鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ最新作『ファントム・スレッド』。本年度アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、見事衣装デザイン賞を受賞した本作は、デイ=ルイスの俳優引退作でもある。「変態的で狂気じみた主人公が本当にハマリ役!」とマスコミ試写会でも大絶賛されているデイ=ルイスの、桁外れな役作りに迫った。■映画撮影前に約1年間、ドレス作りを修行してみた!引退作となる本作で演じるのは、1950年代、英国ファッション業界に君臨する天才仕立て屋だ。デイ=ルイスはドレスの仕立てについて大量の書物を読み、NY・メトロピリタン美術館の中にあるアナ・ウィンター・コスチューム・センターを訪れ、保管されている歴代のデザイナーのドレスを見て学び、ニューヨーク・シティ・バレエの衣装監督マーク・ハッペルのもとで洋裁の修行をしていた。最終的には、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のスーツをそのまま複製できるほどの腕前に!自宅でも実の奥さんをモデルにして実際にドレスを仕立て、グレーのスーツで長い革の手袋をつけたドレスをプレゼントしたそう。俳優引退後はファッションデザイナーへ転向するといううわさも!もはやどちらが本業か分からないくらいに役にのめり込む姿勢は、常人には到底理解できない領域だ。ダニエル・デイ=ルイスよりコメント僕は1957年生まれだから、映画の背景であるこの時代にとても親近感を感じるんだ。当時、イギリスでの物事の発展の仕方はとても特徴があった。社会の色々な面で、規制が残っていたんだ。僕たちが調べたデザイナーたちは、社会的な流れに反していながらも、そのなかで非常に活躍していた。時代の流れに反していくのは難しいことだけど、それはどこかとても魅力的でもあったよ。■その美しい外見から80年代の英国貴公子ブームの中心人物に80年代当時、『アナザー・カントリー』(84)、『眺めのいい部屋』(85)、『モーリス』(87)といった英国映画の公開で、日本では英国の美形男優ブームが起きた。感度の高い若い女性層を中心に人気が一気に広がり、『アナザー・カントリー』のルパート・エヴェレット、コリン・ファース、ケアリー・エルウィズ、『モーリス』のジェームズ・ウェルビー、ヒュー・グラント、ルパート・グレイブス、『眺めのいい部屋』に出演していたデイ=ルイスもジュリアン・サンズらとともに注目された。写真集「イギリスの貴公子たち」「イギリスの貴公子たち Part ll」も作られ、とりわけデイ=ルイスとグラントは単独の写真集も作られるほど人気が高かったという。■英国貴公子から、史上最多・三度のアカデミー賞に輝く俳優界のレジェンドへ!やがて美男子という枠を超えて、デイ=ルイスは着々と実力派俳優の道を歩み出す。彼は「メソッド・アクティング」と呼ばれる、役の内面をとことん追求し、役に没入する演技法で知られ、準備期間をかけて役になりきることで知られている。そこに至るまでのまさかのプロセスは、語り継がれる武勇伝だ。『マイ・レフトフット』(89/初のオスカー受賞作)脳性マヒで体が不自由なアーティストのクリスティ・ブラウンを演じるため、体が不自由な生徒たちの養護施設に入って役作りをし、生徒たちと仲良しになった。撮影中は左足しか使わず、車椅子で移動。オフの時の食事も、主人公クリスティは手が不自由という設定ゆえ他の人にスプーンで口まで入れてもらったという。ロケ中はあばら骨を骨折したこともあった。『ラスト・オブ・モヒカン』(92/初のハリウッド進出作)原始的な生活を送る18世紀の主人公になりきるため、徹底的な肉体改造を行った。また、アラバマの荒野で過ごし、実際に狩りをしながら生活。動物の皮をはいだり、カヌーを作ったり、斧を使ったりとさまざまな技術も習得。オフも火縄銃をいつも持ち歩いていたという。『エイジ・オブ・イノセンス』(93/マーティン・スコセッシとの初タッグ作)19世紀のニューヨークの上流階級の主人公を演じたが、主人公と同じ生活をめざして、彼が滞在していたという設定のプラザ・ホテルに2か月滞在。トップハットに杖という19世紀の紳士的なファッションでいつもニューヨークのストリートを歩いていたという。『父の祈りを』(93/オスカーノミネート)『マイ・レフトフット』のジム・シェリダンと再タッグで、IRA(アイルランド共和軍)に翻弄され、冤罪で逮捕された青年を演じた。映画のロケが予定されていた人里離れた刑務所に寝泊り。尋問をうける場面では、3日間徹夜して役作りを行った。『クルーシブル』(96/アーサー・ミラーの戯曲の映画化)17世紀を舞台に魔女裁判を描いた本作では、水道も、電気もないセットの家で実際に暮らした。そのため、シャワーも浴びない日々が続いていたという(この映画のセットで、現在の妻であるアーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーと知り合ったが、そんな彼の行動に彼女も驚いたそう)。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02/オスカーノミネート)90年代後半に一時引退して、イタリアで靴職人として修行をしていたデイ=ルイス。そこにスコセッシ監督が出向き、「映画とその仕事とどっちをとるんだ!」と決断を迫り、結果、出演することになった。ギャングの肉屋という設定ゆえ、実際に肉屋の修行をした。気温が低下した日は、厚手のコートを着ることを勧められたが「舞台になった時代にはなかったから」という理由で着用を拒否、肺炎になってしまった。そこで現代の薬を勧められたが、「舞台になった時代にはなかったから」という理由で、その薬も服用せず…。そんな役作りもあり、ディカプリオを差し置いてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのは有名な話。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07/二度目のオスカー受賞作)役にのめり込み、相手役の男優にきつく当たるせいで、最初起用されていた男優が降板。ポール・ダノに変わったが、ダノもかなり辛い思いをしたという(トーマス・アンダーソン監督は表向きはこれを否定しているらしい)。後半、ダノにボーリングを投げる場面も、本物のボーリング用のボールを使ったという。また、舞台となった時代の石油の採掘装置の使い方も習得した。『リンカーン』(12/三度目のオスカー受賞作)スピルバーグは7年間、デイ=ルイスを口説き続けたという。最終的には「撮影前に1年間の準備期間を設けること」を条件に役を引き受けた。100冊に及ぶ元大統領リンカーン関連の本を読み、資料を読みこむことで、リンカーンのハイトーンの声を作り上げた。ロケ中は周囲の人に「ミスター・プレジデント」と呼ばれ、大統領になりきった。また、ロケ地では英国人の出演者に対し、英国アクセントの英語で話すことを禁じていたという。こうして、数々の武勇伝を残してきたデイ=ルイスの見納めとなる最新作は、ますます見逃せなくなりそうだ。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年04月22日ギンザ シックス(GINZA SIX)はオープン1周年を記念し、フランス人アーティスト ダニエル・ビュレンによる新作アートをギンザ シックス2F 中央吹き抜けにて展示する。期間は2018年4月2日(月)から10月31日(水)まで。草間彌生《南瓜》からダニエル・ビュレンの新作にギンザ シックスでは館内の様々な場所に注目アーティストや人気クリエイターとのコラボレーションアートを展開。中でも館内中央の吹き抜け空間に展示された草間彌生のアート作品《南瓜》は2017年の開業時より話題を集めてきた。ダニエル・ビュレンによる新作アートはこの吹き抜けアートの第2弾として登場。ギンザ シックスを象徴する新たな顔としてバトンを引き継ぐ。ダニエル・ビュレンとは50年以上にわたりイギリス、イタリア、日本など世界各地で多くの作品を手掛けてきたダニエル・ビュレン。2016年にはルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が手掛ける現代アート美術館「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の建築をジャックしたことでも知られている。フラッグアートが吹き抜け空間を彩るギンザ シックスには彼のトレードマークである8.7cmのストライプ模様を旗に用いた新作アート《ムクドリの飛行のように ―GINZA SIX にて》を展示。赤と青の計1,675枚の旗を使った作品が開放的な吹き抜け空間を彩る。銀座・中央通りやギンザ シックス外観にもさらにこの吹き抜けアートと連動した作品が、5月6日(日)まで銀座・中央通り、ギンザ シックス外観に登場。