フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第164回目はブリティッシュショートヘアのタズ(TAZ)さま。おでかけが大好きな猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.164猫さまの話をもっと聞かせて!タズさまは1歳の男性猫さま。タズさまが語ります。ここは僕のために用意されたバルコニー付きのアパルトメントです。好きなことは飼い主と遊んだりおしゃべりしたり、夜や毎日の散歩で外の広場に出かけること。飼い主がリードを準備したら嬉しくて声が出てしまいます。いつもは『ロイヤルカナン』のカリカリが主食ですが、好物の生サーモンが出てきた時なんかはよだれが出てきます。性格は時たま頑固ですが、機嫌がいい時はたくさんおしゃべりして飼い主と対話します。お気に入りのおもちゃはリモコンで動くマウスです。電池切れに注意してください。動かなくなると僕は騒がしくなりますよ。飼い主から見たタズさまとは。最初に飼っていた猫が残念ながら亡くなってしまい、猫のいないと生活に空洞ができてしまって寂しい毎日を送っていました。いつかは新しい子猫が欲しいと思っていました。偶然にも人からの紹介でタズを引き取ることにしました。そう、彼はいろんな意味で、火山のようにエネルギッシュで、海のように穏やかな子です。今までで最も印象深いエピソードは、ある朝、目が覚めると彼は私の首に寄り添って耳を吸い、私を母親と感じてくれた時です。優しさに満ちた愛らしい瞬間でした。タズの体はとても柔らかくていつでも抱きしめたくなります。とても遊び好きで元気な子!私と一緒にシャワーを浴びるのが好きなきれい好きです。私がタズを溺愛しており、彼にたくさんの愛を与えています。タズがいれば私の心は落ちつきます。そして私の人生に特別な意味を与えてくれます。タズと養子縁組をした私は、彼に甘く愛に満ちた人生をこれからも喜んで提供していきます。ーー外出好きなタズさまはいろんなところへ連れて行ってもらっています。普段は家の周りの広場ですが、飼い主の休みの時は海に行ったり、森へ行ったり、パリ観光だって名所を巡って楽しい時間を過ごしています。この夏のヴァカンスはどこへ行ったのでしょうか?今度教えてもらいます。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年08月26日複数のペットたちと暮らす、ノビター(@00shitemita)さん。1枚の写真をSNSに投稿したところ、じわじわと反響を呼びました。写っているのは、ノビターさん宅のリビング。実は、写真の中に、愛猫のモズクちゃんがいるのですが…どこにいるのか、見つけられますか。正解は…正解は…冷蔵庫の上です!かわいらしい置物のように見えた人もいるでしょう。エリザベスカラーを着けたモズクちゃんは、冷蔵庫の上で堂々と座っています。避妊手術を受けたモズクちゃんは、撮影当時、青いカラーを着けていたのだとか。ネットでは「エリザベスカラーがあるおかげで見つかった」といった声が上がっています。・かわいい!すぐ見つかった。・わはは!しれっと冷蔵庫の上にいて笑った!・逆に分からない。写真を拡大してようやく見つけた。・やっぱり高いところのほうが、電波の受信がしやすいのかな。目立たないカゴのあたりやキッチン周りを探した人もいたのではないでしょうか。バッチリカメラ目線なところも含めて、愛らしさに頬が緩みますね!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2023年08月26日みなさんは、家の中で『お気に入りの場所』はありますか。「この椅子が落ち着く」「ここのクッションにもたれると気持ちいい」など、こだわりがある人もいるのではないでしょうか。飼い主が考えた『ねこほいほい』猫と暮らすSUIMIN(@suimin_tter)さんは、愛猫のじゅのけちゃちゃんの行動を見て、あることに気付いたそう。その行動を絵に描いてSNSに投稿しました。布団や毛布の形によって、じゅのけちゃちゃんのくつろぎ方が違うことに気付いた、SUIMINさん。『ねこほいほいベッド編』と題して、4種類のくつろぎ方を紹介したのでした!丸めた布団の上では一番高いところで、くしゃっとまとめた毛布では一番ふわふわな場所でくつろぐ、じゅのけちゃちゃん。布団の端を持ち上げておくと中にもぐり、シーツをはがしたベッドでは、体を伸ばしてのびのびと寝転ぶそうです。きっと「ここが一番気持ちいい」ということを分かっているのでしょう。自由気ままな様子が分かる『ねこほいほい』には、「平和すぎて好きです」などの声が寄せられました。後日、SUIMINさんが毛布をくしゃっとまとめておくと…一番ふわふわな場所で、じゅのけちゃちゃんがくつろいでいます!「まんまとかかったわね」と『ねこほいほい』の効果を実感する、SUIMINさんなのでした。ペットと暮らす人は、家での様子を観察してみると、新たな発見があるかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2023年08月24日日向ぼっこをしながらのんびりと寝ているイメージが強い猫。しかし、写真家のmah(mah_63n)さんのInstagramには、猫の仁王立ちやジャンプなど、たくさんの躍動感あふれる姿が投稿されています。まるでもぐら!?猫が側溝の穴を覗くと?数ある投稿の中から紹介するのは、猫がモグラのように穴の中に入っていく2つの動画です。1つ目の動画では、道路の側溝にある穴に向かって猫がもぐり込もうとしますが、スムースに進んでいきません。お尻が引っかかり、フリーズしてしまった猫をツンツンとつついてみると…。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る mah//自由猫写真(@mah_63n)がシェアした投稿 無事、スポンと穴の中に!そして、わずか数秒後には別の穴から、器用にピョンと飛び出してきました。やっぱり穴が気になる猫次に紹介する猫も、先ほどの猫と同様、やはり穴の中が気になるようですね。もぐり込もうと挑戦しますが、やはりお尻が引っかかって、フリーズしてしまいました。指でツンとつついてもらい、穴の中にもぐって行ったと思ったら…。 この投稿をInstagramで見る mah//自由猫写真(@mah_63n)がシェアした投稿 なんと今度は違う猫が別の穴から顔を出しました!一体、穴の中には何匹の猫がいるのでしょうか…。このもぐらのような猫の投稿には、海外のファンを含めて多くのコメントが寄せられました。・ツンツンを待っているようで、かわいいですね。・めちゃ面白い!思わず「うおぉ!」っていってしまった。・なんて無防備なんだ。・つっつかないと入れなくて、笑ってしまった!道ばたでこんなシチュエーションに巡り合ったら、誰でも思わずツンツンしたくなってしまうかもしれませんね…![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年08月22日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第163回目はシャム猫のシッチェス(Sitges)さま。名前の由来になった街へ行ってみたい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.163猫さまの話をもっと聞かせて!シッチェスさまは2歳の男性猫さま。シッチェスさまが語ります。僕の名前はシッチェス(Sitges)といいます。スペインのバルセロナから近い海沿いの街名から名付けたらしいです。どうしてなのか飼い主は教えてくれません。でも飼い主はとても優しくて、よくいろんなところへ連れて行ってくれます。車で森まで行き散歩したり、飼い主のリュックサックに収まり田舎道を歩いたり。寂しがり屋で長時間の留守番はできないのでいつも飼い主にべったりなんです。誕生日には大好物のパテをいただいたのですが、蝋燭が大きすぎてどこから食べたらいいのかわからず苦労しました(笑)。いつもはテラス付きのアパルトマンに住んでいるのですが、飼い主の休みの日が待ち遠しいんです。次はどこへ連れて行ってもらえるのかな?名前の由来の街シッチェスにはいつかは連れて行ってもらいたいと思っているのです。飼い主から見たシッチェスさまとは。友人のおかげでシッチェスがやってきました。シッチェスのお母さんから産まれた何匹かの中からプレゼントされたのです。一番最初に飼った猫で、子どものように思っています。私は大手スーパーの青果部門マネージャーを任されているので、シッチェスの食事はほとんどここのお店で調達しています。アパルトマンでは、普段はテラスとベッドの行き来ですが、実家への散歩などによく連れて行くのです。性格は初対面の人には最初は遠慮します。