ソニーは1月20日、Bluetooth接続対応の密閉型インナーイヤーヘッドホン「MDR-AS600BT」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円前後(税別)。ソニーはスポーツ向けのBluetoothヘッドホン「MDR-AS800BT」を2014年9月にリリースしている。このたびのMDR-AS600BTは、MDR-AS800BTの下位モデルにあたるBluetoothインナーイヤーヘッドホン。ジョギングなどのスポーツ時に使用しやすいよう、電池収納部などをハウジング内に集約してコントロールボックスを省略している。MDR-AS800BTと同様に、耳のくぼみにフィットさせる「アークサポーター」を装備。イヤーピースは「ハイブリッドイヤーピース」だが、通常モデルに使用されているタイプとは異なり、耳との接触面積を約30%増加させることで、安定した装着性を確保。IPX4相当の防水性能を持っており、あらゆる方向からの飛沫に耐えうる。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。スマートフォンなどのハンズフリー通話が可能。対応コーデックはSBCとAACだ。使用しているドライバーはφ9mmで、マグネットにはネオジウムが採用されている。再生周波数帯域は29Hz~20kHz。バッテリーの充電時間は約2.5時間。フル充電の場合、最長で約8.5時間の連続再生が可能だ(音声再生時間)。本体の質量は約21g。
2015年01月20日ソニーは1月15日、ハイレゾ音源の再生に対応するポータブルプレーヤー「ウォークマン NW-ZX2」を発表した。発売は2月14日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は120,000円前後(税別)。2013年9月に発表された「NW-ZX1」の後継となるモデルで、「ウォークマン」シリーズの新たなフラッグシップとなるハイレゾ対応モデル。海外では、米・ラスベガスで1月6日より開催されていた「2015 International CES」において発表されていた。変更点としてはまず、従来モデルで対応していたDSD64(2.8MHz)に加えて、新たにDSD128(5.6MHz)に対応していることが挙げられる。また、NW-ZX1では厳選されたピュアオーディオ向けのパーツを用いることで音質を追求して設計されていたが、NW-ZX2では外装等のパーツを変更することでさらにハイレゾ音源のクオリティを引き出せるように設計されている。具体的には、総削り出しアルミフレームと金メッキ処理を施した銅板を用いたハイブリッドシャーシを採用。抵抗値の大幅な低減や接触抵抗低減、酸化防止、高い剛性などにより高音質化を実現している。バッテリーからアンプ部に電力供給を行う部分に電気二重層キャパシタを追加するなど、電源回りも強化。さらに、電池保護回路の低抵抗化を実現した新開発の専用電池パックを採用することで、透明感の向上や優れた立ち上がり、スピード感の強化が実現されているほか、アンプ部のチャージポンプ電源に高音質パーツを追加したり、高伝導率かつ電源供給が安定している厚膜銅箔プリント基板を電源基板に採用したりといった改良が行われている。そのほかにも、大型コイルや高品質のメルフ抵抗をヘッドホン出力のLCフィルターに採用することによるオーディオラインの最適化、44.1kHz系専用の水晶発振器を追加することで48kHz系とのクロック切替に対応するなど、全体的にパーツの見直しが行われた。音質面以外の改良点としては、従来モデルで約16時間だったハイレゾ音源(192kHz/24bit)の再生時間が約33時間へと伸長されるなどバッテリーライフが強化されたことがある。また、NW-ZX1では非搭載だったmicroSDカードスロットを新たに採用。内蔵メモリ(128GB)に加えて128GBのmicroSDXCカードを挿入すれば、ハイレゾ音源のアルバムを約130枚収録することが可能だ。さらに、ソニーが開発した新ワイヤレスコーデックである「LDAC」に対応。既存のBluetoothコーデックに比べて約3倍の情報伝送が可能となっており、Bluetooth接続でもより高音質で音楽を楽しめるようになっている。デジタルアンプ「S-Master HX」やソニー独自の高音質化技術「ClearAudio+(クリアオーディオプラス)」を採用するほか、また音質補完技術「DSEE HX」を搭載し、ハイレゾ未満の圧縮音源をハイレゾ相当に補整して再生することが可能となっている。OSにはAndroid 4.2を採用。無線LAN接続にも対応する。主な仕様は次の通り。使用可能な音声ファイル形式はMP3、WMA、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、FLAC、リニアPCM、AAC、HE-AAC、Apple Lossless、AIFF、DSDとなっている。FLAC、リニアPCM、Apple Lossless、AIFFでは最大192kHz、DSDは2.8224MHz、5.6448MHzでのハイレゾ再生に対応する。Bluetoothのバージョンは3.0、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、OPP、HID、SPP、対応コーデックはSBCおよびLDACとなっている。本体サイズは約W65.1×D18.5×H131.2mm(突起部含む)、質量は約235gだ。
2015年01月15日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は7日、熊本県熊本市にコンタクトセンターを開設するため、熊本県ならびに熊本市との間で、立地協定を締結した。熊本コンタクトセンター(仮称)は7月から業務を開始する予定。ソニー損保のコンタクトセンターは、顧客からの自動車保険や医療保険に関する問合せや相談に対応するほか、契約手続や契約後のケアなど、幅広いカスタマーサポート業務を担っているという。現在、東京都と北海道の2ヵ所で運営しており、熊本県での業務開始により、コンタクトセンターは3拠点体制となる。熊本コンタクトセンター(仮称)の開設により、人材の安定的な確保を図り、顧客サービスの一層の品質向上に取組むという。あわせて、事業活動の継続性を一層強化し、大規模災害が発生した場合でも顧客に迅速かつ確実にサービスを提供できる体制をさらに強固にすることを目指していくとしている。○熊本コンタクトセンター(仮称)の概要業務内容/自動車保険における、電話やメールによる問合せ対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始/7月1日(予定)規模・要員/7月1日時点:約60ブース/約60名(予定)、2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までに約200ブース規模に拡張する予定所在地/熊本県熊本市中央区花畑町12-28アペックスビル