銀座1丁目から8丁目の目抜き通り・中央通りには全長約1,100mに及ぶ90枚のフラッグアートが展開され、ギンザ シックス外観のれん部分にも三角形が印象的なアート作品が飾られる。ギンザ シックス1周年記念限定アイテムもなおギンザ シックスの各店舗では1周年を記念した限定アイテムを多数取り揃える。ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の「TOKYO」のロゴ入りバッグ、ヴァレンティノ ガラヴァーニ(VALENTINO GARAVANI)の桜カラーのミディアム ショルダー バッグ、KURO(クロ)のメンズリメイクデニムなどが用意されている。マルベリー(MULBERRY)は、ギンザ シックス1周年を記念して、ブランドのアイコンバッグ ベイズウォーターの特別限定モデルとなる「スモール ベイズウォーター クロスグレイン ミッドナイト」を先行発売。エナメルのレッド、ホワイト、ブルーのユニオンジャックがポストマンズロックに配された英国カルチャーを反映したモデルは、コンパクトサイズ感がポイント。取り外し可能なストラップが付属するので、クロスボディとしても使用できる。【詳細】ギンザ シックス ダニエル・ビュレン 新作アート・《ムクドリの飛行のように ―GINZA SIX にて》期間:2018年4月2日(月)~10月31日(水)予定場所:ギンザ シックス 2F 中央吹き抜け住所:東京都中央区銀座6 丁目10-1・《三角形を追いかけて ―2018年東京・銀座中央通りにて》期間:4月2日(月)~5月6日(日)場所:銀座・中央通り・《GINZA SIX のエントランスのための三角形》期間:4月2日(月)~5月6日(日)場所:ギンザ シックス 外観
2018年04月06日本年度アカデミー賞(R)で衣装デザイン賞を受賞した映画『ファントム・スレッド』。ポール・トーマス・アンダーソン監督と名優ダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組んだことでも話題の本作から、この度90秒の予告編が公開された。オスカー受賞も頷ける、衣装デザイナー マーク・ブリッジスが手掛けた美しいドレスの数々が登場する本予告編では、本作で俳優業引退を発表した名優ダニエルが、英国紳士然とした上品な雰囲気を持ち合わせた、完璧主義でストイックな人物像を見事に体現。前半は、天才的な仕立て屋が若きウェイトレスのアルマをミューズとして迎えるというシンデレラストーリーかと思いきや、次第に緊迫感溢れる愛の駆け引きが始まる。ラストは「禁断の愛の扉が開かれる」という言葉で締めくくられる本映像。果たして、2人はどんな禁断の扉を開けてしまうのか?また、「レディオヘッド」のジョニー・グリーンウッドによる音楽も印象的に響いている。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年03月17日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)のコンセプトショップが、 2018年3月1日(木)にルミネ大宮店、3月30日(金)にテラスモール湘南にオープンする。また、両店では、オープンを記念して、ニューヨークの別注モデル「ニューヨーク リミテッド」を期間限定で販売する。2017年度より、続々と全国に出店しているダニエル・ウェリントン。今回オープンするルミネ大宮店は、埼玉県初のコンセプトショップとして登場。さらに、大規模なリニューアルにより、注目を集めているテラスモール湘南にも出店する。コンセプトショップの店内は、ネイビーとウッドをメインに取り入れ、落ち着いた雰囲気の内装に仕上げた。店頭には、定番アイテムはもちろん、オープンを記念して販売される「ニューヨーク リミテッド」が並ぶ。「ニューヨーク リミテッド」は、ニューヨークのみでリリースしている別注モデル。2017年夏に数量限定発売されたレアなウォッチが、再び上陸し、1週間限定で販売される。ウォッチは、男女ともに楽しめる、40mm径と36mm径のサイズがラインナップ。ローズゴールドケースには、星条旗を彷彿させるダークネイビーとバーガンディのカラーレザーベルトを配した。上質なイタリアンカウレザーを使用したベルトは、深みのあるシックな雰囲気を演出する。定番アイテムには存在しないカラーコントラストを配した、スペシャルな一品となっている。【詳細】ダニエル・ウェリントンのコンセプトショップ新店オープン・ルミネ大宮店オープン日:2018年3月1日(木)住所:埼玉県さいたま市大宮区錦町630ルミネ大宮ルミネ2 3FTEL:048-783-2145・テラスモール湘南オープン日:2018年3月30日(金)住所:神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-1 テラスモール湘南2FTEL:0466-90-3181■別注モデル「ニューヨーク リミテッド」数量限定販売販売期間:・ルミネ大宮店 2018年3月1日(木)~3月7日(水)・テラスモール湘南 2018年3月30日(金)~4月5日(木)価格:・36mm 22,000円+税・40mm 24,000円+税【問い合わせ】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2018年03月03日『007は二度死ぬ』、『007 私を愛したスパイ』、『007 ムーンレイカー』の『007』シリーズ3作や『アルフィー』などで知られるルイス・ギルバート監督が亡くなった。97歳だったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。2002年の『Before You Go』(原題)を最後に監督業からは遠ざかっていたが、長年の間に40本以上もの作品を遺したギルバート監督。中には日本を舞台とした作品『007は二度死ぬ』、『Seven Nights in Japan』(原題)もあり、前者や『第七の暁』には故・丹波哲郎さんが出演したなど、日本との縁も深い。幼少期は子役として映画に出演していたが、成長するにつれて監督を目指すように。1939年にアルフレッド・ヒッチコック監督の『ジャマイカ・イン』でアシスタントを務めてからその思いはさらに膨らんだようだ。第二次世界大戦中には、イギリス空軍の撮影隊でさまざまなドキュメンタリー映画を監督した。このときの経験を活かし、『殴り込み戦闘機隊』などの戦争映画で名を馳せたギルバート監督は、1966年の『アルフィー』で大ブレイク。カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、アカデミー賞の5部門にノミネートされた。『アントマン』のペイトン・リード監督や『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督らがSNSでギルバート監督の死を悼んだ。(Hiromi Kaku)
2018年02月28日©YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。カナダの小さな港町で、美しい季節の風景や動物たちを心の赴くまま、色鮮やかに描き続けた素朴派画家のモード・ルイスをご存知でしょうか?その観るものを魅了する牧歌的で愛らしいフォークアートは、当時のアメリカ大統領ニクソンから依頼を受けたこともあったりと、小品でもオークションで500万円を超える人気を誇り、カナダで最も愛されている画家だと言われています。幼い頃から若年性関節リウマチを患い、体が不自由だったモードでしたが、彼女にとって”絵を描くこと”は、生き甲斐であり生きる術でした。そしてそんな彼女を不器用ながらも献身的にサポートしたのが、夫のエベレット。孤独だったふたりがどんな風に運命的な出会いを経て、どんな風に夫婦の絆と真実の愛を育んでいったのか……?「私は多くを望まないの。目の前に絵筆があればそれで幸せ」そして「あなたと暮らすのが私の幸せ」と言うモードの言葉が心に残ります。【シネマの時間】第23回は、”人生は美しい色であふれている” 映画『しあわせの絵の具愛を描く人 モード・ルイス』をご紹介します。■映画『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』STORYー絵を描きながらあなたと暮らすのが私の幸せカナダ東部の小さな港町で叔母と暮らすモードは、買い物中に見かけた家政婦募集の広告を貼り出したエベレットに興味を抱き、彼が暮らす町外れの小屋に押しかけます。子どもの頃から重いリウマチを患い、両親が他界した後は一族から厄介者扱いされてきたモードは、なんとか自立しようと思ったのでした。孤児院で育ち、学もなく、魚の行商を営む無骨なエベレット。電気も水道もなく、わずか4メートル四方の小さな家で慎ましく暮らすふたり。そんなふたりの同居生活はトラブルの連続で、揶揄するような噂も広まるのでした。