本田技研工業のタイにおける四輪車の生産・販売会社であるホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドはこのほど、アジア市場向けに開発した新型コンパクトセダン「BRIO AMAZE」(ブリオ アメイズ)をタイで発売したと発表した。同車は、5ドアハッチバック「BRIO」のプラットフォームをベースに、全長4m以下のコンパクトな車体サイズ、存在感のあるデザインとリア席まわりを充実させながらゆったりとした室内空間、容量400Lのトランクスペースを実現したとのこと。エンジンは、1.2L i-VTECエンジンを搭載し、車体は専用セッティングを施した前・後サスペンションにより、しなやかな乗り心地と快適なハンドリングを両立しという。価格は、45万4,000バーツ(約118万400円 : 1バーツ=約2.6円換算)からとし、タイ市場で購入しやすい価格としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日三宿通り周辺地域の商店会「MISHUKU R.420(三宿420商店会)」と世田谷パン祭り実行委員会は23日、世田谷公園などを会場に、パンを楽しむ「世田谷パン祭り」を開催する。同イベントは、おいしいパン屋が多く集まるという世田谷で開かれる「パンを楽しむお祭り」。昨年に続いて2回目の開催となる。世田谷公園と池尻小学校第2体育館には、世田谷区内の著名なパン屋を中心に、都内をはじめ日本各地の人気パン屋が集結。おいしいパンや、パンのお供になるドリンクや食品ブース、グッズ販売などおよそ100の出店を予定している。イベントでは三宿420商店会も会場となり、プレゼントがもらえるスタンプラリーが開催される。池尻小学校校庭が同商店会のフードコートになるほか、ライブやパフォーマンスも企画されている。また同日は、「IID 世田谷ものづくり学校」が1日限りの”世田谷パン大学”となる。トークショーやワークショップ、ツアーなどさまざまなコンテンツを通して、パンについて学ぶことができるとのこと。時間は10時~17時。詳細は、世田谷パン祭り公式サイトへ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日コナカは、タイ王国の現地子会社(100%出資)がバンコクにタイ5号店を、中国では50%出資の子会社が中国第1号店を上海にオープンすることを発表した。タイでは100%出資の現地子会社 KONAKA(Thailand)CO.,Ltd.が、バンコク郊外の大型ショッピングセンター“フューチャーパーク ランシット”に、「SUIT SELECT_FUTURE PARKRANGSIT(フューチャーパーク ランシット)」を11月24日にオープンする。「SUIT SELECT」は日本発のスーツブランドとして注目を集め、同国では5店舗目となる。このほど出店する「フューチャー・パーク」は、タイのパトゥムターニ県にある首都圏最大規模を誇るショッピングモール。バンコク郊外に位置する場所だが、バンコク内からも人が押し寄せるほどの人気のスポットだという。中国では現地国営上場企業と相互に50%出資。子会社として設立した「上海庫納佳服装服飾有限公司」が、中国第1号店となる「KONAKA THE FLAG シーフォイ ヨンシンチャン店」を12月1日にオープンする。「KONAKA THE FLAG」は“ジェネラル・スーツブランド”というコンセプトで、あらゆる人が高品質のスーツを合理的で、妥協なしで選択できる新業態。同店が開店するのは、上海の大型複合施設“永新城”。若者の街として知られるシーフォイの中心部にある大型複合施設で、ショッピングのニュースポットとして人気を集めているという。同社によると、今後は上海を中心にKONAKA THE FLAG業態として、スーツを中心としたビジネス衣料からシューズ、バッグなどのファッション関連アイテムまで幅広い商品を提供していくとのこと。大型店を含め5年間で30店舗を展開し、売上高約35億円を目標に営業展開していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日吉祥寺ねこ祭り実行委員会は、東京都吉祥寺で地域密着型イベント「吉祥寺ねこ祭り2012」を開催している。開催期間は1日から31日まで。「吉祥寺ねこ祭り2012」は、2010年から開催されている吉祥寺の祭り。今年で3回目となる。地域活性化と、人と猫が共生する街づくりを目的としている。吉祥寺内のレストランやギャラリー、カフェや雑貨屋で、猫に関するさまざまなイベントが開催されているとのこと。「吉祥寺ねこ祭り2012」の参加店舗一覧は次の通り。・猫カフェ「きゃりこ」・ドッグカフェ&犬猫グッズ専門店「CORE」・スペイン料理レストラン「ドスガトス」・ペットの専門店「タイアン武蔵野店」・キャットシッターサービス店「NEAR」・猫グッズの店「HIKOSEN CARA」・アートギャラリー「FACE TO FACE」・イベントギャラリー「横丁ギャラリー art&zakka」・猫の雑貨屋「わちふぃーるど吉祥寺ラシカノイ店」JR吉祥寺駅の北口を出ると、洋服などの販売を行う「アトレ吉祥寺」が見えてくる。