真田広之渾身のハリウッド初主演、プロデューサー作である、戦国スペクタクル・ドラマシリーズ『SHOGUN-将軍-』。その大ヒットを記念して、フィナーレとなる9話&10話の上映イベントが開催され、キャストの金井浩人、穂志もえか、西岡徳馬、竹嶋康成、向里祐香、洞口依子、宮本裕子が登壇した。司会者からそれぞれ撮影で印象に残ったエピソードを聞かれると、まず主人公・虎永(真田)の側近・戸田広松を演じた西岡は、「初日、夜中の3時に迎えに来られて現場に着いたら雨だったんですよ。今日は中止だなと思っていたら『雨は関係ない』って。全シーン雨でも撮影しましたから、日本ではちょっと考えられないことでしたね」とハードな現場を振り返った。若き大名・樫木央海を演じた金井は、叔父の樫木薮重を演じた浅野忠信について「浅野さんとのお芝居は日々学びが多く、現場以外にも散歩に行ったり、食事をしたり、遠出したり、お電話したり……撮影内外ですごく濃い時間を過ごさせていただきました。終盤は撮影が終わってしまうことと、浅野さんと一緒にいられる時間がなくなってしまうことが悲しくてやりきれなかったです」と、あふれんばかりの”浅野愛”を披露!?今作を経験して、海外に挑戦したい思いが強くなったという金井は、「浅野さんに話したら、どういう根拠か分からないけど、『浩人なら絶対できるよ』と言ってもらえたのがすごく心に響いて。僕のモチベーションになっています」と満足気に語った。戸田広松の孫娘・宇佐美藤役を演じた穂志は、各国の映画配信作品のレビューサイトで評価が高く、エミー賞の助演女優賞に推す声も上がっているという。その話題を振られた穂志は、「びっくりしています。でも私一人じゃ正直何もできなくて、私を藤たらしめたのはスタッフ、共演者の皆さんであり、私がこの作品でいかに環境と人に恵まれたかということが形として見えたのかなと思って、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを表した。そんな彼女の祖父役を演じた西岡は「(評価されているのは)素敵なことだね。僕はもえかと何シーンかあって、彼女が『どうしていいか分かんない』となっていた時に、『どうなってもいいから、気持ちでやろう』と言いました。時代劇は形から入るものが多いけど、もう形を気にしなくていいから中から作ろうと。それで後から形ができればいいかなって。そしたら彼女は気持ちで演じてくれたから、芝居がすごくやりやすかったし、良かったと思うよ」と”孫娘”に優しいまなざしを向けた。虎永の正室・桐の方を演じた洞口は、「私は今年デビュー40年ですが、真田さんから『お互い長くやっていると、いろんなことがあったよね。お互いの人生を2人の役に投じるのはどうかな』と言われて、素敵だなって思いました。私が役で悩んでいた最初の頃に、そんな風にプッシュしていただいて……」と、夫婦役を演じた真田との秘話を語った。さらに今回主演とプロデューサーを兼ねて多忙を極めた真田について「真田さんは一体いつ寝てるのかな?真田さんは何人いるのかな?とか、いろんな説が飛び交ってました」と証言し、笑いを誘った。イベントの最後に西岡は「私はハリウッドで作られた日本の時代劇を何本か見ていますが、『えっ!? いや、これは……』という作品が多かった。そういうことになるのは絶対やめようねと真田くんとずっと話してきたけど、それが叶ったと思います。ハリウッドで制作した中では、日本の時代劇ナンバー1だと自負しております。どうぞ、このでっかいスクリーンで、ゆっくりじっくりご堪能ください」と観客に呼びかけた。フォトセッションでは、西岡が「皆のもの、最終回まで見届ける覚悟はできておるか。時が来た。エイエイオー!」と叫び、みんなで決めポーズを。「もうファミリーができあがっていますから」と西岡が言うように、最後まで息ピッタリの7人だった。取材・文/水野幸則
2024年04月26日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で配信中『SHOGUN 将軍』(全10話)のキャスト陣が名シーンを振り返る特別映像が解禁となった。本作は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説をハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズ化。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた武将たちの陰謀と策略が渦巻く「関ヶ原の戦い」前夜の描く。映像に登場するのは、プロデューサー&主人公・吉井虎永役を務めた真田広之、“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子役のアンナ・サワイ、虎永と天下の覇権を争う敵・石堂和成役の平岳大、虎永に長年仕える忠実な腹心・戸田広松役の西岡徳馬、亡き太閤との子を守る母・落葉の方役の二階堂ふみ。本作でハリウッド作品初主演&プロデューサーを務めた真田は、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という熱い想いのもと、日本の実力ある俳優陣&時代劇経験豊富な専門家たちをそろえる事を条件に本作に参加。懐かしみながら映像をみる真田は「丸ごと漁村を作ったスケール感の中で芝居ができることに喜びを感じていた」と振り返り、ハリウッドならではの壮大なセットの中で演技ができたことを感慨深げに振り返る。漁村の場面は衣装やセット、所作まで細かなところまでこだわり抜いた一方でハリウッドならではの臨場感にあふれ、監督と話し合いながらさまざまなアイデアを投入したという真田ならではのこだわりが光る1シーンとなっている。サワイは自身が演じる鞠子が宿命を背負う中で、敵の軍勢を前に薙刀1本で戦う姿をみて思わず涙する。薙刀が折れ歯もかけてしまうほど全身全霊で撮影に挑んだといい、そんなアンナの熱い気持ちがあったからこそ鞠子の力漲るシーンが完成した。さらに平は、虎永と対峙する石堂役の緊張感あふれるシーンが実は撮影初日だったという驚きのエピソードを語り、本音と建前が入り混じる鞠子と落葉の方の秘密の会話を前に佇む按針を微笑みながらみる二階堂は、予想外のことが起きる現場の面白さや演技へのこだわりを振り返る。そして窮地に陥り大坂へ降伏の意を伝える虎永を、強い言葉で諫(いさ)め、長年虎永を支えてきた忠臣・戸田広松の緊張感あふれる演技が“伝説”と話題になった第8話のシーンを、西岡が感慨深い様子で振り返ると、「このシーンをやるために僕はこの作品に参加したと思っていますし、真田もそう思っていた」と2人とも待ちに待ったシーンだったと知られざる秘話を明かす。「朝会ったとき、徳馬さん いよいよあのシーンがきました」と真田から声をかけられたそうで、撮影に1日かかったという命を懸けた対話は観客を釘付けにし称賛の声が続出。言葉にせずとも2人だけが何を思っているかわかっていたと話し、真田と西岡が阿吽(あうん)の呼吸で演じ切るとその場にいた全員が涙したという。“日本の武士道スピリットをこのドラマでみせよう”と固く誓いあい撮影に挑み、その場にいた人たちが涙するほどの真田と西岡による熱演は見逃せない。
2024年04月25日真田広之主演、戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」全10話が、現在ディズニープラス「スター」にて独占配信中。この度、キャストが名シーンをふり返る特別映像が解禁となった。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」が『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、真田広之らハリウッドの製作陣により、新たにドラマシリーズ化。配信開始から6日間で900万の再生回数を打ち出し歴代1位の視聴を記録(※北米では「Hulu」で配信。※2スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品中)。さらにTV業界のアカデミー賞と謳われるエミー賞の最有力として、作品賞、主演男優賞はもちろん、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞など最多ノミネート、及び複数の受賞が期待されている。先日ついにフィナーレを迎え圧巻の結末に大きな注目が注がれる中、プロデューサー&主人公・吉井虎永役を務めた真田さん、“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子役のアンナ・サワイ、虎永と天下の覇権を争う敵・石堂和成役の平岳大、虎永に長年仕える忠実な腹心・戸田広松役の西岡徳馬、亡き太閤との子を守る母・落葉の方役の二階堂ふみらが、全身全霊で挑んだそれぞれの熱い想いをふり返っている。本作でハリウッド作品初主演&プロデューサーを務めた真田さんは、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という熱い想いのもと、日本の実力派俳優陣&時代劇経験豊富な専門家たちを揃えることを条件に本作に参加。懐かしみながら映像をみる真田さんは「丸ごと漁村を作ったスケール感の中で芝居ができることに喜びを感じていた」とふり返り、ハリウッドならではの壮大なセットの中で演技ができたことに感慨深い様子。本場面は衣装やセット、所作まで細かなところまでこだわり抜いた一方でハリウッドならではの臨場感に溢れ、監督と話し合いながら様々なアイディアを投入したというこだわりが光る1シーンとなっている。アンナ・サワイは自身が演じる鞠子が宿命を背負う中で、敵の軍勢を前に薙刀1本で戦う姿をみて思わず涙…薙刀が折れ歯もかけてしまうほど全身全霊で撮影に挑んだといい、そんなアンナさんの熱い気持ちがあったからこそ鞠子の力漲るシーンが完成した。さらに平さんは、虎永と対峙する石堂役の緊張感溢れるシーンが実は撮影初日だったという驚きのエピソードを語り、本音と建前が入り混じる鞠子と落葉の方の秘密の会話を前に佇む按針を微笑みながら見つめる二階堂さんは、予想外のことが起きる現場の面白さや演技へのこだわりを話している。そして窮地に陥り大坂へ降伏の意を伝える吉井虎永を、強い言葉で諫めた長年虎永を支えてきた忠臣・戸田広松の緊張感溢れる演技に“伝説”と話題になった第8話のシーンを、感慨深い様子でふり返るのは西岡さん。「このシーンをやるために僕はこの作品に参加したと思っていますし、真田もそう思っていた」と2人とも待ちに待ったシーンだったと知られざる秘話を明かす。「朝会ったとき、徳馬さん いよいよあのシーンがきました」と真田さんから声をかけられたそうで、撮影に1日中かかったという命を懸けた対話は観客を釘付けにし称賛の声が続出。言葉にせずとも2人だけが何を思っているか分かっていたと話し、真田さんと西岡さんが阿吽の呼吸で演じ切るとその場にいた全員が涙したという。「SHOGUN 将軍」はディズニープラス スターにて独占配信中(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月25日真田広之が主演、初めてプロデューサーとしても参加した戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の第9話&第10話(最終話)上映イベントが4月24日(水)、都内で行われた。戦国の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた物語と、ハリウッドが生み出す壮大なスケールの映像世界が、配信直後から国内外で大反響を巻き起こした本作。イベントには西岡徳馬(戸田広松)、金井浩人(樫木央海)、穂志もえか(宇佐美藤)、竹嶋康成(村次)、向里祐香(菊)、洞口依子(桐の方)、宮本裕子(吟)が出席した。※()は役名主人公・虎永に長年仕える忠実な腹心である戸田広松を演じた西岡さんといえば、壮絶な運命を演じた第8話が“神回”と話題を集めたばかり。「ハリウッドが作った日本の時代劇の中では、最高の仕上がり」と強い自信を示し、孫娘・宇佐美藤役の穂志さんについては、「時代劇は“外側”から演じようとするけど、気持ち気持ちで演じてくれて、こちらもすごく芝居がやりやすかった」と絶賛の声を送った。西岡徳馬(戸田広松)、穂志もえか(宇佐美藤)その穂志さんは、「時代劇の経験がなく、所作や姿勢など不安もあり、気負っていたが、心強い共演者の皆さんにお会いできて、やり切ることができた」と西岡さんをはじめ、キャスト陣に感謝していた。現在では「エミー賞にノミネートされるのでは?」の声もあがるほど、演技が絶賛されており、「びっくり、びっくりしています。私ひとりでは何もできませんし、私が藤になれたのは、恵まれた環境のおかげ」と話していた。金井さんは、樫木藪重(浅野忠信)に仕える若き知将で、甥の央海を演じる。浅野さんとの共演を、「日々学びがあって、いつも感動していた。撮影がない日も、一緒に散歩や食事、ちょっと遠出したり、お電話したり、すごく濃い時間を過ごした」と回想。撮影が終わりに近づく頃には「浅野さんとの時間がなくなる悲しさで、やってられなかった」と明かし、「海外に挑戦したい思いが強くなりましたし、浅野さんが『絶対できるよ』と言ってくださった」と思いを新たにしていた。金井浩人(樫木央海)イベントには、現在ニューヨークで本作のプロモーション中の真田さんから、メッセージが到着。「伝書鳩にコメントを託しております」と笑いを誘い、「現場での熱い思いは、登壇の素晴らしいキャストの皆さんが語ってくださっていると思います。大スクリーンで最後の2話をご覧いただけること、大変うれしく思います。ごゆっくり楽しみください」と来場者に語りかけていた。「SHOGUN 将軍」(全10話)はディズニープラス「スター」で独占配信中。※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日クライマックスに向け、最新エピソードとなる第9話が配信され、話題を呼ぶ戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。