法政大学資格課程は、シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を5月25日(土)に法政大学市ケ谷キャンパスで開催します。近年、多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて飽和状態に陥っていることが問題になっています。そのため新たに資料を収集することができない、収蔵庫の保存環境が悪化する、満杯になった収蔵庫を放置するなど、収蔵コレクションが死蔵化された状態となっています。本シンポジウムでは、その実情を明らかにするとともに、国際的な動向も踏まえた多角的な視点から、博物館関係者との議論により、今後のコレクション管理の在り方を考えます。*本シンポジウムは、科研費基盤研究(C一般)課題番号22K01019「博物館収蔵資料の保管と活用に向けた調査研究」研究代表者:金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)の助成によるものです。【開催概要】■主催 : 法政大学資格課程■後援 : 公益財団法人日本博物館協会■開催日時 : 2024年5月25日(土)13:30~17:30■場所 : 法政大学市ケ谷キャンパスボアソナード・タワー26階 スカイホール ■定員 : 200名(事前申込制先着順)後日オンデマンド配信あり(事前申込制:6月10日頃の配信を予定しています)■参加費 : 無料■申込 : 下記参加申込フォームより事前にお申込みください参加申込フォーム: ※申込締め切り:2024年5月21日(火)18:00■プログラム: 13:00~ 開場13:30 開会13:35 趣旨説明金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)13:40 博物館のコレクション管理状況について-公立博物館アンケート調査結果より-石川貴敏(法政大学兼任講師)13:55 高知県立歴史民俗資料館の収蔵庫問題岡本桂典(同館前副館長)14:10 栃木県立博物館の収蔵資料の管理と活用篠崎茂雄(同館学芸部長)※※「崎」はたつさき14:25 都立文化施設における収蔵品の収集・保管・活用佐々木秀彦(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京企画部企画課長)14:40 収蔵庫の満杯問題の所在と課題金山喜昭14:55 博物館振興を支えるコレクション管理-課題と展望-半田昌之(日本博物館協会専務理事)15:10 博物館政策の立場から中尾智行(文化庁参事官(文化拠点担当)博物館支援調査官)15:25 コレクションと社会をつなぐ-イギリスの博物館の取組み-竹内有理(乃村工藝社公民連携開発1部プランナー)15:40 自然史系コレクションの収蔵問題と国際的な動向栗原祐司(国立科学博物館理事・副館長)15:55 休憩16:15 パネルディスカッション(進行役:田中裕二 静岡文化芸術大学准教授)17:30 閉会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月22日東京国立博物館とカルティエは、2024年6月12日から7月28 日まで、東京国立博物館 表慶館にて「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催します。Courtesy of Cartierカルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介する本展は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解きます。東京国立博物館内にある名高い表慶館で開催される「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」は、カルティエの貴重なアーカイブピースで構成される「カルティエコレクション」、 プライベートコレクションやアーカイブ文書など約200点の展示を通して、カルティエと日本文化の対話を浮き彫りにします。展覧会名にある「結」は、カルティエと日本の間に長年にわたり育まれてきた絆を表しています。メゾンの歴史的な作品にたびたび見られる結び目のモチーフからインスピレーションを得ており、20 世紀初頭に美術愛好家であったルイ・カルティエが収集した日本の品々を思い起こさせます。日本におけるメゾンの最初のブティックは1974年に東京・原宿のパレ・フランスにオープンしましたが、日本文化との対話はそれ以前から始まっており、その歴史は19世紀後半にまで遡ります。エキシビションの第一部では、ルイ・カルティエの時代から今日に至るまで、カルティエの作品に日本がいかに影響を与えたか、そして、1988年以降に日本で開催されてきたカルティエの展覧会を振り返りながら、メゾンの歴史を「カルティエ コレクション」の貴重なアーカイブピースとともに紹介します。そしてこの展覧会は、カルティエと日本が共有してきた半世紀の歴史にオマージュを捧げます。メゾンのサヴォアフェールと大切にしている価値観と、日本のクリエイティビティとの絶え間ない対話は、阿部千登勢/sacai、レアンドロ・エルリッヒ、川内倫子、田原桂一、日比野克彦、ホンマタカシ、村瀬恭子などの建築家、デザイナー、現代アーティストの作品を通して表現されます。カルティエと日本との関係は、表慶館の左翼に展示されるカルティエ現代美術財団や日本人アーティストとも強く結びついています。カルティエ現代美術財団は、パイオニアとして、多くの日本人アーティストをヨーロッパの人々にいち早く紹介してきました。本パートでは、万華鏡のようなビジョンのもと、展覧会の開催から出版物の刊行、カルティエ財団のための制作依頼からコレクションにいたるまで、財団がさまざまな分野のクリエイションをどのように結びつけてきたのか、そのユニークな手法を垣間見ることができます。このような無数の交流の中で、カルティエ財団は日本のアーティストたちとの絶え間ない対話を続け、真のコミュニティを築いてきました。こうした創造的な対話は、日本のアートシーンを代表する15人のアーティストの作品を通して展開されます。それらは、澁谷翔、松井えり菜、村上隆、横尾忠則による絵画から、荒木経惟、川内倫子、森山大道による写真、束芋、宮島達男によるインスタレーション、さらに北野武、杉本博司、中川幸夫や三宅一生といった巨匠の作品にまでいたります。単一の展覧会で初めて一堂に会する、メゾン カルティエとカルティエ現代美術財団の並行する2つの歴史は、建物の中心に展示される澁谷翔によるインスタレーションで結ばれます。カルティエ ジャパン50 周年を記念するためにカルティエから制作を依頼にされた澁谷翔は、36日にわたり日本全国を旅し絵画50点の連作を制作。歌川広重と『東海道五十三次之内』(1832年)にオマージュを捧げることは彼の夢でもありました。浮世絵の巨匠の先例に倣い日本橋から旅を始め、47都道府県すべてを訪れ、毎日地方日刊紙の1面に空を描きました。カルティエと日本のつながりの過去、現在、未来を融合することを企画する本展と同様に、澁谷翔による“the Fifty Sky Views of Japan(日本の空50景)”は、こうしたつながりの連続性を示すものであり、絶えず進化させ刷新し続けるカルティエの歴史を象徴するものです。Studio Adrien Gardère(スタジオ アドリアン ガルデール)が手がけた本展の空間構成は、表慶館という伝統的な建築をより引き立て、称えると同時に、カルティエが日本と日本の美意識に捧げるオマージュでもあります。伝統的な素材が見直され、床の間や数寄屋建築に着想を得たニッチやテーブルが各展示品を引き立てます。また、展示されるアーティストの舞台装置には、日本の産業用足場システムが使用され、カルティエ財団と日本との大胆で生き生きとした関係を映し出しています。展覧会概要展覧会名:カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話会期: 2024年6月12日(水)–7月28日(日)休館日: 毎週月曜日、7月16日(火) *7 月15 日(月・祝)は開館開館時間:9時30分–17時、金・土曜日は19時00分まで (入館は閉館の30分前まで)会場: 東京国立博物館 表慶館 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9主催: 東京国立博物館、カルティエ特別協力:カルティエ現代美術財団後援: 在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本会場デザイン&構成: スタジオ アドリアン ガルデール観覧料: 詳細は今後東京国立博物館のサイトでお知らせします。展覧会詳細:東京国立博物館について東京国立博物館は、明治5年(1872)、湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会から始まる、日本で最も長い歴史をもつ博物館です。日本と東洋の美術および考古などさまざまな文化財について、収集、保存、修理、管理、展示、調査研究、教育普及事業などを行っています。東京国立博物館の所蔵品は12万件を超え、質・量ともに日本一のコレクションです。総合文化展では、常時約3,000件を展示しています。カルティエについて1847 年にパリで創業したカルティエは、世界有数のラグジュアリーメゾンとして、開かれた精神と好奇心を常に持ち、独創的なクリエイションを通じて、あらゆるものの中に潜む美を見出し続けてきました。メゾンの創造性の領域は多岐にわたり、ジュエリーやハイジュエリー、ウォッチメイキングからフレグランス、レザーグッズやアクセサリーに至るまで、カルティエのクリエイションには、卓越した職人の技と時代を超越するシグネチャーが融合しています。時代に呼応して献身的に活動するメゾンカルティエは、カルティエ現代美術財団(1984年設立)を通じて芸術・文化の創造を、カルティエ ウーマンズ イニシアチブ(2006年創設)を通じて女性起業家を、そしてカルティエ フィランソロピー(2012年設立)を通じて社会的弱者のコミュニティ、とりわけ女性と子どもを支援し、カルティエ フォー ネイチャー(2020年創設)を通じて、環境と生物多様性の保護にも取り組んでいます。お問い合わせ:カルティエ カスタマー サービスセンター0120-1847-00
2024年03月27日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出し、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4つの国立博物館が収蔵品を貸し出す「国立博物館収蔵品貸与促進事業」において、2024年度事業の実施対象館が決定いたしました。これにより国立博物館が所蔵する各地域ゆかりの文化財86件が、鹿児島、岐阜、福井、愛知、栃木、茨城の6つの施設で順次公開される予定です。■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館(会期順)対象館 :鹿児島市立美術館(鹿児島県)展覧会名 :鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」会期 :2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)貸与予定件数:43件対象館 :岐阜県美術館(岐阜県)展覧会名 :「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展会期 :2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)貸与予定件数:6件対象館 :福井市立郷土歴史博物館(福井県)展覧会名 :鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)会期 :2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)貸与予定件数:6件対象館 :豊橋市美術博物館(愛知県)展覧会名 :銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-会期 :2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)貸与予定件数:14件対象館 :佐野市立吉澤記念美術館(栃木県)展覧会名 :佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)会期 :2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)貸与予定件数:9件対象館 :茨城県立歴史館(茨城県)展覧会名 :開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」会期 :2025年2月15日(土)~2025年4月6日(日)貸与予定件数:8件■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 展覧会概要(会期順)<鹿児島市立美術館>鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」貸与予定件数: 43件会期 : 2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 重要文化財 湖畔 黒田清輝筆 明治30年(1897) カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:2024年に開館70周年を迎える鹿児島市立美術館では、没後100年となる日本近代を代表する郷土作家・黒田清輝(1866~1924)の足跡を多角的に紹介する展覧会を開催します。鹿児島で生まれた黒田は、法律の修学を志して留学したフランスで絵画の道へ転向しました。帰国後、清新な画風で日本の洋画を開拓し、生涯にわたって日本の美術振興に力を注いだその存在は、鹿児島において藤島武二(1867~1943)や和田英作(1874~1959)をはじめとした作家たちの輩出にも影響を及ぼしました。本展では、黒田清輝筆「湖畔」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館が所蔵する黒田、そして同時代に活躍した画家の作品をあわせ43件を貸し出す予定です。<岐阜県美術館>「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展貸与予定件数: 6件会期 : 2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 花化粧 山本芳翠筆 明治時代・19世紀 カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:日本洋画の素地を築いた山本芳翠(1850~1906)は、美濃国恵那郡野志村(岐阜県恵那郡明智町)生まれの近代洋画家です。五姓田芳柳(1827~1892)に学び、のちフランスで本格的な油彩画技法を身に着けました。帰国後の活動は、明治美術会や白馬会などの美術団体結成、日清・日露戦争への従軍画家としての参加、演劇等他の芸術分野との交流など多彩なものでした。 本展では、山本芳翠や黒田清輝(1866~1924)らの作品を通して彼らがフランスから日本へもたらした明治洋画が、今日までどのように受け止められてきたのか考察します。東京国立博物館から、山本芳翠筆「月夜虎」ほか、黒田清輝作品とあわせて6件の作品を貸し出す予定です。<福井市立郷土歴史博物館>鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)貸与予定件数: 6件会期 : 2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)URL : X(旧Twitter): Facebook : 自在鷹置物 明珍清春作 江戸時代・18~19世紀 鉄製 鍛造 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ: 福井藩主越前松平家のお抱え甲冑師「越前明珍」は代々小左衛門吉久を名乗り、甲冑・自在置物・鉄鐔など、鍛鉄とその加工技術を巧みに用いた名作を遺しています。 