2015年01月08日●2015年もソニーが目指すのは「KANDO」ソニーは、「2015 International CES」の開幕前日となる1月5日(北米時間)にプレスカンファレンスを開催。例年のCESと同様、他社を含めたなかでもっとも遅い時間帯にソニーのプレスカンファレンスは行われた。会場はLVCCの自社ブースで行われた。これによって、プレスカンファレンスで発表した新製品をカンファレンス後すぐに手に取ったり、体験できたりというメリットがある。会場には、上方360度のスクリーンで、舞台上の映像やプレゼンスクリーンを数カ所に映し出された(そのおかげで、席の位置によって映像が見にくくなる問題を回避できる点が筆者は気に入っている)。○平井社長が「PlayStation Vue」やソニーのセンシング技術をアピールオープニングで登場し、イベントを進行したのは代表執行役社長兼CEOの平井一夫氏。流暢な英語でスピーチを行った。平井社長がまず話を始めたのは、新サービス「PlayStation Vue」についてだ。PlayStation Vueはその名前通り、ソニー製のゲーム機である「プレイステーション」向けのクラウドサービスだが、その内容は好きなテレビ番組を好きな時に見られるというもの。放送されたテレビ番組をクラウド上に保存し、ユーザーがオンデマンドで見られるというものだ。続いて平井社長が示したのは「Surpassing human vision」という言葉だ。人間の視覚を越えた映像として、同社のミラーレス一眼カメラ「α7S」に触れた。α7Sは超高感度な撮像素子によって、今までにない暗い場所での撮影が可能となっている。これはセンシング技術のなせるワザなわけだが、ソニーは遠からず自動車にさまざまなセンシング技術を投入し、その機能を飛躍的に伸ばすことを考えていると話した。続いて、「Life Space UX」というキーワードで、生活空間のなかでのソニーをアピール。スピーカー内蔵照明を紹介した。平井社長は「今年もソニーが目指すのはKANDO(人々を感動させること)」であるとし、より細かい製品の話に移った。●BRAVIA Meets Android TV平井社長が「PlayStation 4」が世界的に成功したことに触れると、会場からは歓声があがった。そして、カメラについても多くの雑誌でアワードを受賞し、マーケットに好調に受け入れられていることをアピール。平井社長は、「α7 II」が5軸補正で強力な手ぶれ補正機能を持つこと、「α5100」などの機種では「4D Focus」技術を取り入れ高速なフォーカスが可能であるなど、その評価が技術的な裏付けがあることを説明した。そして、映画やドラマなどのコンテンツ事業でも好調であることを説明。「アメイジングスパイダーマン2」「ブラックリスト」などのヒット作を紹介した。○4K、Android、VODなど多方面の展開をみせるテレビ「BRAVIA」続いて、米Sony Electronicsのプレジデント兼COOのMike Fasulo氏が登場し、テレビについて紹介し始めた。まずは現在のソニーの大画面4Kテレビがスマートフォンの「Xperia Z3」よりも薄いとアピールした。そして、現在の4Kテレビのラインアップを紹介した後、それを支える技術として、4Kプロセッサ「X1」を紹介した。このプロセッサによって、2K映像を高精細な4K映像に変換して表示することができるという。続いてFasulo氏が掲げたキーワードは「BRAVIA Meets Android TV」。BRAVIAにAndroidを搭載したことを発表し、音声検索やさままざな機能が手軽に起動できることを強調した。話はやがて、北米で有名なビデオオンデマンド(VOD)サービス「Netflix」に移った。ここでは、NetflixのCEOが登場し、ソニーのBRAVIAについてトークを行った。ちなみにBRAVIAはNetflixに加えて、YouTube、VideoUnlimited 4K、アマゾンインスタントビデオなどのビデオ配信にも対応している。続いて、映像関連ということで、話が4Kビデオカメラの新製品に移った。新しい4Kハンディカムはよりコンパクトになり、より低価格化したという。そして、4K対応アクションカムも紹介。スノボ界の"レジェンド"であるTony Hawk氏が4K対応アクションカムで撮影した映像が流され、さらにTony Hawk本人も登場した。また、4K動画を撮影できるスマートフォンとして、XperiaZ3も紹介された。●ハイレゾ、ウェアラブル……注目分野ではソニーはどう動く?話はハイレゾオーディオに移る。ハイレゾオーディオ製品のラインアップが紹介されたのに加え、ハイレゾ対応のウォークマン新製品「NW-ZX2」も発表された。「DSEE HX」機能にも対応し、SD音源をハイレゾに拡張して高音質で視聴できるという。また、ソニー独自の高音質コーデック「LDAC」やネットオーディオサービスなどにも触れた。そして現在、ハイレゾオーディオの音源がソニーミュージックをはじめ、ユニバーサル、ワーナーなどからリリースされていることを紹介した。次にスマートフォンの話になり、Xperia Z3が従来のT-Mobileに加えて、ベライゾンでも流通しはじめたことを紹介した。また、Android OS 5.0(ロリポップ)へのバージョンアップは北米では1カ月ほど後に行われるという。いずれかの時期、日本でもバージョンアップが行われることが予想される。ウェアラブルデバイスの紹介では、現在唯一のGPS内蔵のAndroidWareとして「スマートウオッチ3」が紹介された。また、イヤホン型のウェアラブルデバイスとして「Smart B-Trainer」も紹介された。○センシングによるアドバンテージを築けるか?カンファレンスの最後は、「Be Moved」という文字が描かれたスライドで締めくくられた。2014年のCESで行われたソニーのキーノートスピーチでは今後、ソニーはセンシングに大きく舵をとるようなインパクトの大きな話があった。それを受けて、どうなる?と注目の2014年だったが、超高感度の撮像素子を搭載したα7S、AndroidWareでGPS搭載のスマートウオッチ3など、非常に地道かつ真っ当にセンシング技術を生かした製品が登場したというのが筆者の印象だった。今後は自動車向けなどのセンシング技術も登場するようだが、当面は4Kテレビ、ビデオカメラ、スマートフォンなど、従来の路線を生かしつつ、そのなかで徐々にセンシングに力を入れ、独自のアドバンテージを狙うという意外に地味なソニーの戦略が見えてきた印象だ。
2015年01月07日ソニーは1月6日、米・ラスベガスにて開催される家電製品展示会「2015 International CES」に合わせて、ランニング向けヘッドセット型デバイス「Smart B-Trainer」を発表した。Smart B-Trainerはランニング中の心拍数を計測し、トレーニングをサポートするヘッドセット型のデバイス。ユーザーの心拍数に合わせて、接続したデバイスのライブラリから最適な音楽を選択して再生する機能も持つ。個々のプランに合わせたアドバイスをランニング中に音声で行うことで、ユーザーのトレーニングの継続をサポートするとしている。発売時期や価格、仕様などの詳細は明らかになっていない。
2015年01月06日ソニーは1月6日、米・ラスベガスで6日(現地時間)より開催される「2015 International CES」に合わせて、ウェアラブルタイプのデジタルビデオカメラ「アクションカム FDR-X1000V」を発表した。現地発表では3月発売予定となっており、価格は約500米ドルと見込まれる。「アクションカム」シリーズとして初めて4K(3,840×2,160ドット:QFHD)での記録に対応するモデル。4K/30p 100Mbpsでのハイビットレート撮影が可能だ。HD撮影時のみ利用可能な電子式手ブレ補正も進化して搭載されている。アクションカムならではの臨場感ある動画を撮影できるよう、風音低減機能も初めて搭載した。なお、4K動画の記録にはUHS-I Class 3 (U3)対応のSDXCメモリーカードが必要となる。レンズは画角170度での超広角撮影が可能なZEISSテッサーで、撮像素子は裏面照射型Exmor R CMOSセンサー、画像処理エンジンは「BIONZ X」を搭載する。動画の記録形式はMP4およびXAVC Sとなっている。
