3月14日、『2016プレナスなでしこリーグ』開幕記者会見が行われた。1部全10チームの監督及びキャプテンが登壇し、次のように意気込みを語った。【チケット情報はこちら】「今年で東日本大震災から丸5年、チームが発足して5年目。5年という節目の年に、優勝という最高の復興支援をしたい」(ベガルタ・千葉泰伸監督)「私たちの強みのチームワークと攻撃的サッカーで優勝目指してがんばります」(嘉数飛鳥主将)「一試合一試合全力で戦う。見てくれる人が喜んでくれるような試合をしたい」(浦和・吉田靖監督)「日々成長し、一戦一戦優勝に近づけるようチーム一丸となって戦いたい」(後藤三知主将)「ジェフらしいサッカーを見せ、またジェフの試合を見たいと思わせる試合をしたい」(ジェフL・三上尚子監督)「走る、戦うサッカーを前面に出し、タイトルを取りたい」(櫻本尚子主将)「目標は当然連覇。ベレーザらしいサッカーでみなさんに感動を与えたい」(日テレ・森栄次監督)「まず五輪の出場権を逃し、申し訳なく思います。チームとしては連覇を目指してがんばりたい」(岩清水梓主将)「チームワークとハードワークを出して戦いたい」(新潟L・辛島啓珠監督)「『皇后杯』準優勝の悔しさを晴らせるよう、今年はタイトルを取りたい」(中村楓主将)「長野という地方から旋風を巻き起こしたい」(AC長野・本田美登里監督)「新スタジアムとともに新たな歴史を作り上げたい」(坂本理保主将)「創部40周年の記念すべき年、ユニフォームも一新し、気持ちも新たに優勝争いに加われるようにしたい」(伊賀FC・金鐘達監督)「全員守備、全員攻撃で優勝を目指したい」(那須麻衣子主将)「昨年は残留し、ビルドアップした。ひとつでも上の順位を目指したい」(コノミヤ・本並健治監督)「チャレンジャーの気持ちで5位以内を目指したい」(虎尾直美主将)「去年悔しい思いをした。これがINACだというサッカーを作る」(I神戸・松田岳夫監督)「スローガン通りに躍動したい。リーグ戦もカップ戦も優勝したい」(高瀬愛実主将)「何とか残留し、チームとしてまとまりが出てきた。少しずつ成長していきたい」(湯郷ベル・櫻井庄吾監督)「去年は結果が出せずに悔しい思いをしたが、成長するために必要な一年だった」(福元美穂主将)『プレナスなでしこリーグ1部』開幕戦はベガルタ×AC長野・ユアテックスタジアム仙台、I神戸×コノミヤ・ノエビアスタジアム神戸が3月26日(土)、新潟L×湯郷ベル・デンカビッグスワンスタジアム、ジェフL×伊賀FC・ゼットエーオリプリスタジアム、日テレ×浦和・味の素フィールド西が丘が3月27日(日)キックオフ。また、1部・2部・チャレンジリーグ全32チームの選手名鑑などが掲載された『Plenusなでしこリーグ/Plenusチャレンジリーグ オフィシャルガイドブック 2016』は本日3月14日発売。
2016年03月14日3月10日、今年秋に開幕するバスケットボール新リーグ『B.LEAGUE』が、ソフトバンク株式会社とトップパートナー契約を結んだことを発表した。チケットぴあバスケットボールのチケット情報会見に登壇した孫正義ソフトバンクグループ代表は「『B.LEAGUE』を一気に飛躍させる役に立ちたい」と語り、開幕戦から1部・2部の全試合をインターネットでLIVE配信すると明言。また、ソフトバンクユーザー以外でも何らかの形で見られるようにし、テキスト速報から即座にゴールシーンを見られるような機能を用意したいと構想を明かした。川淵三郎B.LEAGUE名誉会長は、「ソフトバンクグループがトップパートナーになることで情報発信力が高まり、見たい時に見たい場面を見られる。バスケットボールの魅力を余すことなく伝えられる」とコメント。「こんなにラッキーなことはない」と喜びを露にした。一部報道では、契約金は4年125億の超破格だとか。さらに、ゲストとして登場したお笑いコンビ・ハリセンボンが、川淵会長、孫代表の“決定権を持つ2トップ”にリーグを盛り上げる企画を提案。近藤春菜は「試合観戦中などにスマホを選手にかざしたら選手情報が出てきたり、空いたコップをかざしたらドリンクを持ってきてくれるアプリの開発してほしい」と女性心理を訴えると、孫代表は「できますね、やりましょう!」と即答し会場を沸かせた。箕輪はるかの「試合中“ソフトバンク”と3回言いながらダンクシュートを決めると、もう1点入る」という提案に対しては、川淵会長が「ルールを変えないといけないから駄目(笑)」とNG判断を下した。リンク栃木ブレックス・田臥勇太は「世界で通用する若手の育成システムを一緒に作りたい」と意気込み、川淵会長、孫代表とともに「ゆくゆくはNBAの選手がふたり、3人と育つような環境を作っていきたい」と未来像を語った。また、記者として質問した前園真聖の「『B.LEAGUE』が登場するソフトバンクのCMを制作してほしい」という要望に、孫代表が「やりましょう」と快諾する場面もあった。今後ますます盛り上がりを見せるであろう『B.LEAGUE』の開幕を前に、今シーズンで最後となる『NBL』、『TKbjリーグ』でお気に入りのクラブを見つけてみてはいかが? 田臥が所属するリンク栃木ブレックスは、3月12日(土)・13日(日)に敵地・ウィングアリーナ刈谷(愛知県)でアイシンシーホース三河と対戦する。チケット発売中。
2016年03月10日Facebookは、JリーグのJ1各クラブと協力し、「プロフィール写真フレーム」機能で使えるJ1各クラブのフレームを提供開始した。デスクトップ版、モバイル版ともに利用できる。J1クラブのプロフィール写真フレームは、各クラブの公式Facebookページの投稿などに付いている「試す」ボタンから設定できる。設定ページでは、プロフィール画像の大きさや位置を調整できるほか、フレームを表示する期間(1時間/1日/1週間/期限なし)も設定可能。設定した期間を過ぎると自動的に元のプロフィール写真に戻る。
2016年03月07日1月25日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016の年間表彰式が行われた。3季連続4回目の優勝を果たしたパナソニックからベストフィフティーンが7人、堀江翔太主将がMVPに選出された。主な受賞者は以下の通り。パナソニックワイルドナイツ-帝京大 チケット情報【MVP】堀江翔太(パナソニック)【得点王】五郎丸歩(ヤマハ発動機)【ベストキッカー】ベリック・バーンズ(パナソニック)【トライ王】安藤泰洋(トヨタ自動車)、江見翔太(サントリー)【新人賞】小瀧尚弘(東芝)【ベストフィフティーン】PR稲垣啓太(パナソニック)、浅原拓真(東芝)、HO堀江翔太(パナソニック)、LOアンドリース・ベッカー(神戸製鋼)、ヒーナン ダニエル(パナソニック)、FLリーチ マイケル(東芝)、金正奎(NTTコム)、NO.8アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコム)、SH田中史朗(パナソニック)、SOベリック・バーンズ(パナソニック)、WTB江見翔太(サントリー)、北川智規(パナソニック)、CTBリチャード・カフイ(東芝)、JP・ピーターセン(パナソニック)、FB五郎丸歩(ヤマハ発動機)主な受賞者のコメントは以下の通り。「いつかの表彰式で、日本人がMVPを取り返すと言いましたが、有言実行できてよかった。1回目のMVPの時の方がインパクトのあるプレーをしたが、今回は淡々とプレーした。チームメイト、特に試合に出られなかったチームメイトに感謝したい。『日本選手権』もトップリーグの代表として、しっかり勝ちたい」(堀江)「今季はグラウンド外で仕事をして、『こいつ大丈夫か?』と思われたと思うが、タイトルを取り、ラグビーへの情熱を伝えることができてよかった。来季は3冠(得点王・ベストキッカー・ベストフィフティーン)を取れるようがんばりたい」(五郎丸)「ラグビー人生が180度変わった素晴らしいシーズンがやっと終わった。疲れた。ただ、昨日負けてしまったので、悔しい」(リーチ)「この4年間、日本のラグビーのために体を張ってきたので、今年は個人にフォーカスしてレベルアップしたい。スピード、スキル、フィットネス、すべてにレベルアップしたい」(田中)『LIXIL CUP 2016』覇者のパナソニックは1月31日(日)・秩父宮ラグビー場・『日本選手権』で『大学選手権』王者・帝京大と激突。また、2月13日(土)・豊田スタジアムではトップリーグ XVを結成し、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズと対峙するトップリーグオールスター『FOR ALL チャリティーマッチ 2016』を開催。どちらのチケットも発売中。