店舗の一階には、およそ2メートルほどの猫のオブジェが。今回の祭りにあわせて、武蔵野美術大学出身の若手アーティスト・湯浅美穂里さんが作成したとのこと。同作品は、19日まで展示される。駅前から徒歩3分ほどで、洋服屋や書店などの店が入っている大型店舗「コピス吉祥寺」に到着する。同店の5階で、猫の皿や猫の箸置きなどの作品が展示されていた。クラフト作家の作品を展示・販売している「CRAFT Fav.吉祥寺」が開催しており、猫のブローチや置物、コップや皿などが展示され、販売されている。壁際には猫のイラストも飾られていた。黒猫や三毛猫などの猫が描かれており、淡い色使いが特徴だ。展示スペースの真ん中には、大きくカラフルな猫の作品が。近づいてよく見てみると、小さなビーズがあちこちにちりばめられている。また、作品の中にはとてもリアルで肉感のある猫の置物もあった。まるで本物の猫をそのまま縮小したかのような作品である。小さな猫たちが思い思いのポーズでくつろいでいる作品もあった。こちらはオブジェではなく、なんと箸置き。なお、同展示会は21日まで開催とのこと。営業時間は10:00から21:00。猫の雑貨屋「わちふぃーるど吉祥寺ラシカノイ店」も、今回の猫祭りに参加している。同店では、絵本作家池田あきこ氏の代表作・「ダヤン」シリーズのグッズを販売している。同氏の絵本に出てくる猫のキャラクター「ダヤン」のプリントされたグッズが、店内にところ狭しと並んでいる。洋服やマグカップ、財布やカレンダーなど、ファンにはたまらない商品ばかりだ。同店では、20日まで「わが家のダヤン・猫写真大募集!」のイベントを開催している。自慢の「うちの子」の写真を持参し、店舗内に飾ってもらうというもの。同店の営業時間は11:00から20:00で、年中無休。場所は吉祥寺南町1-17-9 メゾンブランカA1号。オリジナル猫グッズの店である「HIKOSEN CARA」も、今回の猫祭りに参加している。店を訪れると、早速入り口に巨大な猫のぬいぐるみが置いてあった。店内においてある商品は、すべて猫がテーマとなっている。大きな黒猫のバッグや、猫がプリントされたマフラーなどが販売されていた。店内はどこを見渡しても猫だらけ。肉球の形をしたポーチやストラップなども置いてあり、プニプニとしたさわり心地も本物そっくりだ。こちらは猫が描かれたエキゾチックなネックレス。少し大きめであるのが特徴で、それぞれのネックレスには黒猫や白猫などの猫たちが描かれている。同店の営業時間は、11:00から20:00。場所は吉祥寺本町1-2-4。猫祭りでは、もちろん本物の猫にも出会うことができる。JR吉祥寺駅の南口から徒歩1分程度の場所に、猫の写真満載の看板がある。猫カフェ「きゃりこ」である。店内はとても広々としており、壁際の本棚には漫画が用意されている。カフェの猫たちを少しだけ紹介しよう。左からショコラちゃん、ライム君、ミミちゃん、くるみちゃんだ。写真左の猫は、白い靴下を履いているかのような前足が特徴のショコラちゃん。豊かな純白のたてがみを持っている。左から2番目の猫はライム君。猫鍋にすっぽりハマっている。寝起きだったためか、しばらく温泉につかっているかのようなポーズでボーっとしていた。左から3番目の猫はミミちゃん。豊かな毛を持つ三毛猫の女の子で、遊んであげるとお鼻のピンク色が少しだけ濃くなっていた。写真右の猫は、カールした珍しい耳を持つくるみちゃん。カールしているためか、顔がとても小さく見え、まるで子猫のような容姿である。店内では、25匹の猫たちが気ままに過ごしていた。場所は吉祥寺南町1-5-7で、営業時間は10:00から22:00(無休)。ちなみに、姉妹店である猫カフェ「きゃりこ」新宿店には、およそ50匹の猫がいる。21日には、「まこという名の不思議顔の猫」の猫生活トークショーが行われる。「まこ」ちゃんは、グラフィックデザイナー岡優太郎氏が飼っている猫。その不思議な顔が多くの人々を魅了し、「まこという名の不思議顔の猫」というブログ本まで出版された。今回のトークショーでは飼い主の岡氏が招かれ、「まこ」ちゃんをはじめとした、猫との生活についてのトークショーが行われるという。場所はアトレ吉祥寺のB1ゆらぎの広場で、時間は14:00から15:00、定員は40名とのこと。参加費は無料。その他、次の店舗にて展示やグッズ販売などが行われている。■横丁ギャラリーart&zakka「ねこだらけ展」を開催。ねこをモチーフにした手作りの商品を展示する。期間:10/1から28まで場所:吉祥寺本町1-1-4営業時間:13:00から18:00(最終日16:00まで)■ペットの専門店タイアン武蔵野店天然素材がメインの犬猫用おやつを販売している。場所:武蔵野市関前3-4-11営業時間:10:30から19:30(無休)■ドスガトス2匹の猫という意味のスペイン料理のレストラン。店内には猫のモチーフのインテリアも多数。コース料理を提供。場所:吉祥寺本町2-34-10営業時間:12:00から14:00、17:30から22:00以上、「吉祥寺ねこ祭り2012」のレポートをお送りした。週末にぜひとも訪れてみてはいかがだろうか。