「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)」がメンズテーラードの新ライン「トム ブラウン クロージング プログラム(THOM BROWNE. CLOTHING PROGRAM)」が登場。デビューイベントが8月20日より阪急メンズ東京にて行われる。同ラインは、クラシックなグレースーツをメインに、スーツ、シャツ、タイ、コートで構成。これまでの同ブランドのスーツと比べオーソドックスなシルエットで、ジャケットのパターンもクラシックで丈がやや長く、ラペルも広め。トラウザーもくるぶしが見えない丈となっている。素材も含めすべてがメイド・イン・アメリカで、様々な気候に対応しうるステップ・ツイル、ウール、フランネル、梳毛ウールなど伝統的な素材を用いた。デビューに伴い、8月20日から26日までの期間、阪急メンズ東京1階イベントスペースにてスーツやジャケット等をオーダー出来るイベントを開催する。価格はシャツが3万4,000円(予価)、オーダースーツは29万円から。
2014年08月18日ニューヨークを拠点に活躍するアーティスト、トム・クリストファー(Tom Christopher)の個展が、6月19日より大阪のホテルニューオータニ内「ギャルリーためなが」にて開催される。1993年にニューヨークで開催されて以来、パリ、東京、大阪など合わせて18回目となるギャルリーためながでの個展。今回は最新作を含む30点を展示。摩天楼やイエローキャブ、自転車メッセンジャー、行き交う人々など、写実性をベースにわずかなデフォルメを加えたニューヨークの姿を描き出す。クリストファーは1952年カリフォルニア州ハリウッド生まれ。81年よりニューヨークを描きはじめ、作品はニューヨーク市立美術館やCBS社、タイムワーナー社に収蔵される。95年にロックフェラーセンター壁画、98年にタイムズ・スクエアに巨大壁画を制作。2001年にはワールドトレードセンターを描いた作品が話題となった。米国のみならずスイスやドイツなどでも個展を開催している。【イベント情報】トム・クリストファー展―サムシング アバウト ニューヨーク シティ(Something about New York City)―会場:ギャルリー ためなが 大阪住所:大阪市中央区城見1-4-1ホテルニューオータニ大阪1階会期:6月19日から7月13日時間:11:00から20:00入場無料
2014年06月11日ハリウッドの映画業界で、トム・クルーズほどキャリアのアドバイザーにふさわしい人物はいないかもしれない。少なくともザック・エフロンはそう考えているようだ。2010年の『きみがくれた未来』以来、ヒット作に恵まれていない現状をよしとしていないザックは、ハリウッドきっての国際的スターにアドバイスを求めたと米エンタメ情報サイト「eonline」が報じている。「アドバイスの内容を詳しく話すことはできないけれど、それは単刀直入で、常識にあふれたものだったよ」と、TV映画「ハイスクール・ミュージカル」(’06)で大ブレイクし、いまは26歳になったザックは語った。「問題は、自分が誰であり、何をもたらすことができるのか、とりわけ、それらをきちんと自分が理解しているかどうかだと思う。自分がいまいる位置をしっかり自覚して、自分が将来、なりたいと目指すものに向かって、ステップを上っていくことが大切なんだ」。ザックは「ハイスクール・ミュージカル」以降、様々なジャンルの映画に挑戦したが、それがある程度裏目に出てしまったことも分かっており、「次から次へと映画に出演したことで、完全に燃え尽きてしまったんだ」と米エンタメ情報誌「The Hollywood Reporter」のインタビューに答えている。当然、ザックのメンターとなったトムも、ザックと同じような経験をしているだろう。1986年のインタビューで24歳だったトムは「過去何年もの間、僕の持っているものといったら、ベッドと机と椅子だけだったんだ。仕事の間はホテルに缶詰めになり、仕事と仕事の間にアパートに戻る。僕のライフスタイルは、それはみじめなものだった。不思議なもので、(ヒット作が出て)権力を手にすると、やりたいことが出来るようになる。仕事は選び放題になるけれど、一年のうち半年やそれ以上は仕事をしないんだ。次に何をするのが適切かを熟考したいからね。僕のものの考え方と価値観はずっと変わらない。みんな僕のことをあちこちと動かそうとするけれど、ライフスタイルを変えたくないんだ」と語っている。また「誤解しないでほしいんだけれど、僕は自分でありたいからね。でも周りにはあまりに多くの情報があふれている。だからその中から何をすべきか選ぶのに時間を費やすよ。チャリティーや慈善事業、仕事のオファー、要望なんかをね。それから、僕はあまり大勢の人たちと仕事をしたくないんだ。僕と仕事してくれる人たちを本当に信頼しているし、彼らとだけ一緒にいて、アイディアを聞き、連絡を取り合っている。今の僕にとってのチャレンジは、ただ人生をまとめるってことだよ」とも答えている。ちょうど『卒業白書』(’83)『トップガン』(’86)の大ヒットで一躍スターダムに上り詰めたばかりの頃のトムのこれらの言葉を聞けば、ザックが正しいメンターを選んだことが分かるようだ。(text:Mieko Nakaarai)
2014年05月09日俳優トム・ハンクスが2009年に起ったソマリア海域人質事件の実話を映画化した『キャプテン・フィリップス』で主演を務めた。「ノンフィクションのエンタテインメントに魅力を感じる」というハンクスは実在の船長を演じている。その他の画像映画でハンクスが演じるのは巨大コンテナ船の船長リチャード・フィリップス。彼と仲間たちは援助物資をケニアに運ぶ途中で、海賊に襲われ、船を占拠される。彼は仲間を守るために奔走するが、身代わりになって海賊の人質となる。トラブルに見舞われた宇宙飛行士たちの活躍を描いた『アポロ13』、天才詐欺師の若者と彼を追う捜査官の攻防を描いた『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』など、ハンクスは実話を基にした作品で素晴らしい演技をみせてきた。「僕はよく新聞や雑誌を読むんだが、本当に起きた出来事を見て、『大半の映画よりもよくできた話じゃないか』と思う。