川久保玲によるコム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇON SHIRT)が2018-19年秋冬コレクションショーを開催。
2018年05月14日コム デ ギャルソン・シャツ ボーイ(COMME des GARÇON SHIRT BOY)が2018-19年秋冬コレクションショーを開催。
2018年05月14日川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)は、工事中のシャトレ劇場の舞台を会場に2018-19年秋冬コレクションショーを開催した。コレクションタイトルは「White shock」。パンクを表現するときに用いられる黒を、今回はあえて白にしたといい、「通常行わないことが刺激をもたらす」としている。ブルゾンやジャケットにはウレタンを挟んだ素材を多用し、細かくカットしたパーツを、縫い代を表に出しながらパッチワークしている。モチーフとしては、建築物のタイルや小石を敷き詰めたコンクリートの地面、航空写真やアメリカンコミック、迷彩や文字をカットアップしたものなど様々で、互いに無関係なものが無機質に並べられている印象。一部を除いてジャケットやブルゾン類の身頃合わせはアシメトリーで、それによってヘムも斜めになったアイテムが多く見られた。ボトムには、バギーなショートパンツや丸みを帯びたサテンのキルティングのパンツなどをコーディネート。柔らかくて優しい雰囲気を醸し、無機質なプリントとの対比、素材の硬軟など、様々なコントラストを感じさせた。そして、ショー冒頭と後半、モデル達に合わせられたアーティスト下田昌克の手による恐竜の骨のマスクも、そのコントラストに強さを加えるものの1つとなっていた。
2018年05月12日渡辺淳弥によるジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)が、パリで2018-19年秋冬コレクションショーを開催した。今シーズン、コレクションの中心アイテムとなったのは多様なブレザー。フォルムへの探求はベーシックなアイテムに立ち返り、裏打ちされた確かな技術を要するカッティングにより七変化させていくという、情報化・消費化社会の現代において服の本質をついたような渡辺淳弥アプローチであった。
2018年05月09日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)から新作バッグ「Nouvelle GETA」が登場。2018年4月4日(水)から4月10日(火)まで伊勢丹新宿店にて開催される期間限定ストアで先行発売される。日本の伝統的な履物である"下駄"からインスピレーションを得て生まれたブランドの定番バッグ「GETA」。下駄を彷彿とさせる四角形のフォルムと、バッグの周囲を取り囲むようにつながったハンドルが特徴的だ。「Nouvelle GETA」は、「GETA」をベースに、ハンドルの一部にアクリルを用いて、よりコンテンポラリーなイメージにアップデートした新モデルだ。フォーマルな装いにも、カジュアルなコーディネートにもよく合うが、日本的な要素を含むので和装と合わせても相性よく着こなすことができる。なお、伊勢丹新宿店の期間限定ストアでは、「Nouvelle GETA」は、もちろん、アイコニックなシリーズ「Yリュック」の新色レザーコレクション、財布などのレザ―グッズが、カラーやサイズ展開豊富に取り揃えられる。【詳細】・Nouvelle GETA(ショルダー) 169,000円+税サイズ:H32.0cm/W24.5cm/D9.3cmカラー:ブラック、グレイ・Nouvelle GETA(トート) 198,000円+税サイズ:H46.0cm/W39.0cm/D13.5cmカラー:ブラック、グレイ・Wallet(大) 63,000円+税サイズ:H21.5cm/W10.5cm/D2.5cmカラー:ブラック、ホワイト・Wallet(小) 39,000円+税サイズ:H15.0cm/W10.5cm/D2.5cmカラー:ブラック、ホワイト■期間限定ストア期間:2018年4月4日(水)~4月10日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館1階=ハンドバッグ住所:東京都新宿区新宿3-14-1【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2018年04月03日コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)やメゾン マルジェラ(Maison Margiela)の貴重なアーカイヴをセレクトしたショップ「Archive Store」が3月7日、渋谷・神南にオープンする。コム デ ギャルソン「ドレス」2017年近年、ラフ シモンズ(Raf Simons)やメゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela、現 マルタン マルジェラ)、ヘルムート ラング(Helmut Lang)といった、デザイナーたちの過去の名作に注目が集まっている。消費され価値が更新されていくモードの流れに埋もれることなく、それらの作品は時と共に輝きを増している。ヴィンテージという概念にも当てはまらず、アートとも異なる、そんな貴重な「アーカイブ」が一堂に集まる場所がこれからの時代に必要なのではないか、という思いから「Archive Store」が誕生した。店内では、2003年のディオール オム(Dior Homme)のナポレオンジャケットや、2003年のラフ シモンズのカスタムボンバージャケット、1999年のメゾン マルジェラ アーティザナル コレクションのドッグタグネックレス、メゾン マルジェラのインビテーションプレートといったデザイナーたちの貴重な過去の作品をラインアップ。ティファニー(TIFFANY&Co.)や、ヨウジヤマモトなどのブランドも取り扱う他、定期的にポップアップイベントを開催。特定のブランドのアーカイブだけを集めたイベントや、様々なブランドからキュレーションされた企画展などが予定されている。メゾン マルジェラ アーティザナル コレクション「Artisanal Bottle Cap Vest」2006年3月7日から3月31日までは、洋服やファッションに対するマルジェラの哲学が最も色濃く反映された「アーティザナル(Artisanal)」コレクションから、傑作と呼ばれるアイテムたちを集めたエキシビジョンを開催。「0」「0 10」を冠した同コレクションは、世界中から集めたヴィンテージ、アンティークをひとつひとつ解体し、構成要素を綿密に検討した後、再構築した特別な作品たちを展開。 また、手作業によって仕上げられるため生産数は限りなく少なく、完成までに膨大な時間が掛けられている。時を経ても異彩を放ち続ける珠玉の名作たちを、「Archive Store」で堪能してみては。【店舗情報】Archive Store住所:東京都渋谷区神南1-12-16 和光ビルB2F公式サイト:www.archivestore.jp【イベント情報】Archive Store オープニングレセプション日程:3月7日時間:19:00〜21:00OPENING POPUPMaison Martin Margiela” Archive Items会期:3月7日〜3月31日