甘えん坊でいつも私の隣にいて、トイレに行く時も見守ってくれと言います。とてもおしゃべりで、私が元気でないときはそばにいて私にパワーチャージをしてくれます。一緒にいていちばん幸せなひとときは、森でリードをつけて散歩しているときです。お互い深呼吸をして会話して、季節を感じ合える相棒に出会えて毎日が最高です。ーーシッチェスさまの飼い主は初めて猫を飼ったとのことですが、シッチェスさまの性格を含めて毎日が愛に満たされているようでした。果たして海の街シッチェスへはどんな旅になるのでしょうか?初めて見る海は?その様子も知りたくなりますね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年08月20日日本でも童謡として親しまれている曲『幸せなら手をたたこう』。欧米では『If You’re Happy and You Know it』というタイトルで、日本語と同じ意味の英語の歌詞で歌われています。猫に『幸せなら手をたたこう』を歌ってあげたら?カナダのオンタリオ州に住む女性は、スコティッシュフォールドの三毛猫と暮らしています。ある日、女性は愛猫に『If You’re Happy and You Know it』を歌ってあげることにしました。飼い主さんのヒザの上でくつろぐ愛猫の前脚を持って、歌い始める女性。この後、飼い主さんが思わず吹き出した、猫のリアクションがこちらです。『幸せなら手をたたこう』の英語の歌詞に合わせて、猫の前脚で手拍子をとる女性。すると猫は、「ニャン、ニャン」と完ぺきなタイミングで合いの手を入れてくれました!飼い主さんは「うちの猫に『幸せなら手をたたこう』を歌ってあげたら、猫もビートに合わせて歌ってくれた!」とつづっています。この動画の猫の反応には、さまざまな感想が寄せられました。・お利口さん!・歌詞とは逆で、ハッピーに見えない表情に声を出して笑った!・とってもかわいい!上手に歌えたね。動画の説明で飼い主さんは「私の猫はとてもユニークな外見なのです。歌詞は彼女が幸せであることを示しているけれど、彼女の顔はそうじゃないことを示しているのかもね!」とつづっています。この猫はもともとこのような、ちょっぴり不機嫌そうに見える顔立ちのようですね。また、猫は不安な時に耳が倒れるといわれますが、スコティッシュフォールドは耳が倒れた『折れ耳』がチャームポイントです。飼い主さんの歌に合わせて、リズミカルに一緒に歌ってくれた猫。愛猫とこんなふうに遊べたら、毎日が楽しいでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年08月16日ペットが飼い主の食べ物をこっそり盗み食いすることは珍しくありません。特に猫は、テーブルの上などに飛び乗ることができるので、飼い主の隙を見て食べ物に手を伸ばすこともあるでしょう。パンを盗んだ猫の姿にツッコミ不可避!アメリカのペンシルベニア州で、たくさんの保護猫たちと暮らしているオーブリー・レイトン(aubscatrescue)さん。オーブリーさんはある日、オス猫のバケットくんにパンを盗まれたことに気が付きました。バケットくんが盗んだのはハンバーガー用のバンズ1枚。おいしそうなパンを見て、つまみ食いしたくなったのかと思いきや、バケットくんは盗んだパンを食べてはいませんでした。こちらが、パンを盗んだバケットくんの姿です。@aubscatrescue Where did he find it? Top 10 unsolved mysteries #aubscatrescue #aubsrescuecats ♬ Hatachi no koi sped up - Randyyバンズを枕代わりにして、気持ちよさそうに眠っているバケットくん。オーブリーさんはバンズを取り返そうとしますが、引っ張るとちぎれそうになったため、諦めたようです。「彼が枕にするためにハンバーガーのバンズを盗んだことに気付いた」とつづられた動画には、160万件の『いいね』が集まり、バケットくんを弁護する声が上がりました。・このバンズは彼の枕だ。そのまま寝かせてあげて!・かわいいから無罪です。・こういうおかしなことをするから、猫が好き。オーブリーさんはバケットくんが枕代わりにしていたバンズは、そのまま彼にあげることにしました。しかし、数日後にはバンズはボロボロになってしまい、捨ててしまったとのこと。ところがこの動画が拡散された後、親切な人がバケットくんにハンバーガーの形のクッションをプレゼントしてくれたそうです!後日の動画では、大きなクッションの上でくつろぐバケットくんの様子が公開されています。@aubscatrescue Do other people experience this or is it just me? #aubscatrescue #aubsrescuecats ♬ original sound - Melly Ownバケットくんにとってはバンズの匂いや柔らかさが枕にするのに、ちょうどよかったのかもしれません。飼い主には理解不能な行動をとることがあるペットたちですが、そういうところが愛おしく思えてしまいますよね![文・構成/grape編集部]
2023年08月14日8月8日「世界猫の日」を記念し、パリを舞台に少女の目を通して愛猫との絆を描いた映画『ルー、パリで生まれた猫』から、猫LOVE満載の予告編と猫にフィーチャーした30秒猫予告、さらに猫チラシが解禁。予告編のナレーションは猫好きで有名な俳優、田中要次が担当している。本作は、楽しいときも落ち込んだときも、いつでもそばにいてくれた猫たちへの愛と感謝の物語。パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。両親の不仲に心を痛めるクレムにとって、ルーと名付けた猫との生活は心安らぐ時間となっていく。フランスでは、「注目、かわいい猫がやってきた」(TÉLÉ 7 JOURS)、「猫目線で描く、動物たちの気持ちに寄り添った作品」(CitizenKid.com)など猫の演技も評価された本作は、猫好きにとって、映画館の大きなスクリーンで必見の作品として注目されている。今回解禁となった日本版予告編のナレーションを務めたのは、猫好きで知られる田中さん。数多くの映画、TVドラマで活躍しながら、本人もSNS(Instagram:boba_、X:@Yohji_TANAKA)で、4匹の猫(お名前:チャイ、サビ、クマコ、グリ)への“猫愛”あふれる写真などを紹介しており、「猫と暮らす」日々を伝えている。田中要次猫の関連作品としては、TVドラマ「かんばん猫」(BSテレビ東京・22)、「猫とコワモテ」(BSテレビ東京・16)、トルコのドキュメンタリー映画『猫が教えてくれたこと』(17)が2020年にBSテレビ東京で放映された際にナレーションを担当してきた。本予告編田中さんの「あなたにも、忘れられない猫はいますか?」という問いかけから始まる本予告は、パリの片隅の屋根裏で生まれたキジトラの子猫と出会った少女クレムが、ルーと名付け、一緒に暮らし始めるところからスタート。毎日、楽しい時間を過ごし夏休みにはパリから森にある別荘に家族で訪れる。森へと冒険に行くルーが出会ったのは、動物と話すことができる魔女とクレムが信じている隣人アマンディーヌ。最高な時間を過ごしているクレムとルーだったが、クレムの両親が別々に暮らすことを告げられ、クレムは心を痛めるが、ルーがそばにいることで、乗り越えていこうとする。人間も猫も大人になっていくこと、そして、つらい時にそばにいてくれた猫への感謝が詰まった映像となっている。30秒猫予告一方、主人公の子猫ルーにフィーチャーした30秒猫予告編は、猫あるあるの連続映像でつづられる。「もふもふの手」「しっぽに長いひげ」「小さな小さな子猫の姿」に「ドジなジャンプ」など、ルーの可愛さ満載の内容に。田中さんのナレーションが本予告と比べてもテンションが高めになっていることにも注目。“猫を浴びたい方”にぴったりの映像となっている。また、8月8日(火)の「世界猫の日」にちなみ解禁されたのは、ルーのドアップ画像2種の「猫チラシ」(公開劇場にて設置中、限定数となるため、なくなり次第終了予定)。コピーには、「キミと出会えてよかった」&「猫を愛するすべての人へ贈る」と記されている。『ルー、パリで生まれた猫』は9月29日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月08日夫が注意しても一切受け入れず、猫を放し飼い状態で飼うお義母さん。その猫に汚れた爪で引っかかれた長男くん。幸い体調の変化はありませんでした。猫に引っ掻かれて以来、お義母さん宅へ第二子の顔見せで久しぶりにやってきたgachaさん一家。猫は長男くんの足にすり寄り、長男くんは猫の頭を撫でることができました。