悪者が船や飛行機を乗っ取ろうとしたときに起きる事態を描いたフィクション作品は、これまでにもたくさんあった。でもこれは実際に起きた出来事だ。だから制作者たちは、実際に何が起きたのかを知り、商業娯楽として成り立たせるために実際に起きたことをいかに魅力的に描くか、という最も大きなチャレンジに直面するんだ」。ハンクス演じるフィリップス船長は、海賊たちに銃を突きつけられ、自由を奪われた状態で駆け引きを続け、船員の命を守り、状況を打開しようと奔走する。「非常に難易度の高いソリティアをやっているようなものなんだ。常にもう一枚のカードをめくろうとしているが、ときにそれが何のカードだったか決めるのに時間がかかってしまう。リチャード・フィリップスの場合、彼は4人の海賊にたった一人で立ち向かうことになった」。人質となった彼を乗せた救命船は米国海軍に囲まれながら航行を続ける。武器もない、通信手段もないフィリップス船長は何を頼りに生き延びるのか? ハンクスはフィリップス本人を“実利的な男”と評する。「彼は船員だ。これは彼の仕事だ。趣味じゃない。彼は非凡な経験をして辛うじて生き延びた。今彼が何をしているか知っているかい?彼はいまだに、6週間におよぶ航海に出て行くんだ。自分の仕事に誇りを抱いている、真の商船員だ。すごいことだと思う」。「僕はリーダーじゃなくてリーダーを演じるだけ」とけんそんするハンクスもまた、フィリップス同様に自身の仕事に誇りを持つ“真の俳優”だ。名優ハンクスがどのようにフィリップスを演じ、絶体絶命の状況下で生きようとするのか? 事件の進展だけでなく、ハンクスの迫真の演技にも魅了されるはずだ。『キャプテン・フィリップス』11月29日(金)全国公開
2013年11月28日『ダークナイトライジング』や『欲望のバージニア』のトム・ハーディが、エルトン・ジョンの伝記映画に主演するかもしれない。エルトンの代表曲をそのままタイトルにした『Rocketman』(原題)は、彼の半生をファンタジックなテイストで描くミュージカル映画。エルトン自身がパートナーのデイヴィッド・ファーニッシュと製作総指揮を務める。監督はアメリカのTVコマーシャルのディレクターで、ダンス・シーンの演出に定評のあるマイケル・グレイシー。「マペット・ショー」のクリエイター、ジム・ヘンソンの伝記映画『The Muppet Man』(原題)の監督を務めることも決定している。トムの名前が浮上したことについては「Hit Fix.com」が第一報を報じたが、現時点ではトムのところに打診があったというだけで、「製作側がトムに正式にオファーしたわけではないし、トムが興味を示したということではない」と記事は慎重なトーンだ。ちなみに以前にエルトンが主演に希望していたのは、2001年に発表した「This Train Don’t Stop There Anymore」のPVでエルトンを演じたジャスティン・ティンバーレイクだった。(C) Getty Images(text:Yuki Tominaga)
2013年05月31日5月31日(金)より公開となる最新作『オブリビオン』のプロモーションのため、世界各国を飛び回っているトム・クルーズが、先日、ロシアのモスクワにて行われたプレミアイベントにヒロイン役のオルガ・キュリレンコとともに出席。互いに共演の印象を語った。『猿の惑星:創世記』のプロデューサー陣と『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、誰もが予想していなかった未来の地球を描いたアクション・エンターテイメント。地球にたったひとり残された男を演じるトム・クルーズの相手役に、『007/慰めの報酬』でボンドガールを務めたウクライナ出身のミューズ、オルガ・キュリレンコが抜擢された。舞台は、地球はエイリアンによって攻撃を受け壊滅となった2077年。人類はほかの惑星へと移住を果たすが、ジャック(トム・クルーズ)は地球にひとり残り、高度1,000メートルの上空から地球を監視していた。ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女・ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。目を覚ました彼女はなぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。断片的な記憶を辿るジャックだったが、誰もいないはずの地球で謎の男・ビーチ(モーガン・フリーマン)によって拘束される。ジュリアは何者なのか?ビーチの目的は?彼らによってジャック自身、そして地球の運命が大きく動き始める――!トムは、共演したオルガについて、「オルガとの仕事は楽しかった。彼女は本当に優れている女優だよ。僕たちは彼女を発掘できてラッキーだったと思う。彼女の役は挑戦的な役どころだし、とても強さを持った役だから、彼女はその役にさらにエレガントさを加えて演じてくれたんだ」と大絶賛。宇宙船の美女のキャラクターはすでに脚本に描かれていたが、「重要な役だったし、彼女以外に考えられなかったよ。オルガをオーディションした後、彼女のために役をロシア人という設定に変更したんだ」と、惚れ込んだことを明かした。対するオルガも「トムとの仕事はずっと夢だったの」と語り、「トムと仕事ができて最高よ。普通の人だったら、半分くらいでやることも、彼は全力でやるの。最高のパートナーだと思ったわ」と、スーパースターとの共演に感動した様子を見せていた。ひとり地球に残された男と、地球に墜落した宇宙船の美女という謎の多い役柄を演じている2人は、劇中でいったいどんな関係になっていくのか。来月の公開に向け、期待は高まるばかりだ。『オブリビオン』は5月31日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オブリビオン 2013年5月31日よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2013年04月13日トム・クルーズが、新作映画『All You Need Is Kill』(原題)の打ち上げパーティーのために、自腹で10万ポンド(約1,400万円)を支払っていたことが明らかになった。