2015年01月06日ソニーは1月6日、ウォークマンの新たな最上位モデル「NW-ZX2」を、米・ラスベガスで開催される家電製品展示会「CES 2015」に合わせて発表した。最大約33時間のハイレゾ音源再生に対応する(192kHz/24bitの場合)。発売時期や価格に関しては、現時点では明らかにされていない。ウォークマン NW-ZX2は、2013年秋に発売された「NW-ZX1」からさらに高音質化を進めたシリーズ最上位モデル。NW-ZX1にはなかった、microSDカードスロットを搭載している。また、ソニー独自開発のBluetoothコーデック「LDAC」を新たに採用。同時に公開したハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1ABT」と組み合わせて、Bluetooth接続環境においても、より高音質なサウンドを楽しめる。デジタルアンプ「S-Master HX」、音質補完技術「DSEE HX」も搭載する。スマートフォンを介して、複数のワイヤレス機器で同時に音楽を再生できる「SongPal Link」にも対応。ハイレゾ対応のワイヤレススピーカー「SRS-X99」や「SRS-X88」、ホームシアターシステム「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」などとSongPal Linkによる連携が可能だ。
2015年01月06日ソニーは1月6日、家電関連の展示会「2015 International CES」が米・ラスベガスで6日(現地時間)より開催されるのに合わせて、4K液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」の新シリーズを発表した。発表されるのは、20V型以上の家庭用テレビとしては世界最薄の約4.9mm(最薄部)を実現した「X9000Cシリーズ」を含む3シリーズ・11機種。同じく家庭用テレビとしては世界初となる、ハイレゾ対応スピーカーを搭載したシリーズなどがラインナップされる。また、新製品には、新たに独自開発した4KプロセッサーX1を搭載。さらなる高画質を実現している。幅広いシリーズでAndroid OSを採用。タッチパッド式のリモコンのフリック操作でさまざまなコンテンツやアプリにアクセスできる「ワンフリックエンタテインメント」ユーザーインタフェースも搭載している。
2015年01月06日ソニービジュアルプロダクツは1月6日、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」の新プラットフォームを開発。2015年に発売する新製品で順次採用する予定だ。なお、同プラットフォームを採用するブラビアの性能や新機能については、米・ラスベガスで1月6日(現地時間)より開催される「2015 International CES」において展示が行われる。新プラットフォームでは、Android OSを採用。スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器とのシームレスな連携を可能とした。具体的には、それらモバイル機器からブラビアの画面へコンテンツを映し出せる「Google Cast」や、ゲームやアプリをダウンロードして追加できる「Google Play」などを利用することができる。テレビとしての機能面では、新開発の4Kプロセッサ X1を4K表示対応モデルで採用。4Kアップコンバート時の画質や4Kネイティブ表示の画質をより美しくすることを可能とした。
2015年01月06日ソニーは17日、メガネやサングラスに装着する片眼用ディスプレイモジュールを発表した。2015年内の量産開始を目標とする。同モジュールは2015年1月6日から9日まで、米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」で参考展示される。今回のモジュールは、0.23型の超小型高精細カラー有機ELディスプレイ・超小型光学ユニット・スマートフォン相当の演算処理能力を持つ制御基板からなる。メガネやゴーグル、サングラスなど既存のアイウェアに装着できる軽量・小型化を実現した。用途としては、スポーツ用サングラスに装着したモジュールとスマートフォンを接続し、コースマップや距離情報などを表示、アクションカメラとモジュールを連携させてアイウェアから画角や撮影映像を確認、工場などで社内インフラシステムと接続して遠隔から指示を受けつつフリーハンドで作業を進める、などの使い方が想定されている。今後は、2015年内にモジュールの量産開始を目指し、スポーツやエンターテインメントなどに関するメーカー、電機メーカーなどに販売していく。重量は、ディスプレイ表示部が22g、その他が18gで合計40g。バッテリー容量は400mAhだ。0.23型のディスプレイは640×400ピクセル、表示色はRGB 24bit、色域はsRGB100%。ディスプレイ輝度は最大800cd/平方メートル、コントラスト比は10,000:1以上、ディスプレイ応答速度は0.01msec以下となっている。プロセッサはCoretex-A7、電子コンパス・加速度センサー・タッチセンサーを搭載。通信機能として、Bluetooth 3.0+High Speed、IEEE801.11b/g/n準拠の無線LANなどを備えている。
2014年12月18日ソニーは17日、様々なデザインのメガネに装着して、Google Glassのようにメガネ型デバイスを実現するディスプレイモジュールを開発したと発表した。2015年内に量産開始を目指す。同社が開発したのは、メガネやサングラスに装着する片眼用のディスプレイモジュール。スポーツ用サングラスに装着し、スマートフォンと接続することで、コースマップや距離表示などが行えたり、工場などで社内インフラシステムと接続し、遠隔からの指示をあおぎながら、フリーハンドで作業を行うといった作業支援が受けられたりする。取り外しが用意で、TPOに合わせて、使用時のみアイウェアに装着するといった使い方ができる。同モジュールは、大きく分けて、有機ELディスプレイ、光学ユニット、制御基板の3つのパーツから構成される。有機ELディスプレイは、サイズが0.23型で超小型ながら、640×400ピクセルの解像度を持つ。また、10000:1以上の高コントラストにより黒をより深く表現でき、sRGB色域を100%カバーする色彩豊かな映像が表示可能だという。光学ユニットは、晴天下、暗い部屋といった照度環境によらず、高画質の映像を投影可能。また投影される映像は、視野角換算で対角13度となり、2メートル先の16型ディスプレイの映像と同等の視野になるという。同モジュールの搭載プロセッサは、ARM Coretex-A7プロセッサ、ディスプレイ応答速度は0.01msec以下。搭載センサーは、電子コンパス、加速度センサー、タッチセンサー。無線は、Bluetooth 3.0+High Speed、IEEE801.11b/g/n。モジュールの重さは約40gで、内訳はディスプレイ表示部が約22g、その他が約18g。バッテリ容量は400mAh。