その様子にほっとするgachaさん夫妻でしたが、パパから手を洗うよう促されて洗面所から戻ったお義母さんが、「『猫は汚い』とか散々言ってたパパから触っていいよって言われたの?」と嫌味たっぷりに話しかけてきました。ギスギスした雰囲気のなかお義母さんに赤ちゃんを抱かせ、顔見せは終了。帰宅したgachaさんは、自分のせいでお義母さんから嫌味を言われていたことを夫に謝りました。しかし夫はまったく気にしておらず、逆に「子どものためにやってることなんだからさ」とgachaさんを励ましてくれるのでした。 義母のやさしさに触れ、再び自ら訪問してみると… 夫の励ましの言葉に救われたgachaさん。 月日は流れ、猫に対する不安も忘れかけてきたころ。お義母さんは、gachaさん宅へ頻繁に来るようになりました。子どもの顔を見ることなく、孫へのお菓子や食材をそっとドアノブに引っ掛けてある日もしばしば……。 お義母さんとはいろいろあったものの、やさしさに触れ、助けられていることを実感するgachaさん。 長男くんが引っ掻かれたことを許すのか葛藤した結果、gachaさんは子どもたちを連れてお義母さんの家を訪ねることに。 gachaさんが訪問すると、お義母さんはgachaさんから早々に赤ちゃんを抱き上げたかと思うと、キョロキョロと周囲を警戒し始めました。不審に思ったgachaさんが尋ねると……「来てないわよね?」と言うお義母さん。 何のことだから分からないgachaさんにお義母さんは……「手を洗えだ、部屋が汚いだ、いちいち小言を言ってくる……あなたの旦那様よ」と嫌味たっぷりに言うのでした。 実の息子を「あなたの旦那様よ」と他人のように言うなんて……以前は異常なほど息子を愛してやまなかったのに、義母の変わりようは恐ろしいですね。また、赤ちゃんを迎えるならやはりそれなりに清潔にしておくのは当然のこと。義母はやさしい面もあるかもしれませんが、この点に関してはどうしてもgachaさんたちの価値観とは合わないようです……。 著者:マンガ家・イラストレーター うさぽ
2023年08月05日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第158回目はブチトラ猫のポッター(Potter)さま。飼い主の溺愛っぷりがすごい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.158猫さまの話をもっと聞かせて!ポッターさまはこの8月で4歳の男性猫さま。ポッターさまが語ります。僕はフランスのジュラ地方のドールという街に住んでいます。市内のアパルトマン暮らしで、旅行代理店で働いている素敵な飼い主のアマンディーヌと毎日楽しく生活しています。僕の平均的な1日は、午前6時から7時ごろに起きて、アパルトマンの窓から外で何が起こっているかを観察します。飼い主は仕事の休憩中の正午から午後2時まではここに帰ってくるので、この時間帯は思いっきりべったり遊んでいます。飼い主が仕事に戻ると、僕はリビングルームの椅子やキッチンキャビネットの上で寝ています。外に出ないので、体重増加を避けるために、特別に滅菌された室内猫用のご飯だけを食べます。特別な食事は、誕生日などにウエットフード(サーモン、チキン、ビーフ)をいただきます。遊びはヘアゴムと紙のボールに情熱を注いでいます。特技はチェック柄のフェイクファーをパドリングすること。チャームポイントはまなざしと体の毛の柔らかさだとアマンディーヌが言っています。飼い主から見たポッターさまとは。元同僚の猫を1年近くお世話したことがあります。その同僚は、子猫を何匹か飼っている人が養子縁組を探していると情報をくれました。写真でポッターの顔を見て、私はこの猫なら養子にしてもいいと決心しましたが、それまで人生で一度も猫を飼ったことがありませんでした。ポッターは私を夢中にさせました。今ではもう猫なしでは生きられません。ポッターはとても社交的で、恥ずかしがり屋ではなく、すぐにみんなに懐くことができます。彼は本当にとても素敵でかわいいです。穏やかだけど遊び好きな猫です。私は子どもをもたないことを決めたので、ポッターを私の赤ちゃんと考えています。 すでに彼は家族の一員です。ポッターと私の共通点はとても社交的で静かなところです。彼が私を愛しているからこそ、私が彼のために何でもすることで彼をできるだけ幸せにしてあげたいと思っています。私たちはすでに多くの美しい瞬間を一緒に過ごしてきました。彼が私に近づいてきて、喉をゴロゴロ鳴らしたり、小さな頭を私の手や体にこすりつけられると、毎回私は溶けてしまいます。ポッターは私にたくさんの愛と幸せをもたらしてくれます。彼が猫天国に行かなければならないとき、私は彼のそばにいられたらいいのにと思います。彼に最後の抱擁と最後の愛撫を与え、ポッターが私の人生を通して最高の仲間であったことを彼にささやくことができるでしょう。ーー初めて猫さまの魅力に取り憑かれた飼い主はポッターさまにゾッコンです。時間があればすぐに飛んで帰宅し、ポッターさまとの時間に全身全霊を注いでいます。愛嬌たっぷりなポッターさまの柄もとても可愛いですね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年08月05日夫が注意しても一切受け入れず、猫を放し飼い状態で飼うお義母さん。その猫に汚れた爪で引っかかれた長男くん。幸い体調の変化はありませんでした。猫に引っ掻かれて以来、お義母さん宅へ第二子の顔見せで久しぶりにやってきたgachaさん一家。赤ちゃんを抱こうとするお義母さんに手を洗ったか夫が確認すると、お義母さんはブチ切れ!そんなお義母さんにも、毅然とした態度で接し、「子どもの前でやめてくれる?」と言う夫。するとお義母さんは、「何よ! 嫌な感じ!」と言って洗面所へ向かいました。そんなお義母さんに怯える長男くんの元に、猫が近づいてきて……!?猫は長男くんの足にすり寄り、長男くんは手を伸ばすと猫の頭を撫でました。すると、猫もうれしそうに鳴き、威嚇がなくなった様子に、ほっとするgachaさん夫妻。すると、洗面所から戻ったお義母さんが、「『猫は汚い』、『病気になるから』とか散々言ってたのにね……パパから触っていいよって言われたの?」と長男くんへ聞いてきました。「よかったね。やーっと触れるのね。自分勝手なわがままなパパに付き合わされちゃったね」お義母さんは夫への嫌味が止まりません。すると夫が突然立ち上がり……? 義母から散々嫌味を言われた夫に妻が謝ると… 突然立ち上がった夫は、「手、洗ったんだろ? 抱っこするなら早く抱っこしてくれる? これから用事があんのよ」とお義母さんに告げました。 するとお義母さんは……「あらあらそうだったのね。それは失礼致しました」と言って、ギスギスした雰囲気のなか、赤ちゃんを抱きました。 お義母さん宅から帰宅したgachaさんは、いつもと変わらない夫に、「元はと言えば私がまず外飼いの猫に対して警戒してた……よね?」と話し始め、お義母さんから嫌味なことを言われたのは自分のせいだと言って謝りました。 「気楽に構えてたほうがよかったのかも……今更言ってももう遅いよね……。本当にすみません!」改めて謝るgachaさんですが、夫は何のことだかわかっていません。 gachaさんが義母の言っていた嫌味を言っても、「ごめん、まったく気にしてない。自分がわがままとも思ってないし、自分勝手とも思ってないしなぁ……子どものためにやってることなんだからさ」と言う夫。 「俺らは子どもを持つ親として、間違えたことはしてないっしょ」と、自分を責めるgachaさんを励ますのでした。 夫に向けて散々嫌みを言っていた義母ですが、言われた夫はまったく気にしていませんでした。自分のせいで夫に嫌な思いをさせてしまったとき、gachaさんの夫のように妻に寄り添った言葉を口にしてくれたら、妻としてはとてもありがたいですよね。gachaさんもあまり自分自身を責めすぎないでほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター うさぽ
2023年08月04日猫たちと暮らす、飼い主のkanjimori(kanjimorimori)さんが、驚いた出来事をTikTokに投稿しました。動画に映っているのは、入院した母猫の帰りを待つ、2匹の子猫と父猫。甘えたい盛りの子猫たちに対する、父猫の反応がこちらです!@kanjimorimori #猫のいる暮らし ♬ ai no hana - aimyon父猫は、甘えてくる子猫たちをすんなりと受け入れていました。母乳が出ないお腹を子猫に揉まれても、嫌な表情1つしていません。リラックスをした様子で、子猫たちに寄り添っています。子供を愛でるような父猫の姿に、多くの人が心を掴まれたようで、こんな声が上がりました。・愛情深い。・「えっ、パパも出るの?」って思ってしまった。・子猫たちがかわいくて仕方がないのでしょう。いいパパ!・子猫に甘えられて、まんざらでもなさそうですね。・「痛くないのかな?」って心配した矢先の大あくびに笑った。自分の子供として、しっかりと子猫たちの面倒を見ている父猫。これなら、母猫が戻って来るまで安心ですね![文・構成/grape編集部]