2016年01月26日トップリーグ4強は昨季と同じ顔ぶれとなった。『LIXIL CUP 2016』準決勝に3連覇を目指すパナソニック、『日本選手権』覇者のヤマハ発動機、初代王者・神戸製鋼、6年ぶり6度目の優勝を狙う東芝が勝ち残ったのだ。ジャパンラグビートップリーグ チケット情報4強は1回戦でそれぞれ持ち味を発揮した。パナソニックはキヤノンを46-6と圧倒。2年連続MVPのSOベリック・バーンズ、日本代表WTB山田章仁をケガで欠いたが、ヘイデン・パーカーが10本のキックをすべて決め、児玉健太郎も2本のトライを奪う活躍を見せた。LOヒーナン ダニエル、NO.8ホラニ龍コリニアシらFW陣が攻守に前へ出て、終始ペースを握ったのだ。NTTコム戦で前半を7-7で折り返したヤマハは後半勝負でFWが圧力を増して26-7、神戸製鋼は近鉄に地力の差を見せ付け42-10と完勝した。ただ、ヤマハ・五郎丸歩はキック成功が5本中3本、神戸製鋼・山中亮平が3本すべてに失敗し、代わったキッカー・正面健司が5本中3本成功と、低調だったのは気になる。東芝とトヨタ自動車は互いの持ち味である速いアタックと粘り強いディフェンスを発揮して、接戦を演じた。だが、FWで優位に立つ東芝が徐々に押し込み、29-17と勝ち切った。準決勝のカードはパナソニック×神鋼、東芝×ヤマハとなった。2試合ともセットプレーが勝敗の鍵を握るだろう。パナソニック×神鋼はPR稲垣啓太(パナソニック)、HO堀江翔太(パナソニック)、PR山下裕史(神鋼)と日本代表のフロントローが並ぶ。ラインアウトになれば堀江が安定したスローイングを披露し、アンドリース・ベッカー(神鋼)が208cmの長身を利してキャッチする。どちらがスクラムとラインアウトで支配するか、勝負の綾となる。東芝×ヤマハは、よりセットプレーが勝敗に直結するだろう。東芝はフィジカルコンタクトに、ヤマハはスクラムに絶対の自信を持っている。自らの武器とするスクラムやモールで押し込めばこっちのもの、逆に押し込まれれば得点以上のダメージを負う危険性もはらんでいる。リーチ マイケル(東芝)や大野均(東芝)、田中史朗(パナソニック)ら『ラグビーW杯』日本代表メンバーの半数を超える16名が所属する4強対決。『LIXIL CUP 2016』準決勝は1月16日(土)・パナソニック×神戸製鋼・秩父宮ラグビー場、東芝×ヤマハ発動機・東大阪市花園ラグビー場で、決勝と3位決定戦は1月24日(日)・秩父宮ラグビー場でキックオフ。『LIXIL CUP 2016』覇者に『第52回全国大学選手権』7連覇を達成した帝京大が挑む『第53回日本選手権』は1月31日(日)・秩父宮ラグビー場で開催。いずれのチケットも発売中。
2016年01月14日ワーナー・ブラザースとDCエンタテインメントが製作準備を進めているスーパーヒーロー映画『ジャスティス・リーグ』に、アンバー・ハードが出演することになりそうだ。役柄はアクアマンの恋のお相手メラ。アクアマンの役には、ジェイソン・モモアが決まっている。ハードはまた、ジェームズ・ワン監督で製作予定のアクアマンの独立した映画にも出演することになるらしい。その他の情報『ジャスティス・リーグ』にはほかに、バットマン役でベン・アフレック、ワンダー・ウーマン役でガル・ガドット、ザ・フラッシュ役でエズラ・ミラーが出演する。監督は『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー。撮影は今年4月に始まる。北米公開予定は2017年11月。ハードの最新作は、エディ・レッドメイン主演の『リリーのすべて』。文:猿渡由紀
2016年01月14日コン・フォン選手 ©Dentsu Media Vietnam2016年シーズンのJリーグでは、東南アジア出身の2選手がプレーする。水戸ホーリーホックに加入したグエン・コン・フォン選手と、横浜FCが獲得したグエン・トゥアン・アイン選手で、ともにベトナム出身の期待の若手だ。母国ではそれぞれ「ベトナムのメッシ」、「ベトナムのピルロ」と呼ばれて大変な人気を誇る。両選手のJリーグ入りは、ベトナムでも大きな注目を集めている。アイン選手©YOKOHAMA FC残念ながら移籍は実現しなかったものの、彼ら以外にもこのオフは複数の東南アジア人選手がJリーグクラブの練習に参加した。タイで最も才能ある若手の一人であるウォラーチット・カニッシーバンペーン選手はFC東京、シンガポールの守護神としてワールドカップ予選で日本を苦しめたイズワン・マフムド選手は松本山雅FCのトレーニングに加わった。また、カンボジアやインドネシアの選手らにJリーグチームが興味を示しているという情報も流れ、Jリーグと東南アジア人選手を巡る動きは激しかった。FC東京の練習に参加したタイのウォラーチット選手 著者撮影Jリーグの「アジア戦略」Jリーグは2012年頃から、アジア諸国との関係を深めようとする「アジア戦略」を進めてきた。短期間で日本サッカーをアジアのトップに導いたJリーグのノウハウをアジアの国々に還元し、アジア全体の底上げをはかることで、日本サッカーをさらなる高みに押し上げようという試みだ。なかでも成長著しい東南アジアとの関係は、特に重点的に取り組まれてきた。2012年2月のタイリーグを皮切りに、Jリーグは東南アジア各国のリーグとの間でパートナーシップ提携を締結。Jリーグクラブと東南アジアのクラブとの間で個別にパートナー関係が築かれるケースも生まれて、人的な交流を行う努力もされてきた。現地のファンの関心をJリーグに集め、さまざまな経済効果につなげるためにも、特に東南アジア出身Jリーガーの誕生は「アジア戦略」に欠かせない要素として力が注がれている。2013年シーズンには「ベトナムの英雄」と呼ばれるレ・コン・ビン選手がコンサドーレ札幌に加入し、東南アジアの選手として初めてJリーグでプレー。その後も、インドネシア出身のJリーガーも誕生した。とはいえ、これまでのところは実力と人気を兼ね備えた旬のスター選手がJリーグで活躍し、現地で大きく注目されるという状況はつくられておらず、Jリーグ側が望む効果を十分に得られていないのが現状だ。Jリーグ移籍の難しさ。その意外な理由とは….なぜ東南アジアのスター選手たちのJリーグ移籍は、なかなか実現しないのか。それは、経済とリーグの成長によって東南アジア人選手のサラリーが急上昇していることが一因だ。Jリーグクラブが興味を示しても、最終的に金銭面で折り合いがつかないケースが多く見られる。特に著しい成長で東南アジアをリードするタイでは、トップ選手であれば数千万円の年俸も珍しくなくなった。ところが、その金額を支払うJリーグクラブは容易には現れないため、未だに東南アジア最強国であるタイからのJリーガーは誕生していない。そんな状況のなか、草の根の活動も続けられている。Jリーグアジアアンバサダーを務める木場昌雄氏による、東南アジアから未来のJリーガーを発掘するための活動もその一つだ。現役時代はガンバ大阪のキャプテンとして長く活躍し、タイでのプレー経験もある木場氏は、引退後に一般社団法人JDFA(Japan Dream Football Association)を設立。東南アジアで現地の少年たちを対象にしたクリニックなどを継続的に行っており、一昨年からはU-14世代の大会をバンコクで開催。同大会の優秀選手をJリーグクラブに短期留学させてチャンスを与える、という画期的なプロジェクトもスタートさせている。木場昌雄氏(中央)と日本に短期留学する優秀選手2名 著者撮影さまざまな角度で加速する日本と東南アジアのサッカー界における交流。東南アジアのスター選手をJリーグでプレーさせるための動きにも年々、熱が入ってきた。その結果として今シーズン誕生したのが、ベトナム出身の2選手といえる。ベトナム国内で「黄金世代」と呼ばれ期待されたチームの中心選手として知名度の高い彼らがJリーグで結果を残せば、日本と東南アジアの間でまた新しい何かが生まれることになるだろう。( text : 本多 辰成 )スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年01月13日パナソニックが3連覇を達成するのか、ヤマハ発動機が悲願の初優勝を飾るのか、最多優勝5回の東芝や初代王者・神戸製鋼が覇権を奪還するのか。『ジャパンラグビー トップリーグ』が、いよいよ一発勝負の『LIXIL CUP 2016』に突入する。ジャパンラグビー トップリーグ チケット情報波乱があった。優勝3回・準優勝3回のサントリーは、A組5位に甘んじ、まさかの順位決定トーナメント参戦を余儀なくされた。激しい星の潰し合いが展開されたA組で抜きん出たのが、パナソニックだ。V2王者はリーグ戦を6勝1分で走破した。2年連続MVPのべリック・バーンズは、キック成功率90.91%という驚異的な精度を誇り、ベストキッカーを受賞した。堀江翔太主将は前線で体を張るだけではなく、ゴロパントやノールックパスなど意表を衝くプレーを見せ、リーグ戦通算96トライの北川智規も衰えることのない得点能力を発揮した。12月から負傷欠場中の日本代表・山田章仁も来るべき決戦に準備を整えていることだろう。王者・パナソニックは『LIXIL CUP 2016』で、さらにギアを上げる。B組1位となったのは、ヤマハ発動機だ。第6節・神戸製鋼に完敗を喫したが、これはSH・矢富勇毅を出場停止で欠いたのが響いた結果である。思えば、昨季もセカンドステージで神戸製鋼に10-40で敗れたが、『LIXIL CUP 2015』準決勝では41-12とキッチリ借りを返した。第7節・キヤノン戦ではセットプレーでの強さも取り戻している。3年ぶり3回目の得点王に輝いた五郎丸歩も好調を維持する。プレーオフを勝ち抜く環境は出来つつある。A組2位となった東芝は第2節・NTTコム戦でつまづいたが、第5節・パナソニック戦で17-17、第6節・近鉄を58-12と圧倒し、第7節・サントリーを25-14と振り切り、勢いに乗る。B組2位の神戸製鋼は第6節・ヤマハ戦でセットプレーで勝利をもぎ取り、第7節・トヨタ自動車戦ではミスから接戦を落とした。トーナメントではゲームマネージメントが重要となる。パナソニック、東芝、ヤマハ、神戸製鋼の4強に対し、A組3位・近鉄、A組4位・NTTコム、B組3位・トヨタ自動車、B組4位・キヤノンが挑むことになる。近鉄とトヨタ自動車は得意のフィジカルコンテストで勝機を見出したい。NTTコムは日本代表No.8のアマナキ・レレィ・マフィ、キヤノンは南アフリカ代表FBのウィリー・ルルーのビッグプレーで活路を切り開きたい。『LIXIL CUP 2016』1回戦は、近鉄×神戸製鋼、東芝×トヨタ自動車・パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)、NTTコム×ヤマハ発動機・キンチョウスタジアム(大阪)、パナソニック×キヤノン・ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川)の組み合わせで、1月9日(土)キックオフ。チケット発売中。