2018年03月09日ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)の2018-19年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。キーワードは、ベーシックになっているものを新しく構築すること。新しい着眼点から洋服と向き合うことで洋服そのものにより豊かな表情をもたらしているように映る。テーラードジャケットやトレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、スカジャンなど男性的な要素の強いピースが主役。かっちりとしていて知的、またはスポーティーでワイルド。そういったアイテムそのものの印象は壊れていないが、シルエットそのものは原型を維持することなくアレンジされる。アームはストンと落ちるストレートなラインは消え、テキスタイルをふんだんに使ったドレープ、フレアなシルエットといったフェミニンなスタイルで登場する。かと思えばボディよりずっと長くアームをとってシャープに決めたもの、斜めにカットアウトしてフレンチスリーブ風にしたものもある。ジャケットと相性のよい白シャツ。クラシックなピースは、昨シーズンもブランドが取り組んでいたプリーツ加工によってベーシックから距離をとる。アームラインとボディの一部分にランダムにプリーツを配して、アシンメトリーなフォルムとアンバランスなシルエットを構築させた。テーラードのピースが多い中、印象的に差し込まれたフラワーファブリック。どこか懐かしみを感じさせるレトロなフラワープリントは、ソフトな質感のワンピースに取り入れられた。やはりここでも定番を崩すことがキーワードに。本来は首下~胸元で止まっているはずの襟口がデコルテを強調するように、大きく開かれている。今季のニュースは2つのブランドとのコラボレーションシューズの登場だ。ドイツのバッファローとのコラボレーションでは厚底スニーカーを提案。リアルパイソンで仕上げたシューズはエッジの効いた仕上がりだ。またリーボック(Reebok)とは、スタッズ付きのハイカットスニーカーをデザインしている。
2018年03月08日コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARÇONS HOMME)が、2018-19年秋冬コレクションを発表。
2018年02月06日ラグジュアリーアクセサリーブランドのディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)が、2018年春夏コレクション「discord Syndrome」を全国のディスコード ヨウジヤマモト及び、ヨウジヤマモト(ディスコード取扱店)にて1月10日より展開する。山本耀司が創るアバンギャルドなカッティング、シンプルながら大胆な分量感のある服づくり。それらがデザインに落とし込まれたコンセプチュアルなバッグコレクションに、アイコニックな定番シリーズが加わり完成される同ブランドのシーズンコレクション。「Flap Hand-Bag」(10万3,000円)今回は、クリエイションの蓄積をベースに様々なトーンでアウトプットされたアイテムが「discord」という現象を纏って登場。直線と曲線で構成されたアシンメトリーなデザインが特徴的な「Flap Hand-Bag」(10万3,000円)、繊細さと大胆さが共存する「Hobo Bag」(11万8,000円)、Yリュック シリーズの新作「Y-Back Pack – Linen」(6万8,000円)、サイドが紙のように折り重ねられたビッグレザートート「‘ORI’ Leather Tote」(9万8,000円)、人気のGETAシリーズのスモールサイズ「GETA Small Bag」(15万5,000円)がラインアップ。ベージュやブラック、暖色系のレッドを中心とし、ホワイトやブルー系の寒色をアクセントに、マチュアで洗練されたカラーリングが春夏シーズンを演出する。Photographed by Mika Ninagawaスペシャルヴィジュアルは、2017年秋冬コレクションに続き写真家・蜷川実花が撮影。ディスコード GINZA SIX店の他、2018年春夏コレクションカタログ、ディスコード オフィシャルウェブサイト()などで公開中。なお、ディスコード2018年春夏コレクションはGINZA SIX店を始め、伊勢丹新宿店、岩田屋本店、大阪タカシマヤ店、ヨウジヤマモト青山本店では、昨年の11月下旬より一部アイテムを順次先行展開している。
2018年01月09日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、2018年春夏コレクションの新作バッグを2018年1月10日(水)より全国のディスコード ヨウジヤマモトおよび、ヨウジヤマモトの取り扱い店舗にて発売する。2018年春夏コレクションのテーマは「discord Syndrome」。今まで作り上げたコレクションをベースに、不協和音を奏でながら新たなシンドロームを巻き起こしていく。様々な表情や方向性を持って生み出されたバッグは、フォルムは多彩だが一貫して強い存在感を放っている。アシンメトリーなデザインのレザーハンドバッグは、大胆な造形のフラップが目を惹く。丸みを帯びた本体と、フラップの描くラインが、複雑な造形を構築し絶妙なバランス感を生む。置いた時に重心が傾く、ユニークな表情のバッグだ。ビッグレザートートはサイドを折り紙のように折り重ねたデザイン。ベージュ、ブラック、レッドの3色を展開する。薄くて柔らかい天然革を使用しており、長く使っているかのような親近感や、深みのある色合いが特徴的だ。肩にかけた時のドレープが美しいホーボーバッグも、新たにラインナップに加わる。縄のようなデザインのハンドルが、ソフトなボディとは対照的に、硬質な印象を描く。非対称に施されたマチが大胆さを加え、インパクトとエレガンスが共存するバッグとなっている。