なお、詳細は「吉祥寺猫祭り2012」公式ウェブサイトから確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日吉祥寺ねこ祭り実行委員会は1日より31日まで、東京・吉祥寺にて、地域密着型イベント「吉祥寺ねこ祭り2012」を開催している。同イベントは、「むさしの地域猫の会」へのチャリティーとして行われるもので、本年で3回目の開催となる。また”猫”をキーワードとして、地域の活性化や人と猫が共生する街づくりの一助になることも目的とする。期間中は、吉祥寺のカフェや猫グッズの店、レストラン、ギャラリーなどで各店さまざまな催しが企画されている。また各店舗にて、「むさしの地域猫の会」への募金箱の設置やパンフレットの配布を実施。募金は、里親探しなど地域猫のための活動の資金に充てられる。参加店舗やイベントの詳細情報は、「吉祥寺ねこ祭り2012」のホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日三井住友海上火災保険は5日、同社のタイ支店がタイ保険委員会事務局(以下OIC)による“優秀損保会社 タイ国首相賞「Prime Minister’s Insurance Award 2011:Non Life Insurer with Outstanding Management」”において第1位を受賞し、タイ国首相より表彰を受けたと発表した。同賞は、優れた会社経営を行う損害保険会社に与えられるもので、同社はタイ洪水からの復興のためにグループ一丸となって取り組み、同国保険業界へも大きく貢献したことが高く評価された。同社によると、受賞は3年連続8回目で、このたびの第1位は外国保険会社としては初めてとのこと。同社は今後も「世界トップ水準の保険・金融グループ」を目指し、顧客サービスの品質を向上させ、海外におけるプレゼンスを高めていくとしている。『Prime Minister’s Insurance Award:Non Life Insurer with Outstanding Management』(年1回、優れた会社経営を行っている損害保険会社をタイ国首相が表彰するもの)同社タイ支店における「財務の健全性」「法令順守の徹底」「お客さまサービスの充実」などの事業運営や、タイ洪水対応における同社の一連の取り組みが総合的に評価された選考基準タイの保険委員会事務局(OIC)を中心に、損害保険協会、生命保険協会、ブローカー協会、代理店協会の5団体で構成される委員会が審査を行っており、「健全な財務を維持していること」「法令順守等が徹底していること」「CS向上に努めていること」「健全な保険事業運営を行っていること」などを条件として選定されるタイ支店における過去の受賞歴2011年度1位2010年度2位2009年度3位2007年度次点2004年度3位2003年度3位【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日祇園祭、天神祭、神田祭の「日本三大祭」と呼ばれる有名なものから、地元の小さな祭りまで、全国には様々な祭りがある。どれであっても楽しいものだが、あなたがぜひとも行ってみたいと思う祭りはどれだろうか。マイナビニュース会員の男女1,000名に聞いてみた。Q.行ってみたい日本の祭りはどれですか?(複数回答)1位 さっぽろ雪まつり(北海道) 31.9%2位 青森ねぶた祭(青森) 15.5%3位 祇園祭(京都) 14.6%4位 阿波おどり(徳島) 6.3%5位 岸和田だんじり祭(大阪) 6.2%■さっぽろ雪まつり・「地元では雪が全然降らないので、雪を使った祭りというのはあまり想像できなくて面白そう」(25歳男性/学生/その他)・「綺麗な彫刻を見たいので」(27歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「冬の祭りをあまり楽しんだことがないから」(29歳男性/商社・卸/その他)■青森ねぶた祭り・「勇壮なねぶたを見たい」(60歳男性/建設・土木/技術職)・「あの迫力を味わってみたい」(26歳女性/その他/事務系専門職)・「一番有名では? あの熱気を体感してみたい」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■祇園祭・「お祭りだけど上品なイメージがあるから」(27歳女性/食品・飲料/技術職)・「歴史ある祭を歴史ある街で見たい」(33歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「一カ月続くらしいと聞くので、最初から最後まで堪能してみたい」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)■阿波おどり・「楽しそう、一緒に踊れるから」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「本場の阿波踊りを見てみたいから」(34歳女性/その他/その他)・「気軽に参加できて、文句なく楽しい」(49歳男性/その他/技術職)■岸和田だんじり祭・「大阪在住だけど怖そうで行ったことないから」(26歳女性/その他/事務系専門職)・「けが人が毎年出る祭りの迫力を味わいたい」(29歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「男気に触れたいから」(24歳女性/学生/その他)■番外編: まだまだある楽しいお祭り・「天神祭(大阪): 船渡御ながら花火を見たい」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「御柱祭(長野): 柱が滑り落ちるのを間近でみたい」(36歳男性/電力・ガス・石油/営業職)・「長岡まつり大花火大会(新潟): 『この空の花』や『おにいちゃんのハナビ』など、映画化もされてますます行きたくなった」(24歳女性/電機/営業職)■総評1位は「さっぽろ雪まつり」で、2位に大差を付けて堂々の1位。支持の理由としては「雪像を見たいから」「氷の彫刻をみたい」という意見が圧倒的に多かった。続いて2位は「青森ねぶた祭り」。こちらは武者絵の描かれた「ねぶた」を見たいという声が目立ち、「迫力が凄そう」「きれいなねぶたを生で見てみたい」などの回答が多く寄せられた。3位は「祇園祭」。「風情がありそうだから」「雅な感じがするので」など、京都の情緒を感じたいという意見が多く寄せられた。4位は「阿波おどり」。「本場の阿波踊りを見てみたいから」という意見と「我を忘れて踊ってみたい」など、実際に参加したいという回答も目立った。そして5位は「岸和田だんじり祭」。こちらは「迫力を体感したい」「一番盛り上がれそうだから」という声が多く寄せられた。夏祭りが中心に支持を得るなか、2月に開催される「さっぽろ雪まつり」がダントツの1位となった今回のアンケート。幻想的な雪像を見たいのだが、「1回は行きたいが、遠い」などの意見もいくつか寄せられた。行きたくても、なかなか行けないところも魅力に感じる要素の一つなのかもしれない。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年7月26日~2012年7月30日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性444名 女性556名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日青森「ねぶた祭」、秋田「竿灯(かんとう)祭り」、山形「花笠祭り」、仙台「七夕祭り」の東北四大祭りは、毎年、大勢の観光客を集める人気の夏祭り。でも、せっかくのお祭りなのに、人ごみにうもれて十分に楽しめなかったの……って経験があるって人も多いのではないでしょうか。そんな方にぜひ今年こそリベンジしてもらうために、地元の方だけが知っている、(でもあまり教えたがらない!)穴場スポットや関連施設情報を大公開しちゃいます。青森 ねぶた祭は、 毎年8月2日~7日まで青森市で開催。最終日の7日には、青森花火大会とねぶたの海上運行が実施されることもあり、最高潮に盛り上がります。しかし、夜のイベント開始前に早めに観覧席をおさえておかないと、十分楽しむことができないのが難点……。しかも、最近では、朝からの場所取りすることを禁止しているエリアが数多く存在するため、席取りも容易ではありません。とはいえ、せっかくお祭り目当てで青森を訪れたのに、ダイナミックな踊りを間近で観賞できないなんて納得できないですよね?そこでおおすめしたいのが、「青森自然公園ねぶたの里」と「ねぶたの家ワ・ラッセ」。まずひとつめの、「青森自然公園ねぶたの里」では、毎日1日3回(11時、13時、15時)、約20分間「ねぶた運行体験ショー」を開催しています。このショーでは、なんと生のお囃子にあわせて、ねぶたを引く「曳き手(ひきて)」や「跳人(はねと)」の体験ができるんです。実際のねぶた祭においては、経験豊かな引き手しか運行させられないねぶたですが、このショーでだったらお客も自由に触れてOK!ねぶたの重さを体感の上、運行技術について学べば、笑顔でショーを繰り広げる曳き手や跳人のすばらしさがよく分かるはず。ねぶた祭り開催前に、予備知識を得るために訪れるもよし!祭りに合わせて休みを取れなかったときに遊びにくるもよし!なお得スポットです。そして、ねぶたの家「ワ・ラッセ」は、ねぶた囃子の生演奏観賞と跳人体験ができるスポットです。また、「やさしいねぶた学」などの楽しい講座も定期的に開講しているので、訪れる際には事前にウェブサイトで開催日をチェックすることをおすすめします。話が脱線しますが、同施設で今年6月、ねぶた祭りの跳人としてふさわしい男性を決定する「ミスター跳人は俺だ!」コンテストが開催されました。お祭りを盛り上げる跳人が減少する中、リーダーとして活躍できる人材を発掘するために、同施設が企画したのだとか。結果、初代ミスター跳人に選ばれたのは、45歳になる銀行員。このほか、16歳の高校生や8歳の小学生など3名が審査員特別賞に選ばれています。今年のねぶた祭り開催中、選ばれたみなさんのダイナミックな跳躍が期待できますね!