2016年01月05日『ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016』リーグ戦もいよいよ残り3節。年明けに開催される順位決定戦『LIXIL CUP 2016』へ向けて、星取り争いも後半戦に入った。12月12日(土)・秩父宮ラグビー場では、グループAの上位陣が揃って登場。2位NTTコム×5位サントリー、3位東芝×1位パナソニックがラインナップされているのだ。【チケット情報はコチラ】『トップリーグ』連覇を果たしたパナソニックと最多優勝5回を誇る東芝は、あまたの名勝負を繰り広げてきた。第4節・NTTコムとの全勝対決を制したパナソニックに死角はない。日本代表SH田中史朗、2年連続MVPのSOべリック・バーンズがゲームをコントロールする。FW陣でグイグイ距離を稼ぐだけではなく、HO堀江翔太主将が変幻自在のテクニックで相手を惑わす。堀江は先週のNTTコム戦では、4人のタックルをかいくぐりスーパートライを決めた。BKも日本代表・山田章仁をケガで欠くが、通算トライ数2位のベテラン・北川智規が今季トップタイの4トライをマークする。対する東芝は第2節・NTTコム戦で敗北を喫したが、第4節・リコー戦で8トライを奪う完勝でショックを払拭した。また、前節欠場した日本代表主将のリーチ マイケルがパナソニック戦に間に合ったのも明るいニュースだ。堀江も「東芝はパナソニック戦ではいつも以上の情熱を持って臨んでくる」と警戒する。第一試合に組まれたNTTコム×サントリーは、立場が逆転した。NTTコムは『トップリーグ』6年目で8位が最上位ながら、只今グループA2位と躍進する。その原動力となっているのが、日本代表でもキーマンになったアマナキ・レレィ・マフィだ。インパクトプレイヤーのマフィはトップタイの4トライを記録。マフィに引っ張られる形で、2年目のゲームキャプテン金正奎、SH光井勇人とCTB石橋拓也のふたりのルーキーが躍動する。『トップリーグ』優勝3回・準優勝3回のサントリーは昨季、9年ぶりに4強入りを逃した。今季も開幕戦でパナソニックに完敗、第3節には近鉄に僅差で敗れ、2勝2敗の5位に甘んじる。4位・近鉄の結果にもよるが、『LIXIL CUP 2016』に出場するためにはNTTコム戦、第6節・リコー戦、第7節・東芝戦を2勝1敗で切り抜けるのがノルマだ。しかも、ボーナスポイントや得失点差も稼ぎたいところ。第2節以来の出場となるWTB松島幸太朗がトライを決められるか。12月12日(土)・秩父宮ラグビー場で行われる『トップリーグ』グループA第5節・NTTコム×サントリー、東芝×パナソニックは、計15名の日本代表選手が勢揃い。しかも、一枚のチケットで2試合堪能できる。さらに、当日は『ウルトラファミリーデー』となり、ウルトラマンのショーやファンサービスを実施する。チケットは残りわずか、自由席のみ発売中。
2015年12月11日ヤフー(Yahoo! JAPAN)は11月24日、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とデジタル・コミュニケーション領域におけるパートナーとして業務提携を締結したと発表した。今後同社はJリーグの「サポーティングカンパニー」として、主にインターネットを利用したプロモーションやマーケティングといったデジタル・コミュニケーション領域に関する業務を、Jリーグと連携して進めていくという。連携の第1弾として、同社が子会社のワイズ・スポーツと協力して運営するスポーツ情報サイトである「スポーツナビ」において、「明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ」の特集ページを公開した。決勝(12月2日及び12月5日)ではスポーツナビのトップページを同チャンピオンシップ仕様のデザインに変えて、より多くのスポーツ・ファンへ魅力を訴求するとのことだ。今回の業務提携を機に、同社が持つメディア・パワーや各種の資産を利用して、より多くの人にJリーグの魅力を伝えて観客数増加を目指すという。さらに、JリーグおよびJリーグの各パートナーと共に、情報技術を利用したファンの利便性向上及びサッカー業界全体の活性化を実現すべく、幅広い取り組みの可能性を協議していくとしている。
2015年11月25日いよいよ『ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016』が11月13日(金)に開幕する。『ラグビーワールドカップ』で歴史的3勝を挙げた日本代表が、それぞれの戦闘服に着替え、激突するのだ。ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016 チケット情報五郎丸歩(ヤマハ発動機)のゴールキックにリーチ マイケル(東芝)のタックル、堀江翔太(パナソニック)のゲイン(ボールを前へ運ぶこと)や松島幸太朗(サントリー)のスピード溢れる突破などなど、各会場で「イングランドで見たあのプレー」が実践される。見どころは日本代表スコッドのパフォーマンスだけではない。『W杯』で上位を独占した南半球のスタープレーヤーたちが、『トップリーグ』でしのぎを削るのだ。特に3位・南アフリカの主軸はこぞって日本でプレーする。準々決勝・ウェールズ戦で逆転トライを決めたフーリー・デュプレアと、五郎丸と同様にドリームチームに選出されたスカルク・バーガーはともにサントリーに、5トライを挙げたJP・ピーターセンはパナソニックに所属している。『W杯』得点ランク2位につけたハンドレ・ポラードとロックでドリームチームに選ばれたエベン・エツベスはNTTドコモに新加入した。さらに3位決定戦とアメリカ戦でMOMとなったダミアン・デアリエンディは近鉄へ、フルバックのウィリー・ルルーはキヤノンへ移籍してきた。今季は南アの4・7・9・10・12・14・15番と主力の半数が『トップリーグ』でプレーするのだ。南アだけではない。得点ランク3位タイのオーストラリア代表バーナード・フォーリーはリコーへやって来た。フォーリーは準々決勝・スコットランド戦で誤審の後のあの決勝PGを決めた背番号10である。ベン・マッカルマンはパナソニック、ワイクリフ・パールーはトヨタ自動車と準優勝国からさらなる新加入助っ人はいる。また、V2を達成したニュージーランドのリアム・メッサムは今季から東芝の一員となる。サモア代表のトゥシ・ピシ(サントリー)やトンガ代表のシアレ・ピウタウ(ヤマハ発動機)ら、3強以外の各国代表の主力も揃う。2年連続『トップリーグ』MVPを獲得した元豪州代表の司令塔ベリック・バーンズ(パナソニック)や南ア代表として『W杯』3大会に出場したジャック・フーリー(神戸製鋼)など、かつての代表戦士を挙げれば、枚挙に暇がない。NZ、豪州、南アのスター選手が揃う『トップリーグ』。開幕戦は11月13日(金)・パナソニック×サントリー・秩父宮ラグビー場(東京)、11月14日(土)・リコー×NTTコム、東芝×クボタ・秩父宮、豊田自動織機×NEC、トヨタ自動車×ヤマハ発動機・パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)、NTTドコモ×コカ・コーラ、近鉄×ホンダ・近鉄花園ラグビー場(大阪)、11月15日(日)・神戸製鋼×キヤノン・ユニバー記念競技場(兵庫)。予定枚数終了のカードを除き、チケット発売中。
2015年11月12日公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は11月2日、「ゴジラ」が日本ラグビーの最高峰リーグである、トップリーグの応援キャラクターに就任したことを発表した。「ジャパンラグビートップリーグ2015-2016プレスカンファレンス」では、各チームの監督、キャプテン、先のワールドカップイングランド大会で日本中に感動を与えた日本代表チームの選手たちとともにゴジラもステージに登場した。ラグビーワールドカップ2015日本代表の五郎丸歩選手(ヤマハ発動機ジュビロ)は、「小さい時からなじみ深いヒーローで、強いゴジラとラグビーがコラボしたことは非常に楽しみです。ゴジラ目当てに会場に来たファンにも、ラグビーの魅力をアピールしていきたいですね」とコメントした。応援企画第1弾として、12月19日に秩父宮ラグビー場で行われる公式戦を「ゴジラ・デイ」に認定。ゴジラのように力強いプレーでチームに貢献した選手に贈られるゴジラ賞=通称GODZI-MEN(ゴジメン)賞を新設。さらにスタジアムでは、トップリーグとのコラボグッズ、ゴジラも火を噴く(熱線=熱戦)激辛メニューの発売も予定している。TM & (C)TOHO CO., LTD.