その他、定番の「Yリュック」を麻素材でアップデートしたモデルや「GETA」バッグのスモールサイズも登場する。ビジュアルは、前シーズンに引き続き写真家の蜷川実花が撮影。春夏の柔らかい日差しに照らされ、静かながらもアバンギャルドなオーラの漂うビジュアルに仕上がっている。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト 2018年春夏コレクション発売日:2018年1月10日(水)※ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス店、伊勢丹新宿店、大阪タカシマヤ店、ヨウジヤマモト青山本店、ヨウジヤマモト 岩田屋本店では、一部先行展開中。取扱場所:全国のディスコード ヨウジヤマモトおよび一部のヨウジヤマモト店舗・Flap Hand-Bag(レザーハンドバッグ) 103,000円+税カラー:ベージュ、レッド、ブラック・Hobo Bag(レザーホーボーバッグ) 118,000円+税カラー:ベージュ、レッド、ブラック・‘ORI’ Leather Tote(レザートートバッグ) 98,000円+税カラー:ベージュ、レッド、ブラック・Y-Back Pack – Linen(リネンYリュック) 68,000円+税カラー:ホワイト、ブラック・GETA Small Bag(レザートート&ショルダーバッグ) 155,000円+税カラー:ホワイト、ネイビー、ブラック
2018年01月08日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)より、アイコニックなバッグ「Y リュック」の新作および限定モデルが登場。伊勢丹新宿店にて、2017年11月8日(水)から11月14日(火)まで開催される期間限定ストア「Le studio au Bois」において先行販売される。登場モデルは、伊勢丹新宿店の会期終了後、ギンザ シックス、福岡岩田屋、大阪タカシマヤ、名古屋パルコ midiで順次販売予定。2015年春夏コレクションで登場して以来、定番モデルとして好評の「Y リュック」コレクションは、素材やディテールにアレンジを加えて今回もアップデート。ブラックのフェイクファーをあしらったモデルや、シックなカラーリングのハリスツイードを採用したモデル、シルバーカラーが華やかなクリスマスモデルなど多彩なラインナップが揃う。オーストリッチを用いた受注生産リュックや、オリジナルサイズよりも大きめのサイズのリュックも展開。「Y リュック」を小型化したようなフォルムの、ミニサイズのポーチも新たに販売される。アーティスト・天野タケルとのコラボレーションアイテムも発表する。全て、天野タケルがハンドペイントで直接絵を描いた一点物。デザイナーの山本耀司の愛犬“凛”がポップなタッチで描かれていたり、鮮やかな色使いのペイントが施されていたり、とユニークな世界観が広がる。伊勢丹新宿店の期間限定ストアでは、ディスコード ヨウジヤマモトが過去に使用したレザーをキャンパスに、天野タケルが絵を描いたペインティングワークも展示される。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト Y リュック コレクションY Backpack Black Ostrich・Basic 650,000円+税 ※受注生産Y Backpack Big Black・Big 128,000円+税Y Pouch・Pouch(ブラック、グレー、オレンジ、ネイビー) 36,000円+税Y Backpack Harris Tweed Collection・Basic 88,000円+税・Middle(ワンショルダー) 68,000円+税・Pouch 34,000円+税Y Backpack Takeru Amano Collection・全4種 各280,000円+税 ※全て一点物■伊勢丹新宿店期間限定ストア「Le studio au Bois」会期:2017年11月8日(水)~11月14日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館 1階=ハンドバッグ住所:東京都新宿区新宿3-14-1■Y リュックコレクション展開予定・discord ギンザ シックス 11月17日(金)~・discord 岩田屋(福岡)11月15日(水)~21日(火)・discord 大阪タカシマヤ 11月15日(水)~21日(火)・discord 名古屋パルコ midi 12月1日(金)~【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2017年11月10日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)とコンバース アディクト(CONVERSE ADDICT)のコラボレーションスニーカーが登場。2017年11月10日(金)に発売される。ベースとなったのは、60年代のヴィンテージディテールを追求しながら、機能面も充実させた「CHUCK TAYLOR」のハイカットスニーカー。シャープなシルエットのトウキャップ、大きな星マークと2つの小さな星マークが横に並んだ三ツ星デザインのヒールラベルなど、クラシカルなデザインが魅力だ。さらに、温度調整素材を採用したアッパーや高機能なインソール&アウトソールを搭載し、機能性も兼ね揃えている。今回は、コム デ ギャルソンとコラボレーションすることで特別なデザインに。側面に施された、シリコン製の「CDGロゴ」がポイントだ。またソールやアンクルパッチをブラックにすることでシックに仕上げた。カラーはナチュラルとブラックの2色展開となっている。【詳細】コム デ ギャルソン×コンバース アディクト発売日:2017年11月10日(金)価格:28,000円+税取り扱い:コム デ ギャルソン青山店、コム デ ギャルソン直営店9店舗、ドーバーストリートマーケットギンザほか【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217
2017年11月03日トリコ・コム デ ギャルソン(tricot COMME des GARÇONS)が2018年春夏コレクションを発表した。