本展では、明珍を中心とする越前の鍛冶の作品の数々、全国の明珍派はじめ名工が手がけた「自在置物」などを一堂に集め、江戸時代の金属加工技術の粋と、その中で確かな位置を占める越前明珍の軌跡を追います。東京国立博物館から「自在鷹置物」、「甲冑金物」など6件を貸し出す予定です。<豊橋市美術博物館>銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-貸与予定件数: 14件会期 : 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 突線鈕3式銅鐸 弥生時代(後期)・1~3世紀 愛知県豊川市小坂井町伊奈松間出土 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:大正13年(1924)12月27日に、宝飯郡小坂井村伊奈字松間の麦畑(現・豊橋市立前芝中学校校庭)から3口の三遠式銅鐸が出土し、その後、東京帝室博物館に収蔵されました。本展は、出土から100年を記念し、国内有数の銅鐸集中地帯として知られる三河・遠江地方から出土した銅鐸を一堂に会し、銅鐸の果たした意義と弥生時代の社会を考える展覧会です。東京国立博物館から13件、奈良国立博物館から1件の銅鐸を貸し出す予定です。<佐野市立吉澤記念美術館>佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)貸与予定件数: 9件会期 : 2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)URL : Instagram : 重要文化財 銅梅竹透釣燈籠 室町時代・天文19年(1550) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 銅製 鋳造 畑野勇治郎氏寄贈 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:佐野市立吉澤記念美術館では佐野市合併20周年を記念し、足利の考古学者・丸山瓦全(1874~1951)を取り上げた展覧会を開催します。丸山瓦全は、少年期を母の実家である葛生(佐野市)の吉澤家で過ごしました。同家は江戸時代後期以来書画に親しんだことから、瓦全も幅広い文物に深い関心を持ちました。龍江院(佐野市)にあったリーフデ号船尾像の発見・調査と旧国宝指定、天明鋳物研究と戦時下における梵鐘保護活動など、栃木県の文化財保護に大きな功績を残しました。 本展では「銅梅竹透釣燈籠」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館から9件を貸し出す予定です。<茨城県立歴史館>開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」貸与予定件数: 8件会期 : 2025年2月15日(土) ~ 2025年4月6日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : 雪景山水図 雪村周継筆 室町時代・16世紀 紙本墨画 谷口豊三郎氏寄贈 京都国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:茨城県立歴史館は開館50周年を記念し、常陸の国の部垂(現在の茨城県常陸大宮市)を出生地とする戦国時代の画僧・雪村周継の名品を紹介する展覧会を開催します。雪村は常陸北部を領した佐竹一族として生まれ、幼くして出家すると正宗寺などで画業の修練を重ねます。のちには会津や小田原、鎌倉などを訪れて画才を磨き、晩年は会津や三春(現在の福島県田村郡三春町)を往来しながら多くの傑作を生み出しました。本展では、雪村の作品とともに雪村を育んだ時代や地域に関連する資料を紹介し、茨城県および周辺地域の歴史と文化の奥深さや交流の様子などにも触れていきます。東京国立博物館からは「鷹山水図屏風」(重要美術品)を含む4件、京都国立博物館からは「雪景山水図」など4件、あわせて8件を貸し出す予定です。■2025年度「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」募集予定2025年度から事業名称が「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」となり、従来の4つの国立博物館に加えて東京・奈良の2つの文化財研究所の所蔵品も貸出対象となります。2024年4月1日(月)から、2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業実施対象館の申請受付を開始します。申請受付期間:2024年4月1日(月)~6月28日(金) [17時必着]貸与促進事業の申請、展覧会情報に関する詳細は、以下の〈ぶんかつ〉公式ウェブサイトでご確認いただけます。URL: 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしています。2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業 募集チラシ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。■ぶんかつSNSぶんかつ公式サイト X(旧Twitter) @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich ぶんかつ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。東博で楽しむ特別なお花見■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日)本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日)本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日)本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。ほか■桜イベント*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日)11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室*会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。■「博物館でお花見を」来館案内会期: 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場: 東京国立博物館〒110-8712東京都台東区上野公園13-9開館時間: 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日※ただし、3月25日(月)は開館観覧料: 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通: JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月21日東京国立博物館では、桜をモチーフにした日本の美術品を展示する企画「博物館でお花見を」を、2024年3月12日(火)から4月7日(日)までの期間で開催する。「桜」モチーフの日本美術品を展示東京国立博物館の「博物館でお花見を」は、桜をモチーフとした絵画や陶磁器、きもの、工芸などを集めた春の恒例企画。歴史ある日本美術品を鑑賞しながら、春の訪れを感じられる展示となっている。桜の花と花弁を描いた香箱たとえば、香道に使う道具を入れる“香箱”に桜を描いた《桜蒔絵十種香箱》は、金色や銀色などの荘厳なカラーで桜を表現。全体には黒漆塗りがほどこされ、様々な形の桜があでやかに映えるデザインになっている。枝垂桜を友禅染で表現した振袖また、枝垂桜の模様を肩にかかるようにして表現した振袖にも注目。江戸時代の振袖で、当時発達していた友禅染によって、華やかな桜の姿を描き出している。夜桜を鍋島焼で描いた皿そのほかにも、夜桜を描いた鍋島焼の組皿や、花見をする女性たちを描いた鳥文斎栄之筆の浮世絵《金龍山桜花見》など、桜をモチーフに取り入れた歴史ある日本美術品の数々が展示される。庭園では10種類以上の桜もさらに東京国立博物館の本館北側に広がる庭園では、ソメイヨシノをはじめとした開花時期の異なる約10種類の桜がお目見え。ゆったりと園内を散策しながら桜鑑賞を楽しむことができる。開催概要「博物館でお花見を」会期:2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場:東京国立博物館 本館住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00※金曜・土曜日は19:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※ただし3月25日(月)は開館観覧料:一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の者は無料、入館の際に年齢証明※障がい者とその介護者1名は無料、入館の際に障がい者手帳等を提示※有料イベント等は別途料金が必要※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更になる場合あり、東京国立博物館ウェブサイトを要確認【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年02月19日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。メインビジュアル■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀 吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日) 本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。桜蒔絵十種香箱2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳 江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日) 本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。犬追物図屏風(右隻)3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆 江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。金龍山桜花見4. 振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(ふりそで そめわけちりめんじしだれざくらきくたんざくもよう)江戸時代・18世紀3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示枝垂桜が肩にかかる模様を友禅染で表します。上下にわけるスタイルは江戸時代中期に流行しました。振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様5. 桜下婦女図(おうかふじょず)川又常行(かわまたつねゆき)筆 江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示ひらひらと舞い散る桜の花びらをながめる女性。肉筆画を専門とした浮世絵師・川又常行らしい繊細な一図です。桜下婦女図6. 色絵枝垂桜図皿(いろえしだれざくらずさら)鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日) 本館13室にて展示枝垂桜を描いた鍋島焼の組皿で夜桜が表現されています。高度で洗練されたデザインが追究された盛期鍋島の優品です。色絵枝垂桜図皿7. 袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織(ふくさ むらさきじにわとりさくらかえんだいこもようつづれおり)江戸時代・19世紀3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示江戸時代、長寿のお祝いや結婚、出産といったおめでたい日に、贈答の品に覆い被せて贈られました。表地には、諫鼓鳥(かんこどり)が織り表されています。袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織8. 瓢形酒入(ひさごがたさけいれ)船田一琴作 江戸時代・天保14年(1843)2月6日(火)~4月21日(日) 本館8室にて展示素銅(すあか)と銀・銅の合金を継ぎ合わせてつくられたお酒の容器です。上部には雲間にのぞく月を銀象嵌(ぎんぞうがん)し、下部に鍍金の桜花が嵌めこまれています。瓢形酒入■桜イベント *すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん 桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日) 11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室 *会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。庭園風景■「博物館でお花見を」 来館案内会期 : 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場 : 東京国立博物館〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9開館時間 : 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日 ※ただし、3月25日(月)は開館観覧料 : 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: ※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日東京国立博物館は、2024年も1月2日(火)より開館し、恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催します。本企画は2024年で21年目を迎えました。干支をテーマにした特集や、長谷川等伯筆 国宝「松林図屏風」(1月2日<火>~1月14日<日> 本館2室にて展示)をはじめ、本館・東洋館の各展示室で、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々をご覧いただけます。また、新春気分を感じられるいけばなの展示や、1月2日・3日には和太鼓、獅子舞など、新春限定の企画も開催します。新たな年のスタートは、ぜひ当館でお迎えください。和太鼓演奏、獅子舞など新春限定の企画も満載■特集博物館に初もうで謹賀辰年―年の初めの龍(たつ)づくし―2024年1月2日(火)~1月28日(日)本館 特別1室令和6年(2024)は辰年。辰は十二支の5番目で、十二支に割りあてられた動物(十二支獣(じゅうにしじゅう)といいます)において、辰には龍があてられています。龍は十二支獣の中で唯一想像上の動物です。元々は古代中国人の豊かな想像力の産物ですが、その姿は東アジア全域に受け入れられました。本特集は、4つのテーマを設けて、龍の凄みと造形の繊細さを存分にご覧いただきます。龍に命を吹き込むかのように技巧を凝らした作品や、たくましくもユーモラスな姿にかたちづくられる龍の造形をお楽しみください。