ある日、魚の行商を営むエベレットの顧客であるサンドラがふたりの家を訪れます。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の創作を依頼します。そんな中、徐々に互いを認め合い、心を通わせていったモードとエベレットはついに結婚。絵の創作に集中するモードに代わり、エベレットが家事や営業を担当したりと優しくサポートするようになっていったのです。そしていつしかモードの絵の評判は広がり続け、やがてアメリカ合衆国大統領のニクソンから依頼が舞い込むまでに……!!カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を、『ブルージャスミン』(2013)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた演技派サリー・ホーキンスと『6才のボクが、大人になるまで。』などでアカデミー賞ノミネート常連組のイーサン・ホークの共演で描いた話題のヒューマンドラマ。監督は、ホーキンス主演のTVドラマ『荊の城』を手がけたアシュリング・ウォルシュがメガホンをとっています。「人生は、美しい色であふれている」どんな境遇でも自分次第で一歩を踏み出せば、素晴らしい未来が待っていると感じさせてくれる愛の物語は、あなたにきっと夢と希望を与えてくれるでしょう。■カナダカナダ大使館高円宮記念ギャラリー「しあわせの絵の具愛を描く人 モード・ルイス」映画展も同時開催中!カナダの小さな港町で幼い頃から、重いリウマチを患いながらも自分らしく前向きに生き、季節の風景や動植物などのフォークアートを描き続けた画家モード・ルイス(1903~1970)。その生涯を描いた映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』の公開に伴い、東京・赤坂のカナダ大使館では展覧会が開催されています。劇中で実際に使用された小道具のほか、モードを演じたサリー・ホーキンスが描いた絵画も一堂に展示。モード役のサリーはもともと両親が絵本作家で美術の素養があり、本作のためにロンドンの素朴派画家の絵画教室に数カ月間通って撮影に臨み、モードが壁や窓に絵を描くシーンでは実際に彼女が描き、映画の見どころとなっています。会場ではこのほか、モードが実際に絵を描いたクッキー缶がノバスコシア美術館からお目見え。日本ではなかなか目にすることがない、実物を見ることができるまたとない機会となっています。どうぞ合わせてお楽しみくださいませ!会期:2018年2月1日~3月13日会場:カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー住所:東京都港区赤坂7-3-38電話番号:03-5412-6304開館時間:10:00~17:30休館日:土、日※カナダ大使館入館には政府発行の写真付身分証明書の提示が必須。 入館の際に手荷物検査あり“Cape Islander Cove” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Chickadees” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Three Black Cats” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Snowball” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Winter Skiers” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Deer and Fawn in Winter” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“The Carriage Ride” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Summer Oxen” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.“Sunday Ride” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.■映画『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』作品紹介2018年3月3日(土)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、東劇ほか全国ロードショー!公式サイト: 公式Facebook:公式Twitter:原題・英題:MAUDIE監督:アシュリング・ウォルシュ脚本:シュリー・ホワイト撮影:ガイ・ゴッドフリープロダクション・デザイナー:ジョン・ハンド衣装デザイナー:トリシャ・バッカー音楽:マイケル・ティミンズ制作年:2016年制作国:カナダ・アイルランド日本語字幕:牧野琴子後援:カナダ大使館、アイルランド大使館上映時間:116分/英語/DCP/カラー配給:松竹©︎2016 Small Shack Productions Inc. / Painted House Films Inc. / Parallel Films (Maudie) Ltd.■映画『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』キャストサリー・ホーキンス=モード・ルイスイーサン・ホーク=エベレット・ルイスカリ・マチェット=サンドラガブリエル・ローズ=アイダザカリー・ベネットビリー・マクレラン絵・文=諸戸佑美(アートディレクター・編集ライター・イラストレーター)
2018年02月21日スウェーデン発「ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)」から、バレンタイン&ホワイトデーに向けたスペシャルボックスが登場。2018年2月7日(水)から3月14日(水)まで、全国のダニエル・ウェリントン直営店及び、各正規取り扱い店にて発売される。スペシャルボックスには、ウォッチと付け替えベルト、そして通常は店頭販売をしていないローズゴールド色のハートチャームが入っている。「Love」の文字が入ったハートチャームは、時計ベルトの小穴に付けてアクセントとして楽しめる。時計は6種類のラインナップとなっており、定番のクラシックシリーズや小ぶりなクラシックぺティットシリーズから選ぶことが可能。サイズもそれぞれ28mm、32mm、36mm、40mmと幅広く揃えているので、プレゼントにぴったりのものが見つかりそうだ。ボックスは大人っぽいネイビーカラーとなっており、マット加工を施すことで、暖かみのある雰囲気に仕上げられている。【詳細】ダニエル・ウェリントン バレンタイン&ホワイトデー発売期間:2018年2月7日(水)〜3月14日(水)価格:20,000〜24,000円+税取り扱い:全国のダニエル・ウェリントン直営店、各正規取り扱い店【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2018年02月09日『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスと2度目のタッグを組んだ『ファントム・スレッド』が、5月26日(土)より日本公開されることが決定。あわせてティザービジュアル&予告編が到着した。1950年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びるオートクチュールの仕立て屋、レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)と、若きウェイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)との究極の愛を描いた本作。第90回アカデミー賞(R)の、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・衣装デザイン賞・作曲賞の6部門にノミネートされ注目を集めている。このほど解禁されたのは、今作で引退を表明しているダニエル演じる仕立て屋の主人公の後ろ姿と、表情の読めない女性が写るビジュアル。華やかなドレスは、レイノルズが仕立てるオートクチュールで、顔を見せないことで2人の関係性が謎に秘められつつも、艶やかな雰囲気に惹き込まれる印象的な一枚となっている。また、ジョニー・グリーンウッドが手掛けた美しき旋律が流れる予告編では、豪華絢爛なドレスとこの時代のロンドンの華やかなファッション業界が映し出され、さらに主演男優ノミネートも頷ける、ダニエルの熱演も垣間見える。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月31日映画『ファントム・スレッド』が2018年5月26日(土)により全国で公開される。