2017年11月02日エミー賞受賞、ゴールデン・グローブ賞ノミネートほか、米国内で30以上の賞を受賞し、中毒者が続出している海外ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」。そのシーズン1&2のDVDが12月27日(水)より同時リリースされることになった。本作は、パイパー・カーマンが体験した実話をもとに2010年に刊行されたノンフィクション「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女性刑務所での日々」が原作。裕福なニューヨークの家庭で育ったブロンドお嬢様がある日突然、女子刑務所に収監!いじめ、人種差別、同性愛、SEX、裏切り…、未だかつて見たことのない環境でサバイブすることに。問題山積みの刑務所内を舞台に、強烈過ぎる受刑者たちを時にコミカルに、時にスリリングに描いていく。レビューサイト「Rotten tomatoes」では91%の高評価を誇り、あの「ブレイキング・バッド」に次ぐ衝撃と、全世界で中毒者が続出。ドラマアワードで30以上の賞を受賞し、現在もシーズンを更新中。日本ではシーズン3&4のDVDリリースは来春予定となっている。<シーズン1>あらすじ10年前、同性愛関係にあった彼女・アレックスのために麻薬密輸の代金を外国に持ち込んだ罪で、突然、リッチフィールド女子刑務所に収監されてしまったパイパー。順風満帆だった彼女を待ち受けていたのは、いじめ、人種差別、同性愛、SEX、裏切り…、未だかつて見たことのない世界だった。日々一緒に生活をしなければならないのは、個性が強すぎる受刑者や使い物にならない看守たち…。お嬢様育ちゆえに、初めこそかなり手荒い扱いも受けるが、徐々に持ち前の賢さと腹黒さで刑務所生活に慣れていこうとするパイパーだった――。<シーズン2>あらすじニューヨークの快適な暮らしから一変、エキセントリックな囚人たちと刺激的な刑務所(プリズン)ライフを送っていたパイパーは、クリスマスの事件から懲罰房に入れられていた。そんなある日、彼女は別の刑務所に移送されることに。そこで思わぬ人物と再会し、またもや人生を狂わされてしまう。一方、リッチフィールド刑務所では、大物“ヴィー”が戻ってきたことで、受刑者同士の勢力争いが激しくなっていき…。愛すべきキャラクターたちと、女子刑務所内で巻き起こる超過激な“事件”の数々に、あなたも魅了されること間違いなし!「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」シーズン1&2は12月27日(水)よりDVD発売&レンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2017年10月20日川久保玲によるコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は、パリ16区内のロシア大使館を会場に2018年春夏コレクションを発表した。テーマは「マルチディメンショナル・グラフィティ」。他のアーティストの作品を組み合わせて、グラフィティを立体的に見せる、というコンセプトのもとにコレクションを構築。使用されたイメージは、ルネッサンス期の画家アルチンボルド、漫画家・イラストレーターの高橋真琴、戦国時代の水墨画家、雪村といったアーティストたちの作品群。それらをフィーチャーするという形ではなく、1つの素材と捉えてカットアップし、ポルカドット、フローラルプリントのファブリックや、布を何層にも重ねて裂いたものなどを組み合わせている。独自のボリューム感と立体感を作出し、凹凸あるグラフィティ(落書き)が完成していた。さらに小さなプラスチック製のオモチャを集積した装飾をコーディネートして、ナイーヴな側面も加えるが、それが一種ダークな世界観を生み出しているから不思議だ。何気なしに目にしてきたイメージが、想像だにしない形状で現れると新鮮なショックを覚えるが、今回のコレクションはそれを巧みに利用したともいえ、コム デ ギャルソンらしいマジックともいえるのかもしれない。
2017年10月11日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が“闇市”をテーマにしたポップアップショップ「black market COMME des GARCONS」を、10月9日まで阪急うめだ本店 9階 祝祭広場にてオープンしている。全国の百貨店では初開催となる同ポップアップ。1990年代に発表された川久保玲デザインのアーカイブが復刻モデルで登場する他、限定ウエアやインテリア用品など、30種以上の黒いアイテムが数量限定で用意される。1991年に製作された名作Tシャツを忠実に復刻した「ARCHIVE T-SHIRT1」(1万2,500円)と「ARCHIVE T-SHIRT2」(9,500円)や、人気のPVCクラフトペーパーバッグの限定カラーとなるブラック(1万500円)、大きなバックルがアクセントのトート(6,000円)、超人気アイテム「ALPHA MA-1」(6万8,000円)、1980年代に川久保玲が手掛けた幻の家具シリーズから「ARCHIVE CHAIR1」(9万5,000円)などがラインアップ。さらに、伝説のニットを復刻した「HOLE SWEATER」(3万5,000円)や、新アイテム「MOUNTAIN PARKER」(3万4,000円)、「SHELLPARKER」(2万4,000円)が世界初公開される。
2017年09月14日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は、「トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS)」の新店を2017年9月1日(金)六本木・東京ミッドタウンにオープン。また同日より、原宿・GYRE内の「トレーディングミュージアム」もリニューアルオープン。通常店舗と異なるコム デ ギャルソンの発信地「トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン」のテーマは、「過去の価値あるもの、今のもので、且つ他に無いもの、洋服に限らずアートや美しいもの、それらをTRADEする場」であると、デザイナーの川久保玲は語る。六本木店と原宿店は”双子のような存在”と位置付けられ、どちらも通常店舗とは異なるコム デ ギャルソンの世界観を発信していく。それぞれの店舗では、コム デ ギャルソンを筆頭に、コム デ ギャルソン・オム プリュス、コム デ ギャルソン・シャツ、ザ・ビートルズ・コム デ ギャルソン、ブラック・コム デ ギャルソン、ノワール ケイ ニノミヤなどオリジナルブランドを展開。六本木店はこれに加え、コム デ ギャルソン・ガールも取扱う。円柱&曲線を活かした開放感のある空間六本木の新店、そしてリニューアル後の原宿店の目玉となるのは、コム デ ギャルソンが作り出す新しい空間だ。天井が高く白を基調とした開放感のある店内には、円柱型のオブジェが多数並ぶ。