【主な展示作品】※掲載作品はいずれも東京国立博物館蔵重要文化財龍濤螺鈿稜花盆中国元時代・14世紀東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日)本館 特別1室作品詳細:螺鈿によって、5本の爪をもつ龍が体を大胆にうねらせている姿が表されています。龍の鱗や、躍動する波がしらを見ると、貝を緻密に加工する高度な技術が用いられていることがわかります。重要文化財十二神将立像(辰神)京都・浄瑠璃寺伝来鎌倉時代・13世紀東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日)本館 特別1室作品詳細:十二神将は、薬師如来が従える12人の武装した守護神、いわばガードマン集団です。頭の上で龍がにらみをきかせています。ほか多数■新春イベント情報●催し物※各30分程度2024年1月2日(火)11:00/13:15和太鼓湯島天神白梅太鼓本館前11:45/14:00獅子舞葛西囃子中村社中本館前2024年1月3日(水)11:00/13:15和太鼓湯島天神白梅太鼓本館前11:45/14:00獅子舞葛西囃子中村社中本館前12:30/14:45クラリネット・コンサートジュリアンズ平成館ラウンジ●いけばな2024年1月2日(火)~14日(日)正門、本館玄関、本館エントランス真生流山根由美氏●TNM & TOPPANミュージアムシアターよりプレゼント2024年1月2日(火)・3日(水)VR作品「江戸城の天守」を鑑賞された方に、次回以降お使いいただける鑑賞チケット引換券(有効期限:2024年1月4日〈木〉~6月30日〈日〉)をプレゼントします。※鑑賞には別途料金および当日の予約が必要です。●ミュージアムショップよりプレゼント2024年1月2日(火)・3日(水)当館の全ミュージアムショップで合計3,000円(税込)以上お買い上げのお客様に、ミュージアムショップのグッズをプレゼントします(両日ともになくなり次第終了。当館の全ミュージアムショップでのお買い物が対象、引き渡しは本館ミュージアムショップでのみ対応)。●美術図書バーゲンセール2024年1月2日(火)・3日(水)本館ミュージアムショップのみ対象です。●ホテルオークラレストラン ゆりの木で割引2024年1月2日(火)・3日(水)ゆりの木で5,000円(税込)以上ご利用のお客様は、お会計から10%割引します。●寛永寺根本中堂特別参拝2024年1月2日(火)・3日(水)10:00~15:00根本中堂、四天王像(台東区登録文化財)などを公開します。【来館案内】開館時間:9時30分~17時毎週金・土曜日は~19時※入館は閉館の30分前まで※特別展の開館時間は、各特別展ウェブサイト等にてご確認ください休館日:月曜日、2024年1月9日(火)※2024年1月8日(月・祝)は開館観覧料:一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間・入館方法等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、当館ウェブサイトでご確認ください。交通:JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2023年11月30日東京国立博物館は、2024年も1月2日(火)より開館し、恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催します。本企画は2024年で21年目を迎えました。干支をテーマにした特集や、長谷川等伯筆 国宝「松林図屏風」(1月2日<火>~1月14日<日> 本館2室にて展示)をはじめ、本館・東洋館の各展示室で、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々をご覧いただけます。また、新春気分を感じられるいけばなの展示や、1月2日・3日には和太鼓、獅子舞など、新春限定の企画も開催します。新たな年のスタートは、ぜひ当館でお迎えください。博物館に初もうで メインビジュアル■特集 博物館に初もうで 謹賀辰年―年の初めの龍(たつ)づくし―2024年1月2日(火)~1月28日(日) 本館 特別1室令和6年(2024)は辰年。辰は十二支の5番目で、十二支に割りあてられた動物(十二支獣(じゅうにしじゅう)といいます)において、辰には龍があてられています。龍は十二支獣の中で唯一想像上の動物です。元々は古代中国人の豊かな想像力の産物ですが、その姿は東アジア全域に受け入れられました。本特集は、4つのテーマを設けて、龍の凄みと造形の繊細さを存分にご覧いただきます。龍に命を吹き込むかのように技巧を凝らした作品や、たくましくもユーモラスな姿にかたちづくられる龍の造形をお楽しみください。【主な展示作品】 ※掲載作品はいずれも東京国立博物館蔵重要文化財 龍濤螺鈿稜花盆中国 元時代・14世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:螺鈿によって、5本の爪をもつ龍が体を大胆にうねらせている姿が表されています。龍の鱗や、躍動する波がしらを見ると、貝を緻密に加工する高度な技術が用いられていることがわかります。重要文化財 龍濤螺鈿稜花盆重要文化財 十二神将立像(辰神)京都・浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:十二神将は、薬師如来が従える12人の武装した守護神、いわばガードマン集団です。頭の上で龍がにらみをきかせています。重要文化財 十二神将立像(辰神)重要文化財 五龍図巻 (部分)伝陳容筆 中国 南宋時代・13世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:黒雲のなかに、5匹の龍がからみつきながら姿を現し、また雲気(うんき)のなかに隠れていく様子が描かれています。重要文化財 五龍図巻 (部分)五彩龍濤文長方合子中国・景徳鎮窯「大明万暦年製」銘 明時代・万暦年間(1573~1620) 広田松繁氏寄贈 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:蓋表の各面には、皇帝を象徴するご五そう爪の龍のほか、岩や雲、波、花卉文(かきもん)、唐草文などがびっしりと描かれています。五彩龍濤文長方合子自在龍置物里見重義作 明治時代・20世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:銀製の龍で、胴、脚、爪、口を動かすことができます。箱書に「自在龍」とあり、これによってこの種の作品を「自在置物」と称するようになりました。自在龍置物龍燈鬼立像(模造)森川杜園作 明治時代・19世紀 原品:奈良・興福寺蔵 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:右手で上半身に巻きついた龍の尻尾をつかみ、頭に乗せた燈籠をにらんでいます。興福寺の国宝の像の1/2模造です。龍燈鬼立像(模造)楷書四字軸「龍飛鳳舞」康熙帝筆 中国 清時代・康熙25年(1686) 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~28日(日) 本館 特別1室作品詳細:清朝第4代皇帝の康熙帝の書。「龍飛鳳舞」は、中国では雄大で立派な様子を形容する言葉として用いられます。楷書四字軸「龍飛鳳舞」■新春 吉祥作品紹介 新年の訪れを祝して選んだ作品を展示します。【主な展示作品】 ※掲載作品はいずれも東京国立博物館蔵打掛 紅綸子地松竹梅鶴亀模様江戸~明治時代・19世紀 古屋圭司氏・谷口八季氏・古屋英司氏寄贈 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~3月3日(日) 本館10室 本館10室作品詳細:綸子地に、縫い締め絞りや鹿の子絞りで模様を白く染め抜いて紅地に染め、金糸や絹糸で松竹梅や鶴亀などの吉祥模様を表した振袖の打掛です。打掛 紅綸子地松竹梅鶴亀模様色絵竹図徳利京焼・御菩薩池 江戸時代・17~18世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~6月2日(日) 本館13室作品詳細:精緻な轆轤のわざによるすらりと伸びた頸部が印象的です。京焼のなかでも、卵色の素地に緑と青、金彩の三色で彩った一群は「古清水(こきよみず)」と呼ばれます。色絵竹図徳利重要文化財 色絵月梅図茶壺仁清、「仁清」印 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~3月10日(日) 本館13室作品詳細:満開の花を付けた梅の木と月が、赤や緑、金や銀などで描かれています。全体に配置された金色の雲が、梅や銀色の月の姿を見え隠れさせています。重要文化財 色絵月梅図茶壺梅花図彭城百川筆 江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~2月18日(日) 本館8室作品書斎:下が透けるような荒い絹に、白梅が伸びあがり咲く様子が描かれています。作者の百川は名古屋に生まれ、舶載の中国画や画譜を学びながら絵を描き、俳諧もよくした日本文人画の先駆者の一人です。梅花図国宝 松林図屏風長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀 東京国立博物館蔵展示期間:1月2日(火)~14日(日) 本館2室(国宝室)作品詳細:松林という日本の伝統的なモチーフを、中国絵画から学んだ水墨表現によって描き出し、日本の風土の豊かな形象をみごとに表しています。国宝 松林図屏風(右隻)国宝 松林図屏風(左隻)■新春イベント情報●催し物 ※各30分程度2024年1月2日(火)11:00/13:15 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 本館前11:45/14:00 獅子舞 葛西囃子中村社中 本館前2024年1月3日(水)11:00/13:15 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 本館前11:45/14:00 獅子舞 葛西囃子中村社中 本館前12:30/14:45 クラリネット・コンサート ジュリアンズ 平成館ラウンジ過去の和太鼓イベントの様子●いけばな 2024年1月2日(火)~14日(日)正門、本館玄関、本館エントランス真生流 山根由美氏●TNM & TOPPANミュージアムシアターよりプレゼント2024年1月2日(火)・3日(水)VR作品「江戸城の天守」を鑑賞された方に、次回以降お使いいただける鑑賞チケット引換券(有効期限:2024年1月4日〈木〉~6月30日〈日〉)をプレゼントします。※鑑賞には別途料金および当日の予約が必要です。●ミュージアムショップよりプレゼント2024年1月2日(火)・3日(水)当館の全ミュージアムショップで合計3,000円(税込)以上お買い上げのお客様に、ミュージアムショップのグッズをプレゼントします(両日ともになくなり次第終了。当館の全ミュージアムショップでのお買い物が対象、引き渡しは本館ミュージアムショップでのみ対応)。●美術図書バーゲンセール2024年1月2日(火)・3日(水)本館ミュージアムショップのみ対象です。●ホテルオークラレストラン ゆりの木で割引2024年1月2日(火)・3日(水)ゆりの木で5,000円(税込)以上ご利用のお客様は、お会計から10%割引します。●寛永寺根本中堂特別参拝2024年1月2日(火)・3日(水)10:00~15:00根本中堂、四天王像(台東区登録文化財)などを公開します。■2024年1月2日、本館4室がリニューアルオープン!日本文化を代表する「茶の湯」をもっと身近で親しいものに感じていただくために、本館4室「茶の美術」をリニューアルします。展示ケースや照明、解説パネルなどを一新しました。新しい展示のテーマは「一期一会」。これは、日本人が茶席において一番大事にしてきた精神でもあります。リニューアル最初の展示は、特集「茶碗 茶の湯を語るうつわ」(2024年1月2日<火>~3月10日<日>)です。本阿弥光悦(1558~1637)が生きた16世紀後半から17世紀初頭の茶の湯の動向に注目し、中国、朝鮮、東南アジア、そして光悦の創作の原点ともいうべき楽茶碗をはじめとする日本の茶碗をまとめて紹介します。本特集に関連する講演会を開催予定です。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。■その他、2024年1月開始の特集・特別展*詳細は、当館ウェブサイト>プレス向け情報>プレスリリースのページをご覧ください。・特集「生誕180年記念 呉昌碩(ごしょうせき)の世界―金石(きんせき)の交わり―」2024年1月2日(火)~ 3月17日(日) 東洋館 8室・特別展「本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の大宇宙」2024年1月16日(火)~3月10日(日) 平成館 特別展示室・建立900年 特別展「中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)」2024年1月23日(火)~4月14日(日) 本館 特別5室・特集 親と子のギャラリー「中尊寺のかざり」*本特集のプレスリリースはございません2024年1月23日(火)~3月3日(日) 本館 特別2室親と子のギャラリーは、美術作品や制作技法への興味や関心を促すことを目的に、子どもから大人までを対象とした教育普及展示です。本特集では特別展「中尊寺金色堂」と連携し、「中尊寺のかざり」をテーマに行います。中尊寺金色堂の堂内荘厳(しょうごん)や仏具のあり方を紹介するとともに、漆工(螺鈿)と金工分野を取り上げて、その制作技法に注目して展示します。専門家の制作した模造や工程見本に加え、映像や触察ツールなどを用いることで多くの方々に分かりやすく展示内容を伝えます。【来館案内】開館時間:9時30分~17時 毎週金・土曜日は~19時※入館は閉館の30分前まで※特別展の開館時間は、各特別展ウェブサイト等にてご確認ください休館日 :月曜日、2024年1月9日(火)※2024年1月8日(月・祝)は開館観覧料 :一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間・入館方法等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、当館ウェブサイトでご確認ください。交通 :JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日アガット(agete)は、2023年冬の新作ジュエリーを発売。「博物館学」着想のダイヤモンドジュエリーアガットは、シーズンテーマの「MUSEOLOGY~博物館学~」より第2弾の新作ジュエリーを発表。ジュエリーの美しさだけでなく、歴史やデザイン、素材に宿るストーリーからインスピレーションを得て、ダイヤモンドを主役としたシリーズを展開する。“夜空に浮かぶ月”イメージのネックレス注目は、夜空の月のように輝くダイヤモンドが目を惹くネックレス。ダイヤモンドを中心に、その周りには夜露に映り込んだ月のかけらを掬いとったかのような、メレダイヤモンドを連ねている。曲線の柔らかさ×眩い輝きを放つメレダイヤモンドまた、フランス語で「小さな」という意味を持つメレをその名に冠したメレダイヤモンドを贅沢にあしらったリングも豊富に展開。小さくても眩い輝きを放つメレダイヤモンドを、柔らかな曲線とフォルムに合わせている。“懐中時計”イメージのネックレスもさらに、“懐中時計”をイメージしたデザインを取り入れたネックレスもユニーク。コロッと立体感のあるチェーンと上質なメレダイヤモンドを繋ぐバチカン部分に懐中時計の要素をプラスし、マスキュリンな印象に仕上げた。【詳細】アガット 新作ジュエリーコレクション発売日:2023年11月3日(金・祝)取扱店舗:アガット全店舗、公式オンラインストアアイテム例:・ネックレス 49,500円(K18、ダイヤモンド)※数量限定、スペシャルボックス付き・チェーン 24,200円(K10)・チャーム 35,200円(K10、ダイヤモンド)・ネックレス 143,000円(K18、ダイヤモンド)・リング 66,000円(K5、ダイヤモンド)・リング 68,200円(K5、ダイヤモンド)【問い合わせ先】アガットTEL:0800-500-5000
