くらし情報『「もしも猫展」京都文化博物館で - 猫の“擬人化”に着目、歌川国芳を軸に浮世絵など135件』

2023年8月3日 16:00

「もしも猫展」京都文化博物館で - 猫の“擬人化”に着目、歌川国芳を軸に浮世絵など135件

「もしも猫展」京都文化博物館で - 猫の“擬人化”に着目、歌川国芳を軸に浮世絵など135件

展覧会「もしも猫展」が、京都文化博物館にて、2023年9月23日(土・祝)から11月12日(日)まで開催される。名古屋市博物館でも開催された巡回展だ。

江戸時代の擬人化表現の面白さに着目
人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化と呼ぶ。無類の猫好きとして知られる浮世絵師の歌川国芳は、1841年(天保12)頃より猫を擬人化したり、逆に役者を猫にした作品を次々と発表した。「もしも猫展」では、猫の擬人化作品とそれらを描いた歌川国芳を主軸に、江戸時代の擬人化表現の面白さを紹介する。

擬人化表現の魅力を再発見
人々を魅了してやまない猫は、江戸時代においても浮世絵をはじめとする作品の題材として好まれていた。また擬人化の対象として、猫だけでなく、人ならぬものである異類や動物たちも、しばしば風刺画や戯画の中に描かれてきた。

本展では、そうした擬人化して描いた作品と、擬人化の元となったもののイメージを比較することで、擬人化表現の魅力を再発見。
さらに、江戸期から明治期にかけての擬人化作品を紹介し、擬人化することでどのような効能が引き出されるのか探ってゆく。

機智に富んだ国芳による猫の擬人化作品
1841年(天保12)

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