2023年07月31日カナダで3匹の猫たちと暮らす、飼い主(themeow_squad)さんは、元気いっぱいの猫たちの日常をTikTokで紹介しています。ある日、飼い主さんは自宅の庭にケガをした野生の子ジカがいるのを見つけました。近付いてみると、子ジカは脚をケガしていて、歩けない状態だったといいます。子ジカを放っておけなかった彼は、野生動物保護サービスに連絡して、助けを求めました。野生動物保護サービスの職員が迎えに来るまでの間、彼は子ジカを家の中で休ませてあげることにします。すると、サバンナキャットのマジックくんが、子ジカに近付いてきたのです。@themeow_squad Found this little injured fawn in my backyard. Magic, our F1 savannah, gave him comfort until wildlife service came to the rescue. #wildlife #catsoftiktok #savannahcats #f1savannah #kittenoftitok #savannahkittens #exoticcats #cattrends @Savannah Cats @meowmeow @cats lover @Savannah Cats ♬ take a moment to breathe. - normal the kidそっと前脚を伸ばして、子ジカの鼻先や背中、脚などをちょんちょんと優しく触るマジックくん。子ジカに興味を持っていますが、決して強く触ったり、驚かせたりするようなことはしていません。飼い主さんは「マジックは野生動物保護サービスが助けに来るまでの間、子ジカを慰めていた」とつづっています。この動画には210万件を超える『いいね』が集まり、マジックくんの思いやりを称賛する声が上がりました。・爪を立てることなく、子ジカをとても優しく触っているね。・マジックくんは「この子、大丈夫?」と子ジカを心配しているように見える。・この猫は子ジカと友達になりたかったのかな。この後、子ジカは野生動物保護サービスの人たちが、ケガの治療のために連れて帰ったといいます。飼い主さんの家の周りには野生のシカが多く生息していて、母ジカが子ジカを放置したままどこかへ行き、後から迎えに来ることがよくあるのだそう。彼は普段は子ジカがいても近付かないといいますが、今回はケガをしていたので助けたそうです。マジックくんも、普段から家の近くでシカを見かけることはあったのかもしれません。動画を見ると、マジックくんはケガをした子ジカに「もう大丈夫。もうすぐ助けが来るよ」と伝えているようにも見えますね。猫と子ジカのほほ笑ましい姿は、多くの人たちの心を温かくしたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第157回目はキジトラ猫のムゥ(Moo)さま。ジャンプ力がすごい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.157猫さまの話をもっと聞かせて!ムゥさまは6歳の男性猫さま。ムゥさまが語ります。僕はパリからブローニュの森を超えた高台の街、とても眺めがいいところに住んでいます。4部屋あるアパートは90平米で、リビング、キッチン、子ども部屋、寝室、クローゼットスペースです。隠れるところはたくさんありますよ。いつもは午前6時ごろ目を覚まし、お腹が空いたと言って飼い主たちを起こします。日中は一人で留守番です。みんなが仕事や学校に行き、静かになったら、光がいっぱい入る部屋の中でほとんど寝て過ごします。いつもの食事はドライフードです。タイマー付きのカリカリマシーンがあるので留守番も大丈夫。みんながいる週末はウェットフードをいただきます。ワインコルクに紐をつけたおもちゃで飼い主とよく遊びます。夢中になって遊ぶのは携帯などに当たった光の反射。家に虫が入ってきたらとにかく追っかけ回しています。そして夜になると全開モードで家中を走り回ります。暑い夏は台所のひんやりとしたタイルの上がお気に入り。あとは壁に寄り添うのも好き。ダインニングテーブルの下や椅子の上にもいます。いちばんのお気に入りは小さな時から持っているライオンのぬいぐるみです。飼い主から見たムゥさまとは。ムゥは我が家では初めての猫です。小さい頃から動物を飼うことに抵抗があり、特に家に縛り付けるのがかわいそうだと思っていました。ムゥは『le Bon coin』というサイトの掲示板で見つけました。最初は売買なんてやだなぁと思っていましたが、のぞいてみると、もらってくださいという良心的なものも多く、娘と会いに行ってみたらあまりにも可愛いくて、そのまま連れて帰って来てしまいました。ムゥが生後2か月の頃です。きょうだいもいたのですが、みんなもらわれて残った1匹でした。今、ムゥは家の中でもストレスなく生活できているようです。自分勝手で抱っこが嫌い、そしてすごい運動量です。彼はとても高く飛びます。 彼は素晴らしいゴールキーパーです!人見知りはしません。楽しかったエピソードは、今はもうしないですが、ムゥがきたばかりの頃、夜になると私達の寝ている布団に潜ってきたことです。もう本当に幸せを感じました。彼が籠の中で丸くなって寝ている可愛い姿は、家族みんなを幸福にしてくれます。ムゥがやってきて夫の性格が変わってしまいました。その前はロボットみたいな性格だったのにやっとまともな心をもったねと娘と言っています(笑)。ーー普段、留守番役のムゥさまは静かにしていましが、飼い主が帰ってくると嬉しくて活発になるようです。とにかくジャンプ力の凄さは今まで見た猫さまの中で最高点でした。ムードメーカーの役割もしているムゥさまは人の性格も変えてしまう力も持っているようです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月30日4兄弟を育てている、母親のゴンゾウR4(@R453374510)さんがSNSアカウントに投稿した内容が、注目を集めています。ある日、1歳の四男が、愛猫と寝室で大騒ぎしていたそうです。きっと1人と1匹、仲よく遊んでいたのでしょう。しかし、しばらくすると急に静かになったといいます。投稿者さんが寝室を覗くと、愛らしい光景が広がっていました。布団に横たわり、一緒に眠る四男と猫がいたのです。猫のほうに顔を向けたまま眠る四男。一方の猫は、四男の片手を包み込むように両前脚を添えて眠っています。種族の壁を超え、互いを大切に想っているような1人と1匹の姿に、キュンとする人が続出。「優しい世界」「なんて尊いの」「1日の疲れが吹っ飛んだ」などのコメントが寄せられました。遊んでから眠った『きょうだい』は、夢の中で合流し、追いかけっこをしている…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年07月29日猫と触れ合いながら、お茶や休憩ができる『猫カフェ』。家では猫を飼えない人でも、猫カフェに行けばいろいろな猫に出会えて、一緒に遊ぶこともできるとして、人気のスポットです。鳴虎(@naruco70)さんは、福岡県北九州市小倉南区にある、譲渡型の保護猫カフェ『ぷここん家』を訪れた際、猫たちにモテモテになったといいます。その時の写真をご覧ください。身体の上で、猫が大渋滞…!猫好きにとって、こんな幸せな光景はないですね。鳴虎さんによると、店内で中腰になったところ、膝に1匹の猫がよじ登ってきたそうです。座ってみると、ほかの猫も様子をうかがいながら集まり、結果的にてんこ盛りになったのだとか!しばらくそのままにしていましたが、ずっと同じ体勢でいるのはさすがに辛く、手前から1匹ずつどけていくことに。すると、一番奥にいた子猫が指を甘噛みしてくれたそうです。これはかわいすぎますね…!「ほかに座っている客がいなかったので、身体の上で寝たい猫たちが寄ってきたのでは」と猫にモテた理由を推測していた、鳴虎さん。この時の写真を見るたびに、疲れが癒され自己肯定感が上がるとつづっていました。SNSに写真を投稿すると、たくさんの『いいね』が付き、うらやましがる声などが相次いでいます。・天国ですね!私も猫にまみれたいのでやってみます!・最高…!見ているだけでも癒し度が高い写真です。・けしからん状況だ…。足先の子猫は天使かな。・分かる!うちも寝ている猫だらけになりますよ。座って姿勢を低くしたことで、猫たちの警戒心が和らぎ、近付きやすくなったのかもしれませんね。猫カフェで猫にモテてみたい人は、鳴虎さんの体験談を参考にしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、鳴虎さんが訪れた保護猫カフェ『ぷここん家』では、約50匹の個性豊かな猫ちゃんたちと出会え、里親も募集しているとのこと。興味のある人は以下のウェブサイトやSNSをチェックしてみてください!『ぷここん家』譲渡型保護猫カフェ ぷここん家(pucocnchi_1122)※こちらの猫カフェは、体にハンデを負った猫ちゃんもいます。来店時、触れ合う際には優しくストレスを与えないようにお願いします。[文・構成/grape編集部]