この度、アクションシーンへのこだわりを真田広之らが語る特別映像が解禁となった。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」が『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優・真田広之らハリウッドの製作陣により新たに誕生したドラマシリーズ。今回解禁となったのは、本作の舞台裏を収めたメイキング映像。真田さんら製作陣・キャスト陣が、徹底的にリアルを追求したというアクションシーンへのこだわりを明かしている。本作でハリウッド作品初主演&プロデューサーを務めた真田さんは、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という熱い想いのもと、日本の実力派俳優陣&時代劇経験豊富な専門家たちを揃えることを条件に出したといい、撮影前には徹底した訓練合宿を行ったという。解禁された映像では、そんな真田さんの要求に全力で応えようと、一心不乱に挑んでいたキャスト陣の様子が映し出される。専門家の徹底した監修により、刀を使った殺陣のシーンはもちろん、馬術や弓術まで、戦国時代の“リアルな侍の動き”が細部まで表現された本作。中でも注目すべきは、これまで他作品ではあまり描かれてこなかった戦国の女性陣の戦い方。第5話以降の後半戦で、男性陣の活躍の裏で躍動した女性キャラクターが印象的に描かれており、物語のカギを握る鞠子役を演じたアンナ・サワイは、「戦国時代には女性たちも実際に戦ってた」とコメント。ジャパンプレミア登壇時、本気で挑んだアクションシーンで長刀が半分に折れたり、歯がかけたりしたというエピソードも披露していたアンナさんは、その撮影において「女性の侍も訓練を受ける。戦闘中でも足を開くのは許されないから長刀で距離を保ちつつ戦う」とも話し、ただ激しいだけではなく、1つ1つの所作までも徹底的に再現する必要があったと語る。そんな渾身のアクションシーンについて、「史実や文化を忠実に守った。全て計算してある」と自信を見せる真田さん。すでにSNS上では、「ほんとにドラマのクオリティやばい」「殺陣シーンが本格的ですごかった」「ハリウッドが描く日本の侍の方が10000倍カッコ良い」と絶賛の声が続々。かつてないほどリアルな日本描写が、世界中を興奮の渦に包み込んでいる。クライマックス前、第9話がついに配信囚われていた大坂城から脱出した虎永(真田さん)が石堂(平岳大)たちに立ち向かう準備を進めるが、いくつもの苦難に襲われ、ついに降伏を宣言。使者として石堂、太閤の側室・落葉の方(二階堂ふみ)のいる大坂に向かった按針、鞠子(アンナさん)は、裏切った家臣・藪重(浅野忠信)の手引きによって石堂の兵の襲撃を受けてしまう。厳しい戦況に追いやられる中、次第に、これまで虎永の元で忠実に務めを果たしてきた鞠子の固い決意、そして彼女の使命が明らかになっていく。そして次回、物語のフィナーレを飾る4月23日(火)配信の第10話(最終話)では、虎永が長年にわたって遂行してきた秘策の正体、誰も予想できなかった衝撃の真実、この国への想い、そして未来に向けた壮大な策の全貌が明かされる――。各キャラクターたちの思惑が交錯し、衝撃の展開で視聴者を驚かせ続けている後半戦。果たして、虎永VS石堂の戦いはどのような結末を迎えるのか?窮地に追い込まれた虎永が、ひそかに計画していた壮大な“謀り事”に刮目してほしい。「SHOGUN 将軍」は毎週火曜ディズニープラス「スター」にて配信中(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日ジュリアンズオークション(所在地:米国カリフォルニア州、代表:ダレン・ジュリアン)は、2024年夏に「ダイアナ妃のエレガンスとロイヤル・コレクション(PRINCESS DIANA'S ELEGANCE & A ROYAL COLLECTION)」オークションを、アイルランド・ニューブリッジのスタイル・アイコン博物館(The Museum of Style Icons)にて開催します。オークションの収益の一部は、60歳以上の筋力低下・衰弱疾患のいずれかを患うイギリスの11万人以上のための慈善団体である、筋ジストロフィーUK(Muscular Dystrophy UK)に寄付される予定です。オークション下見会は、4月18日から4月29日まで香港のK11 MUSEAで、6月11日から6月27日まではアイルランドのスタイル・アイコン博物館にて行われます。本オークションは、日本を含む世界中よりオンラインで入札を受け付けます。詳細: ジュリアンズ・オークションズは2004年以来、ダイアナ妃の著名な衣裳のオークションを開催しており、2023年12月にはダイアナ妃が着用したジャック・アザグリー1985年製のドレスが114万USドル(約1億7千万円)となり、ドレスのオークション落札額として、世界記録を保持しています。今回のオークションは、1997年の本人が亡くなる2か月前にクリスティーズのオークションで自身が79点のドレスを出品した最大のダイアナ妃オークション以来の、27年振りとなる大きな規模での開催となります。<出品アイテム一例>■マレー・アーベイド ミッドナイトブルーのストラップレス・チュール・ディアマンテ・スター・ガウン(ドレス)Murray Arbeid midnight blue strapless tulle Diamante Star gown予想落札価格 US$200,000-$400,000(約3,000万円~6,000万円)マレー・アーベイド「ミッドナイトブルーのストラップレス・チュール・ディアマンテ・スター・ガウン(ドレス)」 ※写真クレジット:Anwar Hussein コントリビューターGetty Images)ダイアナ妃が1986年に2度、「オペラ座の怪人」のプレミアとギリシャ国王コンスタンティンのためにクラリッジで行われた晩餐会で着用した、ボディーにフィットしたマレー・アーベイドのミッドナイトブルーのストラップレス・チュール・ディアマンテ・スター・ガウン(ドレス)。このドレスは彼女の着用画像が数多く残っている、グラマラスなドレスです。ダイアナ妃はまた、1997年に自身のチャリティオークションで、このドレスを着てスノードン卿に撮影されました。■ヴィクター・エーデルシュタイン シルクとレースのイブニングドレスMagenta silk and lace evening dress designed by Victor Edelstein予想落札価格 US$200,000-$400,000 約約3,000万円~6,000万円)ヴィクター・エーデルシュタイン「シルクとレースのイブニングドレス」 ※写真クレジット:ジュリアンズオークション1987年にロンドンとドイツのハンブルグで彼女が着用した、ヴィクター・エーデルシュタインがデザインしたシルクとレースのイブニングドレスです。バンドレースの袖が特徴的なオフショルダードレスには、3段のギャザーレースが使用され、スペインのフラメンコ調のスカートに仕上がっています。エーデルシュタインはダイアナがウィリアム王子を妊娠していたときに初めて出会い、彼女がホワイトハウスでジョン・トラボルタとダンスをしたときに着た、有名なマーメイドテールスカートのインクブルーのベルベットのドレスを制作。これはダイアナ妃の最も影響力のあるルックの1つとなっています。ダイアナ妃の最も親しいデザイナーの一人であったキャサリン・ウォーカーによるダイアナ妃のスタイルを決定づけたアンサンブルの数々が展示されます。■キャサリン・ウォーカー 「ザ・チェルシー・デザイン・カンパニー」花柄シャツドレスPink floral shirt dress designed by Walker for her clothing label The Chelsea Design Company落札予想価格 US$100,000-$200,000(約1,500万円~3,000万円)キャサリン・ウォーカー「花柄ドレス」 ※写真クレジット:ジュリアンズオークションウォーカーが彼女の服飾ブランド「ザ・チェルシー・デザイン・カンパニー」のためにデザインしたピンクの花柄シャツドレスは、1991年にダイアナ妃がロンドンのセント・メアリー病院を退院する際や、1992年にノッティングヒルのハリー王子の学校から帰る際にも着用された写真が残っています。■ヴィクトリアン・リヴァイヴァル・イブニングドレスVictorian revival evening gown落札予想価格 US$100,000-$200,000(約1,500万円~3,000万円)※公の場では着用されていないため写真がありませんウォーカーがデザインした、バスクウエストのフィットしたトップと、チュールのペチコートを重ねたボリュームのあるスカートが特徴的なドレスです。■ウォーカーのイエローとネイビーのツーピース・スカートスーツWalker's two-piece yellow and navy skirt suit予想落札価格 US$30,000-$50,000(約450万円~750万円)キャサリン・ウォーカー「イエローとネイビーのツーピース・スカートスーツ」 ※写真クレジット:Hong Kong Red Cross1989年に香港で英軍の海岸基地であるタマールや赤十字社を訪問した際、また1990年にロンドンでダイアナ妃がスピーチし、ゴポール家にファミリー・オブ・ザ・イヤーを授与した際に着用したツーピース・スカートスーツ。■黄色と黒のフェルトウールのターバン風ハットYellow and black felted wool turban style hat予想落札価格 USD10,000~20,000(約150万円~300万円)フィリップ・サマーヴィル「黄色と黒のフェルトウールのターバン風ハット」 ※写真クレジット:ジュリアンズオークション1987年にドイツのベルリンでダイアナ妃が着用して撮影された、王室御用達の帽子デザイナー、フィリップ・サマーヴィルがダイアナ妃のためにデザインした印象的な黄色と黒のフェルトウールのターバン風ハット。■レインの白と赤のレザー・エンベロープ・クラッチRayne white and red leather envelope clutch予想落札価格 USD2,000~4,000(約30万円~60万円)レイン「白と赤のレザー・エンベロープ・クラッチ」 ※写真クレジット:ジュリアンズオークション1988年と1989年のケンブリッジと1986年のサウジアラビア訪問時、また同年に京都でダイアナが手書きシルク着物を試着したイベントでも、このクラッチを手にしていた映像等の記録が残っています。<ジュリアンズ・オークションの共同創設者兼エグゼクティブ・ディレクターのマーティン・ノーランのコメント>「ダイアナ妃の象徴的なファッションスタイルと、人々のプリンセスとして君臨した彼女の功績を称えるオークションのハイライトを、アジアとヨーロッパで開催できることを非常に光栄に思います。1989年にダイアナ妃が香港を訪れた際のキャサリン・ウォーカーのスーツなど、ダイアナが国際的なイベントや人道的な活動の場で着用し、大きな反響を呼んだファッションの数々をご覧いただけることを大変嬉しく思います。今回の香港でのオークション下見会は、弊社ががアジアでのプレゼンスと、発展を拡大していくことを意味しています。我々はロイヤルファッションのオークションハウスとして、マーケットを牽引し続けていきます。」【下見会概要】■香港2024年4月18日~4月29日K11 MUSEA ゴールドボールでのポップアップソールズベリー・ロード18、ビクトリア・ドックサイド 尖沙咀、香港入場無料、毎日午前10時~午後10時■アイルランド2024年6月11日~6月27日スタイル・アイコン博物館アスガーバン・ロード、ニューブリッジCo. Kildare、アイルランド W12 HT62入場無料、月~土 午前9時~午後5時/日曜、祝日 午前10時~午後5時【オークション概要】ダイアナ妃のエレガンスとロイヤル・コレクション(PRINCESS DIANA'S ELEGANCE & A ROYAL COLLECTION)開催日時:2024年6月27日 10:00AM GMT(同日 日本時間19:00)開催場所:アイルランド スタイル・アイコン博物館 ★ご入札前のご登録について ※注:すべて英語のみでのご案内になりますオンライン オークションで入札するには、まずは顧客登録が必要となります。カルフォルニアの展示会場で直接登録するか、オークション前にJuliensAuctions.comの登録ページ( )からご登録(英語のみ)をお済ませください。登録が完了次第、入札可能となります。★入札方法 ※注:すべて英語のみでのご案内になりますオークションで入札するには3つの方法があります。1. Julien's Auctionsでオンラインでリアルタイムに入札する。2. オークションハウスの担当者を通じて電話で入札する。3. オークションイベント会場で直接入札する。4. 事前不在入札。不在入札紙を Julien's Auctions に電話して入手310-836-1818(英語のみ)<お問い合わせ> ※注:すべて英語のみでのご案内になりますメール: info@juliensauctions.com 電話 : 310-836-1818■ジュリアンズオークションについて( )ジュリアンズオークションは、ビバリーヒルズに本拠を置く、映画、音楽、スポーツ、アートの市場で知名度また注目度の高い品々を中心にオークションを開催するオークションハウス。ジュリアンズオークションは、そのユニークで革新的なオークションで国際的な評価が高く、世界中から何千人ものコレクター、投資家、ファン、愛好家が集まる。