1950年代ロンドンのファッション業界が舞台男は完璧な身体を求め、女は究極の愛を与えた『ファントム・スレッド』の舞台となるのは1950年代のロンドン。主人公は、イギリスのファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びる、オートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックだ。ある日、レイノルズは若きウェイトレスのアルマと出会い互いに惹かれ合う。レイノルズはアルマをミューズとして迎え入れ、魅惑的な美の世界に誘い込む。しかしアルマの出現により、完璧で規律的だったレイノルズの日常に変化が訪れる。やがて2人が辿り着く究極の愛の形を描いた作品となっている。作中に登場する美しいファッションや、静かな狂気を秘めた愛の駆け引き、こだわりの映像美が見所となっている。主演はダニエル・デイ=ルイス主演は、役作りを徹底して行うことで有名、そして史上最多となるアカデミー主演男優賞を3度受賞したダニエル・デイ=ルイス。その3作品を簡単に紹介すると…『マイ・レフトフット』:先天的な重度の脳性小児麻痺に冒され唯一動かせる左足で作品を残したアイルランドの画家を演じる。『リンカーン』:スティーヴン・スピルバーグ監督作。史上最も愛された大統領と言われるリンカーン大統領が、国の将来を左右する重要な決断に苦悩し奔走する様子を演じる。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』:石油王に登りつめた男が欲望に満ちた争いにまみれ、破滅への道へ追い込まれていく様を熱演。ポール・トーマス・アンダーソンとタッグを組むのは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に続いて2作目。そして繊細でエキセントリックな演技を見せた『ファントム・スレッド』では、4度目のアカデミー賞獲得に期待がかかるが、残念ながら本作で俳優業の引退を表明している。なお、ダニエル・デイ=ルイスは90年代後半より、ギャング・オブ・ニューヨークに主演するまでの期間にも引退(俳優活動を休止)。マーティン・スコセッシに説得されて俳優に戻るまでの期間、イタリアの伝説的なシューズ職人ステファノ ベーメルに弟子入りしてシューズ職人として活動していた。徹底した役作りダニエル・デイ=ルイスは過去にも驚異の役作りで有名な俳優。刑務所に入ったり、車椅子で生活したり、19世紀の英語の文体で手紙の交換をおこなったり…とあげればきりがないが、いずれも他の俳優を愕然とさせる内容だ。『ファントム・スレッド』に向けては、撮影前に約1年間ドレス作りの修行を実施。ドレスの仕立てについて大量の著作を読み、NYのメトロポリタン美術館を訪れ、保管されている歴代のデザイナーのドレスを見て学び、さらにはニューヨーク・シティ・バレエの衣装監督マーク・ハッペルの元で洋裁の修行をしたそう。最終的には、バレンシアガのスーツをそのまま複製できるほどの腕前になったという。ダニエル・デイ=ルイスのコメント私は1957年生まれだから、映画の背景であるこの時代にとても親近感を感じます。当時、イギリスでの物事の発展の仕方はとても特徴的でした。社会の色々な面で、規制が残っていた。僕たちが調べたデザイナー達は、社会的な流れに反していながら も、そのなかで非常に活躍していた。時代の流れに反していくのは難しいことだけど、それはどこかとても魅力的でもあったんです。監督はポール・トーマス・アンダーソン監督を手掛けたのは『ブギーナイツ』『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『インヒアレント・ヴァイス』のポール・トーマス・アンダーソン。自身の監督作品では脚本も手掛けている。過去、社会における人々の関係性や、親子の関係性、心の葛藤を描いた作品を多数発表してきた。『パンチドランク・ラブ』ではカンヌ国際映画祭の監督賞、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でベルリン国際映画祭の銀熊賞、『ザ・マスター』でヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞を受賞。3大映画祭全てで監督賞を受賞した、稀有な経歴を持つ。特にダニエル・デイ=ルイスとタッグを組んだ『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、ポール・トーマス・アンダーソンの最高傑作との呼び声も高い社会派作品。それだけに『ファントム・スレッド』でも期待は高まるのだが、本作もファッション業界を舞台にした男女の愛を描き、新境地を開いたと言われている。アカデミー監督賞にもノミネートされた。音楽はレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドアカデミー賞作曲賞にノミネートされたのはレディオヘッドのメンバー、ジョニー・グリーンウッド。今までに監督作品を複数手掛け、『ファントム・スレッド』ではフルオーケストラの美しい音楽で作品を盛り上げる。第90回アカデミー賞6部門ノミネート第90回アカデミー賞では、作品、監督、主演男優、助演女優、衣装デザイン、作曲の6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。衣装デザイン賞に輝いた、作品を彩る優雅で美しいドレスの数々は、衣装デザイナー マーク・ブリッジスが手掛けた。彼は1950年代のデザインを深く研究し、約半年で50点以上の衣装を作り上げたのだ。新しい生地では当時の雰囲気が表現できない、という彼の理念によって衣装全てに当時の生地を使用。さらに脚本に合わせ、貴重な17世紀のヴィンテージレースを施した衣装も制作された。作品詳細『ファントム・スレッド』公開時期:2018年5月26日(土)全国ロードショー監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン出演:ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル音楽:ジョニー・グリーンウッド2017年/アメリカ/130分/カラー/ビスタ ユニバーサル作品配給:ビターズ・エンド/パルコ© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年01月27日2001年から2011年に渡って『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフ。『ハリポタ』“卒業後”もコンスタントに映画、テレビ、舞台に出演を続け俳優人生を満喫している彼が、ハリーとして過ごした子役時代をふり返った。「ぼく自身について語るときにはいつも言うんだけど、ぼくは決してすごい才能を持った子役ではなかった」と「The Huffing Post」に語るダニエル。「『ストレンジャー・シングス』なんかのドラマで子役たちを見ていると、『なんてこった。どうしてそんなにうまく演じられるんだろう!」って思うよ。ほんとに、すごいよね」と感心せずにはいられないという。ダニエルはハリーという大役にぴったりフィットし世間に受け入れられた理由は、演技の才能ではなく「ただただ撮影現場が好きだったことだと思う」と分析している。「それがぼくの強みだった」。撮影現場にいることが大好きだったダニエルは、現場でさまざまなことを学んだ。「セットでは、チームの一員になる必要があった。それってすごく特別なことだよね。みんなが一丸となって映画を作るんだ。この感覚にすぐ恋に落ちちゃった」とチームワークの楽しさの虜になったと懐かしんだ。(Hiromi Kaku)
2018年01月19日カナダ・トロント出身の次世代R&Bシンガー、Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)の初来日公演が3月5日(月)東京・UNITで開催される事が決定した。【チケット情報はこちら】ダニエル・シーザーは2018年1月に発表される第60回グラミー賞に、シングル『Get You』が最優秀R&Bパフォーマンス、アルバム『Freudian』が最優秀R&Bアルバムにそれぞれノミネート。心地良く響くオーガニックなサウンドで世界を席巻中だ。チケットの一般発売は1月20日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、Live Nation Japan先行を実施中。受付は1月14日(日)23時59分まで。■Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)3月5日(月) UNIT(東京都)開場 19:15 / 開演20:00料金:オールスタンディング 7,500円 (税込・別途1Drink代)※未就学児入場不可
