚プレゼント。※プレゼントは数量限定につき、無くなり次第終了。※メニュー内容は変更になる場合あり。
2019年03月14日アカデミー賞長編アニメ映画賞をはじめ、主要映画賞を総なめにした『スパイダーマン:スパイダーバース』が3月8日(金)よりついに日本公開。SNSには「最高のスパイダーマン映画」「最初から最後まで、興奮しっぱなし!」と絶賛の声が溢れており、「今年ベスト候補」「これが作品賞でいいよ!」と本年度ベスト級と認めるコメントも相次いでいる。◆“スパイダーマンたち”が共闘する物語にジャンルを超えたファンが熱狂ニューヨーク・ブリックリンに暮らす、頭脳明晰だが冴えない13歳の黒人の少年マイルスが、別次元で活躍するスパイダーマン(ピーター・B・パーカー)やスパイダー・グウェン(グウェン・ステイシー)たちと共闘し、“隣人”ヒーロー・スパイダーマンとして成長していく姿を描いた本作。アメリカ国内外の批評家や著名人、そして観客たちからも大絶賛を受け、賞レースを独走状態で走り抜けてきた本作がついに日本公開されると、3月9日・10日の週末土日2日間で動員9万8,074人、興収1億6005万2,800円、公開初日から3日間の累計成績は動員13万4,386人、興収2億1679万3,700円となる大ヒットスタート。「スパイダーマン」ファンやアメコミファンだけでなく、若い世代を中心としたジャパニメーション・ファンや声優ファンなども取り込み、大興奮のコメントがTwitterなどのSNSに続々と溢れる結果となっている。◆「とにかくすごい」慣れ親しんだスパイダーマン映画なのに斬新!国内有数の映画レビューサイト「coco」では3月12日現在で総ツイート数6,754件、レビュアー満足度はなんと99%の高数値。何と言っても、「『スパイダーマン史上最高』という評価は誇張でもなんでもない」「スパイダーマンがいっぱいのお祭り映画かと思ったら、ガッツリとしたニューヒーロー誕生譚」「スパイディ誕生譚として、極上の部類」「スパイダーマンとは何か?の完璧な答えを導き出した最高傑作」「サム・ライミ版で感じたスイングの魅力を再び感じられるとは!最高!」と、何度も映画化されてきた“スパイダーマン”というヒーローについての掘り下げ方や、何者でもなかった少年の成長譚・ヒーロー誕生譚に心を打たれる声が数多い。そのいわば普遍的ともいえるストーリーを、これまで目にしたことのないCGと手描きアニメが融合した全く新しい表現で描いたことにも、「動くコミックというかアニメとコミックが融合したような絵がとにかくすごい」「パラパラっとコミックのページをめくってるみたい」「アニメというより動く漫画、スプリットスクリーンというよりコマ割のような画面分割、色んな絵柄のキャラの混在が楽しい」「吹き出しや効果音の文字のアメコミ感が良かった」「ジャパニメーションやディズニーの緻密なアニメとは違ったアプローチ」「アメコミだけでなく、カートゥーン、マンガ、アニメに対するリスペクトに感動」「新たな技術革新がおとずれるまで唯一無二の存在になった」などなど、驚きを込めた称賛の声を上げる人が続出。「極彩色の洪水という感じ」「この映画のためにあるんだと思った!」「通常よりも何倍も楽しめる」と、IMAX3Dや4Dでの鑑賞を薦める声も後を絶たない。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。◆“生みの親”スタン・リー登場も胸アツ!また、スパイダーマンの生みの親として知られ、2018年11月12日に95歳で亡くなったアメコミ界のレジェンド、スタン・リーもカメオ出演。いままでも『アイアンマン』『アベンジャーズ』などのマーベル作品はもちろん、TVアニメ版やサム・ライミ監督の『スパイダーマン』3作、マーク・ウェブ監督の『アメイジング・スパイダーマン』2作、そして『スパイダーマン:ホームカミング』にもカメオ出演しており、劇中のスタン・リー探しはもはや醍醐味の1つとなっている。本作にも、ひと目で彼と分かるアニメキャラで自ら声優も務めて登場。「亡くなったスタン・リーもちゃんと出演していて感動」「実写版やスタンへのリスペクトも素敵」「リー御大にじわり」といったファンからの声が聞こえている。しかも、彼がスパイダーマンを通じて伝えたかったメッセージは健在だ。家にも学校にも居場所がない黒人の少年や、中年太りの男も少女も、マスクを被れば誰もがスパイダーマン=ヒーローになれる。「基本的に孤軍奮闘な印象の強いキャラ」であるスパイダーマンだからこそ、「異なる次元のスパイディが一堂に会すのはムネアツ」「プリキュアやライダー、戦隊もののような夢の競演」「異次元スパイディ達が合流する山場には高揚」と、いっそうの興奮を呼んでいるようで、「ペニー・パーカー主役でスピンオフ作って」「グウェンが可愛い」と個々のスパイディたちを応援する人たちもいる。さらに1シーンの情報量の多さも圧倒的で、「小ネタ、情報量がすげえ!」「追いつかない!」との声が。