同作の撮影をイギリス・ロンドンで行っていたトムは、キャストとクルー全員のために盛大なパーティーを開くことを前々から計画していたようで、トムのパーティーは国会議事堂近くの豪奢なミルバンク・タワーの28階を全面貸し切り、3月10日(現地時間)にキャストとクルー総勢400人が参加したと英「Daily Mail」紙は伝えている。同映画のスタッフは、「トムがその場所を選んだのは、ロンドンが一望できる一大パノラマが楽しめるからです。彼はロンドンでの撮影は彼の人生の中で最も素晴らしい経験の一つだったと言っていました。ですから、このパーティーを開くことが製作チームへの感謝の証と思ったのでしょう」と話している。ほかにも、「この作品の撮影では、トムはヴィンテージのバイクでバッキンガム宮殿に乗り付けたり、ヘリコプターでトラファルガー広場に降り立ったりしていましたからね」とコメントするスタッフも。パーティーでは、DJが夜中の3時まで音楽を流し続け、キャストやクルーたちは350本のシャンパンを空け、クラブケーキや飲茶、神戸牛のミニバーガー、ソーセージ&マッシュポテトやサテー・チキンなどの豪華なカナッペに舌鼓を打ったという。主催者のトムは残念なことに、映画の最後のシーンを撮影していたため、参加できなかったそうだ。それでも出席者たちは『ミッション:インポッシブル』の服装で自身の写真が写せるフォト・ブースで遊んだりと、おおいに楽しんだようだ。トム・クルーズは、まぎれもなくハリウッドいち寛大なスターなのではないだろうか。『All You Need Is Kill』は2014年3月7日(現地時間)に全米公開を予定している。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2013年03月18日トム・クルーズが、現在係争中の電話盗聴事件についてトムを訴えている原告側の弁護士から3時間に渡る聴取を受けたようだ。トムは現在、雑誌編集者のマイケル・デイヴィス・セピル氏から、トムが自身の弁護士バート・フィールズと、現在服役中の私立探偵アンソニー・ペリカーノらと共に共謀してセピル氏の電話を不法に盗聴したとして500万ドル(約4億5,000万円)の訴えを起こされており、今月18日(現地時間)にニューヨークのマンダリン・オリエンタル・ホテルで原告側弁護士団から3時間に渡って聴取を受けたという。ある関係者はゴシップサイト「RadarOnline.com」に、「この件はかなり秘密裏なものです。係争中である上、トムが法廷に立つ日が来るには、まだだいぶ時間がかかるでしょう」と明かしている。2001年にはセピル氏が50万ドル(約4,200万円)を手渡して、第3者にトムがゲイである証拠のビデオを提供させ、自身がビデオの添付されたメールを受け取ったと主張していた事件で、トムがセピル氏側を訴えていた経緯がある。その後、そのようなビデオは存在しないことが明らかとなったが、その争いの最中にトム側が電話の会話を盗聴したとして逆にセピル氏側が2009年にも訴えを起こしていた。トムは、ニコール・キッドマンとの離婚協議中も私立探偵を雇って、電話を盗聴した疑惑を持たれていたこともあるが、一貫してそのようなことは行っていないと主張している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2012年12月26日愛娘・スリちゃんへのクリスマス・プレゼントに豪邸購入を計画中のトム・クルーズに、ついに新しい恋が始まりそうだ。お相手は、80年代のロックスターになりきったトムの怪演が話題を呼んだ『ロック・オブ・エイジズ』で彼の相手役を務めたマリン・アッカーマンの妹で歌手のジェニファー・アッカーマンだという。2人は今月11日(現地時間)、トムの最新主演作『アウトロー』のスウェーデン・プレミアのアフター・パーティで親密な様子を見せ、その後一緒に会場を後にしたらしい。イギリスの大衆紙「The Sun」に、関係者は「彼らはマリンを介して知り合っていたので、面倒くさい自己紹介の必要もなかったのです。トムは会場のあちこちを回っていましたが、ジェニファーと話し込むと、その場から動かなくなりました」と証言。「ローズ・クラブでのアフター・パーティで、2人は打ち解けて自然な様子でした。そして突然2人の姿は消えたんです」。ちなみにジェニファーは自身のTwitterのアカウント上で11日に「今夜はストックホルムでトム・クルーズのプレミア。かなりいい感じ!(Life is pretty good)」とつぶやいたが、以後はトムに関するつぶやきはなし。トムはストックホルムからニューヨークに、ジェニファーはロンドンに向かったが、すぐにアメリカでの再会を約束しているという。「ジェニファーはL.A.でマリンの近所に住んでいます。トムとはクリスマス前にきっと会うでしょう」と前出の関係者は語っている。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月20日トム・クルーズが最新主演作の撮影でロンドン中心部を占拠、日曜の朝から大がかりなロケ撮影に踏み切った。トムは現在、イギリスでダグ・リーマン監督の『All You Need Is Kill』(原題)を撮影中。25日(現地時間)は朝からロンドンのトラファルガー広場と周辺の道路を封鎖し、3時間かけて撮影を行った。2.5平方マイル(約4平方キロメートル)にわたる封鎖で、目的地にたどり着けなくなった市民や観光客からはブーイングが。「日曜のミサに行こうとしたら、トラファルガー広場が封鎖されていたの。何の役にも立たないことをしてくれてありがとう、トム」「映画のためにロンドンの中心部全域が封鎖されるなんて信じられない」といったコメントが「The Sun」紙などに寄せられた。先週、感謝祭の休暇で3か月ぶりに愛娘・スリちゃんとロンドンでの再会を果たして大喜びしたというトム。この日は軍服姿でイギリス空軍のピューマ・ヘリコプターでトラファルガー広場のネルソンのコラムのところに降り立つというド派手なシーンを撮影。結果的に多くの一般人に迷惑をかけてしまったが、おかげで妥協なしの良いシーンが撮れたようだ。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月27日トム・クルーズが、娘のスリちゃんと22日(現地時間)の感謝祭をイギリスで一緒に過ごすことができたようだ。