なお、同モジュールは、2015年1月6日から米国ラスベガスで開催される「2015 International CES」で初公開される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月17日●2014年度は1兆9,000億円 - 冷え込むAV・IT市場にソニーが見出す活路ソニーマーケティングの河野弘社長は、年末商戦の取り組みについて説明。「カテゴリー内での変革による市場活性化」をソニーの取り組み領域に定め、4Kテレビ、デジタルカメラ、ハイレゾリューションオーディオの3つの製品を重点的に販売していく姿勢を改めて強調した。国内コンシューマ向けAVおよびIT市場は、2010年度には4兆3,000億円であったものが、地デジ移行後のテレビ需要の低迷を背景に、2012年度以降は約2兆円で推移。2014年度は1兆9,000億円と、さらに縮小することが見込まれている。河野社長は、「ここ数年は新たなカテゴリーの製品が登場して、市場成長を牽引するといった状況ではない。既存カテゴリーにおいて、トランスフォーメーションを行うことで、いかに成長をしていくかを考えるフェーズにある」と前置きし、「ソニーはテレビ、デジタルカメラ、オーディオという3つの既存領域において、高付加価値戦略を打ち出し、年末商戦での成長を図る」と、2014年の年末商戦の基本姿勢を示した。○進む4Kテレビ化 - 台数ベースでの販売比率は10%までの引き上げを目指すテレビにおいては、4Kテレビを軸にした展開をさらに加速させる。ソニーマーケティングでは、今年9月に年末商戦向けの販売戦略について、量販店などと情報を共有する「総合提案会」を開催。ここで、4Kテレビの販売比率を台数ベースで10%にまで引き上げる方針を示したという。「2013年10~12月の4Kテレビの販売比率は1%。100台に1台しか、4Kテレビが売れなかった。直近ではこれが3%程度まで上昇している。しかし、2014年10~12月の年末商戦で4Kテレビを10%の販売構成比にまで引き上げれば、平均単価が上昇し、金額ベースでは前年実績を上回ることができる。最低でも6%の販売比率にまで4Kテレビを引き上げていきたい」と語る。4Kテレビが10%の構成比にまで拡大すれば、テレビ1台当たりの平均単価は、2013年第3四半期の6万7,760円から、2014年度第3四半期は7万5,100円と拡大する。「台数成長が望みにくい市場において、いかに4Kによる付加価値提案を行っていくかが鍵になる」とする。ソニーマーケティングでは、今年9月以降、販売店向けの勉強会を実施し、4Kテレビの訴求ポイントについての情報を共有する一方で、店頭においては2K(フルHD)テレビと4Kテレビの比較展示や、4Kのパーソナルコンテンツを活用した付加価値提案、細かい写真映像による地図データや、「4K仮面を探せ」という店頭用の販促コンテンツを用意して、4Kの高精細を訴求してみせた。その結果、11月最終週においては、4Kテレビの販売構成比が8.3%にまで拡大。46型以上の大型テレビの領域では、38.3%にまで拡大した。「現時点ではテレビ全体の10%にまで届いてはいないが、販売台数、販売金額ともに前年実績を超えており、狙い通りの結果が出ている。これから12月の年末商戦本格化に向けて、10%の販売構成比に進む手応えを感じている」と、河野社長は今後の4Kテレビの販売拡大に自信をみせた。○α7をはじめとする高付加価値モデルで立ち位置を作るデジタルカメラについては、「ソニーは、この分野ではまだまだ挑戦者である。カメラメーカーとしての立ち位置を作っていくことに力を注いでいく」とするものの、これまでの年末商戦前哨戦では一定の成果があがっているようだ。ソニーのカメラ戦略の柱となるフルフレームモデルを「α7シリーズ」として、それぞれに特徴を持った製品としてラインアップ。また、4Dフォーカス戦略を打ち出す「α6000シリーズ」や、イメージセンサーの強みを生かしたレンズスタイルカメラ、高機能コンパクトデジカメとしてラインアップを広げている「DSC-RX100シリーズ」といった製品群を取り揃えていることに加えて、αシリーズユーザーの撮影スキル向上、レンズ体感の場として、セミナーや撮影会を行う「αカフェ体験会」を全国各地で実施。「α購入者にどれだけ使っていただくか、といったところにフォーカスし、αファンを作っていくことに力を注いでいる」という。量販店の販売スタッフがαシリーズを使って撮影した写真を店頭に貼り出し、接客ツールとして利用するといった取り組みも展開。さらに店頭展示ではレンズのラインアップを重視するといったことにも取り組んだという。「ソニーはレンズのロードマップを公開し、本体の価値を上げることに力を注いでいることを訴えるのと同時に、安心して使ってもらえることを訴求した。2013年4月には、5%強だった交換レンズのシェアは、2014年9月には15%を超えるところにまで拡大し、10ポイントも上昇している。150万台を超えるαユーザーに支えられたことが大きい。カメラメーカーとしてのポジションを確立してきた」などと述べた。●広がる「ソニーといえばウォークマン」と「ハイレゾ=ウォークマン」の認識そして3つめのオーディオに関しては、ハイレゾオーディオが軸となる。なかでもウォークマンによるハイレゾ提案が今年の年末商戦の鍵になる。河野社長は、「ソニーから何を想起するかという質問に対しては、ウォークマン、あるいはオーディオと回答する若い人たちが増えている。これはソニーにとってうれしいことである」としながら、「2013年に発売したハイレゾオーディオは、まだコアユーザーや高音質にこだわる音楽好きのユーザーが中心だった。だが今年は、音楽好きユーザーのボリュームソーンにもハイレゾオーディオが広がると考えている」と、裾野の拡大に期待する。河野社長は「2014年11月に発売したウォークマンAシリーズは音にも、価格にも、デザインにもこだわるユーザーに対して訴求できる製品。年末商戦では、ウォークマンの販売台数のうち、4台に1台をハイレゾにしたい」と意気込んだ。ここでは、全国40カ所の販売店店頭において、ハイレゾ専用ブースを設置。来店客にコンテンツを視聴してもらえる環境を作った。「音は目に見えないため、体験してもらうことが重要。売り場には、ハイレゾ対応ヘッドホンも展示し、同時に体験してもらうことで、ハイレゾの良さを実感してもらえるようにした。さらに、moraによるハイレゾコンテンツのダウンロードランキングも最新のものを店内に掲載するようにした。こうした地道な取り組みが効果につながっている。販売店からも、オーディオ売り場を活性化する材料として、ハイレゾへの注目が高まっており、ハイレゾ対応ウォークマンを起爆剤にしたいという声もある」と、河野社長は語る。その一方で、ハイレゾに対する認知度も高まっており、そのなかでも「ソニーは、ハイレゾ」というイメージ作りが定着しはじめているという。「ハイレゾに関するつぶやきを見ていると、製品名では半数近くがウォークマンという名前に触れられており、moraをはじめとするダウンロードサイトに関する固有名詞についても、ずいぶん触れられている。ブランドという観点では、ソニーと書いてもらえるケースが70%を超えている。機器、コンテンツ、ブランドという点で、ハイレゾ分野におけるソニーの認知度が高まっている」と述べた。実際、年末商戦前哨戦では、ハイレゾオーディオの販売は好調だという。河野社長によると、11月上旬のウォークマンAシリーズの発売日を含む週にはハイレゾ対応製品の構成比が5割近くまで上昇。