『LEGO(R)ムービー』のフィル・ロード(共同脚本)&クリストファー・ミラーがプロデューサーを務めているだけあり、実写版やほかの作品にもリスペクトを込めたオマージュがたっぷり。スパイダー・グウェンが“自己紹介”するシーンのタイムズスクエアにはどこかで見たことがあるような看板が並んでいるので、目を懲らしてチェックしてみてほしい。◆2019年は異彩を放つヒーローが映画界を席巻!これまでに見てきたスパイダーマンらしさがありつつ、これまでに見てきたどのスパイダーマンとも違う真新しさがある本作。思えば今年は、DCのヒーロー映画としては異色のワイルドキャラ&ド派手海中バトルの『アクアマン』が大ヒットしたばかりで、“見た目は大人、中身は子ども”の悪ノリギャップヒーロー『シャザム!』も待機。3月15日(金)からはマーベル初の女性単独ヒーロー作品で、女性主人公の映画として世界興収のオープニング記録を塗りかえた『キャプテン・マーベル』も控えている。今年は新機軸のヒーロー映画が、ますます熱くなりそうだ。『スパイダーマン:スパイダーバース』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:スパイダーバース 2019年3月8日より全国にて公開
2019年03月12日先のアカデミー賞で長編アニメーション賞に輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』。おなじみのヒーロー、スパイダーマンが何人も登場してチームを組むという奇想天外なコンセプトを、革新的なビジュアルとハートフルなストーリーで魅せる傑作だ。日本でも劇場公開が始まったばかりだが、先行して公開されたイギリス、フランス、北米、韓国など世界各国では4DX版が大好評を博しているという。4DXといえば、シーンに合わせて椅子が動くなど、さまざまな物理的効果で臨場感を高めてくれる上映形式で、確かに『スパイダーマン:スパイダーバース』との相性は抜群にいい。そもそも本作は「スパイダーマンが死亡!」というショッキングな展開に始まり、後を継ぐことになった少年マイルスが、パラレルワールドから集まった何人ものスパイダーマンとチームを組むといういささか入り組んだ内容。しかし、個性豊かな各スパイダーマンの世界観に合わせて映像スタイルを変えるなど、膨大な情報がビジュアルとして目に飛び込んでくることで、誰もが理屈抜きで楽しめるようになっている。そして万華鏡のように変化するビジュアルをみごとに補完してくれるのが4DX効果。例えば主人公マイルスが学校の行く時には、流れるヒップホップ系のリズムが椅子からも振動として伝わり、校舎に入る時はカメラワークに合わせて椅子がゆっくりと動く。それによって学校に馴染めていないマイルスの宙ぶらりんな気持ちも伝わってくるのだ。もちろんスパイダーマンがニューヨークの摩天楼を飛び回るシーンでは、4DX効果によって自分がスパイダーマンになったかのような爽快感が味わえる。特に客席全体に巻き起こる“風”の効果によって、高層ビルのてっぺんからダイブする“滑空”感とシンクロできるのは「スパイダーマン」映画ならでは。また、スパイダーマンの腕から糸が飛び出すウェブシューターの表現は、鋭い空気の球を発するエアーショット効果がばっちりカバーしてくれる。しかし、一番『スパイダーバース』の4DX版をおすすめしたい理由は、この物語が「ヒーローの孤独」を扱っているからだ。本作のスパイダーマンたちはそれぞれの世界で独りで戦ってきたのだが、パラレルワールドの扉が開いたことで初めて仲間ができる。彼らは互いに「君の気持がわかる」と相手を思いやることができるのだ。現実の世界に生きるわれわれが「スパイダーマンの気持ち」を100%理解することは難しい。しかし4DXでは、主人公マイルスが新米スパイダーマンにとして戸惑ったり、高揚したりする感覚を、五感を通じて感じることができる。そして身体全体でスパイダーマンの世界を味わうことで、自分もチームの一員のような一体感に包まれ、気がつけば感動も4割増しになるという、アクションとエモーションの相乗効果が起きているのだ!きっと本作は、『パシフィック・リム』や『マッド・マックス怒りのデス・ロード』のように、映画ファンたちに“4DXの殿堂”入り作品として記憶されるに違いない。取材・文:村山 章『スパイダーマン:スパイダーバース』公開中