スリちゃんはトムとケイティ・ホームズの離婚以降、母親のケイティとニューヨークで暮らしており、一方のトムは新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影でロンドンにいることから今年7月からずっと娘と会っていなかったが、感謝祭に当たる22日にスリちゃんが急遽ロンドンに飛んで来たため、久しぶりの父と娘の再会になったようだ。タブロイド紙「The Daily News」によれば、スリちゃんはトムに会うために、20日にニューヨークを発っていたという。一方のケイティは、現在出演中のブロードウェイ舞台「Dead Accounts」(原題)を休んで、故郷のオハイオ州で家族と共に感謝祭を過ごしたようだ。ケイティは先日、感謝祭の過ごし方について「22日の木曜日にはオフが取れるから、地元に帰って両親たちと一緒に過ごすわ。姉が美味しいソーセージ料理を作って、母も豪勢な七面鳥を用意して待ってるわ!かなり前になるけど、父が地元の公園で家族全員でこの伝統を始めたのよ。ターキー・トロットっていう3マイル走る楽しいマラソン大会があるの。賞品もあるわ。けど、まだ私はゲットしてないの。でもホント楽しいんだから!」と語っていた。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月26日『ハリー・ポッター』シリーズのデイヴィッド・イェーツ監督の次回作『ターザン』の主役候補に、トム・ハーディが挙がっているらしい。他にヘンリー・カヴィル、アレクサンダー・スカルスガルド、チャーリー・ハナムらの名前も挙がっているようだ。新しい『ターザン』は、ワーナー・ブラザースが長い間製作を試みてきたもの。『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、イェーツ監督は人間ドラマ『Your Voice in My Head』やスリラー『Imitation Game』など、いくつかの作品を次回作として検討してきたが、最終的に『ターザン』を選んだらしい。イェーツ監督はすでに何人かの俳優に会って、話をしているようで、候補に挙がっている4人は、いずれも最近ワーナー・ブラザースと縁が深い。ハーディはこの夏の『ダークナイト ライジング』で悪役を演じて絶賛されたばかり。カヴィルは来年夏公開の『Man of Steel』でスーパマンを演じる。ハナムは来年公開のギレルモ・デル・トロ監督作『Pacific Rim』に主演。スカルスガルドは主演、エクゼクティブ・プロデュースを兼ねる『The Vanguard』を製作準備中だ。本作は、『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワー氏が監督を務める予定だったが降板し、イェーツ監督に決定したようだ。文:猿渡由紀
2012年11月08日トム・クルーズが、新作SF『Our Name is Adam』(原題)に出演するようだ。『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督最新作『Oblivion』(原題)や日本のライトノベルを原作にしたダグ・リーマン監督の最新作『All You Need Is Kill』(原題)などSFへの出演が続くトムだが、今回も同SF作品に出演することを決めたという。現時点で脚本の内容は明らかにされておらず、タイトルとメアリー・ペアレントがプロデューサーを担当するということのみ発表されている。トムは今後も新作が山積み状態で、リメイク版『荒野の七人』やリブート版『ヴァン・ヘルシング』、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第5弾などのアクション大作だけでなく、新卒女性との恋愛を描くロマコメ作品への出演など様々なジャンルでオファーを受けているようだ。トムが主演を務めた新作アクションスリラー『アウトロー』は、来年2月1日(金)に日本公開を控えている。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月18日トム・ハンクスが、新作舞台「Lucky Guy」(原題)でブロードウェイ・デビューを果たすことになった。タブロイド紙で活躍し、数々の賞を受賞しているジャーナリストのマイク・マカラリーをトムが演じる予定の同舞台は、『めぐり逢えたら』(’93)や『ユー・ガット・メール』(’99)などでタッグを組み、今年6月に71歳で死去したノーラ・エフロン監督が生前に脚本を執筆した作品だ。マイクは、アブナー・ルイマへの警察による暴行事件を扱った報道によって1998年にピュリッツァー賞を受賞しており、今回のブロードウェイ作品はアブナー・ルイマ事件を含めたマイクの波乱万丈の人生を舞台化するものだという。トムは1979年にニューヨークにてリバーサイド・シェイクスピア・カンパニーと共に舞台を経験しているが、それ以来初めてのステージ・パフォーマンスになる。さらに、近日中にトム以外のキャストも発表される予定だ。2度のトニー賞受賞経験を持つジョージ・C・ウルフが本舞台の演出を担当し、来年3月1日(現地時間)にブロードハースト劇場でプレビューが行われ、4月1日(現地時間)にオープニングを迎える予定だ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月15日『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントや『トップガン』のマーベリックなど、これまで数々のカリスマ・ヒーローを演じてきたトム・クルーズが、ワイルドなアウトロー・ヒーローに挑戦した期待の最新作『アウトロー』。明日、10月6日(土)は「トム(10・6)の日」を前に、来年2月に公開を迎える本作のポスターがついに公開。かつては米軍の秘密捜査官。そしていまは過去を捨て、街から街へと放浪の旅を続ける一匹狼の流れ者。煩わしい荷物など一切持たず、家族や恋人、仲間さえ作らない。真実だけを追求し、悪は決して逃さない。証拠は信じず、法など一切関係ない。正義のためには手段を選ばず、迫りくる暗殺者や巨大な陰謀は情け容赦なく断罪する。トムが自身の新たなヒーローとして次に選んだキャラクター、それが本作の主人公ジャック・リーチャーだ。