2023年11月10日最近、スーパーマーケットでも手軽に手に入るようになってきた『スパム』。『スパム』とはアメリカの食品加工会社である『ホーメルフーズ・コーポレーション』が販売するランチョンミートのことです。ちょっぴり塩辛い、ハムやソーセージのような味が特徴的な食品で、知っている人は多いでしょう。※写真はイメージ『スパム』を使った料理といえば、ハワイ発祥の『スパム握り』などが有名ですが、まだ使ったことがない人も多いかもしれません。そこで本記事では、『スパム』を使った意外なレシピ『スパムのおでん』を紹介します!寒くなってきた今の季節にぴったりな一品なので、ぜひ参考にしてみてください。『スパム』のおでんの作り方『スパムのおでん』に使う具材はお好みのものでOK!以下は筆者が使用したものです。【材料】・『スパム』1缶・こんにゃく1枚・大根2ぶんの1本・卵3個・さつま揚げ6枚・ちくわ3本・じゃがいも3個・牛すじ串6本・白だし大さじ5杯・水1ℓ・昆布お好みの量作り方はとっても簡単!いつものおでんに、『スパム』を食べやすい大きさに切って入れるだけです。まずはじめに、白だし、水、昆布を鍋に入れて温めます。だし汁が温まったら、大根、卵、ジャガイモ、こんにゃくなどの味が染みにくい具材を入れて、15分ほど煮込みましょう。最初に入れた具材がひと煮立ちしたら、次にさつま揚げやちくわなどの練物を入れて、5分ほど煮ます。その間に、『スパム』を食べやすい大きさに切っておきましょう。最後に食べやすい大きさに切った『スパム』や、牛すじ串など肉系の具材を入れ、5分ほど煮たら完成です!完成してすぐに食べてもよいのですが、時間がある場合は、常温で一度おでんを冷ましてから再び温めるのがおすすめ!味が染み込んで、より一層おいしくなるそうです。筆者も食べたい衝動をグッと抑えて、少し時間を置いてから、もう一度温め直して『スパムおでん』を食べました。気になる味は…『スパム』のしょっぱさと、おでんの汁が相性はバッチリ!肌寒くなってきた秋の夜にぴったりの一品になりました。ほっとした気持ちにさせてくれる、『スパム』のおでん。みなさんも今夜の晩ご飯に作ってみてはいかがでしょうか。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年10月16日展覧会「もしも猫展」が、京都文化博物館にて、2023年9月23日(土・祝)から11月12日(日)まで開催される。名古屋市博物館でも開催された巡回展だ。江戸時代の擬人化表現の面白さに着目人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化と呼ぶ。無類の猫好きとして知られる浮世絵師の歌川国芳は、1841年(天保12)頃より猫を擬人化したり、逆に役者を猫にした作品を次々と発表した。「もしも猫展」では、猫の擬人化作品とそれらを描いた歌川国芳を主軸に、江戸時代の擬人化表現の面白さを紹介する。擬人化表現の魅力を再発見人々を魅了してやまない猫は、江戸時代においても浮世絵をはじめとする作品の題材として好まれていた。また擬人化の対象として、猫だけでなく、人ならぬものである異類や動物たちも、しばしば風刺画や戯画の中に描かれてきた。本展では、そうした擬人化して描いた作品と、擬人化の元となったもののイメージを比較することで、擬人化表現の魅力を再発見。さらに、江戸期から明治期にかけての擬人化作品を紹介し、擬人化することでどのような効能が引き出されるのか探ってゆく。機智に富んだ国芳による猫の擬人化作品1841年(天保12)、歌川国芳による「猫の百面相」という団扇絵が流行。猫を人のように描くのではなく、実在する歌舞伎役者を猫に見立てて描くという趣向は、これまでにない国芳ならではの新機軸となった。会場では、わざわざ団扇の骨から外し今日にまで大事に保管されてきたのであろう《猫の百面相 忠臣蔵》の展示をはじめ、国芳の観察力や機智に富んだ表現力が詰め込まれた「猫の百面相」流行の様相と展開にも光を当てる。このほか、1841年(天保12)より国芳が擬人化猫作品を集中的に描き始めた頃の作例や、山東京山作・歌川国芳画の合巻『朧月猫の草紙』刊行による「おこまものがたり」の継承と後世への影響などについて紹介する。展覧会概要「もしも猫展」会期:2023年9月23日(土・祝)~11月12日(日)会場:京都文化博物館 3階・4階展示室住所:京都府京都市中京区三条高倉開室時間:10:00~18:00(金曜日は19:30まで)※入室はそれぞれ30分前まで休館日:月曜日(ただし10月9日(月・祝)は開館)、10月10日(火)料金:一般 1,600円(1,400円)、大高生 1,000円(800円)、中小生 500円(300円)※( )内は前売券および20名以上の団体料金※未就学児は無料(ただし、要保護者同伴)※学生料金で入場の際は学生証を提示※障がい者手帳などの提示者および付添者1名まで無料※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターも観覧可(ただし催事により有料の場合あり)※前売券は、 7月23日(日)~9月22日(金)の期間で販売【問い合わせ先】京都文化博物館TEL:075-222-0888
2023年08月03日「博物館でアジアの旅 アジアパーティー」が、東京国立博物館 東洋館にて、2023年9月26日(火)から10月22日(日)まで開催される。“アジアのパーティー”にまつわる工芸や考古遺物を展示東京国立博物館の「博物館でアジアの旅」は、今回で10回目を迎える秋の恒例企画。東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に、テーマに沿った名品を館内随所に展示するイベントだ。2023年は、「アジアのパーティー」がテーマ。雅な人びとの詩会のひとときや音楽の集いを描いた作品、アジア各地の宴に用いられた酒器や祭器など、当時の賑やかな様子が思い起こされるような作品を紹介する。琵琶や太鼓で演奏する人々様々な作品の中でも、楽器で演奏する人々をモチーフにした作品が目を惹く。竪琴や琵琶、太鼓を持って演奏する女性たちを表した中国のやきものの人形《加彩楽人》や、横笛、縦笛、シンバル、太鼓、四絃琵琶などを演奏するくっきりとした目鼻立ちの人々を描いた《衆人奏楽図》などが揃う。宴会に欠かせない酒器宴会に欠かせない道具と言えば、酒を注ぐ酒器や水注。会場では、山羊の頭部やラクダなど、西アジアでは青銅器時代から定番であった野生動物を象った酒器を目にすることができる。また、お酒を入れるのに使われる「仙盞瓶(せんさんぴん)」と呼ばれる中国の水注も展示される。婚礼を祝う刺繍作品さらに、インド北西部からパキスタンに広がるパンジャーブ地方伝統の婚礼ショールで、「花刺繍」を意味するプルカリも展示。代々母から娘へと教えられるという木綿地が見えないほど施された絹の刺繍は、娘の結婚など新たな門出を祝うプレゼントでもあった。このほか、収穫を祝う饗宴図やインドラ神の住む天界で、神々のために舞い歌う美しい水の精霊アプサラスを表したカンボジアにて作られた彫刻などを鑑賞できる。展覧会概要「博物館でアジアの旅 アジアのパーティー」会期:2023年9月26日(火)~10月22日(日)会場:東京国立博物館 東洋館住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日、10月10日(火)※10月9日(月・祝)は開館観覧料:一般 1,000円/大学生 500円※総合文化展観覧料で観覧可※特別展、有料イベントは別料金※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものを提示※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳など提示※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合あり。最新情報は、東京国立博物館ウェブサイト等にて告知【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年07月31日東京国立博物館「博物館でアジアの旅」は、今年、記念すべき10年目を迎える秋の恒例企画です。2023年は9月26日(火)~10月22日(日)に開催します。本企画は、アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんだ作品を館内随所に展示します。雅な人びとの詩会のひとときや音楽の集いを描いた作品を鑑賞しよう今年のテーマは「アジアのパーティー」です。雅な人びとの詩会のひとときや音楽の集いを描いた作品、アジア各地の宴に用いられた酒器や祭器、婚礼を祝う人びとの思いが込められた刺繍など、アジアのパーティーにまつわるさまざまな作品をご紹介します。小冊子(*1)と「博物館でアジアの旅アジたびマップ2023」(*2)を手に、東洋館で作品たちの饗宴をお楽しみください。*1各ミュージアムショップにて販売予定。*2会期中、東洋館インフォメーションで無料配布予定(数に限りがございます)。当館ウェブサイトからもダウンロードできます。●主な展示作品●※すべて東京国立博物館蔵、通期でご覧いただけます。東洋館の各展示室では、「アジアのパーティー」にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅アジアのパーティー」の札を添えています。ご観覧の目印としてお役立てください。【東洋館5室】加彩楽人(かさいがくじん)中国唐時代・7~8世紀横河民輔氏寄贈竪琴や琵琶、太鼓を持って演奏する女性たちを表したやきものの人形です。唐時代、死後の世界を豊かに過ごすため、人や動物、生活道具などをかたどったやきものが墓に納められました。【東洋館3室】衆人奏楽図(しゅうじんそうがくず)中国・ベゼクリク石窟第33窟高昌ウイグル期・10~11世紀大谷探検隊将来品ベゼクリク石窟は、『西遊記』でおなじみの火焔山(かえんざん)の麓につくられた石窟寺院で、そこには10世紀にこの地に移り住んだウイグル人独自の仏教美術がみられます。くっきりとした目鼻立ちの人物は、横笛、縦笛、シンバル、太鼓、四絃琵琶などを演奏しています。スピード感あふれる、にぎやかな音楽が聞こえてくるようです。※その他多数の展示あり。詳細は公式サイトをご確認ください。●関連企画●※すべて参加無料(ただし当日の観覧料が必要)、事前申込不要です。▼アジ旅スペシャルトーク「アジアのパーティー」をテーマに、展示作品について研究員による解説を行います。「中国石仏はパーティーの賜物!?」10月3日(火)(1)11:00(2)13:30(各回約30分)講師:児島大輔(日本・東洋彫刻)「パーティーへ行こう!~新羅人のおめかし~」10月17日(火)(1)11:00(2)13:30(各回約30分)講師:玉城真紀子(東洋考古)会場:東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター定員:各回90名(先着順)※開場は各回15分前です。※同日の解説は各回同じ内容です。▼ボランティアによるガイドツアー「博物館でアジアの旅」にあわせて、東洋館のガイドツアーや、構内のアジアに関連する樹木を紹介するガイドツアーなどを企画しています。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。*その他、オンラインギャラリートークを当館YouTubeチャンネルにて配信予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。●博物館でアジアの旅アジアのパーティー●会期: 2023年9月26日(火)~10月22日(日)会場: 東京国立博物館 東洋館開館時間: 9時30分~17時※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日、10月10日(火)※10月9日(月・祝)は開館観覧料: 一般 1,000円/大学生 500円※総合文化展観覧料でご覧いただけます。※特別展、有料イベントは別料金。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年07月31日東京国立博物館「博物館でアジアの旅」は、今年、記念すべき10年目を迎える秋の恒例企画です。2023年は9月26日(火)~10月22日(日)に開催します。本企画は、アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんだ作品を館内随所に展示します。今年のテーマは「アジアのパーティー」です。雅な人びとの詩会のひとときや音楽の集いを描いた作品、アジア各地の宴に用いられた酒器や祭器、婚礼を祝う人びとの思いが込められた刺繍など、アジアのパーティーにまつわるさまざまな作品をご紹介します。小冊子(*1)と「博物館でアジアの旅 アジたびマップ2023」(*2)を手に、東洋館で作品たちの饗宴をお楽しみください。キービジュアル*1 各ミュージアムショップにて販売予定。*2 会期中、東洋館インフォメーションで無料配布予定(数に限りがございます)。当館ウェブサイトからもダウンロードできます。●主な展示作品● ※すべて東京国立博物館蔵、通期でご覧いただけます。東洋館の各展示室では、「アジアのパーティー」にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅 アジアのパーティー」の札を添えています。ご観覧の目印としてお役立てください。加彩楽人【東洋館5室】加彩楽人(かさいがくじん)中国 唐時代・7~8世紀 横河民輔氏寄贈竪琴や琵琶、太鼓を持って演奏する女性たちを表したやきものの人形です。唐時代、死後の世界を豊かに過ごすため、人や動物、生活道具などをかたどったやきものが墓に納められました。衆人奏楽図【東洋館3室】衆人奏楽図(しゅうじんそうがくず)中国・ベゼクリク石窟第33窟高昌ウイグル期・10~11世紀 大谷探検隊将来品ベゼクリク石窟は、『西遊記』でおなじみの火焔山(かえんざん)の麓につくられた石窟寺院で、そこには10世紀にこの地に移り住んだウイグル人独自の仏教美術がみられます。くっきりとした目鼻立ちの人物は、横笛、縦笛、シンバル、太鼓、四絃琵琶などを演奏しています。スピード感あふれる、にぎやかな音楽が聞こえてくるようです。舎利容器【東洋館3室】舎利容器(しゃりようき)中国・伝スバシ 6~7世紀 大谷探検隊将来品本作品は、中国の西北部に位置する新疆(しんきょう)ウイグル自治区クチャにあった、スバシ遺跡とよばれる寺院遺跡から出土したと伝えられています。蓋には楽器を演奏する天人、身の側面には仮面舞踏や楽団が描かれており、いずれも当時のクチャ地方の芸能文化を知る手掛かりとなっています。山羊頭形リュトン【東洋館3室】山羊頭形リュトン(やぎがしらがたりゅとん)イラン、ギーラーン地方アケメネス朝時代・前6~前5世紀動物形リュトン【東洋館3室】動物形リュトン(どうぶつがたりゅとん)イラン パルティア時代・前3~後3世紀山内信和氏寄贈リュトンとは、宴席には欠かせない、お酒を入れる酒器のことです。野生動物をかたどった酒器は西アジアでは青銅器時代から定番でした。山羊頭形リュトン(上)は顎(あご)の下に、動物形リュトン(下)は両前足の先端に、それぞれ小さな孔(あな)があり、ワインなどの液体を注ぎ出す機能が備わっています。重要美術品 五彩金襴手水注【東洋館5室】重要美術品 五彩金襴手水注(ごさいきんらんですいちゅう)中国・景徳鎮窯 明時代・16世紀坂本五郎氏寄贈お酒を入れるのに使われる「仙盞瓶(せんさんぴん)」とよばれるこの水注は、イスラームの金属器の影響を受けた形と考えられています。華やかな金彩による絵付けは高価な金襴にたとえられ、16~17世紀の日本でも戦国大名や豪商に珍重されました。詩会風俗図軸【東洋館10室】詩会風俗図軸(しかいふうぞくずじく)李尚権筆 朝鮮 朝鮮時代・18~19世紀小倉コレクション保存会寄贈のどかな田園での文人たちのパーティーです。