2015年11月04日11月2日、『ジャパンラグビートップリーグ2015-2016』プレスカンファレンスが行われた。11月13日(金)の開幕戦を前に、各チームの指揮官・主将・日本代表選手が顔を揃えたのだ。ラグビーのチケット情報一気に爆発したラグビー人気を牽引するヤマハ発動機・五郎丸歩が「ラグビーワールドカップ(RWC)で世界に与えたような衝撃を、今度は国内でお見せしますので、会場へ足を運んでください」と言えば、今回の代表の最年長&最多キャップの東芝・大野均も「ここにいるメンバーでRWCに負けない熱気を作りたい」と意気込んだ。昨季、連覇を果たしたパナソニックの堀江翔太主将は「もちろん今年も優勝を目指す。短期決戦なので、いつも以上に集中力を高め、一戦一戦全力で行く」と宣言した。また、サントリー・畠山健介の「パナソニックとの開幕戦は初めてラグビーを見るという人も多いと思うので、がっかりさせない、いい試合をしたい」というコメントを受けた田中史朗は「開幕戦はいい試合ではなく、勝ちたい」と見事な切り返しを見せた。タイトルを狙うライバルたちは、パナソニックのV3阻止へ虎視眈々。『トップリーグ』準優勝、『日本選手権』優勝のヤマハ発動機・三村勇飛丸主将は「昨季届かなかった『トップリーグ』優勝を目指したい。持ち味のセットプレーを生かして攻撃したい」と抱負を語り、『トップリーグ』最多の優勝5回を誇る東芝・森田佳寿主将も「RED Wallというチームスローガンのもと、東芝らしいラグビーをしたい。全員でタックルし、何度も立ち上がり、赤い壁となって優勝に向かって戦いたい」とキッパリ。3年ぶりの優勝を目指すサントリー・真壁伸弥主将も「ターゲットは優勝。毎年レベルが上がっているので、1点差でも何とか勝ち続けたい」と意気込みを語った。今季は『RWC』イヤーのため、16チームによる総当りリーグ戦から8チームの総当りリーグ戦に変更し、順位決定トーナメントで雌雄を決する。グループAはパナソニック、東芝、サントリー、NTTコム、リコー、近鉄、クボタ、ホンダ、グループBはヤマハ発動機、神戸製鋼、トヨタ自動車、キヤノン、NEC、NTTドコモ、コカ・コーラ、豊田自動織機が組み分けられた。開幕戦は11月13日(金)・パナソニック×サントリー・秩父宮ラグビー場(東京)、11月14日(土)・リコー×NTTコム、東芝×クボタ・秩父宮、豊田自動織機×NEC、トヨタ自動車×ヤマハ発動機・パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)、NTTドコモ×コカ・コーラ、近鉄×ホンダ・近鉄花園ラグビー場(大阪)、11月15日(日)・神戸製鋼×キヤノン・ユニバー記念競技場(兵庫)。予定枚数終了のカードを除き、チケット発売中。
2015年11月02日スカパー!では今年7月にJリーグのアドバイザーに就任した堀江貴文氏をゲストに迎え、Jリーグの未来について語り合う『Jリーグラボ #33』を11月7日(土)に放送する。同番組は日本サッカーの水準向上を目的に、チームの戦術論や選手の技術論など、さまざまな角度からJリーグの試合を分析し、時にはレフェリングにも言及する硬派なサッカー番組。MCはコンサドーレ札幌の運営会社である北海道フットボールクラブにて代表取締役を務め、公益社団法人日本プロサッカーリーグの理事でもある野々村芳和氏。今回のゲストである堀江氏は、実業家の視点からJ リーグの市場価値を上げる方法について具体的な提言をしていく。収録を終え、堀江氏は「僕が話すことはいつも大体同じなんですけど、東京に驚くべき専用スタジアムができてほしいんです。各地のスタジアムを訪れて感じたことですが、サッカー専用とそうじゃないものは迫力が全く違う。日本のスタジアムには『ワクワク・ドキドキ』が少ない。築地市場の跡地に 5万人くらい収容できる規模でショッピングモールやホテルを隣接させることが出来たら、それが理想形。ガンバ大阪の専用スタジアムが140億円だから建設費だけなら200億円くらいあれば可能」と実業家らしい具体的な提案を。そして「今のJリーグは村井チェアマンをはじめ『やる気』もあるし、いろいろな施策の成果が出始める段階まで来ています。Jリーグアドバイザーとしては成果が出てくれないと困るんですけどね」と、苦言を呈しながらJリーグの未来について話している。『Jリーグラボ#33』はスカチャン0(CS800/プレミアムサービス 580)にて11月7日(土曜 23:00~)放送。
2015年10月29日Windows 10は、ディスプレイサイズに制限されていた作業領域を拡張する「仮想デスクトップ」機能を備えている。仮想デスクトップ自体は目新しいものではなく、他のOSも古くから実装し、Windows XP時代もMicrosoft製ツールで仮想デスクトップを実現していた。今回はWindows 10の仮想デスクトップについて、どのような場面で効果的なのかを考えてみよう。○仮想デスクトップの使い方仮想デスクトップは、タスクビューボタンを押すと現れる「新しいデスクトップ」を押せば、新たに追加できる。起動中のアプリケーションは、コンテキストメニューやドラッグ&ドロップ操作で仮想デスクトップ間を移動し、仮想デスクトップのサムネイルにある「×」ボタンを押せば、その仮想デスクトップが閉じる仕組みだ。これらの操作は、ショートカットキーを覚えておくとよい。仮想デスクトップを追加する場合は「Win」+「Ctrl」+「D」キー、仮想デスクトップの切り替えは「Win」+「Ctrl」+「←(→)」キー、アクティブな仮想デスクトップを閉じる場合は「Win」+「Ctrl」+「F4」キーを押す。また、仕様としてデスクトップ上のアイコンは仮想デスクトップで共通。作成した仮想デスクトップ数はサインアウトしても維持される。○マルチディスプレイ環境では?一見すると便利な仮想デスクトップだが、複数のディスプレイを並べている場合、かえって使いにくい。例えば、3枚のディスプレイをPCに接続している場合、すべてのディスプレイ画面が仮想デスクトップとして切り替わるため、特定のディスプレイだけ必要に応じて切り替えるといった融通が利かないのだ。マルチディスプレイはデスクトップの狭さを補う手段のひとつであり、仮想デスクトップとは相反するともいえる。だが、Windowsはこれまで仮想デスクトップを標準サポートしてこなかった結果、マルチディスプレイ環境が発展してきた。いずれ、マルチディスプレイ環境における個別のディスプレイ画面において、別々の仮想デスクトップを使い分けられるようになってほしいものだ。○2-in-1 PCやタブレットに最適基本的に仮想デスクトップは、シングルディスプレイ環境で威力を発揮する。狭いデスクトップでは、複数のアプリケーションを並べて表示して、マルチタスク的に操作を行うことは難しい。筆者の場合だと、テキストエディターで原稿を書きながら、撮影した画像をチェックしつつリネームやレタッチを行うのが普段の作業スタイルだ(もちろんWebブラウザも)。仮想デスクトップを使うときは、「仮想デスクトップ1」をテキストエディター、「仮想デスクトップ2」を画像ビューア、「仮想デスクトップ3」をフォトレタッチアプリケーションと切り替えることで、作業効率は大幅に向上する。仮想デスクトップを使う上で注意したいのが、「設定」の「システム\マルチタスク」だ。「仮想デスクトップ」セクションでは、タスクバー上のボタンや「Alt」+「Tab」キーによるタスク切り替えの動作として、「すべてのデスクトップ」「使用中のデスクトップのみ」の2つから選択できる。既定値は「使用中のデスクトップのみ」だが、「Alt+Tabキーを押したときに次の場所で開いているウィンドウを表示する」-「すべてのデスクトップ」を選ぶと、仮想デスクトップの切り替え操作をスキップしてアプリケーションを選択できるようになる。仮想デスクトップをよく使う場合は、変更しておくとよいだろう。阿久津良和(Cactus)
2015年10月23日10年ぶりに栄光に輝いたNECが初の連覇を達成するのか、レギュラーラウンド、ファイナル6でトップを走りながら3連覇を逃した久光製薬がリベンジを果たすのか。はたまた、ファイナルステージへ進出した上尾、岡山、日立、東レが一気に頂点へ駆け上がるのか、V・チャレンジマッチ(入れ替え戦)に回ったデンソー、トヨタ車体の巻き返しはあるのか。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』が10月17日(土)・18日(日)・東京体育館で開幕を迎える。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』チケット情報新たな開催方式となって2年目の『2015/16 V・プレミアリーグ女子』は、スリリングな展開が予想される。今季も8チームによる3回戦総当り方式のV・レギュラーラウンドを行い、上位6チームがファイナル6に進み、下位2チームはV・チャレンジリーグⅠとの入れ替え戦に回る。1回戦総当りのファイナル6の1位はファイナルへ進み、2位と3位はファイナル3でファイナル進出を競うのだ。久光製薬がレギュラーラウンドを17勝4敗で独走し、ファイナル6も全勝で駆け抜けながら、一発勝負のファイナルでNECに3-1で屈した悲劇も記憶に新しいことだろう。レギュラーラウンドのポイント制もゲームをより白熱させる。3-0・3-1の勝利は3点、フルセットの末の勝利だと2点、逆にフルセットの負けでも1点が付与される。選手たちの1セット・1点にかける思いは、より強くなるのだ。今季の展望をしてみたい。V2を狙うNECは、シーズンを通して波をなくしたいところ。レギュラーラウンドでは2位ながら1位・久光製薬、3位・岡山、4位・上尾、5位・東レにいずれも1勝2敗と負け越した。MVPの近江あかりをはじめ、大黒柱の島村春世、全チームが獲得に乗り出した全日本の若きエース・古賀紗理那、ベスト6を受賞したセッター・山口かなめ、ベストリベロ賞を獲得した岩崎紗也加らタレントは揃う。島村主将は「連覇へ向けてスタートダッシュをしたい」と今季はシーズン通しての安定した戦いを誓う。久光製薬は、中田久美監督がポイントに挙げるように「昨季の悔しさをいかに経験と生かせるか」が鍵だ。チームの総合力では、V・プレミアリーグ随一だ。ベスト6に選ばれた新鍋理沙と長岡望悠、石井優希が今季も得点源だ。ウイングスパイカーにはフランスリーグなどで活躍したボカン・タチアナ、経験豊富なセッター・栄絵里香が新加入した。チームを支えるのはリベロにして主将の座安琴希である。座安は安定したプレーとメンタルの強さでチームを引っ張る。V・プレミア昇格1年目にして3位と躍進した上尾に油断はない。吉田敏明監督は「まだ我々は新入幕の若造、赤ちゃん」と気を引き締める。指揮官はレギュラーラウンドでブロック決定率1位となったブロックのさらなる向上、攻撃力アップに取り組む。ブロック賞を獲得した荒木絵里香、サーブ賞に選ばれたマーフィー・ケリーが今季も得点をもたらす。ケガから復帰した吉村志穂の存在も明るい話題だ。攻撃を司る土田望未がアタッカーを得点に導く。後編へ続く。