この円柱は間仕切りのような役割を果たし、その円柱オブジェの中で一つのブランドを丁寧に紹介する。足を踏み入れると、そのブランドの世界観に包み込まれるような安心感がある。気に入ったブランドのトップス、ボトムス、アウター、小物を同時にチェックできるので、ゆったりと買い物を楽しむことができる。また、円柱オブジェが所狭しと並ぶ店内は、迷路のような楽しさもある。通路はくねくねとうねるように曲がり、オブジェの中の洋服ははっきりと見えない。そのため、オブジェにたどり着くと「ここはコム デ ギャルソンのブースか。」「ここにはコム デ ギャルソン・オム プリュスが揃っている」と、ショッピング中に驚きと発見があるのが面白い。コム デ ギャルソンのエッセンスが詰まった海外ブランド「トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン」両店では、オリジナルブランドのほかに、インポートも取扱う。ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)やクリストファー ネメス(Christopher Nemeth)、モリー ゴッダード(Molly Goddard)、ウォルター ヴァン ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)など、タイムレス、インディペンデントといったキーワードのもと選ばれたブランドが揃う。特に六本木店は、他のセレクトショップでは見られないほどたくさんのアイテムが揃っている。象徴的であるのは、ユニークなTシャツを揃えたTシャツコーナー。カラフルなウォルター ヴァン ベイレンドンクのTシャツは円柱状のオブジェに、アートのように飾られる。ザ・ビートルズ・コム デ ギャルソンやクリストファー ネメス、ゴーシャ ラブチンスキーなどのTシャツも、その周辺に揃い、様々なコーディネートを考えながらショッピングを楽しむことができる。コム デ ギャルソンのアーカイブ展示また、新作だけでなくアーカイブ作品を通して、コム デ ギャルソンの歴史を感じられるのも両店舗の魅力。六本木店には、雑誌『SWITCH(スイッチ)』コム デ ギャルソン特集にて表紙を飾った2015年春夏コレクションより3点をピックアップ。「Rose and Blood(薔薇と血)」のキーワードが反映された、真っ赤なピースが並ぶ。原宿店には、芸術作品のようなコレクションピースを発表する起点となった、2014年春夏コレクションにフォーカス。アートピースのような迫力ある3点の洋服に出会うことができる。両店舗ともに、このアーカイブ展示は内容を変えていく予定。訪れる度に、新しいコム デ ギャルソンの歴史に触れられるかもしれない。コム デ ギャルソン・シャツ復刻シャツ&アート展示も「トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン」のキーワードである「過去の価値あるもの」を表現するものとして、コム デ ギャルソン・シャツの2000年春夏、2001年春夏コレクションからパッチワークシャツを復刻発売する。また「洋服に限らずアートや美しいもの」というテーマで選ばれた、アーティストグッズの展示も六本木店で行う。オープニングを飾るのは、レディー・ガガのシューズデザインを手掛けたとして注目を浴びる館鼻則孝だ。館鼻のシューズと共に、書籍も展示販売される。【ショップ詳細】【ショップ詳細】■TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS@ミッドタウンオープン日:2017年9月1日(金)住所:東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン ガレリア1階TEL:03-6804-6607FAX:03-6804-6631営業時間:11:00~21:00敷地面積:約300㎡■TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS@GYREリニューアルオープン日:2017年9月1日(金)住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 2FTEL: 03-3486-8590
2017年09月04日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の複合ストアが、西武池袋本店に新しくオープンする。出店日は2017年8月4日(金)。今回のストアは、2016年8月にリニューアルオープンした5階メンズフロアの複合ショップと、3階インターナショナルキャラクターゾーンの「トリコ コム デ ギャルソン」に続く、西武池袋本店内で三つ目の拠点となる。店内には「コム デ ギャルソン ウィメンズ」「コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン」に加え、複合ショップで取り扱われるのは初となる「ブラック・コム デ ギャルソン」の3ブランドが展開される。「ブラック・コム デ ギャルソン」は、コム デ ギャルソンのアイコン力ラーであるブラックを基本としたアイテムを多く展開しており、シャツやパンツなど幅広いアイテムが手頃な価格で揃うラインとなっている。【詳細】コム デ ギャルソンオープン日:2017年8月4日(金)展開場所:西武池袋本店4階 婦人服フロア 南ゾーン住所:東京都豊島区南池袋1-28-1展開ブランド:コム デ ギャルソン ウイメンズ、コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン、ブラック・コム デ ギャルソン
2017年07月29日川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)は、劇場・コンサートホールであるパリのサル・ワグラムを会場に2018年春夏コレクションを発表した。ランウェイには赤・黄・青・緑のスポットライトがめまぐるしく当たり、モデルたちはスパンコールのジャケットをまとって踊るように歩き回る。まるでクラブのような演出だったが、それはあくまでも演出であり、コレクションテーマは「中身が大事」。ファッションは軽いものではなく、深いものであるとし、本来内側にあるものも工夫して作る姿勢を見せている。そのため、タグが表に縫い付けられたジャケットや、レース地を表に、ライニングにプリンス・オブ・ウェールズチェックを用いたジャケット、色鮮やかな刺繍生地を表に、ライニングにチェックを用いたジャケットなどが登場。ライニングをデザインするという逆の発想を貫いている。スカルプチャーアーティストのモナ・ルイゾンとのコラボレーションによるソフトビニール製人形を配したジャケットは、販売を予定しないショーピースとして見せている。中身が大事としながらも、表向きは非常に華やかでデコラティブ。それは逆説的でアイロニカルで、コム デ ギャルソンそのものだった。