村の老若男女が興味津々で見物しています。プルカリ(覆い布) 茶木綿地波形幾何文様刺繍【東洋館13室】プルカリ(覆い布) 茶木綿地波形幾何文様刺繍(ぷるかり おおいぬの ちゃもめんじなみがたきかもんようししゅう)インド・パンジャーブ 19~20世紀岩佐静子氏寄贈プルカリとは「花刺繍」を意味する、インド北西部からパキスタンに広がるパンジャーブ地方伝統の婚礼ショールです。木綿地が見えないほど施された絹の刺繍は、代々母から娘へ教えられます。新たな門出を祝うプレゼントです。白地花唐草人物文様更紗【東洋館13室】白地花唐草人物文様更紗(しろじはなからくさじんぶつもんようさらさ)インド北西部 19世紀イスラーム教の叙事詩『ユースフとズライハ』より、宴の場面を表した更紗です。エジプト王の高官の妻・ズライハの願いを聞き入れ、預言者・ユースフ(上段左から2番目の人物)が水差しを持って現れます。ユースフの美しさに女性たちは目を奪われ、オレンジの皮を剥(む)くはずのナイフで誤って手を切ってしまいます。浮彫アプサラス像【東洋館11室】浮彫アプサラス像(うきぼりあぷさらすぞう)カンボジア、バイヨン アンコール時代・12~13世紀フランス極東学院交換品アンコール都城の中心、バイヨン寺院を荘厳していた天女アプサラスの彫刻です。インド神話にみられる水の精霊アプサラスは、やがてインドラ神の住む天界で神々のために舞い歌う美しい天女としての性格を帯びていきました。アンコール時代の寺院には、独特の舞姿のアプサラスの彫刻が多くみられます。葡萄収獲【東洋館3室】葡萄収獲(ぶどうしゅうかく)パキスタン・ガンダーラ クシャーン朝・2世紀酔っぱらって支えられているのは豊穣と葡萄酒の神、ディオニューソスで、収穫を祝う饗宴図の浮彫です。ガンダーラの仏教寺院には、一見、仏教に関連しているとは思えない享楽的な情景を表現した彫刻がみられます。仏教徒に死後の世界、来世の楽しさをわかりやすく示す目的で表されました。●関連企画●※すべて参加無料(ただし当日の観覧料が必要)、事前申込不要です。▼アジ旅スペシャルトーク「アジアのパーティー」をテーマに、展示作品について研究員による解説を行います。「中国石仏はパーティーの賜物!?」10月3日(火) (1)11:00 (2)13:30(各回約30分)講師:児島大輔(日本・東洋彫刻)「パーティーへ行こう!~新羅人のおめかし~」10月17日(火) (1)11:00 (2)13:30(各回約30分)講師:玉城真紀子(東洋考古)会場:東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター定員:各回90名(先着順)※開場は各回15分前です。※同日の解説は各回同じ内容です。▼ボランティアによるガイドツアー「博物館でアジアの旅」にあわせて、東洋館のガイドツアーや、構内のアジアに関連する樹木を紹介するガイドツアーなどを企画しています。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。*その他、オンラインギャラリートークを当館YouTubeチャンネルにて配信予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。●博物館でアジアの旅 アジアのパーティー●会期 : 2023年9月26日(火)~10月22日(日)会場 : 東京国立博物館 東洋館開館時間 : 9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日、10月10日(火) ※10月9日(月・祝)は開館観覧料 : 一般 1,000円/大学生 500円※総合文化展観覧料でご覧いただけます。※特別展、有料イベントは別料金。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月27日新潟・上越市立水族博物館「うみがたり」と「あつまれ どうぶつの森」がコラボレーション。「あつまれ どうぶつの森 × 上越市立水族博物館 うみがたり 海の生きもの ふれあい展」が、2023年9月18日(月)まで開催される。「あつまれ どうぶつの森」に登場する海の生きものを紹介様々な海の生きものたちが登場する、任天堂「ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)」用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」と上越市立水族博物館の企画展示を開催。会期中は、「あつまれ どうぶつの森」に登場するサカナや海の幸を、「うみがたり大水槽」「うみがたりチューブ」など館内各所に標本を含め35種類展示する。中でも注目は、「リュウグウノツカイ」「オオメンダコ」の標本特別展示だ。なお、各水槽には「あつまれ どうぶつの森」のキャラクター・フータによる解説と、豆知識を楽しめるオリジナル解説パネルが設置されており、海の生きものたちをじっくりと観察しながら生態について楽しく学んでいくことができる。「あつまれ どうぶつの森」限定グッズ&スタンプラリーも展示に加え、館内では「あつまれ どうぶつの森」に登場する住民の顔が描かれたスタンプを集めるスタンプラリーやオリジナルグッズの限定販売も実施。クッキーやクリアファイル、トートバッグなど、「うみがたり」でしか手に入らない「あつまれ どうぶつの森」グッズを販売する。ドルフィンパフォーマンスやゴマフアザラシ、マイワシの群泳さらに、上越市立水族博物館では「あつまれ どうぶつの森 × 上越市立水族博物館 うみがたり 海の生きもの ふれあい展」に加えて、夏を楽しむコンテンツが充実。日本海をバックに楽しめるドルフィンパフォーマンスや、約2万匹ものマイワシが音楽に合わせて群泳する「舞鰯シャイニリュージョン」、生まれたばかりの子獣が新たに加わったゴマフアザラシの紹介など、様々な海の生きものたちの涼しげな姿を目にすることができる。【詳細】あつまれ どうぶつの森 × 上越市立水族博物館 うみがたり 海の生きもの ふれあい展開催期間:2023年6月15日(木)~9月18日(月)場所:上越市立水族博物館住所:新潟県上越市五智2-15-15開館時間:・7月15日(土)~21日(金)、8月28日(月)~9月15日(金)10:00~17:00・7月22日(土)~8月27日(日)、9月16日(土)~9月18日(月)9:00~18:00料金:大人(18才以上) 1,800円、高校生 1,100円、小・中学生 900円、幼児(4才以上) 500円、シニア(65才以上) 1,500円※ 身体障がい者手帳や療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳(全ての等級)の持参者は、個人料金の5割引。(本人1名に対して、介助者1名まで個人料金の5割引き)、障がい者手帳アプリ「ミライロID」も利用可能。■「あつまれ どうぶつの森」スタンプラリー料金:200円スタンプラリーブック販売場所:チケット売場ノベルティ(ポストカード)受け渡し場所:1階 エントランス付近■オリジナルグッズ限定販売販売場所:1階 ミュージアムショップ レガーロ<その他イベント情報>■ドルフィンパフォーマンス~サマースプラッシュ~場所:3階 イルカスタジアム時間:平日 11:00/12:30/14:00 /15:30、土日祝日 10:30/12:00/13:30/15:00、7月22日(土)~8月27日(日) 9:30/11:00/12:30/14:00/15:30■舞鰯シャイニリュージョン~2023夏ver.~場所:うみがたり大水槽時間:10:15/12:15/13:15/15:15、7月22日(土)~8月27日(日) 10:15/12:15/13:15/15:15/16:15■ゴマフアザラシ場所:3階 ふれんどプール時間:16:00~(5分程度)
2023年07月21日トヨタ自動車株式会社の文化施設であるトヨタ博物館は、「第34回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を2023年10月22日(日)に、愛・地球博記念公園(通称 モリコロパーク:愛知県長久手市)にて開催します。今年は参加台数を120台に増やし、青い空と緑の芝生の上で開催いたします。イベント開催にあたり、2023年7月14日(金)より全国から参加車両の募集を行います。一般オーナー参加型のクラシックカーイベント本フェスティバルは、クラシックカーを通じたクルマ文化の醸成と継承を目的に毎年開催している、一般オーナー様参加型イベントです。国内外メーカーを問わず、個人所有のクラシックカーによる公道パレードや展示を行い、オーナー様同士や来場のお客様との交流を図り、愛車文化を拡げ、発信していくことを目指しています。自動車産業・文化の集積地である愛知県から愛車文化を盛り上げたいと考えます。募集概要は以下のとおりです。■第34回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル1. 開催日:2023年10月22日(日)<予定>7時頃トヨタ博物館集合・受付、公道パレード後、展示。15時30分頃終了・解散※終了時間は天候やイベント進行により前後することがございます。2. 開催場所:出発式:トヨタ博物館メイン会場:愛・地球博記念公園愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-13. 募集車両:120台(応募多数の場合、車種等の情報をもとに事務局にて選定)4. 参加費:5,000円(税込)/台(含まれるもの:CCFパンフレット、記念バッジ、車両ゼッケン)5. 募集期間:2023年7月14日(金)~7月24日(月) ※期間中の消印のみ有効(厳守)6. 応募方法:エントリー用紙をトヨタ博物館ホームページでダウンロードし、郵送7. 応募資格:1993年以前に生産された国産車・輸入車(除く、二輪車)※車両条件の詳細は、ホームページの募集要項をご覧ください。8. その他:当選後にご案内する参加誓約書に同意いただきます。<お問い合わせ>■トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル応募事務局〒480-1118愛知県長久手市横道41-100TEL : 0561-63-5151受付時間 9:30~17:00(休館日を除く)FAX : 0561-63-5159E-mail: xk-ccf@mail.toyota.co.jp(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年07月11日トヨタ自動車株式会社の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、「第34回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を2023年10月22日(日)に、愛・地球博記念公園(通称 モリコロパーク:愛知県長久手市)にて開催します。今年は参加台数を120台に増やし、青い空と緑の芝生の上で開催いたします。イベント開催にあたり、2023年7月14日(金)より全国から参加車両の募集を行います。公道パレード出発▼第34回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル 詳細URL ▼昨年の様子はこちら(動画) 愛・地球博記念公園ゴール本フェスティバルは、クラシックカーを通じたクルマ文化の醸成と継承を目的に毎年開催している、一般オーナー様参加型イベントです。国内外メーカーを問わず、個人所有のクラシックカーによる公道パレードや展示を行い、オーナー様同士や来場のお客様との交流を図り、愛車文化を拡げ、発信していくことを目指しています。自動車産業・文化の集積地である愛知県から愛車文化を盛り上げたいと考えます。募集概要は以下のとおりです。■第34回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル1. 開催日 :2023年10月22日(日)<予定>7時頃トヨタ博物館集合・受付、公道パレード後、展示。15時30分頃終了・解散※終了時間は天候やイベント進行により前後することがございます。2. 開催場所:出発式:トヨタ博物館メイン会場:愛・地球博記念公園 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-13. 募集車両:120台(応募多数の場合、車種等の情報をもとに事務局にて選定)4. 参加費 :5,000円(税込)/台(含まれるもの:CCFパンフレット、記念バッジ、車両ゼッケン)5. 募集期間:2023年7月14日(金)~7月24日(月) ※期間中の消印のみ有効(厳守)6. 応募方法:エントリー用紙をトヨタ博物館ホームページでダウンロードし、郵送7. 応募資格:1993年以前に生産された国産車・輸入車(除く、二輪車)※車両条件の詳細は、ホームページの募集要項をご覧ください。8. その他 :当選後にご案内する参加誓約書に同意いただきます。会場となる愛・地球博記念公園詳細はトヨタ博物館ホームページをご覧ください。 <お問い合わせ>■トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル応募事務局〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100TEL : 0561-63-5151 受付時間 9:30~17:00(休館日を除く)FAX : 0561-63-5159E-mail: xk-ccf@mail.toyota.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月07日スパムはポークランチョンミートとも呼ばれ、世界各国で親しまれている缶詰です。焼いておつまみにするのはもちろん、炒めものやパンケーキなどさまざまな料理にも使われています。今回は、スパムの歴史や特徴のほか、簡単に作れるレシピを【14選】ご紹介します。■スパム(ポークランチョンミート)とは?スパムはポークランチョンミートとも呼ばれ、ソーセージの材料を腸ではなく缶詰めにしたものです。英語では「SPAM」と記載し、「Sizzle. Pork. And. Mmm’」が由来。お肉が焼ける音をあらわす「ジュージューという音」のSizzleと豚肉のPork、「うーん」という擬音語を意味するMmm’を組み合わせた造語です。スパムの原材料は、豚肉・食塩・加工デンプン・砂糖・発色剤(亜硝酸Na)の5つ。合い挽きにした豚肉とハムに調味料を加えてよく混ぜ、缶に詰めてから加熱冷却して作られています。スパムが誕生したのは1937年のこと。アメリカの食品加工会社「ホーメルフーズ」がランチョンミートとして開発したのがはじまりです。現在は世界44カ国で販売され、累計販売数は90億缶以上と世界中で親しまれていますよ。■主食から副菜まで! スパムを使った<人気レシピ>14選・ポークランチョンミートとアボカドの丼ガッツリ食べたい日はスパムの丼がぴったりです。スパムは香ばしくなるまでしっかり焼きましょう。油をひかずに焼いてもくっつきにくいので、余分な油を控えることができます。アボカドや玉ネギスライスと一緒に盛りつけたら、豪快に召し上がれ!・グリンピースとポークランチョンミートの混ぜご飯スパムと塩昆布の塩気を活かす混ぜご飯は、調味料不要なのがポイント。グリンピースを塩茹でにしたら、炊き立てご飯に具材を混ぜます。スパムの塩気と塩昆布の旨みが抜群で、お代わり必至の美味しさですよ。・ポークランチョンミートの押し寿司カラフルな見た目がインパクト大の押し寿司をスパムで作るレシピです。スパムと相性の良い炒り卵やキュウリを彩りよく重ねたら、おもてなしにも喜ばれる一品に。ひと口サイズにカットすると、小さな子どもも食べやすいですよ。・ゴーヤとランチョンミートの炒め物スパムは沖縄料理に使われることが多いです。こちらは沖縄野菜の代表、ゴーヤと一緒に炒める主菜。スパムを炒めたときに出る脂を拭き取ってからゴーヤを加えるとカロリーオフできますよ。スパムの塩気が効いていてビールが進むこと間違いなしです。