2018年01月12日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、ルイス・キャロル著『鏡の国のアリス』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。■『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル(Lewis Carroll)1865年より、世界中で古くから愛されてきた好奇心旺盛な少女アリスが主人公の児童小説「不思議の国のアリス」。本書『鏡の国のアリス』は、ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」刊行150周年記念として2015年に刊行された、高山宏の新訳と佐々木マキの書き下ろしイラストの新訳・新挿絵版「不思議の国のアリス」の完結編である。愉快な仲間と出会い異界への冒険をする少女アリスの世界と、読者の世界の架け橋となっているのが佐々木マキの挿絵だ。安心感のある曲線と優しい色使いで描かれたキャラクターや風景は、本書に緩やかに溶け込みながら物語のユニークさを拡張させていく。絵本作家としても多くの作品を発表している佐々木マキの挿絵は、“主人公アリス”と“幼少期の読者自身”を自然と重ね合うような役割を果たし、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。忘れかけていた記憶や感情を取り戻しながら日常に小さな勇気を与えてくれる、そんな特別な一冊になるだろう。現在、NADiff modernでは新刊『鏡の国のアリス』を記念して佐々木マキフェアを開催中。直筆サイン本やオリジナル版画、グッズ、関連書籍を多数そろえています。是非、ルイス・キャロルと佐々木マキのキュートで不思議な世界をお手に取って感じてみて下さい。【書籍情報】『鏡の国のアリス』著者:ルイス・キャロル訳:高山宏絵:佐々木マキ出版社:亜紀書房ハードカバー/237ページ/B6判発刊:2017年12月24日価格:1,700円
2018年01月04日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)から、ブランドの人気時計をベースにしたギフトボックスが登場。2017年11月15日(水)から12月31日(日)までの期間、全国のダニエル・ウェリントン直営店及び、各正規取扱い店にて販売される。メンズ、ウィメンズ向けにそれぞれ人気コレクションをセットにしたギフトボックス。男性向けのギフトは、フォーマルなスタイルでも映えるローズゴールドケース×ブラックレザーの時計と、ブラックナイロンの交換ベルトを組み合わせた、オン・オフ問わず使用できるセットだ。一方の女性向けギフトは、ブラックの文字盤とゴールドのケース&ベルトで手元をゴージャスに演出してくれるドレッシーな時計と、時計と合わせてコーディネートにワンポイントをプラス出来るブレスレットがセットになっている。ブランドのイメージカラーであるネイビーカラーを採用したボックスも、マット加工による高級感溢れる仕上がりで贈り物に最適。大切な人に日頃の感謝を込めて贈るプレゼント、その選択肢の一つに加えてみてはいかがだろう。【商品情報】ダニエル・ウェリントン「スペシャル ギフト ボックス」販売期間:2017年11月15日(水)〜12月31日(日)価格:・メンズギフトボックス 23,000円+税内容:ローズゴールドケース×ブラックレザーベルトの時計、ブラックナイロンの交換ベルト・ウィメンズギフトボックス 22,500円+税内容:ブラック文字盤×ゴールドカラーのケース&ベルトの時計、ブレスレット※スペシャルボックス付き。取扱店舗:全国のダニエル・ウェリントン直営店及び、各正規取扱い店【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿住所:東京都渋谷区神宮前6-15-6TEL:03-3409-0306
2017年11月17日サリー・ホーキンスとイーサン・ホーク出演、画家モード・ルイスと夫の人生を描く映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』が2018年3月3日(土)に日本公開。カナダで最も愛される画家モード・ルイス子供の頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード・ルイス。そんな彼女にとって唯一の生きがいだったのが”絵を描くこと”だ。カナダの美しい四季と動物を色鮮やかに素朴で愛らしい絵は、アメリカ大統領ニクソンから絵の依頼を受けるほど。1970年に他界して今なお、小品でもオークションで500万円を超える人気を誇り、カナダで最も愛された画家といっても過言ではない。『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』は、彼女と不器用ながらも彼女を献身的にサポートした夫のエベレットの実話をもとにした物語。はじめは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れる感動の実話をスクリーンで再現する。サリー・ホーキンスとイーサン・ホークが夫婦役モード・ルイスを演じるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞の主演女優賞、『ブルージャスミン』でアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた実力派サリー・ホーキンス。そして、妻への愛と尊敬の念を無骨に隠すエベレットを『6才のボクが、大人になるまで。』などでアカデミー賞ノミネート常連組のイーサン・ホークが演じる。サリー・ホーキンスが、モード・ルイス役を演じる決意をしたのは、監督から送られてきた生前のモード・ルイスを映した1枚の写真。「彼女の素晴らしい手と作品を見たら台本を読むまでもなかった。 彼女のことを知り、いろんな発見をすればするほど、この役をやらないのは、愚かだと思ったの。」と、本作にかける熱い想いを述べている。夫婦の出会いを描いたシーン公開予告動画には、とある商店でモード・ルイスとエベレットの出会うシーンが映し出されている。荒々しく店に入るや否や、家政婦募集の広告を貼り出したエベレットと、そんな彼に興味を抱くモード・ルイス。束縛の厳しい叔母から逃れるため、住み込みの家政婦になろうと、彼女が決意した瞬間だ。孤独ではみ出し者同士の2人は、共に過ごすことによって、これから起こりうるトラブル続きの生活を、どのように乗り越え、惹かれ合っていくのか。今後のドラマチックな展開に期待したい。監督に、アシュリング・ウォルシュ監督は、『荊の城』のアシュリング・ウォルシュが務め、わずか4メートル四方の家で暮らす一風変わった夫婦の愛の絆を描く。“どんな人生でも自由な精神で楽しめば、素晴らしいことが待っているんだ”、生きがいである絵と夫の愛に包まれた一人の女性の生き方からそんな感情が芽生えるだろう。アイルランド・アカデミー賞アイルランド・アカデミー賞(IFTA)では、最優秀監督賞(アシュリング・ウォルシュ)、最優秀美術賞、最優秀インターナショナル男優賞(イーサン・ホーク)の3部門を受賞した。その他では、カナダアカデミー賞にも7部門にノミネートされている。ストーリーカナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモードは、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす小屋のドアをノックした。子供の頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。そんな時、顧客のサンドラがエベレットに会いに訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の制作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来るが……。詳細『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』公開日:2018年3月3日(土)全国ロードショー監督:アシュリング・ウォルシュ出演:サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク原題:MAUDIE2016年/カナダ・アイルランド/英語/116分/DCP/カラー日本語字幕:牧野琴子後援:カナダ大使館アイルランド大使館配給:松竹©2016 Small Shack Productions Inc./ Painted House Films Inc./Parallel Films (Maudie) Ltd.