マリリン・モンロー、ジョン・レノン、リンゴ・スター、レディー・ガガ、バンクシー、シェール、マイケル・ジャクソン、U2、バーブラ・ストライサンド、レス・ポール、ニール・ヤング、エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、ジミ・ヘンドリックス、ヒュー・ヘフナーなどが所有または愛用した象徴的なアート、絵画、ポスター、衣装、楽器など著名人のゆかりの品々を中心に扱うオークションハウスです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月12日動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」(※1)で日本時間2月27日より配信されている『SHOGUN 将軍』。第1話は世界中で900万回のストリーミング再生回数を記録し、歴代1位(※2)の視聴を記録(※1=北米では「Hulu」で配信。※2=スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品中)。ハリウッドが日本のスタッフ・キャストとタッグを組み、壮大なスケールで日本の心、美、歴史の奥深さを描いた本作が、将来に向けた良い前例となることは必至。世界中の視聴者を引きつけている本作の登場キャラクターがインスパイアされた歴史上の人物紹介する。※ネタバレ要素が含まれています。ご注意ください。■吉井虎永(真田広之)のちに幕府を開き、長い天下泰平の世をつくった徳川家康にインスパイアされた人物。関東地方を治める領主で五大老の一人。太閤の遺言を守り政(まつりごと)を行っていたが、ほかの五大老たちが天性のリーダーである虎永を脅威とみなして結束し、窮地に追いやられる。領地に流れ着いた英国人ブラックソーン(按針)に生き残りの鍵を見出す。■按針/ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)徳川家康の外交顧問として仕え、サムライの称号を初めて得た英国人のウィリアム・アダムス(日本名は三浦按針)に基づくキャラクター。太平洋諸島の航路を開拓し、アジアにおけるポルトガルとスペインの貿易を妨害する使命を与えられたオランダ船に乗船するも、2年の航海後に遭難し、伊豆の港町に漂着した英国の航海士。自国とはあまりに違う環境や人々の生き方に翻ろうされるが、英語を話せる鞠子を通じて、少しずつ日本独自の文化や武士の理を学んでいく。虎永から信頼を得て旗本に取り立てられる。■戸田鞠子(アンナ・サワイ)明智光秀の三女で、後に細川ガラシャと呼ばれる明智たまにインスパイアされた人物。戸田広勝の妻で敬虔なキリシタン。洗礼を受けてポルトガル語を覚えたため、虎永から按針の通詞(通訳)となることを命じられる。威圧的な夫を嫌っているが、妻として従順な立場を貫いている。教養があり、忠実であり、主君である虎永から信頼されている。■樫木薮重(浅野忠信)伊豆の大名。虎永の家臣でありながら、石堂和成ともつながっており、時勢を読んで忠誠を誓う相手を変える野心家。漂着したオランダ船に積まれていた大砲をはじとする武器にもチャンスを見出しが…。出世のため、保身のために裏切りを繰り返しており、頻繁に遺書を書く習慣を持つ。具体的なモデルは特定されていない。■戸田広松(西岡徳馬)長きにわたって虎永に仕え、忠義を尽くす剛将。プライドが高く、名誉のためには死をも恐れない。他者を信頼しない虎永にとってただの家臣ではなく、経験豊かな助言者であり、唯一無二の友といえる存在。インスパイアされたのは細川藤孝。■石堂和成(平岳大)大阪城の城主で、五大老の一人。農民から太閤の小姓として忠実に仕えて今の地位を得た。身分の低い自らの血筋を忌み嫌い、名家の血筋の者をそれ以上に嫌う。虎永の血筋や権勢に嫉妬し、大老の座から引きずり落とそうとする。狡猾な頭脳を生かして、さまざまな手段を用い、虎永を追い詰める。石田三成にインスパイアされた人物。■落葉の方(二階堂ふみ)世継ぎである八重千代の母で、亡き太閤の子を産んだ唯一の側室。女としての魅力にあふれた容姿と無慈悲で計算高く、抜け目のない性格で、息子を守るためには手段を選ばない。五大老の一人である石堂をそそのかし、自分と息子を危うくしかねない虎永に敵意を向け、追い落とそうと画策する。淀殿にインスパイアされた人物。■樫木央海(金井浩人)薮重の甥であり、網代を治める若き大名。計算高く、叔父の薮重が求める利益をもたらす実力を持つ。具体的なモデルは特定されていない。■宇佐見藤(穂志もえか)虎永の忠臣・戸田広松の孫娘。虎永の親衛隊の有望な若侍である忠義と結婚し、男児をもうけるが、忠義は虎永の名誉を守るため五大老たちに諫言し、子と共に切腹を命じられてしまう。打ちひしがれる中、按針の正室となる。具体的なモデルは特定されていない。■戸田広勝/文太郎(阿部進之介)虎永の忠臣である戸田広松の一人息子。その戦闘能力はすさまじく、太閤の時代に行われた朝鮮出兵で弓の名手として名を馳せた。戦場では無類の強さを発揮するが、母の早い死と戦争のトラウマに耐えるため、大酒を飲み、時折暴力をふるう一面も。妻・鞠子に対し、異常なまでに嫉妬深い感情を見せる。通詞として仲を深める按針とも衝突する。明智たまの夫で戦国武将の細川忠興にインスパイアされた人物。■村次(竹嶋康成)網代の村長。主君に忠実で働き者な漁師で、敬虔なキリスト教徒。謎めいた過去を隠している。実在の人物にインスパイアされているわけではないが、当時の地侍をベースにしている。当時、武士と農民の区別はかなりあいまいで、地侍は平時には農業や漁業に従事していたとされる。■吉井長門(倉悠貴)虎永の息子。まだ若く、経験したことがない戦場での英雄譚に憧れを抱いている。自分を証明したいという強い願望を持ち、衝動的で、理論よりも情熱で動いてしまう性格で、他者からノせられやすい一面も。父親への狂信的な憧れを抱いているが、長門の直情的な行動が虎永らをより窮地に陥れることになる。本作では虎永の次男という設定だが、実際の家康の次男、後の福井藩藩主・結城秀康がモデルになっているわけではない。■菊(向里祐香)相手をした男たちをとりこにする伊豆で一番の遊女。野心家でもあり、領主の央海と特別な関係になる。戦国時代の遊女たちをもとにした架空の人物。■大蓉院/伊代の方(AKO)亡き太閤の正室。太閤の死後、出家して尼となり、「大蓉院」と改名。虎永に忠実であるが、尊い振る舞いの裏には恐ろしい秘密がある。秀吉の妻ねね(高台院)にインスパイアされた人物。■桐の方(洞口依子)虎永の正室。偉大な武将である虎永にとって頼れる存在。情愛に満ち、虎永を守るという強い意志を持つ。本作では正室として描かれているが、インスパイアされたのは、戦場でも常に家康のそばにいたと伝わる側室の阿茶局(雲光院)。■マルティン・アルヴィト司祭(トミー・バストウ)幼少期に日本に派遣され、日本語堪能なポルトガルの宣教師。篤い信仰心の持ち主で、虎永の通訳も務める。イエズス会の通訳兼交渉役として活躍した、ポルトガル生まれのジョアン・ロドリゲスをモデルにしている。
2024年04月07日陰謀と策略渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」より、激しく対立する主人公・吉井虎永役の真田広之と、落葉の方役の二階堂ふみの対談映像が公開された。本作は配信開始直後、Rotten Tomatoesのレビュー評価100%、オーディエンス評価でも100%(2/27日時点)を記録、「ディズニープラス」では900万回再生で歴代1位の視聴(※北米では「Hulu」で配信※スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品中)、Filmarksでもレビュー評価4.3(4/2時点)の高得点と、国内外で話題となっている。関東地方を治める大名・吉井虎永と、大坂城の城主でもある五大老のひとり、石堂和成の裏で暗躍する落葉の方。落葉の方は、世継ぎである八重千代の母で故太閤の子どもを産んだ唯一の側室で、息子を守るためには手段を選ばない、無慈悲で計算高い最大の強敵だ。今回、初共演となる2人だが、真田さんは目力の強さに驚いたそうで、カメラに映っていないときでさえも「ビームがすごかった」とその存在感の強さをふり返る。さらに「10話までのアーチの中で2人の距離感がすごく大事だからこそ、おふみさんで良かったなと最初のシーンで思いましたね」と絶賛。強敵ながらも、母としての愛が見え隠れする演技についても「力強さと繊細さが同居していて母性愛もそこに存在している」と称賛している。二階堂さんは念入りに下調べをし、アイディアも積極的にスタッフに伝えていたそうで、その姿に真田さんは感動した様子。熱い思いを込めて演じ切った落葉の方は、第5話のラスト2分に登場し、石堂に詰め寄る強烈な存在感を放つ姿に、視聴者も釘付けに。より戦いをかき乱していく後半も要注目。今回、ハリウッド初出演となった二階堂さんは、撮影中に悩んだとき、真田さんからかけてもらった言葉が強く残っているそうで、「細部までちゃんとこだわって真田さんが真ん中に立っていらっしゃるから、この作品は成立しているんだなっていうのをすごく感じました」とコメント。良い作品を作り上げるために、惜しむことなく意見を伝えていった二階堂さんをはじめ、俳優や各パートのスペシャリスト、ハリウッドのスタッフ陣が垣根を越え、チームワークを築き上げていったと真田さんは語っている。「この2人の在り方次第では日本の未来が変わってくる」と真田さんが話す通り、覇権を狙う最大のライバルである石堂和成ら五大老VS虎永の緊張感漂う戦いが繰り広げられる本作では、大坂で大きな政治的影響力を握る落葉の方の動き次第で、虎永、そして日本の未来が大きく左右される。第6話では、虎永が大坂に対して兵をあげる紅天の決意を固め、戦いの火蓋が切られようとしている第7話「線香一本の時」は本日配信開始だ。▼第7話虎永(真田広之)のもとに弟の佐伯信辰(奥野瑛太)がやってきた。虎永は一流の遊女・菊に信辰の相手をさせようとするが、遊郭の女主人は、その見返りとして虎永に“線香一本分”の時間の面会を申し出る。その夜、虎永と佐伯は仲間たちと酒を酌み交わし、佐伯から若き日の虎永の姿が語られる。虎永は佐伯と共に戦うことを願い、佐伯は加勢に対する見返りを口にする。血を分けたふたりの兄弟がついに同じ場所に集った。しかし、虎永は予想外の事態に直面する。「SHOGUN 将軍」はディズニープラススターにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月02日ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。国内外で話題となっている本作から、女性キャラクターたちの活躍をとらえた特別映像が解禁、さらに戸田鞠子役のアンナ・サワイ、落葉の方役の二階堂ふみ、宇佐見藤役の穂志もえかのコメントが到着した。覇権を狙う最大のライバル、石堂和成ら五大老と敵対し、虎永(真田広之)が自身の命をかけ窮地に追い込まれていたある日、日本に漂着した英国人航海士のジョン・ブラックソーン/のちの按針(コズモ・ジャーヴィス)から様々なことを見聞きする中で虎永は窮地を救われ、次第に信頼関係が芽生え彼を侍の地位に取り立てることに。第5話まで配信された本作では、虎永が按針に旗本の位を与え決戦の準備を進めるも大地震が発生。虎永は按針の助けによって危機一髪命を取り留めるが多くの兵を失ってしまう。一方で、江戸にいた太閤の側室・落葉の方(二階堂ふみ)が大坂城に戻り石堂にすぐさま虎永を処罰するよう要求したことで、一触即発、決戦の時がすぐそこに迫っていた――。“宿命”に立ち向かう女性たちの戦いや人間ドラマも描かれる本作について、戸田鞠子を演じるアンナさんは「今までの海外作品であまり描かれることのなかった日本女性の芯の強さにも、スポットが当てられています」と語る。虎永や按針と行動を共にする本作の最重要キャラクターの1人である戸田鞠子は物語の冒頭では“通訳”として登場し多くのキャラクターの架け橋的な存在として活躍するが、やがて彼女の秘められた想いを明らかにしていく。さらに、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、強烈な存在感を放つ落葉の方(二階堂ふみ)、夫と子どもを失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤(穂志もえか)、全国にその名を轟かせる遊女菊(向里祐香)まで、それぞれの想いや宿命を背負い強く生きる女性たちの深いドラマが観客を夢中にさせ、より魅力的なシーンを形づくっている。アンナさんは「鞠子のみならず、戦場に出ることのなかった女性達にも、それぞれの戦いがあったということを感じ取っていただけたら嬉しいです」と戦いに身を投じながらも自らの信念を貫く女性陣に注目してほしいとコメント。また第4話の熱演によって世界中で話題となった藤を演じる穂志さんは「藤は、降りかかる凄惨な宿命の先に、生きる目的を見つけます。逞しく歩む姿を見届けていただけたら嬉しいです」と穏やかにみえる反面、内に秘めたる藤の熱き想いを熱弁。さらに「女性の立場こそ弱かったのかもしれないが、女性そのものが弱かったのではない。今も昔も、強く、激しく、美しい。戦国時代、乱世。死が身近にある中で、自分の信念を見出し、覚悟を持って生きる登場人物たちの姿は、約400年後を生きる私たちに問いかけるものがあります」と強く美しい女性像について触れ、現代に生きる私たちの心も突き動かす本作の魅力を言葉にした。そして、その言動が見逃せない、虎永を窮地に追い込む落葉の方演じる二階堂さんは「歴史という大きな物語の中で、その時代を生きた人たちの感情を大切にしたいと思いました。想像し難い事象についても、何を感じていたのか、何を守ろうとしていたのか、それぞれが演じる役に問いかけながらこの作品に向き合っていました」とハリウッドデビュー作を飾った本作の、熱い想いを込めた撮影をふり返り、「強さだとか、愛だとか、大義を背負った言葉では表現できない人間の姿を、この作品で感じていただけたら幸いです」と見どころも熱弁した。今回解禁となった映像でも「女は生きていれば全てを失うやもしれぬ。じゃが全てを取り返すこともできよう…」との台詞が語られ、戦いや宿命に立ち向かう強く魅力的な女性陣の活躍からも目が離せないものとなっている。「SHOGUN 将軍」の女性たちがコメント●アンナ・サワイ/戸田鞠子役「SHOGUN将軍」では、今までの海外作品であまり描かれることのなかった日本女性の芯の強さにも、スポットが当てられています。鞠子のみならず、戦場に出ることのなかった女性達にも、それぞれの戦いがあったということを感じ取っていただけたら嬉しいです。●二階堂ふみ/落葉の方役歴史という大きな物語の中で、その時代を生きた人たちの感情を大切にしたいと思いました。想像し難い事象についても、何を感じていたのか、何を守ろうとしていたのか、それぞれが演じる役に問いかけながらこの作品に向き合っていました。強さだとか、愛だとか、大義を背負った言葉では表現できない人間の姿を、この作品で感じていただけたら幸いです。●穂志もえか/宇佐見 藤役女性の立場こそ弱かったのかもしれないが、女性そのものが弱かったのではない。今も昔も、強く、激しく、美しい。戦国時代、乱世。死が身近にある中で、自分の信念を見出し、覚悟を持って生きる登場人物たちの姿は、約400年後を生きる私たちに問いかけるものがあります。複雑な色香をどの役からも感じています。素晴らしい脚本です。藤は、降りかかる凄惨な宿命の先に、生きる目的を見つけます。逞しく歩む姿を見届けていただけたら嬉しいです。3月26日(火)配信第六話「うたかたの女たち」予告虎永と按針の通訳を務める鞠子と、落葉の方は幼い頃、共に遊び、共に育った。しかし、ある出来事を機にふたりは別々の道を歩くことになる。鞠子の人生を大きく変えた出来事とは…?網代では按針が大砲隊の指揮を執ることになり、決起に向け準備が進む。一方、大坂では石堂がほかの大老たちから主導権を握るべく暗躍。双方の緊張が極限まで高まりつつあった。そして、ついに“その時”が訪れる。「SHOGUN 将軍」は毎週火曜1話ずつ、ディズニープラス「スター」にて配信中。※最終話は4月23日(火)配信予定(シネマカフェ編集部)