瞬間風速としては、購入されるウォークマンの2台に1台がハイレゾという状況になったという。11月最終週ではハイレゾの構成比は約3割だというが、「年末商戦に向けて、"ハイレゾ=ウォークマン"というトレンドができはじめている。音のカテゴリーにおいては、新たな音の提案によってトランスフォーメーションをしていく。ヘッドホンの販売も増加しており、ハイレゾが後押ししているのがわかる。既存領域において、ハイレゾという新提案によって、新たなビジネスが生まれていることの証」と語った。○ソニーファンが増えているという手応えを感じているソニーマーケティングでは、「カスタマーマーケティング」を事業戦略の中心に置いている。「これまでの手法は、メーカーによるプロダクトマーケティング、販売会社によるチャネルマーケティングが中心であったが、ソニーマーケティングが目指すのは、顧客を知ることにフォーカスしたカスタマーマーケティングだ」という。効果としては「プロダクトマーケティングとチャネルマーケティングの成果を最大化させることができ、マーケティングおよびセールスを次のレベルに引き上げることができる」と河野社長は説明する。また、「付加価値販売こそが、ソニーが市場で存在するための唯一の方法。カスタマーの価値を重視した取り組みを行っていく」とする。カスタマーマーケティングの具体的な戦略として、会員制度であるMy Sony Clubを中心としたカスタマリレーション活動の推進、製品オーナーへの使いこなし提案、東京、名古屋、大阪にあるソニーストアを通じた「濃い顧客体験」の提供をあげる。特に河野社長が言及したのが、製品オーナーへの使いこなし提案による成果だ。ここでは、社内で「P3」と呼ぶ活動を行っていることを明らかにした。P3とは、購入後3カ月(Post Purchase)のことを指し、この期間を購入者へのメール配信において、関心を惹くために重要な期間と位置づけている。河野社長いわく「購入した製品を使いこなしてもらい、製品の楽しさを最大化するためのダイレクトメールアプローチ」が、このP3ということになる。ここでは、製品購入のお礼とともに、製品を使いこなすための情報提供、開発者のこだわりなどの購入者に響く情報、さらには買い増しすると便利になる周辺機器などの情報を提供する。河野社長は、ソニー製品の購入者を対象に実施したP3の成果を初めて公開。ソニーユーザーが高いロイヤリティを持っていること、さらにはこの取り組みを通じて、新たな製品購入に結びついていることなどを示した。α7シリーズのユーザーを対象にしたP3では、4,340人にメールを配信。そのうち3,808人がメールを開封した。さらに、メールに掲載されたURLをクリックした人は3,214人に達したという。開封率は88%、クリック率は74%という驚くほど高いレートとなっている点が特筆できよう。また、これらのメールを受け取った人を追跡したところ、メール効果によって、レンズやアクセサリーを追加購入した金額は5億8,000万円に上ると算出した。同様にウォークマンの購入者を対象にしたP3では、2万8,002人にメール配信。2万1,036人が開封、1万1,546人がクリックしたという。開封率は75%、クリック率は41%と、これも一般的なダイレクトメールよりも、極めて高いレートとなっているのがわかる。そして、追加購入アイテムとしては、ワイヤレススピーカーや2台目のウォークマン、さらにはタブレットの購入が上位に入り、メール効果による追加購入金額は7億5,000万円に達したという。河野社長は最後に、「ソニー製品を購入していただいた方々に、いい製品を購入したと満足していただくと同時に、ソニーのひとつの製品だけのユーザーではなく、ソニー全体のユーザーとして、サービスを提供していきたい。ソニーマーケティングのミッションは、ソニーファンの創造。こうした取り組みを通じてファンを増やしていく。厳しい市場環境にあるが、同時に、ソニーファンが増えているという点での手応えを感じている」と語った。
2014年12月09日ソニーマーケティングは、ミラーレス一眼カメラ「α6000」の新CM「Wedding篇」を2014年12月4日から放映開始する。新郎新婦が崖の上から飛び降りながら誓いのキスをしているシーンを、α6000の「4D FOCUS」機能でとらえるという内容だ。α6000は、ソニーが2014年3月に発売したEマウントのミラーレス一眼カメラ。ソニーの次世代AFシステム「4D FOCUS」を搭載している。4D FOCUSは、画面のほぼ全域をカバーする179点全面位相差AFセンサー、最速0.06秒のAFスピード、被写体の次の動きを予測するAFアルゴリズムが一体となったものだ。このたび放映を開始するCMは、タキシードとウェディングドレスに身を包んだ新郎新婦が指輪を交換するところから始まる。新郎が新婦を"お姫様抱っこ"すると、落差71mの断崖絶壁へダイブ。α6000に搭載された4D FOCUSによって、飛び降りながら誓いのキスをしている新郎新婦をとらえている。
2014年12月04日ソニー銀行は12月1日、振り込みと円定期への新規預入れで現金がもらえるなどの3つの冬の特別企画を開始した。○[冬の特別企画]振り込みと円定期(6ヶ月または1年)で現金プレゼント内容:他の金融機関からの100万円以上の振り込みと6ヶ月または1年の円定期への新規預け入れをした顧客にもれなく金額に応じて最大5万円の現金をプレゼントする対象期間:12月1日(月)~2015年2月28日(土)2015年3月中に対象期間以前から預け入れのものも含め6ヶ月または1年の円定期預金を中途解約した場合は、プレゼント対象外となる。○[冬の特別企画]円定期特別金利内容:円定期預金(期間6ヶ月・1年)および積み立て定期預金(1年もの)を特別金利にて提供(12月1日時点の金利、年0.2%(税引き前、税引き後0.159%))対象:新規に申し込む円定期預金および対象期間内に預け入れする積み立て定期預金。対象期間中に満期を迎え、自動継続となる円定期預金および積み立て定期預金対象期間:12月1日(月)~2015年2月28日(土)○[冬の特別企画]NZドル定期特別金利内容:ニュージーランド(以下NZドル)定期預金(期間3ヶ月)を特別金利にて提供(12月1日時点の金利、年3.5%(税引き前、税引き後2.788%))対象:新規に申し込むNZドル定期預金。対象期間中に満期を迎え、自動継続となるNZドル定期預金対象期間:12月1日(月)~2015年2月1日(日)
2014年12月02日ソニーマーケティングは、ミラーレス一眼カメラ「α6000」の新CM「Dog篇」を2014年11月29日から放映開始する。キックボードなどに乗ってアクロバティックに街を駆け抜けていくパルクール犬「Jumpy」を、0.06秒のAFスピードを持つα6000でとらえるという内容だ。α6000は、ソニーが2014年3月に発売したEマウントのミラーレス一眼カメラ。ソニーの次世代AFシステム「4D FOCUS」を搭載している。4D FOCUSは、ファインダー内のほぼ全域をカバーする179点全面位相差AFセンサー、最速0.06秒のAFスピード、被写体の次の動きを予測するAFアルゴリズムが一体となったものだ。このたび放映を開始するCMでは、世界的に有名なパルクール犬の「Jumpy」を起用した。Jumpyは犬でありながら、スケートボードやキックボードを乗りこなして、ハイジャンプやバク転などのアクロバティックな技を繰り出しながら街を駆け抜けていく。α6000に搭載された「4D FOCUS」によって、街を駆け抜けるJumpyの姿をとらえた。また、スピンオフムービーとして「世界一ご機嫌な散歩をする犬篇」もYouTubeにて公開している。