2017年11月13日今季、日本初上陸となるニュージーランド発のアイウェアブランド・ルイス フレデリックス(Lewis Fredericks)と、サイ(Scye)の直営店・サイ マーカンタイル(Scye Mercantile)によるコラボレーションのサングラスが10月27日に発売される。東京・千駄ヶ谷にあるサイ マーカンタイルショップ限定で販売される、水牛のナチュラルホーンを使用した手彫りのサングラスは、アームに施されたサイ マーカンタイルのネームプレートと、イニシャルの「S」がアクセント。スクエアベースのブラックホーン×グレーレンズ(LF401MP)/ブラウンホーン×ブラウンレンズ(LF402MP)と、ラウンドベースのブラウンホーン×ブラウンレンズ(LF411MP)/ブロンドホーン×グリーンレンズ(LF412MP)全4種類の展開となる。上質なケースと共にフレームを磨くためのビーワックスが付属され、価格はそれぞれ5万円。ルイス フレデリックス(Lewis Fredericks)は、2014年にアイウェアブランドとしてニュージーランドでスタート。家畜の水牛や羊などのリサイクルホーンを使用し、個々のナチュラルな柄や色味を最大限に生かしたプロダクトを生み出している。ニュージーランドの優秀なクラフトマンによるハンドメイドで、一つひとつに個性が光るタイムレスなアイウェアを提案。また、掛ける人の顔に徐々に馴染んでいくのもナチュラルホーンを使用する最大の特徴。
2017年10月18日サイ(Scye)の直営路面店、サイ マーカンタイル(Scye Mercantile)と日本初上陸となるルイス フレデリックス(Lewis Fredericks)がコラボレーション。店舗限定のサングラスが、2017年10月27日(金) より発売される。2017年8月にオープンしたサイ マーカンタイルでは、サイの商品以外にも、デザイナー自らが好きなものをセレクトしたプロダクトも展開している。今回セレクトしたのは、アイウェアブランドの「ルイス フレデリックス」。ニュージーランドでスタートした同ブランドは、家畜の水牛や羊などのリサクルホーンを使用し、個々のナチュラルな柄や色味を最大限に生かしたプロダクトを展開している。コラボレーションサングラスでも、手彫りを施した水牛のホーンを採用。スクエアベースとラウンドベースの2型をそれぞれ2色で提案する。サングラスのアームには”Scye Mercantile”のネームプレートとイニシャルの”S”をアクセントとして施した。素材にこだわり、上品なベーシックを貫くサイらしいデザインだ。ユニセックス仕様で展開されるのも嬉しい。なお、上質なケースと共に、フレームを磨くためのビーワックスも付属する。【詳細】サイ マーカンタイル ルイス フレデリックスのコラボレーションサングラス発売日:2017年10月27日(金)価格:2型 各50,000円+税■カラースクエアベース:ブラックホーンxグレーレンズ(LF401MP)/ブラウンホーンxブラウンレンズ(LF402MP)ラウンドベース:ブラウンホーンxブラウンレンズ(LF411MP)/ブロンドホーンxグリーンレンズ(LF412MP)【店舗詳細】サイ マーカンタイル住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3−54−13問い合わせ先:03-5414-3531定休日:火・水
2017年10月16日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)「クラシック ペティット」シリーズに28MMフェイスウォッチの新モデルが登場。2017年10月下旬より全国のダニエル・ウェリントン直営店及び、各正規取り扱い店にて発売される。小さな文字盤が特徴の「クラシックペティット」の新シリーズとして登場する今回の28MMフェイスは、全36のバリエーションで展開。ベルトにはエレガントなメッシュベルトや、天然本革、ナイロンストラップを採用。細いベルトは女性らしさを演出するとともにクリーンなイメージに仕上がった。また、ベルトは付替えが可能になっており、好みや気分に合わせて時計の表情を簡単に変えることができるのが特徴だ。そっと手首に馴染む小ぶりなケースは、美しく磨き上げられた艶のあるシルバーと、華やかで上品なローズゴールドを用意。文字盤はクラシックブラックとエッグシェルホワイトから選ぶことができる。【詳細】ダニエル・ウェリントン 28MMフェイスウォッチ 新モデル発売日:2017年10月下旬価格:14,000円+税~16,000円+税取り扱い店舗:全国のダニエル・ウェリントン直営店及び、各正規取り扱い店【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2017年10月15日『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』などのローランド・エメリッヒ監督が、環境問題に真正面から挑んだスペクタクル・ディザスター超大作『デイ・アフター・トゥモロー』が10月13日(金)放送の「金曜ロードSHOW!」でオンエアされる。昨年夏に公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』も大ヒットしたエメリッヒ監督といえば、同シリーズの第1作である『インデペンデンス・デイ』で異星人によって地球の各都市が襲撃される映像を描き世界中にインパクトをあたえ、その後も『2012』など数多くの“ディザスタームービー”を手がけている。そんなエメリッヒ監督が本作でテーマとしたのは“地球温暖化”と“氷河期”。世界中で起こっている寒波や熱波、集中豪雨などの異常気象は地球温暖化が原因と考えられているが、これが氷河期を引き起こしてしまう。世界が崩壊の危機に瀕するなかである父親と息子の親子愛の物語が描かれていく。古代の天候を研究している気候学者のジャック(デニス・クエイド)は、南極を調査した際に地球に恐ろしい危機が訪れるかもしれないことに気付き地球温暖化国連会議で危機を訴えるも、経済至上主義のベッカー副大統領(ケネス・ウェルシュ)に一蹴されてしまう。時を同じくしてハワイに巨大台風が襲来、さらに巨大なヒョウが降り注ぐなど各地に異常気象が発生。ジャックの研究に興味を示していたスコットランド気象観測センターのラプソン教授(イアン・ホルム)から送られてきたデータを分析したジャックは、過去最大級の異常気象が数週間で北半球を覆いつくすことを知る。高校生クイズ大会に出場するためNYを訪れていた息子・サム(ジェイク・ギレンホール)に、すぐに自宅に帰るよう指示するジャックだが、大気の乱れの影響で全米の空港が次々封鎖。サムはNYにとどまることになるが、翌日、さらなる危機が町を襲う…。見慣れた世界の景色が次々と氷に覆われていく映像のインパクトは今回も絶大。壮大な地球規模の危機に家族の愛がどう立ち向かうのか。金曜ロードSHOW!『デイ・アフター・トゥモロー』は10月13日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月11日スウェーデン発のウォッチブランド「ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)」より、新レディースライン「クラシックペティット・アッシュフィールド」が登場。2017年9月下旬から発売される。新ウォッチのベースとなったのは、32mmの小ぶりなケースが特徴の「クラシックペティット」。そこにブラックフェイスと、ブランド初となるマットな質感のブラックメッシュベルトを合わせ、落ち着いた上品さを感じさせるデザインに仕上げた。カラーはこれまで通り、シルバーとローズゴールドの2色展開だ。ビジュアルには、ブランドのアンバサダーを務めるモデルのケンダル・ジェンナーを起用。時計と同じくエレガントで凛とした大人の女性像を表現した。【詳細】クラシックペティット・アッシュフィールド発売時期:2017年9月下旬価格:各20,000円+税仕様:316Lステンレススチールケース&ストラップ、3気圧防水、日本製クォーツムーブメント取り扱い:全国のダニエル・ウェリントン直営店及び、各正規取扱い店【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿店TEL : 03-3409-0306