2024年03月26日英王室のキャサリン皇太子妃(42)は22日、SNSに投稿したビデオメッセージで、がんと闘っていることを公表した。この衝撃的な事実は世界中から驚きをもって受け止められたが、報道で初めて知った王室関係者がいたようだ。キャサリン妃の義弟にあたるヘンリー王子とその妻メーガン妃だ。英Times紙は、キャサリン妃ががんに罹患していたことはヘンリー王子とメーガン妃には事前に共有されておらず、彼らは世間と同時に知ったと見られていると報じた。「このことは、彼らが引き起こした取り返しのつかないダメージを如実に物語っています。信頼は地に堕ち、王室は彼らから距離を置くようになったということです」とある関係者はTimesの取材に対して語っている。まさに“寝耳に水“の報道だったためだろうか。ヘンリー王子夫妻は以下のようなごく短い声明を出すのみだった。「私たちは、ケイト(キャサリン妃)と家族の健康と快癒を願っています。彼らのプライベートが守られ、平穏な中でそれが叶いますように」キャサリン妃はビデオメッセージの中で、1月に腹部の手術を受け、その後の検査でがんが見つかったが、3人の子どもたちにこの事実を伝える最適な時期を待っていたため、今月末の公表に至ったと述べている。がんの部位やステージについては明かされていないが、現在は公務から離れ、予防的な化学療法を受けている段階だという。退院後に発表した子どもたちとの写真が加工されたものであったことから、今回のビデオメッセージに関しても、”AIによって生成されたものではないか”という陰謀論めいた心無い声もSNSに上がっている。闘病を公表したキャサリン妃の身辺は騒がしいままだ。
2024年03月25日今年1月に腹部の手術を受けたことを公表していたキャサリン皇太子妃が、数日前にがんを患っていることをビデオメッセージで明かした。手術後の検査でがんが見つかり、医療チームから「予防的な化学療法が必要だ」とアドバイスを受け、現在治療の初期段階にあるという。がんという診断に「非常に大きなショック」を受けたと率直に語っている。「想像に難くないとは思いますが、これ(プライベートに病気と向き合い対応すること)には時間がかかりました。治療を受け始めるために、大きな手術から回復するのにも時間がかかりました。しかし最も大切なことは、ジョージ、ルイ、シャーロットに現状を適切に説明し、私は大丈夫であると伝えること。これにも時間を費やしました」と話した。キャサリン皇太子妃の告白に、世界中からお見舞いメッセージが届いている。中には著名人からも。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは「あなたの強さと優美さは揺るぎないものです。あなたのことを思っています」とコメントを書き込んでいる。英王室を離脱したヘンリー王子&メーガン妃夫妻も、「The Hollywood Reporter」を通じて「ケイトと一家の健康と回復をお祈りしています。そして彼らが個人的に、安心してそうできるように願っています」と声明を発表した。(賀来比呂美)
2024年03月25日山崎賢人が天下の大将軍を目指す信を演じるシリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』に、新木優子が出演していることが分かった。新木さんが演じるのは、王騎(大沢たかお)と龐煖(吉川晃司)の“過去の因縁”に深く関わる、謎多き武将・摎(きょう)。かつて“戦神”と呼ばれた伝説の秦王・昭王によって、戦の自由を与えられた“秦の六大将軍”。王騎を含む六大将軍は、中華全土にその名を轟かせていたが、その中でも敵を滅するまで攻撃を緩めない苛烈な戦いぶりで知られていた摎。僅か数年で六大将軍になるほどの戦の天才だったが、その素性は昭王によって語ることを禁じられていたため、多くが知られていなかった。今作で描かれる「馬陽の戦い」の核となる、王騎と龐煖の因縁に深く関わる重要人物を演じるにあたって、新木さんは「馬に乗りながら殺陣に挑戦するシーンもあり、乗馬と殺陣のお稽古が難しくもとても楽しく、作品の中でどう描かれているのかとても楽しみです。公開されることを私自身ずっと心待ちにしていました。その日まで楽しみにしていていただけると嬉しいです」とコメントしている。さらに、秘められた摎の素性、王騎と龐煖の9年前の真実に迫る最新映像も到着。仮面の下から現れた摎の素顔から一変、猛々しく剣を振りかざす姿に思わず目を奪われる。またビジュアルは、瞳に強い意志を宿し、騎馬で戦地を奔走する姿が写し出されている。『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日(金)より公開。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:キングダム 大将軍の帰還 2024年7月12日より全国にて公開ⓒ原泰久/集英社ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
2024年03月25日真田広之が主演とプロデューサーを務め、浅野忠信や二階堂ふみ、平岳大、西岡徳馬らが出演するディズニープラス「スター」で配信中のリミテッドシリーズ「SHOGUN 将軍」。本作で宇佐美藤役を演じる穂志もえかに海外ファンから反響が相次いでいる。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルのベストセラー小説が、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、真田さんらハリウッドの製作陣により新たにドラマ化。2月27日に配信開始されると6日間で全世界で900万再生(再生回数はストリーム総時間を1、2話の総尺で割り算出)を記録し、ディズニープラスで歴代No.1に。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のレビュー評価では3月15日時点で99%フレッシュをキープしており、特に海外では社会現象化し始めている。そんな中、3月12日に第4話「八重垣」が放送されると、藤を演じる穂志さんに魅せられる海外ファンが続出。夫と子を亡くした後、「出家して尼になりたい」という願いも空しく、虎永(真田さん)から家臣となった英国人航海士<按針>(コズモ・ジャーヴィス)の正室となることを命じられた藤。第4話では言葉の通じない按針との生活に不安を抱えながらも、屋敷で無礼な態度をとった樫木央海(金井浩人)に向かい、按針に代わって鉄砲を構えたシーンに大きな関心が寄せられている。「このシーン最高」「驚きだった」「このシーンでハートを盗まれた」「大好きなキャラクター」「お気に入り。深いキャラクター」「何としても藤を守れ」といった海外からのコメントが相次ぐとともに、芯の強さを感じさせる穂志さんの演技にも注目する「SHOGUN 将軍」ファンが急増中。日本では、ドラマ「こっち向いてよ向井くん」で元気(岡山天音)にアプローチする常連客を演じたり、今泉力哉監督の映画『街の上で』では主人公・青(若葉竜也)を翻弄したりしたほか、映画『少女邂逅』『生きててごめんなさい』やドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」などに出演してきた穂志さん。着実にステップアップを遂げてきた彼女が、ここへ来て“世界に見つかって”いるようだ。「SHOGUN 将軍」(※R15+指定作品)はディズニープラス「スター」にて毎週火曜1話ずつ独占配信中(全10話)。※最終話は4月23日(火)配信予定。※西岡徳馬の「徳」は旧字が正式表記(上原礼子)
2024年03月15日真田広之が主演とプロデューサーを務めた「SHOGUN 将軍」よりメイキング映像が到着した。配信開始直後から大きな話題を集め、国内外で高い評価を得ている本作。この度解禁となったのは、本作でハリウッド作品初主演&初プロデュースを務めた真田広之の現場の様子を捉えた貴重なメイキング映像。映像には、主人公<虎永>役として、威厳ある演技を見せたかと思えば、自身の出演シーンの撮影が終わるとすぐさま甲冑を脱ぎ、ラフなTシャツ姿でプロデュース業に勤しむ真田さんの姿が収められている。これまでも、ハリウッド作品に出演する中で製作陣から求められ、アドバイスなどは日ごろから行ってきたというが、「俳優としての限界を常に感じていた」という真田さん。映像からも垣間見えるように、初めて“プロデューサー”という肩書きを正式に背負った今回は、これまでの制限を取っ払い、日本と世界から集まった経験豊富なスタッフたちと実力派キャスト陣に直接指示を出し、セリフや所作などの演技指導に加え、小道具、衣装、背景に至るまで、全シーンの隅々までを監修し、妥協無しに創り上げていった。映像では、浅野忠信や二階堂ふみ、西岡徳馬ら共演陣、ショーランナーを務めたジャスティン・マークス、エグゼクティブ・プロデューサーのレイチェル・コンドウら製作陣も登場し、「カメラの前にいないときはカメラの後ろにいる」「いつ寝ていたのか分からない」等と、それぞれが肌で感じた真田さんの熱量と意識の高さ、彼の功績の大きさについて語っている。先月行われた本作のイベントでも、虎永の宿敵<石堂和成>役を務めた平岳大に「僕に対しての監督からのダメ出しを、真田さんが監督と僕の間を行き来して伝えてくれた」と、主演俳優としてだけでなく、いちスタッフとしても現場を走り回っていたという驚きのエピソードも明かされている。本人も「この20年間の集大成。自分にとって非常に大きな第一歩ですね」と強い思いを馳せているように、本作では、真田さんがこれまでの経験全てを注ぎ込み綿密に創り上げられた、かつてないほどのスケールで描かれた全く新しい戦国ドラマが堪能できる。「SHOGUN 将軍」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日ディズニープラス「スター」で配信中のドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』より、主演&プロデューサーを務めた真田広之の姿を捉えたメイキング映像が公開された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』をもとに、『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスや、真田らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生した本作。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜を舞台とした戦国スペクタクルドラマだ。公開された映像には、主人公・虎永役として、威厳ある演技を見せたかと思えば、自身の出演シーンの撮影が終わるとすぐさま甲冑を脱ぎ、ラフなTシャツ姿でプロデュース業に勤しむ真田の姿が収められている。これまでも、ハリウッド作品に出演する中で製作陣から求められ、アドバイスなどは日ごろから行ってきたというが、「俳優としての限界を常に感じていた」という真田。初めて“プロデューサー”という肩書きを正式に背負った今回は、これまでの制限を取っ払い、日本と世界から集まった経験豊富なスタッフたち&実力派キャスト陣に直接指示を出し、セリフや所作などの演技指導に加え、小道具、衣装、背景に至るまで、全シーンの隅々までを監修し、妥協無しに創り上げていった様子が垣間見える。また、浅野忠信や二階堂ふみ、西岡徳馬ら共演陣、ショーランナーを務めたマークス、エグゼクティブプロデューサーのレイチェル・コンドウら製作陣も登場し、「カメラの前にいないときはカメラの後ろにいる」「いつ寝ていたのか分からない」など、それぞれが肌で感じた真田の本気度の高さ、彼の功績の大きさについて語っている。先月行われた本作のイベントでも、虎永の宿敵・石堂和成役を務めた平岳大に「僕に対しての監督からのダメ出しを、真田さんが監督と僕の間を行き来して伝えてくれた」と、主演俳優としてだけでなく、いちスタッフとしても現場を走り回っていたというエピソードも明かされている。真田も「この20年間の集大成。自分にとって非常に大きな第一歩ですね」と強い思いを馳せているように、本作では彼がこれまでの経験全てを注ぎ込み綿密に創り上げられた、かつてないほどのスケールで描かれた戦国ドラマが堪能できる。『SHOGUN 将軍』メイキング映像<作品情報>『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中公式サイト:
2024年03月15日ディズニープラスの「スター」にて配信中の「SHOGUN 将軍」の初回再生回数が、ディズニープラス歴代No.1となり、全世界で大ヒットとなっている。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされて作り上げられた本作は、「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、2人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>らが繰り広げる、歴史の裏側の壮大な“謀り事”を描く。配信開始されてから6日間で全世界で驚異の900万再生(注:再生回数はストリーム総時間を1、2話の総尺で割り算出)を記録し、スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品として、本配信プラットフォームの中で歴代No.1となった。FXプロダクションが製作した本作は、映画批評サイトRotten Tomatoesのレビュー評価で配信開始直後までは脅威の100%フレッシュを記録、現在も99%という非常に高い数字をキープ(3月6日時点)しており、配信2週目にして、海外では早くも社会現象化し始めている。ハリウッドが生み出す圧倒的なスケールと、プロデューサーの真田広之を始め、日本の専門家たちが現地の制作チームと共に衣装や小道具、所作など細部にまでとことんこだわって制作したクオリティの高さ、そして出演する俳優たちのリアリティあふれる演技に、絶賛の声が寄せられている。本作は全10話のリミテッドシリーズで、初回は2話配信、その後毎週火曜日に1話ずつ配信となっている。現在は1話~3話が配信中で最終話は4月23日(火)配信予定だ。「SHOGUN 将軍」はディズニープラスの「スター」にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月07日真田広之主演&プロデュースの「SHOGUN 将軍」より本編映像が解禁された。配信前から海外メディアからも大絶賛のレビューが続出し注目の的となっていた本作。ついに配信を迎え、辛口批評サイトRotten Tomatoesのレビュー評価は100%を記録、オーディエンス評価も100%(2/27日時点)と脅威の数字をたたき出し、日本の観客からも絶賛の声が相次ぎ、大きな話題となっている。日米の舞台で活躍してきた真田広之が、日本の美、文化、映画づくりの精神をハリウッドのプロジェクトに注入した本作は日本中の観客を魅了しているようだ。そんな本作より本編映像が解禁。主人公吉井虎永の運命を大きく変えることになる、英国人航海士のジョン・ブラックソーン(のちの按針)が日本へ漂着するシーンだ。覇権を狙う、最大のライバルである石堂和成ら五大老と敵対し命をかけて戦う虎永は、按針と出会い、彼から世界を見聞きし幾度も命を救われ、侍の地位に取り立てることに。そして按針は虎永が計画していた“壮大な謀り事”の鍵を握る重要人物となっていく。ハリウッドの超一流製作陣が、巨額の製作費で描いた本作では、凄まじい臨場感や大迫力のシーンもさることながら、日本舞台の物語を忠実に映像化すべく、セット、ロケーション、装飾、小道具、全ての過程において細部まで忠実に時代考証を重ねられた。さらに日本人の役は日本の名優たちが演じ、甲冑や鎧などの衣装や小道具の多くを日本の職人が手掛けるなど、真田さんの想いに共鳴した、長年にわたって日本映画界を支え続けてきた職人たちや時代劇経験豊富なスタッフ、豪華キャストが集結し一切の妥協を許さない“本物の日本”が追及された。そんな日本の魂が込められた本編シーンでは、たどり着いた場所も分からず混乱する按針、そして日本の地に漂流した異国の者を捉えようと乱暴に扱う侍の間に異様な緊張感が流れ、短い映像だけでも一気に観客を引き込む真田さんとハリウッドの“本気”が垣間見える仕上がりに。按針が漂着してきたことによって、虎永の運命はどのように変わっていくのか?3月5日(火)配信の第3話にも注目だ。「SHOGUN 将軍」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月01日真田広之が主演を務める超大作『SHOGUN 将軍』が、2月27日(火)からディズニープラスの「スター」で独占配信される。本作で真田は主人公・吉井虎永を演じるだけでなく、プロデューサーとしてプロダクションを率いた。世界各地から集った精鋭がつくりだす“日本人が観ても違和感のない時代劇”の誕生は、海外を拠点に活動する真田にとって新章を告げるものになったようだ。『麻雀放浪記』『リング』『助太刀屋助六』『たそがれ清兵衛』など数々の作品で人気を博し、日本のトップ俳優の仲間入りを果たした真田は、2003年公開の『ラスト サムライ』への出演以降にアメリカに拠点を移した。その後、『ウルヴァリン:SAMURAI』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『モータルコンバット』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など数々の超大作に主要キャストとして出演。世界的なスターとして活躍中だが、その過程では常に“日本の映画人・活動屋の粋と魂を、海外でも”という願いと戦いがあった。日本人が観ても違和感のない描写、アクション/殺陣のデザイン、セリフまわし……真田は海の向こうで海外のスタッフと話し合い、信頼を築き、孤軍奮闘してきたのだ。そして、ついにその活動が新たなフェーズに入った。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』の映像化プロジェクトだ。当初、真田は主演としてオファーを受けたが、新たにショーランナーに就任したジャスティン・マークスの要請を受けて、プロデューサーも兼任することに。演技をするだけではなく、脚本開発、撮影の準備、衣装や美術デザインのチェック……真田は創作のプロセス全面に関わることになり、ハリウッドの映画人と、日本のプロフェッショナルが合同チームを結成することになった。「やっとチームを組むことができる状況がきました。ひとりで戦っていた時は、どこか遠慮がちにやっていましたし、もどかしさを感じながら学んできたと思います。しかし、本作で初めてプロデューサーというタイトルを得て、日本の時代劇の専門のクルーと共に働き、日本人の役はすべて日本の俳優で取り組むことができました。“チームジャパン”で作品に関わることができたことは大きなステップですし、画期的なことだと思っています。ですから、本当に心強かったです。各パートに日本のスペシャリストがいますから、“こうあってほしい”と伝えて、彼らがそれぞれ、ハリウッドのクルーと動いてくれる。もし、何か問題が起れば、僕がプロデューサーたちと話し合いました。もちろん、彼らにもやりたいことがあるわけですけど、その表現が日本人から見ておかしいものであれば、この作品では絶対にやってはいけない。最終的にはクリエイターのジャスティンが『日本のクルーの意見や指示をよく聞きなさい』と言ってくれるので、これまでとは段違いでした」「ステレオタイプではない侍を描きたかった」本作は現実の日本史からインスパイアされたフィクションで、日本を統べるべく武将たちが熾烈な争いを繰り広げていた戦国時代が舞台だ。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていたが、関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は、五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。絶体絶命の状況の中、虎永の領地に海外からの船が漂着し、彼は英語を話せるキリシタン、戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)と出会う。自由を奪われ、いつ首をはねられてもおかしくない立場に立たされた虎永の運命は決まったかに思えたが、彼には自らの宿命、そしてこの国の未来を変える“秘策”があった。真田が演じた虎永は、徳川家康からインスパイアされたキャラクター。虎永は目の前の権力や報酬になびくことはなく、自分は将軍にはなりたくないと言い放つが、その視線は常に“未来”を見据えている。そこにいるだけで伝わってくる威厳、すべてを明かさない“余白”を感じさせる態度、そして家臣や民を惹きつける人間性……多くを語らない虎永を演じるのは容易ではなさそうだ。「ステレオタイプではない侍を描きたかったですし、策略家でミステリアスでパワフルでありながら、家族を愛し、近しい者には弱みも見せる“人間・虎永”を描きたいと思いました。本作のプロダクションにおける自分のポジションと、物語における虎永のポジションが重なる部分がありましたから、準備段階で虎永のキャラクターがちゃんと自分の腑に落ちていたんです。ですから準備を終えて、俳優としてカメラの前に立つ時にはすごい自由を感じました。本業をやればいいのだ、ということですね(笑)。この作品においてはカメラの前に立っている時間の方が圧倒的に短いので、楽しまなければ!と思いましたし、これだけ準備したからもらえるご褒美かなって(笑)。だから、余計なことはしようと思いませんでしたし、本質的に必要なことだけをカメラに定着させたいと思いました。役としてそこにいて、そこで起こっていることに反応していく。内面的なものは、7、8年の準備期間を経ていますから、すでに自分の中に渦巻いていて、むしろ抑えることの方が難しかった。自分でやりたいことはあるんですけど、あえてそれを封じ込んで、そこにいる。プロデューサーを兼ねたからこそ到達できた“無の境地”のようなものがありました」「これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた」『SHOGUN 将軍』では、劇中に登場する日本人はすべて日本の俳優が演じ、外国人とは時に通訳を交えながら、言語の壁を乗り越えて関係を築いていく。真田はこの物語を、日本とハリウッドの合同チームで取り組んだことに意義を感じているようだ。「本作の題材が文化の衝突や、お互いの理解を深めていく、というものですから、このチームが最適だったと思います。この作品を東西のチームが壁を乗り越えて、理解しあい、学び合い、尊重しあいながら作り上げることそのものが、メッセージになっていると思うんです」本作は細部まで日本人スタッフのこだわりと情熱が込められている。一例をあげると本作の衣装をデザインしたのは『蜘蛛の巣を払う女』や『ドント・ブリーズ』も手がけたカルロス・ロザリオだが、すべて日本の生地だけで制作され、どう着るのか、どう動くのか(所作)も含め、日本の専門家が細部にいたるまで徹底的にこだわり抜いた。“日本人が見ても違和感のない海外の作品”がこうして生まれた今、この流れは他の国にも広がっていくかもしれない。「そうなればいいなと思い続けてきました。“異文化を描く時にはこの作品のようでなければならない”というものが、こうしてできたわけですから、この作品が“ニューノーマル”になってほしいと思っています。異文化を描く時にはここまでやらなければ、クリエイターとして恥ずかしいよ、と言われるきっかけになってほしいと思うんです」なぜ、真田広之は海外に拠点を移してまで、日本人の文化や魂を世界に伝えようとしてきたのだろうか? 流されることなく、仲間をつくり、丁寧に説明し、自ら率先して動いてきた原動力はどこにあるのだろうか? 真田は「どうでしょうか……」と少し照れ笑いを浮かべてから、穏やかに話し出す。「日本で活動していた頃から1作、1作の積み重ねと言いますか、導かれてきた感じがするんです。この作品のテーマでもありますが“宿命”のようなものを僕は少し感じていますし、これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた気がするんです。どれかひとつでも欠けていたら、違う道を選んでいたかもしれない。シェイクスピア(真田は1999年と2000年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』に出演し、名優ナイジェル・ホーソンらと共演した)がなければ、『ラスト サムライ』に飛び込まなかったかもしれない。『ラスト サムライ』がなければ次もなかった……何ひとつ欠けてもここにいないと思うんです。だから、すべての作品との出会いに感謝していますし、畑を耕し続けて種を植えて水をやって、この作品でプロデューサーというタイトルを得たことで、そこに“光”を当てられた気がするんです。それまで欠けていたもの、最後の大事なものがやっと備わった。だからこの作品は僕にとって“最初の一輪”なのかもしれないですね」そう、本作は真田のこれまでの集大成であり、次なる章のはじまりを告げる作品なのだ。「自分の中でも“はじめの一歩”という言葉が出てくるんです。そうしなきゃいけないとも思っています。これがゴールじゃないことは本能的にわかっていて、これを布石にどこまで行けるのか、後進をどこまで育てられるのか。僕が大先輩から受け継いだものを、伝えていくポジションになってきたと思うんです。年齢的にも。そこでプロデューサーという新たな経験をしたことで、還暦を過ぎて新たな一歩を踏み出したので、毎日が本当に楽しいんです(笑)。クリエイティブに関わることができて、物申せる立場にある。その醍醐味をこれからもキープしながら、培ってきたものをすべて投入できる新しい作品に出会えるように触覚を磨いていきたいです」真田の長い長い活動と戦いがいま、『SHOGUN 将軍』という名の一輪の花に結実した。それは日本人の心に響く、世界各地の人を魅了する花として人気を集めるだろう。季節はめぐる。真田広之はまだ進み続ける。地球のどこかで彼と仲間たちが植えた花が咲き乱れる日は近い。『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中(c)2024 Disney and its related entitiesCourtesy of FX Networks