次に、稲穂に見立てたちょうちんを竹竿につるし、肩や腰、額に乗せて豊作を祈りながら、長さ12メートルの竿灯妙技を披露してくれる秋田竿灯(かんとう)まつりをご紹介。こちらのお祭りは、8月3日から6日まで、市内の大通りを会場として開催。連日、19時少し前から各町内の竿灯(かんとう)が入場し、20時半まで随所で演技が披露されます。しかしこのお祭りでも、事前に観覧席をおさえないと、ちょうちんは見えても肝心の妙技を披露する人の姿が見えない、ということになりがち。でも、安心してください。20時半から設けられている「ふれあいの時間」では、沿道の観覧客も、車道に降りて写真撮影したり、竿灯(かんとう)を手にしたりしてOKなんです。いい場所を確保できず竿灯(かんとう)の妙技を見られなかった人も、この時間を活用して、記念になる写真をいっぱい撮影してくださいね。そして、日中おこなわれる「昼竿灯(かんとう)妙技会」も見どころのひとつです。今年も、9時半から15時頃まで、「エリアなかいち」内のにぎわい広場で行われる予定ですので、こちらもお見逃しなく!また、青森のねぶた祭りと同様に、このお祭りについてのいろはを学べる施設が、秋田市内にもあるんです。それが、「民俗芸能伝承館ねぶり流しの館」。1階展示ホールに展示した竿灯を観賞できるほか、竿灯演技を体験できるチャレンジコーナーもあります。豪華な吹流しや仕掛け物などを飾りつけ、その華麗さを競う仙台七夕は、毎年8月6日から8日まで開催。このお祭りの前夜祭である「仙台七夕まつり前夜祭七夕花火祭」では、仙台の空がそれはそれは見事に彩られます。昨年も、1万6,000発もの美しい花火が、人々の目を楽しませてくれました。市街地で開催されるため、会場へのアクセスもよく、また、会場までいかずとも、仙台市内のいろいろな場所から花火が楽しむことができるのも魅力。屋台やステージでにぎわう西公園、広瀬川の土手や橋などからも花火がよく見えます。そして、一番の穴場といえば、東北大学の川内・扇坂横のグラウンド。このほか、仙台駅前のペデストリアンデッキの青葉通り中央辺りも隠れベストスポットとして覚えておいて損はないですよ。このお祭りでは、前夜に花火観賞で盛り上がって、日が改まれば七夕飾りで心が癒やされるのが◎!セットで楽しむことで充実度がさらに高まりますね。「ヤッショ、マカショ」の掛け声をかけながら紅花をあしらった笠を持った踊り子が市内の大通りを踊り歩く山形花笠まつりは、8月5日から7日に開催。会場の山形市七日町通りは、昼から祭りムード一色に染まり、商店街の至るところでイベントが行われています。こちらも、残念ながらお昼からの場所取りは難しいのですが、踊りの行列がかなり長いので、スタート地点から遠くを目指せば、よく見える場所を確保できる可能性が高いです。今年は51団体が参加、その数は約5,000人。その51団体を11組に分けて10~20分おきにスタートするので、前の組がスタートしたら、次の組を狙って待機しましょう。でも、歩道の縁石に座っての観覧は禁止されていますから、商店街を少し歩いて、ほどよい場所を探してみえうのもいいですね。観賞スポットを探しつつ、ランチする店を探すのもいいですね。商店街には、山形名物の冷やしラーメンを食べられる店もたくさんあるので、ぜひ好みのお店をみつけてくださいね。●information <株式会社青森自然公園ねぶたの里> 青森市大字横内字八重菊1番地 <青森市文化観光交流施設ねぶたの家ワ・ラッセ> 青森市安方1-1-1 <民俗芸能伝承館ねぶり流し館> 秋田市大町1-3-21 <山形花笠まつり> 山形市七日町3-1-9山形商工会議所内 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日「タイの台所」ブランドを手掛けるアライドコーポレーションは、一回分の調理に必要な調味料がそろった、手作りタイ料理キットシリーズの新商品「タイカニカレーセット」を7月下旬より発売する。このセットは、タイ料理の人気メニュー「カニカレー(プーパッポンカリー)」一回分の調理に必要な、合わせ調味料とカニ肉をセットにした商品。家庭内身近な材料(卵、牛乳、玉ねぎ、かたくり粉)で、本格的なカニカレーが驚くほど簡単に、美味しく手作りできる。プーパッポンカリーは、プー(カニ)・パッ(炒める)・ポン(粉)で、直訳すると「カニのカレー粉いため」。カニをカレー粉やチリインオイル(タイの甘辛みそ)でいためて卵で閉じたもので、スパイスの香りとカニのうまみが凝縮したフワフワ食感の卵が絶品だ。タイ料理の中では比較的辛味が穏やかで、ご飯が進む。400円(2~3人分)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日DKSHジャパンは、タイメックスの新作「モダンイージーリーダー」を7月より発売する。米国ナンバーワンのシェアを誇るタイメックスの人気モデル「ビッグイージーリーダー」をよりファッショナブルに仕上げた新シリーズ。視認性を極めた機能美とコンテンポラリーなデザインが特徴で、ケース径38mmの2モデルとケース径42mmの3モデルのあわせて5モデルのラインナップ。