・豆腐とモヤシのチャンプル野菜や豆腐などを炒めたチャンプルは沖縄料理の定番ですよね。豆腐やモヤシのシンプルな具材にスパムを加えると、簡単にボリュームアップできますよ。スパムにしっかり味がついているので、塩コショウやしょう油は味見しながら加減してくださいね。・ランチョンミートのもっちりポテト焼き卵にすりおろしたジャガイモや小麦粉などを入れる、主食にもおかずにもなる一品です。スパムを炒めてから生地に加えるため、旨みたっぷり。生地にだし汁を入れることで、調味料も不要に。冷めても美味しく、お弁当にもおすすめですよ。・カリカリポークのサラダスパムは薄切りにしてカリカリになるまで焼くと、サラダのトッピングになりますよ。焼いたあとで余分な脂を切るのがポイント。いつもと違うスパムの食感を試したい方におすすめです。ベビーリーフやミックスビーンズのほか、トマトやキュウリのサラダにも合いますよ。・ランチョンミートのエスニック風サラダ個性の強いパクチーにスパムをプラスしたサラダです。パクチーの爽やかな香りとスパムの旨みが相まって驚愕の美味しさ。ナンプラーやレモン汁で作ったドレッシングがさっぱりしていて、脂っこさを感じないのも魅力です。・ヒジキとランチョンミートのサラダ和素材のヒジキとスパムで作ったサラダは、さっぱりしつつ満足感があります。プチトマトの甘酸っぱさやセロリの香りが一体となり、ついつい箸が進む味わい。スパムは両面に焼き色がつくまで、しっかり炒めましょう。・ポークランチョンミート寿司スパムをさっぱり食べたいときは酢飯にのせるのがおすすめ。食欲が落ちがちな暑い日も食べやすいですよ。スパム×新玉ネギ、スパム×アボカドなど好みの組み合わせで作ってみてくださいね。・ホウレン草のグリーンチャーハンホウレン草とスパムのチャーハンは栄養満点。ホウレン草は生のまま炒めるので下準備の手間がいらず、簡単に作れますよ。レシピではタイ米を使っていますが、白米でもOK。食べ応えがあるので、しっかり食べたい日にもひとりランチにどうぞ。・ランチョンミート入り素麺チャンプルー大人にも子どもにも人気の素麺チャンプルーはいろいろな具材でアレンジできます。こちらはスパム入りでボリューミー。スパムとゴーヤを炒めたタイミングで赤ピーマンや素麺を加えると火の通りがちょうど良いですよ。夏休みのお昼ごはんにいかがでしょうか?・ハワイアンパンケーキプレートカフェにありそうなプレートメニューをおうちで作ってみませんか? カッテージチーズ入りのシンプルなパンケーキに、こんがり焼いたスパムを添えるとハワイアン風に。ほのかに甘いパンケーキにスパムの塩気が相性抜群です。・夏カレーゴーヤやナスといった夏の野菜がたくさん入ったカレーは夏の人気レシピのひとつですよね。お肉の代わりにスパムを使うと、お財布にやさしく美味しく仕上がりますよ。その秘訣は、スパムを炒めたフライパンで野菜を炒めて煮込むこと。スパムの旨みを余さず味わうことができます。スパムは、長期保存できるためストックしておくと便利です。お肉の買い置きがなかったり、あと一品ほしいときに簡単に調理できますよ。80年以上前から親しまれているのも納得ですね。今までスパムを使う機会がなかった方も、ぜひ試してみてください。
2023年07月05日企画展「幻の愛知県博物館」が、愛知県美術館にて、2023年6月30日(金)から8月27日(日)まで開催される。明治時代に存在した“愛知県博物館”を探る現在の愛知県には、県立の総合博物館がない。しかし、明治時代にまで遡ると、「愛知県博物館」は確かに存在していた。明治11年(1878年)に県が民間からの寄付金を集めて建てた博物館は、古くから伝わる貴重な文物から、味噌や醤油、酒、木材、陶磁器、機械、動植物に至るまで、国内外のあらゆるものを収集し、人々の知識を増やし技術の発展を促すことを目指す施設であった。とはいえ博物館をどのような施設にすべきか、方向が定まっていなかった明治時代。愛知県博物館は、先進的な商品見本を展示、販売し、県下の産業を刺激する商品陳列館(明治44年開館)へと、徐々にその姿を変えていくのであった。しかし戦後、日本各地で博物館や美術館が続々と建設されるなかで、殖産興業に比重を置く総合的な産業技術博物館としての愛知県博物館の存在は忘れ去られていく。「幻の愛知県博物館」は、殖産興業に比重を置く総合的な産業技術博物館としての役割を担っていた、愛知県博物館の忘れられた活動について紹介する展覧会だ。冒頭には、博物館のオープン記念博覧会にて展示された、名古屋城天守の金鯱のレプリカを展示。当時は「無用の長物」とされ、国内各地やウィーンで博覧会に出品された。東京湯島聖堂での博覧会風景を描いた昇斎一景による《東京名所三十六戯撰 元昌平坂博覧会》は、その様子をありありと伝えている。金鯱や名古屋城自体の歴史も辿りつつ、文化財や博物館がどのように生まれてきたのかについて考察する。また、愛知県商品陳列館、愛知県商品陳列所、愛知県商工館と、名を変えながら活動を続け、貴重な文物を守り、手本となる商品を世界中から集める、美術家たちに展示場所を与えるなど多様な活動を行っていた愛知県博物館。展覧会では、それらの博物館活動を当時の資料と共に掘り下げる。展覧会概要幻の愛知県博物館会期:2023年6月30日(金)~8月27日(日)会場:愛知県美術館住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター 10階開館時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで休館日:毎週月曜日(7月17日(月・祝)は開館)、7月18日(火)観覧料:一般 1,000円(800円)、高校・大学生 800円(600円)、中学生以下無料※( )内は前売券および20名以上の団体料金※上記料金で本展会期中にかぎりコレクション展も観覧可※割引については美術館ウェブサイトを参照※学⽣は当⽇会場で学⽣証を提示【問い合わせ先】愛知県美術館TEL:052-971-5511(代表)
2023年06月02日岡山理科大学の恐竜学博物館が2018年3月に開館して5年余り。学生への恐竜学教育を念頭に置いた大学博物館ですが、「研究現場そのものが展示」という独特のコンセプトが人気を呼んで、土曜日を中心に多くの一般入館者が訪れています。コロナ禍では臨時休館したり、予約制としたりするなどしましたが、今では順調に来館者が戻ってきました。親子連れの来館者や学校・地域の団体客でにぎわいを見せています。外部来館者は、4月20日11時で、開館以来、4万9930人に達しました。このペースでいくと、4月22日(土)正午ごろには5万人に達します。これを記念して、4月22日の入場者全員に収蔵している恐竜標本写真の絵葉書をプレゼントします。また、5万人目の来場者には石垣忍・恐竜学博物館長から「恐竜学博物館図鑑」や館長の著書、恐竜学博物館オリジナル缶バッジ、恐竜ペーパークラフトがプレゼントされます。恐竜学博物館は2018年3月24日に開館。C2号館1階のメイン展示のほか、学内5カ所のサテライト展示で構成。ゴビハドロス、ゴビヴェナトル、ノミンジアの全身骨格など日本ではここだけでしか見られない恐竜標本が多く展示されています。また、全長10メートルもある大型肉食恐竜タルボサウルスやプレストスクスの全身骨格標本など、学生たちが卒業研究で組み上げた骨格や、教員と学生が力を合わせて作ったわかりやすい展示が人気を呼んでいます。今年からは、恐竜学博物館の展示スタンプラリーに加えて、キャンパス内の地球史にかかわる植物、岩石、考古遺跡などの解説板と音声解説(通称「ぶら理大」)が81ヶ所に完成。QRコードで音声解説を聞きながら地球と生物の歴史が学べます。まさにキャンパス丸ごと博物館で、大人から子どもまで楽しんでいただけます。お問い合わせ先岡山理科大学企画広報課(086-256-8508 kikaku-koho@ous.ac.jp )岡山理科大学 : 岡山理科大学 恐竜学博物館 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月20日ジブリをモチーフにしたカフェメニューが、神戸市立博物館内のカフェ「TOOTH TOOTH凸凹茶房」に登場。2023年6月25日(日)まで販売される。ジブリの世界にフィーチャーした限定ドリンク「ジブリパーク」誕生の舞台裏を紹介する特別展「ジブリパークとジブリ展」の神戸市立博物館の巡回を記念して、同美術館内のカフェ「TOOTH TOOTH 凸凹茶房」限定メニューが発売へ。ジブリをモチーフにしたスイーツドリンク3種が登場する。中でも注目は、ジブリの世界に迷い込んだようなココア「雨降りバス停と森のココア 」。ココアクッキーと抹茶パウダーで森を表現しているのが特徴で、トップには“葉っぱの傘”と木の実もデコレーションされている。また、火の悪魔をチョコレートで表現した甘いキャラメルオーレ「火の悪魔のキャラメルオーレ」も見逃せない。暖炉の薪をモチーフにしたキャラメルが、カリカリとした食感のアクセントもプラスしてくれる。シルクハットのデコレーションが目を惹く、爽やかな甘さのレモネード「隣国の王子様のボタニカルレモネード」も登場。“りんご”入りの花の香りと色づかいで、王子様の華やかさを表現しているのが特徴だ。詳細「TOOTH TOOTH 凸凹茶房」限定ドリンク販売期間:2023年4月15日(土) 〜 6月25日(日)場所:神戸市立博物館内 TOOTH TOOTH 凸凹茶房住所:神戸市中央区京町24TEL:078-515-6462営業時間:9:30~17:30(L.O16:30) / 金・土曜日:9:30~19:30(L.O18:30)メニュー:・雨降りバス停と森のココア 740円・隣国の王子様のボタニカルレモネード 880円・火の悪魔のキャラメルオーレ 820円■ジブリパークとジブリ展実施期間:2023年4月15日(土) 〜 6月25日(日)開場:神戸市立博物館
2023年04月19日ランドセル専門店イクラボ・恐竜専門店ダイナソーベースより、世界三大恐竜博物館と称される、福井県立恐竜博物館から監修を受けた恐竜ランドセルが2023年2月に誕生しました。福井県立恐竜博物館監修ランドセル進化した恐竜ランドセル福井県立恐竜博物館監修のもとランドセルに施しされた各パーツの恐竜デザイン。全身骨格の刺繍や頭蓋骨プリントなど、すべてが本物志向のダイナソー恐竜ランドセル(R)。新しい恐竜ランドセルは、恐竜のモデル・ランドセルの本体カラー・背中のカラーを選んで自分の好みにカスタムできます。さらにサイドの爪あとの刺繍も有り無しを選べて、ナスカンをダイナソーバージョン(有料)のものにグレードアップもできます。320通りから自分の好きな恐竜ランドセルをつくろう。恐竜王国福井県初、イクラボ・ダイナソーベース渾身のこだわりを込めた、選んでつくる君だけの恐竜ランドセルで、おもいっきり友だちに自慢しちゃおう。【商品概要】商品名 : ダイナソー恐竜ランドセル(R)発売日 : 2023年2月価格 : 80,000円(税込み)サイズ : 重量:1,260g横幅23.5cm×高さ31cm大マチ12.5cm×小マチ最大4.5cm学習院型、A4フラットファイル対応販売ルート: イクラボ・ダイナソーベースのみURL : 好きな恐竜を選ぼう好きな本体カラーを選ぼう好きな背中カラーを選ぼうこれが進化した恐竜ランドセルだ!■会社概要ランドセル専門店イクラボ所在地: 〒918-8026 福井県福井市渕4丁目2813番地TEL : 0776-50-2880HP : 恐竜専門店ダイナソーベース所在地:〒915-0084 福井県越前市村国1丁目5-4TEL :0778-42-8377 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月28日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出し、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4つの国立博物館が収蔵品を貸し出す「国立博物館収蔵品貸与促進事業」において、2023年度事業の実施対象館が決定いたしました。これにより国立博物館が所蔵する各地域ゆかりの文化財72件が、島根、長野、山口、広島、兵庫、福岡の6県7施設で順次公開される予定です。■2023年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館(会期順)美術館・博物館:島根県芸術文化センター(島根県立石見美術館)(島根県)展覧会名 :「没後150年 山本琴谷と津和野藩の絵師たち」会期(予定) :2023年7月8日(土)~2023年8月28日(月)貸与予定件数 :7件美術館・博物館:市立岡谷美術考古館(長野県)展覧会名 :「東京国立博物館にある岡谷のお宝展示~岡谷の弥生を知る、115年ぶりの里帰り~」(仮)会期(予定) :2023年7月15日(土)~2023年9月18日(月・祝)貸与予定件数 :13件美術館・博物館:山口県立山口博物館(山口県)展覧会名 :「やまぐち 大考古博」(仮)会期(予定) :2023年7月21日(金)~2023年9月3日(日)貸与予定件数 :13件美術館・博物館:広島県立歴史民俗資料館(広島県)展覧会名 :「三次鵜飼と日本の鵜飼」会期(予定) :2023年10月6日(金)~2023年11月26日(日)貸与予定件数 :7件美術館・博物館:兵庫県立美術館(兵庫県)展覧会名 :「生誕180年記念 呉昌碩の世界―海上派と西泠名家―」(仮)会期(予定) :2024年1月13日(土)~2024年4月7日(日)貸与予定件数 :11件美術館・博物館:糸島市立伊都国歴史博物館(福岡県)展覧会名 :「東西日本の弥生文化~東京国立博物館収蔵コレクションより~」会期(予定) :2024年1月27日(土)~2024年3月17日(日)貸与予定件数 :19件美術館・博物館:下関市立美術館(山口県)展覧会名 :開館40周年記念特別展「狩野芳崖 継がれる想い~悲母観音の<いま>」(仮)会期(予定) :2024年2月6日(火)~2024年3月17日(日)貸与予定件数 :2件■2023年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 展覧会概要(会期順)◆島根県立石見美術館「没後150年 山本琴谷と津和野藩の絵師たち」 貸与予定件数:7件会期 : 2023年7月8日(土)~2023年8月28日(月)URL : Twitter : Instagram : Facebook : みどころ : 山本琴谷(1811~1873)は、石見国(現在の島根県西部)津和野藩の絵師です。津和野藩家老の多胡逸斎に絵を学び、後に渡辺崋山、高久靄がい(がい=がんだれ+圭)、椿椿山に師事しました。嘉永6年(1853)に津和野藩より絵師を命じられ、津和野地域や江戸近隣の画事に従事し、多くの作品を残しました。令和5年(2023)が琴谷の没後150年にあたることを記念して開催する本展では、東京国立博物館から貸し出す7件をはじめ、津和野地域に現存する琴谷の作品を一堂に会し、その画業を幅広く紹介します。また、琴谷以外の津和野藩の画人たちの作品も展示し、彼らの多彩な魅力にも迫ります。童児擁猫図(部分) 山本琴谷 明治時代・19世紀 絹本着色 東京国立博物館蔵◆市立岡谷美術考古館「東京国立博物館にある岡谷のお宝展示 ~岡谷の弥生を知る、115年ぶりの里帰り~」(仮) 貸与予定件数:13件会期 : 2023年7月15日(土)~2023年9月18日(月・祝)URL : みどころ : 岡谷市は長野県の南信地方に位置し、諏訪湖の西岸に面する都市です。移転開館10周年を記念して開催する本展では、代表的な収蔵作品の一挙公開を試みます。 考古展示の目玉は、明治40年(1907)に平野村(現・岡谷市)の天王垣外から出土した玉類の数々です。玉類の持つ重要性や同時代の近隣遺跡を紹介し、弥生時代中期の岡谷市の状況を考察します。東京国立博物館からは岡谷市出土の勾玉や管玉といった考古資料13件を貸し出します。天王垣外出土品 弥生時代(中期)・前2~前1世紀 長野県岡谷市天竜町・中央町・本町天王垣外出土 東京国立博物館蔵◆山口県立山口博物館「やまぐち 大考古博」(仮) 貸与予定件数:13件会期 : 2023年7月21日(金)~2023年9月3日(日)URL : Instagram : Facebook : みどころ : 山口県は、東アジアと日本列島の海上交通網を結ぶ地政学上の要であり、弥生時代には大陸や半島からの渡来と交流、古墳時代には瀬戸内海ルートを重視したヤマト王権とのつながり、古代には「和同開珎」鋳造に代表される先進的な手工業生産など、人々の往来と文化の交流による歴史が積み重ねられてきました。