2024年02月28日真田広之がハリウッド製作ドラマで初主演、初プロデュースも務め、アンナ・サワイ、浅野忠信、二階堂ふみら豪華日本人キャストが集結した「SHOGUN 将軍」が、いよいよ2月27日(火)よりディズニープラスの「スター」にて独占配信される。ジェイムズ・クラベルのベストセラー小説を壮大なスケールで新たに映像化したのは、ディズニーが持つ製作スタジオの1つ「FX」だ。また、1月に行われた米テレビ業界最高の栄誉、第75回プライムタイム・エミー賞授賞式で並み居る競合をおさえ、コメディシリーズ部門の作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞ほか最多10冠を達成し、圧巻の存在感を見せたのも「FX」製作による「一流シェフのファミリーレストラン」。いま業界内でも脚光を浴びている「FX」作品の魅力を歴史とともに紐解いた。「一流シェフのファミリーレストラン」の快挙の裏に、作家性を重視するスタジオの姿勢があったFXは、ディズニーが誇る多彩なクリエイティブスタジオの1つ。先日のエミー賞では、「一流シェフのファミリーレストラン」を含めFXの作品が全16部門で受賞し、5年連続で最多記録を更新した。作品の質の高さに定評のあるFXの存在感は、ここに来てまた高まっている。その勢いを表しているのが、「一流シェフのファミリーレストラン」(原題:「The Bear」)の快挙だろう。「一流シェフのファミリーレストラン」© 2024 Disney and its related entities若き有名シェフのカーミーが、亡くなった兄が経営していたサンドイッチ店を再建するべく地元に戻り、ひと筋縄ではいかないスタッフたちと奮闘する群像劇。ありふれた題材ながらも賞に輝く一流のエンターテインメントに仕上げている点に、驚きと感動を覚える作品。作家性を感じさせる作風に、現代最高峰の品質で、誰もが共感する普遍的なテーマを伝える人間ドラマは、作り手の確かな手腕に裏打ちされたものでもある。FXは、2010年代にコンテンツの質と数が過去最高の記録を更新し続けた“ピークTV時代”と呼ばれるテレビの黄金時代を牽引し、重要な一角を担ってきた。その最大の特徴として、クリエイターたちの個性や作家性に最大限のリスペクトを払うブランドとして、視聴者と業界人の双方からの信頼が厚いことが挙げられる。また、「一流シェフのファミリーレストラン」もそうであったように、FXはキャリアや知名度を問わず、優れたクリエイターの才能を認めて育ててきた。数々の賞に輝いた「アトランタ」(2016年~2023年)の映像作家としてのドナルド・グローヴァーや、ヒロ・ムライといった現在、最前線で活躍するクリエイターたちも記憶に新しい。人材を発掘し、チャンスを与え、育てるところがFX印。こうしたFXの精神は、ディズニー作品の核を成すクリエイティブ・エクセレンスとも通じるものがある。「アトランタ」© 2024 FX Productionsクリエイターたちに最大限のリスペクトを払うからこそ “時代を切り開く作品”が生まれるFXから誕生した名クリエイターの代表格として、稀代のヒットメイカー、ライアン・マーフィーの存在がある。彼の手掛けた「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011年~)はTV業界に革新的な変化をもたらした。いまでこそTVでも人気の要素となったホラーだが、番組が始まった2011年当時は、ジャンルとしては最もTVシリーズには不向きとされていた。大胆で、刺激的で社会風刺を多分に盛り込み、それでいて絶妙に視聴者の興味をそそる大衆性と娯楽度の高さは、マーフィーのセオリー。「アメリカン・ホラー・ストーリー」© 2024 FX Productions, LLCまた、キャストを入れ替えて同じテーマの異なる物語を描くアンソロジー・シリーズというスタイルは、現在ではTVのメインストリームの1つとなっているが、このスタイルを現代に再発見したのも本作といえる。このように、マーフィーは何度もTVに革新をもたらす作品を生み出してきた。とりわけ、トランスジェンダーの黒人女性を主人公にした「POSE/ポーズ」(2017年~2023年)は、アメリカのTV史にその名を刻む記念碑的な作品だ。LGBTQ+の権利に関しても積極的に作品に取り入れてきたマーフィーは、トランスジェンダーにスポットを当て、キャストにもスタッフにも多くの当事者を起用してきた。「POSE/ポーズ」© 2024 FX Networks LLC. All rights reserved.「POSE/ポーズ」がプライムタイム・エミー賞ほかで高く評価されて以降、ゲイやレズビアンだけでなく、トランスジェンダーの俳優が登場する作品は以前に比べて目に見えて増えている。いまでは当たり前のように目にするヒットメイカー、ジャンルやスタイル、人種や性的マイノリティのレプリゼンテーションからクリエイティブで先進的な映像表現には、ルーツをたどれば FX作品が先駆者であるケースは少なくない。最新作「SHOGUN 将軍」では本格的な戦国スペクタクルドラマに挑む一貫してクリエイティビティと娯楽性を追求してきたFXには、多くのヒット作を通して育んできた「自らのビジョンを追求し、チャレンジングな作品に挑める風土」が醸成されている。だからこそ、いまの時代にあえて著名な俳優を起用せずローコンセプトに挑む「一流シェフのファミリーレストラン」が異例の大成功を収めることができたといえる。そして最新作には、ワールドプレミア上映後、批評家の絶賛が相次いでいる真田広之主演の「SHOGUN 将軍」が控えている。戦国時代の日本を描いたドラマを、ハリウッドが圧倒的なスケールでエンターテインメント大作として世に出すことができるのもまた、FXならではといえるだろう。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」では、ディズニー、ピクサー、スターウォーズ、マーベル、ナショナルジオグラフィックの5つのブランドに加えて、総合エンターテインメント・ブランド「スター」において、FXなどディズニー・グループの作品をはじめとした数多くの作品を配信している。本稿内で紹介した作品もすべて、ディズニープラスで視聴できる。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」で初回2話、以降毎週1話ずつ独占配信(全10話)。最終話は4月23日配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ]© 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2024年02月25日ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。このほど、主人公・虎永を演じ、自身初となるプロデューサーとしても作品に携わった真田広之が、心魂傾けた本作への熱い想いを語る特別映像が解禁となった。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」が『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優・真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生する。ハリウッドで活躍する日本人俳優として、第一線で走り続けてきた真田さん。世界を知る彼が、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という強い思いのもと、制作初期から深く携わってきたのが本作。解禁された映像では、真田さんがカメラに向かって語り掛け、心血注いだ本作の舞台裏を紹介していく。そこで明かされるのは、徹底的に“リアリティ”を追求した真田さんと、共に戦った製作陣・キャスト陣の熱い思い。これまでの経験をすべて注ぎ込み、粉骨砕身の思いで挑んだ真田さんが「まさに和洋折衷を叶えるためのドリームプロジェクトとなりました」と自信をみせているように、本作では、世界を代表する豪華キャスト陣や製作陣に加え、時代劇経験豊富な日本人スタッフや、舞台となる戦国時代のエキスパートが一挙集結。映像でも、壮大なセットや最新撮影機材、最新CG技術を駆使しつつも、キャストが身に着ける衣装や武器、キャスト陣の細かな所作に至るまで、一切の妥協なしに創り込まれたその様子がうかがえる。かつてないほど正確に、かつ、とてつもないスケールで描き出される戦国武将たちの陰謀渦巻く争いは、真田さんたちが日本への深い愛と誇りを胸に贈り出す、没入感溢れる驚異の1作となっている。本作は、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のレビュー評価は100%を記録し、いち早く鑑賞した海外のメディアからは「「SHOGUN将軍」は手に汗握るドラマだ。複雑な日本の封建社会の先に俳優たちの素晴らしい演技と圧倒的な映像美に出会えるだろう」(Empire Magazine)、「国際色豊かなキャスティングは、プロデューサーとしても活躍する真田広之を筆頭に素晴らしい」(Hollywood Reporter)、「政治的策略と陰謀、魅惑的な日本の文化、それらを”苛烈な激しさ”でまとめあげて私たちを魅了するこの作品は、何よりも優先して観るべき必見の作品だ」(SCREENRANT)など、絶賛の声が続々。ニューヨークの「TIME」誌でも「『SHOGUN将軍』は正真正銘、唯一無二の傑作だ」と大々的に紹介されるなど、全世界から注目が集まっている。「SHOGUN将軍」は2月27日(火)より初回は2話配信、その後毎週1話ずつディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。※最終話は4月23日(火)配信予定(シネマカフェ編集部)
2024年02月23日2月27日(火) よりディズニープラスの「スター」で独占配信されるドラマ『SHOGUN 将軍』の大ヒット祈願イベントが開催された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』をもとに、『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスや、真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生した本作。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜を舞台とした戦国スペクタクルドラマとなっている。家康ゆかりの地で将軍家の菩提寺である増上寺で行われた大ヒット祈願イベントには、ハリウッド製作の連続ドラマで初主演&プロデューサーを務める真田をはじめ、戦国最強の武将・吉井虎永の領地へ漂着する英国人航海士・按針/ジョン・ブラックソーン役のコズモ・ジャーヴィス、“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子役のアンナ・サワイ、虎永と天下の覇権を争う敵・石堂和成役の平岳大、虎永に長年仕える忠実な腹心・戸田広松役の西岡徳馬、ジャスティン・マークス(エグゼクティブプロデューサー / ショーランナー)、レイチェル・コンドウ(エグゼクティブプロデューサー)、ミカエラ・クラベル(エグゼクティブプロデューサー)ら、キャスト&スタッフ陣が集結。真田はこの日を迎えることについて「この場でお披露目をできるのは感無量です。こうして製作に関わった仲間と皆さまの前で挨拶できることを光栄に思います」と熱い想いを吐露。そして真田による「時は来た!エイ!エイ!オー!」と高らかに出陣の鬨の声が上がると登壇者全員が呼応し、大殿全体が真っ赤にライトアップされた。真田広之エグゼクティブプロデューサーのマークスは、真田をはじめ日本のスタッフの仕事やキャストの演技を前に新しく学ぶこともかなり多かったという。ついに世界配信を迎えることについて「今この形で世界同時に配信できることを心から嬉しく思います。本作は異なる文化や違いの中でどうやって架橋を渡していくのか。あるいは違うからこそ、それを祝福し、共通しているところもまた祝福する、そういう作品でもあるので世界同時配信にぴったりな作品だと思います」と、ハリウッドと日本の違う文化の融合が実現した本作ならではの魅力を感慨深く語る。そして真田演じる虎永と共に熾烈な戦いに身を投じていく、ジョン・ブラックソーン(のちの按針)を演じるジャーヴィスは、初の来日で家康ゆかりの地・増上寺に降り立つことができ「豊かな歴史を持っている、素敵な国ですね」と初めての日本に感動している様子。主君である虎永が信頼を寄せる鞠子役のサワイは配信を目前に控え「日本の歴史・文化・人間性を忠実に描けたのではないかと思うので凄く期待頂きたいのと、本作にすべてをつぎ込んだSHOGUNファミリーと、日本の皆様と一緒に公開をお祝いすることができて嬉しいです」と撮影を経て絆が深まったキャスト&製作陣を“ファミリー”と話し、彼女も本作には特別な想いを抱いているようだ。コズモ・ジャーヴィスアンナ・サワイ真田から戸田広松役として抜擢されたという西岡は「今までおそらく類を見ないくらいのスケールとスペクタクルのある、日本の時代劇、武士道スピリット満載の素晴らしい出来の作品になりました。参加できてすごく光栄です」とハリウッド製作ならではの臨場感あふれる本作の魅力を明かした。ハリウッドの製作陣と日本人スタッフやキャストが一丸となって製作した本作は、脚本の執筆から衣装デザイン、美術の構想から徹底した時代考証が行われ、動きやセリフの一言一句まで妥協を許さず“本物の日本”が追及された。真田は出番のありなしに関わらず朝早くに出向かい、美術小道具チェックをした後、役者を迎え入れてリハーサルを確認してから、自身の扮装に入るという徹底ぶり。本作の製作については「30年以上色々なシチュエーションでご一緒させていただいて西岡さん、そしてコズモ、アンナ、平さん、誰をとってもこの人しかいなかったなと本当に幸せな時間を過ごさせていただきました」と改めてキャスト陣に感謝した。また「この作品は、製作・撮影すべてが非常にドラマチックで、東西のクルーが一丸となって熱い想いで作り上げたので、どのシーンやエピソードも選べないほどキラキラと光る素晴らしいものができたと思います」と自信を覗かせ、「とにかく脚本作りからどの国の観客の方にも理解できる、日本の時代劇好きな方が観ても納得して頂ける、その両方をうまく取り込むためにみんなで日々戦ってまいりました。ぜひ1話から10話までご覧頂いて、参加したみんなの熱い想いを感じ取って、原作の素晴らしさを楽しんでいただければと思います」とプロデューサーとして作品に込めた熱い想いを語った。最後にチームを代表して真田が「時代劇ファンの方も、日頃見てなかったけれども興味があるという方、これを機に時代劇の素晴らしさに目覚めて頂き、国や目の色も違う、でもみんなが一緒にひとつの目標に向かって進めば必ず奇跡は起こる。より良い未来を一緒に築いていけるんだというメッセージも感じ取っていただければありがたいです」と自信を覗かせ、キャスト&製作陣の熱き想いの余韻が残ったまま、イベントは幕を閉じた。さらに、同日に実施された安国殿での大ヒット祈願会では、真田によって兜が奉納され、本作が世界中に広がり大ヒットとなることをキャスト&製作陣が祈願した。<作品情報>『SHOGUN 将軍』2月27日(火) ディズニープラス「スター」で独占配信公式サイト: Disney and its related entities※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記