2015年10月09日エディージャパンの歴史的快挙に初めてラグビーの魅力に触れた人も多いことだろう。日本代表が、『ラグビーワールドカップ(RWC)』プールB最終戦・アメリカと対峙する前日(正確には2日前)、10月10日(土)に『ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016』のチケットが発売される。イングランドでの仲間は、日本での敵に――。一躍時の人となった五郎丸歩(ヤマハ発動機)や強烈なキャプテンシーでジャパンを引っ張ったリーチ マイケル(東芝)、最前線で身体を張り続けた堀江翔太(パナソニック)らが、自軍のユニフォームに身を包み、覇権を争うのだ。エディー・ジョーンズヘッドコーチのもと、新たな歴史を刻んだ日本代表31名のうち、28名がトップリーグに所属。日本代表だけではない。NTTドコモ入りした豪州代表のイズラエル・フォラウを筆頭に『RWC』で活躍するNZや豪州、南アフリカなど強豪国から新助っ人も続々やって来るのだ。ここで日本代表選手の所属先を見てみたい。166cmのスクラムハーフ(SH)・田中史朗やサモア戦で鮮やかなトライを決めた山田章仁はパナソニックに属す。37歳にして96キャップを誇る大野均は東芝所属だ。日本の攻撃を組み立てた小野晃征と華麗なステップワークを見せた松島幸太朗はサントリーの一員である。無類の突破力を見せるアマナキ・レレィ・マフィはNTTコムのユニフォームを着る。勢力図もおさらいしたい。2年連続3度目のトップリーグ優勝を果たしたパナソニックが王座に君臨する。トップリーグ2位と躍進し、『日本選手権』初優勝を果たしたのが清宮克幸監督率いるヤマハ発動機だ。3位には初代王座の神戸製鋼と最多優勝5回を誇る東芝が続く。昨季5位のサントリーは優勝3回、準優勝3回の実績を有す。今季は『RWC』イヤーのため、16チームによる総当りリーグ戦からA・B各プールで8チームの総当りリーグ戦に変更になり、順位決定トーナメントで雌雄を決する。注目の開幕カードは11月13日(金)・パナソニック×サントリー・秩父宮ラグビー場(東京)、11月14日(土)・リコー×NTTコム、東芝×クボタ・秩父宮、豊田自動織機×NEC、トヨタ自動車×ヤマハ発動機・パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)、NTTドコモ×コカ・コーラ、近鉄×ホンダ・近鉄花園ラグビー場(大阪)、11月15日(日)・神戸製鋼×キヤノン・ユニバー記念競技場(兵庫)がラインナップ。ちなみに五郎丸擁するヤマハ発動機は、11月21日(土)・豊田自動織機戦・ヤマハスタジアム(静岡)、28日(土)・NEC戦・エコパスタジアム(静岡)、12月6日(日)・コカ・コーラ戦・うまかな・よかなスタジアム(熊本)、12日(土)・NTTドコモ戦・ヤマハ、19日(土)・神戸製鋼戦・ヤマハ、26日(土)・キヤノン戦・秩父宮とプール戦を戦う。『ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016』で日本代表戦士たちのプレーを観戦してみては?チケットは10月10日(土)午前10時より一般発売。
2015年10月09日9月15日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグが、2016年秋に開幕する新リーグの名称とロゴを発表した。新リーグの名称は『B.LEAGUE』に決定。バスケットボールの「B」ということだけでなく、「Boys, be ambitious」のbe動詞の意味合いを持つ。バスケットボールには無限の可能性を秘めた世界が広がっている、という思いが込められているのだ。約100案の中から選ばれたリーグロゴについて、トークセッションに登壇したSNS株式会社創業者兼従業員・堀江貴文が「パクリとか、大丈夫ですか?」と笑いを誘うと、リンク栃木・田臥勇太は「最初に見た時にかっこいいデザインだと感じた。これからプロを目指す子どもたちも夢が持てるようなロゴ」と印象を語った。また、来年秋の開幕にむけた公約を、フリップを使い表明した。田臥は“ベストなスタート!”と書き記し、「新しいリーグが開幕するということが非常に楽しみでワクワクしている。そのために、開幕戦をベストな状態で覚悟を持って挑みたい。チームとしても、記念すべき歴史的な瞬間になると思うので、しっかりと勝利をして優勝を目指したい」と意気込んだ。川淵三郎前チェアマンは“オリンピックでメダル獲得”と表記し、「日本代表が40年以上オリンピックに出ていない。出るだけではなくて、“オリンピックでメダル獲得”を、(私が)生きている間に実現してほしい」と熱を込めた。Jリーグでアドバイザーを務める堀江は、“100万人の集客に貢献、IT企業等の誘致”とならではの回答を見せ、「具体的にはネットを使って話題作りをしたい。また会場では、臨場感だけでなく情報システムを含めて、観ている人たちが心の底から楽しめるようなエンタテインメント設備を作るための助言をしていきたい」と熱意を覗かせた。なお、今シーズンは『NBL』および『TKbjリーグ』の2リーグに分かれて戦う。『NBL2015-2016』は10月9日(金)に、『TKbjリーグ2015-2016』は10月2日(金)に開幕する。チケット発売中。
2015年09月15日9月14日、『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』の大会概要発表が行われた。リーグタイトルスポンサーの明治安田生命保険相互会社が大会冠スポンサーに就くことともに、大会タイトルマークを発表。また、全試合スカパー!にて生放送することと、1回戦はBS-TBS、準決勝はNHK総合とBS-TBS、決勝第1戦はTBS、第2戦はNHK総合で放送されることが明らかになった。Jリーグの村井満チェアマンは「ファイナルは11年ぶりのゴールデンタイムでの地上波放送。多くの方に触れていただきたい」と言い、明治安田生命の根岸秋男社長は「Jリーグが強くならないと日本代表は強くならない。『チャンピオンシップ(CS)』が『ワールドカップ』や『オリンピック』につながるようになっていってほしい」と語った。1stステージを制し、『CS』出場を決めている浦和レッズから槙野智章が登壇。日本代表にも名を連ねるDFは、持ち前のキャラクターで場を温めた。「初めての試みとなる『CS』は、どんなことが起こるかわからない。ただ、注目は浦和レッズ、槙野智章だということは変わらない」とキッパリ。さらに「自分たちが初代チャンピオンに名前を刻むため、記録に残る、記憶に残る『CS』にしたい」と宣言した。威勢のいいセリフを連発した槙野だが、会見後の囲み取材では優勝への渇望を口にした。「シャーレを初めて見たが、(1st・2ndステージのトロフィーとともに)3つすべてを手に入れたい。昨年、一昨年と失速の浦和と言われている。あの悔しさを糧にして、残りふたつを手に入れたい。選手たちはあの悔しさを忘れてはいない。結果しかない。年間優勝しか見ていない」『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』は、1回戦は11月25日(水)、準決勝は11月28日(土)、決勝は12月2日(水)・5日(土)にキックオフ。チケットは1回戦が11月23日(月・祝)、準決勝は11月26日(木)、決勝は11月29日(日)に一般発売開始。2ndステージ第10節終了現在の成績を、『CS』の組み合わせに当てはめると、2ndステージ1位で年間1位のサンフレッチェ広島がシードされ、年間2位の1st王者・浦和と年間3位のFC東京が準決勝で対峙することになる。ステージ優勝と年間1・2位が同一クラブのため、準決勝からの実施となる。『CS』出場を目指す戦いは、残り7節を残すのみ。2ndは1位・広島・勝点24、2位・鹿島アントラーズ・勝点22、3位・柏レイソル・柏レイソル・勝点19、4位・FC東京・勝点18、5位・ガンバ大阪・勝点18、年間順位は1位・広島・勝点58、2位・浦和・勝点58、3位・FC東京・勝点53、4位・G大阪・勝点50、5位・鹿島・勝点44が上位に名を連ねる。2ndステージの優勝争い、そして年間順位を決する戦いは、これからひと山もふた山も迎えることになるだろう。ラスト7、2ndステージ第11節は9月19日(土)・20日(日)キックオフ。