2023年07月27日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第154回目は黒猫のヒジキ(Hijiki)さま。食いしん坊で人懐っこい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.154猫さまの話をもっと聞かせて!ヒジキさまは推定2歳の女性猫さま。ヒジキさまが語る自分のこと。私の名前はヒジキですが、フランスでは“h”を発音しない(できない?)ので、「いじき」と呼ばれることが多いです。私が住んでいるのは4階建てのアパルトマンの最上階。リビングは窓が多いので一日中明るくて見晴らしがいいです。私しか入れない屋根裏部屋があって、ワクワクがいっぱいです。追いかけっこをよくするのですが飼い主はよく天井に頭をぶつけますね(笑)。朝は6時にごはんマシーンが勝手にごはんを出してくれます。『ロイヤルカナン』のベーシックなカリカリです。基本はドライフードなので、水をいっぱい飲みます。特別な日のごはんはパウチに入った丸ごとのお肉みたいなウェットフード。何でも食べるので偏食の飼い主と大違いだそうです。朝食の後は、まだ寝ている飼い主のベッドで二度寝をし、飼い主達が起きると一緒にくっついて回り、ちょっとだけ遊びます。昼間は太陽と共に移動しながらほとんど寝ています。夕飯後が遊びタイムで、夜は飼い主と同じタイミングで、朝までぐっすり眠ります。枕に寄りかかる感じで寝ています。飼い主から見たヒジキさまとは猫を飼うのはヒジキが初めてです。どちらかというと犬派だったのですが、昔友人の猫を長期で預かったのをきっかけに、たちまち猫好きになってしまいました。預かったのは女性の黒猫で、とんでもなくツンツン、むしろ凶暴で結局馴れてくれなかったのですが、ものの見事に1か月後には完全猫派になっていました。それからいつか黒猫を飼うことを夢見ながら、猫がいる家に遊びに行ったり、預かったりを繰り返して、一年と少し前、念願の黒猫を迎えました。長年の夢だった猫との暮らしを実現するためにまずは引っ越しをしました。猫に必要なものを揃えたり、環境を整えながら出会いを待ちました。あるシェルターからフレンドリーな黒猫がいると連絡があり、その日に会いに行きました。出会った瞬間からヒジキは私たちから離れず、3日後にうちの子となりました。駐車場で保護された元野良なのですが、あまりに人懐っこいので飼い猫だった時期もあるのかな?と思っています。連れて帰るバッグにも無抵抗で入り、早くここから出してくれって言っているようでした。初日から一緒に寝てくれ、馴染むスピードが超速でした。性格は人懐っこいけど主張強めです。周囲がうるさくても爆睡できます。誰が訪ねてきても顔出してスリスリし、旅行などで長期預ける時にも友人宅で普段通りくつろいでるみたいです。だから、甘やかされてぽっちゃりになって帰ってきます。野良時代にもそうやって愛想を振り撒いて生き延びていたのでしょうね。おもちゃは紙を丸めたボールが大好きです。いろんなおもちゃがあるのにこれ一筋です。目の前で紙を破って丸める音がすると遊びスイッチがオンになり、爪研ぎをします。それから体制を低くして目をまん丸にして投げてもらうのを待ちます。紙ボールを投げるとキャッチしたりパンチで投げ返したり噛んだり蹴ったりします。特技は、ダイナミックな寝相です。猫は液体とよく言いますが、あそこまでぐにゃぐにゃになれるんだといつも感心します。あと、特技とはちょっと違いますが、設置された爪研ぎの場所以外ではしないのが偉い!凄い!といつも思います。おやつはフリーズドライのチキンキューブを数粒、最近『ちゅ~る』をいただいたので初めて与えたところ、見た事のない食いつきでした。ペロペロ、ではなくガブガブです!ヒジキは食いしん坊なのといつでもどこでも寝られるのは私に似ていて、毎日きっちりルーティンで生きてるところはパートナーそっくりです。ヒジキに悪さされないようにと、何かを出しっぱなしにできないので家が片付きます!私たちのことは、なかなか居心地いい同居人と思っているようです。大切な家族の一員として目指せ20歳!ーーヒジキさまは本当に愛嬌があって、元野良であってもこの人懐っこさが愛されキャラ100%ですね。鬼ごっこする時はヘルメット持参で伺いましょう。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月22日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第153回目はベンガル猫ミックスのウミ(Umi)さま。自他共に認める甘えん坊な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.153猫さまの話をもっと聞かせて!ウミさまは3歳の女性猫さま。ウミさまが語る自分のこと。パリの北、マレ地区にあるエレベーター無しの古い7階建てのアパルトマンに住んでいます。最上階で天井は低めですが、梁もあって昔ながらの雰囲気が好きです。得意技は狭い窓枠のぎりぎりのところに出て外を眺めること。もうひとつは、玄関を出て上階や下階をパトロールして帰ってくること。人の出入りがあるたびに出かけるのが日課となっています。私は朝からお腹が空いて飼い主達を起こしに行くことはしません。誰かがモゾモゾ動き出したら近寄って行き、気を引くためウロウロし始めて、誰かがキッチンに入ったらミャーミャー鳴き出し、さらに気を引こうと手当たり次第いろんなものを床におっことしたりしてご飯ちょうだいアピールをします。食事は白ごはんにおかかやズッキーニの茹でたものが大好きです。チュールも時々いただいています。私の好きな場所はここの家の娘のベッドの上。彼女が出掛けてからはずっと居座っています。あとは椅子の上!体がフィットして落ち着きますね。特に好きなのは段ボールや空き袋。なんでも入りたがります。段ボールやパッケージが気になってしょうがないです。通販で買ってもらった猫用クッションが届いて封を開けて貰っても、クッションには興味なく、そのパッケージのビニール袋の上にずっと寝そべってました。結局、クッションは飼い主の友人の猫のもとに行ってしまったようです。スーツケースも居心地いいですね。開いているとすぐに入り込みます。飼い主はヴィンテージバイヤーなので、この家には古いボタン類がたくさんあって、仕分け、整理などのお手伝いもしています。飼い主から見たウミさまとは。小さい時から家に猫がいました。青春時代から成人してからもずっと猫一筋です。パリに出てからはしばらく犬も飼っていましたが、やっぱり猫ってことで10年くらい前からは猫を飼い続けています。娘の親友が南西地方に引っ越して住んでいるんですが、前に飼っていた猫は彼らがパリにいた時代に紹介してくれて引き取ったんです。その猫が亡くなってしまった後もしばらく色々探していて、同じ家族からの紹介で夏休みのバカンスがてら南西地方まで猫を引き取りに行ったんです。ママ猫はまだ8か月だったか10か月くらいのヤングママでした。品種にこだわりがなかったので、縁があったらどんな猫ちゃんでもいいと思っていました。ウミは寂しがりで超甘えん坊なのにひとりで居たい性格です。また、食いしん坊で盗み食いが超得意!野生的でもあります。あまりに食いしん坊なので、お皿にそのままカリカリをあげるのではなく、クルクル回したらカリカリが出てくるおもちゃを使ったり、突起がたくさんあって工夫しないとカリカリが食べられないお皿などを使ってます。ウミは多分ベンガル猫のハーフなので、正直よくわからないですが、体の割に手足が大きいですね。ウミにとって私の娘は姉妹ってところでしょうか?自分が姉ぐらいに思っている感じかもしれないです。わたしは世話係の目付役くらいに思ってるのかな。なんとなく、ウミは自分のことろ家主と思っている気もします。一家の主人のような存在感ですね。ソファーでひと休みしてると大体ミャーって私の上に乗っかってきます。ゴロゴロして一緒に休むのが嬉しいみたい。パソコン作業をしていると、机の上に乗ってきてスクリーンの前をウロウロし始めます。邪魔だから膝に乗っけてもまたスクリーンの前に立ちはだかって邪魔してくるんです。どの猫も同じでしょうけどね。私の場合、特にお休みの日のない仕事なので、「ウミちゃーん」って捕まえてだっこしたり、お膝に来てくれたら一緒にパソコンしたりって感じです。