今回、解禁となったポスター画像には、トムのいままで見たことのないほど隙のない、鋭い眼光を見せる顔が暗闇に浮かび上がっている。進化し続ける俳優、トム・クルーズがいままでにない新たなヒーロー像を作り上げたことを予感させる仕上がりだ。そして明日、10月6日の「トムの日」。その前日に明らかとなった、トム史上最も危険でワイルドな「新たなるトム」の姿。今度はどのようなヒーロー像を見せてくれるのか?公開を楽しみに待ちたい。『アウトロー』は2013年は2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月05日『ダークナイト ライジング』で悪役を演じ、今、最も注目されている実力派イギリス人俳優のトム・ハーディが、『エベレスト』で主演を務めることになりそうだ。『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを執るという。『エベレスト』は、ジェフリー・アーチャーによる『Paths of Glory, Everest』が原作。脚色は、『マイレージ、マイライフ』のシェルドン・ターナー氏が手がける。物語は、1920年代に、エベレストへの登山を3度試み、ライバルのオーストラリア人ジョージ・フィンチを破って、史上初めてエベレストに登ったジョージ・マロリーのチャレンジを描く。リーマン監督自身も登山家であることから、マロリーの物語に強い興味を持っていたらしい。リーマン監督は、トム・クルーズ、エミリー・ブラント主演のSF大作『All You Need Is Kill』の撮影を控えており、それが終わってからこの作品の準備に入ることになる。ハーディは、現在、アフリカで『Mad Max: Fury Road』の撮影中。北米では最新作『Lawless』が公開されている。文:猿渡由紀
2012年09月26日昨年の東日本大震災発生から1年後、世界各国から寄せられた“2012年の3.11”の映像を、リドリー・スコット監督やプロデューサーの亀山千広氏らがつなぎ合わせて制作した映画『JAPAN IN A DAY〔ジャパン イン ア デイ〕』が、第25回東京国際映画祭(TIFF)の特別オープニング作品として上映されることが決定した。その他の写真本作は、スコット監督が「震災から1年後の3.11をあなたはどう過ごしましたか?」と、世界各国から映像を募集。日本を中心とした12か国(英国、米国、フランス、ドイツ、中国、南極大陸など)から集まった約8000件、総計300時間にものぼるひとつひとつの映像を、スコット監督や亀山氏がつなぎ合わせて完成させた作品。東京国際映画祭は昨年のTIFF ARIGATOプロジェクトに引き続き、今年も募金等を通して震災への取り組みを実施。今年の3月11日に収録された投稿映像を1本の映画にまとめあげた本作は、復興への道のりとしての意義ある作品として、特別オープニング作に選出されたようだ。スコット監督は、「人々の物語、秘密、そして願いを捉えることによって、いま地球に生きるということがどういうことなのかを提唱すると同時に、日常生活や願い、恐怖、そして日本の人々の夢を、具体的な瞬間に焦点を当てて描いた」と語り、「スクリーンを通しておくる日本人へのラブレター」とコメントしている。『JAPAN IN A DAY〔ジャパン イン ア デイ〕』11月3日(土)TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国順次公開
2012年09月14日トム・クルーズとケイティ・ホームズの娘スリちゃん(6)が、アメリカ時間11日に、小学生になった。学校はニューヨークにある新設の私立校だ。スリちゃんが通うのは、ニューヨークのチェルシー地区に今週開校したばかりのアベニューズ・スクール。高校まで一貫して通える私立校で、今年、700人以上の生徒が入学したという。スリちゃんは、白のワンピースにピンクのヘアバンド、ピンクのバックパックというスタイルで初登校。ホームズが運転する車が学校の駐車場に到着すると、パパラッチや他の生徒の親が、待っていましたとばかりにカメラを向けた。ホームズはこの秋、新作劇『Dead Accounts』でブロードウェイのステージに立つ。共演は2度トニー賞に輝くノバート・レオ・バッツ、演出は3度トニー賞を受賞したジャック・オブライエン。一方クルーズは、10月から、桜坂洋の同名小説を映画化する『All You Need Is Kill』の撮影に入る。監督はダグ・リーマン、共演はエミリー・ブラント。文:猿渡由紀
2012年09月12日トム・クルーズが、ホテルのレストランでひとりで食事をするために全てのお客を追い出させていたことが分かった。最近モンテネグロのドブランにある「ホテル・フォルサ・マーレ」で食事をしていたトムは、完全なプライバシーを店側に要求し、自身の食事中に周囲に誰もいないようにして欲しいと要求したようだ。ただそれに憤慨したホテルのマネージャーはトムの要求を断ったようで、ある関係者は「The Sun」紙に「クルーズ氏は何様のつもりなんでしょうか?ホテルは満員だったんです。ほかのゲストに対してあまりにもアンフェアではないでしょうか」とご立腹だ。しかし、マネージャーの拒否に引き下がらなかったトムは次に、自身の豪華ヨット「レディーS」にシーフード料理を運んでくるように頼んだという。トムはつい先日にもレストランでトラブルを起こしており、英ハートフォードシャーに滞在した際には、地元レストランで自身のアメリカン・エキスプレスのカードとドル紙幣が利用できなく、支払いができなかったこともあった。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月07日アメリカの「Vanity Fair」誌10月号に、トム・クルーズが信仰する「ザ・チャーチ・オブ・サイエントロジー」が8年前、ニコール・キッドマンと離婚したトムの新しい結婚相手を探すために女性信者にオーディションをしていたとする記事が掲載されたが、元サイエントロジー信者でアカデミー賞作品賞受賞作『クラッシュ』のポール・ハギス監督がオーディションが行われた事実を認めた。記事には、サイエントロジーがトレーニング映像出演のオーディションという名目で女性信者を集め、そこからイラン出身でロンドン育ちの女優、ナザニン・ボニアディが選ばれたとある。