2015年09月15日8月29日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)は、2016年秋に開幕するプロバスケットボール新リーグの1部~3部に所属するクラブ名を発表した。7月30日時点で所属リーグが決定していた20クラブに加え、振分けが未定だった25クラブの所属が確定。また、1部と2部リーグでは日本のプロスポーツリーグ初となる3地区制(東・中・西)が導入される。なお、2015-2016シーズンは、現行通り『NBL』、『TKbjリーグ』の2リーグが並存する。NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES チケット情報全45クラブの所属リーグは以下の通り。 ※★は今回発表されたクラブ■1部【東地区】★レバンガ北海道、秋田ノーザンハピネッツ、仙台89ers、リンク栃木ブレックス、千葉ジェッツ、トヨタ自動車アルバルク東京【中地区】★日立サンロッカーズ東京、東芝ブレイブサンダース神奈川、★横浜ビー・コルセアーズ、★新潟アルビレックスBB、★富山グラウジーズ、浜松・東三河フェニックス【西地区】アイシンシーホース三河、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋、★滋賀レイクスターズ、京都ハンナリーズ、大阪エヴェッサ、琉球ゴールデンキングス■2部【東地区】青森ワッツ、★岩手ビッグブルズ、★パスラボ山形ワイヴァンズ、福島ファイヤーボンズ、★サイバーダインつくばロボッツ、★群馬クレインサンダーズ【中地区】★東京エクセレンス、★アースフレンズ東京Z、★信州ブレイブウォリアーズ、豊田通商ファイティングイーグルス名古屋、★西宮ストークス、バンビシャス奈良【西地区】★島根スサノオマジック、★広島ドラゴンフライズ、高松ファイブアローズ、★大分・愛媛ヒートデビルズ、★熊本ヴォルターズ、★レノヴァ鹿児島■3部★埼玉ブロンコス、大塚商会アルファーズ、★東京海上日動ビッグブルー、★東京サンレーヴス、★東京八王子トレインズ、★金沢武士団、アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城、豊田合成スコーピオンズ、★ライジング福岡9月13日(日)には、新リーグ1部に所属するトヨタ東京、アイシン三河、秋田、浜松の4クラブによるプレシーズンゲーム『NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』が大田区総合体育館にて開催される。チケット発売中。
2015年08月31日アメリカンフットボールの国内トップリーグ『Xリーグ』が8月29日(土)に開幕する。さらに、その直前企画として8月24日(月)に入場無料・先着100名限定イベント『トークバトルin富士通スタジアム川崎』が開催される。『Xリーグ』は3ステージ制。FIRST STAGEは、18チームがイースト、セントラル、ウエストの3つのディビジョンに分かれて5試合を戦う。Xリーグ2015 チケット情報今回の『トークバトル』には、昨年『ジャパンXボウル』を初制覇し、『ライスボウル』でも関西学院大を倒し初優勝した富士通フロンティアーズをはじめ、昨季イーストディビジョン2位・IBMビックブルー、3位・ノジマ相模原ライズ、昨年のセントラルディビジョンの1~3位を占めたLIXILディアーズ、オービックシーガルズ、アサヒビールシルバースターの、関東圏に属する6チームのヘッドコーチ(HC)が登場。今シーズンのみどころやチームの仕上がり状況、新戦力について語る。シーズン開幕を待つファンにとっては垂涎ものの企画だ。東日本の強豪6チームが激突する主会場のひとつ・富士通スタジアム川崎が舞台というのも嬉しい。トークバトルに出演するHCは以下の通り。富士通フロンティアーズ藤田智HCIBMビックブルー山田晋三HCノジマ相模原ライズ須永恭通HCLIXILディアーズ森清之HCオービック・シーガルズ大橋誠HCアサヒビール・シルバースター岡潔HCなお、『トークバトル』は動画共有サービス・Ustreamでも配信予定だが、ぜひ生で観覧して、きたる『Xリーグ』開幕へ士気を高めて欲しい。しつこいようで恐縮だが、入場無料・先着100名限定のイベントだ。逃す手はない。また、アメフトファンだけでなく、サッカーファンにも朗報がある。川崎フロンターレ後援会会員で、本イベントに申込みをした先着30名に、川崎F・中村憲剛と富士通フロンティアーズ・中村輝晃クラークの直筆サイン入り2ショット写真がプレゼントされる。『Xリーグ2015』のチケットは8月24日(月)午前10時より一般発売。『トークバトルin富士通スタジアム川崎』は申込制で、8月23日(日)午前9時が締め切りとなっている。詳細はXリーグ公式サイト()にて確認を。
2015年08月21日セレブも愛用するロサンゼルス発のデニムブランド「マザー(MOTHER)」と、「ロンハーマン(Ron Herman)」などを展開するサザビーリーグが日本における独占販売契約を締結した。デニム業界で豊富なセールス経験を持つリラ・ベッカー(Lela Becker)と、90年代後半に「ギャップ(GAP)」の「1969ジーンズ」を手掛け、デニムの流行を復活させたデザイナーのティム・カーディング(Tim Kaeding)によって10年にスタートした「マザー」。2人の専門知識とデザイン美学が組み合わされた同ブランドは、デビューから1カ月足らずで世界中のデニム愛好者から支持されるカルトブランドへと成長した。アイテムのラインアップは、デニム(2万8,000円から3万5,000円)、デニムシャツ(3万円から)、Tシャツ(1万2,000円から)、デニムジャケット(3万5,000円から)、デニムスカート(2万8,000円から3万5,000円)など。これらのアイテムは、これまで「エストネーション(ESTNATION)」や「アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)」などのセレクトショップ、主要百貨店で取り扱われてきたが、今後は日本国内でのセールスやPRを一元化することで、さらなるブランディングを推進させていくようだ。
2015年07月31日7月30日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)は、2016年秋に開幕するプロバスケットボール新リーグの1部~3部に所属するクラブ名を発表した。現段階では、1部リーグ・12クラブ、2部リーグ・5クラブ、3部リーグ・3クラブが確定。残りの1部または2部に所属するクラブ15クラブと、2部または3部に所属する10クラブは8月29日(土)に発表となる。なお、2015-2016シーズンは、現行通り『NBL』、『TKbjリーグ』の2リーグが並存する。今回、所属リーグが発表された20クラブは下記の通り。【チケット情報はこちら】※()内は2015-2016シーズンの所属リーグ■1部リーグ秋田ノーザンハピネッツ(TKbjリーグ)、仙台89ers(TKbjリーグ)、リンク栃木ブレックス(NBL)、千葉ジェッツ(NBL)、トヨタ自動車アルバルク東京(NBL)、東芝ブレイブサンダース神奈川(NBL)、浜松・東三河フェニックス(TKbjリーグ)、アイシンシーホース三河(NBL)、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(NBL)、京都ハンナリーズ(TKbjリーグ)、大阪エヴェッサ(TKbjリーグ)、琉球ゴールデンキングス(TKbjリーグ)■2部リーグ青森ワッツ(TKbjリーグ)、福島ファイヤーボンズ(TKbjリーグ)、豊田通商ファイティングイーグルス名古屋(NBDL)、バンビシャス奈良(TKbjリーグ)、高松ファイブアローズ(TKbjリーグ)■3部リーグ大塚商会アルファーズ(NBDL)、豊田合成スコーピオンズ(NBDL)、アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城(NBDL)会見に出席した川淵三郎チェアマンは、未確定のクラブについて、「この8月末までに最終的に1~3部すべてのクラブが決まるが、財政面での強化や、多くのファンの賛同がクラブにあるのかどうか、情熱の部分も含めて決定していくことになる」と話した。また、カンファレンスについては「出来るなら2つに分けてやれたらいい」とコメント。入替戦については「(今回)決まったクラブ数によって考えていく」とし、昇格クラブについては、「バツグンの戦力があって1部で優勝する実力があると認められても、条件が整っていなければ昇格することは絶対にない」と語った。1部リーグに所属するには、ホームアリーナの入場可能数5000人、年間試合数の8割のホームゲームを実施できるアリーナの確保、年間売上2.5億円の3つの条件を満たす必要がある。9月13日(日)には、新リーグ1部に所属するトヨタ東京、アイシン三河、秋田、浜松の4クラブによる両リーグ共同企画のプレシーズンゲーム『リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』が大田区総合体育館にて開催される。昨シーズンに両リーグのファイナルに進出した4チームの優勝クラブ同士、準優勝クラブ同士が対決する。この試合のチケット発売は、8月上旬を予定している。
2015年07月30日7月27日、9月13日(日)・大田区総合体育館でプレシーズンゲーム・『リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』の開催が発表された。これまでチーム主催による交流戦はあったものの、両リーグ共同企画による対戦は初となる。出場チームは、昨シーズンに両リーグのファイナルに進出した、アイシンシーホース三河(NBL)、トヨタ自動車アルバルク東京(NBL)、浜松・東三河フェニックス(TKbjリーグ)、秋田ノーザンハピネッツ(TKbjリーグ)の4チームで、両リーグの優勝同士、準優勝同士が対決する。『NBL 2014-2015』レギュラーシーズンを19連勝し、ウェスタンカンファレンスを1位で終え、2年ぶりに王座奪還を果たしたアイシン三河は、昨季『TKbjリーグ』で4年ぶり3度目の優勝を果たした浜松と対戦。また、昨年、主力選手の移籍でメンバーを大幅に入れ替え挑んだ『NBL』で、2月15日・アイシン三河戦以降23連勝と底力を見せたトヨタ東京は、『TKbjリーグ』参入4年目の昨シーズンに初のファイナル進出を果たした秋田と対峙する。公益財団法人日本バスケットボール協会・川淵三郎会長は本試合について、「今までやりたくてもやれなかった、バスケットボールファンにとってはこの上なく魅力のある試合」と期待を膨らませた。NBLの一般社団法人日本バスケットボールリーグ 堀井幹也副理事長が「“実力のNBL”というのを証明したい」と意気込みを語ると、TKbjリーグの株式会社日本プロバスケットボールリーグ 河内敏光コミッショナー兼代表取締役は、「挑戦状を叩きつけられた」と話し、「NBLの方が強いと思っていると思うが、やってみなければ分からないのがスポーツ」と対抗。試合前から舌戦を繰り広げた。なお、バスケットボール日本代表・ハヤブサジャパンは、9月23日(水)~10月3日(土)に中国・長沙で開催される『第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)』を控えているが、代表合宿は本試合後にスタートする。金丸晃輔(アイシン)や田中大貴(トヨタ東京)、太田敦也(浜松)、田口成浩(秋田)ら、代表メンバーの活躍を見られる可能性が十分にあるのだ。2016年のリーグ統合前最後となる、『NBL 2015-2016』、『ターキッシュエアラインズ bjリーグ 2015-2016』を前に開催される『リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』のチケット発売日は8月上旬を予定。後日発表されるのでお見逃しなく。