今まで飼っていた猫と比べると、前の猫は雄猫で、自分から膝に乗ってきたりお布団に入ってきたりはなかったですが、ウミはめちゃ甘えん坊です。猫の品種としての性質かはよくわかりませんが、猫も人間と同じくそれぞれ性格がありますね。ウミとの思い出もたくさんあるのですが、ここにきたばかりの頃、私の腕枕でひと晩中寝てくれたことは忘れられません。ウミは私に安らぎと微笑み、笑いと癒し、愛そのものを与えてくれる存在です。@umiparisienneーー食いしん坊のウミさまは、あまりに食欲旺盛なので飼い主は食べ過ぎには気をつけているとのこと。そして結構な甘えん坊で飼い主をメロメロにしてしまっています。ダンボールや飼い主の集めたボタンや、アクセサリーパーツ類があればおもちゃなんて必要ないようですね。階段の徘徊が趣味なので、アパルトマンの住人達には人気者とのことでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月16日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第153回目は白サバトラのココ(Coco)さまと茶トラのチャイ(Chai)さま。最近新たな仲間が加わった猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.152猫さまの話をもっと聞かせて!ココさまは8歳、チャイさまは3歳、ともに男性猫さまです。ココさまが語る自分のこと。私たちはパリの12区の、遠くにエッフェル塔が見えるアパルトマンに住んでいます。ベランダもあって見晴らしは最高です。天気が良い日にはキャットタワーがベランダに設置されます。全面ネットが張ってあるので、落下する心配はありません。平均的な1日は、ゴハン~寝る~遊ぶ、の毎日です。普段のごはんは、飼い主お手製のズッキーニとターキーのスムージー!特別な日のごはんはターキーの塊をいただきます。チャイはいんげんとかブロッコリーとかの茹で上がりを盗みに行きますね。大好きな居場所は、ここの家の娘、メザニンのベッドや洋服ダンスの中です。お気に入りのおもちゃは、羽根が付いたものや小さなねずみのおもちゃなど。気分に合わせて遊びます。私はおっとりしていて辛抱強くて優しいと言われます。チャイの毛繕いやお世話も任せてください。チャイは蜂とかハエを捕まえることが得意です。実は去年大きな動くおもちゃが仲間入りしました。犬のターカンです。今はもう大きくなったのですが、来たばかりのときは、私の寝床をちゃっかり陣取り、私の魚のおもちゃをボロボロにしてしまいました。チャイはターカンに対してはよくちょっかいを出しています。私はターカンに構われても動じないですよ。でもターカンが来て3匹で楽しい毎日を送っています。飼い主から見たココとチャイさまとは。私は18歳頃に三毛猫を飼った事があります。ココは友人家族から譲り受けたノルマンディー産まれの保護猫。ココの元の飼い主の家の子どもが猫アレルギーと診断されて一緒に生活できなくなって我が家にやってきたのです。実はパリの友人の家にはすでにココの妹がいて、とてもいい猫なのでココも最高な性格の猫だろうということは知っていました。その後、もう1匹飼いたくなっていた時、チャトラの2匹の貰い手を探しているという話がきました。パリの友人に相談してどちらか引き取れないかと話を持ちかけました。私のうちはチャイを、友人一家はポキを飼うことになりました。これで友人の家とは親戚状態?(笑)になりました。チャイは兄でポキは妹です。ココもチャイも北の街からやって来たのです。以前ココと妹のキキを会わせてみようという話になったのですが、全く仲良くはできませんでした。猫っていうのはきょうだいであってもお互いが自立しているっていうことでしょうか?昨年、たまたま犬を飼うことになりました。私の長男が勝手に決めたようです。でも初めて見た時は猫と違った魅力にやられて受け入れることにしました。今では猫2匹、犬1匹の賑やかな生活ですが、本当に癒される毎日です。ーー実はココさまとチャイさまの親戚は我が家なんです。兄弟同士でも猫さまは自立しているので恋しく思ったりはしないようですね。なのでお互い預かることはできません。お互いのヴァカンスの時には代わる代わるお互いの家に行ってお世話をします。兄弟であっても生活習慣の違い?環境の違い?食べ物の違い?かわからないですが、性格もまちまちなきょうだいなのです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月15日小さい子供は、覚えたての言葉や身振り手振りを交えて、人間以外ともコミュニケーションを取ろうとします。茶トラのすずくんと、キジトラのつむぎくんと一緒に暮らす飼い主(@kagisuzu0531)さんのお子さんも、そんな子供の1人。ある日、飼い主さんは、すずくんとつむぎくん、そして1歳の子供が、何やら集まっているところを目撃しました。「猫と1歳児が会議していました」2匹と1人による、とてもカジュアルな会議が行われていたようです…!それぞれ、廊下の角に座り込み、程よい距離感で何やら話し込んでいる様子。飼い主さんには、会議のネタがどんなものだったのかと想像した、大喜利のようなコメントが多数寄せられました。・かわいい会議!『おやつの分け前会議』でしょうか。・議題が『暑さの乗り越え方』で、結論は『涼しいところでゴロゴロ』とか?・すずくんと、つむぎくんが、お子さんと共同で行う『エサ倍増作戦』の会議だったかも。会議の結論がどのようなものだったか、知りたくなりますね…!ちなみに、飼い主さんはYouTubeでも、すずくんとつむぎくんの様子を公開しています。気になる人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月13日猫、辞めたらしいです。そんなコメントともに、愛猫のせつなちゃんの写真をTwitterに投稿した、ざっきぃ(@zakkimerukari)さん。せつなちゃんは、もともと2023年5月に、カラスに襲われていたところを、ざっきぃさんに保護され、そのまま家族の一員になりました。まだ子猫のせつなちゃんですが、すでに猫であることを辞めてしまったとはどういうことなのでしょうか…。まずは、話題を呼んでいる1枚をご覧ください。知っている猫の座り方と、違う…!しゃがんでいるかのような、独特の座り方は、例えるならば『ヤンキー座り』か『体育座り』に似ています。どちらにせよ、猫らしくないポーズに、写真を見た多くの人が驚いた様子。ざっきぃさんの投稿は反響を呼び、たちまちせつなちゃんはネット上で注目を集める存在となりました。・せつなちゃんが「『猫』をするの、疲れちゃった」っていっていそう。・ヤンキー座りならぬ『ニャンキー座り』!・表情もたまらなくかわいい!・「焼きそばパン、買ってこいニャー」っていっているみたいだ。こうした座り方をする猫は、せつなちゃんだけではないようで、コメントでは「我が家もです」と愛猫の写真を投稿している人もいました。一体、なぜこんな座り方をせつなちゃんがしたのかは分かりませんが、今後成長するにつれ、ますます『ニャンキー座り』の貫禄が増していくかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年07月10日個体差もありますが、基本的に動物は食べるのが大好き。み・ちこ(@michiko_fever)さんの愛猫であるねこたろうくんも例外ではなく、いつもおいしそうにご飯を食べるのだとか。そんなねこたろうくんには、お気に入りの一品があるそうです。それは、リッチなおやつではなく…『猫草』。猫が好んで食べるイネ科のペットプラントを、通称『猫草』と呼びます。腸の動きを活発にするほか、グルーミングによる毛玉を吐き出させる効果もあるとのこと。猫草を好む猫は、珍しくありません。しかし、ねこたろうくんの猫草に対する熱意は尋常ではないようで…。あまりにも『猫草』が好きすぎる猫腸の動きを活発にする効果があるため、猫草を一気に食べすぎてしまうと、下痢を起こしてしまうことも。そのため、み・ちこさんはほどほどのタイミングで猫草を回収するのですが…ねこたろうくんの猫草に対する愛が強すぎる!その姿は、大好きなお菓子を親に止められた、幼い子供のよう。ねこたろうくんは届かない位置にしまわれた猫草を見つめ、思いを寄せるのでした…。人間には分からない魅力が、猫草にはあるのでしょう。漫画を読んだ猫の飼い主からは「うちの子もマジでこれ!」「目の色の変わりように本当に笑う」といった共感の声が寄せられています。一心不乱で猫草を食べる愛猫を見て、きっと全国の飼い主はこう思ったはず。「猫草、恐るべし」と…![文・構成/grape編集部]