38mmケースのモデルは、ホワイトまたはブラックの文字盤にインデックスを多色使いで配し、文字盤と同じ色のパテントレザーストラップをあわせた。42mmケースのモデルは、文字盤・ケース・ストラップ・長短針・秒針をすべてグレーで統一した1モデルと、イエローまたはオレンジの秒針以外をブラックで統一した2モデル。ケース素材はいずれもブラス。ストラップ素材は38mmケースがパテントレザー、42mmケースはレザーまたはヌバックレザー。価格はいずれのモデルも8,925円。全国のタイメックス正規取扱店にて販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日DKSHジャパンは米国の時計メーカー、タイメックスの新製品「ウィークエンダー セントラルパーク」を全国のタイメックス正規取扱店を通して発売する。ニューヨーカーのカジュアルでありながらスタイリッシュな装いにインスピレーションを得たシリーズで、ケース径38mmのフルサイズと31mmのミッドサイズ各4色ずつ、合計8色のラインナップ。文字盤はベトナム戦争時に軍用として製作された際のデザインを踏襲。一方で、1992年にタイメックスが世界で初めて搭載した文字盤全面発光機能「インディグロナイトライト」を搭載するなど、レトロ感と最新のファッショントレンドを融合させたシリーズになっている。タイメックス創業の地であるコネチカット州ウォーターベリーが、かつて真鍮製品の製造で全米に名を馳せたという歴史へのオマージュとして、真鍮製(クロムメッキ)のケースを採用している。価格は両サイズともに6,090円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日DKSHジャパンはこのほど、米国の時計メーカー、タイメックスの新製品「モダン ダイブ スタイル」を全国のタイメックス正規取扱店を通して発売すると発表した。タイメックスが1960年代に初めて発表したダイバーズウォッチをインスパイアしたクラシカルなデザインと、最先端素材の組み合わせが特徴。ステンレススチール製のケースには独自のカウントダウン表示機能を持つスポーティな回転式のレジン製ベゼルを装備。ダイヤルは深みのあるブラックにインパクトのあるレッドを配置。数字と針には夜光塗料を塗布している。ストラップはレザー製で、パンチングによりスポーティーさを表現するとともに表裏に防水加工を施して耐久性を向上させた。ケース径は38mm、厚さは10mm、重量は54g。5気圧防水。価格は1万3,650円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日東京ディズニーランドは7月9日~8月31日、ディズニー流にアレンジされた日本の夏祭りを楽しめる新しいスペシャルイベント「ディズニー夏祭り」を開催する。同イベントの舞台は、シンデレラ城前のプラザ。ここでは、ディズニーの仲間たちによるダンスコンテスト「爽涼鼓舞(そうりょうこぶ)」を開催する。爽涼鼓舞は日中に行われる予選からスタート。ディズニーの仲間たちが8つのチームに分かれ、和のテイストが加わったヒップホップやラテン、ポップスなどの音楽に合わせてダンスを披露するという。コンテストがヒートアップするにつれ、シンデレラ城からは大量の水が放出されてゲストもずぶ濡れになりながら一緒に踊る。グーフィー、マックスによるヒップホップ、ミニーマウスによるポップス、ドナルドダックによるポリネシアン、チップ、デールによるアフリカンなど7チームに加え、サプライズでもう1チームが登場するという。夜は、予選を勝ち抜いた4つのチームによる決勝を実施。色とりどりの照明に加え、音楽とダンス、そしてステージから噴き上がる大量の水と迫力ある炎で演出する。日本のお祭りでよく見かける提灯や旗(バナー)などのデコレーションや、夏祭りにちなんだスペシャルグッズや屋台風のメニューも登場するなど、パーク全体で「ディズニー夏祭り」の雰囲気を楽しめるという。なお、鑑賞エリアは、抽選方式の椅子席となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日『アバター』のサム・ワーシントン主演のアクション大作『タイタンの逆襲』の新画像がこのほど解禁され、ワーシントン演じる主人公ペルセウスに襲いかかる巨神タイタン族の姿の一部が公開された。その他の写真本作は、2010年に公開された映画『タイタンの戦い』に続いて人間と魔神の壮絶なバトルを描いたアクション大作。神々の王であるゼウスと人間のあいだに生まれたペルセウスが、人類を支配するべく復活した巨神タイタン族の脅威に立ち向かうべく、冥界への危険な旅に出る姿をダイナミックなアクションで描く。主演のワーシントンのほか、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズらが出演し、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のジョナサン・リーベスマンが監督を務めている。『タイタンの戦い』でも巨大な敵がペルセウスの前に立ちはだかる場面が登場したが、『…逆襲』に登場する敵は、攻撃速度や大きさが前作どころか過去のアクション映画と比較しても“規格外”と呼びたくなるスケールだ。