2014年11月28日ソニーマーケティングは12月4日から6日まで、東京都・港区の東京ミッドタウン キャノピー・スクエアにて、「禁断のWALKMAN Hi-Res Symphonic Illusion」を開催する。ハイレゾ音源に対応した新しい「ウォークマン A」シリーズを体感できる。本イベントは、2014年9月に発表された新しい「ウォークマン A」シリーズを体感できるイベント。視聴コーナーを設けるほか、音楽を再生した際の振動を水に伝えて可視化するサウンドアートを楽しめる。このサウンドアートをスマートフォンなどで動画撮影すると、水が逆流・静止しているような映像になるという。新しいウォークマンAシリーズ「NW-A16」と「NW-A17」は、Aシリーズで初めてハイレゾ音源に対応したモデル。microSDメモリーカードスロットを備えた点が特長だ。MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載している。
2014年11月27日ソニーは20日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのAマウント用Gレンズ「70-300mm F4.5-5.6 G SSM II(SAL70300G2)」を発表した。2015年2月より発売する。希望小売価格は142,000円(税別)。「SAL70300G」の後継機となる望遠ズームレンズ。高品質なGレンズならではのシャープな解像感と美しいボケ味をそのまま引き継いでいる。AFの動体追尾性能が従来機種より約4倍高速化しており、ナノARコーティングの採用により面間反射によるフレアやゴーストを大幅に抑制する。防塵・防滴設計も採用。主な仕様は、焦点距離が70~300mm、画角が35mm判で34~8.1度、APS-Cで23~5.2度、最小絞りがF22~F29、絞り羽根枚数が9枚(円形絞り)、レンズ構成が11群16枚、最短撮影距離が1.2m、最大撮影倍率が0.25倍、フィルター径が62mm。本体サイズは最大径が82.5mm、全長が135.5mm、重量は約750g。花形バヨネット式フードが付属する。
2014年11月20日ソニー銀行は17日、第二地方銀行協会と提携し、加盟する41行との間で振り込みをする場合も、口座名義(受け取り人の名前)を確認できるようにした。今後は、ソニー銀行から第二地方銀行へ振り込みを行う場合、また第二地方銀行からソニー銀行へ振り込みを行う場合のいずれも、サービス時間内は支店名や口座番号などを入力するだけで、受け取り人の名前が自動的に表示されるようになるとしている。
2014年11月18日ソニー銀行は17日、外貨預金の為替コストを1週間引き下げる「外貨預金スペシャルウィーク」を開始した。今月のスペシャルウィークでは、17日からの1週間、円から米ドル購入時の為替コストを通常15銭から8銭に引き下げた。○今月は円から外貨預金(米ドル)購入時の為替コストを8銭とする期間:11月17日(月)午前8:00~11月22日(土)午前5:55内容:期間中、円から外貨預金(米ドル)購入にかかる為替コストを通常15銭から8銭に引き下げる。売却にかかる為替コストは対象外
2014年11月17日ソニー損害保険(以下ソニー損保)はこのたび、急発進・急ブレーキの少ない「やさしい運転」をすると保険料が戻る、新しいタイプの自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」の販売を2015年2月中旬から開始すると発表した。「やさしい運転キャッシュバック型」は、無料で貸与するソニー損保オリジナルの小型計測器(ドライブカウンタ)で計測した、加速・減速の発生状況(運転特性)を保険料に反映させる、日本で初という自動車保険。「20歳代の人が運転する」「等級が進行していない」といった保険料が高くなりがちな顧客でも、「やさしい運転」によりキャッシュバックを受けることで、保険料の節約が可能になるとしている。なお、自身の運転特性を計測したことがある顧客は少ないため、ドライブカウンタによる計測を無料で試すことができる「30日間無料トライアル」も用意したという。「30日間無料トライアル」の受付は17日から開始している。ソニー損保は今後も、顧客にとってより納得感のある保険料を実現するための商品開発、そして、保険商品の要でもあるサービス品質の向上に、引続き取組んでいくとしている。
2014年11月17日ソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナルとソニー・コンピュータエンタテインメントは11月13日、クラウド技術をベースとした新しいテレビ配信サービス「プレイステーションヴュー (PS Vue)」を発表した。米国で11月中に招待制のベータサービスを始め、2015年3月末までの商用サービス開始を予定している。日本国内での展開については未定とのこと。「PS Vue」は「プレイステーション 4 (PS4)」もしくは「プレイステーション 3 (PS3)」を受信端末として、クラウドからテレビ番組の配信を行うサービス。ライブ放送配信やオンデマンド配信のほか、直近3日間に放送されたすべての番組をさかのぼって視聴できる「キャッチアップテレビ」、お気に入り登録した番組を自動録画して28日の期間内で視聴できる機能などを提供する。当初の対応端末はPS4とPS3だが、まもなくiPadを追加し、その後ソニー製品やソニー以外の製品にも拡大していくという。米国でのベータサービスでは、CBS、Discovery Communications、Fox 、NBCUniversal、Scripps Networks Interactive、Viacomの75チャンネル以上にアクセスが可能だ。利用料金は商用サービスの開始に合わせ、あらためて発表される。月額固定のサブスプリクション制を予定しているが、機器設置費用やレンタル料金、解約時の違約金など追加手数料がかからない仕組みとする予定だ。
2014年11月13日ソニー銀行は4日、関係当局の認可等を前提として、2015年2月1日にアプラスインベストメントへクレジットカード事業を承継することとしたと発表した。○ソニーカードおよび2通貨決済機能付クレジットカードを利用している顧客へ承継による顧客での変更手続き等の必要はない2015年2月1日以降はアプラスインベストメントがカード利用代金(リボルビング利用残高の月々の支払いを含む)の請求をする