2023年07月10日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第150回目はキジトラのリリ(Lili)さまの登場です。本当は甘ったれな女番長猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.150猫さまの話をもっと聞かせて!リリさまは8歳の女性猫さまです。リリさまが語ります。私はパリ郊外の庭付き一軒家に住んでいます。毎朝8時ピッタリに飼い主を起こします。それから庭にバーっと元気よく出て行き、草をかじります。その間、飼い主が朝ごはんの準備をします。朝ごはんを半分食べたら、再び外に出てパトロール開始。この家を挟んだ両隣のお庭がテリトリーです。無事にパトロール終了後は朝ごはんの残りを全部食べます。日中、暖かい日はお庭で日向ぼっこをしてくつろぎます。寒い日は外に出ず、ソファーやラジエーター前の自分のベッドで昼寝します。夜ごはんは19時。1時間前くらいからソワソワしてカリカリのお皿の前でスタンバイ。30分前からはゴハン、ゴハン~!!と猛烈な催促をします。毎晩、飼い主のお風呂のつきあいもします。浴槽の隣の小さな椅子に座って、一緒にあったまります。眠くなると、飼い主にフミフミするためにお腹の上に乗ります。フミフミは必ず飼い主の左側の脇下でするというマイルールがあります。たまに間違えて右脇下で始めると、はっ!と気がついて左側に戻ります。飼い主達の帰りが遅く、ひとりで留守番をする時は、2階の道路側がよく見える高い窓から外をのぞき、ふたりの帰りを待ちます。帰りがわかると玄関に走って降りて、ドアが開くと、必ずゴロ~ンと長く伸びてお迎えします。お帰りの儀式で、必ず全身ナデナデしてもらわないと、何度もゴロ~ンして催促します。普段のごはんはシリアルフリーの無添加のものです。カリカリが大好きで、一瞬で全部食べてしまうので、食べにくくて食べるのに時間がかかる容器で食べています。特別な日のごはんは日本の鰹節。お水で湿らせたものを少しだけもらえます。鰹節はその匂いだけで興奮してしまうほど大好き!外にいても鰹節の袋をシャカシャカされると飛んで戻って来ます。おやつは猫用ドライささみ。棚に入り込んで、固いプラスチックを破って中身を全部食べてしまった事もあるぐらい好きなんです。天気が良くて暖かい日は、お庭にある草むらに隠れて昼寝します。飼い主のお腹の上が好きなので、私が行きたがっているとわかると飼い主はわざわざソファーに横になります。特技は木登り。運動能力抜群で、軽々と木に登り塀をつたい、パトロールをしています。そして外では獲物を見つけて咥えて持ち帰ります。飼い主から見たリリさまとは。子猫を探していた時、フランスの動物保護団体のサイトで生後3か月リリの写真に運命を感じ里親に応募しました。しかし、リリはフランス海外県のレユニオン島で保護されて、まだパリには着いていないと言われビックリ。2週間後、レユニオン島から12時間飛行機に乗り我が家までやって来ました!実家ではずっと犬を飼っていて犬派だったのが、夫の影響で今や完全な猫派。リリちゃんが初めての猫さんです。リリはとても頭がよい、地域の女猫番長。テリトリー意識が強くて、他の猫を絶対に自分の庭には入れさせません!実はリリちゃんが来る前は、我が家の庭はさまざまな猫さんたちの溜まり場だったのに、見事に全て追い払ってしまいました(多頭飼いの夢は崩れた)。庭の奥で猫の物凄い威嚇した声が聞こえたら、それは大体リリちゃんが自分の庭に近づこうとする猫にケンカを売っています…。そのくせ、人間の来客者には人見知りで遠慮がち。でも、私達夫婦には甘ったれで可愛い声でたくさんお喋りをする優しい子です。そのギャップが魅力的です。夜は外には出しませんが、日中は外に出るせいか、オモチャよりも本物の動物の獲物に興味があるらしく、小鳥、ミミズ、ネズミを獲ってきては貢いでくれます。嗚呼!私達夫婦には子どもがいないので、リリは子どもと同じなのです。私のお腹の上で完全無防備で心からリラックスして寝ている姿は本当に可愛くて可愛くて…。ゴーイングマイウエイなところが私に似ている気がします。私のことはママ&相棒でしょうか。リリが赤ちゃんの時はお母さんと思われている気がしていましたが、最近は立場逆転な時もあり、私を見守ってくれている気もします。毎回バカンスは必ずリリちゃんも一緒に連れて行きます。私達夫婦とリリちゃんで車に乗って3人?で、フランス各地のいろいろな場所に滞在してきました。赤ちゃんの時からバカンスに常に連れて行っているので、今やリリは立派なバカンス猫さんに成長。車中もずっと寝ているし、毎回違うバカンス用の借家に着いても慣れたもので、直ぐに自分のお気に入りの場所を見つけて寛ぎます。リリとのバカンスは毎回最高の思い出です。猫さまは人生の達人!教えていただいた人生の極意とは。1.どんな時もゴハンは美味しく食べること。2.何かあったらとりあえず寝て忘れること。3.遊ぶ時は本気で遊ぶこと。4.好奇心を忘れないこと。5.常に身だしなみキチンとすること。6.固まったら、時々思いっきり伸びをしてみること。7.好きな事は絶対あきらめないこと。8.自分に正直な事。8.常にミステリアスな部分があること。9.過去・未来は考えず今を生きること。10.愛する人を心から信頼すること。ーーお庭が大好きなリリさまは今日もパトロール中。とても居心地の良い家と花が咲く庭、大好きな木、リリさまにとってはパラダイスのようですね。そして今日もお届け物が…獲物はなんでしょうか?著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月08日猫のわらびちゃん、ぼんちゃん、のりちゃんと、犬のあん子ちゃんと暮らす、飼い主(@matsugorookoku)さん。飼い主さんは、ある日、テーブルの上に座る猫たちを撮影しました。撮り終わった後、写真を見返し、こうツッコんでしまったそうです。「ドリルすな」飼い主さんがなぜそうツッコんだのか…Twitterに投稿されたこちらの写真を見れば、お分かりいただけるでしょう!真ん中に座るぼんちゃんの顔が、思い切りブレてしまっています…!きっと、飼い主さんが写真を撮影する際、身震いをしてしまったのでしょう。高速で回転するドリルのような見た目に、ジワジワと笑いが込み上げます!ついぼんちゃんに目を奪われますが、左にいるのりちゃんも、右にいるわらびちゃんも自由。のりちゃんは胸元を毛づくろいし、わらびちゃんは真ん中のぼんちゃんのニオイを嗅いでいるようです。自由すぎる3匹の写真には、「目が回らないのかしら…!」「こんなの笑う」「吉本新喜劇のネタを思い出した」と、多くの人が笑顔になりました!また、飼い主さんは、3匹との暮らしをYouTubeでも公開しています。中には、子猫だったのりちゃんの成長記録がありました。先住猫と先住犬である3匹とどう慣れ親しんでいったかが垣間見れる、心癒される動画です。気になる人はぜひご覧ください![文・構成/grape編集部]
2023年07月05日フランス在住のカメラマン、松永学さんによるフランスの猫さま紹介!第148回目はトラ猫のフィフィ(Fifi)さまの登場です。夏のバカンスはブルゴーニュで過ごす猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.148猫さまの話をもっと聞かせて!フィフィさまは10歳の女性猫さまです。フィフィさまが語ります。私はパリの街を見下ろすシュレンヌの丘の上にあるアパートの最上階の5階で、家族5人に愛されまくって過ごしています。夏のバカンスはブルゴーニュの家の庭で過ごしています。普段のごはんは、パテとカリカリ。特別な日のごはんは、飼い主が唐揚げ用に鶏肉の骨を外している時にありつける生鶏肉。おやつは、これも飼い主が肉や魚をさばいているときに出る切り落とし。季節によってジビエなどにもありつけます。好きな居場所は洋服の上。とりわけ飼い主のブラジャーに乗っかる頻度が高いです。大好きなおもちゃはスーパーボール!投げてもらうと咥えて戻っていきます。靴下を丸めて投げてもらうとジャンプしてキャッチします。びっくりするほど人間に寄り添うので、犬のようと家族からは言われています。飼い主から見たフィフィさまとは。フィフィは、ブルゴーニュにある夫の母方の実家で、シャロレ牛の牛舎で生まれました。私は生まれてからほぼずっと猫のいる家に暮らしています。フィフィは私と似ていると思います。やっぱり女性同士ですね!フィフィは家族のそれぞれと、親密な関係にあります。マジで美人です。ブルゴーニュの家に住んでいた時には、庭にアンゴラウサギも飼っていました。そのウサギとフィフィとの追いかけっこが、まるでサバンナのライオンの狩りのようでスリリングで最高でした!フィフィは田舎の家に行くと、今でもモグラの子どもや野ネズミ、トカゲなどを捕まえては、私たちに自慢します。その野生さとは裏腹に、まるで子犬のように家族好きで、今も私の隣にいます。フィフィから、私たちの生活に安らぎと愛情をいっぱいもらっています。