2017年09月16日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)の直営店が、大阪エリアに2店舗連続オープン。2017年8月22日(火)になんばパークス、24日(木)にグランフロント大阪に出店する。大阪府内には、4月に心斎橋の路面店やあべのHoop店がオープンしており、今回の2店舗を合わせて4店舗目となる。今回オープンする2店舗は、共にネイビーとウッドをメインカラーにした、アーバンシックな店舗デザイン。店内では、小ぶりなケースに細身のレザーベルトが特徴の新シリーズ「クラシック ペティット レザー」や初のホワイトレザーベルトを使った「クラシック ペティット ボンダイ」などを含むフルラインナップのほか、ここでしか買えない限定商品なども販売される。【詳細】ダニエル・ウェリントン 新ストア・なんばパークス店オープン日:2017年8月22日(火)住所:大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス3FTEL:06-6648-8651・グランフロント大阪店オープン日:2017年8月24日(木)住所:大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館4FTEL:06-6147-3838
2017年08月21日俳優のダニエル・クレイグが、「007」シリーズに5度目の出演を果たすことを明らかにした。第25作目となる同シリーズ最新作でジェームズ・ボンド役を続投する。米トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に登場したダニエルは、5度目の続投はあるかと聞かれると「あるよ。これ以上ない幸せだね」「これまで慎重に発言するようにしていたんだ。1日中この件に関してインタビューを受けていて、みんな聞いてくるもんだから、なるべく口を開かないようにしてたんだけど、もし真実を伝えるつもりならここで伝えようって思ったのさ」と答えた。さらにダニエルは、ボンド役続投をいつも望んでいたものの、次回作が最後の出演になると続けた。「これが最後だと思うよ。最高のものにしたいんだ。待ちきれないよ」そんなダニエルは以前、ボンド役を続投するとしたら「お金のため」だけで、もう一度ボンドを演じるくらいなら「手首を切った方がマシ」とコメントしたことが話題になっていたが、その発言は「バカだった」と振り返っている。「それについて言い訳する意味なんてないよ。でもそのインタビューを受けた時は前回の撮影を終えた2日後で、『もう1本出演しますか?』って聞いてきたんだ」「だから格好よく気品を持ってコメントする代わりにバカな答えをしてしまっただけさ」ダニエル出演の新作は2019年11月8日に全米公開される予定となっている。(C)BANG Media International
2017年08月16日『007』最新作のジェームズ・ボンドは引き続きダニエル・クレイグが演じることを本人が認めた。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターもツイートしている。ダニエルはポッドキャストの「Preston & Steve Show」とボストンのラジオ番組「Morning Magic 106.7」に出演し、ボンド役について聞かれると「オフィシャルにはなにも決まっていないんだ」と歯切れの悪い答えをしていた。しかし、それから数時間後、ダニエルはスティーヴン・コルベアが司会を務める「The Late Show with Stephen Colbert」にてはっきりとボンド再演に「イエス」と宣言。大喜びのスティーヴンとがっちり握手を交わした。ダニエルがボンドを演じるのはこれで5回目になる。「ずっと話し合いを続けていた。理解するべきことが色々とあった。ボンド役はまた演じたいと思ってたんだよ。(でも)休みが必要だった」と涼しい顔で明かしたが、司会のスティーヴンから「え? 『007 スペクター』の後のインタビューで『もう1回ジェームズ・ボンドを演じるなら手首を切った方がマシ』って言ってなかった?」とのツッコミが。会場は爆笑の渦に包まれた。その後もダニエルは「最高に調子がイイってときにやりたかったしね。待ちきれないよ!」とポジティブに語った。また、ダニエルは同日受けたインタビューで嘘を付いてしまったことに「申し訳ない」と謝罪したが、「きみに最初に言いたかったんだよね」とスティーヴンに言い、再び彼を喜ばせた。(Hiromi Kaku)
2017年08月16日「The Late Show」のTwitter(@colbertlateshow)より 「もう死んでもイヤだ」と言っていたジェームズ・ボンド役を再び務めることを、ダニエル・クレイグ自身が明言した。 米国のトーク番組「The Late Show」に出演したクレイグは、ホストのスティーヴン・コルベアから「ジェームズ・ボンド、やるの?」と訊かれ、一言「イエス」と返答。会場から大歓声が上がる中、2人は立ち上がって握手し、コルベアはカメラ目線で「ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドとして戻ってきますよ」と断言してみせた。 2019年11月8日に公開が予定されている『007』最新作は記念すべきシリーズ25作目。クレイグにとっては5作目となる。
2017年08月16日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)のニューヨーク限定モデル「ニューヨーク リミテッド」が、2017年8月15日(火)より、国内のダニエル・ウェリントン直営店にて数量限定で発売される。今回日本でもリリースされる事となった「ニューヨーク リミテッド」は、上品なローズゴールドケースに、イタリアンカウレザーを使用したダークネイビーあるいはバーガンディのレザーベルトを採用したモデルだ。無駄を徹底的に削ぎ落としたシンプルな立体バーインデックスと、透き通るようなエッグシェルホワイトの文字盤を採用。ダニエル・ウェリントンらしいミニマルなシルエットと、定番ラインナップには存在しないカラーベルトとローズゴールドの絶妙なコントラストで、シックな大人の雰囲気を演出してくれる一本となっている。【商品情報】ダニエル・ウェリントン「ニューヨーク リミテッド」発売日:2017年8月15日(火)価格:ケースサイズ 36mm 22,000円+税/ケースサイズ 40mm 24,000円+税ベルトカラー:2色展開(ダークネイビー、バーガンディ)※それぞれ500個限定取扱店舗:ダニエル・ウェリントン 直営店<仕様>ケース:316Lステンレスケースサイズ:36mm / 40mmケース厚:6mm防水:3気圧ダイアル:エッグシェルホワイトムーブメント:日本製クォーツストラップ:イタリアンレザー【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2017年07月31日『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフがまさかの死体役で主演を務め、『オクジャ/Okja』『ルビー・スパークス』のポール・ダノと共演する話題作『スイス・アーミー・マン』。このほど本作の日本公開が9月22日(金)に決定。併せて、驚きの予告映像が解禁された。無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにそのとき、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気づく。しかも、その力は次第に強まっている。ハンクは意を決してその死体にまたがると、ジェットスキーのように発進、無人島を脱出しようと試みる!様々な便利機能を持つ死体の名前はメニー。苦境の中、死んだような人生を送ってきたハンクに対し、メニーは自分の記憶を失くし、生きる喜びを知らない。「生きること」に欠けた者同士、力を合わせて大切な人がいる故郷に帰ることを約束する。果たして2人は無事に家へとたどり着くことができるのか――!?先日公開された特報では、ジェットスキーのように海を疾走する“死体”(=ダニエル・ラドクリフ)が大変話題になった本作だが、このほど解禁となった予告映像の衝撃度もなかなかのもの。ひとりきりで遭難するという絶望的な状況で出会ったのは、見知らぬ死体。「気が狂いそうだ…死体でもいいから話したい…」と、孤独に耐えきれず話し続けるハンクに、なんと死体が返事を…というだけでも驚きなのに、なんと死体にはスイス・アーミー・ナイフも顔負けの便利機能が満載!「ジェット噴射機能」から、話し歌う「会話機能」、口から水が大量に噴出する「水筒機能」、遠くまで物を飛ばしたり、獲物を捕らえることも可能な「銃機能」、チョップで大木も真っ二つにできる「斧機能」、さらに火が噴きだす「バーナー機能」、ロープをいとも簡単に切ってしまう「歯カッター機能」などなど…。コミカルで、ちょっぴり怖い、死体とのサバイバルライフに釘付けになってしまう一方、美しく“マジカル”な光景と、メニーとハンクの趣深い会話が楽しめる、盛りだくさんの映像となっている。また、併せて解禁された、海を駆ける2人の雄姿を切り取ったポスターも、カモメが空を舞う中、ハンクが跨るメニージェットスキーの勢いそのまま、躍動感に溢れたデザインが目を引く。