2014年11月05日ソニー銀行は4日、「ソニー銀行への外貨送金で、現金プレゼント!」など4キャンペーンを開始した。○ソニー銀行への外貨送金で、現金プレゼント!対象期間:11月4日(火)~12月30日(火)内容:対象となる10通貨を一定額以上ソニー銀行の外貨普通預金口座で受取った顧客全員に、最大2万円の現金をプレゼント。プレゼント金額は、4000円・6000円・1万円・2万円の4段階。ソニー銀行への1回当たりの入金額に応じて判定する他の銀行からの送金手続きには、日数がかかる場合があるので、余裕をもって手続きしてほしいとしている。また各銀行所定の送金手数料がかかる。○ラクラク貯める!積み立て3商品でAmazonギフト券プレゼント対象期間:11月4日(火)~2015年3月31日(火)内容:積み立て3商品(積み立て定期預金、外貨預金の積立購入、投資信託積み立てプラン)のいずれかを1万円以上積み立てた顧客を対象に、抽選で50名にAmazonギフト券1万円をプレゼント。3商品全て1万円以上積み立てると抽選口数が合計で3口、さらにおまかせ入金サービス、給与振込の入金実績で当選確率は2倍になる各商品の対象となる取り引き最終日に注意が必要。○「NISAで積み立て販売手数料を全額還元!」キャンペーン対象期間:11月4日(火)~2015年3月31日(火)内容:投資信託をNISA口座による積み立てプランで購入すると、投資信託取り引き関連書面の電子交付を利用の人(2015年3月31日(火)時点で電子交付の利用登録が完了している人)にかぎり、販売手数料を全額還元する○ソニーカード最大8000円プレゼントキャンペーン対象期間:11月4日(火)~2015年3月31日(火)内容:以下の条件の人を対象に最大で現金8000円をプレゼント。【特典1】新規口座開設+ソニーカード入会+引き落とし口座をソニー銀行に設定でもれなく現金3000円をプレゼント。既存口座の人はカード入会+引き落とし口座をソニー銀行に設定でもれなく現金1500円となる【特典2】特典1対象の人で、カード入会から3か月以内にカード利用5万円するともれなく現金5000円をプレゼント
2014年11月05日千葉県・千葉市の幕張メッセで行なわれているJapan IT Week 秋(主催:リード エグジビジョン ジャパン)。ソニーマーケティングがスマートデバイスのXperiaシリーズを法人向けに展開していくため、展示を行なっていた。説明員によると、対外的に法人販売の展示を行なったのは、今回の展示会が初めて。Xperiaシリーズの最新モデル「Xperia Z3」や「Xperia Z3 Compact」「Xperia Z3 Tablet Compact」と「Xperia Z2 Tablet」「Xperia Z Ultra」が展示されていた。ソニーマーケティングとして展開するのはWi-Fiモデルがベースで、LTEモデルなどは「キャリアへご案内することになると思う」(説明員)とのことだった。法人展開で気になるのはMVNO展開。14日に、パナソニックが法人顧客に製品と回線をワンストップソリューションとして提供するため、MVNO事業の開始を発表しており、可能性についてたずねた。説明員は「具体的にやると決まっていることはない」と話していたが、「国内ではキャリアモデルの展開に限られるため、SIMフリーモデルを別途用意しなくてはならない事情もある。もちろん、そういった話も全く出ていないわけではない」としていた。法人ユーザーがAndroid端末の導入を検討する上で最大の懸念点は「セキュリティ」。ソニーの独自調査によると、多くの企業がWindowsとiOS、Androidをほぼ同じレベルで検討を行なっており、その上でセキュリティに弱点があると考えて導入を断念してしまうのだという。そこでソニーではXperiaにEnterprise APIを用意。Enterprise APIは、コンシューマー向け端末にも組み込まれているが、法人向けにソニーがアクティベートすることで利用できるようになる。このAPIでは、Android標準APIに加える形で、各種データの暗号化、カメラの無効化など、ハードコーディングしているAndroid Frameworkのレベルで制限をかけるため、安心して端末を管理できる。MDMについては、OPTiMやMobileIronなど、主要ベンダーと直接手を組むことで、よりセキュアなデバイス管理を可能とした。ほかにも、指定アプリをプリインストールして出荷するキッティング/カスタマイズも可能で、初期化しても企業アプリが消えないように設定できる。ほかにもセキュリティーポリシー策定支援やアプリ脆弱性のチェックツールの提供、アプリ開発受託などもサービス手として提供する。説明員の話では、展示以前にいくつか話をしている企業があるといい、防水・防塵機能や、そういった機能を持ちながらも薄型の端末デザインに引き合いがあるとしていた。
2014年10月31日ソニーは10月30日、ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正代表取締役社長兼CEOが11月16日付で退任し、十時裕樹氏が新社長に就任すると発表した。鈴木氏は2012年5月にソニーモバイルコミュニケーションズの代表取締役社長兼CEOに就任。約2年半に渡り同社を指揮してきた。ソニーは代表執行役兼取締役CEOである平井一夫社長の号令の下、モバイルを中核事業の1つに据えてきたが、販路やラインナップ拡大の費用などがのしかかり、2014年度第1四半期(2013年4月1日~6月30日)におけるモバイル・コミュニケーション(MC)分野の営業損益は△27億円の赤字となっていた。加えて、スマートフォンの競争激化により、2014年度通期(2014年4月1日~2015年3月31日)での年間出荷計画を当初の5,000万台から4,300万台へ下方修正。これに伴い、従来の想定より将来キャッシュフローが低く見積もられる形となり、2012年のソニー・エリクソン子会社化時に計上されたMC分野の営業権1,800億円全額を減損処理することが9月17日に発表されていた。これによる影響で、2014年度通期での連結最終損益は、当初見通しの△500億円(損失)から△2,300億円(損失)へと下方修正される見込みだ。ソニーの2014年度第2四半期(2013年4月1日~9月30日)連結業績発表は、10月31日に行われる。
2014年10月30日NTTドコモは、2014-2015冬春モデルとして発表したAndroidスマートフォン「Xperia Z3 SO-01G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を23日に発売する。価格は未定。Xperia Xperia Z3 SO-01Gは約5.2インチサイズのAndroidスマートフォン。丸みをもたせたアルミフレームと強化ガラスを組み合わせ、厚さ約7.3mm、重さ約152gとサイズの割に薄型・軽量に仕上がっている。カメラには、約2070万が素のイメージセンサーExmor RS for mobile、イメージセンサーで受け取った情報を描写する画像処理エンジンBIONZ for mobile、広角撮影が可能な焦点距離25mmの新しいGレンズを搭載する。また、Xperiaシリーズ初となるISO 12800の高感度撮影に対応し、進化した電子手ブレ補正により、従来以上に薄暗い環境下でもノイズを押さえた静止画、手ブレを押さえた動画撮影が行えるという。オーディオはCDを上回る情報を持つハイレゾ音源に対応。対応ヘッドフォンで手軽に楽しむことができる。また、MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ音源相当の音質にアップスケーリングするDSEE HX技術も搭載する。さらに、最大約98%のノイズを低減するデジタルノイズキャンセリング機能も備え、対応ヘッドセットやヘッドフォンを接続することで、音楽や映像の再生時などに周囲の騒音を低減できる。ディスプレイは、外光下でも見やすくなるように、一定の明るさを感知すると、コンテンツに合わせて明るさやコンテンツの階調を自動調節を行う。また、明るく鮮やかなトリルミナスディスプレイ for mobileで繊細な色の違いを鮮やかに描き、赤や緑の色域を広げるLive Color LEDにより中間色まで色彩鮮やかに描き出せるという。さらに、ソニーの超解像技術X-Reality for mobileによりデータの圧縮等で生じる画素の劣化も自動で補正する。