3人の子どもたちは、ブルゴーニュ時代からフィフィとずっと一緒に育っています。彼女には、人間には退化してしまった野生の第六感のような測定不可な能力が確かにあって、私たち家族とつながっていると確信しています。ーーフィフィさまは牛舎で生まれたせいか、他の動物と共存するのが得意そうです。食事もなかなかのソバージュ系で、生魚、生肉とジビエまで召し上がるグルメ猫さまです。いつもはパリ近郊で過ごし、夏はブルゴーニュの家でバカンス生活する、絵に描いたようなフレンチ猫さまでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月01日持ち前の体の柔らかさで、軽やかな身のこなしを見せる猫。しばしば「猫は液体」といわれることもあるほどです。ある日、飼い主(@tsukune216)さんと暮らす猫のつくねちゃんが、『ある場所』にすっぽりとはまっていました。一体、どこにはまっていたのでしょうか…こちらの写真をご覧ください。ソファにうつ伏せで寝ている飼い主さんの右腕あたりにできた、わずかなスペースにキュッと座り込んだのです。その様子が、パズルゲームの『テトリス』のように見えた飼い主さんは、「猫ってテトリスが上手だよね」とコメント。つくねちゃんの写真には、7万件以上の『いいね』とともに、さまざまな声が寄せられました。・ネコリス…!・ぴったりフィット!かわいい!・お前…消えるのか…?・確かに。猫は心のすき間も埋めてきやがる。『テトリス』の場合、ブロックがうまくはまると消えますが、つくねちゃんは消えてほしくないですね…!ちなみに、つくねちゃんと、同じく飼い主さんと暮らす猫のひまりちゃんの様子は、YouTubeでも見ることができます。気になった人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月01日自由気ままでマイペースなところが魅力の猫。そのつかみどころのなさに夢中になる人も多いでしょう。マツガサキ エチゴ(m_echigo)さんは、そんな猫の魅力がたっぷりつまった写真をInstagramに投稿するカメラマン。癒やされる姿からクスッと笑ってしまう瞬間まで、数多くの猫たちを撮影しています。撮影された3匹の『猫カメラマン』マツガサキさんの投稿の中でも、ひときわ目立っていたのがカメラマンさながらの猫。まず1枚目は、カメラの設定を確認中なのでしょうか…。真剣なまなざしでカメラを触っています。三脚にのったカメラに手をかける姿がまさにプロ顔負けの佇まいですね! この投稿をInstagramで見る マツガサキ エチゴ@お外の猫写真家(@m_echigo)がシェアした投稿 そして2枚目は、カメラにヒジをかけ、片方の前脚を上げた猫カメラマンが。「こっちを見てね~」と合図しているかのようで、ベテランカメラマンそのものの風格ですね! この投稿をInstagramで見る マツガサキ エチゴ@お外の猫写真家(@m_echigo)がシェアした投稿 最後は、まるで客待ち中のひと時を映したような1枚。お客さんは来ないようで、もうそろそろ店じまいの時間かもしれませんね。 この投稿をInstagramで見る マツガサキ エチゴ@お外の猫写真家(@m_echigo)がシェアした投稿 ベテラン感を見せつけた3匹の『猫カメラマン』たちには、国内外から驚きの声が集まっていました。・最高です。・観光地にいる記念写真を撮ってくれるカメラマンにしか見えないのよ。・かわいすぎるカメラニャン。・えー!この子たちはもう人間ですよね!?職業カメラマンで間違いなし。こんなかわいらしいカメラマンに撮ってもらえるなら、自然な笑顔ができそうですよね。猫好きにはたまらないでしょう。まるでおとぎ話の中のような世界を見せてくれた『猫カメラマン』たちに、ぜひ一度撮ってもらいたいですね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年06月30日「猫よけとは」そんなひと言とともに、1枚の写真をTwitterに投稿したのは、3匹の愛猫と一緒に暮らしているネコランド(@NEKOLAND13)さん。3匹のうちの1匹である、ラガマフィンのエマちゃんの行動に、思わずツッコミを入れてしまったようです。猫よけのトゲをよける猫に「違う、そうじゃない」ネコランドさんは、自宅の水槽の上に猫たちが登らないように、『猫よけ』などと呼ばれるトゲがついたマットを設置していました。マットを敷いておけば、猫がトゲを嫌がって近付かないはず。しかし、エマちゃんには効果がないようで…。『猫よけ』を、よけてはいるけども…!なんとエマちゃんは、マットの下に潜り込んでいたのです。確かにトゲをよけているのですが、本来期待している『猫よけ』の効果は発揮されていません…。他の2匹は絶対に水槽の上に乗らないそうなので、ネコランドさんは、もはやエマちゃんが「猫ではないから通用しないのでは」と疑いをかけていました。エマちゃんの行動には、多くの人が笑ってしまったようです。・え、そっち?頭いいな。・笑った。逆転の発想だね!・違う、そうじゃない…!・布団みたいにしていてかわいい。なおネコランドさんは、YouTubeでも猫たちとの日常を公開しています。普段からおてんばな姿を見せている猫たちの様子が気になるという人は、チェックしてみてください![文・構成/grape編集部]
2023年06月30日旅先で出会った猫を写真に収めている、町田奈穂(@naho_umineko)さん。SNSでは、世界中で撮影した猫の写真を公開しています。町田さんが撮影する猫は、実に表情豊か。猫のクスッと笑える瞬間を切り取ったものから、凛とした美しい姿まで、さまざまです。猫の撮影の『裏側』に、11万超の『いいね』猫を魅力的に撮影する秘訣は、きっと猫好きであれば、誰もが知りたいところ。撮影の裏には、一体どんな秘訣が隠されているのでしょうか…。2023年6月29日、町田さんは撮影の『裏側』を公開しました。なんと、猫が町田さんがかまえるカメラのレンズ部分にすっぽり!なんとも素敵な撮影の『裏側』は反響を呼び、11万件を超える『いいね』が寄せられました。・かわいすぎます…!やばい…!・かわいいけど、写真家にとっては苦笑いかも!?・これは、猫の写真を撮っている人にとって、最高の写真ですね。ここまで猫から距離を近付けてくるのは、町田さんに対して警戒心を抱いていないからこそなのでしょう。町田さんが猫の自然体の魅力を引き出せるのは、こうした心の距離を近付けることにあるのかもしれません。また、猫との愛らしいやり取りを経て撮影しているのだと想像すると、作品の鑑賞もより一層楽しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月30日中川政七商店から、ほしよりこの人気コミック「きょうの猫村さん」とのコラボレーションアイテムが登場。奈良の工芸「かや織」を使ったベビーアイテムが、2023年7月5日(水)に発売される。中川政七商店×「きょうの猫村さん」のベビーアイテム累計売上19万枚を超えるヒットを記録した「猫村さんのかや織ふきん」に続く第2弾コラボレーションとなる今回は、ベビーアイテムがラインナップ。風は通しても蚊は通さない「かや織」の生地を重ねて洗いをかけることで、まるで猫のようにふわふわとした肌当たりの良さに仕上げている。スタイやブルマパンツなど全4種類展開アイテムは、かや織生地とガーゼ生地を重ね合わせた「猫村さんのかや織スタイ」、丸みがあり愛らしいシルエットの「猫村さんのかや織ブルマパンツ」、バスタオルとしても使える「猫村さんのかや織ケット」、口を拭くための小さなふきん「猫村さんのかや織お口ふきん」の全4種類。いずれも生地の特性から速乾性が高く、こまめに洗濯をしても繰り返し清潔に使えるのが嬉しいポイントだ。愛すべき猫村さん全46柄をランダムにほしよりこによる描き下ろしイラストは、物語の幕開けとなる「子猫時代の猫村さん」と、育児に励む「家政婦の猫村さん」の2つにフィーチャー。時に人間らしく時に猫らしい、愛すべき猫村さんのイラスト全46柄がランダムにあしらわれている。中川政七商店 渋谷店に「猫村商店」のアイテムが集結また、「きょうの猫村さん」のグッズを取り扱う公式ショップ「猫村商店」のアイテムが一堂に会する企画展「猫村商店 in 中川政七商店」が、7月5日(水)から28日(金)まで中川政七商店 渋谷店にて開催される。商品情報■中川政七商店×「きょうの猫村さん」コラボレーション第2弾ベビーアイテム発売日:2023年7月5日(水)取扱店舗:中川政七商店 全国の直営店、公式オンラインショップ展開アイテム:・「猫村さんのかや織スタイ」2,640円・「猫村さんのかや織ブルマパンツ」4,510円・「猫村さんのかや織ケット」5,720円・「猫村さんのかや織お口ふきん」660円■「猫村商店 in 中川政七商店」期間:7月5日(水)〜7月28日(金)場所:中川政七商店 渋谷店
2023年06月25日