現在32歳のボニアディは2004年10月中は連日面接され、1か月後にニューヨーク市でトムと対面したという。2人は翌2005年1月まで交際し、トムの家で同居もしたが、結局ウマが合わず、最終的にはフロリダ州にあるサイエントロジーの施設に強制的に移された。彼女はトムとの件は他言無用と言われたが、親友に打ち明けたことがバレると、歯ブラシでのトイレ掃除やサイエントロジー関連書籍の路上販売といった懲罰を受けたという。ハギス監督はゴシップサイト「Showbiz411」に送った電子メールで、3年前に知り合ったボニアディから一部始終を聞いたことを明かした。「私はサイエントロジー脱退前に、個人的に反サイエントロジー活動のリサーチをしていて、その過程で彼女と知り合いました。彼女はこの件が明らかになることをとても嫌がっていたので、私はいままで沈黙を守ってきました。しかし、チャーチで高い地位にいる幹部たちが一信者を利用することを正当化し、無感覚に彼女を罰し、全てが終わった後に彼女を黙らせたことに心が痛みました」と綴った。ボニアディは2年前にサイエントロジーを脱退し、現在は女優として、また人権運動家としても活動している。サイエントロジー側は「Vanity Fair」誌の取材に、オーディションが行われた事実はないと回答している。この件についてトム自身はコメントを発表していないが、代理人は「いかなる形をとろうとも、嘘は嘘のままです。雑誌を売るためなのです」と声明を出した。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月05日ロサンゼルス郡検視局は24日(現地時間)、ロサンゼルス市のヴィンセント・トーマス橋から19日(現地時間)に投身自殺を遂げたトニー・スコット監督の遺書の内容について、自殺の理由を示す記述はなかったと発表した。スコット監督の訃報が流れた直後、監督が手術不可能な悪性脳腫瘍と診断されたという一部報道があったが、遺族は直ちにこの説を否定した。郡検視局のスポークスマンによると、現場近くに停めてあった監督の愛車・トヨタのプリウス車内に遺されたメモの内容は緊急連絡先のリストで、オフィスには家族や友人に宛てたメッセージが遺されていた。いずれにも健康問題についての記述はなかったという。スコット監督の葬儀は24日、ロサンゼル市内で近親者のみで行われた。映画関係者などによる偲ぶ会は後日開催を予定しており、詳細はレイバー・デイ(9月3日)後に発表するという。-(C) ZUMAPRES/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月27日映画監督トニー・スコットの訃報を受けて、デンゼル・ワシントン、トム・クルーズら、親しかった人々が悲しみのコメントを寄せている。また、ABCニュースはスコットが脳腫瘍をわずらっていたと報道したが、遺族は否定、後に「脳腫瘍説には疑いがある」と訂正した。その他の情報スコット監督の最後の作品となった『アンストッパブル』をはじめ、5作品でコラボレーションをしてきたワシントンは、「トニー・スコットは偉大な監督で、すばらしい友人だった。彼がいなくなってしまったなんて信じられない。彼は人生と映画の芸術に情熱をもっていた。その情熱を僕たちと分かち合ってくれた。ご冥福をお祈りします」とコメントを発表。『トップガン』『デイズ・オブ・サンダー』で組んだクルーズも、「トニーは僕の大切な友達だった。彼がいなくなってしまって悲しい。彼は自分らしさを持ったクリエイティビティにあふれる人だった」とし、遺族への思いやりの言葉を添えた。弟の死の知らせを受けて、ロンドンで新作『The Counselor』を撮影していたリドリー・スコット監督は、急遽撮影を中断し、ロサンゼルスに向かっている。撮影は最低でも1週間中止になると見られるが、いつ再開されるかはわかっていない。同作品にはブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、キャメロン・ディアス、ぺネロペ・クルスが出演する。スコット監督が撮影準備をしていたプロジェクトの運命も不明だ。『トップガン』続編は来年にも撮影を開始し、2014年の公開を目指していた。ほかにも、『Narco Sub』『Lucky Strike』、また1968年の西部劇『ワイルドバンチ』などの企画を抱えていた。これらのプロジェクトに関わる人々は、ここ数週間、スコット監督は「仕事への意欲にあふれており、変わったところはまったく見られなかった」と語っている。文:猿渡由紀(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月22日8月19日(現地時間)、ロサンゼルスのヴィンセント・トーマス・ブリッジで投身自殺を遂げたトニー・スコット監督。その直後に、監督が手術不可能な悪性脳腫瘍と診断を受けていたと米「ABCニュース」が報じたが、遺族はこの報道を否定した。「Los Angeles Times」紙によると、遺族はロサンゼルス郡検視局に報道されている事実はないと告げたという。「TMZ.com」では夫人のドナさんが郡検視局に「事実無根」と話したと伝えている。スコット監督がほかに健康上の問題を抱えていたかどうかは明らかになっていない。現地時間の20日に検視が行われたが、詳しい死因の特定までには数週間かかるという。「ABCニュース」のウェブサイトは「トニー・スコット監督の悪性脳腫瘍報道に疑いが生じた」とした上で、この件に関する遺族への問い合わせの回答が得られていないと記している。監督の出世作『トップガン』に主演し、共に続編の企画を進めていたトム・クルーズは「映画界に計り知れない功績を残した、創造力あふれる先見の明がある人でした。私の深い悲しみはご遺族と共にあります」と声明を発表。この続編のリサーチのため、監督が亡くなる2日前には、トムはスコット監督と共にネバダ州に赴いていたばかりだったという。また、『クリムゾン・タイド』や『マイ・ボディガード』、そして監督としての遺作となった『アンストッパブル』で主演を務めたデンゼル・ワシントンも「トニー・スコットは素晴らしい監督であり、真の友人でした。彼が逝ってしまったと考えることなどできません。