本作では、頭は牛、身体は人間で超怪力のミノタウルス、全方位に向かって超高速の剣さばきを見せるマカイ、灼熱の炎を吐く凶暴な怪物キメラなど、不屈の精神をもつペルセウスでも手こずりそうな敵が次々に登場する。中でもタイタン族の王クロノスは、その“大きさ”において他を圧倒している。クロノスは神ゼウス、ハデス、ポセイドンを生んだ“古の神”で、その全長は何と500メートル! 初代ゴジラの約10倍、ウルトラマンの約13倍、間もなく開業する東京スカイツリー(634メートル)に迫る大きさだ。そんなクロノスに立ち向かうペルセウスは、神の子とはいえ、大きさは人間サイズ。このほど公開された画像もタイタン族の巨大な手で捕まえられ、なす術もなく苦しむペルセウスの姿が捉えられている。クロノスは圧倒的な力と大きさを持つキャラクターだけに、映画館の大画面でそのスケールを体感したいところだ。『タイタンの逆襲』4月21日(土) 丸の内ピカデリー他全国ロードショー(3D/2D公開)
2012年03月16日日本政府観光局(JNTO)によると、日本人に人気の観光旅行国は、中国、韓国、台湾に次いで、タイがあがっています。タイは「ほほ笑みの国」と呼ばれ、美男美女が多いことで知られていますが、さらに外国人観光客が驚くのは、「女性の体形がスリム」なことです。そこで、本当にタイ人はやせているのか、どんな食生活をしているのか、ダイエットの秘訣(ひけつ)は……などについて、タイ人女性と、タイに住んでいる日本人にリサーチを行いました。■骨格からして日本人とは違う!?バンコクの日系企業で現地採用されて働く奈菜子さん(28歳)によると、「女子大生やOLさんは、確かに細い人が多いですね。タイのオフィス街では、ランチタイムに市場や屋台が出て、女性向けのコスメやブラウス、スカートなどが売られているのですが、OL向けの洋服のサイズが、とにかく小さいのです。私は背が低いので、日本ではSサイズを着ていまですが、タイでは同じSサイズでも洋服の作りがきゃしゃのように感じます。肩が入らなかったり、胸のボタンが止まらなかったり、スカートは太もものところで入らなかったりすることがあります」とのこと。そんな細身のタイ人女性ですが、オフィスでタイ人と一緒に働いた経験のある日本人は、タイ人女性は、仕事中でも、しょっちゅうお菓子を食べているのに驚きます。また、別の日系企業で会社員として働く遙香さん(27歳)は、その理由について次のように話します。「バンコクは、コンビニもたくさんありますが、朝昼晩問わず、あちらこちらにフードの屋台が出ています。ごはんにお総菜をのせて食べる総菜屋台や、ラーメンなどめん屋台の食事系だけでなく、カットフルーツ屋台、揚げもの類のおやつ屋台、ココナツゼリーやタピオカを使ったデザート屋台が並んでいて、小銭でいつでも気軽におやつが買えます。タイ人女性の同僚は、出勤時におやつを一袋買い、ランチ後にフルーツを買い、午後にちょっと姿が見えないと思ったら外でデザートを買い、というふうに、仕事中も常に食べ物が机の上にあるのです」しかし、おやつの内容をよくよく見ると、「もち米にココナツミルクを混ぜたものや、緑豆(りょくとう)が原料のもの、野菜を甘く煮たものなど、スナック菓子というよりも、日本で例えたらおせんべいやおまんじゅうのような昔風のおやつが多いんです。それに、タイではごはんでもおかしでも一人で食べるのではなく、『一緒に食べましょう』と分け合う風習があるので、おやつを一袋買ってきても、実はそれほど量を食べていないのかも」と、遙香さんは分析します。よく、ダイエットのためには、1日に同じ量を食べるなら、少量ずつ回数を分けて食べたほうが効果的といいますが、まさにそれを実践しているようなものです。■青いパパイヤのソムタムでダイエットそこで、細身のタイ人女性ノイさん(31歳/販売員)に、タイ人のダイエット方法を聞いてみると、「私や周りの友人が実践している方法は、夕飯を抜くことかしら。ちょっと太ってきたなと思ったら、ランチは主食のもち米を食べずに青いパパイヤのサラダ(ソムタム)だけで済ますことも多いですね。また、春雨のサラダのように、ヤムといって、春雨、野菜、ソーセージ、海藻などの食材をゆでて、ナムプラー、ライム、唐辛子のドレッシングで和える料理を食べたりします。油を使わないのでヘルシーですよ」とのこと。青いパパイヤのサラダ(ソムタム)は、タイの代表的な料理。青いパパイヤは沖縄でも食べますが、タンパク質や脂肪を分解する酵素が入っていると話題にもなりました。タイ料理は唐辛子を使うものが多いので、唐辛子の発汗作用やカプサイシンでダイエット効果があるのかもしれません。日本では最近、ダイエットのためにウォーキングやジョギングをする女性が増えていますが、タイではどうなのでしょうか。「タイは暑いですが、朝晩の涼しい時間帯に公園やスーパーの駐車場で無料開催されているエアロビクスに参加する人もいます。若い人だけでなく中高年の女性が多いですよ」とノイさん。実は、在タイ日本人の間でタイのダイエット方法として有名なのが、耳ツボダイエットや、やせ薬。