2017年07月02日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)の2017年秋冬コレクションが、2017年7月12日(水)より全国のディスコード ヨウジヤマモトおよび一部のヨウジヤマモト店舗にて展開される。また、ギンザ シックス店、伊勢丹新宿店、大阪タカシマヤ店、ヨウジヤマモト 青山本店、ヨウジヤマモト 岩田屋本店(福岡)では先行販売が開始されている。今シーズンは「Nomad and The City」がテーマ。必要なアイテムを全て身に着けて移動する遊牧民(Nomad)のノスタルジックなイメージと、合理性と機能性を表すクールな都会(City)、という相反する要素を取り込んだコレクションだ。デザイナー山本耀司が、追い求める理想のスタイルのひとつでもあるノマドから紐解かれたのは、どこか暖かみのある郷愁的なデザイン。対照的にコンテンポラリーでソリッドなデザインも提案することで互いを引き立て合う。カラーはブラックを中心に、深みのあるグリーンやバーガンディ、そしてライトなグレーといった奥行きのあるパレットで演出する。7月から展開されるアイテムには“都会的”ムードを重視した。定番バッグ「GETA」は、機能性にも長けたスモールサイズとなり、ハンドルとショルダーストラップが付いた2wayで提案される。トートバッグは、ハリのあるレザーにジッパーを配したシックなムード。中央のジッパーはポケットになり、サイドのジッパーはバッグの幅を変形させる。デザイン性だけでなく、実用性のためにもあしらわれたアクセントだ。そのほか小物類では、花を映し出したシルクシフォンのスカーフやストール、3色展開でミニマルなレザーの三つ折財布も登場する。なお、ビジュアルは、フランス・パリの山本耀司のアトリエを舞台に、写真家 蜷川実花が撮影したもの。モデルには、秋元梢を起用している。ギンザ シックス店の限定アイテム発売に向けたスペシャルビジュアルも務めた2人のタッグが再び実現する。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト 2017-18年秋冬コレクション発売日:2017年7月12日(水)展開店舗:全国のディスコード ヨウジヤマモトおよび一部のヨウジヤマモト店舗※ギンザ シックス店、伊勢丹新宿店、大阪タカシマヤ店、ヨウジヤマモト 青山本店、ヨウジヤマモト 岩田屋本店(福岡)では6月1日(木)より先行販売。価格:・Leather Tote Bag -The City-(レザートート) 128,000円+税カラー:グリーン、ブラック・GETA Small Bag(レザー ショルダーストラップ付きトート) 155,000円+税カラー:ライトグレー、ブラック・Tri-fold Small Wallet 28,000円+税カラー:グリーン、バーガンディー、ブラック・Scarf Rose petal/Kurukuma 26,000円+税・Stole Kurukuma 63,000円+税・Stole Sumi Marble 63,000円+税
2017年06月05日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、世界初フルコレクションが揃う旗艦店「ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス」を、銀座の新商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」に2017年4月20日(木)オープン。店舗は、人気ブランドが揃う2階に出店する。旗艦店「ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス」では、2017年春夏コレクションをはじめ、定番の「GETA」シリーズなど、バッグ・スカーフを中心にラインナップ。さらに、本店舗のみで、2014年コレクションの「カクタスシリーズ」を復刻。カクタスとはサボテンで、カクタスの花がモノクロームに表現された写真あしらったバッグやウォレットを揃える。また、Yリュックの限定モデルも登場。カラフルな色彩が楽しく軽やかな気持ちを誘うバックパックは、アルカンターラのテープのような形状の素材を活かし、ユニークなデザインに仕上がっている。さらに、プレミアムアイテムとして山本耀司の直筆サイン入りのコレクションが展開される予定だ。オープニングを記念して「ディスコード ヨウジヤマモト」スペシャルパッケージの「とらや」の羊羹を商品購入者全員にプレゼント企画も行う。オープンに先駆け、限定アイテムのスペシャルビジュアルが公開。撮影を担当したのは写真家・蜷川実花、モデルは秋元梢が務める。「ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス」のオープン前に、ビジュアルに登場した秋元梢が店内へ。新店の印象やビジュアル撮影時のエピソードを聞くことができた。Q:世界初フルコレクションが揃う新店を訪れた感想を教えてください。秋元:ギンザ シックスは、一つひとつの店舗スペースがとても広いですね。ゆったりと買い物ができて、ショッピングにはぴったりなのではと感じています。店舗ごとに色があると思うのですが、「ディスコード ヨウジヤマモト」は目を引きます。折り紙のような独特の作りになっているので、建築的にもユニーク。ぜひ直接足を運んで欲しいなと思います。Q:限定アイテムを実際に手にしていかがでしょうか。秋元:元々、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の洋服は、私服でも仕事でもたくさん着ています。限定復刻した「カクタス」シリーズは、ブランドの世界観が綺麗に出ているなって感じました。触ってもらうとわかるのですが、花の部分だけテクスチャーが異なっていて、そういった繊細なディテールもポイントになっていますね。Q:この「カクタス」シリーズは、ビジュアルにも登場していますね。今回のビジュアルでは、スタイリングを一から担当させてもらいました。メインとなるカバンとスカーフの小物を目立たせるため、どういう風に洋服を組み合わせるか、洋服やメイクで足し算引き算するかを考えて、いろいろ試行錯誤しました。(蜷川)実花さんの作品は、カラフルなイメージあると思うのですが、今回は新鮮ですよ。黒を打ち出して、ブランドの世界観を引き出しました。元々実花さんとは親交があるので「2人でやるんだったらこうだよね」って、話し合いながら一から作り上げたビジュアルです。お店を訪れたら、こちらもぜひチェックして欲しいです。ショップ詳細ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス(discord Yohji Yamamoto GINZA SIX)オープン日:2017年4月20日(木)場所:ギンザ シックス 2F住所:東京都中央区銀座6-10-1TEL:03-6264-5428【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2017年04月14日トリコ・コム デ ギャルソン(tricot COMME des GARCONS)が2017-18年秋冬コレクションを発表した。