人生にも映画作りにも、とてつもない情熱を持ち、素晴らしい作品を通してその情熱を私たちと分かち合う人でした。私の家族からスコット家のみなさんに祈りとお悔やみを捧げます」と声明を発表した。(text:Yuki Tominaga)© Barcroft Media/AFLO■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月22日現地時間(アメリカ)19日午後、橋から飛び降り自殺をしたトニー・スコット監督。近しい関係の人が匿名でABCニュースに語ったことから、スコット監督が手術が不可能な脳腫瘍をわずらっていたことがわかった。『トップガン』『クリムゾン・タイド』『アンストッパブル』など大ヒット映画で知られるスコット監督(68)は、現地時間19日午後、ロサンゼルス近郊サンペドロで橋から飛び降り、自殺をした。近くに停められていた黒のトヨタプリウスの中には連絡先のリストがあり、後に彼のオフィスで遺書が発見された。遺書は妻と双子の息子たちに宛てられていたという。目撃者の話によると、スコットは、プリウスを橋の上に停めた後、2~3メートルあるフェンスを乗りこえて、ためらいもなく飛び込んだということだ。有名映画監督の突然の自殺に、ハリウッドは大きな衝撃を受けている。先週彼と話したという関係者によると、彼は『トップガン』続編の製作準備に意欲的に取り組んでいたらしい。続編も、1作目同様スコットが監督、トム・クルーズが出演することになっており、クルーズは17日にも役作りのためネバダ州の空軍基地を訪れていたそうだ。また、スコット監督は『トップガン』続編より先に『Narco Sub』というアクション・スリラーを監督する予定で、つい最近は兄リドリー・スコットと共にプロデュースを手がけるクリスチャン・ベール主演作『Out of the Furnace』の撮影を終えたところだった。リドリーと共にプロデュースをするテレビドラマ『グッド・ワイフ』は、今年のエミー賞にも複数部門でノミネートされている。スコット監督はイギリス生まれ。3人兄弟の末っ子で、画家、CM監督を経て映画監督に。2度の離婚歴を持ち、3度目の妻ドナ・ウィルソンとの間に双子の息子をさずかり、ビバリーヒルズに在住していた。文:猿渡由紀
2012年08月21日『トップガン』や昨年公開の『アンストッパブル』などで知られるトニー・スコット監督が19日(現地時間)、ロサンゼルスの橋から投身自殺を図った。享年68。当局によると、19日午後12時35分頃、ロサンゼルス市内のサン・ペドロとロサンゼルス港に架かるヴィンセント・トーマス・ブリッジから人が飛び降りたという複数の通報がロサンゼルス市警に寄せられた。目撃者によると、スコット監督はフェンスをよじ上り、飛び降りたという。ロサンゼルス港湾警察の潜水チームが捜索にあたり、遺体は午後3時前に警察当局によって収容された。スコット監督の代理人は「トニー・スコットの死去を確認しました。遺族はプライバシーの尊重を願っています」と声明を発表した。橋に駐車してあったスコット監督所有のトヨタ・プリウスの車内には連絡先を記したメモがあり、監督のオフィスに遺書があったことから、当局は自殺と断定。アメリカ「ABC」のニュースでは匿名の関係者が、監督は手術が不可能な悪性の脳腫瘍と診断されていたと話している。『プロメテウス』のリドリー・スコット監督の弟で、兄と2人でスコット・フリー・プロダクションという製作会社を創設し、プロデューサーとしても精力的に活躍してきたトニー・スコット。出世作となった1986年の『トップガン』は続編の企画があり、トム・クルーズを再び主演に迎え、スコット監督がメガホンをとる予定だと4月に報じられていた。映画サイト「IMDb.pro」によると、東日本大震災から1年後の3月11日の映像を集めた『Japan in a Dayジャパン イン ア デイ』(原題/11月3日公開予定)を始め、ほかにも30本あまりの企画を抱えていたという。突然の訃報にハリウッドは衝撃に包まれ、多くの映画人がTwitterで追悼の意を表している。ロン・ハワード監督は「トニー・スコットの映画はもう作られない。悲劇的な日(No more Tony Scott Movies. Tragic day)」とつぶやいた。ご冥福をお祈りいたします。-(C) BENHAMOU SERGE/Gamma/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月21日ニューヨーカーの自社ブランド『Sally Scott(サリー・スコット)のブランドカタログがサリー・スコット全店舗に設置された。サリー・スコット 2012秋カタログのネーミングはなんと『ニクキューissue#11』。なんとゆるかわいいネーミングだろう。サリースコットというブランドはは、少女のように純粋な気持ちを持ち、好奇心旺盛で、いつも新しい自分を探し続けている架空の人物、「サリー・スコット」をイメージしている。シーズンのテーマは、サリー・スコットの生活の一部を切り取り、その時々の彼女の内面を反映させている。サリー・スコットのワードローブが並ぶ部屋 - それがショップ「サリー・スコット」なのだ。独特な世界感が広がる『ニクキューissue#11』は、サリー・スコット各店舗、オンラインストアで、商品を購入した方へプレゼントしている。また、一部店舗では1冊210円で販売も行っている。数量限定カタログなのでお店へ急いで。お問い合わせ:NYオンライン カスタマーサービス tel.0120-10-3299 公式サイト