2024年02月21日真田広之が2月20日、東京・増上寺で行われたディズニープラス「スター」配信のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の大ヒット祈願イベントに出席。プロデューサーも兼ねた入魂作の世界配信を目前に控え「ついにこの日が来た」と感無量の面持ちだった。本作は、1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率を記録したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、壮大なスケールで新たに映像化。関ケ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクルだ。徳川家康にインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永を演じる真田さんは、「この場で、作品をお披露目できることを光栄に思います」と、徳川家の菩提寺である増上寺でのヒット祈願に、感激した表情だった。米制作の連続ドラマで初主演を務める真田さん。プロデュースも手がけ、立ち振る舞いや話し方、小道具に至るまで、劇中の日本文化を入念にチェック。“日本の魂”を本気で描くため、尽力し「世界に発信するべく、日本とハリウッドが一丸となって、熱い思いで作り上げた。皆が一緒に、ひとつの目標に向かえば、必ず奇跡は起こる。より良い未来を築けるんだというメッセージを受け取ってもらえれば」と世界に向け、アピールした。ジャパンプレミアには真田さんをはじめ、共演するコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、エグゼクティブプロデューサーのジャスティン・マークス(『トップガンマーヴェリック』)、レイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルが出席した。虎永の信頼する武将で親友・戸田広松を演じた西岡さんは、親交が深い真田さんを愛情込めて“ヒロ”と呼び、「虎永を真田広之が演じると知り、これはぜひ“ヒロ”と一緒にやりたいと思って、オーディションを受けた」とキャスティングされた経緯を説明。「バンクーバーで8か月間の単身赴任でしたが、楽しい日々でした。過去に類を見ない、ハリウッド発信の日本の時代劇。参加できて光栄です」と誇らしげだった。“ヒロ”こと真田さんも「ときには敵対する関係、ときにはドクターと患者。回想シーンでお父さんを演じていただいたこともあった」と数多くの共演歴をふり返り、「虎永と広松の関係性を、言葉ではなく、目と目を交わすだけで表現するには、徳馬さんしかいなかった。本当に徳馬さんで良かった!」と全幅の信頼を寄せていた。「SHOGUN 将軍」(全10話)は2月27日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信。初回は2話配信され、その後は毎週1話ずつ配信される(最終話は4月23日配信予定)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日真田広之が2月19日(月)、都内で行われたディズニープラス「スター」配信のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」のジャパンプレミアに出席。主演・プロデューサーを務め、ハリウッドの制作陣が戦国時代の日本を描く本作を携えて“凱旋帰国”を果たした。本作は、1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率を記録したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、壮大なスケールで新たに映像化。関ケ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクルだ。真田さんは「長い旅路の果て、日本の皆さんに“情熱の結晶”をお披露目できる日が来て、本当にうれしい。すべてが宝物です」と感慨しきり。米制作の連続ドラマで初主演を務め、徳川家康にインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永を演じたことについては、「家康公の功績を考えると、まさに今の時代だからこそ求められるヒーロー像なのではと思う」と説明した。真田広之また、プロデュースも手がけ、日本人の立ち振る舞いや話し方、小道具に至るまで、入念にチェック。ハリウッドと手を組み、“日本の魂”を本気で描くため、尽力した。「勇気をもって、飛び込んでくれたキャスト陣、時代劇のスペシャリストの才能を、いかに最大限引き出せるかが仕事でした」と振り返り、「日々楽しくて、現場を離れるのがさみしいくらい。本当にすてきな経験をさせていただいた。東西の壁を乗り越えて、完成させたことが、世界へのひとつのメッセージ」と確かな手応えを示していた。コズモ・ジャーヴィス、真田広之ジャパンプレミアには真田さんをはじめ、共演するコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、二階堂ふみ、エグゼクティブプロデューサーのジャスティン・マークス(『トップガンマーヴェリック』原案)、レイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルが出席した。ミュージシャンとしても活躍するコズモは、虎永と運命を共にする英国人航海士のジョン・ブラックソーン(後の按針)を演じ「真田さんの仕事に対する姿勢、背中を見て学ぶことが多かった。何かわからないことがあれば、常にそこにいて教えてくれた」と謝意。語学に堪能な謎多きキリシタンの戸田鞠子役を務めたサワイさんは、「西洋のプロジェクトでは、日本人女性の描き方に『ちょっと違うな』と思うところもありました。今回は女性像に深み、中身があるストーリーを与えてくださった」とハリウッドでの経験を踏まえ、本作の“本気度”に敬意を示した。アンナ・サワイ虎永と天下の覇権を争う敵将・石堂和成役の平さんは、「倒しがいのある敵役を意識して演じた」と不敵な笑み。極寒のカナダで撮影が行われ、「すごく寒い夜に、馬に乗って家臣と会話するシーンは、監督が温かい場所から出てこず(笑)。真田さんが監督の指示を、僕に取り次いでくれた」とプロデューサーでもある真田さんの献身に、頭があがらない様子だ。平岳大一方、虎永に長年仕える忠実な腹心である戸田広松役の西岡さんは、「50数年俳優をやっていますが、こんなすばらしい時代劇の外国作品はないと明言できる。ぜひ堪能してください!」と太鼓判。真田さんとは数々の作品で共演する、旧知の間柄で「真田と西岡が出る時代劇が『こんなもんか』と言われ、恥をかかないようにしようと固く誓ったんです」と絆が生んだ“約束”を明かした。西岡徳馬オーディションでハリウッド大作に乗り込んだ二階堂さんは、虎永の権力に終止符を打つためなら、手段を選ばない太閤の側室・落葉の方を熱演。「セット見学をしていたら、こんなに大きな照明がこの世に存在するのかと(笑)。びっくりするような経験の毎日」と瞳を輝かせ、「真田さんが積み上げたものが、作品に詰まっていた」としみじみ尊敬。撮影中のお楽しみは、「おいしいドーナツとコーヒーだった」そうで、「出番の私を迎えに来てくれるスタッフさんが『ドーナツ(いる)?』って聞いてくださった」と話していた。二階堂ふみ「SHOGUN 将軍」(全10話)は2月27日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信。初回は2話配信され、その後は毎週1話ずつ配信される(最終話は4月23日配信予定)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月19日「Disney+」にて配信予定の「SHOGUN 将軍」のUSプレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて行われ、真田広之、コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、浅野忠信、平岳大、西岡徳馬、プロデューサー陣ら日米のキャスト&制作陣が集結し、盛大にお披露目された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説がドラマシリーズとして新たに誕生。歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>。彼らが繰り広げる歴史の裏側の壮大な謀り事、待ち受ける大どんでん返しと、ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクルドラマシリーズ。今回会場となったアカデミーミュージアムには、全体に桜の装飾が咲き誇り、迫力満載の和太鼓演奏や金色のタイトルが記された漆黒のカーペットが敷かれる豪華絢爛な仕上がりに。配信を待ちきれないファンが大勢駆け付け、キャスト&スタッフの登場前から大盛り上がりとなっていた。プロデューサー兼吉井虎永を演じた真田さんは、初お披露目に「ついにこの日が来たなと思います。関わりはじめてから7,8年経って、紆余曲折を経て今日に至るのでやっと世界に発信できる喜びと、世界や日本でどういう風に受け入れられるのか、不安もありつつ東西の壁を乗り越えて作り上げた作品をぜひ一人でも多くの人に見て頂きたいです」と喜びを語った。そして「21世紀、新しくこの小説を映像化することにあたって、どうすれば今の観客に受け入れられるのかなというところから始まりました。歴史上の人物や出来事にインスパイアされた小説ではありますが、やはりフィクションのエンターテインメントなので、いかにそのストーリーやキャラクターに入りこんで頂くか、いかにオーセンティックに集中できるものを作れるか、ということを大事にしたい、という想いからはじまりました」と制作当時もふり返る。虎永の家臣・樫木藪重役の浅野さんは、真田さんとの共演に「僕が19歳のときにご一緒したのが最初でしたが、長い時間をかけてご一緒していて僕にとって物凄く信頼できる先輩なので、真田さんがいてくださったのは大きかったですね」とその存在の大きさを語り、「真田さんの力が一番大きいと思うのですが、我々日本人にとって大きな一歩だと思いました」と感慨深くコメント。虎永の信頼する武将で親友の戸田広松役の西岡さんもまた「日本のちゃんとした武士道の形をハリウッド作品でみせたい」という熱い想いから、撮影時はプロデューサーのジャスティン・マークスに要望を話し叶えた場面もあったという。そして「やっとハリウッドで日本の武士道スピリッツが描かれたちゃんとしたものができたなと思います。迫力も満載ですし、ワクワクするようなドラマになっています!」と強くアピールした。謀反人の娘の宿命を背負うキリシタンで、虎永、按針の運命の鍵を握る重要人物・戸田鞠子役のサワイさんは「個人的には人間ドラマが一番私には響いていて、それぞれの関係性やそれぞれが犠牲にしないといけないものなどがたくさん見られる」と見どころを語る。のちの按針となるジョン・ブラックソーン役のコズモは「この作品には何百人もの人間が携わりました。ようやく世界中の人々に我々が作り上げた作品を観て頂ける事に喜びを感じています」とお披露目への感動を述べ、「この作品はトレンドを追う事なく王道を突き進み、見て頂ければ驚きと共に納得してくれると思います。按針を演じる上で気を付けたのは、物語の展開が大きくなるほど、確固たる意志と彼の内面性をきちんと表現できるように演技しました」とこだわりを明かした。アメリカでのプレミアを終え、キャスト&制作陣はいよいよ来週日本へ。今月19・20日に実施されるキャスト、プロデューサーの来日イベントは、オンラインで中継される。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信開始。「SHOGUN 将軍」ジャパンプレミア舞台挨拶は2月19日(月)18時~YouTubeにて生配信。「SHOGUN 将軍」大ヒット祈願イベントニコ生中継&スペシャル特番!は2月20日(火)19時~ニコニコ生放送にて配信。(シネマカフェ編集部)