2017年03月30日川久保玲によるコム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)が、ヴァンドーム広場のショールームを会場に2017-18年秋冬コレクションのショーを開催した。パイピングやアップリケ、刺繍などで顔を描いたシリーズでスタート。ユーモラスでナイーヴな雰囲気は、前日に発表されたコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)のコレクションと相通じる。ジャカードで顔を描いたニットプルも中盤に登場。一見迷彩柄のように見えるポップな水彩画風のプリントのシャツのシリーズでは、ピンストライプと組み合わせたものや、壁紙のようなフローラルプリント地をスリーブに配したものが見られた。前後の身頃の丈が違うシャツのシリーズでは、前身頃が二重になったものや、Tシャツ身頃になっているものなど、ストリートウェア的解釈を見せる。サーフボードのようなモチーフをアップリケしたシャツは、どことなく享楽的なイメージ。ペイズリーやフラネルなど、様々な素材をパッチワークしたシャツには、グラフィカルでポップなジャカードカーディガンをコーディネート。コム デ ギャルソン・シャツ ボーイ(COMME des GARCONS SHIRT BOY)のパートでは、オーバーサイズのパッチワークシャツや、カラーブロックのニットプル、ベースボールシャツなどが登場し、より一層若さを感じさせた。ピーコートやダッフルコート、綿入りのパーカ類もオーバーサイズで、Aラインのような丸みを帯びていたのが印象的。
2017年02月07日コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)の2017-18年秋冬コレクションショーの会場は、数々のオートクチュールのショーが行われてきたホテル・ウエスティンのボールルーム。コレクションタイトルは「ボーイフッド(Boyhood)」。「嫌なことの多い世の中にあって、少しでも良かった時代を思い出して欲しい」という川久保玲の願いが込められている。粘土細工の型のようなパーツ、ポップなプリント、ホイップクリームのような立体モチーフなど、少年時代をイメージさせる要素が随所に散りばめられていた。ジャケットとバギーパンツのセットアップには、バッサリとカットされたシャツとベストをインナーに合わせ、現在(嫌なことの多い現代)と過去(良かった少年時代)を表しているかのよう。バックサイドがカットされたラメのジャケットなども登場。身頃が二重になったジャケットや、二着のジャケットを繋ぎ合わせたかのようなジャケットなど、どれも二面性が感じられるものばかり。粘土細工の型のようなラバー製のパーツは、恐竜や車、機関車などを象り、シャツのヘムやレースアップシューズ、ジャケットを飾る。特に大きなパーツがバックに取り付けられたジャケットは、強いインパクトを残した。キャンディダ・アルバレス(Candida Alvarez)によるポップなプリントや、ジャケットのバックサイドを飾ったスコット・ホーヴ(Scott Hove)によるシリコン樹脂製モチーフなど、アーティストたちとのコラボレーションも、楽しさだけではない、ダークな側面を呼び起こし、コレクションにアクセントを加えていた。
2017年02月07日フェンディ(FENDI)が洗練されたバッグ「ドットコム」のニューファミリーとして、1月より新作のスモールレザーグッズの販売を開始する。ボクシーなフォルムが特徴のバッグ「ドットコム」に続くコンパクトなミニサイズの「ドットコム クリック」に新たな仲間が登場した。スリムな見た目に反して収納力の高さが特徴のラウンドジップウォレットには、5つのポケットとジップポケット、そして8つのカードケースが完備されており、少し長めのファスナープルも特徴だ。また、モダンなクラッチには細いロングチェーンが付属しており、実用的なデイリーウエアからスーパーフェミニンなドレススタイルにまで幅広く活躍する。スモールレザーグッズには「ドットコム」シリーズの特徴であるキルティングのラムレザーと、アイコニックでグラフィックな丸いスタッズがあしらわれており、フックにはAからZまで選べるミンクファーがあしらわれたアルファベットチャーム「ABクリック」を飾ることでオリジナルのカスタマイズが楽しめる。「ドットコム」スモールレザーグッズはフェンディ直営店と公式デジタルブティックにて購入が可能だ。
2017年01月22日ちょっとしたキツいことを言える関係って、少なくともお互いに褒めることしかできない関係よりは、進んだ関係といえそうです。なので男子も、気になる女子からピリッとスパイスの利いたことを言われるとうれしくなってしまうんですね。「俺たちも、もうそういうステージか~」と。そんなわけなんで、気になる男子とある程度仲良くなってきたら、いい感じのちょいディスりを入れて、男子を喜ばせてあげてください。そこで今回は、20代男子30人と一緒に「言われてうれしい『ちょいディス』」について考えてみました。■1.「いじわる~」「ちょっとディスって、それをさらに『もういじわる~』ってディスり返されたい。そういう絡みって、心地がいいから」(大学生/21歳)こういうふうに返すと、その男子のいじわるな言動を許容してますっていうのがまず伝わります。こうしたソフトなディスリ合いというかいじり合いが、なんというか、仲がいいからこそのコミュニケーションに感じてくるわけです。■2.「歩くの早いよ~」「彼女とかから『ちょっと~、歩くの早い~』って言われたい。なんか『もっと優しくリードして』って言われてるみたいでうれしいから」(フリーター/23歳)たしかにこの一言は、そういうふうにも聞こえますし、「ちゃんと一緒に並んで歩こ」っていうふうにも聞こえます。いずれにせよ、なんかこの発言自体が仲良しカップルのそれっぽくて、いい感じですよね。