2015年07月27日4月3日、いよいよ明日・明後日に迫った『2014/15V・プレミアリーグ V・ファイナルステージ ファイナル』の前日会見が行われた。会見には決戦を目前に控えた各チームの主将・監督が一堂に会した。2014/15V・プレミアリーグ V・ファイナルステージ ファイナル チケット情報新開催方式を導入した2014/15Vリーグは、ファイナル6・1位通過の久光製薬(女子)、JT(男子)が決勝に進出。また、ファイナル3でNEC (女子)、サントリー (男子)が、それぞれファイナルへの切符を手にしている。女子の3連覇を狙う久光製薬・中田久美監督は「“3連覇”というキーワードが大きくなる。プレッシャーがないと言ったら嘘になるが、やることは一緒。積み上げてきたことを明日のファイナルで選手たちがいかに表現するのか。私としては、気持ちよく選手をコートに送り出してあげたい」と語った。座安琴希主将は「開幕から約4か月半色々なことが起きた。監督も言うようにプレッシャーがないかと聞かれたら、ある。ただ、そのプレッシャーに打ち勝ってこそ世界への挑戦ができる」と続いた。対するNECは、10年ぶりの王者挑戦となる。山田晃豊監督が「ようやくここまで来れたというのが本音。久光製薬は、攻撃にしても守備にしても隙のない強力なチーム。その背中をなんとか追ってきた。久光製薬と試合ができるのがすごく嬉しい気持ちと、挑戦するという楽しい気持ちが織り交ざった心境。挑戦者として戦いたい」と意気込んだ。秋山美幸主将は「失うものは何もない。長いリーグを戦ってきて最後のステージまで来られたので、笑って終われるようにチーム一丸になって戦いたい」と気を吐いた。男子は初優勝を目指すJTと8年ぶりVを狙うサントリーが火花を散らす。JTの越川優主将は明後日の決戦について、「V・プレミアリーグも残すところあと決勝戦1試合になった。その1戦に勝つために今シーズンやってきた。観客の皆さんに喜んでいただけるゲームをしたいし、悲願の初優勝に向けてこの1試合に勝てるように頑張りたい」。ヴコヴィッチ監督は「ファイナルを戦うことはスポーツ選手である以上全員の夢であるし、ファイナルの舞台を戦うにふさわしい両チームである。間違いなくいい試合になる」と語った。受けてたつサントリーのジルソン監督は「シンプルに、全力で戦うという気持ちでコートに入りたい。選手たちにはまだ伸びしろがあると信じているので、今までのように最後まで自分たちの全力を尽くし戦う」とコメント。山村宏太主将は「非常に決勝を楽しみにしている。接戦になると思うし、楽なゲームにはならない。先週(ファイナル3で)豊田合成と厳しい戦いをして勝ち抜いてきたということは、チームにとってメリットだし、勢いをつける試合だった。決勝戦に自信を持って望む」と意気込みを語った。『2014/15V・プレミアリーグ V・ファイナルステージ ファイナル』の女子大会は4月4日(土)、男子大会は4月5日(日)・東京体育館にて開催。チケット発売中。
2015年04月03日『LIXIL CUP 2015』決勝の興奮冷めやらぬ2月2日、ジャパンラグビー トップリーグ 2014-2015年間表彰式が行われた。2季連続3回目の優勝を果たしたパナソニックや『LIXIL CUP 2015』準決勝敗退を喫したが、『セカンドステージ』首位となった神戸製鋼をはじめとする、各チームの指揮官・選手たちが一堂に会した。第52回日本ラグビーフットボール選手権 開催情報主な受賞者は以下の通り。【トップリーグ MVP】ベリック・バーンズ(パナソニック)【新人賞】山下楽平(神戸製鋼)【最多トライゲッター】ネマニ・ナドロ(NEC)、堀江恭佑(ヤマハ発動機)、山下楽平(神戸製鋼)【得点王】ベリック・バーンズ(パナソニック)【ベストキッカー賞】ベリック・バーンズ(パナソニック)【ベストフィフティーン】PR1稲垣啓太(パナソニック)、HO堀江翔太(パナソニック)、PR3山下裕史(神戸製鋼)、LOアンドリース・ベッカー(神戸製鋼)、LO伊藤鐘史(神戸製鋼)、FLアダム・トムソン(キヤノン)、FLリーチ マイケル(東芝)、NO8堀江恭佑(ヤマハ発動機)、SH田中史朗(パナソニック)、SOベリック・バーンズ(パナソニック)、WTB山下楽平(神戸製鋼)、WTB山田章仁(パナソニック)、CTB松島幸太朗(サントリー)、CTBジャック・フーリー(神戸製鋼)、FB五郎丸歩(ヤマハ発動機)2年連続のMVPを獲得するとともに、得点王とベストキッカー賞、ベストフィフティーンに選出されたバーンズは「名誉ある賞をいただき感謝している。パナソニックの15人は一人ひとりがMVPに値する活躍を見せた。私とチームを支えてくれたみなさんに感謝の言葉を伝えたい」と謝意を表した。さらに、9月に『ラグビーW杯(RWC)』を戦う日本代表に「かつての日本はフィジカルが課題だったが改善され、強化も進んでいる。RWCで日本が活躍してくれると期待している」とエールを送った。また、新人王、トライ王、ベストフィフティーンを獲得した山下は、「シーズン開幕前はまさか新人王を取れるとは思わなかった」と驚きの感情を言葉にしながらも、「トライ数14本を目標にしていた。3本及ばなかったので来季はトライ14本を目指したい」とさらに高みを見据えた。年間表彰式は終わったが、シーズンは終わらない。今週末にはトップリーグ勢6チーム、大学勢4校が参戦する『日本選手権』が開幕する。2月28日(土)・秩父宮ラグビー場での決勝まで、熱闘はまだまだ続く。チケット発売中。
2015年02月03日インバースネットは23日、NVIDIAのデスクトップ向け最新GPU「NVIDIA GeForce GTX960」を搭載したデスクトップPCを発表した。フルタワーPC2モデル、ミドルタワーPC2モデル、ミニタワーPC1モデルの合計5モデルをそろえる。即日販売を開始する。○フルタワーPC上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K (3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(8GB×2)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1000W 80PLUS PLATINUM、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別214,800円から。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-2800 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1000W 80PLUS PLATINUM、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別149,800円から。○ミドルタワーPC上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4930K (3.4GHz)、チップセットがIntel X79 Express、メモリがDDR3-2800 16GB(8GB×2)、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が850W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別169,800円から。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 16GB(8GB×2)、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が850W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別129,800円から。○ミニタワーPC主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、電源が850W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別129,800円から。