本展は、山口県の歴史や文化に親しむ展覧会として、旧石器時代から江戸時代まで、考古学による地域の魅力を県内外に広く紹介します。東京国立博物館からは、山口県山口市の赤妻古墳出土の「四獣鏡」や「巴形銅器」など、地域ゆかりの考古資料13件を貸し出します。巴形銅器 古墳時代・5世紀 山口市 赤妻古墳出土 東京国立博物館蔵◆広島県立歴史民俗資料館「三次鵜飼と日本の鵜飼」 貸与予定件数:7件会期 : 2023年10月6日(金)~2023年11月26日(日)URL : みどころ : 古事記や万葉集にも登場する「鵜飼」は長い歴史をもつ伝統的な漁法です。広島県三次市の「三次鵜飼」は原初的な形態を保ったまま近世以前から続き、広島県無形民俗文化財に指定されています。本展は、古代以前に遡る鵜飼の歴史性や、絵画や造形で表現された鵜飼の持つ美術性や精神性など、日本文化の中での鵜飼の位置づけを明らかにしたうえで、三次鵜飼の持つ特徴を紹介する展覧会です。東京国立博物館から、鵜飼が描かれた近代洋画「長良川鵜飼」を含む5件、京都国立博物館からは水辺に漂う鵜飼舟に飛び交う鵜が表された「帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様」などの2件を貸し出します。帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様 江戸時代・18~19世紀 京都国立博物館◆兵庫県立美術館「生誕180年記念 呉昌碩の世界―海上派と西泠名家―」(仮) 貸与予定件数:11件会期 : 2024年1月13日(土)~2024年4月7日(日)URL : Twitter : Instagram : Facebook : みどころ : 清朝末期から中華民国時代に活躍した呉昌碩(1844~1927)は、清朝最後の文人といわれ、生涯にわたって古代文字である石鼓文の臨書に励み、その風韻を書・画・篆刻に結実させました。生誕180年にあたる2024年、呉昌碩の名品を中心に、その師弟や子息、また呉昌碩が初代社長を務めた西泠印社の創始者である呉隠・葉銘・丁仁・王し(し=示へん+是)とこれに続く諸名家の作品を展示します。さらにこれらの西泠名家と日本人との交流を回顧することで、呉昌碩が果たした功績とその影響を顕彰します。本展では、東京国立博物館から「墨竹図軸」など8件を、京都国立博物館からは3件を貸し出します。墨竹図軸 呉昌碩筆 清時代・19世紀 紙本墨画 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵◆糸島市立伊都国歴史博物館「東西日本の弥生文化 ~東京国立博物館収蔵コレクションより~」 貸与予定件数:19件会期 : 2024年1月27日(土)~2024年3月17日(日)URL : Instagram : Facebook : みどころ : 伊都国は、『魏志倭人伝』に記される、福岡県糸島市付近に比定される弥生時代の国で、邪馬台諸国のなかで政治、外交上重要な地位を占めていました。本展は、日本列島における弥生時代の稲作文化や土器の変遷、青銅器文化について、北部九州の資料をはじめ、山陰・瀬戸内・近畿・北陸・東海、そして東日本などの地域色のある弥生文化(続縄文文化)の資料をとおして、それぞれの地域の歴史的特色を紹介する展覧会です。東京国立博物館から、重要文化財「台付壺」などの考古資料19件を貸し出します。重要文化財 台付壺 弥生時代(後期)・1~3世紀 愛知県名古屋市 高蔵貝塚出土 徳川頼貞氏寄贈 東京国立博物館蔵◆下関市立美術館開館40周年記念特別展「狩野芳崖 継がれる想い~悲母観音の<いま>」(仮) 貸与予定件数:2件会期 : 2024年1月20日(土)~2024年3月3日(日)URL : Twitter : Instagram : Facebook : みどころ : 本展は、下関ゆかりの日本画家・狩野芳崖(1828~1888)の代表作である「悲母観音」(1888年、東京芸術大学蔵、重要文化財)、「仁王捉鬼」(1887年、東京国立近代美術館蔵)に着目する展覧会です。東京美術学校での教育的模倣作をはじめとする明治後期~昭和初期頃に描かれた諸作品から現代美術まで、《悲母観音》の模倣作やそこからインスピレーションを受けた作品、オマージュ作品を展観し、あらためて芳崖の近現代美術への影響力について考えます。東京国立博物館からは、川島織物の主任画師の東翠石が模写して下絵を製作し、二代川島甚兵衛が綴織に仕上げ、明治28年(1895)に京都で行われた第4回内国勧業博覧会へ出品された「悲母観音図綴織額」を含む2件を貸し出します。悲母観音図綴織額(綴織部分) 二代川島甚兵衛作 明治28年(1895) 東京国立博物館蔵※展覧会情報は2023年3月23日現在のものです。今後、変更になる場合があります。最新情報は各美術館・博物館の公式ウェブサイトなどでご確認ください■2024年度「国立博物館収蔵品貸与促進事業」募集予定2023年4月3日(月)から、2024年度国立博物館収蔵品貸与促進事業実施対象館の申請受付が開始されます。申請受付期間:2023年4月3日(月)~6月30日(金)[17時必着]貸与促進事業の申請、展覧会情報に関する詳細は、以下の〈ぶんかつ〉公式ウェブサイトでご確認いただけます。URL: 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしています。2024年度国立博物館収蔵品貸与促進事業 募集チラシ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンター。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしている。■ぶんかつSNSぶんかつ公式サイト Twitter @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich ぶんかつ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月23日東京国立博物館は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2023年3月14日(火)~4月9日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きものなど、桜をモチーフにした日本美術の優品をお楽しみいただき、本館北側に広がる庭園では、さまざまな種類の本物の桜を堪能いただけます。当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。※昨年まで実施を見合わせていたガイドツアー等のイベントを、一部再開します。花見や春の風景を描いた浮世絵や絵画を展示【本館桜めぐり】本館の各展示室では、「新吉原櫻之景色」など花見の風景を描いた浮世絵や、うららかな春の風景を描いた「舞楽図屏風」などの絵画、また桜をモチーフにした陶磁器や染織をはじめ、さまざまな工芸作品を展示します。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。※主な展示作品については公式サイトをご確認ください。事前申込不要、参加無料の桜イベント【桜イベント】*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアーボランティアによる「樹木ツアー」「たてもの散歩ツアー」「英語ガイド」は、「博物館でお花見を」の期間中、桜のトピックを加えた特別版になります。「樹木ツアー」は構内の桜や桜にまつわるエピソードを、「たてもの散歩ツアー」は構内のたてものの紹介に加えて、付近の桜についてもお話しします。「英語ガイド」は、たてものや展示室についてのお話を中心に、お花見期間中は構内の桜についても触れる予定です。ガイドツアーの日時等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん桜ぬりえ」桜を表した当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいにも注目してみてください。日時:3月24日(金)、25日(土)11:00~15:00(受付終了14:30)、3月26日(日)10:00~16:30(受付終了16:00)会場:本館19室*会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。【庭園散策について】庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類もの桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむお客様もいらっしゃいます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~16:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。【「博物館でお花見を」来館案内】会期: 2023年3月14日(火)~4月9日(日)会場: 東京国立博物館開館時間: 9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日※ただし、3月27日(月)は開館観覧料: 一般1,000円、 大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通: JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年02月13日東京国立博物館では、春ならではの企画「博物館でお花見を」を、2023年3月14日(火)から4月9日(日)まで開催する。“桜”モチーフの日本美術作品で“お花見”東京国立博物館の春の恒例企画「博物館でお花見を」では、本館の各展示室にて、絵画や陶磁器、きものなど、桜をモチーフにした日本美術の優品を紹介する。絵画では、吉原の大門から伸びるメインストリート仲の町で、咲き誇る満開の桜とその下で美しさを競い合う花魁たちを表現した歌川豊国筆《新吉原櫻之景色》や、春景を背景に華やかな舞を描いた狩野永岳筆《舞楽図屏風》、桜の下で馬に乗る若衆と、物見宿からちらちらと彼らを覗き見る女性たちをユーモラスに捉えた奥村政信筆《桜下馬乗り若衆》など、桜を描いた浮世絵や屏風絵などを展示する。また、きものや工芸品も充実。紺と紅の鹿の子絞りと刺繍で、桜・菊・牡丹など四季折々の花を用いて花車を表現した元禄期の小袖、満開の桜の樹と百鳥の王と称される孔雀を刺繍した袱紗、枝垂桜を描いた鍋島焼の皿《色絵枝垂桜図皿》などを鑑賞できる。さらに、桜をモチーフとした美術作品の数々と合わせて、庭園散策もおすすめ。ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類もの桜を楽しむことができる。【詳細】「博物館でお花見を」会期:2023年3月14日(火)~4月9日(日)会場:東京国立博物館住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日※3月27日(月)は開館。観覧料:一般 1,000円、大学生 500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上は無料(入館時に年齢のわかるものを提示)。※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などを提示)。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容などは変更となる場合あり(詳細については博物館ウェブサイトなどを確認)【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2023年02月12日東京国立博物館は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2023年3月14日(火)~4月9日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きものなど、桜をモチーフにした日本美術の優品をお楽しみいただき、本館北側に広がる庭園では、さまざまな種類の本物の桜を堪能いただけます。当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。※昨年まで実施を見合わせていたガイドツアー等のイベントを、一部再開します。10. 「博物館でお花見を」メインビジュアル【本館 桜めぐり】本館の各展示室では、「新吉原櫻之景色」など花見の風景を描いた浮世絵や、うららかな春の風景を描いた「舞楽図屏風」などの絵画、また桜をモチーフにした陶磁器や染織をはじめ、さまざまな工芸作品を展示します。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 新吉原櫻之景色(しんよしわらさくらのけしき) 歌川豊国(うたがわとよくに)筆 江戸時代・19世紀 3月7日(火)~4月9日(日) 本館10室にて展示吉原では、大門からのびるメインストリート仲の町に、3月3日にあわせて咲くように桜が毎年植え込まれました。花が雲のように広がる大きな樹の下には山吹を添え、青竹の垣根をめぐらし、花魁たちはそこで妍(けん)を競いました。2. 舞楽図屏風(ぶがくずびょうぶ) (右隻) 狩野永岳(かのうえいがく)筆 江戸時代・19世紀 2月21日(火)~4月9日(日) 本館7室にて展示京都御所の障壁画制作も行った狩野永岳による作品。右隻には春景を背景にした華やかな舞を描き出しています。3. 小袖 白綸子地花車模様(こそで しろりんずじはなぐるまもよう) 江戸時代・18世紀 3月7日(火)~4月23日(日) 本館10室にて展示紺と紅の鹿の子絞り(かのこしぼり)と刺繍で、桜・菊・牡丹など四季の花々による花車を表した、元禄期の女性の衣装です。4. 桜松蒔絵書棚(さくらまつまきえしょだな) 江戸時代・18世紀 2月14日(火)~5月7日(日) 本館8室にて展示薄肉高蒔絵(うすにくたかまきえ)を主体にして、切金(きりかね)を置き、桜花は金金貝(きんかながい)で表すなど、大変豪華な表現です。5. 色絵枝垂桜図皿(いろえしだれざくらずさら) 鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈 1月17日(火)~4月16日(日) 本館13室にて展示枝垂桜を描いた鍋島焼(なべしまやき)のお皿です。幹と、垂れ下がる枝を染付で、そこに咲くたくさんの桜の花と蕾を赤い上絵具で表しています。6. 袱紗 萌黄繻子地桜樹孔雀模様(ふくさ もえぎしゅすじおうじゅくじゃくもよう) 江戸時代・19世紀 3月7日(火)~4月23日(日) 本館10室にて展示満開の桜の樹のもとに、百鳥の王と称される孔雀を刺繍で表しています。2羽の孔雀は夫婦を表し、結婚の祝いに贈呈されたものかもしれません。7. 色絵桜川文徳利(いろえさくらがわもんとくり) 伊万里 江戸時代・17世紀 広田松繁氏寄贈 1月17日(火)~4月16日(日) 本館13室にて展示茶人に特に人気の高い瓢形(ひさごがた)の徳利で、川を流れる桜の花びらを意匠化しています。8. 桜下馬乗り若衆(おうかうまのりわかしゅ) 奥村政信(おくむらまさのぶ)筆 江戸時代・18世紀 3月7日(火)~4月9日(日) 本館10室にて展示桜の下で馬に乗る若衆と、物見窓から若衆をちらちらと見やる女性たちを描いた作品。奥村政信は初期浮世絵を代表する絵師です。【桜イベント】*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアーボランティアによる「樹木ツアー」「たてもの散歩ツアー」「英語ガイド」は、「博物館でお花見を」の期間中、桜のトピックを加えた特別版になります。