2019年03月12日「ぴあ」調査による2019年3月8日、9日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』が第1位になった。劇場にはアメコミ好きや、マーベル作品ファンが多くつめかけており、出口調査では“ストーリー”と“映像”を絶賛する声が続出した。本作は、ニューヨーク・ブルックリンで暮らす少年マイルスが、初代スパイダーマンと出会い、彼のもとで2代目スパイダーマンへと成長していく姿を描いた作品で、ふたりの他に、全く別の次元から飛ばされてきた複数のスパイダーマンが登場し、彼らはマイルスを中心に集結し、世界の危機に立ち向かっていく。観客からは「アメコミらしい雰囲気が前面に出ていて、演出がかなり斬新」「それぞれが抱える悩みとか、どのスパイダーマンもヒーローとしての役目を責任をもってやっていて、かっこよすぎた!」「ヒーローという重圧に耐えながら成長していく少年の物語で、スパイダーマンが誕生する瞬間が見られた」「アクションあり、笑いあり、涙ありの全部が詰まった映画。でも泣きが1番強かった!」などの声があがり、「アクションだけでなくストーリー面が良いなと思った。たまたまヒーローになっただけというところに親近感があって、等身大ヒーローという点に魅力を感じる」と話す人もいた。出口調査では「アメコミのスパイダーマンをそのまま映像にしたような予告がカッコよくて興味を持った」と話す人もいて、“映像”を評価する声も目立ち、「読んでいたアメコミのイメージのまま観れたのでよく出来ていると思う」「リアルとコミック調のところがうまく合っていて面白い」「アニメならではのアクションの派手さがあってスピード感があった」「色彩豊かでアニメじゃないと表現できないシーンがよかった」などのコメントが寄せられた。(本ランキングは、3/8(金)、3/9(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年03月11日第91回アカデミー賞で長編アニメ賞に輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』が本日から公開になる。本作は他にも英国アカデミー賞、アニー賞、ゴールデングローブ賞など多数の映画賞を受賞。単に“スパイダーマン”のアニメ作品ではなく、映画史にその名を刻む傑作映画として高く評価されている。マーベル・コミックの人気キャラクターのひとり“スパイダーマン”はこれまでに幾度となくアニメ化、実写映画化されてきたアイコン的な存在だが、本作は主人公が暮らす世界とは“異なる次元”にも同じようにスパイダーマンが存在し、ある事件をきっかけに複数のスパイダーマンが集結するドラマが描かれる。アメリカのブルックリンで暮らす高校生マイルスはある日、突然変異したクモにかまれたことで驚異的な力を得る。やがて彼は地下鉄で“異次元”との扉を開く装置を発見。さらに街の安全を守っていたスパイダーマン=ピーター・パーカーの死を目撃する。その後、異次元から“別の世界のピーター・パーカー”が出現。さらに別の次元からもスパイダーマンが現れ、マイルスは自身の能力を制御する術を学び、さらに自分は一体、何者なのか? 自分は何をするべきなのかを見出していく。複数の次元から複数のスパイダーマンが集まる設定はこれまでにもコミックで描かれてきたが、本作は『21ジャンプストリート』や『LEGO ムービー』など数々の傑作を手がけてきたフィル・ロードとクリス・ミラーのコンビが製作を担当。ロードは脚本も執筆しており、平凡な主人公がヒーローに成長する定番の物語を主軸に置きながら、ヒーローの継承の物語や家族のドラマを、掟破りのギャグや展開をアクセントにしながら巧みに描き出している。さらに本作はこれまでにないアニメーション表現に挑んでおり、単にデジタル3Dのアニメーションを制作するだけでなく、そこに手描きの線やコミックブックの質感(効果線やドット模様など)、グラフィティの要素をミックスし、観客が“コミックの世界に入り込んだ”ような映像世界を実現。音楽もストリングスを主体とした劇伴だけでなく、HIPHOP、エレクトロミュージックの音源をミックス&スクラッチして、これまでにないトラックが生み出されている。本作はすでに公開されている国と地域で高評価を集めており、日本でも絶賛の声が広がることになりそうだ。
2019年03月08日「第91回アカデミー賞」の授賞式が25日(現地時間24日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『スパイダーマン:スパイダーバース』が長編アニメ映画賞を受賞。細田守監督の『未来のミライ』は受賞を逃した。『スパイダーマン:スパイダーバース』は、ニューヨーク・ブルックリンを舞台にした、スパイダーマンであるが未だその力をコントロールできない少年マイルス・モラレスの物語。何者かによって時空が歪められる大事故が起こり、歪められた時空から全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちが集まる。長編アニメ映画賞は、『スパイダーマン:スパイダーバース』、『未来のミライ』のほか、『インクレディブル・ファミリー』、『犬ヶ島』、『シュガー・ラッシュ:オンライン』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月25日21時から「第91回アカデミー賞」授賞式の字幕版を放送。
2019年02月25日