2015年01月23日1月13日、ジャパンラグビー トップリーグ プレーオフトーナメント『LIXIL CUP 2015』の記者会見が行われた。1月24日(土)・25日(日)のセミファイナルを経て、2月1日(日)・秩父宮ラグビー場でのファイナルで覇権を目指す4強の監督・ヘッドコーチ(HC)・主将が一堂に会した。ジャパンラグビー トップリーグ チケット情報セミファイナルではセカンドステージ1位通過した初代トップリーグ王者・神戸製鋼が8季ぶり2回目のプレーオフ進出を果たしたヤマハ発動機と、2位通過となった前年王者・パナソニックが最多V5を誇る3位・東芝と激突する。来るべき決戦へ向けて、指揮官と主将は以下の通り、意気込みを語った。「これまでの戦いはタフだったが、前回のヤマハ戦もタフだった。次の試合で勝利するために我々は残り時間で課題をクリアしないといけない」(神戸製鋼・ギャリー・ゴールドHC)「初年度から優勝から遠ざかっている。今季やってきたことをぶつけ、今年こそ優勝したい」(同・橋本大輝主将)「この舞台に立つために日々選手たちを鼓舞してきた。伸び代という点では我々が一番だと自負している」(ヤマハ発動機・清宮克幸監督)「自分たちがやってきたことを信じて、前回は神戸に完敗を喫しているので、リベンジしたい」(同・三村勇飛丸主将)「神戸製鋼×ヤマハの結果は考えていない。パナソニック戦だけに集中して臨む」(東芝・冨岡鉄平HC)「厳しい14試合を戦いプレーオフに臨めることを光栄に思う。パナソニックに我々らしいラグビーで臨みたい」(同・森田佳寿主将)「我々と東芝の間には長い歴史がある。次の試合でも何かしらのドラマが生まれることだろう」(パナソニック・ロビー・ディーンズ監督)「東芝はパナソニック戦で特に情熱を持ってくるので、僕たちも負けない情熱を持って試合に臨みたい」(同・堀江翔太主将)指揮官には、自軍のキーマンは誰か、質問が挙がった。「具体的な名前は挙げない」(ゴールドHC)「デューク・クリシュナンの才能が開花すれば素晴らしい」(清宮監督)「森田に東芝のパッションを示した戦いをしてもらう」(冨岡HC)「堀江主将。ディシジョンメイキングが重要になる」(ディーンズ監督)12年目のトップリーグの勢力図は果たして変わるのか。1月24日(土)・近鉄花園ラグビー場での神戸製鋼×ヤマハ発動機、1月25日(日)・秩父宮ラグビー場での東芝×パナソニックのセミファイナルのチケットは1月17日(土)午前10時一般発売。2月1日(日)・秩父宮ラグビー場でのファイナルのチケットは発売中。
2015年01月14日●仮想デスクトップを起動する仮想的なデスクトップを用意し、作業内容に応じてデスクトップを切り替える「仮想デスクトップ」は決して目新しいものではない。UNIX系なら以前からウィンドウマネージャーが仮想デスクトップ機能を備え、Windows XP時代もPowerToys XPの1つとして、Virtual Desktop Managerをリリースしていた。ついでに述べればMax OS Xもバージョン10.4からSpacesと呼ばれる仮想デスクトップ機能を表示搭載している。筆者が首をかしげるのは、なぜこのタイミングで搭載してきたのか、という点だ。前述のとおりMicrosoftのWindows開発チームは、仮想デスクトップの利便性を理解したからこそ、Virtual Desktop Managerをリリースしたのだろう。それなら続くWindows VistaやWindows 7に実装しても決しておかしくない。Windows 10に仮想デスクトップを実装した経緯や理由は不明だが、確かなのはWindows 10テクニカルプレビューの仮想デスクトップは、想像以上に使える機能ということだ。○仮想デスクトップを起動する前回述べたようにWindows 10テクニカルプレビューは、アプリケーションの切り替え方法として「Task view」を実装している。その際に画面下部へ現れるのが仮想デスクトップの作成リンクだ。「Add a desktop」と書かれた部分をクリックすると、自動的に2つめの仮想デスクトップが現れる。そして、その仮想デスクトップを選択すると、画面が切り替わるという仕組みだ。ここで気になったのが新たに起動したアプリケーションの動作である。本来であればアクティブな仮想デスクトップに映し出されるのが一般的だが、今回試したところ元のデスクトップに切り替わり、デスクトップアプリが起動してしまった。Linuxのウィンドウマネージャーが備える仮想デスクトップでは、あり得ない動作である。もちろんWindows 10テクニカルプレビューは完成品ではないものの、明らかにバグが潜んでいると理解するしかない。ちなみにPCを再起動し、再び同じ操作を試してみると、正新たに作成した仮想デスクトップで起動した。その一方で仮想デスクトップに切り替えた状態をタスクバーに示すのはよいアイディアだ。実行中のアプリケーションが存在する場合、タスクバーボタンの下部にちょっとした効果が加わっている。これなら無駄にアプリケーションを起動するような操作ミスは未然に防げるだろう。なお、タスクバーボタンをクリックすると、そのアプリケーションがアクティブなデスクトップに切り替わる。●アプリはTask view画面から移動可能 / ショートカットキーで操作○アプリはTask view画面から移動可能実行中のアプリケーションを特定の仮想デスクトップに移動する機能がないか探してみたところ、Windows 10テクニカルプレビューの場合は、Task view画面にのみ用意されていた。同画面のサムネイルなどを右クリックすると<Move to><Close>という2つの項目を持つコンテキストメニューが現れる。この状態から<Move to>→<Desktop {仮想デスクトップを示す番号}>と選択すれば、アプリケーションが指定した仮想デスクトップに移動する仕組みだ。この辺りはアプリケーションメニューやタイトルバーのコンテキストメニュー、ショートカットキーなどから実行可能になれば、もっと便利になるだろう。○ショートカットキーで仮想デスクトップを操作UNIXなどのOSで仮想デスクトップを使ってきたユーザーには、冗長な操作が気になるところだが、仮想デスクトップにまつわる機能の大半はショートカットキーが用意されている。たとえば新しい仮想デスクトップは[Win]+[Ctrl]+[D]キーを押せば作成可能だ。冒頭で紹介したマウス操作と異なり、ショートカットキーを押した時点で新たなデスクトップが開くため使い勝手はよい。ここでふっと気になったのが作成可能な仮想デスクトップ数である。先ほどのショートカットキーを延々と押してみると、40を超える仮想デスクトップの作成を確認できた。システムへの負荷も高いだろうとタスクマネージャーで監視していたが、デスクトップ描画システムであるDesktop Window Managerの負荷やメモリー消費量はさほど激しくない。厳密なベンチマークなどはRTM(Release To Manufacturing version)で確認したいところだが、気軽に使えるのは間違いなさそうだ。この他に用意されたショートカットキーだが、仮想デスクトップは[Win]+[Ctrl]+[←/→]キーで切り替える。ほぼ瞬時に切り替わるため、作業内容を把握している場合、順番に加工処理を加えなければならないような作業向きだ。また、仮想デスクトップを閉じる場合は[Win]+[Ctrl]+[F4]キーを押す。すると他の仮想デスクトップに表示させていたアプリケーションは直前の仮想デスクトップに移動する仕組みだ。このようにWindows 10テクニカルプレビューにおける仮想デスクトップは、横に並んだ2次元の仮想デスクトップが並ぶ概念を用いている。もっとも本機能がそのまま作業効率の向上につながるかと言えば、筆者は首をかしげざるを得ない。本来なら、仮想デスクトップは作業内容やアプリケーションごとにデスクトップを切り替えるが、Windowsの場合はアプリケーションの最小化や[Alt]+[Tab]キーによる切り替えで事足りたからだ。筆者もWindows XP時代はVirtual Desktop Managerを試していたが、いつの間にか使わなくなった経緯がある。今回述べてきたようにWindows 10テクニカルプレビューの仮想デスクトップ機能は、ユーザビリティ面で疑問や物足りなさを感じてしまった。だが、作業効率を向上させる方法が増えるのは歓迎だ。2015年中頃まで半年以上もあることを踏まえ、今後の改良を期待したい。阿久津良和(Cactus)■前回の記事はこちら・短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第4回) - フラットデザインの強化と「Task view」
2014年10月09日9月25日、10月4日(土)に開幕する『ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン』のプレスカンファレンスが行われ、今シーズン新規参入する福島ファイヤーボンズを含む全22チームの代表選手が一堂に会した。今シーズンも昨年同様、イースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスの2カンファレンス制でレギュラーシーズンを戦い、各カンファレンスの上位8チームがプレイオフに進出する。2013-2014シーズン王者・琉球ゴールデンキングスはアウェイに乗り込み、浜松・東三河フェニックスと開幕戦を迎える。昨季プレイオフ最優秀選手の岸本隆一は「今年の沖縄は『ワクワク、ドキドキ』というテーマを掲げています。もちろんチャンピオンになることは目標だが、いかに皆を感動させられるか、勇気を与えられるかにフォーカスして、長いシーズンを戦っていく」と昨季覇者の貫禄を覗かせた。対する浜松の主将・大石慎之介は「『全身全力』というスローガンを掲げ、全力で心をこめて一戦一戦戦って、チャンピオンを目指したい」と意気込む。リーグ初代王者で最多タイの優勝回数を誇る大阪エヴェッサの佐藤浩貴は、「昨シーズン沖縄に優勝回数で並ばれてしまった。4度目の優勝を常に目標に掲げて、基礎体力作りを徹底してきた。チームの雰囲気もコンディションもすごく良いので、開幕がすごく楽しみ」とし、個人的な目標への問に対して「チームが優勝することしか考えていない」とキッパリ。開幕戦の相手となるライジング福岡・徳永林太郎は「チームとしては、もちろん有明(プレイオフファイナルズ)への進出を目指している。また新たなヘッドコーチのもと、『グッドよりもグレートなチームバスケット』を目指す」と応じた。昨季レギュラーシーズンMVPに輝いたSG・城宝匡史擁する富山グラウジーズは、ホームにて、横浜ビー・コルセアーズと激突。bjリーグ設立時からプレーしている城宝は「去年はファイナル4までは行けたが、悔しい負け方をしてしまったので、今年はオール優勝しか考えていない」と気を吐くと、横浜・山田謙治は「富山は力のあるチームなので、自分たちの練習してきたことをしっかり出せるように、開幕を楽しみながらゲームをしたい」とコメントした。10周年の節目の栄冠を目指し、全国各地で熱きバトルを展開する『ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン』は、10月4日(土)ティップオフ。チケット発売中。
2014年09月26日