2012年08月18日リドリー・スコット監督の最新作『プロメテウス』が24日(金)から日本公開になる前に、スコット作品にエディターとして参加した経験を持つ映画編集者の横山智佐子氏が、本作の魅力を語った。その他の写真『プロメテウス』は、世界各国の遺跡から発見された“メッセージ”が指し示す宇宙の彼方に向かったプロメテウス号のクルーたちが、人類が決して触れてはならない“秘密”を目撃する姿を壮大なスケールで描く。横山氏は1996年にセカンド・アシスタント・エディターとしてスコット作品に参加し、『グラディエーター』や『ブラックホーク・ダウン』『アメリカン・ギャングスター』などに関わった。本作『プロメテウス』には参加していないが、全米公開後すぐにIMAXで3D版で作品に観賞し、その映像世界に圧倒されたという。「映像を観ると『リドリーさんの作品だなぁ』という気がしますね。今回は3Dだから自分が映画の世界の中にいるようで、そこはこれまでの映画にない新しいところですよね」。『エイリアン』や『ブレードランナー』など独自の映像スタイルで観客を圧倒してきたスコット監督だが、横山氏によるとそれらはすべて“スコット監督の頭の中”にすでに存在しているものだという。「映像が完璧に頭の中にあるんですね。デッサンしている場面を何度も見ましたし、撮影されたフィルムを観るとまったく同じものが出来上がってくるんです。現場の人に聞くとリドリーさんは朝、撮影現場に行くと『カメラはこことこことここ』って決まってるらしいんですよ。撮影時間もすごく短くてしっかり終わるし、テイクもすごく少ないんです」。しかし、映画は共同作業。脳内のイメージをフィルムに焼き付けるために膨大な労力と知恵が必要だ。「リドリーさんは毎回、連れてくるスタッフがスゴいんですね。ハリウッドで大事なのは監督がどんな人材を連れてこれるか。リドリーさんは毎回、自分のことをわかってくれているスタッフをちゃんと連れてくる。それは大きいと思います」。そんなスコット監督は硬質で緊張感のある物語や世界を描くことが多いが、監督本人は意外(!?)にも人間的な人物だそうだ。「英国的ですよね。アメリカ人みたいにすぐ握手してくるような人間ではないですけど、色んな事に熱心だし、顔に出さないけど、いつも胸には何か情熱的なものを持ってる。優しくて人間的なんです。その部分は映画にも出てますよね」。本作も“人類の起源”という重厚なテーマを題材にしながら、プロメテウス号に乗り組んだ登場人物たちの人間ドラマが繊細に描かれている。表面的にはクールだが、内面は人間的。そんなスコット監督の人柄が、映画『プロメテウス』にも現れているのかもしれない。『プロメテウス』8月24日(金)ロードショー8月11(土)~15(水)、18(土)、19(日)先行上映(一部劇場除く)
2012年08月07日トム・ヒドルストンが世界で最もホットな俳優に選ばれた。日本でも今月14日(火)公開予定のアクション大作『アベンジャーズ』にロキ役で出演しているトムだが、同作で共演したクリス・ヘムズワースやロバート・ダウニーJr.を差し置いて「Total Film」誌の選ぶ最もホットな俳優に選出され、同時に『アベンジャーズ』も「最もホットな映画」に輝いている。同誌の24万人以上の読者による投票を得て、クリスチャン・ベイルやライアン・ゴズリングを上回っての1位選出となったトムは「本当にびっくりだよ。僕に投票してくれたみんなにありがとうって言いたいな。こんな素晴らしいノミネート陣に肩を並べるだけで光栄なのに、1位に選ばれるなんてすごいおまけだよ。俳優は自分を見てくれる観客なしには俳優とは言えないから、僕の周りにいてくれるファンのみんなが僕の仕事に信頼を置いてくれているっていうことは、僕にとって大きな自信の源だよ」と喜びを語った。『アベンジャーズ』は最もホットな映画のタイトルと同時に、「最もホットなシーン」にも選ばれ、さらに監督を務めたジョス・ウェドンも「最もホットな監督」に輝いている。一方、ピーター・ジャクソン監督の最新作で、12月14日(金)より日本公開予定の『ホビット 思いがけない冒険』は、「今年最も期待の高い作品」と「最もホットな予告編」に選出されている。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月06日トム・クルーズがニューヨーク市内で家を購入することを考えているようだ。今月9日(現地時間)にケイティ・ホームズとの協議離婚が決まったトムだが、ケイティと暮らすことになった6歳の愛娘・スリちゃんのことを考えての決意だという。ケイティは今後、ニューヨークを拠点に生活するつもりで、9月からは市内の名門カトリック・スクールにスリちゃんを通わせる予定との報道もある。離婚条件の詳細については公表しないと決めた2人だが、トムは娘との面会する権利を強く望んでいたとされ、実際に離婚決定から1週間ほど経った17日(現地時間)に父と娘は面会を果たしている。トムとしては、長距離の移動やパパラッチの追跡などのトラブルを避けて、なるべく会いやすい環境を作りたいのだろう。トムとケイティは結婚していた時期にニューヨークにもアパートを所有していたが、「New York Post」紙上で関係者は「トムは新しい家で再スタートを切りたいと考えているんです。ケイティと暮らしたイースト・ヴィレッジのアパートには戻りたくないのです。ロビーを通らなければならなかったり、建物の外でいつも誰かが待ち伏せしているような場所ではなく、プライバシーが守られる物件を探しています」と語っている。友人のひとりには、スリちゃんが訪ねて来たときに十分遊べるスペースが欲しいとも語ったそうだ。「外で遊べるような環境です。つまり超高級アパートか、市外の一軒家やセキュリティのしっかりした住宅街の物件ですね」。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年07月24日離婚協議中と報じられていたトム・クルーズとケイティ・ホームズが9日(現地時間)、和解に合意したことが明らかになった。ケイティが先月28日(現地時間)にニューヨークで離婚申請をしたことから始まった騒動は泥沼化を避けるように2週間足らずで決着、6年近い結婚生活に終止符を打った。ケイティ側の弁護士、ジョナサン・ウルフ氏は「問題は解決し、合意に至りました」と声明を発表、トム側の弁護士、ベート・フィールズ氏も合意の事実を認め、「トムは合意に達したことをとても喜んでいます。私もです」とコメントしている。ウルフ氏は和解の具体的な内容については今後も公表はしないと表明している。トムとケイティは共同声明を発表、「6歳の愛娘・スリにとって最善を目指して努力しています。家族の問題は家族のものだけにしたいと望んでいますし、お互いの信条を尊重し合い、親としての役割をそれぞれまっとうしたいと思います」と現在の心境を語った。宗教観の違いに端を発したと見られる離婚劇だが、愛娘を好奇の目から守りたいという点に置いては、2人の気持ちは同じということなのだろう。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年07月10日