「樹木ツアー」は構内の桜や桜にまつわるエピソードを、「たてもの散歩ツアー」は構内のたてものの紹介に加えて、付近の桜についてもお話しします。「英語ガイド」は、たてものや展示室についてのお話を中心に、お花見期間中は構内の桜についても触れる予定です。ガイドツアーの日時等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん 桜ぬりえ」桜を表した当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいにも注目してみてください。日時:3月24日(金)、25日(土)11:00~15:00(受付終了14:30)、3月26日(日)10:00~16:30(受付終了16:00)会場:本館19室 *会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。【庭園散策について】庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類もの桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむお客様もいらっしゃいます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。9. 庭園風景開放時間:9:30~16:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。【「博物館でお花見を」 来館案内】会期 : 2023年3月14日(火)~4月9日(日)会場 : 東京国立博物館開館時間 : 9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日 ※ただし、3月27日(月)は開館観覧料 : 一般1,000円、 大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: ※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月09日静岡市歴史博物館が、静岡市葵区グランドオープンする。静岡市歴史博物館、徳川家康や今川義元など静岡市の歴史を紹介静岡市歴史博物館は、徳川家康や今川氏など静岡所縁の武将をはじめ、静岡市の歴史を一堂に披露する博物館だ。静岡市ならではの歴史的・文化的に重要性のある資源の価値や魅力を発信すると共に、「大御所家康公と駿府」としての都市イメージの確立を目指す。グランドオープン後は、徳川家康や今川氏の歴史に触れることのできる展示物だけでなく、博物館建設前の調査で発見された戦国時代末期の道と石垣の遺構を館内にそのまま取り込んだ展示も魅力。かつてその道を歩いたかもしれない家康や当時の人々・情景を思い浮かべつつ観覧することができる。開館記念企画展を開催グランドオープンを記念し、館内では開館記念企画展「徳川家康と駿府」を2月26日(日)まで開催する。展覧会の注目は、家康の着初めの鎧や、自筆と伝わる肖像など。ほかにも、家康が天下の最高権力者「大御所」として過ごした9年余りの期間に着目し、駿府城下での暮らしや多くの寺社、さらには郊外の集落にまで与えた影響など、ゆかりの資料を通して紹介する。【詳細】静岡市歴史博物館開館日:2023年1月13日(金)住所:静岡県静岡市葵区追手町4-16開館時間:9:00~18:00※展示室入場は閉館30分前まで休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)観覧料:・基本展示+企画展示 一般 1,000円(800円)、大学生・高校生・市内在住70歳以上 700円(550円)、小中学生 250円(200円)・基本展示のみ 一般 600円(480円)、大学生・高校生・市内在住70歳以上 420円(330円)、小中学生 150円(120円)※( )内は20人以上団体料金。※小学生未満は無料。※「市内の小中学生」は「静岡市子どもカード」などを提示で無料。そのほか「一般」以外は学生証など証明書等を持参。※混雑緩和のため、2階・3階の展示室の観覧は日時指定予約制(ウェブ予約)を導入。■展覧会情報開館記念企画展「徳川家康と駿府」会期:2023年1月13日(金)~2月26日(日)場所:静岡市歴史博物館 3階 企画展示室【問い合わせ先】静岡市歴史博物館TEL:054-204-1005
2023年01月19日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、令和6(2024)年度「国立博物館収蔵品貸与促進事業」実施対象館を募集します。本事業では、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館(いずれも国立文化財機構)が全国の美術館・博物館に対し、地域ゆかりの収蔵品を貸し出し、〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出します。※令和6(2024)年4月下旬から令和7(2025)年3月末までに開催される展覧会が対象です。募集チラシ本事業によって、立地条件等により、これまで国立博物館の収蔵品に親しむ機会が限られていた地域に対し、文化財が広く公開されること、日本とアジアの歴史・伝統文化の発信、地域文化の創生、次世代への文化財の継承、観光振興につながることをめざします。2017年度からこれまでに、29施設20都府県で「国立博物館収蔵品貸与促進事業」の展覧会が開催過去の事業実績(展覧会)はこちらから ■事業内容<主な展覧会開催費用について>本事業では、次の費用を〈ぶんかつ〉が支出します。(1)国立博物館貸与品の梱包・開梱および展示・撤収作業にかかる費用(2)国立博物館から貸与先へおよび貸与先から国立博物館への本事業の貸与品の輸送にかかる費用(3)国立博物館貸与品の保険にかかる費用※詳細につきましては必ず申請要項をご確認ください。<以下のいずれかのカテゴリーへの申請が可能です。>(1)【大規模貸与】1申請につき21~50件の国立博物館収蔵品を貸与/各年度1~2か所を選定予定(2)【小規模貸与】1申請につき20件以内の国立博物館収蔵品を貸与/各年度4~5か所を選定予定<申請にあたっては、以下のいずれかの方法で借用希望作品リストを作成してください。>※国立博物館の収蔵品検索にあたっては、ColBase(コルベース/国立文化財機構所蔵品統合検索システム )等をご参照ください。(方法1)国立博物館の収蔵品の中から申請館が自ら設定したテーマに沿って作品を自由に選択してリストを作成。(方法2)貸与可能作品が掲載されたリスト(a.【日本考古】およびb.【黒田】)を活用し、必要に応じてその他の国立博物館の収蔵品を加えてリストを作成。a.【日本考古】東京国立博物館所蔵の各時代や地域を代表する日本考古資料の優品30件。(『申請要項』別紙1-(1)参照)貸与可能作品例左:深鉢形土器(縄文時代〔中期〕・前3000~前2000年、長野県伊那市宮ノ前出土)、中央:みみずく土偶(縄文時代〔晩期〕・前1000~前400年、埼玉県鴻巣市滝馬室出土)、右:埴輪 馬(古墳時代・6世紀、群馬県伊勢崎市下触町出土)※いずれも東京国立博物館所蔵b.【黒田】東京国立博物館所蔵の黒田清輝の代表作12件。(『申請要項』別紙1-(2)参照)貸与可能作品例左:読書(明治24年〔1891〕)、中央:重要文化財 舞妓(明治26年〔1893〕)、右:重要文化財 湖畔(明治30年〔1897〕)※いずれも黒田清輝筆、東京国立博物館所蔵■本事業の対象となる美術館・博物館文化庁長官の承認を受けた公開承認施設および博物館法で定められた登録博物館、博物館相当施設であれば、公私立を問わずにご応募いただけます。貸与条件や事業内容の詳細ならびに申請方法につきましては、〈ぶんかつ〉ウェブサイト掲載の「2024(令和6)年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業実施対象館申請要項」を必ずご確認ください。〈ぶんかつ〉ウェブサイト 2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 申請要項 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしております。■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。ぶんかつウェブサイト : Twitter @cpcp_nich ぶんかつ : Instagram @cpcp_nich ぶんかつ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月10日展覧会「ポケモン化石博物館」が大分県立美術館にて、2022年12月10日(土)から2023年1月24日(火)まで開催される。北海道・三笠市立博物館や東京・国立科学博物館などで開催された巡回展だ。「古生物&カセキポケモン」から学ぶ展覧会「古生物とポケモン」がテーマの本展は、『ポケットモンスター』シリーズに登場するカセキから復元されるポケモン=「カセキポケモン」と、私たちの世界で発掘される「化石」「古生物」の違いを比較・観察、それぞれの世界の共通点と相違点を発見し、古生物について楽しく学べるよう企画された展覧会だ。20点以上のカセキポケモン&50点以上の化石・古生物会場では、ポケモンの世界の「カセキ博士」とお手伝いの「発掘ピカチュウ」、私たちの世界の博士たちの案内により、20点以上のカセキポケモン&50点以上の化石・古生物の展示を巡る。また、「カセキポケモン」とよく似た古生物の実物標本・複製標本・模型、描き下ろしアート、「カセキポケモン」の骨格想像図も集結する。「カセキポケモン」の骨格から想像する実物大模型「カセキポケモン」の実物大の骨格想像模型にも注目。古生物の標本と、ポケモンの骨格想像模型を見比べることで新たな発見があるかも。大分会場のみの特設コーナーも、絵本『ポケモンのしま』原画展示大分会場限定で、大分県の大地の成り立ちと併せて、化石や岩石を紹介。さらに、ザ・キャビンカンパニーによる人気絵本『ポケモンのしま』の原画20点を一挙初公開される。【詳細】展覧会「ポケモン化石博物館」会期:2022年12月10日(土)~2023年1月24日(火)会場:大分県立美術館 1階 展示室A住所:大分県大分市寿町2-1時間:10:00~19:00※金曜・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)観覧料:大学生・一般 800円(600円)、小・中・高校生 500(300円)※()内は有料入場20名以上の団体料金。※大分県芸術文化友の会びび KOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金。※障がい者手帳等の提示者とその付添者1名は無料。※学生は入場の際、学生証を提示。※日時指定チケットでの販売なし。【問い合わせ先】大分県立美術館TEL:097-533-4500© 2022 Pokémon. © 1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
2022年12月16日東京国立博物館は、2023年も1月2日(月・休)より開館し、恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催します。本企画は2023年で20年目を迎え、毎年ご好評をいただいております。干支をテーマにした作品の特集や、長谷川等伯筆 国宝「松林図屏風」(展示期間:1月2日<月・休>~1月15日<日>)をはじめ、本館・東洋館の各展示室で、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々をご覧いただけます。また、新春気分を感じられるいけばなの展示など、新春限定の企画も開催。新たな年のスタートは、ぜひ当館でお迎えください。博物館に初もうで メインビジュアル染付水葵に兎図大皿 伊万里 江戸時代・19世紀 平野耕輔氏寄贈 東京国立博物館蔵 1月2日(月・休)~29日(日) 平成館企画展示室【特集「博物館に初もうで 兎(と)にも角(かく)にもうさぎ年(どし)」】2023年の干支は癸卯、うさぎ年に当たります。うさぎと人との関係は古く、愛玩用あるいは狩猟の対象として長い年月をともに過ごしてきました。そうしたうさぎは文学や美術にも表現され、人々の暮らしを豊かに彩りました。本特集では、「兎に角うさぎ」、「月のうさぎ」、「波に乗るうさぎ」、「うさぎはどこだ」、「うさぎと人と」の5つの切り口から、東アジアの造形作品に表されたうさぎの魅力に迫ります。さまざまな姿、しぐさのうさぎ達をご覧いただき、よい1年のスタートを切っていただければ幸いです。【創立150年記念 特集「戦後初のコレクション 国宝『松林図屏風』」】2023年1月2日(月・休)~15日(日) 本館7室戦後、新憲法が公布された昭和22年(1947)5月3日に、東京帝室博物館は皇室から国に移管され、名称が国立博物館となりました。国民の博物館となったこの年に、戦後初めて購入された作品のひとつがこの「松林図屏風」です。近年では毎年お正月に展示されて、多くの方々に親しまれています。さまざまな水墨技法によってあらわされたこの松林には、霧の晴れ間から柔らかな光が差し込んで、遠く雪山がのぞき、冷たく湿った空気が漂って、風の流れや森の清清しい香りまで実感できるでしょう。【吉祥作品紹介】新年の訪れを祝して選んだ作品を展示します。【新春限定!プレゼント等情報】■いけばな 1月2日(月・休)~1月15日(日) 正門池坊 蔵重伸氏■TNM & TOPPANミュージアムシアターよりプレゼント 1月2日(月・休)・3日(火)VR作品「鳥獣戯画 超入門!」を鑑賞された方に、次回以降お使いいただける鑑賞チケット引換券(有効期限:2023年1月4日〈水〉~6月30日〈金〉)をプレゼントします。※鑑賞には別途料金および当日の予約が必要です。■ミュージアムショップよりプレゼント 1月2日(月・休)・3日(火)当館の全ミュージアムショップで合計3,000円(税込)以上お買い上げのお客様に、ミュージアムショップのグッズをプレゼントします(両日ともになくなり次第終了。当館の全ミュージアムショップでのお買い物が対象、引き渡しは本館ミュージアムショップでのみ対応)。■美術図書バーゲンセール 1月2日(月・休)・3日(火)(本館ミュージアムショップのみ対象)■ホテルオークラレストラン ゆりの木で割引 1月2日(月・休)・3日(火)ゆりの木で5,000円(税込)以上ご利用のお客様は、お会計から10%割引します。■寛永寺根本中堂特別参拝 1月2日(月・休)・3日(火) 10:00~15:00根本中堂、四天王像(台東区登録文化財)などを公開します。■1月のキッズデー限定配布! 「博物館に初もうで」ワークシート特集「博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年」をはじめ、お正月の展示を楽しむためのワークシートを、2023年1月22日(日)のキッズデー限定で、小学生以下のお子様先着300名に配布します(本館地下みどりのライオンにて配布。なくなり次第終了)。ウェブサイトからダウンロードもできます(12月中掲載予定)。※混雑緩和のため、例年1月2日、3日に実施していたカレンダーの配布および先着順の特典はございません。【来館案内】開館時間:9時30分~17時※入館は閉館の30分前まで休館日 :月曜日、1月10日(火)※2023年1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館観覧料 :一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間・入館方法等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、当館ウェブサイトでご確認ください。交通:JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分 東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日