そこで、やせ薬について日系の製造業に勤めるジアップさん(29歳)に聞いてみました。「タイでは、クリニックに行けばやせ薬を処方してくれます。でも、飲むと気分が悪くなったり、食欲がバッタリ落ちて病的に体重が減ったりするので、おすすめはできません。薬を飲むのをやめると簡単にリバウンドしてしまうし、薬の服用で意識障害や死亡事故も起きています」(ジアップさん)ダイエットが命がけになってしまったら、元も子もなさそうです。タイと日本、国は違いますが「やせてキレイになりたい」という乙女心は共通だということが分かりました。これからはタイ人を見習い、こっそり隠れて一人でおやつを食べるのではなく、分かち合いの精神でダイエットを成功させたいと思います。(下関崇子/ユンブル)【関連リンク】【コラム】海外旅行や海外出張に!現地情報誌活用術【コラム】「一度ハマると抜け出せない!」中毒性の高い海外ドラマランキング【コラム】スケールが大きすぎる!身近な「お金持ち」の仰天エピソード
2011年09月28日提携の柱は4つ株式会社損害保険ジャパンは8日、タイにおける現地法人である「損保ジャパンタイランド」と、タイの王室系損害保険会社「The Deves Insurance Public Company Limited」(以下「テベ社」)が提携をしたことを発表した。提携の内容は主に下記の4つ。提携の概要(1) 保険引受・再保険・リスクマネジメントノウハウの共有(2) 人材交流(3) 保険業務・規制における情報共有(4) テベ社の顧客に対する損保ジャパングループの海外ネットワークサービスの提供※画像はタイの女性像業界13位の損害保険発表によれば、テベ社はタイの王室財産管理局を大株主とした、同国の昨年度業界13位の損害保険会社で、企業関連を中心に多数の顧客を有しているという。また近年は、成長するタイの中流層の取り込みも積極的に図っており、技術力のある外資保険会社との提携を検討していた。対して損保ジャパンは、1997年に損保ジャパンタイランドを設立。2009年には稲作農家向けの商品を開発販売するなど、業績を拡大してきた。さらに本年9月には、タイ総理大臣賞も受賞している。損保ジャパンは今回の発表に際し、下記のようなコメントを発表した。今回の提携により、テベ社との共同商品開発やテベ社のタイ全土のネットワーク活用を通じて、一層のタイの損害保険市場への浸透を図っていきます。
2010年12月10日遺跡の街・スコータイとタイ最北部の街・ノーンカーイとタイ国内を旅してきたのだが、残念ながらどちらの街の中にも映画館が見当たらなかった。しかし、最後に訪れたナコーンパノムという小さな街には2つのスクリーンを持つ映画館が一つだけあった。一つのスクリーンではハリウッド映画を上映しており、もう一つのスクリーンでは、タイ映画を上映している。ちょうど僕がこの街に到着したときにはタイのホラー映画を上映していた。映画館を舞台にした作品で、身体の芯が凍りつくほど怖かった。ここ数年、タイ映画が世界で注目され、特にホラー映画は日本と同じくらいの注目を浴びているそうだ。ハリウッドでのリメイク版も多く、1年ほど前にはトム・クルーズの会社がタイのホラー映画のリメイク権を購入したことも話題になっていた。週末からは同じスクリーンで、トニー・ジャー主演の新作アクション映画が公開されることをテレビのCMで知った。日本では映画『マッハ!』(’03)で一躍有名になったアクション俳優の彼がプロデューサーも務め、歴史大作に挑んだのだ。開演前からチケット窓口にはかなりの行列が出来ていた。高校の文化祭でもらえる焼きそば引換券のような薄い黄色の紙のチケットに窓口の女性が座席番号を手書きで書きこみ、同時に手元の座席表に×の印を書き入れる。バンコクのシネコンのようにコンピューター制御ではないのが、逆に映画興行という感じがする。客席内は先日、ホラー映画を観たときとは明らかに違い、客席の案内係のおじさんがあたふたするほど混みあっていた。一応、指定席なのだが、そういった認識がない客もいて、他人の席に堂々と座っていることもある。もちろん、案内係のおじさんに苦情を言いに行き、自分の席に移るよう伝えに行く。しかし、「別の席が空いているんだから、座らせればいいだろ!」と逆ギレされてしまうこともある。全てタイ語で行われているのであくまで僕の想像ではあるのだけれど…。そうすると、案内係のおじさんは引き下がって別の席に案内してしまう。しかし、よく考えれば、いや、よく考えなくても、空いている席にはほかの客が、またやってくる可能性が高いのだ。こうして席順の秩序がなくなっていく。ついには、案内係のおじさんは逃げるようにして消えてしまった。そうなったらそうなったで不思議なもので、今度は客全体で解決しましょうという雰囲気が流れ、お互い空いている場所を探し、新しく入ってきた客はそこに座るというシステムが自然にできあがっていった。こうして無事、満席の状態で暗くなり、いつもの通り、プミポン国王を称える映像が流れてから映画は始まった。象が走る群れの中で、象の上を移動するという相変わらずトニー・ジャーの人間業ではないアクションが繰り広げられていた。もちろんCGなしで。(text/photo:ishiko)
2009年10月21日