■3.「おなか出てるよっ」「最近おなかが出てきて、おっさん化を実感する日々。これを女子にいじられるのはちょいと傷つくけど、同時にツンっておなかを触ってくれるなら、プラマイプラスかな!」(公務員/26歳)だそうです。20代を越えていい年になってくると、たいていの男子はおなかが肥大化してきますから、ほぼすべての男子にこれは使えそうですね。■4.「つまんない~(笑)」「女子を笑わせようとして話をしたときに、一番うれしいリアクションは、『つまんないよ~』って言いながら笑う反応。すげーうれしい」(大学院生/24歳)たしかに笑いながら「面白い~」っていうと、ほんのちょっとお世辞っぽい感じもしますよね。「くだらないな~」とか言いながらも顔は笑ってしまってるところに、本当に楽しんでる感が出ますよね。■5.「だらしないなー」「だらしない男子は、だらしないことを指摘されるのはまんざらでもないと思うんだ。なんかこれを言われると、自分のだらしなさを受け入れてもらってるような気持ちになるから」(映像関係/27歳)別に受け入れてるわけじゃないと思いますが、まあドン引きしすぎてディスることもできないみたいな状態じゃないってのは言えそうですね。こういうふうに、男子のネガティブな部分をサラッと笑いながらディスってあげると、相手は「心地いい」って思ってくれることが多そうです。■おわりにどうでしたか?今回紹介したのは、正直ディスりかどうかすら怪しいような、本当にソフトなものばかり。でも、それもそのはず。男子はナイーブですので、マジのガチでディスってしまうと、普通にシュンってなっちゃいます。あくまで、猫ちゃんの甘噛み感覚で、ちょっとだけディスるのがコツですよ。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月09日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するアクセサリーブランド、ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)から、2017年春夏の新作バッグが登場。全国展開に先駆け、伊勢丹新宿・銀座三越・大阪タカシマヤ・岩田屋三越・青山本店にて、2016年12月9日(金)より先行発売される。「Fragment(和訳:断片)」をテーマに掲げた2017年春夏のバッグコレクションの中で特に注目したいのは、新たなアイコンバッグとして登場する「カッティング」シリーズ。デザイナー山本耀司が最も大切にする、服づくりの際のカッティングをバッグに落とし込んだアイテムで、ユニークなフォルムと計算されたシンメトリーな作りが特徴だ。また、ブランドデビュー以来人気の「Y リュック」、トートバッグ「GETA」シリーズの新色や、ウォレットとバッグの機能を一体化した「ロングウォレット」シリーズなどもラインナップ。そしてスカーフコレクション、ウォレットコレクションからも、キーカラーとして透明感のあるシャボン玉やマーブル柄を採用した春夏らしい新作が展開される。【商品情報】ディスコード ヨウジヤマモト 2017年春夏コレクション発売日:2016年12月9日(金) ディスコード 伊勢丹新宿・銀座三越・大阪タカシマヤ・岩田屋三越・青山本店で先行発売
2016年12月12日コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS)の2017年春夏コレクションが発表された。黒と白を基調とした世界に現れる、ジャケット・シャツ・フレアスカート・クロップドパンツ。コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン好きなファンであれば、デイリーワードローブであるはずの‟定番”ピースたちが、今季はアートピースのような特別なものへと昇華している。小さな丸襟のブラックワンピースは、膝が隠れるほどの丈感で本来であれば上品な洋服。しかし今回は、フラワー模様をパンチングするように施し、さらにシースルーのアームカバーを添えた。この透明な空洞の中には、コットンやクロスペーパーが詰め込まれ、ファッションアイテムというより芸術作品のような印象。光沢あるタフタのワンピースにはスパンコールをたっぷりと、またテーラードジャケットには刺し子のような細やかな刺繍を施して、活躍の場を日常から特別なシーンへと移している。また、数枚レイヤードしているように見えるギミックなデザインも特徴的。ブラックジャケットの下にインナーを忍ばせたように見えるルックも、実は1枚のトップス。ジャケットを裏返しにするように、背中部分をおなかの辺りに配置し、前身頃をカーディガンを羽織るように重ね合わせることで、ぱっと見ではわからない複雑な構造を作り上げている。黒と白の世界に投じられる、刺激的な色彩。レーヨンベルベットのブルーパンツは、波打つように揺れ動き、星のように光沢を放つ。また、ボタニカルモチーフの刺繍パンツも、オレンジやグリーン、ブルーなどが一枚の中で顔を出し、異国なムードを醸し出している。
2016年11月06日トリコ・コム デ ギャルソン(trict COMME des GARÇONS)の2017年春夏コレクションは、ロマンティックで軽やか。チュールやレースといった、透け感のある素材が主役を担い、春風のように穏やかな空気を運んでいる。始まりはチュールのトップスから。うねるように胸元で波打つ生地、その下から繊細なレースや花模様が並んだプリーツ地、スパンコール刺繍が顔を出している。合わせたスカートは、様々なシースルー地をランダムに重ねたもので、一部分をラウンドカットしたり、模様違いに繋ぎ合わせたり、ギャザーを寄せて変形させたりして、豊かな表情を創り出している。中盤から登場するブラック&ホワイトのルック。このクラシックウェアも、今季は軽快な印象だ。ロングコートは麻を交えたコットンで作り上げ、シャツにはナイロンオーガンザを用い、刺繍を全面にあしらった。キュプラとレーヨンを合わせた丸襟ジャケットは、なめらかな触り心地で‟早く春になって纏いたい”といった衝動へと繋げる。淡く柔らかなムードは大きく広がり、ディテールへも。多くの装いにはフリルがあしらわれ、胸元や袖口、ぺプラム辺りを彩る。テープで描いた花模様やカット刺繍、爽やかなホワイトのステッチも好印象で、フェミニニティをドラマティックに見せてくれる。序盤に提案されたリボンのニット、シースル地に浮かび上がるウールのモチーフはどこか懐かしく、心をほっこりとさせてくれる。
2016年11月06日トリコ・コム デ ギャルソン(tricot COMME des GARCONS)が17SSコレクションを発表した。
2016年11月03日