このほか、スマートフォン初となる「PS4 リモートプレイ」機能に対応。PS4と同一のネットワークにスマートフォンを接続することで、スマートフォン上でプレイステーションを楽しむことができる。同機能は11月リリース予定。上記以外の主な仕様は以下のとおり。CPUは2.5GHzクアッドコア「MSM8974AC」、OSはAndroid 4.4。RAMは3GB、ROMは32GB、外部メモリとして最大128GBのmicroSDXCに対応する。バッテリ容量は3100mAh、連続待受時間はLTEで約640時間、3Gで約750時間、GSMで約570時間。ディスプレイ解像度は1920×1080のフルHD。LTEの最大速度は下りが150Mbps、上りが50Mbps。VoLTEにも対応。Bluetoothは4.0、ワンセグ/フルセグも利用でき、ワンセグのみ録画が可能。カラーはホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーンの4色。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月20日ソニーマーケティングは10月16日より、ソニー ヘッドホン スペシャルサイト「The Headphones Park」にて新ヘッドホン「MDR-Z7」「XBA-Z5」の魅力に迫る特別コンテンツ「Zの軌跡」を公開した。MDR-Z7、XBA-Z5ともに、10月18日に発売されるヘッドホン新モデル。MDR-Z7は70mmの大口径HDドライバーユニットを搭載し、100kHzまでの超広帯域再生を実現するオーバーヘッド型のハイエンドモデルだ。一方のXBA-Z5もインナーイヤー型のフラッグシップに位置付けられるモデルで、「HDハイブリッド3ウェイドライバーシステム」や「リニアドライブ バランスド・アーマチュア」など、ソニーが培ってきたヘッドホン技術が惜しみなく投入されている。スペシャルサイトでは、幾多の失敗を重ねて生み出された過程など開発担当者による新ヘッドホンの開発秘話や、ソニー歴代の名機を紹介するヘッドホンヒストリーが公開されている。オーディオ評論家による新製品の試聴レポートなども近日中に掲載予定だ。なお、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotch、東京スカパラダイスオーケストラのドラマー・茂木欣一、スキマスイッチという豪華ミュージシャン達が自身のルーツとなる音楽を探る「MY SOUND ROOTS」も同時に公開。彼らが影響を受けた音楽をハイレゾ音源で聴き、それぞれの音楽感をあぶり出していく内容となっている。
2014年10月17日ソニーマーケティングは、10月17日より開催される「オーディオ・ホームシアター展(音展) 2014」での出展概要および使用機材を発表した。関連記事ソニー、ハイレゾ音源とmicroSDカードに対応した「ウォークマン A」(2014年9月25日)ソニー、84万円の普及モデルなど家庭用4Kプロジェクターの第二弾(2013年10月7日)オーディオ・ホームシアター展 2014は10月17~19日の3日間にわたり、東京・お台場の「TIME(タイム)24」で開催されるイベントで、最新のオーディオ製品やホームシアター製品を体験できるもの。企業ごとのブース展示のほか、評論家によるセミナーや講演会、コンサートなども行われる。ソニーブースでは「ウォークマン NW-A16/17」など9月25日に発表されたばかりの最新ハイレゾオーディオ製品や、2013年10月発表の4Kプロジェクター「VPL-VW1100ES」を中核に据えたホームシアターを体験することが可能だ。また、18日14時から15時は山之内正氏による「ハイレゾリューションオーディオ・セミナー」、10月19日11~12時は麻倉怜士氏による「4Kホームシアターセミナー」というスケジュールで、人気オーディオ評論家である両名による講演が予定されている。両日ともに、入場には当日朝10時より配布される整理券が必要だ。■「ハイレゾ対応ウォークマン、ヘッドホン、システムステレオ」ブース(3F-西7)の主な使用機材ハイレゾ対応ウォークマン「NW-A16/A17」「NW-ZX1」ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-Z7」「MDR-1A」「XBA-Z5」「XBA-A3」「XBA-A2」ハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」ハイレゾ対応システムステレオ「MAP-S1」「UDA-1」「HAP-S1」ハイレゾ対応ワイヤレススピーカー「SRS-X9」■「コンポーネントオーディオ、4Kホームシアター」ブース(18F-183)の主な使用機材HDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」ステレオインテグレートアンプ「TA-A1ES」スピーカーシステム「SS-AR2」「SS-NA2ESpe」ビデオプロジェクター「VPL-VW1100ES」リニアPCMレコーダー「PCM-D100」
2014年10月16日ソニー銀行はこのたび、「ブラジルレアル預金フェア」を開始した。対象期間は6日から12月1日午後9:00まで。購入時の為替コストを通常時の半額とするほか、ブラジルレアル定期預金(期間3ヶ月)を特別金利にて提供する。
2014年10月10日ソニー銀行はこのたび、2014年夏に口座開設数が100万口座に達したことを記念して、100名に好きなソニーグループ製品が当たるキャンペーンを開始した。○「おかげさまで100万口座100名さまに当たる!大抽選会」の概要内容以下2点の条件を満たした顧客の中から抽選で100名にソニーグループ製品をプレゼント条件1:応募期間中、サービスサイト(PCからログイン後)にて応募登録条件2:後述する「抽選権」を1口以上獲得応募期間10月1日(水)~11月30日(日)午後11:59賞品以下の賞品をそれぞれ20名ずつ、合計100名にプレゼント(応募登録時、希望の賞品をいずれか1点選択)●A賞:"PlayStation4"ジェット・ブラック●B賞:Xperia(TM)Z2Tablet●C賞:デジタルスチルカメラDSC-RX100M2●D賞:ハイレゾ対応ウォークマンNW-F887●E賞:ブルーレイディスクレコーダーBDZ-ET1100抽選権の判定判定日時(11月30日(日)午後11:59)における、以下4つの商品別に判定(1)普通預金の残高(円普通預金・外貨普通預金でそれぞれ獲得)判定日時における残高が50万円以上の顧客は、一律1口獲得(2)定期預金の残高(円定期預金・外貨定期預金でそれぞれ獲得)判定日時における残高が合計(預入日2013年12月1日以降の新約、自動継続に限る)が100万円以上の顧客は、1口獲得。さらに、100万円増えるごとに1口ずつ追加獲得(3)キャンペーン期間中における投資信託の購入金額合計(販売手数料・消費税込み)が100万円以上の顧客は、一律1口獲得(4)判定日時において住宅ローン残高のある顧客は、金額にかかわらず一律10口獲得上記(1)~(4)の合計を顧客の獲得口数とする(ただし上限20口)。口数に応じて当選確率が高くなる当選発表2015年1月中旬頃、抽選結果をメールで告知プレゼント方法・時期プレゼントは2015年1月下旬に、当選した顧客の登録の住所に郵送する。転居先不明などにより賞品を届けることができない場合は落選とする
2014年10月02日