2024年02月14日漫画『セクシー田中さん』や『砂時計』などの人気作品で知られる、漫画家の芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんが亡くなったことが報じられた、2024年1月29日。芦原さんの突然の訃報は、多くの人に衝撃を与えました。芦原妃名子さんの訃報に、相沢友子がコメントを発表芦原さんの作品の1つである『セクシー田中さん』は、2023年10~12月にテレビドラマ化。実写化に携わった、脚本家の相沢友子さんは、2024年2月8日に自身のInstagramを更新。芦原さんの訃報について、次のようにコメントをつづりました。このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます。芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます。SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。2024年2月8日相沢友子aizawa_tomokoーより引用芦原さんの訃報以降、Instagramを更新していなかった様子の、相沢さん。SNSでの自身の発言を振り返り、「訃報を受けた時には、頭が真っ白になりました」とつづっています。また、相沢さんのInstagramアカウントは、今回の投稿を最後に削除されるとのことです。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日真田広之、ハリウッド初主演・プロデュースのドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」よりメイキング特別映像が解禁された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説を『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスほかハリウッドの製作陣により映像化した本作。配信スタートまで1か月を切り、期待感が高まる本作より、豪華キャストやスタッフのインタビューや、貴重な撮影風景を捉えたメイキング特別映像が解禁。映像では、初公開となる本編シーン等に加え、本作でハリウッド製作の連続ドラマ初主演を務める真田さんの、撮影映像を一心にみつめる場面や、出演者に声をかけるシーン等、プロデューサーとして本作に向き合う真剣な眼差しが見て取れる。“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という真田さんの強い想いがひしひしと伝わり、そんな想いに呼応するように、本作はハリウッドが描く日本のドラマとしてかつてないほどのスケールによって創り上げられている。映像には、街並みなどの壮大なセットや撮影機材のほか、キャストが身に着ける衣装や武具や小道具に至るまで、並々ならぬこだわりが感じられ、さらには圧倒的な映像世界を実現するCG技術に至るまで、その徹底的なこだわりを随所に感じることができるメイキングとなっている。真田さんは本作について「とても壮大な人間ドラマだと思います。この作品に俳優やプロデューサーとして関われたというのは自分にとっても大きいことで、非常に重要な一歩を踏み出せたような気がします」と、心境を語っており、自身にとっても本作での経験はかけがえのないものとなったようだ。真田さんと本作を作り上げたキャストや、スタッフ陣も「誰も観たことがない 革新的なドラマシリーズ。製作チームが時代考証に費やした時間と創造力に驚かされた」(鞠子役/アンナ・サワイ)、「スケールに圧倒されるよ 国外でこれほど多くの日本人と共演するのは初めてだ 僕が今まで出演した中で桁違いに大規模で本格的な作品だ、すばらしいよ」(石堂和成役/平岳大)、「本作のテーマの1つは西洋とは全く違う日本の物語を視聴者に見せること。これほどのスケールで創り上げられたシーンは圧巻だよ」(プロデューサー/ジャスティン・マークス)と語るなど、本作への確固たる自信がうかがえる。日本の実力派豪華キャスト陣と、ハリウッドの制作陣が、徹底的にこだわり抜いて創り上げた本作。配信開始に向け、ますます注目が集まる。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月08日真田広之主演・プロデュース「SHOGUN 将軍」より日本語版キャラクターポスターが解禁された。本作は、ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻くSHOGUNの座を懸けた戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。この度到着したのは、主要キャラクター総勢7枚の日本語版ポスター。「窮地に立たされた戦国武将」(吉井虎永)、「虎永と運命を共にする英国人航海士」(ジョン・ブラックソーン(後の按針))、「“謀反人の娘”の宿命を背負うキリシタン」(戸田鞠子)、「裏表の顔をもつ虎永の家臣」(樫木藪重)、「虎永と天下の覇権を争う敵将」(石堂和成)、「虎永に長年仕える忠実な腹心」(戸田広松)、「亡き太閤との子を守る母」(落葉の方)と、役柄の説明とともに、各キャラクターを表すコピーが記されている。それぞれ思惑を隠し持っているような感情の読めない表情、そして彼らの視線の先には何があるのか。壮絶な戦いを予感させる見逃せないキャラクターポスターとなっている。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月31日1月29日、漫画家の芦原妃名子さんが栃木県内で死亡しているのが見つかった。遺書が残されていることから、自殺とみられている。10月から日本テレビ系列で放映されたドラマ『セクシー田中さん』の原作者である芦原さんだが、26日に実写化を巡る脚本トラブルをXで明かしていた。芦原さんは原作漫画が未完だったため《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》ことを条件に実写ドラマ化に合意。制作側には、思わぬ形で改変された場合には修正を行うことや、自身が脚本を担当することを事前に依頼していた。しかし、実際あがってきた脚本は大幅な改変が加えられていたといい、原作サイドは何度も粘り強く修正作業を行ったそう。さらにドラマオリジナル展開となる8?10話からは芦原さんがあらすじやセリフを自ら用意したが、条件は守られず、修正が間に合わない9・10話に関しては芦原さん自らが脚本を担当した。漫画の連載と同時並行での作業となったことから、芦原さんにとって不本意な部分もあったようで《9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます》と謝罪していた。この投稿には、他の漫画家からも共感の声が寄せられるなど大きな反響を集めたが、28日に芦原さんは《「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と投稿した上で、一連の流れを削除。そして、29日に訃報が明らかになった。ドラマや映画で人気漫画を実写化した作品は多いが、ファンが不満を抱くのみならず、原作者と映像化サイドがトラブルになることは決して少なくない。’08年に放送されたドラマ『おせん』(日本テレビ系)も原作者のきくち正太氏が後に《幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった》《そのショックから、漫画が描けなくなりました》と、ある雑誌の中で綴っていた。芦原さんも直接声をあげたが、急死という最悪の結末となってしまった。ネットには同業者らやファンから多くの悲しみの声が寄せられることに。29日、ドラマや映画化された漫画『のだめカンタービレ』の原作者・二ノ宮知子氏も、Xにて《自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない》と投稿。二ノ宮氏は以前よりこのことについて言及しており、1月27日に《ぬぬ。原作者が予め条件を出すのは自分の作品と心を守るためなので、それが守られないなら、自分とその後に続く作家を守るためにも声を上げるしかないよね…》《因みに、改変が悪いわけではなくて、予め出した条件が守られているかどうかが問題だと思っています》と綴っていた。未だなくならない実写化作品を巡るトラブル。改めてそのやり方を議論する声があがっている。《セクシー田中さん、好きだったからこそツラ…もうホント原作アニメマンガゲームは実写化しないで欲しい…基本クソになるのがほぼじゃん…つか実写化とかするのに契約書とかないのかなぁ…原作者の意向にシナリオ出来んのなら、過激に言ってしまえばただの著作権の侵害、盗作やん》《色んな人が関わって生み出されてる事は間違いないのだけど、原作者を蔑ろにするのはダメですよね。アニメ化、実写化する時は弁護士雇って契約書を精査するくらいじゃないと原作者守れないんかな…。そんなの悲しすぎる》《今後は確実に原作クラッシュするような実写化は激減するだろうけどそれとはまた別の問題は絶対発生するだろうし、そうならないよう明確なルールを盛り込んだしっかりした契約を結べるようになるのが良いんだろうね、世間的な空気とかでなんとなく左右されるんじゃなくて》《小学館だけじゃなく全ての出版社・ゲーム会社が連携して作品と原作者さんを守って欲しいよ》【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年01月30日2024年1月29日に報じられた、漫画家である芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんの急逝。芦原さんは同月28日から行方不明になり、翌29日、栃木県内で亡くなっているのを発見されたといいます。亡くなる数日前には、2023年にドラマ化された自著『セクシー田中さん』の制作上の事情について、X(Twitter)で明かしていた、芦原さん。行方をくらませた日の昼、Xに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と書き残し、これまでの投稿のほとんどを削除していました。警察は今後、死因や経緯について調査を進めるとのことです。芦原妃名子さん逝去受け、小学館がコメントを発表逝去が報じられた翌30日、株式会社小学館(以下、小学館)がウェブサイトを更新。芦原さんは1994年に同社の漫画雑誌『別冊少女コミック』でデビューして以来、『砂時計』や『Piece』『Bread & Butter』など、数多くの作品を小学館で刊行してきました。小学館は、芦原さんの訃報を受け、このように想いを明かしています。漫画家の芦原妃名子先生が、逝去されました。『砂時計』で第50回、『Piece』で第58回小学館漫画賞を受賞され、2017 年からは7年にわたり「姉系プチコミック」で『セクシー田中さん』をご執筆いただいておりました。先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております。小学館ーより引用長きにわたって、小学館の作家として活躍してきた芦原さん。あまりにも突然の逝去に、小学館側も深い悲しみに暮れているようです。同社は、多くの人の心を揺さぶった芦原さんの作品を称賛し、「今後も、多くの人に読まれるような作品であってほしい」と、漫画家に対する最大の敬意を示しました。作品は、多くの漫画家にとって我が子同然に大切なもの。作品がより多くの人に届くことは、芦原さんの望みでもあるはずです。訃報に対し、ネットからは「芦原さんの作品が大好きです」という声が相次ぎました。今後も芦原さんの作品は、たくさんの人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」よりキービジュアルが解禁。さらに真田広之率いる豪華キャストの来日も決定した。豪華キャストと圧倒的なクオリティで早くも世界中から大きな話題となっている本作。この度、ハリウッド作品初主演&プロデューサーを務める真田広之やアンナ・サワイ、コズモ・ジャーヴィス、そしてエグゼクティブ・プロデューサーを務めたジャスティン・マークスの来日が決定。2月19日(月)に都内劇場で、1話&2話を上映するジャパンプレミア上映会、2月20日(火)は都内某所で大ヒット祈願イベントが決定し、他主要キャストとスタッフもSHOGUNの舞台となる日本に集結する予定だ。ハリウッド製作の連続ドラマで初主演&プロデューサーを務める真田さんは、キアヌ・リーブスから“マスター”と慕われるなど、ハリウッドでの人望も厚く、いまや世界を代表する俳優の1人だ。そんな真田さんが日本での配信を迎える2月に緊急帰国を果たす。今回、『ブレット・トレイン』(2022)以来の帰国となる。主演&プロデューサーとして参加した本作では「数年にわたり関わってきましたこの作品がようやく完成し、皆様にお披露目できることを大変嬉しく、光栄に思います。困難な今の時代だからこそ、戦乱の世に不屈の精神で平和な世を築こうとした虎永の様な人物像が求められているのではと感じ、精一杯魂を吹き込みました」と熱い想いを語っている。海外メディア向けの初のスクリーニング記者会見では上映後に拍手喝采が起こるなど、真田さんが描く渾身の1作に世界中から大きな注目が集まっている。真田さんはプロデューサーとして、そして戦国最強の武将・吉井虎永役として、自身の母国であり本作の舞台となるこの日本の地で本作にかけた想いを日本中のファンに伝えるべく、メディアの取材やイベントに出席する予定だ。また、戦国最強の武将・吉井虎永ら物語の中心を担う登場人物たちのキービジュアルが解禁。戦国最強の武将・吉井虎永をはじめ、虎永の領地へ漂着する英国人航海士、ジョン・ブラックソーン(後の按針・コズモ・ジャーヴィス)、語学に堪能でキリスト教を信仰し按針の通訳を命じられる戸田鞠子(アンナ・サワイ)が捉えられ、物語の中心担う登場人物らの熾烈な戦いを予感させるキービジュアルとなっている。「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日