果たして2人の冒険はどこに向かうのか?無事に大切な人がいる故郷に帰ることができるのか…?奇想天外なふたりが贈る青春サバイバル・アドベンチャーの魅力を、まずはこちらの映像から味わってみて。『スイス・アーミー・マン』は9月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日昨年12月のダニエル・クレイグ写真:Splash/アフロ 『007』シリーズで6代目ジェームズ・ボンド役を務めているダニエル・クレイグ(49)。2015年の『007 スペクター』を最後にボンド役を降りる意志を表明していたが、一転翻意し次回作への出演を承諾したと英『Mirror』紙電子版が伝えている。 「いくらギャラを積まれてももうボンドはやらない」「もう一度『007』に出演するくらいなら手首を切る」など、クレイグは少々過激な表現でボンド役と決別することをアピールし続けていた。これに呼応し、次期ボンドに目されている候補としてイドリス・エルバやトム・ハーディ、エイダン・ターナーらの名前が挙がり、ファンの間では議論が白熱していた。 しかし、ここに来てシリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリがクレイグの出演確約を取り付け、さらにアデルを『007 スカイフォール』に続き主題歌を担当するアーティストに指名したという。彼女が歌った「Skyfall」は007シリーズのテーマ曲として初めてグラミー賞、ゴールデングローブ賞、ブリット・アワードを受賞している。 また、『007 スカイフォール』『007 スペクター』を担当した脚本家ジョン・ローガンが続投する可能性も高いという。 新作は来年クランクインし、2019年もしくは2020年の公開を目指す。
2017年07月10日アカデミー主演男優賞を史上最多3回獲得した唯一の俳優として知られる名優ダニエル・デイ=ルイスが、俳優業からの引退を宣言した。「Variety」誌によると、火曜日(現地時間)にダニエルのスポークスマンが「ダニエル・デイ=ルイスが俳優として働くことはもうありません。彼は長年に渡り一緒に仕事をしてきた人々や観客に大変感謝しています。個人的な決断ですので、この件に関して彼や関係者がこれ以上のコメントをすることはありません」とのコメントを発表。引退の具体的な理由は明らかにしなかった。現在60歳で今後の活躍にも期待されていたダニエルだが、今年のクリスマスに公開予定の『Phantom Thread』(原題)が最後の出演作品となる。この作品で、ダニエルは2回目のアカデミー主演男優賞に輝いた主演作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・アンダーソン・トーマス監督と再びタッグを組んでいる。『Phantom Thread』のプロモーション活動には参加するとのことで、年内は“俳優”のダニエルを見ることができそうだ。ダニエルは徹底した役作りに定評があり、『マイ・レフトフット』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『リンカーン』でアカデミー主演男優賞を3回受賞。『父の祈りを』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』で主演男優賞ノミネートを2回受けた。(Hiromi Kaku)
2017年06月21日2013年の第85回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞Matt Brown /(C)A.M.P.A.S. 『マイ・レフト・フット』(1989)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)、『リンカーン』(2012)で、歴史上ただ一人、3度のアカデミー主演男優賞を手にしたダニエル・デイ=ルイス(60)が、俳優引退を表明した。Variety誌が報じている。 デイ=ルイスのスポークスパーソンは引退報道を認め、以下の声明を発表した。 「ダニエル・デイ=ルイスは現在、俳優としての活動を行っておりません。長年に渡って協力くださった皆さん、観客の皆さんに、彼は心から感謝しています。これは個人的な決意であり、今後この件については彼本人および代理人からのコメントは致しません」 40年のキャリアを締めくくる最後の出演作は、『ゼア・ウィル~』でタッグを組んだ監督、ポール・トーマス・アンダーソンの作品『Phantom Thread(原題)』になるという。ハイファッションの世界をテーマとしており、12月25日に公開を予定している。 引退の理由については明かにしていない。
2017年06月21日「ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)」より、初のホワイトレザーを採用したウォッチ「クラシック ペティット ボンダイ」が登場。2017年6月9日(金)より直営店及び全国のダニエル・ウェリント取扱店にて発売中。「クラシック ペティット ボンダイ」は、小ぶりな文字盤が特徴の「クラシックペティット」シリーズにブランド初のホワイトベルトを採用したもの。少し華奢なフォルムや、文字盤からベルトまで統一されたホワイトカラーが、繊細で上品なシリーズだ。文字盤にはのエッグシェルホワイトを使用。滑らかで透き通るようなホワイトが、より繊細で洗練された気品を際立たせている。文字盤をローズゴールドで縁取ったものと、シルバーで縁取ったもの2種類で展開。ローズゴールドは、その華やかで上品な輝きがよりエレガントな印象を強める。そしてシルバーは、大人なスマートさを感じさせるデザインに仕上がっている。【詳細】ダニエル・ウェリントン「クラシック ペティット ボンダイ」発売時期:2017年6月9日(金)販売場所:ダニエル・ウェリントン直営店、全国の取扱店価格: DW00100189 (ローズゴールド) 18,000円+税 DW00100190 (シルバー) 18,000円+税 【問い合わせ先】 株式会社ビヨンクール 東京営業所 TEL:03-6804-5258 大阪営業所 TEL:06-6271-2301
2017年06月13日1996年に公開され全米はもちろん日本でも大ヒットを記録。昨年には20年ぶりとなる続編も公開されこちらも大ヒットしたSF超大作『インデペンデンス・デイ』が、6月10日(土)今夜、フジテレビ系「土曜プレミアム」で放送される。アメリカ独立記念日を控えた7月2日の早朝のニューメキシコ。巨大な影が月を覆い宇宙センターの衛星アンテナが奇妙な音をキャッチする。それは巨大な異星人の宇宙船だった。その情報をホワイトハウスのホイットモア大統領は大統領補佐官コンスタンス、国防総省参謀本部長グレイ将軍と共に知る。その頃大統領夫人マリリン(メアリー・マクドネル)はロサンゼルスにいた。その後、異星人の宇宙船は突然人類を猛撃。世界中の大都市が壊滅状態となる。翌7月3日、宇宙船からの攻撃でワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどをはじめ世界の各都市は廃墟と化し地球滅亡の危機が迫っていた。米大統領は人類の存亡をかけて宇宙船への核攻撃を決行するが失敗に終わる。そして7月4日、インデペンデンス・デイ(独立記念日)、米大統領の指導の下、ついに人類は史上最大の作戦を開始する…。タイトルにもなっている“独立記念日”の前日である1996年7月3日に全米で公開(日本は同年12月公開)された本作。当時その映像の迫力が大きな話題となり本作は第69回アカデミー賞最優秀視覚効果賞を受賞している。アメリカ空軍パイロット・スティーブン・ヒラー大尉を演じ本作でスターダムにのし上がったウィル・スミスをはじめ、ホイットモア大統領にビル・プルマン、ヒラーと共に異星人との闘いに参加するデイビッド役にジェフ・ゴールドブラムといったキャスト。今夜の放送では吹き替えキャストとしてウィル・スミスを山寺宏一が、ビル・プルマンを古川登志夫が、ジェフ・ゴールドブラムを磯部勉が、メアリー・マクドネル演じる大統領夫人のマリリンを佐藤しのぶがそれぞれ演じる。製作総指揮、監督、脚本は『デイ・アフター・トゥモロー』『紀元前1万年』『2012』などのローランド・エメリッヒ。昨年公開された続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』にもビル、ジェフら本作のメインキャストの大半が出演。本作を観た後は『リサージェンス』を鑑賞してみるのもいいかもしれない。土曜プレミアム『インデペンデンス・デイ』は6月10日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月10日